JPH1132014A - 信号処理装置および方法、並びに伝送媒体 - Google Patents
信号処理装置および方法、並びに伝送媒体Info
- Publication number
- JPH1132014A JPH1132014A JP9174055A JP17405597A JPH1132014A JP H1132014 A JPH1132014 A JP H1132014A JP 9174055 A JP9174055 A JP 9174055A JP 17405597 A JP17405597 A JP 17405597A JP H1132014 A JPH1132014 A JP H1132014A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing
- band
- signal
- decoding
- monitoring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10L—SPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
- G10L19/00—Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
- G10L19/02—Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis using spectral analysis, e.g. transform vocoders or subband vocoders
- G10L19/0212—Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis using spectral analysis, e.g. transform vocoders or subband vocoders using orthogonal transformation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Computational Linguistics (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
Abstract
や、複数のタスクが同時に走っているときなどにおいて
も、実時間再生を途切れなく継続させることができるよ
うにする。 【解決手段】 復号化処理監視部61は、復号化部52
の復号化状態を監視し、復号処理に余裕がなくなってき
たとき、処理帯域制御部62を介して、復号化部52を
制御し、最も低い周波数帯域の復号化処理だけを実行さ
せる。復号化部52の処理に余裕があるとき、復号化部
52は、低い周波数帯域だけではなく、高い周波数帯域
の復号化処理も実行するように制御される。
Description
び方法、並びに伝送媒体に関し、特に、いわゆる高能率
符号化によって帯域を複数個に分割し、符号化されたデ
ィジタルデータを入力信号とし、復号化段階でそれら分
割された帯域を1つに合成して出力する信号処理装置お
よび方法、並びに伝送媒体に関する。
符号化の手法には種々あるが、例えば、時間軸上の音響
信号等をブロック化しないで、ディジタルフィルタを通
して複数の周波数帯域に分割して符号化する非ブロック
化周波数帯域分割方式である、帯域分割符号化(サブ・
バンド・コーディング:SBC)や、時間軸の信号を周波
数軸上の信号に変換(スペクトル変換)して複数の周波
数帯域に分割し、各帯域毎に符号化するブロック化周波
数帯域分割方式、いわゆる変換符号化等を挙げることが
できる。また、上述の帯域分割符号化と変換符号化とを
組み合わせた高能率符号化の手法も考えられており、こ
の場合には、例えば、上記帯域分割符号化で帯域分割を
行った後、各帯域毎の信号を周波数軸上の信号にスペク
トル変換し、このスペクトル変換された各帯域毎に符号
化が施される。
PQF(Polyphase Quadrature Filter)がある。ICASSP 8
3, BOSTON Polyphase Quadrature filters-A New Subba
nd Coding Technique,Joseph H. Rothweilerに、等バ
ンド幅のフィルタ分割手法が述べられている。
例えば、入力音響信号を所定単位時間(フレーム)でブ
ロック化し、ブロック毎に離散フーリエ変換(DFT)、
コサイン変換(DCT)、モディファイドDCT変換(MDCT)
等を行うことで、時間軸を周波数軸に変換するようなス
ペクトル変換がある。MDCTについては、ICASSP 1987,Su
bband/Transform Coding,Using Filter Bank Designs B
ased on Time DomainAliasing CancellationJ.P.Prince
n A.B.Bradley Univ. of Surrey Royal Melbourne I
nst.of Tech.に述べられている。
よって帯域毎に分割された信号を量子化することによ
り、量子化雑音が発生する帯域を制御することができ、
マスキング効果などの性質を利用して、聴覚的により高
能率な符号化を行なうことができる。また、ここで量子
化を行なう前に、各帯域毎に、例えばその帯域における
信号成分の絶対値の最大値で正規化を行なうようにすれ
ば、さらに高能率な符号化を行なうことができる。
化する周波数分割幅としては、例えば人間の聴覚特性を
考慮した帯域分割が行われる。すなわち、一般に臨界帯
域(クリティカルバンド)と呼ばれている高域程帯域幅
が広くなるような帯域幅で、音響信号を複数の帯域(例
えば25バンド)に分割することがある。また、この
時、各帯域毎のデータを符号化する際、各帯域毎に所定
のビット配分、或いは、各帯域毎に適応的なビット割当
て(ビットアロケーシヨン)による符号化が行われる。
タをビットアロケーシヨンによって符号化する際、各ブ
ロック毎のMDCT処理により得られる各帯域毎のMDCT係数
データに対して、適応的な割当てビット数で符号化が行
われることになる。ビット割当手法としては、次の2手
法が知られている。
ics,Speech,and Signal Processing,vol.ASSP-25,No.4,
August 1977.には、各帯域毎の信号の大きさをもとに、
ビット割当を行う方式が開示されている。この方式で
は、量子化雑音スペクトルが平坦となり、雑音エネルギ
ーが最小となるが、聴感覚的にはマスキング効果が利用
されていないために実際の雑音感は最適ではない。
der,--digital encoding of the perceptual requireme
nts of the auditory systemM.A.Kransner MIT.には、
聴覚マスキングを利用することで、各帯域毎に必要な信
号対雑音比を得て、固定的なビット割当を行なう手法が
述べられている。しかしこの手法では、サイン波入力で
特性を測定する場合でも、ビット割当が固定的であるた
めに、特性値がそれほど良い値とならない。
当に使用できる全ビットが、各小ブロック毎にあらかじ
め定められた固定ビット割当パターン分と、各ブロック
の信号の大きさに依存したビット配分を行なう分に分割
使用され、その分割比を入力信号に関係する信号に依存
させ、上記信号のスペクトルが滑らかなほど、上記固定
ビット割当パターン分への分割比率を大きくする高能率
符号化装置が提案されている。
に、特定のスペクトルにエネルギーが集中する場合に
は、そのスペクトルを含むブロックに多くのビットを割
り当てる事により、全体の信号対雑音特性を著しく改善
することができる。一般に、急峻なスペクトル成分をも
つ信号に対して人間の聴覚は極めて敏感であるため、こ
のような方法を用いる事により、信号対雑音特性を改善
することは、単に測定上の数値を向上させるばかりでな
く、聴感上、音質を改善するのに有効である。
くの方法が提案されており、さらに聴覚に関するモデル
が精緻化され、符号化装置の能力があがれば、聴覚的に
みてより高能率な符号化が可能になる。
されたデータの復号化を実現するためには、信号のサン
プル値をそのまま用いる場合と比較して多大な演算処理
を必要とする。特に、扱う信号が高域成分を含み、広い
帯域にわたっている場合には、扱うべきスペクトル成分
数が多くなる上、サンプリング周波数も高くなるので、
必要な時間当たりの演算量は大きなものとなってしま
う。従って、ある一定の量の音楽信号を復号化しなが
ら、同時にその復号化された波形信号を再生する、いわ
ゆる実時間再生(以下、実時間再生という言葉はこの意
味で用いる)を行わせようとした場合、この復号化処理
を行うプロセッサには非常に高い演算処理能力が必要と
なる。もし演算処理能力が低いプロセッサを使用する
と、実時間再生に復号化が追いつかず、再生する音楽の
連続性が保たれなくなる。
コンピュータ等でこの復号化処理を行わせると、プロセ
ッサが他のタスクの処理に時間をとられてしまうため、
単位時間当たりにプロセッサがこの復号化処理を行う時
間が少なくなってしまい、上記と同様、実時間再生がで
きなくなってしまう。
ものであり、使用されるプロセッサの演算処理能力を復
号化プログラムで測定し、演算処理能力が低い場合に
は、復号化処理を必要な帯域でのみ行うことによって処
理を簡易化し、信号の実時間再生を実現するものであ
る。
時間再生処理のみを実行している場合と比べてプロセッ
サの総処理量がある程度以上大きくなり、実時間再生が
困難になるような場合に、プロセッサの総処理量を常時
監視しておき、その総処理量に応じて復号化処理を必要
な帯域でのみ行うように切り替えることによって処理を
簡易化し、信号の実時間再生を実現させる。
理装置は、周波数成分に分解して符号化された符号を復
号化する周波数成分復号化手段と、周波数成分復号化手
段によって得られた周波数成分から波形信号を合成する
波形信号合成手段と、周波数成分復号化手段の処理状態
を監視する処理状態監視手段と、処理状態監視手段の監
視結果に対応して、波形信号合成手段において合成する
波形の処理帯域を制御する処理帯域制御手段とを備える
ことを特徴とする。
成分に分解して符号化された符号を復号化する周波数成
分復号化ステップと、周波数成分復号化ステップによっ
て得られた周波数成分から波形信号を合成する波形信号
合成ステップと、周波数成分復号化ステップの処理状態
を監視する処理状態監視ステップと、処理状態監視ステ
ップの監視結果に対応して、波形信号合成ステップにお
いて合成する波形の処理帯域を制御する処理帯域制御ス
テップとを備えることを特徴とする。
に分解して符号化された符号を復号化する周波数成分復
号化ステップと、周波数成分復号化ステップによって得
られた周波数成分から波形信号を合成する波形信号合成
ステップと、周波数成分復号化ステップの処理状態を監
視する処理状態監視ステップと、処理状態監視ステップ
の監視結果に対応して、波形信号合成ステップにおいて
合成する波形の処理帯域を制御する処理帯域制御ステッ
プとを備えるプログラムを伝送することを特徴とする。
された信号を周波数成分に分解する分解手段と、分解手
段によって分解された周波数成分の信号を符号化する符
号化手段と、符号化手段の処理状態を監視する処理状態
監視手段と、処理状態監視手段の監視結果に対応して、
分解手段において分解する周波数の処理帯域を制御する
処理帯域制御手段とを備えることを特徴とする。
された信号を周波数成分に分解する分解ステップと、分
解ステップによって分解された周波数成分の信号を符号
化する符号化ステップと、符号化ステップの処理状態を
監視する処理状態監視ステップと、処理状態監視ステッ
プの監視結果に対応して、分解ステップにおいて分解す
る周波数の処理帯域を制御する処理帯域制御ステップと
を備えることを特徴とする。
た信号を周波数成分に分解する分解ステップと、分解ス
テップによって分解された周波数成分の信号を符号化す
る符号化ステップと、符号化ステップの処理状態を監視
する処理状態監視ステップと、処理状態監視ステップの
監視結果に対応して、分解ステップにおいて分解する周
波数の処理帯域を制御する処理帯域制御ステップとを備
えるプログラムを伝送することを特徴とする。
は、処理帯域制御手段が、処理状態監視手段の監視結果
に対応して、波形信号合成手段において合成する波形の
処理帯域を制御する。
項9に記載の伝送媒体においては、処理帯域制御ステッ
プで、処理状態監視ステップでの監視結果に対応して、
波形信号合成ステップにおいて合成する波形の処理帯域
を制御する。
は、分解手段が、入力された信号周波数成分に分解し、
符号化手段が、分解手段によって分解された周波数成分
の信号を符号化する。そして、処理状態監視手段が、符
号化手段の処理状態を監視し、処理帯域制御手段が、処
理状態監視手段の監視結果に対応して、分解手段におい
て分解する周波数の処理帯域を制御する。
求項18に記載の伝送媒体においては、分解された周波
数成分の信号が符号化され、その符号化の処理状態が監
視される。そして、その監視結果に対応して、分解する
周波数の処理帯域が制御される。
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。
成分に分解して符号化された符号を復号化する周波数成
分復号化手段(例えば、図10の符号列復号回路11)
と、周波数成分復号化手段によって得られた周波数成分
から波形信号を合成する波形信号合成手段(例えば、図
10の波形信号合成回路13)と、周波数成分復号化手
段の処理状態を監視する処理状態監視手段(例えば、図
10の復号化処理監視部61)と、処理状態監視手段の
監視結果に対応して、波形信号合成手段において合成す
る波形の処理帯域を制御する処理帯域制御手段(例え
ば、図10の処理帯域制御部62)とを備えることを特
徴とする。
号合成手段は、入力された信号を逆スペクトル変換する
逆スペクトル変換手段(例えば、図5の逆スペクトル変
換回路31−1乃至31−4)と、逆スペクトル変換手
段の出力を合成する帯域合成手段(例えば、図5の帯域
合成フィルタ32)とを備えることを特徴とする。
された信号を周波数成分に分解する分解手段(例えば、
図14の周波数成分分解回路1)と、分解手段によって
分解された周波数成分の信号を符号化する符号化手段
(例えば、図14の符号列生成回路3)と、符号化手段
の処理状態を監視する処理状態監視手段(例えば、図1
4の符号化処理監視部101)と、処理状態監視手段の
監視結果に対応して、分解手段において分解する周波数
の処理帯域を制御する処理帯域制御手段(例えば、図1
4の処理帯域制御部102)とを備えることを特徴とす
る。
手段は、入力された信号を周波数帯域毎に分割する分割
手段(例えば、図4の帯域分割フィルタ21)と、分割
手段により分割された周波数帯域毎の信号をスペクトル
変換するスペクトル変換手段(例えば、図4のスペクト
ル変換回路22−1乃至22−4)とを備えることを特
徴とする。
て、図面を参照にしながら説明する。
に示すように、MDCT等のスペクトル変換によって得られ
たスペクトル成分に分解される。各スペクトル係数は所
定のバンド(この図1の例では[1]から[9]のバン
ド)毎にまとめられ、正規化処理が施される。ここで、
正規化処理とは、各バンドにおけるスペクトル係数の最
大の絶対値によって決定される正規化係数によって各ス
ペクトル係数を割ることを言う。
係数が、与えられたビット数で再量子化される。このビ
ット数の与え方は、入力信号にかかわらず一定であって
もよいし、マスキング等を考慮して、入力信号に依存し
て求められたものであってもよい。正規化処理を施すこ
とによって、レベルの低い周波数成分のみからなるバン
ド内のスペクトル係数を、少ないビット数で効率良く再
量子化することが可能である。再量子化のためのビット
数を少なくすることで元の信号を圧縮することができ
る。
ック図を示したものである。符号化装置に入力された音
響信号は、周波数成分分解回路1により、図1に示すよ
うに、周波数成分信号に分解される。周波数成分信号
は、正規化量子化回路2によって、一定の帯域毎に正規
化および再量子化が施され、その後、符号列生成回路3
によって、量子化精度情報、正規化係数情報、正規化お
よび量子化された周波数成分情報(スペクトル係数)が
符号列に変換される。
明に係わる復号化装置の実施の形態のブロック図を示し
たものである。入力された符号列は符号列復号回路11
により量子化精度情報、正規化係数情報、正規化および
量子化された周波数成分情報(スペクトル係数)に復
号、分離され、逆量子化逆正規化回路12に送られ、そ
こで周波数成分信号が生成される。生成された周波数成
分信号は波形信号合成回路13に送られ、波形信号に変
換されて出力される。
波数成分分解回路1としては、上述のDFT、DCT、MDCT等
のスペクトル変換回路を用いても良いし、あるいは帯域
分割フィルタを用いても良いが、図4に示すように、帯
域分割フィルタとスペクトル変換回路を組み合わせたも
のであっても良い。
波形信号は帯域分割フィルタ21によって4つの周波数
帯域f1乃至f4に分割される。f1乃至f4は、この順番
に低い周波数からの帯域の信号を表す。これらの信号は
帯域分割フィルタ21への入力波形信号の1/4の帯域
幅になっており、各々のサンプリングレートは入力波形
信号の1/4になっている。従って、これらの信号をス
ペクトル変換するスペクトル変換回路22−1乃至22
−4は、実際には入力信号を直接スペクトル変換する場
合の1/4の変換長で、同一の周波数分解能を得ること
ができる。
応する波形信号合成回路13の実施の形態を示すもので
ある。この波形信号合成回路13の逆スペクトル変換回
路31−1乃至31−4への4つの入力は、それぞれ図
4のスペクトル変換回路22−1乃至22−4の出力に
対応している。逆スペクトル変換回路31−1乃至31
−4は入力信号を逆スペクトル変換して出力する。逆ス
ペクトル変換回路31−1乃至31−4の出力のサンプ
リングレートは、図4のスペクトル変換回路22−1乃
至22−4への入力と同一である。これらの帯域の信号
を帯域合成フィルタ32が合成することによって波形信
号を再生することができる。
フィルタ21または図5の帯域合成フィルタ32の構成
例を示したもので、図6のQPF41は、入力信号を高域
信号f4、中高域信号f3、中低域信号f2、低域信号f1
に4分割する。図7のIQPFは、高域信号f4、中高域信
号f3、中低域信号f2、低域信号f1を入力とし、それ
らを合成して出力する。このようにPQF41またはIPQF
42を使用して帯域分割フィルタ21または帯域合成フ
ィルタ32を構成することより、帯域分割後にサンプリ
ングレートを低くしたために生じるエイリアシングの影
響をキャンセルすることができる。
号化された音響信号を、上述の復号化装置を用いて復号
化し、再生する場合について考える。多くの音響信号に
おいて、重要な信号成分は特定の帯域、特に低域に集中
している。もちろん、より高域の信号成分が再生されれ
ば、音質が向上し、より臨場感のある音響信号が得られ
るが、人の話す声を聞いたり、音楽をBGMとして流すな
どの用途では、その再生される音質に高いクォリティが
要求されないため、低域の信号のみを再生するだけでも
十分であることが多い。
信号を復号化し再生するには、元の波形信号サンプルを
そのまま再生する場合と比較して多大の処理が必要とな
る。そのため、復号化処理を行いながらその復号化され
たデータを即時に再生する実時間再生を行いたい場合、
復号化処理に演算処理能力が低いプロセッサを用いたと
きや、パーソナルコンピュータなどでソフトウエアによ
る復号化を行っている際に、複数のタスクが同時に走っ
ている状態のときには、復号化が再生に追いつかなくな
る。そこで、以下に示す方法で、プロセッサが全帯域に
わたる音楽信号を復号化することが可能かどうかを常時
監視し、もし、使用したプロセッサの演算処理能力が低
かったり、あるいは同時に複数のタスクが走っていてプ
ロセッサへの負荷が大きく、全帯域にわたる音楽信号を
復号化することが困難であると判断したときに、簡易的
に低域の信号のみを復号化するように処理を切り替える
ことによって、音声の実時間再生を途切れなく継続させ
る。
復号化される毎にそのデータを再生する、実時間再生の
実現方法について詳述する。
生システムのブロック図を示す。符号化データ記憶部5
1に保持されている符号化データは、上述の高能率符号
化装置によって符号化されたデータである。符号化デー
タ記憶部51は、ハードディスク、フロッピーディス
ク、CD-ROM等の記憶メディアであってもいいし、パーソ
ナルコンピュータに内蔵されたRAMであってもかまわな
い。ただし、RAMである場合は、RAM上に符号化データを
書き込む動作が図8の前工程として加わることになる。
より符号化データを取り出し、復号化処理を行う。復号
化部52は、図3の符号列復号回路11、逆量子化逆正
規化回路12、および波形信号合成回路13を1つにま
とめたものである。ここで、復号化部52で取り出され
る符号化データは、復号化処理を行うために適当な一定
量ずつが取り出されるが、符号化データ記憶部51に記
憶された全データ量がこの一定量未満の場合には、一度
に全てのデータを取り出すことになる。
データは、順次、復号化データ保持部53に供給され、
保持される。そして、保持されるごとにカウンタ54に
よって、データ量をカウントしていき、復号化データ保
持部53に復号化データが一杯になったところで、復号
化データ保持部53に保持された全てのデータが、音楽
信号出力装置55内の再生データ記憶部56に送られ
る。同時に、カウンタ54のカウント値を0に初期化す
る。
間再生を実行するためにデータの書き込み、読み出しが
頻繁に行われるため、それらを高速に行えるように通常
は半導体によるRAMが用いられるが、十分高速にデータ
の読み書きができるならば、ハードディスク等のメディ
アを用いてもかまわない。また再生データ記憶部56
は、音楽信号出力装置55で固定的にアドレスが定めら
れたRAM上の一部分である。
アナログの音楽信号に変換し出力するための、D/A変換
器、アンプ、スピーカを含んでおり、ディジタル音楽信
号を再生データ記憶部56から読み込み、音楽信号とし
てスピーカから出力する。
データを全部復号化し、再生し終わるまで繰り返すこと
によって、実時間での復号化再生を実現できる。
ッサの演算処理能力が低かったり、複数のタスクが同時
に走っていてプロセッサが復号化処理を行う時間が短く
なると、図8における復号化部52での処理に時間がか
かり、復号化データ保持部53へのデータの格納が遅く
なる。すると、再生データ記憶部56へのデータ転送が
滞り、音楽信号出力部57が再生すべきデータがなくな
り、音声が途切れてしまうことになる。
図8の復号化部52に、復号化処理監視部61と処理帯
域制御部62を追加する。復号化処理監視部61、処理
帯域制御部62以外の構成は、図8と同等である。復号
化処理監視部61は、例えば以下のような方法で復号化
処理の処理状況を監視する。
化データ記憶部51から新たにデータを取り込んだ時点
から、そのデータを復号化し終わって、復号化データ保
持部53に書き込むまでの時間を計測する。ここで計測
された時間等、実時間再生を継続することができるかど
うかを常時監視するためのデータが復号化部52から復
号化処理監視部61に供給される。ここで、符号化デー
タ記憶部51からは、一定単位量毎に符号化データを取
り込むため、取り込み1回分のデータが、復号化された
後、何秒分の音響信号に変換されるかが一意に定まる。
響信号高能率符号化技術ATRACを例に挙げれば、1回の
取り込みにつき、212バイトのデータを符号化データ
記憶部51から復号化部52に取り込む。この212バ
イトのデータは、復号化処理されることにより、11.
6ミリ秒のステレオ音響信号に変換される。
し始めてから復号化し終わるまでの時間を計測すること
により、その時点、その環境での復号化に要する時間が
わかる。この復号化に要する時間は、プロセッサの演算
処理能力や、同時に走っているタスクの数や重さに依存
して変化する。一方、これに対して、その復号化された
データの音響信号としての再生時間はあらかじめ決まっ
ているため、復号化に要する時間の、当該データの音響
信号としての再生時間に対する割合が分かる。以下、こ
の割合のことを復号化処理時間割合と呼ぶ。
超えていれば、音響信号の再生より復号化に時間がかか
ることになり、実時間再生は不可能である。
未満でも100%に近ければ、復号化と再生時間がほと
んど同じということであり、OSからの割り込みや、別の
タスクの実行など、プロセッサへの負荷が増える要因が
別に生じた際、実時間再生の継続は困難となる。一方、
この復号化処理時間割合が100%より十分小さけれ
ば、音響信号の再生に対して、復号化処理は余裕を持っ
て行われており、実時間再生が余裕を持って実現され
る。
上述したような、プロセッサへの負荷が増える要因が生
じ、もしこの復号化処理時間割合が100%に近くなっ
て、実時間再生の継続が困難になったと判断されたとき
は、処理帯域制御部62に対して、処理帯域変更の要求
が出力され、処理帯域制御部62によって、全帯域での
復号化処理から、帯域を狭め、低い帯域のみの復号化処
理へと処理を簡易化する。こうしてプロセッサへの負荷
を下げることによって、復号化にかかる時間を短くす
る。
境とし、復号化処理にかかる時間が当該音響信号再生時
間の50%を超えていなければ、プロセッサにかかる復
号化処理の負荷は小さいものとし、復号化処理は全ての
帯域で行う。一方、復号化処理にかかる時間が、当該音
響信号再生時間の50%を超えていれば、プロセッサに
は、全ての帯域での復号化処理を余裕を持って継続する
能力が足りなくなったものとし、復号化処理を一番低い
帯域でのみ行うことにより処理を簡易化する。処理を簡
易化することにより、全ての帯域での復号化処理が困難
となった場合でも、音質は劣化するが実時間再生を途切
れることなく継続することができる。
ず、例えば、カウンタ54のカウントが0になると同時
に計測を始め、符号化データ保持部53にデータを満た
し終わるまでを計測してもよい。
したが、実時間再生に対する安定性などの観点から、別
の数値を設定してもかまわない。
った場合に一番低い帯域のみに制限することを例で示し
たが、これに限らず、帯域制限を数個の段階に分け、プ
ロセッサへの負荷の大きさに応じて、複数段階に帯域を
狭めるような方法をとっても構わない。以下に、これに
ついて説明する。
理監視部61、処理帯域制御部62を抜き出し、さら
に、復号化部52を、図3に示すように、符号列復号回
路11、逆量子化逆正規化回路12、および波形信号合
成回路13で構成した場合を示している。
によって符号化されたデータを入力信号として受けと
り、正規化および量子化されたスペクトル係数を復元す
るための情報を逆量子化逆正規化回路12に送る。復号
化処理監視部61は復号化処理状況を、上記のようにあ
る一定量の符号列を復号化する時間を計測することによ
って監視する。そのため、監視データが、符号列復号回
路11と波形信号合成回路13から復号化処理監視部6
1に供給される。監視データから上記のように実時間再
生の可能性を判断して、もし処理を簡易化する必要があ
るときは、復号化処理監視部61は、処理帯域制御部6
2に対して、復号化処理を簡易化するように指示を出
す。それを受けて処理帯域制御部62は、逆量子化逆正
規化回路12と波形信号合成回路13を制御し、復号化
処理を簡易化させる。
理監視部61の指示から、復号化処理すべき帯域を計算
し、逆量子化逆正規化回路12および波形信号合成回路
13の処理が必要な帯域での処理だけになるように制御
を行う。例えば、図5の逆スペクトル変換回路31−1
乃至31−4を、プロセッサへの負荷の大きさに応じ
て、負荷が大きいときは、スペクトル変換回路31−2
乃至31−4の3つとも省略し、負荷がそれほど大きく
はないが、実時間再生には余裕がないなどというときに
はスペクトル変換回路31−1,31−2のみを用い
る、あるいは、スペクトル変換回路31−1のみを用い
るなどとする。
以上のときは、実時間再生するための余裕がないため、
低域のみを復号化する。復号化処理時間割合が50%乃
至75%のときは、少し余裕があるため、低域と中低域
を復号化する。復号化処理時間割合が25%乃至50%
のときは、更に余裕があるため、低域、中低域、中高域
を復号化する。復号化処理時間割合が25%未満のとき
は、実時間再生のために、プロセッサの演算処理能力は
十分余裕があるため、全帯域の復号化を行う。このとき
のフローチャートを図11に示す。
符号列復号回路11で、符号列の復号処理を行い、ステ
ップS2において、逆量子化逆正規化回路12で、符号
列復号回路11の出力したスペクトル信号の逆量子化お
よび逆正規化処理を行う。
処理監視部61は、符号列復号回路11と波形信号合成
回路13の出力をモニタし、復号化処理時間割合が75
%未満、50%未満、または25%未満のいずれである
かを判定する。
きは、ステップS9に進み、復号化処理監視部61は、
処理帯域制御部62を介して、逆量子化逆正規化回路1
2と波形信号合成回路13を制御し、低域の逆スペクト
ル変換処理だけを実行させる。復号化処理時間割合が7
5%から50%の間である場合には、ステップS8とス
テップS9において、中低域の逆スペクトル変換処理
と、低域の逆スペクトル変換処理が実行される。復号化
処理時間割合が50%と25%の間である場合には、ス
テップS7乃至ステップS9において、中高域の逆スペ
クトル変換処理、中低域の逆スペクトル変換処理、およ
び低域の逆スペクトル変換処理が行われる。さらに、復
号化処理時間割合が25%未満である場合には、ステッ
プS6乃至ステップS9において、高域の逆スペクトル
変換処理、中高域の逆スペクトル変換処理、中低域の逆
スペクトル変換処理、および低域の逆スペクトル変換処
理が実行される。
プS10において、帯域合成フィルタ32により、帯域
合成処理が実行される。
いう数字を挙げて説明したが、これに限らず、実時間再
生を途切れることなく継続できるように、システムに最
適な数値を選べばよい。
で、例えば同時に走っているタスクのいくつかを終了さ
せた場合など、当該音響信号再生時間に対して復号化処
理に要する時間がかなり短くなった場合は、プロセッサ
に復号化処理を行う余裕ができたと判断して、再度、簡
易復号化処理から全帯域での復号化処理へ戻すことも考
えられる。図12にこの場合のフローチャートを示す。
て、復号化処理時間割合が測定され、ステップS22に
おいて、その時間が75%未満であるか否かが判定され
る。復号化処理時間割合が75%以上である場合には、
処理は終了される。復号化処理時間割合が75%未満で
ある場合には、ステップS23において、50%乃至7
5%の間の値であるか否かが判定される。これらの間の
値である場合には、ステップS24に進み、低域のみを
復号化処理中である否かが判定され、低域のみを復号化
処理中である場合には、ステップS25に進み、中低域
と低域の復号化処理に変更される。ステップS24にお
いて、低域のみを復号化処理中ではないと判定された場
合には、ステップS25の処理はスキップされる。
割合が50%乃至75%の間の値ではないと判定された
場合、ステップS26に進み、復号化処理時間割合が2
5%乃至50%の間の値であるか否かが判定される。復
号化処理時間割値が25%乃至50%の間の値である場
合には、ステップS27に進み、中低域と低域を復号化
処理中である否かが判定され、復号化処理中である場合
には、ステップS28に進み、中高域、中低域、および
低域の復号化処理に変更される。ステップS27におい
て、中低域と低域を復号化処理中ではないと判定された
場合、ステップS28の処理はスキップされる。
割合が25%乃至50%の間ではないと判定された場
合、結局、復号化処理時間割合は25%未満ということ
になるので、ステップS29に進み、中高域、中低域、
および低域を復号化処理中であるか否かが判定され、復
号化処理中である場合にはステップS30に進み、全体
域での処理に変更される。ステップS29において、中
高域、中低域、および低域を復号化処理中ではないと判
定された場合、ステップS30の処理はスキップされ
る。
換の部分のみ帯域によって処理することが示されている
が、もちろん、図11の、ステップS10の帯域合成フ
ィルタ処理においても処理を簡略化することが可能であ
る。
た場合を例にとって説明したが、もちろん、離散フーリ
エ変換(DFT)や離散コサイン変換(DCT)等を使用する
場合にも本発明の方法を適用することができる。さら
に、このような特別なスペクトル変換を使用せずにフィ
ルタによって帯域分割をした後、符号化する場合にも本
発明の方法を適用することが可能である。
の帯域をとった場合について説明を行ったが、この他に
も、例えば、実際の信号レベルの大きい帯域のみを処理
するようにすることも可能である。しかし、既に述べた
ように、例えば、通常の音響信号等では低域側に重要な
信号成分が分布しており、低域側のみ常に処理するよう
な構成にすることによって、簡単な構成で大きな効果を
上げることができる。
・復号化する場合に関して説明を行なったが、本発明の
方法は他の種類の信号を処理する場合にも有効である。
しかし中でも、低域に重要な情報が集中している音響信
号や画像信号に適用するとその効果が大きい。また本発
明の方法は、もちろん多チャネルの音響信号に対しても
適用可能である。
の復号化に要する時間を計測し、その値からプロセッサ
の負荷を対応づけて復号化処理を簡易にするかどうかの
判断基準としたが、これに限らず、例えば、Windows95
(商標)等のOSから供給される「プロセッサの使用率」
を用いることも考えられる。「プロセッサの使用率」
は、随時更新されるプロセッサへの負荷情報で、この数
値データをプログラムから監視し、この数値データがあ
る値以上になったときに、プロセッサには過大な負荷が
かかっており、実時間再生を余裕をもって継続すること
が不可能になった、と判断して復号化処理を簡易にする
という構成にしてもよい。この場合のブロック図を図1
3に示す。
ロセッサ使用率情報取得部82が、CPU81の出力する
プロセッサの使用率情報を取得し、その取得結果に対応
して、処理帯域制御部62を制御する。このように、復
号化部52の処理状態は、それを直接監視しなくても、
CPU81の出力から、間接的に、監視することができ
る。
て説明したが、信号符号化側においても同様の処理を行
うことが可能である。図14は、この場合の構成例を表
している。この構成例は、信号復号側の図10の構成例
に対応している。
部101は、周波数成分分解回路1と符号列生成回路3
の出力をモニタし、周波数成分分解回路1に入力される
信号の時間長(再生した場合の時間長)に対応する符号
列生成回路3の符号化に要する時間の割合としての符号
化処理時間割合を監視する。そして、その符号化処理時
間割合に対応して、処理帯域制御部102を制御し、処
理帯域制御部102により周波数成分分解回路1、正規
化量子化回路2、および符号列生成回路3を制御させる
ようになされている。
化処理時間割合が充分小さく、例えば25%以下である
とき、図4に示す周波数成分分解回路1のスペクトル変
換回路22−1乃至22−4の全てに、スペクトル変換
処理を実行させる。その結果、周波数成分分解回路1の
出力は、図1に示すようになる。すなわち、帯域1乃至
帯域9のスペクトラムが出力される。
路1の出力を正規化量子化し、これを符号列生成回路3
に出力する。符号列生成回路3は、入力されたスペクト
ル成分を符号列に変換する。その結果、符号列生成回路
3は、1ブロック分の符号列として、例えば図15に示
すようなデータを出力する。図15に示すように、この
データには、量子化精度情報数、量子化精度情報、正規
化係数情報、およびスペクトル係数情報が含まれてい
る。図1の例の場合、周波数帯域は9個に区分されてい
るため、量子化精度情報と正規化係数情報は、それぞれ
各帯域に対応して9個ずつ存在する。その結果、量子化
精度情報数は、この例の場合、9個とされている。ま
た、スペクトル係数としては、帯域1乃至帯域4は、そ
れぞれ4個のスペクトルを有し、帯域5乃至帯域8は、
それぞれ8個のスペクトルを有し、帯域9は、16個の
スペクトルを有しているため、合計64個のスペクトル
係数が配置されている。
は、符号化処理時間割合が、例えば75%以上である場
合、処理時間に余裕がないので、周波数成分分解回路1
のスペクトル変換回路22−1乃至22−4のうち、ス
ペクトル変換回路22−1だけを動作させる。その結
果、周波数成分分解回路1の出力は、図16に示すよう
になる。すなわち、帯域1乃至帯域4のスペクトラムだ
けが出力される。
で正規化量子化され、符号列生成回路3で符号化され、
出力される。その結果、符号列生成回路3は、図17に
示すようなデータを出力する。
帯域は4個であるので、量子化精度情報数は、4とさ
れ、量子化精度情報と正規化係数情報は、それぞれ4個
配置されている。また、帯域1乃至帯域4のスペクトラ
ムの数は、それぞれ4個であるため、スペクトル係数
は、16個存在する。
て、4個の段階で、スペクトル変換処理を行うようにす
る場合の処理例を表している。この処理は、上述した復
号側における図11の処理に対応している。
プS41において、周波数成分分解回路1の帯域分割フ
ィルタ21で、入力された信号を、低域、中低域、中高
域、および高域の4個の周波数帯域の信号に分割させ
る。次にステップS42乃至S44において、符号化処
理監視部101は、符号化処理時間割合が75%以上、
75%乃至50%、50%乃至25%、または25%未
満のいずれであるかを判定する。
5%以上であると判定された場合、ステップS48に進
み、符号化処理監視部101は、処理帯域制御部102
を介して、周波数成分分解回路1のスペクトル変換回路
22−1乃至22−4を制御し、スペクトル変換回路2
2−1だけにスペクトル変換処理を実行させる。
割合が75%乃至50%の間の値であると判定された場
合、ステップS47とステップS48において、符号化
処理監視部101は、処理帯域制御部102を介して、
周波数成分分解回路1のスペクトル変換回路22−1乃
至22−4を制御し、スペクトル変換回路22−1とス
ペクトル変換回路22−2だけを動作させる。すなわ
ち、低域のスペクトル変換と中低域のスペクトル変換だ
けを実行させる。
割合が50%乃至25%の間の値であると判定された場
合、ステップS46乃至S48において、スペクトル変
換回路22−1乃至22−4のうち、スペクトル変換回
路22−1乃至22−3が動作される。すなわち、この
場合、低域、中低域、および中高域のスペクトル変換処
理が実行される。
処理時間割合が25%未満であると判定された場合、ス
テップS45乃至ステップS48において、スペクトル
変換回路22−1乃至22−4の全てが動作状態とさ
れ、高域、中高域、中低域、および低域のスペクトル変
換処理が実行される。
された信号が、ステップS49で、正規化量子化回路2
により正規化量子化された後、ステップS50で、符号
列生成回路3により符号化され、符号列が生成される。
て、帯域分割フィルタ21による処理を制御するように
した場合、符号化処理時間割合が変化した場合には、そ
の変化した符号化処理時間に対応する符号化処理(スペ
クトル変換処理)に戻すようにすることができる。この
処理例が図19に示されている。この図19の処理例
は、復号化側における図12に示した処理に対応してい
る。
プS61において、符号化処理監視部101が符号化処
理時間割合を測定する。ステップS62において、その
符号化処理時間割合が75%未満であるか否かが判定さ
れる。符号化処理時間割合が75%以上である場合、特
に処理は行われない(符号化処理は変更されない)。
ステップS62において判定された場合、ステップS6
3に進み、その値が75%乃至50%の間の値であるか
否かが判定される。符号化処理時間割合が75%乃至5
0%の間の値であると判定された場合、ステップS64
に進み、現在、周波数成分分解回路1において低域のみ
を符号化処理中であるか否かが判定される。すなわち、
符号化処理監視部101は、スペクトル変換回路22−
1だけが現在動作中であるか否かを判定する。低域のみ
が符号化処理中である場合には、ステップS65に進
み、符号化処理監視部101は、処理帯域制御部102
を介して、周波数成分分解回路1を制御し、スペクトル
変換回路22−1に加えて、スペクトル変換回路22−
2も動作させ、低域の符号化処理に加えて、中低域の符
号化処理も実行させる。
の符号化処理中ではないと判定された場合、ステップS
65の処理はスキップされる。
割合が75%乃至50%の間の値ではないと判定された
場合、すなわち、符号化処理時間割合が50%未満であ
ると判定された場合、ステップS66に進み、符号化処
理監視部101は、符号化処理時間割合が50%乃至2
5%の間の値であるか否かを判定する。符号化処理時間
割合が50%乃至25%の間の値である場合には、ステ
ップS67に進み、現在符号化処理中であるのは低域と
中低域であるか否かを判定する。現在、低域と中低域の
符号化処理中である場合には、ステップS68に進み、
符号化処理監視部101は、処理帯域制御部102を介
して、周波数成分分解回路1を制御し、スペクトル変換
回路22−1,22−2に加えて、スペクトル変換回路
22−3も動作させる。すなわち、低域と中低域の符号
化処理に加えて、中高域の符号化処理も実行させる。
低域のみを符号化処理中ではないと判定された場合、ス
テップS68の処理はスキップされる。
割合が50%乃至25%の間の値ではないと判定された
場合、すなわち、符号化処理時間割合が25%未満であ
ると判定された場合、ステップS69に進み、符号化処
理監視部101は、現在、中高域、中低域、および低域
だけを符号化処理中であるか否かを判定する。現在、中
高域、中低域、および低域だけを符号化処理中である場
合には、ステップS70に進み、符号化処理監視部10
1は、処理帯域制御部102を介して、周波数成分分解
回路1を制御し、スペクトル変換回路22−1乃至22
−3に加えて、スペクトル変換回路22−4も動作させ
る。これにより、低域、中低域、中高域のスペクトル変
換だけでなく、高域のスペクトル変換も実行されるよう
になる。
中低域、および低域だけを符号化処理中ではないと判定
された場合、ステップS70の処理はスキップされる。
符号列生成回路3をモニタすることで、符号化処理の処
理状態を検出するようにしたが、符号化処理を管理する
CPUの使用率から、この判定を行うようにしてもよい。
図20は、この場合の処理例を表している。この図20
の構成例は、復号化側における図13に示した構成例に
対応している。
号化処理を管理するCPU111が例えばWindows95をOSと
している場合、「プロセッサの使用率」を出力するの
で、プロセッサ使用率情報取得部112で、この情報を
取得し、その情報に対応して処理帯域制御部102を制
御すれば、上述した場合と同様の処理を実行することが
できる。
示すように、量子化精度情報数を出力するようにした場
合においては、復号化側において、図21に示すよう
に、処理帯域制御部62で、この量子化精度情報数を取
得し、その取得結果に対応して、処理帯域制御部62
で、符号列復号回路11、逆量子化逆正規化回路12、
および波形信号合成回路13を制御させるようにするこ
とができる。すなわち、図9または図10に示した実施
の形態の場合、復号化側において独自に復号する帯域を
制御するようにしたのであるが、図21の実施の形態の
場合、符号化側の情報(量子化精度情報数)に対応し
て、復号帯域の制御が行われる。
理時間割合を測定し、その測定結果に対応して符号化処
理する帯域を変更するようにすると、図14に示す符号
列生成回路3の出力するデータは、例えば図22に示す
ように、量子化精度情報数が9の状態から、8と6の状
態を介して、4の状態に変化する。この変化があまりに
急であると、その符号列を復号した音声を聴取する聴者
に違和感を与えることになる。そこで、各帯域における
変換処理を少なくとも一定時間ずつ継続するようにし
て、徐々に量子化精度情報数9の状態から量子化精度情
報数4の状態に変化させるようにすることができる。図
23は、この場合の処理例を表している。
精度情報数は9であるので、ステップS81において、
符号化処理監視部101は、量子化精度情報数に8を設
定させる。そして、ステップS82に進み、現在の量子
化精度情報数が8であるか否かを判定する。いまの場
合、量子化精度情報数は8であるので、ステップS83
に進み、データ取り込み処理が実行される。そして、ス
テップS84において、帯域分割フィルタ処理が実行さ
れ、ステップS85で、スペクトル変換処理が実行され
る。すなわち、符号化処理監視部101は、処理帯域制
御部102を介して、周波数成分分解回路1の帯域分割
フィルタ21にデータを取り込ませ、それまで(量子化
精度情報数=9の状態のとき)全て動作状態とされてい
たスペクトル変換回路22−1乃至22−4のうち、高
域のスペクトル変換回路22−4の動作を中止させ、ス
ペクトル変換回路22−1乃至22−3だけを動作状態
とさせる。
85でスペクトル変換された信号の正規化および量子化
処理が実行される。すなわち、正規化量子化回路2は、
周波数成分分解回路1より出力された中高域、中低域、
および低域のスペクトル信号を、正規化および量子化す
る。
生成処理が実行される。すなわち、符号列生成回路3
は、正規化量子化回路2より出力されたデータを符号化
し、符号列を生成する。
理監視部101は、予め設定してある一定時間長(再生
時間としての時間長)のデータが変換されたか否かを判
定し、まだ一定時間長分の変換処理が終了していないと
判定された場合、ステップS83に戻り、それ以降の処
理を繰り返し実行する。そして、ステップS88におい
て、一定時間長分の変換処理が終了したと判定された場
合、ステップS89に進み、符号化処理監視部101
は、量子化精度情報数に6を設定する。
化精度情報数が8であるか否かを判定する。いまの場
合、量子化精度情報数は6であり、8ではないから、ス
テップS90に進み、量子化精度情報数が6であるか否
かを判定する。いまの場合、量子化精度情報数は6であ
るから、ステップS91に進み、データ取り込み処理が
実行され、ステップS92において、帯域分割フィルタ
処理が実行される。さらに、ステップS93において、
量子化精度情報数6でスペクトル変換処理が実行され
る。
理帯域制御部102を介して、周波数成分分解回路1
の、それまで動作されていたスペクトル変換回路22−
1乃至22−3のうち、スペクトル変換回路22−3の
動作を中止させ、スペクトル変換回路22−1とスペク
トル変換回路22−2の動作だけを継続させる。
回路2で、周波数成分分解回路1の出力するスペクトル
信号の正規化および量子化処理が行われ、ステップS9
5で、符号列生成回路3により、符号列生成処理が実行
される。
情報数=6の変換処理が一定時間長分だけ実行されたか
否かが判定され、まだ一定時間長分の変換処理が行われ
ていないと判定された場合には、ステップS91に戻
り、それ以降の処理が繰り返し実行される。ステップS
96において、一定時間長分の変換処理が終了したと判
定された場合、ステップS97に進み、符号化処理監視
部101は、量子化精度情報数に4を設定する。
化精度情報数が8であるか否かが判定される。いまの場
合、量子化精度情報数は4であるから、ステップS82
において、NOの判定が行われ、さらにステップS92
においても、NOの判定が行われる。そして、ステップ
S98に進み、データ取り込み処理が実行され、ステッ
プS99で、帯域分割フィルタ処理が実行される。さら
に、ステップS100では、量子化精度情報数4でスペ
クトル変換処理が実行される。
01は、処理帯域制御部102を介して、周波数成分分
解回路1を制御し、それまで動作状態とされていたスペ
クトル変換回路22−2,22−1のうち、スペクトル
変換回路22−2の動作を停止させ、スペクトル変換回
路22−1だけを動作状態とする。
量子化回路2により、周波数成分分解回路1の出力する
スペクトル信号の正規化および量子化処理が行われ、ス
テップS102で、符号列生成回路3により、符号列の
生成処理が実行される。
態から量子化精度情報数=4の状態に移行するのに、量
子化精度情報数=8または6の状態の変換処理が一定時
間長分だけ順次行われるので、その時間を所定の値に設
定しておくことで、移行時に聴者に違和感を与えること
が抑制される。
数が徐々に小さくなる場合について説明したが、量子化
精度情報数が徐々に大きくなる場合にも同様の処理を実
行することができる。
について説明したが、復号化側においても同様の処理を
実行することができる。図24は、この場合の処理例を
表している。
化処理監視部61は、現在、図5に示す波形信号合成回
路13の逆スペクトル変換回路31−1乃至31−4の
全てが動作状態とされている4/4帯域の復号化処理が
実行されているので、これを3/4帯域の復号化処理に
変更する。ステップS112において、現在設定されて
いる復号化処理の帯域が3/4であるか否かを判定す
る。いまの場合、設定されている復号化処理の帯域は3
/4であるから、ステップS113に進み、データ取り
込み処理が実行され、ステップS114において、符号
列の復号処理が実行される。
帯域制御部62を介して、符号列復号化回路11を制御
し、入力されたデータを取り込ませ、復号処理を実行さ
せる。
ル信号の逆量子化および逆正規化処理が実行される。す
なわち、逆量子化逆正規化回路12は、符号列復号化回
路11より出力されたスペクトル信号の逆量子化処理と
逆正規化処理を実行する。さらに、ステップS116に
おいて、波形信号合成回路13により、3/4帯域にお
ける逆スペクトル変換処理が実行される。すなわち、復
号処理監視部61は、処理帯域制御部62を介して、波
形信号合成回路13を制御し、それまで(4/4帯域の
復号化処理が設定されているとき)動作状態とされてい
た逆スペクトル変換回路31−1乃至31−4のうち、
逆スペクトル変換回路31−4の動作を中止させ、逆ス
ペクトル変換回路31−1乃至31−3だけを動作状態
とさせる。
成フィルタ32により、帯域合成フィルタ処理が実行さ
れる。すなわち、帯域合成フィルタ32は、逆スペクト
ル変換回路31−1乃至31−3より供給される信号を
合成し、出力する。
定されている一定時間長分の変換処理が終了したか否か
が判定され、終了していない場合には、ステップS11
3に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。ステ
ップS118において、一定時間長分の変換処理が終了
したと判定された場合、ステップS119に進み、復号
化処理監視部61は、復号化処理の帯域の設定を2/4
に設定する。
されている復号化処理の帯域が3/4であるか否かが判
定される。いまの場合、設定されている帯域は2/4で
あるので、ステップS120に進む。ステップS120
においては、設定されている復号化処理の帯域が2/4
であるか否かが判定される。いまの場合、設定されてい
る帯域は2/4であるので、ステップS121に進み、
データ取り込み処理が実行され、ステップS122で、
符号列の復号処理が実行される。ステップS123で
は、スペクトル信号の逆量子化および逆正規化処理が実
行され、ステップS124で、2/4帯域での逆スペク
トル変換処理が実行される。さらに、ステップS125
においては、帯域合成フィルタ処理が実行される。
1は、処理帯域制御部62を介して、波形信号合成回路
13を制御し、それまで(復号化処理の帯域の設定が3
/4であるとき)動作状態とされていた逆スペクトル変
換回路31−1乃至31−3のうち、逆スペクトル変換
回路31−3の動作を中止させ、逆スペクトル変換回路
31−1と31−2だけを動作状態とさせる。すなわ
ち、低域の逆スペクトル変換処理と中低域の逆スペクト
ル変換処理だけを実行させる。帯域合成フィルタ32
は、この低域と中低域の信号成分を合成し、出力する。
分の変換処理が終了したか否かが判定され、まだ一定時
間長分の変換処理が終了していなければ、ステップS1
21に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。ス
テップS126において、一定時間長分の変換処理が終
了したと判定された場合、ステップS127に進み、復
号化処理監視部61は、復号化処理の帯域を1/4に設
定する。
されている復号化処理の帯域が3/4であるか否かが判
定される。いまの場合、設定されている帯域は1/4で
あるので、NOの判定が行われ、ステップS120にお
いても、NOの判定が行われる。そして、ステップS1
28に進み、データ取り込み処理が実行され、ステップ
S129で、符号列の復号処理が実行され、さらに、ス
テップS130では、スペクトル信号の逆量子化および
逆正規化処理が実行される。また、ステップS131
で、1/4帯域での逆スペクトル変換処理が実行され
る。
1は、処理帯域制御部62を介して、波形信号合成回路
13を制御し、それまで(復号化処理帯域が2/4に設
定されているとき)動作状態とされていた逆スペクトル
変換回路31−1と31−2のうち、逆スペクトル変換
回路31−2の動作を中止させ、逆スペクトル変換回路
31−1だけを動作状態とさせる。その結果、低域の逆
スペクトル変換処理だけが実行される。
から1/4帯域の変換処理に移行するとき、その間の3
/4帯域と2/4帯域の変換処理が、一定時間長分ず
つ、順次行われるので、聴者が帯域の変換時に違和感を
覚えることが抑制される。
域を徐々に狭くする場合だけでなく、徐々に広くする場
合にも、応用することが可能である。
サへの負荷を監視し、その大きさに応じて符号化、また
は復号化を簡易化するようにしたが、本発明はこれに限
らない。例えばバッテリ駆動している機器で符号化、ま
たは復号化処理を行っているときに、バッテリの残量が
少なくなると、低電力時対応となってプロセッサの動作
が簡略化される場合があり、このときも演算処理能力が
低下することによって、実時間再生が不可能になる可能
性がある。従って、バッテリの残量を監視し、残量が少
なくなって実時間再生に支障が出たときに、符号化、ま
たは復号化を簡易化するように処理を切り替えることも
考えられる。
行するプログラムをユーザに伝送する伝送媒体には、磁
気ディスク、CD-ROMなどの情報記録媒体よりなる伝送媒
体の他、インターネット、デジタル衛星などのネットワ
ークよりなる伝送媒体も含まれる。
装置、請求項8に記載の信号処理方法、および請求項9
に記載の伝送媒体によれば、周波数成分復号の処理状態
を監視し、その監視結果に対応して、波形信号合成処理
における処理帯域を制御するようにしたので、実時間再
生を途切れなく継続させることができる。
請求項17に記載の信号処理方法、および請求項18に
記載の伝送媒体によれば、入力された信号を周波数成分
に分解し、分解された周波数成分の信号を符号化し、そ
の符号化状態を監視し、その監視結果に対応して、分解
する周波数の処理帯域を制御するようにしたので、実時
間符号化を途切れなく継続させることが可能となる。
図である。
ある。
ロック図である。
ロック図である。
ロック図である。
ロック図である。
態の構成を示すブロック図である。
テムの実施の形態の構成を示すブロック図である。
ロック図である。
ーチャートである。
ーチャートである。
ステムの別の実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。
ク図である。
図である。
する図である。
図である。
ーチャートである。
フローチャートである。
形態の構成例を示すブロック図である。
ロック図である。
る。
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
符号列生成回路, 11 符号列復号回路, 12 逆
量子化逆正規化回路, 13 波形信号合成回路, 2
1 帯域分割フィルタ, 22−1乃至22−4 スペ
クトル変換回路, 31−1乃至31−4 逆スペクト
ル変換回路, 32 帯域合成フィルタ, 51 符号
化データ記憶部, 52 復号化部, 53 復号化デ
ータ保持部, 54 カウンタ, 55 音楽信号出力
装置, 56 再生データ記憶部, 57 音楽信号出
力部, 61 復号化処理監視部, 62 処理帯域制
御部, 101 符号化処理監視部, 102 処理帯
域制御部
Claims (18)
- 【請求項1】 周波数成分に分解して符号化された符号
を復号化する周波数成分復号化手段と、 前記周波数成分復号化手段によって得られた周波数成分
から波形信号を合成する波形信号合成手段と、 前記周波数成分復号化手段の処理状態を監視する処理状
態監視手段と、 前記処理状態監視手段の監視結果に対応して、前記波形
信号合成手段において合成する波形の処理帯域を制御す
る処理帯域制御手段とを備えることを特徴とする信号処
理装置。 - 【請求項2】 前記処理帯域制御手段は、前記周波数成
分復号化手段の処理が基準より遅くなったとき、高域側
の帯域の波形の処理を省略することを特徴とする請求項
1に記載の信号処理装置。 - 【請求項3】 前記処理帯域制御手段は、前記処理状態
監視手段の監視結果に対応して、波形の処理帯域を多段
階に変化させることを特徴とする請求項1に記載の信号
処理装置。 - 【請求項4】 前記処理帯域制御手段は、前記処理状態
監視手段の監視結果に対応して、波形の処理帯域を第1
の段階から第2の段階に変化させるとき、前記第1の段
階と第2の段階の間の段階の処理を、少なくとも所定の
時間分だけ実行することを特徴とする請求項3に記載の
信号処理装置。 - 【請求項5】 前記波形信号合成手段は、 入力された信号を逆スペクトル変換する逆スペクトル変
換手段と、 前記逆スペクトル変換手段の出力を合成する帯域合成手
段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の信号処
理装置。 - 【請求項6】 前記処理状態監視手段は、一定量の入力
符号を復号化するのにかかる時間を監視することを特徴
とする請求項1に記載の信号処理装置。 - 【請求項7】 各種の動作を制御するプロセッサをさら
に備え、 前記処理状態監視手段は、前記プロセッサの使用率を監
視することを特徴とする請求項1に記載の信号処理装
置。 - 【請求項8】 周波数成分に分解して符号化された符号
を復号化する周波数成分復号化ステップと、 前記周波数成分復号化ステップによって得られた周波数
成分から波形信号を合成する波形信号合成ステップと、 前記周波数成分復号化ステップの処理状態を監視する処
理状態監視ステップと、 前記処理状態監視ステップの監視結果に対応して、前記
波形信号合成ステップにおいて合成する波形の処理帯域
を制御する処理帯域制御ステップとを備えることを特徴
とする信号処理方法。 - 【請求項9】 周波数成分に分解して符号化された符号
を復号化する周波数成分復号化ステップと、 前記周波数成分復号化ステップによって得られた周波数
成分から波形信号を合成する波形信号合成ステップと、 前記周波数成分復号化ステップの処理状態を監視する処
理状態監視ステップと、 前記処理状態監視ステップの監視結果に対応して、前記
波形信号合成ステップにおいて合成する波形の処理帯域
を制御する処理帯域制御ステップとを備えるプログラム
を伝送することを特徴とする伝送媒体。 - 【請求項10】 入力された信号を周波数成分に分解す
る分解手段と、 前記分解手段によって分解された周波数成分の信号を符
号化する符号化手段と、 前記符号化手段の処理状態を監視する処理状態監視手段
と、 前記処理状態監視手段の監視結果に対応して、前記分解
手段において分解する周波数の処理帯域を制御する処理
帯域制御手段とを備えることを特徴とする信号処理装
置。 - 【請求項11】 前記処理帯域制御手段は、前記周波数
成分復号化手段の処理が基準より遅くなったとき、高域
側の帯域の波形の処理を省略することを特徴とする請求
項10に記載の信号処理装置。 - 【請求項12】 前記処理帯域制御手段は、前記処理状
態監視手段の監視結果に対応して、波形の処理帯域を多
段階に変化させることを特徴とする請求項10に記載の
信号処理装置。 - 【請求項13】 前記処理帯域制御手段は、前記処理状
態監視手段の監視結果に対応して、波形の処理帯域を第
1の段階から第2の段階に変化させるとき、前記第1の
段階と第2の段階の間の段階の処理を、少なくとも所定
の時間分だけ実行することを特徴とする請求項12に記
載の信号処理装置。 - 【請求項14】 前記分解手段は、 入力された信号を周波数帯域毎に分割する分割手段と、 前記分割手段により分割された周波数帯域毎の信号をス
ペクトル変換するスペクトル変換手段とを備えることを
特徴とする請求項10に記載の信号処理装置。 - 【請求項15】 前記処理状態監視手段は、一定量の入
力信号を符号化するのにかかる時間を監視することを特
徴とする請求項10に記載の信号処理装置。 - 【請求項16】 各種の動作を制御するプロセッサをさ
らに備え、 前記処理状態監視手段は、前記プロセッサの使用率を監
視することを特徴とする請求項10に記載の信号処理装
置。 - 【請求項17】 入力された信号を周波数成分に分解す
る分解ステップと、 前記分解ステップによって分解された周波数成分の信号
を符号化する符号化ステップと、 前記符号化ステップの処理状態を監視する処理状態監視
ステップと、 前記処理状態監視ステップの監視結果に対応して、前記
分解ステップにおいて分解する周波数の処理帯域を制御
する処理帯域制御ステップとを備えることを特徴とする
信号処理方法。 - 【請求項18】 入力された信号を周波数成分に分解す
る分解ステップと、 前記分解ステップによって分解された周波数成分の信号
を符号化する符号化ステップと、 前記符号化ステップの処理状態を監視する処理状態監視
ステップと、 前記処理状態監視ステップの監視結果に対応して、前記
分解ステップにおいて分解する周波数の処理帯域を制御
する処理帯域制御ステップとを備えるプログラムを伝送
することを特徴とする伝送媒体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17405597A JP3282661B2 (ja) | 1997-05-16 | 1997-06-30 | 信号処理装置および方法 |
| US09/078,027 US6128592A (en) | 1997-05-16 | 1998-05-13 | Signal processing apparatus and method, and transmission medium and recording medium therefor |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12667897 | 1997-05-16 | ||
| JP9-126678 | 1997-05-16 | ||
| JP17405597A JP3282661B2 (ja) | 1997-05-16 | 1997-06-30 | 信号処理装置および方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1132014A true JPH1132014A (ja) | 1999-02-02 |
| JP3282661B2 JP3282661B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=26462824
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17405597A Expired - Lifetime JP3282661B2 (ja) | 1997-05-16 | 1997-06-30 | 信号処理装置および方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6128592A (ja) |
| JP (1) | JP3282661B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003533717A (ja) * | 2000-05-08 | 2003-11-11 | ノキア コーポレイション | 多重帯域能力を有する通信接続においてソース信号帯域の変更を行う方法及び構成 |
| US6802046B2 (en) * | 2002-05-01 | 2004-10-05 | Agilent Technologies, Inc. | Time domain measurement systems and methods |
| JP2006133698A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-05-25 | Toshiba Corp | 復号装置 |
| JP2009187012A (ja) * | 2001-01-24 | 2009-08-20 | Qualcomm Inc | 広帯域信号の狭帯域信号への強化された変換 |
| US7912731B2 (en) | 2002-05-20 | 2011-03-22 | Sony Corporation | Methods, storage medium and apparatus for encoding and decoding sound signals from multiple channels |
| JP2013257467A (ja) * | 2012-06-13 | 2013-12-26 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 音声のピッチ周期を抽出する信号処理装置及びプログラム |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6018600A (en) * | 1998-04-15 | 2000-01-25 | Arch Development Corp. | Sampling and reconstruction of signals and images including MR images of multiple regions |
| KR100548891B1 (ko) * | 1998-06-15 | 2006-02-02 | 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 | 음성 부호화 장치 및 음성 부호화 방법 |
| JP4242516B2 (ja) * | 1999-07-26 | 2009-03-25 | パナソニック株式会社 | サブバンド符号化方式 |
| JP4079315B2 (ja) * | 2002-09-26 | 2008-04-23 | Kddi株式会社 | ボリュームデータ符号化装置 |
| KR20050122240A (ko) * | 2003-04-08 | 2005-12-28 | 닛본 덴끼 가부시끼가이샤 | 부호 변환 방법 및 장치 |
| WO2007040357A1 (en) | 2005-10-05 | 2007-04-12 | Lg Electronics Inc. | Method and apparatus for signal processing and encoding and decoding method, and apparatus therefor |
| WO2007043843A1 (en) * | 2005-10-13 | 2007-04-19 | Lg Electronics Inc. | Method and apparatus for processing a signal |
| EP1946308A4 (en) * | 2005-10-13 | 2010-01-06 | Lg Electronics Inc | METHOD AND APPARATUS FOR PROCESSING A SIGNAL |
| JP5279913B2 (ja) * | 2008-09-24 | 2013-09-04 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | Mu−compチャネル状態の正規化測度の量子化及び送信 |
Family Cites Families (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3349183A (en) * | 1963-10-29 | 1967-10-24 | Melpar Inc | Speech compression system transmitting only coefficients of polynomial representations of phonemes |
| US4625286A (en) * | 1982-05-03 | 1986-11-25 | Texas Instruments Incorporated | Time encoding of LPC roots |
| US4535472A (en) * | 1982-11-05 | 1985-08-13 | At&T Bell Laboratories | Adaptive bit allocator |
| CA1253255A (en) * | 1983-05-16 | 1989-04-25 | Nec Corporation | System for simultaneously coding and decoding a plurality of signals |
| US4675754A (en) * | 1984-02-21 | 1987-06-23 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Magnetic recorder/reproducer |
| NL8700985A (nl) * | 1987-04-27 | 1988-11-16 | Philips Nv | Systeem voor sub-band codering van een digitaal audiosignaal. |
| US5109417A (en) * | 1989-01-27 | 1992-04-28 | Dolby Laboratories Licensing Corporation | Low bit rate transform coder, decoder, and encoder/decoder for high-quality audio |
| JPH02309820A (ja) * | 1989-05-25 | 1990-12-25 | Sony Corp | デイジタル信号処理装置 |
| JP3134337B2 (ja) * | 1991-03-30 | 2001-02-13 | ソニー株式会社 | ディジタル信号符号化方法 |
| GB2257606B (en) * | 1991-06-28 | 1995-01-18 | Sony Corp | Recording and/or reproducing apparatuses and signal processing methods for compressed data |
| US5521713A (en) * | 1991-08-29 | 1996-05-28 | Sony Corporation | Apparatus and method for data compression and expansion using hybrid equal length coding and unequal length coding |
| DE69231369T2 (de) * | 1991-09-30 | 2001-03-29 | Sony Corp., Tokio/Tokyo | Verfahren und Einrichtung zur Audiodatenkompression |
| JP3134455B2 (ja) * | 1992-01-29 | 2001-02-13 | ソニー株式会社 | 高能率符号化装置及び方法 |
| JP3185413B2 (ja) * | 1992-11-25 | 2001-07-09 | ソニー株式会社 | 直交変換演算並びに逆直交変換演算方法及びその装置、ディジタル信号符号化及び/又は復号化装置 |
| EP0663739B1 (en) * | 1993-06-30 | 2001-08-22 | Sony Corporation | Digital signal encoding device, its decoding device, and its recording medium |
| TW327223B (en) * | 1993-09-28 | 1998-02-21 | Sony Co Ltd | Methods and apparatus for encoding an input signal broken into frequency components, methods and apparatus for decoding such encoded signal |
| US5731767A (en) * | 1994-02-04 | 1998-03-24 | Sony Corporation | Information encoding method and apparatus, information decoding method and apparatus, information recording medium, and information transmission method |
| KR100352351B1 (ko) * | 1994-02-05 | 2003-01-06 | 소니 가부시끼 가이샤 | 정보부호화방법및장치와정보복호화방법및장치 |
| JP3186412B2 (ja) * | 1994-04-01 | 2001-07-11 | ソニー株式会社 | 情報符号化方法、情報復号化方法、及び情報伝送方法 |
| JP3250376B2 (ja) * | 1994-06-13 | 2002-01-28 | ソニー株式会社 | 情報符号化方法及び装置並びに情報復号化方法及び装置 |
| JP3557674B2 (ja) * | 1994-12-15 | 2004-08-25 | ソニー株式会社 | 高能率符号化方法及び装置 |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP17405597A patent/JP3282661B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-05-13 US US09/078,027 patent/US6128592A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003533717A (ja) * | 2000-05-08 | 2003-11-11 | ノキア コーポレイション | 多重帯域能力を有する通信接続においてソース信号帯域の変更を行う方法及び構成 |
| JP2009187012A (ja) * | 2001-01-24 | 2009-08-20 | Qualcomm Inc | 広帯域信号の狭帯域信号への強化された変換 |
| US8358617B2 (en) | 2001-01-24 | 2013-01-22 | Qualcomm Incorporated | Enhanced conversion of wideband signals to narrowband signals |
| US6802046B2 (en) * | 2002-05-01 | 2004-10-05 | Agilent Technologies, Inc. | Time domain measurement systems and methods |
| US7912731B2 (en) | 2002-05-20 | 2011-03-22 | Sony Corporation | Methods, storage medium and apparatus for encoding and decoding sound signals from multiple channels |
| JP2006133698A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-05-25 | Toshiba Corp | 復号装置 |
| JP2013257467A (ja) * | 2012-06-13 | 2013-12-26 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 音声のピッチ周期を抽出する信号処理装置及びプログラム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3282661B2 (ja) | 2002-05-20 |
| US6128592A (en) | 2000-10-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3282661B2 (ja) | 信号処理装置および方法 | |
| US6393393B1 (en) | Audio coding method, audio coding apparatus, and data storage medium | |
| WO1994028633A1 (en) | Apparatus and method for coding or decoding signals, and recording medium | |
| EP0675492B1 (en) | Method and apparatus for data encoding and data recording medium | |
| JPWO1995027335A1 (ja) | 情報符号化方法及び装置、情報復号化方法及び装置、情報伝送方法、並びに情報記録媒体 | |
| KR100352351B1 (ko) | 정보부호화방법및장치와정보복호화방법및장치 | |
| JP3186290B2 (ja) | 符号化方法、符号化装置、復号化装置及び記録媒体 | |
| EP1259956B1 (en) | Method of and apparatus for converting an audio signal between data compression formats | |
| WO1995012920A1 (en) | Signal encoder, signal decoder, recording medium and signal encoding method | |
| JP2008511852A (ja) | トランスコードのための方法および装置 | |
| KR100952065B1 (ko) | 부호화 방법 및 장치, 및 복호 방법 및 장치 | |
| JPH08166799A (ja) | 高能率符号化方法及び装置 | |
| US6661923B1 (en) | Coding device, coding method, decoding device, decoding method, program recording medium and data recording medium | |
| JP3255047B2 (ja) | 符号化装置および方法 | |
| JP3230365B2 (ja) | 情報符号化方法及び装置並びに情報復号化方法及び装置 | |
| JP2003280691A (ja) | 音声処理方法および音声処理装置 | |
| JP4260928B2 (ja) | 音声圧縮装置および記録媒体 | |
| JP2002050967A (ja) | 信号記録媒体 | |
| JPH09135173A (ja) | 符号化装置および符号化方法、復号化装置および復号化方法、伝送装置および伝送方法、並びに記録媒体 | |
| KR100349329B1 (ko) | 엠펙-2 고품질 오디오 처리 알고리즘의 병렬 처리 방법 | |
| JP4534112B2 (ja) | 符号化装置および方法、復号装置および方法、記録媒体、並びにプログラム | |
| JP2000293199A (ja) | 音声符号化方法および記録再生装置 | |
| JP2001337698A (ja) | 符号化装置および符号化方法並びに復号化装置および復号化方法 | |
| JPH07273656A (ja) | 信号処理方法及び装置 | |
| JP3513879B2 (ja) | 情報符号化方法及び情報復号化方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020130 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080301 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090301 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100301 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100301 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110301 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120301 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130301 Year of fee payment: 11 |