JPH11320249A - 金属成形部品の製造方法及びその装置 - Google Patents

金属成形部品の製造方法及びその装置

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JPH11320249A
JPH11320249A JP13652698A JP13652698A JPH11320249A JP H11320249 A JPH11320249 A JP H11320249A JP 13652698 A JP13652698 A JP 13652698A JP 13652698 A JP13652698 A JP 13652698A JP H11320249 A JPH11320249 A JP H11320249A
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metal molded
molded part
burrs
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metal
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Application number
JP13652698A
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English (en)
Inventor
Tadashi Yokomori
正 横森
Tatsuhisa Taguchi
辰久 田口
Masanobu Miyata
正伸 宮田
Teruki Edahiro
輝樹 枝▲廣▼
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/82Recycling of waste of electrical or electronic equipment [WEEE]

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バリ取り作業を自動化することができ、これ
により生産性が高く、仕上げ精度も良く、しかも、安全
性の高いバリ取り作業が行える金属成形部品の製造方法
及びその装置を提供する。 【解決手段】 所定の成形装置を用いて金属成形部品を
成形した後、その周縁部のバリを除去するに際し、歯車
状の切削具を上記金属成形部品の周縁部に沿って回転さ
せながら移動させてバリを削り取り、次に、表面近傍に
弾性体層を備えたローラ状の押圧具を上記金属成形部品
の周縁部に沿って押圧状態で転動させることにより、上
記金属成形部品の周縁部のバリを除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばマグネシウ
ム又はマグネシウム合金を主材料とする金属成形部品の
製造方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば家電製品等の外装ケースな
どの部品を製造する場合、その主材料としては、軽量で
成形が容易な合成樹脂が幅広く用いられている。しかし
ながら、かかる合成樹脂を材料とした部品については、
廃棄後の無害な処理が難しいことが知られている。この
ため、近年では、地球環境保全の観点から、合成樹脂に
代えて、廃棄後の無害な処理が容易な材料が求められる
ようになってきた。これに関連して、例えばマグネシウ
ム又はマグネシウム合金の適用が検討されている。マグ
ネシウム及びマグネシウム合金は、比較的軽量であり、
また、その融点が低い(600〜650℃程度)ため、
従来用いられて来た合成樹脂の場合と類似した方法で射
出成形されることが可能で、複雑な形状の成形にも対応
することができる。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】ところで、射出成形
加工においては、通常、成形部品の周縁部、つまり成形
金型の合せ目や金型に形成された凹部の隅部等に対応す
る成形部品の周縁部に、バリが生じる。従来では、この
ようなバリを除去するためのバリ取りが、例えばブラシ
掛け等の手作業で行われてきた。しかしながら、バリ取
りを手作業で行う場合には、その作業精度にばらつきが
生じる可能性があり、安定した品質の確保が難しい。ま
た、この場合には、生産性も低く、加工費も高コストに
なる。更に、生産台数が増えると多数の人手を要するこ
とになる。
【0004】また、かかるバリ取りに伴って種々の形状
・サイズの削り屑や金属粉が生じる。ところが、成形部
品の材料としてマグネシウム又はマグネシウム合金を用
いた場合、一定サイズ以下の微細な粉末状になると発火
し易いので、削り屑の処理には特に留意する必要があ
る。
【0005】本発明は、上記技術的課題に鑑みてなされ
たもので、バリ取り作業を自動化することができ、これ
により生産性が高く、仕上げ精度も良く、しかも、安全
性の高いバリ取り作業が行える金属成型品の製造方法及
びその装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に係る発
明(以下、第1の発明という)は、所定の成形装置を用
いて金属成形部品を成形した後、その周縁部のバリを除
去するに際し、歯車状の切削具を上記金属成形部品の周
縁部に沿って回転させながら移動させてバリを削り取
り、次に、表面近傍に弾性体層を備えたローラ状の押圧
具を上記金属成形部品の周縁部に沿って押圧状態で転動
させることにより、上記金属成形部品の周縁部のバリを
除去することを特徴としたものである。上記ローラ状押
圧具は、成形部品の周縁部に沿って押圧状態で転動圧接
するが、その表面近傍に弾性体層を備えているため、成
形部品を変形させたり、歪めたりすることがない。
【0007】また、本願の請求項2に係る発明(以下、
第2の発明という)は、上記ローラ状押圧具の表面に、
所定粗さのヤスリ面が設けられていることを特徴とした
ものである。
【0008】更に、本願の請求項3に係る発明(以下、
第3の発明という)は、上記金属成形部品上の所定位置
に認識用マークを付しておき、該マークを所定の認識手
段で認識し、得られた位置情報に基づいて、上記切削具
及び押圧具と金属成形部品との位置関係を調整すること
を特徴としたものである。
【0009】また更に、本願の請求項4に係る発明(以
下、第4の発明という)は、上記金属成形部品がマグネ
シウム又はマグネシウム合金を主材料として成形されて
おり、該金属成形部品から除去されたバリを処理するに
際し、除去されたバリのうち所定サイズ未満のものを選
別し、該所定サイズ未満のバリを回収して、所定の燃焼
装置で燃焼させることを特徴としたものである。
【0010】本願の請求項5に係る発明(以下、第5の
発明という)は、金属成形部品を成形した後、その周縁
部のバリを除去し得る金属成形部品の製造装置におい
て、上記金属成形部品の周縁部に沿って回転しながら移
動してバリを削り取る歯車状の切削具と、表面近傍に弾
性体層を有しており、上記金属成形部品の周縁部に沿っ
て押圧状態で転動することにより、上記金属成形部品の
周縁部のバリを除去するローラ状の押圧具とを備えたバ
リ取り装置を装備していることを特徴としたものであ
る。
【0011】また、本願の請求項6に係る発明(以下、
第6の発明という)は、上記ローラ状押圧具が、その表
面に所定粗さのヤスリ面を備えていることを特徴とした
ものである。
【0012】更に、本願の請求項7に係る発明(以下、
第7の発明という)は、上記バリ取り装置が、金属成形
部品上の所定位置に付された認識用マークを認識する所
定の認識手段により得られた位置情報に基づいて、上記
切削具及び押圧具と上記金属成形部品との位置関係を調
整する位置調整手段を有していることを特徴としたもの
である。
【0013】また更に、本願の請求項8に係る発明(以
下、第8の発明という)は、上記金属成形部品がマグネ
シウム又はマグネシウム合金を主材料として成形されて
おり、該金属成形部品から除去されたバリを処理する手
段として、除去されたバリのうち所定サイズ未満のもの
を選別する選別手段と、該所定サイズ未満のバリを回収
する回収手段と、所定の燃焼装置で燃焼させる燃焼手段
とを有していることを特徴としたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、
本実施の形態に係る金属成形部品を成形する射出成形機
及び成形型を備えた成形装置の縦断面説明図である。こ
の成形装置では、成形材料として、マグネシウム又はマ
グネシウム合金の粉末状のチップ材27が、射出成形機
30のシリンダ26に連通するホッパ28内に投入され
る。上記シリンダ26の内部には、長手方向に延びるス
クリュー部材22が配設されており、上記ホッパ28を
介してシリンダ26内に供給されたチップ材27は、シ
リンダ26の周囲に配設された加熱ヒータ25により加
熱されて融解させられるとともに、モータ23を駆動し
てスクリュー部材22を回転させることにより、シリン
ダ26の前方に配置された一対の成形金型21A及び2
1B側に加圧されて送られる。そして、この溶融金属2
4は、各成形サイクル毎に、上記シリンダ26の前端部
のノズル26aから所定量だけ上記成形金型21A及び
21Bで形成された成形キャビティ内に射出充填され、
その成形キャビティの形状に応じた金属成形部品5が成
形される。
【0015】図2に、上記成形装置で成形された金属成
形部品5を示す。この金属成形部品5では、特に、上記
成形金型21A及び21B(図1参照)の合せ目や金型
21B側に形成された凹部の隅部等に対応する周縁部に
バリ6が形成されている。射出成形後に、このバリ6を
除去するために、本実施の形態に係る金属成形部品の製
造装置は、次に説明するバリ取り装置を備えている。こ
のバリ取り装置には、上記金属成形部品5を載置するた
めの台座16と、該台座16に載置された金属成形部品
5を上方から押圧固定するシリンダ18とが設けられて
おり、バリ取り作業に際して、上記金属成形部品5は、
仮想線で示されるように、それら両者間に保持固定され
る。なお、金属成形部品5の保持固定方法としては、こ
れに限定されることなく、種々の方法が考えられる。例
えば、成形部品5の裏面側の所定位置にネジ等を設けて
おき、ボルト部材を締め付けて固定することも考えられ
る。また、金属成形部品5が鉄製である場合には、マグ
ネットの磁力により固定することも可能である。
【0016】図3は、本実施の形態に係るバリ取り装置
によるバリ取り工程の概要を示す斜視図である。このバ
リ取り装置は、上記金属成形部品5の周縁部に沿って回
転しながら移動する歯車状の切削具2と、上記金属成形
部品5の周縁部に沿って押圧状態で転動するローラ状の
押圧具3とを備えている。上記切削具2は工具鋼を歯車
状に加工した後、所定の熱処理を施して製作されてい
る。他方、上記押圧具3は、所定のローラ体に対し、そ
の表面近傍に、ゴム等の弾性材料からなる弾性体層を形
成して製作されている。また、本実施の形態では、上記
押圧具3が、その円周面において、布ヤスリ(不図示)
で被覆されている。
【0017】上記切削具2及び押圧具3は、それぞれ、
支持部材14A,14B(仮想線で示す)に支持され、
これら支持部材14A,14Bが、上記金属成形部品5
の周囲(縦横方向)に平行に延在するように設けられた
棒状のガイドフレーム部材13(仮想線で示す)上をス
ライドすることにより、上記金属成形部品5の上側又は
下側の周縁部に沿って移動することができる。なお、上
記金属成形部品5の高さ方向の周縁部にバリ6が存在す
る場合には、そのバリ6に対応して、上記ガイドフレー
ム部材13を金属成形部品5の高さ方向に平行に設け、
上記切削具2及び押圧具3が、金属成形部品5の周縁部
に沿って上下方向に移動することができるようにしても
よい。
【0018】かかる構成を備えたバリ取り装置によるバ
リ取り工程では、まず、上記切削具2が、上記ガイドフ
レーム部材13上をスライドし、回転しながら金属成形
部品5の周縁部に沿って移動して、その周縁部における
バリ6を削り取る。続いて、上記押圧具3が、上記ガイ
ドフレーム部材13上をスライドし、金属成形部品5の
周縁部に沿って押圧状態で転動して、その周縁部に残る
細かいバリ(肉眼で見えないものをも含む)を押し潰
す。その結果、上記金属成形部品5の周縁部のバリ6を
完全に除去することができる。ここでは、上記金属成形
部品5の表面に対して押圧具3が押圧させられるもの
の、上記押圧具3がその表面近傍に弾性体層を備えてい
るので、金属成形部品5を変形させたり、歪めたりする
ことなく、バリ6を除去することができる。また、本実
施の形態では、上記押圧具3の円周面が、所定粗さを備
えた布ヤスリで被覆されて、上記押圧具3は、細かいバ
リ6を擦り取りながら周縁部に対して押圧させられるの
で、より効果的にバリ6を除去することができる。尚、
布ヤスリに限定されることなく、その表面において、細
かいバリを擦り取ることが可能な粗さのヤスリ面を有す
るものであれば、いかなる態様のものでもよい。尚、図
面の明瞭化のために省略されるが、上記バリ取り装置に
は、図2に示すように、上記金属成形部品5を載置する
ための台座16と、該台座16に載置された金属成形部
品5を上方から押圧固定するシリンダ18とが設けられ
ており、バリ取り作業に際して、上記金属成形部品5
は、それら両者間に保持固定される。
【0019】図4a〜cに、上記バリ取り工程における
金属成形部品の周縁部における状態の変化を示す。これ
ら図4a〜cでは、金属成形部品の周縁部に生じたバリ
が模式的に拡大されて描かれている。図4aに示す状態
では、金属成形部品5の周縁部(図の中央部分)上に
は、成形時に生じたバリ6a(すなわち粗いバリ)が存
在しており、このバリ6aに対して切削具2が接近して
いる。上記切削具2が、回転しながら成形部品5の周縁
部に沿って移動し、粗いバリ6aを削り落とすが、図4
bに示されるように、金属成形部品5の周縁部には、細
かいバリ6bが残る場合がある。続いて、押圧具3が、
上記金属成形部品5の表面に押圧させられたまま転動す
ると、図4cに示されるように、押圧具3の円周におけ
るヤスリ面により細かいバリ6bが押し潰されて、上記
金属成形部品5の周縁部のバリは完全に除去される。
【0020】次に、図5を参照しながら、上記バリ取り
作業に際して、上記切削具2及び押圧具3と金属成形部
品5との位置関係を調整する位置調整作業について説明
する。本実施の形態では、上記金属成形部品5がコンピ
ュータ援用設計(CAD:computer aided design)
により設計されており、上記切削具2及び押圧具3と金
属成形部品5との位置関係を調整する上で、その成形部
品5の上面の隅部(本実施の形態では2箇所)に付され
た5ミリ四方の正方形状の認識用マーク8が用いられ
る。なお、この認識用マークは、より好ましくは、上記
成形装置における成形金型で、上記金属成形部品5の射
出成形時に形成されるものである。この位置調整作業で
は、まず、予め設定されたX軸,Y軸及びZ軸の立体座
標系において任意に配置された金属成形部品5の上方
で、例えばCCDカメラや光センサ等の視覚センサ15
を移動させて、上記認識用マーク8を検出する。検出さ
れたマーク位置情報に基づいて、上記金属成形部品5を
移動させ、その1つの角部(図5における上面左下角
部)が上記立体座標系の原点と一致するように、金属成
形部品5を配置する。
【0021】このように、CADによって設計された成
形部品5を、予め設定されたX,Y及びZ軸の座標系の
所定位置に配置することにより、金属成形部品5の周縁
部の位置を把握することが可能となる。そして、この周
縁部の位置情報に基づいて、ガイドフレーム部材13の
位置、すなわち上記切削具2及び押圧具3の位置を調整
することにより、良好なバリ取り作業精度を得ることが
できる。
【0022】次に、前述したバリ取り工程に伴い、金属
成形部品から除去されるバリの処理について説明する。
図6は、除去されたバリの処理を概念的に示す説明図で
ある。上記切削具2及び押圧具3により金属成形部品5
から除去されたバリは、まず、所定メッシュの網目状の
フィルタ部材32にかけられ、そのサイズについて大別
される。すなわち、このフィルタ部材32では、所定サ
イズ以上のバリ6Aが残され、一定サイズ未満(本実施
の形態では2ミリ未満)のバリ6B(以下、粉末バリと
いう)が、フィルタ部材32の網目を通過して、下方に
ある容器33に落とされる。なお、フィルタ部材32上
に残されたバリ6Aは再利用可能である。
【0023】上記容器33に落とされたバリ6Bは、微
細な粉末状で発火し易いため、適切な処理が施される。
すなわち、吸引機35により回収され、送給通路35a
を介して、燃焼容器41内に断続的に供給される。この
場合、各供給毎に、上記燃焼容器41のサイズに応じ
て、その容器41内で良好に燃焼させるに適正な量のバ
リ6Bが供給される。上記燃焼容器40内に供給された
バリ6Bは、ガスバーナ42により燃焼させられて酸化
物(酸化マグネシウム)6Cとなり、処理容器44に蓄
積される。このように、本実施の形態に係る金属成形部
品の製造装置では、バリ取り工程に伴って金属成形部品
5から除去されるバリ、特に、微細な粉末状のバリ6B
を人手作業によらず自動的に処理することができる。
【0024】図7は、上記バリ取り装置10及び該装置
10により金属成形部品から除去されたバリを処理する
バリ処理装置40を示す斜視図である。上記バリ取り装
置10では、バリ取りを施すべき金属成形部品5が枠状
に形成されており、その枠の内側から略L字状の保持具
としてのクランプ部材9により台座31に対して固定さ
れている。この台座31を取り囲むように、上記切削具
2及び押圧具3の位置を規定する矩形状のガイドフレー
ム部材13が、上方から吊下されている。このガイドフ
レーム部材13は、その対向する2辺に掛け渡されて矢
印方向にスライド可能である可動ガイドフレーム部材1
3aを有している。
【0025】また、金属成形部品5に付された認識用マ
ーク8を認識するための視覚センサ15が、その位置に
ついて、ガイドフレーム部材13を支持する支持部材3
9に沿って移動する長手部材37により制御され、上記
台座31の上方で自在に移動できるようになっている。
バリ取り工程に際して、前述したように、上記台座31
上に保持された金属成形部品5の上方で、上記視覚セン
サ15を移動させ、金属成形部品5に付されたマーク8
を検出する。検出されたマーク位置情報に基づいて、金
属成形部品5を予め設定された座標系の所定位置に配置
する。このように、CADにより設計された成形部品5
を、予め設定されたX,Y及びZ軸の座標系の所定位置
に配置することにより、金属成形部品5の周縁部の位置
を把握し、この周縁部の位置情報に基づいて、上記切削
具2及び押圧具3の位置が調整される。
【0026】このバリ取り装置10では、上記切削具2
及び押圧具3が、それぞれ1つずつ装備されており、バ
リ取り工程において、それらは順に作動させられる。こ
のため、上記ガイドフレーム部材13には、作動してい
ない切削具2又は押圧具3を待機させるための待機部1
7が設けられており、例えば、図7に示すように、上記
切削具2が、上記ガイドフレーム部材13に沿って移動
している間は、この待機部17に、押圧具3を待機させ
ておく。そして、上記切削具2が、金属成形部品5の周
縁部のバリを削り取った後に、上記切削具2と押圧具3
とを交替させることが可能である。
【0027】上記バリ取り装置10において金属成形部
品5から除去されたバリ6は、バリ処理装置40におい
て、まず、上記台座31の下側一面に設けられた所定メ
ッシュのフィルタ部材32にかけられ、所定サイズ未満
(本実施の形態では2ミリ未満)のバリ6Bが下方に落
とされる。このバリ6Bは、吸引機35により回収さ
れ、送給通路35aを介して、上記燃焼容器40へその
容器40内で良好に燃焼させるのに適正な量ずつ送られ
る。そして、燃焼容器40内に送られたバリ6Bは、ガ
スバーナ42により燃焼させられて酸化物となる。この
ように、本実施の形態に係る金属成形部品の製造装置で
は、バリ取り作業を人手作業によらず自動化することが
でき、これにより生産性が高く、仕上げ精度も良く、し
かも、安全性の高いバリ取り作業が行える。
【0028】
【発明の効果】本願の第1の発明によれば、所定の成形
装置を用いて金属成形部品を成形した後、その周縁部の
バリを除去するに際し、歯車状の切削具を上記金属成形
部品の周縁部に沿って回転させながら移動させて、バリ
を削り取り、次に、表面近傍に弾性体層を備えたローラ
状の押圧具を上記金属成形部品の周縁部に沿って押圧状
態で転動させることにより、上記金属成形部品の周縁部
のバリを除去するので、バリ取り作業を人手作業によら
ず自動化することができ、これにより生産性が高く、仕
上げ精度も良いバリ取り作業が可能となる。この場合に
は、上記押圧具が、金属成形部品に対して押圧させられ
るものの、その表面近傍に弾性体層を備えているので、
成形部品を変形させたり、歪めたりすることはない。
【0029】また、本願の第2の発明によれば、上記ロ
ーラ状押圧具の表面に、所定粗さのヤスリ面が設けられ
ており、バリを擦り取りながら、周縁部に対して押圧さ
せられるので、より効果的にバリを除去することができ
る。
【0030】更に、本願の第3の発明によれば、上記金
属成形部品上の所定位置に認識用マークを付しておき、
該マークを所定の認識手段で認識し、得られた位置情報
に基づいて、上記切削具及び押圧具と金属成形部品との
位置関係を調整するので、良好なバリ取り作業精度を得
ることができる。
【0031】また更に、本願の第4の発明によれば、上
記金属成形部品がマグネシウム又はマグネシウム合金を
主材料として成形されており、該金属成形部品から除去
されたバリを処理するに際し、除去されたバリのうち所
定サイズ未満のものを選別し、該所定サイズ未満のバリ
を回収して、所定の燃焼装置で燃焼させるので、発火し
易い微細な粉末状のバリを人手作業によらず自動的に処
理することができ、これにより安全性の高いバリ取り作
業が行える。
【0032】本願の第5の発明によれば、金属成形部品
を成形した後、その周縁部のバリを除去し得る金属成形
部品の製造装置において、上記金属成形部品の周縁部に
沿って回転しながら移動して、バリを削り取る歯車状の
切削具と、表面近傍に弾性体層を有しており、上記金属
成形部品の周縁部に沿って押圧状態で転動することによ
り、上記金属成形部品の周縁部のバリを除去するローラ
状の押圧具とを備えたバリ取り装置を装備しているの
で、バリ取り作業を人手作業によらず自動化することが
でき、これにより生産性が高く、仕上げ精度も良いバリ
取り作業が可能となる。この場合には、上記押圧具が、
金属成形部品に対して押圧させられるものの、その表面
近傍に弾性体層を備えているので、成形部品を変形させ
たり、歪めたりすることはない。
【0033】また、本願の第6の発明によれば、上記ロ
ーラ状押圧具が、その表面に所定粗さのヤスリ面を備え
ており、バリを擦り取りながら、周縁部に対して押圧さ
せられるので、より効果的にバリを除去することができ
る。
【0034】更に、本願の第7の発明によれば、上記バ
リ取り装置では、金属成形部品上の所定位置に付された
認識用マークを認識する所定の認識手段により得られた
位置情報に基づいて、上記切削具及び押圧具と上記金属
成形部品との位置関係が調整されるので、良好なバリ取
り作業精度を得ることができる。
【0035】また更に、本願の第8の発明によれば、上
記金属成形部品がマグネシウム又はマグネシウム合金を
主材料として成形されており、該金属成形部品から除去
されたバリを処理する手段として、除去されたバリのう
ち所定サイズ未満のものを選別する選別手段と、該所定
サイズ未満のバリを回収する回収手段と、所定の燃焼装
置で燃焼させる燃焼手段とを備えているので、発火し易
い微細な粉末状のバリを人手作業によらず自動的に処理
することができ、これにより安全性の高いバリ取り作業
が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る金属成形部品を成
形する射出成形機及び成形型を備えた成形装置の断面説
明図である。
【図2】 上記成形装置で成形された金属成形部品の斜
視図である。
【図3】 上記実施の形態に係るバリ取り装置によるバ
リ取り工程の概要を示す斜視図である。
【図4】 上記バリ取り工程における金属成形部品の周
縁部の状態変化を示す説明図である。
【図5】 上記バリ取り装置によるバリ取り作業に際し
て行う位置調整の概要を示す斜視図である。
【図6】 上記バリ取り装置により除去されたバリの処
理を概念的に示す説明図である。
【図7】 上記バリ取り装置及び該装置により金属成形
部品から除去されたバリを処理するバリ処理装置を示す
斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 枝▲廣▼ 輝樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の成形装置を用いて金属成形部品を
    成形した後、その周縁部のバリを除去するに際し、 歯車状の切削具を上記金属成形部品の周縁部に沿って回
    転させながら移動させてバリを削り取り、 次に、表面近傍に弾性体層を備えたローラ状の押圧具を
    上記金属成形部品の周縁部に沿って押圧状態で転動させ
    ることにより、上記金属成形部品の周縁部のバリを除去
    することを特徴とする金属成形部品の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記ローラ状押圧具の表面には、所定粗
    さのヤスリ面が設けられていることを特徴とする請求項
    1記載の金属成形部品の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記金属成形部品上の所定位置に認識用
    マークを付しておき、該マークを所定の認識手段で認識
    し、得られた位置情報に基づいて、上記切削具及び押圧
    具と金属成形部品との位置関係を調整することを特徴と
    する請求項1又は2に記載の金属成形部品の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記金属成形部品がマグネシウム又はマ
    グネシウム合金を主材料として成形されており、該金属
    成形部品から除去されたバリを処理するに際し、 除去されたバリのうち所定サイズ未満のものを選別し、 該所定サイズ未満のバリを回収して、 所定の燃焼装置で燃焼させることを特徴とする請求項1
    〜請求項3のいずれか一に記載の金属成形部品の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 金属成形部品を成形した後、その周縁部
    のバリを除去し得る金属成形部品の製造装置において、 上記金属成形部品の周縁部に沿って回転しながら移動し
    てバリを削り取る歯車状の切削具と、 表面近傍に弾性体層を有しており、上記金属成形部品の
    周縁部に沿って押圧状態で転動することにより、上記金
    属成形部品の周縁部のバリを除去するローラ状の押圧具
    とを備えたバリ取り装置を装備していることを特徴とす
    る金属成形部品の製造装置。
  6. 【請求項6】 上記ローラ状押圧具が、その表面に所定
    粗さのヤスリ面を備えていることを特徴とする請求項5
    記載の金属成形部品の製造装置。
  7. 【請求項7】 上記バリ取り装置が、金属成形部品上の
    所定位置に付された認識用マークを認識する所定の認識
    手段により得られた位置情報に基づいて、上記切削具及
    び押圧具と上記金属成形部品との位置関係を調整する位
    置調整手段を有していることを特徴とする請求項5又は
    6に記載の金属成形部品の製造装置。
  8. 【請求項8】 上記金属成形部品がマグネシウム又はマ
    グネシウム合金を主材料として成形されており、該金属
    成形部品から除去されたバリを処理する手段として、 除去されたバリのうち所定サイズ未満のものを選別する
    選別手段と、 該所定サイズ未満のバリを回収する回収手段と、 所定の燃焼装置で燃焼させる燃焼手段とを有しているこ
    とを特徴とする請求項5〜請求項7のいずれか一に記載
    の金属成形部品の製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110369801A (zh) * 2019-08-09 2019-10-25 东莞微航实业有限公司 一种数控铲齿机

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