JPH11320296A - 製品の分解方法及び分解システム - Google Patents

製品の分解方法及び分解システム

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JPH11320296A
JPH11320296A JP10123681A JP12368198A JPH11320296A JP H11320296 A JPH11320296 A JP H11320296A JP 10123681 A JP10123681 A JP 10123681A JP 12368198 A JP12368198 A JP 12368198A JP H11320296 A JPH11320296 A JP H11320296A
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JP
Japan
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product
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determining
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used product
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JP10123681A
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Ryohei Inaba
良平 稲葉
Atsuo Tsunoda
厚夫 角田
Tomomasa Nakano
智政 中野
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品の特性を維持した(ダメージを与えない)
分解を、効率よく行える製品の分解システムを提供す
る。 【解決手段】使用済み製品100を製品分解ライン1に
投入するための投入コンベア2と、製品分解ライン1の
上流側に配置され、使用済み製品の製造履歴を判定する
判定部52と、判定部52による判定結果に基づいて使
用済み製品100の分解方法を決定する分解方法決定部
51と、製品分解ライン1の下流側に配置され、分解方
法決定部51により決定された分解方法に基づいて使用
済み製品100の分解を行う分解部st5とを具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一度使用した部品
を、製品を構成する部品として再利用するために、使用
済み製品を分解するための方法及びそのシステムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、製品の分解は、人手に依存して行
ってわれていた。分解するために、例えば加締め作業に
よって組み立てられていた箇所等のように大きな分解力
が必要な場合は、専用の機械等を利用していたが、多く
の工程では、人手で分解していた。それは、製品の単部
品レベルへの分解・再利用という考えがまだ定着してお
らず、例えば自動車のタイヤやバッテリー等のように、
取り出した部品が、そのまま、まだ再使用可能なユニッ
ト部品(すなわち製品)として機能させられる場合等に
限られ、製品を構成するための部品(すなわち単部品)
としての再利用目的で分解することは少なかった。
【0003】単部品レベルで分解する場合も、上記ユニ
ット部品を取り出すために必要な工程として行ったり、
または、その材料自身の価値を活かすための材料への還
元化を目的に取り出していた。
【0004】そのため、製品の分解は、限られた部品や
ユニット部品に限られ、それ以外の部品は、製品毎ある
いは粗分解後、シュレッダー処理工程に回され、材料と
しての再資源化や、再資源化も難しい部品についてはシ
ュレッダーダストとして埋め立て処理等に利用されてい
た。
【0005】また、製品で再利用する目的で、使用済み
製品を分解して部品を取り出すには、その品質を新品と
同様に保証するために、部品を傷めない丁寧な分解、さ
らに部品の洗浄や検査等に多くの費用がかかる上、近年
の製品ライフサイクルの短縮により、取り出した部品を
再利用できる機会がほとんどない。
【0006】以上のような背景から、部品の製品での再
利用目的での分解や、さらにその自動化は、採算的に難
しくなかなか実現されなかった。材料として再利用する
目的で、製品を分解し、再資源化する方法は、多く提案
されている(一例として、特開平7−24437号公
報、特開平6−246256号公報)。
【0007】また、例えば、特開平6−246256号
公報には、製品の製造番号により、分解する方法を選択
することが開示されているが、以下のような理由で、製
品の製造番号のみでは、製品履歴を正確に把握すること
は困難で、それぞれの対象部品レベルで、製造履歴を正
確に把握する必要がある。 (1)市場からの回収製品には、例えば市場で施された
部品の修理・交換などにより、製造時とは違う条件の部
品が搭載されていることがある。 (2)出荷前の製造工程においても、複数拠点で生産さ
れた部品を調達することが多く、部品の機能・品質は同
等でも、組立工程では、製品への組み込み方法が異なる
ことがある上、その組立工程も海外を含めた多拠点で実
施している。 (3)製品の改良等により、製品の製造時期により、組
み込まれる部品の仕様が異なることがある。
【0008】以上の、部品ごとの仕様の違いを把握した
上で、それぞれに合った方法を採用しないと、再利用す
るための部品の特性を維持した(部品にダメージを与え
ない)分解はできない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】例えば、使用済みのト
ナーカートリッジ等のOA用の消耗品は、消耗品である
トナーを使い終わった後、その筐体やプロセス部品は、
上記のようにシュレッダー処理するのではなく、再度製
品として利用するのが、地球環境保護の観点からも望ま
しい姿である。
【0010】また、このようなOA用消耗品は、製品ラ
イフサイクルが比較的長く、市場で使用済みの商品を生
産者が回収し、それを製品としてリサイクルするシステ
ムが確立できれば、資源保護に対し多大な効果が期待で
きる。
【0011】本提案は、以上に鑑み、生産→販売→消費
→回収→分解→生産の、確立された製品リサイクルシス
テムの中で、分解→生産工程に対して、高品質で合理的
な方法と手段を提供し、今後の製品リサイクルの拡大に
対応しようとするものである。詳細には、部品を新たな
製品の中で再利用する目的で、市場から回収した使用済
み製品を分解し、該取り出した部品は、必要に応じて、
検査、洗浄を行い、さらにその部品を再利用する製品の
組立工程と合わせて、ロボットを中心とした自動化によ
る分解および生産方法を提供することを目的とする。こ
れにより、分解取り出した部品の品質向上とその工程に
かかる費用の削減をはかり、製品リサイクルにおける、
部品としての再利用率を高めようとするものである。
【0012】ここでは、部品の再利用時の「品質を高め
る」ために、部品の特性を維持した(ダメージを与えな
い)分解を、効率よく行えるようにすることを目的とす
る。
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明に係わる製品の分解方法
は、使用済み製品を製品分解ラインに投入する投入工程
と、前記製品分解ラインの上流側において、前記使用済
み製品の製造履歴を判定する判定工程と、該判定工程に
おける判定結果に基づいて前記使用済み製品の分解方法
を決定する分解方法決定工程と、該分解方法決定工程に
おいて決定された分解方法に基づいて、前記製品分解ラ
インの下流側において前記使用済み製品の分解を行う分
解工程とを具備することを特徴としている。
【0013】また、この発明に係わる製品の分解方法に
おいて、前記判定工程においては、前記使用済み製品中
の部品の形状を測定し、その測定結果に基づいて前記使
用済み製品の製造履歴を判定することを特徴としてい
る。
【0014】また、この発明に係わる製品の分解方法に
おいて、前記部品の形状に対応した、その部品の分解処
理手順を定義したテーブルを用意し、前記分解方法決定
工程では、前記部品の形状に対応する分解方法を前記テ
ーブル上から選択することを特徴としている。
【0015】また、この発明に係わる製品の分解方法に
おいて、前記テーブルをホストコンピュータ上のデータ
ベースファイルとして用意し、前記分解方法決定工程で
は、通信により前記ホストコンピュータ上のデータファ
イルを参照し、前記部品の形状に対応する分解方法を前
記データファイルから選択することを特徴としている。
【0016】また、この発明に係わる製品の分解方法に
おいて、前記判定工程においては、前記使用済み製品中
の部品の色を検出し、その検出結果に基づいて前記使用
済み製品の製造履歴を判定することを特徴としている。
【0017】また、この発明に係わる製品の分解方法に
おいて、前記部品の色に対応した、その部品の分解処理
手順を定義したテーブルを用意し、前記分解方法決定工
程では、前記部品の色に対応する分解方法を前記テーブ
ル上から選択することを特徴としている。
【0018】また、この発明に係わる製品の分解方法に
おいて、前記テーブルをホストコンピュータ上のデータ
ベースファイルとして用意し、前記分解方法決定工程で
は、通信により前記ホストコンピュータ上のデータファ
イルを参照し、前記部品の色に対応する分解方法を前記
データファイルから選択することを特徴としている。
【0019】また、この発明に係わる製品の分解方法に
おいて、前記判定工程においては、前記使用済み製品中
の部品に与えられた製造シリアル番号を検出し、その検
出結果に基づいて前記使用済み製品の製造履歴を判定す
ることを特徴としている。
【0020】また、この発明に係わる製品の分解方法に
おいて、前記部品の製造シリアル番号に対応した、その
部品の分解処理手順を定義したテーブルを用意し、前記
分解方法決定工程では、前記部品の製造シリアル番号に
対応する分解方法を前記テーブル上から選択することを
特徴としている。
【0021】また、この発明に係わる製品の分解方法に
おいて、前記テーブルをホストコンピュータ上のデータ
ベースファイルとして用意し、前記分解方法決定工程で
は、通信により前記ホストコンピュータ上のデータファ
イルを参照し、前記部品の製造シリアル番号に対応する
分解方法を前記データファイルから選択することを特徴
としている。
【0022】また、本発明に係わる製品の分解システム
は、使用済み製品を製品分解ラインに投入するための投
入手段と、前記製品分解ラインの上流側に配置され、前
記使用済み製品の製造履歴を判定する判定手段と、該判
定手段による判定結果に基づいて前記使用済み製品の分
解方法を決定する分解方法決定手段と、前記製品分解ラ
インの下流側に配置され、前記分解方法決定手段により
決定された分解方法に基づいて前記使用済み製品の分解
を行う分解手段とを具備することを特徴としている。
【0023】また、この発明に係わる製品の分解システ
ムにおいて、前記判定手段は、前記使用済み製品中の部
品の形状を測定する測定部と、その測定結果に基づいて
前記使用済み製品の製造履歴を判定する判定部とを備え
ることを特徴としている。
【0024】また、この発明に係わる製品の分解システ
ムにおいて、前記部品の形状に対応した、その部品の分
解処理手順を定義したテーブルをさらに具備し、前記分
解方法決定手段は、前記部品の形状に対応する分解方法
を前記テーブル上から選択することを特徴としている。
【0025】また、この発明に係わる製品の分解システ
ムにおいて、前記テーブルをデータベースファイルとし
て備えるホストコンピュータをさらに具備し、前記分解
方法決定手段は、通信により前記ホストコンピュータ上
のデータファイルを参照し、前記部品の形状に対応する
分解方法を前記データファイルから選択することを特徴
としている。
【0026】また、この発明に係わる製品の分解システ
ムにおいて、前記判定手段は、前記使用済み製品中の部
品の色を検出する検出部と、その検出結果に基づいて前
記使用済み製品の製造履歴を判定する判定部とを備える
ことを特徴としている。
【0027】また、この発明に係わる製品の分解システ
ムにおいて、前記部品の色に対応した、その部品の分解
処理手順を定義したテーブルをさらに具備し、前記分解
方法決定手段は、前記部品の色に対応する分解方法を前
記テーブル上から選択することを特徴としている。
【0028】また、この発明に係わる製品の分解システ
ムにおいて、前記テーブルをデータベースファイルとし
て備えるホストコンピュータをさらに具備し、前記分解
方法決定手段は、通信により前記ホストコンピュータ上
のデータファイルを参照し、前記部品の色に対応する分
解方法を前記データファイルから選択することを特徴と
している。
【0029】また、この発明に係わる製品の分解システ
ムにおいて、前記判定手段は、前記使用済み製品中の部
品に与えられた製造シリアル番号を検出する検出部と、
その検出結果に基づいて前記使用済み製品の製造履歴を
判定する判定部とを備えることを特徴としている。
【0030】また、この発明に係わる製品の分解システ
ムにおいて、前記部品の製造シリアル番号に対応した、
その部品の分解処理手順を定義したテーブルをさらに具
備し、前記分解方法決定手段は、前記部品の製造シリア
ル番号に対応する分解方法を前記テーブル上から選択す
ることを特徴としている。
【0031】また、この発明に係わる製品の分解システ
ムにおいて、前記テーブルをデータベースファイルとし
て備えるホストコンピュータをさらに具備し、前記分解
方法決定手段は、通信により前記ホストコンピュータ上
のデータファイルを参照し、前記部品の製造シリアル番
号に対応する分解方法を前記データファイルから選択す
ることを特徴としている。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0033】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態に係わる製品の分解システムの構成を示す図
である。
【0034】図1において、1は分解用搬送コンベア、
2は使用済み製品投入コンベア、3はロボットで、使用
済み製品の投入や製品からの部品の取り出しを行う。
【0035】4は製品搬送パレットで、製品搬送パレッ
ト4は、搬送コンベア1上を搬送され、各作業ステーシ
ョン上のロボットの作業エリア内で、不図示の位置決め
ユニットによって位置決め固定される。
【0036】5は部品排出ストッカで、ロボットアクセ
ス部5a、トレイマガジンストック部5bとからなる。
トレイマガジンストック部5bには、複数枚のトレイマ
ガジンを山状態で収納可能である。この部品排出ストッ
カ5は、一般的な自動組立に使われる部品供給ストッカ
と同等のもので、上記ロボットアクセス部5a、トレイ
マガジンストック部5b以外に、ロボットアクセス部と
トレイマガジンストック部の間のトレイガマジン入れ替
え手段、山状態のトレイマガジンから一枚のトレイマガ
ジンに分離する、あるいは逆に山積みするためのトレイ
マガジンストック部昇降手段、山状態のトレイマガジン
を外部に受け渡しするトレイマガジン外部インターフェ
ース手段等からなるが、詳細構成の図示は省略する。
【0037】6は、取り出された部品を検査する部品検
査装置、6aはその検査ヘッドで、この例では光学読み
とり装置であり、検査ヘッド6aが検査ヘッド移動機構
6bによってスキャンされ、検査対象部品の表面検査を
行う。
【0038】7は不良部品収納部、8は洗浄投入コンベ
ア、9は洗浄装置、10は洗浄装置とコンベアでつなげ
られた、部品排出ストッカである。
【0039】11はビス外し用ロボット、11aはビス
外し用ロボット11に取り付けられたビス外し装置、1
2は外したビスを収納する、ビス収納箱である。なお、
ビス外し装置11aは、通常用いられる自動ビス締め装
置のビットの回転を逆にしてビスをゆるめ、パイプ状の
ビットカバーを介してゆるめたビスを吸着して取り出す
ように構成されており、従来のビス締め装置と同等の機
能で実現できるため詳細な説明は省略する。
【0040】150はトレイマガジン、200は洗浄ト
レイマガジンで、共に取り出された部品を位置決め収納
可能な、部品形状に合致した部品雇い部が、収納可能数
分だけ形成されている。
【0041】その代表的な例を、洗浄トレイマガジンの
例で図5、図6に示す。図5は洗浄トレイマガジン20
0の詳細を示す図で、201は外枠、2枚の202は位
置決め枠、203は補強枠で、図5では、後述するワー
ク(102)が複数本位置決め収納されている様子を示
している。
【0042】図6は、図5におけるP部、及びP部を矢
印Q方向から見た詳細図である。
【0043】図6において、202aはワーク(10
2)の長手方向の位置を決めるために、位置決め枠20
2の長手方向規制部に複数設けられた突起部、202b
はワーク(102)の軸心位置を決めるために、位置決
め枠202の軸雇い部内周に複数設けられた突起部で、
共にできるだけ少ない面積でワーク(102)に接触す
るような形状となっている。
【0044】以上のような構成で、洗浄トレイマガジン
200では、部品を位置決め収納する機能と、部品の被
洗浄部位に対して洗浄液が充分作用可能な形状をもって
部品を雇う機能とを兼ね備えており、またその材質は、
洗浄に耐えうるもの、例えばステンレスや強化プラスチ
ック等を利用して作られている。
【0045】図2は、本実施形態で分解の対象となる製
品例を示した図である。
【0046】図2において、対象製品100の構成は、
101が筐体、102が筐体に挿入され回転支持される
ローラ部品、103が筐体蓋で、ローラ部品102の回
転支持部の一部も兼ねる。104は4本のビスで、筐体
101に筐体蓋103をビス締め固定する。
【0047】図3は、本実施形態の特徴を表す部分とな
る、製造履歴を判定する工程と、その判定結果により分
解方法を変更する工程を行う構成について、情報の流れ
と制御を含めて示した図である。
【0048】図3において、51は製造履歴判定装置、
52は製品の部品形状を読みとるためのカメラ、61は
製造履歴判定制御装置、62は製造履歴判定情報問い合
わせ部、63は製造履歴判定部、64はカメラで読みと
られた信号を処理する画像処理装置で、以上は製造履歴
判定工程を行うステーション(st2)内に設置され
る。
【0049】また、製造履歴判定情報問い合わせ部62
はLAN69を介して、ホストコンピュータ70と接続
されている。
【0050】一方、ローラ部品取り外し工程を行うステ
ーション(st5)では、3はロボット、3aはロボッ
トハンド、102はロボット3により分解して取り外し
たローラ部品、6は取り出された部品を検査する部品検
査装置(以上前述)、53は分解対象外部品排出部、1
02cは分解対象外部品排出部へ排出された分解対象外
ローラ部品である。
【0051】65はローラ部品取り外し工程制御部、6
6は製造履歴判定結果問い合わせ部、67はローラ部品
取り外し動作制御部、68は製造履歴判定結果問い合わ
せ部66と製造履歴判定部63を結ぶ工程内LANであ
る。
【0052】以上により、ローラ部品取り外し工程を行
うステーション(st5)では、製造履歴問い合わせ結
果情報に基づいて、ロボットはその動作エリア内にあ
る、部品検査装置6または分解対象外部品排出部53の
いづれかに、ローラ部品102を排出することができる
ように構成されている。
【0053】図4は、ホストコンピュータ70内の製造
履歴情報のファイル構成を示す図である。
【0054】図4において、71はローラ部品分解処理
手順定義テーブルで、ローラ色72、ローラ端面形状7
3により、分解対象かどうか、分解対象の場合はその分
解方法について定義付けられている。その分解方法に対
応して制御コード74が発行され、工程内LAN68を
介して、ローラ部品取り外し工程制御部65へ送られる
ようになっている。
【0055】次に、本実施形態における使用済み製品の
分解作業の工程の動作を、図1及び図3を参照して説明
する。
【0056】(第1ステーションst1)分解対象の製
品100は製品投入流れf1のように、使用済み製品投
入コンベア2上へ投入される。投入された製品100
は、ロボット3により1ケずつとられ、分解用搬送コン
ベアのst1上で位置決めされた製品搬送パレット4へ
置かれる。次に流れf2で示す方向へ製品搬送パレット
4が搬送され、次のステーションst2へ到着時点で再
び不図示の位置決め手段で製品搬送パレット4は位置決
めされる。(この製品パレット搬送位置決め工程は以下
同様なので、以下の説明では省略する。) (第2ステーションst2)製品到着後、製造履歴判定
装置51内に設置されたカメラ52で、この実施形態で
は、分解対象部品であるローラ部品102のローラ端部
の形状と色を観察する。カメラ52で取り込んだ信号
は、画像処理装置64で処理された後、製造履歴判定部
63に渡される。製造履歴判定部63は、その結果デー
タを基に、製造履歴判定問い合わせ部62、LAN69
を介して、ホストコンピュータ70にあるローラ部品分
解処理手順定義テーブル71上のデータと照合して、最
終的な分解手順を決定し、後述のローラ部品取り外し動
作制御工程を行う第5ステーション(st5)の動作問
い合わせに備えて、不図示のデータ一時保存部に、個々
の対象ワーク(この場合ローラ部品102)ごとに与え
る制御コードとして保存する。なお、第5ステーション
st5からの問い合わせに対して、個々の対象ワークに
与える分解作業を間違わずに行えるようにするために、
第2作業ステーションst2と第5作業ステーションs
t5の間で、一般的にデータトラッキングを行うが、そ
の方法については説明を省略する。
【0057】(第3作業ステーションst3)ビス外し
用ロボット11がビス外し装置11aを使って4本のビ
ス104を取り外し、ビス収納箱12へ収納する。
【0058】(第4作業ステーションst4)ロボット
3が筐体蓋103を取り外し、部品排出ストッカ5上に
位置決めされているトレイマガジン150の空きスペー
スへ、取り外した筐体蓋3を位置決め収納する。
【0059】(第5作業ステーションst5)ローラ部
品取り外し工程制御部67は、まず到着したワークに対
する分解作業動作方法を確認するために、製造履歴判定
結果問い合わせ部66、工程内LAN68を介して、前
工程の製造履歴判定工程のステーション(st2)にロ
ーラ部品102の分解動作方法を問い合わせ、その制御
コードを受け取る。その制御コードにより、ローラ部品
取り外し動作制御部67は、ここでは2パターンの動作
のうちどちらかを選択してロボットへ動作指令を出す。
【0060】(st5動作パターン1−制御コード74
で示されたコード1および2に対応)ロボット3はロー
ラ部品102を取り外し、部品検査装置6上の部品位置
決め部に置く。ここで、部品検査装置6により前述の部
品検査が行われ検査結果がOKの場合は、ロボット3は
良品部品収納部となる洗浄投入コンベア上に位置決めさ
れた、洗浄トレイマガジン200の空きスペースへ、取
り出した良品のローラ部品102aを位置決め収納す
る。一方、検査結果がNGの場合は、ロボット3は不良
品収納部7へ、取り出した不良品のローラ部品102b
を収納する。なお、ここで洗浄トレイマガジン200が
良品のローラ部品102aで満杯になると、洗浄投入コ
ンベア8が起動され、洗浄トレイマガジン200は洗浄
装置9へ搬送される。
【0061】なお、ここでは制御コード74で示された
コード1および2に対して、動作パターンをひとつとし
て説明したが、必要に応じてコード1および2で分け、
それぞれに対応して別個のロボットハンドを用意し、不
図示のハンド切り替え機能により、コード1および2そ
れぞれに対応して、ローラ部品の把持方法を変更するよ
うにするようにしてもよい。
【0062】(st5動作パターン2−制御コード74
で示されたコード0に対応)ロボット3はローラ部品1
02を取り外し、分解対象外部品排出部53上の部品位
置決め部に排出する。
【0063】(第6作業ステーションst6)ロボット
3が筐体101を製品搬送パレット4から取り出し、部
品排出ストッカ5上に位置決めされているトレイマガジ
ン150の空きスペースへ、取り出した筐体3を位置決
め収納する。部品排出ストッカ5でトレイマガジン15
0が満杯になったときは、部品排出のf3の方向へトレ
イマガジンごと排出される。
【0064】(第2の実施形態)上記の第1の実施形態
では、部品の製造履歴を判定するのに、部品の形状・色
を利用するようにしたが、それに代わり、もし部品に製
造シリアル番号が与えられていれば、その製造シリアル
番号を読みとるようにしてもよい。製造シリアル番号
は、たとえば算用数字そのものや、バーコードで与えら
れることが多い。その読みとりには前述と同様にカメラ
を利用したり、バーコード専用の読みとり装置を使用す
ることができる。また、この場合、分解処理手順定義テ
ーブルでは、部品の形状や色に代わり、部品の製造シリ
アル番号に対応する分解方法を定義することになる。ま
たは、それらの条件を併用するようにしてもよい。
【0065】(第3の実施形態)上記の第1の実施形態
では、製造履歴判定工程を行うステーション(st2)
は、カメラと画像処理装置とを使って自動で判定するよ
うに説明したが、たとえば、分解対象部品を判定するた
めに利用する対象部品の形状や色がわずかな差異しかな
く、自動判定が困難な場合がある。その場合は、熟練し
た作業者の目視で判定し、その判定結果をキーボード等
の入力手段で製造履歴判定問い合わせ部にデータとして
入力してもよい。または、カメラによる自動読みとり
と、人の目視による読みとりを併用できるように、キー
ボード等の入力手段をあわせて設けるようにしてもよ
い。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同じ製品で、部品ごとに仕様の違いがある場合も、適切
な分解処理を行うことができる。これにより、部品の再
利用目的の分解で、部品の特性それぞれに合った(部品
にダメージを与えない)部品の分解が可能になり、分解
取り出した部品の品質を高めることができる。
【0067】また、部品の形状を測定して、または部品
の色を読み取り、その測定結果により、部品の製造履歴
を判定するようにすることにより、市場で施された部品
の修理・交換など、製造時の履歴データだけでは判定で
きないケースにも、部品現物の観測と判定を行うこと
で、部品の分解取り出しとその後の再利用に対して、よ
り安全に品質を維持できるようになる。
【0068】また、部品に製造シリアル番号が与えられ
ている場合は、それを読み取り、その番号と製造時情報
とを照合することにより、より容易に部品の製造履歴を
判定できるようになる。
【0069】また、部品の製造履歴判定のための部品の
製造シリアル番号または、部品の形状・色などの外見特
性に対応した、その部品の分解処理手順を定義付けたテ
ーブルを用意し、判定された部品製造履歴に従って、そ
のテーブル上で定義付けられた分解方法を選択するよう
にすることにより、部品の識別結果から分解処理手順決
定までの処理時間を短縮し、かつ正確に決定することが
できるようになる。また、そのテーブルをコンピュータ
上のデータベースファイルとすることにより、決定処理
の自動化ができ、また決定手順データの変更等に対して
も、データを共有できるので、多拠点ですぐ同じ方法で
処理変更等ができるようになる。
【0070】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わる製品の分解シ
ステムの構成を示す図である。
【図2】分解対象製品の例を示す図である。
【図3】製造履歴判定工程を示す図である。
【図4】分解処理手順を定義付けたテーブルの図であ
る。
【図5】洗浄トレイマガジンの例を示す図である。
【図6】洗浄トレイマガジンの詳細図である。
【符号の説明】
1 分解用搬送コンベア 2 使用済み製品投入コンベア 3 ロボット 4 製品搬送用パレット 5 部品排出ストッカ 6 部品検査装置 9 洗浄装置 51 製造履歴判定装置 53 分解対象外部品排出部 61 製造履歴判定制御装置 150 トレイマガジン 200 洗浄トレイマガジン

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用済み製品を製品分解ラインに投入す
    る投入工程と、 前記製品分解ラインの上流側において、前記使用済み製
    品の製造履歴を判定する判定工程と、 該判定工程における判定結果に基づいて前記使用済み製
    品の分解方法を決定する分解方法決定工程と、 該分解方法決定工程において決定された分解方法に基づ
    いて、前記製品分解ラインの下流側において前記使用済
    み製品の分解を行う分解工程とを具備することを特徴と
    する製品の分解方法。
  2. 【請求項2】 前記判定工程においては、前記使用済み
    製品中の部品の形状を測定し、その測定結果に基づいて
    前記使用済み製品の製造履歴を判定することを特徴とす
    る請求項1に記載の製品の分解方法。
  3. 【請求項3】 前記部品の形状に対応した、その部品の
    分解処理手順を定義したテーブルを用意し、前記分解方
    法決定工程では、前記部品の形状に対応する分解方法を
    前記テーブル上から選択することを特徴とする請求項2
    に記載の製品の分解方法。
  4. 【請求項4】 前記テーブルをホストコンピュータ上の
    データベースファイルとして用意し、前記分解方法決定
    工程では、通信により前記ホストコンピュータ上のデー
    タファイルを参照し、前記部品の形状に対応する分解方
    法を前記データファイルから選択することを特徴とする
    請求項3に記載の製品の分解方法。
  5. 【請求項5】 前記判定工程においては、前記使用済み
    製品中の部品の色を検出し、その検出結果に基づいて前
    記使用済み製品の製造履歴を判定することを特徴とする
    請求項1に記載の製品の分解方法。
  6. 【請求項6】 前記部品の色に対応した、その部品の分
    解処理手順を定義したテーブルを用意し、前記分解方法
    決定工程では、前記部品の色に対応する分解方法を前記
    テーブル上から選択することを特徴とする請求項5に記
    載の製品の分解方法。
  7. 【請求項7】 前記テーブルをホストコンピュータ上の
    データベースファイルとして用意し、前記分解方法決定
    工程では、通信により前記ホストコンピュータ上のデー
    タファイルを参照し、前記部品の色に対応する分解方法
    を前記データファイルから選択することを特徴とする請
    求項6に記載の製品の分解方法。
  8. 【請求項8】 前記判定工程においては、前記使用済み
    製品中の部品に与えられた製造シリアル番号を検出し、
    その検出結果に基づいて前記使用済み製品の製造履歴を
    判定することを特徴とする請求項1に記載の製品の分解
    方法。
  9. 【請求項9】 前記部品の製造シリアル番号に対応し
    た、その部品の分解処理手順を定義したテーブルを用意
    し、前記分解方法決定工程では、前記部品の製造シリア
    ル番号に対応する分解方法を前記テーブル上から選択す
    ることを特徴とする請求項8に記載の製品の分解方法。
  10. 【請求項10】 前記テーブルをホストコンピュータ上
    のデータベースファイルとして用意し、前記分解方法決
    定工程では、通信により前記ホストコンピュータ上のデ
    ータファイルを参照し、前記部品の製造シリアル番号に
    対応する分解方法を前記データファイルから選択するこ
    とを特徴とする請求項9に記載の製品の分解方法。
  11. 【請求項11】 使用済み製品を製品分解ラインに投入
    するための投入手段と、 前記製品分解ラインの上流側に配置され、前記使用済み
    製品の製造履歴を判定する判定手段と、 該判定手段による判定結果に基づいて前記使用済み製品
    の分解方法を決定する分解方法決定手段と、 前記製品分解ラインの下流側に配置され、前記分解方法
    決定手段により決定された分解方法に基づいて前記使用
    済み製品の分解を行う分解手段とを具備することを特徴
    とする製品の分解システム。
  12. 【請求項12】 前記判定手段は、前記使用済み製品中
    の部品の形状を測定する測定部と、その測定結果に基づ
    いて前記使用済み製品の製造履歴を判定する判定部とを
    備えることを特徴とする請求項11に記載の製品の分解
    システム。
  13. 【請求項13】 前記部品の形状に対応した、その部品
    の分解処理手順を定義したテーブルをさらに具備し、前
    記分解方法決定手段は、前記部品の形状に対応する分解
    方法を前記テーブル上から選択することを特徴とする請
    求項12に記載の製品の分解システム。
  14. 【請求項14】 前記テーブルをデータベースファイル
    として備えるホストコンピュータをさらに具備し、前記
    分解方法決定手段は、通信により前記ホストコンピュー
    タ上のデータファイルを参照し、前記部品の形状に対応
    する分解方法を前記データファイルから選択することを
    特徴とする請求項13に記載の製品の分解システム。
  15. 【請求項15】 前記判定手段は、前記使用済み製品中
    の部品の色を検出する検出部と、その検出結果に基づい
    て前記使用済み製品の製造履歴を判定する判定部とを備
    えることを特徴とする請求項11に記載の製品の分解シ
    ステム。
  16. 【請求項16】 前記部品の色に対応した、その部品の
    分解処理手順を定義したテーブルをさらに具備し、前記
    分解方法決定手段は、前記部品の色に対応する分解方法
    を前記テーブル上から選択することを特徴とする請求項
    15に記載の製品の分解システム。
  17. 【請求項17】 前記テーブルをデータベースファイル
    として備えるホストコンピュータをさらに具備し、前記
    分解方法決定手段は、通信により前記ホストコンピュー
    タ上のデータファイルを参照し、前記部品の色に対応す
    る分解方法を前記データファイルから選択することを特
    徴とする請求項16に記載の製品の分解システム。
  18. 【請求項18】 前記判定手段は、前記使用済み製品中
    の部品に与えられた製造シリアル番号を検出する検出部
    と、その検出結果に基づいて前記使用済み製品の製造履
    歴を判定する判定部とを備えることを特徴とする請求項
    11に記載の製品の分解システム。
  19. 【請求項19】 前記部品の製造シリアル番号に対応し
    た、その部品の分解処理手順を定義したテーブルをさら
    に具備し、前記分解方法決定手段は、前記部品の製造シ
    リアル番号に対応する分解方法を前記テーブル上から選
    択することを特徴とする請求項18に記載の製品の分解
    システム。
  20. 【請求項20】 前記テーブルをデータベースファイル
    として備えるホストコンピュータをさらに具備し、前記
    分解方法決定手段は、通信により前記ホストコンピュー
    タ上のデータファイルを参照し、前記部品の製造シリア
    ル番号に対応する分解方法を前記データファイルから選
    択することを特徴とする請求項19に記載の製品の分解
    システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1138433A1 (en) * 2000-03-29 2001-10-04 Ricoh Company A product disassembling and assembling system and a method of disassembling and assembling the product
WO2016125939A1 (ko) * 2015-02-03 2016-08-11 고등기술연구원연구조합 재활용을 위한 폐디스플레이 분해장치
CN114227191A (zh) * 2021-12-20 2022-03-25 武汉蔚能电池资产有限公司 一种电池包的拆解方法

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