JPH11320391A - ウェハ研磨装置用テーブル及びその製造方法、並びに半導体ウェハの研磨方法 - Google Patents

ウェハ研磨装置用テーブル及びその製造方法、並びに半導体ウェハの研磨方法

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JPH11320391A
JPH11320391A JP17926398A JP17926398A JPH11320391A JP H11320391 A JPH11320391 A JP H11320391A JP 17926398 A JP17926398 A JP 17926398A JP 17926398 A JP17926398 A JP 17926398A JP H11320391 A JPH11320391 A JP H11320391A
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JP
Japan
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wafer
weight
polishing
semiconductor wafer
silicon carbide
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JP17926398A
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English (en)
Inventor
Yuji Okuda
祐次 奥田
Tokuji Mishima
篤司 三島
Shigeji Ishikawa
茂治 石川
Naoyuki Jinbo
直幸 神保
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Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐熱性、耐熱衝撃性、耐摩耗性及び耐食性に
優れ、半導体ウェハの大口径化、高精度化及び高品質化
に対応可能なウェハ研磨装置用テーブルを提供するこ
と。 【解決手段】 このテーブル2は、ウェハ保持プレート
6とともにウェハ研磨装置1を構成している。このテー
ブル2の研磨面2aに対して、プレート6の保持面6a
に保持された半導体ウェハ5を摺接させることで、研磨
が行われる。このテーブル2は、密度が2.7g/cm
3 以上である炭化珪素焼結体製の緻密体であって、熱伝
導率が30w/mK以上である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェハ研磨装置用
テーブル及びその製造方法、並びに半導体ウェハの研磨
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、鏡面を有するミラーウェハ
は、単結晶シリコンのインゴットを薄くスライスした
後、それをラッピング工程及びポリッシング工程を経て
研磨することにより得ることができる。特にラッピング
工程後かつポリッシング工程前にエピタキシャル成長層
形成工程を行った場合には、エピタキシャルウェハと呼
ばれるものを得ることができる。そして、これらのベア
ウェハに対しては、続くウェハ処理工程において酸化、
エッチング、不純物拡散等の各種工程が繰り返して行わ
れ、最終的に半導体デバイスが製造されるようになって
いる(図3参照)。
【0003】上記の一連の工程においては、半導体ウェ
ハのデバイス形成面を何らかの手段を用いて研磨する必
要がある。そこで、従来から各種のウェハ研磨装置(ラ
ッピングマシンやポリッシングマシン等)が提案される
に至っている。
【0004】通常のウェハ研磨装置は、冷却ジャケット
上部に固定されたテーブルと、そのテーブルの研磨面に
対して半導体ウェハを摺接させるべく、自身の保持面に
同ウェハを回転可能に保持するプッシャプレートとを備
えている。半導体ウェハは、プッシャプレートの保持面
に対し、一般に熱可塑性ワックスにより貼付けられた状
態で使用される。そして、このような従来のテーブルと
しては、例えばアルミナ製、ステンレス製のもの等が一
般に知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ウェハ研磨
装置用テーブルは、研磨作業時に高温に加熱されること
が多いため、その形成材料としては熱変形や熱衝撃に強
いことが要求される。また、テーブルの研磨面には絶え
ず摩擦力が作用することから、その形成材料には耐摩耗
性が要求される。さらに、近年においては大口径かつ高
精度ウェハの需要も高まりつつあり、そのためにテーブ
ルの形成材料として高剛性・低熱膨張率を満たす材料が
選択されるべきとも考えられている。即ち、大口径かつ
高精度ウェハを実現するためには、自身の温度バラツキ
が小さくてしかも半導体ウェハに与える応力が小さいも
のであることが望ましいからである。
【0006】しかしながら、アルミナ製のテーブルは、
熱変形量が大きくて熱衝撃にも弱いという欠点があっ
た。ステンレス製のテーブルは、比較的剛性に優れてい
る反面、金属材料であるのでセラミックス材料に比べて
熱膨張率が大きく、耐摩耗性にも劣るという欠点があっ
た。
【0007】以上のような事情から、高剛性・低熱膨張
率・高熱伝導率・耐摩耗性を有し、しかも熱変形や熱衝
撃に強い炭化珪素(SiO2 )を、テーブル形成用材料
として用いればよいとも考えられる。ところが、テーブ
ルを単純に炭化珪素製にしただけでは、充分な耐食性
(具体例としてはアルカリ溶液を用いた場合の耐酸化性
など)の確保が困難であると予想される。従って、これ
を用いて研磨を行なったとしても、焼結体中の不純物の
漏出に起因する汚染により、高品質の半導体ウェハを得
ることは実質上難しくなるおそれがある。
【0008】本発明は上記の課題を解決するためなされ
たものであり、その第1の目的は、耐熱性、耐熱衝撃
性、耐摩耗性及び耐食性に優れ、半導体ウェハの大口径
化、高精度化及び高品質化に対応可能なウェハ研磨装置
用テーブルを提供することにある。
【0009】本発明の第2の目的は、上記の優れたテー
ブルを確実に製造することができる方法を提供すること
にある。また、本発明の第3の目的は、半導体ウェハを
均一に研磨することが可能なため半導体ウェハの高精度
化及び高品質化を達成するうえで極めて好適な半導体ウ
ェハの研磨方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、ウェハ研磨装置を構
成しているウェハ保持プレートの保持面に保持されてい
る半導体ウェハが摺接される研磨面を有するテーブルに
おいて、密度が2.7g/cm3 以上である珪化物セラ
ミックス製または炭化物セラミックス製の緻密体からな
るウェハ研磨装置用テーブルをその要旨とする。
【0011】請求項2に記載の発明では、ウェハ研磨装
置を構成しているウェハ保持プレートの保持面に保持さ
れている半導体ウェハが摺接される研磨面を有するテー
ブルにおいて、前記テーブルは、密度が2.7g/cm
3 以上である炭化珪素焼結体製の緻密体であって、熱伝
導率が30w/mK以上であることを特徴とするウェハ
研磨装置用テーブルをその要旨とする。
【0012】請求項3に記載の発明では、請求項2にお
いて、0.15重量%〜1.0重量%のほう素及び0.
5重量%〜10重量%の遊離炭素を含有することとして
いる。
【0013】請求項4に記載の発明では、請求項2にお
いて、0.5重量%〜10重量%のアルミニウム及び
0.5重量%〜10重量%の遊離炭素を含有することと
している。
【0014】請求項5に記載の発明では、請求項2乃至
4のいずれか1項において、前記テーブルは、β型炭化
珪素粉末を出発材料とする炭化珪素焼結体製の緻密体で
あるとしている。
【0015】請求項6に記載の発明では、請求項2に記
載されたウェハ研磨装置用テーブルを製造する方法であ
って、炭化珪素粉末100重量部に対し、ほう素及びそ
の化合物、アルミニウム及びその化合物、並びに炭素よ
り選択される少なくとも1種からなる焼結助剤0.3重
量部〜20重量部を均一に混合する第1工程と、前記第
1工程により得られた混合物を所定形状に成形する第2
工程と、前記第2工程により得られた成形体を1800
℃〜2400℃の温度範囲内で焼成する工程とを含むウ
ェハ研磨装置用テーブルの製造方法をその要旨とする。
【0016】請求項7に記載の発明では、ウェハ研磨装
置を構成しているウェハ保持プレートの保持面に半導体
ウェハを保持させるとともに、密度が2.7g/cm3
以上である炭化珪素焼結体製の緻密体であって、熱伝導
率が30w/mK以上であるテーブルの研磨面に対して
前記半導体ウェハを回転させつつ摺接させることによ
り、前記半導体ウェハの研磨を行うことを特徴とする半
導体ウェハの研磨方法をその要旨とする。
【0017】以下、本発明の「作用」を説明する。請求
項1に記載の発明によると、このテーブルは密度が2.
7g/cm3 以上の緻密体であることから、結晶粒子間
の結合が強くてしかも気孔が極めて少なく、従来に比べ
耐食性に優れたものとなっている。また、かかる緻密体
は珪化物セラミックス製または炭化物セラミックス製で
あるため、比較的高い剛性、低い熱膨張率、高い熱伝導
率、高い摩耗性を有し、さらに熱変形や熱衝撃にも強い
という性質を備えている。従って、このテーブルを用い
て研磨を行えば、半導体ウェハの大口径化、高精度化及
び高品質化に対応することができる。
【0018】請求項2に記載の発明によると、このテー
ブルは密度が2.7g/cm3 以上の緻密体であること
から、結晶粒子間の結合が強くてしかも気孔が極めて少
なく、従来に比べ耐食性に優れたものとなっている。ま
た、かかる緻密体は炭化珪素焼結体製であるため、極め
て高い剛性、低い熱膨張率、高い熱伝導率、高い摩耗性
を有し、さらに熱変形や熱衝撃にも極めて強いという性
質を備えている。従って、このテーブルを用いて研磨を
行えば、半導体ウェハの大口径化、高精度化及び高品質
化に確実に対応することができる。
【0019】ここで、同テーブルの密度は2.7g/c
3 以上であることが必要とされ、さらには3.0g/
cm3 以上であることが望ましく、特には3.1g/c
3以上であることがより望ましい。この密度が小さい
と、焼結体における結晶粒子間の結合が弱くなったり気
孔が多くなったりする結果、充分な耐食性、耐摩耗性を
確保できなくなるからである。
【0020】焼結体の熱伝導率は30w/mK以上であ
ることが必要とされ、さらには80w/mK〜200w
/mK以上であることが望ましい。熱伝導率が小さすぎ
ると焼結体内に温度バラツキが生じやすくなり、半導体
ウェハの大口径化、高精度化及び高品質化を妨げる原因
となってしまう。逆に、熱伝導率は大きいほど好適であ
る反面、200w/mKを超えるものについては安価か
つ安定的な材料供給が難しくなる。
【0021】請求項3に記載の発明によると、上記好適
範囲を満たすほう素及び遊離炭素を含有させることによ
り、それらが焼結助剤として働くことで、粒成長が促進
される。ゆえに、焼結体における結晶粒子の粒界が少な
くなり、緻密さが増す結果、耐食性、剛性、熱伝導性、
耐熱性、耐熱衝撃性、耐摩耗性が高くなる。
【0022】ここで、ほう素は0.15重量%〜1.0
重量%であることがよく、0.2重量%〜0.5重量%
であることがさらによく、0.3重量%〜0.4重量%
であることが特によい。また、遊離炭素は0.5重量%
〜10重量%であることがよく、1.0重量%〜5.0
重量%であることがさらによく、3.0重量%〜6.0
重量%であることが特によい。
【0023】請求項4に記載の発明によると、上記好適
範囲を満たすアルミニウム及び遊離炭素を含有させるこ
とにより、それらが焼結助剤として働くことで、粒成長
が促進される。ゆえに、焼結体における結晶粒子の粒界
が少なくなり、緻密さが増す結果、耐食性、剛性、熱伝
導性、耐熱性、耐熱衝撃性、耐摩耗性が高くなる。
【0024】ここで、アルミニウムは0.5重量%〜1
0重量%であることがよく、3.0重量%〜10重量%
であることがさらによく、5.0重量%〜10重量%で
あることが特によい。また、遊離炭素は0.5重量%〜
10重量%であることがよく、1.0重量%〜5.0重
量%であることがさらによく、3.0重量%〜6.0重
量%であることが特によい。
【0025】請求項5に記載の発明によると、β型炭化
珪素粉末を出発材料として炭化珪素焼結体製の緻密体を
得ることにより、他のタイプ(α型炭化珪素粉末や非晶
質炭化珪素粉末)を選択した場合に比べて、大きな板状
結晶が形成されやすくなる。従って、焼結体における結
晶粒子の粒界の減少につながり、熱伝導性などがよりい
っそう高くなる。
【0026】もっとも、β型炭化珪素粉末に代わるもの
として、α型炭化珪素粉末または非晶質炭化珪素粉末を
使用することも勿論可能である。勿論、これらの粉末に
関しては、1種を単独で用いてもよいほか、2種以上を
組み合わせて(α型+β型、α型+非晶質、β型+非晶
質、α型+β型+非晶質、のいずれかを)用いてもよ
い。
【0027】請求項6に記載の発明によると、第1工程
を経て作製された炭化珪素粉末及び焼結助剤からなる均
一な混合物は、続く第2工程を経ることにより所定形状
の成形体となる。そして、この成形体は、第3工程を経
ることにより高温で焼成され、極めて緻密かつ好適な物
性を有する焼結体となる。
【0028】炭化珪素粉末100重量部に対しては、ほ
う素及びその化合物、アルミニウム及びその化合物、並
びに炭素より選択される少なくとも1種からなる焼結助
剤0.3重量部〜20重量部を均一に混合する必要があ
る。
【0029】焼結助剤としての役割を果たすこれらの物
質は、炭化珪素の結晶成長速度を著しく増加させる。そ
れに加えてこれらの物質は、炭化珪素焼結体の焼成温度
域において成形体の隅々まで拡散して、そこで板状結晶
の核を形成させるのに貢献し、ひいては確実な緻密化を
もたらす。
【0030】ここで、ほう素及びその化合物としては、
例えば、1)ほう素単体、2)二ほう化アルミニウム、
3)炭化ほう素、4)窒化ほう素、5)酸化ほう素、
6)ほう化クロム、7)ほう化ランタン等が挙げられ
る。これらの中でも、コスト等の観点からして1)〜
5)の選択が好ましい。勿論、ここに列挙した物質に関
しては、1種を単独で用いてもよいほか、2種以上を組
み合わせて用いてもよい。
【0031】アルミニウム及びその化合物としては、例
えば、1)アルミニウム単体、2)二ほう化アルミニウ
ム、3)炭化アルミニウム、4)窒化アルミニウム、
5)酸化アルミニウム等が挙げられる。勿論、ここに列
挙した物質に関しては、1種を単独で用いてもよいほ
か、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0032】炭素としては、例えば、1)フェノール樹
脂、2)リグニンスルホン酸塩、3)ポリビニルアルコ
ール、4)コーンスターチ、5)糖蜜、6)コールター
ルピッチ、7)アルギン酸塩等の有機物質や、さらには
8)カーボンブラック、9)アセチレンブラック等の無
機物質が挙げられる。勿論、ここに列挙した物質に関し
ては、1種を単独で用いてもよいほか、2種以上を組み
合わせて用いてもよい。前記炭素は、ほう素化合物中や
アルミニウム化合物中に含まれている炭素分であっても
かまわない。なお、炭素が、ほう素及びその化合物、ア
ルミニウム及びその化合物と共存している場合、気孔が
微細化しやすくなる。
【0033】前記焼結助剤は0.3重量部〜20重量部
であることがよく、さらには5.0重量部〜20重量部
であることがより望ましく、特には10重量部〜20重
量部であることが最も望ましい。焼結助剤の量が少なす
ぎると、炭化珪素の結晶成長速度を増加させる効果が不
十分になる。逆に焼結助剤の量を極めて多くしたとして
も、結晶成長速度を増加させる効果の大幅な増大にはつ
ながらず、却って不純物の増加により焼結体の物性の低
下を招くおそれがある。
【0034】第2工程により得られた炭化珪素製の成形
体は、所定の温度範囲内で焼成される必要がある。ここ
で、所定温度範囲内とは1800℃〜2400℃、好ま
しくは2000℃〜2300℃である。焼成温度が低す
ぎると、結晶粒径を大きくすることが困難となるばかり
でなく、焼結体中に多くの気孔が残ってしまう。逆に焼
成温度が高すぎると、炭化珪素の分解が始まる結果、焼
結体の強度低下を来してしまう。
【0035】以上説明したごとく、請求項6に記載した
発明の製造方法によれば、耐熱性、耐熱衝撃性、耐摩耗
性及び耐食性等に優れたテーブルを確実に製造すること
ができる。
【0036】請求項7に記載の発明によると、研磨面に
対して半導体ウェハが回転しながら摺接する結果、半導
体ウェハの片側面が前記研磨面によって均一に研磨され
る。上記の炭化珪素製のテーブルは、熱伝導性、耐摩耗
性や耐食性等に優れたものであるため、研磨時における
温度バラツキの発生や不純物の漏出等が起こりにくい。
よって、半導体ウェハの大口径化、高精度化及び高品質
化にも確実に対応することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態のウェハ研磨装置1を図1,図2に基づき詳細に説
明する。
【0038】図1には、本実施形態のウェハ研磨装置1
が概略的に示されている。同ウェハ研磨装置1を構成し
ているテーブル2は、円盤状であって炭化珪素焼結体製
である。テーブル2の上面は、半導体ウェハ5を研磨す
るための研磨面2aとなっている。この研磨面2aには
図示しない研磨クロスが貼り付けられている。このよう
なテーブル2は、同じく円盤状をした冷却ジャケット3
の上部に図示しないボルト等を用いて取り付けられてい
る。冷却ジャケット3自身は、円柱状の回転軸4により
水平に支持されている。冷却ジャケット3の内部には流
路が形成されている。この流路には冷却用流体としての
冷水Wが循環されるようになっている。
【0039】このウェハ研磨装置1は、多数(図1では
図示の便宜上2つ)のウェハ保持プレート6を備えてい
る。ウェハ保持プレート6の形成材料としては、例えば
ガラスや、アルミナ等のセラミックス材料や、ステンレ
ス等の金属材料などが採用される。各ウェハ保持プレー
ト6の片側面(非保持面6b)の中心部には、図示しな
い駆動装置の一部であるプッシャ棒7が固定されてい
る。各プッシャ棒7は、保持面6aをその下方にあるテ
ーブル2の研磨面2aに対向させた状態で各ウェハ保持
プレート6を水平に支持している。また、各プッシャ棒
7はウェハ保持プレート6とともに回転することができ
るばかりでなく、所定範囲だけ上下動することができ
る。ウェハ保持プレート6の保持面6aには、半導体ウ
ェハ5が例えば熱可塑性ワックス等を用いて貼着されて
いる。勿論、半導体ウェハ5は、保持面6aに対して真
空引きによりまたは静電的に吸着されてもよい。このと
き、半導体ウェハ5における被研磨面5aは、テーブル
2の研磨面2a側を向いている必要がある。
【0040】この装置1がラッピングマシン、即ちベア
ウェハプロセスにおけるスライス工程を経たものに対す
る研磨を行う装置である場合、ウェハ保持プレート6は
半導体ウェハ5を研磨面2aに対して所定押圧力印加状
態で摺接させるものであることがよい。このようなウェ
ハ保持プレート6(つまりプッシャプレート)により押
圧力を印加しても、エピタキシャル成長層が形成されて
いないことから、その剥離を心配する必要がないからで
ある。この装置1がミラーウェハ製造用のポリッシング
マシン、即ち前記ラッピング工程を経たものに対してエ
ピタキシャル成長工程を実施することなく研磨を行う装
置である場合も同様である。
【0041】一方、この装置1がエピタキシャルウェハ
製造用のポリッシングマシン、即ち前記ラッピング工程
を経たものに対してエピタキシャル成長工程を実施した
うえで研磨を行う装置である場合には、ウェハ保持プレ
ート6は半導体ウェハ5を研磨面2aに対してほぼ押圧
力無印加状態で摺接させるものであることがよい。シリ
コンエピタキシャル成長層は、単結晶シリコンと比べて
剥離しやすいからである。この装置1が各種膜形成工程
後にケミカルメカニカルポリッシング(CMP)を行う
ためのマシンである場合も、基本的には同様である。
【0042】以下、本実施形態をより具体化したいくつ
かの実施例を、図2の表に基づいて説明する。
【0043】
【実施例】[実施例1A,1B]実施例1Bの作製にお
いては、94.6重量%のβ型結晶を含む炭化珪素粉末
として、イビデン株式会社製「ベータランダム(商品
名)」を用いた。この炭化珪素粉末は、1.3μmとい
う結晶粒径の平均値を有し、かつ1.5重量%のほう素
及び3.6重量%の遊離炭素を含有していた。
【0044】第1工程においては、この炭化珪素粉末1
00重量部に対し、ポリビニルアルコール5重量部、水
300重量部を配合した後、ボールミル中にて5時間混
合することにより、均一な混合物を得た。この混合物を
所定時間乾燥して水分をある程度除去した後、その乾燥
混合物を適量採取しかつ顆粒化した。
【0045】このようにして得られた前記混合物の顆粒
を、第2工程において金属製押し型を用いて50kg/
cm2 の圧力で成形した。得られた生成形体の密度は
1.2g/cm3 であった。
【0046】第3工程においては、前記生成形体を外気
を遮断することができる黒鉛製ルツボに装入し、タンマ
ン型焼成炉を使用してその焼成を行なった。焼成は1気
圧のアルゴンガス雰囲気中において実施した。また、焼
成時においては10℃/分の昇温速度で最高温度である
2300℃まで加熱し、その後はその温度で2時間保持
することとした。得られた焼結体を観察してみたとこ
ろ、板状結晶が多方向に絡み合った極めて緻密な三次元
網目構造を呈していた。
【0047】また、得られた焼結体の密度は3.1g/
cm3 であり、熱伝導率は150w/mKであった。焼
結体に含まれているほう素は0.4重量%、遊離炭素は
1.8重量%であった。
【0048】最後に第3工程を経て作製された焼結体の
片側面に対して、炭化珪素製研磨治具を用いた研磨加工
を施した。その結果、半導体ウェハ5の研磨に適した面
粗度の研磨面2aを有するテーブル2を完成した。
【0049】このようにして得られた実施例1Aのテー
ブル2を上記各種の研磨装置1にセットして、各種サイ
ズの半導体ウェハ5の研磨を行なったところ、いずれの
タイプについても同テーブル2に熱変形等が全く認めら
れなかった。しかも、強アルカリ溶液に晒されやすいC
MP用マシンに適用した場合においても、同テーブル2
が酸化することはなく、耐食性に優れていることが確認
された。これは、同テーブル2の少気孔化により緻密さ
が増したことで、焼結体内部にアルカリ溶液が侵入しに
くくなったことによるものと推測される。
【0050】また、各種の研磨装置1による研磨を経て
得られた半導体ウェハ5には、そのサイズに関係なく全
く傷が付いておらず、しかも大きな反りも生じていなか
った。つまり、極めて高精度、高品質の半導体ウェハ5
が得られることが実証された。
【0051】一方、実施例1Aの作製においては、図2
の表に記載した材料・条件等を設定するとともに、基本
的に前記手順に沿って第1〜第3工程を実施した。使用
した炭化珪素粉末はα型であって、具体的には屋久島電
工株式会社製「OY15(商品名)」とした。
【0052】実施例1Aの焼結体の密度は3.1g/c
3 、熱伝導率は125w/mKであった。焼結体に含
まれているほう素は0.4重量%、遊離炭素は1.8重
量%であった。つまり、β型炭化珪素粉末を出発材料と
した実施例1Bの焼結体のほうが、実施例1Aの焼結体
よりも熱伝導率が2割ほど高くなる傾向がみられた。
【0053】第3工程を経て作製された焼結体の片側面
に対して、炭化珪素製研磨治具を用いた研磨加工を施し
た。その結果、半導体ウェハ5の研磨に適した面粗度の
研磨面2aを有するテーブル2を完成した。
【0054】このようにして得られた実施例1Aのテー
ブル2を上記各種の研磨装置1にセットして、各種サイ
ズの半導体ウェハ5の研磨を行なったところ、前記実施
例1Bとほぼ同様の優れた結果が得られた。
【0055】即ち、いずれのタイプの研磨装置1につい
ても、同テーブル2に熱変形等が全く認められなかっ
た。しかも、強アルカリ溶液に晒されやすいCMP用マ
シンに適用した場合においても、同テーブル2が酸化す
ることはなく、耐食性に優れていることが確認された。
また、各種の研磨装置1による研磨を経て得られた半導
体ウェハ5には、そのサイズに関係なく全く傷が付いて
おらず、しかも大きな反りも生じていなかった。つま
り、極めて高精度、高品質の半導体ウェハ5が得られる
ことが実証された。 [実施例2A,2B]実施例2Bの作製においては、前
記実施例1Bと同じく、94.6重量%のβ型結晶を含
む炭化珪素粉末としてイビデン株式会社製「ベータラン
ダム(商品名)」を用いた。この炭化珪素粉末は、0.
4μmという結晶粒径の平均値を有し、かつ10重量%
のアルミニウム及び5.5重量%の遊離炭素を含有して
いた。一方、実施例2Aのサンプル作製においては、前
記実施例1Aと同じく、α型炭化珪素粉末である屋久島
電工株式会社製「OY15(商品名)」を用いた。
【0056】実施例1Aの手順に準じて第1工程及び第
2工程を実施した後、第3工程において生成形体を黒鉛
製ルツボに装入し、タンマン型焼成炉を使用してその焼
成を行なった。焼成は1気圧のアルゴンガス雰囲気中に
おいて実施した。また、焼成時においては15℃/分の
昇温速度で最高温度である2200℃まで加熱し、その
後はその温度で5時間保持することとした。得られた焼
結体を観察してみたところ、板状結晶が多方向に絡み合
った極めて緻密な三次元網目構造を呈していた。
【0057】得られた実施例2Bの焼結体の密度は3.
1g/cm3 であり、熱伝導率は170w/mKであっ
た。焼結体に含まれているアルミニウムは2.6重量
%、遊離炭素は3.2重量%であった。また、得られた
実施例2Aの焼結体の密度は3.1g/cm3 であり、
熱伝導率は142w/mKであった。焼結体に含まれて
いるアルミニウムは2.6重量%、遊離炭素は3.2重
量%であった。つまり、β型炭化珪素粉末を出発材料と
した実施例2Bの焼結体のほうが、実施例2Aの焼結体
よりも熱伝導率が2割ほど高くなる傾向がみられた。
【0058】最後に第3工程を経て作製された焼結体の
片側面に対して、炭化珪素製研磨治具を用いた研磨加工
を施した。その結果、半導体ウェハ5の研磨に適した面
粗度の研磨面2aを有するテーブル2を完成した。
【0059】このようにして得られた実施例2A,2B
のテーブル2を上記各種の研磨装置1にセットして、各
種サイズの半導体ウェハ5の研磨を行なったところ、前
記実施例1A,1Bとほぼ同様の優れた結果が得られ
た。
【0060】即ち、いずれのタイプの研磨装置1につい
ても、同テーブル2に熱変形等が全く認められなかっ
た。しかも、強アルカリ溶液に晒されやすいCMP用マ
シンに適用した場合においても、同テーブル2が酸化す
ることはなく、耐食性に優れていることが確認された。
また、各種の研磨装置1による研磨を経て得られた半導
体ウェハ5には、そのサイズに関係なく全く傷が付いて
おらず、しかも大きな反りも生じていなかった。つま
り、極めて高精度、高品質の半導体ウェハ5が得られる
ことが実証された。 [実施例3A,3B,4A,4B]実施例3B,4Bの
作製においては、前記実施例1Bと同じく、β型炭化珪
素粉末であるイビデン株式会社製「ベータランダム(商
品名)」を用いた。一方、実施例3A,4Aのサンプル
作製においては、前記実施例1Aと同じく、α型炭化珪
素粉末である屋久島電工株式会社製「OY15(商品
名)」を用いた。そして、図2の表に記載した材料・条
件等を設定するとともに、基本的に前記実施例1Aの手
順に沿って第1〜第3工程を実施した。
【0061】得られた実施例3Bの焼結体の密度は3.
1g/cm3 、熱伝導率は132w/mKであった。同
焼結体に含まれているほう素は0.7重量%、遊離炭素
は3.8重量%であった。また、得られた実施例3Aの
焼結体の密度は3.1g/cm3 であり、熱伝導率は1
10w/mKであった。ほう素及び遊離炭素の含有量は
同じであった。つまり、β型炭化珪素粉末を出発材料と
した実施例3Bの焼結体のほうが、実施例3Aの焼結体
よりも熱伝導率が2割ほど高くなる傾向がみられた。
【0062】得られた実施例4Bの焼結体の密度は2.
7g/cm3 、熱伝導率は96w/mKであった。同焼
結体に含まれているアルミニウムは1.6重量%、遊離
炭素は3.3重量%であった。また、得られた実施例4
Aの焼結体の密度は2.7g/cm3 であり、熱伝導率
は80w/mKであった。ほう素及び遊離炭素の含有量
は同じであった。つまり、β型炭化珪素粉末を出発材料
とした実施例4Bの焼結体のほうが、実施例4Aの焼結
体よりも熱伝導率が2割ほど高くなる傾向がみられた。
【0063】勿論、これらのもの3A,3B,4A,4
Bについても、実施例1A,1B,2A,2Bに匹敵す
る好適な結果が得られた。 [比較例1,2]比較例1,2では、図2の表に記載し
た材料・条件等を設定するとともに、基本的に前記実施
例1Aの手順に沿って第1〜第3工程を実施した。
【0064】ただし、比較例1では焼結助剤の量を好適
範囲外(具体的にはほう素の量を0.15重量%より少
なめ)に設定した。その結果、得られた焼結体の密度は
2.3g/cm3 、熱伝導率は20w/mKであった。
同焼結体に含まれているほう素は0.05重量%、遊離
炭素は1.0重量%であった。
【0065】また、比較例2では焼結助剤の量を好適範
囲外(具体的にはアルミニウムの量を10重量%より多
め)に設定し、かつ焼成温度を好適範囲外(2000℃
よりも300℃低く)に設定した。その結果、得られた
焼結体の密度は2.0g/cm3 、熱伝導率は22w/
mKであった。同焼結体に含まれているアルミニウムは
0.09重量%、遊離炭素は2.8重量%であった。
【0066】従って、上記2つの比較例のテーブルを上
記各種の研磨装置1にセットして、各種サイズの半導体
ウェハ5の研磨を行なったところ、同テーブルに各種の
不具合(熱変形、摩耗、侵食、酸化等)が生じる結果と
なった。また、研磨を経て得られた半導体ウェハ5の精
度や品質も、到底各実施例1A〜4Bに及ばないもので
あった。
【0067】従って、本実施形態によれば以下のような
効果を得ることができる。ここでは代表的なもののみを
列挙する。 (1)この実施形態によれば、耐熱性、耐熱衝撃性、耐
摩耗性及び耐食性に優れたテーブル2を実現することが
でき、半導体ウェハ5の大口径化、高精度化及び高品質
化に確実に対応可能となる。
【0068】(2)この実施形態にて示した製造方法に
よると、焼成時において板状結晶の成長が有効に促進さ
れるため、上記の優れたテーブル2を確実に製造するこ
とができる。
【0069】(3)この実施形態の半導体ウェハ5の研
磨方法によると、上記の優れたテーブル2により半導体
ウェハ5を均一に研磨することが可能である。従って、
半導体ウェハ5の高精度化及び高品質化を達成するうえ
で極めて好適である。
【0070】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ◎ テーブル2の研磨面2aは実施形態のように完全平
坦状であってもよいほか、例えば僅かに球面状(平坦度
0.5μm〜5μm)に形成されていてもよい。
【0071】◎ ウェハ保持プレート6側を上下動させ
る方式に代えて、テーブル2側を上下動させる構造を採
用しても勿論よい。 ◎ 炭化珪素以外の珪化物セラミックスとしては、密度
が2.7g/cm3 以上である緻密体という条件を満た
すものであれば、例えば窒化珪素(Si3 4)やサイ
アロン等を選択することも許容されうる。
【0072】◎ 炭化珪素以外の炭化物セラミックスと
しては、密度が2.7g/cm3 以上である緻密体とい
う条件を満たすものであれば、例えば炭化ホウ素(B4
C)等を選択することも許容されうる。
【0073】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想を以下に列挙する。 (1) スライスされた単結晶シリコンに対する研磨に
より形成された被研磨面を少なくともその片側面に有す
るミラーウェハにおいて、ウェハ研磨装置を構成してい
るウェハ保持プレートの保持面に保持された状態で、密
度が2.7g/cm3 以上である炭化珪素焼結体製の緻
密体であって、熱伝導率が30w/mK以上であるテー
ブルの研磨面に対し回転摺接させられる研磨工程を経て
製造されるミラーウェハ。この技術的思想1に記載の発
明によると、高品質化を図ることができる。
【0074】(2) スライスされた単結晶シリコンに
対するエピタキシャル成長を行なった後、同層を研磨す
ることにより形成された被研磨面を少なくともその片側
面に有するエピタキシャルウェハにおいて、ウェハ研磨
装置を構成しているウェハ保持プレートの保持面に保持
された状態で、密度が2.7g/cm3 以上である炭化
珪素焼結体製の緻密体であって、熱伝導率が30w/m
K以上であるテーブルの研磨面に対し回転摺接させられ
る研磨工程を経て製造されるエピタキシャルウェハ。こ
の技術的思想2に記載の発明によると、高品質化を図る
ことができる。
【0075】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、耐熱性、耐熱衝撃性、耐摩耗性及び耐食
性に優れ、半導体ウェハの大口径化、高精度化及び高品
質化に対応可能なウェハ研磨装置用ウェハ保持プレート
を提供することができる。
【0076】請求項2〜5に記載の発明によれば、耐熱
性、耐熱衝撃性、耐摩耗性及び耐食性に極めて優れ、半
導体ウェハの大口径化、高精度化及び高品質化に確実に
対応可能なウェハ研磨装置用ウェハ保持プレートを提供
することができる。
【0077】請求項3,4に記載の発明によれば、焼結
体の緻密さが増す結果、テーブルの耐食性、剛性、耐摩
耗性、熱伝導性等が確実に高くなる。請求項5に記載の
発明によれば、テーブルの熱伝導性等がより確実に高く
なる。
【0078】請求項6に記載の発明によれば、上記の優
れたテーブルを確実に製造することができる方法を提供
することができる。請求項7に記載の発明によれば、半
導体ウェハを均一に研磨することが可能なため半導体ウ
ェハの高精度化及び高品質化を達成するうえで極めて好
適な半導体ウェハの研磨方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施形態におけるウェハ
研磨装置を示す概略図。
【図2】各実施例及び各比較例における製造条件及び焼
結体特性を示した表。
【図3】(a),(b)は半導体デバイスの製造手順の
概略を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…ウェハ研磨装置、2…ウェハ研磨装置用テーブル、
2a…研磨面、5…半導体ウェハ、6…ウェハ保持プレ
ート、6a…保持面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神保 直幸 岐阜県揖斐郡揖斐川町北方1の1 イビデ ン 株式会社大垣北工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウェハ研磨装置を構成しているウェハ保持
    プレートの保持面に保持されている半導体ウェハが摺接
    される研磨面を有するテーブルにおいて、密度が2.7
    g/cm3 以上である珪化物セラミックス製または炭化
    物セラミックス製の緻密体からなるウェハ研磨装置用テ
    ーブル。
  2. 【請求項2】ウェハ研磨装置を構成しているウェハ保持
    プレートの保持面に保持されている半導体ウェハが摺接
    される研磨面を有するテーブルにおいて、前記テーブル
    は、密度が2.7g/cm3 以上である炭化珪素焼結体
    製の緻密体であって、熱伝導率が30w/mK以上であ
    ることを特徴とするウェハ研磨装置用テーブル。
  3. 【請求項3】0.15重量%〜1.0重量%のほう素及
    び0.5重量%〜10重量%の遊離炭素を含有すること
    を特徴とする請求項2に記載のウェハ研磨装置用テーブ
    ル。
  4. 【請求項4】0.5重量%〜10重量%のアルミニウム
    及び0.5重量%〜10重量%の遊離炭素を含有するこ
    とを特徴とする請求項2に記載のウェハ研磨装置用テー
    ブル。
  5. 【請求項5】前記テーブルは、β型炭化珪素粉末を出発
    材料とする炭化珪素焼結体製の緻密体であることを特徴
    とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のウェハ研
    磨装置用テーブル。
  6. 【請求項6】請求項2に記載されたウェハ研磨装置用テ
    ーブルを製造する方法であって、 炭化珪素粉末100重量部に対し、ほう素及びその化合
    物、アルミニウム及びその化合物、並びに炭素より選択
    される少なくとも1種からなる焼結助剤0.3重量部〜
    20重量部を均一に混合する第1工程と、 前記第1工程により得られた混合物を所定形状に成形す
    る第2工程と、 前記第2工程により得られた成形体を1800℃〜24
    00℃の温度範囲内で焼成する工程とを含むウェハ研磨
    装置用テーブルの製造方法。
  7. 【請求項7】ウェハ研磨装置を構成しているウェハ保持
    プレートの保持面に半導体ウェハを保持させるととも
    に、密度が2.7g/cm3 以上である炭化珪素焼結体
    製の緻密体であって、熱伝導率が30w/mK以上であ
    るテーブルの研磨面に対して前記半導体ウェハを回転さ
    せつつ摺接させることにより、前記半導体ウェハの研磨
    を行うことを特徴とする半導体ウェハの研磨方法。
JP17926398A 1998-03-12 1998-06-25 ウェハ研磨装置用テーブル及びその製造方法、並びに半導体ウェハの研磨方法 Pending JPH11320391A (ja)

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