JPH11320439A - ボルト保持用治具 - Google Patents
ボルト保持用治具Info
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Abstract
共に、ボルトを正確な角度で容易に打入でき、軽便で且
つ使い勝手が良好なボルト保持用治具を得る。 【解決手段】 ボルト保持用治具1は、建築構造物の表
面に当接させる当接部4と、ボルト3をその打入方向A
に沿って移動自在に保持する開閉自在なボルト保持部5
と、ボルト保持部5を閉じる方向にバネ付勢するバネ部
材7と、当接部4をボルト3の打入方向Aと略直交する
方向Bに引張ってボルト保持部5をボルト3から離脱さ
せるための引張り操作部6とを具備している。
Description
に関し、詳しくは建築構造物を固定するためのボルトを
保持する治具に関するものである。
て、図8に示すように、隣接する屋根材2,2の接続部
にボルト3を打入して、屋根下地16に固定するように
している。
に、隣接する一方の屋根材2の接続片17と、他方の屋
根材2の被接続片18との間をパッキン材21で閉塞す
ると共に、接続片17の上から屋根下地16にボルト3
を打入し、その後、接続片17の上面から被接続片18
の上面に亘って断面略逆U字状のキャップ19を被せ
て、キャップ19の両端部を固定金具20に係止させる
ことにより、ボルト3を隠すと共に防水性を確保するよ
うにしたものが知られている。
に示す従来例では、ボルト3を打入するに当たっては、
片方の手でボルト3を垂直に立てて、もう片方の手に電
動ドライバー等を持つようにしているため、ボルト3を
持つ手が動いてその打入角度が一定に定まりにくく、ま
た、ボルト3に傾きが生じて、ボルト3を正確な角度で
打入するのが困難となる。このため、図9の仮想線イ、
或いはロで示す方向、或いは図10のハで示す方向にボ
ルト3が傾いて屋根下地16を外してしまう恐れがあ
り、屋根材2の固定作業には熟練が要求されていた。し
かも、屋根下地16を外してボルト3を斜め打ちしてし
まった場合は、一旦ボルト3を引き抜いて再び打入し直
す必要が生じるため、打入作業に多大な手間と時間がか
かるという問題があり、またこのように打入作業を何回
もやり直すと、屋根材2の表面に傷がつき、外観が損な
われたり、雨漏れの原因になるという問題もある。
ので、その目的とするところは、ボルト打入時にボルト
を安定して保持でき、熟練者でなくてもボルトを傾けず
に正確な角度で容易に打入でき、打ち損じによる建築構
造物の傷付き等を防止でき、しかもボルトを途中まで建
築構造物に打入した後でボルト保持部をボルトから簡単
に取り外すことができ、作業性を向上させることができ
るうえに、軽便で且つ使い勝手が良好なボルト保持用治
具を提供するにあり、他の目的とするところは、ボルト
の保持力の向上と、ボルトの離脱作業の容易化とを図る
ことができるボルト保持用治具を提供するにある。
に、本発明は、建築構造物に打入されるボルト3を保持
するボルト保持用治具であって、建築構造物の表面に当
接させる当接部4と、ボルト3をその打入方向Aに沿っ
て移動自在に保持する開閉自在なボルト保持部5と、ボ
ルト保持部5を閉じる方向にバネ付勢するバネ部材7
と、当接部4をボルト3の打入方向Aと略直交する方向
Gに引張ってボルト保持部5をボルト3から離脱させる
ための引張り操作部6とを具備していることを特徴とし
ており、このように構成することで、打入開始時にボル
ト保持部5でボルト3を保持することにより、従来のよ
うに手でボルト3を持つ必要がなくなり、素人でも安全
に作業ができるようになり、ボルト3を傾けることなく
正確な角度で打入できるようになり、しかも開閉自在な
ボルト保持部5はバネ部材7のバネ力により閉じる方向
にバネ付勢されているので、ボルト3を確実に保持でき
ると共に、ボルト3を建築構造物に途中まで打入した段
階で引張り操作部6を手で引張り操作して当接部4をボ
ルト3の打入方向Aと略直交する方向Bに動かすことに
よって、ボルト3によりボルト保持部5が開かれ、ボル
ト3が簡単に外れるようになる。さらに、当接部4とボ
ルト保持部5とバネ部材7と引張り操作部6とを具備し
ているので、ボルト保持用治具1全体が軽便なものとな
り使い勝手が良くなる。
固定されるボルト受け部9と、バネ部材7によりボルト
受け部9に向けて弾発的に押圧される回動自在なボルト
押さえ部10とから成り、ボルト受け部9とボルト押さ
え部10との間にはボルト3の離脱方向に開口した側面
開口部8が設けられていると共に、この側面開口部8は
ボルト押さえ部10が閉じられた状態ではその開口幅D
がボルト3の外径寸法dよりも小さくなるように構成さ
れているのが好ましく、この場合、ボルト押さえ部10
が閉じられた状態ではボルト3は側面開口部8から外れ
ることがないものであり、一方、引張り操作部6を引張
ってボルト保持部5をボルト3から取り外す場合には、
ボルト押さえ部10が少し開くだけで側面開口部8が大
きく開口してボルト3がスムーズに離脱できるようにな
る。
のボルト挿入孔24に連通し且つボルト3の離脱方向に
沿って開口した平面視略U字状のボルト挿入凹所11が
設けられており、ボルト押さえ部20が閉じられた状態
において、ボルト挿入凹所11の側面の開口方向Eとボ
ルト挿入孔24の側面開口部8の開口方向Cとが異なる
方向に向くように構成されているのが好ましく、この場
合、ボルト押さえ部10が閉じられた状態では、ボルト
3の保持力が高められ、ボルト3の打入時にボルト3が
横に傾くのを効果的に防止できるようになる。
する。
に示すように、表面の金属板12と裏面の金属板13と
の間に例えば硬質ポリウレタンフォーム等のような断熱
材が充填された屋根材2の固定に用いられる。屋根材2
の巾方向の複数箇所には軒棟方向(図の紙面に対して垂
直方向)の全長に亘って山部14が隔設されており、こ
の山部14から屋根下地16にボルト3を打入すること
によって屋根材2が屋根下地16に固定されるものであ
る。山部14と山部14の間は平坦な谷部15となって
いる。尚、ボルト3の打入部は、山部14の上面に限ら
れるものではなく、例えば図9に示す屋根材2の接続端
部であってもよいものである。
入開始時においてボルト保持用治具14にて保持され
る。ボルト保持用治具1は、図1〜図6に示すように、
屋根材2の表面に当接させる当接部4と、ボルト3を垂
直方向(打入方向A)に移動自在に保持し且つ水平方向
Bに開閉自在となったボルト保持部5と、ボルト保持部
5を閉じる方向にバネ付勢するバネ部材7と、ボルト保
持部5にて保持されたボルト3を途中まで屋根材2に打
入した後で当接部4をボルト3の打入方向Aと略直交す
る方向Gに引張ってボルト保持部5をボルト3から離脱
させるための引張り操作部6とが一体に構成されてい
る。これら各部材4,5,7の材質は特に限定されない
が、ボルト保持用治具1の強度を高める点で金属材料が
望ましい。
14の上面に載置される頂部14aと、山部14の両側
斜面に沿って載置される傾斜部14b,14bとから成
る略逆U字状の金属板材で構成されている。なお、当接
部4の形状は例えば平板状或いはその他の形状であって
もよい。また当接部4の一部に開口部を設けて軽量化を
図るようにしてもよい。さらに当接部4の表面にクロム
めっき等を施すようにしてもよい。
設けられている。本実施形態では、ボルト保持部5は、
当接部4の上面に固定されるボルト受け部9と、ボルト
受け部9に接離する方向に回動自在とされ且つバネ部材
7によりボルト受け部9に向けて弾発的に押圧されるボ
ルト押さえ部10とで構成され、ボルト押さえ部10の
後端部がボルト受け部9の後端部に回動自在に連結され
ており、ボルト押さえ部10のみが水平方向に開閉する
片開き構造を有している。
間には、側面開口部8を有するボルト挿入孔24が設け
られており、この側面開口部8はボルト押さえ部10が
閉じられた状態ではその開口幅Dがボルト3の外径寸法
dよりも小さくなるように構成されている。図1に示す
実施形態では、ボルト押さえ部10とボルト受け部9の
内面に、上下方向に貫通した平面視半円形状の凹部2
2,23がそれぞれ形成されており、ボルト押さえ部1
0を閉じることによって凹部22,23同士が突き合わ
されて、上下に貫通した平面視円形状のボルト挿入孔2
4が形成されるようになっている。ボルト挿入孔24の
内径はボルト3の軸部3bの外径よりも僅かに大きく構
成されており、ボルト3を正確な打入角度に保持する機
能に加えて、ボルト3を正確な角度に移動自在にガイド
する機能も併せ持っている。なお、ボルト保持部5は片
開き構造に限らず、例えばボルト受け部9とボルト押さ
え部10とを水平方向に回動自在とした両開き構造であ
ってもよいものである。
て閉じる方向に常にバネ付勢されている。図6に示すよ
うに、ボルト押さえ部10を水平に貫通するように横孔
25が穿設されており、この横孔25内に遊挿されたバ
ネ支持軸26の基端部がボルト受け部9に固定されてお
り、またバネ支持軸26の先端部が回動自在なボルト保
持部5の外側方に突出しており、この突出部分に圧縮コ
イルバネ等からなるバネ部材7が装着されている。バネ
部材7はバネ支持軸26によってボルト押さえ部10の
外側面に弾発的に押し付けられており、これによりボル
ト押さえ部10に対して常に閉じる方向にバネ力がかか
っている。このバネ部材7のバネ力は、ボルト3を保持
する際にはボルト押さえ部10が開かないように保持で
き、且つ後述の引張り操作部6によって当接部4が後方
に引張られたときには、ボルト3によってボルト押さえ
部10を強制的に開くことができる程度のバネ力に構成
されている。
部5のボルト挿入孔24に連通し且つボルト3の離脱方
向に沿って開口した平面視略U字状のボルト挿入凹所1
1が設けられていると共に、ボルト挿入孔24の側面開
口部8は、ボルト押さえ部10が閉じられた状態ではボ
ルト挿入凹所11の側面の開口方向Eと異なる方向に開
口している。つまり図5に示すように、ボルト押さえ部
10が閉じられた状態では、ボルト押さえ部10の内壁
面10aがボルト挿入凹所11の内壁面11aよりも内
側に入り込んで、ボルト保持部5の側面開口部8の開口
方向E(図1)とボルト挿入孔24の側面開口部8の開
口方向C(図1)とが互いに異なる方向に向いた状態と
なり、これによりボルト3の保持力を高めてボルト3が
横に傾くのを効果的に防止できるようになっている。
が突設されている。引張り操作部6は、ボルト保持部5
にて保持されたボルト3を途中まで屋根材2に打入した
後に当接部4をボルト3の打入方向Aと略直交する方向
Gに引張ってボルト保持部5をボルト3から離脱させる
ためのものであり、本実施形態では、引張り操作部は手
で握ることができる棒状に形成されており、当接部4の
上面に一体に固定されている。なお、引張り操作部6の
形状は棒状に限られず、要は当接部4をボルト3の打入
方向Aと略直交する方向Gに引張り操作できるものであ
ればよく、その形状、及びその形成位置は特に限定され
るものではない。
に固定する場合の一例を説明すると、先ず、図1に示す
ように、ボルト3を打入すべき山部14の上面にボルト
保持用治具1の当接部4を載置する。このとき、当接部
4は屋根材2の山部14を跨ぐように安定して載置でき
る断面略U字状をしているので、当接部4を屋根材2に
対して容易に位置決めできる。そして、ボルト3の軸部
3bをボルト保持部5の上方からボルト挿入孔24内に
挿入すると、ボルト3はボルト挿入孔24から当接部4
のボルト挿入凹所11内を滑り落ちてその先端が山部1
4の表面に当たり、ボルト3の頭部3aはボルト保持部
5の上面よりも上方に突出した状態(図2の状態)で止
まる。
ト3を垂直に打入することにより、ボルト3の打入角度
が一定に定まり、ボルト3はボルト保持部5で保持され
ながら、正確な角度で打入されていく。このとき、ボル
ト挿入孔24及びボルト挿入凹所11はボルト3の外径
寸法よりも若干大きく構成されているので、ボルト3は
ボルト挿入孔24内及びボルト挿入凹所11内を引っ掛
かることなく移動でき、スムーズに打ち込まれるように
なり、またこのとき、当接部4は屋根材2の山部14に
よって位置決めされるので、当接部4を手で押さえる必
要もなく、従って、ボルト3の打入作業を楽に行うこと
ができる。
が屋根下地16に引っ掛かる程度まで打ち込まれた段階
で、ボルト3の打入作業を一旦止め、引張り操作部6を
手で握って図4〜図6の矢印方向Gに引張ると、当接部
4が後方に引張られ、その反力でボルト3がボルト押さ
え部10を押し開いてボルト保持部5及び当接部4から
離脱する。このとき、ボルト保持部5の高さ寸法h及び
ボルト3の寸法Hは、図3に示すように、ボルト3の先
端3cが屋根下地16に引っ掛かる程度まで打ち込まれ
た段階で、ボルト3の頭部3aがボルト保持部5の上面
5aに当たらないような寸法関係に設定されているのが
望ましい。このように設定することで、屋根材2の断熱
層が軟質発泡ウレタン等のような軟質材料であっても、
引張り操作部6を引張ってボルト保持部5をボルト3か
ら取り外す際に、ボルト3が傾くのを確実に防止できる
ようになる。またこのとき、ボルト3の頭部3aはボル
ト保持部5の上面5aに当たっていないので、ボルト保
持部3の取り外しを抵抗なくスムーズに行うことができ
るものとなる。
ら取り外した後で、ボルト3の頭部3aが屋根材2の山
部14の上面に当たるまでボルト3を図7の矢印方向に
打入する。このときボルト3の先端3cは既に屋根下地
16に打ち込まれているので、ボルト保持用治具1がな
くても、ボルト3を傾けずに正確な方向にしかも楽に打
入できるようになる。
ト3の寸法Hとの関係は、図3に示す実施形態に限定さ
れるものではなく、例えば屋根材2の断熱層が硬質発泡
ウレタン等の硬い材質である場合には、ボルト3の頭部
3aが屋根下地16に打ち込まれない段階でボルト3の
取り外し操作を行ってもよく、この場合でもボルト3の
傾きを屋根材2自体によって防止できるものとなる。ま
た、ボルト保持部3の取り外しをスムーズに行い且つボ
ルト3の先端3cを屋根下地16に確実に打ち込めるよ
うにするためには、ボルト保持部5の高さ寸法hは例え
ば50〜60cm程度が望ましく、且つ、ボルト3の先
端3cが屋根下地16に引っ掛かる程度まで打ち込まれ
た状態ではボルト3の頭部3aとボルト保持部5の上面
5aとの間に数cm程度の隙間が生じるようにするのが
望ましいが、もちろんこの数値に限定されるものではな
い。
明のボルト保持用治具1を用いてボルト3を保持するこ
とによって、従来のように手でボルト3を持つ必要がな
くなり、素人でも安全に作業ができるようになり、たと
え屋根材2の表面が金属板12で構成され、ボルト3の
先端が金属板12の表面で滑り易い場合であっても、ボ
ルト3を傾けることなく正確な角度で打入できるように
なる。この結果、屋根材2の固定作業に熟練が必要でな
くなり、しかも斜め打ちなどの打ち損じがなくなるの
で、作業効率が飛躍的に向上すると共に、ボルト3の打
ち直しによる屋根材2の傷付きを防止できるので、外観
を良好に保つことができる上に、雨漏りの心配もなくな
る。さらに加えて、当接部4とボルト保持部5とバネ部
材7と引張り操作部6とが一体化されているので、ボル
ト保持用治具1全体が軽便なものとなり、屋根のような
高所での持ち運びも楽にでき、使い勝手が良くなり、特
に当接部4を山部14上を滑らせて楽に移動させること
ができるので、ボルト3の打入作業を屋根材2の山部1
4の複数箇所で順次円滑に行うことができる。
されるボルト受け部9と、バネ部材7によりボルト受け
部9に向けて弾発的に押圧される回動自在なボルト押さ
え部10とで構成したから、バネ部材7によってボルト
受け部9とボルト押さえ部10との間でボルト3を安定
して保持でき、ボルト打入時においてボルト3にがたつ
きが発生しなくなり、さらに、ボルト受け部9とボルト
押さえ部10との間の側面開口部8の開口幅Dは、ボル
ト押さえ部10が閉じられた状態ではボルト3の外径寸
法dよりも小さく構成されているので、ボルト打入時に
ボルト3が側面開口部8から抜け出る心配もなく、その
うえ、ボルト押さえ部10が閉じられた状態では当接部
4に設けられたボルト挿入凹所11の側面の開口方向E
とボルト挿入孔24の側面開口部8の開口方向Cとが異
なる方向に開口しているので、ボルト押さえ部10が閉
じられた状態では、ボルト3の保持力が高められてボル
ト3の打入時にボルト3が横に傾くのを効果的に防止で
きるようになる。その一方で、ボルト保持部5をボルト
3から離脱させる際にはボルト押さえ部10の小さな開
き角度で側面開口部8が大きく開くのでボルト3がスム
ーズに離脱できるようになり、ボルト3の取り外し作業
も楽に行うことができる。
材2の山部14に載置される断面逆略U字状をした一枚
の板材で構成したが、山部14の幅寸法は屋根材2によ
って異なる場合があり、これを考慮して当接部4を伸縮
自在な構造とするのが望ましい。例えば当接部4を2枚
に分割された板材で構成し、この2枚の板材を水平方向
に移動自在に連結することによって、山部14の幅寸法
に合わせて当接部4を伸縮させることが可能となり、こ
れによってどの種類の屋根材2にも対応可能となる。
部14が隔設されている屋根材2を例示したが、屋根材
2の種類はこれに限定されるものではなく、表面がフラ
ットな屋根材2にも適用可能である。この場合、当接部
4を平板状に形成することで対応できるようになる。
以外の建築構造物、例えば壁パネルなどにも広く適用可
能である。つまり、当接部4を垂直壁面に沿わせると、
ボルト保持部5のボルト押さえ部10が垂直方向に開閉
自在となり、ボルト3を水平向きに保持できるようにな
り、壁パネルの固定に対応できるものとなる。もちろ
ん、ボルト3の保持に限らず、釘やビスなどの各種の固
着具に広く適用できるものである。
項1記載の発明は、建築構造物に打入されるボルトを保
持するボルト保持用治具であって、建築構造物の表面に
当接させる当接部と、ボルトをその打入方向に沿って移
動自在に保持する開閉自在なボルト保持部と、ボルト保
持部を閉じる方向にバネ付勢するバネ部材と、当接部を
ボルトの打入方向と略直交する方向に引張ってボルト保
持部をボルトから離脱させるための引張り操作部とを具
備しているので、打入開始時にボルト保持部でボルトを
保持することにより、従来のように手でボルトを持つ必
要がなくなり、素人でも安全に作業ができるようにな
り、ボルトを傾けることなく正確な角度で打入できるよ
うになり、しかも開閉自在なボルト保持部はバネ部材の
バネ力により閉じる方向にバネ付勢されているので、ボ
ルトを確実に保持できる結果、ボルトによる固定作業に
熟練が必要でなくなり、しかも斜め打ちなどの打ち損じ
がなくなるので、作業効率が飛躍的に向上すると共に、
ボルトの打ち直し等による建築構造物の表面の傷付きを
防止できる。また、ボルトを建築構造物に途中まで打入
した段階で、引張り操作部を手で引張り操作して当接部
をボルトの打入方向と略直交する方向に動かすことによ
って、ボルトによりボルト保持部が開かれ、ボルトを簡
単に外すことができるようになる。さらに、当接部とボ
ルト保持部とバネ部材と引張り操作部とを具備している
ので、ボルト保持用治具が軽便なものとなり、例えば屋
根のような高所での持ち運びも楽にでき、使い勝手が良
くなる。
の効果に加えて、ボルト保持部は、当接部に固定される
ボルト受け部と、バネ部材によりボルト受け部に向けて
弾発的に押圧される回動自在なボルト押さえ部とから成
り、ボルト受け部とボルト押さえ部との間にはボルトの
離脱方向に開口した側面開口部が設けられていると共
に、この側面開口部はボルト押さえ部が閉じられた状態
ではその開口幅がボルトの外径寸法よりも小さくなるよ
うに構成されているので、ボルト押さえ部が閉じられた
状態ではボルトは側面開口部から外れることがないもの
であり、一方、引張り操作部を引張ってボルト保持部を
ボルトから取り外す場合には、ボルト押さえ部が少し開
くだけで側面開口部が大きく開口してボルトがスムーズ
に離脱できるようになるので、ボルトの離脱作業を容易
に行うことができる。
の効果に加えて、当接部には、ボルト保持部のボルト挿
入孔に連通し且つボルトの離脱方向に沿って開口した平
面視略U字状のボルト挿入凹所が設けられており、ボル
ト押さえ部が閉じられた状態において、ボルト挿入凹所
の側面の開口方向とボルト挿入孔の側面開口部の開口方
向とが異なる方向に向くように構成されているから、ボ
ルト押さえ部が閉じられた状態ではボルトの保持力を高
めることができ、ボルトの打入時にボルトが横に傾くの
を効果的に防止できるものである。
視図である。
する場合を説明する正面断面図である。
面図である。
である。
合を説明する平面図である。
図である。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 建築構造物に打入されるボルトを保持す
るボルト保持用治具であって、建築構造物の表面に当接
させる当接部と、ボルトをその打入方向に沿って移動自
在に保持する開閉自在なボルト保持部と、ボルト保持部
を閉じる方向にバネ付勢するバネ部材と、当接部をボル
トの打入方向と略直交する方向に引張ってボルト保持部
をボルトから離脱させるための引張り操作部とを具備し
てなることを特徴とするボルト保持用治具。 - 【請求項2】 ボルト保持部は、当接部に固定されるボ
ルト受け部と、バネ部材によりボルト受け部に向けて弾
発的に押圧される回動自在なボルト押さえ部とから成
り、ボルト受け部とボルト押さえ部との間にはボルトの
離脱方向に開口した側面開口部が設けられていると共
に、この側面開口部はボルト押さえ部が閉じられた状態
ではその開口幅がボルトの外径寸法よりも小さくなるよ
うに構成されていることを特徴とする請求項1記載のボ
ルト保持用治具。 - 【請求項3】 当接部には、ボルト保持部のボルト挿入
孔に連通し且つボルトの離脱方向に沿って開口した平面
視略U字状のボルト挿入凹所が設けられており、ボルト
押さえ部が閉じられた状態において、ボルト挿入凹所の
側面の開口方向とボルト挿入孔の側面開口部の開口方向
とが異なる方向に向くように構成されていることを特徴
とする請求項2記載のボルト保持用治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13239998A JP3469778B2 (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | ボルト保持用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13239998A JP3469778B2 (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | ボルト保持用治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11320439A true JPH11320439A (ja) | 1999-11-24 |
| JP3469778B2 JP3469778B2 (ja) | 2003-11-25 |
Family
ID=15080494
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP13239998A Expired - Fee Related JP3469778B2 (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | ボルト保持用治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3469778B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012117357A (ja) * | 2010-11-10 | 2012-06-21 | Kanai:Kk | 木ねじ支保治具 |
| CN114952681A (zh) * | 2022-06-17 | 2022-08-30 | 中国航空工业标准件制造有限责任公司 | 沉头螺钉振动标记快速拆装夹具 |
| JP2025121350A (ja) * | 2024-06-05 | 2025-08-19 | Jfe鋼板株式会社 | 締結用治具 |
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1998
- 1998-05-14 JP JP13239998A patent/JP3469778B2/ja not_active Expired - Fee Related
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