JPH11320721A - ダブルフェーサー - Google Patents
ダブルフェーサーInfo
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- JPH11320721A JPH11320721A JP12845698A JP12845698A JPH11320721A JP H11320721 A JPH11320721 A JP H11320721A JP 12845698 A JP12845698 A JP 12845698A JP 12845698 A JP12845698 A JP 12845698A JP H11320721 A JPH11320721 A JP H11320721A
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Landscapes
- Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヒーティングパートの熱盤の熱変形に対応す
ることができるとともに、シートの両端部を押し潰すこ
とのなく、余分な摩擦抵抗を発生させることなく確実に
片面段ボールシートとライナー紙とを貼着させることが
できる加圧手段を備えるダブルフェーサーを提供する。 【解決手段】 熱盤5と略同幅で断面矩形環状の角パイ
プ形状の加圧部材を搬送方向に複数個連結し、この加圧
部材上方に設けられるエアーバックの膨張により、加圧
部材の下面からキャンバスベルトを介して両面段ボール
シートの幅方向に上下方向のみの押圧力を全体に均一に
与えられる。また、加圧部材は加圧により撓む材質であ
ることから、熱盤の変形に応じて変形される。
ることができるとともに、シートの両端部を押し潰すこ
とのなく、余分な摩擦抵抗を発生させることなく確実に
片面段ボールシートとライナー紙とを貼着させることが
できる加圧手段を備えるダブルフェーサーを提供する。 【解決手段】 熱盤5と略同幅で断面矩形環状の角パイ
プ形状の加圧部材を搬送方向に複数個連結し、この加圧
部材上方に設けられるエアーバックの膨張により、加圧
部材の下面からキャンバスベルトを介して両面段ボール
シートの幅方向に上下方向のみの押圧力を全体に均一に
与えられる。また、加圧部材は加圧により撓む材質であ
ることから、熱盤の変形に応じて変形される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コールゲーターの
ダブルフェーサーに関するものである。
ダブルフェーサーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コールゲーターのダブルフェーサ
ーは、前工程のシングルフェーサーによって製造されて
供給される片面段ボールシートとライナー供給部から供
給されるライナーシートとを貼り合せて両面段ボールシ
ートとするヒーティングパートと、このヒーティングパ
ートで製造された両面段ボールシートの貼着状態を保持
しながら自然乾燥させるクーリングパートとから構成さ
れている。
ーは、前工程のシングルフェーサーによって製造されて
供給される片面段ボールシートとライナー供給部から供
給されるライナーシートとを貼り合せて両面段ボールシ
ートとするヒーティングパートと、このヒーティングパ
ートで製造された両面段ボールシートの貼着状態を保持
しながら自然乾燥させるクーリングパートとから構成さ
れている。
【0003】前記ヒーティングパートにおいては、前記
両面段ボールシートの搬送方向に多数個の熱盤が配列さ
れており、この熱盤上を前記両面段ボールシートが無端
状のキャンバスベルトを介してウェイトロールにより上
方から加圧されながらクーリングパートに搬送される。
なお、前記無端状のキャンバスベルトはヒーティングパ
ートおよびクーリングパートの上方を循環走行するよう
にされている。
両面段ボールシートの搬送方向に多数個の熱盤が配列さ
れており、この熱盤上を前記両面段ボールシートが無端
状のキャンバスベルトを介してウェイトロールにより上
方から加圧されながらクーリングパートに搬送される。
なお、前記無端状のキャンバスベルトはヒーティングパ
ートおよびクーリングパートの上方を循環走行するよう
にされている。
【0004】一方、前記クーリングパートにおいては、
前記上方に配置されるキャンバスベルトに対設するよう
に、その長さ方向に別途キャンバスベルトが設けられ、
このキャンバスベルトの搬送面下部に多数のウエイトロ
ールが所定間隔をおいて配置されている。このクーリン
グパートに前記ヒーティングパートより搬送された両面
段ボールシートは、前記上方のキャンバスベルトと下方
のキャンバスベルトとの間に挟持され、上下のウェイト
ロールにより貼着状態が保持されながら加圧されて余熱
が自然放出するように搬送される。
前記上方に配置されるキャンバスベルトに対設するよう
に、その長さ方向に別途キャンバスベルトが設けられ、
このキャンバスベルトの搬送面下部に多数のウエイトロ
ールが所定間隔をおいて配置されている。このクーリン
グパートに前記ヒーティングパートより搬送された両面
段ボールシートは、前記上方のキャンバスベルトと下方
のキャンバスベルトとの間に挟持され、上下のウェイト
ロールにより貼着状態が保持されながら加圧されて余熱
が自然放出するように搬送される。
【0005】しかし、前記従来のダブルフェーサーにお
いては、前記両面段ボールシートが前記ウェイトロール
の配置箇所のみで集中加圧されるため両面段ボールシー
ト全体の段つぶれが生じたり、もしくは搬送状態の両面
段ボールシート全体が加圧されず良好な貼着状態を得ら
れないという問題点がある。また、前記両面段ボールシ
ートを搬送する際に前記ウェイトロールが振動して両面
段ボールシートの端部の段つぶれが生じる問題点もあ
る。
いては、前記両面段ボールシートが前記ウェイトロール
の配置箇所のみで集中加圧されるため両面段ボールシー
ト全体の段つぶれが生じたり、もしくは搬送状態の両面
段ボールシート全体が加圧されず良好な貼着状態を得ら
れないという問題点がある。また、前記両面段ボールシ
ートを搬送する際に前記ウェイトロールが振動して両面
段ボールシートの端部の段つぶれが生じる問題点もあ
る。
【0006】また、前記ヒーティングパートに配設され
る熱盤の両面段ボールシートとの摺接面は、搬送される
両面段ボールシートにより熱が奪われるため、前記熱盤
の両面段ボールシートの摺接面(表)側と蒸気に触れる
裏面側との温度差が大きくなり熱盤に反りが生じてしま
う。一方、ウェイトロールは変形されないため、前記熱
盤とウェイトロールとの間には隙間が生じることとな
り、この両面段ボールシートが加圧されず貼着されない
という問題点がある。
る熱盤の両面段ボールシートとの摺接面は、搬送される
両面段ボールシートにより熱が奪われるため、前記熱盤
の両面段ボールシートの摺接面(表)側と蒸気に触れる
裏面側との温度差が大きくなり熱盤に反りが生じてしま
う。一方、ウェイトロールは変形されないため、前記熱
盤とウェイトロールとの間には隙間が生じることとな
り、この両面段ボールシートが加圧されず貼着されない
という問題点がある。
【0007】このような問題点を解消するために、特開
平9−141768号公報には、搬送ラインの上方に配
置したキャンバスベルトの搬送面上方にして、かつ搬送
ライン方向に多数の支持基板を列設するとともに、この
支持基板下部に圧縮空気が供給されるエアーバックを設
け、このエアーバック下部には金属製方形板状の駒片端
部を枢着してなるフレキシブルベルトを前記キャンバス
ベルトに面接触させるようにその幅方向に並列配置して
なるダブルフェーサーが提案されている。
平9−141768号公報には、搬送ラインの上方に配
置したキャンバスベルトの搬送面上方にして、かつ搬送
ライン方向に多数の支持基板を列設するとともに、この
支持基板下部に圧縮空気が供給されるエアーバックを設
け、このエアーバック下部には金属製方形板状の駒片端
部を枢着してなるフレキシブルベルトを前記キャンバス
ベルトに面接触させるようにその幅方向に並列配置して
なるダブルフェーサーが提案されている。
【0008】このダブルフェーサーにおいては、幅方向
にフレキシブルベルトが並列配置されているため、前記
熱盤の熱変形に沿って前記熱盤とライナー紙とを密着さ
せることができるとともに、両面段ボールシート全体に
エアーバックによる押圧力を付与することができる。
にフレキシブルベルトが並列配置されているため、前記
熱盤の熱変形に沿って前記熱盤とライナー紙とを密着さ
せることができるとともに、両面段ボールシート全体に
エアーバックによる押圧力を付与することができる。
【0009】また、前記問題点を解決するその他のダブ
ルフェーサーとして、片面段ボールシートとライナー紙
とが貼り合わされて搬送される搬送ラインの上方に、小
さな板状のパットが長手方向に接続されるとともに、幅
方向に多数配置されて設けられるものもある。このダブ
ルフェーサーにおいては、片面段ボールシートとライナ
ー紙とがこれらパットの下面と摺接するように下流側の
搬送装置により引張られて下流側へ搬送される。このと
き片面段ボールシートおよびライナー紙は前記多数のパ
ットの自重により加圧される。
ルフェーサーとして、片面段ボールシートとライナー紙
とが貼り合わされて搬送される搬送ラインの上方に、小
さな板状のパットが長手方向に接続されるとともに、幅
方向に多数配置されて設けられるものもある。このダブ
ルフェーサーにおいては、片面段ボールシートとライナ
ー紙とがこれらパットの下面と摺接するように下流側の
搬送装置により引張られて下流側へ搬送される。このと
き片面段ボールシートおよびライナー紙は前記多数のパ
ットの自重により加圧される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記各
ダブルフェーサーにおいては、図11に示されるように
両面段ボールシート101を加圧する際に、前記フレキ
シブルベルト(もしくはパット)102により両面段ボ
ールシート101の両端部104に斜め方向の加圧力1
03がかかり、その両端部(片端部のみ図示)104が
潰されてしまうという問題点がある。また、このように
両端部が潰されることにより、片面段ボールシートとラ
イナー紙とを接着させる接着剤が薄く広がってしまい接
着力が弱まり接着不良を生じる問題点がある。
ダブルフェーサーにおいては、図11に示されるように
両面段ボールシート101を加圧する際に、前記フレキ
シブルベルト(もしくはパット)102により両面段ボ
ールシート101の両端部104に斜め方向の加圧力1
03がかかり、その両端部(片端部のみ図示)104が
潰されてしまうという問題点がある。また、このように
両端部が潰されることにより、片面段ボールシートとラ
イナー紙とを接着させる接着剤が薄く広がってしまい接
着力が弱まり接着不良を生じる問題点がある。
【0011】また、前記特開平9−141768号公報
に記載のダブルフェーサーにおいては、両面段ボールシ
ートのない両側にもエア加圧されるため、前記フレキシ
ブルベルトとキャンバスベルトとの間に摩擦抵抗が発生
し、前記キャンバスベルトを駆動させるために過大な駆
動力が必要となる問題点がある。さらに、前記フレキシ
ブルベルトは、キャンバスベルトに面接触するため、従
来キャンバスベルトに回転しながら接触していたウェイ
トロールに比べて摩擦抵抗が非常に大きくなるという問
題点もある。
に記載のダブルフェーサーにおいては、両面段ボールシ
ートのない両側にもエア加圧されるため、前記フレキシ
ブルベルトとキャンバスベルトとの間に摩擦抵抗が発生
し、前記キャンバスベルトを駆動させるために過大な駆
動力が必要となる問題点がある。さらに、前記フレキシ
ブルベルトは、キャンバスベルトに面接触するため、従
来キャンバスベルトに回転しながら接触していたウェイ
トロールに比べて摩擦抵抗が非常に大きくなるという問
題点もある。
【0012】また、前述のようにエアバックを密着させ
て配置すると、ヒーティングパートでは両面段ボールシ
ートが加熱される際の熱放出空間がなくなってしまい、
熱効率が低下し、接着時間がかかりシートが柔くなって
しまうという問題点がある。
て配置すると、ヒーティングパートでは両面段ボールシ
ートが加熱される際の熱放出空間がなくなってしまい、
熱効率が低下し、接着時間がかかりシートが柔くなって
しまうという問題点がある。
【0013】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、ヒーティングパートの熱盤の熱変
形に対応することができるとともに、シートの両端部を
押し潰すことがなく、余分な摩擦抵抗を発生させること
なく確実に片面段ボールシートとライナー紙とを貼着す
ることができる加圧手段を備えるダブルフェーサーを提
供することを目的とするものである。
めになされたもので、ヒーティングパートの熱盤の熱変
形に対応することができるとともに、シートの両端部を
押し潰すことがなく、余分な摩擦抵抗を発生させること
なく確実に片面段ボールシートとライナー紙とを貼着す
ることができる加圧手段を備えるダブルフェーサーを提
供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段および作用・効果】本発明
によるダブルフェーサーは、前述された目的を達成する
ために、片面段ボールシートとライナー紙とを貼り合せ
ながら搬送する搬送手段と、これら搬送されるシートを
上方より加圧する加圧手段とを備えるダブルフェーサー
において、前記加圧手段は、幅方向に一体でシート幅よ
り大きく、平板状の下面を有する加圧部材が搬送方向に
複数個並列配置されてなる構成であることを特徴とする
ものである。
によるダブルフェーサーは、前述された目的を達成する
ために、片面段ボールシートとライナー紙とを貼り合せ
ながら搬送する搬送手段と、これら搬送されるシートを
上方より加圧する加圧手段とを備えるダブルフェーサー
において、前記加圧手段は、幅方向に一体でシート幅よ
り大きく、平板状の下面を有する加圧部材が搬送方向に
複数個並列配置されてなる構成であることを特徴とする
ものである。
【0015】本発明においては、片面段ボールとライナ
ー紙とが貼り合わされながら搬送され、この搬送される
シートに幅方向に一体で下面が平板状とされた加圧部材
より押圧力が付与される。前記加圧部材は幅方向に一体
とされることから、シートにその幅方向に対して一定方
向(上下方向)の押圧力を付与する。また、この加圧部
材は、その搬送方向に複数個並列配置されることから、
前記シート全体に均一な上下方向の押圧力を付与する。
したがって、搬送されるシートの幅が加圧手段の幅より
小さくても、そのシートの両端部に上下方向の押圧力の
みが付与されるため、その両端部が押し潰される恐れが
無く、良好な貼着状態を維持することができる効果を奏
する。
ー紙とが貼り合わされながら搬送され、この搬送される
シートに幅方向に一体で下面が平板状とされた加圧部材
より押圧力が付与される。前記加圧部材は幅方向に一体
とされることから、シートにその幅方向に対して一定方
向(上下方向)の押圧力を付与する。また、この加圧部
材は、その搬送方向に複数個並列配置されることから、
前記シート全体に均一な上下方向の押圧力を付与する。
したがって、搬送されるシートの幅が加圧手段の幅より
小さくても、そのシートの両端部に上下方向の押圧力の
みが付与されるため、その両端部が押し潰される恐れが
無く、良好な貼着状態を維持することができる効果を奏
する。
【0016】本発明においては、前記加圧手段は、前記
シートを搬送する搬送手段の上方に設けられる支持基板
の下部に圧縮空気が供給されるエアバックを有し、この
エアバックの下方に前記加圧部材が並列配置されるとと
もに、この加圧部材の下面が前記搬送手段に面接触する
ように配置されるものであり、前記加圧部材は前記エア
バックによる加圧により前記シートが搬送される下盤の
形状に沿って幅方向に撓むものであるのが好ましい。こ
うすることにより、前記搬送されるシートに接する下盤
の形状が歪んでいる場合であっても、そのシート全体に
均一な押圧力を付与することができる効果を奏する。ま
た、前記加圧部材はエアバックにより搬送手段を介して
シートに面接触するようにされているため、そのシート
に連続的にかつ均一に押圧力を付与することができ、シ
ートの段つぶれ等も防止することができる。さらに、形
成されるシートの幅が狭い場合であっても、シートのみ
が加圧されるため、シートを搬送する搬送手段の駆動力
を低くすることができる効果を奏する。
シートを搬送する搬送手段の上方に設けられる支持基板
の下部に圧縮空気が供給されるエアバックを有し、この
エアバックの下方に前記加圧部材が並列配置されるとと
もに、この加圧部材の下面が前記搬送手段に面接触する
ように配置されるものであり、前記加圧部材は前記エア
バックによる加圧により前記シートが搬送される下盤の
形状に沿って幅方向に撓むものであるのが好ましい。こ
うすることにより、前記搬送されるシートに接する下盤
の形状が歪んでいる場合であっても、そのシート全体に
均一な押圧力を付与することができる効果を奏する。ま
た、前記加圧部材はエアバックにより搬送手段を介して
シートに面接触するようにされているため、そのシート
に連続的にかつ均一に押圧力を付与することができ、シ
ートの段つぶれ等も防止することができる。さらに、形
成されるシートの幅が狭い場合であっても、シートのみ
が加圧されるため、シートを搬送する搬送手段の駆動力
を低くすることができる効果を奏する。
【0017】本発明においては、前記加圧部材に放熱穴
が設けられるのが好ましい。こうすることにより、片面
段ボールシートとライナー紙とが加熱される際の熱放出
率が向上される、すなわち片面段ボールシートとライナ
ー紙とへの熱伝導率が向上される。したがって、片面段
ボールシートとライナー紙との接着時間を短縮させるこ
とができ、生産性を向上させることができる。また、前
記加圧部材の内部に熱源が設けられるようにしてもよ
い。
が設けられるのが好ましい。こうすることにより、片面
段ボールシートとライナー紙とが加熱される際の熱放出
率が向上される、すなわち片面段ボールシートとライナ
ー紙とへの熱伝導率が向上される。したがって、片面段
ボールシートとライナー紙との接着時間を短縮させるこ
とができ、生産性を向上させることができる。また、前
記加圧部材の内部に熱源が設けられるようにしてもよ
い。
【0018】本発明においては、前記加圧部材の下面に
摩擦抵抗を低くする処理が施されるのが好ましい。こう
することにより例えば搬送されるシートやシートを搬送
するキャンバスベルト等、加圧部材の下面に摺接する摺
接物との摩擦抵抗を低くすることができ、前記摺接物を
駆動させる駆動力を低くすることができる効果を奏す
る。
摩擦抵抗を低くする処理が施されるのが好ましい。こう
することにより例えば搬送されるシートやシートを搬送
するキャンバスベルト等、加圧部材の下面に摺接する摺
接物との摩擦抵抗を低くすることができ、前記摺接物を
駆動させる駆動力を低くすることができる効果を奏す
る。
【0019】本発明においては、前記摩擦抵抗を低くす
る処理は、前記加圧部材下面に空気排出孔を設けるとと
もに、前記加圧部材の内部に空気が注入される処理であ
るのが好ましい。こうすることにより、前記加圧部材の
内部に注入された空気はその下面の空気排出孔より排出
され、前記加圧部材下面と前記摺接物との間に空気層が
形成され、この空気層によって前述の摩擦抵抗が低くな
るという効果を得ることができる。
る処理は、前記加圧部材下面に空気排出孔を設けるとと
もに、前記加圧部材の内部に空気が注入される処理であ
るのが好ましい。こうすることにより、前記加圧部材の
内部に注入された空気はその下面の空気排出孔より排出
され、前記加圧部材下面と前記摺接物との間に空気層が
形成され、この空気層によって前述の摩擦抵抗が低くな
るという効果を得ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明によるダブルフェー
サーの具体的な実施の形態につき、図面を参照しつつ説
明する。
サーの具体的な実施の形態につき、図面を参照しつつ説
明する。
【0021】本発明の一実施例に係るダブルフェーサー
1の概略側面図が図1に示されている。
1の概略側面図が図1に示されている。
【0022】本実施例のダブルフェーサー1は、前工程
のシングルフェーサー(図示省略)に連続して設置さ
れ、このシングルフェーサーにて製造されて供給される
片面段ボールシートW1とライナー紙供給部(図示省
略)から供給されるライナー紙W2とを加熱しつつ貼り
合せるヒーティングパート2と、前記ヒーティングパー
ト2で形成される両面段ボールシートWの貼着状態を維
持しつつ、その余熱を自然乾燥させるクーリングパート
3とが搬送ラインL方向に沿って順次に設けられてい
る。また、前記ヒーティングパート2の上流側にはシン
グルフェーサーから供給される片面段ボールシートW1
の段頂部に接着剤を塗布するグルーイングマシーン4が
設けられている。
のシングルフェーサー(図示省略)に連続して設置さ
れ、このシングルフェーサーにて製造されて供給される
片面段ボールシートW1とライナー紙供給部(図示省
略)から供給されるライナー紙W2とを加熱しつつ貼り
合せるヒーティングパート2と、前記ヒーティングパー
ト2で形成される両面段ボールシートWの貼着状態を維
持しつつ、その余熱を自然乾燥させるクーリングパート
3とが搬送ラインL方向に沿って順次に設けられてい
る。また、前記ヒーティングパート2の上流側にはシン
グルフェーサーから供給される片面段ボールシートW1
の段頂部に接着剤を塗布するグルーイングマシーン4が
設けられている。
【0023】前記ヒーティングパート2には、搬送ライ
ンL方向に複数個の熱盤(下盤)5,5a…が配列され
ており、この熱盤5,5a…の上方には熱盤5,5a…
上の両面段ボールシートを押圧しながら搬送する押圧搬
送装置6が設けられている。前記熱盤5,5a…のそれ
ぞれの内部には高温蒸気が循環封入されており、この熱
盤5,5a…上を搬送される両面段ボールシートWに熱
が伝達されるように構成されている。また、前記押圧搬
送装置6は、前記ヒーティングパート2およびクーリン
グパート3の長さ方向に配設された無端状のキャンバス
ベルト(搬送手段)7と、多数の加圧装置8,8a…か
ら構成されている。
ンL方向に複数個の熱盤(下盤)5,5a…が配列され
ており、この熱盤5,5a…の上方には熱盤5,5a…
上の両面段ボールシートを押圧しながら搬送する押圧搬
送装置6が設けられている。前記熱盤5,5a…のそれ
ぞれの内部には高温蒸気が循環封入されており、この熱
盤5,5a…上を搬送される両面段ボールシートWに熱
が伝達されるように構成されている。また、前記押圧搬
送装置6は、前記ヒーティングパート2およびクーリン
グパート3の長さ方向に配設された無端状のキャンバス
ベルト(搬送手段)7と、多数の加圧装置8,8a…か
ら構成されている。
【0024】前記加圧装置8,8a…は、熱盤5,5a
…に対設するキャンバスベルト7の搬送面7aの裏側上
方に各熱盤5,5a…に対応して列設されており、この
加圧装置8,8a…は図示されない昇降装置によって上
下動自在に支持されている。
…に対設するキャンバスベルト7の搬送面7aの裏側上
方に各熱盤5,5a…に対応して列設されており、この
加圧装置8,8a…は図示されない昇降装置によって上
下動自在に支持されている。
【0025】図2に前記加圧装置8の縦断面(搬送ライ
ンL方向)拡大図が示されるように、前記加圧装置8,
8a…には、前記熱盤5,5a…上面の加熱板5’,5
a’…と略同一面積を有するとともに、所定の容積を有
する中空箱型状のバックアップボックス9,9a…が設
けられている。このバックアップボックス9,9a…の
下面を構成する略方形状の支持基板10下部には、圧縮
空気の供給により膨張するエアーバック11が設けられ
ている。このエアーバック11下部には、その下面を被
覆するように緩衝部材12が設けられ、この緩衝部材1
2下面に接するように複数個の加圧部材13が所定の間
隔で連結されている。
ンL方向)拡大図が示されるように、前記加圧装置8,
8a…には、前記熱盤5,5a…上面の加熱板5’,5
a’…と略同一面積を有するとともに、所定の容積を有
する中空箱型状のバックアップボックス9,9a…が設
けられている。このバックアップボックス9,9a…の
下面を構成する略方形状の支持基板10下部には、圧縮
空気の供給により膨張するエアーバック11が設けられ
ている。このエアーバック11下部には、その下面を被
覆するように緩衝部材12が設けられ、この緩衝部材1
2下面に接するように複数個の加圧部材13が所定の間
隔で連結されている。
【0026】また、図3に前記加圧装置8の断面(幅方
向)拡大図が示されるように、前記バックアップボック
ス9,9a…の左右側面はブラケット14,14a…を
介して前記ヒーティングパート2の長さ方向に全域に渡
り架設される左右のフレーム15,15aに固定され、
このフレーム15,15aが前記昇降装置に連結されて
いる。
向)拡大図が示されるように、前記バックアップボック
ス9,9a…の左右側面はブラケット14,14a…を
介して前記ヒーティングパート2の長さ方向に全域に渡
り架設される左右のフレーム15,15aに固定され、
このフレーム15,15aが前記昇降装置に連結されて
いる。
【0027】また、前記バックアップボックス9,9a
…の支持基板10の左右には垂下壁16,16aが設け
られ、この垂下壁16,16a間にバックアップボック
ス9,9a…と略同面積の前記エアーバック11が固定
されている。
…の支持基板10の左右には垂下壁16,16aが設け
られ、この垂下壁16,16a間にバックアップボック
ス9,9a…と略同面積の前記エアーバック11が固定
されている。
【0028】前記エアーバック11は、ナイロン製繊維
に塩化ビニル樹脂を多層に塗布コーティングして気密性
を具備してこれを袋状に縫製されてなり、その縫製部分
にはシリコン樹脂,塩化ビニル樹脂等にて気密状にシー
リングがなされている。
に塩化ビニル樹脂を多層に塗布コーティングして気密性
を具備してこれを袋状に縫製されてなり、その縫製部分
にはシリコン樹脂,塩化ビニル樹脂等にて気密状にシー
リングがなされている。
【0029】このように構成される加圧装置8,8a…
の外部には図示されないブロアーが設けられ、このブロ
アーにより複数の前記エアーバック11を1組として、
それぞれのエアーバック11に圧縮空気が供給される。
このブロアーにフレキシブルホース17,17a…が連
設され、このフレキシブルホース17,17a…が前記
バックアップボックス9,9a…内に設けられた各エア
ーバック11に連通する通気管18,18a…に適宜分
岐連結され一連の配管経路が構成されている。なお、前
記ブロアーは、インバータ制御によりその駆動モータの
回転数が制御されており、エアーバック11内の圧力を
無段階に調整可能とされている。
の外部には図示されないブロアーが設けられ、このブロ
アーにより複数の前記エアーバック11を1組として、
それぞれのエアーバック11に圧縮空気が供給される。
このブロアーにフレキシブルホース17,17a…が連
設され、このフレキシブルホース17,17a…が前記
バックアップボックス9,9a…内に設けられた各エア
ーバック11に連通する通気管18,18a…に適宜分
岐連結され一連の配管経路が構成されている。なお、前
記ブロアーは、インバータ制御によりその駆動モータの
回転数が制御されており、エアーバック11内の圧力を
無段階に調整可能とされている。
【0030】前記加圧部材13は、図4に加圧部材13
の要部斜視図が示されるように、前記熱盤5,5a…と
略同幅で断面矩形環状の角パイプ形状であり、その搬送
ラインL方向における前後面に複数個の連結孔21が形
成された構造とされている。これら連結孔21を通して
ワイヤロープ22が前記搬送ラインL方向に複数本延設
されており、これによって複数の加圧部材13が搬送ラ
インL方向に所定の間隔をおいて連結された構造とされ
ている。前記各ワイヤロープ22の両端部は、同軸2
3,23a…に枢着され、前記バックアップボックス
9,9a…の搬送ラインL方向における前後面に取り付
けられているブラケット24,24a…下部に固定され
る。
の要部斜視図が示されるように、前記熱盤5,5a…と
略同幅で断面矩形環状の角パイプ形状であり、その搬送
ラインL方向における前後面に複数個の連結孔21が形
成された構造とされている。これら連結孔21を通して
ワイヤロープ22が前記搬送ラインL方向に複数本延設
されており、これによって複数の加圧部材13が搬送ラ
インL方向に所定の間隔をおいて連結された構造とされ
ている。前記各ワイヤロープ22の両端部は、同軸2
3,23a…に枢着され、前記バックアップボックス
9,9a…の搬送ラインL方向における前後面に取り付
けられているブラケット24,24a…下部に固定され
る。
【0031】前述の連結された複数の加圧部材13の下
面は、前記キャンバスベルト7の搬送面7aの裏面に摺
接するようにされている。一方、それら加圧部材13上
面と前記エアーバック11下面との間には、これら略同
一面積にして、かつ所定の肉厚を有する略方形板状のス
ポンジゴム、フォーラムラバーなどの緩衝部材12を介
在させて、前記加圧部材13からエアーバック11を保
護している。
面は、前記キャンバスベルト7の搬送面7aの裏面に摺
接するようにされている。一方、それら加圧部材13上
面と前記エアーバック11下面との間には、これら略同
一面積にして、かつ所定の肉厚を有する略方形板状のス
ポンジゴム、フォーラムラバーなどの緩衝部材12を介
在させて、前記加圧部材13からエアーバック11を保
護している。
【0032】本実施例において、加圧部材13の材質と
しては、通常直線状態を維持し、加圧により撓む材質、
具体的にはステンレス,SS400またはSUS等が用
いられている。
しては、通常直線状態を維持し、加圧により撓む材質、
具体的にはステンレス,SS400またはSUS等が用
いられている。
【0033】一方、前記クーリングパート3は、従来と
同様にヒーティングパート2における熱盤5,5a…に
代えて、前記押圧搬送装置6におけるキャンバスベルト
7の下方に、別のキャンバスベルト26がクーリングパ
ート3の長さ方向に渡って対設されている。この下方キ
ャンバスベルト26の搬送面27下部には、そのキャン
バスベルト26と同一幅でその長さ方向に渡り、かつ平
板状で多数の貫通孔(放熱孔)(図示省略)を有する圧
盤28が設けられている。
同様にヒーティングパート2における熱盤5,5a…に
代えて、前記押圧搬送装置6におけるキャンバスベルト
7の下方に、別のキャンバスベルト26がクーリングパ
ート3の長さ方向に渡って対設されている。この下方キ
ャンバスベルト26の搬送面27下部には、そのキャン
バスベルト26と同一幅でその長さ方向に渡り、かつ平
板状で多数の貫通孔(放熱孔)(図示省略)を有する圧
盤28が設けられている。
【0034】このように構成されるダブルフェーサー1
においては、前記シングルフェーサーにより製造された
片面段ボールシートW1の段頂部にグルーイングマシー
ン4により接着剤が塗布され、この片面段ボールシート
W1がライナー紙供給部より供給されるライナー紙W2
と貼り合わされるようにして、前記ヒーティングパート
2に導入される。
においては、前記シングルフェーサーにより製造された
片面段ボールシートW1の段頂部にグルーイングマシー
ン4により接着剤が塗布され、この片面段ボールシート
W1がライナー紙供給部より供給されるライナー紙W2
と貼り合わされるようにして、前記ヒーティングパート
2に導入される。
【0035】前記片面段ボールシートW1とライナー紙
W2とが貼り合わされてなる両面段ボールWは、前記ヒ
ーティングパート2の搬送ラインL下方に配列される熱
盤5,5a…の上面に摺接し、前記熱盤5,5a…の加
熱板5’,5a’…より熱が伝達されて加熱される。
W2とが貼り合わされてなる両面段ボールWは、前記ヒ
ーティングパート2の搬送ラインL下方に配列される熱
盤5,5a…の上面に摺接し、前記熱盤5,5a…の加
熱板5’,5a’…より熱が伝達されて加熱される。
【0036】次いで、前記ブロアより圧縮空気が前記フ
レキシブルホース17,17a…および通気管18,1
8a…を経てエアーバック11内に供給され、エアーバ
ック11が膨張される。このエアーバック11は、上面
が前記支持基板10により固定されているため、その下
面の緩衝部材12を介して加圧部材13を押圧する。
レキシブルホース17,17a…および通気管18,1
8a…を経てエアーバック11内に供給され、エアーバ
ック11が膨張される。このエアーバック11は、上面
が前記支持基板10により固定されているため、その下
面の緩衝部材12を介して加圧部材13を押圧する。
【0037】この加圧部材13の下面は、前記熱盤5,
5a…上の両面段ボールシートWを搬送ラインL方向に
搬送するキャンバスベルト7の搬送面7a裏面に摺接す
るようにされており、前記エアーバック11の膨張によ
る押圧力が前記加圧部材13からキャンバスベルト7を
介して前記両面段ボールシートW全面に付加される。こ
うしてヒーティングパート2に導入された両面段ボール
シートWは、前記加圧部材13により押圧されながら前
記熱盤5,5a…により加熱され、貼着状態が維持され
つつ接着剤が乾燥される。
5a…上の両面段ボールシートWを搬送ラインL方向に
搬送するキャンバスベルト7の搬送面7a裏面に摺接す
るようにされており、前記エアーバック11の膨張によ
る押圧力が前記加圧部材13からキャンバスベルト7を
介して前記両面段ボールシートW全面に付加される。こ
うしてヒーティングパート2に導入された両面段ボール
シートWは、前記加圧部材13により押圧されながら前
記熱盤5,5a…により加熱され、貼着状態が維持され
つつ接着剤が乾燥される。
【0038】次いで、前記両面段ボールシートWは前記
ヒーティングパート2を経てクーリングパート3に導入
される。この両面段ボールシートWは、前記ヒーティン
グパート2と同様に押付搬送装置6により押圧され、こ
のクーリングパート3の搬送ラインL下方のキャンバス
ベルト26と上方のキャンバスベルト7との間に挟持さ
れて次工程へ搬送される。この搬送中に、前記ヒーティ
ングパート2で加熱された両面段ボールシートWの余熱
が自然冷却される。
ヒーティングパート2を経てクーリングパート3に導入
される。この両面段ボールシートWは、前記ヒーティン
グパート2と同様に押付搬送装置6により押圧され、こ
のクーリングパート3の搬送ラインL下方のキャンバス
ベルト26と上方のキャンバスベルト7との間に挟持さ
れて次工程へ搬送される。この搬送中に、前記ヒーティ
ングパート2で加熱された両面段ボールシートWの余熱
が自然冷却される。
【0039】本実施例によれば、キャンバスベルト7を
介して両面段ボールシートWを加圧する加圧部材13が
幅方向に一体とされているため、加圧される両面段ボー
ルシートWの両端部にも上下方向の押圧力を付与するこ
とができる(図5(a))。したがって、従来のように
斜め方向の押圧力により両面段ボールシートWの両端部
が潰されてしまうことがなく、接着剤が薄く広がり貼着
不良が生じるのを抑制することができる効果を奏する。
また、前記加圧部材13はエアーバック11の膨張によ
りキャンバスベルト7に面接触するようにされているた
め、両面段ボールシートWに連続的に、かつ均一に押圧
力を付与することができる。
介して両面段ボールシートWを加圧する加圧部材13が
幅方向に一体とされているため、加圧される両面段ボー
ルシートWの両端部にも上下方向の押圧力を付与するこ
とができる(図5(a))。したがって、従来のように
斜め方向の押圧力により両面段ボールシートWの両端部
が潰されてしまうことがなく、接着剤が薄く広がり貼着
不良が生じるのを抑制することができる効果を奏する。
また、前記加圧部材13はエアーバック11の膨張によ
りキャンバスベルト7に面接触するようにされているた
め、両面段ボールシートWに連続的に、かつ均一に押圧
力を付与することができる。
【0040】また、本実施例によれば、前記加圧部材1
3が幅方向に一体とされ、加圧により撓む材質とされて
いるため、搬送される両面段ボールシートWにより熱が
奪われて熱盤の加熱板表側と蒸気に触れる裏面側との温
度差が大きくなり熱盤に反りが生じた場合であっても、
その熱盤上を搬送される両面段ボールシートW全体に均
一に押圧力を付与することができ、両面段ボールシート
を加熱板に密着させ熱伝達効率を向上させる効果を奏す
る(図5(b))。
3が幅方向に一体とされ、加圧により撓む材質とされて
いるため、搬送される両面段ボールシートWにより熱が
奪われて熱盤の加熱板表側と蒸気に触れる裏面側との温
度差が大きくなり熱盤に反りが生じた場合であっても、
その熱盤上を搬送される両面段ボールシートW全体に均
一に押圧力を付与することができ、両面段ボールシート
を加熱板に密着させ熱伝達効率を向上させる効果を奏す
る(図5(b))。
【0041】本実施例によれば、幅の狭い両面段ボール
シートWを貼り合せる場合、前記加圧部材13が幅方向
に一体とされているため、両面段ボールシートWの無い
位置には押圧力が付与されない。このため不必要な加圧
力が両面段ボールシートWを搬送するキャンバスベルト
7にかからず摩擦抵抗を減少させることができるため、
キャンバスベルト7の駆動電流値を従来に比べて低減す
ることができるか、もしくは搬送速度を向上させること
ができる効果を奏する。なお、本実施例においては、前
記加圧部材13の下面にテフロン加工(テフロンは商品
名)を施して、この加圧部材下面とキャンバスベルト7
の搬送側裏面との間に生じる摩擦抵抗を減少させること
ができる。
シートWを貼り合せる場合、前記加圧部材13が幅方向
に一体とされているため、両面段ボールシートWの無い
位置には押圧力が付与されない。このため不必要な加圧
力が両面段ボールシートWを搬送するキャンバスベルト
7にかからず摩擦抵抗を減少させることができるため、
キャンバスベルト7の駆動電流値を従来に比べて低減す
ることができるか、もしくは搬送速度を向上させること
ができる効果を奏する。なお、本実施例においては、前
記加圧部材13の下面にテフロン加工(テフロンは商品
名)を施して、この加圧部材下面とキャンバスベルト7
の搬送側裏面との間に生じる摩擦抵抗を減少させること
ができる。
【0042】本実施例によれば、前記加圧部材13が所
定の間隔をおいて連結されているため、加熱板から両面
段ボールシートWに伝達される熱の放出率がよく、熱の
伝達効率が向上し、品質および信頼性の向上を図ること
ができる効果を奏する。
定の間隔をおいて連結されているため、加熱板から両面
段ボールシートWに伝達される熱の放出率がよく、熱の
伝達効率が向上し、品質および信頼性の向上を図ること
ができる効果を奏する。
【0043】また、本実施例においては、図6に示され
るように前記加圧部材13に貫通孔(放熱孔)30が形
成されていてもよく、この場合は隣り合う加圧部材13
が接触するように連結しても前述と同様の効果を得るこ
とができる。また、本実施例においては、図7に示され
るように前記バックアップボックス9,9aの垂下壁1
6,16aと前記ブラケット14,14aとの間にL字
型の支持部材31,31aを固定し、この支持部材3
1,31aの先端を前記加圧部材13両端の開口部に挿
入するようにして前記加圧部材13を支持させるように
してもよい。このようにすれば、前記両面段ボールシー
トWの両端部に上下方向の押圧力を付与することがで
き、従来の問題点である斜め方向の押圧力による両面段
ボールシートWの両端部の潰れをより確実に防止するこ
とができる。
るように前記加圧部材13に貫通孔(放熱孔)30が形
成されていてもよく、この場合は隣り合う加圧部材13
が接触するように連結しても前述と同様の効果を得るこ
とができる。また、本実施例においては、図7に示され
るように前記バックアップボックス9,9aの垂下壁1
6,16aと前記ブラケット14,14aとの間にL字
型の支持部材31,31aを固定し、この支持部材3
1,31aの先端を前記加圧部材13両端の開口部に挿
入するようにして前記加圧部材13を支持させるように
してもよい。このようにすれば、前記両面段ボールシー
トWの両端部に上下方向の押圧力を付与することがで
き、従来の問題点である斜め方向の押圧力による両面段
ボールシートWの両端部の潰れをより確実に防止するこ
とができる。
【0044】本実施例においては、加圧部材13が搬送
ラインL方向における左右側面のない開放型角パイプ形
状とされているが、左右側面を設けて箱形状としてもよ
い。こうすることにより、この箱形状の加圧部材13内
部に蒸気を循環封入するようにして、熱盤だけでなく加
圧部材からも両面段ボールシートを加熱することがで
き、乾燥を促進することができる。したがって、生産性
の向上を図ることができる。
ラインL方向における左右側面のない開放型角パイプ形
状とされているが、左右側面を設けて箱形状としてもよ
い。こうすることにより、この箱形状の加圧部材13内
部に蒸気を循環封入するようにして、熱盤だけでなく加
圧部材からも両面段ボールシートを加熱することがで
き、乾燥を促進することができる。したがって、生産性
の向上を図ることができる。
【0045】本実施例においては、前述のように加圧部
材を箱形状とするとともに、下面に空気排出孔を設けて
エアを封入するようにしても良い。こうすることにより
加圧部材の下面とキャンバスベルト7との間に空気層を
形成することができ、テフロン加工等を施すことなく、
それらの間に生じる摩擦抵抗を軽減させることができ
る。
材を箱形状とするとともに、下面に空気排出孔を設けて
エアを封入するようにしても良い。こうすることにより
加圧部材の下面とキャンバスベルト7との間に空気層を
形成することができ、テフロン加工等を施すことなく、
それらの間に生じる摩擦抵抗を軽減させることができ
る。
【0046】本実施例においては、角パイプ形状の加圧
部材13が用いられているが、これに限らず、幅方向に
一体とされ、かつ搬送ラインL方向に複数個所定間隔で
連結されている平板状の加圧部材20(図8)や、シャ
ッタ状の加圧部材21(図9)が用いられても良い。前
記平板形状の加圧部材20は、その上面に複数本のバネ
鋼20aを取り付けて、所定間隔をおいて搬送ラインL
方向に連結するように構成される。それら複数本のバネ
鋼20aの端部を同軸23,23a…を介してブラケッ
ト24,24a…に固定することにより、本実施例と同
様の作用・効果を得ることができる。一方、シャッタ状
の加圧部材21は、幅方向に一体とされる加圧板21a
が、複数個搬送ラインL方向に隣り合う加圧板21a同
士を1方向に回動するように連結させて構成される。こ
のように構成される加圧部材21の両端は、前記同軸2
3,23a…を介してブラケット24,24a…に固定
される。なお、図8、図9には、要部のみが示されてい
る。
部材13が用いられているが、これに限らず、幅方向に
一体とされ、かつ搬送ラインL方向に複数個所定間隔で
連結されている平板状の加圧部材20(図8)や、シャ
ッタ状の加圧部材21(図9)が用いられても良い。前
記平板形状の加圧部材20は、その上面に複数本のバネ
鋼20aを取り付けて、所定間隔をおいて搬送ラインL
方向に連結するように構成される。それら複数本のバネ
鋼20aの端部を同軸23,23a…を介してブラケッ
ト24,24a…に固定することにより、本実施例と同
様の作用・効果を得ることができる。一方、シャッタ状
の加圧部材21は、幅方向に一体とされる加圧板21a
が、複数個搬送ラインL方向に隣り合う加圧板21a同
士を1方向に回動するように連結させて構成される。こ
のように構成される加圧部材21の両端は、前記同軸2
3,23a…を介してブラケット24,24a…に固定
される。なお、図8、図9には、要部のみが示されてい
る。
【0047】本実施例の別態様のダブルフェーサー30
においては、図10にその概略側面図が示されるよう
に、片面段ボールシートW1とライナー紙W2とが貼り
合わされながら搬送される搬送ラインの下方に搬送方向
に順に複数の熱盤31,31a…およびキャンバスベル
ト32が設けられている。一方、搬送ラインの上方に
は、前述と同形状で同材質の幅方向に一体の加圧部材3
3が搬送方向に複数個所定間隔をおいて連結されてい
る。また、このダブルフェーサー30の下流側には、前
記片面段ボールシートW1とライナー紙W2とが一体に
された両面段ボールシートWを下流側へ引張る搬送装置
が設けられている。
においては、図10にその概略側面図が示されるよう
に、片面段ボールシートW1とライナー紙W2とが貼り
合わされながら搬送される搬送ラインの下方に搬送方向
に順に複数の熱盤31,31a…およびキャンバスベル
ト32が設けられている。一方、搬送ラインの上方に
は、前述と同形状で同材質の幅方向に一体の加圧部材3
3が搬送方向に複数個所定間隔をおいて連結されてい
る。また、このダブルフェーサー30の下流側には、前
記片面段ボールシートW1とライナー紙W2とが一体に
された両面段ボールシートWを下流側へ引張る搬送装置
が設けられている。
【0048】本態様において、前記熱盤31,31a…
上に導入された片面段ボールシートW1およびライナー
紙W2は前記加圧部材33の自重により加圧されると共
に、熱盤31,31a…より熱が伝達されて片面段ボー
ルシートW1とライナー紙W2との接着剤が乾燥され、
一体にされて両面段ボールシートWが形成される。次い
で、前記キャンバスベルト32上に搬送され、前述と同
様に両面段ボールシートWの余熱が自然冷却される。
上に導入された片面段ボールシートW1およびライナー
紙W2は前記加圧部材33の自重により加圧されると共
に、熱盤31,31a…より熱が伝達されて片面段ボー
ルシートW1とライナー紙W2との接着剤が乾燥され、
一体にされて両面段ボールシートWが形成される。次い
で、前記キャンバスベルト32上に搬送され、前述と同
様に両面段ボールシートWの余熱が自然冷却される。
【0049】本態様によれば、前記加圧部材33の自重
により、前述と同様に熱盤31,31a…上およびキャ
ンバスベルト32上を搬送される両面段ボールシートW
の幅方向に対して上下方向の押圧力が加えられるととも
に、両面段ボールシートW全体に均一の押圧力が加えら
れる。したがって、両面段ボールシートWの両端部を潰
してしまう恐れが無く、良好な貼着状態を維持すること
ができるという効果を奏する。
により、前述と同様に熱盤31,31a…上およびキャ
ンバスベルト32上を搬送される両面段ボールシートW
の幅方向に対して上下方向の押圧力が加えられるととも
に、両面段ボールシートW全体に均一の押圧力が加えら
れる。したがって、両面段ボールシートWの両端部を潰
してしまう恐れが無く、良好な貼着状態を維持すること
ができるという効果を奏する。
【0050】本態様においても、前述と同様に、加圧部
材33の形状を箱形状とし内部に熱源を入れても良い。
こうすることにより加圧部材内の熱を直接両面段ボール
シートWに伝達できるため熱効率がより向上し、接着剤
の乾燥時間を短縮化させることができ、生産性を向上す
ることができる。また、箱形状の加圧部材の下面に空気
排出孔を設け、内部にエアを封入することにより、加圧
部材下面と両面段ボールシートとの間に空気膜を形成さ
せることができる。こうすることにより両面段ボールシ
ートが搬送される際の摩擦抵抗を軽減することができ
る。
材33の形状を箱形状とし内部に熱源を入れても良い。
こうすることにより加圧部材内の熱を直接両面段ボール
シートWに伝達できるため熱効率がより向上し、接着剤
の乾燥時間を短縮化させることができ、生産性を向上す
ることができる。また、箱形状の加圧部材の下面に空気
排出孔を設け、内部にエアを封入することにより、加圧
部材下面と両面段ボールシートとの間に空気膜を形成さ
せることができる。こうすることにより両面段ボールシ
ートが搬送される際の摩擦抵抗を軽減することができ
る。
【0051】本態様においては、前記加圧部材33が所
定の間隔をおいて連結されることにより熱盤からの熱が
両面段ボールシートを通して放出されやすく熱伝達率が
良くされている。このように加圧部材33を所定の間隔
をおいて連結するのに代えて、前記加圧部材33に貫通
孔(放熱孔)を形成し、隣り合う加圧部材13を接触さ
せるように連結してもよい。この場合、同様の効果を得
ることができる。
定の間隔をおいて連結されることにより熱盤からの熱が
両面段ボールシートを通して放出されやすく熱伝達率が
良くされている。このように加圧部材33を所定の間隔
をおいて連結するのに代えて、前記加圧部材33に貫通
孔(放熱孔)を形成し、隣り合う加圧部材13を接触さ
せるように連結してもよい。この場合、同様の効果を得
ることができる。
【0052】また、本態様においては、角パイプ形状の
加圧部材33が用いられているが、これに限らず、幅方
向に一体とされ、かつ搬送ラインL方向に複数個所定間
隔で連結されている平板状の加圧部材やシャッタ形状も
のでもよい。
加圧部材33が用いられているが、これに限らず、幅方
向に一体とされ、かつ搬送ラインL方向に複数個所定間
隔で連結されている平板状の加圧部材やシャッタ形状も
のでもよい。
【0053】前記各実施例においては、両面段ボールシ
ートを製造するダブルフェーサーについて述べている
が、これに限らず、複両面段ボールシート等の多層段ボ
ールシートを加工する装置としても適用できることは言
うまでもない。
ートを製造するダブルフェーサーについて述べている
が、これに限らず、複両面段ボールシート等の多層段ボ
ールシートを加工する装置としても適用できることは言
うまでもない。
【図1】図1は、本発明の一実施例に係るダブルフェー
サーの概略側面図である。
サーの概略側面図である。
【図2】図2は、加圧装置の縦断面拡大図である。
【図3】図3は、加圧装置の断面拡大図である。
【図4】図4は、加圧部材の要部斜視図である。
【図5】図5は、両面段ボールシートが加圧される状態
を示す説明図(a)(b)である。
を示す説明図(a)(b)である。
【図6】図6は、貫通孔を備える加圧部材の要部斜視図
である。
である。
【図7】図7は、支持部材を備える加圧装置の断面拡大
図である。
図である。
【図8】図8は、加圧部材の変形例を示す加圧装置の概
略側面図である。
略側面図である。
【図9】図9は、加圧部材の変形例を示す加圧装置の概
略側面図である。
略側面図である。
【図10】図10は、本実施例の別態様のダブルフェー
サーの概略側面図である。
サーの概略側面図である。
【図11】図11は、従来のダブルフェーサーの問題点
を示す説明図である。
を示す説明図である。
1,30 ダブルフェーサー 2 ヒーティングパート 3 クーリングパート 4 グルーイングマシーン 5,31 熱盤 6 押圧搬送装置 7 キャンバスベルト 8 加圧装置 9 バックアップボックス 10 支持基板 11 エアーバック 12 緩衝部材 13,20,21,33 加圧部材 14 ブラケット 15 フレーム 16 垂下壁 17 フレキシブルホース 18 通気管 22 ワイヤロープ 23 同軸 24 ブラケット 26,32 キャンバスベルト 27 搬送面 28 圧盤 30 貫通孔 31 支持部材
Claims (6)
- 【請求項1】 片面段ボールシートとライナー紙とを貼
り合せながら搬送する搬送手段と、これら搬送されるシ
ートを上方より加圧する加圧手段とを備えるダブルフェ
ーサーにおいて、 前記加圧手段は、幅方向に一体でシート幅より大きく、
平板状の下面を有する加圧部材が搬送方向に複数個並列
配置されてなる構成であることを特徴とするダブルフェ
ーサー。 - 【請求項2】 前記加圧手段は、前記シートを搬送する
搬送手段の上方に設けられる支持基板の下部に圧縮空気
が供給されるエアバックを有し、このエアバックの下方
に前記加圧部材が並列配置されるとともに、この加圧部
材の下面が前記搬送手段に面接触するように配置される
ものであり、前記加圧部材は前記エアバックによる加圧
により前記シートが搬送される下盤の形状に沿って幅方
向に撓むものである請求項1に記載のダブルフェーサ
ー。 - 【請求項3】 前記加圧部材に放熱孔が設けられる請求
項2に記載のダブルフェーサー。 - 【請求項4】 前記加圧部材の内部に熱源が設けられる
請求項2に記載のダブルフェーサー。 - 【請求項5】 前記加圧部材の下面に摩擦抵抗を低くす
る処理が施される請求項2乃至4のうちのいずれかに記
載のダブルフェーサー。 - 【請求項6】 前記摩擦抵抗を低くする処理は、前記加
圧部材下面に空気排出孔を設けるとともに、前記加圧部
材の内部に空気を注入する処理である請求項5に記載の
ダブルフェーサー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12845698A JPH11320721A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | ダブルフェーサー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12845698A JPH11320721A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | ダブルフェーサー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11320721A true JPH11320721A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=14985165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12845698A Withdrawn JPH11320721A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | ダブルフェーサー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11320721A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115648726A (zh) * | 2022-10-28 | 2023-01-31 | 王先会 | 反向涂胶方式的面朝上瓦楞纸板生产线 |
-
1998
- 1998-05-12 JP JP12845698A patent/JPH11320721A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115648726A (zh) * | 2022-10-28 | 2023-01-31 | 王先会 | 反向涂胶方式的面朝上瓦楞纸板生产线 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050802 |