JPH11320882A - インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置 - Google Patents
インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置Info
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- JPH11320882A JPH11320882A JP14022798A JP14022798A JPH11320882A JP H11320882 A JPH11320882 A JP H11320882A JP 14022798 A JP14022798 A JP 14022798A JP 14022798 A JP14022798 A JP 14022798A JP H11320882 A JPH11320882 A JP H11320882A
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Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フレキシブルケーブルと圧電振動子との接触
を確実に防止すると共に、省スペースで容易に接合でき
るインクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記
録装置を提供する。 【解決手段】 圧力発生手段300を駆動する駆動用集
積回路30と圧力発生手段300とを接続するフレキシ
ブルケーブル17は、圧力発生手段300に対向する領
域に駆動用集積回路30が実装される実装部17aと該
実装部17aの両端部を支持する支持部17cを有して
圧力発生手段300を跨ぐように設けられ、支持部17
cが、圧力発生手段300と実装部17aとの間に圧力
発生手段300の運動を阻害しない程度の間隔を形成し
て実装部17aを支持することにより、フレキシブルケ
ール17と圧力発生手段300との接触を防止する。
を確実に防止すると共に、省スペースで容易に接合でき
るインクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記
録装置を提供する。 【解決手段】 圧力発生手段300を駆動する駆動用集
積回路30と圧力発生手段300とを接続するフレキシ
ブルケーブル17は、圧力発生手段300に対向する領
域に駆動用集積回路30が実装される実装部17aと該
実装部17aの両端部を支持する支持部17cを有して
圧力発生手段300を跨ぐように設けられ、支持部17
cが、圧力発生手段300と実装部17aとの間に圧力
発生手段300の運動を阻害しない程度の間隔を形成し
て実装部17aを支持することにより、フレキシブルケ
ール17と圧力発生手段300との接触を防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク滴を吐出す
るノズル開口に連通する圧力発生室と、この圧力発生室
内にインク吐出のための圧力を発生させる圧力発生手段
とを具備するインクジェット式記録ヘッド及びインクジ
ェット式記録装置に関する。
るノズル開口に連通する圧力発生室と、この圧力発生室
内にインク吐出のための圧力を発生させる圧力発生手段
とを具備するインクジェット式記録ヘッド及びインクジ
ェット式記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電振動子や発熱素子によって圧力発生
室内に圧力を発生させ、その圧力によりノズル開口から
インク滴を吐出させるインクジェット式記録ヘッドに
は、圧力発生手段として圧力発生室内に駆動信号により
ジュール熱を発生する抵抗線を設けたバブルジェット式
のものと、圧力発生室の一部を振動板で構成し、この振
動板を圧電振動子により変形させてノズル開口からイン
ク滴を吐出させる圧電振動式の2種類のものに大別され
る。また、圧電振動式のインクジェット式記録ヘッドに
は、圧電振動子の軸方向に伸長、収縮する縦振動モード
の圧電振動子を使用したものと、たわみ振動モードの圧
電振動子を使用したものの2種類が実用化されている。
室内に圧力を発生させ、その圧力によりノズル開口から
インク滴を吐出させるインクジェット式記録ヘッドに
は、圧力発生手段として圧力発生室内に駆動信号により
ジュール熱を発生する抵抗線を設けたバブルジェット式
のものと、圧力発生室の一部を振動板で構成し、この振
動板を圧電振動子により変形させてノズル開口からイン
ク滴を吐出させる圧電振動式の2種類のものに大別され
る。また、圧電振動式のインクジェット式記録ヘッドに
は、圧電振動子の軸方向に伸長、収縮する縦振動モード
の圧電振動子を使用したものと、たわみ振動モードの圧
電振動子を使用したものの2種類が実用化されている。
【0003】前者は圧電振動子の端面を振動板に当接さ
せることにより圧力発生室の容積を変化させることがで
きて、高密度印刷に適したヘッドの製作が可能である反
面、圧電振動子をノズル開口の配列ピッチに一致させて
櫛歯状に切り分けるという困難な工程や、切り分けられ
た圧電振動子を圧力発生室に位置決めして固定する作業
が必要となり、製造工程が複雑であるという問題があ
る。
せることにより圧力発生室の容積を変化させることがで
きて、高密度印刷に適したヘッドの製作が可能である反
面、圧電振動子をノズル開口の配列ピッチに一致させて
櫛歯状に切り分けるという困難な工程や、切り分けられ
た圧電振動子を圧力発生室に位置決めして固定する作業
が必要となり、製造工程が複雑であるという問題があ
る。
【0004】これに対して後者は、圧電材料のグリーン
シートを圧力発生室の形状に合わせて貼付し、これを焼
成するという比較的簡単な工程で振動板に圧電振動子を
作り付けることができるものの、たわみ振動を利用する
関係上、ある程度の面積が必要となり、高密度配列が困
難であるという問題がある。
シートを圧力発生室の形状に合わせて貼付し、これを焼
成するという比較的簡単な工程で振動板に圧電振動子を
作り付けることができるものの、たわみ振動を利用する
関係上、ある程度の面積が必要となり、高密度配列が困
難であるという問題がある。
【0005】一方、後者の記録ヘッドの不都合を解消す
べく、特開平5−286131号公報に見られるよう
に、振動板の表面全体に亙って成膜技術により均一な圧
電材料層を形成し、この圧電材料層をリソグラフィ法に
より圧力発生室に対応する形状に切り分けて各圧力発生
室毎に独立するように圧電振動子を形成したものが提案
されている。
べく、特開平5−286131号公報に見られるよう
に、振動板の表面全体に亙って成膜技術により均一な圧
電材料層を形成し、この圧電材料層をリソグラフィ法に
より圧力発生室に対応する形状に切り分けて各圧力発生
室毎に独立するように圧電振動子を形成したものが提案
されている。
【0006】これによれば圧電振動子を振動板に貼付け
る作業が不要となって、リソグラフィ法という精密で、
かつ簡便な手法で圧電振動子を作り付けることができる
ばかりでなく、圧電振動子の厚みを薄くできて高速駆動
が可能になるという利点がある。
る作業が不要となって、リソグラフィ法という精密で、
かつ簡便な手法で圧電振動子を作り付けることができる
ばかりでなく、圧電振動子の厚みを薄くできて高速駆動
が可能になるという利点がある。
【0007】このような記録ヘッドは、外部からの駆動
信号を受けるため、圧電振動子の個別電極がフレキシブ
ルケーブルを介して外部装置に接続されている。
信号を受けるため、圧電振動子の個別電極がフレキシブ
ルケーブルを介して外部装置に接続されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、外部か
らの信号を供給するフレキシブルケーブルは、アクチュ
エータユニットの表面に複数列形成されている圧電振動
子を跨ぐようにして、両端で個別電極に接続する端子に
固定されているため、フレキシブルケーブルの張設の具
合が緩かったり、またフレキシブルケーブルに外力が作
用した場合などには、フレキシブルケーブルが圧電振動
子に接触して圧電振動子の振動を阻害し、印字品質に悪
影響を与えたり、また圧電振動子を破損する等の問題が
ある。
らの信号を供給するフレキシブルケーブルは、アクチュ
エータユニットの表面に複数列形成されている圧電振動
子を跨ぐようにして、両端で個別電極に接続する端子に
固定されているため、フレキシブルケーブルの張設の具
合が緩かったり、またフレキシブルケーブルに外力が作
用した場合などには、フレキシブルケーブルが圧電振動
子に接触して圧電振動子の振動を阻害し、印字品質に悪
影響を与えたり、また圧電振動子を破損する等の問題が
ある。
【0009】また、フレキシブルケーブルを一定形状に
固定して、圧電振動子に接触しないようにすると、端子
へ確実に接着するためには、高い精度が要求されるとい
う問題がある。
固定して、圧電振動子に接触しないようにすると、端子
へ確実に接着するためには、高い精度が要求されるとい
う問題がある。
【0010】本発明はこのような事情に鑑み、フレキシ
ブルケーブルと圧電振動子との接触を確実に防止すると
共に、省スペースで容易に接合できるインクジェット式
記録ヘッド及びインクジェット式記録装置を提供するこ
とを課題とする。
ブルケーブルと圧電振動子との接触を確実に防止すると
共に、省スペースで容易に接合できるインクジェット式
記録ヘッド及びインクジェット式記録装置を提供するこ
とを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の第1の態様は、ノズル開口にそれぞれ連通する圧力
発生室を画成した流路形成基板と、前記圧力発生室にイ
ンク吐出のための圧力を付与する圧力発生手段と、該圧
力発生手段を駆動する駆動用集積回路と該圧力発生手段
とを接続するフレキシブルケーブルとを具備するインク
ジェット式記録ヘッドにおいて、前記フレキシブルケー
ブルは、前記圧力発生手段に対向する領域に前記駆動用
集積回路が実装される実装部と該実装部の両端部を支持
する支持部を有して前記圧力発生手段を跨ぐように設け
られ、前記支持部は、前記圧力発生手段と前記実装部と
の間に前記圧力発生手段の運動を阻害しない程度の間隔
を形成して前記実装部を支持することを特徴とするイン
クジェット式記録ヘッドにある。
明の第1の態様は、ノズル開口にそれぞれ連通する圧力
発生室を画成した流路形成基板と、前記圧力発生室にイ
ンク吐出のための圧力を付与する圧力発生手段と、該圧
力発生手段を駆動する駆動用集積回路と該圧力発生手段
とを接続するフレキシブルケーブルとを具備するインク
ジェット式記録ヘッドにおいて、前記フレキシブルケー
ブルは、前記圧力発生手段に対向する領域に前記駆動用
集積回路が実装される実装部と該実装部の両端部を支持
する支持部を有して前記圧力発生手段を跨ぐように設け
られ、前記支持部は、前記圧力発生手段と前記実装部と
の間に前記圧力発生手段の運動を阻害しない程度の間隔
を形成して前記実装部を支持することを特徴とするイン
クジェット式記録ヘッドにある。
【0012】かかる第1の態様では、実装部が支持部に
よって圧力発生手段に接触しないようにその上方に支持
され、圧力発生手段の駆動等を阻害することなく省スペ
ース化を図った。
よって圧力発生手段に接触しないようにその上方に支持
され、圧力発生手段の駆動等を阻害することなく省スペ
ース化を図った。
【0013】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、前記支持部は、前記流路形成基板の表面に固着する
固着部と、この固着部に対して略直交する方向に延びる
と共に前記実装部に連結する段差部とを含むことを特徴
とするインクジェット式記録ヘッドにある。
て、前記支持部は、前記流路形成基板の表面に固着する
固着部と、この固着部に対して略直交する方向に延びる
と共に前記実装部に連結する段差部とを含むことを特徴
とするインクジェット式記録ヘッドにある。
【0014】かかる第2の態様では、実装部が、固着部
に対して略直交する方向に延びる段差部によって支持さ
れる。
に対して略直交する方向に延びる段差部によって支持さ
れる。
【0015】本発明の第3の態様は、第1又は2の態様
において、前記フレキシブルケーブルは、耐熱性絶縁フ
ィルムに半田付けが可能な金属箔を積層するとともに、
前記実装部に前記駆動用集積回路を固定する窓を備え、
前記窓に形成された接続手段により前記駆動用集積回路
と接続することを特徴とするインクジェット式記録ヘッ
ドにある。
において、前記フレキシブルケーブルは、耐熱性絶縁フ
ィルムに半田付けが可能な金属箔を積層するとともに、
前記実装部に前記駆動用集積回路を固定する窓を備え、
前記窓に形成された接続手段により前記駆動用集積回路
と接続することを特徴とするインクジェット式記録ヘッ
ドにある。
【0016】かかる第3の態様では、駆動用集積回路を
実装したフレキシブルケーブルを、容易に形成すること
ができる。
実装したフレキシブルケーブルを、容易に形成すること
ができる。
【0017】本発明の第4の態様は、第1〜3の何れか
の態様において、前記駆動用集積回路の少なくとも周縁
が高分子材料により前記フレキシブルケーブルにモール
ドされていることを特徴とするインクジェット式記録ヘ
ッドにある。
の態様において、前記駆動用集積回路の少なくとも周縁
が高分子材料により前記フレキシブルケーブルにモール
ドされていることを特徴とするインクジェット式記録ヘ
ッドにある。
【0018】かかる第4の態様では、駆動用集積回路を
容易且つ確実にフレキシブルケーブルに実装することが
できる。
容易且つ確実にフレキシブルケーブルに実装することが
できる。
【0019】本発明の第5の態様は、第2〜4の何れか
の態様において、前記フレキシブルケーブルの前記固着
部に対応する前記流路形成基板には、一端が前記圧力発
生手段と接続される配線が配され、前記固着部の前記流
路形成基板に対応する面には、前記配線と前記実装部と
を接続するための配線が設けられていることを特徴とす
るインクジェット式記録ヘッドにある。
の態様において、前記フレキシブルケーブルの前記固着
部に対応する前記流路形成基板には、一端が前記圧力発
生手段と接続される配線が配され、前記固着部の前記流
路形成基板に対応する面には、前記配線と前記実装部と
を接続するための配線が設けられていることを特徴とす
るインクジェット式記録ヘッドにある。
【0020】かかる第5の態様では、フレキシブルケー
ブルを流路形成基板に固着することにより、圧力発生手
段と駆動用集積回路が接続される。
ブルを流路形成基板に固着することにより、圧力発生手
段と駆動用集積回路が接続される。
【0021】本発明の第6の態様は、第1〜5の何れか
の態様において、前記圧力発生手段は、前記圧力発生室
の一方面に設けられた振動板上に配設された圧電振動子
であることを特徴とするインクジェット式記録ヘッドに
ある。
の態様において、前記圧力発生手段は、前記圧力発生室
の一方面に設けられた振動板上に配設された圧電振動子
であることを特徴とするインクジェット式記録ヘッドに
ある。
【0022】かかる第6の態様では、圧電振動子を駆動
することにより、インク滴を吐出することができる。
することにより、インク滴を吐出することができる。
【0023】本発明の第7の態様は、第6の態様におい
て、前記流路形成基板がセラミックスで形成され、前記
圧電振動子の各層がグリーンシート貼付又は印刷により
形成されていることを特徴とするインクジェット式記録
ヘッドにある。
て、前記流路形成基板がセラミックスで形成され、前記
圧電振動子の各層がグリーンシート貼付又は印刷により
形成されていることを特徴とするインクジェット式記録
ヘッドにある。
【0024】かかる第7の態様では、ヘッドを容易に製
造することができる。
造することができる。
【0025】本発明の第8の態様は、第6の態様におい
て、前記流路形成基板がシリコン単結晶基板からなり、
前記圧力発生室が異方性エッチングにより形成され、前
記圧電振動子の各層が薄膜及びリソグラフィ法により形
成されたものであることを特徴とするインクジェット式
記録ヘッドにある。
て、前記流路形成基板がシリコン単結晶基板からなり、
前記圧力発生室が異方性エッチングにより形成され、前
記圧電振動子の各層が薄膜及びリソグラフィ法により形
成されたものであることを特徴とするインクジェット式
記録ヘッドにある。
【0026】かかる第8の態様では、高密度のノズル開
口を有するインクジェット式記録ヘッドを大量に且つ比
較的容易に製造することができる。
口を有するインクジェット式記録ヘッドを大量に且つ比
較的容易に製造することができる。
【0027】本発明の第9の態様は、第1〜5の何れか
の態様において、前記圧力発生手段は、前記圧力発生室
内に設けられた発熱素子であることを特徴とするインク
ジェット式記録ヘッドにある。
の態様において、前記圧力発生手段は、前記圧力発生室
内に設けられた発熱素子であることを特徴とするインク
ジェット式記録ヘッドにある。
【0028】かかる第9の態様では、フレキシブルケー
ブルに実装された駆動用回路の信号によって、発熱素子
を加熱することによりインク滴を吐出する。
ブルに実装された駆動用回路の信号によって、発熱素子
を加熱することによりインク滴を吐出する。
【0029】本発明の第10の態様は、第1〜9の何れ
かの態様のインクジェット式記録ヘッドを具備すること
を特徴とするインクジェット式記録装置にある。
かの態様のインクジェット式記録ヘッドを具備すること
を特徴とするインクジェット式記録装置にある。
【0030】かかる第10の態様では、フレキシブルケ
ーブルと圧電振動子との接触が確実に防止されることに
より、信頼性を向上したインクジェット式記録装置を実
現することができる。
ーブルと圧電振動子との接触が確実に防止されることに
より、信頼性を向上したインクジェット式記録装置を実
現することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に本発明を一実施形態に基づ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
【0032】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1に係るインクジェット式記録ヘッドの分解斜視図であ
り、図2はその断面図である。
1に係るインクジェット式記録ヘッドの分解斜視図であ
り、図2はその断面図である。
【0033】図示するように、圧力発生室11を形成す
る基板となる流路形成基板(以下、スペーサ)10は、
例えば、150μm程度の厚みを有するジルコニア(Z
rO2)などのセラミックス板で、圧力発生室11とな
る貫通孔を形成して構成される。
る基板となる流路形成基板(以下、スペーサ)10は、
例えば、150μm程度の厚みを有するジルコニア(Z
rO2)などのセラミックス板で、圧力発生室11とな
る貫通孔を形成して構成される。
【0034】スペーサ10の一方面は、例えば、厚さ1
0μmのジルコニアの薄板からなる弾性板12により封
止され、弾性板12の表面には下電極膜13が形成され
ている。また、下電極膜13の上には、圧力発生室11
毎に独立して圧電体膜14が固定されている。この圧電
体膜14は、圧電材料からなるグリーンシートを貼付し
たり、圧電材料をスパッタリングする等の方法により形
成される。さらに、各圧電体膜14の表面には、それぞ
れ上電極膜15が形成されて、各圧力発生室11毎に圧
電振動子300が形成されている。また、圧力発生室1
1の周壁端部近傍の弾性板12上には、例えば、異方性
導電膜等で形成され、各上電極膜15の端部に接続され
る端子部16が設けられている。この端子部16は、後
述するフレキシブルケーブル17の配線35と接続され
ている。なお、図示は省略するが、端子部16は、下電
極膜13の一端と接続される端子を包含する。
0μmのジルコニアの薄板からなる弾性板12により封
止され、弾性板12の表面には下電極膜13が形成され
ている。また、下電極膜13の上には、圧力発生室11
毎に独立して圧電体膜14が固定されている。この圧電
体膜14は、圧電材料からなるグリーンシートを貼付し
たり、圧電材料をスパッタリングする等の方法により形
成される。さらに、各圧電体膜14の表面には、それぞ
れ上電極膜15が形成されて、各圧力発生室11毎に圧
電振動子300が形成されている。また、圧力発生室1
1の周壁端部近傍の弾性板12上には、例えば、異方性
導電膜等で形成され、各上電極膜15の端部に接続され
る端子部16が設けられている。この端子部16は、後
述するフレキシブルケーブル17の配線35と接続され
ている。なお、図示は省略するが、端子部16は、下電
極膜13の一端と接続される端子を包含する。
【0035】また、スペーサ10の他方面は、圧力発生
室11の長手方向一方の端部近傍に設けられ、圧力発生
室11と後述のリザーバとを連通する供給連通孔18
と、圧力発生室11の他方側の端部近傍に設けられ後述
するノズルプレート29のノズル開口28に連通するノ
ズル連通孔19とを有する圧力発生室底板20が固定さ
れている。
室11の長手方向一方の端部近傍に設けられ、圧力発生
室11と後述のリザーバとを連通する供給連通孔18
と、圧力発生室11の他方側の端部近傍に設けられ後述
するノズルプレート29のノズル開口28に連通するノ
ズル連通孔19とを有する圧力発生室底板20が固定さ
れている。
【0036】これらスペーサ10、弾性板12及び圧力
発生室底板20は、粘土状のセラミックス材料、いわゆ
るグリーンシートを所定の厚さに成形して、例えば、供
給連通孔18等となる通孔を要所に穿設後、積層して焼
成することにより接着剤を必要とすることなくアクチュ
エータユニット1に纏めることができる。
発生室底板20は、粘土状のセラミックス材料、いわゆ
るグリーンシートを所定の厚さに成形して、例えば、供
給連通孔18等となる通孔を要所に穿設後、積層して焼
成することにより接着剤を必要とすることなくアクチュ
エータユニット1に纏めることができる。
【0037】また、圧力発生室底板20上には、厚さ8
0μmのステンレス鋼板からなるインク供給口形成基板
21が形成されている。インク供給口形成基板21は、
ノズル開口28と圧力発生室11とを接続するノズル連
通孔22と、前述の供給連通孔18と共にリザーバと圧
力発生室11とを接続するインク供給口23を穿設して
構成され、また、リザーバと連通し、外部のインクタン
クからのインクを供給するインク導入口24が設けられ
ている。
0μmのステンレス鋼板からなるインク供給口形成基板
21が形成されている。インク供給口形成基板21は、
ノズル開口28と圧力発生室11とを接続するノズル連
通孔22と、前述の供給連通孔18と共にリザーバと圧
力発生室11とを接続するインク供給口23を穿設して
構成され、また、リザーバと連通し、外部のインクタン
クからのインクを供給するインク導入口24が設けられ
ている。
【0038】さらに、このインク供給口形成基板21上
にはリザーバ形成基板25が形成されている。このリザ
ーバ形成基板25は、インク流路を構成するのに適し
た、例えば、150μmのステンレス鋼などの耐食性を
備えた板材に、外部のインクタンクからインクの供給を
受けて圧力発生室11にインクを供給するリザーバ26
と、圧力発生室11とノズル開口28とを連通するノズ
ル連通孔27とを有する。リザーバ形成基板25のスペ
ーサ10の反対面は、圧力発生室11と同一の配列ピッ
チでノズル開口28が形成されたノズルプレート29に
より封止されている。
にはリザーバ形成基板25が形成されている。このリザ
ーバ形成基板25は、インク流路を構成するのに適し
た、例えば、150μmのステンレス鋼などの耐食性を
備えた板材に、外部のインクタンクからインクの供給を
受けて圧力発生室11にインクを供給するリザーバ26
と、圧力発生室11とノズル開口28とを連通するノズ
ル連通孔27とを有する。リザーバ形成基板25のスペ
ーサ10の反対面は、圧力発生室11と同一の配列ピッ
チでノズル開口28が形成されたノズルプレート29に
より封止されている。
【0039】これらインク供給口形成基板21、リザー
バ形成基板25及びノズルプレート29は、それぞれの
間に熱溶着フィルムや接着剤等からなる接着層により固
定されて流路ユニット2に纏められ、その上でアクチュ
エータユニット1と熱溶着フィルムや接着剤等により固
定して記録ヘッドが構成されている。
バ形成基板25及びノズルプレート29は、それぞれの
間に熱溶着フィルムや接着剤等からなる接着層により固
定されて流路ユニット2に纏められ、その上でアクチュ
エータユニット1と熱溶着フィルムや接着剤等により固
定して記録ヘッドが構成されている。
【0040】また、このように形成された記録ヘッド
は、外部からの信号を受けて各圧電振動子300を駆動
するための駆動信号を出力する駆動用集積回路30が、
フレキシブルケーブル17に設けられた配線35を介し
て圧電振動子300に接続されている。
は、外部からの信号を受けて各圧電振動子300を駆動
するための駆動信号を出力する駆動用集積回路30が、
フレキシブルケーブル17に設けられた配線35を介し
て圧電振動子300に接続されている。
【0041】本実施形態では、フレキシブルケーブル1
7は、駆動用集積回路30が実装され、弾性板12上の
全ての圧電振動子300を長手方向に跨ぐように設けら
れ、端子部16に固着される。
7は、駆動用集積回路30が実装され、弾性板12上の
全ての圧電振動子300を長手方向に跨ぐように設けら
れ、端子部16に固着される。
【0042】さらに詳言すると、フレキシブルケーブル
17は、圧電振動子300に対向する領域に、流路形成
基板10の表面と略平行で駆動用集積回路30が実装さ
れる実装部17aを有する。この実装部17aのほぼ中
央となる領域には、駆動用集積回路30の信号端子を圧
電振動子300に対向させて露出させることができる程
度の窓17bが形成されている。この窓17bの内側に
は、駆動用集積回路30の信号端子の配列にあわせて金
属箔を窓17b側に露出させて形成したリード31が設
けられており、リード31と駆動用集積回路30との信
号出力端子とを半田付けした後、少なくとも駆動用集積
回路30の周縁を樹脂32で封止することにより駆動用
集積回路30がフレキシブルケーブル17に固定されて
いる。
17は、圧電振動子300に対向する領域に、流路形成
基板10の表面と略平行で駆動用集積回路30が実装さ
れる実装部17aを有する。この実装部17aのほぼ中
央となる領域には、駆動用集積回路30の信号端子を圧
電振動子300に対向させて露出させることができる程
度の窓17bが形成されている。この窓17bの内側に
は、駆動用集積回路30の信号端子の配列にあわせて金
属箔を窓17b側に露出させて形成したリード31が設
けられており、リード31と駆動用集積回路30との信
号出力端子とを半田付けした後、少なくとも駆動用集積
回路30の周縁を樹脂32で封止することにより駆動用
集積回路30がフレキシブルケーブル17に固定されて
いる。
【0043】さらに、実装部17aの両端には、支持部
17cが連結され、圧電振動子300の運動を妨げない
程度の間隔、例えば、本実施形態では、圧電振動子30
0と実装部17aとの間隔hを確保している。この支持
部17cは、流路形成基板10の表面に固着される固着
部33と、この固着部33に対して略直交する方向に延
び、固着部33と実装部17aとを連結する段差部34
とを含む。すなわち、フレキシブルケーブル17は、実
装部17aの両端部で同方向に略直角に折り曲げられる
ことにより段差部34が形成され、また、この段差部3
4の両端部を逆方向に略直角に折り曲げることにより固
着部33が形成されている。
17cが連結され、圧電振動子300の運動を妨げない
程度の間隔、例えば、本実施形態では、圧電振動子30
0と実装部17aとの間隔hを確保している。この支持
部17cは、流路形成基板10の表面に固着される固着
部33と、この固着部33に対して略直交する方向に延
び、固着部33と実装部17aとを連結する段差部34
とを含む。すなわち、フレキシブルケーブル17は、実
装部17aの両端部で同方向に略直角に折り曲げられる
ことにより段差部34が形成され、また、この段差部3
4の両端部を逆方向に略直角に折り曲げることにより固
着部33が形成されている。
【0044】また、フレキシブルケーブル17の固着部
33のスペーサ10との対向面には、圧電振動子300
の各上電極膜15及び下電極膜13と駆動用集積回路3
0とを接続する配線35が設けられている。したがっ
て、弾性板12上に設けられている端子部16に固着部
33を固着することにより、フレキシブルケーブル17
の配線35と端子部16とが接続され、結果的に各圧電
振動子300と駆動用集積回路30とが接続される。
33のスペーサ10との対向面には、圧電振動子300
の各上電極膜15及び下電極膜13と駆動用集積回路3
0とを接続する配線35が設けられている。したがっ
て、弾性板12上に設けられている端子部16に固着部
33を固着することにより、フレキシブルケーブル17
の配線35と端子部16とが接続され、結果的に各圧電
振動子300と駆動用集積回路30とが接続される。
【0045】なお、実装部17aの支持部17cとは異
なる端部の略中央部には、印刷データを供給する外部装
置に接続される配線部17dが延設されており、表面に
設けられている配線35によって、駆動用集積回路30
及び圧電振動子300が外部装置と接続されている。
なる端部の略中央部には、印刷データを供給する外部装
置に接続される配線部17dが延設されており、表面に
設けられている配線35によって、駆動用集積回路30
及び圧電振動子300が外部装置と接続されている。
【0046】このようなフレキシブルケーブル17は、
本実施形態では、ポリイミド等の耐熱性絶縁フィルム3
6に、配線35となる半田付けが可能な金属、例えば、
銅等の金属箔を積層して構成されており、少なくとも圧
電振動子300に対向する領域では、アクチュエータユ
ニット1の端子部16間を跨ぐことができるサイズに形
成されている。
本実施形態では、ポリイミド等の耐熱性絶縁フィルム3
6に、配線35となる半田付けが可能な金属、例えば、
銅等の金属箔を積層して構成されており、少なくとも圧
電振動子300に対向する領域では、アクチュエータユ
ニット1の端子部16間を跨ぐことができるサイズに形
成されている。
【0047】これら耐熱性絶縁フィルム36及び配線3
5となる金属箔の厚さは、特に限定されないが、フレキ
シブルケーブル17には、駆動用集積回路30が実装さ
れているため、所定の強度を有することが必要であり、
例えば、本実施形態では、耐熱性絶縁フィルム36の厚
さを50μm、配線35となる金属箔の厚さを18μm
とした。これらは、一見薄いように思えるが、段差部3
4の折り曲げにより見かけ上の強度は充分である。
5となる金属箔の厚さは、特に限定されないが、フレキ
シブルケーブル17には、駆動用集積回路30が実装さ
れているため、所定の強度を有することが必要であり、
例えば、本実施形態では、耐熱性絶縁フィルム36の厚
さを50μm、配線35となる金属箔の厚さを18μm
とした。これらは、一見薄いように思えるが、段差部3
4の折り曲げにより見かけ上の強度は充分である。
【0048】このように、フレキシブルケーブル17に
支持部17cを設けることにより、圧電振動子300と
駆動用集積回路30の底面とが接触しない程度に、高さ
hの間隔を確保することができる。したがって、フレキ
シブルケーブル17に実装された駆動用集積回路30が
圧電振動子300に接触して圧電振動子300の振動を
阻害し、印字品質に悪影響を与えたり、また圧電振動子
300の破損を防止することができる。さらには、フレ
キシブルケーブル17は、段差部34の両端が略直角に
曲げられた角部となっているので、固着部33を端子部
16に固定する際、両角部を変形させて、固着部33の
位置を若干ずらすことができる。したがって、部品の寸
法精度を緩和させることができる。
支持部17cを設けることにより、圧電振動子300と
駆動用集積回路30の底面とが接触しない程度に、高さ
hの間隔を確保することができる。したがって、フレキ
シブルケーブル17に実装された駆動用集積回路30が
圧電振動子300に接触して圧電振動子300の振動を
阻害し、印字品質に悪影響を与えたり、また圧電振動子
300の破損を防止することができる。さらには、フレ
キシブルケーブル17は、段差部34の両端が略直角に
曲げられた角部となっているので、固着部33を端子部
16に固定する際、両角部を変形させて、固着部33の
位置を若干ずらすことができる。したがって、部品の寸
法精度を緩和させることができる。
【0049】このように構成したインクジェット式記録
ヘッドは、図示しない外部インク供給手段に接続された
インク導入口24からインクを取り込み、リザーバ26
からノズル開口28に至るまで内部をインクで満たした
後、図示しない外部装置からの信号により駆動用集積回
路30が出力した記録信号に従い、下電極膜13と上電
極膜15との間に電圧を印加し、弾性板12と圧電体膜
14とをたわみ変形させることにより、圧力発生室11
内の圧力が高まりノズル開口28からインク滴が吐出す
る。
ヘッドは、図示しない外部インク供給手段に接続された
インク導入口24からインクを取り込み、リザーバ26
からノズル開口28に至るまで内部をインクで満たした
後、図示しない外部装置からの信号により駆動用集積回
路30が出力した記録信号に従い、下電極膜13と上電
極膜15との間に電圧を印加し、弾性板12と圧電体膜
14とをたわみ変形させることにより、圧力発生室11
内の圧力が高まりノズル開口28からインク滴が吐出す
る。
【0050】(他の実施形態)また、上述の各実施形態
では、グリーンシートを貼付する等の方法により形成さ
れる厚膜型のインクジェット式記録ヘッドを例にした
が、勿論これに限定されるものではなく、例えば、成膜
及びリソグラフィプロセスを応用して製造される薄膜型
のインクジェット式記録ヘッド等、各種の構造のインク
ジェット式記録ヘッドに本発明を採用することができ
る。
では、グリーンシートを貼付する等の方法により形成さ
れる厚膜型のインクジェット式記録ヘッドを例にした
が、勿論これに限定されるものではなく、例えば、成膜
及びリソグラフィプロセスを応用して製造される薄膜型
のインクジェット式記録ヘッド等、各種の構造のインク
ジェット式記録ヘッドに本発明を採用することができ
る。
【0051】ここで、薄膜型のインクジェット式記録ヘ
ッドの一例を示す。図3は、記録ヘッドの一例を示す分
解斜視図であり、図4はその断面図である。
ッドの一例を示す。図3は、記録ヘッドの一例を示す分
解斜視図であり、図4はその断面図である。
【0052】このようなインクジェット式記録ヘッドで
は、図示するように、圧力発生室51が形成された流路
形成基板52の一方面には、弾性膜53が形成されてい
る。この弾性膜53上には、下電極膜54、圧電体膜5
5及び上電極膜56が積層及びパターニングされ、各圧
力発生室51毎に圧電振動子300を構成している。こ
の圧電振動子300上には、電気絶縁性を備えた絶縁体
層57が形成され、さらに、絶縁体層57の各圧電振動
子300に対応する部分には、リード電極58と接続す
るために上電極膜56の一部を露出させるコンタクトホ
ール57aが形成されている。このコンタクトホール5
7aを介して、各上電極膜56に一端が接続し、また他
端が接続端子部に延びるリード電極58が形成されてい
る。
は、図示するように、圧力発生室51が形成された流路
形成基板52の一方面には、弾性膜53が形成されてい
る。この弾性膜53上には、下電極膜54、圧電体膜5
5及び上電極膜56が積層及びパターニングされ、各圧
力発生室51毎に圧電振動子300を構成している。こ
の圧電振動子300上には、電気絶縁性を備えた絶縁体
層57が形成され、さらに、絶縁体層57の各圧電振動
子300に対応する部分には、リード電極58と接続す
るために上電極膜56の一部を露出させるコンタクトホ
ール57aが形成されている。このコンタクトホール5
7aを介して、各上電極膜56に一端が接続し、また他
端が接続端子部に延びるリード電極58が形成されてい
る。
【0053】一方、流路形成基板52の他方面側には、
ノズル61aが穿設されたノズル形成基板61が設けら
れ、このノズル61aと圧力発生室51とを連通するノ
ズル連通孔62が封止板63、共通インク室形成基板6
4及びインク室板65を貫通するように配されている。
ノズル61aが穿設されたノズル形成基板61が設けら
れ、このノズル61aと圧力発生室51とを連通するノ
ズル連通孔62が封止板63、共通インク室形成基板6
4及びインク室板65を貫通するように配されている。
【0054】また、封止板63、共通インク室形成基板
64及びインク室板65により、共通インク室66が形
成されている。この共通インク室66と各圧力発生室1
1とは封止板63に形成されたインク供給連通孔67を
介して連通されており、また、封止板63には、外部か
らインク供給を受けるインク導入口68が形成されてい
る。また、この共通インク室66に対向する部分のイン
ク室板65には凹部65aを形成することにより薄肉壁
69が形成されている。この薄肉壁69により、インク
を吐出する際に発生するノズル61aと反対側に向かう
圧力が吸収され、他の圧力発生室51に、共通インク室
66を経由して不要な正又は負の圧力が加わるのを防止
している。
64及びインク室板65により、共通インク室66が形
成されている。この共通インク室66と各圧力発生室1
1とは封止板63に形成されたインク供給連通孔67を
介して連通されており、また、封止板63には、外部か
らインク供給を受けるインク導入口68が形成されてい
る。また、この共通インク室66に対向する部分のイン
ク室板65には凹部65aを形成することにより薄肉壁
69が形成されている。この薄肉壁69により、インク
を吐出する際に発生するノズル61aと反対側に向かう
圧力が吸収され、他の圧力発生室51に、共通インク室
66を経由して不要な正又は負の圧力が加わるのを防止
している。
【0055】ここで、この実施形態においても、上述の
実施形態と同様に、フレキシブルケーブルに駆動用集積
回路を実装した実装部を支持する支持部を設けることに
より、フレキシブルケーブルに実装された駆動用集積回
路と圧電振動子とを接続する際、駆動用集積回路が圧電
振動子に接触して、圧電振動子の振動を阻害したり、印
字品質に悪影響を与えたり、また圧電振動子の破損等を
防止することができる。
実施形態と同様に、フレキシブルケーブルに駆動用集積
回路を実装した実装部を支持する支持部を設けることに
より、フレキシブルケーブルに実装された駆動用集積回
路と圧電振動子とを接続する際、駆動用集積回路が圧電
振動子に接触して、圧電振動子の振動を阻害したり、印
字品質に悪影響を与えたり、また圧電振動子の破損等を
防止することができる。
【0056】また、本実施形態では、圧電振動子の上電
極膜とフレキシブルケーブルとをリード電極を介して接
続した例を説明したが、これに限定されず、例えば、ワ
イヤボンディング等の各種ボンディング技術を用いて接
続したりする構成としてもよい。
極膜とフレキシブルケーブルとをリード電極を介して接
続した例を説明したが、これに限定されず、例えば、ワ
イヤボンディング等の各種ボンディング技術を用いて接
続したりする構成としてもよい。
【0057】さらに、上述の実施形態では、圧電振動式
のインクジェット式記録ヘッドについて説明したが、こ
れに限定されず、例えば、圧力発生室内にジュール熱を
発生する発熱素子等を設けて、駆動信号により発熱素子
を発熱させ圧力発生室内のインクを気化させて加圧する
もの、いわゆるバブルジェット式のインクジェット式記
録ヘッド等、その趣旨に反しない限り、種々の構造のイ
ンクジェット式記録ヘッドに応用することができる。
のインクジェット式記録ヘッドについて説明したが、こ
れに限定されず、例えば、圧力発生室内にジュール熱を
発生する発熱素子等を設けて、駆動信号により発熱素子
を発熱させ圧力発生室内のインクを気化させて加圧する
もの、いわゆるバブルジェット式のインクジェット式記
録ヘッド等、その趣旨に反しない限り、種々の構造のイ
ンクジェット式記録ヘッドに応用することができる。
【0058】また、これら各実施形態のインクジェット
式記録ヘッドは、インクカートリッジ等と連通するイン
ク流路を具備する記録ヘッドユニットの一部を構成し
て、インクジェット式記録装置に搭載される。図5は、
そのインクジェット式記録装置の一例を示す概略図であ
る。
式記録ヘッドは、インクカートリッジ等と連通するイン
ク流路を具備する記録ヘッドユニットの一部を構成し
て、インクジェット式記録装置に搭載される。図5は、
そのインクジェット式記録装置の一例を示す概略図であ
る。
【0059】図5に示すように、インクジェット式記録
ヘッドを有する記録ヘッドユニット71A及び71B
は、インク供給手段を構成するカートリッジ72A及び
72Bが着脱可能に設けられ、この記録ヘッドユニット
71A及び71Bを搭載したキャリッジ73は、装置本
体74に取り付けられたキャリッジ軸75に軸方向移動
自在に設けられている。この記録ヘッドユニット71A
及び71Bは、例えば、それぞれブラックインク組成物
及びカラーインク組成物を吐出するものとしている。
ヘッドを有する記録ヘッドユニット71A及び71B
は、インク供給手段を構成するカートリッジ72A及び
72Bが着脱可能に設けられ、この記録ヘッドユニット
71A及び71Bを搭載したキャリッジ73は、装置本
体74に取り付けられたキャリッジ軸75に軸方向移動
自在に設けられている。この記録ヘッドユニット71A
及び71Bは、例えば、それぞれブラックインク組成物
及びカラーインク組成物を吐出するものとしている。
【0060】そして、駆動モータ76の駆動力が図示し
ない複数の歯車およびタイミングベルト77を介してキ
ャリッジ73に伝達されることで、記録ヘッドユニット
71A及び71Bを搭載したキャリッジ73はキャリッ
ジ軸75に沿って移動される。一方、装置本体74には
キャリッジ軸75に沿ってプラテン78が設けられてお
り、図示しない給紙ローラなどにより給紙された紙等の
記録媒体である記録シートSがプラテン78に巻き掛け
られて搬送されるようになっている。
ない複数の歯車およびタイミングベルト77を介してキ
ャリッジ73に伝達されることで、記録ヘッドユニット
71A及び71Bを搭載したキャリッジ73はキャリッ
ジ軸75に沿って移動される。一方、装置本体74には
キャリッジ軸75に沿ってプラテン78が設けられてお
り、図示しない給紙ローラなどにより給紙された紙等の
記録媒体である記録シートSがプラテン78に巻き掛け
られて搬送されるようになっている。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
圧電振動子を駆動するための駆動用集積回路を実装した
フレキシブルケーブルの実装部を支持部により支持する
ようにしたので、圧電振動子とフレキシブルケーブルと
の間に、圧電振動子の運動を妨げない程度の間隔を確保
することができ、フレキシブルケーブルの接触による振
動板の振動不良や圧電振動子の破損等を防止することが
できる。
圧電振動子を駆動するための駆動用集積回路を実装した
フレキシブルケーブルの実装部を支持部により支持する
ようにしたので、圧電振動子とフレキシブルケーブルと
の間に、圧電振動子の運動を妨げない程度の間隔を確保
することができ、フレキシブルケーブルの接触による振
動板の振動不良や圧電振動子の破損等を防止することが
できる。
【0062】また、支持部の両端が角部となっているの
で、組立の際、若干変形させることができ、部品の寸法
精度を緩和させることができるという効果を奏する。
で、組立の際、若干変形させることができ、部品の寸法
精度を緩和させることができるという効果を奏する。
【図1】本発明の実施形態1に係るインクジェット式記
録ヘッドの分解斜視図である。
録ヘッドの分解斜視図である。
【図2】本発明の実施形態1に係るインクジェット式記
録ヘッドの断面図である。
録ヘッドの断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係るインクジェット式
記録ヘッドの分解斜視図である。
記録ヘッドの分解斜視図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係るインクジェット式
記録ヘッドの平面及び断面を示す図である。
記録ヘッドの平面及び断面を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るインクジェット式記
録装置の概略図である。
録装置の概略図である。
1 アクチュエータユニット 2 流路ユニット 10 スペーサ 11 圧力発生室 12 弾性膜 13 下電極膜 14 圧電体膜 15 上電極膜 16 端子部 17 フレキシブルケーブル 17a 実装部 17b 窓 17c 支持部 17d 配線部 20 圧力発生室底板 21 インク供給口形成基板 25 リザーバ形成基板 29 ノズルプレート 30 駆動用集積回路 33 固着部 34 段差部
Claims (10)
- 【請求項1】 ノズル開口にそれぞれ連通する圧力発生
室を画成した流路形成基板と、前記圧力発生室にインク
吐出のための圧力を付与する圧力発生手段と、該圧力発
生手段を駆動する駆動用集積回路と該圧力発生手段とを
接続するフレキシブルケーブルとを具備するインクジェ
ット式記録ヘッドにおいて、 前記フレキシブルケーブルは、前記圧力発生手段に対向
する領域に前記駆動用集積回路が実装される実装部と該
実装部の両端部を支持する支持部とを有して前記圧力発
生手段を跨ぐように設けられ、前記支持部は、前記圧力
発生手段と前記実装部との間に前記圧力発生手段の運動
を阻害しない程度の間隔を形成して前記実装部を支持す
ることを特徴とするインクジェット式記録ヘッド。 - 【請求項2】 請求項1において、前記支持部は、前記
流路形成基板の表面に固着する固着部と、この固着部に
対して略直交する方向に延びると共に前記実装部に連結
する段差部とを含むことを特徴とするインクジェット式
記録ヘッド。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、前記フレキシ
ブルケーブルは、耐熱性絶縁フィルムに半田付けが可能
な金属箔を積層するとともに、前記実装部に前記駆動用
集積回路を固定する窓を備え、前記窓に形成された接続
手段により前記駆動用集積回路と接続することを特徴と
するインクジェット式記録ヘッド。 - 【請求項4】 請求項1〜3の何れかにおいて、前記駆
動用集積回路の少なくとも周縁が高分子材料により前記
フレキシブルケーブルにモールドされていることを特徴
とするインクジェット式記録ヘッド。 - 【請求項5】 請求項2〜4の何れかにおいて、前記フ
レキシブルケーブルの前記固着部に対応する前記流路形
成基板には、一端が前記圧力発生手段と接続される配線
が配され、前記固着部の前記流路形成基板に対応する面
には、前記配線と前記実装部とを接続するための配線が
設けられていることを特徴とするインクジェット式記録
ヘッド。 - 【請求項6】 請求項1〜5の何れかにおいて、前記圧
力発生手段は、前記圧力発生室の一方面に設けられた振
動板上に配設された圧電振動子であることを特徴とする
インクジェット式記録ヘッド。 - 【請求項7】 請求項6において、前記流路形成基板が
セラミックスで形成され、前記圧電振動子の各層がグリ
ーンシート貼付又は印刷により形成されていることを特
徴とするインクジェット式記録ヘッド。 - 【請求項8】 請求項6において、前記流路形成基板が
シリコン単結晶基板からなり、前記圧力発生室が異方性
エッチングにより形成され、前記圧電振動子の各層が薄
膜及びリソグラフィ法により形成されたものであること
を特徴とするインクジェット式記録ヘッド。 - 【請求項9】 請求項1〜5の何れかにおいて、前記圧
力発生手段は、前記圧力発生室内に設けられた発熱素子
であることを特徴とするインクジェット式記録ヘッド。 - 【請求項10】 請求項1〜9の何れかのインクジェッ
ト式記録ヘッドを具備することを特徴とするインクジェ
ット式記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14022798A JPH11320882A (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14022798A JPH11320882A (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11320882A true JPH11320882A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15263872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14022798A Pending JPH11320882A (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11320882A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006281477A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Seiko Epson Corp | 液体噴射ヘッド及びその製造方法 |
| JP2006327159A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Seiko Epson Corp | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 |
| JP2012061646A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-29 | Ricoh Co Ltd | インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置 |
| CN109405854A (zh) * | 2018-10-19 | 2019-03-01 | 吉林大学 | 一种仿生应变放大、灵敏度可编程的传感装置及应用 |
-
1998
- 1998-05-21 JP JP14022798A patent/JPH11320882A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006281477A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Seiko Epson Corp | 液体噴射ヘッド及びその製造方法 |
| JP2006327159A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Seiko Epson Corp | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 |
| JP2012061646A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-29 | Ricoh Co Ltd | インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置 |
| CN109405854A (zh) * | 2018-10-19 | 2019-03-01 | 吉林大学 | 一种仿生应变放大、灵敏度可编程的传感装置及应用 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050216 |