JPH11321195A - 木質化粧材及びその製造方法 - Google Patents
木質化粧材及びその製造方法Info
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- JPH11321195A JPH11321195A JP15396998A JP15396998A JPH11321195A JP H11321195 A JPH11321195 A JP H11321195A JP 15396998 A JP15396998 A JP 15396998A JP 15396998 A JP15396998 A JP 15396998A JP H11321195 A JPH11321195 A JP H11321195A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 扉等に用いる木質化粧材に於いて、転写で装
飾層を付与する場合でも、エンボスで木目導管溝等の凹
凸模様をシャープで深くできる様にする。 【解決手段】 木質化粧材Dは、木質基材B上に、少な
くともエンボス時には熱可塑性であるエンボス受容層
1、装飾層2の少なくとも2層がこの順に積層され、凹
凸模様3が装飾層に形成され更にエンボス受容層まで達
した構成とする。化粧材の製造は、支持体シートに転写
層として、装飾層及び少なくともエンボス時には熱可塑
性であるエンボス受容層の少なくとも2層がこの順に積
層された転写シートを用いて、転写層を木質基材に転写
完了後、支持体シート剥離後の転写された転写層にエン
ボスにより、エンボス受容層の熱可塑性状態でエンボス
受容層にまで達する凹凸模様を施す。
飾層を付与する場合でも、エンボスで木目導管溝等の凹
凸模様をシャープで深くできる様にする。 【解決手段】 木質化粧材Dは、木質基材B上に、少な
くともエンボス時には熱可塑性であるエンボス受容層
1、装飾層2の少なくとも2層がこの順に積層され、凹
凸模様3が装飾層に形成され更にエンボス受容層まで達
した構成とする。化粧材の製造は、支持体シートに転写
層として、装飾層及び少なくともエンボス時には熱可塑
性であるエンボス受容層の少なくとも2層がこの順に積
層された転写シートを用いて、転写層を木質基材に転写
完了後、支持体シート剥離後の転写された転写層にエン
ボスにより、エンボス受容層の熱可塑性状態でエンボス
受容層にまで達する凹凸模様を施す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扉、窓枠、敷居等
の建具、壁等の内装材、或いは家具等の建材に使用し、
木目導管溝等のエンボスによる凹凸模様を有する、板状
や柱状等の木質化粧材と、その製造方法に関する。
の建具、壁等の内装材、或いは家具等の建材に使用し、
木目導管溝等のエンボスによる凹凸模様を有する、板状
や柱状等の木質化粧材と、その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、MDF(中密度繊維板)や合板等
の木質基材を用いた化粧板等の化粧材が、例えば下記
〜等の如き、ラミネ−トや転写等の装飾技術により製
造され各種用途で使用されている。
の木質基材を用いた化粧板等の化粧材が、例えば下記
〜等の如き、ラミネ−トや転写等の装飾技術により製
造され各種用途で使用されている。
【0003】塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂からな
る基材シートが装飾層等の印刷により装飾処理されたラ
ミネートタイプの化粧シートを、木質基材にラミネート
する方法(特公昭28−5036号公報、実公昭33−
14390号公報等参照)。なお、この方法では、木質
基材が板状物の他に、柱状物の場合等もある。後者は所
謂ラッピング法と呼ばれている(特公昭61−5895
号公報等参照)。 また、転写法では、特開昭52−146311号公報
等に開示される発明の様に板状の基材に対する方法もあ
るが、特開平5−330013号公報の如く、所謂ラッ
ピング転写法によって柱状の基材を装飾して化粧材を製
造する方法もある。しかし、いずれにしてもこれらは、
木目導管溝等の凹凸模様を表現できない。 そこで、更に木目導管溝等の凹凸模様をエンボス等で
付与する方法等もある。例えば、特開平8−39920
号公報では、支持体シートと転写層とからなる木目模様
用転写シートから、転写層を基材に転写完了後、別の着
色用転写シートを間に介した状態で、金属押型ローラ
(エンボスローラ)によりエンボスし、その後、着色用
転写シートの支持体シートを剥離して、凹凸模様の凹部
内に着色用転写シートによる被転写着色層を有する化粧
材を製造する方法を開示している。 また、基材の凹凸模様を生かす方法としては、特許第
2564231号では、MDF(中密度繊維板)からな
る木質基材を、凹凸ロールで機械的にエンボスして凹凸
を設けた後、転写シートにより転写層を転写して、転写
層表面に前記凹凸による凹凸模様を現出させる方法を開
示している。 また、前記ラミネ−トタイプの化粧シートでは、その
化粧シートに予めエンボスを施した後、基材に積層する
事で、エンボス付きの化粧材とする方法(特公昭58−
14312号公報等参照)もある。
る基材シートが装飾層等の印刷により装飾処理されたラ
ミネートタイプの化粧シートを、木質基材にラミネート
する方法(特公昭28−5036号公報、実公昭33−
14390号公報等参照)。なお、この方法では、木質
基材が板状物の他に、柱状物の場合等もある。後者は所
謂ラッピング法と呼ばれている(特公昭61−5895
号公報等参照)。 また、転写法では、特開昭52−146311号公報
等に開示される発明の様に板状の基材に対する方法もあ
るが、特開平5−330013号公報の如く、所謂ラッ
ピング転写法によって柱状の基材を装飾して化粧材を製
造する方法もある。しかし、いずれにしてもこれらは、
木目導管溝等の凹凸模様を表現できない。 そこで、更に木目導管溝等の凹凸模様をエンボス等で
付与する方法等もある。例えば、特開平8−39920
号公報では、支持体シートと転写層とからなる木目模様
用転写シートから、転写層を基材に転写完了後、別の着
色用転写シートを間に介した状態で、金属押型ローラ
(エンボスローラ)によりエンボスし、その後、着色用
転写シートの支持体シートを剥離して、凹凸模様の凹部
内に着色用転写シートによる被転写着色層を有する化粧
材を製造する方法を開示している。 また、基材の凹凸模様を生かす方法としては、特許第
2564231号では、MDF(中密度繊維板)からな
る木質基材を、凹凸ロールで機械的にエンボスして凹凸
を設けた後、転写シートにより転写層を転写して、転写
層表面に前記凹凸による凹凸模様を現出させる方法を開
示している。 また、前記ラミネ−トタイプの化粧シートでは、その
化粧シートに予めエンボスを施した後、基材に積層する
事で、エンボス付きの化粧材とする方法(特公昭58−
14312号公報等参照)もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
〜による化粧材の製造方法では次の様な問題があっ
た。先ず、前述の如く及びではエンボスによる凹凸
模様が得られず、意匠性に劣る。また、では、厚さ数
μmの薄膜の転写層(印刷インキ層)に対してエンボス
する為、凹凸模様として十分目視判別できる数10μm
〜数100μmの凹凸模様を賦形する事は、原理的にも
無理があった。それに加えて、この方法では間に転写シ
ートを介してエンボスし、その後転写シートの支持体シ
ートを剥離する為に、エンボスが深く入らず、またシャ
ープな凹凸模様も難しい。この為、一応のエンボスによ
りやよりは意匠性は向上するが、リアルな導管溝表
現等は不可能である。また、では、転写層を通してそ
の下の凹凸模様を表現する為に、シャープな凹凸模様は
難しい。しかも、MDF基材はエンボス自体が入り難
い。また凹凸模様上に転写する為、深い凹凸模様では、
転写層が凹部内部まで入り難く通常のローラ転写法では
難しい。更に、やのラミネ−ト法では、転写シート
に比べて、化粧シート製造時の印刷適性やラミネ−ト適
性等の為に厚くする基材シートも、そのまま基材に積層
される。この為、本質的には装飾に寄与しない基材シー
トが最終製品の化粧材に添付され省資源的ではない。こ
れに対して転写シートの場合では、剥離した支持体シー
ト(前記基材シートに該当)は回収再利用が即座に可能
であるが、特にの方法では、熱可塑性樹脂シートに凹
凸模様を施した化粧シートを基材に貼着する為、ラミネ
−ト時の熱や圧力によって、凹凸模様が浅くなったり、
一部消失する現象が起き易いと言う問題もあった。
〜による化粧材の製造方法では次の様な問題があっ
た。先ず、前述の如く及びではエンボスによる凹凸
模様が得られず、意匠性に劣る。また、では、厚さ数
μmの薄膜の転写層(印刷インキ層)に対してエンボス
する為、凹凸模様として十分目視判別できる数10μm
〜数100μmの凹凸模様を賦形する事は、原理的にも
無理があった。それに加えて、この方法では間に転写シ
ートを介してエンボスし、その後転写シートの支持体シ
ートを剥離する為に、エンボスが深く入らず、またシャ
ープな凹凸模様も難しい。この為、一応のエンボスによ
りやよりは意匠性は向上するが、リアルな導管溝表
現等は不可能である。また、では、転写層を通してそ
の下の凹凸模様を表現する為に、シャープな凹凸模様は
難しい。しかも、MDF基材はエンボス自体が入り難
い。また凹凸模様上に転写する為、深い凹凸模様では、
転写層が凹部内部まで入り難く通常のローラ転写法では
難しい。更に、やのラミネ−ト法では、転写シート
に比べて、化粧シート製造時の印刷適性やラミネ−ト適
性等の為に厚くする基材シートも、そのまま基材に積層
される。この為、本質的には装飾に寄与しない基材シー
トが最終製品の化粧材に添付され省資源的ではない。こ
れに対して転写シートの場合では、剥離した支持体シー
ト(前記基材シートに該当)は回収再利用が即座に可能
であるが、特にの方法では、熱可塑性樹脂シートに凹
凸模様を施した化粧シートを基材に貼着する為、ラミネ
−ト時の熱や圧力によって、凹凸模様が浅くなったり、
一部消失する現象が起き易いと言う問題もあった。
【0005】そこで、本発明の課題は、木質基材を転写
装飾して化粧材とする場合でも、シャープで深いエンボ
スによる凹凸模様を付与でき、リアルな木目導管溝等が
表現できる様にする事である。
装飾して化粧材とする場合でも、シャープで深いエンボ
スによる凹凸模様を付与でき、リアルな木目導管溝等が
表現できる様にする事である。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
すべく、本発明の木質化粧材では、木質基材上に、少な
くともエンボス時には熱可塑性であるエンボス受容層、
装飾層の少なくとも2層がこの順に積層されてなる木質
化粧材であって、凹凸模様が装飾層に形成され更にエン
ボス受容層まで達している構成とした。その結果、装飾
層の下方に設けるエンボス受容層の存在により、たとえ
木質基材が硬質でエンボス出来ない物であっても、深い
エンボスを付与できる。しかも、エンボス受容層の為
に、エンボスはシャープな形状も可能である。従って、
高意匠の化粧材にできる。
すべく、本発明の木質化粧材では、木質基材上に、少な
くともエンボス時には熱可塑性であるエンボス受容層、
装飾層の少なくとも2層がこの順に積層されてなる木質
化粧材であって、凹凸模様が装飾層に形成され更にエン
ボス受容層まで達している構成とした。その結果、装飾
層の下方に設けるエンボス受容層の存在により、たとえ
木質基材が硬質でエンボス出来ない物であっても、深い
エンボスを付与できる。しかも、エンボス受容層の為
に、エンボスはシャープな形状も可能である。従って、
高意匠の化粧材にできる。
【0007】また、本発明の木質化粧材の製造方法は、
支持体シートに転写層として少なくとも装飾層が積層さ
れてなる転写シートを用いて、該転写層を木質基材に転
写完了後、支持体シート剥離後の転写された転写層にエ
ンボスを施す様にした。その結果、エンボスは、転写シ
ートを間に介する事なく行うので、シャープなエンボス
を付与できる。また、装飾層形成をラミネ−トでは無く
転写で形成するので、剥離した支持体シートは回収再利
用も出来、省資源的である。
支持体シートに転写層として少なくとも装飾層が積層さ
れてなる転写シートを用いて、該転写層を木質基材に転
写完了後、支持体シート剥離後の転写された転写層にエ
ンボスを施す様にした。その結果、エンボスは、転写シ
ートを間に介する事なく行うので、シャープなエンボス
を付与できる。また、装飾層形成をラミネ−トでは無く
転写で形成するので、剥離した支持体シートは回収再利
用も出来、省資源的である。
【0008】また、本発明の木質化粧材の製造方法は、
上記製造方法に対して更に、転写シートとして、支持体
シートに転写層として、装飾層及び少なくともエンボス
時には熱可塑性であるエンボス受容層の少なくとも2層
がこの順に積層されてなる転写シートを用いて、該転写
層を木質基材に転写完了後、支持体シート剥離後の転写
された転写層にエンボスにより、エンボス受容層が熱可
塑性状態に於いて該エンボス受容層にまで達する凹凸模
様を施す様にした。その結果、エンボス受容層の存在に
より、たとえ装飾層自体が凹凸模様の深さよりも薄く、
且つその下の木質基材が硬質でエンボス出来ない物で
も、シャープで深いエンボスを付与できる。
上記製造方法に対して更に、転写シートとして、支持体
シートに転写層として、装飾層及び少なくともエンボス
時には熱可塑性であるエンボス受容層の少なくとも2層
がこの順に積層されてなる転写シートを用いて、該転写
層を木質基材に転写完了後、支持体シート剥離後の転写
された転写層にエンボスにより、エンボス受容層が熱可
塑性状態に於いて該エンボス受容層にまで達する凹凸模
様を施す様にした。その結果、エンボス受容層の存在に
より、たとえ装飾層自体が凹凸模様の深さよりも薄く、
且つその下の木質基材が硬質でエンボス出来ない物で
も、シャープで深いエンボスを付与できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の木質化粧材及びそ
の製造方法について、図面を参照しながら実施の形態を
説明する。なお、図1は本発明の木質化粧材の形態例を
示す断面図である。また、図2は本発明の木質化粧材の
製造方法で使用し得る転写シートを例示する断面図であ
る。そして、図3は本発明の木質化粧材の製造方法を、
その一形態で概念的に説明する概念図であり、図4は本
発明の木質化粧材の製造方法として、ラッピング転写法
で行う場合を、その一形態で概念的に説明する概念図
(斜視図)である。
の製造方法について、図面を参照しながら実施の形態を
説明する。なお、図1は本発明の木質化粧材の形態例を
示す断面図である。また、図2は本発明の木質化粧材の
製造方法で使用し得る転写シートを例示する断面図であ
る。そして、図3は本発明の木質化粧材の製造方法を、
その一形態で概念的に説明する概念図であり、図4は本
発明の木質化粧材の製造方法として、ラッピング転写法
で行う場合を、その一形態で概念的に説明する概念図
(斜視図)である。
【0010】〔概要〕先ず、図1(A)に示す如く、本
発明の木質化粧材Dは、木質基材B上に、少なくともエ
ンボス時には熱可塑性であるエンボス受容層1、装飾層
2の少なくとも2層がこの順に積層され、且つ凹凸模様
3が装飾層表面に賦形されているのに止まらず、更にエ
ンボス受容層1にまで達している構成である。装飾層2
は印刷等による絵柄等を有する層である。そして、装飾
層2にはエンボスによる凹凸模様3が形成されている。
凹凸模様3は木目導管溝柄等である。エンボス受容層1
は、例えば熱可塑性樹脂からなる層が代表的であるが、
この他、熱等によって硬化する硬化性樹脂からなりエン
ボス後は完全硬化させて熱可塑性では無くなる層等であ
っても良い。また、エンボス受容層は、木質化粧材の用
途に応じてエンボス形成する凹部の深さを実現するに必
要な厚みの層とする。従って、装飾層が薄くても、エン
ボス受容層を装飾層よりも厚くしておけば、容易にエン
ボスを形成できる事になる。但し、必要以上に厚くして
も材料の無駄となる為、エンボス加工に必要十分な厚さ
とする。なお、凹凸模様が装飾層のみならずエンボス受
容層まで達しているという事は、図1(A)の凹凸模様
3aの如くエンボス(の先端)が木質基材Bにまで達し
ていても良い。もちろん、凹凸模様3bの如くエンボス
(の先端)がエンボス受容層内に止まっていても良い。
発明の木質化粧材Dは、木質基材B上に、少なくともエ
ンボス時には熱可塑性であるエンボス受容層1、装飾層
2の少なくとも2層がこの順に積層され、且つ凹凸模様
3が装飾層表面に賦形されているのに止まらず、更にエ
ンボス受容層1にまで達している構成である。装飾層2
は印刷等による絵柄等を有する層である。そして、装飾
層2にはエンボスによる凹凸模様3が形成されている。
凹凸模様3は木目導管溝柄等である。エンボス受容層1
は、例えば熱可塑性樹脂からなる層が代表的であるが、
この他、熱等によって硬化する硬化性樹脂からなりエン
ボス後は完全硬化させて熱可塑性では無くなる層等であ
っても良い。また、エンボス受容層は、木質化粧材の用
途に応じてエンボス形成する凹部の深さを実現するに必
要な厚みの層とする。従って、装飾層が薄くても、エン
ボス受容層を装飾層よりも厚くしておけば、容易にエン
ボスを形成できる事になる。但し、必要以上に厚くして
も材料の無駄となる為、エンボス加工に必要十分な厚さ
とする。なお、凹凸模様が装飾層のみならずエンボス受
容層まで達しているという事は、図1(A)の凹凸模様
3aの如くエンボス(の先端)が木質基材Bにまで達し
ていても良い。もちろん、凹凸模様3bの如くエンボス
(の先端)がエンボス受容層内に止まっていても良い。
【0011】上記の様な本発明の木質化粧材を製造する
方法としては、基本的には特に限定は無い。従って、例
えば、予めエンボス受容層及び装飾層等を積層した構成
の転写層を、木質基材に転写した後、エンボスにより凹
凸模様を形成するか、或いは予め転写シート上でエンボ
ス受容層と装飾層にエンボスを施した転写シートを転写
しても良い。或いは、予め、木質基材上に塗装等により
エンボス受容層を形成しておき、そこに装飾層を転写
し、而る後、装飾層及びエンボス受容層に凹凸模様をエ
ンボスで形成しても良い。しかし、本発明の木質化粧材
の製造方法では、少なくとも装飾層は、転写シートから
転写形成する。その結果、装飾層は転写形成されるの
で、ラミネ−ト法に比べて、剥離した支持体シートは回
収再利用も出来、省資源的である。転写シートはその転
写層として少なくとも装飾層を有する構成であれば良
い。しかし、転写層には更に、図2(A)に示す転写シ
ートSの如く、支持体シート6上の転写層7として装飾
層2の他に、エンボス受容層1も有する構成のシートを
用いるのが好ましい(なお、同図では剥離層8も有す
る)。木質化粧材に於けるエンボス受容層を、転写シー
ト側から転写により付与する形態とすれば、木質基材が
柱状形状の場合でも、比較的均一なエンボス受容層を付
与でき、安定的にエンボスできる。
方法としては、基本的には特に限定は無い。従って、例
えば、予めエンボス受容層及び装飾層等を積層した構成
の転写層を、木質基材に転写した後、エンボスにより凹
凸模様を形成するか、或いは予め転写シート上でエンボ
ス受容層と装飾層にエンボスを施した転写シートを転写
しても良い。或いは、予め、木質基材上に塗装等により
エンボス受容層を形成しておき、そこに装飾層を転写
し、而る後、装飾層及びエンボス受容層に凹凸模様をエ
ンボスで形成しても良い。しかし、本発明の木質化粧材
の製造方法では、少なくとも装飾層は、転写シートから
転写形成する。その結果、装飾層は転写形成されるの
で、ラミネ−ト法に比べて、剥離した支持体シートは回
収再利用も出来、省資源的である。転写シートはその転
写層として少なくとも装飾層を有する構成であれば良
い。しかし、転写層には更に、図2(A)に示す転写シ
ートSの如く、支持体シート6上の転写層7として装飾
層2の他に、エンボス受容層1も有する構成のシートを
用いるのが好ましい(なお、同図では剥離層8も有す
る)。木質化粧材に於けるエンボス受容層を、転写シー
ト側から転写により付与する形態とすれば、木質基材が
柱状形状の場合でも、比較的均一なエンボス受容層を付
与でき、安定的にエンボスできる。
【0012】そして、転写及びエンボスは、例えば、図
3の或る一形態の概念図で示す如く、先ず、転写シート
Sを押圧ローラ11等により木質基材Bに積層し、次い
で剥離ローラ12で、転写シートの支持体シート6のみ
を剥離して転写層を木質基材上に残す。これで転写は完
了する。そして次に、木質基材に転写され支持体シート
剥離後の転写層に対して、エンボスする。エンボスは同
図如くエンボスローラ13等で行う。この結果、エンボ
スによる凹凸模様3を有する本発明の木質化粧材Dが得
られる事になる。
3の或る一形態の概念図で示す如く、先ず、転写シート
Sを押圧ローラ11等により木質基材Bに積層し、次い
で剥離ローラ12で、転写シートの支持体シート6のみ
を剥離して転写層を木質基材上に残す。これで転写は完
了する。そして次に、木質基材に転写され支持体シート
剥離後の転写層に対して、エンボスする。エンボスは同
図如くエンボスローラ13等で行う。この結果、エンボ
スによる凹凸模様3を有する本発明の木質化粧材Dが得
られる事になる。
【0013】以下、更に、本発明の木質化粧材及びその
製造方法について、詳述する。
製造方法について、詳述する。
【0014】〔木質基材〕木質基材Bとしては、木質か
らなる基材であれば良く特に限定はない。木材種は例え
ば、杉、松、檜、樫、ラワン、チーク、メラピー等であ
る。形態は、単板、合板、木質中密度繊維板(MD
F)、パーティクルボード、集成材等である。基材形状
は、平板、柱状体等である。なお、木質基材には、必要
に応じ、転写シートの積層に先立って、公知の目止め処
理、着色塗装処理等を施しても良い。
らなる基材であれば良く特に限定はない。木材種は例え
ば、杉、松、檜、樫、ラワン、チーク、メラピー等であ
る。形態は、単板、合板、木質中密度繊維板(MD
F)、パーティクルボード、集成材等である。基材形状
は、平板、柱状体等である。なお、木質基材には、必要
に応じ、転写シートの積層に先立って、公知の目止め処
理、着色塗装処理等を施しても良い。
【0015】〔エンボス受容層〕少なくともエンボス時
は熱可塑性であるエンボス受容層1は、本発明の製造方
法では、木質基材に予め形成しておいても良いが、前述
の如く、好ましくは転写シートの転写層の一部として形
成し、装飾層と同時に転写にて木質化粧材に付与する。
転写シートへのエンボス受容層の形成は予め形成してお
いても良く、転写シート使用時に形成しても良く、いず
れでも良い。すなわち、本発明で用いるエンボス受容層
も転写層として積層されてなる転写シートとは、このい
ずれによるシートも意味する。なお、エンボス受容層
は、転写シートに形成しておく場合でも、更に木質基材
側にも形成しておいても良い。エンボス受容層は、転写
層を木質基材に接着させる為の接着剤層と兼用すれば、
専用の接着剤層が省略でき好ましい。その接着機構は熱
融着型、溶剤揮散型等も良い。後述の硬化性樹脂は、最
終的には硬化型接着だが初期接着は熱融着型や溶剤揮散
型等で接着させる。溶剤揮散型では、溶剤の未乾燥(完
全乾燥前)の状態で接触させ溶剤の揮発や木質基材等へ
の吸収で接着させるので、エンボス受容層は転写シート
を木質基材に積層する時に施す事になる。
は熱可塑性であるエンボス受容層1は、本発明の製造方
法では、木質基材に予め形成しておいても良いが、前述
の如く、好ましくは転写シートの転写層の一部として形
成し、装飾層と同時に転写にて木質化粧材に付与する。
転写シートへのエンボス受容層の形成は予め形成してお
いても良く、転写シート使用時に形成しても良く、いず
れでも良い。すなわち、本発明で用いるエンボス受容層
も転写層として積層されてなる転写シートとは、このい
ずれによるシートも意味する。なお、エンボス受容層
は、転写シートに形成しておく場合でも、更に木質基材
側にも形成しておいても良い。エンボス受容層は、転写
層を木質基材に接着させる為の接着剤層と兼用すれば、
専用の接着剤層が省略でき好ましい。その接着機構は熱
融着型、溶剤揮散型等も良い。後述の硬化性樹脂は、最
終的には硬化型接着だが初期接着は熱融着型や溶剤揮散
型等で接着させる。溶剤揮散型では、溶剤の未乾燥(完
全乾燥前)の状態で接触させ溶剤の揮発や木質基材等へ
の吸収で接着させるので、エンボス受容層は転写シート
を木質基材に積層する時に施す事になる。
【0016】エンボス受容層1は、装飾層側からの機械
的な押圧によるエンボスを受け入れて、装飾層のみでは
入りきらない様な(通常は装飾層の厚みよりも)深いエ
ンボスによる凹凸模様を、容易に形成できる様にする為
の層である。従って、エンボス受容層は、少なくともエ
ンボス時は熱可塑性を呈する材料から構成する。該材料
としては、例えば熱可塑性樹脂の他に、硬化性樹脂も未
硬化の熱可塑性状態でエンボスし、エンボス後に完全硬
化させる形態で使用できる。硬化性樹脂の硬化形態とし
ては、熱、湿気(水)、紫外線や電子線等の電離放射線
等がある。熱の場合は熱硬化性樹脂、湿気の場合は1液
硬化型ウレタン樹脂等、電離放射線の場合は紫外線硬化
性樹脂や電子線硬化性樹脂等の電離放射線硬化性樹脂等
である。硬化性樹脂はエンボス時には、未硬化或いは半
硬化(つまり一部硬化)状態としておき、エンボスによ
る凹凸が完全に復元してしまわない様な熱可塑性状態と
する。従って、硬化性樹脂は完全未硬化時は液状の組成
物でも良い。
的な押圧によるエンボスを受け入れて、装飾層のみでは
入りきらない様な(通常は装飾層の厚みよりも)深いエ
ンボスによる凹凸模様を、容易に形成できる様にする為
の層である。従って、エンボス受容層は、少なくともエ
ンボス時は熱可塑性を呈する材料から構成する。該材料
としては、例えば熱可塑性樹脂の他に、硬化性樹脂も未
硬化の熱可塑性状態でエンボスし、エンボス後に完全硬
化させる形態で使用できる。硬化性樹脂の硬化形態とし
ては、熱、湿気(水)、紫外線や電子線等の電離放射線
等がある。熱の場合は熱硬化性樹脂、湿気の場合は1液
硬化型ウレタン樹脂等、電離放射線の場合は紫外線硬化
性樹脂や電子線硬化性樹脂等の電離放射線硬化性樹脂等
である。硬化性樹脂はエンボス時には、未硬化或いは半
硬化(つまり一部硬化)状態としておき、エンボスによ
る凹凸が完全に復元してしまわない様な熱可塑性状態と
する。従って、硬化性樹脂は完全未硬化時は液状の組成
物でも良い。
【0017】また、エンボス受容層1を接着剤層と兼用
する場合では、エンボス受容層がエンボス時に熱可塑性
状態であれば、転写シート積層時にも熱可塑性状態とで
きるので、熱硬化性樹脂或いは硬化性樹脂でも、熱融着
型接着剤として使用する事もでき好ましい。また、上記
熱可塑性樹脂や硬化性樹脂は、加熱軟化温度(硬化性樹
脂ではその未硬化組成物に対する温度)を選ぶ事で熱融
着型接着剤として使用でき、また加熱軟化温度が高い樹
脂でも、溶剤溶液(含む分散液)等とすれば、溶剤揮散
型接着剤として使用できる。なお、エンボス受容層の厚
みは、深さ等のエンボス形状にもよるが5〜100μm
程度の範囲、好ましくは20〜100μm、より好まし
くは40〜100μmの範囲とすれば、十分に高意匠性
の凹凸模様を付与できる。厚さの下限は、目視可能な凹
凸模様の深さ程度として設定される。また、厚さの上限
は、凹凸模様の凹部の最深部の深さに合わせて設定され
るが、通常は100μm程度で十分である。
する場合では、エンボス受容層がエンボス時に熱可塑性
状態であれば、転写シート積層時にも熱可塑性状態とで
きるので、熱硬化性樹脂或いは硬化性樹脂でも、熱融着
型接着剤として使用する事もでき好ましい。また、上記
熱可塑性樹脂や硬化性樹脂は、加熱軟化温度(硬化性樹
脂ではその未硬化組成物に対する温度)を選ぶ事で熱融
着型接着剤として使用でき、また加熱軟化温度が高い樹
脂でも、溶剤溶液(含む分散液)等とすれば、溶剤揮散
型接着剤として使用できる。なお、エンボス受容層の厚
みは、深さ等のエンボス形状にもよるが5〜100μm
程度の範囲、好ましくは20〜100μm、より好まし
くは40〜100μmの範囲とすれば、十分に高意匠性
の凹凸模様を付与できる。厚さの下限は、目視可能な凹
凸模様の深さ程度として設定される。また、厚さの上限
は、凹凸模様の凹部の最深部の深さに合わせて設定され
るが、通常は100μm程度で十分である。
【0018】上記熱可塑性樹脂としては、例えば、特公
平7−436号公報等に開示されるダイマー酸とエチレ
ンジアミンとの縮重合により得られる重合物等のポリア
ミド樹脂、熱可塑性ウレタン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合体、ポリ酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂等を
用いれば良い。前記ダイマー酸とエチレンジアミンとの
縮合物からなるポリアミドとしては、例えば融点が15
0〜170℃のポリアミドと、融点が180〜230℃
のポリアミドとの混合物が好ましい一例である。これら
のポリアミドの具体例としては、ナイロン6、ナイロン
66、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン1
1、ナイロン12、共重合ナイロン、ナイロンMXD、
ナイロン46等が挙げられ、特にバーサロン型ポリアミ
ドが好ましい。また、上記熱可塑性樹脂としては、ポリ
プロピレン、ポリエチレン、ポリメチルペンテン、エチ
レン−プロピレン−ブテン3元共重合体、オレフィン系
熱可塑性エラストマー等のポリオレフィン樹脂等も用途
に応じて使用できる。
平7−436号公報等に開示されるダイマー酸とエチレ
ンジアミンとの縮重合により得られる重合物等のポリア
ミド樹脂、熱可塑性ウレタン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合体、ポリ酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂等を
用いれば良い。前記ダイマー酸とエチレンジアミンとの
縮合物からなるポリアミドとしては、例えば融点が15
0〜170℃のポリアミドと、融点が180〜230℃
のポリアミドとの混合物が好ましい一例である。これら
のポリアミドの具体例としては、ナイロン6、ナイロン
66、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン1
1、ナイロン12、共重合ナイロン、ナイロンMXD、
ナイロン46等が挙げられ、特にバーサロン型ポリアミ
ドが好ましい。また、上記熱可塑性樹脂としては、ポリ
プロピレン、ポリエチレン、ポリメチルペンテン、エチ
レン−プロピレン−ブテン3元共重合体、オレフィン系
熱可塑性エラストマー等のポリオレフィン樹脂等も用途
に応じて使用できる。
【0019】前記熱硬化性樹脂としては、例えば、熱硬
化性ウレタン樹脂等を使用できる。この様な熱硬化型ウ
レタン樹脂は、未硬化時に常温固体の樹脂組成物として
も使用できる。この場合、エンボス時に熱可塑性の固体
とすべくその時点で完全硬化させない為には、転写シー
ト押圧時やエンボス時の加熱条件を調整し、流動性を失
う程度に不完全硬化させるか、或いは、イソシアネート
にブロックイソシアネートを用いても良い。この様な性
質を有する熱硬化性ウレタン樹脂を構成するイソシアネ
ート及び該イソシアネートと反応する活性水素含有化合
物としては、例えば下記の化合物を使用できる。
化性ウレタン樹脂等を使用できる。この様な熱硬化型ウ
レタン樹脂は、未硬化時に常温固体の樹脂組成物として
も使用できる。この場合、エンボス時に熱可塑性の固体
とすべくその時点で完全硬化させない為には、転写シー
ト押圧時やエンボス時の加熱条件を調整し、流動性を失
う程度に不完全硬化させるか、或いは、イソシアネート
にブロックイソシアネートを用いても良い。この様な性
質を有する熱硬化性ウレタン樹脂を構成するイソシアネ
ート及び該イソシアネートと反応する活性水素含有化合
物としては、例えば下記の化合物を使用できる。
【0020】イソシアネートとしては、2価以上の脂肪
族又は芳香族イソシアネートを用いることができる。例
えば、脂肪族(乃至は脂環式)系としては、ヘキサメチ
レンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、
水素添加トリレンジイソシアネート等の2価のイソシア
ネート、芳香族としては、2,4−トリレンジイソシア
ネート、2,6−トリレンジイソシアネート、キシレン
ジイソシアネート、4,4′−ジフェニルメタンジイソ
シアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート等の
2価のイソシアネート、或いは、デスモシュールR(Ba
yer 社製、トリレンジイソイアネートの付加体の商品
名)、デスモシュールL(Bayer 社製、トリレンジイソ
イアネートの付加体の商品名)等の3価のイソシアネー
ト、トリレンジイソシアネートの三量体の重合体等の4
価以上のイソシアネート等が使用できる。また、デスモ
シュールL等の様に各種の付加体(アダクト)も使用で
きる。なお、外装用途等の耐候性を必要とする場合に
は、脂肪族(乃至は脂環式)系が好ましい。
族又は芳香族イソシアネートを用いることができる。例
えば、脂肪族(乃至は脂環式)系としては、ヘキサメチ
レンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、
水素添加トリレンジイソシアネート等の2価のイソシア
ネート、芳香族としては、2,4−トリレンジイソシア
ネート、2,6−トリレンジイソシアネート、キシレン
ジイソシアネート、4,4′−ジフェニルメタンジイソ
シアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート等の
2価のイソシアネート、或いは、デスモシュールR(Ba
yer 社製、トリレンジイソイアネートの付加体の商品
名)、デスモシュールL(Bayer 社製、トリレンジイソ
イアネートの付加体の商品名)等の3価のイソシアネー
ト、トリレンジイソシアネートの三量体の重合体等の4
価以上のイソシアネート等が使用できる。また、デスモ
シュールL等の様に各種の付加体(アダクト)も使用で
きる。なお、外装用途等の耐候性を必要とする場合に
は、脂肪族(乃至は脂環式)系が好ましい。
【0021】また、上記イソシアネートはそれ単体でも
良いが、下記のブロック剤をイソシアネート基に付加反
応させて、架橋硬化時は適宜解離触媒を併用して加熱し
て、ブロッキングを解除させる形式で用いる、ブロック
イソシアネートとして用いても良い。また、イソシアネ
ート単体では常温液体のものでも固体化して用いる事も
出来る。ブロックイソシアネートとして用いる事によっ
て、エンボス前に架橋硬化して熱可塑性が消失すること
を防ぐ。
良いが、下記のブロック剤をイソシアネート基に付加反
応させて、架橋硬化時は適宜解離触媒を併用して加熱し
て、ブロッキングを解除させる形式で用いる、ブロック
イソシアネートとして用いても良い。また、イソシアネ
ート単体では常温液体のものでも固体化して用いる事も
出来る。ブロックイソシアネートとして用いる事によっ
て、エンボス前に架橋硬化して熱可塑性が消失すること
を防ぐ。
【0022】ブロック剤としては、例えば、フェノー
ル、クレゾール、キシレノール、p−エチルフェノー
ル、o−イソプロピルフェノール、p−tert−ブチ
ルフェノール、p−tert−オクチルフェノール、チ
モール、p−ナフトール、p−ニトロフェノール、p−
クロロフェノール等のフェノール系ブロッキング剤、メ
タノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、エ
チレングリコール、メチルセロソルブ、ブチルセロソル
ブ、メチルカルビトール、ベンジルアルコール、フェニ
ルセロソルブ、フルフリルアルコール、シクロヘキサノ
ール等のアルコール系ブロッキング剤、マロン酸ジメチ
ル、マロン酸ジエチル、アセト酢酸エチル等の活性メチ
レン系、ブチルメルカプタン、チオフェノール、ter
t−ドデシルメルカプタン等のメルカプタン系ブロッキ
ング剤、アセトアニリド、アセトアニシジド、酢酸アミ
ド、ベンズアミド等の酸アミド系ブロッキング剤、コハ
ク酸イミド、マレイン酸イミド等のイミド系ブロッキン
グ剤、ジフェニルアミン、フェニルナフチルアミン、ア
ニリン、カルバゾール等のアミン系ブロッキング剤、イ
ミダゾール、2−エチルイミダゾール等のイミダゾール
系ブロッキング剤、尿素、チオ尿素、エチレン尿素等の
尿素系ブロッキング剤、N−フェニルカルバミン酸フェ
ニル、2−オキサゾリドン等のカルバミン酸塩系ブロッ
キング剤、エチレンイミン等のイミン系ブロッキング
剤、ホルムアルドオキシム、アセトアルドオキシム、メ
チルエチルケトオキシム、シクロヘキサノンオキシム等
のオキシム系ブロッキング剤、重亜硫酸ソーダ、重亜硫
酸カリ等の亜硫酸系ブロッキング剤等が挙げられる。
ル、クレゾール、キシレノール、p−エチルフェノー
ル、o−イソプロピルフェノール、p−tert−ブチ
ルフェノール、p−tert−オクチルフェノール、チ
モール、p−ナフトール、p−ニトロフェノール、p−
クロロフェノール等のフェノール系ブロッキング剤、メ
タノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、エ
チレングリコール、メチルセロソルブ、ブチルセロソル
ブ、メチルカルビトール、ベンジルアルコール、フェニ
ルセロソルブ、フルフリルアルコール、シクロヘキサノ
ール等のアルコール系ブロッキング剤、マロン酸ジメチ
ル、マロン酸ジエチル、アセト酢酸エチル等の活性メチ
レン系、ブチルメルカプタン、チオフェノール、ter
t−ドデシルメルカプタン等のメルカプタン系ブロッキ
ング剤、アセトアニリド、アセトアニシジド、酢酸アミ
ド、ベンズアミド等の酸アミド系ブロッキング剤、コハ
ク酸イミド、マレイン酸イミド等のイミド系ブロッキン
グ剤、ジフェニルアミン、フェニルナフチルアミン、ア
ニリン、カルバゾール等のアミン系ブロッキング剤、イ
ミダゾール、2−エチルイミダゾール等のイミダゾール
系ブロッキング剤、尿素、チオ尿素、エチレン尿素等の
尿素系ブロッキング剤、N−フェニルカルバミン酸フェ
ニル、2−オキサゾリドン等のカルバミン酸塩系ブロッ
キング剤、エチレンイミン等のイミン系ブロッキング
剤、ホルムアルドオキシム、アセトアルドオキシム、メ
チルエチルケトオキシム、シクロヘキサノンオキシム等
のオキシム系ブロッキング剤、重亜硫酸ソーダ、重亜硫
酸カリ等の亜硫酸系ブロッキング剤等が挙げられる。
【0023】イソシアネートと反応する前記活性水素含
有化合物としては、水酸基、カルボキシル基、等を分子
中に含有する化合物が用いられ、その中でも、分子中に
2個以上の水酸基を有するポリオールが代表的である。
常温で固体の熱可塑性未硬化物となる様に構成する為に
は、好ましくは常温で固体のポリオールを用いる。例え
ばポリ(エチレンアジペート)、ポリ(ブチレンアジペ
ート)、ポリ(ネオペンチルアジペート)、ポリ(ヘキ
サメチレンアジペート)、ポリ(ブチレンアゼラエー
ト)、ポリ(ブチレンセバケート)、ポリカプロラクト
ン等のポリエステルポリオール、ポリエチレンオキサイ
ド、ポリプロピレンオキサイド、ポリ(テトラメチレン
エーテル)等のポリエーテルポリオール、ポリ(ブチレ
ンカーボネート)、ポリ(ヘキサメチレンカーボネー
ト)等のポリカーボネートポリオール、或いは、アクリ
ルポリオール、ウレタンポリオール等が挙げられる。こ
れらポリオールの数平均分子量は例えば600〜500
0の範囲である。
有化合物としては、水酸基、カルボキシル基、等を分子
中に含有する化合物が用いられ、その中でも、分子中に
2個以上の水酸基を有するポリオールが代表的である。
常温で固体の熱可塑性未硬化物となる様に構成する為に
は、好ましくは常温で固体のポリオールを用いる。例え
ばポリ(エチレンアジペート)、ポリ(ブチレンアジペ
ート)、ポリ(ネオペンチルアジペート)、ポリ(ヘキ
サメチレンアジペート)、ポリ(ブチレンアゼラエー
ト)、ポリ(ブチレンセバケート)、ポリカプロラクト
ン等のポリエステルポリオール、ポリエチレンオキサイ
ド、ポリプロピレンオキサイド、ポリ(テトラメチレン
エーテル)等のポリエーテルポリオール、ポリ(ブチレ
ンカーボネート)、ポリ(ヘキサメチレンカーボネー
ト)等のポリカーボネートポリオール、或いは、アクリ
ルポリオール、ウレタンポリオール等が挙げられる。こ
れらポリオールの数平均分子量は例えば600〜500
0の範囲である。
【0024】また、上記イソシアネートと活性水素含有
化合物とを含有するポリウレタン接着剤には、従来公知
の金属塩等の硬化触媒、ブロック剤を用いる場合は解離
温度を低温化させる為の金属石鹸、アミン等の解離触媒
を含有させる。
化合物とを含有するポリウレタン接着剤には、従来公知
の金属塩等の硬化触媒、ブロック剤を用いる場合は解離
温度を低温化させる為の金属石鹸、アミン等の解離触媒
を含有させる。
【0025】次に、前記湿気硬化性樹脂としての1液硬
化型ウレタン樹脂は、自然放置時に空気中水分で硬化反
応が進むので、作業安定性の点で転写直前に施す形態に
適する。該1液硬化型ウレタン樹脂は、分子末端にイソ
シアネート基を有するプレポリマーを必須成分とする組
成物である。前記プレポリマーは、通常は分子両末端に
各々イソシアネート基を1個以上有するポリイソシアネ
ートプレポリマーであり、室温で固体の熱可塑性樹脂の
状態にあるものである。イソシアネート基同士が空気中
の水分により反応して鎖延長反応を起こして、その結
果、分子鎖中に尿素結合を有する反応物を生じて、この
尿素結合に更に分子末端のイソシアネート基が反応し
て、ビウレット結合を起こして分岐し、架橋反応を起こ
す。上記ポリイソシアネートプレポリマーは、例えば前
記熱硬化性ウレタン樹脂で列記した様なポリオールに、
過剰の前記列記した様なポリイソシアネートを反応させ
た化合物であり、又、その骨格構造は、ポリウレタン骨
格、ポリエステル骨格、ポリブタジエン骨格等がある。
これら1種又は2種以上の骨格構造を適宜採用する事
で、物性を調整できる。なお、ウレタン骨格の場合は、
分子鎖中のウレタン結合とも末端イソシアネート基が反
応して、アロファネート結合を生じて、このアロファネ
ート結合によっても架橋反応を起こす。
化型ウレタン樹脂は、自然放置時に空気中水分で硬化反
応が進むので、作業安定性の点で転写直前に施す形態に
適する。該1液硬化型ウレタン樹脂は、分子末端にイソ
シアネート基を有するプレポリマーを必須成分とする組
成物である。前記プレポリマーは、通常は分子両末端に
各々イソシアネート基を1個以上有するポリイソシアネ
ートプレポリマーであり、室温で固体の熱可塑性樹脂の
状態にあるものである。イソシアネート基同士が空気中
の水分により反応して鎖延長反応を起こして、その結
果、分子鎖中に尿素結合を有する反応物を生じて、この
尿素結合に更に分子末端のイソシアネート基が反応し
て、ビウレット結合を起こして分岐し、架橋反応を起こ
す。上記ポリイソシアネートプレポリマーは、例えば前
記熱硬化性ウレタン樹脂で列記した様なポリオールに、
過剰の前記列記した様なポリイソシアネートを反応させ
た化合物であり、又、その骨格構造は、ポリウレタン骨
格、ポリエステル骨格、ポリブタジエン骨格等がある。
これら1種又は2種以上の骨格構造を適宜採用する事
で、物性を調整できる。なお、ウレタン骨格の場合は、
分子鎖中のウレタン結合とも末端イソシアネート基が反
応して、アロファネート結合を生じて、このアロファネ
ート結合によっても架橋反応を起こす。
【0026】次に、前記電離放射線硬化性樹脂として
は、未硬化時に熱可塑性で常温で固体状態を呈し、電離
放射線照射で架橋硬化する樹脂(組成物)を使用でき
る。該樹脂は木質基材に熱融着で初期密着し、その後エ
ンボスで賦形された後、架橋硬化させて硬質で且つ最終
的な密着力を得る事もできる。該樹脂は、無溶剤で溶融
塗工できるが、溶剤希釈して溶液塗工もできる。なお、
本発明で言う「常温」とは、転写シートを製造、保存
し、また支持体シートの剥離作業を行う室内(或いは室
外)の雰囲気温度を意味する。具体的値は、気候や作業
環境によって異るが、通常は10〜40℃の範囲、より
一般的には15〜25℃の範囲である。又、室温は支持
体の剥離を行う最低の温度でもある。このような性質を
有する樹脂としては、例えば、次の(I)や(II)の
電離放射線硬化性樹脂を使用できる。
は、未硬化時に熱可塑性で常温で固体状態を呈し、電離
放射線照射で架橋硬化する樹脂(組成物)を使用でき
る。該樹脂は木質基材に熱融着で初期密着し、その後エ
ンボスで賦形された後、架橋硬化させて硬質で且つ最終
的な密着力を得る事もできる。該樹脂は、無溶剤で溶融
塗工できるが、溶剤希釈して溶液塗工もできる。なお、
本発明で言う「常温」とは、転写シートを製造、保存
し、また支持体シートの剥離作業を行う室内(或いは室
外)の雰囲気温度を意味する。具体的値は、気候や作業
環境によって異るが、通常は10〜40℃の範囲、より
一般的には15〜25℃の範囲である。又、室温は支持
体の剥離を行う最低の温度でもある。このような性質を
有する樹脂としては、例えば、次の(I)や(II)の
電離放射線硬化性樹脂を使用できる。
【0027】(I)ラジカル重合性不飽和基を有する、
熱可塑性の次の(1) 又は(2) の2種類の樹脂。 (1) ガラス転移温度が0〜250℃のポリマー中にラジ
カル重合性不飽和基を有するもの。更に具体的には以下
の〜を重合、もしくは共重合させたものに対し、後
述する方法(a) 〜(d) によりラジカル重合性不飽和基を
導入したものを用いることができる。なお、以下におい
て、例えば(メタ)アクリレートとはアクリレート又は
メタクリレートの意味で用いる。 水酸基を有するモノマー;N−メチロール(メタ)ア
クリルアミド、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2−ヒド
ロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート
など。 カルボキシル基を有するモノマー;(メタ)アクリル
酸、(メタ)アクリロイルオキシエチルモノサクシネー
トなど。 エポキシ基を有するモノマー;グリシジル(メタ)ア
クリレートなど。 アジリジニル基を有するモノマー;2−アジリジニル
エチル(メタ)アクリレート、2−アジリジニルプロピ
オン酸アリルなど。 アミノ基を有するモノマー;(メタ)アクリルアミ
ド、ダイアセトン(メタ)アクリルアミド、ジメチルア
ミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチ
ル(メタ)アクリレートなど。 スルフォン基を有するモノマー;2−(メタ)アクリ
ルアミド−2−メチルプロパンスルフォン酸など。 イソシアネート基を有するモノマー;2,4−トルエ
ンジイソシアネートと2−ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレートの1モル対1モルの付加物などのジイソシア
ネートと活性水素を有するラジカル重合性モノマーとの
付加物など。 上記〜のモノマーと共重合可能で上記〜以外
のモノマー;このモノマーは得られる共重合体のガラス
転移温度や物性を調節する共重合成分として使用する。
例えば、メチル(メタ)アクリレート、プロピル(メ
タ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソ
ブチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メ
タ)アクリレート、イソアミル(メタ)アクリレート、
シクロヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキ
シル(メタ)アクリレートなど。
熱可塑性の次の(1) 又は(2) の2種類の樹脂。 (1) ガラス転移温度が0〜250℃のポリマー中にラジ
カル重合性不飽和基を有するもの。更に具体的には以下
の〜を重合、もしくは共重合させたものに対し、後
述する方法(a) 〜(d) によりラジカル重合性不飽和基を
導入したものを用いることができる。なお、以下におい
て、例えば(メタ)アクリレートとはアクリレート又は
メタクリレートの意味で用いる。 水酸基を有するモノマー;N−メチロール(メタ)ア
クリルアミド、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2−ヒド
ロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート
など。 カルボキシル基を有するモノマー;(メタ)アクリル
酸、(メタ)アクリロイルオキシエチルモノサクシネー
トなど。 エポキシ基を有するモノマー;グリシジル(メタ)ア
クリレートなど。 アジリジニル基を有するモノマー;2−アジリジニル
エチル(メタ)アクリレート、2−アジリジニルプロピ
オン酸アリルなど。 アミノ基を有するモノマー;(メタ)アクリルアミ
ド、ダイアセトン(メタ)アクリルアミド、ジメチルア
ミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチ
ル(メタ)アクリレートなど。 スルフォン基を有するモノマー;2−(メタ)アクリ
ルアミド−2−メチルプロパンスルフォン酸など。 イソシアネート基を有するモノマー;2,4−トルエ
ンジイソシアネートと2−ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレートの1モル対1モルの付加物などのジイソシア
ネートと活性水素を有するラジカル重合性モノマーとの
付加物など。 上記〜のモノマーと共重合可能で上記〜以外
のモノマー;このモノマーは得られる共重合体のガラス
転移温度や物性を調節する共重合成分として使用する。
例えば、メチル(メタ)アクリレート、プロピル(メ
タ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソ
ブチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メ
タ)アクリレート、イソアミル(メタ)アクリレート、
シクロヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキ
シル(メタ)アクリレートなど。
【0028】次に、上述のようにして得られた重合体又
は共重合体を、以下に述べる方法(a) 〜(d) により反応
させてラジカル重合性不飽和基を導入する。 (a) 水酸基を有するモノマーの重合体又は共重合体の場
合には、前述したの(メタ)アクリル酸などのカルボ
キシル基を有するモノマーなどを縮合反応させる。 (b) カルボキシル基、スルフォン基を有するモノマーの
重合体又は共重合体の場合には、前述の水酸基を有す
るモノマーを縮合反応させる。 (c) エポキシ基、イソシアネート基、或いはアジリジニ
ル基を有するモノマーの重合体又は共重合体の場合に
は、前述の水酸基を有するモノマーもしくは前述の
カルボキシル基を有するモノマーを付加反応させる。 (d) 水酸基あるいはカルボキシル基を有するモノマーの
重合体又は共重合体の場合には、前述のエポキシ基を
有するモノマーあるいは前述のアジリジニルを有する
モノマーあるいは前述のジイソシアネート化合物と水
酸基含有アクリル酸エステルモノマーとの1モル対1モ
ルの付加物等のイソシアネート基を有するモノマーを、
付加反応させる。 なお、上記反応を行うには、微量のハイドロキノンなど
の重合禁止剤を加え、乾燥空気を送りながら行うことが
望ましい。
は共重合体を、以下に述べる方法(a) 〜(d) により反応
させてラジカル重合性不飽和基を導入する。 (a) 水酸基を有するモノマーの重合体又は共重合体の場
合には、前述したの(メタ)アクリル酸などのカルボ
キシル基を有するモノマーなどを縮合反応させる。 (b) カルボキシル基、スルフォン基を有するモノマーの
重合体又は共重合体の場合には、前述の水酸基を有す
るモノマーを縮合反応させる。 (c) エポキシ基、イソシアネート基、或いはアジリジニ
ル基を有するモノマーの重合体又は共重合体の場合に
は、前述の水酸基を有するモノマーもしくは前述の
カルボキシル基を有するモノマーを付加反応させる。 (d) 水酸基あるいはカルボキシル基を有するモノマーの
重合体又は共重合体の場合には、前述のエポキシ基を
有するモノマーあるいは前述のアジリジニルを有する
モノマーあるいは前述のジイソシアネート化合物と水
酸基含有アクリル酸エステルモノマーとの1モル対1モ
ルの付加物等のイソシアネート基を有するモノマーを、
付加反応させる。 なお、上記反応を行うには、微量のハイドロキノンなど
の重合禁止剤を加え、乾燥空気を送りながら行うことが
望ましい。
【0029】(2) 融点が20℃〜250℃であり、ラジ
カル重合性不飽和基を有する化合物。具体的には、ステ
アリル(メタ)アクリレート、トリアクリルイソシアヌ
レート、シクロヘキサンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、スピログリコールジアクリレート、スピログリコー
ル(メタ)アクリレートなどである。
カル重合性不飽和基を有する化合物。具体的には、ステ
アリル(メタ)アクリレート、トリアクリルイソシアヌ
レート、シクロヘキサンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、スピログリコールジアクリレート、スピログリコー
ル(メタ)アクリレートなどである。
【0030】また、上記(1) 及び(2) を混合して用いる
こともできる。更に、上記(1) 又は(2) 、又は(1) 及び
(2) の混合物に対して、反応性希釈剤としてラジカル重
合性のモノマーを加えることもできる。このラジカル重
合性モノマーは、紫外線や電子線等の電離放射線の照射
による架橋密度を上げて耐熱性や表面物性を向上させ
る。該モノマーとしては、例えば、前述の〜のモノ
マーの他に、エチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロ
ールプロパンジ(メタ)アクリレート、トリメチロール
プロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリト
ールテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトー
ルトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトール
テトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトール
ヘキサ(メタ)アクリレート、エチレングリコールジグ
リシジルエーテルジ(メタ)アクリレート、ポレエチレ
ングリコールジグリシジルエーテルジ(メタ)アクリレ
ート、プロピレングリコールジグリシジルエーテルジ
(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジグ
リシジルエーテルジ(メタ)アクリレート、ソルビトー
ルテトラグリシジルエーテルテトラ(メタ)アクリレー
トなどを用いることができる。配合量は、前記(1)又は
(2) の単独又は混合物の樹脂100重量部に対して、
0.1〜100重量部で用いることが好ましい。
こともできる。更に、上記(1) 又は(2) 、又は(1) 及び
(2) の混合物に対して、反応性希釈剤としてラジカル重
合性のモノマーを加えることもできる。このラジカル重
合性モノマーは、紫外線や電子線等の電離放射線の照射
による架橋密度を上げて耐熱性や表面物性を向上させ
る。該モノマーとしては、例えば、前述の〜のモノ
マーの他に、エチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロ
ールプロパンジ(メタ)アクリレート、トリメチロール
プロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリト
ールテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトー
ルトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトール
テトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトール
ヘキサ(メタ)アクリレート、エチレングリコールジグ
リシジルエーテルジ(メタ)アクリレート、ポレエチレ
ングリコールジグリシジルエーテルジ(メタ)アクリレ
ート、プロピレングリコールジグリシジルエーテルジ
(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジグ
リシジルエーテルジ(メタ)アクリレート、ソルビトー
ルテトラグリシジルエーテルテトラ(メタ)アクリレー
トなどを用いることができる。配合量は、前記(1)又は
(2) の単独又は混合物の樹脂100重量部に対して、
0.1〜100重量部で用いることが好ましい。
【0031】(II)室温で液状の電離放射線硬化性樹
脂に、室温で熱可塑性固体である非架橋型樹脂を混合し
て得られる電離放射線硬化性樹脂。 (イ) 室温で液状の電離放射線硬化性樹脂;分子中にラジ
カル重合性不飽和基を有するプレポリマー又はモノマー
の、単体又は混合物からなる組成物である。或いはカチ
オン重合性官能基を有するプレポリマーやモノマーから
なる組成物である。ラジカル重合性不飽和基を有するプ
レポリマーには、例えば、ポリエステル(メタ)アクリ
レート、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メ
タ)アクリレート、メラミン(メタ)アクリレート、ト
リアジン(メタ)アクリレートなどである。ラジカル重
合性不飽和基を有するモノマーには、例えば、メチル
(メタ)アクリレートなどの単官能モノマーや、ジエチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチール
プロパントリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリ
トールヘキサ(メタ)アクリレートなど多官能モノマー
がある。カチオン重合性官能基を有するプレポリマーに
は、例えば、ビスフェノール型エポキシ樹脂、ノボラッ
ク型エポキシ化合物等のエポキシ系樹脂、脂肪酸系ビニ
ルエーテル、芳香族系ビニルエーテル等のビニルエーテ
ル系樹脂のプレポリマーがある。
脂に、室温で熱可塑性固体である非架橋型樹脂を混合し
て得られる電離放射線硬化性樹脂。 (イ) 室温で液状の電離放射線硬化性樹脂;分子中にラジ
カル重合性不飽和基を有するプレポリマー又はモノマー
の、単体又は混合物からなる組成物である。或いはカチ
オン重合性官能基を有するプレポリマーやモノマーから
なる組成物である。ラジカル重合性不飽和基を有するプ
レポリマーには、例えば、ポリエステル(メタ)アクリ
レート、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メ
タ)アクリレート、メラミン(メタ)アクリレート、ト
リアジン(メタ)アクリレートなどである。ラジカル重
合性不飽和基を有するモノマーには、例えば、メチル
(メタ)アクリレートなどの単官能モノマーや、ジエチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチール
プロパントリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリ
トールヘキサ(メタ)アクリレートなど多官能モノマー
がある。カチオン重合性官能基を有するプレポリマーに
は、例えば、ビスフェノール型エポキシ樹脂、ノボラッ
ク型エポキシ化合物等のエポキシ系樹脂、脂肪酸系ビニ
ルエーテル、芳香族系ビニルエーテル等のビニルエーテ
ル系樹脂のプレポリマーがある。
【0032】(ロ) 非架橋型樹脂は、電離放射線による架
橋硬化反応に寄与しない室温で固体の熱可塑性樹脂であ
り、例えば、アクリル系樹脂、セルロース系樹脂、ポリ
エステル系樹脂、或いは、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体、ブチラール樹脂等のビニル系樹
脂である。中でもアクリル系樹脂であって、平均分子量
が50,000〜600,000、ガラス転移温度が5
0〜130℃であるものが、室温未硬化時の非接着性
(指触乾燥性)、熱融着による接着性、転写時(未硬化
時)の可撓性(成形性)、エンボス適性及び硬化後の応
力の吸収緩和性の点で好ましい。
橋硬化反応に寄与しない室温で固体の熱可塑性樹脂であ
り、例えば、アクリル系樹脂、セルロース系樹脂、ポリ
エステル系樹脂、或いは、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体、ブチラール樹脂等のビニル系樹
脂である。中でもアクリル系樹脂であって、平均分子量
が50,000〜600,000、ガラス転移温度が5
0〜130℃であるものが、室温未硬化時の非接着性
(指触乾燥性)、熱融着による接着性、転写時(未硬化
時)の可撓性(成形性)、エンボス適性及び硬化後の応
力の吸収緩和性の点で好ましい。
【0033】なお、紫外線で硬化させる場合には、上記
(I)又は(II)の電離放射線硬化性樹脂に、更に光
重合開始剤を添加する。光重合開始剤は、ラジカル重合
系ではアセトフェノン類、ベンゾフェノン類、チオキサ
ントン類、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル類を
単独又は混合使用し、カチオン重合系では芳香族ジアゾ
ニウム塩、芳香族スルホニウム塩、芳香族ヨードニウム
塩、メタロセン化合物、ベンゾインスルホン酸エステル
等を単独又は混合使用する。なお、電離放射線として
は、接着剤中の分子を架橋させ得るエネルギーを有する
電磁波又は荷電粒子が用いられる。通常用いられるもの
は、紫外線又は電子線である。紫外線源としては、超高
圧水銀灯、高圧水銀灯、低圧水銀灯、カーボンアーク
灯、ブラックライト、メタルハライドランプ等の光源が
使用される。電子線源としては、コッククロフトワルト
ン型、バンデグラフト型、共振変圧器型、絶縁コア変圧
器型、或いは、直線型、ダイナミトロン型、高周波型等
の各種電子線加速器を用い、100〜1000keV、
好ましくは、100〜300keVのエネルギーをもつ
電子を照射するものが使用される。
(I)又は(II)の電離放射線硬化性樹脂に、更に光
重合開始剤を添加する。光重合開始剤は、ラジカル重合
系ではアセトフェノン類、ベンゾフェノン類、チオキサ
ントン類、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル類を
単独又は混合使用し、カチオン重合系では芳香族ジアゾ
ニウム塩、芳香族スルホニウム塩、芳香族ヨードニウム
塩、メタロセン化合物、ベンゾインスルホン酸エステル
等を単独又は混合使用する。なお、電離放射線として
は、接着剤中の分子を架橋させ得るエネルギーを有する
電磁波又は荷電粒子が用いられる。通常用いられるもの
は、紫外線又は電子線である。紫外線源としては、超高
圧水銀灯、高圧水銀灯、低圧水銀灯、カーボンアーク
灯、ブラックライト、メタルハライドランプ等の光源が
使用される。電子線源としては、コッククロフトワルト
ン型、バンデグラフト型、共振変圧器型、絶縁コア変圧
器型、或いは、直線型、ダイナミトロン型、高周波型等
の各種電子線加速器を用い、100〜1000keV、
好ましくは、100〜300keVのエネルギーをもつ
電子を照射するものが使用される。
【0034】なお、エンボス受容層を構成する上記した
各種樹脂中には、更に、必要に応じて、各種添加剤を添
加することもできる。例えば、転写シート側からエンボ
ス受容層を付与する場合には、転写シートの箔切れ性を
向上させる等の目的で、無機顔料を添加する事が好まし
い。該無機顔料としては、例えば、炭酸カルシウム、硫
酸バリウム、シリカ、酸化チタン、アルミナ等の微粉末
である。粒径は、0.1〜10μmの範囲が、上記効果
の点で好ましい。また、添加量は樹脂分100重量部に
対して1〜25重量部の範囲が上記効果の点で好まし
い。また、エンボス受容層には、この他、染料、顔料等
の着色剤等を添加しても良い。着色剤によって、エンボ
ス受容層は着色ベタ層として、装飾層と共に装飾の一部
を担わせることもできる。着色は木質基材表面の光沢
(照り)や木目を意匠外観として活かしたい場合は無色
透明や透明着色でも良いが、木質基材の色や表面の木目
を隠蔽したいときは不透明着色(白色も含む)とすれば
着色隠蔽層としても使用でき、装飾層の一部として着色
隠蔽層を設ける事を省略できる。また、エンボス受容層
は半透明でも良い。
各種樹脂中には、更に、必要に応じて、各種添加剤を添
加することもできる。例えば、転写シート側からエンボ
ス受容層を付与する場合には、転写シートの箔切れ性を
向上させる等の目的で、無機顔料を添加する事が好まし
い。該無機顔料としては、例えば、炭酸カルシウム、硫
酸バリウム、シリカ、酸化チタン、アルミナ等の微粉末
である。粒径は、0.1〜10μmの範囲が、上記効果
の点で好ましい。また、添加量は樹脂分100重量部に
対して1〜25重量部の範囲が上記効果の点で好まし
い。また、エンボス受容層には、この他、染料、顔料等
の着色剤等を添加しても良い。着色剤によって、エンボ
ス受容層は着色ベタ層として、装飾層と共に装飾の一部
を担わせることもできる。着色は木質基材表面の光沢
(照り)や木目を意匠外観として活かしたい場合は無色
透明や透明着色でも良いが、木質基材の色や表面の木目
を隠蔽したいときは不透明着色(白色も含む)とすれば
着色隠蔽層としても使用でき、装飾層の一部として着色
隠蔽層を設ける事を省略できる。また、エンボス受容層
は半透明でも良い。
【0035】エンボス受容層の形成は、上記樹脂を、水
や有機溶剤等の溶媒(又は分散媒)に溶解(又は分散)
した溶液(又は分散液)の形態で、或いは無溶剤液状物
やホットメルトの形態で施す。形成法には特に限定は無
く、従来公知の塗工法、例えば、ロールコート、リバー
スロールコート、ナイフコート、グラビアコート、ロッ
ドコート等で行えば良い。或いは、シルクスクリーン印
刷等の印刷法でも良い。また、木質基材側に設ける場合
には、スプレーコート等の塗工法でも良い。また、ま
た、エンボス受容層にポリオレフィン樹脂を用いる場合
には、Tダイ等による溶融押出塗工法等で形成すれば良
い。
や有機溶剤等の溶媒(又は分散媒)に溶解(又は分散)
した溶液(又は分散液)の形態で、或いは無溶剤液状物
やホットメルトの形態で施す。形成法には特に限定は無
く、従来公知の塗工法、例えば、ロールコート、リバー
スロールコート、ナイフコート、グラビアコート、ロッ
ドコート等で行えば良い。或いは、シルクスクリーン印
刷等の印刷法でも良い。また、木質基材側に設ける場合
には、スプレーコート等の塗工法でも良い。また、ま
た、エンボス受容層にポリオレフィン樹脂を用いる場合
には、Tダイ等による溶融押出塗工法等で形成すれば良
い。
【0036】エンボス受容層を転写シート使用時に転写
シート側に形成する場合は、例えば図3の概念図で例示
する様に、塗工装置や印刷装置からなるエンボス受容層
形成手段14で、巻出ロールRaから巻き出された連続
帯状の転写シートSが、押圧ローラ11で木質基材Bに
圧接されるまでの間に形成すれば良い。この際、溶剤分
を転写シート積層までに必要量乾燥させる場合は、更に
エンボス受容層形成手段14に続いて、熱風等の公知手
段による乾燥装置15を設けると良い。また、木質基材
側に設ける場合も同様である。なお、乾燥装置15は、
転写シートの予熱の為の加熱装置として使用しても良
い。
シート側に形成する場合は、例えば図3の概念図で例示
する様に、塗工装置や印刷装置からなるエンボス受容層
形成手段14で、巻出ロールRaから巻き出された連続
帯状の転写シートSが、押圧ローラ11で木質基材Bに
圧接されるまでの間に形成すれば良い。この際、溶剤分
を転写シート積層までに必要量乾燥させる場合は、更に
エンボス受容層形成手段14に続いて、熱風等の公知手
段による乾燥装置15を設けると良い。また、木質基材
側に設ける場合も同様である。なお、乾燥装置15は、
転写シートの予熱の為の加熱装置として使用しても良
い。
【0037】〔装飾層〕装飾層には特に限定は無い。従
来公知の物で良い。例えば、グラビア印刷、シルクスク
リーン印刷、オフセット印刷等の従来公知の方法、材料
で絵柄等を印刷した絵柄層、単なる着色層、透明樹脂
層、或いはアルミニウム、クロム等の金属を公知の蒸着
法等で部分又は全面に形成した金属薄膜層等である。絵
柄は、木目模様、大理石や御影石等の石目模様、タイル
調模様、煉瓦調模様、布目模様、文字、幾何学模様など
任意である。特に本発明による木質化粧材はエンボスに
よる凹凸模様を有するので、それを導管溝柄とすれば、
木目模様等は好適な模様の一つである。
来公知の物で良い。例えば、グラビア印刷、シルクスク
リーン印刷、オフセット印刷等の従来公知の方法、材料
で絵柄等を印刷した絵柄層、単なる着色層、透明樹脂
層、或いはアルミニウム、クロム等の金属を公知の蒸着
法等で部分又は全面に形成した金属薄膜層等である。絵
柄は、木目模様、大理石や御影石等の石目模様、タイル
調模様、煉瓦調模様、布目模様、文字、幾何学模様など
任意である。特に本発明による木質化粧材はエンボスに
よる凹凸模様を有するので、それを導管溝柄とすれば、
木目模様等は好適な模様の一つである。
【0038】なお、絵柄層用インキは、バインダー等か
らなるビヒクル、顔料や染料等の着色剤、これに適宜加
える各種添加剤からなる。バインダーには、例えば、ア
クリル樹脂、塩素化ポリオレフィン樹脂、塩素化ポリプ
ロピレン、酢酸ビニル樹脂、ブチラール樹脂、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体、セルロース系樹脂等の熱可塑
性樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂等の常温又は
熱硬化性樹脂等を、これら樹脂の単体、又は混合物の形
で用いる。着色剤の顔料は、チタン白、カーボンブラッ
ク、弁柄、黄鉛、群青等の無機顔料、アニリンブラッ
ク、キナクリドン、イソインドリノン、フタロシアニン
ブルー等の有機顔料、アルミニウム箔粉等の金属顔料、
二酸化チタン被覆雲母箔粉等の真珠光沢(パール)顔料
等である。
らなるビヒクル、顔料や染料等の着色剤、これに適宜加
える各種添加剤からなる。バインダーには、例えば、ア
クリル樹脂、塩素化ポリオレフィン樹脂、塩素化ポリプ
ロピレン、酢酸ビニル樹脂、ブチラール樹脂、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体、セルロース系樹脂等の熱可塑
性樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂等の常温又は
熱硬化性樹脂等を、これら樹脂の単体、又は混合物の形
で用いる。着色剤の顔料は、チタン白、カーボンブラッ
ク、弁柄、黄鉛、群青等の無機顔料、アニリンブラッ
ク、キナクリドン、イソインドリノン、フタロシアニン
ブルー等の有機顔料、アルミニウム箔粉等の金属顔料、
二酸化チタン被覆雲母箔粉等の真珠光沢(パール)顔料
等である。
【0039】〔凹凸模様〕エンボスで形成する凹凸模様
としては、特に限定は無い。凹凸模様は、例えば、砂
目、梨地、ヘアライン、万線状溝、花崗岩の劈開面の凹
凸模様、木目導管溝、木目年輪模様、布目の表面テクス
チュア、皮絞、文字、幾何学模様等である。特に本発明
では、深い凹凸模様やシャープな凹凸模様が得られるの
で、高意匠な凹凸模様が可能である。また、深く且つシ
ャープな凹凸模様とできるので、特開平7−14884
4号公報、或いは再公表特許WO95/21060号公
報等で開示される様に、多段階エッチング等によって高
さを変化させた凸部を有するエンボス版で形成した、深
さを変化させた凹凸模様等も好適である。凹凸模様の深
さは、設けるエンボス受容層の厚さにもよるが、例えば
30〜100μm程度である。
としては、特に限定は無い。凹凸模様は、例えば、砂
目、梨地、ヘアライン、万線状溝、花崗岩の劈開面の凹
凸模様、木目導管溝、木目年輪模様、布目の表面テクス
チュア、皮絞、文字、幾何学模様等である。特に本発明
では、深い凹凸模様やシャープな凹凸模様が得られるの
で、高意匠な凹凸模様が可能である。また、深く且つシ
ャープな凹凸模様とできるので、特開平7−14884
4号公報、或いは再公表特許WO95/21060号公
報等で開示される様に、多段階エッチング等によって高
さを変化させた凸部を有するエンボス版で形成した、深
さを変化させた凹凸模様等も好適である。凹凸模様の深
さは、設けるエンボス受容層の厚さにもよるが、例えば
30〜100μm程度である。
【0040】〔透明層、剥離層〕また、本発明の木質化
粧材は、図1(B)に例示の木質化粧材Dの如く、装飾
層2の上に、必要に応じて透明層4を積層した構成とし
て良い。透明層は例えば透明樹脂層である。透明層は、
図2(B)の例示の転写シートSの如く転写層7中の剥
離層8が転写された層として付与されたり、或いは転写
後の装飾層上に上塗り層として塗装等で付与される。ま
た転写後の剥離層上に更に上塗り層を形成し、これら両
層から構成される様な多層の透明層でも良い。透明層は
無色又は着色層であり、装飾層を保護する等の為の機能
層としてや、塗装感等の意匠感を付与する等の為の装飾
層の一種として形成される。透明層には、前記装飾層の
絵柄層用インキで列記したバインダーの樹脂等が使用さ
れる。また、透明層中には、ベンゾトリアゾール系、ベ
ンゾフェノン系等の紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系
ラジカル捕捉剤等の光安定剤、シリカ、球状α−アルミ
ナ等の粒子からなる減摩剤、着色顔料、体質顔料、滑剤
等を含有させても良い。剥離層は装飾層同様に従来公知
の印刷法やロールコート等塗工法で、上塗り層も従来公
知のロールコート等の塗工法で形成する。透明層の膜厚
は剥離層として付与される場合は0.1〜10μm程
度、上塗り層として付与される場合は1〜100μm程
度である。
粧材は、図1(B)に例示の木質化粧材Dの如く、装飾
層2の上に、必要に応じて透明層4を積層した構成とし
て良い。透明層は例えば透明樹脂層である。透明層は、
図2(B)の例示の転写シートSの如く転写層7中の剥
離層8が転写された層として付与されたり、或いは転写
後の装飾層上に上塗り層として塗装等で付与される。ま
た転写後の剥離層上に更に上塗り層を形成し、これら両
層から構成される様な多層の透明層でも良い。透明層は
無色又は着色層であり、装飾層を保護する等の為の機能
層としてや、塗装感等の意匠感を付与する等の為の装飾
層の一種として形成される。透明層には、前記装飾層の
絵柄層用インキで列記したバインダーの樹脂等が使用さ
れる。また、透明層中には、ベンゾトリアゾール系、ベ
ンゾフェノン系等の紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系
ラジカル捕捉剤等の光安定剤、シリカ、球状α−アルミ
ナ等の粒子からなる減摩剤、着色顔料、体質顔料、滑剤
等を含有させても良い。剥離層は装飾層同様に従来公知
の印刷法やロールコート等塗工法で、上塗り層も従来公
知のロールコート等の塗工法で形成する。透明層の膜厚
は剥離層として付与される場合は0.1〜10μm程
度、上塗り層として付与される場合は1〜100μm程
度である。
【0041】〔接着剤層〕また、本発明の木質化粧材
は、図1(B)に例示の木質化粧材Dの如く、エンボス
受容層1と木質基材Dとの間に、これらの接着を向上さ
せる接着剤層5を、必要に応じて設けても良い。ここで
の接着剤層はプライマー層やアンカー層も包含する。接
着剤層は木質基材側に形成したり、転写シート側からエ
ンボス受容層と同時に転写形成する。図2(B)の例示
の転写シートSでは、転写層7中に接着剤層5を有す
る。もちろん、エンボス受容層は接着剤層と兼用するの
が好ましいが、接着剤層を設ける事によって、エンボス
受容層は専らエンボス適性を主体に選定する事も可能と
なる。接着剤層の樹脂としては、例えばエンボス受容層
で列記した樹脂等の他、公知の接着剤が使用でき、採用
したエンボス受容層の樹脂組成や、木質化粧材の用途に
応じて適宜選択すれば良い。接着剤層は、エンボス受容
層同様に、従来公知の塗工法等で形成すれば良い。接着
剤層の厚さは0.1〜50μm程度である。なお、以上
の様に複層から転写層を構成する場合、層間密着力を向
上させる為の易接着層等が有っても良い。
は、図1(B)に例示の木質化粧材Dの如く、エンボス
受容層1と木質基材Dとの間に、これらの接着を向上さ
せる接着剤層5を、必要に応じて設けても良い。ここで
の接着剤層はプライマー層やアンカー層も包含する。接
着剤層は木質基材側に形成したり、転写シート側からエ
ンボス受容層と同時に転写形成する。図2(B)の例示
の転写シートSでは、転写層7中に接着剤層5を有す
る。もちろん、エンボス受容層は接着剤層と兼用するの
が好ましいが、接着剤層を設ける事によって、エンボス
受容層は専らエンボス適性を主体に選定する事も可能と
なる。接着剤層の樹脂としては、例えばエンボス受容層
で列記した樹脂等の他、公知の接着剤が使用でき、採用
したエンボス受容層の樹脂組成や、木質化粧材の用途に
応じて適宜選択すれば良い。接着剤層は、エンボス受容
層同様に、従来公知の塗工法等で形成すれば良い。接着
剤層の厚さは0.1〜50μm程度である。なお、以上
の様に複層から転写層を構成する場合、層間密着力を向
上させる為の易接着層等が有っても良い。
【0042】〔転写シートに用いる支持体シート〕転写
シートは支持体シートと転写移行する転写層とからなる
が、支持体シートは特に限定されず、従来公知の物の中
から用途に応じて選択すれば良い。支持体シートは転写
層との離型性が良い材料が使用される。支持体シート
は、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレート、エチレンテレフタレート−イソフタ
レート共重合体、ポリアリレート等のポリエステル樹
脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテ
ン、オレフィン系熱可塑性エラストマー等のポリオレフ
ィン樹脂、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド、
ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチ
レン−ビニルアルコール共重合体、ポリビニルアルコー
ル、ビニロン等のビニル重合体等の合成樹脂フィルム
(シート)、或いは上質紙、薄葉紙等にポリオレフィン
樹脂やシリコーン樹脂の離型層を積層した塗工紙、グラ
シン紙、硫酸紙等の紙、等による単層体又は積層体を用
いる。支持体シートの厚さは、通常20〜200μmで
ある。
シートは支持体シートと転写移行する転写層とからなる
が、支持体シートは特に限定されず、従来公知の物の中
から用途に応じて選択すれば良い。支持体シートは転写
層との離型性が良い材料が使用される。支持体シート
は、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレート、エチレンテレフタレート−イソフタ
レート共重合体、ポリアリレート等のポリエステル樹
脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテ
ン、オレフィン系熱可塑性エラストマー等のポリオレフ
ィン樹脂、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド、
ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチ
レン−ビニルアルコール共重合体、ポリビニルアルコー
ル、ビニロン等のビニル重合体等の合成樹脂フィルム
(シート)、或いは上質紙、薄葉紙等にポリオレフィン
樹脂やシリコーン樹脂の離型層を積層した塗工紙、グラ
シン紙、硫酸紙等の紙、等による単層体又は積層体を用
いる。支持体シートの厚さは、通常20〜200μmで
ある。
【0043】なお、支持体シートには必要に応じ、転写
層側に転写層との剥離性を向上させる為、支持体シート
の構成要素として離型層を設けても良い。離型層として
は、例えば、シリコーン樹脂、メラミン樹脂、ポリアミ
ド樹脂、ウレタン樹脂、ポリオレフィン樹脂、ワックス
等の単体又はこれらを含む混合物が用いられる。また、
剥離性の調整の為に、支持体の転写層側の面にコロナ処
理、オゾン処理等を行っても良い。
層側に転写層との剥離性を向上させる為、支持体シート
の構成要素として離型層を設けても良い。離型層として
は、例えば、シリコーン樹脂、メラミン樹脂、ポリアミ
ド樹脂、ウレタン樹脂、ポリオレフィン樹脂、ワックス
等の単体又はこれらを含む混合物が用いられる。また、
剥離性の調整の為に、支持体の転写層側の面にコロナ処
理、オゾン処理等を行っても良い。
【0044】〔転写〕木質基材に転写シートを積層し、
転写層を木質基材側に残して支持体シートのみを剥離出
来る程度まで転写層が木質基材に接着後、支持体シート
を剥離する事で、転写層を木質基材に転写する転写法と
しては、特に限定は無い。従来公知の転写法の中から適
宜選定すれば良い。木質基材の被転写面が平面の板材等
に対しては、代表的にはローラ転写法がある。ローラ転
写法は、例えば特公昭60−59876号公報、特開平
5−270199号公報、特開平5−139097号公
報に記載される様に、転写シートを、転写層を基材側に
向けて、支持体シート側から転写ローラを押圧ローラと
して用いて加圧し、転写層が基材に圧着後、支持体シー
トを剥離する転写法である。転写ローラには弾性体ロー
ラを通常使用し、少なくとも表面がゴムからなるゴムロ
ーラを使用する。また、支持体シートの剥離は、転写ロ
ーラの圧開放と同時でも良いし、図3及び図4の様に、
転写ローラ(押圧ローラ)の圧開放後、しばらく経過し
た後でも良い。また、木質基材が柱状物の場合には、複
数の転写ローラにより段階的に小面積毎に転写して行く
所謂ラッピング転写法によれば良い(特公昭59−51
900号公報、特開平5−330013号公報、特公平
3−2666号公報等参照)。また、木質基材が平板等
の場合では、ローラによる円圧、平プレスによる平圧に
よる転写圧でも良い。なお、図3及び図4では、押圧ロ
ーラ11で転写シート積層後、距離を隔てて、剥離ロー
ラ12で支持体シートを剥離する様に図示したが、例え
ば特に熱融着で転写層を接着させる場合等では、支持体
シートの剥離は押圧ローラを剥離ローラとして圧開放直
後に剥離しても良い。また、剥離は手作業で行っても良
い。
転写層を木質基材側に残して支持体シートのみを剥離出
来る程度まで転写層が木質基材に接着後、支持体シート
を剥離する事で、転写層を木質基材に転写する転写法と
しては、特に限定は無い。従来公知の転写法の中から適
宜選定すれば良い。木質基材の被転写面が平面の板材等
に対しては、代表的にはローラ転写法がある。ローラ転
写法は、例えば特公昭60−59876号公報、特開平
5−270199号公報、特開平5−139097号公
報に記載される様に、転写シートを、転写層を基材側に
向けて、支持体シート側から転写ローラを押圧ローラと
して用いて加圧し、転写層が基材に圧着後、支持体シー
トを剥離する転写法である。転写ローラには弾性体ロー
ラを通常使用し、少なくとも表面がゴムからなるゴムロ
ーラを使用する。また、支持体シートの剥離は、転写ロ
ーラの圧開放と同時でも良いし、図3及び図4の様に、
転写ローラ(押圧ローラ)の圧開放後、しばらく経過し
た後でも良い。また、木質基材が柱状物の場合には、複
数の転写ローラにより段階的に小面積毎に転写して行く
所謂ラッピング転写法によれば良い(特公昭59−51
900号公報、特開平5−330013号公報、特公平
3−2666号公報等参照)。また、木質基材が平板等
の場合では、ローラによる円圧、平プレスによる平圧に
よる転写圧でも良い。なお、図3及び図4では、押圧ロ
ーラ11で転写シート積層後、距離を隔てて、剥離ロー
ラ12で支持体シートを剥離する様に図示したが、例え
ば特に熱融着で転写層を接着させる場合等では、支持体
シートの剥離は押圧ローラを剥離ローラとして圧開放直
後に剥離しても良い。また、剥離は手作業で行っても良
い。
【0045】〔エンボス〕本発明ではエンボスは転写層
の転写完了後、つまり支持体シート剥離後である。ま
た、エンボス受容層が硬化性樹脂の場合、エンボス時は
それが完全未硬化状態、或いは一部硬化の半硬化状態
で、まだ熱可塑性を有する状態の時とする。エンボス法
としては特に限定は無く、従来公知のエンボス法で良
い。通常は、エンボス受容層(通常は更に装飾層も)を
加熱軟化させてから、エンボス版で押圧し、賦形する。
エンボス版には、木質基材の形状に応じて、金属製ロー
ラや平板状の版を使用すれば良い。
の転写完了後、つまり支持体シート剥離後である。ま
た、エンボス受容層が硬化性樹脂の場合、エンボス時は
それが完全未硬化状態、或いは一部硬化の半硬化状態
で、まだ熱可塑性を有する状態の時とする。エンボス法
としては特に限定は無く、従来公知のエンボス法で良
い。通常は、エンボス受容層(通常は更に装飾層も)を
加熱軟化させてから、エンボス版で押圧し、賦形する。
エンボス版には、木質基材の形状に応じて、金属製ロー
ラや平板状の版を使用すれば良い。
【0046】〔ラッピング転写とエンボス〕図3で示す
本発明の木質化粧材の製造方法の一形態は、木質基材の
形状は特に限定せずに、転写とエンボスとの関係を中心
に説明する概念図であったが、その形状が柱状の場合の
一形態を、図4の斜視図で概念的に示す。同図に示す方
法は、ラッピング転写法による転写と、該ラッピング転
写法と同様にしてエンボスを連続的に行う方法の一形態
を示す図面である。
本発明の木質化粧材の製造方法の一形態は、木質基材の
形状は特に限定せずに、転写とエンボスとの関係を中心
に説明する概念図であったが、その形状が柱状の場合の
一形態を、図4の斜視図で概念的に示す。同図に示す方
法は、ラッピング転写法による転写と、該ラッピング転
写法と同様にしてエンボスを連続的に行う方法の一形態
を示す図面である。
【0047】図4に於いては、柱状の木質基材Bを、複
数の送りローラ16上に載置して、長手方向に搬送し、
木質基材の搬送速度に同調した速度で、転写シートSを
木質基材に対して供給し、押圧ローラ11a〜11dに
よって転写シートの木質基材への積層を、木質基材の長
手方向に略直交又は直交する方向に向かって、小面積毎
に段階的に行う。同図では木質基材の転写すべき各側面
は、断面が折れ線形状となる様な面であり、各側面は各
々単一の平面を成すので、各側面毎にぞれぞれ専用の押
圧ローラを用いる。またエンボスローラ13a〜13d
も同様である。押圧ローラによる転写シートの積層は、
押圧ローラ11a、押圧ローラ11b、押圧ローラ11
c、押圧ローラ11dの順で転写シートを積層する事
で、隣接する側面に対して小面積毎に順番に段階的に積
層する様にしてある。なお、押圧ローラ(或いはエンボ
スローラ等も)は、木質基材に対し図面手前側に設けた
分のみを図示簡略化の為に表示してある。
数の送りローラ16上に載置して、長手方向に搬送し、
木質基材の搬送速度に同調した速度で、転写シートSを
木質基材に対して供給し、押圧ローラ11a〜11dに
よって転写シートの木質基材への積層を、木質基材の長
手方向に略直交又は直交する方向に向かって、小面積毎
に段階的に行う。同図では木質基材の転写すべき各側面
は、断面が折れ線形状となる様な面であり、各側面は各
々単一の平面を成すので、各側面毎にぞれぞれ専用の押
圧ローラを用いる。またエンボスローラ13a〜13d
も同様である。押圧ローラによる転写シートの積層は、
押圧ローラ11a、押圧ローラ11b、押圧ローラ11
c、押圧ローラ11dの順で転写シートを積層する事
で、隣接する側面に対して小面積毎に順番に段階的に積
層する様にしてある。なお、押圧ローラ(或いはエンボ
スローラ等も)は、木質基材に対し図面手前側に設けた
分のみを図示簡略化の為に表示してある。
【0048】そして、転写シート積層後、同図では、剥
離ローラ12a〜12cによって、転写シートSの支持
体シート6のみを剥離し、この後、エンボスローラ13
a〜13dで各側面にエンボスすれば、木質化粧材Dが
得られる。なお、エンボスローラの配置は、同図の如
く、上記押圧ローラの様に、隣接する側面に対して順番
にエンボスする事は必ずしも必要ない。
離ローラ12a〜12cによって、転写シートSの支持
体シート6のみを剥離し、この後、エンボスローラ13
a〜13dで各側面にエンボスすれば、木質化粧材Dが
得られる。なお、エンボスローラの配置は、同図の如
く、上記押圧ローラの様に、隣接する側面に対して順番
にエンボスする事は必ずしも必要ない。
【0049】なお、同図では、転写時に転写シートに形
成したエンボス受容層中の溶剤分の乾燥、或いは転写シ
ートの予熱は、熱風等を使用した乾燥装置或いは加熱装
置15aで、押圧ローラに供給直前に出来る様にしてあ
る。また、同様に、木質基材Bについても転写時に木質
基材に形成したエンボス受容層中の溶剤分の乾燥、或い
は木質基材の予熱は、上記同様な乾燥装置或いは加熱装
置15aで、押圧ローラに供給直前に出来る様にしてあ
る。
成したエンボス受容層中の溶剤分の乾燥、或いは転写シ
ートの予熱は、熱風等を使用した乾燥装置或いは加熱装
置15aで、押圧ローラに供給直前に出来る様にしてあ
る。また、同様に、木質基材Bについても転写時に木質
基材に形成したエンボス受容層中の溶剤分の乾燥、或い
は木質基材の予熱は、上記同様な乾燥装置或いは加熱装
置15aで、押圧ローラに供給直前に出来る様にしてあ
る。
【0050】なお、転写及びエンボスは、図3及び図4
の概念図で例示の如く、連続して行っても良いが、独立
してオフラインで行っても良い。また、転写シートは、
連続帯状の他に、枚葉で使用しても良い。例えば平プレ
スの場合である。
の概念図で例示の如く、連続して行っても良いが、独立
してオフラインで行っても良い。また、転写シートは、
連続帯状の他に、枚葉で使用しても良い。例えば平プレ
スの場合である。
【0051】〔凹凸模様の凹部への着色インキの付与〕
エンボスで形成された転写層の凹凸模様の凹部には、更
に着色インキを充填して、固化させても良い。特に木目
導管等とする凹部に着色インキを充填し固化させれば、
より意匠感に富んだ木目導管等を表現できる。
エンボスで形成された転写層の凹凸模様の凹部には、更
に着色インキを充填して、固化させても良い。特に木目
導管等とする凹部に着色インキを充填し固化させれば、
より意匠感に富んだ木目導管等を表現できる。
【0052】この為には、後加工として、従来公知のワ
イピング法を利用できる。ワイピング法では、例えばド
クターブレードコート法やナイフコート法等によって、
凹部を含む表面全面に着色インキを塗布した後、凹部以
外の表面から着色インキを除去する事により、凹部内部
のみに着色インキを充填する。充填後は、凹部内の着色
インキを固化する。固化は、溶剤等の揮発成分が有る場
合は乾燥し、揮発成分が無い無溶剤の場合は熱や紫外線
等の電離放射線による硬化反応により硬化し、またこれ
ら乾燥及び硬化の両方により行う。なお、充填は凹部内
の全部でなくても良い。また、着色インキとしては、ビ
ヒクルのバインダーとしてアクリル樹脂、塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体、セルロース系樹脂等の熱可塑性樹
脂、2液硬化型ウレタン樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化
性樹脂、不飽和アクリレート系、エポキシ系等の電離放
射線硬化型樹脂等の従来公知の樹脂を用い、これに着色
剤としてキナクリドン、イソインドリノン等の有機顔
料、カーボンブラック、弁柄等の無機顔料、二酸化チタ
ン被覆雲母箔粉等の光輝性顔料等を配合し、さらに必要
に応じてその他添加剤を配合したインキ、或いはエマル
ション型の水系インキ等を使用する。凹部が木目導管溝
の場合、一般には黒褐色、茶褐色系の色のインキを用い
る。
イピング法を利用できる。ワイピング法では、例えばド
クターブレードコート法やナイフコート法等によって、
凹部を含む表面全面に着色インキを塗布した後、凹部以
外の表面から着色インキを除去する事により、凹部内部
のみに着色インキを充填する。充填後は、凹部内の着色
インキを固化する。固化は、溶剤等の揮発成分が有る場
合は乾燥し、揮発成分が無い無溶剤の場合は熱や紫外線
等の電離放射線による硬化反応により硬化し、またこれ
ら乾燥及び硬化の両方により行う。なお、充填は凹部内
の全部でなくても良い。また、着色インキとしては、ビ
ヒクルのバインダーとしてアクリル樹脂、塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体、セルロース系樹脂等の熱可塑性樹
脂、2液硬化型ウレタン樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化
性樹脂、不飽和アクリレート系、エポキシ系等の電離放
射線硬化型樹脂等の従来公知の樹脂を用い、これに着色
剤としてキナクリドン、イソインドリノン等の有機顔
料、カーボンブラック、弁柄等の無機顔料、二酸化チタ
ン被覆雲母箔粉等の光輝性顔料等を配合し、さらに必要
に応じてその他添加剤を配合したインキ、或いはエマル
ション型の水系インキ等を使用する。凹部が木目導管溝
の場合、一般には黒褐色、茶褐色系の色のインキを用い
る。
【0053】なお、凹部内に着色インキを付与するに
は、所謂バレープリントで行っても良い。バーレプリン
トでは、エンボス版の凸部に着色インキを付着させ、エ
ンボスによる凹凸模様の付与と同時に、凹凸模様の凹部
内部に着色インキを付与できる。しかも、エンボス版と
被エンボス面(転写層)との間に着色用転写シートを介
する必要も無いので、凹部内に着色インキを付与しても
シャープな形状のエンボスが可能である。その結果、リ
アルで高意匠の木質化粧材が得られる。着色インキは上
記ワイピング法で列記した様な物が使用でき、例えば、
バインダーにウレタン樹脂を用いたビヒクルにカーボン
ブラックを着色剤として添加してなるインキ等を、木目
導管溝等の凹凸模様に使用する。
は、所謂バレープリントで行っても良い。バーレプリン
トでは、エンボス版の凸部に着色インキを付着させ、エ
ンボスによる凹凸模様の付与と同時に、凹凸模様の凹部
内部に着色インキを付与できる。しかも、エンボス版と
被エンボス面(転写層)との間に着色用転写シートを介
する必要も無いので、凹部内に着色インキを付与しても
シャープな形状のエンボスが可能である。その結果、リ
アルで高意匠の木質化粧材が得られる。着色インキは上
記ワイピング法で列記した様な物が使用でき、例えば、
バインダーにウレタン樹脂を用いたビヒクルにカーボン
ブラックを着色剤として添加してなるインキ等を、木目
導管溝等の凹凸模様に使用する。
【0054】以上の様にして、エンボスで得られる凹凸
模様の凹部内に着色インキを付与すれば、エンボスによ
る凹部のみが他と区別されて着色した装飾模様が得られ
為に、導管等の表現に於いてより優れた意匠感が得られ
る。
模様の凹部内に着色インキを付与すれば、エンボスによ
る凹部のみが他と区別されて着色した装飾模様が得られ
為に、導管等の表現に於いてより優れた意匠感が得られ
る。
【0055】〔木質化粧材の用途〕木質化粧材の用途は
特に制限は無い。例えば、窓枠、扉、手摺、敷居、鴨居
等の建具、壁面、天井、床等の建築物の内装材、外壁、
塀、屋根、門扉、破風板等の外装材、箪笥等の家具、或
いはテレビ受像機等の弱電・OA機器のキャビネットの
表面化粧材、自動車、電車、航空機、船舶等の乗物内装
材、小物入れ等の容器等として用いる。
特に制限は無い。例えば、窓枠、扉、手摺、敷居、鴨居
等の建具、壁面、天井、床等の建築物の内装材、外壁、
塀、屋根、門扉、破風板等の外装材、箪笥等の家具、或
いはテレビ受像機等の弱電・OA機器のキャビネットの
表面化粧材、自動車、電車、航空機、船舶等の乗物内装
材、小物入れ等の容器等として用いる。
【0056】
【実施例】以下、本発明を実施例によって、更に具体的
に説明する。
に説明する。
【0057】〔実施例1〕厚さ25μmの2軸延伸ポリ
エチレンテレフタレートフィルムからなる支持体シート
の片面に、ポリメチルメタクリレートからなる厚さ1μ
mの剥離層を全面にグラビア印刷で形成した。更にその
上の全面に、アクリルポリオールとヘキサメチレンジイ
ソシアネートとからなる2液硬化型ウレタン樹脂系イン
キをグラビア印刷して、易接着層を形成した。そして、
この上に、バインダーはアクリル樹脂で、着色顔料はカ
ーボンブラック、キナクリドン、イソインドリノン及び
フタロシアニンブルーからなる着色インキで、オーク柄
の木目模様の装飾層をグラビア印刷で形成した。更に、
エンボス受容層として、ダイマー酸とエチレンジアミン
との縮合物からなるポリアミド28重量部、酸化チタン
21.5重量部、キシレン32重量部、イソブタノール
18重量部、マイクロシリカ0.5重量部からなる塗工
液をロールコートで塗布後、140℃で20秒間乾燥し
て指触乾燥し、塗布量70g/m2 (固形分基準)の接
着剤層を兼用するエンボス受容層を塗工形成し、巻き取
って、剥離層、易接着層、装飾層及びエンボス受容層か
らなる転写層を有する転写シートとした。
エチレンテレフタレートフィルムからなる支持体シート
の片面に、ポリメチルメタクリレートからなる厚さ1μ
mの剥離層を全面にグラビア印刷で形成した。更にその
上の全面に、アクリルポリオールとヘキサメチレンジイ
ソシアネートとからなる2液硬化型ウレタン樹脂系イン
キをグラビア印刷して、易接着層を形成した。そして、
この上に、バインダーはアクリル樹脂で、着色顔料はカ
ーボンブラック、キナクリドン、イソインドリノン及び
フタロシアニンブルーからなる着色インキで、オーク柄
の木目模様の装飾層をグラビア印刷で形成した。更に、
エンボス受容層として、ダイマー酸とエチレンジアミン
との縮合物からなるポリアミド28重量部、酸化チタン
21.5重量部、キシレン32重量部、イソブタノール
18重量部、マイクロシリカ0.5重量部からなる塗工
液をロールコートで塗布後、140℃で20秒間乾燥し
て指触乾燥し、塗布量70g/m2 (固形分基準)の接
着剤層を兼用するエンボス受容層を塗工形成し、巻き取
って、剥離層、易接着層、装飾層及びエンボス受容層か
らなる転写層を有する転写シートとした。
【0058】次に、図3に示す様な処理手順で行う装置
で、上記転写シートSを用いて、MDFからなる平板状
の木質基材Bに対して、送り速度8m/分で、鉄芯の表
面をシリコーンゴムで被覆した表面温度170℃の押圧
ローラ11で押圧して積層後、剥離ローラ12で支持体
シートのみを剥離し、続けて、多数の導管溝状の凸部
(最大高さが70μm)が形成された金属製のエンボス
ローラ(表面温度80℃)にて、転写された転写層の上
からエンボス受容層にまで達するエンボス加工を行っ
た。その結果、装飾層による木目柄のみならず、木質意
匠に特徴的な導管溝の凹凸模様もエンボスで形成されて
おり、リアルで高意匠な木質化粧材(板)が得られた。
で、上記転写シートSを用いて、MDFからなる平板状
の木質基材Bに対して、送り速度8m/分で、鉄芯の表
面をシリコーンゴムで被覆した表面温度170℃の押圧
ローラ11で押圧して積層後、剥離ローラ12で支持体
シートのみを剥離し、続けて、多数の導管溝状の凸部
(最大高さが70μm)が形成された金属製のエンボス
ローラ(表面温度80℃)にて、転写された転写層の上
からエンボス受容層にまで達するエンボス加工を行っ
た。その結果、装飾層による木目柄のみならず、木質意
匠に特徴的な導管溝の凹凸模様もエンボスで形成されて
おり、リアルで高意匠な木質化粧材(板)が得られた。
【0059】〔実施例2〕実施例1に於いて、転写シー
トには予めエンボス受容層は形成していないシートを用
いて、転写シートの転写時に塗工装置14(図3参照)
で転写シートに形成し、乾燥装置15で溶剤を必要量乾
燥後、残っている溶剤によりエンボス受容層が粘着性を
有している状態で、インラインで転写し、引き続きエン
ボス受容層にまで達するエンボスを行った。その結果、
実施例1同様に、木目柄及びエンボスによる導管溝の凹
凸模様により、リアルで高意匠な木質化粧材(板)が得
られた。
トには予めエンボス受容層は形成していないシートを用
いて、転写シートの転写時に塗工装置14(図3参照)
で転写シートに形成し、乾燥装置15で溶剤を必要量乾
燥後、残っている溶剤によりエンボス受容層が粘着性を
有している状態で、インラインで転写し、引き続きエン
ボス受容層にまで達するエンボスを行った。その結果、
実施例1同様に、木目柄及びエンボスによる導管溝の凹
凸模様により、リアルで高意匠な木質化粧材(板)が得
られた。
【0060】〔実施例3〕厚さ26μmの2軸延伸ポリ
エチレンテレフタレートフィルムからなる支持体シート
の片面に、平均粒径5μmの球状α−アルミナ粒子を樹
脂分に対して10重量%及び1−ヒドロキシシクロフェ
ニルケトンからなる光反応開始剤2重量%を含むウレタ
ンアクリレート樹脂の未硬化物からなるインキを厚さ1
0μm(固形分基準)で全面にロールコートした。そし
て、この上に、バインダーは2液硬化型ウレタン樹脂、
着色顔料はカーボンブラック、キナクリドン、イソイン
ドリノン及びフタロシアニンブルーからなる着色インキ
で、オーク柄の木目模様の装飾層をグラビア印刷で形成
した。また、柄には二酸化チタン被覆雲母箔粉のパール
顔料を含有するインキも使用して、木肌の照りも表現で
きる様にした。そして、装飾層の形成後、支持体シート
側から紫外線を照射し(80W/cm、2灯)、前記ウ
レタンアクリレート樹脂の塗布層を硬化させて剥離層と
し、剥離層及び装飾層からなる転写層を有する転写シー
トを用意した。
エチレンテレフタレートフィルムからなる支持体シート
の片面に、平均粒径5μmの球状α−アルミナ粒子を樹
脂分に対して10重量%及び1−ヒドロキシシクロフェ
ニルケトンからなる光反応開始剤2重量%を含むウレタ
ンアクリレート樹脂の未硬化物からなるインキを厚さ1
0μm(固形分基準)で全面にロールコートした。そし
て、この上に、バインダーは2液硬化型ウレタン樹脂、
着色顔料はカーボンブラック、キナクリドン、イソイン
ドリノン及びフタロシアニンブルーからなる着色インキ
で、オーク柄の木目模様の装飾層をグラビア印刷で形成
した。また、柄には二酸化チタン被覆雲母箔粉のパール
顔料を含有するインキも使用して、木肌の照りも表現で
きる様にした。そして、装飾層の形成後、支持体シート
側から紫外線を照射し(80W/cm、2灯)、前記ウ
レタンアクリレート樹脂の塗布層を硬化させて剥離層と
し、剥離層及び装飾層からなる転写層を有する転写シー
トを用意した。
【0061】そして、上記転写シートの転写時に、ホッ
トメルト用加温ロールコータ機からなる塗工装置14
(図3参照)で、転写シートの転写層面にエンボス受容
層をホットメルト塗工で厚み50μmに塗工形成した。
エンボス受容層には湿気硬化型1液ウレタン樹脂(積水
化成工業株式会社製、商品名「エスダイン9623」)
からなる接着剤を用いた。エンボス受容層形成後の転写
シートは、続いて、鉄芯の表面をゴムで被覆した表面温
度60℃の押圧ローラ11で送り速度5m/分で押圧し
て積層後、剥離ローラ12で支持体シートのみを剥離し
て転写完了後に、更に続けて、実施例1同様にしてエン
ボスローラ(表面温度80℃)にて、転写された転写層
の上からエンボス受容層にまで達するエンボスを行っ
た。その結果、装飾層による木目柄のみならず、木質意
匠に特徴的な導管溝の凹凸模様もエンボスで形成されて
おり、リアルで高意匠な木質化粧材(板)が得られた。
また、最外層となる剥離層中のアルミナの効果で、耐擦
傷性、耐摩耗性等の表面物性も良好であった。さらに、
この木質化粧材の凹凸模様の凹部内に、ブラシ法による
ワイピング加工で、2液硬化型ウレタン樹脂系の黒色の
着色インキを充填した。その結果、より高意匠な木質化
粧材(板)が得られた。
トメルト用加温ロールコータ機からなる塗工装置14
(図3参照)で、転写シートの転写層面にエンボス受容
層をホットメルト塗工で厚み50μmに塗工形成した。
エンボス受容層には湿気硬化型1液ウレタン樹脂(積水
化成工業株式会社製、商品名「エスダイン9623」)
からなる接着剤を用いた。エンボス受容層形成後の転写
シートは、続いて、鉄芯の表面をゴムで被覆した表面温
度60℃の押圧ローラ11で送り速度5m/分で押圧し
て積層後、剥離ローラ12で支持体シートのみを剥離し
て転写完了後に、更に続けて、実施例1同様にしてエン
ボスローラ(表面温度80℃)にて、転写された転写層
の上からエンボス受容層にまで達するエンボスを行っ
た。その結果、装飾層による木目柄のみならず、木質意
匠に特徴的な導管溝の凹凸模様もエンボスで形成されて
おり、リアルで高意匠な木質化粧材(板)が得られた。
また、最外層となる剥離層中のアルミナの効果で、耐擦
傷性、耐摩耗性等の表面物性も良好であった。さらに、
この木質化粧材の凹凸模様の凹部内に、ブラシ法による
ワイピング加工で、2液硬化型ウレタン樹脂系の黒色の
着色インキを充填した。その結果、より高意匠な木質化
粧材(板)が得られた。
【0062】
【発明の効果】本発明の木質化粧材によれば、装飾層の
下方に設けるエンボス受容層の存在により、たとえ木質
基材が硬質でエンボス出来ない基材であっても、深いエ
ンボスを付与できる。しかも、エンボス受容層の為に、
エンボスされた凹凸模様はシャープな形状も可能であ
る。従って、高意匠の化粧材にできる。
下方に設けるエンボス受容層の存在により、たとえ木質
基材が硬質でエンボス出来ない基材であっても、深いエ
ンボスを付与できる。しかも、エンボス受容層の為に、
エンボスされた凹凸模様はシャープな形状も可能であ
る。従って、高意匠の化粧材にできる。
【0063】また、本発明の木質化粧材の製造方法は、
装飾層の転写完了後の転写シートの支持体シート剥離後
に、転写された装飾層の上からエンボスし、転写シート
を間に介する事なくエンボスするので、シャープで深い
エンボスを付与できる。また、装飾層形成をラミネ−ト
では無く転写で形成するので、剥離した支持体シートは
回収再利用も出来、省資源的である。しかも、エンボス
受容層も転写シート側から転写により木質化粧材に付与
する製造方法とすれば、転写後には装飾層の下に存在す
るエンボス受容層の効果と相まって、たとえ木質基材が
硬質でエンボス出来ない物でも、シャープで深いエンボ
スを付与できる。
装飾層の転写完了後の転写シートの支持体シート剥離後
に、転写された装飾層の上からエンボスし、転写シート
を間に介する事なくエンボスするので、シャープで深い
エンボスを付与できる。また、装飾層形成をラミネ−ト
では無く転写で形成するので、剥離した支持体シートは
回収再利用も出来、省資源的である。しかも、エンボス
受容層も転写シート側から転写により木質化粧材に付与
する製造方法とすれば、転写後には装飾層の下に存在す
るエンボス受容層の効果と相まって、たとえ木質基材が
硬質でエンボス出来ない物でも、シャープで深いエンボ
スを付与できる。
【図1】本発明の木質化粧材の形態例を示す断面図。
【図2】本発明の木質化粧材の製造方法で使用し得る転
写シートを例示する断面図。
写シートを例示する断面図。
【図3】本発明の木質化粧材の製造方法を概念的に説明
する概念図。
する概念図。
【図4】本発明の木質化粧材の製造方法として、ラッピ
ング転写法で行う場合を概念的に説明する概念図(斜視
図)。
ング転写法で行う場合を概念的に説明する概念図(斜視
図)。
1 エンボス受容層 2 装飾層 3 凹凸模様 4 透明層 5 接着剤層 6 支持体シート 7 転写層 8 剥離層 11、11a〜11d 押圧ローラ 12、12a〜12c 剥離ローラ 13、13a〜13d エンボスローラ 14 エンボス受容層形成手段(塗工装置等) 15、15a、15b 加熱装置、乾燥装置 16 送りローラ B 木質基材 D 木質化粧材 Ra 巻出ロール Rb 巻取ロール S 転写シート
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B44C 1/24 B44C 1/24 B
Claims (3)
- 【請求項1】 木質基材上に、少なくともエンボス時に
は熱可塑性であるエンボス受容層、装飾層の少なくとも
2層がこの順に積層されてなる木質化粧材であって、凹
凸模様が装飾層に形成され更にエンボス受容層まで達し
ている、木質化粧材。 - 【請求項2】 支持体シートに転写層として少なくとも
装飾層が積層されてなる転写シートを用いて、該転写層
を木質基材に転写完了後、支持体シート剥離後の転写さ
れた転写層にエンボスを施す、木質化粧材の製造方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の木質化粧材の製造方法に
おいて、支持体シートに転写層として、装飾層及び少な
くともエンボス時には熱可塑性であるエンボス受容層の
少なくとも2層がこの順に積層されてなる転写シートを
用いて、該転写層を木質基材に転写完了後、支持体シー
ト剥離後の転写された転写層にエンボスにより、エンボ
ス受容層が熱可塑性状態に於いて該エンボス受容層にま
で達する凹凸模様を施す、木質化粧材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15396998A JPH11321195A (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | 木質化粧材及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15396998A JPH11321195A (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | 木質化粧材及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11321195A true JPH11321195A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15574042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15396998A Withdrawn JPH11321195A (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | 木質化粧材及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11321195A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001277456A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 建築部材、造作部材、化粧扉、床板および製造方法 |
| JP2002356096A (ja) * | 2001-05-31 | 2002-12-10 | Lonseal Corp | 装飾シートの製造方法 |
| JP2003011595A (ja) * | 2001-07-02 | 2003-01-15 | Yamaha Livingtec Corp | 化粧材の加飾方法及びその化粧材 |
| JP2009067013A (ja) * | 2007-09-18 | 2009-04-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 中間転写記録媒体、及び転写された被転写体 |
| JP2009143192A (ja) * | 2007-12-18 | 2009-07-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 記録媒体 |
| DE10018875C5 (de) * | 2000-04-14 | 2018-12-13 | Pfleiderer Leutkirch GmbH | Verfahren zur Herstellung einer Verbundplatte |
| CN109367267A (zh) * | 2018-12-18 | 2019-02-22 | 佛山市长盛兴隆装饰材料有限公司 | 一种仿木制家具开放漆木纹的转印纸/膜及其制备方法及木纹承印物 |
| CN109367268A (zh) * | 2018-12-18 | 2019-02-22 | 佛山市长盛兴隆装饰材料有限公司 | 一种高仿真木纹转印膜及其制备方法和木纹承印物 |
-
1998
- 1998-05-19 JP JP15396998A patent/JPH11321195A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001277456A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 建築部材、造作部材、化粧扉、床板および製造方法 |
| DE10018875C5 (de) * | 2000-04-14 | 2018-12-13 | Pfleiderer Leutkirch GmbH | Verfahren zur Herstellung einer Verbundplatte |
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| JP2009067013A (ja) * | 2007-09-18 | 2009-04-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 中間転写記録媒体、及び転写された被転写体 |
| JP2009143192A (ja) * | 2007-12-18 | 2009-07-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 記録媒体 |
| CN109367267A (zh) * | 2018-12-18 | 2019-02-22 | 佛山市长盛兴隆装饰材料有限公司 | 一种仿木制家具开放漆木纹的转印纸/膜及其制备方法及木纹承印物 |
| CN109367268A (zh) * | 2018-12-18 | 2019-02-22 | 佛山市长盛兴隆装饰材料有限公司 | 一种高仿真木纹转印膜及其制备方法和木纹承印物 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050802 |