JPH1132165A - フイルム搬送装置 - Google Patents

フイルム搬送装置

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JPH1132165A
JPH1132165A JP9187045A JP18704597A JPH1132165A JP H1132165 A JPH1132165 A JP H1132165A JP 9187045 A JP9187045 A JP 9187045A JP 18704597 A JP18704597 A JP 18704597A JP H1132165 A JPH1132165 A JP H1132165A
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JP
Japan
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film
capstan
reel
take
cartridge
Prior art date
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Application number
JP9187045A
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English (en)
Inventor
Masaaki Orimoto
正明 織本
Makoto Nakazawa
誠 中澤
Shigeru Kondo
茂 近藤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キャプスタンへのフイルムの巻付角を大きくし
て強い圧着力や無理な屈曲を与えず、フイルムの損傷を
防止しつつ、充分なフイルム搬送力を得る。 【解決手段】フイルムカートリッジ12を基点として、
キャプスタン28の回転中心28Aが巻取リール16の
回転中心16Aよりも遠方になるようにキャプスタン2
8を配置する。フイルムカートリッジ12から送り出さ
れたフイルムは、キャプスタン28の周面に巻き付くよ
うに係合し、該キャプスタン28によってフイルム軌道
が折り曲げられて巻取リール16に達する。これによ
り、特別な部材を付加することなく、キャプスタン28
へのフイルムの巻付角を大きくすることができ、ピンチ
ローラ30の圧着力が比較的小さくても、充分な搬送力
を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフイルム搬送装置に
係り、特にフイルムカートリッジに収納された現像済み
写真フイルムをフイルムカートリッジから送り出しなが
ら、そのコマ画像をラインセンサで読み取るようにした
フイルムスキャナに適用されるフイルム搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、写真フイルムがフイルムカートリ
ッジ内に全て収納された新写真システム用のフイルムが
提案され、かかるフイルムカートリッジを利用するカメ
ラやフイルムスキャナが提案されている(特開平8−6
9026号公報)。この種のカメラやフイルムスキャナ
に適用されるフイルム搬送装置は、フイルムカートリッ
ジと巻取リールとの間の空間にキャプスタン及びピンチ
ローラが配置され、フイルムカートリッジから巻取リー
ルに至るまで略直線上の経路でフイルムを搬送してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フイルム搬送装置では、ピンチローラの圧着力を大きく
しなければ、十分な搬送力が得られず、エネルギーロス
が大きいという欠点がある。また、所定の間隔で配置さ
れた2つのピンチローラによってフイルムをキャプスタ
ンローラに押し付け、キャプスタンローラへの巻き付け
角を大きくして搬送力を高める方法(所謂、ダブルピン
チローラ)も知られているが、かかる方法では、フイル
ムの屈曲が大きくなってフイルムを傷め易いという問題
がある。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みて成された
もので、キャプスタンの駆動力でフイルムを搬送するに
あたり、強い圧着力や無理な屈曲を与えず、フイルムの
損傷を防止しつつ、充分なフイルム搬送力を得ることが
できるフイルム搬送装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、フイルムカートリッジが装填されるフイルム
供給部と、前記フイルム供給部に装填されたフイルムカ
ートリッジから供給されたフイルムを巻き取る巻取リー
ルと、モータの駆動力によって駆動され前記フイルムを
ピンチローラと共に挟持してフイルムを送り方向又は巻
戻し方向に搬送するキャプスタンと、から成るフイルム
搬送装置において、前記キャプスタンへのフイルムの巻
付角を大きくするように前記キャプスタンの回転中心を
前記巻取リールの回転中心よりも前記フイルム供給部か
ら遠方に配置したことを特徴としている。
【0006】本発明によれば、フイルム供給部に装填さ
れたフイルムカートリッジから送り出されたフイルム
は、キャプスタンを経由して巻取リールに巻き取られ
る。このとき、フイルムカートリッジを基点として、キ
ャプスタンの回転中心は巻取リールの回転中心よりも遠
くに設けられているので、フイルムカートリッジから送
り出されたフイルムは、キャプスタンの周面に巻き付く
ように係合し、該キャプスタンによってフイルム軌道が
折り曲げられて巻取リールに達する。
【0007】これにより、特別な部材を付加することな
く、キャプスタンへのフイルムの巻付角を大きくするこ
とができ、ピンチローラの圧着力が比較的小さくても、
充分な搬送力を得ることができる。従って、装置も大型
化せず、且つ、省電力化を図ることができる。また、フ
イルムに無理な屈曲を与えることなく、フイルムのカー
ルと同方向のフイルム経路を形成できるので、フイルム
ダメージが少ないという利点がある。
【0008】更に、本発明の他の態様によれば、フイル
ムの磁気記録層に作用する磁気ヘッドを備えたフイルム
搬送装置において、フイルム供給部とキャプスタンの間
に磁気ヘッドを配設し、キャプスタンの回転中心を磁気
ヘッドのフイルム当接面よりも磁気ヘッド寄りの位置に
配置している。これにより、フイルムカートリッジから
送り出されたフイルムは磁気ヘッドを巻き込むようにし
てキャプスタンに達し、磁気ヘッドへのフイルムの巻付
角を大きくすることができる。従って、磁気ヘッドがフ
イルムの磁気記録層に確実に作用し、磁気情報の読み込
み又は書き込み時のエラーを防ぐことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るフイルム搬送装置の好ましい実施の形態について詳説
する。図1には、本発明に係るフイルム搬送装置をフイ
ルムスキャナに適用した例が示されている。このフイル
ムスキャナ10は主として、フイルムカートリッジ12
が装填されるフイルム供給部14、巻取リール16を含
むフイルム巻取部18、前記フイルム供給部14及びフ
イルム巻取部18間において写真フイルム44(図1中
不図示)を案内するフイルムガイド部20、照明用ラン
プ22、撮像光学系24、及び磁気記録再生部26等か
ら構成される。
【0010】図中巻取リール16の左上方にはキャプス
タン28が配設され、写真フイルム44は該キャプスタ
ン28の周面に巻き付くようにしてキャプスタン28と
係合される。そして、このキャプスタン28によってフ
イルム搬送経路が折り曲げられ、写真フイルム44は巻
取リール16へと導かれる。前記キャプスタン28に対
向してピンチローラ30が設けられ、該ピンチローラ3
0はレバー部材32の先端部に支持されている。レバー
部材32は軸34を中心に揺動可能であり、バネ36に
よって前記ピンチローラ30がキャプスタン28に当接
する方向に付勢されている。また、レバー部材32の他
方の先端部にはカムフォロワ38が設けられ、このカム
フォロワ38は後述するモードモータ72の駆動力によ
って駆動される図示せぬカムに係合している。
【0011】かかる機構により、モードモータ72の駆
動力が前記カムに伝達され、このカムに従動するカムフ
ォロワ38によってレバー部材32が揺動する。このレ
バー部材32の揺動によって、ピンチローラ30の圧着
/退避が行われる。フイルム搬送時には、ピンチローラ
30をキャプスタン28に圧着させて、写真フイルム4
4を搬送駆動し、また、フイルムカートリッジ12を排
出して主電源をオフする際には、ピンチローラ30の圧
着を解除して、キャプスタン28の変形を防止する。
【0012】図中符号40、41は、フイルム押付けロ
ーラであり、キャプスタン28から送られてくる写真フ
イルム44を巻取リール16の周面に押し付けるよう
に、巻取リール16の径方向に付勢されている。このフ
イルムスキャナ10に使用される現像済みの写真フイル
ム44は、例えば、図2に示すように各コマ毎にパーフ
ォレーション44Aが穿設されており、単一のスプール
12Aを有するフイルムカートリッジ12内に全て巻き
取ることができるようになっている。フイルムカートリ
ッジ12のフイルム送出口には図示しない遮光ドア(ラ
イトロックドア)が開閉自在に設けられており、この遮
光ドアは図示せぬライトロックドアドライバー(LLD
ドライバー)を介して開閉駆動される。
【0013】写真フイルム44の全面には、薄い(透明
な)磁気記録層がコーティングされており、写真フイル
ム44の縁部に各コマに対応した磁気情報を記録する磁
気記録領域45が定められている。磁気記録領域45に
記録される情報としては、例えば、撮影日/時刻、露光
制御データ、ハイビジョン画像、パノラマ画像及び標準
画像のいずれかを示すプリントフォーマット、その他、
カメラによって多種類の情報が磁気情報として記録され
る。また、このフイルムスキャナ10によってプリント
注文情報(焼増しコマ、プリント枚数、トリミング情報
等)や、フイルム自動再生情報等が磁気情報として記録
される。
【0014】また、第1コマよりもフイルム先端側のリ
ーダ部に設けられた磁気記録領域45A、45Aをリー
ダトラックといい、主としてフイルム全体に関する情報
が記録され、その情報はラボにおいて利用される。図1
において、照明用ランプ22は、その長手方向がフイル
ムの搬送方向と直交するように配設され、写真フイルム
44の全幅にわたって照明できるようになっている。こ
の照明用ランプ22の前後には、ローラ47、48が設
けられ、これらのローラ47、48によってフイルム搬
送時の摩擦によるフイルム損傷を防止するとともに、写
真フイルム44を屈曲させてカールを規制し、読取部分
のフイルム面が平らになるようにしている。
【0015】撮像光学系24は、ミラー50、レンズ5
2及びCCDラインセンサ54から成り、写真フイルム
44を透過した透過光は、レンズ52を介してCCDラ
インセンサ54の受光面に結像される。このCCDライ
ンセンサ54の受光面に結像された画像光は、R,G,
Bフィルタが設けられた各センサで電荷蓄積され、光の
強さに応じた量のR,G,Bの信号電荷に変換される。
その後、公知の信号処理手段を経て、例えば、NTSC
方式の複合映像信号によって変換されて図示しないテレ
ビモニタに出力される。これにより、写真フイルム44
に写されたコマ画像をテレビモニタによって見ることが
できる。
【0016】磁気記録再生部26は、再生ヘッド56と
記録ヘッド58を有し、前記各ヘッドと対向する位置に
はローラ60、62が配設されている。再生ヘッド56
と記録ヘッド58とはともに保持部材64に支持されて
おり、両者は互いに近接し、ヘッド面が広がるようにV
字型に配置されている。この保持部材64は軸66を中
心に回動自在に支持されており、モードモータ72の駆
動力が図示せぬ駆動機構によって伝達されることによっ
て回動する。そして、この回動動作によって、記録ヘッ
ド58を写真フイルム44の磁気記録領域45に作用さ
せる記録状態、再生ヘッド56を前記磁気記録領域45
に作用させる再生状態、記録ヘッド58及び再生ヘッド
56を共に写真フイルム44の磁気記録層から退避させ
る退避状態の3状態を取り得る。
【0017】尚、符号65は、写真フイルム44の端面
(エッジ)と摺接するエッジ規制部材であり、磁気情報
の記録再生時には該エッジ規制部材65でフイルムエッ
ジの位置を規制してフイルムの蛇行を防止し、磁気記録
領域45に再生ヘッド56、記録ヘッド58を確実に接
触させるようになっている。前記再生ヘッド56及び記
録ヘッド58とにそれぞれ対向して配置されたローラ6
0、62は、フイルムの搬送方向に直交して(フイルム
の幅方向に平行に)設けられ、各ローラ60、62は共
通の支持枠68に回動自在に支持されている。ローラ6
0、62を保持した支持枠68の両脇には円柱状のボス
68a、68aが形成され、これらボス68a、68a
が図示せぬ軸受に支持される。これにより、記録ヘッド
58及び再生ヘッド56の圧着力によって各ローラ6
0、62の接触面がヘッド面に習うようになっている。
尚、ローラ60、62に代えて、パッドを用いてもよ
い。
【0018】このフイルムスキャナ10では、フイルム
ローディング時に全コマ分のフイルムを順方向に搬送
し、再生ヘッド56を介して写真フイルム44の磁気記
録領域45から磁気情報の読み取りを行い、また、磁気
情報の変更がある場合には、フイルムカートリッジ12
のイジェクト時に、全コマ分のフイルムを逆方向に搬送
し、記録ヘッド58を介して磁気情報を前記磁気記録領
域45に上書き記録するようになっている。
【0019】写真フイルム44の磁気記録領域45に記
録された磁気情報を再生ヘッド46で読み込む際にはフ
イルムの搬送速度を一定に保つ必要性があることから、
写真フイルム44の第1コマに対応する磁気記録領域4
5に再生ヘッド56が作用する時には、写真フイルム4
4がキャプスタン28に係合して、キャプスタン28の
駆動力によって写真フイルム44が定速搬送されること
が要求される。かかる要請から、再生ヘッド56とキャ
プスタン28との位置関係(配置間隔)が定められる。
【0020】また、図1において、キャプスタン28の
回転中心28Aは、再生ヘッド56、記録ヘッド58の
フイルム当接面よりも距離dだけ上側の位置に配置され
ており(図4参照)、フイルムカートリッジ12から送
出された写真フイルム44は記録ヘッド58を通過後、
キャプスタン28に向かって図1中左上方向に傾斜した
フイルム軌道に沿って搬送される。かかるフイルム軌道
を形成することによって、記録ヘッド58、再生ヘッド
56へのフイルムの巻付角を大きくし、記録再生時のエ
ラーを防止している。
【0021】図3は、図1に示したフイルムスキャナ1
0に組み込まれたフイルム搬送装置の概略平面図であ
る。フイルム搬送装置は、主としてフイルムカートリッ
ジ12が装填されるフイルム供給部14と、このフイル
ム供給部14から供給される写真フイルム44を巻き取
る巻取リール16と、前記フイルム供給部14、巻取リ
ール16間において写真フイルム44を案内するフイル
ムガイド部20と、図1で説明したキャプスタン28及
びピンチローラ30と、フイルム駆動モータ70、モー
ドモータ72、及びギヤボックス74等から構成され
る。
【0022】フイルム駆動モータ70の回転駆動力は、
ギヤボックス74に収納された図示せぬギヤ列を介して
巻取リール16、キャプスタン28及びフイルムカート
リッジ12のスプール12Aと嵌合するスプールギヤ7
5にそれぞれ伝達される。他方、モードモータ72は、
上述のようにピンチローラ30の圧着/退避の駆動力を
与える他、詳しくは図示されていないが、ギヤボックス
74内のギヤ列の動力伝達経路の切り換え、記録ヘッド
58及び再生ヘッド56の圧着/退避、フイルムカート
リッジ12の遮光ドアの開閉等の駆動力を与える。
【0023】また、フイルム搬送路中、記録ヘッド58
と再生ヘッド56との間の区間には、パーフォレーショ
ン44Aを検出する反射型フォトセンサ76が設けら
れ、該反射型フォトセンサ76の検出に基づいて磁気情
報の記録及び再生のタイミングが制御されている。同図
中、符号77もパーフォレーション44Aを検出する反
射型フォトセンサであり、このセンサの検出に基づいて
CCDラインセンサ14による画像読み取りのタイミン
グが制御される。
【0024】次に、上記の如く構成されたフイルム搬送
装置の作用について図4を参照しながら説明する。フイ
ルムカートリッジ12をフイルム供給部14に装填した
後、フイルム駆動モータ70を駆動して、フイルムカー
トリッジ12のスプール12A及びキャプスタン28を
それぞれ図4上で反時計回転方向に回転させる。フイル
ムカートリッジ12のスプール12Aが反時計回転方向
に回転すると、フイルムカートリッジ12内において巻
き緩みの現象が生じてフイルムカートリッジ12から写
真フイルム44が送り出されてくる。
【0025】フイルムカートリッジ12から送り出され
た写真フイルム44は、ローラ47、48の段差によっ
てフイルムのカールが規制され、照明用ランプ22で照
明される画像読込部の平面性が確保されるようになって
いる。スプール12Aの駆動力によって写真フイルム4
4が送り出され、写真フイルム44の先端部がキャプス
タン28に達すると、写真フイルム44はキャプスタン
28とピンチローラ30とによって挟持される。その
後、フイルム搬送の主体はキャプスタン28及びピンチ
ローラ30に移行する。写真フイルム44はキャプスタ
ン28の周面に巻き付くようにキャプスタン28と係合
し、該キャプスタン28によってフイルム軌道が図4中
下方に折り曲げられて巻取リール16へと導かれる。
【0026】キャプスタン28を通過した写真フイルム
44は、フイルム押付けローラ40、41に案内されて
巻取リール16の周面に到達し、フイルム押付けローラ
40、41によって巻取リール16の周面に押さえ付け
られる(図1参照)。そして、巻取リール16が図3上
で反時計回転方向に駆動されることにより、写真フイル
ム44は巻取リール16との摩擦力によって巻取リール
16に巻き取られる。
【0027】その後、フイルムカートリッジ12のスプ
ール12Aに伝達されていた駆動力を切り離し、キャプ
スタン28の搬送力と巻取リール16の回転力によって
写真フイルム44を巻取リール16に巻き取っていく。
こうして写真フイルム44はフイルムカートリッジ12
から巻取リール16に向かって(順方向に)搬送され
る。
【0028】尚、フイルム巻戻し時には、フイルムカー
トリッジ12のスプール12A及びキャプスタン28を
図3上で時計回転方向に回転させることにより、写真フ
イルム44を巻取リール16からフイルムカートリッジ
12に向かって(逆方向に)搬送することができる。図
1及び図4に示したように、フイルムカートリッジ12
を基点として、キャプスタン28の回転中心28Aが巻
取リール16の回転中心16Aよりも遠く(図1中キャ
プスタン28の回転中心28Aが巻取リール16の回転
中心16Aよりも左側)になるようにキャプスタン28
を配置し、キャプスタン28へのフイルム巻付角を大き
くしたので、ピンチローラ30の圧着力は小さくても、
充分な搬送力が得られる。従って、エネルギーロスも小
さく、省電力化を図ることができる。
【0029】また、写真フイルム44はキャプスタン2
8の周面に沿ってフイルムのカールと同方向に湾曲さ
れ、巻取リール16へと導かれるので、写真フイルム4
4に無理な屈曲を与えないため、フイルムへのダメージ
が少ないという利点がある。図1及び図4に示した例で
は、キャプスタン28へのフイルム巻付角は約120度
になっているが、フイルム巻付角は、キャプスタン28
の外径や巻取リール16との位置関係等によって変更が
可能である。巻付角が大きい程大きな搬送力が得られる
が、キャプスタン28へのフイルム巻付角が60度以上
となるようにキャプスタン28の外径や巻取リール16
との位置関係を選択することが望ましい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るフイル
ム搬送装置によれば、フイルム供給部から見てキャプス
タンの回転中心が巻取リールの回転中心よりも遠方に位
置するようにキャプスタンを配置したので、装置を大型
化することなく、キャプスタンへのフイルムの巻付角を
大きくすることができる。これにより、ピンチローラの
圧着力が比較的小さくても、充分な搬送力を得ることが
でき、省電力化を図ることができる。
【0031】また、フイルムに無理な屈曲を与えること
なく、フイルムのカールと同方向のフイルム経路を形成
できるので、フイルムダメージが少ないという利点があ
る。更に、本発明の他の態様によれば、フイルム供給部
とキャプスタンの間に磁気ヘッドを配設し、キャプスタ
ンの回転中心を磁気ヘッドのフイルム当接面よりも磁気
ヘッド寄りの位置に配置したので、フイルムカートリッ
ジから送り出されたフイルムは磁気ヘッドを巻き込むよ
うにしてキャプスタンに達し、磁気ヘッドへのフイルム
の巻付角を大きくすることができる。従って、磁気ヘッ
ドがフイルムの磁気記録層に確実に作用し、磁気情報の
読み込み又は書き込み時のエラーを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフイルム搬送装置が適用されたフ
イルムスキャナの側面断面図
【図2】写真フイルムの一例を示す平面図
【図3】図1に示したフイルムスキャナに組み込まれた
フイルム搬送装置の構成を示す概略平面図
【図4】図1に示したフイルムスキャナのフイルム搬送
経路を示す側面図
【符号の説明】
10…フイルムスキャナ 12…フイルムカートリッジ 12A…スプール 14…フイルム供給部 16…巻取リール 28…キャプスタン 30…ピンチローラ 44…写真フイルム 56…再生ヘッド 58…記録ヘッド 70…フイルム駆動モータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フイルムカートリッジが装填されるフイ
    ルム供給部と、前記フイルム供給部に装填されたフイル
    ムカートリッジから供給されたフイルムを巻き取る巻取
    リールと、モータの駆動力によって駆動され前記フイル
    ムをピンチローラと共に挟持してフイルムを送り方向又
    は巻戻し方向に搬送するキャプスタンと、から成るフイ
    ルム搬送装置において、 前記キャプスタンへのフイルムの巻付角を大きくするよ
    うに前記キャプスタンの回転中心を前記巻取リールの回
    転中心よりも前記フイルム供給部から遠方に配置したこ
    とを特徴とするフイルム搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記フイルムに形成された磁気記録層に
    当接する磁気ヘッドが前記フイルム供給部と前記キャプ
    スタンとの間に配設され、 前記磁気ヘッドへのフイルムの巻付角を大きくするよう
    に前記キャプスタンの回転中心が前記磁気ヘッドのフイ
    ルム当接面よりも磁気ヘッド側の位置に配置されている
    ことを特徴とする請求項1のフイルム搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記キャプスタンと前記巻取リールへの
    フイルム巻き付け方向をフイルムのカール方向に一致さ
    せたことを特徴とする請求項1又は2記載のフイルム搬
    送装置。
JP9187045A 1997-07-11 1997-07-11 フイルム搬送装置 Pending JPH1132165A (ja)

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