JPH11321865A - 収納ケース - Google Patents

収納ケース

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JPH11321865A
JPH11321865A JP15225198A JP15225198A JPH11321865A JP H11321865 A JPH11321865 A JP H11321865A JP 15225198 A JP15225198 A JP 15225198A JP 15225198 A JP15225198 A JP 15225198A JP H11321865 A JPH11321865 A JP H11321865A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納物の長さと太さが変わっても、最適な状
態で収納することのできる収納ケースを少ない部品点数
で提供する。 【解決手段】 嵌合用の凸部14を突設された弾性片13を
下端側に備える上ケース10と、上端側に形成された嵌合
部21の外面に、凸部14に嵌合する凹部26が形成された下
ケース20と、上ケース10の下端部分とほぼ同一形状で下
ケース20の嵌合部21に設けた凹部26と嵌合する凸部32が
形成された弾性片33を有する下側嵌合部34と、下ケース
20の嵌合部21とほぼ同一形状で上ケース10を嵌合させた
ときに上ケース10に設けた弾性片13の凸部14と嵌合する
凹部36を有する上側嵌合部37とを備える中間ケース30
と、下ケース20の嵌合部21の内壁面に嵌合し得る下方筒
部41と、下ケース20の嵌合部21と同一外面形状の上方筒
部42とを備えるシャンクホルダ40とによって収納物の太
さ及び長さに応じた収納ケースを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドリルチップ等の
棒状収納物を収納するための収納ケースに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、ドリルチップなどの棒状収納物用
のケースとして、例えば、米国特許第4509656号
特許明細書に記載さるケースや、実開昭62−1051
34号公報に記載される様に、収納物の長さに応じて下
ケースと上ケースとの係合位置を変化させることことの
できる収納ケースが知られている。
【0003】これら従来の収納ケースによれば、収納物
の長さに応じて全長を可変でき、非常に便利なものであ
るが、以下の様な欠点が存在した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】第1に、従来の長さ可
変の収納ケースにおいても、その最大長さと最小長さに
は自ずと限界があることから、収納物の長さに応じて何
種類ものケースを製造する必要があるという欠点であ
る。
【0005】第2に、内部に収納される工具類には、種
々の太さのものがあり、ケース内で横方向にがたついて
下ケースの脱落の原因となる場合があることから、でき
るだけ横方向のがたつきを少なくする様に、収納物の太
さに応じて何種類ものケースを製造する必要があるとい
う欠点である。
【0006】第3に、上述した従来の長さ可変の収納ケ
ースは、ブロー成形によって製造される構造のものであ
ったため、高精度が得られず、収納物のがたつきによっ
て下ケースが抜け落ちる可能性があるという欠点であ
る。
【0007】そこで、本発明は、収納物の長さが変わっ
ても、最適な状態で棒状収納物を収納しておくことので
きる汎用性の高い収納ケースを提供することを第1の目
的とする。また、長さに加えて太さが変わっても、最適
な状態で棒状収納物を収納しておくことのできる汎用性
の高い収納ケースを提供することを第2の目的とする。
また、この様な収納ケースを射出成形によって精度よく
製造し得る様にすることを第3の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の目的を達成するた
めになされた収納ケースは、請求項1に記載した様に、
下端を開口されると共に上端を閉じられた筒体からな
り、下端から所定高さの位置の筒壁に切り込みを入れる
ことによって形成された軸方向に伸びる弾性片と、該弾
性片の内面に内側へ飛び出す様に形成された凸部とを有
する上ケースと、上端を開口されると共に下端を閉じら
れた筒体からなり、上端側に前記上ケースの内面形状と
ほぼ一致する外面形状の嵌合部を有し、該嵌合部の筒壁
外面に、前記上ケースを上方から嵌合させたときに前記
凸部と嵌合する凹部が形成された下ケースと、上下両端
を開口された筒体からなり、前記上ケースの下端部分と
ほぼ同一の形状を呈し、前記下ケースの嵌合部に設けた
凹部と嵌合する凸部が形成された弾性片を有する下側嵌
合部と、前記下ケースの嵌合部とほぼ同一の形状を呈
し、前記上ケースを嵌合させたときに当該上ケースに設
けた弾性片の凸部と嵌合する凹部を有する上側嵌合部と
を備える中間ケースとを備える。
【0009】この請求項1の収納ケースにおいては、上
述の様に、中間ケースは、その下端側を下ケースの嵌合
部と嵌合される形状とされると共に上端側を上ケースと
嵌合される形状に構成されている。従って、下ケースと
上ケースの間に中間ケースを嵌合させることにより、長
さを長くした収納ケースとすることができる。また、こ
のとき、中間ケース同士を嵌合させることもできる。よ
って、種々の長さの収納物に応じて、使用する中間ケー
スの数を変えるだけで最適な長さの収納ケースを容易に
得ることができ、長さに対する汎用性を高めることがで
きる。もちろん、中間ケースについてだけ、何種類か長
さの異なるものを準備しておいて、これらの中で最適の
ものを下ケースと上ケースの間に嵌合させる構成とした
場合にも、下ケース及び上ケースについては同じものを
使用しつつ種々の長さの収納物に応じたケースを提供す
ることができ、これだけでも従来に比べて汎用性を高め
ることができる。
【0010】上記第2の目的をも達成するためになされ
た収納ケースは、請求項2に記載した様に、請求項1記
載の収納ケースにおいて、前記下ケース又は前記中間ケ
ースに設けられ、ケース内に収納する棒状収納物の外周
面に当接することによって当該棒状収納物をケース内で
保持するシャンクホルダを備えることを特徴とする。
【0011】この請求項2の収納ケースによれば、棒状
収納物は、その外周面をシャンクホルダによって保持さ
れた状態で、ケース内に収納される。従って、ケース内
で横方向にがたつくことがない。なお、ここで、このシ
ャンクホルダとしては、下ケース又は中間ケースの内面
に、内側へ向かって伸びる複数のリブ状部材を設けるこ
とによって、下ケース及び中間ケースの外側形状を変え
ることなく、種々の太さの棒状収納物を収納することが
できる。この場合、シャンクホルダを設けるケースにつ
いては、そこに設けるリブ状部材の飛び出し量を変えた
ものを複数種類用意する必要があるが、それ以外のケー
スについては、1種類のものを用意すればよく、少なく
とも上ケースについては汎用性を高めることができる。
【0012】ここで、請求項3に記載した様に、請求項
2記載の収納ケースにおいて、前記シャンクホルダが、
前記下ケースの嵌合部及び前記中間ケースの上側嵌合部
の内壁面に嵌合し得る下方筒部と、該下方筒部の上端側
で外側に張り出すと共に前記下ケースの嵌合部及び前記
中間ケースの上側嵌合部の外面よりはみ出さない外面形
状を有する上方筒部とを備え、前記下ケース及び前記中
間ケースに対して着脱可能な別部品によって構成されて
いることが望ましい。
【0013】この請求項3の収納ケースによれば、収納
物の太さに応じたシャンクホルダを下ケースの嵌合部又
は中間ケースの上側嵌合部に嵌合させた状態で棒状収納
物を収納し、上ケースを閉じることによって、内部で収
納物が横方向にがたつかないケースを完成することがで
きる。この場合、下ケース、上ケース及び中間ケースと
しては同じものを用い、シャンクホルダだけを収納物の
太さに応じたものにするだけでよく、さらに汎用性を高
めることができる。
【0014】また、第3の目的をも達成する収納ケース
として、請求項4に記載した様に、請求項1〜請求項3
のいずれか記載の収納ケースにおいて、前記各ケース
は、いずれも断面形状がほぼ正方形状の筒体からなり、
前記各凹部及び前記凸部を有する弾性片はいずれも各筒
体のコーナー部分に設けられると共に、前記各凹部は、
当該凹部が形成される筒壁の肉厚よりも浅く、前記凸部
は、当該凹部に嵌合されたときに弾性片が外側へ撓まな
い程度の突出量とされていることを特徴とする収納ケー
スをあげることができる。
【0015】この請求項4の収納ケースによれば、各凹
部は当該凹部が形成される筒壁の肉厚よりも浅いことか
ら、凹部を形成するために下ケースや中間ケースの筒壁
を内側へ窪ませる必要がない。また、凸部はケース内面
より内側へ飛び出すものの、軸方向に伸びる弾性片に対
して形成されるので、射出成型時にこの弾性片の切り込
みも同時に形成してやりさえすれば、内型から抜き取る
ときには弾性片が外側へ撓み、内側へ飛び出す凸部を有
するにも拘わらず、中間ケースや上ケースを内型から容
易に抜き取ることができる。よって、射出成形によって
本発明の収納ケースを製造することができ、嵌合精度を
高めることができる。また、各凹部及び各凸部を有する
弾性片は、各ケースを構成するほぼ正方形状断面の筒体
のコーナー部分に設けられているので、弾性片の剛性が
増し、強い結合力が得られる。この結果、例えば、中間
ケースを下ケースと上ケースの間に嵌合させて長さを調
節して用いる場合に、各嵌合部分は強い嵌合力を発揮
し、中間ケースの部分で脱落が生じるといった不具合を
防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態として
の工具収納ケースは、図1に示す様に、上ケース10
と、下ケース20と、中間ケース30と、シャンクホル
ダ40とによって構成されている。これら各部品10〜
40は、いずれも透明プラスチックを射出成形して製造
されたものである。
【0017】上ケース10は、コーナーをアール取りし
た断面正方形状を呈し、下端を開口し上端を閉じた中空
の筒体によって構成されている。そして、4つのコーナ
ー部11の内の対角位置にある2つに、下端から所定高
さの位置の筒壁にU字状の切り込み12を入れることに
よって形成された弾性片13がケースと一体的に設けら
れている。そして、この弾性片13の内面に、縦断面台
形状の凸部14が一定の間隔で各3個ずつ一体に設けら
れている。
【0018】下ケース20は、コーナーをアール取りし
た断面正方形状を呈し、上端を開口し下端を閉じた中空
の筒体によって構成されている。そして、上端側に上ケ
ース10の内面形状とほぼ一致する外面形状の嵌合部2
1を有し、この嵌合部21の下端には外へ張り出す段部
22が形成されている。この段部22より下側は、上ケ
ース10の外面形状とほぼ一致する外形形状の摘み部2
3とされており、滑り難くするための複数条の溝24が
刻設されている。また、嵌合部21の4つのコーナー部
25には、それぞれ、段部22の位置まで上ケース10
を嵌合させたとき、上ケース10側に設けた凸部14と
嵌合する縦断面台形状の凹部26が一定の間隔で各3個
ずつ設けられている。なお、この凹部26は、嵌合部2
1の肉厚より浅いものである。
【0019】中間ケース30は、上下両端を開口された
中空の筒体によって構成されている。そして、上ケース
10の下端部分とほぼ同一の形状を呈し、4つのコーナ
ー部31の内の対角位置にある2つに、下ケース20の
嵌合部21に設けた凹部26と嵌合する各3個の凸部3
2が形成された弾性片33を有する下側嵌合部34と、
下ケース20の嵌合部21とほぼ同一の形状を呈し、上
ケース10を嵌合させたときに当該上ケース10に設け
た弾性片13の凸部14と嵌合する様に、4つのコーナ
ー部35のそれぞれに各3個の凹部36を有する上側嵌
合部37とを備えている。
【0020】シャンクホルダ40は、下ケース20の嵌
合部21及び中間ケース30の上側嵌合部37の各内壁
面に嵌合し得る下方筒部41と、下方筒部41の上端側
で外側に張り出すと共に下ケース20の嵌合部21及び
中間ケース30の上側嵌合部37の外面とほぼ同一の外
面形状を有する上方筒部42とを備えている。そして、
下方筒部41には、ケース内に収納する工具の軸径に一
致する円孔43が貫通されると共に、上方筒部42に
は、この円孔43の周縁まで伸びる4個のリブ44が設
けられている。
【0021】本実施の形態においては、以上の様な上ケ
ース10、下ケース20、中間ケース30及びシャンク
ホルダ40を用いて、図2に示す様に、各種長さのドリ
ルチップを収納し得るケースを構成することができる。
【0022】まず、図2(A)は、各部品10〜40を
用いて、中程度の長さのドリルチップ51を収納するケ
ース61を構成した状態を示している。ここでは、下ケ
ース20の嵌合部21に対して、シャンクホルダ40を
嵌合し、この状態においてドリルチップ51をシャンク
ホルダ40で保持させて下ケース20内に収納する。そ
して、中間ケース30の下側嵌合部34を下ケース20
の嵌合部21に嵌合させ、さらに、中間ケース30の上
側嵌合部37に対して上ケース10を嵌合させることに
より、中程度の長さのドリルチップ51に対して最適な
長さの収納ケース61を構成している。
【0023】また、図2(B)は、各部品10〜40の
内、中間ケース30を除く各部品を用いて、短いドリル
チップ62を収納するケース62を構成した状態を示し
ている。ここでも、下ケース20の嵌合部21に対し
て、シャンクホルダ40を嵌合し、この状態においてド
リルチップ52をシャンクホルダ40で保持させて下ケ
ース20内に収納する。そして、下ケース20の嵌合部
21に対して上ケース10を嵌合させることにより、長
さの短いドリルチップ52に対して最適な長さの収納ケ
ース62を構成している。
【0024】さらに、図2(C)は、各部品10〜40
を用いて、長さの長いドリルチップ53を収納するケー
ス63を構成した状態を示している。ここでは、下ケー
ス20の嵌合部21に対して1段目の中間ケース30の
下側嵌合部34を嵌合させると共に、この1段目の中間
ケース30の上側嵌合部37に対して2段目の中間ケー
ス30の下側嵌合部37を嵌合させ、さらに、この2段
目の中間ケースの上側嵌合部37に対してシャンクホル
ダ40を嵌合し、この状態においてドリルチップ53を
シャンクホルダ40で保持させつつ下ケース20及び2
段の中間ケース30,30で構成したケース内に収納す
る。そして、2段目の中間ケース30の上側嵌合部37
に対して上ケース10を嵌合させることにより、長さの
長いドリルチップ53に対して最適な長さの収納ケース
63を構成している。
【0025】この様に、第1の実施の形態によれば、収
納するドリルチップ51〜53に対して最適な長さの収
納ケース61〜63を、共通の部品10〜40を用いて
構成することができる。そして、収納ケース61〜63
内においては、シャンクホルダ40によってドリルチッ
プ51〜53がそれぞれの外周面を保持されているの
で、横方向にがたつくことがない。なお、図2に示した
各ドリルチップ51〜53よりも細いドリルチップを収
納する場合には、シャンクホルダ40のみを当該細いド
リルチップの保持に適するものに取り換えるだけでよ
く、上ケース10、下ケース20及び中間ケース30に
ついてはそのままこれらを用いることができる。
【0026】この結果、第1の実施の形態によれば、共
通の部品10〜40により、内部で収納物が横方向にが
たつくことなく、最適な長さの収納ケース61〜63を
構成することができる。また、シャンクホルダ40を交
換するだけで、他の部品10〜30は共通のままにして
各種の太さの収納物に対して横方向のがたつきを防止で
きる収納ケースを提供することもできる。
【0027】また、例えば、図2(C)の収納ケース6
3からドリルチップ53を取り出す場合、上ケース10
を取り除き、シャンクホルダ40を指で摘んで引き抜く
ことにより、ドリルチップ53自体に直接触れることな
くこれを取り出すことができる。ドリルチップ53等に
は、防錆用のオイルが塗布されているので、こうしてシ
ャンクホルダ40を摘んで取り出すことで、手指の汚れ
を防止することができるという効果もある。
【0028】次に、第2の実施の形態について説明す
る。この第2の実施の形態は、第1の実施の形態におけ
る下ケース20の代わりに、図3に示す様なシャンクホ
ルダ付きの下ケース70を用いるものである。このシャ
ンクホルダ付きの下ケース70は、第1の実施の形態の
下ケース20と同様に、コーナーをアール取りした断面
正方形状を呈し、上端を開口し下端を閉じた中空の筒体
によって構成され、上端側に上ケース10の内面形状と
ほぼ一致する外面形状の嵌合部71を有し、この嵌合部
71の下端には外へ張り出す段部72が形成されると共
に、段部72より下側は上ケース10の外面形状とほぼ
一致する外形形状の摘み部73とされている。また、嵌
合部71の4つのコーナー部75には、それぞれ、段部
72の位置まで上ケース10や中間ケース30を嵌合さ
せたとき、上ケース10及び中間ケース30側に設けた
凸部14,32と嵌合する縦断面台形状の凹部76が各
3個ずつ設けられている。そして、第1の実施の形態の
ものと相違する点として、ケース内面に、4個のリブ8
1が一体成形されている。この4個のリブ81は、いず
れも上端を湾曲された形状を呈し、その垂直部にてドリ
ルチップ54の外周面に当接する様に構成されている。
また、下ケース70の底82には、断面半円形状の突条
83が設けられている。
【0029】この第2の実施の形態によれば、下ケース
70内のリブ81にてドライバチップ54を横方向にが
たつくことなく保持することができる。それにも拘わら
ず、下ケース70自体の嵌合部71の構造は第1の実施
の形態の下ケース20と同じに構成されているので、第
1の実施の形態で説明した中間ケース30を必要数だけ
この下ケース70の上方に嵌合させ、上ケース10で蓋
を閉じることにより、各種の長さのドリルチップに対し
て適切な長さの収納ケースを少ない部品点数を用意して
おくだけで提供することができる。この場合、第1の実
施の形態で説明したシャンクホルダ40は用いなくても
よい。なお、かなり長いドリルチップを収納する場合に
は、中間ケース30のいずれかの上側嵌合部37に対し
てシャンクホルダ40を嵌合させて、2ヶ所でドリルチ
ップを保持する様にしてもよい。
【0030】以上、本発明の実施の形態について詳細に
説明してきたが、本発明はこれに限られるものではな
い。
【0031】例えば、第1の実施の形態において、シャ
ンクホルダ40を用いずに、上ケース10と、下ケース
20と、必要な数の中間ケース30とを用いて、収納物
の長さに応じた全長の収納ケースを構成する様にしても
よい。この場合も、本発明の目的の一つである共通部品
により種々の長さの収納ケースを構成するという目的は
十分に達成されるからである。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明した様に、請求項1の収
納ケースによれば、収納物の長さが変わっても、共通の
部品によりこれに適切に対応することができる。また、
請求項2及び請求項3の収納ケースによれば、さらに、
収納物の太さが変わった場合にも、少なくとも部品の一
部についてはこれをそのまま用いて、収納物の太さに対
して汎用性の高い収納ケースを提供することができる。
また、請求項4の収納ケースによれば、射出成形によっ
て高精度に各部品を製造することができる上に、弾性片
をコーナー部分に設けることでその剛性を高めることが
でき、上ケースと下ケースとの間に中間ケースを嵌合さ
せて長い収納ケースとして提供する場合にも、収納ケー
ス自体がぐらつくといったことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態の各構成部品について、
(A)〜(D)は上ケースを示し、(A)は正面図、
(B)は平面図、(C)は底面図、(D)はa−a断面
図、(E)〜(H)は中間ケースを示し、(E)は正面
図、(F)は平面図、(G)は底面図、(H)はb−b
断面図、(I)〜(L)はシャンクホルダを示し、
(I)は正面図、(J)は平面図、(K)は底面図、
(L)はc−c断面図、(M)〜(P)は下ケースを示
し、(M)は正面図、(N)は平面図、(O)は底面
図、(P)はd−d断面図である。
【図2】 第1の実施の形態における各部品の種々の組
み合わせによる使用状態を表した一部断面で示す正面図
である。
【図3】 第2の実施の形態における下ケースを示し、
(A)は平面図、(B)は正面図、(C)はe−e断面
図、(D)はf−f断面図である。
【符号の説明】
10・・・上ケース、12・・・切り込み、13・・・
弾性片、14・・・凸部、20・・・下ケース、21・
・・嵌合部、22・・・段部、26・・・凹部、30・
・・中間ケース、32・・・凸部、33・・・弾性片、
34・・・下側嵌合部、36・・・凹部、37・・・上
側嵌合部、40・・・シャンクホルダ、41・・・下方
筒部、42・・・上方筒部、43・・・円孔、44・・
・リブ、51〜54・・・ドリルチップ、61〜63・
・・収納ケース、70・・・下ケース、71・・・嵌合
部、72・・・段部、76・・・凹部、81・・・リ
ブ、83・・・突条。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端を開口されると共に上端を閉じられ
    た筒体からなり、下端から所定高さの位置の筒壁に切り
    込みを入れることによって形成された軸方向に伸びる弾
    性片と、該弾性片の内面に内側へ飛び出す様に形成され
    た凸部とを有する上ケースと、 上端を開口されると共に下端を閉じられた筒体からな
    り、上端側に前記上ケースの内面形状とほぼ一致する外
    面形状の嵌合部を有し、該嵌合部の筒壁外面に、前記上
    ケースを上方から嵌合させたときに前記凸部と嵌合する
    凹部が形成された下ケースと、 上下両端を開口された筒体からなり、前記上ケースの下
    端部分とほぼ同一の形状を呈し、前記下ケースの嵌合部
    に設けた凹部と嵌合する凸部が形成された弾性片を有す
    る下側嵌合部と、前記下ケースの嵌合部とほぼ同一の形
    状を呈し、前記上ケースを嵌合させたときに当該上ケー
    スに設けた弾性片の凸部と嵌合する凹部を有する上側嵌
    合部とを備える中間ケースとを備える収納ケース。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の収納ケースにおいて、 前記下ケース又は前記中間ケースに設けられ、ケース内
    に収納する棒状収納物の外周面に当接することによって
    当該棒状収納物をケース内で保持するシャンクホルダを
    備えることを特徴とする収納ケース。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の収納ケースにおいて、 前記シャンクホルダが、前記下ケースの嵌合部及び前記
    中間ケースの上側嵌合部の内壁面に嵌合し得る下方筒部
    と、該下方筒部の上端側で外側に張り出すと共に前記下
    ケースの嵌合部及び前記中間ケースの上側嵌合部の外面
    よりはみ出さない外面形状を有する上方筒部とを備え、
    前記下ケース及び前記中間ケースに対して着脱可能な別
    部品によって構成されていることを特徴とする収納ケー
    ス。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれか記載の収
    納ケースにおいて、 前記各ケースは、いずれも断面形状がほぼ正方形状の筒
    体からなり、 前記各凹部及び前記凸部を有する弾性片はいずれも各筒
    体のコーナー部分に設けられると共に、 前記各凹部は、当該凹部が形成される筒壁の肉厚よりも
    浅く、 前記凸部は、当該凹部に嵌合されたときに弾性片が外側
    へ撓まない程度の突出量とされていることを特徴とする
    収納ケース。
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