JPH11322403A - 化粧無機質繊維内装材 - Google Patents

化粧無機質繊維内装材

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JPH11322403A
JPH11322403A JP12932298A JP12932298A JPH11322403A JP H11322403 A JPH11322403 A JP H11322403A JP 12932298 A JP12932298 A JP 12932298A JP 12932298 A JP12932298 A JP 12932298A JP H11322403 A JPH11322403 A JP H11322403A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築物に施工した際、高い難燃性を維持し、
長期にわたり安定した高い意匠性を確保することができ
る化粧無機質繊維内装材を提供する。 【解決手段】 グラスウール、ロックウール等の無機質
繊維板1の表面に、接着剤層2を介して、ガラス繊維不
織布3と化粧塗材4とからなる化粧層5が形成された化
粧無機質繊維内装材において、JIS P8133の冷
水抽出法により測定した前記化粧層5のpHが7.5以
下となるように調整する。前記化粧塗材4は、クレー、
カオリン、酸化チタンから選ばれた少なくとも一種と、
ポリリン酸アンモニウム、三酸化アンチモンから選ばれ
た少なくとも一種を含有することが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建築物の天井材、壁
材等に用いられる難燃性の化粧無機質繊維内装材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、グラスウール等の無機質繊維板と
化粧層とからなる化粧無機質繊維内装材は、無機質繊維
板が吸音性、断熱性、軽量性に優れ、化粧層が無機質繊
維板表面の意匠性を良好にすることから、一般住宅、事
務所、店舗等の天井や壁等の内装材として広く利用され
ている。
【0003】近年、内装材の難燃化の要求が高まり、無
機質繊維板表面の難燃性を向上させるために、ガラスク
ロスやガラス繊維不織布を基材とした化粧層を有する化
粧無機質繊維内装材が提案されている。例えば、実公平
5−40161には、難燃剤及び体質顔料を多量に含有
させたインキを、ガラス繊維不織布上に盛り上げ印刷し
た化粧シート(本発明においては、化粧層という)を、
難燃性の接着剤を介してガラスウールに接着した化粧天
井材が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
技術では、化粧層のpHが7.5を超えるときに、無機
質繊維板の結合剤であるフェノール樹脂の未硬化物やフ
ェノール変性物が無機質繊維板内に残存し、その残存物
が揮発して化粧層に接触したとき、あるいは接着剤が有
するフェノール系の酸化防止剤が化粧層に接触したとき
に、上記残存物や酸化防止剤が、化粧層上で発色して化
粧層の色相を劣化させるという問題があった。
【0005】これは、たとえ化粧層の模様や形状が良好
であっても、化粧無機質繊維内装材の意匠性を低下させ
るものであり、時間の経過と共に化粧層が部分的又は全
体的に変色して色相が劣化し、製品に色相のばらつきを
生じさせたり、化粧無機質繊維内装材室内に施工した際
に、室内の美観を低下させるという問題があった。
【0006】特に、一般的に広く利用されている白色等
の淡色系化粧層を用いた場合、上記色相劣化部が顕著に
目立ち、いっそう製品に色相のばらつきを生じさせて品
質を低下させたり、室内の美観を低下させたりするもの
であった。
【0007】したがって、本発明の目的は、建築物に施
工した際、高い難燃性を維持し、長期にわたり安定した
高い意匠性を確保することができる化粧無機質繊維内装
材を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、無機質繊維板の表面に、ガラス繊維不織
布と化粧塗材とからなる化粧層が形成された化粧無機質
繊維内装材において、前記化粧層がpH7.5以下であ
ることを特徴とする化粧無機質繊維内装材を提供するも
のである。
【0009】本発明によれば、化粧層のpHを7.5以
下にすることで、上記した無機質繊維板の結合剤である
フェノール樹脂の未硬化物やフェノール変性物の残存物
や、フェノール系の酸化防止剤の化粧層との接触による
発色を効果的に防止できるため、発色による色相劣化を
生じないで、長期にわたり安定した高い意匠性を有する
化粧無機質内装材を得ることができる。
【0010】本発明の好ましい態様においては、前記化
粧塗材が、クレー、カオリン、酸化チタンから選ばれた
少なくとも一種を含有する。上記のような無機顔料を用
いることにより、化粧層のpHを7.5以下に調整しや
すくなる。
【0011】また、前記化粧塗材が、ポリリン酸アンモ
ニウム、三酸化アンチモンから選ばれた少なくとも一種
を含有することが好ましい。これらの酸性添加剤を含ま
せることにより、無機質顔料として炭酸カルシム、難燃
剤として水酸化アルミニウム等を添加しても、pHを
7.5以下に調整することが可能となる。また、ポリリ
ン酸アンモニウム、三酸化アンチモンは、化粧層の難燃
性を維持するのにも寄与する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の化粧無機質繊維内装材
は、無機質繊維板と化粧層とからなるものであり、前記
化粧層が、JIS P8133に規定される紙及び板紙
のpH試験方法のうち冷水抽出法による測定(以下、p
Hの記載はこの測定方法に基づく)で、pH7.5以下
であることを特徴とするものである。
【0013】本発明において無機質繊維板は、グラスウ
ール、ロックウール等の無機質繊維に、フェノール樹脂
等の結合剤を用いて加熱、加圧することによって得られ
るものである。
【0014】なお、無機質繊維板の密度は、通常、32
〜150kg/m3 が好ましく、より好ましくは40〜
120kg/m3 である。密度が32kg/m3 未満で
は、無機質繊維板の剛性が不十分となり、また密度が1
50kg/m3 を超えると、コストが高くなるので好ま
しくない。
【0015】また、無機質繊維板の厚さは、10〜10
0mmが好ましく、より好ましくは20〜50mmであ
る。厚さが10mm未満では、内装材の剛性が不十分と
なり施工後のたわみや膨れが生じ、また厚さが100m
mを超えると、コストが高くなり、経済的に不利になる
ので好ましくない。
【0016】本発明において化粧層は、意匠性を向上さ
せる安価なガラス繊維不織布と、意匠性や難燃性を向上
させるための化粧塗材とからなるpH7.5以下の化粧
層であり、難燃性を有すると共に、長期にわたり化粧無
機質繊維内装材表面の意匠性を確保するものである。
【0017】ガラス繊維不織布は、通常の抄紙法等によ
って得られるもので、ガラス繊維不織布の目付は25〜
150g/m2 が好ましく、より好ましくは40〜11
0g/m2 である。目付が25g/m2 未満では、ガラ
ス繊維不織布の強度不足により作業時の取り扱い性が悪
くなり、また目付が150g/m2 を超えると、コスト
が高くなり経済的に不利になるので好ましくない。
【0018】更に、ガラス繊維不織布は、無機質繊維板
の色相を隠蔽するために、隠蔽処理が施されていてもよ
い。この隠蔽処理されたガラス繊維不織布は、抄紙工程
時又は別の工程で、アクリル樹脂エマルジョン、酢酸ビ
ニル樹脂エマルジョン、塩化ビニル樹脂エマルジョン等
の樹脂バインダー、好ましくは前記樹脂バインダーにク
レイ、カオリン、酸化チタン等の無機質材や加工安定化
助剤、難燃剤等を配合した混合液を、ガラス繊維不織布
にコーティングし、乾燥することによって得ることがで
きる。このとき、乾燥後の隠蔽処理されたガラス繊維不
織布中の有機物含有量は、化粧層の難燃性を向上させる
ために20重量%以下であることが好ましい。
【0019】なお、隠蔽処理を行う場合には、隠蔽処理
されたガラス繊維不織布が、最終的に化粧層のpHを
7.5以下にすることを鑑みて、あらかじめpHが7.
5以下になるように処理されていることが好ましく、よ
り好ましくはpHが7.0以下になるように処理されて
いることである。このため、前記隠蔽処理のための無機
質材としては、クレイ、カオリン、酸化チタン等を用い
ることが好ましい。
【0020】本発明における化粧塗材は、樹脂、無機顔
料、有機顔料、粘度調整剤等の配合物からなり、更に難
燃性や化粧層のpHに影響を及ぼさない範囲で発泡剤を
配合することもでき、こうすることで立体感を付与する
ことができ、意匠性がより高くなるので好ましい。
【0021】ここで、前記樹脂は、主に化粧層の強度を
永続的に維持するために用いられ、このような樹脂とし
ては、酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂
等の単体又は共重合体が挙げられ、前記化粧塗材には、
この樹脂をエマルジョン、水溶系、溶剤系として用い
る。このうち、取り扱い性、作業環境の点からエマルジ
ョン系を用いることが好ましい。
【0022】なお、化粧塗材における樹脂の含有量は、
化粧塗材の固形分の5〜30重量%であることが好まし
く、より好ましくは10〜20重量%である。含有量が
5重量%未満では、化粧塗膜としての膜強度が弱く、ま
た含有量が30重量%を超えると、難燃性が劣るため好
ましくない。
【0023】また、前記無機顔料は、主に、一般的に広
く利用されている白色等の淡色系等の化粧層を得るため
に有効な顔料として用いられているものであるが、本発
明における無機顔料は、化粧層を着色させるために用い
る他に、化粧層のpHを7.5以下に調整したり、難燃
性を付与させるのに用いられる。このような無機顔料と
しては、クレイ、カオリン、酸化チタン、炭酸カルシウ
ム、シリカ、アルミナ等が挙げられるが、化粧層のpH
を7.5以下にするために、化粧層を中性又は酸性にす
る無機顔料を用い、少なくともクレイ、カオリン、酸化
チタンから選ばれた一種からなることが好ましい。クレ
イ、カオリン、酸化チタンからなる無機顔料は、後述す
る化粧塗材の乾燥後塗布量のうち60〜95%含まれて
いることが好ましい。これにより化粧層は、pHが7.
5以下であると共に、安定したpHを保持するものであ
る。
【0024】更に、本発明における化粧塗材には、上記
した無機顔料に加えて、酸性添加剤が含まれていること
が好ましい。この酸性添加剤は酸性度が比較的高いもの
であり、これを化粧層に加えることによって、化粧層に
含まれる無機顔料を中和させて、pHをより効果的に
7.5以下に調整するものである。例えば、無機質顔料
として広く利用されている炭酸カルシウムや、難燃剤と
して広く利用されている水酸化アルミニウムのように化
粧層をアルカリ性にするものを化粧層に含有させた場合
でも、pHを7.5以下にすることができる。このよう
な酸性添加剤としては、例えば含水ケイ酸塩、ポリリン
酸グアニジン、ポリリン酸アンモニウム、三酸化アンチ
モン、五酸化アンチモン等が挙げられるが、このなかで
も化粧層の難燃性を維持するために、特に化粧層には、
ポリリン酸アンモニウムと三酸化アンチモンのうち少な
くとも一方の酸性添加剤が含まれていることが好まし
い。これらの酸性添加剤は、高価なため含有量が多いと
経済的に不利になるが、少量でも上記したようなpH調
整の効果を十分に発揮するものであるため、その含有量
は、後述する化粧塗材の乾燥後の塗布量に対して3.0
重量%以下であることが好ましく、より好ましくは0.
2〜1.0重量%である。
【0025】本発明の化粧無機質繊維内装材は、無機質
繊維板に貼り合わせる前に化粧塗材をガラス繊維不織布
に塗布して化粧層を形成しても、ガラス繊維不織布を無
機質繊維板に貼り合わせてから化粧塗材を塗布して化粧
層を形成しても良い。
【0026】前者の場合、ガラス繊維不織布上に化粧塗
材を公知の印刷法により模様付け、あるいはコーテイン
グして、必要に応じ乾燥することにより得られる。な
お、公知の印刷法としては、シルクスクリーン印刷が最
適であり、そのほかグラビア印刷、グラビアオフセット
印刷、凹版印刷なども採用することができる。
【0027】また、後者の場合は、ガラス繊維不織布を
無機質繊維板に貼り合わせてから、化粧塗材をスプレー
又はロールコーター等の公知の方法により塗布し、必要
に応じ乾燥することにより得られる。
【0028】なお、化粧塗材の塗布量は、乾燥後の重量
で50〜350g/m2 であることが好ましい。乾燥後
の重量が50g/m2 以下では化粧層として十分な意匠
を得ることができず、350g/m2 を超えると難燃性
や経済性面で不利になるため好ましくない。
【0029】また、無機質繊維板と、ガラス繊維不織布
あるいは化粧したガラス繊維不織布との接着には、エマ
ルジョン型接着剤、溶剤型接着剤、ホットメルト型接着
剤等が使用できるが、難燃性の点から、例えば、溶液型
クロロプレンゴム接着剤、難燃剤入りホットメルト型接
着剤のような、より難燃性の高い接着剤を使用すること
が好ましい。
【0030】こうして得られた化粧無機質繊維内装材
は、例えば図1に示すように、無機質繊維板1の表面に
接着剤2を介してガラス繊維不織布3が接着され、更に
ガラス繊維不織布3上に化粧塗材4が塗布され、ガラス
繊維不織布3と化粧塗材4とによって化粧層5が形成さ
れたものとなる。
【0031】
【実施例】実施例1 抄紙法により得られたガラス繊維不織布(有機物含有量
12%、目付50g/m2 )に、アクリル樹脂エマルジ
ョン、クレイの混合液をコーテイングした後、乾燥して
隠蔽処理されたガラス繊維不織布(目付110g/
2 、有機物含有量15重量%)とした。続いて酢酸ビ
ニル樹脂エマルジョン、クレイ、粘度調整剤を配合し、
粘度2000センチポイズ、、固形分量70重量%(樹
脂含有量15重量%)に調整した化粧塗材を、前記隠蔽
処理されたガラス繊維不織布にスクリーン印刷法によ
り、化粧塗材の塗布量が乾燥重量で230g/m2 にな
るように模様付け印刷した後、乾燥処理をしてpH7.
1の化粧層を得た。
【0032】得られた化粧層を、難燃性ゴム系接着剤を
介して、密度40kg/m3 、厚み25mmのグラスウ
ールに貼り合わせ、化粧無機質繊維内装材とした。
【0033】実施例2 実施例1と同様に隠蔽処理されたガラス繊維不織布を作
成し、酢酸ビニル樹脂エマルジョン、炭酸カルシウム、
粘度調整剤及びポリリン酸アンモニウムを配合し、粘度
2000センチポイズ、固形分量70%(樹脂含有量1
5重量%)に調整した化粧層を、前記隠蔽処理されたガ
ラス繊維不織布にスクリーン印刷法により、化粧塗材の
塗布量が乾燥重量で230g/m2 になるよう模様付け
印刷した後、乾燥処理してpH7.2の化粧層を得た。
以下実施例1と同様にグラスウールと貼り合わせ、化粧
無機質繊維内装材を得た。
【0034】実施例3 密度80kg/m3 、厚み25mmのグラスウールに、
ガラス繊維不織布(有機物含有量12%、目付50g/
2 )をフェノール樹脂系接着剤を介して貼り合わせ、
続いて酢酸ビニルエマルション、炭酸カルシウム、粘度
調整剤、ポリリン酸アンモニウムを配合し、粘度150
0センチポイズ、固形分量65%(樹脂含有量15重量
%)に調整した化粧塗材を、塗布量が乾燥重量で300
g/m2になるように前記ガラス繊維不織布にスプレー
コーテイングした後、乾燥して化粧層がpH7.0を有
する化粧無機質繊維内装材を得た。
【0035】比較例1 実施例1と同様に隠蔽処理されたガラス繊維不織布に、
酢酸ビニル樹脂、炭酸カルシウム、粘度調整剤を配合
し、粘度2000センチポイズ、固形分量70%(樹脂
含有量15重量%)に調整した化粧塗材を、実施例1と
同様に模様付け印刷した後、乾燥処理を行い、pH8.
0の化粧層を得た。以下実施例1と同様にグラスウール
と貼り合わせ、化粧無機質繊維内装材を得た。
【0036】比較例2 抄紙法により得られたガラス繊維不織布(目付50g/
2 有機物含有量、12%)を、アクリル樹脂エマルジ
ョン、水酸化アルミニウムの混合液をコーテイングした
後、乾燥して隠蔽処理されたガラス繊維不織布(目付1
10g/m2 、有機物含有量15重量%)を得た。続い
て隠蔽処理されたガラス繊維不織布に、比較例1同様の
模様付け印刷を行い、pH9.0の化粧層を得た。以下
実施例1と同様にグラスウールと貼り合わせ、化粧無機
質繊維内装材を得た。
【0037】試験例1 実施例及び比較例で得られた化粧無機質繊維内装材か
ら、化粧層を剥がし、この化粧層のpHを測定した。
【0038】試験例2 実施例及び比較例で得られた化粧無機質繊維内装材につ
いて、常温において90日経過させたもの、及び温度6
0℃、湿度90%の環境下に24時間(hr)放置し、
更に常温に戻し60日経過させものを、それぞれ色差計
で表面の変色状態を測定し、△Eで0.5未満を○、
0.5以上〜1.0未満を△、1.0以上を×とした。
なお、△Eとは、上記色差計により、標準材料と測定材
料との明度(L)、色度(a、b)のずれを示し、標準
材料の明度、色度をそれぞれL0、a0、b0、測定材
料の明度、色度をそれぞれL1、a1、b1として、下
記式の平方根で得られたものである。
【0039】
【数1】(L1−L0)2 +(a1−a0)2 +(b1
−b0)2
【0040】
【表1】 以上の結果から、ガラス繊維不織布と化粧塗材からなる
化粧層のpHが7.5以下である実施例の内装材は、い
ずれも表面の経時変色が無く安定した意匠を保持してい
る。
【0041】これに対し、化粧層のpHが7.5より高
い比較例の内装材は、いずれも表面の経時変色があり、
意匠に悪影響していることが判る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
化粧無機質繊維内装材が無機質繊維板の表面に、ガラス
繊維不織布を基材としたpH7.5以下の化粧層を有す
るものなので、無機質繊維板中のフェノール樹脂残存物
や接着剤中の酸化防止剤が化粧層に付着しても、それら
が発色せずに色相劣化の影響を受けない化粧層を有し、
長期にわたり安定した高い意匠性を維持できる化粧無機
質繊維内装材が得られるため、建築物に施工した際でも
室内の美観を損ねることもない。
【0043】また、化粧無機質繊維内装材は、ガラス繊
維不織布や難燃剤を配合した化粧層からなるため、高い
難燃性が付与されたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による化粧無機質繊維内装材の一実施形
態を示す断面図である。
【符号の説明】
1:無機質繊維板 2:接着剤 3:ガラス繊維不織布 4:化粧塗材 5:化粧層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無機質繊維板の表面に、ガラス繊維不織布
    と化粧塗材とからなる化粧層が形成された化粧無機質繊
    維内装材において、前記化粧層がpH7.5以下である
    ことを特徴とする化粧無機質繊維内装材。
  2. 【請求項2】前記化粧塗材が、クレー、カオリン、酸化
    チタンから選ばれた少なくとも一種を含有する請求項1
    記載の化粧無機質繊維内装材。
  3. 【請求項3】前記化粧塗材が、ポリリン酸アンモニウ
    ム、三酸化アンチモンから選ばれた少なくとも一種を含
    有する請求項1又は2記載の化粧無機質繊維内装材。
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