JPH11322430A - 窒化チタン焼結体の製造方法 - Google Patents
窒化チタン焼結体の製造方法Info
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- JPH11322430A JPH11322430A JP10158375A JP15837598A JPH11322430A JP H11322430 A JPH11322430 A JP H11322430A JP 10158375 A JP10158375 A JP 10158375A JP 15837598 A JP15837598 A JP 15837598A JP H11322430 A JPH11322430 A JP H11322430A
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Abstract
タンの製造。 【解決手段】 焼結助剤を含まないTiN粉末または該
粉末の圧粉体、あるいはTiN粉末に対して、TiH2
粉末を70重量%以下添加した混合粉体または圧粉体、
さらにTiNに固溶できる金属を添加した混合粉体また
は圧粉体からなる被焼結材料を型に充填し、ついで該被
焼結材料に直流パルス電流、交流電流、高周波電流のい
ずれかまたは複数を重畳して直接通電し、必要に応じて
10MPa以上の圧縮応力を負荷しながら1000〜2
200℃の焼結温度まで昇温して焼結して、体積率が5
0%以上100%以下のTiNと焼結により形成された
0%以上50%以下のTim Nl (ここで、mとl
は、1<m≦4、1<m+l<8、m>lである)とか
らなる窒化チタン焼結体、あるいはこれに固溶金属を含
有するバルク状窒化チタン焼結体を製造する。
Description
の製造方法に関する。
2-X 、Ti4 N3-X 、Ti2 NやTiNの化合物があ
る。Ti3 N、Ti3 N2-X 、Ti4 N3-X 、Ti2 N
は不安定で分解しやすく、TiNに比べて硬さも低い
が、TiN(化学量論組成Nl22.63wt%)は、
融点2950℃、比重5.39〜5.44、硬さHv1
900の安定な化合物であり、1000℃以上で塑性変
形可能な金属的性質、高導電性、耐摩耗性、耐蝕性、装
飾性(金色)等の優れた特性を有しており、工業的に
は、切削工具、金型、導電性部品、装飾品、人工骨材等
の表面にCVD法、イオンプレーティング法等により5
μm程度の薄膜を被覆することによって利用されてい
る。しかし、被膜は、摩耗や剥れの問題があり、部材全
体が窒化チタンからなるバルク材が望まれている。しか
し、TiNは、SiCやSi3 N4 等と同じく共有結合
性物質であり、焼結が極めて難しい物質であるため、通
常何らかの焼結助剤を用いなければTiNの緻密な焼結
体は得られず、TiN以外の成分を含有しないTiN単
体の緻密な焼結体を得ることは困難である。
て焼結する方法は公知である(「日本金属学会誌」,第
42巻,第6号、582〜588頁,1978年)。T
iNの焼結性を改善するために焼結助剤を用いる方法と
しては、例えば、特公平7−53605号公報には、焼
結助剤として、酸化チタン、酸化ニオブ、酸化タンタ
ル、酸化モリブデン、酸化タングステン、酸化イットリ
ウムおよびランタニド系希土類元素の酸化物からなる群
から選択された物質を添加して、1600〜1850℃
で焼結する方法が開示されている。特開平6−5653
1号公報には、六方晶窒化硼素を焼結助剤として添加
し、常圧焼結でも相対密度96〜99.9%の緻密体が
得られる方法が開示されている。
結助剤としてホットプレスし、相対密度96〜98%の
緻密体を得る方法(「日本セラミックス協会学術論文
誌」,101,[3],279〜284,1993 )やY2 O3 、MgAl
2 O4 、窒化ケイ素を添加し、窒素ガス雰囲気中で15
00℃以上の温度で常圧焼結する方法(特開平9−11
0530号公報)も知られている。さらに、Alを添加
してホットプレスして、AlをTiNと反応させてTi
Al3 とAlNに変換する方法も知られている(特開平
8−225879号公報)。
は、平均粒径0.05μmの微粉と6〜12μmの粗粉
末を出発原料として、立方体アンビルを用いて1.0〜
5.0GPaの極めて高いプレス圧、焼結温度800〜
1800℃で60分間高圧ホットプレスする方法(TESU
O YAMADA他「Ceramic Bulletin」Vol.59,No.6、1980,P
616〜616 )、プレス圧2〜14MPa、焼結温度18
00℃〜2250℃、焼結時間30〜180min、雰
囲気圧10-4〜10atmの範囲でホットプレスする方
法(森山 実他「日本セラミックス協会学術論文誌」,9
9,[4],286〜291,1991)や、ナノ結晶のTiN粉末の粒
子表面に存在する基と反応する官能基を有する低分子有
機化合物の分散液を用いて生成形体やコーティングを作
製して焼結する方法が知られている(特表平9−503
482号公報)。また、ポアを有するTi粒の焼結体を
窒素ガス中で加熱して窒化して窒化チタンのスパッタリ
ングターゲットを得る方法等も公知である(特許第2,
707,184号公報、特許第2,707,185号公
報)。
等の炭化物系セラミックスや金属等の導電性粉体を秒の
単位の極短時間内に急速に焼結する手段として知られて
いるが、極めて短い時間に高い温度にまで加熱するた
め、試料中に大きな温度差を生じ、均一な焼結体を得難
いという欠点がある。この通電焼結法を利用する方法と
して、特開平5−24933号公報には、絶縁性物質で
あるFeOやCu2 O等の酸化物や窒化物等も通電焼結
可能とする方法として、数十V、数十〜数百msのパル
ス電圧を印加し、粉末粒子の接触面を絶縁破壊させて放
電させ、このような放電を予め行った後に通電し、かつ
数百kg/cm2 以下の圧縮力を加えれば、緻密な焼結
体ができことが開示されているが、導電性があり、放電
を起こすこともないTiNの焼結には該方法は適用しが
たい。
粒径1μm程度の粉末状か、膜厚が高々10μm未満の
薄膜状で得られたものが実用化されているに過ぎない。
つまり、バルク材としては、粉末状の炭窒化チタンを超
硬合金粉末、サーメット粉末あるいは高速度鋼粉末に体
積率で0.3〜7.5%程度添加してこれらを焼結して
高強度材料として切削工具、金型等として用いるか、超
硬合金、サーメット、高速度鋼、合金工具鋼、炭素工具
鋼、ステンレス鋼製の基体表面にTiNを気相合成法等
によって厚さを10μm以下に被覆して用いるか、のい
ずれかである。
により被覆方法が制約され、特に温度因子を自由に選択
することができず、TiN本来の特性を犠牲にした被覆
方法か基板の特性を犠牲にした被覆方法を選択せざるを
得ない。被覆した膜状のTiNは、5μm以上の膜厚に
すると基板から剥離する等の問題があり、10μm以上
の被覆を可能とし、あるいは基板無しで軽量かつ耐摩耗
性に優れたバルク状のTiNが製造できれば、画期的な
技術革新をもたらすことになる。特に、TiNは優れた
生体適応物質であることは知られているが、バルク材の
製造は困難なために合金製人工骨材の耐摩耗性被覆とし
て使用されているに過ぎない。TiN単体で人工骨材が
製造出来れば、軽量化とともにTi製骨材からの微量の
Tiの溶出や合金製骨材の金属成分の溶出の問題が解消
され、人工骨材の長寿命化が図れる。
く、反応性に乏しいため粉末を焼結することは非常に困
難であり、このため、従来技術に示したように、比較的
多量の焼結助剤を用いて焼結する方法が開発されてい
る。この方法では、焼結体は純粋なTiNではなく、こ
れらの焼結助剤成分が第2相として含有され、TiN+
Ni、TiN+Y2 O3 、TiN+MgAl2 O4 、T
iN+Al((Ti,Al)N)などを構成するので、T
iN本来の優れた特性を十分に発揮出来ず、特に、焼結
体中に金属成分が存在した場合、金属成分の腐食が進行
する恐れがあり、腐食環境下にある生体材料や化学プラ
ント部材としては使用出来ない等の問題がある。
1980,P616〜616 記載の方法で得られるTiNは、相対
密度95%のものを得るために1600℃で3GPaの
巨大な圧縮応力を60分間負荷している。また上記「日
本セラミックス協会学術論文誌」,99,[4],286〜291,19
91記載の方法は、最低焼結温度が1800℃と高く、焼
結時間も60分と長く、得られた焼結体の硬さは11.
5GPaと薄膜のTiNの本来の硬さ20GPaよりか
なり低いものである。さらに、特表平9−503482
号公報記載の方法は、ナノサイズのTiN粉末を取扱う
ことの困難さ、これをスラリー状にして成形体を作製す
る必要があること、この成形体を乾燥してから形を崩さ
ないように注意深く有機バインダーが蒸発するまで昇温
速度を低くする必要があること(実施例では600℃ま
では3deg/min、600℃から保持温度までは2
0deg/minの昇温速度)等から推測して生産性が
低い方法である。
巨大な圧縮力を付与し、焼結時間も長いホットプレス装
置を用いたり、特殊な湿式工程を使用したものであり、
生産性が低く、得られたTiN焼結体の硬度、ヤング率
等の機械的性質は十分なものと言えない。そこで、10
0%のTiN相からなる焼結体または100%のTiN
相をマトリックスとし、これに改良成分を付加した焼結
体であって、TiN本来の特性を十分に発揮する焼結体
を生産性良く製造する方法の開発が強く求められてい
る。
鑑みてなされたものであり、本発明者は、焼結助剤を含
まないTiN粉末または該粉末の圧粉体からなる被焼結
材料を型に充填し、次いで、該被焼結材料に直接通電す
ることにより1000〜2200℃の焼結温度まで昇温
して焼結することによりTiN本来の特性を十分に発揮
するバルク状の窒化チタン焼結体が得られることを見出
した。使用するTiN粉末の圧粉体としては、加圧して
密度10〜70%程度とした圧粉体が適する。型に装填
する前のTiN粉末の大きさは特に限定されず10μm
以下の粗粒、微粉、これらの混合物であってもよく、窒
化チタン焼結体の製造用原料として通常使用可能な市販
品(例えば、O,C,Fe等の微量の不純物を含有し、
化学量論量よりわずかにN量が少ないもの)を用いるこ
とができる。出発原料として使用するこれらの粉末につ
いては格別の前処理を必要としない。粉末表面に吸着し
た酸素分があっても焼結を阻害することはない。また、
型に充填したTiN粉末または該粉末の圧粉体にも特別
な処理を施すことなく直ちに通電による加熱昇温を行う
ことができる。通電電流は、直流パルス電流、交流電
流、高周波電流のいずれでもよく、これらを重畳して通
電してもよい。通電に要する電圧は、一般的な通電焼結
より低電圧でよく、数V、通常3.5V〜4.5Vで十
分であり、電流Aは、焼結温度に依存するが、数千Aと
する。室温から所定の焼結温度までの平均加熱速度は1
6℃/min以上が望ましく、38〜77℃/minが
より好ましい。焼結温度は、バルク状窒化チタンの用途
等により定めるが、より好ましい範囲は、1400〜2
000℃である。さらに好ましい温度範囲は、1600
℃〜1900℃である。
MPaの圧縮応力を負荷しながら通電加圧焼結すること
により、TiN以外の窒化チタン化合物を含有するTi
N本来の特性を有する緻密な焼結体を容易に得ることが
できることも見出した。圧縮応力の上限は980MPa
程度で十分であり、これを越える圧縮応力を加えること
は黒鉛型を破壊するので必要でない。金属、セラミック
スの通電焼結方法や装置自体は公知であり、本発明の方
法ではこれらの公知の手段を適宜採用し、TiN粉末の
焼結に最適な条件を選択することができる。
パルス電流、交流電流、高周波電流のいずれか、もしく
は複数を重畳して流して直接通電することにより100
0〜2200℃の焼結温度まで昇温して圧縮応力を負荷
しながら焼結することにより、緻密でTiN本来の特性
を有する焼結体が得られる機構は、十分には解明されて
いないが、TiN粉末間の限定された接触部において電
流が流れることによるイオン交換作用による粉末どうし
の接合が瞬時に生じ、この作用が別の接触部においても
連鎖的に生じるものと推測される。つまり、共有結合性
の大きな化合物であるTiNの共有結合に電子が作用し
てTiN粉末どうしを容易に結合させることができるも
のと推測される。この点は、単純なジュール熱による焼
結とは異なるものと考えられる。さらに、圧縮応力によ
って粉末間の空間を小さくし、かつ電流を通じることに
よって生じるジュール熱によって、粉末や焼結体の高温
変形が促進され粉末粒子間の接合が確実に強固になって
緻密化されるものと推測される。
を充填したときの雰囲気ガス、あるいは、圧粉体を形成
したときの雰囲気ガスが残存しているが、昇温・圧縮と
ともにその一部は型の内壁へ排出される。この排出され
た体積分だけ収縮する過程が第一段階である。第2段階
は、取り残された大気もしくは雰囲気ガスがTiNある
いはTi中へ固溶して粉末粒子間の空間からガス成分を
減少させる過程である。第3段階は、焼結中の収縮過程
であり、この段階での粉末粒子間の空間に残っているガ
ス成分は温度上昇に従って膨張しようとする作用と、高
温になっているTiN等の周囲の粉末粒子もしくは圧粉
体がガス成分を吸収しようとする作用とのバランスによ
って最終的に残存する空隙が決まる。このため、焼結の
ための昇温速度を遅くすると空隙は減少するが、焼結し
たTiNは粒成長し大きくなる可能性が高くなる。本発
明の製造方法ではこれらの過程が適切に進行することに
より優れた特性を持つ焼結体が得られる。
タンは、X線結晶学的にTiNX (1≧x≧0.3)で
あること、出発材料から判断してTiNX であること、
原料粉末の形状を指定せずに焼結可能であること、を特
徴とする。このTiNX は、窒素の固溶範囲が非常に広
く、30at%Nから50at%Nのチタン化合物がN
aCl型のFCC結晶構造をとる同じ化合物となる。本
発明の製造方法によれば、焼結による不定比性x(xl
N/Ti)の変動は焼結条件により制御することがで
き、所望の特性を有するバルク状窒化チタンの製造が容
易になる。
水素化チタンTiH2 を添加して焼結することにより、
理論的に窒素量の小さなTiNX やさらに窒素量の小さ
な窒化チタン、すなわち、Ti2 N、Ti3 N2-X 、T
i4 N3-X 、TiN0.3 の作製も可能となる。また、焼
結体中の金属チタン(Ti)は、多量の窒素、炭素、酸
素、および水素を固溶する作用を有する。この時、Ti
NX 粉末の量に対してTiH2 粉末の量が相対的に多く
なると、作製される材料は、TiNX 、TiNX +Ti
2 N、TiNX +Ti2 N+Ti、TiNX +(Ti2
N、Ti3 N2-X 、Ti4 N3-X 、TiN0.3 )+Ti
等で構成されることとなる。原料粉末へのTiH2 の添
加量の上限は70重量程度とする。添加するTiH2
は、その下限量が0.1%以下であると焼結温度を高く
するか、焼結の際の圧縮応力を大きくする必要があり、
型材料の高温強度との兼ね合いで、作製条件の範囲が狭
められ、窒化チタン焼結体の品質管理上困難を伴うこと
がある。また、70%以上であるとTiN中の窒素濃度
が低下してTi中に窒素が固溶した物質ができ、所期の
効果が得られない。より好適な範囲は、0.1〜20重
量%である。
焼結中にTiH2 がTiH2 →Ti+2H、2H→H2
と解離反応中にプロトンを放出し、このプロトンがTi
Nの共有結合に作用してTiN粉末表面どうしを結合さ
せる。その後プロトンは、H2 ガスとなり系外に放出さ
れる。また、TiH2 の解離反応で生じたTiはTiN
と反応してTiNの化学量論組成から窒素濃度を低下さ
せる。しかし、焼結体の結晶学的構造は、NaCl型F
CC構造のTiNである。
は、イ)体積率が50%以上100%以下のTiNと焼
結により形成された0%以上50%以下のTim Nl
(ここで、mとlは、1<m≦4、1<m+l<8、m
>lである)とからなる窒化チタン焼結体となるが、T
iNとTim Nl からなるマトリックスにさらに金属
Tiを50%以下含有させて、ロ)体積率が50%以上
100%以下のTiNと焼結により形成された0%以上
50%以下のTim Nl (ここで、mとlは、1<m
≦4、1<m+l<8、m>lである)と0%以上50
%以下のTiとからなる窒化チタン焼結体としてもよ
い。金属Tiを含有すると焼結体の組織は、窒化物セラ
ミックスと金属の複合体組織となり且つTiNからTi
までの窒素濃度傾斜材料となり、機械的性質、特に靱性
が改善される。50%を超えると金属的な材料となり、
好ましくない。Tim Nl は、具体的に既知のものと
しては、Ti2 N(結晶構造は正方晶型、詳細には種々
あり)、Ti3 N2-X (菱面体)、Ti4 N3-X (菱面
体)、TiN0.3 (六方晶)等を意味する。なお、上記
において、TiNを体積率が50%以上と規定したの
は、本発明における窒化チタン焼結体は、その主たる化
合物がTiNX であり、他の部分がTi2 N、Ti3 N
2-X 、Ti4 N3-X 、TiN0.3 等TiNX 以外の窒化
チタンであることを表現したものであり、50%の値に
臨界的意義を有するものではない。
結体は、TiNとTim Nl からなるマトリックスの
TiNに固溶できるTi以外の金属、例えば、V、C
r、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zr、Nb、M
o、Tc、Ru、Rh、Pd、Ag、Hf、Ta、W、
Re、Os、Ir、Pt、Au、Al、Si、Snのい
ずれかもしくは複数を同時に含有した混合粉体または圧
粉体を用いて、ハ)体積率が50%以上100%以下の
(Ti,M)Nと焼結により形成された0%以上50%
以下の(Ti,M)m Nl (ここで、mとlは、1<
m≦4、1<m+l<8、m>lであり、Mは、チタン
以外の金属でTiNに固溶できる金属である)とからな
る窒化チタン焼結体とするか、ニ)体積率が50%以上
100%以下の(Ti,M)Nと焼結により形成された
0%以上50%以下の(Ti,M)mNl (ここで、
mとlは、1<m≦4、1<m+l<8、m>lであ
り、Mは、チタン以外の金属でTiNに固溶できる金属
である)と0%以上50%以下のTiまたはTi(M)
とからなる窒化チタン焼結体とすることができる。これ
らの固溶金属は、窒化チタンの焼結体の硬化、靱化、耐
酸化性向上、耐摩耗性向上をもたらす。
TiN、Tim Nl 、(Ti,M)N、(Ti,M)m
Nl 等のN成分は、(N,B)、(N,C)、(N,
O)、(N,B,C)、(N,B,O)、(N,C,
O)、(N,B,C,O)のいずれかで置き換えてもよ
い。これらの置換成分を用いた場合、硬化、耐酸化性向
上、耐蝕性向上、耐摩耗性向上の効果をもたらす。
結体は、チタン窒化物、焼結後にチタンと固溶または反
応せずに存在するTiH2 以外の焼結助剤あるいは不純
物に起因して含有される物質を体積率で5%以下含有し
てもよい。チタン窒化物、例えば(Ti,Al)Nを添
加した混合粉体または圧粉体を用いることにより高強度
と軽量化とが同時に得られる。これらの物質が5%を越
えると焼結体が脆弱となるので好ましくない。本発明の
製造方法により得られた焼結体は、温度、雰囲気、加圧
力等の焼結条件により空孔率を0.01%程度に非常に
小さくすることができるが、空孔率は、用途に応じて1
5%程度まで大きくすることもできる。
工程と異なり、粉末または圧粉体に通電して加熱する加
熱部と粉末または圧粉体を直接加圧する加圧装置を併せ
持つ焼結装置を用いて、原料のTiN粉末を焼結助剤や
充填用のバインダーを用いずに焼結して焼結体を製造す
ることを基本的工程とする。この工程において、原料粉
末にTi成分としてTiH2 粉末を添加することも可能
である。TiN粉末は、市販されている平均粒径10μ
m以下程度の粉末や、スポンジチタン、チタン粉末、ま
たはTiH2 粉末を適当に窒化して、TiN粒として用
いてもよい。また、TiH2 粉末は、市販の平均粒径1
〜50μm程度の粉末を使用できる。原料粉末の混合後
に圧粉体を作製する場合には、混合原料粉末に蒸気圧が
大きく、沸点の低い溶剤、例えば、アセトン、メタノー
ル、エタノールを加えてダイスに充填し、加圧して密度
10〜70%程度の圧粉体とする。
製して焼結用の型に装填しても、型に充填した粉末をラ
ムにより加圧して密度10〜70%程度の圧粉体とした
後に通電してもよい。粉末または圧粉体を装填する型と
しては、黒鉛型、金属型、セラミックス型等一般に通電
焼結用に用いられる型が使用できる。TiN粉末または
TiN粉末+TiH2 粉末との混合粉末を充填した型を
通電加熱部と加圧装置とを併せ持つ焼結装置で焼結する
際に、型に充填した粉末に圧縮応力10MPa〜980
MPaを加えながら、平均加熱速度16℃/min以上
の昇温速度で1000℃〜2200℃の焼結温度に昇温
する。焼結温度に到達後、少なくとも2分間以上、圧縮
応力を負荷しながら加熱保持する。この2分間の間に粉
末間の焼結反応が生じる。この操作の修了後は、圧縮応
力の負荷を解除し、または解除せずに、焼結を30分程
度継続し、その後冷却するが、少なくとも焼結体の温度
が650℃まで下がる間は焼結体を焼結中の雰囲気に放
置する。
ち、窒素雰囲気、窒素を含む還元雰囲気、窒素を含む中
性雰囲気、アンモニアガス雰囲気、アンモニアガスを含
む還元雰囲気、アンモニアガスを含む中性雰囲気とする
か、真空中での焼結とする。上記ガス雰囲気には炭化水
素ガスを含有させて、TiNを炭窒化チタンにしてもよ
く、TiNの一部を炭窒化チタンにしてもよく、混合し
た粉末に金属成分を含む場合には、その金属成分を炭化
物または炭窒化物にしてもよい。上記の真空中での焼結
は、10-6Torr以上大気圧以下までの圧力を意味し
ており、この圧力範囲は容易に得られる雰囲気であり、
上記のガス気流中でも容易にこの範囲の圧力を保持する
ことが可能であるために、窒化チタン焼結体および焼結
体に添加した金属あるいは合金を酸素の汚染から防止す
るために有効な手段である。
波、あるいはこれらいずれかのパルス電流、もしくはこ
れらの複数を重畳した電流を原料粉末に直接通電加熱す
る方法が焼結体を緻密にする点で望ましいが、誘導電流
を生じさせて加熱する方法、ヒータ等による間接加熱を
併用してもよい。焼結温度は、1000〜2200℃が
好適であり、1000℃未満であると焼結時の粉末への
圧縮応力を過度に大きくしなければならず、焼結装置の
構成の点で過大な費用を要することになり好ましくな
く、また2200℃を越えるとTiN粉末の一部に液相
を生じ、TiNからの窒素の脱元素を招き、窒化チタン
焼結体の強度を低下させたり、耐蝕性を劣化させる等焼
結体の性能上好ましくない。
力を加えずに焼結してもよい。この場合は、焼結体が多
孔質体となるので、限定された用途、例えば、耐蝕性フ
イルター、耐摩耗性潤滑剤供給ノズル等の製造に適す
る。また、他の実施態様として、原料粉末の混合工程後
に圧粉工程を挿入し、圧粉体を通電加圧焼結することも
できるが、この場合は、成形体の相対密度と焼結温度と
圧縮応力の組み合わせによって得られる焼結体の相対密
度が決まるので、操作因子の組み合わせが複雑になる。
強度、かつ高靱性であり、これを用いて作製される製品
は、製品全体がバルク状の窒化チタンであるためにTi
Nの物性、特性がそのまま活用され、軽量化、長寿命
化、および高性能化を同時に実現できる。すなわち、本
発明の方法により提供する窒化チタン焼結体の比重は、
5.39に近く、これは超硬合金のほとんどの比重が1
0.9から14.7であるのと比較すると半分以下であ
り、サーメットの5から7.3に近い値を示す。また本
発明の方法で得られた焼結体は、ヤング率は極めて高
く、ポアソン比とともに考慮すると高剛性率を合わせ持
つ材料であることが分かる。
の高い軽量の人工骨として使用可能である。また、人工
歯、人工歯根を作製することによって、口腔内での材料
からの溶出を無くし軽量で口腔内の容積を減少させ、か
つ審美性に優れる人工歯を提供可能となる。さらにバル
ク材であることによって、歯磨による摩耗を生じてもそ
の審美性を損ねることのない人工歯を提供出来る。本発
明の方法で得られた焼結体は、その他に、切削工具、金
型、機械部品(軸受け、エンジンバルブ、工作機械用ヘ
ッド、歯車等)、化学プラント用装置部品(ケミカルポ
ンプ、バルブ等)、時計側、食器・厨房用用品、装身
具、室内装飾品・室外装飾品、建築用部材等多くの用途
に有用である。
2μmのTiN粉末にTiH2 を混合してない粉末およ
び表1に示す割合のTiH2 を混合した粉末を図1に示
すような通電加熱装置を具備した黒鉛製スリーブとプレ
ートを備えたφ30mmの型に充填した後、焼結室内を
窒素ガス雰囲気とし、各実施例番号の試料とも加熱手段
により平均昇温速度55〜67℃/minで焼結温度ま
で昇温した。通電条件は、電圧3.5Vとし、例えば、
焼結温度1450℃のとき、電流2500A、焼結温度
1600℃のとき、電流3700A、焼結温度1800
℃のとき、電流4700A程度とする。
要に応じてガス雰囲気に置換できる焼結室(図示せず)
内に配置した型1内に黒鉛スリーブ2と黒鉛プレート3
を装填し、黒鉛スリーブ2および黒鉛プレート3で形成
される内部空間にTiNおよびTiH2 の混合粉末4を
充填し、粉末4に圧縮応力を負荷する油圧プレス装置等
のラム5、6に電極7を設け、電源と接続し、それぞれ
のラム5、6の先端を通して黒鉛プレート3へ電流を通
じるようにしたものである。電極7、両ラム5、6を過
熱から防ぐための冷却器(図示せず)を設けることが望
ましい。焼結保持時間は、例えば約0.25hとし、焼
結温度と圧縮応力は、表1に示す値とした。これによ
り、直径30mm、厚さ10mmのバルク状窒化チタン
を作製した。なお、実施例番号2、4は、圧縮応力は昇
温中は10MPaとし、焼結温度に保持中は15MPa
とした。
焼結体から9×9×2mm3 を切り出し、ヤング率、ポ
アソン比、相対密度及びビッカース硬さを測定した結果
を表1に示す。各実施例番号の焼結体は、従来公知の高
圧ホットプレス法より短い焼結時間、低い焼結温度、小
さい圧縮応力でTiN本来の特性を示す焼結体が得られ
たことが分かる。なお、実施例番号4の試料をX線回折
(Philips社製X´Pert MPD)した結果
を図2に示す。図2中のすべてのピークは窒化チタンか
らの回折ピークを示している。X線回折結果からはTi
N以外の化合物を検出することはできない。得られた焼
結体は、TiNの粉末がTim Nlにより接合されてい
ることが図2から分かる。実施例により得られた焼結体
は、TiNの単相からなる多結晶体である。一例とし
て、実施例番号5の蛍光X線分析結果は、N27.09
%、C6.16%、O4.62%、Ti67.20%で
あり、焼結体の成分はTi(N,C,O)であることを
示している。
によらなければ製造困難であった高硬度の100%窒化
チタンからなるバルク状焼結体またはこれをマトリック
スとして改良付加成分を含有するバルク状焼結体、さら
にはTiNのNをN含有の化合物に置換した焼結体を通
電焼結手段を用いて低温、低加圧力で生産性良く製造す
る方法を提供するものである。この製造方法で得られる
焼結体は、軽量、耐摩耗性、高強度、高電導性、黄金色
等のTiNのもつ優れた本来の特性を発揮するものであ
り、本発明の製造方法は、従来薄い被膜としての使い方
や他の材料の添加成分としての使い方に限定されていた
TiNをTiNの単体からなるバルク材として多くの用
途に使用できるようにした顕著な効果を呈する。
の断面図である。
すグラフである。
Claims (9)
- 【請求項1】 焼結助剤を含まないTiN粉末または該
粉末の圧粉体からなる被焼結材料を型に充填し、次い
で、該被焼結材料に直接通電することにより1000〜
2200℃の焼結温度まで昇温して焼結することを特徴
とする窒化チタン焼結体の製造方法。 - 【請求項2】 被焼結材料に10〜980MPaの圧縮
応力を負荷しながら焼結することを特徴とする請求項1
記載の窒化チタン焼結体の製造方法。 - 【請求項3】 TiN粉末に対して、TiH2 粉末を7
0重量%以下添加した混合粉体または圧粉体を用いるこ
とを特徴とする請求項1記載の窒化チタン焼結体の製造
方法。 - 【請求項4】 体積率が50%以上100%以下のTi
Nと焼結により形成された0%以上50%以下のTim
Nl (ここで、mとlは、1<m≦4、1<m+l<
8、m>lである)とからなる窒化チタン焼結体とする
ことを特徴とする請求項1乃至3記載の窒化チタン焼結
体の製造方法。 - 【請求項5】 体積率が50%以上100%以下のTi
Nと焼結により形成された0%以上50%以下のTim
Nl (ここで、mとlは、1<m≦4、1<m+l<
8、m>lである)と0%以上50%以下のTiとから
なる窒化チタン焼結体とすることを特徴とする請求項1
乃至3記載の窒化チタン焼結体の製造方法。 - 【請求項6】 TiNに固溶できる金属を添加した混合
粉体または圧粉体を用いて、体積率が50%以上100
%以下の(Ti,M)Nと焼結により形成された0%以
上50%以下の(Ti,M)m Nl (ここで、mとl
は、1<m≦4、1<m+l<8、m>lであり、M
は、チタン以外の金属で、TiNに固溶できる金属であ
る)とからなる窒化チタン焼結体とすることを特徴とす
る請求項1乃至3記載の窒化チタン焼結体の製造方法。 - 【請求項7】 TiNに固溶できる金属を添加した混合
粉体または圧粉体を用いて、体積率が50%以上100
%以下の(Ti,M)Nと焼結により形成された0%以
上50%以下の(Ti,M)m Nl (ここで、mとl
は、1<m≦4、1<m+l<8、m>lであり、M
は、チタン以外の金属で、TiNに固溶できる金属であ
る)と0%以上50%以下のTiまたはTi(M)とか
らなる窒化チタン焼結体とすることを特徴とする請求項
1乃至3記載の窒化チタン焼結体の製造方法。 - 【請求項8】 焼結体のN成分が、(N,B)、(N,
C)、(N,O)、(N,B,C)、(N,B,O)、
(N,C,O)、(N,B,C,O)のいずれかで置き
換えられた成分からなる窒化チタン焼結体であることを
特徴とする請求項1乃至7記載の窒化チタン焼結体の製
造方法。 - 【請求項9】 焼結体が、チタン窒化物、焼結後にチタ
ンと固溶または反応せずに存在するTiH2 以外の焼結
助剤あるいは不純物に起因して含有される物質を体積率
で5%以下含有することを特徴とする請求項1乃至8記
載の窒化チタン焼結体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15837598A JP4566296B2 (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 窒化チタン焼結体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15837598A JP4566296B2 (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 窒化チタン焼結体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11322430A true JPH11322430A (ja) | 1999-11-24 |
| JP4566296B2 JP4566296B2 (ja) | 2010-10-20 |
Family
ID=15670339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15837598A Expired - Fee Related JP4566296B2 (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 窒化チタン焼結体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4566296B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006008469A (ja) * | 2004-06-28 | 2006-01-12 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 窒化金属部材、および窒化金属部材の製造方法 |
| JP2006265069A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Ngk Insulators Ltd | 単結晶育成用の反応容器および単結晶の育成方法 |
| CN116275023A (zh) * | 2023-03-29 | 2023-06-23 | 中国科学院金属研究所 | 一种TiN材料及其制备方法 |
-
1998
- 1998-05-21 JP JP15837598A patent/JP4566296B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006008469A (ja) * | 2004-06-28 | 2006-01-12 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 窒化金属部材、および窒化金属部材の製造方法 |
| JP2006265069A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Ngk Insulators Ltd | 単結晶育成用の反応容器および単結晶の育成方法 |
| CN116275023A (zh) * | 2023-03-29 | 2023-06-23 | 中国科学院金属研究所 | 一种TiN材料及其制备方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4566296B2 (ja) | 2010-10-20 |
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