JPH11322771A - ジチオリン酸亜鉛の製造方法 - Google Patents
ジチオリン酸亜鉛の製造方法Info
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- JPH11322771A JPH11322771A JP12912998A JP12912998A JPH11322771A JP H11322771 A JPH11322771 A JP H11322771A JP 12912998 A JP12912998 A JP 12912998A JP 12912998 A JP12912998 A JP 12912998A JP H11322771 A JPH11322771 A JP H11322771A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、硫化水素臭等の不快な臭気
や銅板腐食性が全く無く、保存安定性及び潤滑性に優れ
たジチオリン酸亜鉛を高純度且つ高収率で得ることがで
きる製造方法を提供することにある。 【解決手段】 本発明のジチオリン酸亜鉛の製造方法
は、第一の工程として、(A)炭素数nのアルコール又
はフェノール及び(B)五二硫化リンを反応させジチオ
リン酸を製造する工程;第二の工程として、第一の工程
により製造されたジチオリン酸及び(C)酸化亜鉛を反
応させる工程;を有するジチオリン酸亜鉛の製造方法に
おいて、第二の工程で使用されるジチオリン酸の酸価
(Av:mgKOH/g)が、 【数1】
や銅板腐食性が全く無く、保存安定性及び潤滑性に優れ
たジチオリン酸亜鉛を高純度且つ高収率で得ることがで
きる製造方法を提供することにある。 【解決手段】 本発明のジチオリン酸亜鉛の製造方法
は、第一の工程として、(A)炭素数nのアルコール又
はフェノール及び(B)五二硫化リンを反応させジチオ
リン酸を製造する工程;第二の工程として、第一の工程
により製造されたジチオリン酸及び(C)酸化亜鉛を反
応させる工程;を有するジチオリン酸亜鉛の製造方法に
おいて、第二の工程で使用されるジチオリン酸の酸価
(Av:mgKOH/g)が、 【数1】
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジチオリン酸亜鉛
の製造方法に関する。
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車や各種産業機械の高性能
化、高出力化が進んでいる。それに伴って、それらに使
用される潤滑油に要求される性能も高度化してきてい
る。特に、環境問題や省資源化といった背景から、潤滑
油の更油期間を長くできるロングドレイン化の要求は強
いものがある。これらの潤滑油には種々の添加剤が配合
されており、その中でも耐荷重添加剤、清浄分散剤、粘
度指数向上剤、酸化防止剤、流動点降下剤等の需要が大
きい。従って、潤滑油の性能を向上させるためには、こ
れら添加剤の各性能を向上させることが必要となる。こ
のような状況の下、酸化防止性、腐食防止性及び耐摩耗
性を有するジチオリン酸亜鉛が多機能添加剤として広く
使用されており、特に耐摩耗性の点から、今日では必須
の添加剤となりつつありその性能の向上が求められてい
る。
化、高出力化が進んでいる。それに伴って、それらに使
用される潤滑油に要求される性能も高度化してきてい
る。特に、環境問題や省資源化といった背景から、潤滑
油の更油期間を長くできるロングドレイン化の要求は強
いものがある。これらの潤滑油には種々の添加剤が配合
されており、その中でも耐荷重添加剤、清浄分散剤、粘
度指数向上剤、酸化防止剤、流動点降下剤等の需要が大
きい。従って、潤滑油の性能を向上させるためには、こ
れら添加剤の各性能を向上させることが必要となる。こ
のような状況の下、酸化防止性、腐食防止性及び耐摩耗
性を有するジチオリン酸亜鉛が多機能添加剤として広く
使用されており、特に耐摩耗性の点から、今日では必須
の添加剤となりつつありその性能の向上が求められてい
る。
【0003】通常、ジチオリン酸亜鉛は、五二硫化リン
とアルコールから得られる二炭化水素置換ジチオリン酸
を酸化亜鉛で中和することによって製造される。例え
ば、特公昭48―37251号公報には、不活性ガスを
吹き込むことにより生成する水を除去して得た二炭化水
素置換ジチオリン酸及び酸化亜鉛を、少量の硝酸亜鉛、
塩化亜鉛及び硫酸亜鉛から選ばれた亜鉛塩存在下で反応
させて、ジチオリン酸亜鉛を得る方法が記載されてい
る。又、特開昭47―32005号公報には、アルコー
ル類と五二硫化リンから製造したジチオリン酸を水酸化
ナトリウム等のアルカリ金属水溶液に溶解し、塩化亜鉛
等の亜鉛塩を加えることにより塩基性ジチオリン酸亜鉛
を得る方法が記載されている。又、米国特許第3,68
6,243号公報には、二炭化水素置換ジチオリン酸と
酸化亜鉛、水酸化亜鉛、又は炭酸亜鉛から選ばれた塩基
性亜鉛とを水とヘプタンの存在下、密閉系で反応させて
ジチオリン酸亜鉛を製造する方法が記載されている。
とアルコールから得られる二炭化水素置換ジチオリン酸
を酸化亜鉛で中和することによって製造される。例え
ば、特公昭48―37251号公報には、不活性ガスを
吹き込むことにより生成する水を除去して得た二炭化水
素置換ジチオリン酸及び酸化亜鉛を、少量の硝酸亜鉛、
塩化亜鉛及び硫酸亜鉛から選ばれた亜鉛塩存在下で反応
させて、ジチオリン酸亜鉛を得る方法が記載されてい
る。又、特開昭47―32005号公報には、アルコー
ル類と五二硫化リンから製造したジチオリン酸を水酸化
ナトリウム等のアルカリ金属水溶液に溶解し、塩化亜鉛
等の亜鉛塩を加えることにより塩基性ジチオリン酸亜鉛
を得る方法が記載されている。又、米国特許第3,68
6,243号公報には、二炭化水素置換ジチオリン酸と
酸化亜鉛、水酸化亜鉛、又は炭酸亜鉛から選ばれた塩基
性亜鉛とを水とヘプタンの存在下、密閉系で反応させて
ジチオリン酸亜鉛を製造する方法が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記に代表さ
れる従来のジチオリン酸亜鉛の製造方法では、最終生成
物の純度や潤滑剤として使用した場合の性能が製造条件
により大きく変化してしまうという問題点を抱えてい
た。特に、最終生成物に硫化水素臭等の臭気や、銅板腐
食性が無く、潤滑性に優れた製品を高純度且つ高収率で
得ることはできなかった。
れる従来のジチオリン酸亜鉛の製造方法では、最終生成
物の純度や潤滑剤として使用した場合の性能が製造条件
により大きく変化してしまうという問題点を抱えてい
た。特に、最終生成物に硫化水素臭等の臭気や、銅板腐
食性が無く、潤滑性に優れた製品を高純度且つ高収率で
得ることはできなかった。
【0005】そこで本発明者らは鋭意検討した結果、酸
化亜鉛と反応させるジチオリン酸の酸価が、最終生成物
であるジチオリン酸亜鉛の収率、純度及び潤滑剤として
使用した場合の性能等に大きな影響を及ぼしていること
を発見し、本発明に到達した。従って、本発明の目的
は、硫化水素臭等の不快な臭気や銅板腐食性が全く無
く、保存安定性及び潤滑性に優れたジチオリン酸亜鉛を
高純度且つ高収率で得ることができる製造方法を提供す
ることにある。
化亜鉛と反応させるジチオリン酸の酸価が、最終生成物
であるジチオリン酸亜鉛の収率、純度及び潤滑剤として
使用した場合の性能等に大きな影響を及ぼしていること
を発見し、本発明に到達した。従って、本発明の目的
は、硫化水素臭等の不快な臭気や銅板腐食性が全く無
く、保存安定性及び潤滑性に優れたジチオリン酸亜鉛を
高純度且つ高収率で得ることができる製造方法を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、第一の工
程として、(A)炭素数nのアルコール又はフェノール
及び(B)五二硫化リンを反応させジチオリン酸を製造
する工程;第二の工程として、第一の工程により製造さ
れたジチオリン酸及び(C)酸化亜鉛を反応させる工程
を有するジチオリン酸亜鉛の製造方法において、第二の
工程で使用されるジチオリン酸の酸価Av(mgKOH
/g)が、
程として、(A)炭素数nのアルコール又はフェノール
及び(B)五二硫化リンを反応させジチオリン酸を製造
する工程;第二の工程として、第一の工程により製造さ
れたジチオリン酸及び(C)酸化亜鉛を反応させる工程
を有するジチオリン酸亜鉛の製造方法において、第二の
工程で使用されるジチオリン酸の酸価Av(mgKOH
/g)が、
【数2】 の範囲であるジチオリン酸亜鉛の製造方法である。又、
本発明は、上記方法により製造されたジチオリン酸亜鉛
を含有する潤滑油又はグリース組成物である。
本発明は、上記方法により製造されたジチオリン酸亜鉛
を含有する潤滑油又はグリース組成物である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の製造方法の第一の工程で
使用される(A)炭素数nのアルコール又はフェノール
により、一般式(1)のR1及びR2が決定される。使用
できるアルコール又はフェノールとしては、炭素鎖が直
鎖、分岐鎖、飽和、不飽和、脂肪族、脂環族、芳香族等
の各種アルコール又はフェノールである。(A)炭素数
nのアルコール又はフェノールは、1種類であっても、
2種類以上を併用してもよい。2種類以上のアルコール
又はフェノールを併用する場合、炭素数nは平均値であ
る。
使用される(A)炭素数nのアルコール又はフェノール
により、一般式(1)のR1及びR2が決定される。使用
できるアルコール又はフェノールとしては、炭素鎖が直
鎖、分岐鎖、飽和、不飽和、脂肪族、脂環族、芳香族等
の各種アルコール又はフェノールである。(A)炭素数
nのアルコール又はフェノールは、1種類であっても、
2種類以上を併用してもよい。2種類以上のアルコール
又はフェノールを併用する場合、炭素数nは平均値であ
る。
【0008】アルコールとしては、例えば、メタノー
ル、エタノール、プロパノール、2−プロパノール、ブ
タノール、ペンタノール、2−メチル−4−ペンタノー
ル、ヘキサノール、ヘプタノール、オクタノール、2−
エチルヘキサノール、ノナノール、1―デカノール、イ
ソデシルアルコール、2―メチルデカノール、ラウリル
アルコール、1―トリデカノール、イソトリデシルアル
コール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、パ
ルミチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニル
アルコール、エイコサノール(C20)、ドコサノール
(C22)、テトラコサノール(C24)、ヘキサコサノー
ル(C26)、オクタコサノール(C28)、ミリシルアル
コール、ラッセロール、テトラトリアコンタノール、ア
リルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリル
アルコール、シクロペンタノール、シクロヘキサノー
ル、2―ブチルオクタノール、2―ブチルデカノール、
2―ヘキシルオクタノール、2―ヘキシルデカノール、
2―ヘキシルドデカノール、2―オクチルデカノール、
2―オクチルドデカノール、2−オクチルテトラデカノ
ール、2−デシルドデカノール、2―デシルテトラデカ
ノール、2−デシルヘキサデカノール、2−ドデシルテ
トラデカノール、2−ドデシルヘキサデカノール、2−
ドデシルオクタデカノール、2−テトラデシルオクタデ
カノール、2−テトラデシルイコサノール、2―ヘキサ
デシルオクタデカノール、2−ヘキサデシルイコサノー
ル等が挙げられる。
ル、エタノール、プロパノール、2−プロパノール、ブ
タノール、ペンタノール、2−メチル−4−ペンタノー
ル、ヘキサノール、ヘプタノール、オクタノール、2−
エチルヘキサノール、ノナノール、1―デカノール、イ
ソデシルアルコール、2―メチルデカノール、ラウリル
アルコール、1―トリデカノール、イソトリデシルアル
コール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、パ
ルミチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニル
アルコール、エイコサノール(C20)、ドコサノール
(C22)、テトラコサノール(C24)、ヘキサコサノー
ル(C26)、オクタコサノール(C28)、ミリシルアル
コール、ラッセロール、テトラトリアコンタノール、ア
リルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリル
アルコール、シクロペンタノール、シクロヘキサノー
ル、2―ブチルオクタノール、2―ブチルデカノール、
2―ヘキシルオクタノール、2―ヘキシルデカノール、
2―ヘキシルドデカノール、2―オクチルデカノール、
2―オクチルドデカノール、2−オクチルテトラデカノ
ール、2−デシルドデカノール、2―デシルテトラデカ
ノール、2−デシルヘキサデカノール、2−ドデシルテ
トラデカノール、2−ドデシルヘキサデカノール、2−
ドデシルオクタデカノール、2−テトラデシルオクタデ
カノール、2−テトラデシルイコサノール、2―ヘキサ
デシルオクタデカノール、2−ヘキサデシルイコサノー
ル等が挙げられる。
【0009】フェノールとしては、例えば、フェノー
ル、クレゾール、エチルフェノール、ターシャルブチル
フェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノール、
ドデシルフェノール、スチレン化フェノール、パラクミ
ルフェノール、ベンジルフェノール等が挙げられる。
ル、クレゾール、エチルフェノール、ターシャルブチル
フェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノール、
ドデシルフェノール、スチレン化フェノール、パラクミ
ルフェノール、ベンジルフェノール等が挙げられる。
【0010】中でも、本発明の製造方法により製造され
るジチオリン酸亜鉛を潤滑剤として使用する場合には、
油溶性及び潤滑性の面から1―デカノール、イソデシル
アルコール、2―メチルデカノール、ラウリルアルコー
ル、1―トリデカノール、イソトリデシルアルコール、
ミリスチルアルコール、セチルアルコール、パルミチル
アルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコー
ル等の炭素数10〜18のアルコールが好ましく、更に
ラウリルアルコール、1―トリデカノール、ミリスチル
アルコールが好ましい。
るジチオリン酸亜鉛を潤滑剤として使用する場合には、
油溶性及び潤滑性の面から1―デカノール、イソデシル
アルコール、2―メチルデカノール、ラウリルアルコー
ル、1―トリデカノール、イソトリデシルアルコール、
ミリスチルアルコール、セチルアルコール、パルミチル
アルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコー
ル等の炭素数10〜18のアルコールが好ましく、更に
ラウリルアルコール、1―トリデカノール、ミリスチル
アルコールが好ましい。
【0011】本発明の製造方法においては、第一の工程
として上記(A)炭素数nのアルコール又はフェノール
と、(B)五二硫化リンを反応させてジチオリン酸を製
造する。この反応は、以下の反応式(a)に従って、ジ
チオリン酸を生成し、硫化水素を副生する。
として上記(A)炭素数nのアルコール又はフェノール
と、(B)五二硫化リンを反応させてジチオリン酸を製
造する。この反応は、以下の反応式(a)に従って、ジ
チオリン酸を生成し、硫化水素を副生する。
【化4】
【0012】反応条件は特に限定されないが、通常は液
底から窒素ガスを吹き込みながら、常圧下、温度は好ま
しくは、使用した(A)炭素数nのアルコール又はフェ
ノールの融点〜200℃、より好ましくは60〜160
℃、最も好ましくは80〜140℃で3〜12時間反応
させることにより、硫化水素を副生しながらジチオリン
酸を得ることができる。得られるジチオリン酸は通常、
無色〜暗緑色の油状液体である。
底から窒素ガスを吹き込みながら、常圧下、温度は好ま
しくは、使用した(A)炭素数nのアルコール又はフェ
ノールの融点〜200℃、より好ましくは60〜160
℃、最も好ましくは80〜140℃で3〜12時間反応
させることにより、硫化水素を副生しながらジチオリン
酸を得ることができる。得られるジチオリン酸は通常、
無色〜暗緑色の油状液体である。
【0013】以上の第一の工程で得られたジチオリン酸
は、酸性を示す。従って、2−プロパノール等の適当な
有機溶媒下、フェノールフタレイン指示薬を使用して水
酸化アルカリ水溶液で中和滴定を行うことによって酸価
を測定することができる。本発明の製造方法において
は、第一の工程で製造され第二の工程で使用されるジチ
オリン酸の酸価(Av:mgKOH/g)が、
は、酸性を示す。従って、2−プロパノール等の適当な
有機溶媒下、フェノールフタレイン指示薬を使用して水
酸化アルカリ水溶液で中和滴定を行うことによって酸価
を測定することができる。本発明の製造方法において
は、第一の工程で製造され第二の工程で使用されるジチ
オリン酸の酸価(Av:mgKOH/g)が、
【数3】 の範囲でなければならない。尚、nは(A)アルコール
又はフェノールの炭素数である。更に、好ましくは
又はフェノールの炭素数である。更に、好ましくは
【数4】 の範囲、最も好ましくは
【数5】 の範囲であることがよい。酸価が、1,400/(n+
4.6)を下回るジチオリン酸を使用すると、最終生成
物であるジチオリン酸亜鉛の収率の低下が起こるだけで
なく、副生成分の分離が困難となり、その結果ジチオリ
ン酸亜鉛の純度が低下する。
4.6)を下回るジチオリン酸を使用すると、最終生成
物であるジチオリン酸亜鉛の収率の低下が起こるだけで
なく、副生成分の分離が困難となり、その結果ジチオリ
ン酸亜鉛の純度が低下する。
【0014】本発明の製造方法の第二の工程において
は、上記の特定の酸価を示すジチオリン酸と、(C)酸
化亜鉛を反応させる。この反応は、一般的に以下の反応
式(b)に従って、ジチオリン酸亜鉛を生成し、水を副
生する。
は、上記の特定の酸価を示すジチオリン酸と、(C)酸
化亜鉛を反応させる。この反応は、一般的に以下の反応
式(b)に従って、ジチオリン酸亜鉛を生成し、水を副
生する。
【化5】
【0015】上記の反応を効率よく進行させるには、好
ましくは酸化亜鉛1モルに対してジチオリン酸を1.0
〜2.0モル、より好ましくは1.1〜1.9モル、最も
好ましくは1.2〜1.8モル使用すると良い。又、使用
する酸化亜鉛の選定にあたっては特に制限を受けない
が、反応活性及びろ過性の点から、比表面積が4〜5m
2/g、平均粒径が0.4〜0.5μmの酸化亜鉛を使用
することが好ましい。
ましくは酸化亜鉛1モルに対してジチオリン酸を1.0
〜2.0モル、より好ましくは1.1〜1.9モル、最も
好ましくは1.2〜1.8モル使用すると良い。又、使用
する酸化亜鉛の選定にあたっては特に制限を受けない
が、反応活性及びろ過性の点から、比表面積が4〜5m
2/g、平均粒径が0.4〜0.5μmの酸化亜鉛を使用
することが好ましい。
【0016】上記第二の工程の反応条件は特に限定され
ないが、通常は常圧で、温度は好ましくは20〜120
℃、より好ましくは40〜100℃、最も好ましくは6
0〜80℃で3〜12時間反応させることにより、本発
明の製造方法の目的物であるジチオリン酸亜鉛を得るこ
とができる。第二の工程では、水、硝酸亜鉛等の反応促
進剤を添加することができる。又、副生する水は、減圧
により留去すればよく、未反応の酸化亜鉛等の固形物は
ろ過により取り除けばよい。尚、本発明の製造方法で得
られるジチオリン酸亜鉛は通常常温で液状又は固体であ
る。
ないが、通常は常圧で、温度は好ましくは20〜120
℃、より好ましくは40〜100℃、最も好ましくは6
0〜80℃で3〜12時間反応させることにより、本発
明の製造方法の目的物であるジチオリン酸亜鉛を得るこ
とができる。第二の工程では、水、硝酸亜鉛等の反応促
進剤を添加することができる。又、副生する水は、減圧
により留去すればよく、未反応の酸化亜鉛等の固形物は
ろ過により取り除けばよい。尚、本発明の製造方法で得
られるジチオリン酸亜鉛は通常常温で液状又は固体であ
る。
【0017】本発明の製造方法によれば、実際には、下
記の一般式(1)で表されるジチオリン酸亜鉛中性塩の
他に、
記の一般式(1)で表されるジチオリン酸亜鉛中性塩の
他に、
【化6】 下記の塩基性塩及び過塩基性塩と呼ばれる成分が生成す
る:
る:
【0018】
【化7】
【化8】 この成分は、反応系内に水が存在する場合、以下の反応
式に従って生成する:
式に従って生成する:
【化9】
【化10】
【0018】この塩基性塩及び過塩基性塩は潤滑性に優
れる成分であり、ジチオリン酸亜鉛の製造にあたっては
不純物ではない。従って、一般式(1)〜(3)で表わ
されるジチオリン酸亜鉛は特に単一成分に分離する必要
はない:
れる成分であり、ジチオリン酸亜鉛の製造にあたっては
不純物ではない。従って、一般式(1)〜(3)で表わ
されるジチオリン酸亜鉛は特に単一成分に分離する必要
はない:
【化11】
【化12】
【0019】又、上式から明らかなとおり、亜鉛イオン
及び水酸化物イオンの存在は、塩基性塩及び過塩基性塩
の生成に影響を与えるため、副生する水を反応中に直ち
に除去する必要はない。又、第二の工程において水を適
当に添加すれば、生成する塩基性塩及び過塩基性塩の生
成割合を制御することができる。
及び水酸化物イオンの存在は、塩基性塩及び過塩基性塩
の生成に影響を与えるため、副生する水を反応中に直ち
に除去する必要はない。又、第二の工程において水を適
当に添加すれば、生成する塩基性塩及び過塩基性塩の生
成割合を制御することができる。
【0020】本発明の製造方法によれば、従来の製造方
法に比べ、高純度、高収率でジチオリン酸亜鉛を得るこ
とができる。又、副生成物が少ないため、硫化水素臭等
の不快な臭気や銅板腐食性が無く、且つ保存安定性に優
れるジチオリン酸亜鉛を得ることができる。特に、本発
明の製造方法は使用するアルコールやフェノールの鎖長
や構造により制限を受けない点で有効である。又、本発
明の製造方法により製造されたジチオリン酸亜鉛は、高
純度であり副生成物が少ないが故に潤滑性及び酸化防止
性に優れるものである。
法に比べ、高純度、高収率でジチオリン酸亜鉛を得るこ
とができる。又、副生成物が少ないため、硫化水素臭等
の不快な臭気や銅板腐食性が無く、且つ保存安定性に優
れるジチオリン酸亜鉛を得ることができる。特に、本発
明の製造方法は使用するアルコールやフェノールの鎖長
や構造により制限を受けない点で有効である。又、本発
明の製造方法により製造されたジチオリン酸亜鉛は、高
純度であり副生成物が少ないが故に潤滑性及び酸化防止
性に優れるものである。
【0021】本発明の製造方法で得られたジチオリン酸
亜鉛は、潤滑剤として優秀且つ有用なものであり、特
に、摩擦低減能力及び酸化防止能力に優れるものであ
る。本発明の製造方法で得られたジチオリン酸亜鉛を潤
滑油添加剤として使用する場合は、潤滑油基油に対して
好ましくは0.01〜5重量%、より好ましくは0.05
〜1重量%、更に好ましくは0.1〜0.5重量%添加す
ると良い。グリース添加剤として使用する場合は、基グ
リースに対して好ましくは0.1〜10重量%、より好
ましくは0.5〜7重量%、更に好ましくは1〜5重量
%添加すると良い。使用することができる潤滑油基油
は、鉱油、合成油又はこれらの混合物の何れであっても
よい。潤滑油基油の動粘度は特に限定されないが、好ま
しくは100℃で1〜50cSt、40℃で10〜1,
000cSt程度、粘度指数(VI)は好ましくは70
以上、より好ましくは100以上である。
亜鉛は、潤滑剤として優秀且つ有用なものであり、特
に、摩擦低減能力及び酸化防止能力に優れるものであ
る。本発明の製造方法で得られたジチオリン酸亜鉛を潤
滑油添加剤として使用する場合は、潤滑油基油に対して
好ましくは0.01〜5重量%、より好ましくは0.05
〜1重量%、更に好ましくは0.1〜0.5重量%添加す
ると良い。グリース添加剤として使用する場合は、基グ
リースに対して好ましくは0.1〜10重量%、より好
ましくは0.5〜7重量%、更に好ましくは1〜5重量
%添加すると良い。使用することができる潤滑油基油
は、鉱油、合成油又はこれらの混合物の何れであっても
よい。潤滑油基油の動粘度は特に限定されないが、好ま
しくは100℃で1〜50cSt、40℃で10〜1,
000cSt程度、粘度指数(VI)は好ましくは70
以上、より好ましくは100以上である。
【0022】鉱油は、天然の原油から分離されるもので
あり、これを適当に蒸留、精製等を行って製造される。
鉱油の主成分は炭化水素(多くはパラフィン類である)
であり、その他ナフテン分、芳香族分等を含有してい
る。これらを水素化精製、溶剤脱れき、溶剤抽出、溶剤
脱ろう、水添脱ろう、接触脱ろう、水素化分解、アルカ
リ蒸留、硫酸洗浄、白土処理等の精製を行った基油も好
ましく使用することができる。
あり、これを適当に蒸留、精製等を行って製造される。
鉱油の主成分は炭化水素(多くはパラフィン類である)
であり、その他ナフテン分、芳香族分等を含有してい
る。これらを水素化精製、溶剤脱れき、溶剤抽出、溶剤
脱ろう、水添脱ろう、接触脱ろう、水素化分解、アルカ
リ蒸留、硫酸洗浄、白土処理等の精製を行った基油も好
ましく使用することができる。
【0023】又、合成油とは、化学的に合成された潤滑
油であって、例えばポリ−α−オレフィン、ポリイソブ
チレン(ポリブテン)、ジエステル、ポリオールエステ
ル、リン酸エステル、ケイ酸エステル、ポリアルキレン
グリコール、ポリフェニルエーテル、シリコーン、フッ
素化化合物、アルキルベンゼン等が挙げられる。これら
の中でも、ポリ−α−オレフィン、ポリイソブチレン
(ポリブテン)、ジエステル、ポリオールエステル、ポ
リアルキレングリコール等は汎用的に使用することがで
き、内燃機関油や加工油等に好ましく使用することがで
きる。
油であって、例えばポリ−α−オレフィン、ポリイソブ
チレン(ポリブテン)、ジエステル、ポリオールエステ
ル、リン酸エステル、ケイ酸エステル、ポリアルキレン
グリコール、ポリフェニルエーテル、シリコーン、フッ
素化化合物、アルキルベンゼン等が挙げられる。これら
の中でも、ポリ−α−オレフィン、ポリイソブチレン
(ポリブテン)、ジエステル、ポリオールエステル、ポ
リアルキレングリコール等は汎用的に使用することがで
き、内燃機関油や加工油等に好ましく使用することがで
きる。
【0024】又、グリースとして用いられる場合は、ジ
チオリン酸亜鉛は、鉱油及又は合成油からなる基油に増
稠剤を添加した基グリースに添加される。増稠剤として
は、例えば、石鹸系又はコンプレックス石鹸系増稠剤、
テレフタレメート系増稠剤、ウレア系増稠剤、ポリテト
ラフルオロエチレン、フルオロ化エチレン−プロピレン
共重合体等の有機非石鹸系増稠剤、無機非石鹸系増稠剤
等が挙げられる。
チオリン酸亜鉛は、鉱油及又は合成油からなる基油に増
稠剤を添加した基グリースに添加される。増稠剤として
は、例えば、石鹸系又はコンプレックス石鹸系増稠剤、
テレフタレメート系増稠剤、ウレア系増稠剤、ポリテト
ラフルオロエチレン、フルオロ化エチレン−プロピレン
共重合体等の有機非石鹸系増稠剤、無機非石鹸系増稠剤
等が挙げられる。
【0025】又、本発明の製造方法により製造されたジ
チオリン酸亜鉛は、必要に応じてその他の潤滑油添加剤
と併用することができる。代表的な潤滑油添加剤として
は、例えば、油性剤、摩擦緩和剤、極圧剤、酸化防止
剤、清浄剤、分散剤、粘度指数向上剤、消泡剤、防錆
剤、流動点降下剤等が挙げられる。中でも、硫化オキシ
モリブデンジチオホスフェート、硫化オキシモリブデン
ジチオカーバメートは酸化防止能、摩擦低減能とも優れ
ており、本発明の製造方法によって得られたジチオリン
酸亜鉛と好ましく併用することができる。
チオリン酸亜鉛は、必要に応じてその他の潤滑油添加剤
と併用することができる。代表的な潤滑油添加剤として
は、例えば、油性剤、摩擦緩和剤、極圧剤、酸化防止
剤、清浄剤、分散剤、粘度指数向上剤、消泡剤、防錆
剤、流動点降下剤等が挙げられる。中でも、硫化オキシ
モリブデンジチオホスフェート、硫化オキシモリブデン
ジチオカーバメートは酸化防止能、摩擦低減能とも優れ
ており、本発明の製造方法によって得られたジチオリン
酸亜鉛と好ましく併用することができる。
【0026】本発明の製造方法により製造されたジチオ
リン酸亜鉛は、あらゆる用途の潤滑油に添加して使用で
きる。例えば、工業用潤滑油、タービン油、マシン油、
軸受油、圧縮機油、油圧油、作動油、内燃機関油、冷凍
機油、ギヤ油、自動変速機用油、トランスアクスル流
体、金属加工油、各種グリース等が挙げられる。中で
も、車両用エンジン、2サイクルエンジン、航空機用エ
ンジン、船舶用エンジン、機関車用エンジン等の内燃機
関油の酸化防止剤として好適である。内燃機関としては
例えば、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ジェ
ットエンジン、ガスタービンエンジン、アルコールエン
ジン等が挙げられる。
リン酸亜鉛は、あらゆる用途の潤滑油に添加して使用で
きる。例えば、工業用潤滑油、タービン油、マシン油、
軸受油、圧縮機油、油圧油、作動油、内燃機関油、冷凍
機油、ギヤ油、自動変速機用油、トランスアクスル流
体、金属加工油、各種グリース等が挙げられる。中で
も、車両用エンジン、2サイクルエンジン、航空機用エ
ンジン、船舶用エンジン、機関車用エンジン等の内燃機
関油の酸化防止剤として好適である。内燃機関としては
例えば、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ジェ
ットエンジン、ガスタービンエンジン、アルコールエン
ジン等が挙げられる。
【0027】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に具体的に説
明する。尚、以下の実施例中、部及び%は特に記載が無
い限り重量基準である。 <実施例1> (ジ−1−オクチルジチオリン酸の製造)攪拌棒、攪拌
シール、温度計、ジムロート還流冷却管及び窒素導入管
を取り付け、硫化水素吸収用苛性ソーダ水トラップ瓶を
接続したフラスコに、1−オクタノール521g(4.
0モル)を、続いて五二硫化リン222g(1.0モ
ル)を氷冷下で仕込んだ。硫化水素の発生に伴う発泡に
注意しながら100〜110℃に加熱し、窒素を吹き込
みながら5時間反応させた後、冷却した。計算量の硫化
水素が発生し、暗緑色のジ−1−オクチルジチオリン酸
694g(1.96モル)を得た。これを予め中性に調
整した2−プロパノールに溶解し、フェノールフタレイ
ン指示薬と水酸化カリウム水溶液で中和滴定したとこ
ろ、酸価は148mgKOH/gであった。
明する。尚、以下の実施例中、部及び%は特に記載が無
い限り重量基準である。 <実施例1> (ジ−1−オクチルジチオリン酸の製造)攪拌棒、攪拌
シール、温度計、ジムロート還流冷却管及び窒素導入管
を取り付け、硫化水素吸収用苛性ソーダ水トラップ瓶を
接続したフラスコに、1−オクタノール521g(4.
0モル)を、続いて五二硫化リン222g(1.0モ
ル)を氷冷下で仕込んだ。硫化水素の発生に伴う発泡に
注意しながら100〜110℃に加熱し、窒素を吹き込
みながら5時間反応させた後、冷却した。計算量の硫化
水素が発生し、暗緑色のジ−1−オクチルジチオリン酸
694g(1.96モル)を得た。これを予め中性に調
整した2−プロパノールに溶解し、フェノールフタレイ
ン指示薬と水酸化カリウム水溶液で中和滴定したとこ
ろ、酸価は148mgKOH/gであった。
【0028】(ジ−1−オクチルジチオリン酸亜鉛の製
造)上記の反応によって製造したジ−1−オクチルジチ
オリン酸355g(1.0モル)に、酸化亜鉛40.7g
(0.5モル)を仕込み、反応に伴う発熱に注意しなが
ら60〜80℃で2時間常圧で反応させた。続いて減圧
し、100〜110℃、10Torr以下で1時間脱水
した。これをケイソウ土をろ過助剤としてろ過し、黄色
液体のジ−1−オクチルジチオリン酸亜鉛375gを得
た。中性塩とみなした収率は97%、31P−NMR分析
により中性塩の比率は72%、純度は95%であった。
元素分析の結果、亜鉛8.4%、硫黄16.8%、リン
7.9%を含んでいた。40℃における動粘度は80m
m2/秒であった。
造)上記の反応によって製造したジ−1−オクチルジチ
オリン酸355g(1.0モル)に、酸化亜鉛40.7g
(0.5モル)を仕込み、反応に伴う発熱に注意しなが
ら60〜80℃で2時間常圧で反応させた。続いて減圧
し、100〜110℃、10Torr以下で1時間脱水
した。これをケイソウ土をろ過助剤としてろ過し、黄色
液体のジ−1−オクチルジチオリン酸亜鉛375gを得
た。中性塩とみなした収率は97%、31P−NMR分析
により中性塩の比率は72%、純度は95%であった。
元素分析の結果、亜鉛8.4%、硫黄16.8%、リン
7.9%を含んでいた。40℃における動粘度は80m
m2/秒であった。
【0029】<実施例2> (ジ−ラウリル/ミリスチル/セチル混合ジチオリン酸
の製造)実施例1と同様の反応装置に、ラウリル/ミリ
スチル/セチル混合アルコール(C12分75%、n=1
2.7、水酸基価291mgKOH/g)771g(4.
0モル)中に、五二硫化リン222g(1.0モル)を
仕込んだ。反応に伴う発熱に注意しながら110〜13
0℃に加熱し、窒素を吹き込みながら5時間反応させた
後、冷却した。理論量の硫化水素が発生し、暗緑色のジ
−ラウリル/ミリスチル/セチル混合ジチオリン酸94
0g(1.96モル)を得た。中和滴定の結果、酸価は
113mgKOH/gであった。
の製造)実施例1と同様の反応装置に、ラウリル/ミリ
スチル/セチル混合アルコール(C12分75%、n=1
2.7、水酸基価291mgKOH/g)771g(4.
0モル)中に、五二硫化リン222g(1.0モル)を
仕込んだ。反応に伴う発熱に注意しながら110〜13
0℃に加熱し、窒素を吹き込みながら5時間反応させた
後、冷却した。理論量の硫化水素が発生し、暗緑色のジ
−ラウリル/ミリスチル/セチル混合ジチオリン酸94
0g(1.96モル)を得た。中和滴定の結果、酸価は
113mgKOH/gであった。
【0030】(ジ−ラウリル/ミリスチル/セチル混合
ジチオリン酸亜鉛の製造)上記の反応によって製造した
ジ−ラウリル/ミリスチル/セチル混合ジチオリン酸4
80g(1.0モル)に酸化亜鉛42.7g(0.53モ
ル)を仕込み、実施例1と同様に反応及び処理を行い、
黄色液体のジ−ラウリル/ミリスチル/セチル混合ジチ
オリン酸亜鉛496gを得た。中性塩とみなした収率は
97%、31P−NMR分析により中性塩の比率は77
%、純度は93%であった。元素分析の結果、亜鉛6.
0%、硫黄12.2%、リン6.2%を含んでいた。
ジチオリン酸亜鉛の製造)上記の反応によって製造した
ジ−ラウリル/ミリスチル/セチル混合ジチオリン酸4
80g(1.0モル)に酸化亜鉛42.7g(0.53モ
ル)を仕込み、実施例1と同様に反応及び処理を行い、
黄色液体のジ−ラウリル/ミリスチル/セチル混合ジチ
オリン酸亜鉛496gを得た。中性塩とみなした収率は
97%、31P−NMR分析により中性塩の比率は77
%、純度は93%であった。元素分析の結果、亜鉛6.
0%、硫黄12.2%、リン6.2%を含んでいた。
【0031】<実施例3> (ジ−1−オクチルジチオリン酸の製造)実施例1と同
様の反応装置に、1−オクタノール521g(4.0モ
ル)に五二硫化リン222g(1.0モル)を仕込み、
窒素を吹き込みながら110〜120℃で5時間反応さ
せた後、冷却した。計算量の硫化水素が発生し、ジ−1
−オクチルジチオリン酸694g(1.96モル)を得
た。中和滴定の結果、酸価は116mgKOH/gであ
った。
様の反応装置に、1−オクタノール521g(4.0モ
ル)に五二硫化リン222g(1.0モル)を仕込み、
窒素を吹き込みながら110〜120℃で5時間反応さ
せた後、冷却した。計算量の硫化水素が発生し、ジ−1
−オクチルジチオリン酸694g(1.96モル)を得
た。中和滴定の結果、酸価は116mgKOH/gであ
った。
【0032】(ジ−1−ジオクチルジチオリン酸亜鉛の
製造)上記の反応によって製造したジオクチルジチオリ
ン酸355g(1.0モル)に酸化亜鉛40.7g(0.
5モル)を仕込み、実施例1と同様に反応及び処理を行
い、黄色液体のジ−1−オクチルジチオリン酸亜鉛37
5gを得た。中性塩とみなした収率は96%、31P−N
MR分析により中性塩の比率は75%、純度は93%で
あった。元素分析の結果、亜鉛8.1%、硫黄16.3
%、リン8.0%を含んでいた。
製造)上記の反応によって製造したジオクチルジチオリ
ン酸355g(1.0モル)に酸化亜鉛40.7g(0.
5モル)を仕込み、実施例1と同様に反応及び処理を行
い、黄色液体のジ−1−オクチルジチオリン酸亜鉛37
5gを得た。中性塩とみなした収率は96%、31P−N
MR分析により中性塩の比率は75%、純度は93%で
あった。元素分析の結果、亜鉛8.1%、硫黄16.3
%、リン8.0%を含んでいた。
【0033】<実施例4> (ジラウリルジチオリン酸の製造)実施例1と同様の反
応装置に、ラウリルアルコール(C12分98%以上)7
45g(4.0モル)に五二硫化リン222g(1.0モ
ル)を仕込み、窒素を吹き込みながら120〜130℃
で5時間反応させた後、冷却した。計算量の硫化水素が
発生し、暗緑色のジラウリルジチオリン酸915g
(1.96モル)を得た。中和滴定の結果、酸価は10
5mgKOH/gであった。
応装置に、ラウリルアルコール(C12分98%以上)7
45g(4.0モル)に五二硫化リン222g(1.0モ
ル)を仕込み、窒素を吹き込みながら120〜130℃
で5時間反応させた後、冷却した。計算量の硫化水素が
発生し、暗緑色のジラウリルジチオリン酸915g
(1.96モル)を得た。中和滴定の結果、酸価は10
5mgKOH/gであった。
【0034】(ジラウリルジチオリン酸亜鉛の製造)上
記の反応によって製造したジラウリルジチオリン酸46
7g(1.0モル)に酸化亜鉛40.7g(0.5モル)
を仕込み、実施例1と同様に反応及び処理を行い、黄色
液体のジラウリルジチオリン酸亜鉛478gを得た。中
性塩とみなした収率は96%、31P−NMR分析により
中性塩の比率は77%、純度は95%であった。元素分
析の結果、亜鉛7.1%、硫黄13.3%、リン6.5%
を含んでいた。40℃における動粘度は140mm2/
秒であった。
記の反応によって製造したジラウリルジチオリン酸46
7g(1.0モル)に酸化亜鉛40.7g(0.5モル)
を仕込み、実施例1と同様に反応及び処理を行い、黄色
液体のジラウリルジチオリン酸亜鉛478gを得た。中
性塩とみなした収率は96%、31P−NMR分析により
中性塩の比率は77%、純度は95%であった。元素分
析の結果、亜鉛7.1%、硫黄13.3%、リン6.5%
を含んでいた。40℃における動粘度は140mm2/
秒であった。
【0035】<比較例1>酸価が57mgKOH/gで
あるジ−1−オクチルジチオリン酸355g(1.0モ
ル)を使用し、実施例1と同様に酸化亜鉛と反応させ処
理を行ったが、最終生成物のろ過性が非常に悪かった。
収量は232g、中性塩とみなした収率は60%であっ
た。加えて、生成物はメルカプタン様臭気が強かった。
31P−NMR分析により、ジアルキルジチオリン酸亜鉛
以外に、多数の副生成分に由来するピークが認められ、
純度も70%と低かった。元素分析の結果、亜鉛5.0
%、硫黄14.8%、リン7.7%を含んでおり、亜鉛含
量の低下が見られた。
あるジ−1−オクチルジチオリン酸355g(1.0モ
ル)を使用し、実施例1と同様に酸化亜鉛と反応させ処
理を行ったが、最終生成物のろ過性が非常に悪かった。
収量は232g、中性塩とみなした収率は60%であっ
た。加えて、生成物はメルカプタン様臭気が強かった。
31P−NMR分析により、ジアルキルジチオリン酸亜鉛
以外に、多数の副生成分に由来するピークが認められ、
純度も70%と低かった。元素分析の結果、亜鉛5.0
%、硫黄14.8%、リン7.7%を含んでおり、亜鉛含
量の低下が見られた。
【0036】<比較例2>酸価が70mgKOH/gで
あるジ−ラウリル/ミリスチル/セチル混合ジチオリン
酸480g(1.0モル)を使用し、実施例2と同様に
酸化亜鉛と反応させ処理を行ったが、最終生成物のろ過
性が非常に悪かった。収量は359g、中性塩とみなし
た収率は70%であった。加えて、生成物は硫化水素様
臭気が強かった。31P−NMR分析により、ジアルキル
ジチオリン酸亜鉛以外に、多数の副生成分に由来するピ
ークが認められ、純度も75%と低かった。元素分析の
結果、亜鉛3.5%、硫黄11.1%、リン6.0%を
含んでおり、亜鉛含量の低下が見られた。
あるジ−ラウリル/ミリスチル/セチル混合ジチオリン
酸480g(1.0モル)を使用し、実施例2と同様に
酸化亜鉛と反応させ処理を行ったが、最終生成物のろ過
性が非常に悪かった。収量は359g、中性塩とみなし
た収率は70%であった。加えて、生成物は硫化水素様
臭気が強かった。31P−NMR分析により、ジアルキル
ジチオリン酸亜鉛以外に、多数の副生成分に由来するピ
ークが認められ、純度も75%と低かった。元素分析の
結果、亜鉛3.5%、硫黄11.1%、リン6.0%を
含んでおり、亜鉛含量の低下が見られた。
【0037】<比較例3>酸価が54mgKOH/gで
あるジラウリルジチオリン酸467g(1.0モル)を
使用し、実施例4と同様に酸化亜鉛と反応させ処理を行
ったが、最終生成物のろ過性が非常に悪かった。収量は
349g、中性塩とみなした収率は70%であった。加
えて、生成物は硫化水素様臭気が強かった。31P−NM
R分析により、ジアルキルジチオリン酸亜鉛以外に、多
数の副生成分に由来するピークが認められ、純度も80
%と低かった。元素分析の結果、亜鉛4.7%、硫黄1
1.9%、リン6.4%を含んでおり、亜鉛含量の低下が
見られた。
あるジラウリルジチオリン酸467g(1.0モル)を
使用し、実施例4と同様に酸化亜鉛と反応させ処理を行
ったが、最終生成物のろ過性が非常に悪かった。収量は
349g、中性塩とみなした収率は70%であった。加
えて、生成物は硫化水素様臭気が強かった。31P−NM
R分析により、ジアルキルジチオリン酸亜鉛以外に、多
数の副生成分に由来するピークが認められ、純度も80
%と低かった。元素分析の結果、亜鉛4.7%、硫黄1
1.9%、リン6.4%を含んでおり、亜鉛含量の低下が
見られた。
【0038】<実施例5> (ジステアリルジチオリン酸の製造)1−オクタノール
に代えてステアリルアルコール(C18分95%以上)
1,082g(4.0モル)を使用した以外は実施例1と
同様に反応させ、ジステアリルジチオリン酸1,270
g(2.0モル)を得た。中和滴定の結果、酸価は85
mgKOH/gであった。
に代えてステアリルアルコール(C18分95%以上)
1,082g(4.0モル)を使用した以外は実施例1と
同様に反応させ、ジステアリルジチオリン酸1,270
g(2.0モル)を得た。中和滴定の結果、酸価は85
mgKOH/gであった。
【0039】(ジステアリルジチオリン酸亜鉛の製造)
上記の反応によって製造したジステアリルジチオリン酸
635g(1.0モル)に、酸化亜鉛48.8g(0.6
モル)を仕込み、実施例1と同様に反応及び処理を行
い、融点約50℃のジステアリルジチオリン酸亜鉛64
0gを得た。中性塩とみなした収率は96%、31P−N
MR分析により中性塩の比率は76%、純度は98%で
あった。元素分析の結果、亜鉛5.3%、硫黄9.7%、
リン4.7%を含んでいた。
上記の反応によって製造したジステアリルジチオリン酸
635g(1.0モル)に、酸化亜鉛48.8g(0.6
モル)を仕込み、実施例1と同様に反応及び処理を行
い、融点約50℃のジステアリルジチオリン酸亜鉛64
0gを得た。中性塩とみなした収率は96%、31P−N
MR分析により中性塩の比率は76%、純度は98%で
あった。元素分析の結果、亜鉛5.3%、硫黄9.7%、
リン4.7%を含んでいた。
【0040】<実施例6> [ビス(ドデシルフェニル)ジチオリン酸の製造]1−
オクタノールに代えてドデシルフェノール1,050g
(4.0モル)を使用した以外は実施例1と同様に反応
させ、ビス(ドデシルフェニル)ジチオリン酸1,23
8g(2.0モル)を得た。中和滴定の結果、酸価は8
8mgKOH/gであった。
オクタノールに代えてドデシルフェノール1,050g
(4.0モル)を使用した以外は実施例1と同様に反応
させ、ビス(ドデシルフェニル)ジチオリン酸1,23
8g(2.0モル)を得た。中和滴定の結果、酸価は8
8mgKOH/gであった。
【0041】[ビス(ドデシルフェニル)ジチオリン酸
亜鉛の製造]上記の反応によって製造したビス(ドデシ
ルフェニル)ジチオリン酸619g(1.0モル)に、
酸化亜鉛48.8g(0.6モル)を仕込み、80〜90
℃で10時間常圧で反応させた。続いて減圧、次いで加
熱して、120〜130℃、10Torr以下で3時間
脱水した後、ケイソウ土をろ過助剤としてろ過し、ビス
(ドデシルフェニル)ジチオリン酸亜鉛618gを得
た。中性塩とみなした収率は95%、31P−NMR分析
により中性塩の比率は90%、純度は98%であった。
元素分析の結果、亜鉛5.2%、硫黄9.5%、リン4.
6%を含んでいた。
亜鉛の製造]上記の反応によって製造したビス(ドデシ
ルフェニル)ジチオリン酸619g(1.0モル)に、
酸化亜鉛48.8g(0.6モル)を仕込み、80〜90
℃で10時間常圧で反応させた。続いて減圧、次いで加
熱して、120〜130℃、10Torr以下で3時間
脱水した後、ケイソウ土をろ過助剤としてろ過し、ビス
(ドデシルフェニル)ジチオリン酸亜鉛618gを得
た。中性塩とみなした収率は95%、31P−NMR分析
により中性塩の比率は90%、純度は98%であった。
元素分析の結果、亜鉛5.2%、硫黄9.5%、リン4.
6%を含んでいた。
【0042】<使用例1>実施例1〜6で得られたジチ
オリン酸亜鉛、比較例1〜3で得られたジチオリン酸亜
鉛及びイソブタノールと2−エチルヘキサノールから製
造された市販のジチオリン酸亜鉛(市販品1)(C4〜
C8ZDTP)と市販のビス(ドデシルフェニル)ジチ
オリン酸亜鉛(市販品2)(C12φZDTP)につい
て、下記の各試験を実施した。その結果を表1に示す。
オリン酸亜鉛、比較例1〜3で得られたジチオリン酸亜
鉛及びイソブタノールと2−エチルヘキサノールから製
造された市販のジチオリン酸亜鉛(市販品1)(C4〜
C8ZDTP)と市販のビス(ドデシルフェニル)ジチ
オリン酸亜鉛(市販品2)(C12φZDTP)につい
て、下記の各試験を実施した。その結果を表1に示す。
【0043】(試験1)銅板腐食試験 各ジチオリン酸亜鉛を希釈せずにJIS−K−2513
の銅板腐食試験に供した。但し試験条件は温度150
℃、試験時間は1時間であった。 (試験2)耐荷重試験 各ジチオリン酸亜鉛を希釈せずに高速四球型摩擦試験機
に供し、焼き付き荷重を測定した。試験条件は、回転数
1,500rpm、試験時間は1分間、試験温度は室温
であった。 (試験3)酸化安定性試験 各ジチオリン酸亜鉛1重量部を100N精製パラフィン
鉱油99部に溶解し、JIS−K−2514の酸化安定
性試験(ISOT)を行った。試験条件は、温度16
5.5℃、試験時間は24時間であった。
の銅板腐食試験に供した。但し試験条件は温度150
℃、試験時間は1時間であった。 (試験2)耐荷重試験 各ジチオリン酸亜鉛を希釈せずに高速四球型摩擦試験機
に供し、焼き付き荷重を測定した。試験条件は、回転数
1,500rpm、試験時間は1分間、試験温度は室温
であった。 (試験3)酸化安定性試験 各ジチオリン酸亜鉛1重量部を100N精製パラフィン
鉱油99部に溶解し、JIS−K−2514の酸化安定
性試験(ISOT)を行った。試験条件は、温度16
5.5℃、試験時間は24時間であった。
【0044】
【表1】
【0045】<使用例2>100℃における動粘度が1
5mm2/秒であるパラフィン系精製鉱油に、脂肪族ア
ミン系ウレア増稠剤を混合し、25℃における混和稠度
が287になるように均一に分散させた基グリースに、
上記各ジチオリン酸亜鉛を3%添加して練り込み、試料
とした。
5mm2/秒であるパラフィン系精製鉱油に、脂肪族ア
ミン系ウレア増稠剤を混合し、25℃における混和稠度
が287になるように均一に分散させた基グリースに、
上記各ジチオリン酸亜鉛を3%添加して練り込み、試料
とした。
【0046】(試験1)独オプチモール社製SRV往復
摩擦試験機を使用した。プレート(SUJ−2鋼製、φ
24×7.85mm)上に球(SUJ−2鋼製、φ10
mm)をセットし、荷重200N、温度50℃、振幅1
mm、サイクル50Hzで2時間往復振動させ、2時間
後の摩擦係数を測定した。 (試験2)高速四球試験機を使用し、摩擦係数と摩耗痕
径を測定した。試験条件は、回転数1,800rpm、
荷重40kg、温度40℃、試験時間は1時間であっ
た。
摩擦試験機を使用した。プレート(SUJ−2鋼製、φ
24×7.85mm)上に球(SUJ−2鋼製、φ10
mm)をセットし、荷重200N、温度50℃、振幅1
mm、サイクル50Hzで2時間往復振動させ、2時間
後の摩擦係数を測定した。 (試験2)高速四球試験機を使用し、摩擦係数と摩耗痕
径を測定した。試験条件は、回転数1,800rpm、
荷重40kg、温度40℃、試験時間は1時間であっ
た。
【0047】
【表2】
【0048】
【発明の効果】本発明の効果は、ジチオリン酸亜鉛の新
規な製造方法を提供したことにある。本発明に従って特
定の酸価を示すジチオリン酸を使用すれば、高純度且つ
高収率でジチオリン酸亜鉛を製造することができる。本
発明によって製造されたジチオリン酸亜鉛は、純度が高
く腐食性が無いので、潤滑剤として好ましく利用するこ
とができる。
規な製造方法を提供したことにある。本発明に従って特
定の酸価を示すジチオリン酸を使用すれば、高純度且つ
高収率でジチオリン酸亜鉛を製造することができる。本
発明によって製造されたジチオリン酸亜鉛は、純度が高
く腐食性が無いので、潤滑剤として好ましく利用するこ
とができる。
フロントページの続き (72)発明者 宮下 功雄 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内 (72)発明者 森田 和寿 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 第一の工程として、(A)炭素数nのア
ルコール又はフェノール及び(B)五二硫化リンを反応
させジチオリン酸を製造する工程;第二の工程として、
第一の工程により製造されたジチオリン酸及び(C)酸
化亜鉛を反応させる工程;を有するジチオリン酸亜鉛の
製造方法において、第二の工程で使用されるジチオリン
酸の酸価(Av:mgKOH/g)が、 【数1】 の範囲である、ジチオリン酸亜鉛の製造方法。 - 【請求項2】 ジチオリン酸亜鉛が、下記の一般式
(1)〜(3) 【化1】 (式中、R1及びR2は、炭化水素基を表わす。) 【化2】 (式中、R1及びR2は、上述と同意義である。) 【化3】 (式中、R1及びR2は、上述と同意義である。)で表わ
される化合物の1種又は2種以上の混合物である、請求
項1記載のジチオリン酸亜鉛の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の製造方法により製
造されたジチオリン酸亜鉛を含有する潤滑油組成物。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載の製造方法により製
造されたジチオリン酸亜鉛を含有するグリース組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12912998A JPH11322771A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | ジチオリン酸亜鉛の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12912998A JPH11322771A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | ジチオリン酸亜鉛の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11322771A true JPH11322771A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15001822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12912998A Pending JPH11322771A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | ジチオリン酸亜鉛の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11322771A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008527148A (ja) * | 2005-01-13 | 2008-07-24 | ザ ルブリゾル コーポレイション | 乳濁液組成物 |
| CN109160925A (zh) * | 2018-10-31 | 2019-01-08 | 新乡市瑞丰新材料股份有限公司 | 热稳定性能优异的抗磨液压油专用添加剂及制备方法 |
| JP2020147549A (ja) * | 2019-03-15 | 2020-09-17 | 株式会社Adeka | ジチオリン酸亜鉛の製造方法およびジチオリン酸亜鉛の臭気改善方法 |
| JP2020147550A (ja) * | 2019-03-15 | 2020-09-17 | 株式会社Adeka | ジチオリン酸亜鉛の製造方法およびジチオリン酸亜鉛の腐食性改善方法 |
| JP2024146888A (ja) * | 2023-03-31 | 2024-10-15 | アフトン・ケミカル・コーポレーション | 改善された銅腐食のための耐摩耗システム |
-
1998
- 1998-05-12 JP JP12912998A patent/JPH11322771A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008527148A (ja) * | 2005-01-13 | 2008-07-24 | ザ ルブリゾル コーポレイション | 乳濁液組成物 |
| CN109160925A (zh) * | 2018-10-31 | 2019-01-08 | 新乡市瑞丰新材料股份有限公司 | 热稳定性能优异的抗磨液压油专用添加剂及制备方法 |
| CN109160925B (zh) * | 2018-10-31 | 2020-10-20 | 新乡市瑞丰新材料股份有限公司 | 抗磨液压油专用添加剂及制备方法 |
| JP2020147549A (ja) * | 2019-03-15 | 2020-09-17 | 株式会社Adeka | ジチオリン酸亜鉛の製造方法およびジチオリン酸亜鉛の臭気改善方法 |
| JP2020147550A (ja) * | 2019-03-15 | 2020-09-17 | 株式会社Adeka | ジチオリン酸亜鉛の製造方法およびジチオリン酸亜鉛の腐食性改善方法 |
| JP2024146888A (ja) * | 2023-03-31 | 2024-10-15 | アフトン・ケミカル・コーポレーション | 改善された銅腐食のための耐摩耗システム |
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