JPH11322875A - ウレタンフォームとその製造方法 - Google Patents
ウレタンフォームとその製造方法Info
- Publication number
- JPH11322875A JPH11322875A JP10133184A JP13318498A JPH11322875A JP H11322875 A JPH11322875 A JP H11322875A JP 10133184 A JP10133184 A JP 10133184A JP 13318498 A JP13318498 A JP 13318498A JP H11322875 A JPH11322875 A JP H11322875A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- urethane foam
- foam
- surface tension
- dyne
- deflection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のコールドキュアポリウレタンフォーム
と比較して、荷重たわみ曲線におけるたわみ差を大きく
とれ、しかも共振振動数を下げることが可能なウレタン
フォームを提供することにある。 【解決手段】 ポリオールとイソシアネート成分を主体
とするコールドキュアウレタンフォームの原料に、整泡
剤として、パーフルオロアルキル基構造をもちかつ0.
1%添加時の水溶液の表面張力が13〜40(dyne
/cm25℃)、0.1%添加時のトルエン溶液の表面
張力が25(dyne/cm25℃)以下のフッ素系界
面活性剤を添加し、発泡させることにより得たセルが粗
大でかつ不規則なウレタンフォームである。
と比較して、荷重たわみ曲線におけるたわみ差を大きく
とれ、しかも共振振動数を下げることが可能なウレタン
フォームを提供することにある。 【解決手段】 ポリオールとイソシアネート成分を主体
とするコールドキュアウレタンフォームの原料に、整泡
剤として、パーフルオロアルキル基構造をもちかつ0.
1%添加時の水溶液の表面張力が13〜40(dyne
/cm25℃)、0.1%添加時のトルエン溶液の表面
張力が25(dyne/cm25℃)以下のフッ素系界
面活性剤を添加し、発泡させることにより得たセルが粗
大でかつ不規則なウレタンフォームである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば車両用シ
ートクッション等のパッド材に好適なウレタンフォーム
とその製造方法に関する。
ートクッション等のパッド材に好適なウレタンフォーム
とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、シートクッションは金属ばね
とポリウレタンフォームからなるパッド材を組合わせた
ものが多用されてきた。金属ばねとポリウレタンフォー
ムを併用したシートは、金属ばねのもつ線形荷重たわみ
特性のためにたわみ差が比較的大きく、底付き感が無く
ストロークのあるシートであった。
とポリウレタンフォームからなるパッド材を組合わせた
ものが多用されてきた。金属ばねとポリウレタンフォー
ムを併用したシートは、金属ばねのもつ線形荷重たわみ
特性のためにたわみ差が比較的大きく、底付き感が無く
ストロークのあるシートであった。
【0003】しかし近時は、コストダウンや軽量化等の
要請から、ポリウレタンフォーム自体にばね性をもたせ
ることによって金属ばねを廃止したいわゆるフルフォー
ムタイプと呼ばれる自動車用シートが採用される傾向に
ある。モールド発泡によって成形されるコールドキュア
ポリウレタンフォームは、軟質でありかつ高反発弾性
(High Resiliency )を有するためHRフォームとも呼
ばれ、自動車用シートクッション等のパッド材として広
く使用されてきた。
要請から、ポリウレタンフォーム自体にばね性をもたせ
ることによって金属ばねを廃止したいわゆるフルフォー
ムタイプと呼ばれる自動車用シートが採用される傾向に
ある。モールド発泡によって成形されるコールドキュア
ポリウレタンフォームは、軟質でありかつ高反発弾性
(High Resiliency )を有するためHRフォームとも呼
ばれ、自動車用シートクッション等のパッド材として広
く使用されてきた。
【0004】前記フルフォームタイプのパッド材に使用
されるコールドキュアポリウレタンフォームは、従来の
金属ばねと併用するポリウレタンフォームと比較して厚
みが大であるため、ポリウレタンフォーム自体の性能が
シートクッションの性能を大きく左右することになる。
されるコールドキュアポリウレタンフォームは、従来の
金属ばねと併用するポリウレタンフォームと比較して厚
みが大であるため、ポリウレタンフォーム自体の性能が
シートクッションの性能を大きく左右することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ウレタンフォームは、
そのセル構造により、荷重たわみ曲線が非線形となる。
ウレタンフォームのパッド材を備えたシートに実際に人
が座ると、ウレタンフォームが圧縮されてたわみ、臀部
等の位置が特定の高さまで沈み込む。その沈み込みを表
す代用数値として、図2に示すようなJISE7104
に準拠する加圧板Pによって、500N荷重(N:ニュ
ートン)を与えたときのたわみ値が使用されることがあ
る。この加圧板Pは、長径A:300mm,短径B:2
50mm、厚さC:35mm以上の長円形であり、いわ
ゆる鉄研板と称されている。
そのセル構造により、荷重たわみ曲線が非線形となる。
ウレタンフォームのパッド材を備えたシートに実際に人
が座ると、ウレタンフォームが圧縮されてたわみ、臀部
等の位置が特定の高さまで沈み込む。その沈み込みを表
す代用数値として、図2に示すようなJISE7104
に準拠する加圧板Pによって、500N荷重(N:ニュ
ートン)を与えたときのたわみ値が使用されることがあ
る。この加圧板Pは、長径A:300mm,短径B:2
50mm、厚さC:35mm以上の長円形であり、いわ
ゆる鉄研板と称されている。
【0006】前述のフルフォーム構造のシートでは、荷
重たわみ特性はポリウレタンフォーム自体の影響を大き
く受け、前記加圧板Pによって上方から加圧したときの
荷重たわみ量を測定すると、加圧側500N〜900N
たわみ差の比較的少ないシートとなる。
重たわみ特性はポリウレタンフォーム自体の影響を大き
く受け、前記加圧板Pによって上方から加圧したときの
荷重たわみ量を測定すると、加圧側500N〜900N
たわみ差の比較的少ないシートとなる。
【0007】たわみ差が少ないシートは底付き感がある
ため、乗り心地の評価は悪い。そのためフルフォームタ
イプのシートでは、たわみ差を大きくするためにフォー
ム厚さを厚くせざるをえなかった。また、コールドキュ
アウレタンフォームにおいて同じ硬さでたわみ差を大き
くするには、密度を上げる必要があり、その場合、コス
トアップおよびシート重量の増加などの問題が生じてし
まう。
ため、乗り心地の評価は悪い。そのためフルフォームタ
イプのシートでは、たわみ差を大きくするためにフォー
ム厚さを厚くせざるをえなかった。また、コールドキュ
アウレタンフォームにおいて同じ硬さでたわみ差を大き
くするには、密度を上げる必要があり、その場合、コス
トアップおよびシート重量の増加などの問題が生じてし
まう。
【0008】したがって本発明の目的は、従来のコール
ドキュアウレタンフォームと比較して密度を高めなくて
も底付き感がなく、荷重たわみ曲線におけるたわみ差を
大きくとれ、しかも共振振動数を下げることが可能なウ
レタンフォームを提供することにある。
ドキュアウレタンフォームと比較して密度を高めなくて
も底付き感がなく、荷重たわみ曲線におけるたわみ差を
大きくとれ、しかも共振振動数を下げることが可能なウ
レタンフォームを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を果たすための
本発明は、モールド発泡におけるコールドキュアポリウ
レタンフォームであって、荷重たわみ曲線におけるたわ
み差を大きくとるために、請求項1に記載したウレタン
フォームを提供する。すなわち本発明の軟質・高弾性ウ
レタンフォームは、ポリオールとイソシアネート成分を
主体とする原料に、整泡剤として、パーフルオロアルキ
ル基構造をもちかつ0.1%添加時の水溶液の表面張力
が13〜40(dyne/cm25℃)、0.1%添加
時のトルエン溶液の表面張力が25(dyne/cm2
5℃)以下のフッ素系界面活性剤を添加したことを特徴
とする。この表面張力範囲を逸脱する整泡剤では、本発
明の所期の目的を果たすことができない。
本発明は、モールド発泡におけるコールドキュアポリウ
レタンフォームであって、荷重たわみ曲線におけるたわ
み差を大きくとるために、請求項1に記載したウレタン
フォームを提供する。すなわち本発明の軟質・高弾性ウ
レタンフォームは、ポリオールとイソシアネート成分を
主体とする原料に、整泡剤として、パーフルオロアルキ
ル基構造をもちかつ0.1%添加時の水溶液の表面張力
が13〜40(dyne/cm25℃)、0.1%添加
時のトルエン溶液の表面張力が25(dyne/cm2
5℃)以下のフッ素系界面活性剤を添加したことを特徴
とする。この表面張力範囲を逸脱する整泡剤では、本発
明の所期の目的を果たすことができない。
【0010】また本発明の製造方法は、ポリオールとイ
ソシアネートを主体とするコールドキュアウレタンフォ
ームの原料に、整泡剤として前記フッ素系界面活性剤を
添加し、撹拌し、発泡させることにより、セルが粗大で
かつセル形状や大きさが不規則で多くのセル膜が残るよ
うなウレタンフォームを得ることを特徴とする。
ソシアネートを主体とするコールドキュアウレタンフォ
ームの原料に、整泡剤として前記フッ素系界面活性剤を
添加し、撹拌し、発泡させることにより、セルが粗大で
かつセル形状や大きさが不規則で多くのセル膜が残るよ
うなウレタンフォームを得ることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のコールドキュアウレタン
フォーム(HRフォーム)の原料となるポリオールは、
通常のポリウレタンフォームの製造に使用されているあ
らゆるタイプのものでよい。例えば、ポリマーポリオー
ルやポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール
などが使用され、それらを混合してもよい。ポリオール
のヒドロキシル価は20〜150(mgKOH/g)、
好ましくは20〜60(mgKOH/g)の範囲のもの
が推奨される。
フォーム(HRフォーム)の原料となるポリオールは、
通常のポリウレタンフォームの製造に使用されているあ
らゆるタイプのものでよい。例えば、ポリマーポリオー
ルやポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール
などが使用され、それらを混合してもよい。ポリオール
のヒドロキシル価は20〜150(mgKOH/g)、
好ましくは20〜60(mgKOH/g)の範囲のもの
が推奨される。
【0012】この発明で使用されるポリイソシアネート
成分としては、少なくとも2官能以上のポリイソシアネ
ートであれば全て用いることができるが、特に芳香族ポ
リイソシアネートが好適で、例えば2,4−および2,
6−トリレンジイソシアネート(TDI)、4,4′−
ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)等を、単
独使用または併用することができる。
成分としては、少なくとも2官能以上のポリイソシアネ
ートであれば全て用いることができるが、特に芳香族ポ
リイソシアネートが好適で、例えば2,4−および2,
6−トリレンジイソシアネート(TDI)、4,4′−
ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)等を、単
独使用または併用することができる。
【0013】架橋剤は、これまで一般的に用いられてい
たもの(官能基数2〜6、ヒドロキシル価が500〜2
000(mgKOH/g))を添加することができる。
触媒は一般的なアミン触媒や、場合によっては金属触媒
を用いればよく、水も通常添加される範囲(1〜6部)
で使用できる。
たもの(官能基数2〜6、ヒドロキシル価が500〜2
000(mgKOH/g))を添加することができる。
触媒は一般的なアミン触媒や、場合によっては金属触媒
を用いればよく、水も通常添加される範囲(1〜6部)
で使用できる。
【0014】本発明は、整泡剤として、パーフルオロア
ルキル基構造をもつフッ素系界面活性剤を、0.000
1〜5部使用することに特徴がある。この整泡剤は、水
溶液(0.1%添加時)の表面張力が13〜40(dy
ne/cm25℃)で、かつトルエン溶液(0.1%添
加時)の表面張力が25(dyne/cm25℃)以下
の範囲のものに特定される。
ルキル基構造をもつフッ素系界面活性剤を、0.000
1〜5部使用することに特徴がある。この整泡剤は、水
溶液(0.1%添加時)の表面張力が13〜40(dy
ne/cm25℃)で、かつトルエン溶液(0.1%添
加時)の表面張力が25(dyne/cm25℃)以下
の範囲のものに特定される。
【0015】なお、通常使用されるコールドキュアウレ
タンフォーム用の整泡剤も併用してもよい。また、必要
に応じて通常使用されるコールドキュアウレタンフォー
ム用のセルオープナーを使用してもよい。
タンフォーム用の整泡剤も併用してもよい。また、必要
に応じて通常使用されるコールドキュアウレタンフォー
ム用のセルオープナーを使用してもよい。
【0016】本発明では、前述のフッ素系界面活性剤
(パーフルオロアルキル基をもつ界面活性剤)をコール
ドキュアウレタンフォームの原料に添加することによ
り、従来の一般的なコールドキュアウレタンフォームに
比較して、セルが粗大でかつセル形状やセルの大きさが
不規則で、しかも多くのセル膜が残るウレタンフォーム
を製造することができた。
(パーフルオロアルキル基をもつ界面活性剤)をコール
ドキュアウレタンフォームの原料に添加することによ
り、従来の一般的なコールドキュアウレタンフォームに
比較して、セルが粗大でかつセル形状やセルの大きさが
不規則で、しかも多くのセル膜が残るウレタンフォーム
を製造することができた。
【0017】図1において、実線で示す荷重たわみ曲線
は本発明によって得たコールドキュアウレタンフォーム
の特性、破線で示す荷重たわみ曲線は従来の一般的なコ
ールドキュアウレタンフォームの特性を示している。本
発明品は荷重たわみ曲線の中央部が従来品に比較して少
し水平方向に倒れるような特性となり、たわみ差を大き
くすることができた。
は本発明によって得たコールドキュアウレタンフォーム
の特性、破線で示す荷重たわみ曲線は従来の一般的なコ
ールドキュアウレタンフォームの特性を示している。本
発明品は荷重たわみ曲線の中央部が従来品に比較して少
し水平方向に倒れるような特性となり、たわみ差を大き
くすることができた。
【0018】自動車用シートにおいて走行中路面から衝
撃を受けると、パッド材としてのウレタンフォームは、
着座によってある程度圧縮された位置から上下に振動す
る。その場合に、本発明品のように500N時のばね定
数(荷重たわみ曲線の傾き)が小さいウレタンフォーム
を用いたパッド材は、底付き感がなくストロークの大き
いシートとなる。言い換えると、従来のパッド材と同等
のクッション性能を維持しつつパッド材の薄肉化を図る
ことが可能である。
撃を受けると、パッド材としてのウレタンフォームは、
着座によってある程度圧縮された位置から上下に振動す
る。その場合に、本発明品のように500N時のばね定
数(荷重たわみ曲線の傾き)が小さいウレタンフォーム
を用いたパッド材は、底付き感がなくストロークの大き
いシートとなる。言い換えると、従来のパッド材と同等
のクッション性能を維持しつつパッド材の薄肉化を図る
ことが可能である。
【0019】また、振動を与えた場合の動的なばね定数
を小さくすることは、共振振動数の低減につながる。自
動車用シートの共振振動数は通常3〜4.5Hzに存在
し、共振振動数を下げることは人体の内蔵の共振点であ
る4〜8Hzの振動を小さくできることにつながり、乗
り心地が改善される。次表1に、本発明の実施例1,2
と比較例1,2(従来の汎用コールドキュアウレタンフ
ォーム)の処方を示す。
を小さくすることは、共振振動数の低減につながる。自
動車用シートの共振振動数は通常3〜4.5Hzに存在
し、共振振動数を下げることは人体の内蔵の共振点であ
る4〜8Hzの振動を小さくできることにつながり、乗
り心地が改善される。次表1に、本発明の実施例1,2
と比較例1,2(従来の汎用コールドキュアウレタンフ
ォーム)の処方を示す。
【0020】
【表1】
【0021】実施例1,2と比較例1,2の発泡条件は
下記の通りである。 ミキシング方法:ハンドミキシング 撹拌羽回転数:5800回転/分 液温:25±1℃ 金型:500×500×100mmのアルミ製テストピ
ースBox型、 型温:60±2℃ キュア時間:6分 発泡方法は、イソシアネート以外の成分をプレミックス
したのち、イソシアネートを入れて5秒間撹拌し、金型
に注入した。
下記の通りである。 ミキシング方法:ハンドミキシング 撹拌羽回転数:5800回転/分 液温:25±1℃ 金型:500×500×100mmのアルミ製テストピ
ースBox型、 型温:60±2℃ キュア時間:6分 発泡方法は、イソシアネート以外の成分をプレミックス
したのち、イソシアネートを入れて5秒間撹拌し、金型
に注入した。
【0022】なお、実施例1,2で使用したポリオール
(XOP-2849,XNP-4297)と、比較例1,2で使用したポ
リオール(EP-3033 ,POP-31/28 )は互いに商品名が異
なるが実質的にほぼ同等のポリオールである。アミン触
媒(A-107 ,A-1 )は商品番号が異なるが実質的に同等
である。添加剤(EP-505s ,D.O.A ,SF-2969 )は実施
例1,2の成形性や通気性を改善するために使用した
が、本発明の目的に沿う物性(たわみ差の大きいフォー
ム)を得る上では必須のものではない。比較例1,2に
添加した整泡剤(L-5309)は実施例1,2に添加しても
差し支えない。
(XOP-2849,XNP-4297)と、比較例1,2で使用したポ
リオール(EP-3033 ,POP-31/28 )は互いに商品名が異
なるが実質的にほぼ同等のポリオールである。アミン触
媒(A-107 ,A-1 )は商品番号が異なるが実質的に同等
である。添加剤(EP-505s ,D.O.A ,SF-2969 )は実施
例1,2の成形性や通気性を改善するために使用した
が、本発明の目的に沿う物性(たわみ差の大きいフォー
ム)を得る上では必須のものではない。比較例1,2に
添加した整泡剤(L-5309)は実施例1,2に添加しても
差し支えない。
【0023】前述の特定の整泡剤(N-98)を添加した実
施例1,2は、この整泡剤を添加しなかった比較例1,
2と比較して、後述するように荷重たわみ曲線における
たわみ差を大きくとる上で顕著な作用を有し、また、振
動特性を向上させる上でも顕著な作用が認められた。
施例1,2は、この整泡剤を添加しなかった比較例1,
2と比較して、後述するように荷重たわみ曲線における
たわみ差を大きくとる上で顕著な作用を有し、また、振
動特性を向上させる上でも顕著な作用が認められた。
【0024】実施例1,2と比較例1,2の前記処方と
発泡方法によって実際に発泡させ、フォームの物性、静
荷重、減衰性、振動特性を測定し、評価した結果を表2
に示す。
発泡方法によって実際に発泡させ、フォームの物性、静
荷重、減衰性、振動特性を測定し、評価した結果を表2
に示す。
【0025】
【表2】
【0026】表2の測定結果において、厚さ100mm
のフォーム(実施例1と比較例1)で比較すると、実施
例1の加圧側500〜900N時たわみ量が28.2m
mであったのに対し、比較例1では22.9mmと、実
施例1の方が約25%大きかった。密度に関しては、実
施例1の方が比較例1よりも僅かに小さかった。振動特
性面については、実施例1の6Hz時伝達率が0.5
7、比較例1の6Hz時伝達率が0.77と、実施例1
の方が人体の内蔵の共振点付近である6Hz伝達率が小
さくなり、乗り心地が改善できることがわかった。
のフォーム(実施例1と比較例1)で比較すると、実施
例1の加圧側500〜900N時たわみ量が28.2m
mであったのに対し、比較例1では22.9mmと、実
施例1の方が約25%大きかった。密度に関しては、実
施例1の方が比較例1よりも僅かに小さかった。振動特
性面については、実施例1の6Hz時伝達率が0.5
7、比較例1の6Hz時伝達率が0.77と、実施例1
の方が人体の内蔵の共振点付近である6Hz伝達率が小
さくなり、乗り心地が改善できることがわかった。
【0027】厚さ80mmのフォーム(実施例2と比較
例2)で比較しても、実施例2の加圧側500〜900
N時たわみ量が21.1mmであったのに対し、比較例
2では17.2mmと、実施例2の方が約25%大きか
った。密度に関しては、実施例2の方が比較例2よりも
僅かに小さかった。振動特性面については、実施例2の
6Hz時伝達率が0.70、比較例2の6Hz時伝達率
が1.02と、実施例2の方が内蔵の共振点付近である
6Hz伝達率が小さくなっている。
例2)で比較しても、実施例2の加圧側500〜900
N時たわみ量が21.1mmであったのに対し、比較例
2では17.2mmと、実施例2の方が約25%大きか
った。密度に関しては、実施例2の方が比較例2よりも
僅かに小さかった。振動特性面については、実施例2の
6Hz時伝達率が0.70、比較例2の6Hz時伝達率
が1.02と、実施例2の方が内蔵の共振点付近である
6Hz伝達率が小さくなっている。
【0028】また、実施例2と比較例1とを比較してみ
ると、500N時の加圧側たわみ量に関して実施例2は
比較例1に比べて少し低いが、500N時加圧側ばね定
数は両者ともほぼ同じであった。密度に関し両者はほぼ
同等であった。加圧側500〜900Nたわみ差に関
し、実施例2は比較例1に対して僅かに劣っているが、
振動特性面では、むしろ実施例2は比較例1よりも良く
なっている。つまり本発明品は、従来の汎用フォーム
(厚さ100mm)と比較してフォーム厚さを20mm
減らして80mmにしても、従来品とほぼ同等の性能を
維持することができた。
ると、500N時の加圧側たわみ量に関して実施例2は
比較例1に比べて少し低いが、500N時加圧側ばね定
数は両者ともほぼ同じであった。密度に関し両者はほぼ
同等であった。加圧側500〜900Nたわみ差に関
し、実施例2は比較例1に対して僅かに劣っているが、
振動特性面では、むしろ実施例2は比較例1よりも良く
なっている。つまり本発明品は、従来の汎用フォーム
(厚さ100mm)と比較してフォーム厚さを20mm
減らして80mmにしても、従来品とほぼ同等の性能を
維持することができた。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、従来の汎用コールドキ
ュアウレタンフォーム(軟質高弾性フォーム)に比較し
て薄肉化した場合に密度を大きくしなくても底付き感が
無く、荷重たわみ線図におけるたわみ差を大きくとるこ
とができ、ストロークが大きいものにすることができ
る。したがって、従来の汎用ウレタンフォームと同等の
クッション性能を維持しつつ厚みを減らすことが可能と
なる。しかも振動に対する動的なばね定数が小さくなり
共振振動数が下がるため、例えば車両用シートに適用し
た場合に人体の内蔵の共振点である4〜8Hzの振動を
小さくすることができ、乗り心地を改善できる。
ュアウレタンフォーム(軟質高弾性フォーム)に比較し
て薄肉化した場合に密度を大きくしなくても底付き感が
無く、荷重たわみ線図におけるたわみ差を大きくとるこ
とができ、ストロークが大きいものにすることができ
る。したがって、従来の汎用ウレタンフォームと同等の
クッション性能を維持しつつ厚みを減らすことが可能と
なる。しかも振動に対する動的なばね定数が小さくなり
共振振動数が下がるため、例えば車両用シートに適用し
た場合に人体の内蔵の共振点である4〜8Hzの振動を
小さくすることができ、乗り心地を改善できる。
【図1】本発明品のウレタンフォームと従来品の荷重た
わみ曲線を示す図。
わみ曲線を示す図。
【図2】JISE7104に準拠するたわみ差測定用の
加圧板の斜視図。
加圧板の斜視図。
Claims (2)
- 【請求項1】ポリオールとイソシアネート成分を主体と
するコールドキュアウレタンフォームの原料に、整泡剤
として、パーフルオロアルキル基構造をもちかつ0.1
%添加時の水溶液の表面張力が13〜40(dyne/
cm25℃)、0.1%添加時のトルエン溶液の表面張
力が25(dyne/cm25℃)以下のフッ素系界面
活性剤を添加したことを特徴とするウレタンフォーム。 - 【請求項2】ポリオールとイソシアネート成分を主体と
するコールドキュアウレタンフォームの原料に、整泡剤
として、パーフルオロアルキル基構造をもちかつ0.1
%添加時の水溶液の表面張力が13〜40(dyne/
cm25℃)、0.1%添加時のトルエン溶液の表面張
力が25(dyne/cm25℃)以下のフッ素系界面
活性剤を添加し、撹拌し、発泡させることを特徴とする
ウレタンフォームの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10133184A JPH11322875A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | ウレタンフォームとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10133184A JPH11322875A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | ウレタンフォームとその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11322875A true JPH11322875A (ja) | 1999-11-26 |
Family
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