JPH1132325A - 物体追跡方法および物体追跡監視装置 - Google Patents
物体追跡方法および物体追跡監視装置Info
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- JPH1132325A JPH1132325A JP10130540A JP13054098A JPH1132325A JP H1132325 A JPH1132325 A JP H1132325A JP 10130540 A JP10130540 A JP 10130540A JP 13054098 A JP13054098 A JP 13054098A JP H1132325 A JPH1132325 A JP H1132325A
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Abstract
れている差分法では、検出される物体がカメラ視野内の
背景画像と近い輝度値を持つと物体が分裂して検出され
たり、複数の物体が存在しそれらが繋がって写る場合に
正確な物体追跡が行なえないという問題があった。 【解決手段】本発明は、TVカメラからの入力画像信号
と基準背景画像信号との差を物体として検出し、連続す
る入力画像信号中の検出した物体の数の変化から検出状
態変化を分類し、該検出状態変化から各時刻毎の検出物
体の位置及び検出領域の領域面積、検出物体の画像パタ
ーンを接続情報として保存し、分裂して検出された物体
の検出位置の補正と、連結して検出された複数物体の軌
跡の補正を行ったものである。
Description
ラを用いた監視装置に係り、テレビジョンカメラの撮像
視野内に侵入した複数の物体を、該テレビジョンカメラ
の映像信号の中から自動的に検出し、該検出物体の動き
を自動的に追尾するようにした物体追跡方法及び物体追
跡監視装置に関する。
呼ぶ)を用いた映像監視装置は、従来より広く用いられ
ている。しかし、近年、このような監視システムにおい
て、その監視視野内に入り込んでくる人間や自動車など
の移動物体の検出及び追跡を、画像モニタ面での有人監
視によるのではなく、画像信号から自動的に検出し、所
定の報知や警報処置が得られるようにしたシステムが要
求されるようになってきている。
まず、TVカメラより得られた入力画像信号と基準背景
画像、すなわち、検出すべき物体の写っていない画像信
号とを比較し、画素毎に輝度値の差分を求め、その差分
値の大きい領域を物体として検出する。この方法は、差
分法と呼ばれ、従来より広く用いられている。この方法
の応用例としては、例えば、特開平09−73541号
公報に記載されている。差分法の処理を図7を用いて説
明する。まず、TVカメラにより得られた入力画像701
と予め登録してある基準背景画像702との画素毎の差分
を計算し差分画像703を得る。次にその差分画像の画素
値が所定のしきい値未満の画素を“0”、しきい値以上
の画素を“255”(1画素が8ビットであると仮定)
として二値化画像704を得る。これによって、入力画像7
01に写った人型の物体は、二値化画像704中の画像D01
として検出される。
の検出を逐次的に行い、各時刻毎の検出物体の画像上の
位置に基づき対象物体の動きを求めることにより行う。
図8を用いて自動追跡原理を説明する。図8において、
801は時刻t0での二値化画像で、802は時刻t0+1での二
値化画像、803は時刻t0+2での二値化画像を表す。また
804は、前記二値化画像801,802,および803のすべての
検出物体と重心位置を、説明のため同時に表したもので
あり、805は前記画像804の検出物体の重心位置を点とし
て表したものである。図8の時刻t0、t0+1、t0+2の
それぞれの時刻で得られた二値化画像801,802,803に
おいて、それぞれの時刻で検出物体D02,D03,D04の
位置で物体が検出できたとき、この物体の動きは画像80
4におけるそれぞれの時刻の検出物体D02,D03,D04
のそれぞれの重心C01,C02,C03を結んだ矢印V01,
V02で表される。
きる。重心Cは、f(x,y)を差分の二値化画像(し
きい値以上を“255”、未満を“0”)として、
{(x,y)|f(x,y)=255}となる画素数で
ある。
持つ物体を検出した場合は、一部が欠けたり、分裂して
複数の物体として検出されることがある。従って差分法
を用いた物体の追跡法では、視野内の一つの物体が複数
の物体として検出された場合に、検出された数だけ物体
が存在するものと判断し、一つの物体であるにも関わら
ず複数の物体があるものとして追跡してしまう。また、
差分法では見かけ上繋がって写る物体は一つの物体とし
て検出される。従って、視野内に複数の物体が存在した
とき、複数の物体が、ある時刻で繋がって写った場合に
は、その時刻では物体が一つしかないものと判断してし
まうため、複数の物体が存在するにも関わらず一つの物
体として追跡してしまう。また、画像の形状や画像パタ
ーンを比較して追跡していないため、検出物体が複数存
在した場合、同一の対象を追跡していることを確実に保
証することはできない。
用例としては、例えば、1989年12月発行、“テレ
ビジョン学会誌”、Vol.43, No.12, pp.1370-1374に記
載の、「スキーヤの動きの画像処理的解析」と題する論
文がある。該論文では、矢印V01,V02を求める際に、
数フレーム過去の検出位置の変化から物体の進行方向を
推測し、接続すべき重心の選択範囲を制限することで複
数の検出物体が存在する場面でも追跡を行なえるように
している。しかし、この方法では一時的に分裂した物体
や、複数の物体が並走するような場合には正確に物体を
追跡することができない。
広く用いられている差分法では、検出される物体がカメ
ラ視野内の背景画像に近い輝度値を持つと物体が分裂し
て検出されるという問題と、複数の物体が存在しそれら
が繋がって写る場合に正確な物体追跡が行なえないとい
う問題があった。
を除去し、一つの物体が分裂したという判断と、複数の
物体が存在していてそれらが繋がったという判断を行な
うようにした信頼性の高い物体追跡監視装置を提供する
ことにある。
分裂して検出された場合でも正確な物体の位置を推定
し、複数の検出物体が繋がって検出された場合でもそれ
ぞれの物体の正確な位置を推定し、それぞれの物体の追
跡経路を検出することができる物体追跡監視装置を提供
することにある。
分裂して検出されても、複数の物体が繋がって検出され
ても、その時刻の前後の検出状態からそれぞれの追跡経
路を補正し物体を正確に追跡するように判断することが
できる物体追跡監視装置を提供することにある。
在しても同一の対象を追跡していることを保証する物体
追跡監視装置を提供することにある。
成するために、検出した物体の数の変化を求め、その検
出状態の変化から物体の分裂や連結を検出するようにし
たものである。
を検出するステップと、連続したフレームでの検出物体
の数の変化を求める物体数変化検出ステップと、検出し
た物体数変化から物体の検出状態変化を分類する検出状
態変化分類ステップとを設け、物体の状態変化を分類す
ることによって上記物体の分裂、連結かの判定を行なう
ようにしたものである。
検出した物体の位置の変化と検出した領域の面積の変化
を表す接続情報を作成する接続情報作成ステップと、不
定長の可変時間内での検出位置変化を評価することで物
体の軌跡を推定する軌跡推定ステップとを設け、検出物
体を追跡することにより、長時間内での物体の検出位置
変化を評価することでより正確な物体追跡を実現したも
のである。
に一つの物体が複数に分裂して検出されたことを判定す
る分裂判定ステップと、分裂と判定された物体の複数の
検出領域を一つに補正する分裂補正ステップとを設けて
検出物体の追跡を行うことにより、一時的に一つの物体
が分裂して複数の物体として検出されてもその物体は一
つの物体であるように補正したものである。
に複数の物体が繋がって検出されたことを判定する連結
判定ステップと、連結と判定された物体をその前後の接
続情報から複数の物体として補正する連結補正ステップ
とを設け、検出物体の追跡を行うことにより、一時的に
複数の物体が繋がって一つの物体として検出されても、
前後の関係によりその物体は複数の物体であるように補
正したものである。
正が行なわれた場合、分裂補正が行なわれたことを判定
する分裂補正再帰判定ステップを設け、再帰的に分裂補
正を行ない、一つの物体が分裂して複数の物体として検
出されてもその物体は一つの物体であることをより正確
に補正するようにしたものである。
正が行なわれた場合、連結補正が行なわれたことを判定
する連結補正再帰判定ステップを設け、再帰的に連結補
正を行い、複数の物体が繋がって一つの物体として検出
されてもその物体は複数の物体であることをより正確に
補正することができるようにしたものである。
続情報として検出した物体の位置および検出した領域の
面積と共に検出した領域の画素パターンも接続情報とし
て保持し、連結判定ステップにおいて保持している画素
パターンとのマッチングによって連結を判定し、検出物
体の追跡を行い、複数の物体が存在していても同一の物
体を追跡していることを保証することができるようにし
たものである。
範囲を撮像するTVカメラと、該TVカメラからの信号
を画像信号に変換する画像入力インターフェース手段
と、少なくともCPUと画像メモリとワークメモリとプ
ログラムメモリとによって前記画像信号を処理する処理
手段を有する物体追跡監視装置において、前記TVカメ
ラからの入力画像信号と、検出すべき物体の写っていな
い基準背景画像信号との差を、画素毎の輝度値の差分を
求めその差分値の大きい領域を物体として検出し、連続
する入力画像信号中の検出した物体の数の変化から検出
状態変化を分類し、該検出状態変化から各時刻毎の検出
物体の位置及び検出領域の面積、検出物体の画像パター
ンを接続情報として保存し、分裂して検出された物体の
検出位置の補正と、連結して検出された複数物体の軌跡
の補正を行ったものである。
する物体追跡装置のハードウエア構成の一例を示す。
像入力I/F、903はデータバス、904は画像メモリ、90
5はワークメモリ、906はCPU、907はプログラムメモ
リ、908は出力I/F、909は画像出力I/F、910は警
告灯、911は監視モニタである。TVカメラ901は画像入
力I/F902に接続され、警告灯910は出力I/F908に
接続され、監視モニタ911は画像出力I/F909に接続さ
れている。画像入力I/F902,画像メモリ904,ワーク
メモリ905,CPU906,プログラムメモリ907,出力I
/F908及び画像出力I/F909はデータバス903に接続
されている。図9において、TVカメラ901は対象区域
(視野範囲)を撮像する。撮像された映像信号は画像入
力I/F902からデータバス903を介して画像メモリ904
に蓄積される。CPU906はプログラムメモリ907に保存
されているプログラムに従って、ワークメモリ905内で
前記画像メモリ904に蓄積された画像の解析を行う。前
記CPU906は解析結果に応じて出力I/F908を介して
警告灯910を点灯し、画像出力I/F909を介して監視モ
ニタ911に画像を表示する。以下に説明するフローチャ
ートは全て、上述の物体追跡装置のハードウエア構成の
一例を使って説明する。
の一例である。時刻t0において画像入力ステップ101で
はTVカメラ901(図9)より例えば画素数320×2
40に対応する入力画像信号701(図7)を得、差分処
理ステップ102であらかじめ登録した検出すべき物体の
写っていない基準背景画像702(図7)と画素毎に差分
を計算し、差分画像703(図7)を得る。次に二値化処
理ステップ103にて前記差分画像703(図7)のしきい値
処理を行い、予め設定したしきい値以上の部分の輝度値
を、検出すべき物体として“255”に変換し、該しき
い値未満の部分の輝度値を、検出すべき物体が存在しな
い部分として“0”に変換して、二値画像704(図7)
を得る。このとき輝度値“255”となる一固まりの領
域D01をラベリング等の方法で抽出し、時刻t0の検出
物体とし、この検出領域D01の重心を検出物体の位置と
する。尚、上記“予め設定したしきい値”とは、入力画
像と背景画像との差分値に対して、物体有無を判定する
値であり、監視対象物体に依存し、経験的な値を設定す
る。例えば、洋上の船の侵入を監視する1つの条件では
20〜40程度である。上記検出物体に対してワークメモリ
905(図9)内に、物体情報記憶領域を確保し、検出物
体位置、検出領域面積、状態変化、接続ポインタ集合を
格納する。図17は本発明における物体情報記憶領域に
格納された情報内容(リスト構造)の一例を示す図で、
オブジェクト(物体)の情報として、検出時刻,検出状
態(出現、単連結、結合,消滅,分離),検出位置・検
出領域面積・他データ(画素パターン等),確定した軌
跡,接続物体へのポインタ集合を格納している。なお状
態変化と接続ポインタ集合については、後述する。次
に、検出物体数変化算出ステップ104では、時刻t0にお
いて検出されたある検出物体の位置(重心)と時刻t0-
1と時刻t0+1の各検出物体の位置との距離を求める。こ
の距離が所定の値以下となる物体(接続可能物体)の数
を計数し、時刻t0の検出物体にたいし時刻t0-1で計数
した接続可能物体の数をNp、時刻t0+1で計数した接続
可能物体の数をNnとする。この処理を時刻t0において
検出された検出物体についてそれぞれ求める。尚、上記
“所定の値”とは、連続したフレームで検出された物体
を、同一物体である(同一物体として接続できる)可能
性があるとみなす距離のことであり、例えばこの“所定
の値”は監視対象物体の見かけの速度より大きく(2倍
程度)設定する。大きめに設定する理由は、追跡に用い
る検出物体の代表位置を重心とした場合、必ずしも検出
物体の一定の部位を示しているわけではないからであ
る。また、この“所定の値”が大きいと、連続するフレ
ーム間で正しく物体を接続できる確率が高くなるが、ノ
イズ等による検出部分を接続してしまう確率も高くな
り、後に続くステップの軌跡補正(分裂判定,分裂補
正)や軌跡推定が困難になる。逆にこの“所定の値”が
小さ過ぎると連続するフレームで同一物体の接続ができ
なくなる。実際の設定値は撮像条件、監視対象物体の移
動速度による。例えば、本発明の一例では“所定の値”
を“20”に設定した。このとき、1/2型CCD(素子の大
きさ 6.5mm×4.8mm),レンズの焦点距離 25mmを用
い、50m離れた撮像面に対して水平方向に移動する監視
対象物体(移動速度5km/h(1.4m/sec)を想定)を320×
240pix,0.3frames/secの画像で監視する場合、 水平方向の視野: 6.5mm/25mm×50m = 13.0m 見かけの速度 : 1.4m/sec×0.3sec/frame/13.0m×320
pix = 10.3pix/frame となり、接続可能とみなす距離は20pix程度となる。尚
また、上記時刻t0-1,時刻t0,時刻t0+1は、処理す
る画像を入力する時刻(時間間隔)であり、追跡対象の
移動物体が視野に入ってから出るまでに最低5フレーム
程度写るような時間間隔を設定する。この時間間隔の値
が低いと対象物体を追跡できるフレームが少なくなって
しまい、高精度の追跡ができない。この時間間隔の値
は、例えば前述の洋上の船の侵入を監視する1つの条件
では、2〜3 frames/secに設定した。
物体のNpとNnの値に応じて五つの検出状態を割り当て
る。 図10は、時刻t0のある検出物体に対するこの
五つの検出状態を説明する図である。図10において、
黒丸は検出物体の位置を表し、白丸は時刻t0-1または
時刻t0+1で接続可能物体が存在しなかったことを表
す。まずNp=0となる例1001は、時刻t0で検出された
ある物体C04が時刻t0-1では視野内に存在しなかった
ことを表し、以降この状態変化を「出現」と呼ぶ。Np
=1となる例1002は、時刻t0で検出されたある物体C0
5が時刻t0-1では物体C06であったことを表し、以降こ
の状態変化を「単連結」と呼ぶ。Np>1となる例1003
は、時刻t0で検出されたある物体C07が時刻t0-1では
物体C08と物体C09であった可能性があることを表す。
この例1003は、Np=2の例であり、Npが2以上の場合
にも適用できる。以降この状態変化を「結合」と呼ぶ。
Nn=0となる例1004は、時刻t0で検出されたある物体
C10が時刻t0+1では視野内から消えたことを表し、以
降この状態変化を「消滅」と呼ぶ。Nn>1となる例100
5は、時刻t0で検出されたある物体C11が時刻t0+1で
物体C12と物体C13になった可能性があることを表す。
この例1005は、Nn=2の例であり、Nnが2以上の場合
にも適用できる。以降この状態変化を「分離」と呼ぶ。
尚、これらの状態変化は2つ以上同時に起る場合もあ
る。次に接続情報作成ステップ106では、検出状態変化
分類ステップ105によって割り当てられた状態変化に対
して、ワークメモリ905(図9)内の物体情報記憶領域
の接続ポインタ集合を変更する。まず、例1002のように
「単連結」と判断された物体C05に対しては、該物体C
05の確定した軌跡を格納する領域に物体C06の検出位置
を加え、前記物体C05の接続ポインタ集合に前記物体C
06の物体情報記憶領域があるアドレスを加えると共に、
前記物体C06の接続ポインタ集合にワークメモリ905内
の前記物体C05の物体情報記憶領域があるアドレスを加
え、前記物体C06の接続可能物体へののポインタとして
指定する。次に、例1003のように「結合」と判断された
物体C07に対しては、該物体C07の確定した軌跡を格納
する領域に物体C08と物体C09の検出位置を加え、前記
物体C07の接続ポインタ集合にワークメモリ905内の前
記物体C08と前記物体C09の物体情報記憶領域があるア
ドレスを加えると共に、該前記物体C08と前記物体C09
のそれぞれの接続ポインタ集合に前記物体C07のワーク
メモリ905内の物体情報記憶領域があるアドレスを加
え、前記物体C08と前記物体C09の次のポインタとして
指定する。また例1005のように「分離」と判断された物
体C11に対しては、該物体C11の接続ポインタ集合に物
体C12と物体C13のワークメモリ905内の物体情報記憶
領域があるアドレスを加えると共に、前記物体C12と前
記物体C13のそれぞれの確定した軌跡を格納する領域に
前記物体C11の検出位置を加え、前記物体C11の物体情
報記憶領域があるアドレスを加える。つまり接続情報作
成ステップ106を行なうことで、今までに検出された各
物体のワークメモリ905内の物体情報記憶領域が接続ポ
インタ集合を介してリスト構造で接続され、各検出物体
に接続可能な検出物体を記憶することができる。
11と図12を用いて説明する。図11は時刻t0から
時刻t0+4の間に検出した物体の状態を説明する図で、
図12は図11の検出物体のリスト構造を接続構造図と
して表したものである。この図11と図12において、
黒丸は検出物体の位置または検出物体であることを示す
だけのものであって、検出された2値化画像の領域面積
を表すものではない。図11において、時刻t0から時
刻t0+4の間に検出した物体の位置が黒丸で示すように
なっている場合、前述の検出物体数変化算出ステップ10
4及び、検出状態変化分類ステップ105並びに、接続情報
作成ステップ106により各物体の物体情報記憶領域は図
12のように連結された接続構造となる。例えば、図1
1の時刻t0+2の物体C19に注目すると、その直後の時
刻t0+3に検出された物体はC16,C20,C21である。
ここで該3つの物体C16,C20,C21と前記物体C19と
の距離を求めると、前記物体C19と前記物体C16との距
離が所定値以上となるので除外され、前述の検出物体数
変化算出ステップ104によって前記物体C20と前記C21
は物体C19の接続可能物体と判定され、検出状態変化分
類ステップ105によって前記時刻t0+2の物体C19と物体
C20,C21は「分離」という状態変化に分類される。一
方同じ時刻t0+2の物体C15も上記と同様の方法によ
り、距離が所定値以内の物体C16と「単連結」という状
態変化に分類される。次に軌跡推定ステップ113では、
物体情報記憶領域内に記憶されている物体の検出位置の
変化を接続ポインタを遡って行い、物体の軌跡を推定す
る。例えば、図12中の物体C22は、物体C20,C19,
C18,C17の順で遡ることができ、物体C22の軌跡は、
物体C17,C18,C19,C20,C22の検出位置を通った
ものと推定することができる。次に異常判定ステップ10
8では、軌跡推定ステップ107で得られた物体の軌跡を時
間と移動距離によって評価する。例えば、停止車輌の有
無の判定を行なう場合、所定時間内の物体の軌跡が所定
範囲内に収まるか否かを評価し、所定範囲を越えている
(移動距離が大)場合は画像入力ステップ101に戻り、
所定範囲内に収まっている(移動距離が小)場合は停止
車輌と判断し警報・モニタ表示ステップ109に進む。該
警報・モニタ表示ステップ109では出力I/F908(図
9)と画像出力I/F909(図9)に指令を送る。これ
を受けて、前記出力I/F908(図9)は警告灯910(図
9)に異常を示す発光をさせ、前記画像出力I/F909
(図9)は異常状態を監視モニタ911に表示させる。こ
の実施例によれば、検出状態の変化から物体の分裂や結
合を検出しながら物体を追跡することができる。
断する時間(所定時間)は、例えば5秒(5sec)に設定
すると、5秒停止していればその停車車両を故障車両と
判断する。また、前述の移動距離が小である所定範囲
(停止とみなす最大移動距離)は、例えば対象物体の見
かけに大きさに設定する。これは、検出処理では対象物
体の重心を代表位置として用いており、検出状態によっ
ては代表位置が車両の前部になったり後部になったりし
て、対象物体の位置が常に一定の位置を示さないためで
ある。
大きさによる。例えば、本発明の一例では“所定の範
囲”を“40×25 pix”の矩形範囲に設定し、軌跡の位置
変化がこの範囲内に収まる場合に停止車両と判定した。
このとき、1/2型CCD(素子の大きさ 6.5mm×4.8mm),
レンズの焦点距離 25mmを用い、200m離れた撮像面に対
して水平方向に移動する監視対象物体(大きさ 6.0mm×
4.8mmを想定)を320×240pix,0.3frames/secの画像で
監視する場合、対象物体の水平方向の見かけの大きさ
は、 水平方向の視野: 6.5mm/25mm×200m = 52.0m 見かけの大きさ: 6.0m/52.0m×320pix = 36.9pix となる。
6は一つの接続ポインタ集合であり、図10の分類によ
れば「単連結」の状態変化を示している。この軌跡の判
定方法を図18によって説明する。図18は本発明にお
ける単連結の状態変化を起こしている物体の軌跡判定と
補正後のリスト構造の一例を示す図で、図12の物体C
14が単連結の状態変化を起こした場合の例である。今ま
でリスト構造で接続されていた物体C15の検出位置を物
体C14の確定した軌跡を格納する領域に追加し、更に、
物体C15を指していた物体C14のポインタを物体C16を
指すようにに変更し、最後に物体C15の接続情報を削除
している。
る発光を例に挙げたが、光だけではなく、音や振動また
はそれらの組み合せ等、オペレータあるいは犬などの補
助生物が感知する手段であればなんでもよいことは自明
である。
3,図14を用いて説明する。この実施例はTVカメラ
に写った一つの物体が分裂して複数の物体として検出さ
れた場合でも、これを補正しながら追跡を行なうもので
ある。この実施例をフローチャートで表すと、図2のよ
うになる。このフローチャートは、図1の実施例に分裂
判定ステップ110と分裂補正ステップ111を追加したもの
である。分裂判定ステップ110では、接続情報作成ステ
ップ106によって得られたリスト構造の状態変化から検
出物体が分裂して見えたか否かを判定する。これを図1
3と図14を用いて説明する。図13は時刻t0から時
刻t0+1,‥‥,時刻t1-1から時刻t1の間に検出した
物体の分裂補正を行なう前の検出物体のリスト構造を接
続構造図として表した図で、図14は図13の検出物体
の分裂補正を行なった後を接続構造図として表したもの
である。この図13と図14において、黒丸は検出物体
の位置または検出物体であることを示すだけのものであ
って、検出された2値化画像の領域面積を表すものでは
ない。図13において物体C23は、時刻t0では前述の
状態変化の一つである「分離」の状態変化をし、物体C
23から時刻t1まで状態変化を繰り返して、時刻t1では
物体C28で「結合」の状態変化をしている。分裂判定ス
テップ110では、この時刻t0の物体C23とリスト構造に
より接続される時刻t0+1の物体C24と物体C25につい
て、該物体C24と物体C25との距離が所定の物体の最大
の大きさ以下で、かつ、前記物体C24と物体C25の領域
面積の和が物体C23の領域面積以下となる場合、およ
び、時刻t1の物体C28とリスト構造により接続される
時刻t1-1の物体C26と物体C27について、該物体C26
と物体C27との距離が所定の物体の最大の大きさ以下
で、かつ、前記物体C26と物体C27の領域面積の和が前
記物体C28の領域面積以下となる場合、物体C23,C2
4,C25,‥‥,C26,C27,C28を「分裂」と判定す
る。即ち、この時刻t0での一つの物体C23が何らかの
影響で時刻t0+1と時刻t1-1との間で二つの物体に分離
して検出され、時刻t1で物体C28として一つの物体に
戻って検出されたと推定する。尚、上記“所定の物体の
最大の大きさ”は停止車両の判定に関連して説明した
“所定範囲”の設定と同様、対象物体の見かけの大きさ
に設定すればよい。その設定値は上記と同様に撮影条件
と対象物体の大きさによる。
モリ905内に時刻t0+1で検出された物体として新たに物
体C29と物体C30の物体情報記憶領域を作成し、物体C
29の検出位置を物体C24と物体C25の検出位置の面積に
よる加重平均とし、物体C29の領域面積は物体C24と物体
C25の領域面積の和とし、物体C30の検出位置を物体C26
と物体C27の面積による加重平均とし、物体C30の領域
面積は物体C26と物体C27の領域面積の和とし、物体C
29の状態変化を「単連結」とし、物体C23の接続ポイン
タ集合から物体C24と物体C25のワークメモリ905内の
物体情報記憶領域があるアドレスを削除し、物体C23の
接続ポインタ集合に物体C29のワークメモリ905内の物
体情報記憶領域があるアドレスを追加する。同様に時刻
t0+1から時刻t1-1までの各時刻に対しても新たにワー
クメモリ905内に物体情報記憶領域を作成する。そし
て、物体C23と物体C28の検出状態を「単連結」に変更
する。これにより、時刻t0+1から時刻t1-1までの分裂
と判定された物体の物体情報記憶領域及びリンク構造を
正確に補正することができる。この実施例によれば、一
つの物体が分裂を起こして複数の物体として検出された
場合でも、これを補正し正確な物体追跡を行うことがで
きる。
図15,図16を用いて説明する。この実施例はTVカ
メラに写った複数の物体が連結して一つの物体として検
出された場合でも、これを補正しながら追跡を行なうも
のである。この実施例をフローチャートで表すと図3の
ようになる。図3のフローチャートは、図1の実施例に
連結判定ステップ112と連結補正ステップ113を追加した
ものである。連結判定ステップ112では、連結情報作成
ステップ106によって得られたリスト構造の状態変化か
ら検出物体が連結して見えたか否かを判定する。図15
は時刻t0-1から時刻t0,‥‥,時刻t1から時刻t1+1
の間に検出した物体の連結補正を行なう前の検出物体の
リスト構造を接続構造図として表した図で、図16は図
15の検出物体の連結補正を行なった後を接続構造図と
して表したものである。この図15と図16において、
黒丸は検出物体の位置または検出物体であることを示す
だけのものであって、検出された2値化画像の領域面積
を表すものではない。図15において、物体C33は時刻
t0では前述の状態変化の一つである「結合」の状態変
化をし、物体C33から時刻t1まで状態変化を繰り返し
て、時刻t1では物体C34で「分離」の状態変化をして
いる。連結判定ステップ112では、時刻t0の物体C33と
リスト構造により接続される時刻t0-1の物体C31と物
体C32について、該物体C31と物体C32との距離が所定
の物体の最大の大きさ以下で、かつ、前記物体C33の領
域面積が前記物体C31と物体C32の領域面積の和以下と
なる場合、および、時刻t1の物体C34とリスト構造に
より接続される時刻t1+1の物体C35と物体C36につい
て、該物体C35と物体C36との距離が所定の物体の最大
の大きさ以下で、かつ、物体C34の領域面積が前記物体
C35と物体C36の領域面積の和以下となる場合、物体C
31,C32,C33,‥‥,C34,C35,C36を「連結」と
判定する。即ち、この時刻t1-1での二つの物体C31と
物体C32とが何らかの影響で時刻t0と時刻t1との間で
一つの物体に結合して検出され、時刻t1+1で物体C28
として二つの物体に戻って検出されたと推定する。
の時刻t0-Nから時刻t0-1までの軌跡の平均移動ベクト
ルV03と、物体C32の時刻t0-Nから時刻t0-1までの軌
跡の平均移動ベクトルV04と、物体C35の時刻t1+1か
ら時刻t1+Nまでの軌跡の平均移動ベクトルV05と、物
体C36の時刻t1+1から時刻t1+Nまでの軌跡の平均移動
ベクトルV06を求める。移動ベクトルvは、軌跡が(x
1,y1)、(x2,y2)、…(xN,yN)と変化した場合
は、
求める際に使用するフレーム数を指定するもので、本発
明の一例ではN=5に設定した。計算した平均移動ベクト
ルから、V03とV05,V03とV06,V04とV05,V04と
V06のベクトルのなす角をそれぞれ計算し、その中で最
も小さい角度の組み合わせを連結候補とする。更に前記
の連結候補とした組み合わせを除いたベクトルのなす角
の中から最も小さい角度の組み合わせを更に連結候補と
する。この処理を移動ベクトルの組がなくなるまで行な
う。移動ベクトルv1=(x1,y1)とv2=(x2,y2)
のなす角θは、
動ベクトルV03とV05,V04とV06の組み合わせになっ
たとしている。連結補正ステップ113では更に、時刻t0
から時刻t1までの各時刻で検出された物体として新た
に物体C37,C38,‥‥,C39,C40の物体情報記憶領
域を作成し、物体C37と物体C38の検出位置を物体C33
の検出位置にし、物体C39と物体C40の検出位置を物体
C34の検出位置にする。更に、物体C37と物体C38の領
域面積を物体C33の領域面積の半分の値とし、物体C39
と物体C40の領域面積を物体C34の領域面積の半分の値
とする。また、物体C31,物体C37,‥‥‥,物体C39の
状態変化と物体C32,物体C38,‥‥‥,物体C40の状態
変化とを「単連結」とする。これにより、時刻t0から
時刻t1までの連結と判定された物体の物体情報記憶領
域及びリスト構造を正確に補正することができる。この
実施例によれば、複数の物体が連結を起こして一つの物
体として検出された場合でも、これを補正し正確な物体
追跡を行うことができる。
フローチャートを用いて説明する。この図4の実施例
は、図2の実施例に分裂補正再帰判定ステップ114を追
加したものである。この分裂補正再帰判定ステップ114
は分裂補正が行なわれたか否を判定し、分裂補正が行な
われたときには分裂判定ステップ110へ戻り、分裂補正
後の新しい接続情報に基づいて再度分裂補正を行う。ま
た、分裂補正が行なわれなかった場合には軌跡推定ステ
ップ107へ進む。この実施例によれば、複数の物体が二
重三重に分裂を起こして複数の物体として検出された場
合、分裂補正を行なえる限り補正することができるため
より正確な物体追跡を行なうことができる。
フローチャートを用いて説明する。この図5の実施例
は、図3の実施例に連結補正再帰判定ステップ115を追
加したものである。この連結補正再帰判定ステップ115
は連結が行なわれたか否かを判定し、連結補正後の新し
い接続情報に基づいて再度連結補正を行う。また、連結
補正が行なわれなかった場合には軌跡推定ステップ107
へ進む。この実施例によれば、複数の物体が二重三重に
連結を起こして検出された場合でも、連結補正がおこな
える限り補正することができるためより正確な物体追跡
を行なうことができる。
用いて説明する。この実施例は、図4と図5で表された
実施例の分裂判定ステップ110,分裂補正ステップ111,
分裂補正再帰判定ステップ114,連結判定ステップ112,
連結補正ステップ113及び連結補正再帰判定ステップ115
を組み合わせて構成したもので、分裂補正再帰判定ステ
ップ114と連結補正再帰判定ステップ115をまとめ合わせ
補正再帰判定ステップ116としてある。図6のフローチ
ャートにおいて、補正再帰判定ステップ116によって少
なくとも分裂補正または連結補正のどちらかが行なわれ
たか否かを判定し、補正が行なわれたときには分裂判定
ステップ110に戻り、補正後の新しい接続情報に基づい
て再度分裂補正または連結補正を行う。また、分裂補正
と連結補正が行なわれなかったときには軌跡推定ステッ
プ107に進む。この実施例によれば、分裂や連結といっ
た現象が同時にかつ二重三重に生じた場合でも、これら
を補正することができるためより正確な物体追跡を行な
うことができる。
によって、上記補正再帰判定ステップ116が必要となる
例を説明する。この図19から図21において、黒丸は
検出物体の位置または検出物体であることを示すだけの
ものであって、検出された2値化画像の領域面積を表す
ものではない。図19において、物体C50が物体C51と
物体C52に分離して物体C59で結合し、その途中の物体
C54で別の物体C71からの結合を生じ、次の物体C56で
物体C58とC74に分離している。図20は、図19の接
続構造について連結補正を行なった後の接続構造を示す
図で、算出した移動ベクトルから、物体C54は物体C84
と物体C72に補正され、物体C56は物体C85と物体C73
に補正される。この場合次に、物体C49から物体C60ま
での接続について分裂補正を行う必要がある。従って、
図6の補正再帰判定ステップ116によって分裂判定ステ
ップ110に戻り補正を繰り返す必要がある。図21は補
正再帰判定ステップ116を通過後に分裂判定ステップ110
に戻って、分裂補正ステップ113にて分裂補正を行なっ
た後の接続構造を示す。分裂補正ステップ113によっ
て、物体C51,C52,C53,C84,C55,C85,C57,C58が物
体C80,C81,C82,C83に補正される。
る。この実施例は、図3,図5または図6で示されてい
る発明において、接続情報ステップ106でオブジェクト
(物体)の情報として、検出物体の画像パターンも記憶
するようにし、連結補正ステップ113において該画像パ
ターンのパターンマッチングによる類似度に基いて連結
して検出された物体の補正を行うものである。尚前記パ
ターンマッチング法は、例えば田村秀行監修「コンピュ
ータ画像処理入門」総合出版(株)、1987、pp.148-1
53に記載されている。連結補正ステップ113では、図1
5における物体C31とC35、物体C31とC36、物体C32とC3
5、物体C32とC36のマッチングを行い、それぞれの画像
パターンの類似度を計算し、その中で最も高い類似度を
持つ組合せを連結候補とする。この処理を画像パターン
すべてについて行う。先の実施例と同様に、図16の例
では物体C31とC35、物体C32とC36の組合わせを連結候補
とし、続く連結補正ステップ113では、時刻t0から時刻
t1までの各時刻で検出された物体として、新たに物体C
37,C38,…,C39,C40の物体情報記憶領域を作成し、
物体C37と物体C38の検出位置を物体C33の検出位置に
し、物体C39と物体C40の検出位置を物体C34の検出位置
にする。更に、物体C37と物体C38の領域面積を物体C33
の領域面積の半分の値とし、物体C39と物体C40の領域
面積を物体C34の領域面積の半分の値とする。これによ
り、時刻t0から時刻t1までの連結と判定された物体の
物体情報記憶領域及びリスト構造を正確に補正すること
ができる。この実施例によれば、複数の物体が連結を起
こして一つの物体として検出された場合でも、これを補
正し正確な物体追跡を行うことができる。
続する入力画像に対する検出物体の数の変化から検出状
態変化を分類し、検出状態変化の接続情報を保持し、そ
の接続情報から一つの物体の分裂や複数物体の連結を補
正しながらそれらの検出物体を追跡することで、より正
確な追跡を行なうことができる。
視野内に複数物体が存在するときに、一時的に分裂した
物体や複数の物体が交錯する場合に個々の物体を正確に
追跡することが難しかった欠点を解決し、しかも正確に
物体を追跡することができ、物体追跡監視装置の適用範
囲を大きく広げることができる。
チャート
チャート
チャート
チャート
チャート
チャート
ク図
ック図
成ブロック図
する図
する図
内容(リスト構造)の一例を示す図
体の軌跡判定と補正後のリスト構造の一例を示す図
する図
する図
103:二値化処理ステップ、 104:検出物体数変化検出
ステップ、 105:検出状態変化分類ステップ、 106:
接続情報作成ステップ、 107:軌跡推定ステップ、 1
08:異常判定ステップ、 109:警報・モニタ表示ステ
ップ、 110:分裂判定ステップ、 111:分裂補正ステ
ップ、 112:連結判定ステップ、 113:連結補正ス
テップ、114:分裂補正再帰判定ステップ、 115:連結
補正再帰判定ステップ、 116:補正再帰判定ステッ
プ、 901:TVカメラ、 902:画像入力I/F、 90
3:データバス、 904:画像メモリ、 905:ワークメ
モリ、 906:CPU、 907:プログラムメモリ、 90
8:出力I/F、 909:画像出力I/F、 910:警告
灯、 911:モニタ、 1001:出現を表す検出状態変
化、 1002:単連結を表す検出状態変化、 1003:結合
を表す検出状態変化、 1004:消滅を表す検出状態変
化、 1005:分離を表す検出状態変化
Claims (11)
- 【請求項1】 カメラを有し、そのカメラの撮像視野内
に侵入した物体を逐次検出する物体追跡方法おいて、該
カメラより得られた画像信号中から監視する物体の画像
を検出する物体検出ステップと、該物体検出ステップに
よって検出した物体の変化を検出する物体数変化検出ス
テップと、該物体変化検出ステップによって検出した変
化を複数の状態に分類する検出状態変化分類ステップと
を設け、上記物体の状態変化分類を逐次行なうようにし
たことを特徴とする物体追跡方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の物体追跡方法において、
前記検出状態変化分類ステップにおける分類は、出現,
単連結,結合,消滅,分離の五つの状態変化としたこと
を特徴とする物体追跡方法。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の物体追跡
方法において、 前記検出状態変化分類ステップによって分類した前記五
つの状態変化から、各時刻毎の検出した物体の位置およ
び検出した領域の面積の変化をあらわす接続情報を作成
する接続情報作成ステップと、 該接続情報ステップによって作成した前記接続情報か
ら、前記物体検出ステップによって検出した物体の位置
変化によって物体の軌跡を推定する軌跡推定ステップと
を設け、上記物体の追跡をしたことを特徴とする物体追
跡方法。 - 【請求項4】 請求項3記載の物体追跡方法において、 接続情報から物体検出時に一つの物体が複数に分裂して
検出されたことを判定する分裂判定ステップと、 該分裂判定ステップによって分裂して検出されたと判定
された複数の物体を一つの物体に補正する分裂補正ステ
ップとを設け、上記物体の追跡をしたことを特徴とする
物体追跡方法。 - 【請求項5】 請求項3記載の物体追跡方法において、 前記接続情報から複数の物体が一つの物体として連結し
て検出されたことを判定する連結判定ステップと、 連結して検出されたと判定された一つの物体をその前後
の接続情報から複数の物体として補正する連結補正ステ
ップとを設け、上記物体の追跡をしたことを特徴とする
物体追跡方法。 - 【請求項6】 請求項4記載の物体追跡方法において、
分裂補正再帰判定ステップを設け、分裂補正が行なえな
くなるまで分裂判定ステップと分裂補正ステップを繰り
返すようにしたことを特徴とする物体追跡方法。 - 【請求項7】 請求項5記載の物体追跡方法において、
連結補正再帰判定ステップを設け、連結補正が行なえな
くなるまで連結判定ステップと連結補正ステップを繰り
返すようにしたことを特徴とする物体追跡方法。 - 【請求項8】 請求項3記載の物体追跡方法において、 分裂判定ステップと、分裂補正ステップと、連結判定ス
テップと、連結補正ステップとを設け、 該分裂判定ステップは接続情報から物体検出時に一つの
物体が複数に分裂して検出されたことを判定し、 前記分裂補正ステップは前記分裂判定ステップによって
分裂と判定された複数の物体を一つの物体に補正し、 前記連結判定ステップは前記接続情報から複数の物体が
一つの物体として連結して検出されたことを判定し、 前記連結補正ステップは前記連結判定ステップによって
連結と判定された一つの物体を複数の物体として補正し
たことを特徴とする物体追跡方法。 - 【請求項9】 請求項3記載の物体追跡方法において、 分裂判定ステップと、分裂補正ステップと、分裂補正再
帰判定ステップと、連結判定ステップと、連結補正ステ
ップと、連結補正再帰判定ステップとを設け、分裂補正
が行なえなくなるまで分裂判定ステップと分裂補正ステ
ップを繰り返し連結補正が行なえなくなるまで連結判定
ステップと連結補正ステップを繰り返すことを特徴とす
る物体追跡方法。 - 【請求項10】 請求項7,請求項8および請求項9記
載の物体追跡方法において、接続情報作成ステップで接
続情報として検出した物体の位置および検出した領域の
面積と共に検出した領域の画素パターンも接続情報とし
て保持し、連結判定ステップにおいて画素パターンのマ
ッチングによって連結を判定したことを特徴とする物体
追跡方法。 - 【請求項11】 カメラと、該カメラが撮像した画像を
入力する画像入力I/Fと、該画像入力I/Fから入力
された画像を蓄積する画像メモリと、物体追跡監視装置
の動作のプログラムを記憶しているプログラムメモリ
と、該プログラムメモリに保持されている前記プログラ
ムに従って前記物体追跡監視装置を動作させるCPU
と、前記画像メモリに蓄積された画像の解析を行なうワ
ークメモリと、少なくとも音,可視光,振動のいずれか
を表示し人体または補助動物が感知可能な信号を発生す
る警告表示手段と、監視モニタと、前記ワークメモリの
解析結果に対応して前記CPUの指示によって前記警告
表示手段に警告を表示させる信号を伝達する出力I/F
と、前記ワークメモリの解析結果に対応して前記CPU
の指示によって前記監視モニタに表示させる画像を送る
画像出力I/Fと、前述の構成要素同士を接続するデー
タバスを有し、物体の追跡監視を行なうことを特徴とす
る物体追跡監視装置。
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