JPH11323295A - 表面保護フィルムの製造方法 - Google Patents
表面保護フィルムの製造方法Info
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- JPH11323295A JPH11323295A JP10128700A JP12870098A JPH11323295A JP H11323295 A JPH11323295 A JP H11323295A JP 10128700 A JP10128700 A JP 10128700A JP 12870098 A JP12870098 A JP 12870098A JP H11323295 A JPH11323295 A JP H11323295A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 SEBSなどのブロック共重合体及び粘着付
与樹脂を含有する粘着剤層を有する表面保護フィルムを
二層共押出によって製造する方法において、成形作業性
を向上させると共に一定した品質のものを製造可能な表
面保護フィルムの製造方法を提供する。 【構成】 粘着剤層を構成する粘着付与樹脂の全量とS
EBSなどのブロック共重合体の少なくとも一部を、ブ
ロック共重合体100重量部に対し粘着付与樹脂200
〜500重量部となる配合比で溶融ブレンドして予めペ
レットを製造しておき、当該ペレットと残りの粘着剤材
料と共に押出機に供給して、基材層と共に共押出し法に
よって粘着剤層を形成し、本発明に係る表面保護フィル
ムを提供する。
与樹脂を含有する粘着剤層を有する表面保護フィルムを
二層共押出によって製造する方法において、成形作業性
を向上させると共に一定した品質のものを製造可能な表
面保護フィルムの製造方法を提供する。 【構成】 粘着剤層を構成する粘着付与樹脂の全量とS
EBSなどのブロック共重合体の少なくとも一部を、ブ
ロック共重合体100重量部に対し粘着付与樹脂200
〜500重量部となる配合比で溶融ブレンドして予めペ
レットを製造しておき、当該ペレットと残りの粘着剤材
料と共に押出機に供給して、基材層と共に共押出し法に
よって粘着剤層を形成し、本発明に係る表面保護フィル
ムを提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表面保護フィルムの
製造方法に関する。具体的には、優れた粘着特性を有す
ると共に、成形作業性が良好で、品質の一定した表面保
護フィルムの製造方法に関する。
製造方法に関する。具体的には、優れた粘着特性を有す
ると共に、成形作業性が良好で、品質の一定した表面保
護フィルムの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂板や化粧合板、金属板などの表
面の加工時及び運搬時の傷防止や汚れ防止のために、表
面保護フィルムが汎用されている。
面の加工時及び運搬時の傷防止や汚れ防止のために、表
面保護フィルムが汎用されている。
【0003】表面保護フィルムは、一般に、ポリエチレ
ン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系の熱可塑性
樹脂からなる基材層の片面に粘着剤層が設けられた構成
を有しており、良好な粘着性(仮着性)を有すると共
に、使用後に各種表面を粘着剤で汚染することなく剥が
すことができなければならない。基材層形成材料として
特にポリオレフィン系樹脂製のものが使用される理由
は、防湿性や耐薬品性、電気絶縁性などに優れているば
かりでなく、使用後に焼却しても有毒ガスを発生せず、
後処理面でも問題が少ないからである。
ン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系の熱可塑性
樹脂からなる基材層の片面に粘着剤層が設けられた構成
を有しており、良好な粘着性(仮着性)を有すると共
に、使用後に各種表面を粘着剤で汚染することなく剥が
すことができなければならない。基材層形成材料として
特にポリオレフィン系樹脂製のものが使用される理由
は、防湿性や耐薬品性、電気絶縁性などに優れているば
かりでなく、使用後に焼却しても有毒ガスを発生せず、
後処理面でも問題が少ないからである。
【0004】一方、粘着剤層には、例えば、スチレン−
ブタジエン−スチレンのブロック共重合体(SBS)或
いはスチレン−エチレン/ブチレン−スチレンのブロッ
ク共重合体(SEBS)エラストマーと粘着付与樹脂を
混和した粘着剤組成物を用いて形成される。その理由
は、上記粘着剤を用いると良好な粘着性を有し、さらに
基材層と粘着剤層とを近時汎用されるようになった共押
出成形法を用いて粘着フィルムを形成した場合に、粘着
剤組成物のポリオレフィン系樹脂製基材に対する投錨力
が向上し、剥離後の被着体への粘着剤層による汚染(糊
残り)もないことである。
ブタジエン−スチレンのブロック共重合体(SBS)或
いはスチレン−エチレン/ブチレン−スチレンのブロッ
ク共重合体(SEBS)エラストマーと粘着付与樹脂を
混和した粘着剤組成物を用いて形成される。その理由
は、上記粘着剤を用いると良好な粘着性を有し、さらに
基材層と粘着剤層とを近時汎用されるようになった共押
出成形法を用いて粘着フィルムを形成した場合に、粘着
剤組成物のポリオレフィン系樹脂製基材に対する投錨力
が向上し、剥離後の被着体への粘着剤層による汚染(糊
残り)もないことである。
【0005】ところが、粘着剤成分としてSEBSと粘
着付与樹脂をドライブレンドした後、押出機に供給して
溶融押出を行なうと、粘着付与樹脂が粉末状である場合
には、粘着付与樹脂が飛散したり、あるいは供給口壁面
や押出機のスクリューなどに付着するため、粘着剤構成
材料が押出機に供給されず、また、正確に所定の配合割
合を有する粘着剤層が形成されないために,品質の安定
した表面保護フィルムを得ることができない。また、粘
着付与樹脂がペレット状であっても,押出機の供給口付
近ではスクリューによって粉砕され、粉末状となるため
に同様の問題が発生してしまう。
着付与樹脂をドライブレンドした後、押出機に供給して
溶融押出を行なうと、粘着付与樹脂が粉末状である場合
には、粘着付与樹脂が飛散したり、あるいは供給口壁面
や押出機のスクリューなどに付着するため、粘着剤構成
材料が押出機に供給されず、また、正確に所定の配合割
合を有する粘着剤層が形成されないために,品質の安定
した表面保護フィルムを得ることができない。また、粘
着付与樹脂がペレット状であっても,押出機の供給口付
近ではスクリューによって粉砕され、粉末状となるため
に同様の問題が発生してしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、SE
BSなどのブロック共重合体及び粘着付与樹脂を含有す
る粘着剤層を有する表面保護フィルムを二層共押出によ
って製造する方法において、成形作業性を向上させると
共に一定した品質のものを製造することにある。
BSなどのブロック共重合体及び粘着付与樹脂を含有す
る粘着剤層を有する表面保護フィルムを二層共押出によ
って製造する方法において、成形作業性を向上させると
共に一定した品質のものを製造することにある。
【0007】本発明者は、上記の従来技術の有する問題
点を克服するために、鋭意検討した結果、熱可塑性樹脂
からなる基材層とSEBSなどのスチレン系ブロック共
重合体エラストマーと粘着付与樹脂が混和される粘着剤
層を共押出し法によって表面保護フィルムを製造する方
法において、粘着付与樹脂の混合方法として、予め、粘
着付与樹脂の全量をブロック共重合体と所定の配合比で
溶融ブレンドして予めペレットを作製しておき、当該ペ
レットを残りの粘着剤材料と共に押出機に供給すること
により、上記問題点を解決することを見出した。
点を克服するために、鋭意検討した結果、熱可塑性樹脂
からなる基材層とSEBSなどのスチレン系ブロック共
重合体エラストマーと粘着付与樹脂が混和される粘着剤
層を共押出し法によって表面保護フィルムを製造する方
法において、粘着付与樹脂の混合方法として、予め、粘
着付与樹脂の全量をブロック共重合体と所定の配合比で
溶融ブレンドして予めペレットを作製しておき、当該ペ
レットを残りの粘着剤材料と共に押出機に供給すること
により、上記問題点を解決することを見出した。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の表面保護フィル
ムの製造方法は、熱可塑性樹脂からなる基材層と、ブロ
ック共重合体及び粘着付与樹脂を含む粘着剤層を共押出
し法によって表面保護フィルムを製造する方法であっ
て、前記粘着付与樹脂の全量と前記ブロック共重合体の
少なくとも一部をブロック共重合体100重量部に対し
粘着付与樹脂200〜500重量部となる配合比で溶融
ブレンドして製造されたペレットを、残りの粘着剤材料
と共に押出機に供給して前記粘着剤層を形成することを
特徴としている。
ムの製造方法は、熱可塑性樹脂からなる基材層と、ブロ
ック共重合体及び粘着付与樹脂を含む粘着剤層を共押出
し法によって表面保護フィルムを製造する方法であっ
て、前記粘着付与樹脂の全量と前記ブロック共重合体の
少なくとも一部をブロック共重合体100重量部に対し
粘着付与樹脂200〜500重量部となる配合比で溶融
ブレンドして製造されたペレットを、残りの粘着剤材料
と共に押出機に供給して前記粘着剤層を形成することを
特徴としている。
【0009】このとき、ブロック共重合体として、A−
B−Aで表されるブロック共重合体又は、A−B−Aで
表されるブロック共重合体とA−Bで表されるブロック
共重合体との混合物であって、Aはスチレン重合体ブロ
ック、Bはブタジエン重合体ブロック若しくはイソプレ
ン重合体ブロック又はこれらを水素添加して得られるオ
レフィン重合体ブロックであるものを用いるのが望まし
い。
B−Aで表されるブロック共重合体又は、A−B−Aで
表されるブロック共重合体とA−Bで表されるブロック
共重合体との混合物であって、Aはスチレン重合体ブロ
ック、Bはブタジエン重合体ブロック若しくはイソプレ
ン重合体ブロック又はこれらを水素添加して得られるオ
レフィン重合体ブロックであるものを用いるのが望まし
い。
【0010】本発明において、基材層に用いられる熱可
塑性樹脂としては、使用後に焼却しても有毒ガスを発生
せず、後処理面でも問題が少ないなどの理由から特にポ
リオレフィン系樹脂を用いるのが好ましい。ポリオレフ
ィン系樹脂としては、ポリエチレン、エチレン−αオレ
フィン共重合体、プロピレン−αオレフィン共重合体、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メチルメタ
クリレート共重合体、エチレン−nブチルアクリレート
共重合体、ポリプロピレンなどが挙げられる。また、こ
れらの樹脂は単独で使用してもよく、あるいは任意の組
み合わせになる混合物も好適に使用できる。また、これ
らのポリオレフィン系樹脂には、必要に応じて光安定
剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、充填剤、滑剤などを添
加することができる。
塑性樹脂としては、使用後に焼却しても有毒ガスを発生
せず、後処理面でも問題が少ないなどの理由から特にポ
リオレフィン系樹脂を用いるのが好ましい。ポリオレフ
ィン系樹脂としては、ポリエチレン、エチレン−αオレ
フィン共重合体、プロピレン−αオレフィン共重合体、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メチルメタ
クリレート共重合体、エチレン−nブチルアクリレート
共重合体、ポリプロピレンなどが挙げられる。また、こ
れらの樹脂は単独で使用してもよく、あるいは任意の組
み合わせになる混合物も好適に使用できる。また、これ
らのポリオレフィン系樹脂には、必要に応じて光安定
剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、充填剤、滑剤などを添
加することができる。
【0011】本発明の表面保護フィルムの粘着剤層は、
ブロック共重合体と粘着付与樹脂を含むものであって、
ブロック共重合体としては、一般の表面保護フィルムの
粘着剤として用いられるものであれば特に限定されるも
のではないが、次に示すブロック共重合体を用いるの
が、基材層との投錨力や糊残りが少ないなどの観点から
特に好ましい。
ブロック共重合体と粘着付与樹脂を含むものであって、
ブロック共重合体としては、一般の表面保護フィルムの
粘着剤として用いられるものであれば特に限定されるも
のではないが、次に示すブロック共重合体を用いるの
が、基材層との投錨力や糊残りが少ないなどの観点から
特に好ましい。
【0012】当該ブロック共重合体は、一般にA−B−
Aで表されるブロック共重合体又は、A−B−Aで表さ
れるブロック共重合体とA−Bで表されるブロック共重
合体との混合物であって、Aはスチレン重合体ブロッ
ク、Bはブタジエン重合体ブロック若しくはイソプレン
重合体ブロック又はこれらを水素添加して得られるオレ
フィン重合体ブロックである。スチレン重合体として
は、重量平均分子量が1,000〜100,000であ
り、好ましいガラス転移温度は7℃以上のものがよい。
一方、ブタジエン重合体ブロック若しくはイソプレン重
合体ブロック又はこれらを水素添加して得られるオレフ
ィン系重合体ブロックとしては、重量平均分子量が1
0,000〜500,000であって、好ましいガラス
転移温度は−20℃以下のものである。特に、ブタジエ
ン重合体ブロック若しくはイソプレン重合体ブロックを
水素添加して飽和し、残存二重結合のない形のオレフィ
ン系重合体ブロックとしたものを使用すれば、耐熱性や
耐候性がより向上し、基材層と粘着剤層の投錨性もより
向上する。また、上記AとBの好ましい重量比は、A/
B=5/95〜50/55である。なお、本発明におい
ては、ブロック共重合体としてA−B−A共重合体を用
いるのが好ましいが、一部A−Bブロック共重合体が混
合されていても差し支えなく、一般に製造されるA−B
−Aブロック共重合体には一部A−Bブロック共重合体
が含まれており、通常A−B−Aブロック共重合体とし
て市販されているものをそのまま用いることができる。
Aで表されるブロック共重合体又は、A−B−Aで表さ
れるブロック共重合体とA−Bで表されるブロック共重
合体との混合物であって、Aはスチレン重合体ブロッ
ク、Bはブタジエン重合体ブロック若しくはイソプレン
重合体ブロック又はこれらを水素添加して得られるオレ
フィン重合体ブロックである。スチレン重合体として
は、重量平均分子量が1,000〜100,000であ
り、好ましいガラス転移温度は7℃以上のものがよい。
一方、ブタジエン重合体ブロック若しくはイソプレン重
合体ブロック又はこれらを水素添加して得られるオレフ
ィン系重合体ブロックとしては、重量平均分子量が1
0,000〜500,000であって、好ましいガラス
転移温度は−20℃以下のものである。特に、ブタジエ
ン重合体ブロック若しくはイソプレン重合体ブロックを
水素添加して飽和し、残存二重結合のない形のオレフィ
ン系重合体ブロックとしたものを使用すれば、耐熱性や
耐候性がより向上し、基材層と粘着剤層の投錨性もより
向上する。また、上記AとBの好ましい重量比は、A/
B=5/95〜50/55である。なお、本発明におい
ては、ブロック共重合体としてA−B−A共重合体を用
いるのが好ましいが、一部A−Bブロック共重合体が混
合されていても差し支えなく、一般に製造されるA−B
−Aブロック共重合体には一部A−Bブロック共重合体
が含まれており、通常A−B−Aブロック共重合体とし
て市販されているものをそのまま用いることができる。
【0013】粘着付与樹脂としても特に制限されるもの
ではなく、例えば、ロジン系樹脂やテルペン系樹脂、脂
肪族石油系樹脂、脂環族石油系樹脂、芳香族系樹脂など
の常温で粉末状若しくはペレット系のものが好適に使用
される。
ではなく、例えば、ロジン系樹脂やテルペン系樹脂、脂
肪族石油系樹脂、脂環族石油系樹脂、芳香族系樹脂など
の常温で粉末状若しくはペレット系のものが好適に使用
される。
【0014】また、粘着剤層を構成する樹脂には、必要
に応じて、紫外線防止剤、酸化防止剤、充填剤、滑剤な
どの各種添加剤を添加することができる。
に応じて、紫外線防止剤、酸化防止剤、充填剤、滑剤な
どの各種添加剤を添加することができる。
【0015】本発明においては、基材層用及び粘着剤層
用の2台の押出機を用いて、それぞれの材料を一つのダ
イスから共押出しする二層共押出法により一体に成形さ
れ、表面保護フィルムとされる。この場合、粘着剤層用
の材料は、従来のように、すべての成分を一度に押出機
に供給するのではなく、予め、粘着付与樹脂の全量とブ
ロック共重合体の少なくとも一部を溶融ブレンドによっ
てペレットを作製しておき、当該ペレットを残りの粘着
剤材料と共に押出機に供給する。
用の2台の押出機を用いて、それぞれの材料を一つのダ
イスから共押出しする二層共押出法により一体に成形さ
れ、表面保護フィルムとされる。この場合、粘着剤層用
の材料は、従来のように、すべての成分を一度に押出機
に供給するのではなく、予め、粘着付与樹脂の全量とブ
ロック共重合体の少なくとも一部を溶融ブレンドによっ
てペレットを作製しておき、当該ペレットを残りの粘着
剤材料と共に押出機に供給する。
【0016】具体的には、予め、粘着付与樹脂の全量
を、ブロック共重合体100重量部に対し200〜50
0重量部、好ましくは、250〜400重量部となるよ
うな配合比で溶融ブレンドしてペレットを作製してお
き、他の残りの粘着剤材料と共に押出機に供給する。な
お、このとき、ブロック共重合体100重量部に対し、
粘着付与樹脂が200重量部未満の場合、ペレット同士
がくっ付き合って固まり、押出機の供給口で詰まった
り、また、正確に所定の配合割合を有する粘着剤層が形
成されなくなる。一方、粘着付与樹脂が500重量部を
越えると、供給口付近で押出機のスクリューによってペ
レットが粉砕され、粉末状になり、押出機のスクリュー
に付着して供給不能になる。
を、ブロック共重合体100重量部に対し200〜50
0重量部、好ましくは、250〜400重量部となるよ
うな配合比で溶融ブレンドしてペレットを作製してお
き、他の残りの粘着剤材料と共に押出機に供給する。な
お、このとき、ブロック共重合体100重量部に対し、
粘着付与樹脂が200重量部未満の場合、ペレット同士
がくっ付き合って固まり、押出機の供給口で詰まった
り、また、正確に所定の配合割合を有する粘着剤層が形
成されなくなる。一方、粘着付与樹脂が500重量部を
越えると、供給口付近で押出機のスクリューによってペ
レットが粉砕され、粉末状になり、押出機のスクリュー
に付着して供給不能になる。
【0017】本発明に係る製造方法においては、粘着付
与樹脂の全量は、すべてペレットとして押出機に供給さ
れるが、ブロック共重合体については、粘着剤成分の配
合によって別途、当該ペレットとドライブレンドして追
加供給することができる。
与樹脂の全量は、すべてペレットとして押出機に供給さ
れるが、ブロック共重合体については、粘着剤成分の配
合によって別途、当該ペレットとドライブレンドして追
加供給することができる。
【0018】
【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げながら本発明
について具体的に説明する。 (実施例1)基材層には、熱可塑性樹脂として低密度ポ
リエチレンを、粘着剤層には、スチレン−ブタジエン−
スチレンブロック共重合体の水素添加物(SEBS:シ
ェル化学社製、商品名「クレイトンG 1657」)
と、粘着付与樹脂として脂環族石油系樹脂(荒川化学工
業社製、商品名「アルコンP−100」)を用いた。
について具体的に説明する。 (実施例1)基材層には、熱可塑性樹脂として低密度ポ
リエチレンを、粘着剤層には、スチレン−ブタジエン−
スチレンブロック共重合体の水素添加物(SEBS:シ
ェル化学社製、商品名「クレイトンG 1657」)
と、粘着付与樹脂として脂環族石油系樹脂(荒川化学工
業社製、商品名「アルコンP−100」)を用いた。
【0019】まず、SEBS100重量部と脂環族石油
系樹脂300重量部とを溶融ブレンドして、ペレットを
作製した。次に、SEBS100重量部に対し、脂環族
石油系樹脂40重量部の配合比となるように当該ペレッ
ト及びSEBSのペレットをドライブレンドして押出機
に供給し、押出量40kg/hrで共押出し、基材層厚
さ60μm、粘着剤層15μmの表面保護フィルムを作
製した。
系樹脂300重量部とを溶融ブレンドして、ペレットを
作製した。次に、SEBS100重量部に対し、脂環族
石油系樹脂40重量部の配合比となるように当該ペレッ
ト及びSEBSのペレットをドライブレンドして押出機
に供給し、押出量40kg/hrで共押出し、基材層厚
さ60μm、粘着剤層15μmの表面保護フィルムを作
製した。
【0020】(実施例2)SEBS100重量部と脂環
族石油系樹脂210重量部とを溶融ブレンドしてペレッ
トを作製し、SEBS100重量部に対し、脂環族石油
系樹脂30重量部の配合比となるように当該ペレット及
び及びSEBSのペレットをドライブレンドした以外
は、実施例1と同様にした。
族石油系樹脂210重量部とを溶融ブレンドしてペレッ
トを作製し、SEBS100重量部に対し、脂環族石油
系樹脂30重量部の配合比となるように当該ペレット及
び及びSEBSのペレットをドライブレンドした以外
は、実施例1と同様にした。
【0021】(実施例3)SEBS100重量部と脂環
族石油系樹脂450重量部とを溶融ブレンドしてペレッ
トを作製し、SEBS100重量部に対し、脂環族石油
系樹脂50重量部の配合比となるように当該ペレット及
び及びSEBSのペレットをドライブレンドした以外
は、実施例1と同様にした。
族石油系樹脂450重量部とを溶融ブレンドしてペレッ
トを作製し、SEBS100重量部に対し、脂環族石油
系樹脂50重量部の配合比となるように当該ペレット及
び及びSEBSのペレットをドライブレンドした以外
は、実施例1と同様にした。
【0022】(実施例4)粘着付与樹脂として脂環族石
油系樹脂の替わりにテルペン系樹脂(ヤスハラケミカル
社製、商品名「クリアロンP−125」)を用いた以外
は、実施例1と同様にした。
油系樹脂の替わりにテルペン系樹脂(ヤスハラケミカル
社製、商品名「クリアロンP−125」)を用いた以外
は、実施例1と同様にした。
【0023】(実施例5)粘着剤成分としてSEBSの
替わりにスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重
合体の水素添加物(SEPS:クラレ社製、商品名「セ
プトン2063」)を使用し、SEPS100重量部に
対し、脂環族石油系樹脂30重量部の配合比となるよう
に当該ペレット及びSEPSのペレットをドライブレン
ドした以外は、実施例1と同様にした。
替わりにスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重
合体の水素添加物(SEPS:クラレ社製、商品名「セ
プトン2063」)を使用し、SEPS100重量部に
対し、脂環族石油系樹脂30重量部の配合比となるよう
に当該ペレット及びSEPSのペレットをドライブレン
ドした以外は、実施例1と同様にした。
【0024】(比較例1)SEBS100重量部と脂環
族石油系樹脂100重量部とを溶融ブレンドしてペレッ
トを作製した以外は、実施例1と同様にした
族石油系樹脂100重量部とを溶融ブレンドしてペレッ
トを作製した以外は、実施例1と同様にした
【0025】(比較例2)SEBS100重量部と脂環
族石油系樹脂600重量部とを溶融ブレンドしてペレッ
トを作製し、SEBS100重量部に対し、脂環族石油
系樹脂50重量部の配合比となるように、当該ペレット
及び及びSEBSのペレットをドライブレンドした以外
は、比較例1と同様にした。
族石油系樹脂600重量部とを溶融ブレンドしてペレッ
トを作製し、SEBS100重量部に対し、脂環族石油
系樹脂50重量部の配合比となるように、当該ペレット
及び及びSEBSのペレットをドライブレンドした以外
は、比較例1と同様にした。
【0026】(比較例3)上記ペレットを作製せずに、
SEBS100重量部に対し、脂環族石油系樹脂40重
量部の配合比となるように、粘着剤構成材料を一括にド
ライブレンドした以外は、比較例1と同様にした。
SEBS100重量部に対し、脂環族石油系樹脂40重
量部の配合比となるように、粘着剤構成材料を一括にド
ライブレンドした以外は、比較例1と同様にした。
【0027】(比較例4)粘着剤成分としてSEBSの
替わりにスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重
合体の水素添加物(SEPS:クラレ社製、商品名「セ
プトン2063」)を使用し、SEPS100重量部に
対し、脂環族石油系樹脂50重量部の配合比となるよう
に、粘着剤構成材料を一括にドライブレンドした以外
は、比較例1と同様にした。
替わりにスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重
合体の水素添加物(SEPS:クラレ社製、商品名「セ
プトン2063」)を使用し、SEPS100重量部に
対し、脂環族石油系樹脂50重量部の配合比となるよう
に、粘着剤構成材料を一括にドライブレンドした以外
は、比較例1と同様にした。
【0028】次に、上記実施例1〜5及び比較例1〜4
で得た各表面保護フィルムを用いて、以下に示す評価を
行った。その結果を表1に示す。
で得た各表面保護フィルムを用いて、以下に示す評価を
行った。その結果を表1に示す。
【0029】(粘着剤材料によるブロッキング)粘着剤
材料を押出機の供給用ホッパーに投入した場合、ペレッ
ト同士がくっついて固まり、詰まることがないか、次の
基準により評価した。 ○:ペレット同士がくっついて固まることなく、安定し
て押出機にペレットが供給できた。 ×:ペレット同士がくっついて固まり、押出機にペレッ
トが供給できなかった。
材料を押出機の供給用ホッパーに投入した場合、ペレッ
ト同士がくっついて固まり、詰まることがないか、次の
基準により評価した。 ○:ペレット同士がくっついて固まることなく、安定し
て押出機にペレットが供給できた。 ×:ペレット同士がくっついて固まり、押出機にペレッ
トが供給できなかった。
【0030】(粘着剤材料の押出機スクリューへの付
着)投入した粘着剤材料が供給口付近で押出機スクリュ
ーに付着せずに、安定して押出機に供給されるか、次の
基準により評価した。 ○:粘着剤材料が供給口付近で押出機スクリューに付着
することなく、安定して押出機に供給できた。 ×:供給されたペレットが押出機のスクリューによって
粉砕され、粉末状になった粘着付与樹脂の凝集物がスク
リューの溝を埋めることによって、押出機に粘着剤材料
が供給できなかった。
着)投入した粘着剤材料が供給口付近で押出機スクリュ
ーに付着せずに、安定して押出機に供給されるか、次の
基準により評価した。 ○:粘着剤材料が供給口付近で押出機スクリューに付着
することなく、安定して押出機に供給できた。 ×:供給されたペレットが押出機のスクリューによって
粉砕され、粉末状になった粘着付与樹脂の凝集物がスク
リューの溝を埋めることによって、押出機に粘着剤材料
が供給できなかった。
【0031】
【表1】
【0032】表1から分かるように、本発明の製造方法
による実施例1〜5によれば、いずれの実施例において
も、安定した粘着剤構成材料の供給が可能であり、押出
作業性が良好で、所定の配合割合を正確に保持した粘着
剤層の形成が可能となり、製造ロットごとの粘着特性も
一定していた。これに対し、比較例1〜4は、製造の過
程で粘着剤材料の供給ができなくなった。特に、比較例
1にあっては、粘着付与樹脂を含むペレットが非常にブ
ロッキングしやすく、均一にドライブレンドできないば
かりか、供給用ホッパーに粘着剤材料を投入した場合、
供給口付近でブロッキングしたペレットが詰まり、安定
した樹脂の供給ができず、スクリューへの付着は評価で
きなかった。
による実施例1〜5によれば、いずれの実施例において
も、安定した粘着剤構成材料の供給が可能であり、押出
作業性が良好で、所定の配合割合を正確に保持した粘着
剤層の形成が可能となり、製造ロットごとの粘着特性も
一定していた。これに対し、比較例1〜4は、製造の過
程で粘着剤材料の供給ができなくなった。特に、比較例
1にあっては、粘着付与樹脂を含むペレットが非常にブ
ロッキングしやすく、均一にドライブレンドできないば
かりか、供給用ホッパーに粘着剤材料を投入した場合、
供給口付近でブロッキングしたペレットが詰まり、安定
した樹脂の供給ができず、スクリューへの付着は評価で
きなかった。
【0033】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、粘着付与樹
脂の全量を、粘着剤層を構成するブロック共重合体の少
なくとも一部と所定の割合で溶融ブレンドして、予めペ
レットを作製して押出機に供給することにしているの
で、粘着付与樹脂が飛散したり、あるいは供給口壁面や
押出機のスクリューなどに付着することによって粘着剤
材料の供給が不能となることなく、成形作業性を向上で
きる。また、正確な配合割合で粘着剤材料を供給できる
ため、安定した品質の表面保護フィルムを提供できる。
脂の全量を、粘着剤層を構成するブロック共重合体の少
なくとも一部と所定の割合で溶融ブレンドして、予めペ
レットを作製して押出機に供給することにしているの
で、粘着付与樹脂が飛散したり、あるいは供給口壁面や
押出機のスクリューなどに付着することによって粘着剤
材料の供給が不能となることなく、成形作業性を向上で
きる。また、正確な配合割合で粘着剤材料を供給できる
ため、安定した品質の表面保護フィルムを提供できる。
【0034】特に、ブロック共重合体として、A−B−
Aで表されるブロック共重合体又は、A−B−Aで表さ
れるブロック共重合体とA−Bで表されるブロック共重
合体との混合物であって、Aはスチレン重合体ブロッ
ク、Bはブタジエン重合体ブロック若しくはイソプレン
重合体ブロック又はこれらを水素添加して得られるオレ
フィン重合体ブロックを用いることにより、基材との投
錨力が優れ、糊残りの少ない表面保護フィルムを提供で
きる。
Aで表されるブロック共重合体又は、A−B−Aで表さ
れるブロック共重合体とA−Bで表されるブロック共重
合体との混合物であって、Aはスチレン重合体ブロッ
ク、Bはブタジエン重合体ブロック若しくはイソプレン
重合体ブロック又はこれらを水素添加して得られるオレ
フィン重合体ブロックを用いることにより、基材との投
錨力が優れ、糊残りの少ない表面保護フィルムを提供で
きる。
Claims (2)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂からなる基材層と、ブロッ
ク共重合体及び粘着付与樹脂を含む粘着剤層を共押出し
法によって表面保護フィルムを製造する方法であって、 前記粘着付与樹脂の全量と前記ブロック共重合体の少な
くとも一部をブロック共重合体100重量部に対し粘着
付与樹脂200〜500重量部となる配合比で溶融ブレ
ンドして製造されたペレットを、残りの粘着剤材料と共
に押出機に供給して前記粘着剤層を形成することを特徴
とする表面保護フィルムの製造方法。 - 【請求項2】 前記ブロック共重合体は、A−B−Aで
表されるブロック共重合体又は、A−B−Aで表される
ブロック共重合体とA−Bで表されるブロック共重合体
との混合物であって、Aはスチレン重合体ブロック、B
はブタジエン重合体ブロック若しくはイソプレン重合体
ブロック又はこれらを水素添加して得られるオレフィン
重合体ブロックである請求項1記載の表面保護フィルム
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10128700A JPH11323295A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 表面保護フィルムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10128700A JPH11323295A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 表面保護フィルムの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11323295A true JPH11323295A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=14991272
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10128700A Pending JPH11323295A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 表面保護フィルムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11323295A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002105424A (ja) * | 2000-10-02 | 2002-04-10 | Sekisui Chem Co Ltd | 表面保護フィルム |
| JP2007126569A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Sekisui Chem Co Ltd | 粘着剤及び表面保護フィルム |
| JP2007332329A (ja) * | 2006-06-19 | 2007-12-27 | Sekisui Chem Co Ltd | 表面保護フィルム |
| JP2014077093A (ja) * | 2012-10-11 | 2014-05-01 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 電線接続部用難燃性絶縁防水カバー |
| JP2016098238A (ja) * | 2014-11-18 | 2016-05-30 | 株式会社サンエー化研 | 表面保護フィルムの製造方法 |
| JP2016098237A (ja) * | 2014-11-18 | 2016-05-30 | 株式会社サンエー化研 | 表面保護フィルムの製造方法 |
| WO2019031354A1 (ja) * | 2017-08-10 | 2019-02-14 | 旭化成株式会社 | 感圧型接着剤用組成物、感圧型接着剤用材料、感圧型接着剤の形成方法、感圧型接着剤、多層フィルム及び包装体 |
-
1998
- 1998-05-12 JP JP10128700A patent/JPH11323295A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002105424A (ja) * | 2000-10-02 | 2002-04-10 | Sekisui Chem Co Ltd | 表面保護フィルム |
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| JP2016098238A (ja) * | 2014-11-18 | 2016-05-30 | 株式会社サンエー化研 | 表面保護フィルムの製造方法 |
| JP2016098237A (ja) * | 2014-11-18 | 2016-05-30 | 株式会社サンエー化研 | 表面保護フィルムの製造方法 |
| WO2019031354A1 (ja) * | 2017-08-10 | 2019-02-14 | 旭化成株式会社 | 感圧型接着剤用組成物、感圧型接着剤用材料、感圧型接着剤の形成方法、感圧型接着剤、多層フィルム及び包装体 |
| JPWO2019031354A1 (ja) * | 2017-08-10 | 2020-04-23 | 旭化成株式会社 | 感圧型接着剤用組成物、感圧型接着剤用材料、感圧型接着剤の形成方法、感圧型接着剤、多層フィルム及び包装体 |
| EP3666841A4 (en) * | 2017-08-10 | 2020-08-05 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | COMPOSITION FOR PRESSURE SENSITIVE ADHESIVE, PRESSURE SENSITIVE ADHESIVE MATERIAL, PROCESS FOR FORMING PRESSURE SENSITIVE ADHESIVE, MULTI-LAYER PRESSURE SENSITIVE ADHESIVE FILM AND PACKAGING BODY |
| TWI810201B (zh) * | 2017-08-10 | 2023-08-01 | 日商旭化成股份有限公司 | 感壓型接著劑用組合物、感壓型接著劑用材料、感壓型接著劑之形成方法、感壓型接著劑、多層膜及包裝體 |
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