JPH11323543A - 薄膜形成方法及び薄膜形成装置 - Google Patents
薄膜形成方法及び薄膜形成装置Info
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- JPH11323543A JPH11323543A JP12704698A JP12704698A JPH11323543A JP H11323543 A JPH11323543 A JP H11323543A JP 12704698 A JP12704698 A JP 12704698A JP 12704698 A JP12704698 A JP 12704698A JP H11323543 A JPH11323543 A JP H11323543A
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Abstract
どちらかの出力を動かすと、ターゲット破壊など致命的
な事故に至る可能性があるという課題を解決しようとす
るものである。 【解決手段】 この発明は、スパッタ法により非絶縁性
のターゲットを用いて薄い膜を形成し、この薄い膜を形
成する際に直流電力をローパスフィルタ20を介して高
周波電力と重畳してターゲット14に供給する薄膜形成
方法において、高周波電力のみを周期的に減少若しくは
停止させる。
Description
ラス基板、プラスチック基板などの薄膜を形成する薄膜
形成方法及び薄膜形成装置に関する。
用いて薄い膜を被スパッタ部材上に形成する薄膜形成装
置は、薄い膜を形成する際に直流電源からターゲットに
直流電力を供給する直流電力方式と、薄い膜を形成する
際に高周波電源からターゲットに高周波電力を供給する
高周波電力方式と、薄い膜を形成する際に直流電源から
の直流電力と高周波電源からの高周波電力とを重畳して
ターゲットに供給し、高周波放電により通常の直流電圧
(直流電力方式の直流電圧)よりも低い直流電圧で大電
流を流す直流電力・高周波電力重畳方式がある。
ために、ターゲットの改良や電源の改良、その他の改良
がなされている。ターゲットの改良では、酸化インジウ
ムと酸化錫を主成分とした原料から粉末冶金法により製
造されたITO(Indium−Tin Oxide
膜)スパッタリングターゲットであって、含まれる窒素
量が5ppm以下で、かつ密度D(g/cm3)とバル
ク抵抗値ρ(mΩcm)が 6.20≦D≦7.23 −0.0676D+0.887≧ρ≧−0.0761D
+0.666 を同時に満たして成るITOスパッタリングターゲット
が特公平7ー100852号公報に記載されている。
を異常放電発生時に抑えるものがある。直流電力方式で
は、インバータ回路と、その出力を整流する整流器と、
その出力を平滑するフィルタとを備える直流電源に接続
される真空装置の異常放電消滅装置において、前記直流
電源は、電流検出器と、過電流検出器と、異常放電時の
出力電圧の変化を検出する異常放電電圧検出器とを備
え、前記インバータ回路は、前記異常放電電圧検出器で
異常放電による負荷電圧の変化を検出したとき、或いは
前記電流検出器で検出した負荷電流が過電流設定器によ
り設定された過電流検出レベルを越えたとき、それに応
答して出力が急速に絞られるように構成され、該直流電
源と前記真空装置とを接続する負荷接続回路は、前記真
空装置と並列に接続されたスイッチを備え、該スイッチ
は前記異常放電電圧検出器で異常放電による負荷電圧の
変化を検出したとき、或いは前記電流検出器で検出した
負荷電流が過電流検出レベルを越えたとき閉成されるよ
うにしたことを特徴とする真空装置の異常放電消滅装置
が特開平8ー311647号公報に記載されている。
の真空室内のターゲットにRF発生出力を供給する高周
波電源と、前記ターゲット印加電圧から高周波交流電圧
を除去し、直流バイアス電圧を形成する回路手段と、前
記直流バイアス電圧に逆曲性のパルスを重畳せしめて前
記ターゲットに印加せしめる回路手段を備えたことを特
徴とするスパッタ装置用電源が特開平7ー197258
号公報に記載されている。
配置されたターゲット電極と、該ターゲット電極に交流
電圧を印加して前記ターゲット材の表面近傍にプラズマ
を発生させる交流電源とを有するスパッタ装置におい
て、前記ターゲット電極は、前記プラズマ発生中に該タ
ーゲット電極に正電圧パルスを印加するパルス電源を備
えたことを特徴とするスパッタ装置が特開平7ー258
845号公報に記載されている。
トとして用い、前記ターゲットの背面にマグネットを設
置し、スパッタリングガスとして、希ガスのみあるいは
希ガスと酸素を導入した雰囲気中で前記ターゲットに高
周波電力を供給し、前記ターゲットの表面近傍にプラズ
マを収束させ、スパッタリング現象を利用して基板上に
ITO透明導電膜を形成した高周波マグネトロンスパッ
タリング法を用いたITO透明導電膜の作製方法におい
て、前記高周波電力の供給を周期的に停止し、前記高周
波電力の供給時間を異常放電発生に要する時間よりも短
くしたことを特徴とするITO透明導電膜の作製方法が
特開平9ー217171号公報に記載されている。
ネトロンスパッタ法によりインジウム系酸化物をスパッ
タするに際し、ターゲットに直流電力と高周波電力とを
重畳せしめて供給するとともに、ターゲット上に形成さ
れる磁界の位置を変化させて、インジウム系酸化物から
なるターゲットをスパッタすることを特徴とする透明導
電膜の形成方法が特開平5ー9724号公報に記載され
ている。しかし、直流電力・高周波電力重畳方式では、
異常放電を抑えるために電源を改良したものはない。
は、プラズマ放電により薄い膜を形成するので、ターゲ
ットの周囲に配置されたアースシールドなどに付着した
膜が応力により剥離したりするため、ある程度の異常放
電は避けられないが、プラズマ放電の停止を最小限にと
どめ、電源そのものがダウンせずに続けて成膜できるこ
とが操業上望ましい。
薄膜形成装置において、薄い膜を形成する際に直流電源
からの直流電力と高周波電源からの高周波電力とを重畳
してターゲットに供給し、高周波放電により通常の直流
電圧(直流電力方式の直流電圧)よりも低い直流電圧で
大電流を流しているので、単純に直流電源と高周波電源
とのどちらかの出力を動かすと、ターゲット破壊など致
命的な事故に至る可能性がある。
により通常の直流電圧よりも低い直流電圧で大きな電流
を流しているので、単純に高周波電力のみを止めると、
過大な直流電圧がターゲットと被スパッタ部材との間に
かかり、過大な電力がターゲットと被スパッタ部材との
間にかかってターゲット破壊など致命的な事故に至る可
能性がある。また、直流電力のみを止めた場合には、高
周波のトラッキングアークなど高周波放電特有の放電維
持機構による異常放電を止めることができない。
電検出時に直流電力と高周波電力を同期して停止させる
方式が考えられる。しかし、この方式は、異常放電を短
時間(数msecレベル)で停止できない場合には放電
そのものが停止してしまい、連続成膜を前提とするロー
ル装置などなおいては適用できない場合がある。また、
上記特開平5ー9724号公報記載の透明導電膜の形成
方法では、ターゲット上に形成される磁界の位置を変化
させて放電領域を変えるので、ターゲット表面起因の異
常放電には効果あると考えられるが、発塵などによる異
常放電には対応できず、異常放電に対する電源側からの
抑止技術がどうしても必要になる。
では、高周波電力が直流電源の外乱となって作用し、不
安定な状態となる。また、酸化物系の導入ガスを用いる
反応性スパッタ法では、形成された薄膜は応力が大き
く、浮遊するゴミが発生しやすい。さらに、導電性の薄
膜がアースシールドとターゲットとの間に入り易く、異
常放電を起こし易い。このため、異常放電により電源が
ダウンし、成膜プロセスが停止することがある。
放電維持機構による異常放電を常時抑制しつつ高周波放
電を維持することができ、直流型の異常放電から、高周
波による維持型異常放電に移行することを防止でき、異
常放電を安全に生産性を落とすことなく正常な放電に戻
すことができる薄膜形成方法を提供することを目的とす
る。請求項2に係る発明は、トラッキングアークなど高
周波放電特有の放電維持機構による異常放電を常時抑制
しつつ高周波プラズマ放電を維持することができ、直流
型の異常放電でもプラズマが停止せずに安定な放電を続
けることができる薄膜形成方法を提供することを目的と
する。
電源の外乱となって不安定状態となることを防止できる
薄膜形成方法を提供することを目的とする。請求項4に
係る発明は、浮遊するゴミが発生しやすくても異常放電
による電源ダウンを抑える効果が顕著で成膜プロセス停
止を防止することができる薄膜形成方法を提供すること
を目的とする。
で異常放電が起こり易くても異常放電による電源ダウン
を抑える効果が顕著で成膜プロセス停止を防止すること
ができる薄膜形成方法を提供することを目的とする。請
求項6に係る発明は、導電性薄膜の形成で異常放電が起
こり易くても異常放電による電源ダウンを抑える効果が
顕著で成膜プロセス停止を防止することができる薄膜形
成方法を提供することを目的とする。
で異常放電が起こり易くても異常放電による電源ダウン
を抑える効果が顕著で成膜プロセス停止を防止すること
ができる薄膜形成方法を提供することを目的とする。請
求項8に係る発明は、安定的な低抵抗膜を形成可能で生
産の安定を図ることができる薄膜形成方法を提供するこ
とを目的とする。
放電維持機構による異常放電を常時抑制しつつ高周波プ
ラズマ放電を維持することができ、直流型の異常放電か
ら、高周波による維持型異常放電に移行することを防止
でき、異常放電を安全に生産性を落とすことなく正常な
放電に戻すことができる薄膜形成装置を提供することを
目的とする。請求項10に係る発明は、高周波放電特有
の放電維持機構による異常放電を常時抑制しつつ高周波
プラズマ放電を維持することができ、直流型の異常放電
でもプラズマが停止することなく安定な放電を続けるこ
とができる薄膜形成装置を提供することを目的とする。
流電源の外乱となって不安定状態となることを防止でき
る薄膜形成装置を提供することを目的とする。請求項1
2に係る発明は、浮遊するゴミが発生しやすくても異常
放電による電源ダウンを抑える効果が顕著で成膜プロセ
ス停止を防止することができる薄膜形成装置を提供する
ことを目的とする。
成で異常放電が起こり易くても異常放電による電源ダウ
ンを抑える効果が顕著で成膜プロセス停止を防止するこ
とができる薄膜形成装置を提供することを目的とする。
請求項14に係る発明は、導電性薄膜の形成で異常放電
が起こり易くても異常放電による電源ダウンを抑える効
果が顕著で成膜プロセス停止を防止することができる薄
膜形成装置を提供することを目的とする。
成で異常放電が起こり易くても異常放電による電源ダウ
ンを抑える効果が顕著で成膜プロセス停止を防止するこ
とができる薄膜形成装置を提供することを目的とする。
請求項16に係る発明は、安定的な低抵抗膜を形成可能
で生産の安定を図ることができる薄膜形成装置を提供す
ることを目的とする。
め、請求項1に係る発明は、スパッタ法により非絶縁性
のターゲットを用いて薄い膜を形成し、この薄い膜を形
成する際に直流電力をローパスフィルタを介して高周波
電力と重畳して前記ターゲットに供給する薄膜形成方法
において、前記高周波電力のみを周期的に減少若しくは
停止させることを特徴とする。
膜形成方法において、異常放電を検出して前記直流電力
を一定時間のみ低下若しくは停止させることを特徴とす
る。請求項3に係る発明は、請求項1または2記載の薄
膜形成方法において、前記高周波電力のみを減少若しく
は停止させる周波数を前記ローパスフィルタのカットオ
フ周波数よりも高くしたことを特徴とする。
は3記載の薄膜形成方法において、前記スパッタ法が酸
素を含んだ導入ガスを用いる反応性スパッタ法であるこ
とを特徴とする。請求項5に係る発明は、請求項1、
2、3または4記載の薄膜形成方法において、前記薄い
膜として導電性を持った薄い膜を形成することを特徴と
する。
3、4または5記載の薄膜形成方法において、前記ター
ゲットとして錫を含むインジウム酸化物からなるターゲ
ットを用いることを特徴とする。請求項7に係る発明
は、請求項1、2、3、4または5記載の薄膜形成方法
において、前記ターゲットとしてガリウム、アルミニウ
ム、インジウムのうち少なくとも1元素を含む亜鉛酸化
物からなるターゲットを用いることを特徴とする。
3、4、5、6または7記載の薄膜形成方法において、
前記ターゲットの表面での、前記ターゲットの表面と平
行な最大磁束密度を0.08〜0.12T(テラス)と
することを特徴とする。請求項9に係る発明は、非絶縁
性のターゲットと、直流電力を出力する直流電源と、こ
の直流電源の直流出力が入力されるローパスフィルタ
と、高周波電力を出力する高周波電源とを有し、この高
周波電源からの高周波電力と前記ローパスフィルタから
の直流出力とを重畳して前記ターゲットに供給してスパ
ッタ法により前記ターゲットを用いて薄い膜を形成する
薄膜形成装置において、前記高周波電源から前記ターゲ
ットへの高周波電力のみを周期的に減少若しくは停止さ
せることを特徴とするものである。
薄膜形成装置において、異常放電を検出して前記直流電
力を一定時間のみ低下若しくは停止させる手段を備えた
ことを特徴とするものである。請求項11に係る発明
は、請求項9または10記載の薄膜形成装置において、
前記高周波電力のみを減少若しくは停止させる周波数を
前記ローパスフィルタのカットオフ周波数よりも高くし
たことを特徴とするものである。
または11記載の薄膜形成装置において、酸素を含んだ
導入ガスを用いる反応性スパッタ法により前記ターゲッ
トを用いて薄い膜を形成することを特徴とするものであ
る。請求項13に係る発明は、請求項9、10、11ま
たは12記載の薄膜形成装置において、前記薄い膜とし
て導電性を持った薄い膜を形成することを特徴とするも
のである。
0、11、12または13記載の薄膜形成装置におい
て、前記ターゲットとして錫を含むインジウム酸化物か
らなるターゲットを用いることを特徴とするものであ
る。請求項15に係る発明は、請求項9、10、11、
12または13記載の薄膜形成装置において、前記ター
ゲットとしてガリウム、アルミニウム、インジウムのう
ち少なくとも1元素を含む亜鉛酸化物からなるターゲッ
トを用いることを特徴とするものである。
0、11、12、13、14または15記載の薄膜形成
装置において、前記ターゲット上に磁界を形成する磁界
発生装置を有し、前記ターゲットの表面での、前記ター
ゲットの表面と平行な最大磁束密度を0.08〜0.1
2T(テラス)としたことを特徴とするものである。
を示す。この実施形態は、酸素を含んだ導入ガスを用い
る反応性スパッタ法にて非絶縁性のターゲットを用いて
薄い膜を形成する薄膜形成装置の一実施形態である。真
空室を形成する真空槽11の内部には絶縁体12を介し
て陰極を構成するスパッタ電極13が取り付けられてお
り、このスパッタ電極13の上にターゲット14が載置
されている。このターゲット14は、例えばインジウム
及び錫の酸化物からなるターゲットが用いられる。
と対向して被スパッタ部材としての基板15が配置さ
れ、この基板15は電極を構成する基板ホルダ16に取
り付けられている。この基板ホルダ16は真空槽11に
取り付けられ、真空槽11が接地されている。ターゲッ
ト14及びスパッタ電極13の周囲(ターゲット14と
基板15とが対向する領域を除く)には所定の間隔をお
いて図示しないアースシールドが配置され、このアース
シールドは接地される。
が配置され、この磁石装置17は、S極をターゲット1
4に向けたS磁石と、N極をターゲット14に向けたN
磁石と、ヨークとからなる。N磁石からの磁力線18は
ターゲット14を通過した後に再びターゲット14を経
てS磁石のS極に入り、ターゲット14の付近に磁界が
発生する。スパッタ電極13は、直流電源19がフィル
タ20を介して接続され、かつ、高周波電源21がイン
ピーダンス整合用のマッチングボックス22を介して接
続されている。高周波電源21はパルス駆動により周期
的に停止する高周波パルス電力を出力し、フィルタ20
は通常、コイルとコンデンサの組み合わせからなるロー
パスフィルタが用いられる。
ルバルブ24を介して接続され、このガスボンベ23及
びバリアブルバルブ24は真空槽11内にスパッタガス
を導入するスパッタガス導入手段を構成している。ま
た、真空槽11には排気手段としての真空ポンプ25が
接続されている。
ゲット14にかかる直流電圧を測定するための電圧測定
手段としての電圧測定回路26が直流電源19と並列に
接続され、直流電源19からターゲット14に流れる電
流を測定するための電流測定手段としての電流測定回路
27が直流電源19と直列に接続される。電圧測定回路
26の出力信号及び電流測定回路27の出力信号は図示
しないアナログ・デジタル変換器を介して制御手段とし
てのマイクロコンピュータ(以下CPUという)28に
入力され、若しくはCPU28がアナログ・デジタル変
換部を有する場合には電圧測定回路26の出力信号及び
電流測定回路27の出力信号がCPU28のアナログ・
デジタル変換部に入力される。
空ポンプ25により真空槽11内を高真空に排気した
後、ガスボンベ23からバリアブルバルブ24を介して
真空槽11内にスパッタガスとして例えばアルゴンと酸
素の混合ガスを導入してスパッタ雰囲気を設定し、必要
に応じて基板15をヒータ等により加熱する。なお、真
空槽11内にはガスボンベ23からバリアブルバルブ2
4を介してスパッタガスとしてアルゴンガスを導入する
ようにしてもよい。
マッチングボックス22により整合をとりながら高周波
電源21からマッチングボックス22を介して高周波パ
ルス電力を供給し、次に直流電源19を投入して直流電
源19からローパスフィルタ20を介して直流電力を供
給することで、直流電力と交流電力とを重畳して供給す
る。このとき、ターゲット14の付近には磁石装置17
により磁場が与えられる。
の間では放電が開始されてスパッタガスが電子により電
離することでプラズマが発生し、その正イオンがターゲ
ット14をスパッタすることでターゲット14から原子
を飛散させて基板15上に付着させて基板15上に薄い
ITO膜(Indium −Tin Oxide膜)と
しての透明な導電膜を形成させる。
・高周波電力重畳方式であり、直流電力方式及び高周波
電力方式に比較して、異常放電の発生及びその維持につ
いては直流電力方式及び高周波電力方式の各条件と更に
これらを組み合わせたものとなる。図3は本実施形態に
おける重畳前の直流電源19の直流出力と高周波電源2
1の高周波パルス出力とを示す。図3において、aは電
力をターゲット14へ出力する出力領域、bはターゲッ
ト14への出力電力を停止する停止領域である。
てはいくつかあるが、直流電流の急激な増加を検出する
方法、高周波側から見た放電条件の変化による放電系の
インピーダンス変化による反射電力の増加を検出する方
法、ターゲット14側の直流電圧成分の急激な減少を検
出する方法があり、これらの方法を単独又は併用して電
圧測定回路26、電流測定回路27で電流、電圧を検出
することができる。
PU28は、放電開始時には、まず、ステップS1で高
周波電源21を投入し、次に直流電源(DC電源)19
を投入する。電流測定回路27が直流電源19からター
ゲット14へ供給される直流電流を測定して電圧測定回
路26が直流電源19からターゲット14へ印加される
直流電圧を測定し、電流測定回路27及び電圧測定回路
26の測定値が図示しないアナログ・デジタル変換器を
介してCPU28に入力される。放電開始時は例えば図
3の時間0の部分とする。
路27の測定電流をモニターし電流測定回路27の測定
電流が規定値以下になって異常放電が発生したか否かを
判断し、電流測定回路27の測定電流が規定値以下であ
ればステップS3で電流測定回路27の測定電流を検出
してステップS4でその測定電流が安定しているか否か
を判定することで異常放電を検出する。測定電流が安定
しているか否かの判定は、一定時間内に設定幅の中に測
定電流があるかどうかを判定することで行ったり、時系
列的に得られる測定電流の差による傾きの判断により判
定することで行ったりすることができ、例えばCPU2
8は測定電流の急激な変化(急増)をその傾きの判断に
より判定することで測定電流が安定しているか否かの判
定を行う。なお、測定電流に関してはノイズが含まれる
ことが考えられるため、CPU28は測定電流のフィル
タリングを行う。
ステップS3に戻り、測定電流が急増した時にはステッ
プS5で直流電源19を制御して直流電源19の出力を
低下若しくは停止させる。これにより、図3に示すよう
に直流電力と高周波電力の両方が低下するところなどで
異常放電への供給電力がなくなり又は減り、放電を止め
る。その後、CPU28は、一定の時間が経過してから
ステップS6で直流電源19を制御して直流電源19の
出力を元に復帰させてステップS1に戻る。
測定電流が規定値以下になった時にはステップS7で異
常放電による直流電流や反射電力の急増に対応して直流
電源19を制御して直流電源19の出力を低下若しくは
停止させ、ステップS8で直流電源19の出力を低下若
しくは停止させた回数を計測し、その回数が一定時間内
に所定の回数nに達したか否かを判断する。
定の回数nに達しなければステップS1に戻り、その回
数が一定時間内に所定の回数nに達した時には安定して
放電ができないと判定してステップS9で直流電源19
及び高周波電源21を制御して直流電源19及び高周波
電源21の出力を停止させる。この場合はターゲット1
4が致命的に短絡している場合などである。
電源21の上記制御により、微小な異常放電による直流
電源19及び高周波電源21の停止を押えることができ
る。このように、CPU28は、異常放電を検出すると
一定時間、直流電源19の出力を落とすので、ターゲッ
ト14にかかる直流電圧が0に近づいてオフする。これ
により、絶縁破壊的なアーク放電が抑えられる。通常、
高周波電源21の出力は直流電圧のオフ時間の数分の一
から数十分の一の時間であり、どこかで高周波電源21
の出力と直流電圧のオフ時間とが重なり、基本的に異常
放電が停止する。
ルス出力と直流電圧のオフとを同期させる方式に比べ
て、直流電源19と高周波電源21が互いに独立してい
るため、直流電源19と高周波電源21との間の繋がり
を考えなくてもよく、装置的にも簡単になる。
56MHz、27.12MHz、40.68MHzの高
周波を発生するものが利用可能であることはもちろん、
真空槽11の真空度と高周波周波数の組合せで高周波放
電が起こる条件であればその高周波を発生するものが利
用可能である。また、高周波電源21はパルス駆動によ
り高周波を発生するが、そのパルス周波数はフィルタ2
0によりパルスが十分に減衰する周波数であることが必
要である。これは、通常使用される直流電源19は、電
圧、電力又は電流のうち少なくとも1つを一定にするよ
うにして使用するが、高周波電源21の高周波パルス出
力が外乱として働くために動作が不安定となるからであ
り、また、通常、直流電源19は、スイッチング電源を
用いるため、そのスイッチング周波数と周波数が一致し
たものが入ると誤動作の可能性があるためである。
ットオフ周波数を800Hz、高周波電源21の高周波
周波数を13.56MHz、高周波電源21のパルス周
波数を1KHzとした場合には直流電源19の動作が不
安定となったが、ローパスフィルタ20のカットオフ周
波数を800Hz、高周波電源21の高周波周波数を1
3.56MHz、高周波電源21のパルス周波数を2K
Hz以上とした場合には直流電源19の動作が安定であ
り問題がなかった。高周波電源21は最低でもローパス
フィルタ20のカットオフ周波数の2倍以上の周波数で
パルス駆動するか、高周波電源21のパルス駆動周波数
の成分が1/3以下であることが望ましい。また、ms
ecレベルの信号は直流電源19のフィードバック追従
可能な領域であるので、この点からも、高周波電源21
のパルス周波数を2KHz以上とすることが望ましい。
の実施形態であり、スパッタ法により非絶縁性のターゲ
ット14を用いて薄い膜を形成し、この薄い膜を形成す
る際に直流電力をローパスフィルタ20を介して高周波
電力と重畳して前記ターゲット14に供給する薄膜形成
装置において、前記高周波電力のみを周期的に停止させ
るので、高周波放電特有の放電維持機構による異常放電
を常時抑制しつつ高周波放電を維持することができ、直
流型の異常放電から高周波による維持型異常放電に移行
することを防止でき、異常放電を安全に生産性を落とす
ことなく正常な放電に戻すことができる。
機構を周期的な、かつ、放電の停止しない短時間の電力
変化により防止することができる。また、パーティクル
の発生などによる異常直流放電はその検出による直流電
力の低下により防止することができる。直流電力の低下
の際にも、高周波電力による放電によりプラズマは維持
されるので、放電が停止することはない。
方式では、通常の高周波電力方式に比較して、直流電源
によるバイアス電圧増加の効果から、微小なゴミにより
絶縁破壊によるスパークが発生しやすくなる。具体的に
は、高周波電力方式の場合、ターゲットの電圧はセルフ
バイアス電圧としての−20V以下の直流電圧である
が、この実施形態の直流電力・高周波電力重畳方式で
は、ターゲットの電圧は直流電源によるバイアス電圧に
より最低でも−100V以上、通常は−200V程度の
電圧になってしまう。
流れてしまう。これが、直流電圧による放電であれば、
スパークの終った後通常の放電に戻ることが多いのであ
るが、高周波電力が供給されていると、その放電領域に
高周波電力による放電の集中が起きてしまう。この集中
は瞬間的な高周波エネルギーの停止により阻止できるた
め、連続的な異常放電を阻止することができる。
し、直流電力方式、高周波電力方式、従来の直流電力・
高周波電力重畳方式においてそれぞれその合計電力を2
kWとしたとき、直流電力方式、高周波電力方式はほと
んど異常放電がなかったのに対し、従来の直流電力・高
周波電力重畳方式は直流電力と高周波電力との割合を変
化させた場合、多くは10数分間で異常放電の連続が観
測された。しかし、本実施形態のように例えば100μ
sec間隔で10%の高周波電力停止期間をおいたもの
は、異常放電が起こらず、ほとんどの場合連続の異常放
電までは至らなかった。
高周波電力のみを周期的に停止させると、連続の異常放
電を阻止できるが、異常放電により大きな直流電流が流
れた場合には直流電源そのものが安全のために停止して
しまう。本実施形態は、請求項2、10に係る発明の実
施形態であり、異常放電を検出して直流電力を一定時間
のみ停止させるので、トラッキングアークなど高周波放
電特有の放電維持機構による異常放電を常時抑制しつつ
高周波放電を維持することができ、直流型の異常放電で
もプラズマが停止せずに安定な放電を続けることができ
る。
出力をローパスフィルタ20を通して、直流電源19側
から見ると、その高周波パルス出力のローパスフィルタ
20による減衰が十分でない場合、低い周波数の高周波
パルスが直流電源19の入力となり、音の発生や直流電
源不安定の原因となる。本実施形態は、請求項3、11
に係る発明の実施形態であり、高周波電力のみを停止さ
せる周波数をローパスフィルタ20のカットオフ周波数
よりも高くしたので、例えばローパスフィルタ20のカ
ットオフ周波数を800Hzとした場合ローパスフィル
タ20の高周波パルス出力周期を100μsecレベル
とすることができ、高周波電力が直流電源19の外乱と
なって不安定状態となることを防止できる。この目的の
ためには、フィルタ20は、このパルス周波数と高周波
を十分に減衰させればよく、適当なバンドパスフィルタ
を用いてもよい。
性スパッタ法で薄膜を形成する場合、プラズマからはず
れた場所などで、絶縁性の膜が形成されて後で剥がれ、
これがスパーク原因のゴミとなる。本実施形態は、請求
項4、12に係る発明の実施形態であり、浮遊するゴミ
が発生しやすくても従来の直流電力・高周波電力重畳方
式に比較して、特に安定して、異常放電による電源ダウ
ンを抑える効果が顕著で、電源がダウンすることなく、
異常放電を停止させることができ、成膜プロセス停止を
防止することができる。
悪い膜が混在することになる。本実施形態は、請求項
5、13に係る発明の実施形態であり、導電性薄膜の形
成で異常放電が起こり易くても異常放電による電源ダウ
ンを抑える効果が顕著で成膜プロセス停止を防止するこ
とができ、かつ、より安定した成膜が可能となり、導電
性を持った膜を形成する場合に重要な低効率の分布を向
上させることができる。
物からなるターゲットを用いて成膜する場合、プラズマ
からはずれた場所などで、絶縁性の膜が形成されて後で
剥がれ、これがスパーク原因のゴミとなる。本実施形態
は、請求項6、14に係る発明の実施形態であり、従来
装置に比較して、特に安定して、導電性薄膜の形成で異
常放電が起こり易くても電源がダウンすることなく、異
常放電を停止させることができ、成膜プロセス停止を防
止することができる。
を示す。この実施形態では、上記実施形態において、ス
テップS2〜S4の代りにステップS10〜S12が実
行され、その他のステップが上記実施形態と同様であ
る。CPU28は、ステップS10で電流測定回路27
の測定電流及び電圧測定回路26の測定電圧Vdcをモ
ニターし異常放電が発生して電流測定回路27の測定電
流及び電圧測定回路26の測定電圧Vdcの少なくとも
一方が規定値以下になったかどうかかを判断し、電流測
定回路27の測定電流及び電圧測定回路26の測定電圧
Vdcの両方が規定値以下であればステップS11で電
流測定回路27の測定電流及び電圧測定回路26の測定
電圧Vdcを検出してステップS12でその測定電流及
び測定電圧Vdcが各々安定しているかどうかを判定し
て異常放電を検出する。測定電流及び測定電圧Vdcが
安定しているか否かの判定は、それぞれ一定時間内に設
定した幅の中に測定電流、測定電圧Vdcがあるかどう
かを判定することで行ったり、時系列的に得られる測定
電流、測定電圧Vdcの差による傾きの判断により判定
することで行ったりすることができ、例えばCPU28
は測定電流、測定電圧Vdcの急激な変化(急増)をそ
の傾きの判断により各々判定することで測定電流、測定
電圧Vdcが各々安定しているか否かの判定を行う。な
お、測定電流、測定電圧Vdcに関してはノイズが含ま
れることが考えられるため、CPU28は測定電流、測
定電圧Vdcのフィルタリングを行う。
が共に急増しなければステップS11に戻り、測定電
流、測定電圧Vdcの少なくとも一方が急増した時には
ステップS5で直流電源19を制御して直流電源19の
出力を低下若しくは停止させる。また、CPU28は、
測定電流、測定電圧Vdcの少なくとも一方が規定値以
下になった時にはステップS7に進んで異常放電による
直流電流や反射電力の急増に対応して直流電源19を制
御して直流電源19の出力を低下若しくは停止させる。
この実施形態は、上記実施形態と略同様な効果を奏す
る。
波電源の高周波パルス出力を示す。図4において、cは
高周波パルスを出力する出力領域、dは弱い高周波パル
スを出力する弱電力領域である。この実施形態では、上
記実施形態において、高周波電源21の代りに、高周波
パルス出力が高周波電源21と同じ周波数で完全には停
止せずに周期的に低下(減少)する高周波電源を用いた
ものであり、高周波パルス出力を完全には停止させずに
弱めても異常放電を防止することができ、上記実施形態
と略同様な効果を奏する。
態において、それぞれ、ターゲット14としてガリウ
ム、アルミニウム、インジウムのうち少なくとも1元素
を含む亜鉛酸化物からなるターゲットを用いたものであ
る。これらの例として、ガリウムを含む酸化亜鉛焼結体
ターゲットや酸化インジウムと酸化亜鉛との組成物から
なる焼結体ターゲットなどがある。プラズマからはずれ
た場所などで、絶縁性の膜が形成されて後で剥がれ、こ
れがスパーク原因のゴミとなる。しかし、これらの実施
形態は、請求項7、15に係る発明の実施形態であり、
従来装置に比較して、特に安定して、導電性薄膜の形成
で異常放電が起こり易くても電源がダウンすることな
く、異常放電を停止させることができ、成膜プロセス停
止を防止することができる。
施形態において、それぞれ、ターゲット14の表面で
の、ターゲット14の表面と平行な最大磁束密度を0.
08〜0.12T(テラス)となるように磁石装置17
を構成したものである。薄膜の低抵抗化には放電電圧を
下げる必要がある。そこで、高い磁束密度のカソードを
用いる方法があるが、この方法では放電が集中しやすい
ために、より不安定となる。これらの実施形態は、請求
項8、16に係る発明の実施形態であり、上記構成によ
り、異常放電抑止効果で安定的な低抵抗膜を形成するこ
とができ、生産の安定を図ることができる。
ば、上記構成により、高周波放電特有の放電維持機構に
よる異常放電を常時抑制しつつ高周波放電を維持するこ
とができ、直流型の異常放電から高周波による維持型異
常放電に移行することを防止でき、異常放電を安全に生
産性を落とすことなく正常な放電に戻すことができる。
請求項2に係る発明によれば、上記構成により、トラッ
キングアークなど高周波放電特有の放電維持機構による
異常放電を常時抑制しつつ高周波放電を維持することが
でき、直流型の異常放電でもプラズマが停止せずに安定
な放電を続けることができる。
より、高周波電力が直流電源の外乱となって不安定状態
となることを防止できる。請求項4に係る発明によれ
ば、上記構成により、浮遊するゴミが発生しやすくても
異常放電による電源ダウンを抑える効果が顕著で成膜プ
ロセス停止を防止することができる。
より、導電性薄膜の形成で異常放電が起こり易くても異
常放電による電源ダウンを抑える効果が顕著で成膜プロ
セス停止を防止することができ、かつ、より安定した成
膜が可能となり、導電性を持った膜を形成する場合に重
要な低効率の分布を向上させることができる。請求項6
に係る発明によれば、上記構成により、導電性薄膜の形
成で異常放電が起こり易くても異常放電による電源ダウ
ンを抑える効果が顕著で成膜プロセス停止を防止するこ
とができる。
より、導電性薄膜の形成で異常放電が起こり易くても異
常放電による電源ダウンを抑える効果が顕著で成膜プロ
セス停止を防止することができる。請求項8に係る発明
によれば、上記構成により、安定的な低抵抗膜を形成可
能で生産の安定を図ることができる。
より、高周波放電特有の放電維持機構による異常放電を
常時抑制しつつ高周波放電を維持することができ、直流
型の異常放電から高周波による維持型異常放電に移行す
ることを防止でき、異常放電を安全に生産性を落とすこ
となく正常な放電に戻すことができる。請求項10に係
る発明によれば、上記構成により、高周波放電特有の放
電維持機構による異常放電を常時抑制しつつ高周波プラ
ズマ放電を維持することができ、直流型の異常放電でも
プラズマが停止せずに安定な放電を続けることができ
る。
により、高周波電力が直流電源の外乱となって不安定状
態となることを防止できる。請求項12に係る発明によ
れば、上記構成により、浮遊するゴミが発生しやすくて
も異常放電による電源ダウンを抑える効果が顕著で成膜
プロセス停止を防止することができる。
により、導電性薄膜の形成で異常放電が起こり易くても
異常放電による電源ダウンを抑える効果が顕著で成膜プ
ロセス停止を防止することができ、かつ、より安定した
成膜が可能となり、導電性を持った膜を形成する場合に
重要な低効率の分布を向上させることができる。請求項
14に係る発明によれば、上記構成により、導電性薄膜
の形成で異常放電が起こり易くても異常放電による電源
ダウンを抑える効果が顕著で成膜プロセス停止を防止す
ることができる。
により、導電性薄膜の形成で異常放電が起こり易くても
異常放電による電源ダウンを抑える効果が顕著で成膜プ
ロセス停止を防止することができる。請求項16に係る
発明によれば、上記構成により、、安定的な低抵抗膜を
形成可能で生産の安定を図ることができる。
る。
力と高周波電源の高周波パルス出力とを示す波形図であ
る。
周波パルス出力を示す波形図である。
る。
図である。
Claims (16)
- 【請求項1】スパッタ法により非絶縁性のターゲットを
用いて薄い膜を形成し、この薄い膜を形成する際に直流
電力をローパスフィルタを介して高周波電力と重畳して
前記ターゲットに供給する薄膜形成方法において、前記
高周波電力のみを周期的に減少若しくは停止させること
を特徴とする薄膜形成方法。 - 【請求項2】請求項1記載の薄膜形成方法において、異
常放電を検出して前記直流電力を一定時間のみ低下若し
くは停止させることを特徴とする薄膜形成方法。 - 【請求項3】請求項1または2記載の薄膜形成方法にお
いて、前記高周波電力のみを減少若しくは停止させる周
波数を前記ローパスフィルタのカットオフ周波数よりも
高くしたことを特徴とする薄膜形成方法。 - 【請求項4】請求項1、2または3記載の薄膜形成方法
において、前記スパッタ法が酸素を含んだ導入ガスを用
いる反応性スパッタ法であることを特徴とする薄膜形成
方法。 - 【請求項5】請求項1、2、3または4記載の薄膜形成
方法において、前記薄い膜として導電性を持った薄い膜
を形成することを特徴とする薄膜形成方法。 - 【請求項6】請求項1、2、3、4または5記載の薄膜
形成方法において、前記ターゲットとして錫を含むイン
ジウム酸化物からなるターゲットを用いることを特徴と
する薄膜形成方法。 - 【請求項7】請求項1、2、3、4または5記載の薄膜
形成方法において、前記ターゲットとしてガリウム、ア
ルミニウム、インジウムのうち少なくとも1元素を含む
亜鉛酸化物からなるターゲットを用いることを特徴とす
る薄膜形成方法。 - 【請求項8】請求項1、2、3、4、5、6または7記
載の薄膜形成方法において、前記ターゲットの表面で
の、前記ターゲットの表面と平行な最大磁束密度を0.
08〜0.12T(テラス)とすることを特徴とする薄
膜形成方法。 - 【請求項9】非絶縁性のターゲットと、直流電力を出力
する直流電源と、この直流電源の直流出力が入力される
ローパスフィルタと、高周波電力を出力する高周波電源
とを有し、この高周波電源からの高周波電力と前記ロー
パスフィルタからの直流出力とを重畳して前記ターゲッ
トに供給してスパッタ法により前記ターゲットを用いて
薄い膜を形成する薄膜形成装置において、前記高周波電
源から前記ターゲットへの高周波電力のみを周期的に減
少若しくは停止させることを特徴とする薄膜形成装置。 - 【請求項10】請求項9記載の薄膜形成装置において、
異常放電を検出して前記直流電力を一定時間のみ低下若
しくは停止させる手段を備えたことを特徴とする薄膜形
成装置。 - 【請求項11】請求項9または10記載の薄膜形成装置
において、前記高周波電力のみを減少若しくは停止させ
る周波数を前記ローパスフィルタのカットオフ周波数よ
りも高くしたことを特徴とする薄膜形成装置。 - 【請求項12】請求項9、10または11記載の薄膜形
成装置において、酸素を含んだ導入ガスを用いる反応性
スパッタ法により前記ターゲットを用いて薄い膜を形成
することを特徴とする薄膜形成装置。 - 【請求項13】請求項9、10、11または12記載の
薄膜形成装置において、前記薄い膜として導電性を持っ
た薄い膜を形成することを特徴とする薄膜形成装置。 - 【請求項14】請求項9、10、11、12または13
記載の薄膜形成装置において、前記ターゲットとして錫
を含むインジウム酸化物からなるターゲットを用いるこ
とを特徴とする薄膜形成装置。 - 【請求項15】請求項9、10、11、12または13
記載の薄膜形成装置において、前記ターゲットとしてガ
リウム、アルミニウム、インジウムのうち少なくとも1
元素を含む亜鉛酸化物からなるターゲットを用いること
を特徴とする薄膜形成装置。 - 【請求項16】請求項9、10、11、12、13、1
4または15記載の薄膜形成装置において、前記ターゲ
ット上に磁界を形成する磁界発生装置を有し、前記ター
ゲットの表面での、前記ターゲットの表面と平行な最大
磁束密度を0.08〜0.12T(テラス)としたこと
を特徴とする薄膜形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12704698A JP3895463B2 (ja) | 1998-05-11 | 1998-05-11 | 薄膜形成方法及び薄膜形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12704698A JP3895463B2 (ja) | 1998-05-11 | 1998-05-11 | 薄膜形成方法及び薄膜形成装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11323543A true JPH11323543A (ja) | 1999-11-26 |
| JP3895463B2 JP3895463B2 (ja) | 2007-03-22 |
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ID=14950280
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP12704698A Expired - Fee Related JP3895463B2 (ja) | 1998-05-11 | 1998-05-11 | 薄膜形成方法及び薄膜形成装置 |
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|---|---|
| JP (1) | JP3895463B2 (ja) |
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-
1998
- 1998-05-11 JP JP12704698A patent/JP3895463B2/ja not_active Expired - Fee Related
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