JPH11323672A - 紡績機械のスピンドル制御システム - Google Patents
紡績機械のスピンドル制御システムInfo
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- JPH11323672A JPH11323672A JP17043998A JP17043998A JPH11323672A JP H11323672 A JPH11323672 A JP H11323672A JP 17043998 A JP17043998 A JP 17043998A JP 17043998 A JP17043998 A JP 17043998A JP H11323672 A JPH11323672 A JP H11323672A
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- power supply
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- spindle motor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の紡績機械(リング精紡機)のスピンド
ルモータ制御システムの糸切れ修復のためにある個別ス
ピンドル制動装置における、摩擦式制動装置の摩耗の問
題、電気式制動装置の取扱い性の問題、構造上の問題、
寸法の問題を解決することにある。 【解決手段】 摩擦式制動に全面的に頼るという考えを
止め、従来採用されていない方法の電気式制動と摩擦式
制動を併用する新しいシステムにした。また、新しい構
造の電気式制動装置は、従来システムの課題を解決する
ために、制御回路を持たず、数少ない主回路素子からな
る整流回路の主回路を有する制動回路基板などから構成
する回転摺導構造体を回転させ、摺動させる方法を採用
する。
ルモータ制御システムの糸切れ修復のためにある個別ス
ピンドル制動装置における、摩擦式制動装置の摩耗の問
題、電気式制動装置の取扱い性の問題、構造上の問題、
寸法の問題を解決することにある。 【解決手段】 摩擦式制動に全面的に頼るという考えを
止め、従来採用されていない方法の電気式制動と摩擦式
制動を併用する新しいシステムにした。また、新しい構
造の電気式制動装置は、従来システムの課題を解決する
ために、制御回路を持たず、数少ない主回路素子からな
る整流回路の主回路を有する制動回路基板などから構成
する回転摺導構造体を回転させ、摺動させる方法を採用
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピンドルモータ
制御システムを有する紡績機械に関するものであり、ス
ピンドルの回転を少なくとも一時的に停止するものに関
する。
制御システムを有する紡績機械に関するものであり、ス
ピンドルの回転を少なくとも一時的に停止するものに関
する。
【0002】
【従来の技術】これまでの紡績機械として図1のリング
精紡機(以下、「従来の紡績機械」と言う)について説
明する。従来の紡績機械は複数のパッケージから成るパ
ッケージ部101と、パッケージ部101から出る太い
粗糸(ロービング)Rを延伸するドラフト部102と、
ドラフト部102から送出される糸Sを案内するための
ガイド部103と、ガイド部103から案内される糸S
を巻取るためのスピンドル部104と、このスピンドル
を直接駆動するためのスピンドルモータ部105と、イ
ンバータ電源(図中に表記していない)からの駆動電力
をスピンドルモータ毎に供給するための電力供給線シス
テム108を有している。図2にこの従来の紡績機械に
使用されているスピンドルーモータ組立品を示す。スピ
ンドルを直接駆動するスピンドルモータ固定子105S
は、スピンドル支持部104Sと一体になって図1に示
すスピンドルレール110上にスピンドルーモータ組立
品固定部106として取付いており、このスピンドルー
モータ組立品固定部106の内部と上方部で、スピンド
ルモータ回転子105Rとスピンドル回転部104Rが
一体となったスピンドルーモータ組立品回転部107が
回転する構造になっている。
精紡機(以下、「従来の紡績機械」と言う)について説
明する。従来の紡績機械は複数のパッケージから成るパ
ッケージ部101と、パッケージ部101から出る太い
粗糸(ロービング)Rを延伸するドラフト部102と、
ドラフト部102から送出される糸Sを案内するための
ガイド部103と、ガイド部103から案内される糸S
を巻取るためのスピンドル部104と、このスピンドル
を直接駆動するためのスピンドルモータ部105と、イ
ンバータ電源(図中に表記していない)からの駆動電力
をスピンドルモータ毎に供給するための電力供給線シス
テム108を有している。図2にこの従来の紡績機械に
使用されているスピンドルーモータ組立品を示す。スピ
ンドルを直接駆動するスピンドルモータ固定子105S
は、スピンドル支持部104Sと一体になって図1に示
すスピンドルレール110上にスピンドルーモータ組立
品固定部106として取付いており、このスピンドルー
モータ組立品固定部106の内部と上方部で、スピンド
ルモータ回転子105Rとスピンドル回転部104Rが
一体となったスピンドルーモータ組立品回転部107が
回転する構造になっている。
【0003】スピンドルで巻取られる糸Sは、スピンド
ルの高速回転でバルーン状に振回されて撚りがかかる
が、この時の遠心力によって、通常、一時間当り数%程
度の割合で糸切れが発生してしまう。このため、従来の
紡績機械では糸切れが発生したスピンドルを、個別に停
止させ、糸を繋いだ後で再び回転させるといった一連の
糸切れ修復作業を行うための制動装置109(図1に示
す)を有している。
ルの高速回転でバルーン状に振回されて撚りがかかる
が、この時の遠心力によって、通常、一時間当り数%程
度の割合で糸切れが発生してしまう。このため、従来の
紡績機械では糸切れが発生したスピンドルを、個別に停
止させ、糸を繋いだ後で再び回転させるといった一連の
糸切れ修復作業を行うための制動装置109(図1に示
す)を有している。
【0004】この制動装置109には図2に示すよう
に、摩擦片121と摩擦片取付アーム122と操作レバ
ー123からなる摩擦式制動器120と、操作レバー1
23の操作によって制動開始の動作に連動させて電力供
給を遮断する開閉装置140とを組合わせた摩擦式制動
装置110が用いられることがある。図3に摩擦式制動
器120の詳細を示す。この摩擦式制動器120は、ス
ピンドルーモータ組立品回転部107の回転軸と同心円
上に配置された複数の摩擦片121が、この同心に向か
って、回転するスピンドル回転部104Rの一部を締付
けることによって制動をかけるものである。本内容は、
本出願人が特願平9−135888号にて出願してい
る。
に、摩擦片121と摩擦片取付アーム122と操作レバ
ー123からなる摩擦式制動器120と、操作レバー1
23の操作によって制動開始の動作に連動させて電力供
給を遮断する開閉装置140とを組合わせた摩擦式制動
装置110が用いられることがある。図3に摩擦式制動
器120の詳細を示す。この摩擦式制動器120は、ス
ピンドルーモータ組立品回転部107の回転軸と同心円
上に配置された複数の摩擦片121が、この同心に向か
って、回転するスピンドル回転部104Rの一部を締付
けることによって制動をかけるものである。本内容は、
本出願人が特願平9−135888号にて出願してい
る。
【0005】またこの制動装置109には図4と図5に
示すように、少なくとも主回路スイッチング素子234
a,234c,234d,234u,234v,234
wからなる整流回路以下の主回路234とこの素子のオ
ンオフを制御する制御回路235及び操作スイッチ22
3とを含むハンディタイプの制動制御回路基板230を
スピンドル毎の電力供給線108Aの途中に各相に設け
た対の互いに接触している導電性接触子241a,24
1cからなる開閉機構240に挿入して、その制動制御
回路基板230にある制御回路235に接続された操作
スイッチ223で少なくとも電力供給と制動の各動作モ
ードを切換える(さらには電力供給遮断やその他のモー
ドを加えて、各動作モードを切換える)電気式制動装置
1、210が用いられることがある。糸切れ修復が終れ
ば、ハンディタイプの制動制御回路基板230は抜取っ
ておく。本内容は、本出願人が特願平9−135888
号にて出願している。
示すように、少なくとも主回路スイッチング素子234
a,234c,234d,234u,234v,234
wからなる整流回路以下の主回路234とこの素子のオ
ンオフを制御する制御回路235及び操作スイッチ22
3とを含むハンディタイプの制動制御回路基板230を
スピンドル毎の電力供給線108Aの途中に各相に設け
た対の互いに接触している導電性接触子241a,24
1cからなる開閉機構240に挿入して、その制動制御
回路基板230にある制御回路235に接続された操作
スイッチ223で少なくとも電力供給と制動の各動作モ
ードを切換える(さらには電力供給遮断やその他のモー
ドを加えて、各動作モードを切換える)電気式制動装置
1、210が用いられることがある。糸切れ修復が終れ
ば、ハンディタイプの制動制御回路基板230は抜取っ
ておく。本内容は、本出願人が特願平9−135888
号にて出願している。
【0006】またこの制動装置109には図6に示すよ
うに、スピンドル毎に、少なくとも一つの主回路スイッ
チング素子334aからなる整流回路の主回路334の
制動回路基板331が電力供給線108Aの途中に各相
に設けた対の導電性接触子341a,341cからなる
開閉機構340に挿入された状態で設けてあり、上下、
左右または前後のいずれか所定方向に直接的間接的に手
動でスライドさせて、電力供給と制動の各動作モードを
切換える(さらには電力遮断やその他のモードを加え
て、各動作モードを切換える)電気式制動装置2、31
0が用いられることがある。本内容は、本出願人が特願
平9−135888号にて出願している。
うに、スピンドル毎に、少なくとも一つの主回路スイッ
チング素子334aからなる整流回路の主回路334の
制動回路基板331が電力供給線108Aの途中に各相
に設けた対の導電性接触子341a,341cからなる
開閉機構340に挿入された状態で設けてあり、上下、
左右または前後のいずれか所定方向に直接的間接的に手
動でスライドさせて、電力供給と制動の各動作モードを
切換える(さらには電力遮断やその他のモードを加え
て、各動作モードを切換える)電気式制動装置2、31
0が用いられることがある。本内容は、本出願人が特願
平9−135888号にて出願している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように制動装置1
09は、糸切れが発生したスピンドルを個別に停止さ
せ、糸を繋いだ後で再び回転させるといった一連の糸切
れ修復動作を行うためのもので、リング精紡機等の紡績
機械には無くてはならない重要なものである。
09は、糸切れが発生したスピンドルを個別に停止さ
せ、糸を繋いだ後で再び回転させるといった一連の糸切
れ修復動作を行うためのもので、リング精紡機等の紡績
機械には無くてはならない重要なものである。
【0008】ところが、図2に示すような摩擦式制動装
置110による制動を何度も繰返して使用すると、摩擦
式制動器120の摩擦片121や摩擦片取付アーム12
2の取付状態、形状あるいは材質のアンバランスが原因
で起こる摩擦片121の偏心摩耗によって、高速回転す
るスピンドルーモータ組立品回転部107を制動する時
に、僅かな空隙で配されているスピンドルモータ固定子
105Sと回転子105Rが接触して、固定子巻線のレ
アショート事故を引き起こすことがある。固定子巻線の
レアショートは、糸を扱う紡績機械においては火災に繋
がる危険性が高い。この摩擦式制動装置110に関する
偏心摩耗の問題を解決するのが本発明が解決しようとす
る第一の課題である。
置110による制動を何度も繰返して使用すると、摩擦
式制動器120の摩擦片121や摩擦片取付アーム12
2の取付状態、形状あるいは材質のアンバランスが原因
で起こる摩擦片121の偏心摩耗によって、高速回転す
るスピンドルーモータ組立品回転部107を制動する時
に、僅かな空隙で配されているスピンドルモータ固定子
105Sと回転子105Rが接触して、固定子巻線のレ
アショート事故を引き起こすことがある。固定子巻線の
レアショートは、糸を扱う紡績機械においては火災に繋
がる危険性が高い。この摩擦式制動装置110に関する
偏心摩耗の問題を解決するのが本発明が解決しようとす
る第一の課題である。
【0009】また、図4、図5に示すような電気式制動
装置1、210においては、ハンディタイプの制動制御
回路基板230の保管形態が、“携帯”か“所定場所で
の保管”のいずれかになるが、“携帯”の場合、取扱い
の良し悪しによって品質の劣化、破損、紛失の可能性が
あり、“所定場所での保管”の場合、その場所まで取り
に行かなければならないという取扱いの利便性に問題が
残る。この電気式制動装置1、210に関する取扱い上
発生するこれらの問題を解決するのが、本発明が解決し
ようとする第二の課題である。
装置1、210においては、ハンディタイプの制動制御
回路基板230の保管形態が、“携帯”か“所定場所で
の保管”のいずれかになるが、“携帯”の場合、取扱い
の良し悪しによって品質の劣化、破損、紛失の可能性が
あり、“所定場所での保管”の場合、その場所まで取り
に行かなければならないという取扱いの利便性に問題が
残る。この電気式制動装置1、210に関する取扱い上
発生するこれらの問題を解決するのが、本発明が解決し
ようとする第二の課題である。
【0010】また、電気式制動装置1、210において
は、制動制御回路基板230を開閉機構240に挿入し
た状態で風綿(空気中に浮遊しているミクロン単位の綿
屑)の侵入を防ぐため、電気式制動装置1、210を密
閉構造の箱にする必要がある。制動制御回路基板の中
で、用途上、箱外に置く必要のある操作スイッチ223
以外の回路部は、限られた寸法の密閉箱に収納しなけれ
ばならない。そのためには制動制御回路基板230の少
なくとも主回路スイッチング素子234a,234c,
234d,234u,234v,234wからなる整流
回路以下の主回路234とこの素子のオンオフを制御す
る制御回路235の部分を大幅に小型化しなければなら
ない。この電気式制動装置1、210に関する構造上の
問題を解決するのが、本発明が解決しようとする第三の
課題である。
は、制動制御回路基板230を開閉機構240に挿入し
た状態で風綿(空気中に浮遊しているミクロン単位の綿
屑)の侵入を防ぐため、電気式制動装置1、210を密
閉構造の箱にする必要がある。制動制御回路基板の中
で、用途上、箱外に置く必要のある操作スイッチ223
以外の回路部は、限られた寸法の密閉箱に収納しなけれ
ばならない。そのためには制動制御回路基板230の少
なくとも主回路スイッチング素子234a,234c,
234d,234u,234v,234wからなる整流
回路以下の主回路234とこの素子のオンオフを制御す
る制御回路235の部分を大幅に小型化しなければなら
ない。この電気式制動装置1、210に関する構造上の
問題を解決するのが、本発明が解決しようとする第三の
課題である。
【0011】また、図6に示すような電気式制動装置
2、310においては、制動回路基板331を所定方向
にスライドさせて各動作モードの回路に切換えるため、
そのスライド方向においてその複数の回路に見合った寸
法が必要になって、小型化ができない。この電気式制動
装置2、310に関する小型化の問題を解決するのが、
本発明が解決しようとする第四の課題である。
2、310においては、制動回路基板331を所定方向
にスライドさせて各動作モードの回路に切換えるため、
そのスライド方向においてその複数の回路に見合った寸
法が必要になって、小型化ができない。この電気式制動
装置2、310に関する小型化の問題を解決するのが、
本発明が解決しようとする第四の課題である。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した第一の課題を解
決するために、摩擦式制動に全面的に頼るという考えを
止め、従来採用されていない電気式制動と摩擦式制動を
併用するという新しいシステムに着目した。また、従来
の欠点を取除いた新しい構造の電気式制動装置を検討し
た。従来の欠点を取除いた新しい構造の電気式制動装置
とは、第二、第三、第四の課題を解決するための手段で
あり、制御回路を持たず、数少ない主回路素子からなる
整流回路の主回路を有する制動回路基板を摺動させる方
法で、新しい構造を持つ電気式制動装置である。本発明
は、このような観点からなされたものであり、以下詳し
く説明する。
決するために、摩擦式制動に全面的に頼るという考えを
止め、従来採用されていない電気式制動と摩擦式制動を
併用するという新しいシステムに着目した。また、従来
の欠点を取除いた新しい構造の電気式制動装置を検討し
た。従来の欠点を取除いた新しい構造の電気式制動装置
とは、第二、第三、第四の課題を解決するための手段で
あり、制御回路を持たず、数少ない主回路素子からなる
整流回路の主回路を有する制動回路基板を摺動させる方
法で、新しい構造を持つ電気式制動装置である。本発明
は、このような観点からなされたものであり、以下詳し
く説明する。
【0013】請求項1に記載した発明に係る紡績機械の
スピンドル制御システム(以下、「請求項1のスピンド
ル制御システム」という)は、並列配置した複数のスピ
ンドルと、前記スピンドル毎に取付けた同数個のスピン
ドルモータと、前記スピンドルモータに駆動電力を供給
するインバータ電源と、前記インバータ電源からの駆動
電力を前記スピンドルモータ毎に供給するための三相電
力供給線を備えている。さらに前記三相電力供給線の途
中、少なくとも二相に導通遮断手段とモータ側三線の少
なくとも二線を短絡する短絡手段を備え、またこの短絡
手段によって発生する電気的制動とは別の制動装置を備
えていることを構成上の特徴とする。導通遮断手段は、
三相の内少なくとも二相を遮断すれば三相電力供給を遮
断できる意味で2a接点(または3a接点)のオンオフ
切換えスイッチのような開閉手段でもよいし、少なくと
も二相における対となる導電性接触子の間に回路基板ま
たは絶縁板を挿入することによって、導通遮断を行う機
構の開閉手段でもよい。モータ側三線の少なくとも二線
を短絡する短絡手段も同様に、端子間で予め線間短絡し
ておいた2b接点(または3b接点)のオンオフ切換え
スイッチのような開閉手段でもよいし、少なくとも二相
における対となる導電性接触子の間に遮断回路と線間短
絡回路を有する基板を挿入することによって回路を切換
え、導通遮断と線間短絡を行う機構の開閉手段でもよ
い。さらには、導通遮断手段と短絡手段とを兼ねる開閉
手段、つまり、2c接点(または3c接点)でb接点側
の端子間を予め線間短絡しておいたオンオフ切換えスイ
ッチのような開閉手段でもよいし、少なくとも二相にお
ける各々一対の導電性接触子の間に導通回路と遮断及び
モータ側線間短絡回路を有する基板を挿入してある状態
で、摺動させて回路を切換えることによって、導通と遮
断及びモータ側線間短絡を行う機構の開閉手段であって
もよい。
スピンドル制御システム(以下、「請求項1のスピンド
ル制御システム」という)は、並列配置した複数のスピ
ンドルと、前記スピンドル毎に取付けた同数個のスピン
ドルモータと、前記スピンドルモータに駆動電力を供給
するインバータ電源と、前記インバータ電源からの駆動
電力を前記スピンドルモータ毎に供給するための三相電
力供給線を備えている。さらに前記三相電力供給線の途
中、少なくとも二相に導通遮断手段とモータ側三線の少
なくとも二線を短絡する短絡手段を備え、またこの短絡
手段によって発生する電気的制動とは別の制動装置を備
えていることを構成上の特徴とする。導通遮断手段は、
三相の内少なくとも二相を遮断すれば三相電力供給を遮
断できる意味で2a接点(または3a接点)のオンオフ
切換えスイッチのような開閉手段でもよいし、少なくと
も二相における対となる導電性接触子の間に回路基板ま
たは絶縁板を挿入することによって、導通遮断を行う機
構の開閉手段でもよい。モータ側三線の少なくとも二線
を短絡する短絡手段も同様に、端子間で予め線間短絡し
ておいた2b接点(または3b接点)のオンオフ切換え
スイッチのような開閉手段でもよいし、少なくとも二相
における対となる導電性接触子の間に遮断回路と線間短
絡回路を有する基板を挿入することによって回路を切換
え、導通遮断と線間短絡を行う機構の開閉手段でもよ
い。さらには、導通遮断手段と短絡手段とを兼ねる開閉
手段、つまり、2c接点(または3c接点)でb接点側
の端子間を予め線間短絡しておいたオンオフ切換えスイ
ッチのような開閉手段でもよいし、少なくとも二相にお
ける各々一対の導電性接触子の間に導通回路と遮断及び
モータ側線間短絡回路を有する基板を挿入してある状態
で、摺動させて回路を切換えることによって、導通と遮
断及びモータ側線間短絡を行う機構の開閉手段であって
もよい。
【0014】請求項1のスピンドル制御システムは、少
なくとも二相における導通遮断手段で三相電力供給を遮
断した後、短絡手段でモータ側三線の少なくとも二線を
短絡する。三相電力供給遮断後のスピンドルモータのス
テータ鉄心の残留磁気による磁束を回転するスピンドル
モータ回転子の二次導体が横切ることで、その二次導体
に生じる誘起電圧によって二次電流が流れる。さらにこ
の二次電流で生じる二次磁束を打消すような磁束を発生
させる電流が、短絡手段でできた一次側巻線の閉回路を
流れるが、この時、モータ回転子の回転方向と反対の方
向のトルク、つまり制動トルクが発生し、この電気的制
動トルクは残留磁気が消滅するまで継続するといった作
用がある。
なくとも二相における導通遮断手段で三相電力供給を遮
断した後、短絡手段でモータ側三線の少なくとも二線を
短絡する。三相電力供給遮断後のスピンドルモータのス
テータ鉄心の残留磁気による磁束を回転するスピンドル
モータ回転子の二次導体が横切ることで、その二次導体
に生じる誘起電圧によって二次電流が流れる。さらにこ
の二次電流で生じる二次磁束を打消すような磁束を発生
させる電流が、短絡手段でできた一次側巻線の閉回路を
流れるが、この時、モータ回転子の回転方向と反対の方
向のトルク、つまり制動トルクが発生し、この電気的制
動トルクは残留磁気が消滅するまで継続するといった作
用がある。
【0015】この電気的制動トルク、電気的制動力によ
ってスピンドルモータを減速させた後、低速域から、こ
の電気的制動力とは別の制動装置の制動力によってスピ
ンドルモータを個別に停止させるが、この別の制動装置
の負担を大幅に軽減することができるという作用効果を
生むものである。別の制動装置が摩擦式制動装置の場合
は、摩擦片の摩耗を著しく少なくすることができる。な
お、この別の制動装置の制動開始の操作または動作は、
導通遮断手段及び短絡手段の動作と連動してはいない。
ってスピンドルモータを減速させた後、低速域から、こ
の電気的制動力とは別の制動装置の制動力によってスピ
ンドルモータを個別に停止させるが、この別の制動装置
の負担を大幅に軽減することができるという作用効果を
生むものである。別の制動装置が摩擦式制動装置の場合
は、摩擦片の摩耗を著しく少なくすることができる。な
お、この別の制動装置の制動開始の操作または動作は、
導通遮断手段及び短絡手段の動作と連動してはいない。
【0016】請求項2に記載した発明に係る紡績機械の
スピンドル制御システム(以下、「請求項2のスピンド
ル制御システム」という)は、並列配置した複数のスピ
ンドルと、前記スピンドル毎に取付けた同数個のスピン
ドルモータと、前記スピンドルモータに駆動電力を供給
するインバータ電源と、前記インバータ電源からの駆動
電力を前記スピンドルモータ毎に供給するための三相電
力供給線を備えている。さらに三相電力供給線の途中、
少なくとも二相に設けた各々一対の導電性接触子と、そ
の導電性接触子と接触するこれまた各々一対の導電性接
触子を有し、かつこの対の導電性接触子の間を導通させ
る回路部と少な〈とも二相(単相)の整流回路またはモ
ータ側の少なくとも二線の短絡回路で構成される回路部
の少なくとも二つの回路部を有する回転摺動構造体を備
えていることを構成上の特徴とする。
スピンドル制御システム(以下、「請求項2のスピンド
ル制御システム」という)は、並列配置した複数のスピ
ンドルと、前記スピンドル毎に取付けた同数個のスピン
ドルモータと、前記スピンドルモータに駆動電力を供給
するインバータ電源と、前記インバータ電源からの駆動
電力を前記スピンドルモータ毎に供給するための三相電
力供給線を備えている。さらに三相電力供給線の途中、
少なくとも二相に設けた各々一対の導電性接触子と、そ
の導電性接触子と接触するこれまた各々一対の導電性接
触子を有し、かつこの対の導電性接触子の間を導通させ
る回路部と少な〈とも二相(単相)の整流回路またはモ
ータ側の少なくとも二線の短絡回路で構成される回路部
の少なくとも二つの回路部を有する回転摺動構造体を備
えていることを構成上の特徴とする。
【0017】請求項2のスピンドル制御システムは、少
なくとも二つの動作モードの回路部を有する回転摺動式
構造体を所定の角度だけ回転させて摺動させることによ
って、これら少なくとも二つの動作モードの回路部のい
ずれか一つを選択して、三相電力供給線の途中、少なく
とも二相に設けた各々一対の導電性接触子の間に選択し
た回路を電気的に挿入させる。一対の導電性接触子の一
方の接触子はインバータ電源側であり、他方の接触子は
モータ側である。また少なくとも二つの回路部とは、一
方が、一対の導電性接触子の間を導通させる回路であっ
て、インバータ電源からスピンドルモータに三相駆動電
力を供給するように作用する。もう一方は、インバータ
三相交流電源の二相(単相)または三相整流回路や、三
相交流電源とモータの間は遮断されたモータ側の二線ま
たは三線短絡回路等でもよく、スピンドルモータに電気
的制動をかけるように作用する。
なくとも二つの動作モードの回路部を有する回転摺動式
構造体を所定の角度だけ回転させて摺動させることによ
って、これら少なくとも二つの動作モードの回路部のい
ずれか一つを選択して、三相電力供給線の途中、少なく
とも二相に設けた各々一対の導電性接触子の間に選択し
た回路を電気的に挿入させる。一対の導電性接触子の一
方の接触子はインバータ電源側であり、他方の接触子は
モータ側である。また少なくとも二つの回路部とは、一
方が、一対の導電性接触子の間を導通させる回路であっ
て、インバータ電源からスピンドルモータに三相駆動電
力を供給するように作用する。もう一方は、インバータ
三相交流電源の二相(単相)または三相整流回路や、三
相交流電源とモータの間は遮断されたモータ側の二線ま
たは三線短絡回路等でもよく、スピンドルモータに電気
的制動をかけるように作用する。
【0018】回路部は二つだけに止めずに、追加しても
よい。スピンドルが停止した後のスピンドル空回り防止
用の摩擦式制動装置があってそれを動作させる場合など
は、インバータ電源側接触子とモータ側接触子の間を遮
断しておかなければならず、遮断モードの回路が必要に
なる。なお、モータ側の二線または三線短絡による制動
モード回路を使用する場合、この回路が遮断モードを持
ち合せているため、遮断モードだけの回路を別途設ける
必要はない。また制動力に強弱をつけたモードの回路を
別々に分けて設けることもできる。二相整流回路と三相
整流回路に分けたり、半波整流回路と全波整流回路に分
けて設けることもできる。
よい。スピンドルが停止した後のスピンドル空回り防止
用の摩擦式制動装置があってそれを動作させる場合など
は、インバータ電源側接触子とモータ側接触子の間を遮
断しておかなければならず、遮断モードの回路が必要に
なる。なお、モータ側の二線または三線短絡による制動
モード回路を使用する場合、この回路が遮断モードを持
ち合せているため、遮断モードだけの回路を別途設ける
必要はない。また制動力に強弱をつけたモードの回路を
別々に分けて設けることもできる。二相整流回路と三相
整流回路に分けたり、半波整流回路と全波整流回路に分
けて設けることもできる。
【0019】請求項2のスピンドル制御システムは、少
なくとも二つの動作モードの回路を有する回転摺動式構
造体を所定の角度だけ、直接的または間接的に手動で回
転させて摺動させることによって、少なくとも二つの動
作モードの回路のいずれか一つを選択する方法つまり機
械的に回路部を切換えるという方法によるため、図4、
図5の電気制動装置1、210のような回路部切換えの
ための制御回路235や制御回路を必要とする主回路ス
イッチング素子234a他からなる複雑な整流回路の主
回路234を使わず、ダイオードだけの簡単な回路など
で目的を達成することができる。また回転摺動式の構造
では、図6の電気式制動装置2、310のように回路基
板を二次元平面的に延ばすのではなく、基板を三次元空
間的に配置するため、寸法を小さくすることができる。
このように回路の簡単化と回転摺動式構造によって小型
化した回路基板を開閉機構内蔵の箱に納めることができ
るものである。これによって、小型低価格の電気式制動
装置を各スピンドル毎に設置することができ、制動装置
の取扱いが容易になる効果を生む。さらには風綿の侵入
防止のための電気式制動装置箱の密閉構造も容易である
という効果を生む。
なくとも二つの動作モードの回路を有する回転摺動式構
造体を所定の角度だけ、直接的または間接的に手動で回
転させて摺動させることによって、少なくとも二つの動
作モードの回路のいずれか一つを選択する方法つまり機
械的に回路部を切換えるという方法によるため、図4、
図5の電気制動装置1、210のような回路部切換えの
ための制御回路235や制御回路を必要とする主回路ス
イッチング素子234a他からなる複雑な整流回路の主
回路234を使わず、ダイオードだけの簡単な回路など
で目的を達成することができる。また回転摺動式の構造
では、図6の電気式制動装置2、310のように回路基
板を二次元平面的に延ばすのではなく、基板を三次元空
間的に配置するため、寸法を小さくすることができる。
このように回路の簡単化と回転摺動式構造によって小型
化した回路基板を開閉機構内蔵の箱に納めることができ
るものである。これによって、小型低価格の電気式制動
装置を各スピンドル毎に設置することができ、制動装置
の取扱いが容易になる効果を生む。さらには風綿の侵入
防止のための電気式制動装置箱の密閉構造も容易である
という効果を生む。
【0020】請求項3に記載した発明に係る紡績機械の
スピンドル制御システム(以下、「請求項3のスピンド
ル制御システム」という)は、請求項1と請求項2の双
方の構成と作用効果を基本的に備えている。
スピンドル制御システム(以下、「請求項3のスピンド
ル制御システム」という)は、請求項1と請求項2の双
方の構成と作用効果を基本的に備えている。
【0021】請求項4に記載した発明に係る紡績機械の
スピンドル制御システム(以下、「請求項4のスピンド
ル制御システム」という)は、請求項1と請求項2の双
方の構成と作用効果に加え、「別の前記制動装置」がス
ピンドルモータ毎に設けた摩擦式制動装置であることを
構成上の特徴とし、また、電気的制動力によってスピン
ドルモータを減速させた後、低速域からこの摩擦式制動
装置の制動力によってスピンドルモータを個別に停止さ
せるように作用させるため、この摩擦式制動装置の負担
を大幅に軽減することができる、つまり摩擦片の摩耗を
著しく少なくすることができという効果を生むものであ
る。なお、この摩擦式制動装置の制動開始の操作または
動作は、導通遮断手段及び短絡干段の動作と連動しては
いない。
スピンドル制御システム(以下、「請求項4のスピンド
ル制御システム」という)は、請求項1と請求項2の双
方の構成と作用効果に加え、「別の前記制動装置」がス
ピンドルモータ毎に設けた摩擦式制動装置であることを
構成上の特徴とし、また、電気的制動力によってスピン
ドルモータを減速させた後、低速域からこの摩擦式制動
装置の制動力によってスピンドルモータを個別に停止さ
せるように作用させるため、この摩擦式制動装置の負担
を大幅に軽減することができる、つまり摩擦片の摩耗を
著しく少なくすることができという効果を生むものであ
る。なお、この摩擦式制動装置の制動開始の操作または
動作は、導通遮断手段及び短絡干段の動作と連動しては
いない。
【0022】請求項5に記載した発明に係る紡績機械の
スピンドル制御システム(以下、「請求項5のスピンド
ル制御システム」という)は、請求項2の構成と作用効
果に加え、「電気的制動力を発生させるモードの前記回
路部」が、三相電力供給線の三相またはいずれか二相
(単相)を整流する回路から成ることを構成上の特徴と
し、スピンドルモータに電気的制動をかけるように作用
する。
スピンドル制御システム(以下、「請求項5のスピンド
ル制御システム」という)は、請求項2の構成と作用効
果に加え、「電気的制動力を発生させるモードの前記回
路部」が、三相電力供給線の三相またはいずれか二相
(単相)を整流する回路から成ることを構成上の特徴と
し、スピンドルモータに電気的制動をかけるように作用
する。
【0023】少なくとも二つの回路部を有する回転摺動
式構造体を所定の角度だけ、直接的または間接的に手動
で回転させて摺動させることによって、一つの回路部を
選択する、つまり切換えていくという方法によるため、
回路部切換えのための制御回路や複雑な整流回路使わ
ず、ダイオードだけの簡単な整流回路などで目的を達成
することができる。また回転摺動式の構造においては、
図6の電気制動装置331のように回路基板を二次元平
面的に延ばすのではなく、基板を三次元空間的に配置す
るため、寸法を小さくすることができる。このように回
路の簡単化と回転摺動式構造によって小型化した回路基
板を開閉機構内蔵の箱に納めることができるものであ
る。これによって、小型低価格の電気制動装置を各スピ
ンドル毎に設置することができ、制動装置の取扱いが容
易になる効果を生む。さらには風綿の侵入防止のための
電気制動装置箱の密閉構造も容易であるという効果を生
む。また摩擦式制動装置を使わないため、摩擦片の摩耗
など機械的寿命の問題が無いことは言うまでもない。
式構造体を所定の角度だけ、直接的または間接的に手動
で回転させて摺動させることによって、一つの回路部を
選択する、つまり切換えていくという方法によるため、
回路部切換えのための制御回路や複雑な整流回路使わ
ず、ダイオードだけの簡単な整流回路などで目的を達成
することができる。また回転摺動式の構造においては、
図6の電気制動装置331のように回路基板を二次元平
面的に延ばすのではなく、基板を三次元空間的に配置す
るため、寸法を小さくすることができる。このように回
路の簡単化と回転摺動式構造によって小型化した回路基
板を開閉機構内蔵の箱に納めることができるものであ
る。これによって、小型低価格の電気制動装置を各スピ
ンドル毎に設置することができ、制動装置の取扱いが容
易になる効果を生む。さらには風綿の侵入防止のための
電気制動装置箱の密閉構造も容易であるという効果を生
む。また摩擦式制動装置を使わないため、摩擦片の摩耗
など機械的寿命の問題が無いことは言うまでもない。
【0024】
【発明の実施の形態】各図を参照しながら、本発明の実
施の形態(以下、「本実施形態」という)について説明
する。図1は従来の紡績機械の例としてのリング精紡機
を示し、図2乃至図7は従来の各種制動方式スピンドル
ーモータ組立品の例、制動装置の例及び制動回路の例を
示す。図8は請求項1または4の制動方式の実施例1を
示す。図9は実施例1の制動方式を持つスピンドル−モ
ータ組立品を示す。図10は請求項2の制動装置構造を
持つスピンドル−モータ組立品の実施例2を示し、図1
1はその制動装置構造の詳細を示す。図12は実施例2
の回路例を示し、実施例3とする。これは請求項5に対
応する。
施の形態(以下、「本実施形態」という)について説明
する。図1は従来の紡績機械の例としてのリング精紡機
を示し、図2乃至図7は従来の各種制動方式スピンドル
ーモータ組立品の例、制動装置の例及び制動回路の例を
示す。図8は請求項1または4の制動方式の実施例1を
示す。図9は実施例1の制動方式を持つスピンドル−モ
ータ組立品を示す。図10は請求項2の制動装置構造を
持つスピンドル−モータ組立品の実施例2を示し、図1
1はその制動装置構造の詳細を示す。図12は実施例2
の回路例を示し、実施例3とする。これは請求項5に対
応する。
【0025】図8に基づいて、実施例1の制動方式を回
路的に説明する。
路的に説明する。
【0026】図中[a]の三相電力供給モードは、通常
の三相交流モータ運転であって、電力供給線108Aの
途中に設けた電源側導電性接触子041aとモータ側導
電性接触子041cの間を導通遮断手段としての電力供
給モード回路034Aで導通させて、電力供給線システ
ム108からの三相交流電力をスピンドルモータ105
に供給する。
の三相交流モータ運転であって、電力供給線108Aの
途中に設けた電源側導電性接触子041aとモータ側導
電性接触子041cの間を導通遮断手段としての電力供
給モード回路034Aで導通させて、電力供給線システ
ム108からの三相交流電力をスピンドルモータ105
に供給する。
【0027】図中[b]の電気式制動モードは、[a]
のモードから切換った直後のスピンドルモータのステー
タ鉄心内残留磁気と回転するスピンドルモータ回転子1
05Rの相互作用による短時間の電気式制動であり、電
源側導電性接触子041aとモータ側導電性接触子04
1cの間を、導通遮断手段及び短絡手段としての制動モ
ード回路034Bで遮断すると同時にモータ側の三線を
短絡することによって、電気的制動トルクを発生させ
る。電気的制動トルクは次の原理で発生する。三相電力
供給遮断後のスピンドルモータのステータ鉄心の残留磁
気による磁束を、回転するスピンドルモータ回転子10
5Rの二次導体が横切ることで、その二次導体に生じる
誘起電圧によって二次電流が流れる。さらにこの二次電
流で生じる二次磁束を打消すような磁束を発生させる電
流が、三線短絡された一次側巻線の閉回路を流れるが、
この時、スピンドルモータ回転子105Rの回転方向と
反対方向のトルク、つまり制動トルクが発生して、スピ
ンドルモータを減速させる。この電気的制動トルクは残
留磁気が消滅するまで継続する。
のモードから切換った直後のスピンドルモータのステー
タ鉄心内残留磁気と回転するスピンドルモータ回転子1
05Rの相互作用による短時間の電気式制動であり、電
源側導電性接触子041aとモータ側導電性接触子04
1cの間を、導通遮断手段及び短絡手段としての制動モ
ード回路034Bで遮断すると同時にモータ側の三線を
短絡することによって、電気的制動トルクを発生させ
る。電気的制動トルクは次の原理で発生する。三相電力
供給遮断後のスピンドルモータのステータ鉄心の残留磁
気による磁束を、回転するスピンドルモータ回転子10
5Rの二次導体が横切ることで、その二次導体に生じる
誘起電圧によって二次電流が流れる。さらにこの二次電
流で生じる二次磁束を打消すような磁束を発生させる電
流が、三線短絡された一次側巻線の閉回路を流れるが、
この時、スピンドルモータ回転子105Rの回転方向と
反対方向のトルク、つまり制動トルクが発生して、スピ
ンドルモータを減速させる。この電気的制動トルクは残
留磁気が消滅するまで継続する。
【0028】図中[c]の摩擦式制動モードは、[b]
の電気的制動トルクが消滅した後、低速で惰性回転する
スピンドルモータを停止にまで至らしめる制動である。
この摩擦式制動は操作レバー023の操作によって開始
するが、この操作は、[a]及び[b]の各動作モード
回路の切換え、つまり電源側導電性接触子041aとモ
ータ側導電性接触子041cの間の遮断動作などに連動
してはおらず、回路は[b]の制動モード回路のままで
ある。
の電気的制動トルクが消滅した後、低速で惰性回転する
スピンドルモータを停止にまで至らしめる制動である。
この摩擦式制動は操作レバー023の操作によって開始
するが、この操作は、[a]及び[b]の各動作モード
回路の切換え、つまり電源側導電性接触子041aとモ
ータ側導電性接触子041cの間の遮断動作などに連動
してはおらず、回路は[b]の制動モード回路のままで
ある。
【0029】引続き図9に基づいて、実施例1の構成と
動作を説明する。スピンドルーモータ組立品は、スピン
ドルモータ組立品固定部106とその内部と上方部で回
転するスピンドルモータ組立品回転部107及びスピン
ドルモータ固定子105Sの前面に取付けられた制動装
置010で構成される。
動作を説明する。スピンドルーモータ組立品は、スピン
ドルモータ組立品固定部106とその内部と上方部で回
転するスピンドルモータ組立品回転部107及びスピン
ドルモータ固定子105Sの前面に取付けられた制動装
置010で構成される。
【0030】制動装置010の構成と動作は以下の通り
である。電力供給線108Aの途中に設けた開閉装置0
40は、3c接点のマイクロスイッチで構成している。
このマイクロスイッチは導通遮断手段と短絡手段を兼ね
ている。マイクロスイッチのa接点端子043aは電源
側導電性接触子041aに相当し、コモン端子043c
はモータ側導電性接触子041cに相当し、b接点端子
041bは三個のb接点端子が接続されて、三線短絡回
路を構成する。
である。電力供給線108Aの途中に設けた開閉装置0
40は、3c接点のマイクロスイッチで構成している。
このマイクロスイッチは導通遮断手段と短絡手段を兼ね
ている。マイクロスイッチのa接点端子043aは電源
側導電性接触子041aに相当し、コモン端子043c
はモータ側導電性接触子041cに相当し、b接点端子
041bは三個のb接点端子が接続されて、三線短絡回
路を構成する。
【0031】[a]の三相電力供給モード(通常の三相
交流モータ運転)では、マイクロスイッチの押しボタン
が下段位置にある操作レバー023のバネ024に押さ
れたままで、a接点がオン、b接点がオフ状態にあり、
電源側とモータ側が三相とも導通状態にある。
交流モータ運転)では、マイクロスイッチの押しボタン
が下段位置にある操作レバー023のバネ024に押さ
れたままで、a接点がオン、b接点がオフ状態にあり、
電源側とモータ側が三相とも導通状態にある。
【0032】[b]の電気式制動モードは、操作レバー
023を上方(中段位置)に押上げて操作レバー023
のバネ024がマイクロスイッチの押しボタンから離
れ、a接点がオフ状態に、三線短絡回路を構成したb接
点がオン状態に切換って、モータ側が電源から遮断さ
れ、モータ側三線が短絡されることによって開始する。
電気的制動トルクの発生の原理は前述の説明の通りであ
る。
023を上方(中段位置)に押上げて操作レバー023
のバネ024がマイクロスイッチの押しボタンから離
れ、a接点がオフ状態に、三線短絡回路を構成したb接
点がオン状態に切換って、モータ側が電源から遮断さ
れ、モータ側三線が短絡されることによって開始する。
電気的制動トルクの発生の原理は前述の説明の通りであ
る。
【0033】[c]の摩擦式制動モードは、電気式制動
トルクが消滅した後、摩擦式制動器020の操作レバー
023をさらに上方(上段位置)に押上げ、摩擦片02
1がスピンドルを締付けることによって始まる。この時
マイクロスイッチはa接点がオフ状態、三線短絡回路を
構成したb接点がオン状態のままで、状態の変更はな
い。
トルクが消滅した後、摩擦式制動器020の操作レバー
023をさらに上方(上段位置)に押上げ、摩擦片02
1がスピンドルを締付けることによって始まる。この時
マイクロスイッチはa接点がオフ状態、三線短絡回路を
構成したb接点がオン状態のままで、状態の変更はな
い。
【0034】図10及び図11に基づいて、実施例2の
構成と動作を説明する。スピンドルーモータ組立品は、
スピンドルモータ組立品固定部106、その内部と上方
部で回転するスピンドルモータ組立品回転部107及び
スピンドルモータ固定子105Sの前面に取付けられた
制動装置10で構成される。
構成と動作を説明する。スピンドルーモータ組立品は、
スピンドルモータ組立品固定部106、その内部と上方
部で回転するスピンドルモータ組立品回転部107及び
スピンドルモータ固定子105Sの前面に取付けられた
制動装置10で構成される。
【0035】制動装置10の構成は以下の通りである。
電力供給線108Aの途中、各相毎に対の導電性接触子
41(電源側導電性接触子41a,モータ側導電性接触
子41b)の6片をその接触面が同一方向に向くように
並べて配置し、回転摺動構造体50上の各々の導電性接
触子42が対する各々の導電性接触子41に摺動するよ
うに円筒形の回転摺動構造体50を設置する。
電力供給線108Aの途中、各相毎に対の導電性接触子
41(電源側導電性接触子41a,モータ側導電性接触
子41b)の6片をその接触面が同一方向に向くように
並べて配置し、回転摺動構造体50上の各々の導電性接
触子42が対する各々の導電性接触子41に摺動するよ
うに円筒形の回転摺動構造体50を設置する。
【0036】回転摺動構造体50は、電力供給基板31
Aと制動基板31Bと所要数量の導電性接触子42及び
ラチェット機構部60を構成要素とする。各基板は所定
の角度、90度で配置してあり、導電性接触子42は、
摺動接触する導電性接触子41と同数の6片が各基板毎
に取付けてある。
Aと制動基板31Bと所要数量の導電性接触子42及び
ラチェット機構部60を構成要素とする。各基板は所定
の角度、90度で配置してあり、導電性接触子42は、
摺動接触する導電性接触子41と同数の6片が各基板毎
に取付けてある。
【0037】ラチェット機構部60は、ラチェット61
と回転力伝達部a(62a)、回転力伝達部b(62
b)、回転力伝達部b(62b)に取付けた回転力伝達
部c(62c)及び復元力阻止部63で構成してあり、
ラチェット61と回転力伝達部b(62b)は復元力を
持つ構造にしておく。
と回転力伝達部a(62a)、回転力伝達部b(62
b)、回転力伝達部b(62b)に取付けた回転力伝達
部c(62c)及び復元力阻止部63で構成してあり、
ラチェット61と回転力伝達部b(62b)は復元力を
持つ構造にしておく。
【0038】操作レバー23は、実施例1の摩擦式制動
器020の操作レバー023と異なり、レバーを下段位
置に押下げた状態で手を離すと元の位置に自動復帰する
ように構成する。操作レバー自身に復元力を持たせて自
動復帰させてもよいし、ラチェト機構部60の回転力伝
達部b(62b)の復元力を利用して自動復帰させても
よい。
器020の操作レバー023と異なり、レバーを下段位
置に押下げた状態で手を離すと元の位置に自動復帰する
ように構成する。操作レバー自身に復元力を持たせて自
動復帰させてもよいし、ラチェト機構部60の回転力伝
達部b(62b)の復元力を利用して自動復帰させても
よい。
【0039】今初期状態として、電力供給基板31Aの
導電性接触子42が電力供給線108Aの途中の導電性
接触子41に接触しており、三相電力供給モードにあっ
て、スピンドルモータは通常の三相交流運転状態にある
ものとする。
導電性接触子42が電力供給線108Aの途中の導電性
接触子41に接触しており、三相電力供給モードにあっ
て、スピンドルモータは通常の三相交流運転状態にある
ものとする。
【0040】この状態から、スピンドルを停止させる動
作に入る。操作レバー23を操作して下段位置まで押下
げるが、その上下方向の移動は回転力伝達部a〜c(6
2a〜62c)によって、回転摺動構造体50の所定の
角度、90度の回転移動となって、制動基板318の導
電性接触子42が導通して電気式制動モードに移る。こ
の時ラチェット61は復元力で戻ろうとするが、復元力
阻止部63がラチェット61を保持する。回転力伝達部
aは回転力伝達部bと共に、また操作レバー23も初期
の位置まで戻る。回転摺動構造体50は所定の角度、9
0度回転した状態で止まっている。
作に入る。操作レバー23を操作して下段位置まで押下
げるが、その上下方向の移動は回転力伝達部a〜c(6
2a〜62c)によって、回転摺動構造体50の所定の
角度、90度の回転移動となって、制動基板318の導
電性接触子42が導通して電気式制動モードに移る。こ
の時ラチェット61は復元力で戻ろうとするが、復元力
阻止部63がラチェット61を保持する。回転力伝達部
aは回転力伝達部bと共に、また操作レバー23も初期
の位置まで戻る。回転摺動構造体50は所定の角度、9
0度回転した状態で止まっている。
【0041】この状態から操作レバー23を同様に操作
すると、回転摺動構造体50は同様に所定の角度、90
度回転し、回転した状態で止まる。本実施例では、この
位置に回路基板も導電性接触子も無く、スピンドルモー
タは電力遮断の状態となる。さらに同様の操作を2回繰
り返すと、回転摺動構造体50は所定の角度、90度の
回転を2回繰返して止まる。4回の操作で回転して止ま
る位置は、一回転した初期状態の位置である。
すると、回転摺動構造体50は同様に所定の角度、90
度回転し、回転した状態で止まる。本実施例では、この
位置に回路基板も導電性接触子も無く、スピンドルモー
タは電力遮断の状態となる。さらに同様の操作を2回繰
り返すと、回転摺動構造体50は所定の角度、90度の
回転を2回繰返して止まる。4回の操作で回転して止ま
る位置は、一回転した初期状態の位置である。
【0042】回転摺動構造体50の回転する所定の角度
が90度の場合は、4つの動作モード回路を持つことが
でき、4回の切換え操作で一巡する。所定の角度が90
度だけとは限らない。120度、180度でもよく、必
要な動作モード回路数、回転摺動構造体50内の部品取
付空間などによって設計的に決めることができる。また
直接的あるいは間接的な手動操作による操作レバーの動
作を、回転摺動構造体50の回転動作に伝達する本実施
例のラッチェット機構60は、別の機構であってもよ
い。所定の回転角度が90度の場合、回転摺動構造体5
0の回転軸を軸とする十字形操作レバーなどが考えられ
る。
が90度の場合は、4つの動作モード回路を持つことが
でき、4回の切換え操作で一巡する。所定の角度が90
度だけとは限らない。120度、180度でもよく、必
要な動作モード回路数、回転摺動構造体50内の部品取
付空間などによって設計的に決めることができる。また
直接的あるいは間接的な手動操作による操作レバーの動
作を、回転摺動構造体50の回転動作に伝達する本実施
例のラッチェット機構60は、別の機構であってもよ
い。所定の回転角度が90度の場合、回転摺動構造体5
0の回転軸を軸とする十字形操作レバーなどが考えられ
る。
【0043】図12に基づいて、実施例2の回路例とし
ての実施例3の回路説明をする。
ての実施例3の回路説明をする。
【0044】図中[a]の三相電力供給モードは、通常
の三相交流モータ運転であって、電力供給線108Aの
途中に設けた電源側導電性接触子41aとモータ側導電
性接触子41bの間を電力供給モード回路34A(電力
供給基板31A)で導通させて、電力供給線システム1
08からの三相交流電力をスピンドルモータ105に供
給する。
の三相交流モータ運転であって、電力供給線108Aの
途中に設けた電源側導電性接触子41aとモータ側導電
性接触子41bの間を電力供給モード回路34A(電力
供給基板31A)で導通させて、電力供給線システム1
08からの三相交流電力をスピンドルモータ105に供
給する。
【0045】図中[b]の電気式制動モードは、三相交
流モータに直流制動をかけるものであって、電力供給線
108Aの途中に設けた電源側導電性接触子41aとモ
ータ側導電性接触子41bの間に制動モード回路34B
(制動基板31B)を電気的に挿入する。本実施例で
は、制動モード回路348は入力である電力供給線10
8Aの三相を半波整流して得た直流をモータに印加して
制動をかける。三相を整流して直流を得る整流回路に
は、三相全波整流、三相半波整流、二相(単相)全波整
流、二相(単相)半波整流などいくつかあるが、これら
は印加(出力)電圧の大きさが違うもので、必要な制動
力とモータの熱容量をもとに設計的に決まるものであ
る。
流モータに直流制動をかけるものであって、電力供給線
108Aの途中に設けた電源側導電性接触子41aとモ
ータ側導電性接触子41bの間に制動モード回路34B
(制動基板31B)を電気的に挿入する。本実施例で
は、制動モード回路348は入力である電力供給線10
8Aの三相を半波整流して得た直流をモータに印加して
制動をかける。三相を整流して直流を得る整流回路に
は、三相全波整流、三相半波整流、二相(単相)全波整
流、二相(単相)半波整流などいくつかあるが、これら
は印加(出力)電圧の大きさが違うもので、必要な制動
力とモータの熱容量をもとに設計的に決まるものであ
る。
【0046】図中[c]の三相電力遮断モードは、スピ
ンドルモータが[b]の電気式制動モードで停止した
後、回り止めの目的で機械的ロックされる場合などに使
われるモードで、直流制動を続ける必要がないため、モ
ータへの電力供給を停止するものである。モータの停止
後の回り止めのためには、直流制動をかけ続ける場合も
あるが、モータを過熱させないように電圧位相制御など
によって印加電圧を小さく絞らなければならない。この
電圧位相制御回路を設けるよりも、簡易な摩擦式制動装
置などで機械的にロックする方が安価であるため、この
機械的ロックが好まれるものである。
ンドルモータが[b]の電気式制動モードで停止した
後、回り止めの目的で機械的ロックされる場合などに使
われるモードで、直流制動を続ける必要がないため、モ
ータへの電力供給を停止するものである。モータの停止
後の回り止めのためには、直流制動をかけ続ける場合も
あるが、モータを過熱させないように電圧位相制御など
によって印加電圧を小さく絞らなければならない。この
電圧位相制御回路を設けるよりも、簡易な摩擦式制動装
置などで機械的にロックする方が安価であるため、この
機械的ロックが好まれるものである。
【0047】
【発明の効果】各請求項に記載した発明に係る紡績機械
のスピンドルモータ制御システムを使用すれば、糸切れ
修復時に個別スピンドル停止させるための摩擦式制動装
置の摩耗の問題を解決できる。また電気式制動装置にお
いては、その取扱い性の問題、構造上の問題、寸法の問
題を解決できる。
のスピンドルモータ制御システムを使用すれば、糸切れ
修復時に個別スピンドル停止させるための摩擦式制動装
置の摩耗の問題を解決できる。また電気式制動装置にお
いては、その取扱い性の問題、構造上の問題、寸法の問
題を解決できる。
【図1】 従来の紡績機械(リング精紡機)を示す図
である。
である。
【図2】 従来の紡績機械のスピンドル摩擦式制動装
置を示す図である。
置を示す図である。
【図3】 図2の摩擦式制動装置の詳細を示す図であ
る。
る。
【図4】 従来の紡績機械のスピンドル電気式制動装
置を示す図である。
置を示す図である。
【図5】 図4の電気式制動装置の回路を示す図であ
る。
る。
【図6】 従来の紡績機械のスピンドル電気式制動装
置を示す図である。
置を示す図である。
【図7】 図6の電気式制動装置の回路を示す図であ
る。
る。
【図8】 本発明の実施例1の制動方式を示す。
【図9】 本発明の実施例1のスピンドルモータと制
動装置構造を示す。
動装置構造を示す。
【図10】 本発明の実施例2のスピンドルモータと制
動装置構造を示す。
動装置構造を示す。
【図11】 本発明の実施例2の制動装置構造詳細を示
す。
す。
【図12】 本発明の実施例2の制動方式の実施例3を
示す。
示す。
R ロービング S 糸 100 スピンドルレール 101 パッケージ 102 ドラフト部 103 ガイド部 104 スピンドル部 104R スピンドル回転部 104S スピンドル支持部 105 スピンドルモータ部 105R スピンドルモータ回転子 105S スピンドルモータ固定子 106 スピンドル−モータ組立品固定部 107 スピンドル−モータ組立品回転部 108 電力供給システム 108A 電力供給線 108B 電力供給母線 109 制動装置 110 摩擦式制動装置 120 摩擦式制動器 121 摩擦片 122 摩擦片取付アーム 123 操作レバー 124 バネ 140 開閉装置 210 電気式制動装置1 223 操作スイッチ 230 制動制御回路基板 234 主回路 234a 主回路スイッチング素子 〜234d 234u 主回路スイッチング素子 〜234w 235 制御回路 241 導電性接触子 241a 電源側導電性接触子 241c モータ側導電性接触子 242 導電性接触子(基板上) 242a 電源側導電性接触子(基板上) 242b モータ側導電性接触子(基板上) 310 電気式制動装置2 331 制動基板 334 主回路 334a 主回路スイッチング素子 334b 主回路スイッチング素子 340 開閉機構 341 導電性接触子 341a 電源側導電性接触子 341b モータ側導電性接触子 010 摩擦式制動装置 020 摩擦式制動器 021 摩擦片 022 摩擦片取付アーム 023 操作レバー 024 バネ0 034A 電力供給モード回路 034B 制動モード回路 040 開閉装置 041a 電源側導電性接触子 041c モータ側導電性接触子 043a a接点端子 043b b接点端子 043c コモン端子 10 制動装置 23 操作レバー 24 バネ 31A 電力供給基板 31B 制動基板 34a 主回路スイッチング素子 34b 主回路スイッチング素子 34A 電力供給モード回路 34B 制動モード回路 34C 電力遮断モード回路 41 導電性接触子 41a 電源側導電性接触子 41c モータ側導電性接触子 42 導電性接触子(基板上) 50 回転摺動構造体 60 ラチェット機構部 61 ラチェット 62a 回転力伝達部a 62b 回転力伝達部b 62c 回転力伝達部c 63 回転力阻止部
Claims (5)
- 【請求項1】並列配置した複数のスピンドルと、前記ス
ピンドル毎に取付けた同数個のスピンドルモータと、前
記スピンドルモータに駆動電力を供給するインバータ電
源と、前記インバータ電源からの駆動電力を前記スピン
ドルモータ毎に供給するための三相電力供給線とを含む
スピンドルモータ制御システムを有する紡績機械におい
て、 前記三相電力供給線の途中、少なくとも二相に導通遮断
手段とモータ側三線の少なくとも二線を短絡する短絡手
段を有し、前記導通遮断手段で三相電力供給を遮断した
後、前記短絡手段でモータ側三線の少なくとも二線を短
絡して、三相電力供給遮断後の前記スピンドルモータの
鉄心の残留磁気による磁束とモータ回転子の回転動作と
の相互作用で発生する電気的制動力によって前記スピン
ドルモータを減速させた後、前記電気的制動力とは別の
制動装置で前記スピンドルモータを個別に停止させるこ
とを特徴とする紡績機械のスピンドル制御システム。 - 【請求項2】並列配置した複数のスピンドルと、前記ス
ピンドル毎に取付けた同数個のスピンドルモータと、前
記スピンドルモータに駆動電力を供給するインバータ電
源と、前記インバータ電源からの駆動電力を前記スピン
ドルモータ毎に供給するための三相電力供給線とを含む
スピンドルモータ制御システムを有する紡績機械におい
て、 前記三相電力供給線の途中、少なくとも二相に各々一対
の導電性接触子を設け、前記導電性接触子と接触する導
電性の接触子を有する回転摺動式構造体が、各々一対の
前記導電性接触子の間を導通させて前記スピンドルモー
タに三相駆動電力を供給するモードの回路部と、電気的
制動力を発生させるモードの回路部の少なくとも二つの
回路部を有し、前記構造体を所定の角度を回転させて摺
動させることによって、これら少なくとも二つの前記回
路部のいずれか一つが選択されて、前記三相電力供給線
の途中、少なくとも二相に設けた各々一対の前記導電性
接触子の間に電気的に挿入されるように構成したことを
特徴とする紡績機械のスピンドル制御システム。 - 【請求項3】電気的制動力を発生させるモードの前記回
路部が、モータ側三線の少なくとも二線を短絡する回路
から成り、電力供給遮断後の前記スピンドルモータの鉄
心の残留磁気による磁束とモータ回転子の回転動作との
相互作用で発生する電気的制動力によって前記スピンド
ルモータを減速させた後、前記電気的制動力とは別の制
動装置で前記スピンドルモータを個別に停止させること
を特徴とする請求項2に記載した紡績機械のスピンドル
制御システム。 - 【請求項4】前記スピンドルモータを個別に停止させる
前記電気的制動力とは別の前記制動装置が、前記スピン
ドルモータ毎に設けた摩擦式制動装置であることを特徴
とする請求項1または請求項3に記載した紡績機械のス
ピンドル制御システム。 - 【請求項5】電気的制動力を発生させるモードの前記回
路部が、前記三相電力供給線の三相またはいずれか二相
を整流する回路から成ることを特徴とする請求項2に記
載した紡績機械のスピンドル制御システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17043998A JPH11323672A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 紡績機械のスピンドル制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17043998A JPH11323672A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 紡績機械のスピンドル制御システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11323672A true JPH11323672A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=15904949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17043998A Pending JPH11323672A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 紡績機械のスピンドル制御システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11323672A (ja) |
-
1998
- 1998-05-06 JP JP17043998A patent/JPH11323672A/ja active Pending
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