JPH11324012A - 泥土の固化処理設備 - Google Patents

泥土の固化処理設備

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JPH11324012A
JPH11324012A JP13215798A JP13215798A JPH11324012A JP H11324012 A JPH11324012 A JP H11324012A JP 13215798 A JP13215798 A JP 13215798A JP 13215798 A JP13215798 A JP 13215798A JP H11324012 A JPH11324012 A JP H11324012A
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JP
Japan
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mud
pump
kneading device
solidifying agent
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Pending
Application number
JP13215798A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinori Tokunaga
昭典 徳永
Nobuyuki Nobuhara
伸幸 延原
Makoto Tamura
真 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kato Heavy Industries Construction Machinery Co Ltd
IHI Amtec Co Ltd
Original Assignee
IHI Amtec Co Ltd
Ishikawajima Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 泥土の固化処理設備として、各装置の配置の
自由度が高く、かつ受入れた泥土貯留手段から混練装置
への移送を確実に行なえるようにする。 【解決手段】 受入れ装置2を介して投入される泥土を
貯留する泥土貯留手段1と、泥土貯留手段1の排出口1
bより送出される泥土を圧送する第1の送泥ポンプ4
と、前記送泥ポンプ4で送られる泥土を受け入れて攪拌
し連続的に排出する混練装置6と、固化剤を混練装置6
に供給する固化剤供給装置10と、混練装置6より排出
される泥土を圧送する第2の送泥ポンプ20および送泥
管21と、送泥管21内に圧縮空気を吹き込む空気吹き
込み手段23とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、港湾、湖沼、河川
等で浚渫された泥土や下水汚泥等の比較的軟弱な泥土を
固化剤と混合して連続的に固化処理するための泥土の固
化処理設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来よ
り、これらの泥土の固化処理設備として、例えば特開平
8−117798号公報に開示のものが知られている。
【0003】この処理設備は、下部の排出口に流量調整
手段を備えた軟泥を貯留する軟泥タンクと、この軟泥タ
ンクから排出される軟泥を受け入れてセメント等の固化
剤とともに攪拌混合する2軸パドルミキサーからなる混
練装置と、前記混練装置に前記固化剤を供給する固化剤
供給装置と、この混練装置の後続に設けられた送泥用の
加圧ポンプと、該加圧ポンプの後続の配送管と、配送管
に空気を吹き込むエゼクタとからなるもので、軟泥を固
化剤と混合して空気吹き込みによるプラグ流を利用して
遠方へ移送して処理するものである。
【0004】しかしながら、前記の処理設備では、混練
装置が軟泥タンク下部の排出口の直下にあって、軟泥タ
ンクの泥土は重力作用によって排出されて混練装置に入
るようになっている。そのため、軟泥タンクの排出口と
混練装置の流入口との間の高低差や平面的な配置(距離
等)等が限定される結果となり、設計上の制約を受ける
ことになる。
【0005】また、この処理設備の場合、軟泥タンクと
混練装置とが上下に配置される関係で、泥土の受入れ高
さが高くなって、バックホー等による泥土の投入作業が
行ない難くなるという問題もある。
【0006】さらに、セメント等の固化剤と混練された
泥土を混練装置のヘッド圧を利用して加圧ポンプに送り
込むようにしているが、この混練された泥土中に空気が
混在していると、加圧ポンプによる圧送のための昇圧効
果が低下することになるので、混練泥土中の空気を抜い
て加圧ポンプに送り込むことが望まれる。
【0007】なお、前記と同様の固化処理設備として、
前記軟泥タンクに相当する貯泥槽の軟泥を、該槽内に下
端を没入させた竪型スクリューコンベアを用いて揚泥
し、後続の混練装置に流入させるようにしたものも提案
(特開平8−108200号公報)されているが、この
場合も、竪型スクリューコンベアの排出口と混練装置の
流入口の高低差や平面的な配置等については制約を受け
ることになる。
【0008】本発明は、上記に鑑みてなしたものであ
り、その第1の目的は、投入される泥土を受ける泥土貯
留手段と混練装置等の高低差や平面的な配置に制約を受
けず、浚渫船に搭載する上での設計および各装置の配置
の自由度が高く、しかも受入れた泥土貯留手段から混練
装置への移送を確実に行なえるようにした泥土の固化処
理設備を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、貯留された泥
土を移送し、移送途中において固化剤を混合して圧送す
る軟泥の固化処理設備であって、請求項1の発明におい
ては、受入れ装置を介して投入される泥土を貯留すると
ともに、下部の排出口に泥土を送出する排出手段を備え
た泥土貯留手段と、前記泥土貯留手段の排出口に接続さ
れて、該排出口より排出される泥土を圧送する第1の送
泥ポンプと、前記送泥ポンプにより連続的に送られる泥
土を受け入れて攪拌し連続的に排出する混練装置と、前
記混練装置に接続されて固化剤を該混練装置に供給する
固化剤供給装置と、前記混練装置より排出される固化剤
混合済の泥土を圧送する第2の送泥ポンプおよび該ポン
プに接続された送泥管とを備えてなることを特徴とす
る。
【0010】この固化処理設備によれば、浚渫機械等に
より投入される泥土を受入装置を介して泥土貯留手段に
より貯留し、適宜攪拌して軟泥度を調整しながら下部排
出口に備えるスクリューフィーダ等の排出手段により排
出し、排出された泥土を、第1の送泥ポンプの圧送力で
移送管を通じて混練装置に給送することができる。
【0011】このように第1の送泥ポンプの圧送力を利
用して泥土を給送することとしたので、混練装置がどの
ような位置にあっても泥土を給送できる。例えば混練装
置の受入れ口が泥土貯留手段の排出口より高い位置にあ
っても、泥土を該混練装置へ連続して確実に給送でき
る。
【0012】また前記混練装置においては、固化剤供給
装置より流量に応じた適量のセメント等の固化剤が供給
されており、該混練装置の内部で、連続的に送られてく
る泥土と固化剤とを充分に混合攪拌した後、この泥土を
排出口から連続して排出し、その後続に設けられている
圧送用の第2の送泥ポンプに送り、該送泥ポンプで昇圧
して送泥管を通じて圧送して処理する。この際、移送途
中で圧縮空気を吹き込めば遠方まで移送できる。
【0013】請求項2の発明は、前記混練装置より排出
される固化剤混合済の泥土を圧送するための第2の送泥
ポンプを、ピストン型加圧ポンプとしたものである。例
えば遠心型ポンプは送泥距離が20〜30mまでであ
り、長距離の移送を行なうには、圧縮空気を吹き込みを
利用する必要があるが、前記第2の送泥ポンプがピスト
ン型加圧ポンプである場合には、該ポンプの出口圧力が
大きく、後続の送泥管において圧縮空気を吹き込まなく
ても、200〜300m程度の比較的距離のある送泥が
可能になる。
【0014】請求項3の発明は、前記混練装置より排出
される固化剤混合済の泥土を受け入れて一旦貯留する中
間貯留手段を備え、該中間処理手段より泥土を圧送用の
第2の送泥ポンプに送り込むようにしたものである。こ
れにより、混練装置より排出される泥土を一旦貯留し
て、混練泥土中の空気を抜いた後、第2の送泥ポンプに
送り込むことができ、該送泥ポンプによる昇圧効果を低
下させることがない。
【0015】請求項4の発明は、前記の中間貯留手段の
下部の排出口にスクリューフィーダを設け、泥土を強制
的に排出して第2の送泥ポンプに送り込むようにしたも
のである。これにより、中間貯留手段に一旦貯留した固
化剤混合済の泥土を、下部の排出口よりスクリューフィ
ーダによって強制的に第2の送泥ポンプに送り込むこと
ができる。
【0016】また請求項5の発明は、前記各発明の第1
の送泥ポンプから混練装置への移送管に、開閉弁付きの
バイパス用管路を接続するとともに、該バイパス用管路
の出口を前記中間貯留手段あるいは第2の送泥ポンプよ
り下流の送泥管に接続し、第1の送泥ポンプにより圧送
される泥土を、前記固化剤供給装置および混練装置を迂
回して送泥できるようにしたことを特徴とする。
【0017】これにより、固化剤の混合処理が不要な泥
土については、第1の送泥管の圧送力を利用して、混練
装置部分を通過させることなく中間貯留手段あるいは第
2の送泥ポンプより下流の送泥管に送り込んで圧送処理
することができ、第1の送泥ポンプを圧送ポンプとして
利用できることになる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
示す実施例に基いて説明する。
【0019】図1は本発明に係る泥土の固化処理設備の
1実施例の概略を示す配置系統図、図2は受入れ装置と
泥土貯留手段部分の拡大正面図である。
【0020】図において、(1)は受入れ装置(2)を
介して投入される泥土を貯留するホッパーやタンク等の
泥土貯留手段である。受入れ装置(2)は、例えば一次
格子や振動スクリーン(2a)およびグリズリーフィー
ダ(2b)を備える受入れホッパー(2c)、粘土塊を
砕く解砕装置(粘土切り装置)(2d)、岩石やその他
の固形物を除去する篩用の振動スクリーン(2e)、お
よび水噴霧手段等(図示省略)を備えている。
【0021】前記泥土貯留手段(1)は、内部に貯留す
る泥土を攪拌し軟泥度を調整する攪拌手段(1a)を備
え、さらに下部の排出口(1b)に泥土を所定量ずつ送
出する排出手段としてのスクリューフィーダ(3)を備
えている。このスクリューフィーダ(3)は、図のよう
な水平型のもののほか、傾斜型であってもよい。また排
出手段としては、前記のスクリューフィーダ(3)以外
の排出手段を設けて実施することもできる。(1c)は
異物用ピットである。
【0022】(4)は前記泥土貯留手段(1)の排出口
(1b)に接続された第1の送泥ポンプであり、前記排
出口(1b)より排出される泥土を移送管(5)を通じ
て圧送して後述する混練装置(6)に送り込むように設
けられている。前記移送管(5)には、移送される泥土
の流量計(7)と密度計(8)が設けられており、これ
らの測定値は制御部(図示せず)に送られる。
【0023】前記混練装置(6)は、前記第1の送泥ポ
ンプ(4)により連続的に移送される泥土を受け入れて
固化剤と混練するように設けられており、通常、その受
入れ口が前記泥土貯留手段(1)の排出口(1b)より
上方位置にあるように、例えば図1のように泥土貯留手
段(1)の側方の略同高さ位置に配置される。この混練
装置(6)は、竪型または横型の2軸パドルミキサ、例
えば図のように横型の2軸パドルミキサにより構成され
ている。(6a)は混練装置(6)の一端側上部に設け
た受入れ口、(6b)は他端側下部に設けた排出口であ
る。なお、混練装置としては前記パドルミキサ以外のミ
キサを採用することもでき、またその配置も図示のもの
に限られない。
【0024】(10)は前記混練装置(6)に接続され
てセメント等の固化剤を該混練装置(6)に供給する固
化剤供給装置である。この固化剤供給装置(10)は、
混練装置(6)に供給される泥土量に応じて適量の固化
剤を供給できるものであれば、どのような構造のもので
あってもよいが、図示する実施例の場合には、下部にロ
ータリーフィーダ等の給送手段を備えるセメント等の固
化剤サイロ(11)と、該固化剤サイロ(11)から給
送される固化剤を、計量器(13)およびロータリーフ
ィーダ等の定量供給手段(14)を介して所定量ずつ混
練装置(6)に連続して供給できるように設けられてい
る。前記の固化剤の定量供給手段(14)は、前記流量
計(7)や密度計(8)の測定値が入力される制御部
(図示省略)により、混練装置(6)に送り込まれる泥
土量に応じて設定された固化剤量となるように制御され
る。
【0025】(15)は前記混練装置(6)の後続にお
いて前記排出口(6b)より排出される混練された固化
剤混合済の泥土を受入れて一旦貯留するホッパー等の中
間貯留手段であり、通常、前記送泥ポンプ(20)の直
前または直上に設けられる。この中間貯留手段(15)
は、貯留した混練泥土中の空気抜き作用を果すように設
けられている。そのため、内部に攪拌手段を設けて泥土
を適度に攪拌できるようにするのがよい。またこの中間
貯留手段(15)の下部に有する排出口(17)にスク
リューフィーダ(18)を有し、泥土を強制的にかつ空
気を混入させずに排出して後述の送泥ポンプに送り込む
ようになっている。
【0026】前記第2の送泥ポンプ(20)が複数台設
置される場合には、前記固化剤混合済の泥土を各送泥ポ
ンプに均等に振り分け供給するように、各送泥ポンプ
(20)の直上または直前に設けられる前記中間貯留手
段(15)の上方に振り分け装置(図示省略)を配して
実施すればよい。
【0027】(20)は前記中間貯留手段(15)の後
続に設けられた圧送用の第2の送泥ポンプであり、遠心
ポンプ等の加圧ポンプよりなり、前記中間貯留手段(1
5)より排出される泥土を送泥管(21)を通じて圧送
できるようになっている。(22)は前記送泥ポンプ
(20)の後続の送泥管(21)の途中に設けた空気吹
き込み手段であり、コンプレッサから供給される圧縮空
気を送泥管(21)に吹き込むようになっており、これ
により送泥ポンプ(20)より送出される泥土を遠方ま
で効率よく移送できるようになっている。また送泥ポン
プ(20)から空気吹き込み位置までの送泥管(21)
には逆止弁(23)と流量計(24)が設けられてい
る。(25)は管内掃除装置である。
【0028】さらに図示する実施例の場合、前記第1の
送泥ポンプ(4)と混練装置(6)との間の移送管
(5)には、開閉弁(26)付きのバイパス用管路(2
7)が流路切替可能に接続されるとともに、このバイパ
ス用管路(27)の出口が、前記中間貯留手段(15)
に、あるいは前記第2の送泥ポンプ(20)より下流の
送泥管(21)における空気吹き込み前の位置に接続さ
れており、第1の送泥ポンプ(4)により強制的に送ら
れる泥土を、前記固化剤供給装置(10)および混練装
置(6)を迂回して前記中間貯留手段(15)あるいは
前記送泥管(21)に直接送り込むことができるように
なっている。これは、泥土貯留手段(1)より排出され
る泥土を、第1の送泥ポンプ(4)により圧送する構成
としたことにより可能なものである。図1のように、バ
イパス用管路(27)が、中間貯留手段(15)と送泥
管(21)との双方に接続される場合は、両管路の分岐
部分に切替手段(図示せず)を設けておく。
【0029】上記した実施例の固化処理設備の運転状態
について説明する。バックホー等の浚渫機械やサイクロ
ン装置等の投入手段(30)により投入される泥土を受
入れ装置(2)を介して木片、岩石、古タイヤ等の荒ご
みを除去し、土塊を解砕して泥土貯留手段(1)に貯留
し、適宜攪拌して軟泥度を調整しながら下部排出口(1
b)に備えるスクリューフィーダ(3)により排出す
る。こうして排出された泥土を、第1の送泥ポンプ
(4)の圧送力を利用して移送管(5)を通じて混練装
置(6)に給送する。
【0030】このように第1の送泥ポンプ(4)の圧送
力で前記混練装置(6)へ送り込むので、混練装置
(6)がどのような位置にあっても泥土を確実に給送で
きる。すなわち、混練装置(6)の受入れ口(6a)を
泥土貯留手段(1)の排出口(1b)より上方に位置す
るように、例えば図1のように泥土貯留手段(1)を混
練装置(6)の側方に設置して実施できる。この場合、
泥土貯留手段(1)の上方に配される受入れ装置(2)
を低く設定できるため、バックホー等の浚渫機械やサイ
クロン装置等による泥土投入作業が容易に行なえ、また
浚渫船に搭載する場合の各装置の高低や配置の設計が自
由になる。
【0031】例えば、固化処理設備を浚渫船等に搭載す
る場合において、船体の上甲板の上に、泥土の受け入れ
装置(2)と泥土貯留手段(1)を、第1の送泥ポンプ
(4)、混練装置(6)および固化剤供給装置(10)
を配置し、上甲板の下方に、中間貯留手段(15)およ
び第2の送泥ポンプ(20)や空気吹き入れ手段(2
2)等の圧送装置を配置することができる。もちろん、
陸上等において同様の配置で実施することもできる。
【0032】そして、前記混練装置(6)においては、
固化剤供給装置(10)より泥土量に応じた適量のセメ
ント等の固化剤が供給されており、該混練装置(6)の
内部で、連続的に送られてくる泥土と固化剤とが充分に
混合攪拌した後、排出口(6b)から連続して排出して
中間貯留手段(15)に送り込み、ここで一旦貯留し
て、攪拌等を行なって泥土中の空気を抜いた後、下部の
排出口(17)よりスクリューフィーダ(18)によっ
て強制的に排出して圧送用の第2の送泥ポンプ(20)
に送り込む。これにより、該送泥ポンブ(20)による
昇圧効果を低下させることなく効率よく圧送できる。そ
して送泥ポンプ(20)から送出される泥土は送泥管
(21)により移送されるとともに、その移送途中に吹
き込まれる圧縮空気により遠方にまで移送されて排出さ
れる。
【0033】なお、固化剤の混合処理が不要な泥土の場
合には、混練装置(6)への移送管(5)に接続したバ
イパス用管路(27)の開閉弁(26)を開き、移送管
(5)側の弁(5a)を閉じて、前記第1の送泥ポンプ
(4)の圧送力を利用して、泥土を移送管(5)からバ
イパス用管路(27)を経て中間貯留手段(15)ある
いは第2の送泥ポンプ(20)より下流の送泥管(2
1)に送り込んで圧送処理すればよく、固化剤を混合し
ない通常の泥土圧送の場合の運転効率を高めることがで
きる。特に、前記バイパス用管路(27)を通じて直接
送泥管(21)に泥土を給送するようにした場合、第2
の送泥ポンプ(20)を使用せずに、前記第1の送泥ポ
ンプ(4)を圧送用に利用することができる。
【0034】図3は、第2の実施例の固化処理設備の概
略をしめす系統図である。
【0035】この設備は、基本的に上記した第1の発明
の場合と同じ構成をなしており、同構成部分については
同符号を付してその詳しい説明を省略する。
【0036】この実施例において、第2の送泥ポンプ
(20a)が、遠心型ポンプに比して出口圧力が格段に
大きいコンクリートポンプ等のピストン型加圧ポンプに
より構成されている。そのため、前記送泥管(21)に
は、図のようにプラグ輸送のための圧縮空気の吹き込み
手段(22)を設けておくこともできるが、第2の送泥
ポンプ(20a)として前記のピストン型加圧ポンプを
用いたことにより、この圧縮空気の吹き込み手段(2
2)を不要にでき、また逆止弁(23)も不要にでき
る。
【0037】この実施例の固化処理設備の運転状態につ
いて説明すると、この処理設備においても、投入手段
(30)により投入される泥土を受入れ装置(2)を介
して泥土貯留手段(1)に貯留し、軟泥度を調整しなが
ら下部排出口(1b)に備えるスクリューフィーダ
(3)により排出し、排出された泥土を、第1の送泥ポ
ンプ(4)の圧送力を利用して移送管(5)を通じて混
練装置(6)に給送する。このため、混練装置(6)が
どのような位置にあっても泥土を給送でき、ひいては泥
土貯留手段(1)の上方に配される受入れ装置(2)を
低く設定でき、泥土投入作業が行ない易く、また浚渫船
に搭載する場合の各装置の高低や配置の設計が自由にな
る。
【0038】そして、前記混練装置(6)において、固
化剤供給装置(10)より供給され固化剤と混合攪拌し
た泥土を中間貯留手段(15)を介して泥土中の空気を
抜いた後、圧送用の第2の送泥ポンプ(20)に送り込
む。これにより、該送泥ポンブ(20)による昇圧効果
を低下させることなく効率よく圧送できる。
【0039】しかもこの第2の泥ポンプ(20a)は、
ピストン型加圧ポンプよりなるので、該ポンプ(20
a)の出口圧力が大きく、後続の送泥管(21)におい
て圧縮空気を吹き込まなくても、200〜300mまで
送泥して処理することが可能になる。
【0040】なお、上記した各発明の実施例では、いず
れも混練装置(6)から排出される泥土中の空気抜き、
および圧送用の第2の送泥ポンプ(20)(20a)へ
の送り込みのために中間貯留手段(15)を設けている
が、これを省略して、混練装置(6)の排出口(6b)
に第2の送泥ポンプ(20)(20a)を管路により連
結構成することもできる(図示せず)。この場合は、管
路の一部に空気抜き手段を設けて実施する。
【0041】
【発明の効果】上記したように本発明の泥土の固化処理
設備によれば、港湾、湖沼、河川等で浚渫された泥土や
下水汚泥等の軟泥な泥土を、固化剤と混練して連続的に
処理できる。
【0042】特に、泥土貯留手段から排出される泥土を
第1の送泥ポンプの圧送力によって混練装置に送り込む
ようにしたので、泥土貯留手段や混練装置等の配置に制
約を受けない。そのため、泥土貯留手段の排出口と混練
装置の受入れ口の間の高低差に対応し易く、例えば前記
受入れ口を前記排出口より上方に位置させる配置にする
ことも問題なく可能であり、また平面的な配置にも自由
度があって、浚渫船に搭載する場合の設計が容易にな
る。
【0043】特に、請求項2の発明は、圧送用の第2の
送泥ポンプは、ピストン型加圧ポンプよりなるので、該
ポンプの出口圧力が大きく、後続の送泥管において圧縮
空気を吹き込まなくても中距離送泥による処理が可能と
なり、また空気吹き込みによる逆流を考慮する必要がな
く、逆止弁も不要にできる効果もある。
【0044】さらに請求項3の発明においては、混練装
置から圧送用の送泥ポンプへの固化剤混合済の泥土の送
り込みを空気を混在させずに行なえ、特に請求項4のよ
うに強制的に送り込むことで、圧送用の第2の送泥ポン
プによる昇圧効果を低下させずに圧送でき、固化処理効
率を良好に保持できる。
【0045】さらに、請求項5の発明によれば、固化剤
を混合処理する必要のない泥土の圧送処理も効率よく実
施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施例の固化処理設備全体の概略
を示す配置系統図である。
【図2】受入れ装置と泥土貯留手段部分の拡大説明図で
ある。
【図3】第2の発明の実施例の固化処理設備全体の概略
を示す配置系統図である。
【符号の説明】
(1) 泥土貯留手段 (1a) 攪拌手段 (1b) 排出口 (2) 受入れ装置 (3) スクリューフィーダ (4) 第1の送泥ポンプ (5) 移送管 (6) 混練装置 (6a) 受入れ口 (6b) 排出口 (7) 流量計 (8) 密度計 (10) 固化剤供給装置 (11) 固化剤サイロ (13) 計量器 (14) 定量供給手段 (15) 中間貯留手段 (17) 排出口 (18) スクリューフィーダ (20)(20a) 圧送用の第2の送泥ポンプ (21) 送泥管 (22) 空気吹き込み手段 (23) 逆止弁 (27) バイパス用管路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 真 神奈川県横浜市金沢区昭和町3174番地 石 川島建機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯留された泥土を移送し、移送途中におい
    て固化剤を混合して圧送する泥土の固化処理設備であっ
    て、 受入れ装置(2)を介して投入される泥土を貯留すると
    ともに、下部の排出口(1b)に泥土を送出する排出手
    段を備えた泥土貯留手段(1)と、 前記泥土貯留手段の排出口(1b)に接続されて、該排
    出口(1b)より排出される泥土を圧送する第1の送泥
    ポンプ(4)と、 前記送泥ポンプにより連続的に送られる泥土を受け入れ
    て攪拌し連続的に排出する混練装置(6)と、 前記混練装置(6)に接続されて固化剤を該混練装置
    (6)に供給する固化剤供給装置(10)と、 前記混練装置(6)より排出される固化剤混合済の泥土
    を圧送する第2の送泥ポンプ(20,20a)および該
    ポンプに接続された送泥管(21)とを備えてなること
    を特徴とする泥土の固化処理設備。
  2. 【請求項2】前記第2の送泥ポンプがピストン型加圧ポ
    ンプよりなる請求項1に記載の泥土の固化処理設備。
  3. 【請求項3】前記混練装置(6)より排出される固化剤
    混合済の泥土を受け入れて一旦貯留する中間貯留手段
    (15)を備え、該中間処理手段(15)より泥土を圧
    送用の第2の送泥ポンプ(20,20a)に送り込むよ
    うにした請求項1または2に記載の泥土の固化処理設
    備。
  4. 【請求項4】前記中間貯留手段(15)の下部の排出口
    (17)にスクリューフィーダ(18)を有し、泥土を
    強制的に排出して第2の送泥ポンプ(20)に送り込む
    ようにした請求項3に記載の軟泥の固化処理設備。
  5. 【請求項5】前記第1の送泥ポンプ(4)から混練装置
    (6)への移送管(5)に、開閉弁付きのバイパス用管
    路(27)を接続するとともに、該バイパス用管路(2
    7)の出口を前記中間貯留手段(15)あるいは第2の
    送泥ポンプ(20,20a)より下流の送泥管(21)
    に接続し、第1の送泥ポンプ(4)により圧送される泥
    土を、前記固化剤供給装置(10)および混練装置
    (6)を迂回して送泥できるようにしたことを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれか1項に記載の軟泥の固化処理
    設備。
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