JPH11324155A - 住宅用断熱材ならびにこれを用いた断熱気密壁、断熱気密床、断熱気密屋根および断熱気密天井の施工方法 - Google Patents
住宅用断熱材ならびにこれを用いた断熱気密壁、断熱気密床、断熱気密屋根および断熱気密天井の施工方法Info
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- JPH11324155A JPH11324155A JP10138874A JP13887498A JPH11324155A JP H11324155 A JPH11324155 A JP H11324155A JP 10138874 A JP10138874 A JP 10138874A JP 13887498 A JP13887498 A JP 13887498A JP H11324155 A JPH11324155 A JP H11324155A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧縮による短辺方向の長さの調整が容易、か
つ全体にわたって湾曲する住宅用断熱材と、これを用い
た断熱効果の高い断熱気密壁、断熱気密床、断熱気密屋
根および断熱気密天井の施工方法を提供する。 【解決手段】 住宅用断熱材1は、硬質発泡樹脂から成
り、長方形板状の断熱材本体2に長辺に平行に板面に対
して直角に、切込み深さが板厚の1/2〜3/4、幅が
1.0〜1.5mmの細溝6を板の両面に短辺方向両端
部を除いて複数設ける。この他に一方の面に厚さ5〜1
0mmの凸部4を長辺方向に複数設け、さらに短辺方向
両端部に切込み深さが板厚の1/2〜3/4、幅が1.
0〜1.5mmのスリット5を各1本設けたものが好ま
しい。またこの住宅用断熱材1は柱と間柱となどの部材
間に、短辺方向の長さを押圧調整し、長辺方向に2〜3
箇並べて嵌め込み、部材と断熱材の間および断熱材の間
をシール材で気密に塞ぐ。また必要によって嵌め込んだ
側に凸に湾曲させてもよく、湾曲部は、床板などの板材
で水平に矯正される。
つ全体にわたって湾曲する住宅用断熱材と、これを用い
た断熱効果の高い断熱気密壁、断熱気密床、断熱気密屋
根および断熱気密天井の施工方法を提供する。 【解決手段】 住宅用断熱材1は、硬質発泡樹脂から成
り、長方形板状の断熱材本体2に長辺に平行に板面に対
して直角に、切込み深さが板厚の1/2〜3/4、幅が
1.0〜1.5mmの細溝6を板の両面に短辺方向両端
部を除いて複数設ける。この他に一方の面に厚さ5〜1
0mmの凸部4を長辺方向に複数設け、さらに短辺方向
両端部に切込み深さが板厚の1/2〜3/4、幅が1.
0〜1.5mmのスリット5を各1本設けたものが好ま
しい。またこの住宅用断熱材1は柱と間柱となどの部材
間に、短辺方向の長さを押圧調整し、長辺方向に2〜3
箇並べて嵌め込み、部材と断熱材の間および断熱材の間
をシール材で気密に塞ぐ。また必要によって嵌め込んだ
側に凸に湾曲させてもよく、湾曲部は、床板などの板材
で水平に矯正される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅用断熱材なら
びにそれを用いた断熱気密壁、断熱気密床、断熱気密屋
根および断熱気密天井の施工方法に関する。
びにそれを用いた断熱気密壁、断熱気密床、断熱気密屋
根および断熱気密天井の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、冷暖房用エネルギコストを低減で
きる高気密・高断熱住宅が建設されている。高気密・高
断熱住宅は、居住空間と外部との境界となる壁、床、天
井には隙間なく断熱材を嵌め込む必要がある。断熱材と
してはグラスウールが、気密材としてはポリエチレン製
などの気密シートが一般に用いられる。断熱材を上記境
界、たとえば壁面に施工する際には、断熱材を柱と間柱
および横架材間に嵌め込み、周囲を気密シートてシール
している。
きる高気密・高断熱住宅が建設されている。高気密・高
断熱住宅は、居住空間と外部との境界となる壁、床、天
井には隙間なく断熱材を嵌め込む必要がある。断熱材と
してはグラスウールが、気密材としてはポリエチレン製
などの気密シートが一般に用いられる。断熱材を上記境
界、たとえば壁面に施工する際には、断熱材を柱と間柱
および横架材間に嵌め込み、周囲を気密シートてシール
している。
【0003】この施工方法では、グラスウールの形状か
ら隙間なく、また均一な厚さで、境界を構成する空間に
嵌め込むのは難しく、断熱が不充分になる。また気密シ
ートの施工は、特に角隅部で難しく、気密も不充分にな
る。
ら隙間なく、また均一な厚さで、境界を構成する空間に
嵌め込むのは難しく、断熱が不充分になる。また気密シ
ートの施工は、特に角隅部で難しく、気密も不充分にな
る。
【0004】さらに施工後、冷房時に気密シートの外側
が結露することがある。グラスウールは水分を吸収しや
すいので、結露した水分がグラスウールに吸収されて残
留し、これによって境界を構成する部材を腐食するなど
の悪影響を及ぼす。
が結露することがある。グラスウールは水分を吸収しや
すいので、結露した水分がグラスウールに吸収されて残
留し、これによって境界を構成する部材を腐食するなど
の悪影響を及ぼす。
【0005】前記グラスウール製の断熱材の改良品とし
て、長方形板状に成形した硬質発泡樹脂が用いられる。
このような成型品は、境界を構成する空間の大きさによ
って、幅および長さの調整が必要となる。実開平2−1
3617に記載の成型断熱材60は、図9(1)に示す
ように短辺方向両端部近傍に複数の細溝61,62が板
面に対して垂直に延びており、これによって図9(2)
に示すように両端部近傍で短辺方向の幅を圧縮調整し
て、柱や間柱などの部材間の所定の間隙に断熱材を嵌め
込み、部材間を気密に断熱材で塞いでいる。
て、長方形板状に成形した硬質発泡樹脂が用いられる。
このような成型品は、境界を構成する空間の大きさによ
って、幅および長さの調整が必要となる。実開平2−1
3617に記載の成型断熱材60は、図9(1)に示す
ように短辺方向両端部近傍に複数の細溝61,62が板
面に対して垂直に延びており、これによって図9(2)
に示すように両端部近傍で短辺方向の幅を圧縮調整し
て、柱や間柱などの部材間の所定の間隙に断熱材を嵌め
込み、部材間を気密に断熱材で塞いでいる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】グラスウールから成る
断熱材を用いる場合は、断熱材を部材間に隙間なく嵌め
込むのは難しく、断熱が不充分と成り、また気密シート
の施工、特に柱と梁との接合部のような角隅部で気密が
不充分となる。また従来の成形断熱材は、両端部近傍に
しか細溝が設けられていないため、湾曲の方向を自在に
できずまた全体に湾曲せず、強く押圧すると細溝の箇所
で折れ易く、圧縮による長さの調節が困難で部材間に挿
入し難いという問題がある。
断熱材を用いる場合は、断熱材を部材間に隙間なく嵌め
込むのは難しく、断熱が不充分と成り、また気密シート
の施工、特に柱と梁との接合部のような角隅部で気密が
不充分となる。また従来の成形断熱材は、両端部近傍に
しか細溝が設けられていないため、湾曲の方向を自在に
できずまた全体に湾曲せず、強く押圧すると細溝の箇所
で折れ易く、圧縮による長さの調節が困難で部材間に挿
入し難いという問題がある。
【0007】本発明の目的は、圧縮による短辺方向の長
さの調節が容易、かつ全体にわたって湾曲する住宅用断
熱材を提供することであり、またこの断熱材を用いて、
断熱気密壁、断熱気密床、断熱気密屋根および断熱気密
天井を断熱効果を高めて気密に施工する方法を提供する
ことである。
さの調節が容易、かつ全体にわたって湾曲する住宅用断
熱材を提供することであり、またこの断熱材を用いて、
断熱気密壁、断熱気密床、断熱気密屋根および断熱気密
天井を断熱効果を高めて気密に施工する方法を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、硬質発泡樹脂
から成る長方形板状体の長辺に平行に、板面に対して直
角に、切込み深さが板厚の1/2〜3/4、幅が1.0
〜1.5mmの細溝を板の両面に短辺方向両端部を除い
て複数設けたことを特徴とする住宅用断熱材である。
から成る長方形板状体の長辺に平行に、板面に対して直
角に、切込み深さが板厚の1/2〜3/4、幅が1.0
〜1.5mmの細溝を板の両面に短辺方向両端部を除い
て複数設けたことを特徴とする住宅用断熱材である。
【0009】本発明に従えば、板面の短辺方向両端部を
除いて板状断熱材の両面から細溝が設けられているの
で、細溝を間隔をあけて設けることができて短辺方向両
側から短辺方向の長さを圧縮しても細溝の箇所で折れ難
く、断熱材の幅と等しいか若干小さい部材間に断熱材を
挿入するだけで隅々まで断熱材がいきわたり、施行現場
で長辺方向の切断手間が省ける。さらに板状断熱材を任
意の方向に湾曲させることが可能である。これによって
板状断熱材は、挿入側に凸に挿入し、その凸部を板材で
押圧して部材間を気密に塞ぐことができる。また断熱材
の長さは、取扱いやすいように横架材などの部材の間隔
の1/2〜1/3にされるので、長辺方向両端部と横架
材などの部材との隙間および断熱材相互の隙間は、シー
ル材などで塞ぐ。なお、細溝の深さ、幅などは本発明者
が実験によって前記範囲が最適のものであることを確認
している。
除いて板状断熱材の両面から細溝が設けられているの
で、細溝を間隔をあけて設けることができて短辺方向両
側から短辺方向の長さを圧縮しても細溝の箇所で折れ難
く、断熱材の幅と等しいか若干小さい部材間に断熱材を
挿入するだけで隅々まで断熱材がいきわたり、施行現場
で長辺方向の切断手間が省ける。さらに板状断熱材を任
意の方向に湾曲させることが可能である。これによって
板状断熱材は、挿入側に凸に挿入し、その凸部を板材で
押圧して部材間を気密に塞ぐことができる。また断熱材
の長さは、取扱いやすいように横架材などの部材の間隔
の1/2〜1/3にされるので、長辺方向両端部と横架
材などの部材との隙間および断熱材相互の隙間は、シー
ル材などで塞ぐ。なお、細溝の深さ、幅などは本発明者
が実験によって前記範囲が最適のものであることを確認
している。
【0010】また本発明は、前記長方形板状体の一方の
面に厚さ5〜10mmの凸部を長辺方向に平行に複数列
設け、前記細溝が凸部のない部分に設けられることを特
徴とする。
面に厚さ5〜10mmの凸部を長辺方向に平行に複数列
設け、前記細溝が凸部のない部分に設けられることを特
徴とする。
【0011】本発明に従えば、板状断熱材の一方の面に
は、厚さ5〜10mmの凸部が長辺方向に平行に複数列
設けられる。これによって、壁面や屋根に断熱材を用い
るとき、外壁板や野地板との間に空気層を確保でき、外
壁板と断熱材との間に生ずる湿気を排出し、また野地板
と断熱材との間の加熱空気を排出できる。
は、厚さ5〜10mmの凸部が長辺方向に平行に複数列
設けられる。これによって、壁面や屋根に断熱材を用い
るとき、外壁板や野地板との間に空気層を確保でき、外
壁板と断熱材との間に生ずる湿気を排出し、また野地板
と断熱材との間の加熱空気を排出できる。
【0012】凸部は、板状に形成した発泡樹脂に厚さ5
〜10mmの適宜の大きさの同一材料の板を接着剤で接
着して構成しており、細溝は加熱したニクロム線などを
板状発泡樹脂に押圧して、構成するので凸部には細溝を
設けないことが好ましく、したがって凸部は、一般に短
辺方向両端部と、中央部とに列状に設けられる。
〜10mmの適宜の大きさの同一材料の板を接着剤で接
着して構成しており、細溝は加熱したニクロム線などを
板状発泡樹脂に押圧して、構成するので凸部には細溝を
設けないことが好ましく、したがって凸部は、一般に短
辺方向両端部と、中央部とに列状に設けられる。
【0013】また本発明は、前記長方形板状体の一方の
面には短辺方向両端部に長辺に平行に板面に対して直角
に切込み深さが板厚の1/2〜3/4、幅が1.0〜
1.5mmのスリットを各1本設けたことを特徴とす
る。
面には短辺方向両端部に長辺に平行に板面に対して直角
に切込み深さが板厚の1/2〜3/4、幅が1.0〜
1.5mmのスリットを各1本設けたことを特徴とす
る。
【0014】本発明に従えば、細溝と同じ形状のスリッ
トが、短辺方向両端部に設けられるのでスリット幅だけ
板状断熱材をさらに圧縮でき、板状断熱材の挿入が容易
になる。また柱と間柱などの部材間の間隔が短い場合
は、板状断熱材をスリットの位置で容易に切断すること
もできる。
トが、短辺方向両端部に設けられるのでスリット幅だけ
板状断熱材をさらに圧縮でき、板状断熱材の挿入が容易
になる。また柱と間柱などの部材間の間隔が短い場合
は、板状断熱材をスリットの位置で容易に切断すること
もできる。
【0015】また本発明は、外壁板を取付けた横架材の
間と、柱と間柱との間とに請求項1〜3のいずれかに記
載の断熱材を一方の面が外壁板側になるように上下方向
に2個または3個嵌め込み、断熱材と上下の横架材との
間隙および断熱材相互の間隙にシール材を注入して気密
に塞ぎ、前記断熱材と空間を設けて内壁材を柱と間柱と
に取付けることを特徴とする断熱気密壁の施工方法であ
る。
間と、柱と間柱との間とに請求項1〜3のいずれかに記
載の断熱材を一方の面が外壁板側になるように上下方向
に2個または3個嵌め込み、断熱材と上下の横架材との
間隙および断熱材相互の間隙にシール材を注入して気密
に塞ぎ、前記断熱材と空間を設けて内壁材を柱と間柱と
に取付けることを特徴とする断熱気密壁の施工方法であ
る。
【0016】本発明に従えば、断熱材の幅は柱と間柱と
の間隔に略等しく、長さは横架材の間隔の略1/2〜1
/3に形成され、断熱材と柱および間柱との間隙に、断
熱材が強く押付けられ隙間なく嵌め込まれる。また断熱
材と横架材との間隙および断熱材相互の間隙は、ウレタ
ンなどのシール材が充填される。このため気密シートな
しで容易に気密が確保でき、外壁板からの熱は効率よく
遮断される。また断熱材と内壁材との間は換気用空気通
路として利用できる。特に請求項2の断熱材を用いれ
ば、外壁板と断熱材との間に通気層ができ、万一外壁と
断熱材との間に湿気が生じても、前記通気層を介して拡
散するため、内部で結露せず建物の耐久性を損なわな
い。断熱材の厚みは、柱の厚みよりも薄いため、断熱材
と内壁との間に空気通路ができ、それを利用して、本出
願人が先に出願した特開平9−159205に示す換気
暖房システムが実現できる。
の間隔に略等しく、長さは横架材の間隔の略1/2〜1
/3に形成され、断熱材と柱および間柱との間隙に、断
熱材が強く押付けられ隙間なく嵌め込まれる。また断熱
材と横架材との間隙および断熱材相互の間隙は、ウレタ
ンなどのシール材が充填される。このため気密シートな
しで容易に気密が確保でき、外壁板からの熱は効率よく
遮断される。また断熱材と内壁材との間は換気用空気通
路として利用できる。特に請求項2の断熱材を用いれ
ば、外壁板と断熱材との間に通気層ができ、万一外壁と
断熱材との間に湿気が生じても、前記通気層を介して拡
散するため、内部で結露せず建物の耐久性を損なわな
い。断熱材の厚みは、柱の厚みよりも薄いため、断熱材
と内壁との間に空気通路ができ、それを利用して、本出
願人が先に出願した特開平9−159205に示す換気
暖房システムが実現できる。
【0017】また本発明は、大引きまたは根太に保持部
材を取付け、請求項1または3に記載の断熱材を一方の
面を下にして水平または上に凸になるように大引きまた
は根太間に保持部材によって保持し、断熱材と大引きま
たは根太との間隙および断熱材の相互の間隙にシール材
を注入して気密に塞ぎ、大引きまたは根太に床板を取付
けることを特徴とする断熱気密床の施工方法である。
材を取付け、請求項1または3に記載の断熱材を一方の
面を下にして水平または上に凸になるように大引きまた
は根太間に保持部材によって保持し、断熱材と大引きま
たは根太との間隙および断熱材の相互の間隙にシール材
を注入して気密に塞ぎ、大引きまたは根太に床板を取付
けることを特徴とする断熱気密床の施工方法である。
【0018】本発明に従えば、板状断熱材を水平に保持
するために大引きまたは根太に保持部材が設けられる。
そして板状断熱材は水平または上に凸になるように湾曲
されて大引きまたは根太方向に挿入され、断熱材が大引
きまたは根太の間に強く押付けられ、隙間なく嵌め込ま
れる。また断熱材相互の間隙はシール材で気密に塞がれ
る。板状断熱材は、凸になった部分が床板で水平に押圧
され、床板と板状断熱材との間に隙間ができない。
するために大引きまたは根太に保持部材が設けられる。
そして板状断熱材は水平または上に凸になるように湾曲
されて大引きまたは根太方向に挿入され、断熱材が大引
きまたは根太の間に強く押付けられ、隙間なく嵌め込ま
れる。また断熱材相互の間隙はシール材で気密に塞がれ
る。板状断熱材は、凸になった部分が床板で水平に押圧
され、床板と板状断熱材との間に隙間ができない。
【0019】また本発明は、野地合板に取付けたたる木
の間に請求項1〜3のいずれかに記載の断熱材を一方の
面を上にして嵌め込み、断熱材とたる木との間隙および
断熱材相互の間隙にシール材を注入して気密に塞ぐこと
を特徴とする断熱気密屋根の施工方法である。
の間に請求項1〜3のいずれかに記載の断熱材を一方の
面を上にして嵌め込み、断熱材とたる木との間隙および
断熱材相互の間隙にシール材を注入して気密に塞ぐこと
を特徴とする断熱気密屋根の施工方法である。
【0020】本発明に従えば、断熱材がたる木の間に強
く押付けられ、隙間なく嵌め込めれる。また断熱材相互
の間隙がシール材によって気密に塞がれるので、気密で
断熱効果のよい屋根が形成できる。特に請求項2の断熱
材を用いれば、野地合板と断熱材との間に空気通路がで
き、特に夏期に野地合板と断熱材の野地合板側との空気
が換気棟によって排出される。
く押付けられ、隙間なく嵌め込めれる。また断熱材相互
の間隙がシール材によって気密に塞がれるので、気密で
断熱効果のよい屋根が形成できる。特に請求項2の断熱
材を用いれば、野地合板と断熱材との間に空気通路がで
き、特に夏期に野地合板と断熱材の野地合板側との空気
が換気棟によって排出される。
【0021】また本発明は、天井合板に取付けた天井根
太間に請求項1または3に記載の断熱材を一方の面を上
にして天井に沿ってまたは上に凸になるように嵌め込
み、断熱材と天井根太の間隙および断熱材相互の間隙に
シール材を注入して気密に塞ぐことを特徴とする断熱気
密天井の施工方法である。
太間に請求項1または3に記載の断熱材を一方の面を上
にして天井に沿ってまたは上に凸になるように嵌め込
み、断熱材と天井根太の間隙および断熱材相互の間隙に
シール材を注入して気密に塞ぐことを特徴とする断熱気
密天井の施工方法である。
【0022】本発明に従えば、板状断熱材は天井の形に
沿ってまたは上に凸になるように湾曲されて天井根太間
に挿入され、断熱材が天井根太の間に強く押付けられ、
隙間なく嵌め込まれる。また断熱材相互の間隙がシール
材によって気密に塞がれる。板状断熱材は、凸になった
部分が天井合板で天井の形に沿って押圧され、天井合板
と板状断熱材との間に隙間ができない。
沿ってまたは上に凸になるように湾曲されて天井根太間
に挿入され、断熱材が天井根太の間に強く押付けられ、
隙間なく嵌め込まれる。また断熱材相互の間隙がシール
材によって気密に塞がれる。板状断熱材は、凸になった
部分が天井合板で天井の形に沿って押圧され、天井合板
と板状断熱材との間に隙間ができない。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態によっ
て、より詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形
態の住宅用断熱材1を一方の面側から見た平面図であ
り、図2は短辺方向から見た側面図である。断熱材1
は、発泡ポリスチレンなどの硬質発泡樹脂を板状に形成
した断熱材本体2の一方表面3に、厚さ10mmの発泡
ポリスチレンの板を長手方向に数列(本実施の形態では
3列)接着した凸部4とを含み、本体2の一方の面両端
部には幅が1.0〜1.5mm、本実施の形態では1.
5mm、深さが板厚の1/2のスリット5が設けられ
る。また凸部4の間には、本体2の両面から幅が1.0
mm、深さが板厚の2/3の細溝6が複数本(本実施の
形態では各面に6本、計12本)設けられる。スリット
5および細溝6は、本体1の長手方向に平行である。本
体1は矢符7で示す短辺方向に押圧すると細溝6が押付
けられた状態となり、本実施の形態では最大で約6mm
短辺方向の幅が狭くなる。またいずれか一方の面側を押
圧すると、押圧した側が圧縮し、他の側が細溝が開いた
状態となり湾曲する。特にスリット5が設けてある一方
の面3側を押圧するとさらによく湾曲する。
て、より詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形
態の住宅用断熱材1を一方の面側から見た平面図であ
り、図2は短辺方向から見た側面図である。断熱材1
は、発泡ポリスチレンなどの硬質発泡樹脂を板状に形成
した断熱材本体2の一方表面3に、厚さ10mmの発泡
ポリスチレンの板を長手方向に数列(本実施の形態では
3列)接着した凸部4とを含み、本体2の一方の面両端
部には幅が1.0〜1.5mm、本実施の形態では1.
5mm、深さが板厚の1/2のスリット5が設けられ
る。また凸部4の間には、本体2の両面から幅が1.0
mm、深さが板厚の2/3の細溝6が複数本(本実施の
形態では各面に6本、計12本)設けられる。スリット
5および細溝6は、本体1の長手方向に平行である。本
体1は矢符7で示す短辺方向に押圧すると細溝6が押付
けられた状態となり、本実施の形態では最大で約6mm
短辺方向の幅が狭くなる。またいずれか一方の面側を押
圧すると、押圧した側が圧縮し、他の側が細溝が開いた
状態となり湾曲する。特にスリット5が設けてある一方
の面3側を押圧するとさらによく湾曲する。
【0024】本発明の他の実施の形態として、凸部4を
設けない住宅用断熱材も用いられる。
設けない住宅用断熱材も用いられる。
【0025】図3は本発明の断熱材1を用いた断熱壁1
1の断面図であり、図4は断熱壁11(但し内壁材18
を取付ける前の状態)の正面図である。基礎12上に土
台13が置かれ、図示しないアンカーボルトで基礎に固
定される。土台13上に柱14と間柱15とが建てら
れ、この上に軒げた(平屋の場合)または胴差し(2階
がある場合)16が設けられる。横架材である土台13
と軒げたもしくは胴差し(1階の場合)、または胴差し
と軒げた(2階の場合)に構造用合板で構成された外壁
板17を取付け、柱14、間柱15および横架材13,
16で囲まれた空間に、住宅用断熱材1を嵌め込む。柱
14と間柱15との間隔は、一般工法では約45cmと
なっているので、本発明の断熱材1の幅は、45cmよ
りも若干大きく、また断熱材1の長さは、横架材13,
16の間隔の1/2または1/3に作られる。そして、
両側を図2の矢符7で示すように押圧して縦に2個また
は3個並べて挿入し、断熱材1と横架材13,16の間
隙13a,16aおよび断熱材1相互の間隙1a,1b
はシール材で気密に塞がれる。断熱材1には凸部4が設
けられ、凸部4が外壁板17の内側に当たるようにす
る。断熱材1の厚さは、土台13、軒げた16、柱14
および間柱15の厚さ(図3の左右方向の厚さ)より薄
い。この状態で内壁材18を柱14および間柱15に貼
付ける。これによって断熱材1と外壁材17との間に通
気層19がまた断熱材1と内壁材18との間に空気通路
20ができる。
1の断面図であり、図4は断熱壁11(但し内壁材18
を取付ける前の状態)の正面図である。基礎12上に土
台13が置かれ、図示しないアンカーボルトで基礎に固
定される。土台13上に柱14と間柱15とが建てら
れ、この上に軒げた(平屋の場合)または胴差し(2階
がある場合)16が設けられる。横架材である土台13
と軒げたもしくは胴差し(1階の場合)、または胴差し
と軒げた(2階の場合)に構造用合板で構成された外壁
板17を取付け、柱14、間柱15および横架材13,
16で囲まれた空間に、住宅用断熱材1を嵌め込む。柱
14と間柱15との間隔は、一般工法では約45cmと
なっているので、本発明の断熱材1の幅は、45cmよ
りも若干大きく、また断熱材1の長さは、横架材13,
16の間隔の1/2または1/3に作られる。そして、
両側を図2の矢符7で示すように押圧して縦に2個また
は3個並べて挿入し、断熱材1と横架材13,16の間
隙13a,16aおよび断熱材1相互の間隙1a,1b
はシール材で気密に塞がれる。断熱材1には凸部4が設
けられ、凸部4が外壁板17の内側に当たるようにす
る。断熱材1の厚さは、土台13、軒げた16、柱14
および間柱15の厚さ(図3の左右方向の厚さ)より薄
い。この状態で内壁材18を柱14および間柱15に貼
付ける。これによって断熱材1と外壁材17との間に通
気層19がまた断熱材1と内壁材18との間に空気通路
20ができる。
【0026】図5は、本発明の断熱材1を用いた断熱床
21の断面図である。土地の上につか石22を置き、そ
の上に床づか23が建てられ、複数の床づか23に大引
き24が水平に載せられる。大引き24上には、大引き
24と直角に根太25が設けられ、大引き24と釘など
で締結される。根太25にはL字状の保持部材26が取
付けられ、根太25の間に断熱材1が嵌め込まれる。根
太25の間隔は一般には約45cmにされているので断
熱材1は、図2の矢符7方向に押圧して根太25間に水
平または上に凸になるように縦に複数個並べて嵌め込
み、断熱材1と根太25の間隙および断熱材1相互の間
隔をシール材で気密に塞ぎ、その上に床板27を根太2
5に釘などで取付ける。断熱材1は上に凸になっている
場合床板27で押付けられ、断熱材1の幅方向と根太2
5との間を気密に塞ぐ。断熱床21に用いる断熱材1
は、一方の面3に凸部4のないものとする。
21の断面図である。土地の上につか石22を置き、そ
の上に床づか23が建てられ、複数の床づか23に大引
き24が水平に載せられる。大引き24上には、大引き
24と直角に根太25が設けられ、大引き24と釘など
で締結される。根太25にはL字状の保持部材26が取
付けられ、根太25の間に断熱材1が嵌め込まれる。根
太25の間隔は一般には約45cmにされているので断
熱材1は、図2の矢符7方向に押圧して根太25間に水
平または上に凸になるように縦に複数個並べて嵌め込
み、断熱材1と根太25の間隙および断熱材1相互の間
隔をシール材で気密に塞ぎ、その上に床板27を根太2
5に釘などで取付ける。断熱材1は上に凸になっている
場合床板27で押付けられ、断熱材1の幅方向と根太2
5との間を気密に塞ぐ。断熱床21に用いる断熱材1
は、一方の面3に凸部4のないものとする。
【0027】図6は、屋根30と天井40との構成を示
す断面図である。屋根30は、概略的に棟木31、およ
び軒げた16と、これらの上にこれらと直角に設けられ
たたる木34と、たる木の上に張られた野地板35と、
野地板35の上の図示しない瓦などの防水部材とから構
成される。天井40は、概略的に軒げた16間にわたさ
れた小屋ばり41と、小屋ばり41にこれと直角に設け
られた天井根太42と、天井根太42から吊られた野縁
43に張られた天井板44と、天井根太42に張られた
天井合板45と、棟木31と小屋ばり41とを繋ぐ小屋
づか46とから構成される。そしてこれらの部材は、
釘、金物などの締結部材で締結される。
す断面図である。屋根30は、概略的に棟木31、およ
び軒げた16と、これらの上にこれらと直角に設けられ
たたる木34と、たる木の上に張られた野地板35と、
野地板35の上の図示しない瓦などの防水部材とから構
成される。天井40は、概略的に軒げた16間にわたさ
れた小屋ばり41と、小屋ばり41にこれと直角に設け
られた天井根太42と、天井根太42から吊られた野縁
43に張られた天井板44と、天井根太42に張られた
天井合板45と、棟木31と小屋ばり41とを繋ぐ小屋
づか46とから構成される。そしてこれらの部材は、
釘、金物などの締結部材で締結される。
【0028】図7は、図6の切断線VII−VIIで切
断した断熱屋根30の断面図である。たる木34には野
地合板35が取付けられ、たる木34の間に断熱材1が
凸部4を上にして縦に複数個並べて嵌め込まれ、たる木
34と断熱材1との間隙および断熱材1相互の間隙がシ
ール材によって気密に塞がれる。これによって野地合板
35と断熱材1との間に空気通路37が確保される。
断した断熱屋根30の断面図である。たる木34には野
地合板35が取付けられ、たる木34の間に断熱材1が
凸部4を上にして縦に複数個並べて嵌め込まれ、たる木
34と断熱材1との間隙および断熱材1相互の間隙がシ
ール材によって気密に塞がれる。これによって野地合板
35と断熱材1との間に空気通路37が確保される。
【0029】断熱天井40は、図6に示すように天井根
太42間に断熱材1が水平(傾斜した天井にあっては天
井の傾斜に沿った傾斜、以下同じ)または上に凸に湾曲
した状態で縦に複数個並べて嵌め込まれ、天井根太42
と断熱材との間隙および断熱材1相互の間隙がシール材
によって気密に塞がれ、天井合板45が釘などで天井根
太42に取付けられる。断熱材1が上に凸に湾曲してい
る場合、断熱材1は天井合板45によって水平になるよ
うに押圧される。断熱天井40に用いる断熱材1は凸部
4のないものとする。
太42間に断熱材1が水平(傾斜した天井にあっては天
井の傾斜に沿った傾斜、以下同じ)または上に凸に湾曲
した状態で縦に複数個並べて嵌め込まれ、天井根太42
と断熱材との間隙および断熱材1相互の間隙がシール材
によって気密に塞がれ、天井合板45が釘などで天井根
太42に取付けられる。断熱材1が上に凸に湾曲してい
る場合、断熱材1は天井合板45によって水平になるよ
うに押圧される。断熱天井40に用いる断熱材1は凸部
4のないものとする。
【0030】前記各部材と断熱材1との間隙および断熱
材1相互の間隙を塞ぐシール材としては、ウレタン樹脂
などの充填剤が好適に用いられる。
材1相互の間隙を塞ぐシール材としては、ウレタン樹脂
などの充填剤が好適に用いられる。
【0031】図8は、気密断熱住宅の空気の流れを模式
的に示す断面図である。床断熱がされる場合、断熱床2
1は、床板27が断熱材1に密着しているので、床板2
7は記載が省略してある。また屋根30または天井40
のどちらか一方が断熱構造となっていればよいが、図8
は双方が断熱構造となっている。なお、気密構造の床下
空間64が設けられている場合は、新鮮な空気は給気口
51から熱交換気ユニット52を通り床下空間64を介
して空気通路に新鮮な空気が送られ、冬期には床下空間
64に設けられた暖房ユニット53が稼働される。居住
空間50で汚れた空気は、廊下や便所などの非居住空間
54から、熱交換気ユニット52を介して排気口55か
ら排出される。このようにして気密断熱住宅の換気が行
われる。図8では、床21が断熱構造になっており、床
下空間64が断熱構造になっているが、これらはいずれ
か一方でよい。
的に示す断面図である。床断熱がされる場合、断熱床2
1は、床板27が断熱材1に密着しているので、床板2
7は記載が省略してある。また屋根30または天井40
のどちらか一方が断熱構造となっていればよいが、図8
は双方が断熱構造となっている。なお、気密構造の床下
空間64が設けられている場合は、新鮮な空気は給気口
51から熱交換気ユニット52を通り床下空間64を介
して空気通路に新鮮な空気が送られ、冬期には床下空間
64に設けられた暖房ユニット53が稼働される。居住
空間50で汚れた空気は、廊下や便所などの非居住空間
54から、熱交換気ユニット52を介して排気口55か
ら排出される。このようにして気密断熱住宅の換気が行
われる。図8では、床21が断熱構造になっており、床
下空間64が断熱構造になっているが、これらはいずれ
か一方でよい。
【0032】断熱壁11は、構造用合板である外壁板1
7と断熱材1との間にも通気層19を設けることが好ま
しく、この通気層19は、断熱材1の外面に発生する湿
気を排出するのに利用される。湿式工法では、外壁板1
7の外側が透湿タイプのモルタル仕上げされる。乾式工
法では外壁板17の外に、さらに縦胴縁を介して壁板6
0を設け、外壁板17と壁板60との間に通気層61が
設けられ、壁板60が太陽熱などで熱せられると通気層
61にドラフトが生じ、熱せられた空気が通気層61か
ら屋根裏62に入り、換気棟63から外部に排出され
る。
7と断熱材1との間にも通気層19を設けることが好ま
しく、この通気層19は、断熱材1の外面に発生する湿
気を排出するのに利用される。湿式工法では、外壁板1
7の外側が透湿タイプのモルタル仕上げされる。乾式工
法では外壁板17の外に、さらに縦胴縁を介して壁板6
0を設け、外壁板17と壁板60との間に通気層61が
設けられ、壁板60が太陽熱などで熱せられると通気層
61にドラフトが生じ、熱せられた空気が通気層61か
ら屋根裏62に入り、換気棟63から外部に排出され
る。
【0033】屋根30が断熱構造の場合、太陽熱によっ
て防水部材を介して野地合板35が加熱されると、野地
合板35と断熱材1との間の空気通路37にドラフトが
生じ、この空気通路37を通って換気棟63から外部に
排出される。天井40が断熱構造の場合、屋根裏62へ
は、湿式工法では、軒板に設けられた換気孔65から空
気が供給され、乾式工法では通気層61および換気孔6
5から空気が供給され、換気棟63から外部に排出する
ことで屋根裏62の換気が行われる。
て防水部材を介して野地合板35が加熱されると、野地
合板35と断熱材1との間の空気通路37にドラフトが
生じ、この空気通路37を通って換気棟63から外部に
排出される。天井40が断熱構造の場合、屋根裏62へ
は、湿式工法では、軒板に設けられた換気孔65から空
気が供給され、乾式工法では通気層61および換気孔6
5から空気が供給され、換気棟63から外部に排出する
ことで屋根裏62の換気が行われる。
【0034】
【発明の効果】本発明による住宅用断熱材は、長辺と平
行に板の両面から板面に垂直に複数の細溝が設けられて
いるので、短辺方向の長さの圧縮が容易であり、柱と間
柱などの部材間の寸法の微調整をして、部材間に嵌め込
むことが容易にできる。また任意の方向に湾曲も自在で
あり、部材間に嵌め込んだ後、その上に取付ける板材で
湾曲を矯正することができる。これによって断熱材自体
の弾発力とシート材の充填とによって気密性が保たれ、
その結果気密シートが不要となり、工程が簡略化され
る。
行に板の両面から板面に垂直に複数の細溝が設けられて
いるので、短辺方向の長さの圧縮が容易であり、柱と間
柱などの部材間の寸法の微調整をして、部材間に嵌め込
むことが容易にできる。また任意の方向に湾曲も自在で
あり、部材間に嵌め込んだ後、その上に取付ける板材で
湾曲を矯正することができる。これによって断熱材自体
の弾発力とシート材の充填とによって気密性が保たれ、
その結果気密シートが不要となり、工程が簡略化され
る。
【0035】また本発明による住宅用断熱部材は、一方
の面に凸部が設けられているので、外壁と断熱材との間
に均一な通気層ができ、壁内の湿気の排出や断熱層とし
てより一層の効果が得られる。また断熱材の厚さと柱や
間柱の厚さの関係で空気通路ができ、先に出願した特開
平9−159205の換気暖房システムが実現できる。
の面に凸部が設けられているので、外壁と断熱材との間
に均一な通気層ができ、壁内の湿気の排出や断熱層とし
てより一層の効果が得られる。また断熱材の厚さと柱や
間柱の厚さの関係で空気通路ができ、先に出願した特開
平9−159205の換気暖房システムが実現できる。
【0036】また本発明による住宅用断熱部材は、短辺
方向両端部にそれぞれ1つの細溝より幅の広いスリット
が設けられているので、湾曲がさらに容易となり、また
スリット位置で容易に断熱材を切断できる。
方向両端部にそれぞれ1つの細溝より幅の広いスリット
が設けられているので、湾曲がさらに容易となり、また
スリット位置で容易に断熱材を切断できる。
【0037】また本発明による住宅用断熱材は、断熱気
密壁、断熱気密床、断熱気密屋根および断熱気密天井に
好都合に用いることができ、断熱気密住宅の断熱効率を
一層向上することができる。
密壁、断熱気密床、断熱気密屋根および断熱気密天井に
好都合に用いることができ、断熱気密住宅の断熱効率を
一層向上することができる。
【図1】本発明の一実施の形態の住宅用断熱材1の平面
図である。
図である。
【図2】住宅用断熱材1の短辺方向の側面図である。
【図3】本発明の施工方法で形成した断熱気密壁11の
一例の断面図である。
一例の断面図である。
【図4】断熱壁11の内壁18を取付ける前の側面図で
ある。
ある。
【図5】本発明の施工方法で形成した断熱気密床21の
一例の断面図である。
一例の断面図である。
【図6】屋根30と天井40との概略の構成を示す断面
図である。
図である。
【図7】本発明の施工方法で形成した断熱気密屋根30
の一例の断面図である。
の一例の断面図である。
【図8】断熱住宅の空気の流れを示す断面図である。
【図9】従来技術の住宅用断熱材60の側面図である。
1 住宅用断熱材 2 断熱材本体 4 凸部 5 スリット 6 細溝 11 断熱気密壁 14 柱 15 間柱 17 外壁板 18 内壁板 21 断熱気密床 24 大引き 25 根太 27 床板 30 断熱気密屋根 34 たる木 35 野地合板 40 断熱気密天井 41 小屋ばり 42 天井根太 43 野縁 44 天井板 45 天井合板 50 居住空間 62 天井裏 64 床下空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 亘 大阪府大阪市中央区備後町三丁目6番14号 大阪ガス住宅設備株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 硬質発泡樹脂から成る長方形板状体の長
辺に平行に、板面に対して直角に、切込み深さが板厚の
1/2〜3/4、幅が1.0〜1.5mmの細溝を板の
両面に短辺方向両端部を除いて複数設けたことを特徴と
する住宅用断熱材。 - 【請求項2】 前記長方形板状体の一方の面に厚さ5〜
10mmの凸部を長辺方向に平行に複数列設け、前記細
溝が凸部のない部分に設けられることを特徴とする請求
項1記載の住宅用断熱材。 - 【請求項3】 前記長方形板状体の一方の面には短辺方
向両端部に長辺に平行に板面に対して直角に切込み深さ
が板厚の1/2〜3/4、幅が1.0〜1.5mmのス
リットを各1本設けたことを特徴とする請求項1または
2記載の住宅用断熱材。 - 【請求項4】 外壁板を取付けた横架材の間と、柱と間
柱との間とに請求項1〜3のいずれかに記載の断熱材を
一方の面が外壁板側になるように上下方向に2個または
3個嵌め込み、断熱材と上下の横架材との間隙および断
熱材相互の間隙にシール材を注入して気密に塞ぎ、前記
断熱材と空間を設けて内壁材を柱と間柱とに取付けるこ
とを特徴とする断熱気密壁の施工方法。 - 【請求項5】 大引きまたは根太に保持部材を取付け、
請求項1または3に記載の断熱材を一方の面を下にして
水平または上に凸になるように大引きまたは根太間に保
持部材によって保持し、断熱材と大引きまたは根太との
間隙および断熱材の相互の間隙にシール材を注入して気
密に塞ぎ、大引きまたは根太に床板を取付けることを特
徴とする断熱気密床の施工方法。 - 【請求項6】 野地合板に取付けたたる木の間に請求項
1〜3のいずれかに記載の断熱材を一方の面を上にして
嵌め込み、断熱材とたる木との間隙および断熱材相互の
間隙にシール材を注入して気密に塞ぐことを特徴とする
断熱気密屋根の施工方法。 - 【請求項7】 天井合板に取付けた天井根太間に請求項
1または3に記載の断熱材を一方の面を上にして天井に
沿ってまたは上に凸になるように嵌め込み、断熱材と天
井根太の間隙および断熱材相互の間隙にシール材を注入
して気密に塞ぐことを特徴とする断熱気密天井の施工方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10138874A JPH11324155A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 住宅用断熱材ならびにこれを用いた断熱気密壁、断熱気密床、断熱気密屋根および断熱気密天井の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10138874A JPH11324155A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 住宅用断熱材ならびにこれを用いた断熱気密壁、断熱気密床、断熱気密屋根および断熱気密天井の施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11324155A true JPH11324155A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=15232138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10138874A Pending JPH11324155A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 住宅用断熱材ならびにこれを用いた断熱気密壁、断熱気密床、断熱気密屋根および断熱気密天井の施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11324155A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006112210A (ja) * | 2003-11-19 | 2006-04-27 | Kenko House:Kk | 屋内環境改善建物 |
| JP2008038584A (ja) * | 2005-09-12 | 2008-02-21 | Kenko House:Kk | エコ住宅 |
| US7443101B2 (en) | 1998-10-09 | 2008-10-28 | Azoteq Pty Ltd. | Intelligent electrical switching device including a touch sensor switch |
-
1998
- 1998-05-20 JP JP10138874A patent/JPH11324155A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7443101B2 (en) | 1998-10-09 | 2008-10-28 | Azoteq Pty Ltd. | Intelligent electrical switching device including a touch sensor switch |
| JP2006112210A (ja) * | 2003-11-19 | 2006-04-27 | Kenko House:Kk | 屋内環境改善建物 |
| JP2008038584A (ja) * | 2005-09-12 | 2008-02-21 | Kenko House:Kk | エコ住宅 |
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