JPH1132431A - パワーオンリセット回路 - Google Patents
パワーオンリセット回路Info
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- JPH1132431A JPH1132431A JP9185307A JP18530797A JPH1132431A JP H1132431 A JPH1132431 A JP H1132431A JP 9185307 A JP9185307 A JP 9185307A JP 18530797 A JP18530797 A JP 18530797A JP H1132431 A JPH1132431 A JP H1132431A
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims 1
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- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のパワーオンリセット回路は電源電圧の
立ち上がり速度や電源電圧の大きさがばらつきや変化に
大きく依存し、電源電圧の立ち上がり速度が遅くなった
り電源電圧が小さくなると動作を行なえなくなるという
課題があり、用いる回路システムの電源に依存するため
に汎用性に欠ける。 【解決手段】 パワーオンリセット回路は、コンデンサ
と電源電圧の増加とともに抵抗値が単調に変化する可変
抵抗とを有し、コンデンサは可変抵抗より極めて大きな
抵抗値を有するので出力信号が電源電圧の立ち上がり速
度のばらつきや大きな変化にまったく依存しない。
立ち上がり速度や電源電圧の大きさがばらつきや変化に
大きく依存し、電源電圧の立ち上がり速度が遅くなった
り電源電圧が小さくなると動作を行なえなくなるという
課題があり、用いる回路システムの電源に依存するため
に汎用性に欠ける。 【解決手段】 パワーオンリセット回路は、コンデンサ
と電源電圧の増加とともに抵抗値が単調に変化する可変
抵抗とを有し、コンデンサは可変抵抗より極めて大きな
抵抗値を有するので出力信号が電源電圧の立ち上がり速
度のばらつきや大きな変化にまったく依存しない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯機器において
電源供給を周期的に停止する機能を有する携帯電話やP
HSなどに代表される移動体通信機器の基準信号源とし
て用いる温度補償型水晶発振器において、電源投入時な
どに回路システムの初期状態を設定するパワーオンリセ
ット回路の構成に関するものである。
電源供給を周期的に停止する機能を有する携帯電話やP
HSなどに代表される移動体通信機器の基準信号源とし
て用いる温度補償型水晶発振器において、電源投入時な
どに回路システムの初期状態を設定するパワーオンリセ
ット回路の構成に関するものである。
【0002】
[背景説明の説明]近年、携帯電話やPHSなどの移動
体通信機器に搭載するデジタル温度補償型水晶発振器な
どのような電子機器部品の電源電圧を低くして動作時の
消費電力を下げることで、携帯機器の動作時間を長くす
る要望が大きい。
体通信機器に搭載するデジタル温度補償型水晶発振器な
どのような電子機器部品の電源電圧を低くして動作時の
消費電力を下げることで、携帯機器の動作時間を長くす
る要望が大きい。
【0003】さらに、一般の電子機器と同様に、移動体
通信機器においては、電源スイッチを“オン”や“オ
フ”することにより、動作時間と待機時間を分けること
ができる。このため、待機時間には完全に動作を停止す
ることで消費電力をほとんどゼロにすることができる。
通信機器においては、電源スイッチを“オン”や“オ
フ”することにより、動作時間と待機時間を分けること
ができる。このため、待機時間には完全に動作を停止す
ることで消費電力をほとんどゼロにすることができる。
【0004】しかしながら、携帯電話の場合は、動作時
間においては通話時間と待ち受け時間があり、待機時間
のように待ち受け時間に電源スイッチを“オフ”し動作
を完全に停止することはできない。さらに、携帯電話は
通話時間よりも待ち受け時間の方が長い時間を占めるた
めに、待ち受け時間の消費電力により携帯電話を使用で
きる時間が決まる。
間においては通話時間と待ち受け時間があり、待機時間
のように待ち受け時間に電源スイッチを“オフ”し動作
を完全に停止することはできない。さらに、携帯電話は
通話時間よりも待ち受け時間の方が長い時間を占めるた
めに、待ち受け時間の消費電力により携帯電話を使用で
きる時間が決まる。
【0005】ここで、待ち受け時間の消費電力を下げる
ために、待ち受け時間内においてもさらに動作時間と待
機時間があり、以下これらの時間を待ち受け動作時間と
待ち受け待機時間と記述する。待ち受け動作時間には移
動体通信機器に信号が送信されているかどうかの着信確
認をおこない、信号が送信されていることを確認すると
動作時間である通話時間になる。
ために、待ち受け時間内においてもさらに動作時間と待
機時間があり、以下これらの時間を待ち受け動作時間と
待ち受け待機時間と記述する。待ち受け動作時間には移
動体通信機器に信号が送信されているかどうかの着信確
認をおこない、信号が送信されていることを確認すると
動作時間である通話時間になる。
【0006】しかし、待ち受け動作時間で信号が送信さ
れていることの確認ができないと、再び待ち受け待機時
間になる。この待ち受け待機時間では、消費電力を可能
な限り少なくするために、経過時間の計測をおこなう回
路以外の回路に対する電源電圧供給を停止する。
れていることの確認ができないと、再び待ち受け待機時
間になる。この待ち受け待機時間では、消費電力を可能
な限り少なくするために、経過時間の計測をおこなう回
路以外の回路に対する電源電圧供給を停止する。
【0007】つまり、移動体通信機器は待ち受け時間内
において、待ち受け動作時間と待ち受け待機時間とを繰
り返しおこない待ち受け動作時間にのみ信号の送信を確
認して通話時間に切り替わり、信号の送信が確認されな
い場合は待ち受け待機時間に戻る。
において、待ち受け動作時間と待ち受け待機時間とを繰
り返しおこない待ち受け動作時間にのみ信号の送信を確
認して通話時間に切り替わり、信号の送信が確認されな
い場合は待ち受け待機時間に戻る。
【0008】このように、待ち受け時間内においても動
作時間と待機時間を交互におこなうので、待ち受け待機
時間から待ち受け動作時間に移行するときに、待ち受け
待機時間に電源電圧供給を停止していた回路に対して電
源電圧供給を開始する。
作時間と待機時間を交互におこなうので、待ち受け待機
時間から待ち受け動作時間に移行するときに、待ち受け
待機時間に電源電圧供給を停止していた回路に対して電
源電圧供給を開始する。
【0009】このとき、電源電圧供給を開始してから回
路システムの初期状態を設定するためにパワーオンリセ
ット回路を用いるが、このパワーオンリセット回路が電
源電圧供給の立ち上がりや電源電圧の大きさに依存する
と回路システムを安定な状態で起動できなくなる。
路システムの初期状態を設定するためにパワーオンリセ
ット回路を用いるが、このパワーオンリセット回路が電
源電圧供給の立ち上がりや電源電圧の大きさに依存する
と回路システムを安定な状態で起動できなくなる。
【0010】そして、電源電圧供給を開始してから安定
した動作状態になり信号の着信確認をおこなえるように
なるまでに時間がかかりすぎると、結果的に、待ち受け
動作時間が長くなってしまい、待ち受け時間における消
費電力も大きくなる。
した動作状態になり信号の着信確認をおこなえるように
なるまでに時間がかかりすぎると、結果的に、待ち受け
動作時間が長くなってしまい、待ち受け時間における消
費電力も大きくなる。
【0011】このように、待ち受け時間における消費電
力を下げるためには、移動体通信機器に使用する電子機
器部品に対し動作補償している電源電圧内で、どのよう
な立ち上がりでも電源電圧供給を開始してから短時間で
安定した状態になる仕様が要求される。
力を下げるためには、移動体通信機器に使用する電子機
器部品に対し動作補償している電源電圧内で、どのよう
な立ち上がりでも電源電圧供給を開始してから短時間で
安定した状態になる仕様が要求される。
【0012】[従来技術の説明:図7]つぎに図7を用
いて従来技術におけるパワーオンリセット回路の構成を
説明する。図7は従来技術のパワーオンリセット回路P
を示す回路図である。
いて従来技術におけるパワーオンリセット回路の構成を
説明する。図7は従来技術のパワーオンリセット回路P
を示す回路図である。
【0013】図7に示す従来技術のパワーオンリセット
回路Pの構成は、コンデンサCと抵抗Rが高電位側電源
VDDと低電位側電源VSSの間で直列に接続し、コン
デンサCと抵抗Rの接続点がインバータINVの入力に
接続し、インバータINVの出力を信号出力部OUTと
する。また、図7においてはコンデンサCが高電位側電
源VDD側に接続し、抵抗Rが低電位側電源VSS側に
接続する構成になっているが、コンデンサCと抵抗Rを
入れ替えて抵抗Rが高電位側電源VDD側に接続し、コ
ンデンサCが低電位側電源VSS側に接続する構成もあ
る。
回路Pの構成は、コンデンサCと抵抗Rが高電位側電源
VDDと低電位側電源VSSの間で直列に接続し、コン
デンサCと抵抗Rの接続点がインバータINVの入力に
接続し、インバータINVの出力を信号出力部OUTと
する。また、図7においてはコンデンサCが高電位側電
源VDD側に接続し、抵抗Rが低電位側電源VSS側に
接続する構成になっているが、コンデンサCと抵抗Rを
入れ替えて抵抗Rが高電位側電源VDD側に接続し、コ
ンデンサCが低電位側電源VSS側に接続する構成もあ
る。
【0014】つぎに図7に示す従来技術のパワーオンリ
セット回路Pの動作について説明する。ただし、高電位
側電源VDDの電位を“ハイ”とし、低電位側電位VS
Sを“ロウ”と呼ぶ。
セット回路Pの動作について説明する。ただし、高電位
側電源VDDの電位を“ハイ”とし、低電位側電位VS
Sを“ロウ”と呼ぶ。
【0015】電源電圧供給を開始すると、初期状態にお
いては、コンデンサCに高電位側電源VDDの電位であ
る電荷が充電し、インバータINVには“ハイ”信号が
入力し、インバータINVの出力である信号信号出力部
OUTは“ロウ”信号を出力する。
いては、コンデンサCに高電位側電源VDDの電位であ
る電荷が充電し、インバータINVには“ハイ”信号が
入力し、インバータINVの出力である信号信号出力部
OUTは“ロウ”信号を出力する。
【0016】つぎに、コンデンサCに充電している高電
位側電源VDDの電位である電荷は抵抗Rを介して低電
位側電源VSSに放電し、インバータINVに入力する
信号レベルは“ハイ”信号から“ロウ”信号に変化し、
インバータINVの出力である信号信号出力部OUTは
“ハイ”信号を出力する。このとき、信号信号出力部O
UTにおける信号レベルが“ロウ”信号から“ハイ”信
号に反転するのは、入力信号がインバータINVのスレ
ショルド電位を通過するときである。
位側電源VDDの電位である電荷は抵抗Rを介して低電
位側電源VSSに放電し、インバータINVに入力する
信号レベルは“ハイ”信号から“ロウ”信号に変化し、
インバータINVの出力である信号信号出力部OUTは
“ハイ”信号を出力する。このとき、信号信号出力部O
UTにおける信号レベルが“ロウ”信号から“ハイ”信
号に反転するのは、入力信号がインバータINVのスレ
ショルド電位を通過するときである。
【0017】ここで、従来技術のパワーオンリセット回
路Pの信号信号出力部OUTにおける信号レベルが“ロ
ウ”信号の間に回路システムの初期状態を設定するよう
に周辺回路のロジックを設計すると、電源供給を開始し
てから従来技術のパワーオンリセット回路Pの信号信号
出力部OUTにおける信号レベルが“ロウ”信号から
“ハイ”信号に反転する間に回路システムの初期状態を
設定できる。
路Pの信号信号出力部OUTにおける信号レベルが“ロ
ウ”信号の間に回路システムの初期状態を設定するよう
に周辺回路のロジックを設計すると、電源供給を開始し
てから従来技術のパワーオンリセット回路Pの信号信号
出力部OUTにおける信号レベルが“ロウ”信号から
“ハイ”信号に反転する間に回路システムの初期状態を
設定できる。
【0018】従来技術のパワーオンリセット回路Pが回
路システムの初期状態を設定するためには、パワーオン
リセット回路Pの信号信号出力部OUTにおける信号レ
ベルが必ず“ロウ”信号になり、電源電圧の立ち上がり
に従って“ハイ”信号に反転する必要があり、回路シス
テムの初期状態を確実に設定するためには電源電圧の立
ち上がりと従来技術のパワーオンリセット回路Pの信号
信号出力部OUTにおける信号レベルが“ロウ”信号か
ら“ハイ”信号に反転するタイミングが重要である。
路システムの初期状態を設定するためには、パワーオン
リセット回路Pの信号信号出力部OUTにおける信号レ
ベルが必ず“ロウ”信号になり、電源電圧の立ち上がり
に従って“ハイ”信号に反転する必要があり、回路シス
テムの初期状態を確実に設定するためには電源電圧の立
ち上がりと従来技術のパワーオンリセット回路Pの信号
信号出力部OUTにおける信号レベルが“ロウ”信号か
ら“ハイ”信号に反転するタイミングが重要である。
【0019】従来技術のパワーオンリセット回路Pの信
号信号出力部OUTにおける信号レベルが“ロウ”信号
から“ハイ”信号に反転するタイミングは、抵抗Rの抵
抗値やコンデンサCの容量値やインバータINVのスレ
ッショルド電圧を変えることによりある程度任意に変え
られる。このとき、インバータINVのスレッショルド
電圧はこのインバータINVを構成するPチャンネルM
OSトランジスタとNチャンネルMOSトランジスタの
サイズやスレッショルド電圧を変えることで調節でき
る。
号信号出力部OUTにおける信号レベルが“ロウ”信号
から“ハイ”信号に反転するタイミングは、抵抗Rの抵
抗値やコンデンサCの容量値やインバータINVのスレ
ッショルド電圧を変えることによりある程度任意に変え
られる。このとき、インバータINVのスレッショルド
電圧はこのインバータINVを構成するPチャンネルM
OSトランジスタとNチャンネルMOSトランジスタの
サイズやスレッショルド電圧を変えることで調節でき
る。
【0020】たとえば、電源電圧の立ち上がり速度とイ
ンバータINVのスレッショルド電圧が一定である場合
を考えると、電源電圧供給を開始する初期状態において
はコンデンサCに高電位側電源VDDの電位である電荷
が充電する。このとき、コンデンサCの容量値が大きく
なればコンデンサCに充電する電荷量は増え、コンデン
サCの容量値が小さくなればコンデンサCに充電する電
荷量は減り、コンデンサCの容量値によりこのコンデン
サCに充電する電荷量を増減できる。
ンバータINVのスレッショルド電圧が一定である場合
を考えると、電源電圧供給を開始する初期状態において
はコンデンサCに高電位側電源VDDの電位である電荷
が充電する。このとき、コンデンサCの容量値が大きく
なればコンデンサCに充電する電荷量は増え、コンデン
サCの容量値が小さくなればコンデンサCに充電する電
荷量は減り、コンデンサCの容量値によりこのコンデン
サCに充電する電荷量を増減できる。
【0021】つぎにコンデンサCに充電している高電位
側電源VDDの電位である電荷は、抵抗Rを介して低電
位側電源VSSに放電する。このとき、抵抗Rの抵抗値
が大きくなればコンデンサCから抵抗Rを介して電荷を
放電しきるまでの時間が長くなり、抵抗Rの抵抗値が小
さくなればコンデンサCから抵抗Rを介して電荷を放電
しきるまでの時間が短くなる。これは、コンデンサCに
充電している高電位側電源VDDの電位である電荷は電
流として低電位側電源VSSに放電するのために、コン
デンサCと低電位側電源VSSの間に設ける抵抗Rの大
きさにより電流量を制限するからである。
側電源VDDの電位である電荷は、抵抗Rを介して低電
位側電源VSSに放電する。このとき、抵抗Rの抵抗値
が大きくなればコンデンサCから抵抗Rを介して電荷を
放電しきるまでの時間が長くなり、抵抗Rの抵抗値が小
さくなればコンデンサCから抵抗Rを介して電荷を放電
しきるまでの時間が短くなる。これは、コンデンサCに
充電している高電位側電源VDDの電位である電荷は電
流として低電位側電源VSSに放電するのために、コン
デンサCと低電位側電源VSSの間に設ける抵抗Rの大
きさにより電流量を制限するからである。
【0022】つまり、抵抗RとコンデンサCが高電位側
電源VDDと低電位側電源VSSの間で直列に接続し、
抵抗Rが高電位側電源VDD側に接続しコンデンサCが
低電位側電源VSS側に接続する構成する場合、抵抗R
とコンデンサCの接続点の電位は抵抗Rの抵抗値とコン
デンサCの容量値との積で定義する時定数に従って変化
する。
電源VDDと低電位側電源VSSの間で直列に接続し、
抵抗Rが高電位側電源VDD側に接続しコンデンサCが
低電位側電源VSS側に接続する構成する場合、抵抗R
とコンデンサCの接続点の電位は抵抗Rの抵抗値とコン
デンサCの容量値との積で定義する時定数に従って変化
する。
【0023】このため、電源電圧の立ち上がり速度とイ
ンバータINVのスレッショルド電圧が一定である場
合、抵抗RとコンデンサCの接続点における電位、つま
りインバータINVに対する入力信号の電位が、高電位
側電源VDDの電位から低電位側電源VSSの電位に変
化する間にインバータINVのスレッショルド電圧を通
過するタイミングを変えられる。
ンバータINVのスレッショルド電圧が一定である場
合、抵抗RとコンデンサCの接続点における電位、つま
りインバータINVに対する入力信号の電位が、高電位
側電源VDDの電位から低電位側電源VSSの電位に変
化する間にインバータINVのスレッショルド電圧を通
過するタイミングを変えられる。
【0024】また、電源電圧の立ち上がり速度と抵抗R
の抵抗値とコンデンサCの容量値が一定である場合を考
えると、インバータINVのスレッショルド電圧を変え
ることで抵抗RとコンデンサCの接続点における電位で
あるインバータINVの入力電位に対する信号信号出力
部OUTの信号レベルが反転するタイミングを調整でき
る。
の抵抗値とコンデンサCの容量値が一定である場合を考
えると、インバータINVのスレッショルド電圧を変え
ることで抵抗RとコンデンサCの接続点における電位で
あるインバータINVの入力電位に対する信号信号出力
部OUTの信号レベルが反転するタイミングを調整でき
る。
【0025】すなわち、従来技術のパワーオンリセット
回路Pの信号信号出力部OUTにおける信号レベルが
“ロウ”信号から“ハイ”信号に反転するタイミング
は、従来技術のパワーオンリセット回路Pを構成する抵
抗RとコンデンサCとインバータINVによりある程度
任意に変えることができ、従来技術のパワーオンリセッ
ト回路Pを用いる回路システムに適した抵抗値や容量値
やスレッショルド電圧を選択すれば、電源供給の開始時
における初期状態を設定できる。
回路Pの信号信号出力部OUTにおける信号レベルが
“ロウ”信号から“ハイ”信号に反転するタイミング
は、従来技術のパワーオンリセット回路Pを構成する抵
抗RとコンデンサCとインバータINVによりある程度
任意に変えることができ、従来技術のパワーオンリセッ
ト回路Pを用いる回路システムに適した抵抗値や容量値
やスレッショルド電圧を選択すれば、電源供給の開始時
における初期状態を設定できる。
【0026】しかしながら、後述するような要因によっ
て電源電圧の立ち上がり速度がばらつくと、従来技術の
パワーオンリセット回路Pを構成する抵抗Rの抵抗値
と、コンデンサCの容量値と、インバータINVのスレ
ッショルド電圧の回路定数を設定することによる電源電
圧の立ち上がり速度と、パワーオンリセット回路Pの信
号信号出力部OUTにおける信号レベルが“ロウ”信号
から“ハイ”信号に反転するタイミングを、調整するこ
とができない。
て電源電圧の立ち上がり速度がばらつくと、従来技術の
パワーオンリセット回路Pを構成する抵抗Rの抵抗値
と、コンデンサCの容量値と、インバータINVのスレ
ッショルド電圧の回路定数を設定することによる電源電
圧の立ち上がり速度と、パワーオンリセット回路Pの信
号信号出力部OUTにおける信号レベルが“ロウ”信号
から“ハイ”信号に反転するタイミングを、調整するこ
とができない。
【0027】ここで、電源電圧の立ち上がり速度とは、
電源供給を開始してから電源電圧の電位が安定した電位
にかかるまでの時間を意味しているが、移動体通信機器
の電源には通常電池を用い、この電池による電源供給を
直接用いたりレギュレータ回路を介して回路システムに
電源供給を行なっている。したがって、電池やレギュレ
ータ回路の立ち上がり特性が異なる場合に電源電圧が立
ち上がる時間もばらつく。
電源供給を開始してから電源電圧の電位が安定した電位
にかかるまでの時間を意味しているが、移動体通信機器
の電源には通常電池を用い、この電池による電源供給を
直接用いたりレギュレータ回路を介して回路システムに
電源供給を行なっている。したがって、電池やレギュレ
ータ回路の立ち上がり特性が異なる場合に電源電圧が立
ち上がる時間もばらつく。
【0028】従来技術のパワーオンリセット回路Pの信
号信号出力部OUTにおける信号レベルが“ロウ”信号
から“ハイ”信号に反転するタイミングは、抵抗Rとコ
ンデンサCによる時定数で決まっている。このため、電
源電圧の立ち上がり時間がばらつくと、信号信号出力部
OUTにおける信号レベルが反転するタイミングもばら
つく。
号信号出力部OUTにおける信号レベルが“ロウ”信号
から“ハイ”信号に反転するタイミングは、抵抗Rとコ
ンデンサCによる時定数で決まっている。このため、電
源電圧の立ち上がり時間がばらつくと、信号信号出力部
OUTにおける信号レベルが反転するタイミングもばら
つく。
【0029】また、移動体通信機器の電源には、通常、
デカップリング回路と呼ばれる各回路ブロックにおける
雑音などが原因である相互干渉を防止する回路が設けら
れている。そして、このデカップリング回路は、抵抗と
コンデンサを用いる積分回路の構成をしている。このた
め、電源電圧の立ち上がりもこの積分回路の影響でさら
に遅くなり、電源電圧の立ち上がりが遅くなると抵抗R
とコンデンサCの接続点における電位が低電位側電源V
SSの電位と等しく変化してしまい信号信号出力部OU
Tにおける信号レベルは電源供給を開始してから“ハ
イ”信号を出力する。
デカップリング回路と呼ばれる各回路ブロックにおける
雑音などが原因である相互干渉を防止する回路が設けら
れている。そして、このデカップリング回路は、抵抗と
コンデンサを用いる積分回路の構成をしている。このた
め、電源電圧の立ち上がりもこの積分回路の影響でさら
に遅くなり、電源電圧の立ち上がりが遅くなると抵抗R
とコンデンサCの接続点における電位が低電位側電源V
SSの電位と等しく変化してしまい信号信号出力部OU
Tにおける信号レベルは電源供給を開始してから“ハ
イ”信号を出力する。
【0030】つまり、従来技術のパワーオンリセット回
路Pは電源電圧の立ち上がり速度に依存してしまう。こ
のために、異なる立ち上がり特性の電源に用いるために
はその電源に適した回路定数に調整する必要があり、回
路システムを多くの移動体通信機器に用いる場合に汎用
性に欠ける。
路Pは電源電圧の立ち上がり速度に依存してしまう。こ
のために、異なる立ち上がり特性の電源に用いるために
はその電源に適した回路定数に調整する必要があり、回
路システムを多くの移動体通信機器に用いる場合に汎用
性に欠ける。
【0031】[その他の従来技術の説明:図8]さらに
以上の説明と異なる従来技術のパワーオンリセット回路
を説明する。図8はその他の従来技術のパワーオンリセ
ット回路Pを示す回路図である。図8に示すその他の従
来技術のパワーオンリセット回路Pは電源電圧の立ち上
がり速度にあまり依存しない。
以上の説明と異なる従来技術のパワーオンリセット回路
を説明する。図8はその他の従来技術のパワーオンリセ
ット回路Pを示す回路図である。図8に示すその他の従
来技術のパワーオンリセット回路Pは電源電圧の立ち上
がり速度にあまり依存しない。
【0032】図8に示す従来技術のパワーオンリセット
回路Pの構成は、抵抗RとNチャンネルMOSトランジ
スタNMSが、高電位側電源VDDと低電位側電源VS
Sの間で直列に接続し、抵抗RとNチャンネルMOSト
ランジスタNMSの接続点がNチャンネルMOSトラン
ジスタNMSのゲートとインバータINVの入力に接続
し、インバータINVの出力を信号出力部OUTとす
る。ここで、NチャンネルMOSトランジスタNMSの
ゲートとドレインが接続するMOSトランジスタのダイ
オード接続になっている。
回路Pの構成は、抵抗RとNチャンネルMOSトランジ
スタNMSが、高電位側電源VDDと低電位側電源VS
Sの間で直列に接続し、抵抗RとNチャンネルMOSト
ランジスタNMSの接続点がNチャンネルMOSトラン
ジスタNMSのゲートとインバータINVの入力に接続
し、インバータINVの出力を信号出力部OUTとす
る。ここで、NチャンネルMOSトランジスタNMSの
ゲートとドレインが接続するMOSトランジスタのダイ
オード接続になっている。
【0033】また、図8では抵抗Rが高電位側電源VD
D側に接続し、NチャンネルMOSトランジスタNMS
が低電位側電源VSS側に接続する構成になっている。
しかし、PチャンネルMOSトランジスタPMSが高電
位側電源VDD側に接続し、抵抗Rが低電位側電源VS
S側に接続し、抵抗RとPチャンネルMOSトランジス
タPMSの接続点がPチャンネルMOSトランジスタP
MSのゲートに接続する構成もある。ここで、Pチャン
ネルMOSトランジスタPMSのゲートとドレインが接
続するMOSトランジスタのダイオード接続になってい
る。
D側に接続し、NチャンネルMOSトランジスタNMS
が低電位側電源VSS側に接続する構成になっている。
しかし、PチャンネルMOSトランジスタPMSが高電
位側電源VDD側に接続し、抵抗Rが低電位側電源VS
S側に接続し、抵抗RとPチャンネルMOSトランジス
タPMSの接続点がPチャンネルMOSトランジスタP
MSのゲートに接続する構成もある。ここで、Pチャン
ネルMOSトランジスタPMSのゲートとドレインが接
続するMOSトランジスタのダイオード接続になってい
る。
【0034】そして、NチャンネルMOSトランジスタ
NMSのゲートとドレインとが接続するMOSトランジ
スタのダイオード接続や、PチャンネルMOSトランジ
スタPMSのゲートとドレインが接続するMOSトラン
ジスタのダイオード接続をダイオードと置き換える構成
もある。
NMSのゲートとドレインとが接続するMOSトランジ
スタのダイオード接続や、PチャンネルMOSトランジ
スタPMSのゲートとドレインが接続するMOSトラン
ジスタのダイオード接続をダイオードと置き換える構成
もある。
【0035】つぎに図8に示すその他の従来技術のパワ
ーオンリセット回路Pの動作について説明する。ただ
し、高電位側電源VDDの電位を“ハイ”とし、低電位
側電位VSSを“ロウ”と呼ぶ。
ーオンリセット回路Pの動作について説明する。ただ
し、高電位側電源VDDの電位を“ハイ”とし、低電位
側電位VSSを“ロウ”と呼ぶ。
【0036】電源電圧供給を開始すると、初期状態にお
いては抵抗RとNチャンネルMOSトランジスタNMS
の接続点における電位は、高電位側電源VDDの電位に
なりインバータINVには“ハイ”信号が入力し、イン
バータINVの出力である信号出力部OUTは“ロウ”
信号を出力する。つぎに、この従来技術のパワーオンリ
セット回路Pに用いているNチャンネルMOSトランジ
スタNMSはNチャンネルMOSトランジスタNMSの
ゲートとドレインが接続するMOSトランジスタのダイ
オード接続になっているので、抵抗RとNチャンネルM
OSトランジスタNMSの接続点における電位が高電位
側電源VDDの電位であると、NチャンネルMOSトラ
ンジスタNMSのダイオード接続に順方向電流が流れ
る。
いては抵抗RとNチャンネルMOSトランジスタNMS
の接続点における電位は、高電位側電源VDDの電位に
なりインバータINVには“ハイ”信号が入力し、イン
バータINVの出力である信号出力部OUTは“ロウ”
信号を出力する。つぎに、この従来技術のパワーオンリ
セット回路Pに用いているNチャンネルMOSトランジ
スタNMSはNチャンネルMOSトランジスタNMSの
ゲートとドレインが接続するMOSトランジスタのダイ
オード接続になっているので、抵抗RとNチャンネルM
OSトランジスタNMSの接続点における電位が高電位
側電源VDDの電位であると、NチャンネルMOSトラ
ンジスタNMSのダイオード接続に順方向電流が流れ
る。
【0037】このため、抵抗RとNチャンネルMOSト
ランジスタNMSの接続点における電位は高電位側電源
VDDの電位から低電位側電源VSSの電位に変化す
る。したがって、インバータINVに入力する信号レベ
ルも“ハイ”信号から“ロウ”信号に変化し、インバー
タINVの出力である信号出力部OUTは“ハイ”信号
を出力する。このとき、信号出力部OUTにおける信号
レベルが“ロウ”信号から“ハイ”信号に反転するの
は、入力信号がインバータINVのスレショルド電位を
通過するときである。
ランジスタNMSの接続点における電位は高電位側電源
VDDの電位から低電位側電源VSSの電位に変化す
る。したがって、インバータINVに入力する信号レベ
ルも“ハイ”信号から“ロウ”信号に変化し、インバー
タINVの出力である信号出力部OUTは“ハイ”信号
を出力する。このとき、信号出力部OUTにおける信号
レベルが“ロウ”信号から“ハイ”信号に反転するの
は、入力信号がインバータINVのスレショルド電位を
通過するときである。
【0038】ここで、この従来技術のパワーオンリセッ
ト回路Pの信号出力部OUTにおける信号レベルが“ロ
ウ”信号の間に回路システムの初期状態を設定するよう
に周辺回路のロジックを設計すると、電源供給を開始し
てからその他の従来技術のパワーオンリセット回路Pの
信号出力部OUTにおける信号レベルが“ロウ”信号か
ら“ハイ”信号に反転する間に回路システムの初期状態
を設定できる。
ト回路Pの信号出力部OUTにおける信号レベルが“ロ
ウ”信号の間に回路システムの初期状態を設定するよう
に周辺回路のロジックを設計すると、電源供給を開始し
てからその他の従来技術のパワーオンリセット回路Pの
信号出力部OUTにおける信号レベルが“ロウ”信号か
ら“ハイ”信号に反転する間に回路システムの初期状態
を設定できる。
【0039】この従来技術のパワーオンリセット回路P
が回路システムの初期状態を設定するためには、パワー
オンリセット回路Pの信号出力部OUTにおける信号レ
ベルが必ず“ロウ”信号になり、電源電圧の立ち上がり
に従って“ロウ”信号に反転する必要があり、回路シス
テムの初期状態を確実に設定するためには電源電圧の立
ち上がりとその他の従来技術のパワーオンリセット回路
Pの信号出力部OUTにおける信号レベルが“ロウ”信
号から“ハイ”信号に反転するタイミングが重要であ
る。
が回路システムの初期状態を設定するためには、パワー
オンリセット回路Pの信号出力部OUTにおける信号レ
ベルが必ず“ロウ”信号になり、電源電圧の立ち上がり
に従って“ロウ”信号に反転する必要があり、回路シス
テムの初期状態を確実に設定するためには電源電圧の立
ち上がりとその他の従来技術のパワーオンリセット回路
Pの信号出力部OUTにおける信号レベルが“ロウ”信
号から“ハイ”信号に反転するタイミングが重要であ
る。
【0040】この従来技術のパワーオンリセット回路P
の信号出力部OUTにおける信号レベルが“ロウ”信号
から“ハイ”信号に反転するタイミングは、抵抗Rの抵
抗値やNチャンネルMOSトランジスタNMSのサイズ
やスレッショルド電圧そしてインバータINVのスレッ
ショルド電圧を変えることによりある程度任意に変えら
れる。このとき、インバータINVのスレッショルド電
圧はこのインバータINVを構成するPチャンネルMO
SトランジスタとNチャンネルMOSトランジスタのサ
イズやスレッショルド電圧を変えることで調節できる。
の信号出力部OUTにおける信号レベルが“ロウ”信号
から“ハイ”信号に反転するタイミングは、抵抗Rの抵
抗値やNチャンネルMOSトランジスタNMSのサイズ
やスレッショルド電圧そしてインバータINVのスレッ
ショルド電圧を変えることによりある程度任意に変えら
れる。このとき、インバータINVのスレッショルド電
圧はこのインバータINVを構成するPチャンネルMO
SトランジスタとNチャンネルMOSトランジスタのサ
イズやスレッショルド電圧を変えることで調節できる。
【0041】また、図8においてはNチャンネルMOS
トランジスタNMSのダイオード接続を1段しか用いて
いないが、この段数を増やすことでもその他の従来技術
のパワーオンリセット回路Pの信号出力部OUTにおけ
る信号レベルが反転するタイミングを変えられる。
トランジスタNMSのダイオード接続を1段しか用いて
いないが、この段数を増やすことでもその他の従来技術
のパワーオンリセット回路Pの信号出力部OUTにおけ
る信号レベルが反転するタイミングを変えられる。
【0042】たとえば、電源電圧の立ち上がり速度とイ
ンバータINVのスレッショルド電圧が一定である場合
を考えると、電源電圧供給を開始する初期状態において
は抵抗RとNチャンネルMOSトランジスタNMSの接
続点における電位は高電位側電源VDDの電位である。
また、初期状態においては、NチャンネルMOSトラン
ジスタNMSのソースとドレイン間に印加している電圧
は小さいので、NチャンネルMOSトランジスタNMS
のダイオード接続は順方向に電流を流せない。
ンバータINVのスレッショルド電圧が一定である場合
を考えると、電源電圧供給を開始する初期状態において
は抵抗RとNチャンネルMOSトランジスタNMSの接
続点における電位は高電位側電源VDDの電位である。
また、初期状態においては、NチャンネルMOSトラン
ジスタNMSのソースとドレイン間に印加している電圧
は小さいので、NチャンネルMOSトランジスタNMS
のダイオード接続は順方向に電流を流せない。
【0043】時間の経過とともに電源電圧が大きくなる
と、NチャンネルMOSトランジスタNMSのソースと
ドレインとの間に印加している電圧も大きくなり、Nチ
ャンネルMOSトランジスタNMSのダイオード接続は
順方向が“オン”するので順方向電流が流れ、抵抗Rと
NチャンネルMOSトランジスタNMSの接続点におけ
る電位が低電位側電源VSSの電位になる。
と、NチャンネルMOSトランジスタNMSのソースと
ドレインとの間に印加している電圧も大きくなり、Nチ
ャンネルMOSトランジスタNMSのダイオード接続は
順方向が“オン”するので順方向電流が流れ、抵抗Rと
NチャンネルMOSトランジスタNMSの接続点におけ
る電位が低電位側電源VSSの電位になる。
【0044】このとき、抵抗RとNチャンネルMOSト
ランジスタNMSの接続点における電位は、電源電圧を
抵抗RとNチャンネルMOSトランジスタNMSによる
分圧で決まる。このため、抵抗Rの抵抗値が大きいと、
抵抗RとNチャンネルMOSトランジスタNMSの接続
点における電位が低電位側電源VSSに近くなり、Nチ
ャンネルMOSトランジスタNMSのソースとドレイン
間に印加している電圧も小さくなるので、Nチャンネル
MOSトランジスタNMSのダイオード接続に順方向電
流が流れるまでの時間が長くなる。
ランジスタNMSの接続点における電位は、電源電圧を
抵抗RとNチャンネルMOSトランジスタNMSによる
分圧で決まる。このため、抵抗Rの抵抗値が大きいと、
抵抗RとNチャンネルMOSトランジスタNMSの接続
点における電位が低電位側電源VSSに近くなり、Nチ
ャンネルMOSトランジスタNMSのソースとドレイン
間に印加している電圧も小さくなるので、Nチャンネル
MOSトランジスタNMSのダイオード接続に順方向電
流が流れるまでの時間が長くなる。
【0045】これとは逆に、抵抗Rの抵抗値が小さい
と、抵抗RとNチャンネルMOSトランジスタNMSの
接続点における電位が低電位側電源VSSから遠くなり
NチャンネルMOSトランジスタNMSのソースとドレ
イン間に印加している電圧も大きくなる。このため、N
チャンネルMOSトランジスタNMSのダイオード接続
に順方向電流が流れるまでの時間が短くなる。
と、抵抗RとNチャンネルMOSトランジスタNMSの
接続点における電位が低電位側電源VSSから遠くなり
NチャンネルMOSトランジスタNMSのソースとドレ
イン間に印加している電圧も大きくなる。このため、N
チャンネルMOSトランジスタNMSのダイオード接続
に順方向電流が流れるまでの時間が短くなる。
【0046】また、NチャンネルMOSトランジスタN
MSのチャネル長やチャネル幅を変えることによりサイ
ズを大きくすると、NチャンネルMOSトランジスタN
MSのダイオード接続に順方向電流が流れるまでの時間
が長くなり、サイズを小さくするとNチャンネルMOS
トランジスタNMSのダイオード接続に順方向電流が流
れるまでの時間が短くなる。
MSのチャネル長やチャネル幅を変えることによりサイ
ズを大きくすると、NチャンネルMOSトランジスタN
MSのダイオード接続に順方向電流が流れるまでの時間
が長くなり、サイズを小さくするとNチャンネルMOS
トランジスタNMSのダイオード接続に順方向電流が流
れるまでの時間が短くなる。
【0047】NチャンネルMOSトランジスタNMSの
スレッショルド電圧を大きくするとNチャンネルMOS
トランジスタNMSのダイオード接続に順方向電流が流
れるまでの時間が長くなり、スレッショルド電圧を小さ
くするとNチャンネルMOSトランジスタNMSのダイ
オード接続に順方向電流が流れるまでの時間が短くな
る。
スレッショルド電圧を大きくするとNチャンネルMOS
トランジスタNMSのダイオード接続に順方向電流が流
れるまでの時間が長くなり、スレッショルド電圧を小さ
くするとNチャンネルMOSトランジスタNMSのダイ
オード接続に順方向電流が流れるまでの時間が短くな
る。
【0048】そして、NチャンネルMOSトランジスタ
NMSを直列に接続し抵抗Rと低電位側電源VSSの間
に設け、NチャンネルMOSトランジスタNMSのダイ
オード接続の直列に接続する段数を増やすことにより、
直列に接続しているNチャンネルMOSトランジスタN
MSのダイオード接続に流れる順方向電流を減らし時間
を長くできる。
NMSを直列に接続し抵抗Rと低電位側電源VSSの間
に設け、NチャンネルMOSトランジスタNMSのダイ
オード接続の直列に接続する段数を増やすことにより、
直列に接続しているNチャンネルMOSトランジスタN
MSのダイオード接続に流れる順方向電流を減らし時間
を長くできる。
【0049】つまり、抵抗RとNチャンネルMOSトラ
ンジスタNMSとを、高電位側電源VDDと低電位側電
源VSSの間で直列に接続し、抵抗Rが高電位側電源V
DD側に接続しNチャンネルMOSトランジスタNMS
が低電位側電源VSS側に接続する構成する場合、抵抗
RとNチャンネルMOSトランジスタNMSの接続点に
おける電位は電源電圧を抵抗RとNチャンネルMOSト
ランジスタNMSによる分圧による。
ンジスタNMSとを、高電位側電源VDDと低電位側電
源VSSの間で直列に接続し、抵抗Rが高電位側電源V
DD側に接続しNチャンネルMOSトランジスタNMS
が低電位側電源VSS側に接続する構成する場合、抵抗
RとNチャンネルMOSトランジスタNMSの接続点に
おける電位は電源電圧を抵抗RとNチャンネルMOSト
ランジスタNMSによる分圧による。
【0050】このため、電源電圧の立ち上がり速度とイ
ンバータINVのスレッショルド電圧が一定である場
合、抵抗RとNチャンネルMOSトランジスタNMSの
接続点における電位、つまりインバータINVに対する
入力信号の電位が高電位側電源VDDの電位から低電位
側電源VSSの電位に変化する間にインバータINVの
スレッショルド電圧を通過するタイミングを変えられ
る。
ンバータINVのスレッショルド電圧が一定である場
合、抵抗RとNチャンネルMOSトランジスタNMSの
接続点における電位、つまりインバータINVに対する
入力信号の電位が高電位側電源VDDの電位から低電位
側電源VSSの電位に変化する間にインバータINVの
スレッショルド電圧を通過するタイミングを変えられ
る。
【0051】また、電源電圧の立ち上がり速度と抵抗R
の抵抗値とNチャンネルMOSトランジスタNMSの特
性が一定である場合を考えると、インバータINVのス
レッショルド電圧を変えることで、抵抗RとNチャンネ
ルMOSトランジスタNMSの接続点における電位であ
るインバータINVの入力電位にたいする信号出力部O
UTの信号レベルが反転するタイミングを調整できる。
の抵抗値とNチャンネルMOSトランジスタNMSの特
性が一定である場合を考えると、インバータINVのス
レッショルド電圧を変えることで、抵抗RとNチャンネ
ルMOSトランジスタNMSの接続点における電位であ
るインバータINVの入力電位にたいする信号出力部O
UTの信号レベルが反転するタイミングを調整できる。
【0052】つまり、その他の従来技術のパワーオンリ
セット回路Pの信号出力部OUTにおける信号レベルが
“ロウ”信号から“ハイ”信号に反転するタイミング
は、この従来技術のパワーオンリセット回路Pを構成す
る抵抗RとNチャンネルMOSトランジスタNMSとイ
ンバータINVによりある程度任意に変えられ、その他
の従来技術のパワーオンリセット回路Pを用いる回路シ
ステムに適した回路定数を選択すれば、電源供給の開始
時における初期状態を設定できる。
セット回路Pの信号出力部OUTにおける信号レベルが
“ロウ”信号から“ハイ”信号に反転するタイミング
は、この従来技術のパワーオンリセット回路Pを構成す
る抵抗RとNチャンネルMOSトランジスタNMSとイ
ンバータINVによりある程度任意に変えられ、その他
の従来技術のパワーオンリセット回路Pを用いる回路シ
ステムに適した回路定数を選択すれば、電源供給の開始
時における初期状態を設定できる。
【0053】図8に示す従来技術のパワーオンリセット
回路Pは、電源電圧に対する分圧を用いてインバータI
NVの出力を反転しているので、電源電圧の立ち上がり
速度が変化したとしてもタイミングに多少のズレが生じ
るだけで、パワーオンリセット回路の動作には問題は起
らない。
回路Pは、電源電圧に対する分圧を用いてインバータI
NVの出力を反転しているので、電源電圧の立ち上がり
速度が変化したとしてもタイミングに多少のズレが生じ
るだけで、パワーオンリセット回路の動作には問題は起
らない。
【0054】しかしながら、電源電圧の大きさがばらつ
くとその他の従来技術のパワーオンリセット回路Pを構
成する抵抗RとNチャンネルMOSトランジスタNMS
とインバータINVの回路定数を設定することによる電
源電圧の立ち上がり速度とパワーオンリセット回路Pの
信号出力部OUTにおける信号レベルが“ロウ”信号か
ら“ハイ”信号に反転するタイミングを調整することが
できない。
くとその他の従来技術のパワーオンリセット回路Pを構
成する抵抗RとNチャンネルMOSトランジスタNMS
とインバータINVの回路定数を設定することによる電
源電圧の立ち上がり速度とパワーオンリセット回路Pの
信号出力部OUTにおける信号レベルが“ロウ”信号か
ら“ハイ”信号に反転するタイミングを調整することが
できない。
【0055】ここで、電源電圧のばらつきとは移動体通
信機器の電源には通常電池を用い、この電池による電源
供給を直接用いたりレギュレータ回路を介して回路シス
テムに電源供給を行なっており、電池やレギュレータ回
路の製造ばらつきや実装などにより回路システムに供給
する電源電圧はばらつく。
信機器の電源には通常電池を用い、この電池による電源
供給を直接用いたりレギュレータ回路を介して回路シス
テムに電源供給を行なっており、電池やレギュレータ回
路の製造ばらつきや実装などにより回路システムに供給
する電源電圧はばらつく。
【0056】その他の従来技術のパワーオンリセット回
路Pの信号出力部OUTにおける信号レベルが“ロウ”
信号から“ハイ”信号に反転するタイミングは抵抗Rと
NチャンネルMOSトランジスタNMSによる電源電圧
の分圧で決まっているので、電源電圧がばらつくと、信
号出力部OUTにおける信号レベルが反転するタイミン
グもばらつく。
路Pの信号出力部OUTにおける信号レベルが“ロウ”
信号から“ハイ”信号に反転するタイミングは抵抗Rと
NチャンネルMOSトランジスタNMSによる電源電圧
の分圧で決まっているので、電源電圧がばらつくと、信
号出力部OUTにおける信号レベルが反転するタイミン
グもばらつく。
【0057】これは、NチャンネルMOSトランジスタ
NMSのダイオード接続の電圧依存性が大きいことによ
る。パワーオンリセット回路が回路システムの初期状態
を設定する時間は、なるべく電源電圧が立ち上がりって
いる間で長い時間行いたい。たとえば、電源電圧が5.
0Vの場合に対して回路定数を設定するパワーオンリセ
ット回路をそのまま電源電圧が3.0Vの場合に用いる
とNチャンネルMOSトランジスタNMSのダイオード
接続に流れる順方向電流が少なく抵抗RとNチャンネル
MOSトランジスタNMSの接続点における電位がイン
バータINVのスレッショルド電圧を通過しなくなり信
号出力部OUTにおける信号レベルは電源電圧が立ち上
がっても“ロウ”信号を出力する。
NMSのダイオード接続の電圧依存性が大きいことによ
る。パワーオンリセット回路が回路システムの初期状態
を設定する時間は、なるべく電源電圧が立ち上がりって
いる間で長い時間行いたい。たとえば、電源電圧が5.
0Vの場合に対して回路定数を設定するパワーオンリセ
ット回路をそのまま電源電圧が3.0Vの場合に用いる
とNチャンネルMOSトランジスタNMSのダイオード
接続に流れる順方向電流が少なく抵抗RとNチャンネル
MOSトランジスタNMSの接続点における電位がイン
バータINVのスレッショルド電圧を通過しなくなり信
号出力部OUTにおける信号レベルは電源電圧が立ち上
がっても“ロウ”信号を出力する。
【0058】つまり、その他の従来技術のパワーオンリ
セット回路Pは電源電圧に依存してしまうために、電源
電圧が異なる場合や電源電圧がばらつく場合にはその電
源に適した回路定数に調整する必要があり、回路システ
ムを多くの移動体通信機器に用いる場合に汎用性に欠け
てしまう。さらに、今後において移動体通信機器の消費
電力を下げる目的で電源電圧を下げた場合Nチャンネル
MOSトランジスタNMSのダイオード接続に順方向電
流が流れずにその他の従来技術のパワーオンリセット回
路Pは動作できない。
セット回路Pは電源電圧に依存してしまうために、電源
電圧が異なる場合や電源電圧がばらつく場合にはその電
源に適した回路定数に調整する必要があり、回路システ
ムを多くの移動体通信機器に用いる場合に汎用性に欠け
てしまう。さらに、今後において移動体通信機器の消費
電力を下げる目的で電源電圧を下げた場合Nチャンネル
MOSトランジスタNMSのダイオード接続に順方向電
流が流れずにその他の従来技術のパワーオンリセット回
路Pは動作できない。
【0059】
【発明が解決しようとする課題】携帯電話やPHSなど
の移動体通信機器で消費電流を下げる場合、待ち受け時
間の消費電力を下げるために、待ち受け時間内において
待ち受け待機時間では電子機器部品への電源電圧供給を
停止することと待ち受け動作時間では電子機器部品への
電源電圧供給を開始することを繰り返しおこない、消費
電力を可能な限り少なくしている。
の移動体通信機器で消費電流を下げる場合、待ち受け時
間の消費電力を下げるために、待ち受け時間内において
待ち受け待機時間では電子機器部品への電源電圧供給を
停止することと待ち受け動作時間では電子機器部品への
電源電圧供給を開始することを繰り返しおこない、消費
電力を可能な限り少なくしている。
【0060】このため、移動体通信機器に使用する電子
機器部品に対し電源投入後に短時間で安定した状態にな
る仕様に対して、電源電圧の立ち上がり速度がバラ付い
たり変化すると、図7に示す従来技術のパワーオンリセ
ット回路Pでは、出力信号が電源電圧の立ち上がり速度
のばらつきに大きく依存し、電源電圧の立ち上がり速度
が遅くなると、従来技術のパワーオンリセット回路Pは
動作を行なえなくなるという課題がある。
機器部品に対し電源投入後に短時間で安定した状態にな
る仕様に対して、電源電圧の立ち上がり速度がバラ付い
たり変化すると、図7に示す従来技術のパワーオンリセ
ット回路Pでは、出力信号が電源電圧の立ち上がり速度
のばらつきに大きく依存し、電源電圧の立ち上がり速度
が遅くなると、従来技術のパワーオンリセット回路Pは
動作を行なえなくなるという課題がある。
【0061】また、電源電圧の大きさがバラ付いたり変
化すると図8に示すその他の従来技術のパワーオンリセ
ット回路Pでは出力信号が電源電圧の大きさのばらつき
に大きく依存し、さらに移動体通信機器の消費電力を少
なくするために電源電圧が小さくなると第2の従来技術
のパワーオンリセット回路Pは動作を行なえなくなると
いう課題がある。
化すると図8に示すその他の従来技術のパワーオンリセ
ット回路Pでは出力信号が電源電圧の大きさのばらつき
に大きく依存し、さらに移動体通信機器の消費電力を少
なくするために電源電圧が小さくなると第2の従来技術
のパワーオンリセット回路Pは動作を行なえなくなると
いう課題がある。
【0062】[発明の目的]本発明の目的は、移動体通
信機器に使用する電子機器部品に対する電源電圧供給を
開始した後に短時間で安定した状態になるという要求を
満足し、しかも電源電圧の立ち上がり速度や電源電圧の
大きさがバラ付いたり変化しても安定した動作を行なえ
るパワーオンリセット回路を提供することである。
信機器に使用する電子機器部品に対する電源電圧供給を
開始した後に短時間で安定した状態になるという要求を
満足し、しかも電源電圧の立ち上がり速度や電源電圧の
大きさがバラ付いたり変化しても安定した動作を行なえ
るパワーオンリセット回路を提供することである。
【0063】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明によるパワーオンリセット回路の構成は、下
記のとおりとする。
め、本発明によるパワーオンリセット回路の構成は、下
記のとおりとする。
【0064】本発明によるパワーオンリセット回路は、
コンデンサと電源電圧の増加とともに抵抗値が単調に変
化する可変抵抗を有することを特徴とする。
コンデンサと電源電圧の増加とともに抵抗値が単調に変
化する可変抵抗を有することを特徴とする。
【0065】本発明によるパワーオンリセット回路は、
コンデンサと電源電圧の増加とともに抵抗値が単調に変
化する可変抵抗を有し、可変抵抗はMOSトランジスタ
で構成することを特徴とする。
コンデンサと電源電圧の増加とともに抵抗値が単調に変
化する可変抵抗を有し、可変抵抗はMOSトランジスタ
で構成することを特徴とする。
【0066】本発明によるパワーオンリセット回路は、
コンデンサと電源電圧の増加とともに抵抗値が単調に変
化する可変抵抗を有し、可変抵抗はMOSトランジスタ
のダイオード接続で構成することを特徴とする。
コンデンサと電源電圧の増加とともに抵抗値が単調に変
化する可変抵抗を有し、可変抵抗はMOSトランジスタ
のダイオード接続で構成することを特徴とする。
【0067】本発明によるパワーオンリセット回路は、
コンデンサと電源電圧の増加とともに抵抗値が単調に変
化する可変抵抗を有し、可変抵抗は電源電圧の増加とと
もに単調に変化する電位レベルとMOSトランジスタで
構成することを特徴とする。
コンデンサと電源電圧の増加とともに抵抗値が単調に変
化する可変抵抗を有し、可変抵抗は電源電圧の増加とと
もに単調に変化する電位レベルとMOSトランジスタで
構成することを特徴とする。
【0068】本発明によるパワーオンリセット回路は、
コンデンサと電源電圧の増加とともに抵抗値が単調に変
化する可変抵抗を有し、可変抵抗は電源電圧の増加とと
もに単調に変化する電位レベルをMOSトランジスタの
ゲート電圧とすることを特徴とする。
コンデンサと電源電圧の増加とともに抵抗値が単調に変
化する可変抵抗を有し、可変抵抗は電源電圧の増加とと
もに単調に変化する電位レベルをMOSトランジスタの
ゲート電圧とすることを特徴とする。
【0069】[作用]本発明のパワーオンリセット回路
は、コンデンサと電源電圧の増加とともに抵抗値が単調
に変化する可変抵抗とを有し、可変抵抗はMOSトラン
ジスタのダイオード接続で構成するか、可変抵抗は電源
電圧の増加とともに単調に変化する電位レベルをMOS
トランジスタのゲート電圧とする。
は、コンデンサと電源電圧の増加とともに抵抗値が単調
に変化する可変抵抗とを有し、可変抵抗はMOSトラン
ジスタのダイオード接続で構成するか、可変抵抗は電源
電圧の増加とともに単調に変化する電位レベルをMOS
トランジスタのゲート電圧とする。
【0070】この構成により、本発明のパワーオンリセ
ット回路は、電源電圧の立ち上がり速度と電源電圧の大
きさにばらつきや変動があっても回路システムの初期状
態を設定することが安定して行なえる
ット回路は、電源電圧の立ち上がり速度と電源電圧の大
きさにばらつきや変動があっても回路システムの初期状
態を設定することが安定して行なえる
【0071】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明の最適な
形態におけるパワーオンリセット回路の構成を説明す
る。
形態におけるパワーオンリセット回路の構成を説明す
る。
【0072】[本発明の第1の実施形態の説明:図1、
図2]はじめに図1を用いて、本発明の第1の実施の形
態を詳述する。図1は、本発明の第1の実施形態におけ
るパワーオンリセット回路Pの構成を示す回路図であ
る。
図2]はじめに図1を用いて、本発明の第1の実施の形
態を詳述する。図1は、本発明の第1の実施形態におけ
るパワーオンリセット回路Pの構成を示す回路図であ
る。
【0073】図1に示す本発明の第1の実施形態のパワ
ーオンリセット回路Pは、高電位側電源VDDをコンデ
ンサCの一方の端子に接続し、コンデンサCの他方の端
子をNチャンネルMOSトランジスタNMSのゲートと
ドレインとに接続し、NチャンネルMOSトランジスタ
NMSのソースとバルクを低電位側電源VSSに接続
し、NチャンネルMOSトランジスタNMSのドレイン
をインバータINVの入力に接続し、インバータINV
の出力に信号出力部OUTを設ける。
ーオンリセット回路Pは、高電位側電源VDDをコンデ
ンサCの一方の端子に接続し、コンデンサCの他方の端
子をNチャンネルMOSトランジスタNMSのゲートと
ドレインとに接続し、NチャンネルMOSトランジスタ
NMSのソースとバルクを低電位側電源VSSに接続
し、NチャンネルMOSトランジスタNMSのドレイン
をインバータINVの入力に接続し、インバータINV
の出力に信号出力部OUTを設ける。
【0074】つぎに、図1に示す本発明の第1の実施形
態のパワーオンリセット回路Pの動作について説明す
る。
態のパワーオンリセット回路Pの動作について説明す
る。
【0075】電源電圧供給を開始すると、初期状態にお
いては、コンデンサCに高電位側電源VDDの電位であ
る電荷が充電し、インバータINVには“ハイ”信号が
入力し、インバータINVの出力である信号信号出力部
OUTは“ロウ”信号を出力する。つぎにコンデンサC
に充電している高電位側電源VDDの電位である電荷
は、ダイオード接続のNチャンネルMOSトランジスタ
NMSを介して低電位側電源VSSに放電し、インバー
タINVに入力する信号レベルは“ハイ”信号から“ロ
ウ”信号に変化し、インバータINVの出力である信号
信号出力部OUTは“ハイ”信号を出力する。このと
き、信号信号出力部OUTにおける信号レベルが“ロ
ウ”信号から“ハイ”信号に反転するのは、入力信号が
インバータINVのスレショルド電位を通過するときで
ある。
いては、コンデンサCに高電位側電源VDDの電位であ
る電荷が充電し、インバータINVには“ハイ”信号が
入力し、インバータINVの出力である信号信号出力部
OUTは“ロウ”信号を出力する。つぎにコンデンサC
に充電している高電位側電源VDDの電位である電荷
は、ダイオード接続のNチャンネルMOSトランジスタ
NMSを介して低電位側電源VSSに放電し、インバー
タINVに入力する信号レベルは“ハイ”信号から“ロ
ウ”信号に変化し、インバータINVの出力である信号
信号出力部OUTは“ハイ”信号を出力する。このと
き、信号信号出力部OUTにおける信号レベルが“ロ
ウ”信号から“ハイ”信号に反転するのは、入力信号が
インバータINVのスレショルド電位を通過するときで
ある。
【0076】本発明の第1の実施形態におけるパワーオ
ンリセット回路Pに用いている可変抵抗VRは、Nチャ
ンネルMOSトランジスタNMSはゲートとドレインが
接続するMOSトランジスタのダイオード接続になって
いる。このため、コンデンサCと可変抵抗VRの接続点
における電位が高電位側電源VDDの電位であるとNチ
ャンネルMOSトランジスタNMSのダイオード接続に
順方向電流が流れる。
ンリセット回路Pに用いている可変抵抗VRは、Nチャ
ンネルMOSトランジスタNMSはゲートとドレインが
接続するMOSトランジスタのダイオード接続になって
いる。このため、コンデンサCと可変抵抗VRの接続点
における電位が高電位側電源VDDの電位であるとNチ
ャンネルMOSトランジスタNMSのダイオード接続に
順方向電流が流れる。
【0077】したがって、コンデンサCと可変抵抗VR
の接続点における電位は高電位側電源VDDの電位から
低電位側電源VSSの電位に変化し、インバータINV
に入力する信号レベルも“ハイ”信号から“ロウ”信号
に変化し、インバータINVの出力である信号出力部O
UTは“ハイ”信号を出力する。このとき、信号出力部
OUTにおける信号レベルが“ロウ”信号から“ハイ”
信号に反転するのは、入力信号がインバータINVのス
レショルド電位を通過するときである。
の接続点における電位は高電位側電源VDDの電位から
低電位側電源VSSの電位に変化し、インバータINV
に入力する信号レベルも“ハイ”信号から“ロウ”信号
に変化し、インバータINVの出力である信号出力部O
UTは“ハイ”信号を出力する。このとき、信号出力部
OUTにおける信号レベルが“ロウ”信号から“ハイ”
信号に反転するのは、入力信号がインバータINVのス
レショルド電位を通過するときである。
【0078】ここで、本発明の第1の実施形態における
パワーオンリセット回路Pの信号出力部OUTにおける
信号レベルが“ロウ”信号の間に回路システムの初期状
態を設定するように周辺回路のロジックを設計すると、
電源供給を開始してから本発明の第1の実施形態のパワ
ーオンリセット回路Pの信号出力部OUTにおける信号
レベルが“ロウ”信号から“ハイ”信号に反転する間に
回路システムの初期状態を設定できる。
パワーオンリセット回路Pの信号出力部OUTにおける
信号レベルが“ロウ”信号の間に回路システムの初期状
態を設定するように周辺回路のロジックを設計すると、
電源供給を開始してから本発明の第1の実施形態のパワ
ーオンリセット回路Pの信号出力部OUTにおける信号
レベルが“ロウ”信号から“ハイ”信号に反転する間に
回路システムの初期状態を設定できる。
【0079】本発明の第1の実施形態のパワーオンリセ
ット回路Pが回路システムの初期状態を設定するために
は、本発明の第1の実施形態のパワーオンリセット回路
Pの信号出力部OUTにおける信号レベルが必ず“ロ
ウ”信号になり、電源電圧の立ち上がりに従って“ロ
ウ”信号に反転する必要があり、回路システムの初期状
態を確実に設定するためには、電源電圧の立ち上がり
と、本発明の第1の実施形態のパワーオンリセット回路
Pの信号出力部OUTにおける信号レベルが“ロウ”信
号から“ハイ”信号に反転するタイミングが重要であ
る。
ット回路Pが回路システムの初期状態を設定するために
は、本発明の第1の実施形態のパワーオンリセット回路
Pの信号出力部OUTにおける信号レベルが必ず“ロ
ウ”信号になり、電源電圧の立ち上がりに従って“ロ
ウ”信号に反転する必要があり、回路システムの初期状
態を確実に設定するためには、電源電圧の立ち上がり
と、本発明の第1の実施形態のパワーオンリセット回路
Pの信号出力部OUTにおける信号レベルが“ロウ”信
号から“ハイ”信号に反転するタイミングが重要であ
る。
【0080】本発明の第1の実施形態のパワーオンリセ
ット回路Pの信号出力部OUTにおける信号レベルが
“ロウ”信号から“ハイ”信号に反転するタイミング
は、コンデンサCの容量値やNチャンネルMOSトラン
ジスタNMSのサイズやスレッショルド電圧そしてイン
バータINVのスレッショルド電圧を変えることにより
任意に変えられる。このとき、インバータINVのスレ
ッショルド電圧はこのインバータINVを構成するPチ
ャンネルMOSトランジスタとNチャンネルMOSトラ
ンジスタのサイズやスレッショルド電圧を変えることで
調節できる。
ット回路Pの信号出力部OUTにおける信号レベルが
“ロウ”信号から“ハイ”信号に反転するタイミング
は、コンデンサCの容量値やNチャンネルMOSトラン
ジスタNMSのサイズやスレッショルド電圧そしてイン
バータINVのスレッショルド電圧を変えることにより
任意に変えられる。このとき、インバータINVのスレ
ッショルド電圧はこのインバータINVを構成するPチ
ャンネルMOSトランジスタとNチャンネルMOSトラ
ンジスタのサイズやスレッショルド電圧を変えることで
調節できる。
【0081】また、図1ではNチャンネルMOSトラン
ジスタNMSのダイオード接続を1段しか用いていない
が、この段数を増やすことでも本発明の第1の実施形態
のパワーオンリセット回路Pの信号出力部OUTにおけ
る信号レベルが反転するタイミングを変えられる。
ジスタNMSのダイオード接続を1段しか用いていない
が、この段数を増やすことでも本発明の第1の実施形態
のパワーオンリセット回路Pの信号出力部OUTにおけ
る信号レベルが反転するタイミングを変えられる。
【0082】たとえば、電源電圧の立ち上がり速度とイ
ンバータINVのスレッショルド電圧が一定である場合
を考えると、電源電圧供給を開始する初期状態において
はコンデンサCと可変抵抗VRの接続点における電位は
高電位側電源VDDの電位である。また、初期状態にお
いてはNチャンネルMOSトランジスタNMSのソース
とドレイン間電圧は小さいのでNチャンネルMOSトラ
ンジスタNMSのダイオード接続は順方向に電流を流せ
ない。
ンバータINVのスレッショルド電圧が一定である場合
を考えると、電源電圧供給を開始する初期状態において
はコンデンサCと可変抵抗VRの接続点における電位は
高電位側電源VDDの電位である。また、初期状態にお
いてはNチャンネルMOSトランジスタNMSのソース
とドレイン間電圧は小さいのでNチャンネルMOSトラ
ンジスタNMSのダイオード接続は順方向に電流を流せ
ない。
【0083】時間の経過とともに電源電圧が大きくなる
と、NチャンネルMOSトランジスタNMSのソースと
ドレイン間電圧も大きくなり、NチャンネルMOSトラ
ンジスタNMSのダイオード接続は順方向が“オン”す
るので順方向電流が流れ、コンデンサCと可変抵抗VR
の接続点における電位が低電位側電源VSSの電位にな
る。
と、NチャンネルMOSトランジスタNMSのソースと
ドレイン間電圧も大きくなり、NチャンネルMOSトラ
ンジスタNMSのダイオード接続は順方向が“オン”す
るので順方向電流が流れ、コンデンサCと可変抵抗VR
の接続点における電位が低電位側電源VSSの電位にな
る。
【0084】このとき、コンデンサCと可変抵抗VRの
接続点における電位は、コンデンサCに充電している高
電位側電源VDDの電位である電荷量とNチャンネルM
OSトランジスタNMSのダイオード接続で構成する可
変抵抗VRに流れる電流量で決まる。このため、コンデ
ンサCの容量値が大きいと、NチャンネルMOSトラン
ジスタNMSのダイオード接続に順方向電流が流れコン
デンサCと可変抵抗VRの接続点における電位が低電位
側電源VSSになるまでの時間が長くなる。
接続点における電位は、コンデンサCに充電している高
電位側電源VDDの電位である電荷量とNチャンネルM
OSトランジスタNMSのダイオード接続で構成する可
変抵抗VRに流れる電流量で決まる。このため、コンデ
ンサCの容量値が大きいと、NチャンネルMOSトラン
ジスタNMSのダイオード接続に順方向電流が流れコン
デンサCと可変抵抗VRの接続点における電位が低電位
側電源VSSになるまでの時間が長くなる。
【0085】これとは逆に、コンデンサCの容量値が小
さいと、NチャンネルMOSトランジスタNMSのダイ
オード接続に順方向電流が流れコンデンサCと可変抵抗
VRの接続点における電位が低電位側電源VSSになる
までの時間が短くなる。
さいと、NチャンネルMOSトランジスタNMSのダイ
オード接続に順方向電流が流れコンデンサCと可変抵抗
VRの接続点における電位が低電位側電源VSSになる
までの時間が短くなる。
【0086】また、NチャンネルMOSトランジスタN
MSのチャネル長やチャネル幅を変えることによりサイ
ズを大きくすると、NチャンネルMOSトランジスタN
MSのダイオード接続に順方向電流が流れ、コンデンサ
Cと可変抵抗VRの接続点における電位が低電位側電源
VSSになるまでの時間が長くなり、サイズを小さくす
るとNチャンネルMOSトランジスタNMSのダイオー
ド接続に順方向電流が流れコンデンサCと可変抵抗VR
の接続点における電位が低電位側電源VSSになるまで
の時間が短くなる。
MSのチャネル長やチャネル幅を変えることによりサイ
ズを大きくすると、NチャンネルMOSトランジスタN
MSのダイオード接続に順方向電流が流れ、コンデンサ
Cと可変抵抗VRの接続点における電位が低電位側電源
VSSになるまでの時間が長くなり、サイズを小さくす
るとNチャンネルMOSトランジスタNMSのダイオー
ド接続に順方向電流が流れコンデンサCと可変抵抗VR
の接続点における電位が低電位側電源VSSになるまで
の時間が短くなる。
【0087】NチャンネルMOSトランジスタNMSの
スレッショルド電圧を大きくするとNチャンネルMOS
トランジスタNMSのダイオード接続に順方向電流が流
れコンデンサCと可変抵抗VRの接続点における電位が
低電位側電源VSSになるまでの時間が長くなり、スレ
ッショルド電圧を小さくするとNチャンネルMOSトラ
ンジスタNMSのダイオード接続に順方向電流が流れコ
ンデンサCと可変抵抗VRの接続点における電位が低電
位側電源VSSになるまでの時間が短くなる。
スレッショルド電圧を大きくするとNチャンネルMOS
トランジスタNMSのダイオード接続に順方向電流が流
れコンデンサCと可変抵抗VRの接続点における電位が
低電位側電源VSSになるまでの時間が長くなり、スレ
ッショルド電圧を小さくするとNチャンネルMOSトラ
ンジスタNMSのダイオード接続に順方向電流が流れコ
ンデンサCと可変抵抗VRの接続点における電位が低電
位側電源VSSになるまでの時間が短くなる。
【0088】そして、NチャンネルMOSトランジスタ
NMSを直列に接続しコンデンサCと低電位側電源VS
Sの間に設け、NチャンネルMOSトランジスタNMS
のダイオード接続の直列に接続する段数を増やすことに
より、直列に接続しているNチャンネルMOSトランジ
スタNMSのダイオード接続に流れる順方向電流を減ら
し時間を長くできる。
NMSを直列に接続しコンデンサCと低電位側電源VS
Sの間に設け、NチャンネルMOSトランジスタNMS
のダイオード接続の直列に接続する段数を増やすことに
より、直列に接続しているNチャンネルMOSトランジ
スタNMSのダイオード接続に流れる順方向電流を減ら
し時間を長くできる。
【0089】ここで、コンデンサCとNチャンネルMO
SトランジスタNMSのダイオード接続が高電位側電源
VDDと低電位側電源VSSの間で直列に接続し、コン
デンサCが高電位側電源VDD側に接続しNチャンネル
MOSトランジスタNMSが低電位側電源VSS側に接
続する構成する場合、コンデンサCと可変抵抗VRの接
続点における電位は可変容量VRに流れる電流量によ
る。
SトランジスタNMSのダイオード接続が高電位側電源
VDDと低電位側電源VSSの間で直列に接続し、コン
デンサCが高電位側電源VDD側に接続しNチャンネル
MOSトランジスタNMSが低電位側電源VSS側に接
続する構成する場合、コンデンサCと可変抵抗VRの接
続点における電位は可変容量VRに流れる電流量によ
る。
【0090】このため、電源電圧の立ち上がり速度とイ
ンバータINVのスレッショルド電圧が一定である場
合、コンデンサCと可変抵抗VRの接続点における電
位、つまりインバータINVに対する入力信号の電位が
高電位側電源VDDの電位から低電位側電源VSSの電
位に変化する間に、インバータINVのスレッショルド
電圧を通過するタイミングを変えられる。
ンバータINVのスレッショルド電圧が一定である場
合、コンデンサCと可変抵抗VRの接続点における電
位、つまりインバータINVに対する入力信号の電位が
高電位側電源VDDの電位から低電位側電源VSSの電
位に変化する間に、インバータINVのスレッショルド
電圧を通過するタイミングを変えられる。
【0091】またさらに、電源電圧の立ち上がり速度と
コンデンサCの容量値とNチャンネルMOSトランジス
タNMSとの特性が一定である場合を考えると、インバ
ータINVのスレッショルド電圧を変えることでコンデ
ンサCと可変抵抗VRの接続点における電位であるイン
バータINVの入力電位に対する信号出力部OUTの信
号レベルが反転するタイミングを調整できる。
コンデンサCの容量値とNチャンネルMOSトランジス
タNMSとの特性が一定である場合を考えると、インバ
ータINVのスレッショルド電圧を変えることでコンデ
ンサCと可変抵抗VRの接続点における電位であるイン
バータINVの入力電位に対する信号出力部OUTの信
号レベルが反転するタイミングを調整できる。
【0092】本発明の第1の実施形態におけるパワーオ
ンリセット回路Pは、電源電圧をコンデンサCと可変抵
抗VRにより分圧してインバータINVの出力を反転し
ているので、インバータINVに入力する電位レベルは
確実に低電位側電源VSSになり電源電圧の立ち上がり
速度が変化したとしてもタイミングに多少のズレが生じ
るだけで、パワーオンリセット回路の動作には問題は起
らない。
ンリセット回路Pは、電源電圧をコンデンサCと可変抵
抗VRにより分圧してインバータINVの出力を反転し
ているので、インバータINVに入力する電位レベルは
確実に低電位側電源VSSになり電源電圧の立ち上がり
速度が変化したとしてもタイミングに多少のズレが生じ
るだけで、パワーオンリセット回路の動作には問題は起
らない。
【0093】また、本発明の第1の実施形態のパワーオ
ンリセット回路Pを構成するコンデンサCの抵抗値は無
限大になっているので可変抵抗VRの抵抗値より常に大
きな抵抗として働き、コンデンサCと可変容量VRの接
続点の電位レベルは確実に低電位側電源VSSになり電
源電圧の大きさがバラ付いても、パワーオンリセット回
路の動作には問題は起らない。
ンリセット回路Pを構成するコンデンサCの抵抗値は無
限大になっているので可変抵抗VRの抵抗値より常に大
きな抵抗として働き、コンデンサCと可変容量VRの接
続点の電位レベルは確実に低電位側電源VSSになり電
源電圧の大きさがバラ付いても、パワーオンリセット回
路の動作には問題は起らない。
【0094】本発明の第1の実施形態のパワーオンリセ
ット回路Pを用いれば、移動体通信機器に使用する電子
機器部品に対する電源電圧供給を開始した後に短時間で
安定した状態になるという要求を満足し、しかも電源電
圧の立ち上がり速度や電源電圧の大きさがバラ付いたり
変化しても安定した動作を行なえる回路システムを提供
できる。
ット回路Pを用いれば、移動体通信機器に使用する電子
機器部品に対する電源電圧供給を開始した後に短時間で
安定した状態になるという要求を満足し、しかも電源電
圧の立ち上がり速度や電源電圧の大きさがバラ付いたり
変化しても安定した動作を行なえる回路システムを提供
できる。
【0095】また、図2に示すその他の本発明の第1の
実施形態のパワーオンリセット回路Pは、高電位側電源
VDDをPチャンネルMOSトランジスタPMSのソー
スとバルクに接続し、コンデンサCの一方の端子をPチ
ャンネルMOSトランジスタPMSのゲートとドレイン
に接続し、コンデンサCの他方の端子を低電位側電源V
SSに接続し、PチャンネルMOSトランジスタPMS
のドレインをインバータINVの入力に接続し、インバ
ータINVの出力に信号出力部OUTを設けている。
実施形態のパワーオンリセット回路Pは、高電位側電源
VDDをPチャンネルMOSトランジスタPMSのソー
スとバルクに接続し、コンデンサCの一方の端子をPチ
ャンネルMOSトランジスタPMSのゲートとドレイン
に接続し、コンデンサCの他方の端子を低電位側電源V
SSに接続し、PチャンネルMOSトランジスタPMS
のドレインをインバータINVの入力に接続し、インバ
ータINVの出力に信号出力部OUTを設けている。
【0096】図2に示すその他の本発明の第1の実施形
態のパワーオンリセット回路Pも構成であっても、図1
に示す本発明の第1の実施形態のパワーオンリセット回
路Pと同様の効果がある。
態のパワーオンリセット回路Pも構成であっても、図1
に示す本発明の第1の実施形態のパワーオンリセット回
路Pと同様の効果がある。
【0097】[本発明の第2の実施形態の説明:図3、
図4]つぎに図面を使用して、本発明の第2の実施の形
態を詳述する。図3は、本発明の第2の実施形態におけ
るパワーオンリセット回路Pの構成を示す回路図であ
る。
図4]つぎに図面を使用して、本発明の第2の実施の形
態を詳述する。図3は、本発明の第2の実施形態におけ
るパワーオンリセット回路Pの構成を示す回路図であ
る。
【0098】図3に示すように、本発明の第3の実施形
態のパワーオンリセット回路Pにおいては、高電位側電
源VDDをコンデンサCの一方の端子に接続し、コンデ
ンサCの他方の端子をNチャンネルMOSトランジスタ
NMSのドレインに接続し、NチャンネルMOSトラン
ジスタNMSのソースとバルクを低電位側電源VSSに
接続し、高電位側電源VDDと低電位側電源VSSのあ
いだに第1の抵抗R1と第2の抵抗R2を直列に接続
し、第1の抵抗R1と第2の抵抗R2の接続点をNチャ
ンネルMOSトランジスタNMSのゲートに接続し、N
チャンネルMOSトランジスタNMSのドレインをイン
バータINVの入力に接続し、インバータINVの出力
に信号出力部OUTを設ける。
態のパワーオンリセット回路Pにおいては、高電位側電
源VDDをコンデンサCの一方の端子に接続し、コンデ
ンサCの他方の端子をNチャンネルMOSトランジスタ
NMSのドレインに接続し、NチャンネルMOSトラン
ジスタNMSのソースとバルクを低電位側電源VSSに
接続し、高電位側電源VDDと低電位側電源VSSのあ
いだに第1の抵抗R1と第2の抵抗R2を直列に接続
し、第1の抵抗R1と第2の抵抗R2の接続点をNチャ
ンネルMOSトランジスタNMSのゲートに接続し、N
チャンネルMOSトランジスタNMSのドレインをイン
バータINVの入力に接続し、インバータINVの出力
に信号出力部OUTを設ける。
【0099】つぎに、図3に示す本発明の第2の実施形
態のパワーオンリセット回路Pの動作について説明す
る。
態のパワーオンリセット回路Pの動作について説明す
る。
【0100】電源電圧供給を開始すると、初期状態にお
いては、コンデンサCに高電位側電源VDDの電位であ
る電荷が充電し、インバータINVには“ハイ”信号が
入力し、インバータINVの出力である信号信号出力部
OUTは“ロウ”信号を出力する。つぎに、コンデンサ
Cに充電している高電位側電源VDDの電位である電荷
はNチャンネルMOSトランジスタNMSを介して低電
位側電源VSSに放電し、インバータINVに入力する
信号レベルは“ハイ”信号から“ロウ”信号に変化し、
インバータINVの出力である信号信号出力部OUTは
“ハイ”信号を出力する。このとき、信号信号出力部O
UTにおける信号レベルが“ロウ”信号から“ハイ”信
号に反転するのは、入力信号がインバータINVのスレ
ショルド電位を通過するときである。
いては、コンデンサCに高電位側電源VDDの電位であ
る電荷が充電し、インバータINVには“ハイ”信号が
入力し、インバータINVの出力である信号信号出力部
OUTは“ロウ”信号を出力する。つぎに、コンデンサ
Cに充電している高電位側電源VDDの電位である電荷
はNチャンネルMOSトランジスタNMSを介して低電
位側電源VSSに放電し、インバータINVに入力する
信号レベルは“ハイ”信号から“ロウ”信号に変化し、
インバータINVの出力である信号信号出力部OUTは
“ハイ”信号を出力する。このとき、信号信号出力部O
UTにおける信号レベルが“ロウ”信号から“ハイ”信
号に反転するのは、入力信号がインバータINVのスレ
ショルド電位を通過するときである。
【0101】本発明の第2の実施形態におけるパワーオ
ンリセット回路Pに用いる可変抵抗VRは、Nチャンネ
ルMOSトランジスタNMSは電源電圧を第1の抵抗R
1と第2の抵抗R2で分圧しNチャンネルMOSトラン
ジスタNMSのゲートに印加してMOSトランジスタ抵
抗として用いる。このため、コンデンサCと可変抵抗V
Rの接続点における電位が高電位側電源VDDの電位で
あるとNチャンネルMOSトランジスタNMSに電流が
流れる。
ンリセット回路Pに用いる可変抵抗VRは、Nチャンネ
ルMOSトランジスタNMSは電源電圧を第1の抵抗R
1と第2の抵抗R2で分圧しNチャンネルMOSトラン
ジスタNMSのゲートに印加してMOSトランジスタ抵
抗として用いる。このため、コンデンサCと可変抵抗V
Rの接続点における電位が高電位側電源VDDの電位で
あるとNチャンネルMOSトランジスタNMSに電流が
流れる。
【0102】このため、コンデンサCと可変抵抗VRの
接続点における電位は高電位側電源VDDの電位から低
電位側電源VSSの電位に変化するため、インバータI
NVに入力する信号レベルも“ハイ”信号から“ロウ”
信号に変化し、このインバータINVの出力である信号
出力部OUTは“ハイ”信号を出力する。このとき、信
号出力部OUTにおける信号レベルが“ロウ”信号から
“ハイ”信号に反転するのは、入力信号がインバータI
NVのスレショルド電位を通過するときである。
接続点における電位は高電位側電源VDDの電位から低
電位側電源VSSの電位に変化するため、インバータI
NVに入力する信号レベルも“ハイ”信号から“ロウ”
信号に変化し、このインバータINVの出力である信号
出力部OUTは“ハイ”信号を出力する。このとき、信
号出力部OUTにおける信号レベルが“ロウ”信号から
“ハイ”信号に反転するのは、入力信号がインバータI
NVのスレショルド電位を通過するときである。
【0103】ここで、本発明の第2の実施形態における
パワーオンリセット回路Pの信号出力部OUTにおける
信号レベルが“ロウ”信号の間に回路システムの初期状
態を設定するように周辺回路のロジックを設計すると、
電源供給を開始してから本発明の第2の実施形態のパワ
ーオンリセット回路Pの信号出力部OUTにおける信号
レベルが“ロウ”信号から“ハイ”信号に反転する間に
回路システムの初期状態を設定できる。
パワーオンリセット回路Pの信号出力部OUTにおける
信号レベルが“ロウ”信号の間に回路システムの初期状
態を設定するように周辺回路のロジックを設計すると、
電源供給を開始してから本発明の第2の実施形態のパワ
ーオンリセット回路Pの信号出力部OUTにおける信号
レベルが“ロウ”信号から“ハイ”信号に反転する間に
回路システムの初期状態を設定できる。
【0104】本発明の第2の実施形態のパワーオンリセ
ット回路Pが回路システムの初期状態を設定するために
は、本発明の第2の実施形態のパワーオンリセット回路
Pの信号出力部OUTにおける信号レベルが必ず“ロ
ウ”信号になり、電源電圧の立ち上がりに従って“ロ
ウ”信号に反転する必要があり、回路システムの初期状
態を確実に設定するためには電源電圧の立ち上がりと本
発明の第2の実施形態のパワーオンリセット回路Pの信
号出力部OUTにおける信号レベルが“ロウ”信号から
“ハイ”信号に反転するタイミングが重要である。
ット回路Pが回路システムの初期状態を設定するために
は、本発明の第2の実施形態のパワーオンリセット回路
Pの信号出力部OUTにおける信号レベルが必ず“ロ
ウ”信号になり、電源電圧の立ち上がりに従って“ロ
ウ”信号に反転する必要があり、回路システムの初期状
態を確実に設定するためには電源電圧の立ち上がりと本
発明の第2の実施形態のパワーオンリセット回路Pの信
号出力部OUTにおける信号レベルが“ロウ”信号から
“ハイ”信号に反転するタイミングが重要である。
【0105】本発明の第2の実施形態のパワーオンリセ
ット回路Pの信号出力部OUTにおける信号レベルが
“ロウ”信号から“ハイ”信号に反転するタイミング
は、コンデンサCの容量値やNチャンネルMOSトラン
ジスタNMSのサイズやスレッショルド電圧そしてイン
バータINVのスレッショルド電圧を変えることにより
任意に変えられる。このとき、インバータINVのスレ
ッショルド電圧はこのインバータINVを構成するPチ
ャンネルMOSトランジスタとNチャンネルMOSトラ
ンジスタのサイズやスレッショルド電圧を変えることで
調節できる。
ット回路Pの信号出力部OUTにおける信号レベルが
“ロウ”信号から“ハイ”信号に反転するタイミング
は、コンデンサCの容量値やNチャンネルMOSトラン
ジスタNMSのサイズやスレッショルド電圧そしてイン
バータINVのスレッショルド電圧を変えることにより
任意に変えられる。このとき、インバータINVのスレ
ッショルド電圧はこのインバータINVを構成するPチ
ャンネルMOSトランジスタとNチャンネルMOSトラ
ンジスタのサイズやスレッショルド電圧を変えることで
調節できる。
【0106】また、図1ではNチャンネルMOSトラン
ジスタNMSを1段しか用いていないが、この段数を増
やすことでも本発明の第2の実施形態のパワーオンリセ
ット回路Pの信号出力部OUTにおける信号レベルが反
転するタイミングを変えられる。
ジスタNMSを1段しか用いていないが、この段数を増
やすことでも本発明の第2の実施形態のパワーオンリセ
ット回路Pの信号出力部OUTにおける信号レベルが反
転するタイミングを変えられる。
【0107】たとえば、電源電圧の立ち上がり速度とイ
ンバータINVのスレッショルド電圧が一定である場合
を考えると、電源電圧供給を開始する初期状態において
は、コンデンサCと可変抵抗VRの接続点における電位
は高電位側電源VDDの電位である。また、初期状態に
おいてはNチャンネルMOSトランジスタNMSのゲー
ト電圧もソースとドレイン間電圧も小さいのでNチャン
ネルMOSトランジスタNMSに電流を流せない。
ンバータINVのスレッショルド電圧が一定である場合
を考えると、電源電圧供給を開始する初期状態において
は、コンデンサCと可変抵抗VRの接続点における電位
は高電位側電源VDDの電位である。また、初期状態に
おいてはNチャンネルMOSトランジスタNMSのゲー
ト電圧もソースとドレイン間電圧も小さいのでNチャン
ネルMOSトランジスタNMSに電流を流せない。
【0108】時間の経過とともに電源電圧が大きくなる
と、NチャンネルMOSトランジスタNMSのソースと
ドレイン間電圧も大きくなり、電源電圧を第1の抵抗R
1と第2の抵抗R2により分圧するNチャンネルMOS
トランジスタNMSのゲート電圧も同様に大きくなり、
NチャンネルMOSトランジスタNMSのが“オン”し
MOSトランジスタ抵抗としての抵抗値が下がり電流が
流れ、コンデンサCと可変抵抗VRの接続点における電
位が低電位側電源VSSの電位になる。
と、NチャンネルMOSトランジスタNMSのソースと
ドレイン間電圧も大きくなり、電源電圧を第1の抵抗R
1と第2の抵抗R2により分圧するNチャンネルMOS
トランジスタNMSのゲート電圧も同様に大きくなり、
NチャンネルMOSトランジスタNMSのが“オン”し
MOSトランジスタ抵抗としての抵抗値が下がり電流が
流れ、コンデンサCと可変抵抗VRの接続点における電
位が低電位側電源VSSの電位になる。
【0109】このとき、コンデンサCと可変抵抗VRと
の接続点における電位は、コンデンサCに充電している
高電位側電源VDDの電位である電荷量と、第1の抵抗
R1と第2の抵抗R2とNチャンネルMOSトランジス
タNMSで構成する可変抵抗VRに流れる電流量で決ま
るため、コンデンサCの容量値が大きいと、Nチャンネ
ルMOSトランジスタNMSに電流が流れコンデンサC
と可変抵抗VRの接続点における電位が低電位側電源V
SSになるまでの時間が長くなる。
の接続点における電位は、コンデンサCに充電している
高電位側電源VDDの電位である電荷量と、第1の抵抗
R1と第2の抵抗R2とNチャンネルMOSトランジス
タNMSで構成する可変抵抗VRに流れる電流量で決ま
るため、コンデンサCの容量値が大きいと、Nチャンネ
ルMOSトランジスタNMSに電流が流れコンデンサC
と可変抵抗VRの接続点における電位が低電位側電源V
SSになるまでの時間が長くなる。
【0110】これとは逆に、コンデンサCの容量値が小
さいと、NチャンネルMOSトランジスタNMSに電流
が流れコンデンサCと可変抵抗VRの接続点における電
位が低電位側電源VSSになるまでの時間が短くなる。
さいと、NチャンネルMOSトランジスタNMSに電流
が流れコンデンサCと可変抵抗VRの接続点における電
位が低電位側電源VSSになるまでの時間が短くなる。
【0111】また、NチャンネルMOSトランジスタN
MSのチャネル長やチャネル幅を変えることによりサイ
ズを大きくすると、NチャンネルMOSトランジスタN
MSに電流が流れコンデンサCと可変抵抗VRの接続点
における電位が低電位側電源VSSになるまでの時間が
長くなり、サイズを小さくするとNチャンネルMOSト
ランジスタNMSに電流が流れコンデンサCと可変抵抗
VRの接続点における電位が低電位側電源VSSになる
までの時間が短くなる。
MSのチャネル長やチャネル幅を変えることによりサイ
ズを大きくすると、NチャンネルMOSトランジスタN
MSに電流が流れコンデンサCと可変抵抗VRの接続点
における電位が低電位側電源VSSになるまでの時間が
長くなり、サイズを小さくするとNチャンネルMOSト
ランジスタNMSに電流が流れコンデンサCと可変抵抗
VRの接続点における電位が低電位側電源VSSになる
までの時間が短くなる。
【0112】NチャンネルMOSトランジスタNMSの
スレッショルド電圧を大きくするとNチャンネルMOS
トランジスタNMSに電流が流れて、コンデンサCと可
変抵抗VRとの接続点における電位が低電位側電源VS
Sになるまでの時間が長くなり、スレッショルド電圧を
小さくするとNチャンネルMOSトランジスタNMSに
電流が流れコンデンサCと可変抵抗VRの接続点におけ
る電位が低電位側電源VSSになるまでの時間が短くな
る。
スレッショルド電圧を大きくするとNチャンネルMOS
トランジスタNMSに電流が流れて、コンデンサCと可
変抵抗VRとの接続点における電位が低電位側電源VS
Sになるまでの時間が長くなり、スレッショルド電圧を
小さくするとNチャンネルMOSトランジスタNMSに
電流が流れコンデンサCと可変抵抗VRの接続点におけ
る電位が低電位側電源VSSになるまでの時間が短くな
る。
【0113】そして、NチャンネルMOSトランジスタ
NMSを直列に接続しコンデンサCと低電位側電源VS
Sの間に設け、NチャンネルMOSトランジスタNMS
のダイオード接続の直列に接続する段数を増やすことに
より、直列に接続しているNチャンネルMOSトランジ
スタNMSに流れる電流を減らし時間を長くできる。
NMSを直列に接続しコンデンサCと低電位側電源VS
Sの間に設け、NチャンネルMOSトランジスタNMS
のダイオード接続の直列に接続する段数を増やすことに
より、直列に接続しているNチャンネルMOSトランジ
スタNMSに流れる電流を減らし時間を長くできる。
【0114】また電源電圧を分圧してNチャンネルMO
SトランジスタNMSのゲートに印加する第1の抵抗R
1と第2の抵抗R2との比を変えても、NチャンネルM
OSトランジスタNMSに流れる電流を調節し時間を変
えられる。
SトランジスタNMSのゲートに印加する第1の抵抗R
1と第2の抵抗R2との比を変えても、NチャンネルM
OSトランジスタNMSに流れる電流を調節し時間を変
えられる。
【0115】ここで、コンデンサCとNチャンネルMO
SトランジスタNMSのMOSトランジスタ抵抗が高電
位側電源VDDと低電位側電源VSSの間で直列に接続
し、コンデンサCが高電位側電源VDD側に接続しNチ
ャンネルMOSトランジスタNMSが低電位側電源VS
S側に接続する構成する場合、コンデンサCと可変抵抗
VRの接続点における電位は可変容量VRに流れる電流
量による。
SトランジスタNMSのMOSトランジスタ抵抗が高電
位側電源VDDと低電位側電源VSSの間で直列に接続
し、コンデンサCが高電位側電源VDD側に接続しNチ
ャンネルMOSトランジスタNMSが低電位側電源VS
S側に接続する構成する場合、コンデンサCと可変抵抗
VRの接続点における電位は可変容量VRに流れる電流
量による。
【0116】このため、電源電圧の立ち上がり速度とイ
ンバータINVのスレッショルド電圧が一定である場
合、コンデンサCと可変抵抗VRの接続点における電位
つまりインバータINVに対する入力信号の電位が高電
位側電源VDDの電位から低電位側電源VSSの電位に
変化する間にインバータINVのスレッショルド電圧を
通過するタイミングを変えられる。
ンバータINVのスレッショルド電圧が一定である場
合、コンデンサCと可変抵抗VRの接続点における電位
つまりインバータINVに対する入力信号の電位が高電
位側電源VDDの電位から低電位側電源VSSの電位に
変化する間にインバータINVのスレッショルド電圧を
通過するタイミングを変えられる。
【0117】また、電源電圧の立ち上がり速度とコンデ
ンサCの容量値と可変抵抗VRの特性が一定である場合
を考えると、インバータINVのスレッショルド電圧を
変えることにより、コンデンサCと可変抵抗VRの接続
点における電位であるインバータINVの入力電位に対
する信号出力部OUTの信号レベルが反転するタイミン
グを調整できる。
ンサCの容量値と可変抵抗VRの特性が一定である場合
を考えると、インバータINVのスレッショルド電圧を
変えることにより、コンデンサCと可変抵抗VRの接続
点における電位であるインバータINVの入力電位に対
する信号出力部OUTの信号レベルが反転するタイミン
グを調整できる。
【0118】本発明の第2の実施形態のパワーオンリセ
ット回路Pは、電源電圧をコンデンサCと可変抵抗VR
により分圧してインバータINVの出力を反転してい
る。このためインバータINVに入力する電位レベルは
確実に低電位側電源VSSになり、電源電圧の立ち上が
り速度が変化したとしてもタイミングに多少のズレが生
じるだけで、パワーオンリセット回路の動作には問題は
起らない。
ット回路Pは、電源電圧をコンデンサCと可変抵抗VR
により分圧してインバータINVの出力を反転してい
る。このためインバータINVに入力する電位レベルは
確実に低電位側電源VSSになり、電源電圧の立ち上が
り速度が変化したとしてもタイミングに多少のズレが生
じるだけで、パワーオンリセット回路の動作には問題は
起らない。
【0119】また、本発明の第2の実施形態のパワーオ
ンリセット回路Pを構成するコンデンサCの抵抗値は無
限大になっているので可変抵抗VRの抵抗値より常に大
きな抵抗として働き、コンデンサCと可変容量VRの接
続点の電位レベルは確実に低電位側電源VSSになり電
源電圧の大きさがバラ付いても、パワーオンリセット回
路の動作には問題は起らない。
ンリセット回路Pを構成するコンデンサCの抵抗値は無
限大になっているので可変抵抗VRの抵抗値より常に大
きな抵抗として働き、コンデンサCと可変容量VRの接
続点の電位レベルは確実に低電位側電源VSSになり電
源電圧の大きさがバラ付いても、パワーオンリセット回
路の動作には問題は起らない。
【0120】本発明の第2の実施形態のパワーオンリセ
ット回路Pを用いれば、移動体通信機器に使用する電子
機器部品に対する電源電圧供給を開始した後に短時間で
安定した状態になるという要求を満足し、しかも電源電
圧の立ち上がり速度や電源電圧の大きさがバラ付いたり
変化しても安定した動作を行なえる回路システムを提供
できる。
ット回路Pを用いれば、移動体通信機器に使用する電子
機器部品に対する電源電圧供給を開始した後に短時間で
安定した状態になるという要求を満足し、しかも電源電
圧の立ち上がり速度や電源電圧の大きさがバラ付いたり
変化しても安定した動作を行なえる回路システムを提供
できる。
【0121】また、図4示すその他の本発明の第2の実
施形態のパワーオンリセット回路Pは、高電位側電源V
DDをコンデンサCの一方の端子に接続し、コンデンサ
Cの他方の端子をNチャンネルMOSトランジスタNM
Sのドレインに接続し、NチャンネルMOSトランジス
タNMSのソースとバルクを低電位側電源VSSに接続
し、高電位側電源VDDをNチャンネルMOSトランジ
スタNMSのゲートに接続し、NチャンネルMOSトラ
ンジスタNMSのドレインをインバータINVの入力に
接続し、インバータINVの出力に信号出力部OUTを
設ける。
施形態のパワーオンリセット回路Pは、高電位側電源V
DDをコンデンサCの一方の端子に接続し、コンデンサ
Cの他方の端子をNチャンネルMOSトランジスタNM
Sのドレインに接続し、NチャンネルMOSトランジス
タNMSのソースとバルクを低電位側電源VSSに接続
し、高電位側電源VDDをNチャンネルMOSトランジ
スタNMSのゲートに接続し、NチャンネルMOSトラ
ンジスタNMSのドレインをインバータINVの入力に
接続し、インバータINVの出力に信号出力部OUTを
設ける。
【0122】図3示す本発明の第2の実施形態のパワー
オンリセット回路Pの構成を用いる場合、第1の抵抗R
1と第2の抵抗R2の比を適当に選ぶことで初期状態の
設定を終了する電源電圧の大きさや電源電圧の供給を開
始してからの時間を任意に設定でき、図4に示すその他
の本発明の第2の実施形態のパワーオンリセット回路P
の構成を用いる場合、抵抗を用いる必要がないので回路
規模を小さくできる。
オンリセット回路Pの構成を用いる場合、第1の抵抗R
1と第2の抵抗R2の比を適当に選ぶことで初期状態の
設定を終了する電源電圧の大きさや電源電圧の供給を開
始してからの時間を任意に設定でき、図4に示すその他
の本発明の第2の実施形態のパワーオンリセット回路P
の構成を用いる場合、抵抗を用いる必要がないので回路
規模を小さくできる。
【0123】さらに、図3と図4に示す本発明の第2の
実施形態のパワーオンリセット回路Pとその他の本発明
の第2の実施形態のパワーオンリセット回路Pの構成
で、インバータINVの入力と高電位側電源VDDと低
電位側電源VSSの両方または一方の電源の間にコンデ
ンサを設けて、電源電圧の立ちあがりに対して電源電圧
検出手段の出力を時間的に遅らせることも可能である。
実施形態のパワーオンリセット回路Pとその他の本発明
の第2の実施形態のパワーオンリセット回路Pの構成
で、インバータINVの入力と高電位側電源VDDと低
電位側電源VSSの両方または一方の電源の間にコンデ
ンサを設けて、電源電圧の立ちあがりに対して電源電圧
検出手段の出力を時間的に遅らせることも可能である。
【0124】[本発明の第3の実施形態の説明:図5、
図6]つぎに本発明の第3の実施形態を説明する。図5
は、本発明の第3の実施形態におけるパワーオンリセッ
ト回路Pの構成を示す回路図である。
図6]つぎに本発明の第3の実施形態を説明する。図5
は、本発明の第3の実施形態におけるパワーオンリセッ
ト回路Pの構成を示す回路図である。
【0125】図5に示すように、本発明の第3の実施形
態におけるパワーオンリセット回路Pは、高電位側電源
VDDをPチャンネルMOSトランジスタPMSのソー
スとバルクに接続し、PチャンネルMOSトランジスタ
PMSのドレインをコンデンサCの一方の端子に接続
し、コンデンサCの他方の端子を低電位側電源VSSに
接続し、高電位側電源VDDと低電位側電源VSSの間
に第1の抵抗R1と第2の抵抗R2を直列に接続し、第
1の抵抗R1と第2の抵抗R2の接続点をPチャンネル
MOSトランジスタPMSのゲートに接続し、Pチャン
ネルMOSトランジスタPMSのドレインをインバータ
INVの入力に接続し、インバータINVの出力に信号
出力部OUTを設ける。
態におけるパワーオンリセット回路Pは、高電位側電源
VDDをPチャンネルMOSトランジスタPMSのソー
スとバルクに接続し、PチャンネルMOSトランジスタ
PMSのドレインをコンデンサCの一方の端子に接続
し、コンデンサCの他方の端子を低電位側電源VSSに
接続し、高電位側電源VDDと低電位側電源VSSの間
に第1の抵抗R1と第2の抵抗R2を直列に接続し、第
1の抵抗R1と第2の抵抗R2の接続点をPチャンネル
MOSトランジスタPMSのゲートに接続し、Pチャン
ネルMOSトランジスタPMSのドレインをインバータ
INVの入力に接続し、インバータINVの出力に信号
出力部OUTを設ける。
【0126】図5に示す本発明の第3の実施形態のパワ
ーオンリセット回路Pも構成であっても、図3に示す本
発明の第2の実施形態のパワーオンリセット回路Pと同
様の効果がある。
ーオンリセット回路Pも構成であっても、図3に示す本
発明の第2の実施形態のパワーオンリセット回路Pと同
様の効果がある。
【0127】図6は、その他の本発明の第3の実施形態
におけるパワーオンリセット回路Pの構成を示す回路図
である。
におけるパワーオンリセット回路Pの構成を示す回路図
である。
【0128】図6に示す本発明の第3の実施形態におけ
るパワーオンリセット回路Pは、高電位側電源VDDを
PチャンネルMOSトランジスタPMSのソースとバル
クに接続し、PチャンネルMOSトランジスタPMSの
ドレインをコンデンサCの一方の端子に接続し、このコ
ンデンサCの他方の端子を低電位側電源VSSに接続
し、低電位側電源VSSをPチャンネルMOSトランジ
スタPMSのゲートに接続し、PチャンネルMOSトラ
ンジスタPMSのドレインをインバータINVの入力に
接続し、インバータINVの出力に信号出力部OUTを
設ける。
るパワーオンリセット回路Pは、高電位側電源VDDを
PチャンネルMOSトランジスタPMSのソースとバル
クに接続し、PチャンネルMOSトランジスタPMSの
ドレインをコンデンサCの一方の端子に接続し、このコ
ンデンサCの他方の端子を低電位側電源VSSに接続
し、低電位側電源VSSをPチャンネルMOSトランジ
スタPMSのゲートに接続し、PチャンネルMOSトラ
ンジスタPMSのドレインをインバータINVの入力に
接続し、インバータINVの出力に信号出力部OUTを
設ける。
【0129】図6に示すその他の本発明の第3の実施形
態のパワーオンリセット回路Pも構成であっても、図4
に示すその他の本発明の第3の実施形態のパワーオンリ
セット回路Pと同様の効果がある。
態のパワーオンリセット回路Pも構成であっても、図4
に示すその他の本発明の第3の実施形態のパワーオンリ
セット回路Pと同様の効果がある。
【0130】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のパワーオンリセット回路は、移動体通信機器に使用す
る電子機器部品に対し電源投入後に短時間で安定した状
態になる仕様に対して、電源電圧の立ち上がり速度や電
源電圧の大きさがバラ付いたり変化しても、コンデンサ
と電源電圧の増加とともに抵抗値が単調に変化する可変
抵抗とを有する。
のパワーオンリセット回路は、移動体通信機器に使用す
る電子機器部品に対し電源投入後に短時間で安定した状
態になる仕様に対して、電源電圧の立ち上がり速度や電
源電圧の大きさがバラ付いたり変化しても、コンデンサ
と電源電圧の増加とともに抵抗値が単調に変化する可変
抵抗とを有する。
【0131】このため本発明のパワーオンリセット回路
においては、電源電圧供給を開始してから短い時間で安
定な動作を行い汎用性の高いパワーオンリセット回路を
提供することが可能となる。
においては、電源電圧供給を開始してから短い時間で安
定な動作を行い汎用性の高いパワーオンリセット回路を
提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるパワーオンリ
セット回路の構成を示す回路図である。
セット回路の構成を示す回路図である。
【図2】その他の本発明の第1の実施形態におけるパワ
ーオンリセット回路の構成を示す回路図である。
ーオンリセット回路の構成を示す回路図である。
【図3】本発明の第2の実施形態におけるパワーオンリ
セット回路の構成を示す回路図である。
セット回路の構成を示す回路図である。
【図4】その他の本発明の第2の実施形態におけるパワ
ーオンリセット回路の構成を示す回路図である。
ーオンリセット回路の構成を示す回路図である。
【図5】本発明の第3の実施形態におけるパワーオンリ
セット回路の構成を示す回路図である。
セット回路の構成を示す回路図である。
【図6】その他の本発明の第3の実施形態におけるパワ
ーオンリセット回路の構成を示す回路図である。
ーオンリセット回路の構成を示す回路図である。
【図7】従来技術におけるパワーオンリセット回路の構
成を示す回路図である。
成を示す回路図である。
【図8】従来技術におけるパワーオンリセット回路の構
成を示す回路図である。
成を示す回路図である。
P パワーオンリセット回路 C コンデンサ VR 可変抵抗 NMS NチャンネルMOSトランジスタ INV インバータ OUT 信号出力部
Claims (5)
- 【請求項1】 コンデンサと、電源電圧の増加とともに
抵抗値が単調に変化する可変抵抗とを有することを特徴
とするパワーオンリセット回路。 - 【請求項2】 コンデンサと、電源電圧の増加とともに
抵抗値が単調に変化する可変抵抗とを有し、 可変抵抗は、MOSトランジスタで構成することを特徴
とするパワーオンリセット回路。 - 【請求項3】 コンデンサと、電源電圧の増加とともに
抵抗値が単調に変化する可変抵抗とを有し、 可変抵抗は、MOSトランジスタのダイオード接続で構
成することを特徴とするパワーオンリセット回路。 - 【請求項4】 コンデンサと、電源電圧の増加とともに
抵抗値が単調に変化する可変抵抗とを有し、 可変抵抗は、電源電圧の増加とともに単調に変化する電
位レベルとMOSトランジスタで構成することを特徴と
するパワーオンリセット回路。 - 【請求項5】 コンデンサと、電源電圧の増加とともに
抵抗値が単調に変化する可変抵抗とを有し、 可変抵抗は、電源電圧の増加とともに単調に変化する電
位レベルをMOSトランジスタのゲート電圧とすること
を特徴とするパワーオンリセット回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9185307A JPH1132431A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | パワーオンリセット回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9185307A JPH1132431A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | パワーオンリセット回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1132431A true JPH1132431A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16168573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9185307A Pending JPH1132431A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | パワーオンリセット回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1132431A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1078465A4 (en) * | 1998-05-20 | 2001-05-30 | Maxim Integrated Products | RESET CIRCUIT AT POWER ON WITH ZERO DIRECT CURRENT CONSUMPTION |
| JP2007073954A (ja) * | 2005-08-26 | 2007-03-22 | Power Integrations Inc | 時間計測に基づきパラメータ/モードを選択する方法及び装置 |
| KR100715601B1 (ko) | 2006-08-16 | 2007-05-10 | 동부일렉트로닉스 주식회사 | 파워온 리셋 회로 |
| US8537577B2 (en) | 2008-09-19 | 2013-09-17 | Power Integrations, Inc. | Method and apparatus to select a parameter/mode based on a measurement during an initialization period |
-
1997
- 1997-07-10 JP JP9185307A patent/JPH1132431A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1078465A4 (en) * | 1998-05-20 | 2001-05-30 | Maxim Integrated Products | RESET CIRCUIT AT POWER ON WITH ZERO DIRECT CURRENT CONSUMPTION |
| JP2007073954A (ja) * | 2005-08-26 | 2007-03-22 | Power Integrations Inc | 時間計測に基づきパラメータ/モードを選択する方法及び装置 |
| JP2013055882A (ja) * | 2005-08-26 | 2013-03-21 | Power Integrations Inc | 集積制御回路 |
| US8742771B2 (en) | 2005-08-26 | 2014-06-03 | Power Integrations, Inc. | Method and apparatus to select a parameter/mode based on a time measurement |
| KR100715601B1 (ko) | 2006-08-16 | 2007-05-10 | 동부일렉트로닉스 주식회사 | 파워온 리셋 회로 |
| US8537577B2 (en) | 2008-09-19 | 2013-09-17 | Power Integrations, Inc. | Method and apparatus to select a parameter/mode based on a measurement during an initialization period |
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