JPH11324403A - 免振装置用アンカープレート及びその製造方法 - Google Patents
免振装置用アンカープレート及びその製造方法Info
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- JPH11324403A JPH11324403A JP15534298A JP15534298A JPH11324403A JP H11324403 A JPH11324403 A JP H11324403A JP 15534298 A JP15534298 A JP 15534298A JP 15534298 A JP15534298 A JP 15534298A JP H11324403 A JPH11324403 A JP H11324403A
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- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 免振装置の据え付けに於て、設計通りの支持
固定が実現でき、且つ、製造にかかる時間やコストを節
減でき、更に、固定時の強度を高められると共に、設計
上の自由度の広い免振装置用アンカープレートを提供す
る。 【解決手段】 適宜外形の板状で一方の面の所定位置に
直立状態に突出するナット凸部2を有するアンカープレ
ート本体1を鋳造にて成型し、次いでこのアンカープレ
ート本体1の他方の面からナット凸部2の内部に通ずる
ネジ穴4を削成する。
固定が実現でき、且つ、製造にかかる時間やコストを節
減でき、更に、固定時の強度を高められると共に、設計
上の自由度の広い免振装置用アンカープレートを提供す
る。 【解決手段】 適宜外形の板状で一方の面の所定位置に
直立状態に突出するナット凸部2を有するアンカープレ
ート本体1を鋳造にて成型し、次いでこのアンカープレ
ート本体1の他方の面からナット凸部2の内部に通ずる
ネジ穴4を削成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、免振装置用アンカ
ープレート及びその製造方法に係り、免振装置を下部基
礎及び上部構造物に固定するための免振装置用アンカー
プレート及びその製造方法に関するものである。
ープレート及びその製造方法に係り、免振装置を下部基
礎及び上部構造物に固定するための免振装置用アンカー
プレート及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、積層ゴムをアイソレータ
としている免振装置は、一般に実公平6−40285号
公報の第2図に示されたもののように、積層ゴムを支持
している上下の支持鋼板を夫々アンカープレートを介し
て下部基礎及び上部構造物に固定している。
としている免振装置は、一般に実公平6−40285号
公報の第2図に示されたもののように、積層ゴムを支持
している上下の支持鋼板を夫々アンカープレートを介し
て下部基礎及び上部構造物に固定している。
【0003】アンカープレートは、免振装置の支持鋼板
に開穿した複数の貫通孔と合致する挿通孔を有し、且
つ、一方の面には、前記挿通孔を開穿した位置に長ナッ
トを突出状態に設けると共に、適宜位置にアンカー凸部
(アンカーボルト)を突出状態に設けたものであり、固
定ボルトを支持鋼板の貫通孔からアンカープレートの挿
通孔を通して長ナットに螺着することで支持鋼板とアン
カープレートとを固定し、一方、長ナット及びアンカー
凸部を下部基礎又は上部構造物のコンクリート打設時に
埋設することで、免振装置の下部基礎及び上部構造物へ
の固定を行っている。
に開穿した複数の貫通孔と合致する挿通孔を有し、且
つ、一方の面には、前記挿通孔を開穿した位置に長ナッ
トを突出状態に設けると共に、適宜位置にアンカー凸部
(アンカーボルト)を突出状態に設けたものであり、固
定ボルトを支持鋼板の貫通孔からアンカープレートの挿
通孔を通して長ナットに螺着することで支持鋼板とアン
カープレートとを固定し、一方、長ナット及びアンカー
凸部を下部基礎又は上部構造物のコンクリート打設時に
埋設することで、免振装置の下部基礎及び上部構造物へ
の固定を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかるアンカープレー
トは、従来、所定の厚さ、外形に切り出したアンカープ
レートに対して、別部材の長ナットやアンカー凸部を溶
接することで製造されているが、市販されている鉄板
は、厚みについてはJIS規格があるものの、反り、曲
りについては規格が定められていないため、生産時から
反り、曲りを持っているものが多く、数枚であればそう
した反り、曲りのないものを指定して入手することは可
能であっても、アンカープレートは50枚、100枚と
いった大きな単位で発注するものであるため、反り、曲
りのないものを揃えることはほとんど不可能であり、更
に、鉄板には長ナットやアンカー凸部を溶接する時にも
熱によって反りが生じてしまい、製造上常に反り、曲り
を伴うものであった。
トは、従来、所定の厚さ、外形に切り出したアンカープ
レートに対して、別部材の長ナットやアンカー凸部を溶
接することで製造されているが、市販されている鉄板
は、厚みについてはJIS規格があるものの、反り、曲
りについては規格が定められていないため、生産時から
反り、曲りを持っているものが多く、数枚であればそう
した反り、曲りのないものを指定して入手することは可
能であっても、アンカープレートは50枚、100枚と
いった大きな単位で発注するものであるため、反り、曲
りのないものを揃えることはほとんど不可能であり、更
に、鉄板には長ナットやアンカー凸部を溶接する時にも
熱によって反りが生じてしまい、製造上常に反り、曲り
を伴うものであった。
【0005】このようにアンカープレートに反り、曲り
があると、免振装置の固定時にアンカープレートと免振
装置との良好な密着が得られず、免振装置の据え付け精
度が低下する原因となり、また、アンカープレートに反
り、曲りがある以上、長ナットは垂直には設けられず、
該長ナットにアンカーボルトを取付けても下部基礎及び
上部構造物のコンクリートとの接地面に対して垂直に立
たないから、据え付け時にアンカーボルトには偏って負
荷がかかることになり、設計通りの支持固定が行われな
いことにより、安全性が損われることになった。
があると、免振装置の固定時にアンカープレートと免振
装置との良好な密着が得られず、免振装置の据え付け精
度が低下する原因となり、また、アンカープレートに反
り、曲りがある以上、長ナットは垂直には設けられず、
該長ナットにアンカーボルトを取付けても下部基礎及び
上部構造物のコンクリートとの接地面に対して垂直に立
たないから、据え付け時にアンカーボルトには偏って負
荷がかかることになり、設計通りの支持固定が行われな
いことにより、安全性が損われることになった。
【0006】また、アンカープレートと免振装置の支持
鋼板とを固定する際、固定ボルトの長ナットへの螺着
は、普通8箇所〜16箇所で行われるもので、固定ボル
トの締め付け時のクリアランスは3ミリ〜5ミリとさ
れ、これ以上の狂いがあると免振装置の取付けは実質不
可能となるが、かなり大きいと思われがちのこのクリア
ランス値も、前述した理由から垂直に設けることが難し
い長ナットを多数設けるわけであるから、夫々の誤差が
嵩むとこのクリアランス値におさめることもかなり難し
いため、長ナットの溶接は慎重に行う必要があり、溶接
作業に相当に時間がかかるものとなった。
鋼板とを固定する際、固定ボルトの長ナットへの螺着
は、普通8箇所〜16箇所で行われるもので、固定ボル
トの締め付け時のクリアランスは3ミリ〜5ミリとさ
れ、これ以上の狂いがあると免振装置の取付けは実質不
可能となるが、かなり大きいと思われがちのこのクリア
ランス値も、前述した理由から垂直に設けることが難し
い長ナットを多数設けるわけであるから、夫々の誤差が
嵩むとこのクリアランス値におさめることもかなり難し
いため、長ナットの溶接は慎重に行う必要があり、溶接
作業に相当に時間がかかるものとなった。
【0007】鉄板を用いた場合に生じる反り、曲りの欠
点は、完全にこれを解消するということは不可能である
が、使用に耐えるようにいろいろな対策が試みられてい
る。例えば、事前防止策としては、鉄板を厚く設定す
る、時間をかけて少しずつ溶接するといったことであ
り、事後補正策としては、いわゆるアブリと言われ、鉄
板に熱を加えながら平らにする修正や、各面を少しずつ
切削して平滑にするといったことである。しかしなが
ら、アブリには熟練した技術が必要な上、多数の製品を
均一に整えることは難しく、切削による修正は切削時の
熱によってあらたに反りを生じる危険性があるばかり
か、長ナットやアンカー凸部が突設されている面は切削
が不可能であり、また、いずれの対策も製造コストを増
大させることにつながった。
点は、完全にこれを解消するということは不可能である
が、使用に耐えるようにいろいろな対策が試みられてい
る。例えば、事前防止策としては、鉄板を厚く設定す
る、時間をかけて少しずつ溶接するといったことであ
り、事後補正策としては、いわゆるアブリと言われ、鉄
板に熱を加えながら平らにする修正や、各面を少しずつ
切削して平滑にするといったことである。しかしなが
ら、アブリには熟練した技術が必要な上、多数の製品を
均一に整えることは難しく、切削による修正は切削時の
熱によってあらたに反りを生じる危険性があるばかり
か、長ナットやアンカー凸部が突設されている面は切削
が不可能であり、また、いずれの対策も製造コストを増
大させることにつながった。
【0008】更に、こうしたアンカープレートでは、ば
か穴である挿通孔と長ナットのネジ穴とが連通するよう
に長ナットを一方の面に溶接しており、固定ボルトは長
ナットのネジ穴のみに螺着することになるが、この場合
有効ネジ部が免振装置の支持鋼板から遠くなるため、固
定ボルトには大きな力がかかることになり、強度を持た
せるためには長ナット及び固定ボルトの長さや該埋設深
さを大きく設定しなければならなかった。特に、既設の
構造物に後から免振装置を据え付ける場合等、構造上の
理由で長ナットの埋設深さを大きくとれない場合には、
長ナットの材質として高強度のハイカーボン等が求めら
れるが、カーボンを多量に含む物と鉄との溶接は実際に
は不向きであるため、長ナットとアンカープレートとの
溶接作業は極めて困難であり、相当に時間がかかるもの
となった。
か穴である挿通孔と長ナットのネジ穴とが連通するよう
に長ナットを一方の面に溶接しており、固定ボルトは長
ナットのネジ穴のみに螺着することになるが、この場合
有効ネジ部が免振装置の支持鋼板から遠くなるため、固
定ボルトには大きな力がかかることになり、強度を持た
せるためには長ナット及び固定ボルトの長さや該埋設深
さを大きく設定しなければならなかった。特に、既設の
構造物に後から免振装置を据え付ける場合等、構造上の
理由で長ナットの埋設深さを大きくとれない場合には、
長ナットの材質として高強度のハイカーボン等が求めら
れるが、カーボンを多量に含む物と鉄との溶接は実際に
は不向きであるため、長ナットとアンカープレートとの
溶接作業は極めて困難であり、相当に時間がかかるもの
となった。
【0009】しかも、こうしたアンカープレートは通
常、四角形の鉄板から円形、八角形等の形状のものを切
り出して製造されるが、この切り出し時にはかなりのス
クラップ(切り屑)が残り、材料に無駄が出ていた。
常、四角形の鉄板から円形、八角形等の形状のものを切
り出して製造されるが、この切り出し時にはかなりのス
クラップ(切り屑)が残り、材料に無駄が出ていた。
【0010】この発明は、上述した問題点等に鑑みなさ
れたもので、反りや曲りがなく、長ナット部分やアンカ
ー凸部を接地面に対して垂直に立てることができ、それ
によって設計通りの支持固定が得られる上、溶接作業に
かかる時間やコストを省くことができ、固定ボルトによ
るアンカープレートと免振装置の支持鋼板との固定を強
化できると共に、長ナット部分の埋設深さを短くすると
いう設計上の自由度を拡張でき、更に材料に無駄がない
免振装置用アンカープレート及びその製造方法を提供す
ることを目的とする。
れたもので、反りや曲りがなく、長ナット部分やアンカ
ー凸部を接地面に対して垂直に立てることができ、それ
によって設計通りの支持固定が得られる上、溶接作業に
かかる時間やコストを省くことができ、固定ボルトによ
るアンカープレートと免振装置の支持鋼板との固定を強
化できると共に、長ナット部分の埋設深さを短くすると
いう設計上の自由度を拡張でき、更に材料に無駄がない
免振装置用アンカープレート及びその製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】しかしてこの発明の請求
項1は、適宜外形の板状のアンカープレート本体と、ア
ンカープレート本体の一方の面の所定位置に直立状態に
突設されたナット凸部と、アンカープレート本体の他方
の面からナット凸部の内部に通ずる状態に形成されたネ
ジ穴とからなり、アンカープレート本体とナット凸部と
は、球状黒鉛鋳鉄を材料として鋳造にて一体成型したこ
とにより、上述した課題を解決する。
項1は、適宜外形の板状のアンカープレート本体と、ア
ンカープレート本体の一方の面の所定位置に直立状態に
突設されたナット凸部と、アンカープレート本体の他方
の面からナット凸部の内部に通ずる状態に形成されたネ
ジ穴とからなり、アンカープレート本体とナット凸部と
は、球状黒鉛鋳鉄を材料として鋳造にて一体成型したこ
とにより、上述した課題を解決する。
【0012】また、この発明の請求項2は、適宜外形の
板状のアンカープレート本体と、アンカープレート本体
の一方の面の所定位置に直立状態に突設されたナット凸
部と、同じくアンカープレート本体の一方の面の所定位
置に直立状態に突設されたアンカー凸部と、アンカープ
レート本体の他方の面からナット凸部の内部に通ずる状
態に形成されたネジ穴とからなり、アンカープレート本
体とナット凸部とアンカー凸部とは、球状黒鉛鋳鉄を材
料として鋳造にて一体成型したことにより、上述した課
題を解決する。
板状のアンカープレート本体と、アンカープレート本体
の一方の面の所定位置に直立状態に突設されたナット凸
部と、同じくアンカープレート本体の一方の面の所定位
置に直立状態に突設されたアンカー凸部と、アンカープ
レート本体の他方の面からナット凸部の内部に通ずる状
態に形成されたネジ穴とからなり、アンカープレート本
体とナット凸部とアンカー凸部とは、球状黒鉛鋳鉄を材
料として鋳造にて一体成型したことにより、上述した課
題を解決する。
【0013】また、この発明の請求項3は、適宜外形の
板状で一方の面の所定位置に直立状態に突出するナット
凸部を有するアンカープレート本体を鋳造にて成型し、
次いでこのアンカープレート本体の他方の面からナット
凸部の内部に通ずるネジ穴を削成することにより、上述
した課題を解決する。
板状で一方の面の所定位置に直立状態に突出するナット
凸部を有するアンカープレート本体を鋳造にて成型し、
次いでこのアンカープレート本体の他方の面からナット
凸部の内部に通ずるネジ穴を削成することにより、上述
した課題を解決する。
【0014】また、この発明の請求項4は、適宜外形の
板状で一方の面の所定位置に直立状態に突出するナット
凸部とアンカー凸部とを有するアンカープレート本体を
鋳造にて成型し、次いでこのアンカープレート本体の他
方の面からナット凸部の内部に通ずるネジ穴を削成する
ことを特徴とすることにより、上述した課題を解決す
る。
板状で一方の面の所定位置に直立状態に突出するナット
凸部とアンカー凸部とを有するアンカープレート本体を
鋳造にて成型し、次いでこのアンカープレート本体の他
方の面からナット凸部の内部に通ずるネジ穴を削成する
ことを特徴とすることにより、上述した課題を解決す
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて具体的に説明
する。図1は、第1の実施例のアンカープレートAを示
し、図において示す符号1は、厚さ30ミリ、直径18
00ミリの略円盤形のアンカープレート本体であり、ア
ンカープレート本体1は、その一方の面には、外周から
100ミリ内側の位置に中心をおく略円柱状のナット凸
部2を等間隔に8個直立状態に設けると共に、外周から
370ミリ内側の位置に中心をおく略円柱状のアンカー
凸部3を等間隔に12個直立状態に設けている。
する。図1は、第1の実施例のアンカープレートAを示
し、図において示す符号1は、厚さ30ミリ、直径18
00ミリの略円盤形のアンカープレート本体であり、ア
ンカープレート本体1は、その一方の面には、外周から
100ミリ内側の位置に中心をおく略円柱状のナット凸
部2を等間隔に8個直立状態に設けると共に、外周から
370ミリ内側の位置に中心をおく略円柱状のアンカー
凸部3を等間隔に12個直立状態に設けている。
【0016】ナット凸部2は、高さ180ミリで基部直
径が180ミリ、頂部の直径が160ミリの円錐台形を
呈し、いっぽうのアンカー凸部3は、これも高さ180
ミリで基部直径が80ミリ、頂部の直径が60ミリの円
錐台形を呈している。各ナット凸部2にはアンカープレ
ート本体1の他方の面から内部に通ずる直径56ミリの
ネジ穴が100ミリの深さで設けられている。
径が180ミリ、頂部の直径が160ミリの円錐台形を
呈し、いっぽうのアンカー凸部3は、これも高さ180
ミリで基部直径が80ミリ、頂部の直径が60ミリの円
錐台形を呈している。各ナット凸部2にはアンカープレ
ート本体1の他方の面から内部に通ずる直径56ミリの
ネジ穴が100ミリの深さで設けられている。
【0017】かかるアンカープレート本体1は、球状黒
鉛鋳鉄を材料として鋳造にて一体成形されており、その
製造工程は、図2に示すように、まず、一方の面に直立
状態に突出するナット凸部2とアンカー凸部3とを有す
るアンカープレート本体1を鋳造にて成型し、次いでこ
のアンカープレート本体1の他方の面からナット凸部2
の内部に通ずるネジ穴4をタップによって削成するもの
である。
鉛鋳鉄を材料として鋳造にて一体成形されており、その
製造工程は、図2に示すように、まず、一方の面に直立
状態に突出するナット凸部2とアンカー凸部3とを有す
るアンカープレート本体1を鋳造にて成型し、次いでこ
のアンカープレート本体1の他方の面からナット凸部2
の内部に通ずるネジ穴4をタップによって削成するもの
である。
【0018】しかしてこのアンカープレートAは、図3
に示すように、例えば積層ゴムをアイソレータとしてい
る免振装置Iを設置する際に免振装置Iと上下部の構造
物U,Lとの間に介在させるものであり、アンカープレ
ートAは免振装置Iの上下に配して、免振装置Iの支持
鋼板Pに開穿した貫通孔pを通して固定ボルトBを前記
ネジ穴4に螺着することにより免振装置Iに対して接合
され、いっぽう、下部構造物Lの基礎、地中梁、上部構
造物Uの柱、梁のコンクリート成形時に、上下夫々のア
ンカープレートはナット凸部及びアンカー凸部を埋設す
ることにより上下部構造物U,Lに対して固定される。
尚、アンカープレートAには、コンクリート打設時のレ
ベル調整や空気抜きのための孔が設けることがあるが、
その場合の孔も鋳造成形によって形成すればよい。
に示すように、例えば積層ゴムをアイソレータとしてい
る免振装置Iを設置する際に免振装置Iと上下部の構造
物U,Lとの間に介在させるものであり、アンカープレ
ートAは免振装置Iの上下に配して、免振装置Iの支持
鋼板Pに開穿した貫通孔pを通して固定ボルトBを前記
ネジ穴4に螺着することにより免振装置Iに対して接合
され、いっぽう、下部構造物Lの基礎、地中梁、上部構
造物Uの柱、梁のコンクリート成形時に、上下夫々のア
ンカープレートはナット凸部及びアンカー凸部を埋設す
ることにより上下部構造物U,Lに対して固定される。
尚、アンカープレートAには、コンクリート打設時のレ
ベル調整や空気抜きのための孔が設けることがあるが、
その場合の孔も鋳造成形によって形成すればよい。
【0019】尚、材質として球状黒鉛鋳鉄を採用した場
合には、衝撃吸収に優れているため、コンクリートに衝
撃を伝えにくいという免振装置の固定における重要な効
果を有する外、ボルト螺着時に含有成分であるカーボン
が滑剤の働きをしてボルトのかじり(同種金属のボル
ト、ナットにあって強い力がかかった時に焼き付いたよ
うな状態となる現象)を防止できる、錆びを防ぐといっ
た効果が得られるが、これを他の鋳鉄又は鋳鋼にて鋳造
成形しても構わない。
合には、衝撃吸収に優れているため、コンクリートに衝
撃を伝えにくいという免振装置の固定における重要な効
果を有する外、ボルト螺着時に含有成分であるカーボン
が滑剤の働きをしてボルトのかじり(同種金属のボル
ト、ナットにあって強い力がかかった時に焼き付いたよ
うな状態となる現象)を防止できる、錆びを防ぐといっ
た効果が得られるが、これを他の鋳鉄又は鋳鋼にて鋳造
成形しても構わない。
【0020】図4は、第2実施例のアンカープレートA
を示すものである。この実施例では、アンカープレート
本体1を矩形に成形した外、第1実施例と同様のナット
凸部2をアンカープレート本体1の角隅に4つ設け、こ
れまた第1実施例と同様のアンカー凸部3をナット凸部
2の内側に円に沿って6つ設けており、第1実施例と同
じ工程で球状黒鉛鋳鉄を材料として製造している。
を示すものである。この実施例では、アンカープレート
本体1を矩形に成形した外、第1実施例と同様のナット
凸部2をアンカープレート本体1の角隅に4つ設け、こ
れまた第1実施例と同様のアンカー凸部3をナット凸部
2の内側に円に沿って6つ設けており、第1実施例と同
じ工程で球状黒鉛鋳鉄を材料として製造している。
【0021】図5は、かかるアンカープレートAの使用
状態を示す断面図であり、鉛ダンパーを用いた免振装置
Iの設置のために、免振装置Iと上下部の構造物U,L
との間に介在させている。
状態を示す断面図であり、鉛ダンパーを用いた免振装置
Iの設置のために、免振装置Iと上下部の構造物U,L
との間に介在させている。
【0022】また、図6は、第2実施例と同様の矩形の
アンカープレート本体1にナット凸部2を角隅に4つ設
け、更にナット凸部2より若干低いアンカー凸部3をナ
ット凸部2の間に2つずつ計8つ設けた第3実施例の使
用状態を示すものである。このアンカープレートAは、
鋼棒ダンパーを用いた免振装置Iの設置のために、免振
装置Iと上下部の構造物U,Lとの間に据え付けられて
いる。
アンカープレート本体1にナット凸部2を角隅に4つ設
け、更にナット凸部2より若干低いアンカー凸部3をナ
ット凸部2の間に2つずつ計8つ設けた第3実施例の使
用状態を示すものである。このアンカープレートAは、
鋼棒ダンパーを用いた免振装置Iの設置のために、免振
装置Iと上下部の構造物U,Lとの間に据え付けられて
いる。
【0023】図7は、第4実施例のアンカープレートA
を示すものである。この実施例は、アンカー凸部を設け
ていない点と、ネジ穴4をアンカープレート本体1の他
方の面からナット凸部2の先端まで貫通して設けたこと
を除けば、前記第1実施例と同様のものであり、ネジ穴
4には免振装置Iの支持鋼板Pとの固定のために固定ボ
ルトBが螺着されるだけではなく、ナット凸部2の先端
側からアンカー部材5が螺着されるように設定してい
る。
を示すものである。この実施例は、アンカー凸部を設け
ていない点と、ネジ穴4をアンカープレート本体1の他
方の面からナット凸部2の先端まで貫通して設けたこと
を除けば、前記第1実施例と同様のものであり、ネジ穴
4には免振装置Iの支持鋼板Pとの固定のために固定ボ
ルトBが螺着されるだけではなく、ナット凸部2の先端
側からアンカー部材5が螺着されるように設定してい
る。
【0024】このアンカープレート本体1も球状黒鉛鋳
鉄を材料として鋳造にて一体成形したものであり、工程
としては、まず、一方の面に直立状態に突出するナット
凸部2を有するアンカープレート本体1を鋳造にて成型
し、次いでこのアンカープレート本体1の他方の面から
ナット凸部2の内部に通じナット凸部の先端まで貫かれ
たネジ穴4をタップによって削成した。
鉄を材料として鋳造にて一体成形したものであり、工程
としては、まず、一方の面に直立状態に突出するナット
凸部2を有するアンカープレート本体1を鋳造にて成型
し、次いでこのアンカープレート本体1の他方の面から
ナット凸部2の内部に通じナット凸部の先端まで貫かれ
たネジ穴4をタップによって削成した。
【0025】図8は、かかるアンカープレートAの使用
状態を示す断面図であるが、この施工例では、アンカー
部材5として、ネジ穴4に螺合するボルト部5aを中心
として遠心方向に円盤状に張り出したフランジ部5bを
設けたものを採用した。すなわち、この実施例では、第
1実施例のようにアンカー凸部3を設ける代りに、引き
抜きに抗力を発揮するアンカー部材5をナット凸部2の
先端に取り付けられるように設定したのである。尚、ナ
ット凸部2に取り付けるアンカー部材5は、図示例に限
らず、先端を太径にした一般的なアンカーボルトのよう
なものや先端がL字形に屈曲したジベル状のもの等いろ
いろなものを採用可能である。
状態を示す断面図であるが、この施工例では、アンカー
部材5として、ネジ穴4に螺合するボルト部5aを中心
として遠心方向に円盤状に張り出したフランジ部5bを
設けたものを採用した。すなわち、この実施例では、第
1実施例のようにアンカー凸部3を設ける代りに、引き
抜きに抗力を発揮するアンカー部材5をナット凸部2の
先端に取り付けられるように設定したのである。尚、ナ
ット凸部2に取り付けるアンカー部材5は、図示例に限
らず、先端を太径にした一般的なアンカーボルトのよう
なものや先端がL字形に屈曲したジベル状のもの等いろ
いろなものを採用可能である。
【0026】更に、図9は、第5実施例のアンカープレ
ートAを示すものであり、この実施例は、アンカー凸部
を設けていない点と、ネジ穴4をアンカープレート本体
1の他方の面からナット凸部2の先端まで貫通して設け
たことを除けば、第2実施例と同様のものであり、ネジ
穴4には免振装置Iの支持鋼板Pとの固定のために固定
ボルト(図示せず)が螺着されるだけではなく、第3実
施例と同様、ナット凸部2の先端側からアンカー部材
(図示せず)が螺着されるように設定し、第3実施例と
同じ工程で球状黒鉛鋳鉄を材料として製造した。
ートAを示すものであり、この実施例は、アンカー凸部
を設けていない点と、ネジ穴4をアンカープレート本体
1の他方の面からナット凸部2の先端まで貫通して設け
たことを除けば、第2実施例と同様のものであり、ネジ
穴4には免振装置Iの支持鋼板Pとの固定のために固定
ボルト(図示せず)が螺着されるだけではなく、第3実
施例と同様、ナット凸部2の先端側からアンカー部材
(図示せず)が螺着されるように設定し、第3実施例と
同じ工程で球状黒鉛鋳鉄を材料として製造した。
【0027】かかる第5実施例のアンカープレートA
は、第2実施例のアンカープレートAと同じ鉛ダンパー
を用いた免振装置や第3実施例の鋼棒ダンパーを用いた
免振装置の設置に適用される。
は、第2実施例のアンカープレートAと同じ鉛ダンパー
を用いた免振装置や第3実施例の鋼棒ダンパーを用いた
免振装置の設置に適用される。
【0028】ナット凸部2やアンカー凸部3は、他の実
施例としては、例えば、円柱状で周面に円周に沿った溝
を適宜間隔毎に複数形成したものやその他の形状で凹凸
を形成したもの、或いは一部を太径にしたもの等、種々
形状に設定して鋳造することも可能である。そして、ナ
ット凸部2は、アンカー凸部3を設ける場合にもアンカ
ー部材5を取り付けられるようにネジ穴4を先端まで貫
いて切削形成してもよいし、反対にアンカー凸部3を設
けない場合に、ナット凸部2の形状や長さを工夫するこ
とで引き抜きに抗う力を補い、ネジ穴4を先端まで貫い
て切削形成しなくてもよい。
施例としては、例えば、円柱状で周面に円周に沿った溝
を適宜間隔毎に複数形成したものやその他の形状で凹凸
を形成したもの、或いは一部を太径にしたもの等、種々
形状に設定して鋳造することも可能である。そして、ナ
ット凸部2は、アンカー凸部3を設ける場合にもアンカ
ー部材5を取り付けられるようにネジ穴4を先端まで貫
いて切削形成してもよいし、反対にアンカー凸部3を設
けない場合に、ナット凸部2の形状や長さを工夫するこ
とで引き抜きに抗う力を補い、ネジ穴4を先端まで貫い
て切削形成しなくてもよい。
【0029】また、アンカープレート本体の形状、寸
法、構成、ナット凸部の形状、寸法、位置、数、アンカ
ー凸部の形状、寸法、位置、数、免振装置の種類は、前
述した各実施例に限定されないことは言うまでもない。
法、構成、ナット凸部の形状、寸法、位置、数、アンカ
ー凸部の形状、寸法、位置、数、免振装置の種類は、前
述した各実施例に限定されないことは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】しかして本発明の請求項1によれば、適
宜外形の板状のアンカープレート本体1と、アンカープ
レート本体1の一方の面の所定位置に直立状態に突設さ
れたナット凸部2と、アンカープレート本体1の他方の
面からナット凸部2の内部に通ずる状態に形成されたネ
ジ穴4とからなり、アンカープレート本体1とナット凸
部2とは、鋳鉄又は鋳鋼を材料として鋳造にて一体成型
しているから、ナット凸部2は、アンカープレート本体
1に対する付設状態がきわめて強固であり、且つ、付設
状態の垂直精度も高いものになるため、従来の溶接品に
比べて剪断力が働いた場合の強度が安定する。
宜外形の板状のアンカープレート本体1と、アンカープ
レート本体1の一方の面の所定位置に直立状態に突設さ
れたナット凸部2と、アンカープレート本体1の他方の
面からナット凸部2の内部に通ずる状態に形成されたネ
ジ穴4とからなり、アンカープレート本体1とナット凸
部2とは、鋳鉄又は鋳鋼を材料として鋳造にて一体成型
しているから、ナット凸部2は、アンカープレート本体
1に対する付設状態がきわめて強固であり、且つ、付設
状態の垂直精度も高いものになるため、従来の溶接品に
比べて剪断力が働いた場合の強度が安定する。
【0031】また、アンカープレート本体1も従来品の
ように反り・曲りを帯びることがなく、優れた平滑度を
有するものになるから、免振装置Iの支持鋼板Pとの良
好な密着を得ることができる。
ように反り・曲りを帯びることがなく、優れた平滑度を
有するものになるから、免振装置Iの支持鋼板Pとの良
好な密着を得ることができる。
【0032】更に、免振装置Iの支持鋼板Pとの固定時
に固定ボルトBが螺着されるネジ穴4は、アンカープレ
ート本体1の他方の面からナット凸部2の内部に通ずる
状態に形成されているから、有効ネジ部が免振装置Iの
支持鋼板Pに近く、従来品のように溶接された長ナット
の基部に力が集中することがなく、固定ボルトBから伝
わる力をネジ穴4が形成されたアンカープレート本体1
及びナット凸部2の全体で均一に受けるものとすること
ができ、しかも、ナット凸部2は表面が微細な凹凸を有
するいわゆる鋳肌となるためコンクリートとの付着がた
いへんよく、更に、ナット凸部2は堅牢であるから、ナ
ット凸部2を短く設計することが可能になり、免振装置
I据え付け部分の設計における自由度は拡大した。
に固定ボルトBが螺着されるネジ穴4は、アンカープレ
ート本体1の他方の面からナット凸部2の内部に通ずる
状態に形成されているから、有効ネジ部が免振装置Iの
支持鋼板Pに近く、従来品のように溶接された長ナット
の基部に力が集中することがなく、固定ボルトBから伝
わる力をネジ穴4が形成されたアンカープレート本体1
及びナット凸部2の全体で均一に受けるものとすること
ができ、しかも、ナット凸部2は表面が微細な凹凸を有
するいわゆる鋳肌となるためコンクリートとの付着がた
いへんよく、更に、ナット凸部2は堅牢であるから、ナ
ット凸部2を短く設計することが可能になり、免振装置
I据え付け部分の設計における自由度は拡大した。
【0033】また、本発明の請求項2によれば、適宜外
形の板状のアンカープレート本体1と、アンカープレー
ト本体1の一方の面の所定位置に直立状態に突設された
ナット凸部2と、同じくアンカープレート本体1の一方
の面の所定位置に直立状態に突設されたアンカー凸部3
と、アンカープレート本体1の他方の面からナット凸部
2の内部に通ずる状態に形成されたネジ穴4とからな
り、アンカープレート本体1とナット凸部2とアンカー
凸部3とは、鋳鉄又は鋳鋼を材料として鋳造にて一体成
型しているから、ナット凸部2及びアンカー凸部3は、
アンカープレート本体1に対する付設状態がきわめて強
固であり、且つ、付設状態の垂直精度も高いものになる
ため、従来の溶接品に比べて剪断力が働いた場合の強度
が安定する。
形の板状のアンカープレート本体1と、アンカープレー
ト本体1の一方の面の所定位置に直立状態に突設された
ナット凸部2と、同じくアンカープレート本体1の一方
の面の所定位置に直立状態に突設されたアンカー凸部3
と、アンカープレート本体1の他方の面からナット凸部
2の内部に通ずる状態に形成されたネジ穴4とからな
り、アンカープレート本体1とナット凸部2とアンカー
凸部3とは、鋳鉄又は鋳鋼を材料として鋳造にて一体成
型しているから、ナット凸部2及びアンカー凸部3は、
アンカープレート本体1に対する付設状態がきわめて強
固であり、且つ、付設状態の垂直精度も高いものになる
ため、従来の溶接品に比べて剪断力が働いた場合の強度
が安定する。
【0034】また、アンカープレート本体も従来品のよ
うに反り・曲りを帯びることがなく、優れた平滑度を有
するものになるから、免振装置Iの支持鋼板Pとの良好
な密着を得ることができる。
うに反り・曲りを帯びることがなく、優れた平滑度を有
するものになるから、免振装置Iの支持鋼板Pとの良好
な密着を得ることができる。
【0035】更に、免振装置Iの支持鋼板Pとの固定時
に固定ボルトBが螺着されるネジ穴4は、アンカープレ
ート本体1の他方の面からナット凸部2の内部に通ずる
状態に形成されているから、有効ネジ部が免振装置Iの
支持鋼板Pに近く、従来品のように溶接された長ナット
の基部に力が集中することがなく、固定ボルトBから伝
わる力をネジ穴4が形成されたアンカープレート本体1
及びナット凸部2の全体で均一に受けるものとすること
ができ、しかも、ナット凸部2は表面が微細な凹凸を有
するいわゆる鋳肌となるためコンクリートとの付着がた
いへんよく、更に、ナット凸部2は堅牢であるから、ナ
ット凸部2を短く設計することが可能になり、免振装置
Iの据え付け部分の設計における自由度は拡大した。
に固定ボルトBが螺着されるネジ穴4は、アンカープレ
ート本体1の他方の面からナット凸部2の内部に通ずる
状態に形成されているから、有効ネジ部が免振装置Iの
支持鋼板Pに近く、従来品のように溶接された長ナット
の基部に力が集中することがなく、固定ボルトBから伝
わる力をネジ穴4が形成されたアンカープレート本体1
及びナット凸部2の全体で均一に受けるものとすること
ができ、しかも、ナット凸部2は表面が微細な凹凸を有
するいわゆる鋳肌となるためコンクリートとの付着がた
いへんよく、更に、ナット凸部2は堅牢であるから、ナ
ット凸部2を短く設計することが可能になり、免振装置
Iの据え付け部分の設計における自由度は拡大した。
【0036】また、本発明の請求項3によれば、適宜外
形の板状で一方の面の所定位置に直立状態に突出するナ
ット凸部2を有するアンカープレート本体1を鋳造にて
成型し、次いでこのアンカープレート本体1の他方の面
からナット凸部2の内部に通ずるネジ穴4を削成するか
ら、従来に比して均一化した製品を量産可能となる外、
長ナットの溶接作業を要しないことにより製造にかかる
時間とコストを削減でき、しかも、溶接がないことによ
りアンカープレート本体1の反り・曲りという不良の原
因を払拭できる。
形の板状で一方の面の所定位置に直立状態に突出するナ
ット凸部2を有するアンカープレート本体1を鋳造にて
成型し、次いでこのアンカープレート本体1の他方の面
からナット凸部2の内部に通ずるネジ穴4を削成するか
ら、従来に比して均一化した製品を量産可能となる外、
長ナットの溶接作業を要しないことにより製造にかかる
時間とコストを削減でき、しかも、溶接がないことによ
りアンカープレート本体1の反り・曲りという不良の原
因を払拭できる。
【0037】そして、アンカープレートA全体を鋳造に
て成型することから、最も重要な効果の一つには、炭素
やその他合金元素の配合を変えることにより、強度を自
在に設計することが可能になる。
て成型することから、最も重要な効果の一つには、炭素
やその他合金元素の配合を変えることにより、強度を自
在に設計することが可能になる。
【0038】また、この方法により製造されるアンカー
プレートA自体は、上述の請求項1と同様の効果を奏す
るものとなる。
プレートA自体は、上述の請求項1と同様の効果を奏す
るものとなる。
【0039】また、本発明の請求項4によれば、適宜外
形の板状で一方の面の所定位置に直立状態に突出するナ
ット凸部2とアンカー凸部3とを有するアンカープレー
ト本体1を鋳造にて成型し、次いでこのアンカープレー
ト本体1の他方の面からナット凸部2の内部に通ずるネ
ジ穴4を削成するから、従来に比して均一化した製品を
量産可能となる外、長ナットやアンカー部の溶接作業を
要しないことにより製造にかかる時間とコストを削減で
き、しかも、溶接しないことによりアンカープレート本
体の反り・曲りという不良の原因を払拭できる。
形の板状で一方の面の所定位置に直立状態に突出するナ
ット凸部2とアンカー凸部3とを有するアンカープレー
ト本体1を鋳造にて成型し、次いでこのアンカープレー
ト本体1の他方の面からナット凸部2の内部に通ずるネ
ジ穴4を削成するから、従来に比して均一化した製品を
量産可能となる外、長ナットやアンカー部の溶接作業を
要しないことにより製造にかかる時間とコストを削減で
き、しかも、溶接しないことによりアンカープレート本
体の反り・曲りという不良の原因を払拭できる。
【0040】そして、アンカープレートA全体を鋳造に
て成型することから、最も重要な効果の一つには、炭素
やその他合金元素の配合を変えることにより、強度を自
在に設計することが可能になる。
て成型することから、最も重要な効果の一つには、炭素
やその他合金元素の配合を変えることにより、強度を自
在に設計することが可能になる。
【0041】また、この方法により製造されるアンカー
プレートA自体は、上述の請求項2と同様の効果を奏す
るものとなる。
プレートA自体は、上述の請求項2と同様の効果を奏す
るものとなる。
【0042】以上のように本発明の免振装置用アンカー
プレート及びその製造方法によれば、免振装置Iの支持
鋼板Pとの固定強度並びにナット凸部2自体又はアンカ
ー凸部3自体の強度、ナット凸部2又はアンカー凸部3
のコンクリートに対する固定強度が向上し、ひいてはア
ンカープレートAの免振装置I及び上下構造物U,Lに
対する固定を安定化することにより、寸法及び構成の自
由度を拡大できると共に、鋳造時の材料の選択によって
強度も自在に変更でき、且つ、均一なアンカープレート
Aを量産可能にすることで、免震装置が各据え付け箇所
において設計通りの免震効果を発揮することに貢献でき
る上、安価に提供できるといった産業上有益な効果を奏
するものである。
プレート及びその製造方法によれば、免振装置Iの支持
鋼板Pとの固定強度並びにナット凸部2自体又はアンカ
ー凸部3自体の強度、ナット凸部2又はアンカー凸部3
のコンクリートに対する固定強度が向上し、ひいてはア
ンカープレートAの免振装置I及び上下構造物U,Lに
対する固定を安定化することにより、寸法及び構成の自
由度を拡大できると共に、鋳造時の材料の選択によって
強度も自在に変更でき、且つ、均一なアンカープレート
Aを量産可能にすることで、免震装置が各据え付け箇所
において設計通りの免震効果を発揮することに貢献でき
る上、安価に提供できるといった産業上有益な効果を奏
するものである。
【図1】第1実施例の免振装置用アンカープレートを示
す一部切欠の斜視図である。
す一部切欠の斜視図である。
【図2】第1実施例の製造工程を示すアンカープレート
の端面図である。
の端面図である。
【図3】第1実施例の使用状態を示す断面図である。
【図4】第2実施例の免振装置用アンカープレートを示
す一部切欠の斜視図である。
す一部切欠の斜視図である。
【図5】第2実施例の使用状態を示す断面図である。
【図6】第3実施例の免振装置用アンカープレートの使
用状態を示す断面図である。
用状態を示す断面図である。
【図7】第4実施例の免振装置用アンカープレートを示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図8】第4実施例の使用状態を示す断面図である。
【図9】第5実施例の免振装置用アンカープレートを示
す斜視図である。
す斜視図である。
A アンカープレート 1 アンカープレート本
体 2 ナット凸部 3 アンカー凸部 4 ネジ穴 5 アンカー部材 5a ボルト部 5b フランジ部 B 固定ボルト I 免振装置 P 支持鋼板 p 貫通孔 U 上部構造物 L 下部構造物
体 2 ナット凸部 3 アンカー凸部 4 ネジ穴 5 アンカー部材 5a ボルト部 5b フランジ部 B 固定ボルト I 免振装置 P 支持鋼板 p 貫通孔 U 上部構造物 L 下部構造物
Claims (4)
- 【請求項1】 適宜外形の板状のアンカープレート本体
と、アンカープレート本体の一方の面の所定位置に直立
状態に突設されたナット凸部と、アンカープレート本体
の他方の面からナット凸部の内部に通ずる状態に形成さ
れたネジ穴とからなり、アンカープレート本体とナット
凸部とは、鋳鉄又は鋳鋼を材料として鋳造にて一体成型
したことを特徴とする免振装置用アンカープレート。 - 【請求項2】 適宜外形の板状のアンカープレート本体
と、アンカープレート本体の一方の面の所定位置に直立
状態に突設されたナット凸部と、同じくアンカープレー
ト本体の一方の面の所定位置に直立状態に突設されたア
ンカー凸部と、アンカープレート本体の他方の面からナ
ット凸部の内部に通ずる状態に形成されたネジ穴とから
なり、アンカープレート本体とナット凸部とアンカー凸
部とは、鋳鉄又は鋳鋼を材料として鋳造にて一体成型し
たことを特徴とする免振装置用アンカープレート。 - 【請求項3】 適宜外形の板状で一方の面の所定位置に
直立状態に突出するナット凸部を有するアンカープレー
ト本体を鋳造にて成型し、次いでこのアンカープレート
本体の他方の面からナット凸部の内部に通ずるネジ穴を
削成することを特徴とする免振装置用アンカープレート
の製造方法。 - 【請求項4】 適宜外形の板状で一方の面の所定位置に
直立状態に突出するナット凸部とアンカー凸部とを有す
るアンカープレート本体を鋳造にて成型し、次いでこの
アンカープレート本体の他方の面からナット凸部の内部
に通ずるネジ穴を削成することを特徴とする免振装置用
アンカープレートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15534298A JPH11324403A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 免振装置用アンカープレート及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15534298A JPH11324403A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 免振装置用アンカープレート及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11324403A true JPH11324403A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=15603804
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15534298A Pending JPH11324403A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 免振装置用アンカープレート及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11324403A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006083663A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Takenaka Komuten Co Ltd | 免震装置設置用ユニット |
| JP2006083662A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Takenaka Komuten Co Ltd | 免震装置設置用ユニットおよびそのユニットの取り付け方法と製造方法 |
| JP2006232062A (ja) * | 2005-02-24 | 2006-09-07 | Honda Motor Co Ltd | 車両用操舵装置 |
| JP2009250259A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-29 | Shimizu Corp | 免震装置 |
| CN102191817A (zh) * | 2011-03-31 | 2011-09-21 | 华丰建设股份有限公司 | 铅芯橡胶隔震支座 |
-
1998
- 1998-05-20 JP JP15534298A patent/JPH11324403A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006083663A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Takenaka Komuten Co Ltd | 免震装置設置用ユニット |
| JP2006083662A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Takenaka Komuten Co Ltd | 免震装置設置用ユニットおよびそのユニットの取り付け方法と製造方法 |
| JP2006232062A (ja) * | 2005-02-24 | 2006-09-07 | Honda Motor Co Ltd | 車両用操舵装置 |
| JP2009250259A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-29 | Shimizu Corp | 免震装置 |
| CN102191817A (zh) * | 2011-03-31 | 2011-09-21 | 华丰建设股份有限公司 | 铅芯橡胶隔震支座 |
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