JPH11324886A - 波を利用した海水等の汲上装置 - Google Patents

波を利用した海水等の汲上装置

Info

Publication number
JPH11324886A
JPH11324886A JP10161283A JP16128398A JPH11324886A JP H11324886 A JPH11324886 A JP H11324886A JP 10161283 A JP10161283 A JP 10161283A JP 16128398 A JP16128398 A JP 16128398A JP H11324886 A JPH11324886 A JP H11324886A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pumping
sea surface
pipe
floating body
drain pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10161283A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Manabe
安弘 真鍋
Teruhisa Manabe
輝久 真鍋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAIYO PLANT KK
Original Assignee
TAIYO PLANT KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAIYO PLANT KK filed Critical TAIYO PLANT KK
Priority to JP10161283A priority Critical patent/JPH11324886A/ja
Publication of JPH11324886A publication Critical patent/JPH11324886A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/30—Energy from the sea, e.g. using wave energy or salinity gradient
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/60—Fishing; Aquaculture; Aquafarming

Landscapes

  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構造で効率良く深層水(底層水)を汲
み上げることのできる波を利用した海水等の汲上装置を
提供する。 【解決手段】 波で作動し、水を汲み上げる波を利用し
た海水等の汲上装置1Aにおいて、浮体1の下方で装置
のほぼ中心部に汲上管の固定管2aを設け、これに垂れ
下げるような状態で順次挿入吊下管を吊り下げ、その下
方にフレキシブルホースを接続する。これら一連の管状
材の内部に係留索17を通し海底に1点係留をする。波
の運動に追従し、一体的な動きをする装置本体部の汲上
管部をできるだけ短くし、その代わりに浮遊状態のフレ
キシブルホース部を長くすることで、効率良く深層水
(底層水)を汲み上げるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地球温暖化ならび
に地球環境破壊、エネルギー資源の枯渇化等が大きな問
題となっている今日において、クリーンな自然エネルギ
ーである波のエネルギーを利用して作動させ、海洋やダ
ム、湖沼等の水を上下に置換させることにより、地球温
暖化防止装置としての効果、海域の肥沃化、環境破壊防
止装置、延いては深海の冷水を海面上に浮上させて、二
酸化炭素(CO2)等をその冷水やこの水に含まれる植
物プランクトン等に吸収させること、すなわち、地球環
境の保全・改善を行うための波を利用した海水等の汲上
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に魚介類ならびに海藻類等の養殖、
バイオマス、バイオテクノロジー、海洋牧場、地球温暖
化防止対策や海水の浄化等において、海洋などの底層部
にある深層水(底層水)を海面上に浮上させ、表層水と
混合させることにより、表面海水の温度降下、冷水や深
層水に含まれる植物プランクトンに二酸化炭素(C
O2)等を吸収させて大気中の二酸化炭素濃度を降下さ
せることや、海域の肥沃化、水産資源の増量等、また、
底層部の貧酸素水を海面上に浮上させ、海流や波浪等を
利用して表層水との混合や、大気中の空気に接触させて
海水を浄化させること等が一般的に広く知られている。
【0003】そのため、従来では電気モーターや内燃機
関等の駆動源を用いてこの深層水(底層水)を取水する
のが一般的であった。
【0004】一方、自然エネルギーを利用したもので海
水等の汲上手段としては、波力を利用して取水する装置
で本発明と同一発明人が発明した「海水等の汲上装置」
(特公平6−72594号公報)が一般的によく知られ
ている。図11に示すように、この海水等の汲上装置6
1は、海面上に浮上し、そのほぼ中心部に汲上管62が
設けられ、この管が取水目的の水深まで下げられ、この
水深近傍の水を波の上下動で浮体68ならびに汲上管6
2を上下動させる事により、逆止弁63と66、67の
作用で海面上に汲み上げるものである。
【0005】海水等の汲上装置61は、波を利用して作
動するものであるために、石油等環境汚染につながるエ
ネルギー源を一切必要とせず、一旦設置した後は半永久
的に作動し続ける非常に優れた汲上装置である。よっ
て、深海等の栄養塩の含まれた深層水(底層水)を海面
上に汲み上げる手段として海水等の汲上装置61を用い
た場合、非常に安価な費用で半永久的に深層水(底層
水)を海面上に汲み上げ表層水と混合し続けることが期
待できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この海
水等の汲上装置61は設置水深が非常に深いために、汲
上管の長さが長くなるに従って、汲上管の自重やその中
に含まれる水の重量に対する貫性力等の抵抗が増大し、
作動劣下となることや、運搬上、製作上、強度上、係留
方法等に課題がある。
【0007】また、この海水等の汲上装置61は汲上管
62のフレキシブルホース部にリング体がないために、
水を汲み上げる際にフレキシブルホース部の内部は外部
に比べ負圧となることがあることから、このフレキシブ
ルホースの管径は縮小状態となり、非常に効率悪い装置
であるために、性能面で大きな課題があった。
【0008】そこで本発明の目的は、上記課題を解決
し、簡易な構造で効率良く、人為的操作や化石エネルギ
ー資源等を一切必要とせず、半永久的に深層水(底層
水)を汲み上げ、海面上の表層水と混合し続けることで
地球温暖化防止、ならびに大気中の二酸化炭素濃度の削
減、海域の肥沃化、水産資源の増養殖、海水の浄化効果
等を発揮することのできる波を利用した海水等の汲上装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、海面等に浮上し、波に追従して昇降移動自
在な浮体に、上端開口部が海面近くに位置し、下端開口
部が底層部に位置されるべく延出された汲上管を設け、
該汲上管に、波の昇降に追従して上記浮体が降下したと
きに開放し、上昇したときに閉じる汲上用逆止弁を備え
た海水等の汲上装置において、上記汲上管の上端開口部
付近に、メインタンクを設け、これより放射状に延びる
排水管を接続すると共に、該排水管の排出口を、上記浮
体が上昇したときに汲み上げられた海水を海面近傍に散
水させるように、海面近傍もしくは海面よりやや上方に
位置させ、かつ、該排水管端部の排出口付近に、上記浮
体が上昇したときに開き、降下したときに排水管内へ海
水が逆流するのを防止する排水用逆止弁を設け、上記汲
上管(汲上管の固定管、汲上管の挿入吊下管、汲上管の
フレキシブルホース)の内部に係留索を設けるとよい。
【0010】また、海面等に浮上し、波に追従して昇降
移動自在な浮体に、上端開口部が海面近くに位置し、下
端開口部が底層部に位置されるべく延出された汲上管を
設け、該汲上管に、波の昇降に追従して上記浮体が降下
したときに開放し、上昇したときに閉じる汲上用逆止弁
を備えた海水等の汲上装置において、上記汲上管の上端
開口部付近に、メインタンクを設け、これより放射状に
延びる排水管を接続すると共に、該排水管の排出口を、
上記浮体が上昇したときに汲み上げられた海水を海面近
傍に散水させるように、海面近傍もしくは海面よりやや
上方に位置させ、かつ、該排水管端部の排出口付近に、
上記浮体が上昇したときに開き、降下したときに排水管
内へ海水が逆流するのを防止する排水用逆止弁を設け、
上記汲上管の固定管の外側もしくは浮体の底板外側に回
転用フィンを設けるとよい。
【0011】また、海面等に浮上し、波に追従して昇降
移動自在な浮体に、上端開口部が海面近くに位置し、下
端開口部が底層部に位置されるべく延出された汲上管を
設け、該汲上管に、波の昇降に追従して上記浮体が降下
したときに開放し、上昇したときに閉じる汲上用逆止弁
を備えた海水等の汲上装置において、上記汲上管の上端
開口部付近に、メインタンクを設け、これより放射状に
延びる排水管を接続すると共に、該排水管の排出口を、
上記浮体が上昇したときに汲み上げられた海水を海面近
傍に散水させるように、海面近傍もしくは海面よりやや
上方に位置させ、かつ、該排水管端部の排出口付近に、
上記浮体が上昇したときに開き、降下したときに排水管
内へ海水が逆流するのを防止する排水用逆止弁を設け、
上記汲上管は汲上管の固定管の下方に順次挿入吊下管方
式とするとよい。
【0012】そして、海面等に浮上し、波に追従して昇
降移動自在な浮体に、上端開口部が海面近くに位置し、
下端開口部が底層部に位置されるべく延出された汲上管
を設け、該汲上管に、波の昇降に追従して上記浮体が降
下したときに開放し、上昇したときに閉じる汲上用逆止
弁を備えた海水等の汲上装置において、上記汲上管の上
端開口部付近に、メインタンクを設け、これより放射状
に延びる排水管を接続すると共に、該排水管の排出口
を、上記浮体が上昇したときに汲み上げられた海水を海
面近傍に散水させるように、海面近傍もしくは海面より
やや上方に位置させ、かつ、該排水管端部の排出口付近
に、上記浮体が上昇したときに開き、降下したときに排
水管内へ海水が逆流するのを防止する排水用逆止弁を設
け、上記汲上管の挿入吊下管上端には、フランジ部を設
けると共に、そのほぼ中心部に内リング管を設け、これ
よりアームが上記汲上管の挿入吊下管内側まで延出させ
るとよい。
【0013】つぎに、海面等に浮上し、波に追従して昇
降移動自在な浮体に、上端開口部が海面近くに位置し、
下端開口部が底層部に位置されるべく延出された汲上管
を設け、該汲上管に、波の昇降に追従して上記浮体が降
下したときに開放し、上昇したときに閉じる汲上用逆止
弁を備えた海水等の汲上装置において、上記汲上管の上
端開口部付近に、メインタンクを設け、これより放射状
に延びる排水管を接続すると共に、該排水管の排出口
を、上記浮体が上昇したときに汲み上げられた海水を海
面近傍に散水させるように、海面近傍もしくは海面より
やや上方に位置させ、かつ、該排水管端部の排出口付近
に、上記浮体が上昇したときに開き、降下したときに排
水管内へ海水が逆流するのを防止する排水用逆止弁を設
け、上記汲上管の下方に設けた汲上管のフレキシブルホ
ースの内側に、内リング管と外リング管を設けると共
に、この双方をアーム等で固着したリング体を設けると
よい。
【0014】つづいて、海面等に浮上し、波に追従して
昇降移動自在な浮体に、上端開口部が海面近くに位置
し、下端開口部が底層部に位置されるべく延出された汲
上管を設け、該汲上管に、波の昇降に追従して上記浮体
が降下したときに開放し、上昇したときに閉じる汲上用
逆止弁を備えた海水等の汲上装置において、上記汲上管
の上端開口部付近に、メインタンクを設け、これより放
射状に延びる排水管を接続すると共に、該排水管の排出
口を、上記浮体が上昇したときに汲み上げられた海水を
海面近傍に散水させるように、海面近傍もしくは海面よ
りやや上方に位置させ、かつ、該排水管端部の排出口付
近に、上記浮体が上昇したときに開き、降下したときに
排水管内へ海水が逆流するのを防止する排水用逆止弁を
設け、上記汲上管の下方で汲上管のフレキシブルホース
の内側に設けたリング体に、管等を用いて浮力を持たせ
るとよい。
【0015】そして、海面等に浮上し、波に追従して昇
降移動自在な浮体に、上端開口部が海面近くに位置し、
下端開口部が底層部に位置されるべく延出された汲上管
を設け、該汲上管に、波の昇降に追従して上記浮体が降
下したときに開放し、上昇したときに閉じる汲上用逆止
弁を備えた海水等の汲上装置において、上記汲上管の上
端開口部付近に、メインタンクを設け、これより放射状
に延びる排水管を接続すると共に、該排水管の排出口
を、上記浮体が上昇したときに汲み上げられた海水を海
面近傍に散水させるように、海面近傍もしくは海面より
やや上方に位置させ、かつ、該排水管端部の排出口付近
に、上記浮体が上昇したときに開き、降下したときに排
水管内へ海水が逆流するのを防止する排水用逆止弁を設
け、上記汲上管の挿入吊下管の最下端部に挿入され、汲
上管のフレキシブルホースの上方に設けたネック部と、
汲上管のフレキシブルホースを介し、その下方で汲上管
のフレキシブルホースの内側に設けたリング体の間にス
プリングを設け、このスプリングの一方を上記ネック部
側に、他の一方を上記リング体側に接続するとよい。
【0016】つぎに、海面等に浮上し、波に追従して昇
降移動自在な浮体に、上端開口部が海面近くに位置し、
下端開口部が底層部に位置されるべく延出された汲上管
を設け、該汲上管に、波の昇降に追従して上記浮体が降
下したときに開放し、上昇したときに閉じる汲上用逆止
弁を備えた海水等の汲上装置において、上記汲上管の上
端開口部付近に、メインタンクを設け、これより放射状
に延びる排水管を接続すると共に、該排水管の排出口
を、上記浮体が上昇したときに汲み上げられた海水を海
面近傍に散水させるように、海面近傍もしくは海面より
やや上方に位置させ、かつ、該排水管端部の排出口付近
に、上記浮体が上昇したときに開き、降下したときに排
水管内へ海水が逆流するのを防止する排水用逆止弁を設
け、上記汲上管の下方に設けた汲上管のフレキシブルホ
ースの内側で、隣り合わせるリング体をワイヤー、ロー
プ、チェーン等で結ぶとよい。
【0017】また、海面等に浮上し、波に追従して昇降
移動自在な浮体に、上端開口部が海面近くに位置し、下
端開口部が底層部に位置されるべく延出された汲上管を
設け、該汲上管に、波の昇降に追従して上記浮体が降下
したときに開放し、上昇したときに閉じる汲上用逆止弁
を備えた海水等の汲上装置において、上記汲上管の上端
開口部付近に、メインタンクを設け、これより放射状に
延びる排水管を接続すると共に、該排水管の排出口を、
上記浮体が上昇したときに汲み上げられた海水を海面近
傍に散水させるように、海面近傍もしくは海面よりやや
上方に位置させ、かつ、該排水管端部の排出口付近に、
上記浮体が上昇したときに開き、降下したときに排水管
内へ海水が逆流するのを防止する排水用逆止弁を設け、
上記汲上用逆止弁を多段に構成するとよい。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の好適実施の形態を添付図
面に基づいて詳述する。図1は本発明の波を利用した海
水等の汲上装置の実施例を示す縦断面図である。図1に
示すように波を利用した海水等の汲上装置(以下汲上装
置と言う)1Aは、海洋上もしくは港湾等の閉鎖性水域
内に浮体1を海面上に設け、これより汲上管2を海底近
くまで垂れ下げた状態で、しかもその中にチェーンもし
くはワイヤー、ロープ等の係留索を用いて係留されてい
る。
【0019】汲上装置1Aは海面3上に浮かび、波に追
従して昇降移動する浮体1の略中央部に、これを貫通す
るように略鉛直の状態に汲上管の固定管2aが取り付け
られ、この双方が一体化されている。また、その汲上管
の固定管2aに挿入され、これに吊り下げられた挿入吊
下管2b、2cならびにこれに接続する汲上管のフレキ
シブルホース2Fの最下端開口部2Wが海底4側に臨ん
で延出されている。そして、汲上管2の上端開口部2V
の上端には、逆止弁の弁座5がこの開口部2Vの外側に
反り返るような状態に設けられ、その上に逆止弁6が設
けられている。
【0020】逆止弁6の中程には穴があけられ、この上
に蓋をするような形で逆止弁6aが設けられている。ま
た、装置の設計次第によっては6b、6c等の順番にこ
れらと同様に穴があけられ、その上に多段に積み重ねら
れて構成されることもある。逆止弁6より上方をメイン
タンク7とし、そのタンクの水面を7aとし、このタン
クは浮体1と一体的に接続されている。
【0021】また、逆止弁6の外側にはガイド8が設け
られ、このガイド8の上端にはストッパー9がこれに固
着され逆止弁6はこれ以上は上方に動けないものとす
る。ガイド8はある程度の隙間を保ちながら、管、棒、
型鋼等で作られ、海底4近傍の底層水が2W、2Vを通
り逆止弁6を開け、ガイド8の隙間よりメインタンク7
内に入ることができるものとする。このときの底層水の
流れを10とする。逆止弁6は6a、6b、6c等の様
に多段に積み重ねられて構成された場合には、逆止弁6
の背面にガイド8aとストッパー9aが、逆止弁6aの
背面にはガイド8bとストッパー9bが、以下同様の手
順で構成されるものとする。
【0022】汲上管2は、汲上管の固定管2aの中に汲
上管の挿入吊下管2b、またその中に2cと言った具合
に順次挿入吊下方式とし、この管が図のように浮体1の
下方に順次垂れ下っているものとする。汲上管の挿入吊
下管2cの下方には柔軟な汲上管のフレキシブルホース
2Fが設けられ、大波時等に浮体1が異常低下しても汲
上管2の下方に設けた汲上管の挿入吊下管2cの下部が
海底に届かないようになっている。そして、装置の製
作、運搬、据付、経済性、効率性等の面からも条件次第
によっては、汲上管の途中よりこのような手段を用いる
こともできるものとする。
【0023】メインタンク7の両側壁には排水管11が
接続され、この管はこれより放射状に延びると同時に浮
体1の側板を貫通し、その先の排出口11aには逆止弁
12が設けられ、メインタンク7内の水はこの排水管1
1を通じて浮体1の外部に排水できるが、外部の水は逆
止弁12の作用によりこのメインタンク7内には逆流で
きないものとする。
【0024】排水管11の天井面13は装置の中心方向
に向うに従い、上昇形状の勾配を付け、メインタンク7
内の水が排水管11より装置の外部に排水する際、メイ
ンタンク内の水面7aの上部にある空気や水中に含まれ
る泡、気泡等を巻き込みにくい仕組みになっている。仮
に大波浪時等における装置の動揺等により、メインタン
ク7内の水中に含まれる泡や気泡等が、この排水管11
に巻き込んだとしても、この排水管11の天井面13の
勾配を利用してこれに伝わらせながら上昇させるなどし
てこれを抜き取り、すみやかにメインタンク7内にもど
し、この泡や気泡がタンク上方に抜けることができるも
のとする。
【0025】浮体1の下方に設けた汲上管2において汲
上管の固定管2aの中に挿入した汲上管の挿入吊下管2
bの上端には、外向きフランジ部14bの内側で、その
中心部付近に内リング管15bが設けられ、これよりア
ーム16bが汲上管の挿入吊下管2bの内側に向って延
び固着されている。
【0026】内リング管15bおよびアーム16bの上
部には係留索17の取付装置18が設けられ、このほぼ
中心部にはネジ棒19が図のように組み込まれ、取付装
置18に設けられた回転ハンドル20を、ダイバーもし
くはウィンチ等で回転させることにより、ネジ棒19は
回転はできないが上下動できる仕組みになっているもの
とする。
【0027】係留索17はネジ棒19の中を通り、この
ネジ棒19の上方に設けたよりもどし21を通過して、
その上方で固定金物22によりしっかりと締め付けられ
るものとする。したがって、係留索17はネジ棒19の
中で自由に回転摺動できるものとする。
【0028】係留索17は汲上管2すなわち、汲上管の
固定管2a、ならびに汲上管の挿入吊下管2b、2c等
のほぼ中心部を貫通し、汲上管のフレキシブルホース2
Fの中を通り、海底4に設けられたアンカー23にチェ
ーン24や接続金物25a、25b、よりもどし26等
を介して海底4に接続されるものとする。
【0029】汲上管2の中で汲上管の挿入吊下管2cの
説明も、2bの説明とほぼ同じであるが外向きフランジ
部14bが14cに、内リング管15bが15cに、ア
ーム16bが16cに入れ替わったに過ぎないが、係留
索17の取付装置18は汲上管の挿入吊下管2bにはあ
るが、汲上管の挿入吊下管2cにはなく係留索17が貫
通するのみである。
【0030】汲上管のフレキシブルホース2Fの構成な
らびに取付け方法や作用等の詳細な説明においては後記
するものとする。排水管11の端部の排出口11aに設
けられた逆止弁12は、予測外の大波浪等により、作動
不良や故障等を生じさせない手段として保護枠27、防
護柵28等が設けられ、逆止弁12を防護しているもの
とする。排水管11の排出口11aより排出される排水
は格子29もしくは砕破装置等に当り砕破された後、海
面近傍に放水されるものとする。
【0031】次に作用を述べる。今仮に、本発明の汲上
装置1Aが波の谷部にありメインタンク7内に、海底4
近傍にある底層水が、下端開口部2Wより汲上管2すな
わち、汲上管のフレキシブルホース2F、汲上管の挿入
吊下管2c、2b、汲上管の固定管2aならびに上端開
口部2Vより逆止弁6ならびにその上の6a等を開けて
流入し、その水面が7aに達し、水の流れが停止し、逆
止弁6ならびにその上の6a等が閉じたとする。
【0032】次に、波の山が来て装置全体がこの山に持
ち上げられたとする。そうすると、浮体1の外周面を貫
通して突き出した排水管11の端部の排出口11aは、
図のように海面3の波の谷部近傍にある。したがって、
メインタンク7内にある水の水面7aと、波の谷部近傍
の海面3には水位差が生じ、メインタンク7内の水は排
水管11を通り、排出口11aに設けられた逆止弁12
を押し開き装置の外部に排出される。
【0033】この時、予測外の大波が来て、この波が逆
止弁12に当たろうとすると、その手前に保護枠27と
防護柵28等が設けられている関係上、この弁は破壊や
損傷を避けることができる。
【0034】また、これらの大波に対し、装置全体が大
きく動揺するときには、メインタンク7内の水が波立
ち、または泡立つなどしてこの異常現象時の水中に含ま
れる泡や気泡等が、排水管11内に流入すれば、これら
がこの排水管11の天井面13に触れると、ここは排出
口11aからメインタンク7に向かって上昇形状に傾斜
する勾配がついている関係上、これを伝って上方に上昇
する作用で、前記泡や気泡等がすみやかにメインタンク
7内に戻されると同時に、これより上方に放散される。
【0035】したがって、これらの泡や気泡等は排水管
11の端部にある排出口11aに行き着かない早い段階
で、すみやかにメインタンク7内に送り返されることか
ら、排水管11内の抵抗を和らげ排水速度が上昇するこ
とは、装置の性能を上昇させるものである。次に季節風
や海流、大波浪等で海面上に設けられた汲上装置が不規
則な回転作用等を起しても、係留索17の上下両端に設
けられた、よりもどし21、26等が回転作用を起し
て、係留索17の破壊を防止するものである。ただし、
汲上管の固定管2aの外側や浮体1の底板外側に設けた
回転用フィン36の回転作用についての詳細な説明は後
記するものとする。
【0036】次の説明は図2、図3により行う。図2は
本発明の汲上装置1Aが波の谷部にきたときの状態を示
す概略図、図3はその反対に本発明の汲上装置1Aが波
の山部にきたときの状態を示す概略図である。この図に
記載されている装置そのものの詳細な構成の説明は、図
1の説明のところで行った説明とほぼ同じであるため
に、その説明の繰り返しはしない。ただし、図2、図3
のこの図を見ると明らかなように、浮体1の外部の水
と、汲上管2およびメインタンク7内の水とでは前者は
波により水粒子の運動が大であり、後者は小であること
を意味する。
【0037】次に作用を述べる。先ず図2に示すよう
に、波が降下して本発明の汲上装置1Aが波の谷部にな
り、平均海面30よりやや下方に移動すると、メインタ
ンク7内が負圧状態となって汲上用逆止弁6ならびにそ
の上の6a等が開き、メインタンク7の下部の海水、す
なわち、汲上管2を構成している汲上管の固定管2a、
汲上管の挿入吊下管2b、2c、ならびにこの図には明
記されていないが汲上管のフレキシブルホース2F等の
中に、下端開口部2Wより流入した底層水の海水が、汲
上用逆止弁6ならびにその上の6a等を押し開き汲上管
2内を上方に移動し、メインタンク7内に底層水の流れ
10が流入する。そして、本装置が波の谷部の最下部に
達すると、メインタンク7内と、その下部の汲上管2内
の水圧が釣り合って汲上管2内の海水の流れが停止し、
この時のメインタンク7内の水面を7aとする。
【0038】次に図3に示すように、波が徐々に隆起し
て本発明の汲上装置1Aが上昇しだすと、メインタンク
7内の水圧が、その下部の汲上管2内の水圧より高くな
ると同時に逆止弁6ならびにその上の6a等の自重も加
わって汲上用逆止弁6ならびにその上の6a等が閉じ、
メインタンク7内の海水がそのまま波の上昇に伴って本
装置と共に海面上に持ち上げられる。そして、この水の
水面7aが平均海面30を越えて本装置が波の最上部に
達すると、排水管11およびその排出口11aが海面3
の上方に露出しはじめると同時に、汲上用逆止弁6なら
びにその上の6a等の上部のメインタンク7内の海水の
水頭圧によって、メインタンク7内の水面7aが排出口
11aより高所にあることから、排水用逆止弁12が開
き、メインタンク7内に汲み上げられた海水が排水管1
1を通過してその排出口11aから海面3の上方に排出
されることになる。
【0039】また、この時、排出口11aは海面3の上
方に露出した状態となって、この排水は空気に晒される
ように曝気されながら散水されることになる。したがっ
て、深層水(底層水)等の冷水を海面上で空気に晒すこ
とにより、大気中の温度を降下させるばかりでなく大気
中の二酸化炭素(CO2)濃度を下げる。すなわち、深
海の冷水は大気中のCO2等の吸収効果も大きいこと
や、この水に含まれる植物プランクトンは、表層水と混
合することにより、光合成作用等も加わって、プランク
トンの活動が盛んになるからCO2の吸収が増え、大気
中の二酸化炭素(CO2)濃度を尚一層引き下げられる
ことから、温室効果ガス等の削減による地球温暖化防止
におおいに役立つ。
【0040】そして、文献等によると海の植物プランク
トンが光合成によって吸収している二酸化炭素(C
O2)量は陸上植物が吸収している量とほぼ同じ程度で
あるとされている。また、港湾等の閉鎖性水域の底層部
に停滞している滞留水は、貧酸素化状態で汲み上げられ
た底層水を海面上で大気中の空気に晒すことにより、よ
り多くの酸素を溶け込ますことができ、効果的に海水の
活性化が達成される。
【0041】そして、再び波の動きによって本装置が降
下すると、メインタンク7内が負圧状態となるが、排水
管11の端部の排出口11a付近に設けられた排水用逆
止弁12が閉じることによって、海面側の海水がメイン
タンク7内に逆流するようなことは大波浪時等の異常な
場合を除いてはほとんどない。しかも、この排水用逆止
弁12は排水管11の排出口11a付近に設けられてい
ることと、この図には明記されていないが装置の中心よ
り放射状に外方向に進むにつれて拡幅形状になっている
ために、排水管11内で、海水が往復流して排水用逆止
弁12の開閉動作や汲み上げ効率に悪影響をあたえるこ
ともない。
【0042】そして、以後同様な上下運動を繰り返すこ
とによって、海底側の海水が海面上に曝気されながら良
好に効率良く汲み上げられ、底層水と表層水が混合され
ることになる。波浪情況等によっては装置の効率、汲上
量等が大きく変化するが、一般的にフレキシブルホース
2F内の底層水は、水の慣性によりある程度の平滑化さ
れた流れになる事が多い。したがって逆止弁6ならびに
その上の6a等の開閉は必ずしも上記した説明通りには
作動せず、その逆作動や、時限の異なった現象が生じて
いる場合もあるが、基本的には上記の作動となる。
【0043】次に図4の説明を行う。図4は本発明の汲
上装置1Aがドックや港湾内等で組み立てられ曳航でき
る状態での装置の縦断面図である。この図の構成を以下
に説明する。
【0044】海面上3に本発明の汲上装置1Aの浮体1
が置かれ、この浮体1の下方に汲上管2が設けられてい
る。汲上管2は汲上管の固定管2a、汲上管の挿入吊下
管2b、2c等が順次挿入され、これらが重ね合わせた
状態で、海底4には届かないように押し込まれている。
また、汲上管の挿入吊下管2cの中には、汲上管のフレ
キシブルホース2Fが押し縮められるような状態でこの
中に押し込まれ、最後に係留索17が通されている。
【0045】係留索17の下端には、よりもどし26や
接続金具25aが設けられている。汲上管の挿入吊下管
2b、2cや汲上管のフレキシブルホース2Fが前記図
1のように長く延びた状態であっても、係留索17をク
レーン31等で上方に強く引けば、汲上管のフレキシブ
ルホース2Fは汲上管の挿入吊下管2cの中等に図4の
ように順次押し縮めることができるものとする。ただ
し、汲上管の挿入吊下管2b、2c等は実質的には大き
な重量となるために、補助クレーン等も用いて縮めた方
が無難である。この時、当然のことながら係留索17
は、装置の中央を上下に貫通するのであるから、汲上用
逆止弁6ならびにその上の6a等は取り外されているも
のとする。
【0046】係留索17は、装置の規模によっては非常
に大きなものとなることから、本装置のメインタンク7
の上方にドラム32等を設け、これに巻き付けた状態で
曳航するものとする。ドラム32はモーターや内燃機関
等で回転させながら、クレーン31等も用いて係留索1
7をこのドラム32より出し入れできるものとする。
【0047】次にこの図の作用、操作を以下に述べる。
本発明の汲上装置1Aは装置の規模によっては全てを陸
上で組み立てて、クレーン等を使って海面上に下ろすこ
とや、またはドック内で組み立てて曳航することや、大
規模なものは半分ドック内で組み立てて、これを比較的
水深の深い波静かな港湾内に引き出し、ここで大型クレ
ーン等を使って曳航出来るようになるまで組み立て作業
を行う等種々様々である。
【0048】組み立て完了の装置は、引舟等により曳航
され、設置目的の場所へ向いここで設置される。曳航時
や荒海での設置作業中には、強風や大波浪等により大き
く動揺したり振動したりすることから、装置が海流に流
されたり、破壊されないような安全対策や、各部分の固
定サポート等を十分に設け、事故のないようにしなくて
はならない。係留索17の下端に設けた接続金具25a
と、前記図1の説明の部分で説明した海底4に設けたア
ンカー23に、チエーン24等を介して接続されている
接続金具25bの接続は、補助ワイヤー等を用いて、接
続金具25aと25bを互いに引き奇せ接続出来るもの
とする。
【0049】次に図5、図6の説明を行う。図5は汲上
管の固定管および汲上管の挿入吊下管平面図、図6は図
5のA−A矢視図であり、浮体1の下方に設けた汲上管
の固定管2aの中に汲上管の挿入吊下管2b、2cおよ
び汲上管のフレキシブルホース2Fの詳細な挿入状態を
示す縦断面図である。この図の構成を以下に説明する。
【0050】汲上管の固定管2aの中に汲上管の挿入吊
下管2bが、またその汲上管の挿入吊下管2bの中に汲
上管の挿入吊下管2cが設けられている。汲上管の固定
管2aの下端の内側にはリング状の内向きフランジ33
aが設けられ、これに汲上管の挿入吊下管2bの上部に
設けた外向きフランジ14bが重ね合わされ、ここで汲
上管の固定管2aと汲上管の挿入吊下管2bは接続はさ
れるものとする。重ね合わせ部にはパッキン等の手段も
設けられ、汲上管の固定管2aの内部と、汲上管の挿入
吊下管2bに設けた外向きフランジ14bの摺動部、汲
上管の固定管2aの下方内側に設けた内向きフランジ3
3aと汲上管の挿入吊下管2bの摺動部等はガイドレー
ル等の対策がとられ、塗装や断熱材が破壊されないよう
な手段が設けられているものとする。
【0051】汲上管の挿入吊下管2bの上端外側には外
向きフランジ14bが設けられるとともに、その内側で
中心付近には内リング管15bが設けられ、これより放
射状に延出するアーム16bは、これら14bの内側と
15bに固着されるが、装置の組立手順や工作上等のこ
とから、フランジ34b等も設けられている。
【0052】汲上管の挿入吊下管2bの下端内側には内
向きフランジ33bが設けられ、この中につぎの挿入吊
下管2cが挿入されている。以後2c、14c、15
c、16c、33c、34c等における詳細な説明は前
記した2b、14b、15b、16b、33b、34b
の説明とほぼ同じであるために、その説明の繰り返しは
しない。
【0053】汲上管の挿入吊下管2cの下端内側に設け
た内向きフランジ33cの内周面は、汲上管のフレキシ
ブルホース2Fが出入りすることから、汲上管のフレキ
シブルホース2Fに傷等を付けない手段として、丸みを
付けることや、坊舷材のような柔軟な材料を取付ける等
の手段が設けられているものとする。
【0054】汲上管の挿入吊下管2cの内側には、汲上
管のフレキシブルホース2Fの吊下用外向きフランジ1
4dが設けられ、このフランジは前記した汲上管の挿入
吊下管2cの下端に設けた内向きフランジ33cと重ね
合わせることができるものとする。吊下用外向きフラン
ジ14dの内側のほぼ中心部には内リング管15dと吊
下用ネック37が設けられ、これよりアーム16dが放
射状に延び、前記した外向きフランジ14dの内周面に
固着されている。
【0055】以後の汲上管のフレキシブルホース2Fに
おける詳細な説明は後記するものとして、この図におけ
る説明では省略する。ただし、詳細な説明は後記する
が、汲上管のフレキシブルホース2Fを多段に積み重
ね、最下段の下側に設けたリング体の下方まで装置の上
方より係留索を通し、この最下段のリング体の下方に、
よりもどし26と接続金具25aを取付け、係留索17
を上方に強く引けば汲上管のフレキシブルホース2Fは
汲上管の挿入吊下管2cの中に縮み込ませることができ
るものとする。
【0056】係留索17の外部にはコーティングやゴム
ホース等を被せて、係留索17を保護する手段等も設け
られているものとする。また、これと同様に前記した内
リング管15b、15c、ならびに後記するが41a、
41b、41c等は係留索17が接触するためにその部
分にもコーティングや磨耗対策が設けられているものと
する。
【0057】装置の曳航、据付時等には汲上管の固定管
2aと、汲上管の挿入吊下管2bを仮サポート35a
で、汲上管の挿入吊下管2bと2cは仮サポート35b
で、汲上管の挿入吊下管2cと汲上管のフレキシブルホ
ース2Fは仮サポート35c等でしっかりと締め付けた
ものを、据付手順に従って順次解きほぐすことができる
ものとする。
【0058】汲上管の固定管2aの外側もしくは浮体1
の底板外側には回転用フィン36が円周方向に数ヶ所ほ
ぼ均等の条件で、中心線に対し同じ向きに、しかも汲上
管の固定管2aのほぼ上下方向全長に渡って設けられて
いる。したがって、海流が汲上管の固定管2aや浮体1
に当った場合にはフィン36の作用により、装置全体が
一定の方向に僅かではあるが微弱回転を引き起すか、も
しくは、その方向に回転力が常に作用しているものとす
る。少なくともフィン36の向きからみて逆回転は出来
にくいものとする。
【0059】次に作用を述べる。図6に示すように汲上
管の固定管2aの中に縮め込ませた各部の装置を順次延
出させて、前記した図1に示すように海底4のアンカー
23に接続したとする。波の上下運動により装置全体が
上下運動する。一方、海域の全体的な見方ではなく、本
発明の個々の装置1基に対してその付近だけの狭い見地
からみれば、海流は単位時間的にほぼ一定の速度で、一
定の方向に、海水の流れはほぼ並行に流れている。した
がって、回転用フィン36の作用により装置全体は僅か
ずつではあるが一定の方向に微弱回転が行われている
か、もしくは、その方向に回転力が常に作用している。
【0060】一方、前記した図1においてワイヤー、ロ
ープ等の係留索17は、縄状に一定の方向により合せた
ものであるために、そのより合せの方向、すなわち、縄
状の捩り上げる方向に装置が微弱回転するか、もしくは
その回転が停止した状態であっても、逆回転は行われに
くい状態であれば、その係留索17は縄状のより合わせ
が破壊されないために耐久力があるが、その反対方向に
回転すると係留索17は解きほぐされてしまうために耐
久力がなくなってしまう。すなわち、この作用を利用し
て係留索17の強度を出させるものである。
【0061】それでも海流の情況によっては装置の回転
速度や回転力が上昇し、ワイヤー、ロープ等の係留索1
7を捩り切るような現象が起きたときには、ワイヤー、
ロープ等の係留索17の上下両側に設けた、よりもどし
21、26等が作用してよりもどされ、ワイヤー、ロー
プ等の係留索17の切断を防止する事ができる。
【0062】以後の説明は図7、図8により行う。図7
はフレキシブルホース2Fの上端部の平面図、図8は図
7のB−B矢視図であり、本発明の装置のフレキシブル
ホース2Fの詳細な構成を示す縦断面図である。この図
の構成を以下に説明する。
【0063】前記した汲上管2の挿入吊下管2cの下端
内側に設けた内向きフランジ33cの中に、フレキシブ
ルホース2Fの吊下用ネック37が通され、これにその
上端外側に外向きフランジ14dが固着されている。内
向きフランジ33cと外向きフランジ14dは、図のよ
うに重ね合わされるが、この二枚のフランジは回転方向
に摺動する事もあるために、その間にパッキンを兼ねた
滑りやすい滑りリング38等も設けられている。
【0064】外向きフランジ14dの内側で装置の中心
付近には、内リング管15dが設けられ、これより放射
状にアーム16dが延出し、前記した外向きフランジ1
4dもしくは、吊下用ネック37の内側に固着されてい
る。アーム16dには後記するスプリングを取付けるた
めの、アイプレート39等も設けられている。
【0065】吊下用ネック37の下端内側には、リング
体40Aならびにフレキシブルホース2Fを取付けるた
めの内向きフランジ37a等も設けられている。リング
体40Aは内リング管41a、外リング管42aとこの
双方をアーム43aで結び、この両リング管はほぼ同心
上に構成されている。外リング管42aの外側には外向
きフランジ44aが設けられ、この外向きフランジ44
aと前記した内向きフランジ37aならびに後記するフ
レキシブルホース2Faの上端のフランジ部等は、通し
ボルト等で固着されるものとする。
【0066】リング体40Aのアーム43aにも、後記
するスプリングを固着するためのアイプレート45aが
設けられている。前記したアーム16dに設けたアイプ
レート39と、リング体40Aのアーム43aに設けた
アイプレート45aには、後記するスプリングのケーシ
ングの支持部が通され、締め付けナット等で締め付けら
れているものとする。
【0067】フレキシブルホース2Fはその中にリング
体40A、40B、40C等を設けるごとに分割され、
それを上から順番に2Fa、2Fb、2Fcと番号を付
す。リング体40Aの外向きフランジ44aの下側に、
フレキシブルホース2Faの上端のフランジ部をパッキ
ン状に当て、その下方より押えフランジ46aで押え、
これと前記した内向きフランジ37a、外向きフランジ
44a等を、同時に通しボルト等で締め付ける。
【0068】フレキシブルホース2Faの下端にはリン
グ体40Bが設けられ、これを構成するものの説明は、
前記したリング体40Aの場合とほぼ同じであるが、念
のために説明を繰り返す。装置のほぼ中心部に内リング
管41bが設けられ、これより放射状にアーム43bが
延出し、外リング管42bに接続される。外リング管4
2bの外側には外向きフランジ44bが設けられ、この
上側にフレキシブルホース2Faの下端のフランジ部を
パッキン状に当て、その上に押えフランジ46bを置
く。
【0069】リング体40Bに設けた外向きフランジ4
4bの下側には、フレキシブルホース2Fbの上端のフ
ランジ部をパッキン状に当て、その下側に押えフランジ
46bを当てる。以上のことを上から順番に述べると、
押えフランジ46bとフレキシブルホース2Faの下端
のフランジ部と外向きフランジ44bと、フレキシブル
ホース2Fbの上端のフランジ部と、その最後に押えフ
ランジ46bを押し当てて、通しボルト等で同時に締め
付ける。
【0070】リング体40Cならびにそれ以下の詳細な
説明は、リング体40Bの説明とほぼ同じであるために
その説明の繰り返しはしない。リング体40Bのアーム
43bにはワイヤー、ロープ、チェーン等を結び付ける
ためのアイプレート45bが設けられている。前記した
アーム16dに設けたアイプレート39と、リング体4
0Aに設けたアイプレート45aには、スプリングのケ
ーシング47の支持部をその中に通し、ナット48、4
9等で図のように締め付ける。
【0071】スプリングのケーシング47の中には、ス
プリング50ならびにその引棒51(実際にはこの引棒
でスプリングを圧縮しているのであるが、スプリングの
装置を全体的にみるとスプリングのケーシング47から
引棒を引き出すためにこのように称する)が図のように
設けられ、その最下端にはワイヤー、ロープ、チェーン
等を結び付けるためのリング52が固着されている。
【0072】スプリング50の引棒51の最下端に設け
たリング52と、前記したリング体40Bに設けたアイ
プレート45bを、ワイヤー、ロープ、チェーン等53
aでしっかりと結び、この結び目付近にはシャックル
や、よりもどし等も設けられることもある。本発明の装
置の図1に示す浮体1が波により上下運動等をした場合
には、この動きが汲上管2を伝って、本図に示す外向き
フランジ14dや、リング体40Aならびにスプリング
のケーシング47等に伝えられるようになっているもの
とする。
【0073】リング体40Bに設けたアイプレート45
bと、リング体40Cに設けたアイプレート45cには
ワイヤー、ロープ、チェーン等53bでしっかりと結ば
れることにより、リング体40Bとリング体40Cは、
このワイヤー、ロープ、チェーン等53bの長さ以上は
遠くに離れることができないために、この作用がフレキ
シブルホース2Fbの保護をしているものとする。
【0074】リング体40A、40B、40C等に用い
てある内リング管41a、41b、41c、ならびに外
リング管42a、42b、42c、アーム43a、43
b、43c等は管材等を用いて、その中に空気等を充満
させて、リング体自身に浮力を持たせるものとする。た
とえば、フレキシブルホース2Fbとリング体40B、
ならびに押えフランジ46b2ヶ分と通しボルト、ワイ
ヤー、ロープ、チェーン等53bのその一節ごとに相当
する部品の重量と、これらの浮力をほぼつり合せること
により、フレキシブルホース2F全体はある程度くらげ
のような浮遊体となる。ただし、静かにしておれば多少
沈み加減になる程度の浮力が設定されているものとす
る。
【0075】つぎに作用を述べる。先ず、全体的な装置
の動きを知るために図1を見る。海面上に浮んだ本発明
の汲上装置1Aの浮体1は、波により敏感に上下運動す
るものとする。当然のことながら、この動きが汲上管の
固定管2a、汲上管の挿入吊下管2b、2cと順番に伝
わり、フレキシブルホース2Fの上方に設けた外向きフ
ランジ14dに伝わる。
【0076】浮体1の上下運動がほとんどそのまま図8
の外向きフランジ14dや吊下用ネック37、リング体
40A、スプリングのケーシング47等に伝えられる。
一方、装置の下方で上記した浮遊状態のやや沈み加減な
フレキシブルホース2Fは、係留索17にガイドされな
がら浮遊している。すなわち、フレキシブルホース2F
aの付近において、その上方は浮体1より伝えられる上
下運動に敏感に応答し、フレキシブルホース2Fbより
下方においては、上方の運動とはあまり関係なくやや沈
み加減に緩やかなペースで浮遊している。
【0077】したがって、フレキシブルホース2Faの
上方と下方では全く別々の動きをするものを接続させる
のが、このフレキシブルホース2Faである。そのため
にこの部分においては、波のエネルギーによる大きな引
張り作用や圧縮作用が生じる。したがって、その上方の
衝撃力をその下方にそのまま伝えないで、柔軟性を持た
せるためにスプリング50やスプリング50の引棒5
1、ワイヤー、ロープ、チェーン等53aの手段が設け
られている。
【0078】しかるに、この装置の汲上水はこのフレキ
シブルホース2Faより上方は、波による浮体1の上下
運動等に追従し脈動流となることが基本姿勢であるが、
フレキシブルホース2Fbより下方はある程度平滑化さ
れた平滑流となる。脈動流はその都度その流体の重量に
よる慣性力の抵抗が大きいが、平滑流はその抵抗が少な
い。そのために効率良く装置を作動させるには、柔軟性
のある浮遊状態の動きをするフレキシブルホース2Fb
より下の部分を長くする事が好ましいが、海流や大波浪
時における装置の安定性等も考慮する必要がある。した
がって、設計条件によっては図1に示す挿入吊下管2
b、2c等は削除し、フレキシブルホース2Fを長くす
ることも考えられる。
【0079】海流の特に激しい時期や大波浪時には、フ
レキシブルホース2Fa部に限らず2Fb、2Fcと言
った具合に、その最下端に至るまでフレキシブルホース
が破壊されるまで引き延ばされることがある。これを防
止するためにワイヤー、ロープ、チェーン等53a、5
3b、53c等を用いて、リング体とリング体の隙間を
制限する。たとえばリング体40Bと40C等の隙間
を、ワイヤー、ロープ、チェーン等53bの張力によ
り、ある程度以上延びないように制限することは、装置
の耐久性を著しく増加させるものである。
【0080】また、図5、図6の説明の部分で説明を行
ったが、汲上管の固定管2aの外側もしくは浮体1の底
板外側に設けた回転用フィン36が設けられているため
に、浮体1ならびにその下方に設けられている汲上管の
固定管2a、ならびに挿入吊下管2b、2c等が一定の
方向に微弱回転をする。一方、フレキシブルホース2F
は係留索17の曲り条件等によっては回転できにくいこ
ともある。このとき、図8の説明の部分で行った内向き
フランジ33cと外向きフランジ14dの間に設けた滑
りリング38等の対策が設けられていることから、この
部分でフロート1の無理な回転に対する回転を吸収し、
フレキシブルホース2Fには回転を伝えないことができ
る。
【0081】つぎの説明は図9により行う。図9は図8
のC−C矢視図であり、リング体40Bの平面図であ
る。この図における各部の構成の説明およびその作用の
説明は、図7、図8の説明のところで説明を行ったの
で、その説明の繰り返しはしない。
【0082】つぎの説明は図10により行う。図10は
図8のZ部詳細図である。この図の構成およびその作用
の説明は図7、図8の説明の部分で説明を行ったので、
その説明の繰り返しはしない。
【0083】つぎの説明は図11により行う。図11は
従来の海水等の汲上装置の縦断面図である。この図の構
成およびその作用の説明は、従来の技術の説明の部分で
説明を行ったので、その説明の繰り返しはしない。
【0084】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を奏する。 (1)請求項1に記載の発明によれば、係留索を一点係
留にすることにより、他の船舶の航行や漁網等に支障を
来さないばかりでなく係留費が安価にできる。
【0085】(2)請求項2に記載の発明によれば、汲
上管の固定管もしくは浮体本体の底板外側に回転用フィ
ンを設けることにより、装置全体を一定方向に微弱回転
もしくはその方向に回転力を与えることができて、係留
索を解きほぐす方向ではなくて、常に捩り上げる方向に
張力を働かせることができることから、著しく係留索の
耐久性を増すことができる。
【0086】(3)請求項3に記載の発明によれば、汲
上管を分割し、これを順次挿入吊下管方式とすることに
より、製作ならびに曳航、設置工事作業等を簡略化出来
ることら、装置全体のコストを引き下げることができ
る。
【0087】(4)請求項4に記載の発明によれば、汲
上管の挿入吊下管の上端にフランジ部と、その中心部に
内リング管ならびにこれよりアームを挿入吊下管の内側
まで延出することにより、係留索を装置の中心部に保持
することができるばかりでなく、挿入吊下管の円形度を
増すことができるために、安定した作動と、安定した係
留方式であることから、装置の寿命を長持ちさせること
ができる。
【0088】(5)請求項5に記載の発明によれば、フ
レキシブルホースの内側にリング体を設けることによ
り、フレキシブルホース内の圧力が負圧状態となったと
きに、管径が縮小される可能性があるが、これを防止す
ることができる。
【0089】(6)請求項6に記載の発明によれば、フ
レキシブルホースの内側に設けたリング体に管等を用い
て浮力を持たせることにより、波の運動に敏感に応答す
る汲上装置本体部と、海中でやや浮遊状態のフレキシブ
ルホース部の運動に分割することにより、汲上装置なら
びにこの中に充満する水等の全体的な慣性力の抵抗を減
少させることができるので、装置全体の汲上効率が上昇
する。
【0090】(7)請求項7に記載の発明によれば、波
の運動に対し一体的な動きをする浮体1と、汲上管の固
定管ならびにこれに垂れ下る挿入吊下管部と、海中でや
や浮遊状態のフレキシブルホース部との継ぎ目にスプリ
ングを設けて柔軟な緩衝機構を用いることにより、この
二分割された双方が尚一層別々の動きをすることが容易
であることから、装置全体の耐久性を増すばかりでなく
装置全体の汲上効率の上昇が期待できる。
【0091】(8)請求項8に記載の発明によれば、や
や浮遊状態のフレキシブルホース部の内側に設けたリン
グ体と、これに隣り合わせるリング体をワイヤー、ロー
プ、チェーン等で結びその長さを制限することにより、
フレキシブルホースの寿命を長くすることができる。
【0092】(9)請求項9に記載の発明によれば、汲
上用逆止弁を多段に構成することにより、比較的小さな
波浪条件においても、効率良く底層水を汲み上げること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の波を利用した海水等の汲上装置の実施
例を示す縦断面図である。
【図2】本発明の汲上装置1Aが波の谷部にきたときの
状態を示す概略図である。
【図3】本発明の汲上装置1Aが波の山部にきたときの
状態を示す概略図である。
【図4】本発明の汲上装置1Aがドックや港湾内等で組
み立てられ曳航できる状態での装置の縦断面図である。
【図5】汲上管の固定管および汲上管の挿入吊下管平面
図である。
【図6】図5のA−A矢視図である。
【図7】フレキシブルホース2Fの上端部の平面図であ
る。
【図8】図7のB−B矢視図である。
【図9】図8のC−C矢視図である。
【図10】図8のZ部詳細図である
【図11】従来の海水等の汲上装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1A 海水等の汲上装置 1 浮体 2 汲上管 2a 汲上管の固定管 2b、2c 挿入吊下管 2F フレキシブルホース 2Fa、2Fb、2Fc フレキシブルホース 2V 上端開口部 2W 下端開口部 3 海面 4 海底 5 弁座 6 逆止弁 6a、6b、6c 逆止弁 7 メインタンク 7a メインタンクの水面 8 ガイド 8a、8b、8c ガイド 9 ストッパー 9a、9b、9c ストッパー 10 底層水の流れ 11 排水管 11a 排出口 12 逆止弁 13 天井面 14b、14c、14d 外向きフランジ 15b、15c、15d 内リング管 16b、16c、16d アーム 17 係留索 18 取付装置 19 ネジ棒 20 回転ハンドル 21 よりもどし 22 固定金物 23 アンカー 24 チェーン 25a、25b 接続金物 26 よりもどし 27 保護枠 28 防護柵 29 格子 30 平均水面 31 クレーン 32 ドラム 33a、33b、33c 内向きフランジ 34b、34c フランジ 35a、35b、35c 仮サポート 36 回転用フィン 37 ネック 37a 内向きフランジ 38 滑りリング 39 アイプレート 40A、40B、40C リング体 41a、41b、41c 内リング管 42a、42b、42c 外リング管 43a、43b、43c アーム 44a、44b、44c 外向きフランジ 45a、45b、45c アイプレート 46a、46b、46c 押えフランジ 47 スプリングのケーシング 48 ナット 49 ナット 50 スプリング 51 引棒 52 リング 53a、53b、53c ワイヤー、ロープ、チェーン
等 61 海水等の汲上装置 62 汲上管 63、66、67 逆止弁 64、65 排水管 68 浮体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海面等に浮上し、波に追従して昇降移動
    自在な浮体に、上端開口部が海面近くに位置し、下端開
    口部が底層部に位置されるべく延出された汲上管を設
    け、該汲上管に、波の昇降に追従して上記浮体が降下し
    たときに開放し、上昇したときに閉じる汲上用逆止弁を
    備えた海水等の汲上装置において、上記汲上管の上端開
    口部付近に、メインタンクを設け、これより放射状に延
    びる排水管を接続すると共に、該排水管の排出口を、上
    記浮体が上昇したときに汲上げられた海水を海面近傍に
    散水させるように、海面近傍もしくは海面よりやや上方
    に位置させ、かつ、該排水管端部の排出口付近に、上記
    浮体が上昇したときに開き、降下したときに排水管内へ
    海水が逆流するのを防止する排水用逆止弁を設け、上記
    汲上管の内部に係留索を設けたことを特徴とする波を利
    用した海水等の汲上装置。
  2. 【請求項2】 海面等に浮上し、波に追従して昇降移動
    自在な浮体に、上端開口部が海面近くに位置し、下端開
    口部が底層部に位置されるべく延出された汲上管を設
    け、該汲上管に、波の昇降に追従して上記浮体が降下し
    たときに開放し、上昇したときに閉じる汲上用逆止弁を
    備えた海水等の汲上装置において、上記汲上管の上端開
    口部付近に、メインタンクを設け、これより放射状に延
    びる排水管を接続すると共に、該排水管の排出口を、上
    記浮体が上昇したときに汲上げられた海水を海面近傍に
    散水させるように、海面近傍もしくは海面よりやや上方
    に位置させ、かつ、該排水管端部の排出口付近に、上記
    浮体が上昇したときに開き、降下したときに排水管内へ
    海水が逆流するのを防止する排水用逆止弁を設け、上記
    汲上管の固定管の外側もしくは浮体の底板外側に回転用
    フィンを設けたことを特徴とする波を利用した海水等の
    汲上装置。
  3. 【請求項3】 海面等に浮上し、波に追従して昇降移動
    自在な浮体に、上端開口部が海面近くに位置し、下端開
    口部が底層部に位置されるべく延出された汲上管を設
    け、該汲上管に、波の昇降に追従して上記浮体が降下し
    たときに開放し、上昇したときに閉じる汲上用逆止弁を
    備えた海水等の汲上装置において、上記汲上管の上端開
    口部付近に、メインタンクを設け、これより放射状に延
    びる排水管を接続すると共に、該排水管の排出口を、上
    記浮体が上昇したときに汲上げられた海水を海面近傍に
    散水させるように、海面近傍もしくは海面よりやや上方
    に位置させ、かつ、該排水管端部の排出口付近に、上記
    浮体が上昇したときに開き、降下したときに排水管内へ
    海水が逆流するのを防止する排水用逆止弁を設け、上記
    汲上管は汲上管の固定管の下方に順次挿入吊下管方式と
    することを特徴とする波を利用した海水等の汲上装置。
  4. 【請求項4】 海面等に浮上し、波に追従して昇降移動
    自在な浮体に、上端開口部が海面近くに位置し、下端開
    口部が底層部に位置されるべく延出された汲上管を設
    け、該汲上管に、波の昇降に追従して上記浮体が降下し
    たときに開放し、上昇したときに閉じる汲上用逆止弁を
    備えた海水等の汲上装置において、上記汲上管の上端開
    口部付近に、メインタンクを設け、これより放射状に延
    びる排水管を接続すると共に、該排水管の排出口を、上
    記浮体が上昇したときに汲上げられた海水を海面近傍に
    散水させるように、海面近傍もしくは海面よりやや上方
    に位置させ、かつ、該排水管端部の排出口付近に、上記
    浮体が上昇したときに開き、降下したときに排水管内へ
    海水が逆流するのを防止する排水用逆止弁を設け、上記
    汲上管の挿入吊下管上端には、フランジ部を設けると共
    に、そのほぼ中心部に内リング管を設け、これよりアー
    ムが上記汲上管の挿入吊下管内側まで延出されたことを
    特徴とする波を利用した海水等の汲上装置。
  5. 【請求項5】 海面等に浮上し、波に追従して昇降移動
    自在な浮体に、上端開口部が海面近くに位置し、下端開
    口部が底層部に位置されるべく延出された汲上管を設
    け、該汲上管に、波の昇降に追従して上記浮体が降下し
    たときに開放し、上昇したときに閉じる汲上用逆止弁を
    備えた海水等の汲上装置において、上記汲上管の上端開
    口部付近に、メインタンクを設け、これより放射状に延
    びる排水管を接続すると共に、該排水管の排出口を、上
    記浮体が上昇したときに汲上げられた海水を海面近傍に
    散水させるように、海面近傍もしくは海面よりやや上方
    に位置させ、かつ、該排水管端部の排出口付近に、上記
    浮体が上昇したときに開き、降下したときに排水管内へ
    海水が逆流するのを防止する排水用逆止弁を設け、上記
    汲上管の下方に設けた汲上管のフレキシブルホースの内
    側に、内リング管と外リング管を設けると共に、この双
    方をアーム等で固着したリング体を設けたことを特徴と
    する波を利用した海水等の汲上装置。
  6. 【請求項6】 海面等に浮上し、波に追従して昇降移動
    自在な浮体に、上端開口部が海面近くに位置し、下端開
    口部が底層部に位置されるべく延出された汲上管を設
    け、該汲上管に、波の昇降に追従して上記浮体が降下し
    たときに開放し、上昇したときに閉じる汲上用逆止弁を
    備えた海水等の汲上装置において、上記汲上管の上端開
    口部付近に、メインタンクを設け、これより放射状に延
    びる排水管を接続すると共に、該排水管の排出口を、上
    記浮体が上昇したときに汲上げられた海水を海面近傍に
    散水させるように、海面近傍もしくは海面よりやや上方
    に位置させ、かつ、該排水管端部の排出口付近に、上記
    浮体が上昇したときに開き、降下したときに排水管内へ
    海水が逆流するのを防止する排水用逆止弁を設け、上記
    汲上管の下方で汲上管のフレキシブルホースの内側に設
    けたリング体に、管等を用いて浮力を持たせたことを特
    徴とする波を利用した海水等の汲上装置。
  7. 【請求項7】 海面等に浮上し、波に追従して昇降移動
    自在な浮体に、上端開口部が海面近くに位置し、下端開
    口部が底層部に位置されるべく延出された汲上管を設
    け、該汲上管に、波の昇降に追従して上記浮体が降下し
    たときに開放し、上昇したときに閉じる汲上用逆止弁を
    備えた海水等の汲上装置において、上記汲上管の上端開
    口部付近に、メインタンクを設け、これより放射状に延
    びる排水管を接続すると共に、該排水管の排出口を、上
    記浮体が上昇したときに汲上げられた海水を海面近傍に
    散水させるように、海面近傍もしくは海面よりやや上方
    に位置させ、かつ、該排水管端部の排出口付近に、上記
    浮体が上昇したときに開き、降下したときに排水管内へ
    海水が逆流するのを防止する排水用逆止弁を設け、上記
    汲上管の挿入吊下管の最下端部に挿入され、汲上管のフ
    レキシブルホースの上方に設けたネック部と、汲上管の
    フレキシブルホースを介し、その下方で汲上管のフレキ
    シブルホースの内側に設けたリング体の間にスプリング
    を設け、このスプリングの一方を上記ネック部側に、他
    の一方を上記リング体側に接続したことを特徴とする波
    を利用した海水等の汲上装置。
  8. 【請求項8】 海面等に浮上し、波に追従して昇降移動
    自在な浮体に、上端開口部が海面近くに位置し、下端開
    口部が底層部に位置されるべく延出された汲上管を設
    け、該汲上管に、波の昇降に追従して上記浮体が降下し
    たときに開放し、上昇したときに閉じる汲上用逆止弁を
    備えた海水等の汲上装置において、上記汲上管の上端開
    口部付近に、メインタンクを設け、これより放射状に延
    びる排水管を接続すると共に、該排水管の排出口を、上
    記浮体が上昇したときに汲上げられた海水を海面近傍に
    散水させるように、海面近傍もしくは海面よりやや上方
    に位置させ、かつ、該排水管端部の排出口付近に、上記
    浮体が上昇したときに開き、降下したときに排水管内へ
    海水が逆流するのを防止する排水用逆止弁を設け、上記
    汲上管の下方に設けた汲上管のフレキシブルホースの内
    側で、隣り合わせるリング体をワイヤー、ロープ、チェ
    ーン等で結ばれたことを特徴とする波を利用した海水等
    の汲上装置。
  9. 【請求項9】 海面等に浮上し、波に追従して昇降移動
    自在な浮体に、上端開口部が海面近くに位置し、下端開
    口部が底層部に位置されるべく延出された汲上管を設
    け、該汲上管に、波の昇降に追従して上記浮体が降下し
    たときに開放し、上昇したときに閉じる汲上用逆止弁を
    備えた海水等の汲上装置において、上記汲上管の上端開
    口部付近に、メインタンクを設け、これより放射状に延
    びる排水管を接続すると共に、該排水管の排出口を、上
    記浮体が上昇したときに汲上げられた海水を海面近傍に
    散水させるように、海面近傍もしくは海面よりやや上方
    に位置させ、かつ、該排水管端部の排出口付近に、上記
    浮体が上昇したときに開き、降下したときに排水管内へ
    海水が逆流するのを防止する排水用逆止弁を設け、上記
    汲上用逆止弁を多段に構成したことを特徴とする波を利
    用した海水等の汲上装置。
JP10161283A 1998-05-06 1998-05-06 波を利用した海水等の汲上装置 Pending JPH11324886A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10161283A JPH11324886A (ja) 1998-05-06 1998-05-06 波を利用した海水等の汲上装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10161283A JPH11324886A (ja) 1998-05-06 1998-05-06 波を利用した海水等の汲上装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11324886A true JPH11324886A (ja) 1999-11-26

Family

ID=15732172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10161283A Pending JPH11324886A (ja) 1998-05-06 1998-05-06 波を利用した海水等の汲上装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11324886A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009046973A (ja) * 2007-07-23 2009-03-05 Technica Materia:Kk 地球温暖化防止方法および地球温暖化防止装置
KR101054847B1 (ko) 2009-08-11 2011-08-05 손형익 부유선체 탑재형 조류발전기
JP2021054383A (ja) * 2019-10-01 2021-04-08 サイバーテック株式会社 波による海面表層水の深海移送装置
WO2022246780A1 (zh) * 2021-05-28 2022-12-01 大连理工大学 一种适用于深远海的多模块化牡蛎养殖牧场和筏式波浪能集成装置
CN116649264A (zh) * 2023-06-27 2023-08-29 山东东盛澜渔业有限公司 一种加固型深海养殖网箱

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009046973A (ja) * 2007-07-23 2009-03-05 Technica Materia:Kk 地球温暖化防止方法および地球温暖化防止装置
KR101054847B1 (ko) 2009-08-11 2011-08-05 손형익 부유선체 탑재형 조류발전기
JP2021054383A (ja) * 2019-10-01 2021-04-08 サイバーテック株式会社 波による海面表層水の深海移送装置
WO2022246780A1 (zh) * 2021-05-28 2022-12-01 大连理工大学 一种适用于深远海的多模块化牡蛎养殖牧场和筏式波浪能集成装置
CN116649264A (zh) * 2023-06-27 2023-08-29 山东东盛澜渔业有限公司 一种加固型深海养殖网箱

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5558467A (en) Deep water offshore apparatus
AU2015303238B2 (en) Improved wave energy converter
US20190271127A1 (en) Multipurpose combined flexible floating breakwater
KR101006982B1 (ko) 진자형 가두리 양식 시설물
AU2011200741A1 (en) Mooring System for Offshore Fish Production
KR100835713B1 (ko) 계류기능을 가진 라이저파이프를 이용한 해양 심층수취수장치
CN203279654U (zh) 海水养殖用围网
CN2350436Y (zh) 吸油毡围油栏
JP4625999B2 (ja) 浮遊渚を利用した水の循環とアオコや油回収装置
JPH11230020A (ja) 波のエネルギーを利用した海水等の汲上装置
BRPI0705792A2 (pt) método de instalação de cerco para barreira de contenção de óleo apresentando uma configuração em espiral
KR100523238B1 (ko) 앵커를 이용한 오탁방지막의 설치방법
CN218055528U (zh) 浒苔锚泊悬挂置海无害化处理装置
CN118104597A (zh) 一种新型hdpe重力式网箱系统及其施工方法
CN217629761U (zh) 一种单元式水面拦截网
JP3740146B2 (ja) 汚濁拡散防止膜
KR200393313Y1 (ko) 오탁방지막의 설치구조
RU2797093C1 (ru) Метод ликвидации последствий аварийных разливов нефти и нефтепродуктов в районах разработки нефтегазовых месторождений на морском мелководном шельфе
CN109914366A (zh) 一种防污屏
JPH0756337Y2 (ja) 汚濁水拡散防止膜
JPH11222838A (ja) 汚濁防止膜
KR200285729Y1 (ko) 묶음로프가 고착된 스티로폼 플로트(부자)
JPS60348Y2 (ja) 船舶の衝突防止用ロ−プ
JPS62283093A (ja) 灯浮標等の係留装置
JPS6147358B2 (ja)