JPH11324910A - 可変容量圧縮機 - Google Patents

可変容量圧縮機

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JPH11324910A
JPH11324910A JP10133796A JP13379698A JPH11324910A JP H11324910 A JPH11324910 A JP H11324910A JP 10133796 A JP10133796 A JP 10133796A JP 13379698 A JP13379698 A JP 13379698A JP H11324910 A JPH11324910 A JP H11324910A
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久和 小林
Naoki Takahashi
直樹 高橋
Osamu Hiramatsu
修 平松
Mitsukazu Takagi
満一 高木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】いかなる容量制御弁にも適応しうる導圧通路構
成によって生産性の向上を図る。 【解決手段】ハウジング3内の吐出領域とクランク室5
とを結ぶ圧力供給通路を選択的に開閉する容量制御弁5
0がハウジング3に内蔵され、この圧力供給通路のう
ち、吐出領域と容量制御弁50とは、ハウジング3の内
端面に凹刻された通溝34cを中継点として、二つの導
圧通路34a、34bにより接続されているので、導圧
通路34の形成作業が簡便化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として冷房用に
供される圧縮機に係り、詳しくは片頭形のピストンを装
備した可変容量圧縮機並びにクラッチレス機能を付加し
た可変容量圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に空調冷凍用に供されている斜板
式、揺動板式等の可変容量圧縮機は、斜板要素を支点回
りに傾動可能な機構となし、斜板要素を囲包するフロン
トハウジングの内部、つまりクランク室の圧力を変化さ
せることにより、片頭形のピストンの背面に作用する力
を制御し、この力とピストンの前面に作用するガス圧力
との釣合によって、上記斜板要素の支点回りの傾動変
位、すなわちピストンストロークを制御するようになさ
れている。そして通常クランク室の圧力制御は、吸入圧
力に応答する容量制御弁の作動を介してクランク室内へ
吐出圧力を供給することにより行われている。
【0003】一方、特開平3ー87878号公報に開示
された圧縮機では、外部動力源と駆動軸との間に介在し
て動力の伝達及び遮断を行う電磁クラッチが使用されて
いない。電磁クラッチを省去すれば、特に車両空調用圧
縮機において指摘されている運転フィーリングの改善
や、重量減及びコスト減といった観点から頗る有利であ
る。
【0004】しかしその反面このようなクラッチレス圧
縮機では、冷房不要時の吐出容量に関連して当然に蒸発
器のフロスト発生が問題となる。このため同圧縮機では
電磁開閉弁を用いて外部冷凍回路から吸入室への冷媒の
流入を止めることにより、同回路内の冷媒の循環を停止
させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電磁ク
ラッチの有無を問わず上述のような容量可変機構を備え
た圧縮機において、冷房負荷に基づいた容量制御により
圧縮機が中間容量で運転される状況では、容量制御弁か
ら給気通路を介してクランク室内に吐出冷媒ガスが供給
されており、この冷媒ガス中の混在油成分によって斜板
要素などの潤滑が行われる。
【0006】例えば特開平8ー338362号公報に開
示された圧縮機では、図5に示すように、リヤハウジン
グ3に配設された容量制御弁(電磁バルブ)15を介し
て吐出室3βとクランク室5とが圧力供給通路14によ
り連通されている。勿論、同公報に図示されている圧力
供給通路14のうち、とくに吐出室3βと容量制御弁1
5とを結ぶ破線表示の通路部分14は、あくまでも説明
図的な略画表示ではあるが、この実施形態のように容量
制御弁15の先端部に導圧ポート(吐出圧力導入口)を
有する場合は、吐出室3β側からの孔明け作業で比較的
容易に同通路部分14を形成することが可能である。
【0007】しかしながら、同公報にみられるように、
リヤハウジング3内の外周域に吐出室3βが形成された
圧縮機であって、仮りに容量制御弁15に開口される導
圧ポートの位置を先端部から中央寄りに転移したり、さ
らに同容量制御弁15を圧縮機の機体からほとんど露出
することなく内蔵せんとして、その配設位置を適宜変更
したような場合には、単純なドリル加工で同通路部分1
4を形成することが頗る困難となる。
【0008】本発明は、容量制御弁に関するいかなる条
件変更にも順応しうる通路構成によって、圧縮機の生産
性の向上を図ることを解決課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明に係る可変容量圧縮機は、シリンダブロ
ックに形成されたボア内を往復動し、吸入室から吸入し
た冷媒ガスを圧縮して吐出室に吐出すピストンと、クラ
ンク室内で駆動軸と共に回転し、かつ上記ピストンのス
トロークを変化させる傾角変位可能な斜板要素と、該吐
出室を含む吐出領域と該クランク室とを選択的に連通し
て、上記ピストンに対抗的に作用する圧力差を調整する
容量制御弁とを備えた可変容量圧縮機において、上記吸
入室及び吐出室が画設されたハウジングには上記容量制
御弁が内蔵され、該容量制御弁を介して該吐出領域と該
クランク室とを結ぶ圧力供給通路のうち、該吐出領域と
該容量制御弁とは、該ハウジングの内端面に凹刻された
通溝を中継点として、二つの導圧通路により接続されて
いることを特徴としている。
【0010】すなわち、吐出領域と容量制御弁とを接続
する導圧通路が二つの直孔(ドリル孔)によって形成さ
れ、しかも該直孔はハウジングの内端面に凹刻される通
溝の位置調整により、いかなる制御弁の変更に対しても
柔軟に対処しうるので、生産性を損うことなく至極簡便
に穿孔作業を行うことができる。また、請求項2記載の
発明のように、吐出室がマフラ等を介した外部冷凍回路
との接続に便なるよう、ハウジング内の外周域に環状に
形成されたものではとくに有効であり、しかも請求項3
記載の発明のように、吐出冷媒ガスを集括する吐出室の
一画に油分離室が配設されている場合は、その油溜部に
一方の導圧通路を開口させることにより、分離された油
成分を効率的にクランク室へ供給することができる。さ
らに請求項4記載の発明のように、容量制御弁が冷房負
荷に応動する感圧制御と、外部信号に応動するソレノイ
ド制御との併用方式弁である場合は、クラッチレス可変
容量圧縮機に採用して一層好適である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した斜板可
変容量圧縮機の実施形態を図1〜図4に基づいて説明す
る。図1に示すように、フロントハウジング1は、シリ
ンダブロック2の前端面に接合されている。リヤハウジ
ング3は、バルブプレ−ト4を介してシリンダブロック
2の後端面に接合されている。フロントハウジング1、
シリンダブロック2及びリヤハウジング3は、圧縮機の
外郭部材を構成している。吸入室3a及び吐出室3b
は、リヤハウジング3とバルブプレ−ト4との間に形成
されている。外部冷凍回路からの冷媒ガスは、導入口
(図示せず)を介して吸入室3aに直接導入される。
【0012】バルブプレ−ト4は、吸入弁4a及び吐出
弁4bを有している。クランク室5は、フロントハウジ
ング1とシリンダブロック2との間に形成されている。
駆動軸6は、一対のベアリング7を介してフロントハウ
ジング1及びシリンダブロック2に回転可能に支持さ
れ、クランク室5内を貫通している。支持孔2bはシリ
ンダブロック2の中心部に形成されている。駆動軸6の
後端は支持孔2b内に挿入され、その後端はベアリング
7を介して支持孔2bの内周面によって支持されてい
る。
【0013】ラグプレ−ト8は駆動軸6に固定されてい
る。斜板9はクランク室5内において駆動軸6にその軸
心L方向へスライド可能かつ傾動可能に支持されてい
る。斜板9はヒンジ機構10を介してラグプレ−ト8に
連結されている。ヒンジ機構10は、ラグプレ−ト8に
形成された支持アーム19と、斜板9に形成された一対
のガイドピン20とより構成されている。ガイドピン2
0は、支持アーム19に形成された一対のガイド孔19
aにスライド可能に嵌入されている。ヒンジ機構10
は、斜板9を駆動軸6と一体的に回転させる。更に、ヒ
ンジ機構10は、斜板9の軸心L方向への移動及び斜板
9の傾動を案内する。
【0014】複数のシリンダボア2aは、駆動軸6の周
囲においてシリンダブロック2に形成され、駆動軸6の
軸心L方向に沿って延びている。片頭ピストン11は、
シリンダボア2a内に収容されている。ピストン11の
尾部には溝11aが形成されている。溝11aの互いに
対向する内壁面には、一対のシュー12の半球部が相対
的に摺動可能に嵌められている。斜板9は両シュー12
の平面部にて摺動可能に挟持されている。斜板9の回転
運動はシュー12を介してピストン11の往復直線運動
に変換され、ピストン11はシリンダボア2a内を前後
に往復動する。ピストン11が上死点から下死点へ移動
する吸入行程のときに、吸入室3a内の冷媒ガスが吸入
ポートから吸入弁4aを押し開いてシリンダボア2a内
へ流入する。ピストン11が下死点から上死点へ移動す
る圧縮行程のときに、シリンダボア2a内の冷媒ガスが
圧縮されて、吐出ポートから吐出弁4bを押し開いて吐
出室3bに吐出される。
【0015】スラストベアリング21は、ラグプレ−ト
8とフロントハウジング1との間に配置されている。冷
媒ガスの圧縮に伴い、ピストン11には圧縮反力が作用
する。この圧縮反力は、ピストン11、斜板9、ラグプ
レ−ト8及びスラストベアリング21を介してフロント
ハウジング1で受け止められる。ピストン11に一体的
に形成された回り止め部22は、フロントハウジング1
の内周面とほぼ同一径の周面を有している。回り止め部
22の周面は、ピストン11の軸心を中心とした回転を
防止するために、フロントハウジング1の内周面に接触
している。なお、斜板9の最大傾角は、該斜板9に設け
られたストッパ9aとラグプレ−ト8との当接によって
規定され、同最小傾角は、駆動軸6に嵌着された規制リ
ング15と斜板9との当接によって規定される。
【0016】図1〜3に示すようにリヤハウジング3内
の外周域には環状の吐出室3bが配置され、吐出冷媒ガ
スの集括部43は、一対の隔壁44、45により吐出室
3bの一画に形成されている。吐出マフラ46はシリン
ダブロック1上に配置され、吐出通路47を介して該集
括部43の出口側と連通されている。油分離室48は集
括部43からリヤハウジング3の外端面に向けて有底円
孔状に設けられ、上記隔壁45側に穿設された絞り通路
49を介して吐出室3bに連通される一方、該油分離室
48内には止め輪48bにより分離筒48aが装着され
ている。
【0017】すなわち、吐出冷媒ガスは絞り通路49に
より加速されて油分離室48に流入し、分離筒48aの
外周壁との間に形成される環状空隙を旋回しながら、分
離筒48aの内孔を経て順次吐出通路47へと送出さ
れ、その間、冷媒ガスに作用する遠心力や慣性力により
混在油成分は物理的に分離される。吐出室3bと油分離
室48とを包含する吐出領域は、容量制御弁50を経由
する圧力供給通路によってクランク室5に連通される
が、理解に便なるように以下の記載には、吐出領域と容
量制御弁50との間を導圧通路34、容量制御弁50と
クランク室5との間を給気通路35と、あえて区分して
説明する。
【0018】図1及び図2に略示されているように、容
量制御弁50は吸入室3aの底部付近を潜通する形態
で、ほぼ全容がリヤハウジング3に内蔵されており、図
4に基づいて以下にその構成を詳述する。容量制御弁5
0はバルブハウジング61とソレノイド部62とが中央
付近において接合されている。バルブハウジング61と
ソレノイド部62との間には弁室63が画成され、その
弁室63内には弁体64が収容されている。弁室63に
は、弁体64の当接面としての端面64aに対向して弁
孔66が開口されている。この弁孔66は、バルブハウ
ジング61の軸線方向に延びるように形成されている。
また、弁体64の段差部64aと弁室63の内壁面との
間には強制開放ばね65が介装されている。この弁室6
3は、給気ポート67及び給気通路35を介してクラン
ク室5に連通されている。
【0019】バルブハウジング61の上部には、感圧室
68が画成されており、この感圧室68は、検圧ポート
69及び検圧通路36を介して吸入室3aに連通されて
いる。感圧室68の内部には、感圧要素であるベローズ
70が収容され、感圧室68と弁室63との間には、弁
孔66に連なって若干小径の感圧ロッドガイド71が形
成されている。この感圧ロッドガイド71の弁孔66側
開口部には、弁孔66とほぼ同径の大径部71aが形成
されている。感圧ロッド72は、その大径部72aが感
圧ロッドガイド71内に摺動可能に挿通され、ベローズ
70と弁体64とを作動連結している。感圧ロッド72
の大径部72aは、その断面積が弁孔66の開口面積よ
りも小さくなるように形成されている。感圧ロッド72
の弁体64側部分は、弁孔66内の冷媒ガスの通路を確
保するために小径部72bとなっている。また、感圧ロ
ッド72は、弁体64と一体形成され、さらに感圧ロッ
ド72の小径部72bと、弁体64の端面64aとの間
には、感圧室68側に小径となるようなテーパ状の突起
73が形成されている。
【0020】バルブハウジング61には、弁室63と感
圧室68との間において弁孔66と直交するように、導
圧ポート74が形成されている。この導圧ポート74
は、後述する導圧通路34を介して油分離室48と接続
されている。ソレノイド部62の収容室75の上方開口
部には固定鉄心76が嵌合され、この固定鉄心76によ
りソレノイド室77が区画される。ソレノイド室77に
は、有蓋円筒状をなすプランジャとしての可動鉄心78
が往復動可能に収容されている。可動鉄心78と収容室
75の底面との間には、追従ばね79が介装されてい
る。なお、この追従ばね79は、強制開放ばね65より
も弾性係数が小さいものとなっている。固定鉄心76に
はソレノイド室77と弁室63とを連通するソレノイド
ロッドガイド80が形成されている。ソレノイドロッド
81は弁体64と一体に形成されており、ソレノイドロ
ッドガイド80内に摺動可能に挿通されている。また、
ソレノイドロッド81は、その断面積が弁孔66の開口
面積と等しくなるように形成されている。ソレノイドロ
ッド81の可動鉄心78側端は、強制開放ばね65及び
追従ばね79の付勢力によって可動鉄心78に当接され
る。そして可動鉄心78と弁体64とがソレノイドロッ
ド81を介して作動連結される。
【0021】ソレノイド室77は固定鉄心76の側面に
形成された連通溝82、バルブハウジング61に形成さ
れた連通孔83及び容量制御弁50の装着状態におい
て、リヤハウジング3の内壁面との間に形成される小室
84を介して上記導圧ポート74に連通されている。つ
まり、ソレノイド室77内は、ソレノイドロッド81及
び弁体64を介して対向する弁孔66内と同じ圧力環境
下、ここでは共に吐出圧力となるように構成されてい
る。また、可動鉄心78には孔85が設けられており、
可動鉄心78の両側の冷媒ガスの流通が可能となされて
いる。固定鉄心76及び可動鉄心78の外側には両鉄心
76、78を跨ぐように円筒状のコイル86が配置され
ている。このコイル86には各種の外部信号に基づいた
制御コンピュータの指令により、所定の電流が供給され
るように構成されている。
【0022】したがって、容量制御弁50の開閉動作
は、ソレノイド62のコイル86に対する入力電流値の
大小に応じて変更される。入力電流値が大きくなると低
い吸入圧力にて開閉が実行され、入力電流値が小さくな
ると高い吸入圧力で開閉動作が行われる。圧縮機は設定
された吸入圧力を維持すべく斜板9の傾角を変更し、そ
の吐出容量を変更する。つまり、容量制御弁50は、入
力電流値を変えて吸入圧力の設定値を変更する役割、並
びに吸入圧力に関係なく最小容量運転を行う役割を担っ
ている。
【0023】そして図示はしないが、斜板傾角の縮小に
応じて吸入通路の通過断面積を縮小させる絞り機構を配
置し、斜板傾角が最小に変位した時点で吸入通路を閉鎖
して、蒸発器のフロスト防止を行うようにしたクラッチ
レス可変容量圧縮機においては、係る容量制御弁50は
特に有効である。本発明のもっとも特徴的な構成である
上記導圧通路34は、リヤハウジング3の内端面(本実
施形態では吸入室3a内へ張出した保肉部)に凹刻され
た通溝34cと、該通溝34cの一端と油分離室48の
油溜部(下壁面)とを結ぶ直孔状の第1通路34aと、
通溝34cの他端と上記容量制御弁50の導圧ポート7
4とを結ぶ同様に直孔状の第2通路34bとから構成さ
れている。換言すれば、容量制御弁50を介して油分離
室48を含む吐出領域と、クランク室5とを連通する圧
力供給通路のうち、吐出領域と容量制御弁50とは、通
溝34cを中継点として二つの導圧通路(第1、第2通
路34a、34b)によって接続されている。
【0024】すなわち、上記容量制御弁50は、吐出圧
力が常に弁体を閉止させる向きに作用するといった従来
構造の不具合を解消すべく、導圧ポート74の開口位置
の転移を含んで改良されたものであるが、かかる容量制
御弁50の構造自体やリヤハウジング3への挿入姿勢な
どに様々な変更が加えられた場合でも、上記導圧通路3
4を構成する第1、第2通路34a、34bは、リヤハ
ウジング3の内端面に刻設された通溝34c側から、そ
れぞれ異方向に存在する吐出領域(油分離室48)及び
容量制御弁50の導圧ポート74に向けて、容易に穿孔
することができるので、制御弁50の構造や冷媒通路と
の相対的レイアウトの自由度が増加される。
【0025】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
ハウジング内の吐出領域とクランク室とを結ぶ一連の圧
力供給通路を、選択的に開閉する容量制御弁がハウジン
グに内蔵され、上記圧力供給通路のうち、吐出領域と容
量制御弁とはハウジングの内端面に刻設された通溝を中
継点として、二つの導圧通路により接続されているの
で、いかなる制御弁の変更に対しても、変更に適合すべ
く通溝の位置調整を行うのみで、導圧通路を簡単なドリ
ル作業で穿孔することが可能となる。
【0026】しかも請求項3記載の発明のように、吐出
冷媒ガスを集括する吐出室の一画に油分離室が配設され
ている場合は、その油溜部に一方の導圧通路を開口させ
ることにより、分離された油成分を効率的にクランク室
へ供給することができる。さらに請求項4記載の発明の
ように、容量制御弁が冷房負荷に応動する感圧制御と、
外部信号に応動するソレノイド制御との併用方式弁であ
る場合は、クラッチレス可変容量圧縮機に採用して一層
好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る可変容量圧縮機の断
面図。
【図2】図1のIIーII線断面図。
【図3】図2のIIIーIII線断面図。
【図4】容量制御弁を示す断面図。
【図5】従来の可変容量圧縮機の要部を示す断面図。
【符号の説明】
2はシリンダブロック、3はリヤハウジング、3aは吸
入室、3bは吐出室、5はクランク室、6は駆動軸、9
は斜板、11はピストン、34は導圧通路、34aは第
1通路、34bは第2通路、34cは通溝、43は集括
部、48は油分離室、50は容量制御弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 満一 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダブロックに形成されたボア内を往
    復動し、吸入室から吸入した冷媒ガスを圧縮して吐出室
    に吐出すピストンと、クランク室内で駆動軸と共に回転
    し、かつ上記ピストンのストロークを変化させる傾角変
    位可能な斜板要素と、該吐出室を含む吐出領域と該クラ
    ンク室とを選択的に連通して、上記ピストンに対抗的に
    作用する圧力差を調整する容量制御弁とを備えた可変容
    量圧縮機において、上記吸入室及び吐出室が画設された
    ハウジングには上記容量制御弁が内蔵され、該容量制御
    弁を介して該吐出領域と該クランク室とを結ぶ圧力供給
    通路のうち、該吐出領域と該容量制御弁とは、該ハウジ
    ングの内端面に凹刻された通溝を中継点として、二つの
    導圧通路により接続されていることを特徴とする可変容
    量圧縮機。
  2. 【請求項2】上記吐出室は、上記ハウジング内の外周域
    に環状に形成されている請求項1記載の圧縮機。
  3. 【請求項3】吐出冷媒ガスを集括する上記吐出室の一画
    に油分離室が配設され、上記導圧通路の一方は該油分離
    室の油溜部に開口されている請求項1又は2記載の圧縮
    機。
  4. 【請求項4】上記容量制御弁は、冷房負荷に応動する感
    圧制御と、外部信号に応動するソレノイド制御との併用
    方式弁である請求項1、2又は3記載の圧縮機。
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Cited By (5)

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