JPH11325094A - 等速自在継手及びそのケージ製造方法並びにそのケージ製造装置 - Google Patents
等速自在継手及びそのケージ製造方法並びにそのケージ製造装置Info
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- JPH11325094A JPH11325094A JP13499598A JP13499598A JPH11325094A JP H11325094 A JPH11325094 A JP H11325094A JP 13499598 A JP13499598 A JP 13499598A JP 13499598 A JP13499598 A JP 13499598A JP H11325094 A JPH11325094 A JP H11325094A
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 21
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケージの厚さ方向の寸法を小さくすることが
でき、しかもこのケージを容易に製造することのできる
等速自在継手及びそのケージ製造方法並びにそのケージ
製造装置を提供する。 【解決手段】 ケージ4の各孔4aに設けた突部4bに
よって各ボール3の径方向の移動を許容することによ
り、ケージ4の厚さ方向の寸法を小さくすることができ
るので、その分だけ各溝1a,2aを深く形成すること
ができ、より大きな回転力を伝達することができる。こ
の場合、ケージ4の各突部4bを孔4aの縁部を径方向
に部分的に偏在させることによって形成したので、プレ
ス加工等によって孔の縁部を変形させることにより、各
突部4bを容易に形成することができる。
でき、しかもこのケージを容易に製造することのできる
等速自在継手及びそのケージ製造方法並びにそのケージ
製造装置を提供する。 【解決手段】 ケージ4の各孔4aに設けた突部4bに
よって各ボール3の径方向の移動を許容することによ
り、ケージ4の厚さ方向の寸法を小さくすることができ
るので、その分だけ各溝1a,2aを深く形成すること
ができ、より大きな回転力を伝達することができる。こ
の場合、ケージ4の各突部4bを孔4aの縁部を径方向
に部分的に偏在させることによって形成したので、プレ
ス加工等によって孔の縁部を変形させることにより、各
突部4bを容易に形成することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の動
力伝達系に用いられる等速自在継手及びそのケージ製造
方法並びにそのケージ製造装置に関するものである。
力伝達系に用いられる等速自在継手及びそのケージ製造
方法並びにそのケージ製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の等速自在継手としては、
一方の回転軸と一体に回転する外側回転体と、他方の回
転軸と一体に回転する内側回転体と、外側回転体の内周
面と内側回転体の外周面との間に配置された複数のボー
ルと、各ボールをそれぞれ転動自在に保持するケージと
から構成されたものが知られている。この等速自在継手
においては、外側回転体の内周面及び内側回転体の外周
面にはそれぞれ軸方向に延びる複数の溝が設けられ、各
溝にそれぞれ各ボールが係合することにより、各回転体
の回転力を各ボールを介して相互に伝達するようになっ
ている。また、各回転体の溝及びこれに対応する周面は
それぞれ各回転体の軸方向の断面において曲線状をなす
ように形成されており、これにより各回転軸の揺動中心
が所定位置に保持されるようになっている。
一方の回転軸と一体に回転する外側回転体と、他方の回
転軸と一体に回転する内側回転体と、外側回転体の内周
面と内側回転体の外周面との間に配置された複数のボー
ルと、各ボールをそれぞれ転動自在に保持するケージと
から構成されたものが知られている。この等速自在継手
においては、外側回転体の内周面及び内側回転体の外周
面にはそれぞれ軸方向に延びる複数の溝が設けられ、各
溝にそれぞれ各ボールが係合することにより、各回転体
の回転力を各ボールを介して相互に伝達するようになっ
ている。また、各回転体の溝及びこれに対応する周面は
それぞれ各回転体の軸方向の断面において曲線状をなす
ように形成されており、これにより各回転軸の揺動中心
が所定位置に保持されるようになっている。
【0003】ところで、前記ケージには各ボールを保持
するための複数の孔が設けられているが、各ボールは各
回転軸の揺動に伴って転動する際、ケージの径方向にも
若干移動するため、ケージは各ボールの径方向の移動を
許容するだけの厚さを必要とする。しかしながら、ケー
ジの厚さ方向の寸法が大きくなると、各回転体の溝の深
さが少なくなるため、ボールの接触荷重に対する溝の耐
久性が低下するという難点がある。そこで、例えば日本
国特許第2678323号公報に記載されているよう
に、ケージの各孔の軸方向両端部に径方向外側に部分的
に突出する突部をそれぞれ設け、この突部によってボー
ルの径方向の移動を許容することにより、ケージの厚さ
方向の寸法を小さくするようにしたものが提案されてい
る。
するための複数の孔が設けられているが、各ボールは各
回転軸の揺動に伴って転動する際、ケージの径方向にも
若干移動するため、ケージは各ボールの径方向の移動を
許容するだけの厚さを必要とする。しかしながら、ケー
ジの厚さ方向の寸法が大きくなると、各回転体の溝の深
さが少なくなるため、ボールの接触荷重に対する溝の耐
久性が低下するという難点がある。そこで、例えば日本
国特許第2678323号公報に記載されているよう
に、ケージの各孔の軸方向両端部に径方向外側に部分的
に突出する突部をそれぞれ設け、この突部によってボー
ルの径方向の移動を許容することにより、ケージの厚さ
方向の寸法を小さくするようにしたものが提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
許第2678323号では、ケージの各孔の突部をケー
ジ本体よりも厚さが大きくなるように一体に突設してい
るため、材料の加工が極めて困難であり、製造コストが
高くつくなど、生産上不利であるという問題点があっ
た。
許第2678323号では、ケージの各孔の突部をケー
ジ本体よりも厚さが大きくなるように一体に突設してい
るため、材料の加工が極めて困難であり、製造コストが
高くつくなど、生産上不利であるという問題点があっ
た。
【0005】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、ケージの厚さ方向の
寸法を小さくすることができ、しかもこのケージを容易
に製造することのできる等速自在継手及びそのケージ製
造方法並びにそのケージ製造装置を提供することにあ
る。
であり、その目的とするところは、ケージの厚さ方向の
寸法を小さくすることができ、しかもこのケージを容易
に製造することのできる等速自在継手及びそのケージ製
造方法並びにそのケージ製造装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項1では、一方の回転軸と一体に回転
する外側回転体と、他方の回転軸と一体に回転する内側
回転体と、外側回転体の内周面に設けた複数の溝及び内
側回転体の外周面に設けた複数の溝にそれぞれ係合する
複数のボールと、外側回転体の内周面及び内側回転体の
外周面の間に配置され、各ボールをそれぞれ転動自在に
保持する複数の孔を備えたケージとからなり、各回転体
の溝をそれぞれ各回転体の軸方向の断面において曲線状
をなすように形成することにより、各回転軸の揺動中心
を所定位置に保持するようにした等速自在継手におい
て、前記ケージの各孔の軸方向両端部に孔の縁部を径方
向内側または外側に部分的に偏在してなる突部を設けて
いる。これにより、ケージの径方向へのボールの移動が
各突部によって許容されることから、ケージの厚さ寸法
を小さくすることができる。
するために、請求項1では、一方の回転軸と一体に回転
する外側回転体と、他方の回転軸と一体に回転する内側
回転体と、外側回転体の内周面に設けた複数の溝及び内
側回転体の外周面に設けた複数の溝にそれぞれ係合する
複数のボールと、外側回転体の内周面及び内側回転体の
外周面の間に配置され、各ボールをそれぞれ転動自在に
保持する複数の孔を備えたケージとからなり、各回転体
の溝をそれぞれ各回転体の軸方向の断面において曲線状
をなすように形成することにより、各回転軸の揺動中心
を所定位置に保持するようにした等速自在継手におい
て、前記ケージの各孔の軸方向両端部に孔の縁部を径方
向内側または外側に部分的に偏在してなる突部を設けて
いる。これにより、ケージの径方向へのボールの移動が
各突部によって許容されることから、ケージの厚さ寸法
を小さくすることができる。
【0007】また、請求項2では、一方の回転軸と一体
に回転する外側回転体と、他方の回転軸と一体に回転す
る内側回転体と、外側回転体の内周面に設けた複数の溝
及び内側回転体の外周面に設けた複数の溝にそれぞれ係
合する複数のボールと、外側回転体の内周面及び内側回
転体の外周面の間に配置され、各ボールをそれぞれ転動
自在に保持する複数の孔を備えたケージとからなり、ケ
ージの各孔の軸方向両端部に径方向内側または外側に突
出する突部を設け、各回転体の溝をそれぞれ各回転体の
軸方向の断面において曲線状をなすように形成すること
により、各回転軸の揺動中心を所定位置に保持するよう
にした等速自在継手のケージ製造方法において、前記ケ
ージの各孔の縁部を部分的に変形させることにより、ケ
ージの径方向内側または外側に突出する突部を形成する
ようにしている。これにより、ケージの径方向へのボー
ルの移動が前記突部によって許容されることから、ケー
ジの厚さ寸法を小さくすることができる。この場合、前
記突部はプレス加工等によってケージの各孔の縁部を径
方向内側または外側に部分的に変形させることによって
容易に形成することが可能である。
に回転する外側回転体と、他方の回転軸と一体に回転す
る内側回転体と、外側回転体の内周面に設けた複数の溝
及び内側回転体の外周面に設けた複数の溝にそれぞれ係
合する複数のボールと、外側回転体の内周面及び内側回
転体の外周面の間に配置され、各ボールをそれぞれ転動
自在に保持する複数の孔を備えたケージとからなり、ケ
ージの各孔の軸方向両端部に径方向内側または外側に突
出する突部を設け、各回転体の溝をそれぞれ各回転体の
軸方向の断面において曲線状をなすように形成すること
により、各回転軸の揺動中心を所定位置に保持するよう
にした等速自在継手のケージ製造方法において、前記ケ
ージの各孔の縁部を部分的に変形させることにより、ケ
ージの径方向内側または外側に突出する突部を形成する
ようにしている。これにより、ケージの径方向へのボー
ルの移動が前記突部によって許容されることから、ケー
ジの厚さ寸法を小さくすることができる。この場合、前
記突部はプレス加工等によってケージの各孔の縁部を径
方向内側または外側に部分的に変形させることによって
容易に形成することが可能である。
【0008】また、請求項3では、一方の回転軸と一体
に回転する外側回転体と、他方の回転軸と一体に回転す
る内側回転体と、外側回転体の内周面に設けた複数の溝
及び内側回転体の外周面に設けた複数の溝にそれぞれ係
合する複数のボールと、外側回転体の内周面及び内側回
転体の外周面の間に配置され、各ボールをそれぞれ転動
自在に保持する複数の孔を備えたケージとからなり、各
回転体の溝をそれぞれ各回転体の軸方向の断面において
曲線状をなすように形成することにより、各回転軸の揺
動中心を所定位置に保持するようにした等速自在継手の
ケージ製造方法において、前記ケージの各孔の縁部に所
定形状の切り込みを形成し、この切り込みの周囲を部分
的に折り曲げることにより、ケージの径方向内側または
外側に突出する突部を形成するようにしている。これに
より、ケージの径方向へのボールの移動が前記突部によ
って許容されることから、ケージの厚さ寸法を小さくす
ることができる。この場合、前記突部はケージの各孔の
縁部に形成した切り込みの周囲を径方向内側または外側
に部分的に折り曲げることによって容易に形成すること
が可能である。
に回転する外側回転体と、他方の回転軸と一体に回転す
る内側回転体と、外側回転体の内周面に設けた複数の溝
及び内側回転体の外周面に設けた複数の溝にそれぞれ係
合する複数のボールと、外側回転体の内周面及び内側回
転体の外周面の間に配置され、各ボールをそれぞれ転動
自在に保持する複数の孔を備えたケージとからなり、各
回転体の溝をそれぞれ各回転体の軸方向の断面において
曲線状をなすように形成することにより、各回転軸の揺
動中心を所定位置に保持するようにした等速自在継手の
ケージ製造方法において、前記ケージの各孔の縁部に所
定形状の切り込みを形成し、この切り込みの周囲を部分
的に折り曲げることにより、ケージの径方向内側または
外側に突出する突部を形成するようにしている。これに
より、ケージの径方向へのボールの移動が前記突部によ
って許容されることから、ケージの厚さ寸法を小さくす
ることができる。この場合、前記突部はケージの各孔の
縁部に形成した切り込みの周囲を径方向内側または外側
に部分的に折り曲げることによって容易に形成すること
が可能である。
【0009】また、請求項4では、請求項2または3記
載の等速自在継手のケージ製造方法において、前記ケー
ジとなる可塑性の筒状材料の外周面側及び内周面側にそ
れぞれ所定形状の成形型を配置し、内周面側の成形型を
径方向外側に向かって移動させることにより筒状材料の
周方向一部を加圧成形するとともに、内周面側の成形型
を筒状材料の周方向に移動させて筒状材料の周方向他の
部分を加圧成形するようにしている。これにより、請求
項2の作用に加え、内周面側の成形型を径方向外側に向
かって移動させることにより、筒状材料が加圧成形され
ることから、筒状材料の周面を各回転体の周面に沿って
湾曲した形状に容易に成形することができる。
載の等速自在継手のケージ製造方法において、前記ケー
ジとなる可塑性の筒状材料の外周面側及び内周面側にそ
れぞれ所定形状の成形型を配置し、内周面側の成形型を
径方向外側に向かって移動させることにより筒状材料の
周方向一部を加圧成形するとともに、内周面側の成形型
を筒状材料の周方向に移動させて筒状材料の周方向他の
部分を加圧成形するようにしている。これにより、請求
項2の作用に加え、内周面側の成形型を径方向外側に向
かって移動させることにより、筒状材料が加圧成形され
ることから、筒状材料の周面を各回転体の周面に沿って
湾曲した形状に容易に成形することができる。
【0010】また、請求項5では、一方の回転軸と一体
に回転する外側回転体と、他方の回転軸と一体に回転す
る内側回転体と、外側回転体の内周面に設けた複数の溝
及び内側回転体の外周面に設けた複数の溝にそれぞれ係
合する複数のボールと、外側回転体の内周面及び内側回
転体の外周面の間に配置され、各ボールをそれぞれ転動
自在に保持する複数の孔を備えたケージとからなり、各
回転体の溝をそれぞれ各回転体の軸方向の断面において
曲線状をなすように形成することにより、各回転軸の揺
動中心を所定位置に保持するようにした等速自在継手の
ケージ製造装置において、前記ケージとなる可塑性の筒
状材料の外周面側に配置された所定形状の外側成形型
と、筒状材料の内周面側に互いに周方向に間隔をおいて
配置され、筒状材料の径方向及び周方向にそれぞれ移動
可能な所定形状の複数の内側成形型とを備えている。こ
れにより、各内側成形型を径方向外側に向かって移動さ
せることにより、筒状材料が加圧成形されることから、
筒状材料の周面を各回転体の周面に沿って湾曲した形状
に容易に成形することができる。
に回転する外側回転体と、他方の回転軸と一体に回転す
る内側回転体と、外側回転体の内周面に設けた複数の溝
及び内側回転体の外周面に設けた複数の溝にそれぞれ係
合する複数のボールと、外側回転体の内周面及び内側回
転体の外周面の間に配置され、各ボールをそれぞれ転動
自在に保持する複数の孔を備えたケージとからなり、各
回転体の溝をそれぞれ各回転体の軸方向の断面において
曲線状をなすように形成することにより、各回転軸の揺
動中心を所定位置に保持するようにした等速自在継手の
ケージ製造装置において、前記ケージとなる可塑性の筒
状材料の外周面側に配置された所定形状の外側成形型
と、筒状材料の内周面側に互いに周方向に間隔をおいて
配置され、筒状材料の径方向及び周方向にそれぞれ移動
可能な所定形状の複数の内側成形型とを備えている。こ
れにより、各内側成形型を径方向外側に向かって移動さ
せることにより、筒状材料が加圧成形されることから、
筒状材料の周面を各回転体の周面に沿って湾曲した形状
に容易に成形することができる。
【0011】また、請求項6では、請求項5記載の等速
自在継手のケージ製造装置において、前記各内側成形型
の内周面をそれぞれ軸方向一方に向かって傾斜するよう
に形成し、各内側成形型の内周面間にテーパ状の押圧部
材を軸方向に挿入することにより各内側成形型を径方向
外側に向かって移動させるようにしている。これによ
り、請求項4の作用に加え、押圧部材の挿入により各内
側成形型が径方向外側に向かって移動することから、各
内側成形型を同時に均等な力で移動させることができ
る。
自在継手のケージ製造装置において、前記各内側成形型
の内周面をそれぞれ軸方向一方に向かって傾斜するよう
に形成し、各内側成形型の内周面間にテーパ状の押圧部
材を軸方向に挿入することにより各内側成形型を径方向
外側に向かって移動させるようにしている。これによ
り、請求項4の作用に加え、押圧部材の挿入により各内
側成形型が径方向外側に向かって移動することから、各
内側成形型を同時に均等な力で移動させることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図1乃至図7は本発明の一実施形
態を示すもので、図1は等速自在継手の側面断面図、図
2(a)(b)は周方向の異なった位置から見たケージの側面
図、図3は図2のX−X線矢視方向断面図、図4は回転
軸が傾斜した状態を示す側面断面図、図5はケージの要
部側面断面図、図6は溝に作用する接触楕円の説明図、
図7は溝の耐久性に関する比較説明図である。
態を示すもので、図1は等速自在継手の側面断面図、図
2(a)(b)は周方向の異なった位置から見たケージの側面
図、図3は図2のX−X線矢視方向断面図、図4は回転
軸が傾斜した状態を示す側面断面図、図5はケージの要
部側面断面図、図6は溝に作用する接触楕円の説明図、
図7は溝の耐久性に関する比較説明図である。
【0013】この等速自在継手は、一方のシャフトS1
と一体に回転する外側回転体1と、他方のシャフトS2
と一体に回転する内側回転体2と、外側回転体1の内周
面及び内側回転体2の外周面の間に配置された複数のボ
ール3と、各ボール3をそれぞれ転動自在に保持するケ
ージ4とから構成されている。
と一体に回転する外側回転体1と、他方のシャフトS2
と一体に回転する内側回転体2と、外側回転体1の内周
面及び内側回転体2の外周面の間に配置された複数のボ
ール3と、各ボール3をそれぞれ転動自在に保持するケ
ージ4とから構成されている。
【0014】外側回転体1は軸方向一端側を開口し、そ
の他端側には一方のシャフトS1 が一体に設けられてい
る。外側回転体1の内面は球面状に形成され、その内周
面には軸方向に延びる複数の溝1aが周方向に等間隔で
設けられている。この場合、各溝1a及びこれに対応す
る周面はそれぞれ外側回転体1の軸方向の断面において
曲線状をなすように形成されている。
の他端側には一方のシャフトS1 が一体に設けられてい
る。外側回転体1の内面は球面状に形成され、その内周
面には軸方向に延びる複数の溝1aが周方向に等間隔で
設けられている。この場合、各溝1a及びこれに対応す
る周面はそれぞれ外側回転体1の軸方向の断面において
曲線状をなすように形成されている。
【0015】内側回転体2は外側回転体1の内部に配置
され、その径方向中央には他方のシャフトS2 が軸方向
に貫通して連結されている。内側回転体2の外面は球面
状に形成され、その外周面には軸方向に延びる複数の溝
2aが周方向に等間隔で設けられている。この場合、各
溝2a及びこれに対応する周面はそれぞれ内側回転体2
の軸方向の断面において曲線状をなすように形成されて
いる。
され、その径方向中央には他方のシャフトS2 が軸方向
に貫通して連結されている。内側回転体2の外面は球面
状に形成され、その外周面には軸方向に延びる複数の溝
2aが周方向に等間隔で設けられている。この場合、各
溝2a及びこれに対応する周面はそれぞれ内側回転体2
の軸方向の断面において曲線状をなすように形成されて
いる。
【0016】各ボール3は互いに各回転体1,2の周方
向に配置され、各回転体1,2の溝1a,2aにそれぞ
れ転動自在に係合している。
向に配置され、各回転体1,2の溝1a,2aにそれぞ
れ転動自在に係合している。
【0017】ケージ4は環状に形成され、その周面は外
側回転体1の内周面と内側回転体2の外周面に沿って湾
曲している。ケージ4には各ボール3を保持する複数の
孔4aが周方向に等間隔で設けられ、各孔4aの軸方向
両端部にはそれぞれ径方向内側に突出する突部4bが設
けられている。この場合、各突部4bは孔4aの縁部を
径方向に部分的に偏在させることによって形成されてい
る。即ち、ケージ4は各突部4bを除いて均等な厚さに
形成され、各回転体1,2の周面間に接触状態で介在す
るとともに、各突部4bが内側回転体2の溝2a内に突
出するように配置されている。また、ケージ4には、図
2(a)(b)に示すように長円形に形成された孔4aと、略
角形に形成された孔4aがそれぞれ設けられているが、
長円形の孔4aの形状はケージ4を各回転体1,2に組
付ける際に必要なものであり、本発明の要旨とは直接関
係ないものである。
側回転体1の内周面と内側回転体2の外周面に沿って湾
曲している。ケージ4には各ボール3を保持する複数の
孔4aが周方向に等間隔で設けられ、各孔4aの軸方向
両端部にはそれぞれ径方向内側に突出する突部4bが設
けられている。この場合、各突部4bは孔4aの縁部を
径方向に部分的に偏在させることによって形成されてい
る。即ち、ケージ4は各突部4bを除いて均等な厚さに
形成され、各回転体1,2の周面間に接触状態で介在す
るとともに、各突部4bが内側回転体2の溝2a内に突
出するように配置されている。また、ケージ4には、図
2(a)(b)に示すように長円形に形成された孔4aと、略
角形に形成された孔4aがそれぞれ設けられているが、
長円形の孔4aの形状はケージ4を各回転体1,2に組
付ける際に必要なものであり、本発明の要旨とは直接関
係ないものである。
【0018】以上のように構成された等速自在継手で
は、各ボール3が各回転体1,2の溝1a,2aに係合
することにより、各シャフトS1 ,S2 の回転力が各ボ
ール3を介して相互に伝達される。また、図4に示すよ
うに各シャフトS1 ,S2 の回転軸が互いに任意の角度
θをなすと、各ボール3はケージ4に保持されながら各
溝1a,2aに沿って転動する。その際、周知の原理で
あるが、図1に示すように外側回転体1の内周面の曲面
中心O1 と内側回転体1の外周面の曲面中心O2が各ボ
ール3の中心を通る平面からそれぞれ等しい距離Lずつ
軸方向に偏位するように形成することにより、図4に示
すように各ボール3と各溝1a,2aとの接触点が常に
各回転軸の交差角θを二等分する平面上に位置する。こ
れにより、各シャフトS1 ,S2 の回転力が常に等しい
角速度で伝達される。また、各回転体1,2の溝1a,
2a及びこれに対応する周面はそれぞれ各回転体1,2
の軸方向の断面において曲線状をなすように形成されて
いるため、各シャフトS1 ,S2 の揺動中心Oは各回転
軸の交差角が変化しても一定の位置に保持される。
は、各ボール3が各回転体1,2の溝1a,2aに係合
することにより、各シャフトS1 ,S2 の回転力が各ボ
ール3を介して相互に伝達される。また、図4に示すよ
うに各シャフトS1 ,S2 の回転軸が互いに任意の角度
θをなすと、各ボール3はケージ4に保持されながら各
溝1a,2aに沿って転動する。その際、周知の原理で
あるが、図1に示すように外側回転体1の内周面の曲面
中心O1 と内側回転体1の外周面の曲面中心O2が各ボ
ール3の中心を通る平面からそれぞれ等しい距離Lずつ
軸方向に偏位するように形成することにより、図4に示
すように各ボール3と各溝1a,2aとの接触点が常に
各回転軸の交差角θを二等分する平面上に位置する。こ
れにより、各シャフトS1 ,S2 の回転力が常に等しい
角速度で伝達される。また、各回転体1,2の溝1a,
2a及びこれに対応する周面はそれぞれ各回転体1,2
の軸方向の断面において曲線状をなすように形成されて
いるため、各シャフトS1 ,S2 の揺動中心Oは各回転
軸の交差角が変化しても一定の位置に保持される。
【0019】前記等速自在継手では、各シャフトS1 ,
S2 の揺動により各ボール3が各溝1a,2aに沿って
転動すると、図5に示すように各ボール3はケージ4の
径方向にも移動する。このため、ケージ4は各ボール3
の径方向への移動を許容するだけの厚さを必要とする
が、本実施形態ではケージ4の各孔4aの軸方向両端に
径方向に延びる突部4bが設けられているので、各ボー
ル3の径方向への移動は各突部4bによって許容され、
各突部4bを除く部分の厚さ寸法を小さくすることがで
きる。
S2 の揺動により各ボール3が各溝1a,2aに沿って
転動すると、図5に示すように各ボール3はケージ4の
径方向にも移動する。このため、ケージ4は各ボール3
の径方向への移動を許容するだけの厚さを必要とする
が、本実施形態ではケージ4の各孔4aの軸方向両端に
径方向に延びる突部4bが設けられているので、各ボー
ル3の径方向への移動は各突部4bによって許容され、
各突部4bを除く部分の厚さ寸法を小さくすることがで
きる。
【0020】ところで、ケージ4の厚さ方向の寸法が小
さくなると、その分だけ各溝1a,2aを深く形成する
ことができ、特に各溝1a,2aの縁部へのボール3の
接触荷重に対する耐久性を向上させることができる。図
6に示すように各溝1a,2aにボール3の接触荷重P
が加わると、各溝1a,2aにおけるボール3の接触部
分の接触楕円Dの長軸の長さ及び短軸の長さは荷重が大
きくなるとそれぞれ長くなる。従って、各溝1a,2a
が深くなる分だけ接触楕円Dの増大を許容することがで
き、ボール3の荷重に対する許容量を大きくすることが
できる。例えば、図7に示すように接触楕円の長軸の長
さの異なる試作品A,Bの特性を比較した場合、それぞ
れ等しい最大接触応力において、接触楕円の長軸の長い
試作品Bの荷重は長軸の短い試作品Aの荷重に対して約
1.6倍になるという結果が確認された。
さくなると、その分だけ各溝1a,2aを深く形成する
ことができ、特に各溝1a,2aの縁部へのボール3の
接触荷重に対する耐久性を向上させることができる。図
6に示すように各溝1a,2aにボール3の接触荷重P
が加わると、各溝1a,2aにおけるボール3の接触部
分の接触楕円Dの長軸の長さ及び短軸の長さは荷重が大
きくなるとそれぞれ長くなる。従って、各溝1a,2a
が深くなる分だけ接触楕円Dの増大を許容することがで
き、ボール3の荷重に対する許容量を大きくすることが
できる。例えば、図7に示すように接触楕円の長軸の長
さの異なる試作品A,Bの特性を比較した場合、それぞ
れ等しい最大接触応力において、接触楕円の長軸の長い
試作品Bの荷重は長軸の短い試作品Aの荷重に対して約
1.6倍になるという結果が確認された。
【0021】このように、本実施形態の等速自在継手に
よれば、ケージ4の各孔4aに設けた突部4bによって
各ボール3の径方向の移動を許容することにより、ケー
ジ4の厚さ方向の寸法を小さくすることができるので、
その分だけ各溝1a,2aを深く形成することができ、
より大きな回転力を伝達することができる。この場合、
ケージ4の各突部4bを孔4aの縁部を径方向に部分的
に偏在させることによって形成したので、プレス加工等
によって孔の縁部を変形させることにより、各突部4b
を容易に形成することができる。
よれば、ケージ4の各孔4aに設けた突部4bによって
各ボール3の径方向の移動を許容することにより、ケー
ジ4の厚さ方向の寸法を小さくすることができるので、
その分だけ各溝1a,2aを深く形成することができ、
より大きな回転力を伝達することができる。この場合、
ケージ4の各突部4bを孔4aの縁部を径方向に部分的
に偏在させることによって形成したので、プレス加工等
によって孔の縁部を変形させることにより、各突部4b
を容易に形成することができる。
【0022】図8は前記ケージ4の突部の成形方法を示
す第1の実施形態である。即ち、図8(a) に示すように
孔4aが穿設されたケージ4の内側にダイス5を配置
し、孔4aの縁部にケージ4の外側からポンチ6を圧接
することにより、ダイス5の凹型5aとポンチ6の凸型
6aによって前記突部4bが加圧成形される。これによ
り、各突部4bの成形を極めて容易に行うことができ
る。
す第1の実施形態である。即ち、図8(a) に示すように
孔4aが穿設されたケージ4の内側にダイス5を配置
し、孔4aの縁部にケージ4の外側からポンチ6を圧接
することにより、ダイス5の凹型5aとポンチ6の凸型
6aによって前記突部4bが加圧成形される。これによ
り、各突部4bの成形を極めて容易に行うことができ
る。
【0023】図9及び図10は前記ケージ4の突部の成
形方法を示す第2の実施形態である。即ち、図9(a) に
示すようにケージ4の孔4aの縁部に軸方向に延びる切
り込み4cを形成し、切り込み4cの両側を図中破線か
らケージ4の内側に折り曲げることにより、図9(a) 及
び図10に示すようにケージ4の径方向に突出する突部
4dが形成される。この場合、図9(a) に示すように孔
4aの折り曲げ部分を軸方向に斜めに突設しておけば、
図9(b) に示すように突部4dを折り曲げ形成した際に
突部4dの端面が孔4aの周縁と直線状をなすように形
成される。
形方法を示す第2の実施形態である。即ち、図9(a) に
示すようにケージ4の孔4aの縁部に軸方向に延びる切
り込み4cを形成し、切り込み4cの両側を図中破線か
らケージ4の内側に折り曲げることにより、図9(a) 及
び図10に示すようにケージ4の径方向に突出する突部
4dが形成される。この場合、図9(a) に示すように孔
4aの折り曲げ部分を軸方向に斜めに突設しておけば、
図9(b) に示すように突部4dを折り曲げ形成した際に
突部4dの端面が孔4aの周縁と直線状をなすように形
成される。
【0024】図11及び図12は前記ケージ4の突部の
成形方法を示す第3の実施形態である。即ち、図11に
示すようにケージ4の孔4aの縁部に軸方向に延びる二
つの切り込み4eを周方向に間隔をおいて形成し、各切
り込み4eの間部分を図中破線からケージ4の内側に折
り曲げることにより、図12に示すようにケージ4の径
方向に突出する突部4fが形成される。
成形方法を示す第3の実施形態である。即ち、図11に
示すようにケージ4の孔4aの縁部に軸方向に延びる二
つの切り込み4eを周方向に間隔をおいて形成し、各切
り込み4eの間部分を図中破線からケージ4の内側に折
り曲げることにより、図12に示すようにケージ4の径
方向に突出する突部4fが形成される。
【0025】図13及び図14は前記ケージ4の突部の
成形方法を示す第4の実施形態である。即ち、図13に
示すようにケージ4の孔4aの縁部に軸方向及び周方向
に連続して延びる切り込み4gを形成し、切り込み4g
によって囲まれた部分を図中破線からケージ4の内側に
折り曲げることにより、図14に示すようにケージ4の
径方向に突出する突部4hが形成される。
成形方法を示す第4の実施形態である。即ち、図13に
示すようにケージ4の孔4aの縁部に軸方向及び周方向
に連続して延びる切り込み4gを形成し、切り込み4g
によって囲まれた部分を図中破線からケージ4の内側に
折り曲げることにより、図14に示すようにケージ4の
径方向に突出する突部4hが形成される。
【0026】図15乃至図18は前記等速自在継手のケ
ージ製造装置を示すものである。即ち、同図に示すケー
ジ製造装置は、前記ケージ4となる可塑性の筒状材料7
の外周面側を成形する複数の外側成形型10と、筒状材
料7の内周面側を成形する複数の内側成形型11とを備
えている。
ージ製造装置を示すものである。即ち、同図に示すケー
ジ製造装置は、前記ケージ4となる可塑性の筒状材料7
の外周面側を成形する複数の外側成形型10と、筒状材
料7の内周面側を成形する複数の内側成形型11とを備
えている。
【0027】各外側成形型10は互いに筒状材料7の周
方向に配置され、その内周面にはケージ4の外周面に対
応する凹面10aが形成されている。
方向に配置され、その内周面にはケージ4の外周面に対
応する凹面10aが形成されている。
【0028】各内側成形型11は互いに筒状材料7の周
方向に間隔をおいて配置され、その外周面にはケージ4
の内周面に対応する凸面11aが形成されている。各内
側成形型11は支持部材11bによって径方向に移動自
在に支持され、その内周面は軸方向に沿ってテーパ状に
形成されている。また、各内側成形型11及び支持部材
11bは周方向に回転できるようになっている。
方向に間隔をおいて配置され、その外周面にはケージ4
の内周面に対応する凸面11aが形成されている。各内
側成形型11は支持部材11bによって径方向に移動自
在に支持され、その内周面は軸方向に沿ってテーパ状に
形成されている。また、各内側成形型11及び支持部材
11bは周方向に回転できるようになっている。
【0029】以上のように構成されたケージ製造装置に
おいては、図15に示すように各内側成形型11を径方
向内側に移動させた状態で各成形型10,11の間に筒
状材料7を介在させ、各内側成形型11の内側にテーパ
状の押圧部材12を挿入する。これにより、図16に示
すように押圧部材12のテーパ面により各内側成形型1
1が径方向外側に移動し、筒状材料7の周方向一部が各
内側成形型11によって加圧される。次に、図17に示
すように各内側成形型11を径方向内側に戻して周方向
に所定角度だけ回転し、図18に示すように各内側成形
型11を再度径方向外側に移動させて筒状材料7の周方
向の残りの部分を加圧することにより、筒状材料7が周
面の湾曲した形状に成形される。
おいては、図15に示すように各内側成形型11を径方
向内側に移動させた状態で各成形型10,11の間に筒
状材料7を介在させ、各内側成形型11の内側にテーパ
状の押圧部材12を挿入する。これにより、図16に示
すように押圧部材12のテーパ面により各内側成形型1
1が径方向外側に移動し、筒状材料7の周方向一部が各
内側成形型11によって加圧される。次に、図17に示
すように各内側成形型11を径方向内側に戻して周方向
に所定角度だけ回転し、図18に示すように各内側成形
型11を再度径方向外側に移動させて筒状材料7の周方
向の残りの部分を加圧することにより、筒状材料7が周
面の湾曲した形状に成形される。
【0030】このように、本実施形態のケージ製造装置
によれば、外周面側を各外側成形型10によって覆われ
た筒状材料7の内側に互いに周方向に配置された複数の
内側成形型11を配置し、各内側成形型11を径方向外
側に向かって移動させることにより、筒状材料7を加圧
成形するようにしたので、筒状材料7の周面を各回転体
1,2の周面に沿って湾曲した形状に容易に成形するこ
とができ、前記等速自在継手のケージ4の製造に極めて
有利である。また、押圧部材12の挿入により各内側成
形型11を径方向外側に向かって移動させるようにした
ので、各内側成形型11を同時に均等な力で移動させる
ことができる。
によれば、外周面側を各外側成形型10によって覆われ
た筒状材料7の内側に互いに周方向に配置された複数の
内側成形型11を配置し、各内側成形型11を径方向外
側に向かって移動させることにより、筒状材料7を加圧
成形するようにしたので、筒状材料7の周面を各回転体
1,2の周面に沿って湾曲した形状に容易に成形するこ
とができ、前記等速自在継手のケージ4の製造に極めて
有利である。また、押圧部材12の挿入により各内側成
形型11を径方向外側に向かって移動させるようにした
ので、各内側成形型11を同時に均等な力で移動させる
ことができる。
【0031】尚、ケージ4の突部4bは、前記ケージ製
造装置によるケージ本体の成形工程の後に図8乃至図1
4に示した何れかの加工方法によって形成することもで
きるが、ケージ製造装置の各成形型10,11に突部成
型用の凹部及び凸部を設けておき、ケージ製造装置によ
る加圧成形によって突部を同時に形成するようにしても
よい。また、各内側成形型11を筒状材料7の周方向に
移動させる工程においては、各内側成形型11側を固定
して筒状材料7側を回転させるようにしてもよい。
造装置によるケージ本体の成形工程の後に図8乃至図1
4に示した何れかの加工方法によって形成することもで
きるが、ケージ製造装置の各成形型10,11に突部成
型用の凹部及び凸部を設けておき、ケージ製造装置によ
る加圧成形によって突部を同時に形成するようにしても
よい。また、各内側成形型11を筒状材料7の周方向に
移動させる工程においては、各内側成形型11側を固定
して筒状材料7側を回転させるようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の等速自
在継手によれば、ケージの厚さ方向の寸法を小さくする
ことができるので、各回転体の溝を深く形成することが
でき、より大きな回転力を伝達することができる。
在継手によれば、ケージの厚さ方向の寸法を小さくする
ことができるので、各回転体の溝を深く形成することが
でき、より大きな回転力を伝達することができる。
【0033】また、請求項2の等速自在継手のケージ製
造方法によれば、ケージの厚さ方向の寸法を小さくする
ことができるので、各回転体の溝を深く形成することが
でき、より大きな回転力を伝達することができる。この
場合、ケージの径方向へのボールの移動を許容するため
の突部をプレス加工等によって容易に形成することがで
きるので、材料の加工及び製造コストの低減において極
めて有利である。
造方法によれば、ケージの厚さ方向の寸法を小さくする
ことができるので、各回転体の溝を深く形成することが
でき、より大きな回転力を伝達することができる。この
場合、ケージの径方向へのボールの移動を許容するため
の突部をプレス加工等によって容易に形成することがで
きるので、材料の加工及び製造コストの低減において極
めて有利である。
【0034】また、請求項3の等速自在継手のケージ製
造方法によれば、ケージの厚さ方向の寸法を小さくする
ことができるので、各回転体の溝を深く形成することが
でき、より大きな回転力を伝達することができる。この
場合、ケージの径方向へのボールの移動を許容するため
の突部を折り曲げ加工等によって容易に形成することが
できるので、材料の加工及び製造コストの低減において
極めて有利である。
造方法によれば、ケージの厚さ方向の寸法を小さくする
ことができるので、各回転体の溝を深く形成することが
でき、より大きな回転力を伝達することができる。この
場合、ケージの径方向へのボールの移動を許容するため
の突部を折り曲げ加工等によって容易に形成することが
できるので、材料の加工及び製造コストの低減において
極めて有利である。
【0035】また、請求項4の等速自在継手のケージ製
造方法によれば、請求項2または3の効果に加え、ケー
ジとなる筒状材料の周面を各回転体の周面に沿って湾曲
した形状に容易に成形することができるので、ケージの
製造をより効率的に行うことができる。
造方法によれば、請求項2または3の効果に加え、ケー
ジとなる筒状材料の周面を各回転体の周面に沿って湾曲
した形状に容易に成形することができるので、ケージの
製造をより効率的に行うことができる。
【0036】また、請求項5の等速自在継手のケージ製
造装置によれば、ケージとなる筒状材料の周面を各回転
体の周面に沿って湾曲した形状に容易に成形することが
できるので、ケージの製造をより効率的に行うことがで
きる。
造装置によれば、ケージとなる筒状材料の周面を各回転
体の周面に沿って湾曲した形状に容易に成形することが
できるので、ケージの製造をより効率的に行うことがで
きる。
【0037】また、請求項6の等速自在継手のケージ製
造装置によれば、請求項5の効果に加え、各内側成形型
を同時に均等な力で移動させることができるので、加工
精度の向上を図ることができる。
造装置によれば、請求項5の効果に加え、各内側成形型
を同時に均等な力で移動させることができるので、加工
精度の向上を図ることができる。
【図1】本発明の一実施形態を示す等速自在継手の側面
断面図
断面図
【図2】ケージの側面図
【図3】図2のX−X線矢視方向断面図
【図4】回転軸が傾斜した状態を示す等速自在継手の側
面断面図
面断面図
【図5】ケージの要部側面断面図
【図6】溝に作用する接触楕円の説明図
【図7】溝の耐久性に関する比較説明図
【図8】突部の成形方法における第1の実施形態を示す
工程説明図
工程説明図
【図9】突部の成形方法における第2の実施形態を示す
ケージの部分側面図
ケージの部分側面図
【図10】突部の成形方法における第2の実施形態を示
すケージの部分断面図
すケージの部分断面図
【図11】突部の成形方法における第3の実施形態を示
すケージの部分側面図
すケージの部分側面図
【図12】突部の成形方法における第3の実施形態を示
すケージの部分断面図
すケージの部分断面図
【図13】突部の成形方法における第4の実施形態を示
すケージの部分側面図
すケージの部分側面図
【図14】突部の成形方法における第4の実施形態を示
すケージの部分断面図
すケージの部分断面図
【図15】ケージ製造装置の側面断面図及びY−Y線矢
視方向断面図
視方向断面図
【図16】ケージ製造装置の側面断面図及びZ−Z線矢
視方向断面図
視方向断面図
【図17】内側成形型の動作説明図
【図18】内側成形型の動作説明図
1…外側回転体、1a…溝、2…内側回転体、2a…
溝、3…ボール、4…ケージ、4a…孔、4b…突部、
4c…切り込み、4d…突部、4e…切り込み、4f…
突部、4g…切り込み、4h…突部、5…ダイス、6…
ポンチ、7…筒状材料、10…外側成形型、11…内側
成形型、12…押圧部材。
溝、3…ボール、4…ケージ、4a…孔、4b…突部、
4c…切り込み、4d…突部、4e…切り込み、4f…
突部、4g…切り込み、4h…突部、5…ダイス、6…
ポンチ、7…筒状材料、10…外側成形型、11…内側
成形型、12…押圧部材。
Claims (6)
- 【請求項1】 一方の回転軸と一体に回転する外側回転
体と、他方の回転軸と一体に回転する内側回転体と、外
側回転体の内周面に設けた複数の溝及び内側回転体の外
周面に設けた複数の溝にそれぞれ係合する複数のボール
と、外側回転体の内周面及び内側回転体の外周面の間に
配置され、各ボールをそれぞれ転動自在に保持する複数
の孔を備えたケージとからなり、各回転体の溝をそれぞ
れ各回転体の軸方向の断面において曲線状をなすように
形成することにより、各回転軸の揺動中心を所定位置に
保持するようにした等速自在継手において、 前記ケージの各孔の軸方向両端部に孔の縁部を径方向内
側または外側に部分的に偏在してなる突部を設けたこと
を特徴とする等速自在継手。 - 【請求項2】 一方の回転軸と一体に回転する外側回転
体と、他方の回転軸と一体に回転する内側回転体と、外
側回転体の内周面に設けた複数の溝及び内側回転体の外
周面に設けた複数の溝にそれぞれ係合する複数のボール
と、外側回転体の内周面及び内側回転体の外周面の間に
配置され、各ボールをそれぞれ転動自在に保持する複数
の孔を備えたケージとからなり、各回転体の溝をそれぞ
れ各回転体の軸方向の断面において曲線状をなすように
形成することにより、各回転軸の揺動中心を所定位置に
保持するようにした等速自在継手のケージ製造方法にお
いて、 前記ケージの各孔の縁部を部分的に変形させることによ
り、ケージの径方向内側または外側に突出する突部を形
成することを特徴とする等速自在継手のケージ製造方
法。 - 【請求項3】 一方の回転軸と一体に回転する外側回転
体と、他方の回転軸と一体に回転する内側回転体と、外
側回転体の内周面に設けた複数の溝及び内側回転体の外
周面に設けた複数の溝にそれぞれ係合する複数のボール
と、外側回転体の内周面及び内側回転体の外周面の間に
配置され、各ボールをそれぞれ転動自在に保持する複数
の孔を備えたケージとからなり、各回転体の溝をそれぞ
れ各回転体の軸方向の断面において曲線状をなすように
形成することにより、各回転軸の揺動中心を所定位置に
保持するようにした等速自在継手のケージ製造方法にお
いて、 前記ケージの各孔の縁部に所定形状の切り込みを形成
し、この切り込みの周囲を部分的に折り曲げることによ
り、ケージの径方向内側または外側に突出する突部を形
成することを特徴とする等速自在継手のケージ製造方
法。 - 【請求項4】 前記ケージとなる可塑性の筒状材料の外
周面側及び内周面側にそれぞれ所定形状の成形型を配置
し、 内周面側の成形型を径方向外側に向かって移動させるこ
とにより筒状材料の周方向一部を加圧成形するととも
に、 内周面側の成形型を筒状材料の周方向に移動させて筒状
材料の周方向他の部分を加圧成形することを特徴とする
請求項2または3記載の等速自在継手のケージ製造方
法。 - 【請求項5】 一方の回転軸と一体に回転する外側回転
体と、他方の回転軸と一体に回転する内側回転体と、外
側回転体の内周面に設けた複数の溝及び内側回転体の外
周面に設けた複数の溝にそれぞれ係合する複数のボール
と、外側回転体の内周面及び内側回転体の外周面の間に
配置され、各ボールをそれぞれ転動自在に保持する複数
の孔を備えたケージとからなり、各回転体の溝をそれぞ
れ各回転体の軸方向の断面において曲線状をなすように
形成することにより、各回転軸の揺動中心を所定位置に
保持するようにした等速自在継手のケージ製造装置にお
いて、 前記ケージとなる可塑性の筒状材料の外周面側に配置さ
れた所定形状の外側成形型と、 筒状材料の内周面側に互いに周方向に間隔をおいて配置
され、筒状材料の径方向及び周方向にそれぞれ移動可能
な所定形状の複数の内側成形型とを備えたことを特徴と
する等速自在継手のケージ製造装置。 - 【請求項6】 前記各内側成形型の内周面をそれぞれ軸
方向一方に向かって傾斜するように形成し、 各内側成形型の内周面間にテーパ状の押圧部材を軸方向
に挿入することにより各内側成形型を径方向外側に向か
って移動させるようにしたことを特徴とする請求項5記
載の等速自在継手のケージ製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13499598A JPH11325094A (ja) | 1998-03-18 | 1998-05-18 | 等速自在継手及びそのケージ製造方法並びにそのケージ製造装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10-68652 | 1998-03-18 | ||
| JP6865298 | 1998-03-18 | ||
| JP13499598A JPH11325094A (ja) | 1998-03-18 | 1998-05-18 | 等速自在継手及びそのケージ製造方法並びにそのケージ製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11325094A true JPH11325094A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=26409855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13499598A Pending JPH11325094A (ja) | 1998-03-18 | 1998-05-18 | 等速自在継手及びそのケージ製造方法並びにそのケージ製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11325094A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012008323A1 (ja) | 2010-07-15 | 2012-01-19 | 株式会社ジェイテクト | ボール型等速ジョイント |
| KR20190057048A (ko) * | 2016-07-15 | 2019-05-27 | 게카엔 드라이브라인 도이치란트 게엠베하 | 등속 볼 조인트용 케이지 제조 방법 |
-
1998
- 1998-05-18 JP JP13499598A patent/JPH11325094A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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