JPH11325376A - 酒の加熱管とこれを有した酒燗器 - Google Patents
酒の加熱管とこれを有した酒燗器Info
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- JPH11325376A JPH11325376A JP10175585A JP17558598A JPH11325376A JP H11325376 A JPH11325376 A JP H11325376A JP 10175585 A JP10175585 A JP 10175585A JP 17558598 A JP17558598 A JP 17558598A JP H11325376 A JPH11325376 A JP H11325376A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L53/00—Heating of pipes or pipe systems; Cooling of pipes or pipe systems
- F16L53/30—Heating of pipes or pipe systems
- F16L53/35—Ohmic-resistance heating
- F16L53/37—Ohmic-resistance heating the heating current flowing directly through the pipe to be heated
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pipe Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 液体の加熱管であって小型化が図れ、熱効率
が良く、必要時には直ちに所望温度の液体が得られる液
体の加熱管と加熱器、及びこれを備えた酒燗器とを提供
すること。 【解決手段】 電気的絶縁性を有する管材の外周面をこ
れに密着させた抵抗体で覆い、この抵抗体に通電して発
熱させると共に、前記管材に液体を流してこの液体を加
熱する加熱管を準備し、この加熱管を並列配管或いは、
直列配管させた液体の加熱器。
が良く、必要時には直ちに所望温度の液体が得られる液
体の加熱管と加熱器、及びこれを備えた酒燗器とを提供
すること。 【解決手段】 電気的絶縁性を有する管材の外周面をこ
れに密着させた抵抗体で覆い、この抵抗体に通電して発
熱させると共に、前記管材に液体を流してこの液体を加
熱する加熱管を準備し、この加熱管を並列配管或いは、
直列配管させた液体の加熱器。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、加熱された管材
に液体を流すことによりこの液体を加熱することのでき
る液体の加熱管と、この加熱管を用いた加熱器、及びこ
の加熱器を備えた酒燗器に関する。
に液体を流すことによりこの液体を加熱することのでき
る液体の加熱管と、この加熱管を用いた加熱器、及びこ
の加熱器を備えた酒燗器に関する。
【0002】
【従来の技術】水、酒、コーヒー、油、各種溶液などの
液体の加熱方法の1つに、電気発熱体を絶縁体のパイプ
に内蔵させてヒーターとし、このヒーターを容器に満た
された液体に浸漬することにより加熱する方法がある。
液体の加熱方法の1つに、電気発熱体を絶縁体のパイプ
に内蔵させてヒーターとし、このヒーターを容器に満た
された液体に浸漬することにより加熱する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法では
ヒーターが液体に浸かり切るだけの量が最低必要である
ため少量の液体を加熱するのに適さず、液体を入れる容
器もある程度の大型となる問題がある。
ヒーターが液体に浸かり切るだけの量が最低必要である
ため少量の液体を加熱するのに適さず、液体を入れる容
器もある程度の大型となる問題がある。
【0004】しかも、必要時に先だって所定温度に液体
を加熱しておく準備が、前段階として必要であり、更に
加熱された液体を容器に溜めておくため、待機中の放熱
による熱損失がある。また、加熱時間がある程度かかる
ため、急な必要時には間に合わない問題もある。
を加熱しておく準備が、前段階として必要であり、更に
加熱された液体を容器に溜めておくため、待機中の放熱
による熱損失がある。また、加熱時間がある程度かかる
ため、急な必要時には間に合わない問題もある。
【0005】以上の問題を鑑み、本発明の目的とすると
ころは液体の加熱管であって小型化が図れ、熱効率が良
く、必要時には直ちに所望温度の液体が得られる液体の
加熱管と加熱器、及びこれを備えた酒燗器とを提供する
ことにある。
ころは液体の加熱管であって小型化が図れ、熱効率が良
く、必要時には直ちに所望温度の液体が得られる液体の
加熱管と加熱器、及びこれを備えた酒燗器とを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的を果たすた
め、本願請求項1記載の発明では、電気的絶縁性を有す
る管材の外周面をこれに密着させた抵抗体で覆い、この
抵抗体に通電して発熱させ、この電気発熱体で加熱した
管材に液体を流すことによりこの液体を加熱するように
した。
め、本願請求項1記載の発明では、電気的絶縁性を有す
る管材の外周面をこれに密着させた抵抗体で覆い、この
抵抗体に通電して発熱させ、この電気発熱体で加熱した
管材に液体を流すことによりこの液体を加熱するように
した。
【0007】管材には、アルミナ磁器、ジルコニア磁
器、ガラス、結晶化ガラスなどによるセラミックが好適
例であるが、これに限らない。
器、ガラス、結晶化ガラスなどによるセラミックが好適
例であるが、これに限らない。
【0008】抵抗体は、管材の長さ方向に配置させて覆
い、管材の両端側で電極接続する方法が例示できる。
い、管材の両端側で電極接続する方法が例示できる。
【0009】この発明によれば、液体を即時に加熱して
得ることができ、また必要なだけの量の液体を加熱する
ので加熱管が小型化となる。しかも、管材の口径を選択
することにより、更には絶縁管の長さを選択することに
より加熱速度、或いは得られる液体温度を選択すること
ができる。
得ることができ、また必要なだけの量の液体を加熱する
ので加熱管が小型化となる。しかも、管材の口径を選択
することにより、更には絶縁管の長さを選択することに
より加熱速度、或いは得られる液体温度を選択すること
ができる。
【0010】請求項2記載の発明では、電気的絶縁性を
有する管材の外周面をこれに印刷して成る抵抗体で覆
い、この抵抗体に通電して発熱させると共に、前記管材
に液体を流すことによりこの液体を加熱する様にした。
印刷に当たっては、一般の抵抗ペーストを印刷手法によ
り印刷するが、例えば管材の長さ方向の縞模様状に印刷
したのちこれを焼き付け、これにより得られた抵抗体に
対し、管材の両端側で電極接続するようにすればよい。
有する管材の外周面をこれに印刷して成る抵抗体で覆
い、この抵抗体に通電して発熱させると共に、前記管材
に液体を流すことによりこの液体を加熱する様にした。
印刷に当たっては、一般の抵抗ペーストを印刷手法によ
り印刷するが、例えば管材の長さ方向の縞模様状に印刷
したのちこれを焼き付け、これにより得られた抵抗体に
対し、管材の両端側で電極接続するようにすればよい。
【0011】また、管径が小さいものにあっては、リボ
ン状のニッケルクロム線を固く巻き付けてもよく、或い
は、耐熱性を有する収縮チューブ(例えばポリテトラフ
ルオルエチレン製チューブ)を被せてこれを加熱収縮さ
せるなどして管材に密着させてもよい。
ン状のニッケルクロム線を固く巻き付けてもよく、或い
は、耐熱性を有する収縮チューブ(例えばポリテトラフ
ルオルエチレン製チューブ)を被せてこれを加熱収縮さ
せるなどして管材に密着させてもよい。
【0012】これによれば、線状、バンド状、箔状など
の抵抗体の取り付けに較べると、印刷作業で容易に行う
ことができ、連続作業などにも適する。また抵抗体の密
着も確実なものとなるので、管材を加熱する際の熱効率
が良好となる。
の抵抗体の取り付けに較べると、印刷作業で容易に行う
ことができ、連続作業などにも適する。また抵抗体の密
着も確実なものとなるので、管材を加熱する際の熱効率
が良好となる。
【0013】請求項3記載の発明では、請求項1又は2
記載の液体の加熱管を並列配管させた液体の加熱器であ
り、この加熱器に供給される液体をこれら管材に分岐さ
せて流すようにした。
記載の液体の加熱管を並列配管させた液体の加熱器であ
り、この加熱器に供給される液体をこれら管材に分岐さ
せて流すようにした。
【0014】液体の加熱処理を大量に行うことができ、
また高熱に加熱するため液体を低速で流す場合でも処理
量の確保が容易である。
また高熱に加熱するため液体を低速で流す場合でも処理
量の確保が容易である。
【0015】なお、並列配管の場合、各加熱管ごとの流
速の差が大きくなると、液体温度が予定した加熱温度よ
りも高いものと低いものとに分かれ、その為、これら温
度を違えて加熱された液体を合流させることにより、予
定温度を得ることになる。従って、一部の液体は、予定
温度より高く加熱される。しかし予定温度より高く加熱
されると、予定温度が沸騰温度に近いものであれば沸騰
させてしまい、また、例えばコーヒーを加熱するときに
は加熱管に焼け付きを生じさせることがあり、また更に
液体によっては、予定温度より高い温度になることによ
り液体が変質するなど悪影響をもたらす場合がある。
速の差が大きくなると、液体温度が予定した加熱温度よ
りも高いものと低いものとに分かれ、その為、これら温
度を違えて加熱された液体を合流させることにより、予
定温度を得ることになる。従って、一部の液体は、予定
温度より高く加熱される。しかし予定温度より高く加熱
されると、予定温度が沸騰温度に近いものであれば沸騰
させてしまい、また、例えばコーヒーを加熱するときに
は加熱管に焼け付きを生じさせることがあり、また更に
液体によっては、予定温度より高い温度になることによ
り液体が変質するなど悪影響をもたらす場合がある。
【0016】この様な不具合を避けるため、請求項4記
載の発明では、請求項1又は2記載の液体の加熱管を直
列配管させて液体の加熱器とした。つまり、直列配管の
出口温度が液体温度の一番高くなる箇所であるため、こ
の出口温度を予定温度となるよう設定すれば、上記のよ
うな不具合を回避することができるからである。
載の発明では、請求項1又は2記載の液体の加熱管を直
列配管させて液体の加熱器とした。つまり、直列配管の
出口温度が液体温度の一番高くなる箇所であるため、こ
の出口温度を予定温度となるよう設定すれば、上記のよ
うな不具合を回避することができるからである。
【0017】なお、この場合、出口付近の加熱管には、
その加熱電力を他の加熱管より減ずることにより、焼き
付きを防止することなどの工夫をしてもよい。電力を減
ずるには、加熱管への電圧、或いは加熱管の抵抗値を調
整すればよい。これは次のような現象に対する配慮であ
る。
その加熱電力を他の加熱管より減ずることにより、焼き
付きを防止することなどの工夫をしてもよい。電力を減
ずるには、加熱管への電圧、或いは加熱管の抵抗値を調
整すればよい。これは次のような現象に対する配慮であ
る。
【0018】つまり、直列配管においては、液体温度が
入り口で低く、出口で高くなるため、加熱管自体の温度
も入り口で低く出口で高くなり、この様に温度差がある
加熱管に同じ発熱量を与えると結果的に出口の加熱管が
過熱となり、上述した沸騰、焼け付き等の不具合回避が
果たせなくなる。加熱器全体の供給電力を調整しても、
季節の変動により常温自体が変動するので、この様な要
因によっても、夏場には過加熱となることがある。これ
に対して、加熱管への加熱電力を均等にせず、出口付近
を低い加熱電力にして発熱量を抑えれば、出口付近の加
熱管を、液体の加熱が可能な範囲で低くすることがで
き、この様に、出口付近での低温加熱の実現により上記
の様な不具合が回避できる。
入り口で低く、出口で高くなるため、加熱管自体の温度
も入り口で低く出口で高くなり、この様に温度差がある
加熱管に同じ発熱量を与えると結果的に出口の加熱管が
過熱となり、上述した沸騰、焼け付き等の不具合回避が
果たせなくなる。加熱器全体の供給電力を調整しても、
季節の変動により常温自体が変動するので、この様な要
因によっても、夏場には過加熱となることがある。これ
に対して、加熱管への加熱電力を均等にせず、出口付近
を低い加熱電力にして発熱量を抑えれば、出口付近の加
熱管を、液体の加熱が可能な範囲で低くすることがで
き、この様に、出口付近での低温加熱の実現により上記
の様な不具合が回避できる。
【0019】請求項5記載の発明では、一般的な酒燗器
に、即ち、酒を供給する供給部と、この供給された酒を
燗付けする加熱部と、この燗付けされた燗酒を吐出する
吐出部とを有した酒燗器に、請求項3又は4記載の液体
加熱器を用いたものである。具体的には、加熱部に前記
の液体の加熱器を備えて酒の燗付けを行うものである。
に、即ち、酒を供給する供給部と、この供給された酒を
燗付けする加熱部と、この燗付けされた燗酒を吐出する
吐出部とを有した酒燗器に、請求項3又は4記載の液体
加熱器を用いたものである。具体的には、加熱部に前記
の液体の加熱器を備えて酒の燗付けを行うものである。
【0020】これによれば、酒燗器の熱効率が向上し、
酒燗器の小型化が図れ、必要なときに直ちに燗付けする
ことができる。
酒燗器の小型化が図れ、必要なときに直ちに燗付けする
ことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】次ぎに、本願発明の実施例を説明
する。
する。
【0022】(実施例1)まず、請求項2記載の加熱管
を用いた請求項3記載の液体加熱器の実施例を説明す
る。
を用いた請求項3記載の液体加熱器の実施例を説明す
る。
【0023】この加熱器1は、図1に示す様に、供給さ
れる液体を分岐させる分岐マニホールド20と、加熱さ
れた液体を集合する集合マニホールド30を有してい
る。そして、これらのマニホールド20、30を間隔を
隔てて対面状態に配置し、マニホールド20、30間に
多数の加熱管10、10、…を架け渡すように接続して
ある。
れる液体を分岐させる分岐マニホールド20と、加熱さ
れた液体を集合する集合マニホールド30を有してい
る。そして、これらのマニホールド20、30を間隔を
隔てて対面状態に配置し、マニホールド20、30間に
多数の加熱管10、10、…を架け渡すように接続して
ある。
【0024】分岐マニホールド20は、吸入口21と、
吸入した液体を分岐する多数の分岐口22、22、…と
を有している。なお、分岐マニホールド20は、各分岐
口22、22、…に対して均等配分されるものが好まし
いがこれに限らない。
吸入した液体を分岐する多数の分岐口22、22、…と
を有している。なお、分岐マニホールド20は、各分岐
口22、22、…に対して均等配分されるものが好まし
いがこれに限らない。
【0025】集合マニホールド30は、分岐マニホール
ド20の分岐口22、22、…と同数の回収口32、3
2、…を有し、またこの回収口から取り入れた液体を排
出する排出口31を有している。
ド20の分岐口22、22、…と同数の回収口32、3
2、…を有し、またこの回収口から取り入れた液体を排
出する排出口31を有している。
【0026】これら2つのマニホールド20、30は、
分岐口22、22、…と回収口32、32、…の各々が
ほぼ加熱管10の長さを隔てて1:1に対面するように
配置され、次ぎに述べる加熱管10の両端側が分岐口2
2と回収口32とに各々接続されている。
分岐口22、22、…と回収口32、32、…の各々が
ほぼ加熱管10の長さを隔てて1:1に対面するように
配置され、次ぎに述べる加熱管10の両端側が分岐口2
2と回収口32とに各々接続されている。
【0027】加熱管10は、電気的絶縁性を有するアル
ミナ磁器による管材11を用い、図2に示す様に、この
管材11の外周面に管材の両端を残して抵抗ペーストを
印刷し、その後これを焼き付けしてある。加熱管10の
両端側には、端子板12を巻き付けることにより、この
端子板12を、焼き付けした抵抗体13に接続させてあ
る。又この両端側の端子板12、12への配線が、複数
の加熱管10、10、…全体では並列接続となるように
配線してある。
ミナ磁器による管材11を用い、図2に示す様に、この
管材11の外周面に管材の両端を残して抵抗ペーストを
印刷し、その後これを焼き付けしてある。加熱管10の
両端側には、端子板12を巻き付けることにより、この
端子板12を、焼き付けした抵抗体13に接続させてあ
る。又この両端側の端子板12、12への配線が、複数
の加熱管10、10、…全体では並列接続となるように
配線してある。
【0028】なお、印刷に当たっては、どの様に印刷し
てもよく、外周面の全面に印刷してもよい。また、管材
の長手方向の縞模様に印刷するのであれば、印刷パター
ンが簡単なため容易であるほか、縞の幅を選択すること
により抵抗値の調整が可能である。また、セラミックス
管材の外周全面に印刷したものに対して、管材の表面を
長手方向にエッジングして削り取ることにより、縞模様
状の抵抗体を形成してもよい。
てもよく、外周面の全面に印刷してもよい。また、管材
の長手方向の縞模様に印刷するのであれば、印刷パター
ンが簡単なため容易であるほか、縞の幅を選択すること
により抵抗値の調整が可能である。また、セラミックス
管材の外周全面に印刷したものに対して、管材の表面を
長手方向にエッジングして削り取ることにより、縞模様
状の抵抗体を形成してもよい。
【0029】また、印刷に用いるものは、銀、カーボ
ン、リテニウムオキサイド等の導電体の微粉末と、ガラ
スなどの非導電体の微粉末とバインダを混合させたペー
ストを用いることが例示できる。その際、各微粉末の混
合比を選択することにより、加熱の対象となる液体に応
じた抵抗体を得ることができる。また、印刷時の塗布厚
を調整することによっても抵抗特性を調整することがで
きる。
ン、リテニウムオキサイド等の導電体の微粉末と、ガラ
スなどの非導電体の微粉末とバインダを混合させたペー
ストを用いることが例示できる。その際、各微粉末の混
合比を選択することにより、加熱の対象となる液体に応
じた抵抗体を得ることができる。また、印刷時の塗布厚
を調整することによっても抵抗特性を調整することがで
きる。
【0030】なお、上記加熱器には、請求項2記載の加
熱管に替えて請求項1記載の加熱管を用いてもよく、ニ
クロムなどの金属薄膜を所望形状にプレス抜きし、これ
を管材の外周面に密着配置する方法がある。或いは、ニ
クロム線、ニクロムの金属バンドなどを管材に外周面の
螺旋状に密着巻回させ、これを発熱用の抵抗体してもよ
い。
熱管に替えて請求項1記載の加熱管を用いてもよく、ニ
クロムなどの金属薄膜を所望形状にプレス抜きし、これ
を管材の外周面に密着配置する方法がある。或いは、ニ
クロム線、ニクロムの金属バンドなどを管材に外周面の
螺旋状に密着巻回させ、これを発熱用の抵抗体してもよ
い。
【0031】以上の加熱器を使用する際には、配線に電
流を流すと共に、所望の液体を、所定の流速で分岐マニ
ホールドの吸入口に吸入させる。吸入した液は各加熱管
に分岐して流され、加熱状態となった加熱管を流れるこ
とにより加熱され、集合マニホールドにより集合させら
れたのち、排出口から排出される。加熱管毎に加熱温度
が多少違っても、集合させられる過程で平準化されるの
で問題はない。
流を流すと共に、所望の液体を、所定の流速で分岐マニ
ホールドの吸入口に吸入させる。吸入した液は各加熱管
に分岐して流され、加熱状態となった加熱管を流れるこ
とにより加熱され、集合マニホールドにより集合させら
れたのち、排出口から排出される。加熱管毎に加熱温度
が多少違っても、集合させられる過程で平準化されるの
で問題はない。
【0032】(実施例2)次ぎに、請求項4の加熱器を
説明する。
説明する。
【0033】この加熱器1’は図3に示す様に、複数の
加熱管10、10、…を直列に配置し、シリコンゴムの
継ぎ手ぬうで繋いだものである。個々の加熱管10、1
0、…は実施例2と同様に構成された同一のものであ
り、これら加熱管10の抵抗体に対しては並列回路によ
り電力が供給されている。ただ、出口の加熱管のみは、
図示したように別途抵抗Rを直列させ、電圧を下げるこ
とにより加熱電力を減ずる様にしてある。これにより、
出口Xの加熱管10は低めの加熱温度となるので、例え
ば加熱器1’からの流出温度を90℃台(例えば95
℃)としてコーヒーを加熱する場合、過った加熱で焼き
付いたり、酒を燗付けする場合に加熱しすぎて変質を招
くこともない。また、出口付近を低温加熱にすることに
より、焼き付きなどは防げるものの、温度勾配が緩やか
であるため加熱不足の恐れもあり、よってこの様な場合
には、低温加熱の部分の加熱管を連設して長くする事に
より予定温度が確保される。
加熱管10、10、…を直列に配置し、シリコンゴムの
継ぎ手ぬうで繋いだものである。個々の加熱管10、1
0、…は実施例2と同様に構成された同一のものであ
り、これら加熱管10の抵抗体に対しては並列回路によ
り電力が供給されている。ただ、出口の加熱管のみは、
図示したように別途抵抗Rを直列させ、電圧を下げるこ
とにより加熱電力を減ずる様にしてある。これにより、
出口Xの加熱管10は低めの加熱温度となるので、例え
ば加熱器1’からの流出温度を90℃台(例えば95
℃)としてコーヒーを加熱する場合、過った加熱で焼き
付いたり、酒を燗付けする場合に加熱しすぎて変質を招
くこともない。また、出口付近を低温加熱にすることに
より、焼き付きなどは防げるものの、温度勾配が緩やか
であるため加熱不足の恐れもあり、よってこの様な場合
には、低温加熱の部分の加熱管を連設して長くする事に
より予定温度が確保される。
【0034】なお、直列配管は直線状の配置に限らず、
つづら折り状、螺旋状その他どの様な配置であってもよ
い。
つづら折り状、螺旋状その他どの様な配置であってもよ
い。
【0035】(実施例3)次ぎに、実施例1に示した加
熱器1を用いた請求項5記載の酒燗器100の実施例を
説明する。
熱器1を用いた請求項5記載の酒燗器100の実施例を
説明する。
【0036】この酒燗器100は、図4に示す様に酒を
供給する供給部110と、この供給された酒を燗付けす
る加熱部120と、この燗付けされた燗酒を吐出する吐
出部130とを有している。
供給する供給部110と、この供給された酒を燗付けす
る加熱部120と、この燗付けされた燗酒を吐出する吐
出部130とを有している。
【0037】供給部110は、倒立させた一升瓶Aの口
に吸引用のキャップ111を差し込み、このキャップ1
11に接続してある吸引管112からポンプ113を介
して加熱部120に供給するようになっている。
に吸引用のキャップ111を差し込み、このキャップ1
11に接続してある吸引管112からポンプ113を介
して加熱部120に供給するようになっている。
【0038】加熱部120には、前記実施例に示した加
熱器1が用いられており、供給部110から供給される
酒を、加熱部120の吸入口に流すようになっている。
熱器1が用いられており、供給部110から供給される
酒を、加熱部120の吸入口に流すようになっている。
【0039】加熱部120で燗付けされた酒は、開放操
作されたバルブ121を通って、吐出部130から徳利
Bなどに吐出するようになっている。この際、加熱部1
20から排出される燗酒は、図示しない温度センサによ
り温度を検知され、この温度検知に基づいて、ポンプ出
力を調整して、加熱部120を流れる酒の流速を調整す
ることにより、燗酒の燗温度を調整するようになってい
る。
作されたバルブ121を通って、吐出部130から徳利
Bなどに吐出するようになっている。この際、加熱部1
20から排出される燗酒は、図示しない温度センサによ
り温度を検知され、この温度検知に基づいて、ポンプ出
力を調整して、加熱部120を流れる酒の流速を調整す
ることにより、燗酒の燗温度を調整するようになってい
る。
【0040】
【発明の効果】以上、本願請求項1及び2記載の液体の
加熱管の発明によれば、液体を即時に加熱して得ること
ができるので、事前に加熱準備する必要が無く、利便性
に優れる。また、加熱管は小型化が可能なため、これを
用いる装置の小型化も可能となる。また、管材の口径を
選択することにより、更には絶縁管の長さを選択するこ
とにより、加熱速度、或いは得られる液体温度を広く選
択することができるので、適用範囲が広くなる。
加熱管の発明によれば、液体を即時に加熱して得ること
ができるので、事前に加熱準備する必要が無く、利便性
に優れる。また、加熱管は小型化が可能なため、これを
用いる装置の小型化も可能となる。また、管材の口径を
選択することにより、更には絶縁管の長さを選択するこ
とにより、加熱速度、或いは得られる液体温度を広く選
択することができるので、適用範囲が広くなる。
【0041】特に、請求項2記載の発明によれば、印刷
によりる抵抗体で覆うため、抵抗部材を巻付けるものと
較べると、容易である。また抵抗体の管材への密着も確
実なものとなり、管材を加熱する際の熱効率が良好とな
ると共に耐久性に優れ、経年によっても、抵抗体が管材
から遊離するなどの加熱性能劣化が抑制される。
によりる抵抗体で覆うため、抵抗部材を巻付けるものと
較べると、容易である。また抵抗体の管材への密着も確
実なものとなり、管材を加熱する際の熱効率が良好とな
ると共に耐久性に優れ、経年によっても、抵抗体が管材
から遊離するなどの加熱性能劣化が抑制される。
【0042】請求項3記載の液体の加熱器の発明によれ
ば、液体の加熱処理を大量に行うことができ、また高熱
に加熱するために液体を低速で流す様な場合でも、複数
の加熱管により処理量の確保が容易であるなどして、加
熱処理の処理パターンが豊富に選べる。
ば、液体の加熱処理を大量に行うことができ、また高熱
に加熱するために液体を低速で流す様な場合でも、複数
の加熱管により処理量の確保が容易であるなどして、加
熱処理の処理パターンが豊富に選べる。
【0043】請求項4記載の発明によれば、液体を予定
温度より高く熱してしまう不具合をさけることができる
ので、予定外の沸騰、溶液などの加熱管への焼け付き、
過加熱による液体の変質などがない。
温度より高く熱してしまう不具合をさけることができる
ので、予定外の沸騰、溶液などの加熱管への焼け付き、
過加熱による液体の変質などがない。
【0044】請求項5記載の発明によれば、酒燗器の熱
効率が向上し、酒燗器の小型化が図れ、必要なときに直
ちに燗付けすることができるのでサービス向上が可能と
なる。また、酒を加熱した状態で待機させる必要もない
ので、供給する酒の味も劣化せず、良好な味覚に維持で
きる。
効率が向上し、酒燗器の小型化が図れ、必要なときに直
ちに燗付けすることができるのでサービス向上が可能と
なる。また、酒を加熱した状態で待機させる必要もない
ので、供給する酒の味も劣化せず、良好な味覚に維持で
きる。
【図1】 この図は、実施例1に示した液体の加熱器を
一部切り欠いて説明する図である。
一部切り欠いて説明する図である。
【図2】 この図は、図1に示した加熱器に用いられて
いる加熱管の斜視図であり、両端側の端子板を巻回する
箇所は抵抗ペーストが全周に印刷されて端子板と抵抗体
との電気的接続を良好に保っている。
いる加熱管の斜視図であり、両端側の端子板を巻回する
箇所は抵抗ペーストが全周に印刷されて端子板と抵抗体
との電気的接続を良好に保っている。
【図3】 この図は、実施例2に示した液体の加熱器を
電気回路と共に示した図である。
電気回路と共に示した図である。
【図4】 この図は、実施例3に示した酒燗器の配管系
統の概要図であり、図1に示した加熱器の配管上の位置
を併せて示している。
統の概要図であり、図1に示した加熱器の配管上の位置
を併せて示している。
1 加熱器 10 加熱管 11 管材 13 抵抗体 20 分岐マニホールド 30 集合マニホールド 100 酒燗器 110 供給部 120 加熱部 130 吐出部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 酒の加熱管とこれを有した酒燗器
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、加熱された管材
に液体を流すことによりこの液体を加熱することのでき
る酒の加熱管と、この加熱管を備えた酒燗器に関する。
に液体を流すことによりこの液体を加熱することのでき
る酒の加熱管と、この加熱管を備えた酒燗器に関する。
【0002】
【従来の技術】酒の加熱方法の1つに、電気発熱体を絶
縁体のパイプに内蔵させてヒーターとし、このヒーター
を容器に満たされた酒に浸漬することにより加熱する方
法がある。
縁体のパイプに内蔵させてヒーターとし、このヒーター
を容器に満たされた酒に浸漬することにより加熱する方
法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法では
ヒーターが酒に浸かり切るだけの量が最低必要であるた
め少量の酒を加熱するのに適さず、酒を入れる容器もあ
る程度の大型となる問題がある。
ヒーターが酒に浸かり切るだけの量が最低必要であるた
め少量の酒を加熱するのに適さず、酒を入れる容器もあ
る程度の大型となる問題がある。
【0004】しかも、必要時に先だって所定温度に酒を
加熱しておく準備が、前段階として必要であり、更に加
熱された酒を容器に溜めておくため、待機中の放熱によ
る熱損失がある。また、加熱時間がある程度かかるた
め、急な必要時には間に合わない問題もある。
加熱しておく準備が、前段階として必要であり、更に加
熱された酒を容器に溜めておくため、待機中の放熱によ
る熱損失がある。また、加熱時間がある程度かかるた
め、急な必要時には間に合わない問題もある。
【0005】以上の問題を鑑み、本発明の目的とすると
ころは酒の加熱管であって小型化が図れ、熱効率が良
く、必要時には直ちに所望温度の酒が得られる酒の加熱
管とこれを備えた酒燗器とを提供することにある。
ころは酒の加熱管であって小型化が図れ、熱効率が良
く、必要時には直ちに所望温度の酒が得られる酒の加熱
管とこれを備えた酒燗器とを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的を果たすた
め、本願請求項1記載の発明では、管材の外周面をこれ
に密着させた抵抗体で覆い、この抵抗体に通電して発熱
させると共に、前記管材に酒を流すことによりこの酒を
加熱する加熱管であって、前記管材を電気的絶縁性を有
するセラミックで形成した。
め、本願請求項1記載の発明では、管材の外周面をこれ
に密着させた抵抗体で覆い、この抵抗体に通電して発熱
させると共に、前記管材に酒を流すことによりこの酒を
加熱する加熱管であって、前記管材を電気的絶縁性を有
するセラミックで形成した。
【0007】管材に用いるセラミックには、アルミナ磁
器、ジルコニア磁器、ガラス、結晶化ガラスなどが好適
例であるが、これに限らない。
器、ジルコニア磁器、ガラス、結晶化ガラスなどが好適
例であるが、これに限らない。
【0008】抵抗体は、管材の長さ方向に配置させて覆
い、管材の両端側で電極接続する方法が例示できる。
い、管材の両端側で電極接続する方法が例示できる。
【0009】この発明によれば、液体を即時に加熱して
得ることができ、また必要なだけの量の液体を加熱する
ので加熱管が小型化となる。しかも、管材の口径を選択
することにより、更には絶縁管の長さを選択することに
より加熱速度、或いは得られる液体温度を選択すること
ができる。
得ることができ、また必要なだけの量の液体を加熱する
ので加熱管が小型化となる。しかも、管材の口径を選択
することにより、更には絶縁管の長さを選択することに
より加熱速度、或いは得られる液体温度を選択すること
ができる。
【0010】請求項2記載の発明では、管材の外周面を
これに印刷して成る抵抗体で覆い、この抵抗体に通電し
て発熱させると共に、前記管材に酒を流すことによりこ
の酒を加熱する加熱管であって、前記管材を電気的絶縁
性を有するセラミックで形成した。印刷に当たっては、
一般の抵抗ペーストを印刷手法により印刷するが、例え
ば管材の長さ方向の縞模様状に印刷したのちこれを焼き
付け、これにより得られた抵抗体に対し、管材の両端側
で電極接続するようにすればよい。
これに印刷して成る抵抗体で覆い、この抵抗体に通電し
て発熱させると共に、前記管材に酒を流すことによりこ
の酒を加熱する加熱管であって、前記管材を電気的絶縁
性を有するセラミックで形成した。印刷に当たっては、
一般の抵抗ペーストを印刷手法により印刷するが、例え
ば管材の長さ方向の縞模様状に印刷したのちこれを焼き
付け、これにより得られた抵抗体に対し、管材の両端側
で電極接続するようにすればよい。
【0011】また、管径が小さいものにあっては、リボ
ン状のニッケルクロム線を固く巻き付けてもよく、或い
は、耐熱性を有する収縮チューブ(例えばポリテトラフ
ルオルエチレン製チューブ)を被せてこれを加熱収縮さ
せるなどして管材に密着させてもよい。
ン状のニッケルクロム線を固く巻き付けてもよく、或い
は、耐熱性を有する収縮チューブ(例えばポリテトラフ
ルオルエチレン製チューブ)を被せてこれを加熱収縮さ
せるなどして管材に密着させてもよい。
【0012】これによれば、線状、バンド状、箔状など
の抵抗体の取り付けに較べると、印刷作業で容易に行う
ことができ、連続作業などにも適する。また抵抗体の密
着も確実なものとなるので、管材を加熱する際の熱効率
が良好となる。
の抵抗体の取り付けに較べると、印刷作業で容易に行う
ことができ、連続作業などにも適する。また抵抗体の密
着も確実なものとなるので、管材を加熱する際の熱効率
が良好となる。
【0013】請求項3記載の発明では、一般的な酒燗器
に、即ち、酒を供給する供給部と、この供給された酒を
燗付けする加熱部と、この燗付けされた燗酒を吐出する
吐出部とを有した酒燗器において、加熱部が請求項1又
は2記載の酒の加熱管を直列配管を有したものである。
に、即ち、酒を供給する供給部と、この供給された酒を
燗付けする加熱部と、この燗付けされた燗酒を吐出する
吐出部とを有した酒燗器において、加熱部が請求項1又
は2記載の酒の加熱管を直列配管を有したものである。
【0014】なお、直列配管した際の出口付近の加熱管
には、その加熱電力を他の加熱管より減ずることによ
り、焼き付きを防止することなどの工夫をしてもよい。
電力を減ずるには、加熱管への電圧、或いは加熱管の抵
抗値を調整すればよい。これは次のような現象に対する
配慮である。
には、その加熱電力を他の加熱管より減ずることによ
り、焼き付きを防止することなどの工夫をしてもよい。
電力を減ずるには、加熱管への電圧、或いは加熱管の抵
抗値を調整すればよい。これは次のような現象に対する
配慮である。
【0015】つまり、直列配管においては、液体温度が
入り口で低く、出口で高くなるため、加熱管自体の温度
も入り口で低く出口で高くなり、この様に温度差がある
加熱管に同じ発熱量を与えると結果的に出口の加熱管が
過熱となり、上述した沸騰、焼け付き等の不具合回避が
果たせなくなる。加熱器全体の供給電力を調整しても、
季節の変動により常温自体が変動するので、この様な要
因によっても、夏場には過加熱となることがある。これ
に対して、加熱管への加熱電力を均等にせず、出口付近
を低い加熱電力にして発熱量を抑えれば、出口付近の加
熱管を、液体の加熱が可能な範囲で低くすることがで
き、この様に、出口付近での低温加熱の実現により上記
の様な不具合が回避できる。
入り口で低く、出口で高くなるため、加熱管自体の温度
も入り口で低く出口で高くなり、この様に温度差がある
加熱管に同じ発熱量を与えると結果的に出口の加熱管が
過熱となり、上述した沸騰、焼け付き等の不具合回避が
果たせなくなる。加熱器全体の供給電力を調整しても、
季節の変動により常温自体が変動するので、この様な要
因によっても、夏場には過加熱となることがある。これ
に対して、加熱管への加熱電力を均等にせず、出口付近
を低い加熱電力にして発熱量を抑えれば、出口付近の加
熱管を、液体の加熱が可能な範囲で低くすることがで
き、この様に、出口付近での低温加熱の実現により上記
の様な不具合が回避できる。
【0016】これによれば、酒燗器の熱効率が向上し、
酒燗器の小型化が図れ、必要なときに直ちに燗付けする
ことができる。
酒燗器の小型化が図れ、必要なときに直ちに燗付けする
ことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次ぎに、本願発明の実施例とし
て、請求項2の加熱管を用いた請求項3の酒燗器とその
加熱部を説明する。
て、請求項2の加熱管を用いた請求項3の酒燗器とその
加熱部を説明する。
【0018】この酒燗器の加熱部1’は図3に示す様
に、複数の加熱管10、10、…を直列に配置し、シリ
コンゴムの継ぎ手で繋いだものである。個々の加熱管1
0、10、…の抵抗体に対しては並列回路により電力が
供給されている。ただ、出口の加熱管のみは、図示した
ように別途抵抗Rを直列させ、電圧を下げることにより
加熱電力を減ずる様にしてある。これにより、出口Xの
加熱管10は低めの加熱温度となるので、例えば加熱器
1’からの流出温度を90℃台(例えば95℃)として
コーヒーを加熱する場合、過った加熱で焼き付いたり、
酒を燗付けする場合に加熱しすぎて変質を招くこともな
い。また、出口付近を低温加熱にすることにより、焼き
付きなどは防げるものの、温度勾配が緩やかであるため
加熱不足の恐れもあり、よってこの様な場合には、低温
加熱の部分の加熱管を連設して長くする事により予定温
度が確保される。
に、複数の加熱管10、10、…を直列に配置し、シリ
コンゴムの継ぎ手で繋いだものである。個々の加熱管1
0、10、…の抵抗体に対しては並列回路により電力が
供給されている。ただ、出口の加熱管のみは、図示した
ように別途抵抗Rを直列させ、電圧を下げることにより
加熱電力を減ずる様にしてある。これにより、出口Xの
加熱管10は低めの加熱温度となるので、例えば加熱器
1’からの流出温度を90℃台(例えば95℃)として
コーヒーを加熱する場合、過った加熱で焼き付いたり、
酒を燗付けする場合に加熱しすぎて変質を招くこともな
い。また、出口付近を低温加熱にすることにより、焼き
付きなどは防げるものの、温度勾配が緩やかであるため
加熱不足の恐れもあり、よってこの様な場合には、低温
加熱の部分の加熱管を連設して長くする事により予定温
度が確保される。
【0019】なお、直列配管は直線状の配置に限らず、
つづら折り状、螺旋状その他どの様な配置であってもよ
い。
つづら折り状、螺旋状その他どの様な配置であってもよ
い。
【0020】加熱管10は、電気的絶縁性を有するアル
ミナ磁器による管材11を用い、図2に示す様に、この
管材11の外周面に管材の両端を残して抵抗ペーストを
印刷し、その後これを焼き付けしてある。加熱管10の
両端側には、端子板12を巻き付けることにより、この
端子板12を、焼き付けした抵抗体13に接続させてあ
る。又この両端側の端子板12、12への配線が、複数
の加熱管10、10、…全体では並列接続となるように
配線してある。
ミナ磁器による管材11を用い、図2に示す様に、この
管材11の外周面に管材の両端を残して抵抗ペーストを
印刷し、その後これを焼き付けしてある。加熱管10の
両端側には、端子板12を巻き付けることにより、この
端子板12を、焼き付けした抵抗体13に接続させてあ
る。又この両端側の端子板12、12への配線が、複数
の加熱管10、10、…全体では並列接続となるように
配線してある。
【0021】なお、印刷に当たっては、どの様に印刷し
てもよく、外周面の全面に印刷してもよい。また、管材
の長手方向の縞模様に印刷するのであれば、印刷パター
ンが簡単なため容易であるほか、縞の幅を選択すること
により抵抗値の調整が可能である。また、セラミックス
管材の外周全面に印刷したものに対して、管材の表面を
長手方向にエッジングして削り取ることにより、縞模様
状の抵抗体を形成してもよい。
てもよく、外周面の全面に印刷してもよい。また、管材
の長手方向の縞模様に印刷するのであれば、印刷パター
ンが簡単なため容易であるほか、縞の幅を選択すること
により抵抗値の調整が可能である。また、セラミックス
管材の外周全面に印刷したものに対して、管材の表面を
長手方向にエッジングして削り取ることにより、縞模様
状の抵抗体を形成してもよい。
【0022】また、印刷に用いるものは、銀、カーボ
ン、リテニウムオキサイド等の導電体の微粉末と、ガラ
スなどの非導電体の微粉末とバインダを混合させたペー
ストを用いることが例示できる。その際、各微粉末の混
合比を選択することにより、加熱の対象となる液体に応
じた抵抗体を得ることができる。また、印刷時の塗布厚
を調整することによっても抵抗特性を調整することがで
きる。
ン、リテニウムオキサイド等の導電体の微粉末と、ガラ
スなどの非導電体の微粉末とバインダを混合させたペー
ストを用いることが例示できる。その際、各微粉末の混
合比を選択することにより、加熱の対象となる液体に応
じた抵抗体を得ることができる。また、印刷時の塗布厚
を調整することによっても抵抗特性を調整することがで
きる。
【0023】なお、上記加熱部には、請求項2記載の加
熱管に替えて請求項1記載の加熱管を用いてもよく、ニ
クロムなどの金属薄膜を所望形状にプレス抜きし、これ
を管材の外周面に密着配置する方法がある。或いは、ニ
クロム線、ニクロムの金属バンドなどを管材に外周面の
螺旋状に密着巻回させ、これを発熱用の抵抗体してもよ
い。
熱管に替えて請求項1記載の加熱管を用いてもよく、ニ
クロムなどの金属薄膜を所望形状にプレス抜きし、これ
を管材の外周面に密着配置する方法がある。或いは、ニ
クロム線、ニクロムの金属バンドなどを管材に外周面の
螺旋状に密着巻回させ、これを発熱用の抵抗体してもよ
い。
【0024】(他の実施例)なお、請求項2記載の加熱
管を用いた、本願発明以外の発明である酒燗器の加熱部
の実施例を説明する。
管を用いた、本願発明以外の発明である酒燗器の加熱部
の実施例を説明する。
【0025】この加熱部1は、図1に示す様に、供給さ
れる液体を分岐させる分岐マニホールド20と、加熱さ
れた液体を集合する集合マニホールド30を有してい
る。そして、これらのマニホールド20、30を間隔を
隔てて対面状態に配置し、マニホールド20、30間に
多数の加熱管10、10、…を架け渡すように接続して
ある。
れる液体を分岐させる分岐マニホールド20と、加熱さ
れた液体を集合する集合マニホールド30を有してい
る。そして、これらのマニホールド20、30を間隔を
隔てて対面状態に配置し、マニホールド20、30間に
多数の加熱管10、10、…を架け渡すように接続して
ある。
【0026】分岐マニホールド20は、吸入口21と、
吸入した液体を分岐する多数の分岐口22、22、…と
を有している。なお、分岐マニホールド20は、各分岐
口22、22、…に対して均等配分されるものが好まし
いがこれに限らない。
吸入した液体を分岐する多数の分岐口22、22、…と
を有している。なお、分岐マニホールド20は、各分岐
口22、22、…に対して均等配分されるものが好まし
いがこれに限らない。
【0027】集合マニホールド30は、分岐マニホール
ド20の分岐口22、22、…と同数の回収口32、3
2、…を有し、またこの回収口から取り入れた液体を排
出する排出口31を有している。
ド20の分岐口22、22、…と同数の回収口32、3
2、…を有し、またこの回収口から取り入れた液体を排
出する排出口31を有している。
【0028】これら2つのマニホールド20、30は、
分岐口22、22、…と回収口32、32、…の各々が
ほぼ加熱管10の長さを隔てて1:1に対面するように
配置され、次ぎに述べる加熱管10の両端側が分岐口2
2と回収口32とに各々接続されている。
分岐口22、22、…と回収口32、32、…の各々が
ほぼ加熱管10の長さを隔てて1:1に対面するように
配置され、次ぎに述べる加熱管10の両端側が分岐口2
2と回収口32とに各々接続されている。
【0029】以上の加熱器を使用する際には、配線に電
流を流すと共に、所望の液体を、所定の流速で分岐マニ
ホールドの吸入口に吸入させる。吸入した液は各加熱管
に分岐して流され、加熱状態となった加熱管を流れるこ
とにより加熱され、集合マニホールドにより集合させら
れたのち、排出口から排出される。加熱管毎に加熱温度
が多少違っても、集合させられる過程で平準化されるの
で問題はない。
流を流すと共に、所望の液体を、所定の流速で分岐マニ
ホールドの吸入口に吸入させる。吸入した液は各加熱管
に分岐して流され、加熱状態となった加熱管を流れるこ
とにより加熱され、集合マニホールドにより集合させら
れたのち、排出口から排出される。加熱管毎に加熱温度
が多少違っても、集合させられる過程で平準化されるの
で問題はない。
【0030】次ぎに、上記加熱部1を用いた、本願発明
以外の発明である酒燗器100の実施例を説明する。
以外の発明である酒燗器100の実施例を説明する。
【0031】この酒燗器100は、図4に示す様に酒を
供給する供給部110と、この供給された酒を燗付けす
る加熱部120と、この燗付けされた燗酒を吐出する吐
出部130とを有している。
供給する供給部110と、この供給された酒を燗付けす
る加熱部120と、この燗付けされた燗酒を吐出する吐
出部130とを有している。
【0032】供給部110は、倒立させた一升瓶Aの口
に吸引用のキャップ111を差し込み、このキャップ1
11に接続してある吸引管112からポンプ113を介
して加熱部120に供給するようになっている。
に吸引用のキャップ111を差し込み、このキャップ1
11に接続してある吸引管112からポンプ113を介
して加熱部120に供給するようになっている。
【0033】加熱部120には、前記実施例に示した加
熱器1が用いられており、供給部110から供給される
酒を、加熱部120の吸入口に流すようになっている。
熱器1が用いられており、供給部110から供給される
酒を、加熱部120の吸入口に流すようになっている。
【0034】加熱部120で燗付けされた酒は、開放操
作されたバルブ121を通って、吐出部130から徳利
Bなどに吐出するようになっている。この際、加熱部1
20から排出される燗酒は、図示しない温度センサによ
り温度を検知され、この温度検知に基づいて、ポンプ出
力を調整して、加熱部120を流れる酒の流速を調整す
ることにより、燗酒の燗温度を調整するようになってい
る。
作されたバルブ121を通って、吐出部130から徳利
Bなどに吐出するようになっている。この際、加熱部1
20から排出される燗酒は、図示しない温度センサによ
り温度を検知され、この温度検知に基づいて、ポンプ出
力を調整して、加熱部120を流れる酒の流速を調整す
ることにより、燗酒の燗温度を調整するようになってい
る。
【0035】
【発明の効果】以上、本願請求項1及び2記載の液体の
加熱管の発明によれば、液体を即時に加熱して得ること
ができるので、事前に加熱準備する必要が無く、利便性
に優れる。また、加熱管は小型化が可能なため、これを
用いる装置の小型化も可能となる。また、管材の口径を
選択することにより、更には絶縁管の長さを選択するこ
とにより、加熱速度、或いは得られる液体温度を広く選
択することができるので、適用範囲が広くなる。
加熱管の発明によれば、液体を即時に加熱して得ること
ができるので、事前に加熱準備する必要が無く、利便性
に優れる。また、加熱管は小型化が可能なため、これを
用いる装置の小型化も可能となる。また、管材の口径を
選択することにより、更には絶縁管の長さを選択するこ
とにより、加熱速度、或いは得られる液体温度を広く選
択することができるので、適用範囲が広くなる。
【0036】特に、請求項2記載の発明によれば、印刷
によりる抵抗体で覆うため、抵抗部材を巻付けるものと
較べると、容易である。また抵抗体の管材への密着も確
実なものとなり、管材を加熱する際の熱効率が良好とな
ると共に耐久性に優れ、経年によっても、抵抗体が管材
から遊離するなどの加熱性能劣化が抑制される。
によりる抵抗体で覆うため、抵抗部材を巻付けるものと
較べると、容易である。また抵抗体の管材への密着も確
実なものとなり、管材を加熱する際の熱効率が良好とな
ると共に耐久性に優れ、経年によっても、抵抗体が管材
から遊離するなどの加熱性能劣化が抑制される。
【0037】請求項3記載の発明によれば、酒燗器の熱
効率が向上し、酒燗器の小型化が図れ、必要なときに直
ちに燗付けすることができるのでサービス向上が可能と
なる。また、酒を加熱した状態で待機させる必要もない
ので、供給する酒の味も劣化せず、良好な味覚に維持で
きる。また酒を予定温度より高く熱してしまう不具合を
さけることができるので、予定外の沸騰、溶液などの加
熱管への焼け付き、過加熱による液体の変質などがな
い。
効率が向上し、酒燗器の小型化が図れ、必要なときに直
ちに燗付けすることができるのでサービス向上が可能と
なる。また、酒を加熱した状態で待機させる必要もない
ので、供給する酒の味も劣化せず、良好な味覚に維持で
きる。また酒を予定温度より高く熱してしまう不具合を
さけることができるので、予定外の沸騰、溶液などの加
熱管への焼け付き、過加熱による液体の変質などがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この図は、他の実施例に示した液体の加熱器
を一部切り欠いて説明する図である。
を一部切り欠いて説明する図である。
【図2】 この図は、実施例に示した加熱器に用いられ
ている加熱管の斜視図であり、両端側の端子板を巻回す
る箇所は抵抗ペーストが全周に印刷されて端子板と抵抗
体との電気的接続を良好に保っている。
ている加熱管の斜視図であり、両端側の端子板を巻回す
る箇所は抵抗ペーストが全周に印刷されて端子板と抵抗
体との電気的接続を良好に保っている。
【図3】 この図は、実施例に示した液体の加熱器を電
気回路と共に示した図である。
気回路と共に示した図である。
【図4】 この図は、他の実施例に示した酒燗器の配管
系統の概要図であり、図1に示した加熱器の配管上の位
置を併せて示している。
系統の概要図であり、図1に示した加熱器の配管上の位
置を併せて示している。
【符号の説明】 1、1’ 加熱部 10 加熱管 11 管材 13 抵抗体 20 分岐マニホールド 30 集合マニホールド 100 酒燗器 110 供給部 120 加熱部 130 吐出部
Claims (5)
- 【請求項1】 電気的絶縁性を有する管材の外周面をこ
れに密着させた抵抗体で覆い、この抵抗体に通電して発
熱させると共に、前記管材に液体を流すことによりこの
液体を加熱することを特徴とする液体の加熱管。 - 【請求項2】 電気的絶縁性を有する管材の外周面をこ
れに印刷して成る抵抗体で覆い、この抵抗体に通電して
発熱させると共に、前記管材に液体を流すことによりこ
の液体を加熱することを特徴とする液体の加熱管。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の液体の加熱管を並
列配管させ、供給される液体をこれら管材に分岐させて
流すことを特徴とする液体の加熱器。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載の液体の加熱管を直
列配管させたことを特徴とする液体の加熱器。 - 【請求項5】 酒を供給する供給部と、この供給された
酒を燗付けする加熱部と、この燗付けされた燗酒を吐出
する吐出部とを有した酒燗器において、 前記加熱部が請求項3又は4記載の液体加熱器を備え、
この加熱器により酒の燗付けを行うことを特徴とする酒
燗器。
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| JP17558598A JP3326454B2 (ja) | 1998-03-13 | 1998-06-23 | 酒燗器 |
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| JP10-63435 | 1998-03-13 | ||
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| JP (1) | JP3326454B2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| WO2012039967A3 (en) * | 2010-09-20 | 2012-06-28 | Harris Corporation | Radio frequency heat applicator for increased heavy oil recovery |
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-
1998
- 1998-06-23 JP JP17558598A patent/JP3326454B2/ja not_active Expired - Fee Related
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