JPH1132602A - 植物の根の侵入を阻止する導水具材 - Google Patents

植物の根の侵入を阻止する導水具材

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JPH1132602A
JPH1132602A JP20024497A JP20024497A JPH1132602A JP H1132602 A JPH1132602 A JP H1132602A JP 20024497 A JP20024497 A JP 20024497A JP 20024497 A JP20024497 A JP 20024497A JP H1132602 A JPH1132602 A JP H1132602A
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water supply
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Eisuke Momiyama
栄助 籾山
Yasuo Momiyama
康雄 籾山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、植物の根が成長しても、繊維などに
絡んで給水管内が目詰まりすることなく毛細管作用を保
持でき、植木鉢内への水の供給を低下させず、さらにコ
スト面で有利で簡素な構成からなる植物の根の侵入を阻
止する導水具材を提供することを課題とする。 【解決手段】本発明の導水具材1は、所定の長さで一端
30側から他端31側に毛細管作用により導水する導水
部3と導水部3の一端30側および他端31側を除く周
囲を被覆し水洩れを防止する被覆部4とをもち、導水部
3の一端側30が給水器具8の貯水部80の水に浸され
るとともに、他端31側が植物90の根91に水を供給
できる領域に配置される導水部材2と、導水部3の他端
31側の表出部311と接触した状態で表出部311を
被覆するとともに、水の透過が可能で植物90の根91
の侵入を阻止できる微小隙間をもつ給水被覆部材5と、
からなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長期間に渡り、植
物の根に水を過不足なく供給できる給水装置に用いられ
る植物の根の侵入を阻止する導水具材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水供給源の水を、繊維などの毛細
管作用を利用して鉢内に供給する構成、手段が種々知ら
れている。例えば、 (1)実開平2ー44961号公開公報には、給水管の
孔に繊維質の集合体(木綿ひも)を挿通し、その一端を
貯水容器の水に浸し、他端を植木鉢内に挿通し、貯水容
器の水を繊維質の集合体により植木鉢内に供給する構成
が開示されている。 (2)実公昭53ー32990号公告公報には、水槽の
水を給水パイプ内の給水リード芯の給水力を利用して栽
培容器(植木鉢)に給水する植物栽培容器において、給
水パイプの一端をコンセント式に栽培容器(植木鉢)の
側面あるいは底面に差し込むのみで、栽培容器(植木
鉢)への給水を可能とした構成が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
場合には以下に示す不具合をもつ。すなわち、 (1)前記実開平2ー44961号公開公報に開示され
た給水管の場合には、繊維質の集合体の一端を貯水容器
の水に浸し、他端を植木鉢内に挿通した使用時に、図6
に示されるように、植物の根91が成長して繊維質の集
合体3cの他端31cから給水管1cの被覆部4cの内
部40に進入し(植物の根91は、水分の多い領域を求
めて集中して伸びる性質をもつため)、進入した根91
0が集合体3cに絡まり、かつ被覆部4cの内部40が
目詰まりする。そして、集合体3cなどの毛細管作用に
よる植木鉢内への水の供給を低下させる。 (2)実公昭53ー32990号公告公報に開示された
構成のものは、給水パイプの通水性挿入端(一端)をコ
ンセント式に栽培容器(植木鉢)の側面あるいは底面に
差し込むのみであるため、その取り付けが簡単で取り扱
いが容易に利点をもつ。
【0004】しかしながら、給水パイプの通水性挿入端
を栽培容器内に確実に保持するための構成として、前記
通水性挿入端(一端)を挿通するパイプ導入孔と、この
パイプ導入孔の周囲に配置され高給水性材料を内部に充
填させた網状箱部材を、栽培容器(植木鉢)内に設置す
る必要があるため、コスト面で不利となる。本発明は、
前記事情に鑑みなされたもので、植物の根が成長して
も、繊維などに絡んで給水管内が目詰まりすることなく
毛細管作用を保持でき、植木鉢内への水の供給を低下さ
せず、さらにコスト面で有利で簡素な構成からなる植物
の根の侵入を阻止する導水具材を提供することを課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の植物の根の侵
入を阻止する導水具材は、所定の長さで一端側から他端
側に毛細管作用により導水する導水部と該導水部の該一
端側および該他端側を除く周囲を被覆し水洩れを防止す
る被覆部とをもち、該導水部の該一端側が給水器具の貯
水部の水に浸されるとともに、該他端側が植物の根に水
を供給できる領域に配置される導水部材と、前記導水部
の他端側の表出部と接触した状態で該表出部を被覆する
とともに、水の透過が可能で該植物の該根の侵入を阻止
できる微小隙間をもつ給水被覆部材と、からなることを
特徴とする。
【0006】請求項2の植物の根の侵入を阻止する導水
具材は、請求項1の構成において給水被覆部材は、金網
である。請求項3の植物の根の侵入を阻止する導水具材
は、請求項1の構成において給水被覆部材は、樹脂網で
ある請求項1記載の植物の根の侵入を阻止する導水具
材。
【0007】請求項4の植物の根の侵入を阻止する導水
具材は、請求項1の構成において前記給水被覆部材と前
記導水部材との間には、繊維集積体が介在している。請
求項5の植物の根の侵入を阻止する導水具材は、請求項
1の構成において前記繊維集積体は、セラミック繊維で
ある。請求項6の植物の根の侵入を阻止する導水具材
は、請求項1の構成において前記繊維集積体は、ロック
ウールである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の導水具材は、導水部材
と、給水被覆部材とからなる。導水部材は、導水部と、
被覆部とからなる。導水部は、一端側が給水器具の貯水
部の水に浸されるとともに、他端側が植物の根に水を供
給できる領域に配置される所定の長さで一端側から他端
側に毛細管作用により導水することができるものが用い
られる。
【0009】導水部は、所定の長さで一端側から他端側
に毛細管作用により導水するもので、例えば、繊維集積
体、セラミック繊維、ロックウール、不織布などを用い
て形成することができる。被覆部は、導水部の一端側お
よび他端側を除く周囲を被覆し水洩れを防止するもので
ある。被覆部は、水を透過しない材質のものであればよ
く、例えば、ゴム製筒部材(ゴム管)や、樹脂製筒部材
などを用いることができる。
【0010】給水被覆部材は、導水部の両端側のうち、
植物の根に水を供給できる領域に配置される導水部の他
端側の表出部と接触した状態で表出部を被覆するととも
に、水の透過が可能で植物の根の侵入を阻止できる微小
隙間をもつ。このため、給水被覆部材は、根の成長が著
しい種類の植物の鉢などに前記導水部の一方を植物の根
に水を供給できる領域に配置した場合、根が導水部内部
に侵入して絡まり導水不能となる不具合を発生すること
を防止できる。
【0011】また、給水被覆部材は、導水部の一方を植
物の根に水を供給できる領域に配置する場合、鉢などの
内部の培養土への挿入が容易になる。給水被覆部材とし
ては、金網、樹脂網が用いられる。導水部の他端側は、
金網、樹脂網を被覆されて強化されるため、前記鉢など
の内部の培養土への挿入がさらに容易になる。金網、樹
脂網のメッシュ数の値は、38以下である。金網の材質
としては、ステンレスが好ましい。
【0012】金網、樹脂網を用いて導水部の他端側を被
覆する場合、予め、前記他端側の形状に相似する袋状と
した袋状金網、袋状樹脂網を、その開口より他端側に挿
通した後、開口周辺を内周側に押圧し変形させて固定す
ることや、開口周辺を線状部材(紐、針金)などで結び
固定することや、板状金網、帯状樹脂網を、導水部の他
端側に巻回したり、折り曲げたり、さらに線状部材
(紐、針金)などで結び固定することや、接着剤で固定
することなどができる。
【0013】本発明の導水具材は、鉢、家庭菜園(プラ
ンター)、ハウス栽培のベッド(栽培床)など種々の植
物の根に導水する場合に利用でき、特に規定水位より高
い位置に導水する場合に用いることが好ましい。
【0014】
【実施例】本発明、植物の根の侵入を阻止する導水具材
の実施例を図1〜図5に基づいて説明する。図1〜図5
に示す植物の根の侵入を阻止する導水具材(以下、導水
具材と称す)1は、導水部材2と、給水被覆部材5とか
らなる。
【0015】導水部材2は、導水部3と、被覆部4とよ
りなる。導水部3は、所定の長さの繊維を複数本束ねた
繊維集積体3a(図1参照)や、不織布3b(図2参
照)により形成されたものであり、一端30側から他端
31側に毛細管作用により導水する機能をもつ。導水部
3は、その全長さL1(図3および図4参照)を目的と
する値に設定される。
【0016】被覆部4は、水を透過しない材質の樹脂製
筒部材よりなり前記導水部3の所定長さL3(図3およ
び図4参照)の両端(一端30および他端31)側を除
く周囲を、予め設定された長さL2領域を被覆し水洩れ
を防止する機能をもつ。給水被覆部材5は、水の透過が
可能で図2に示す植物90の根91の侵入を阻止できる
メッシュ数の値として38よりなるステンレス製の金網
より形成された袋状のものであり、その開口50を、図
2に示す植物90の根91に水を供給できる領域の培養
土92に配置される導水部3の他端31側に挿入し、表
出部311と接触した状態で表出部311を被覆すると
ともに、開口周辺を内周側に押圧し変形させて固定する
ことや、開口周辺を図略の線状部材(紐、針金)などで
結び固定する。
【0017】すなわち、この給水被覆部材5は、前記導
水部3の他端31側の先端310より一端側に向かって
約20mm〜100mmの長さL1を被覆する。する
と、導水部材2は、導水部3の他端31側を、ステンレ
ス製の金網よりなる給水被覆部材5によって被覆されて
いることによって、給水被覆部材5を被覆する前の段階
よりも(導水部材2を単独で用いる場合に比べ)柔軟度
が低くなり、かつ補強されて固くなるため、導水部3の
他端31側を植物90の根91に水を供給できる領域の
培養土領域92への挿入が容易になる。
【0018】なお、本実施例の場合では、導水部3の他
端31側に、図3に示す給水被覆部材5を被覆した後の
厚さt1は約3mm〜8mm、幅w1は約10mm〜2
0mmで厚板形状を呈する。前記のように構成された導
水具材1の使用例を以下に説明する。導水具材1は、導
水部3の一端30を図5に示す規定水位の設定による給
水器具8の貯水部80の水に浸されるとともに、他端3
1側を植物90の根91に水を供給できる領域に配置さ
れて用いられる。
【0019】なお、前記規定水位の設定による給水器具
8は、水受部80と、給水容器81と、保持部82とか
らなる。水受部80は、樹脂製のもので所定の場所に載
置される台部分800と、平坦な内底面802で所定の
量の水を受ける凹状部分801とよりなる。この凹状部
分801には、水が約50cc入り規定水位Hを形成す
る。台部分800には、前記規定水位Hより約35mm
高い位置で導水部材6を挿通するための孔801が略水
平に設けられている。
【0020】給水容器81は、一端に開口810をもつ
有底筒状の飲料水が入った樹脂製ボトル(ペットボト
ル)の用済み後のものを用い、その内部812に水を入
れて、倒立状態に配置して用いられる。給水容器81に
収容できる水の容量は、約500ccである。給水容器
81の外径Dは、95mmである。保持部82は、水の
入った給水容器81を倒立状態で着脱自在に保持する機
能をもつ。保持部82は、倒立状態の給水容器81の外
周壁813を保持する外周保持部分820と、倒立状態
の給水容器81の開口端部分811を、水受部80の内
底面802より2mm〜3mmの間隔Lを隔てた位置に
保持する開口先端保持部分821とを備える。
【0021】外周保持部分821は、水受部80の台部
分800と一体に形成され、台部分800より上方に筒
状に突出するもので、その内周径dは、給水容器81の
外周径Dより若干大きく、給水容器81を倒立させた状
態で着脱可能に給水容器81の外周壁813を保持す
る。開口先端保持部分821は、水受部80の内底面8
02に一体に形成され、水受部80の凹状部分801の
中央から上方に向かって突出し、倒立状態の給水容器8
1の開口端部分800を前記間隔L分、持ち上げた状態
に係止する。なお、開口先端保持部分821には、前記
凹状部分801に連通する開口822をもつ。
【0022】前記規定水位の設定による給水装置8によ
ると、その使用時に、給水器具2の水受部80の凹状部
分801は、保持部5により倒立状態で配置される給水
容器81の開口810から、開口端部分811と凹状部
分801の内底面802との間隔Lを満たす量の水の補
給を受け、規定水位Hを保持する。すなわち、容器81
の開口810から水受部80の凹状部分801に流れ出
た水は、前記間隔Lを満たす規定水位Hに達すると、開
口端部分811から開口810を経て容器8の内部81
2に空気の導入が阻止されるため、水の流れ出が止ま
る。
【0023】そして水受部80の凹状部分801内の規
定水位Hの水は、導水部材2の導水部3の一端30側か
ら他端31側に毛細管作用により移動するとともに、そ
の途中で被覆部4によって水洩れ、および蒸発などが抑
えられつつ、規定水位Hより約1mm〜約200mm高
い上方位置H1の培養土領域92に導水される。このた
め、培養土領域92は、大気の湿度、乾燥度、温度など
に応じて導水部3の他端31側から植物90の根91が
必要とする量の水を常時、含有できる。
【0024】そして植物90の根91は、必要に応じて
培養土領域92に含有された水を吸収する。なお、凹状
部分801の水は、前記導水部3より鉢9の培養土領域
92に導水されかつ消費されるに伴い、前記規定水位H
より低下した消費水位H2となると、開口端部分811
から開口810を経て容器81の内部812に空気が導
入し、空気導入量に相当する量の水が凹状部分801に
流れ出て規定水位Hに達した時点で水の流れ出が止まる
作用が繰り返えされる。
【0025】従って、規定水位の設定による給水装置8
は、保持部82によって、倒立状態に保持された容器8
1の開口810から水受部80の凹状部分801に一
旦、補給され、放置しておいても、長期間、初期時点の
規定水位Hを保持でき、かつこの水を、前記規定水位H
よりも高い位置に載置された鉢9の培養土領域92に長
期間に渡り安定、供給できる。例えば、鉢9のサイズが
約180mmのものに対し、約15〜30日の長期間に
渡り、植物90の根91に水を過不足なく補給できる。
【0026】また、前記のようにして、容器81の内部
812の水が全て消費された時点で、内部812に水が
満たされた別つの容器81に取り替えたり、あるいは容
器81の内部812に水を充填した後、再度、水受部8
0に倒立状態にセットすることによって、さらに前記、
植物90への自然な水補給を継続できる。ここにおいて
本実施例の導水具材1によると、導水部材3は、被覆部
4から外部に露出する導水部3の一端30側が前記規定
水位の設定による給水器具8の水受部80の水に浸され
るとともに、給水被覆部材5によって表出部311と接
触した状態で被覆された他端31側が、前記水受部80
の凹状部分801に入っている水の規定水位Hより約1
mm〜約200mm高い位置H1に設置された鉢9の植
物90の根91に水を供給できる培養土領域92に、挿
入、配置されて用いられる。
【0027】すなわち、本実施例の導水具材1は、植物
90の根91が成長し導水部3の他端31側より、水洩
れを防止するための被覆部4で囲まれた内部40に侵入
して導水部3に絡まり、前記内部40に目詰まりを発生
させ、毛細管作用を停止させる不具合を、前記給水被覆
部材5を用いるのみの簡素な構成で解消することがで
き、かつコスト面で有利である。
【0028】また、導水部3の他端31側を植物90の
根91に水を供給できる領域に配置する場合、他端31
側は、ステンレス製の金網で形成された給水被覆部材5
により柔軟性を低下させ固くなっているため、鉢9の培
養土92への挿入が容易になる。なお、前記鉢9の培養
土領域92よりも低い位置に規定水位Hを常時、形成保
持できることの意味は、規定水位Hの水を必要とする量
のみ、導水部3の毛細管作用を利用して前記規定水位H
より高い位置に存在する植物90の根91に導水でき、
しかも、培養土領域92に吸水される含水が飽和量以上
にならないように、自然制御できる作用を得るためであ
る。
【0029】すなわち、培養土領域92に吸水される含
水が飽和量に近づくに従って自然に導水量が減少すると
ともに、飽和量に以上には、導水を停止でき、かつ鉢9
から外部への飽和量を超過した分の漏水を皆無にできる
機能を得ることができる。この規定水位Hは、鉢9の底
面下に設定されることによって、導水部3の毛細管作用
を効果的に利用して、規定水位Hより高い位置に導水さ
れる量を適切に制御できる。
【0030】従って、導水部3の毛細管作用により前記
規定水位Hより高い位置の培養土領域92に導水する場
合、導水部3の他端31側を被覆する給水被覆部材5と
して、水の透過が可能で植物90の根91の侵入を阻止
できる値のメッシュを用いているため、前記根90の侵
入を阻止できることの他、導水部3の他端31側の表出
部311と接触した状態で表出部311を被覆すること
によって、導水部3による毛細管作用と同じように、給
水被覆部材5自身も毛細管作用を発生させ、導水部3の
他端311側から鉢9の培養土領域92に速やかに導水
させ得る。
【0031】引き続き培養土自体の毛細管作用により所
定量、含水されるが、飽和状態に達成すれば、これより
低い位置の規定水位Hから導水する方式であるため、自
然に制御され、余分な量の導水を停止できるため、一
旦、培養土領域92に導水された後は、鉢9の外部に漏
水することがなく、鉢9の外部に漏水することにより、
床を濡らしたり、汚したりすることがない。
【0032】なお、前記実施例の導水具材1の長手方向
と直交する方向の断面形状は、各図からも判るように、
ほぼ平坦な長方形である場合を示したが、これに限定さ
れるものではなく、略方形のものや、略円形のもの、こ
れらに類似する形状とすることができる。また、前記各
値は、限定されるものではなく、目的に応じて種々設定
できる。
【0033】
【発明の効果】本発明の導水具材は、所定の長さで一端
側から他端側に毛細管作用により導水する導水部と該導
水部の該一端側および該他端側を除く周囲を被覆し水洩
れを防止する被覆部とをもち、該導水部の該一端側が給
水器具の貯水部の水に浸されるとともに、該他端側が植
物の根に水を供給できる領域に配置される導水部材と、
前記導水部の該他端側の表出部と接触した状態で該表出
部を被覆するとともに、水の透過が可能で該植物の該根
の侵入を阻止できる微小隙間をもつ給水被覆部材と、か
らなることを特徴とする。 (1)本発明の導水具材は、前記構成をもつため、導水
部の一端側が給水器具の貯水部の水に浸され、給水被覆
部材で被覆された他端側が植物の根に水を供給できる領
域に配置されて、前記貯水部の水を毛細管作用により前
記領域に導水する場合において、植物の根が成長し導水
部の他端側より、水洩れを防止するための被覆部で囲ま
れた内部に侵入することを、導水部の他端側を被覆する
給水被覆部材によって、阻止できる。
【0034】すなわち、本発明の導水具材によると、従
来の場合で植物の根が成長し、導水部の周囲を被覆する
水洩れを防止するための被覆パイプの内部に侵入して導
水部に絡まり、前記内部に目詰まりを発生させ、導水部
による毛細管作用を停止させる不具合を、コスト面で有
利で簡素な構成で解消することができる。 (2)また、給水被覆部材は、水の透過が可能で植物の
根の侵入を阻止できる微小隙間をもつため、前記根の侵
入を阻止できることの他、導水部の他端側の表出部と接
触した状態で表出部を被覆することによって、導水部に
よる毛細管作用と同じように、それ自身も毛細管作用を
発生させ、導水部の他端側から鉢の培養土領域に速やか
に導水させ得る。 (3)さらに、本発明の導水具材は、導水部の他端側を
植物の根に水を供給できる領域に配置する場合、他端側
は、給水被覆部材により被覆されているため、単独で用
いる場合よりも、柔軟性を低下させ固くなっているた
め、鉢の培養土への挿入が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の植物の根の侵入を阻止する導水具材の
例1の要部を断面して示す説明図。
【図2】実施例の植物の根の侵入を阻止する導水具材の
例2の要部を断面して示す説明図。
【図3】図1における導水具材を、導水部材の導水部の
他端側に給水被覆部材を装着して形成する状態を示す斜
視図。
【図4】図2における導水具材を、導水部材の導水部の
他端側に給水被覆部材を装着して形成する状態を示す斜
視図。
【図5】実施例の植物の根の侵入を阻止する導水具材を
規定水位の設定による給水装置に用いた使用状態の概略
を示す断面図。
【図6】給水装置に用いられる従来の導水具材における
導水部への植物の根の侵入状態を示す断面図。
【符号の説明】
1…導水具材 2…導水部材 3…導水部 4…被覆部
5…給水被覆部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の長さで一端側から他端側に毛細管作
    用により導水する導水部と該導水部の該一端側および該
    他端側を除く周囲を被覆し水洩れを防止する被覆部とを
    もち、該導水部の該一端側が給水器具の貯水部の水に浸
    されるとともに、該他端側が植物の根に水を供給できる
    領域に配置される導水部材と、 前記導水部の該他端側の表出部と接触した状態で該表出
    部を被覆するとともに、水の透過が可能で該植物の該根
    の侵入を阻止できる微小隙間をもつ給水被覆部材と、 からなることを特徴とする植物の根の侵入を阻止する導
    水具材。
  2. 【請求項2】前記給水被覆部材は、金網である請求項1
    記載の植物の根の侵入を阻止する導水具材。
  3. 【請求項3】前記給水被覆部材は、樹脂網である請求項
    1記載の植物の根の侵入を阻止する導水具材。
  4. 【請求項4】前記給水被覆部材と前記導水部材との間に
    は、繊維集積体が介在している請求項1記載の植物の根
    の侵入を阻止する導水具材。
  5. 【請求項5】前記繊維集積体は、セラミック繊維である
    請求項1記載の植物の根の侵入を阻止する導水具材。
  6. 【請求項6】前記繊維集積体は、ロックウールである請
    求項1記載の植物の根の侵入を阻止する導水具材。
JP20024497A 1997-07-25 1997-07-25 植物の根の侵入を阻止する導水具材 Pending JPH1132602A (ja)

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