JPH11326420A - 検相器 - Google Patents

検相器

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JPH11326420A
JPH11326420A JP10135541A JP13554198A JPH11326420A JP H11326420 A JPH11326420 A JP H11326420A JP 10135541 A JP10135541 A JP 10135541A JP 13554198 A JP13554198 A JP 13554198A JP H11326420 A JPH11326420 A JP H11326420A
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JP
Japan
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phase
transmission
transmission line
signal
substation
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Application number
JP10135541A
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English (en)
Inventor
Tsukasa Okano
司 岡野
Shinji Hotehama
眞治 保手濱
Masahiko Morita
政彦 盛田
Sadamu Fujiwara
定 藤原
Tatsuro Fukuhara
達郎 福原
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Chugoku Electric Power Co Inc
Hasegawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Chugoku Electric Power Co Inc
Hasegawa Electric Co Ltd
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠方に離隔した二地点であっても送電線の各
相識別を簡単に行え、迅速かつ確実な各相識別を実現で
き、また、メガリングフィルタを使用する必要がなく、
安全性に富んだ検相作業が可能で労力の軽減と時間短縮
を実現する。 【解決手段】 停止中の三相送電線3について絶縁抵抗
測定と各相識別を行う送電線路用検相器であって、送電
線で接続されて遠方に離隔した変電所と送電鉄塔にそれ
ぞれ設置され、信号用電池11による直流電流を送電線
3の各相に重畳させて伝送信号とし、送電鉄塔から変電
所への伝送信号の送信及び変電所での伝送信号の受信、
伝送信号の受信に基づく変電所から送電鉄塔への返答信
号の送信及び送電鉄塔での返答信号の受信を所定の時間
間隔でかつ各相について所定の順序で実行するアンサー
バックにより、二地点の各々にて送電線3の各相識別、
断線及び接地を判定可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は検相器に関し、送電
線で接続されて遠方に離隔した二地点、例えば、変電所
と送電鉄塔との間に架設された停止中の三相送電線など
について絶縁抵抗測定と各相識別を行うための検相器に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、変電所と送電鉄塔との間に架設
された三相送電線について、各相線間及び対地間の絶縁
抵抗測定と各相識別(検相)を行う作業を定期的に実施
するようになっている。この作業は、検相対象となる変
電所と送電鉄塔との間で三相送電線を停止し、その停止
中の三相送電線について行われる。
【0003】従来では、送電線の各相について対地間の
絶縁抵抗を測定した上で各相識別を行うためにメガリン
グフィルタを使用していた。尚、変電所と送電鉄塔間に
は並行2回線の三相送電線を架設しているのが一般的で
あり、この並行2回線の三相送電線では、1回線を停止
させている時でも他回線が充電状態であれば、他回線か
らの誘導電圧が停止中の送電線に発生するため、その停
止中の三相送電線の絶縁抵抗をメガ測定器により直接的
に測定することができない。
【0004】前述のメガリングフィルタは、誘導電圧に
耐える高耐圧のフィルタであり、停止中の三相送電線に
誘導電圧が発生しても、その誘導電圧を減衰させて三相
送電線の絶縁抵抗測定を可能にする。このメガリングフ
ィルタは、3段のL形フィルタを含む回路及びメガ接続
端子からなる構成要素を格納した収納箱及び絶縁棒で構
成され、その絶縁棒の先端部にフック、基端部にアース
クリップをそれぞれ有する。
【0005】このメガリングフィルタを用いた作業で
は、まず、絶縁棒の基端部にあるアースクリップを接地
した状態で、その絶縁棒の先端部にあるフックを測定対
象の送電線に引掛け係止する。一方、収納箱に設けられ
たメガ接続端子にメガ測定器を接続すれば、そのメガ測
定器により送電線の絶縁抵抗を測定することができる。
即ち、メガリングフィルタによりACの誘導電圧を除
き、DC電圧を対地間に加圧してその時に流れるDC電
流を検出して絶縁抵抗を測定している。尚、メガリング
フィルタの内部抵抗は2MΩに調整されているので、メ
ガ測定器による測定値から2MΩを差し引けば、それが
送電線の絶縁抵抗値となる。
【0006】この送電線の各相識別は、次の要領でもっ
て行われる。まず、停止中の三相送電線について、変電
所又は送電鉄塔のいずれか一地点で送電線を各相一線ず
つ接地し、その他地点で送電線の各相について絶縁抵抗
を前述のメガリングフィルタ及びメガ測定器を利用して
測定する。その他地点での送電線の絶縁抵抗が0Ωであ
れば、変電所と送電鉄塔の二地点での送電線が同相(接
地相)であると判定することができ、これを各相につい
て判定することにより各相識別が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来では、変電所又は送電鉄塔のいずれか一方の地点から
のみの検相であり、また、変電所と送電鉄塔とは何k
m、何十kmとかなり遠方に離隔した地点にあるため、
一地点で送電線を一線ずつ接地する作業者と、他地点で
メガリングフィルタ及びメガ測定器により検相する作業
者とは、例えば無線機や電話機などにより接地相を確認
せざるを得ない。その結果、作業者にとって実感が薄
く、ミスが発生し易いという問題があった。
【0008】また、例えば送電鉄塔でメガリングフィル
タにより検相する作業では、高所での絶縁棒の付け替え
作業等が必要であり、不要な高圧箇所へ接触する危険性
があり、労力と時間を要して作業性が非常に悪いという
問題もあった。
【0009】そこで、本発明は前述の問題点に鑑みて提
案されたもので、その目的とするところは、遠方に離隔
した二地点であっても送電線の各相識別を簡単に行え、
迅速かつ確実な各相識別を実現でき、また、メガリング
フィルタを使用する必要がなく、安全性に富んだ検相作
業が可能で労力の軽減と時間短縮を実現することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めの技術的手段として、本発明は、停止中の三相送電線
などについて絶縁抵抗測定と各相識別を行う検相器であ
って、前記送電線で接続されて遠方に離隔した二地点に
それぞれ設置され、信号用直流電源による直流電流を前
記送電線の各相に重畳させて伝送信号とし、前記一地点
から他地点への伝送信号の送信及び他地点での伝送信号
の受信、前記伝送信号の受信に基づく他地点から一地点
への返答信号の送信及び一地点での返答信号の受信を所
定の時間間隔でかつ各相について所定の順序で実行する
アンサーバックにより、前記二地点の各々にて送電線の
各相識別、断線及び接地を判定可能としたことを特徴と
する。
【0011】また、本発明は、停止中の三相送電線など
について絶縁抵抗測定と各相識別を行う検相器であっ
て、通電中の他の送電線からの誘導電圧を低インピーダ
ンスの抵抗及びコンデンサで接地することにより低圧と
して検相動作を実行することを特徴とする。
【0012】尚、外付け可能なメガ測定器による前記絶
縁抵抗測定とその絶縁抵抗測定による検相、前記絶縁抵
抗測定と前記アンサーバックによる自動検相のそれぞれ
をスイッチによる切り換えでもって実行可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る検相器の実施形態を
以下に詳述する。
【0014】本発明の検相器A,Bは、図2に示すよう
に変電所1と送電鉄塔2との間に架設された三相送電線
3(赤相、白相、青相の送電線3R,3W,3B)につ
いて絶縁抵抗測定と各相識別を行うもので、変電所1と
送電鉄塔2の二地点にそれぞれ設置される。
【0015】検相器Bが設置される送電鉄塔2は、検相
器Aが設置される変電所1から遠方に離隔し、両地点は
何本もの送電鉄塔を介して送電線で接続されている。こ
の検相器A,Bによる検相作業は、検相対象となる変電
所1と送電鉄塔2との間で三相送電線3を停止し、その
停止中の三相送電線3について行われる。
【0016】この検相作業は、前述の変電所と送電鉄塔
との二地点だけでなく、変電所と変電所、或いは送電鉄
塔と送電鉄塔の二地点でも行われ、また、変電所構内の
二地点でも三相送電線以外の他の線路を対象とすること
がある。
【0017】尚、変電所1と送電鉄塔2間には並行2回
線の三相送電線3,4を架設しているのが一般的であ
り、この並行2回線の三相送電線3,4では、1回線の
三相送電線3を停止させている時でも他回線の三相送電
線4が充電状態であれば、他回線の三相送電線4からの
誘導電圧が停止中の三相送電線3に発生するため、その
停止中の三相送電線3の絶縁抵抗をメガ測定器により直
接的に測定することができない。
【0018】そこで、本発明の検相器A,Bを図3に示
すような回路で構成する。尚、図2は三相送電線3のう
ちの一相の送電線3(赤相、白相又は青相の送電線3
R,3W,3B)について、変電所1と送電鉄塔2の両
所に設置された検相器A,Bを示し、これに基づいて、
本発明による検相原理を以下に説明する。他の相の送電
線についても同様である。
【0019】変電所1と送電鉄塔2の二地点に設置され
た検相器A,Bは、通電中の他回線の三相送電線4から
の電磁誘導及び静電誘導により停止中の三相送電線3に
発生する誘導電圧を低インピーダンスの抵抗5(電磁誘
導対策)及びコンデンサ6(静電誘導対策)で接地する
ことにより低圧として以下の検相動作を実行する。
【0020】尚、送電線3に検相器A,Bを接続するた
めのフックを接触させた時、誘導電圧により容量性の過
渡的ピーク値の高い電流が流れるため、抵抗5を挿入す
ることによりその電流を抑えて接触火花の低減、コンデ
ンサ6の保護を行う。また、他回線の送電線4に流れる
電流による電磁誘導電流を低減させるため、前述の抵抗
5を直列に挿入する必要がある。
【0021】このように誘導電圧を低インピーダンスの
抵抗5及びコンデンサ6による接地でもって低圧として
検相動作を実行することにより、検相器A,Bの内部回
路での信号処理が容易になり、内部回路を構成する部品
の小型化が図れて検出器本体の軽量コンパクト化を実現
できる。
【0022】本発明の検相器A,Bは、送電線3にリレ
ー接点7の切換により選択的に接続される二つの電流検
出部8a,8b(以下、第1及び第2の電流検出部と称
す)を具備する。これら第1及び第2の電流検出部8
a,8bは前述のコンデンサ6の両端に接続されてい
る。尚、そのコンデンサ6の一端と第1及び第2の電流
検出部8a,8bとの間には、制御リレー10の作動に
より切り換え動作するリレー接点7が介挿され、コンデ
ンサ6の他端と第1の電流検出部8aとの間には信号用
直流電源である電池11が介挿されている。
【0023】変電所1における停止中の送電線3に検相
器Aを接続して設置し、その変電所1から遠方に離隔し
た場所にある送電鉄塔2における停止中の送電線3に検
相器Bを接続して設置した状態で検相作業を開始する。
【0024】まず、検相器Bを起動させ、その検相器B
の制御リレー10の作動によりリレー接点7が切り換え
られる。この時、通電中の他の送電線4から停止中の送
電線3に誘導電圧が発生した場合であっても、その誘導
電圧を前述の抵抗5及びコンデンサ6による接地でもっ
て低圧とし、その低い誘導電圧のある送電線3の各相に
信号用電池11の直流電流を重畳させて伝送信号とし、
その伝送信号を送電線3へ送出する。その伝送信号は送
電線3を経て検相器Aの第2の電流検出回路8bを動作
させてアースへ戻ると同時に検相器Bの第1の電流検出
回路8aを動作させ、その後、リレー接点7が復帰す
る。
【0025】検相器Aでは、前述したように第2の電流
検出回路8bの動作により制御リレー10が作動し、こ
の制御リレー10の作動によりリレー接点7が切り換え
られる。これにより、前述と同様、抵抗5及びコンデン
サ6の接地による低い誘導電圧のある送電線3の各相に
信号用電池11の直流電流を重畳させて伝送信号とし、
その伝送信号を返答信号として送電線3へ送出する。こ
の返答信号は送電線3を経て検相器Bの第2の電流検出
回路8bを動作させてアースへ戻ると同時に検相器Aの
第1の電流検出回路8aを動作させ、その後、リレー接
点7が復帰する。
【0026】このように検相器A,Bのそれぞれにおい
て、第1、第2の電流検出回路8a,8bのそれぞれの
出力でもって自分側からの伝送信号と相手側からの返答
信号を確認すること(アンサーバック)により、変電所
1と送電鉄塔2の二地点での送電線3が同相で検相良と
判定する。
【0027】また、検相器Bを起動させた時、どの電流
検出回路8a,8bも動作しない場合には、変電所1と
送電鉄塔2の二地点での送電線3が異相で検相不良であ
るか、或いは送電線3が断線していると判定することが
できる。
【0028】更に、検相器Bを起動させた時、第1の電
流検出回路8aは動作するが、伝送信号による返答信号
がなくて第2の電流検出回路8bが動作しない場合に
は、変電所1と送電鉄塔2との間で送電線3が接地され
ていると判定することができる。
【0029】このように第1及び第2の電流検出回路8
a,8bにより、送電鉄塔2から変電所1への伝送信号
の送信及び変電所1での伝送信号の受信、伝送信号の受
信に基づく変電所1から送電鉄塔2への返答信号の送信
及び送電鉄塔2での返答信号の受信を、所定の時間間隔
(後述)でかつ各相について所定の順序(後述)で実行
するアンサーバックにより、変電所1と送電鉄塔2の二
地点で送電線3の各相識別だけでなく、断線及び接地も
チェックすることができる。
【0030】図4に示すように送電線3の各相がアース
フック線12でもって接続され、接地線13が接続され
た二つの検相器A,Bのうち、一方の検相器Bを起動す
ると、所定の順序(例えば、赤、白、青相の順序)で前
述した伝送信号の送信及び返答信号の受信が実行され、
また、他方の検相器Aは、検相器Bの起動信号を受け
て、所定の順序(例えば、赤、白、青相の順序)で伝送
信号の受信及び返答信号の送信が実行され、また、それ
ら送信と受信とが一定の時間間隔(例えば1.5秒)で
もって実行される。そして、両方の検相器A,Bでは、
送電線3の各相についてその検相結果を後述するように
ランプ及びブザー等で表示する。
【0031】次に、変電所1と送電鉄塔2との間に架設
された三相送電線3について検相作業を行うための検相
器A,Bの具体的形態を以下に詳述する。
【0032】図5(a)(b)は本発明の検相器A,B
の外観を示す。この検相器A,Bは、同図に示すように
後述する構成回路部品が内蔵されたハウジング14に背
負いベルト15を取り付けた構造とすることにより、作
業者が送電鉄塔2に登る際に背中に装備することを容易
としている。また、ハウジング14の前面には蓋体16
が開閉自在に設けられ、その蓋体16を開いた前面パネ
ル17には、図6に示すように直接地スイッチ18、機
能選択スイッチ19、メガ相選択スイッチ20、メガ測
定選択スイッチ21、表示ランプ群22と起動ボタン2
3とブザー24とからなる表示部25、メガ接続端子2
6が配設されている。更に、ハウジング14の端面には
把手27が設けられると共に、三相送電線3に接続する
ためのアースフック線12を接続する赤、白、青相の各
端子28R,28W,28Bと、接地線13を接続する
ためのE端子29とが設けられている。
【0033】前述のハウジング14内に収納された構成
回路は図1に示す通りである。尚、図では変電所1と送
電鉄塔2の二地点に設置された二つの検相器A,Bのう
ち、一方の検相器Bのみについて回路構成を示すが、他
方の検相器Aについても同一構成である。
【0034】図1に示すように三相送電線3が接続され
る赤、白、青相の各端子28R,28W,28Bと接地
線13が接続されるE端子29との間に直接地スイッチ
18の接点部30が介挿されている。この三相送電線3
が接続される赤、白、青相の各端子28R,28W,2
8Bには、低インピーダンスの抵抗5(例えば200
W、100Ω)及びコンデンサ6(例えばAC600
V、10μF)が接地接続されている。
【0035】この抵抗5には、チョークコイル31を介
して機能選択スイッチ19の接点部32が接続され、そ
の接点部32のメガ接点にはメガ相選択スイッチ20の
接点部33とメガ測定選択スイッチ21の接点部34が
接続されている。このメガ測定選択スイッチ21の接点
部34にはメガ接続端子26を介してメガ測定器35が
接続可能とされ、また、内部に2MΩ抵抗36が接続さ
れている。
【0036】前述の機能選択スイッチ19の接点部32
の検相接点には、制御論理回路37の出力に基づいて作
動する制御リレー10(図3参照)のリレー接点7を介
してDC電圧検出回路8(図3の第1及び第2の電流検
出部8a,8bと同等のもの)が接続され、このDC電
圧検出回路8の出力に前述の制御論理回路37が接続さ
れている。この制御論理回路37は、起動ボタン23に
よる入力信号に基づいて表示部25において表示ランプ
群22の点灯やブザー24の発音などを制御する。前述
のDC電圧検出回路8には、抵抗5及びコンデンサ6に
より低圧とした誘導電圧に重畳される直流電流を生成す
るための信号用直流電源である電池11が接続されてい
る。
【0037】以上のような回路構成を有する検相器A,
Bの操作要領及び検相動作などを詳述する。尚、以下の
説明では、停止中の三相送電線3への検相器A,Bの接
続、絶縁抵抗測定(メガ測定)、絶縁抵抗測定(メガ測
定)による検相、メガチェック、アンサーバックによる
自動検相の順で詳述する。
【0038】まず、停止中の三相送電線3への検相器
A,Bの接続は次の通りである。変電所1と送電鉄塔2
の二地点において、ハウジング14端面のE端子29に
接地線13を接続すると共に、赤相、白相、青相の各端
子28R,28W,28Bにアースフック線12を接続
し、直接地スイッチ18の「ON」を確認した上で、停
止中の三相送電線3に前述のアースフック線12を各相
対応させて接続する。尚、以下では、変電所1に設置さ
れた検相器Aを相手側とし、送電鉄塔2に設置された検
相器Bを自分側とする。
【0039】まず、検相器A,Bによるメガ測定は、メ
ガ接続端子26に1000V/2000MΩのメガ測定
器35を接続した上で次のようにして行われる。直接地
スイッチ18を「OFF」、機能選択スイッチ19を
「メガ」、メガ測定選択スイッチ21を「E間測定」又
は「線間測定」にする。この時、メガ測定器35の電圧
目盛はコンデンサ6の電圧値を指示している。そのまま
の状態でメガ測定器35の測定スイッチを押すと、前述
のコンデンサ6が充電される時間が経過した後、メガ測
定器35は絶縁抵抗値を指示する。ここで、メガ相選択
スイッチ20を各相に切り換えることにより、三相送電
線3の接地間又は線間の絶縁抵抗を測定してメガ測定器
35にその絶縁抵抗値を表示させる。
【0040】また、検相器A,Bを用いたメガ測定によ
る検相は次の要領で行われる。まず、相手側の検相器A
の直接地スイッチ18を「OFF」、機能選択スイッチ
19を「メガ」、メガ測定選択スイッチ21を「2MΩ
接地」にする。自分側の検相器Bにおいて、メガ相選択
スイッチ20を各相に切り換えることにより、送電線3
の各相について接地間の絶縁抵抗を測定し、自分側の検
相器Bで2MΩを指示する相と、相手側の検相器Aで選
択された相とが合致していれば、変電所1と送電鉄塔2
での送電線3が同相で検相良と判定する。尚、2MΩを
指示せず、それ以上であれば送電線3の断線と判定し、
0MΩであれば送電線3の接地と判定する。
【0041】更に、検相器A,Bによるメガチェック
は、メガ測定選択スイッチ21を「2MΩ点検」にした
上で、メガ測定器35の測定スイッチを押すと、そのメ
ガ測定器35が検相器A,Bの内部の2MΩ抵抗36に
接続された状態となり、メガ測定器35がその2MΩ抵
抗36を測定することになって2MΩを指示するか否か
でメガチェックが可能である。
【0042】次に、アンサーバックによる自動検相は、
例えば赤相、白相、青相の順序で次の要領でもって行わ
れる。尚、相手側及び自分側の2台の検相器A,Bのう
ち、先に「起動」ボタン23を押した一方の検相器が送
信側となり、他方の検相器が自動的に受信側となる。
【0043】まず、相手側及び自分側の両検相器A,B
の直接地スイッチ18を「OFF」、機能選択スイッチ
19を「検相」とする。その状態で自分側の検相器Bの
「起動」ボタン23を押すと、表示部25において「自
分側」ランプと「送信」ランプが点灯し、制御リレー1
0が動作して限流抵抗39を通じて送電線3を介して相
手側の検相器Aに伝送信号が送出される。
【0044】自分側の検相器Bでは、この伝送信号用の
直流電流が流れることを検出抵抗40の端子電圧で検出
する。この端子電圧が検出されなければ、送電線3が断
線していることを判定して表示部25において「断線」
ランプ、「不良」ランプが点灯し〔図7(a)参照、
尚、図中●は点灯、○は消灯を示す〕、ブザー24が発
音(音大)する。尚、「不良」ランプの点灯及びブザー
24の発音があれば、検相動作が進行しないので「起
動」ボタン23をもう一度押すことにより、「不良」ラ
ンプを消灯させると共にブザー24を消音させ、検相動
作を再起動させる。
【0045】前述した自分側の検相器Bから送信されて
きた伝送信号を相手側の検相器Aで受信すると、その受
信した相の制御リレー10が動作し、その相の返答信号
を送電線3へ送出する。その相の送電線3を介して相手
側の検相器Aから送信されてくる返答信号を自分側の検
相器Bで受信すると、自分側の検相器Bでは、表示部2
5においてその相の「相手側」ランプが点灯する。
【0046】この時、相手側及び自分側の検相器A,B
の表示部25において、「自分側」ランプと「相手側」
ランプとで相が異なっている場合、即ち、「自分側」ラ
ンプが赤相であるのに対して、例えば「相手側」ランプ
が白相となっている場合〔図7(b)参照〕は、送電線
3が異相であると判定して「不良」ランプが点灯すると
共にブザー24が発音(音大)する。
【0047】また、自分側の検相器Bによる伝送信号の
送信から一定時間(例えば数秒)経過しても相手側の検
相器Aからの返答信号がない場合には、自分側の検相器
Bの表示部25では、「接地」ランプ及び「不良」ラン
プが点灯し〔図7(c)参照〕、ブザー24が発音(音
大)する。
【0048】自分側の検相器Bの表示部25において、
「自分側」ランプと「相手側」ランプとで相が合致して
いる場合、即ち、「自分側」ランプと「相手側」ランプ
がともに赤相となっている場合は、次の白相の送電線に
ついて前述と同様の検相動作を繰り返し、その結果、
「自分側」ランプが白相であるのに対して、例えば「相
手側」ランプが青相となっている場合〔図7(d)参
照〕は、送電線3が異相であると判定して「不良」ラン
プが点灯すると共にブザー24が発音(音大)する。そ
して、白相が合致している場合には、更に次の青相の送
電線について同様の検相動作を繰り返し、その青相が合
致して三相全てが合致した時点で、三相送電線3の全て
が同相であると判定して「良」ランプが点灯する〔図7
(e)参照〕と共にブザー24が発音(音小)する。
【0049】このようにメガ測定とそのメガ測定による
検相との切り換え、及びメガ測定とアンサーバックによ
る自動検相の切り換えは、機能選択スイッチ19におけ
る「メガ」「検相」及びメガ測定選択スイッチ21にお
ける「E間測定」又は「線間測定」、「2MΩ接地」、
「2MΩ点検」の選択でもって実行可能である。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、信号用直流電源による
直流電流を送電線の各相に重畳させて伝送信号とし、一
地点から他地点への伝送信号の送信及び他地点での伝送
信号の受信、伝送信号の受信に基づく他地点から一地点
への返答信号の送信及び一地点での返答信号の受信を所
定の時間間隔でかつ各相について所定の順序で実行する
アンサーバックにより、遠方に離隔した二地点であって
も送電線の各相識別を簡単に行うことができ、迅速で確
実な各相識別が実現でき、しかも、送電線の各相識別の
みならず、断線及び接地も判定可能であって信頼性も大
幅に向上する。
【0051】また、通電中の他の送電線からの誘導電圧
を低インピーダンスの抵抗及びコンデンサで接地するこ
とにより低圧として検相動作を実行することから、検相
器の内部回路での信号処理が容易になり、内部回路を構
成する部品の小型化が図れて、軽量コンパクトな検相器
を実現できてその実用的価値は大きい。
【0052】更に、絶縁抵抗測定とその絶縁抵抗測定に
よる検相、絶縁抵抗測定とアンサーバックによる自動検
相のそれぞれをスイッチによる切り換えでもって実行可
能としたことにより、スイッチの切り換えだけで簡単に
絶縁抵抗と検相の両作業を行うことができ、しかも、送
電線等の高圧箇所に接触するような危険性もないので、
作業者にとって安全性を充分に確保することができる。
また、作業時間の短縮化、労力の軽減や作業ミスの低減
も図れて作業性の飛躍的な向上を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る検相器の実施形態を示す回路図
【図2】変電所と送電鉄塔間に架設された三相送電線に
検相器を接続した状態を示す構成図
【図3】一相の送電線について変電所と送電鉄塔の両所
に接続した検相器の概略構成を示す回路図
【図4】三相送電線について変電所と送電鉄塔の両所に
検相器を接続した状態を示す構成図
【図5】(a)は検相器の外観を示す側面図 (b)は(a)の背面図
【図6】検相器の前面パネルを示す正面図
【図7】(a)〜(e)は検相器の前面パネルの表示部
を検相状態ごとに示す正面図
【符号の説明】
1 変電所 2 送電鉄塔 3 三相送電線 A,B 検相器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めの技術的手段として、本発明は、停止中の三相送電線
などについて絶縁抵抗測定と各相識別を行うため、前記
送電線で接続されて遠方に離隔した二地点にそれぞれ設
置された二つの検相器であって、信号用直流電源による
直流電流を前記送電線の各相に重畳させて伝送信号と
し、前記一地点から他地点への伝送信号の送信及び他地
点での伝送信号の受信、前記伝送信号の受信に基づく他
地点から一地点への返答信号の送信及び一地点での返答
信号の受信を所定の時間間隔でかつ各相について所定の
順序で実行し、前記他地点での伝送信号の受信がいずれ
の相であっても、前記所定の順序に従う相の返答信号を
送信するアンサーバックにより、前記二地点の各々にて
送電線の各相識別、断線及び接地を判定可能としたこと
を特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】また、本発明は、通電中の他の送電線から
の電磁誘導及び静電誘導により前記停止中の三相送電線
に発生する誘導電圧により流れる過渡的な電流を抑える
抵抗及びコンデンサで、前記停止中の三相送電線を接地
した構成とすることが望ましい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】まず、相手側及び自分側の両検相器A,B
の直接地スイッチ18を「OFF」、機能選択スイッチ
19を「検相」とする(その接点部32はリレー接点7
が接続された接点に切り換えられる)。その状態で自分
側の検相器Bの「起動」ボタン23を押すと、表示部2
5において「自分側」ランプと「送信」ランプが点灯
し、制御リレー10が動作してそのリレー接点7が図1
の白丸で示す接点側に切り換えられ、電池11による伝
送信号(直流電流)が、限流抵抗40、前述のリレー接
点7、機能選択スイッチ19の接点部32、抵抗5を通
じて送電線3を介して相手側の検相器Aに送出される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】この時、自分側の検相器Bでは、接地線1
3から制御リレー10のリレー接点7を介して電池11
伝送信号用の直流電流が流れることをDC電圧検出回
路8により検出抵抗39の端子電圧で検出する。この端
子電圧が検出されなければ、送電線3が断線しているこ
とを判定して表示部25において「断線」ランプ、「不
良」ランプが点灯し〔図7(a)参照、尚、図中●は点
灯、○は消灯を示す〕、ブザー24が発音(音大)す
る。尚、「不良」ランプの点灯及びブザー24の発音が
あれば、検相動作が進行しないので「起動」ボタン23
をもう一度押すことにより、「不良」ランプを消灯させ
ると共にブザー24を消音させ、検相動作を再起動させ
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】前述した自分側の検相器Bから送信されて
きた伝送信号を相手側の検相器Aで受信する。この相手
側の検相器Aでは、制御リレー10のリレー接点7が図
1の黒丸で示す接点側に接続されているので、受信した
伝送信号は、機能選択スイッチ19の接点部32(リレ
ー接点7が接続された接点に切り換えられている)、制
御リレー10のリレー接点7を通じてDC電圧検出回路
8で検出される。このようにして相手側の検相器Aで受
信すると、自分側の検相器Bからの伝送信号の送信の場
合と同様、その受信した相の制御リレー10が動作し、
そのリレー接点7が図1の白丸で示す接点側に切り換え
られ、電池11によるその相の返答信号(直流電流)
が、限流抵抗40、前述のリレー接点7、機能選択スイ
ッチ19の接点部32、抵抗5を通じて送電線3へ送出
する。その相の送電線3を介して相手側の検相器Aから
送信されてくる返答信号を自分側の検相器Bで受信する
と、自分側の検相器Bでは、表示部25においてその相
の「相手側」ランプが点灯する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】この時、相手側及び自分側の検相器A,B
の表示部25において、「自分側」ランプと「相手側」
ランプとで相が異なっている場合、即ち、赤相の伝送信
号により「自分側」ランプが赤相であるのに対して、例
えば前述の伝送信号を白相で受信すると、受信した白相
の制御リレー10の動作により「相手側」ランプが白相
となり、その場合〔図7(b)参照〕は、送電線3が異
相であると判定して「不良」ランプが点灯すると共にブ
ザー24が発音(音大)する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、信号用直流電源による
直流電流を送電線の各相に重畳させて伝送信号とし、一
地点から他地点への伝送信号の送信及び他地点での伝送
信号の受信、伝送信号の受信に基づく他地点から一地点
への返答信号の送信及び一地点での返答信号の受信を所
定の時間間隔でかつ各相について所定の順序で実行し、
前記他地点での伝送信号の受信がいずれの相であって
も、前記所定の順序に従う相の返答信号を送信するアン
サーバックにより、遠方に離隔した二地点であっても送
電線の各相識別を二地点の両方で簡単に行うことがで
き、迅速で確実な各相識別が実現でき、しかも、送電線
の各相識別のみならず、断線及び接地も判定可能であっ
て信頼性も大幅に向上する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】また、通電中の他の送電線からの電磁誘導
及び静電誘導により前記停止中の三相送電線に発生する
誘導電圧により流れる過渡的な電流を抑える抵抗及びコ
ンデンサで、前記停止中の三相送電線を接地した構成と
すれば、検相器の内部回路での信号処理が容易になり、
内部回路を構成する部品の小型化が図れて、軽量コンパ
クトな検相器を実現できてその実用的価値は大きい。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めの技術的手段として、本発明は、停止中の三相送電線
などについて絶縁抵抗測定と各相識別を行うため、前記
送電線で接続されて遠方に離隔した二地点にそれぞれ設
置された二つの検相器であって、信号用直流電源による
直流電流を前記送電線の各相に重畳させて伝送信号と
し、前記一地点から他地点への伝送信号の送信及び他地
点での伝送信号の受信、前記伝送信号の受信に基づく他
地点から一地点への返答信号の送信及び一地点での返答
信号の受信を所定の時間間隔で実行し、かつ、一地点か
ら他地点への伝送信号の送信と他地点から一地点への返
答信号の送信とを各相について所定の順序で実行するア
ンサーバックにより、前記二地点の各々にて送電線の各
相識別、断線及び接地を判定可能としたことを特徴とす
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】このように第1及び第2の電流検出回路8
a,8bにより、送電鉄塔2から変電所1への伝送信号
の送信及び変電所1での伝送信号の受信、伝送信号の受
信に基づく変電所1から送電鉄塔2への返答信号の送信
及び送電鉄塔2での返答信号の受信を、所定の時間間隔
(後述)で実行し、かつ、送電鉄塔2から変電所1への
伝送信号の送信と変電所1から送電鉄塔2への返答信号
の送信とを各相について所定の順序(後述)で実行する
アンサーバックにより、変電所1と送電鉄塔2の二地点
で送電線3の各相識別だけでなく、断線及び接地もチェ
ックすることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】図4に示すように送電線3の各相がアース
フック線12でもって接続され、接地線13が接続され
た二つの検相器A,Bのうち、一方の検相器Bを起動す
ると、所定の順序(例えば、赤、白、青相の順序)で前
述した伝送信号の送信が実行され、他方の検相器Aは、
検相器Bの起動信号を受けて、所定の順序(例えば、
赤、白、青相の順序)で返答信号の送信が実行されると
共に、一方の検相器Bの伝送信号の送信に基づいて他方
の検相器Aでの伝送信号の受信が実行され、他方の検相
器Aからの返答信号の送信に基づいて一方の検相器Bで
の返答信号の受信が実行される。また、それら送信と受
信とが一定の時間間隔(例えば1.5秒)でもって実行
される。そして、両方の検相器A,Bでは、送電線3の
各相についてその検相結果を後述するようにランプ及び
ブザー等で表示する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】まず、相手側及び自分側の両検相器A,B
の直接地スイッチ18を「OFF」、機能選択スイッチ
19を「検相」とする(その接点部32はリレー接点7
が接続された接点に切り換えられる)。その状態で自分
側の検相器Bの「起動」ボタン23を押すと、表示部2
5において「送信」ランプが点灯し、制御リレー10が
動作してそのリレー接点7が図1の白丸で示す接点側に
切り換えられ、電池11による伝送信号(直流電流)
が、限流抵抗40、前述のリレー接点7、機能選択スイ
ッチ19の接点部32、抵抗5を通じて送電線3を介し
て相手側の検相器Aに送出される。この自分側の検相器
Bからの伝送信号の送信は、各相について所定の順序
(例えば、赤、白、青相の順序)で実行され、自分側の
検相器Bでは、「自分側」ランプの送信した相が点灯す
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】前述した自分側の検相器Bから送信されて
きた伝送信号を相手側の検相器Aで受信する。この相手
側の検相器Aでは、制御リレー10のリレー接点7が図
1の黒丸で示す接点側に接続されているので、受信した
伝送信号は、機能選択スイッチ19の接点部32(リレ
ー接点7が接続された接点に切り換えられている)、制
御リレー10のリレー接点7を通じてDC電圧検出回路
8で検出され、そのDC電圧検出回路8の出力により表
示部25において「相手側」ランプの受信した相が点灯
する。一方、相手側の検相器Aでも、自分側の検相器B
からの伝送信号の送信の場合と同様、制御リレー10が
動作してそのリレー接点7が図1の白丸で示す接点側に
切り換えられ、電池11によるその相の返答信号(直流
電流)が、限流抵抗40、前述のリレー接点7、機能選
択スイッチ19の接点部32、抵抗5を通じて送電線3
へ送出する。この相手側の検相器Aからの返答信号の送
信も、各相について所定の順序(例えば、赤、白、青相
の順序)で実行され、相手側の検相器Aでは、「自分
側」ランプの送信した相が点灯する。送電線3を介して
相手側の検相器Aから送信されてくる返答信号を自分側
の検相器Bで受信すると、自分側の検相器Bでは、相手
側の検相器Aと同様、DC電圧検出回路8の出力により
表示部25において「相手側」ランプの受信した相が点
灯する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、信号用直流電源による
直流電流を送電線の各相に重畳させて伝送信号とし、一
地点から他地点への伝送信号の送信及び他地点での伝送
信号の受信、伝送信号の受信に基づく他地点から一地点
への返答信号の送信及び一地点での返答信号の受信を所
定の時間間隔で実行し、かつ、一地点から他地点への伝
送信号の送信と他地点から一地点への返答信号の送信と
を各相について所定の順序で実行するアンサーバックに
より、遠方に離隔した二地点であっても送電線の各相識
別を二地点の両方で簡単に行うことができ、迅速で確実
な各相識別が実現でき、しかも、送電線の各相識別のみ
ならず、断線及び接地も判定可能であって信頼性も大幅
に向上する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 盛田 政彦 広島県広島市中区小町4番33号 中国電力 株式会社内 (72)発明者 藤原 定 兵庫県尼崎市尾浜町3丁目29番3号 長谷 川電機工業株式会社内 (72)発明者 福原 達郎 兵庫県尼崎市尾浜町3丁目29番3号 長谷 川電機工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 停止中の三相送電線などについて絶縁抵
    抗測定と各相識別を行う検相器であって、前記送電線で
    接続されて遠方に離隔した二地点にそれぞれ設置され、
    信号用直流電源による直流電流を前記送電線の各相に重
    畳させて伝送信号とし、前記一地点から他地点への伝送
    信号の送信及び他地点での伝送信号の受信、前記伝送信
    号の受信に基づく他地点から一地点への返答信号の送信
    及び一地点での返答信号の受信を所定の時間間隔でかつ
    各相について所定の順序で実行するアンサーバックによ
    り、前記二地点の各々にて送電線の各相識別、断線及び
    接地を判定可能としたことを特徴とする検相器。
  2. 【請求項2】 停止中の三相送電線などについて絶縁抵
    抗測定と各相識別を行う検相器であって、通電中の他の
    送電線からの誘導電圧を低インピーダンスの抵抗及びコ
    ンデンサで接地することにより低圧として検相動作を実
    行することを特徴とする検相器。
  3. 【請求項3】 外付け可能なメガ測定器による前記絶縁
    抵抗測定とその絶縁抵抗測定による検相、前記絶縁抵抗
    測定と前記アンサーバックによる自動検相のそれぞれを
    スイッチによる切り換えでもって実行可能としたことを
    特徴とする請求項1又は2記載の検相器。
JP10135541A 1998-05-18 1998-05-18 検相器 Pending JPH11326420A (ja)

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JP10135541A JPH11326420A (ja) 1998-05-18 1998-05-18 検相器

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011242391A (ja) * 2010-05-18 2011-12-01 General Electric Co <Ge> 電力計相識別
JP2013029479A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Chugoku Electric Power Co Inc:The 絶縁抵抗測定装置、及び絶縁抵抗測定システム
CN103604992A (zh) * 2013-11-28 2014-02-26 国家电网公司 变电站二次回路无线核相带负荷校保护的方法及系统
JP2014240810A (ja) * 2013-06-12 2014-12-25 中国電力株式会社 事故点探査装置および事故点探査方法

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CN103604992A (zh) * 2013-11-28 2014-02-26 国家电网公司 变电站二次回路无线核相带负荷校保护的方法及系统
CN103604992B (zh) * 2013-11-28 2015-11-04 国家电网公司 变电站二次回路无线核相带负荷校保护的方法及系统

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