JPH11326570A - 核融合炉プラント冷却設備の加圧器圧力制御装置 - Google Patents
核融合炉プラント冷却設備の加圧器圧力制御装置Info
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- JPH11326570A JPH11326570A JP10133890A JP13389098A JPH11326570A JP H11326570 A JPH11326570 A JP H11326570A JP 10133890 A JP10133890 A JP 10133890A JP 13389098 A JP13389098 A JP 13389098A JP H11326570 A JPH11326570 A JP H11326570A
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/10—Nuclear fusion reactors
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プラズマ起動後の加圧器への1次冷却水の流
入による液相部の液相温度低下をできるだけ早い時点で
回復させ、加圧器圧力の加圧器圧力設定値に対する変動
幅が小さくなるような加圧器圧力制御装置を提供する。 【解決手段】 核融合炉プラント冷却設備の加圧器制御
装置は、核融合炉内において発生したプラズマ入熱
(2)を冷却材(3)との熱交換により冷却するダイバ
ータカセット(1)の出口温度を検出し、該出口温度を
不完全微分演算して出口温度時間変化率を算出し、該時
間変化率をプラズマ起動用モニタ及びプラズマ停止用モ
ニタで監視し、プラズマ起動を検知した場合には、加圧
器(11)の液相部(11b)を加熱する比例ヒータ
(15)/バックアップヒータ(14)を所定時間10
0%全投入し、プラズマ停止を検知した場合には、比例
ヒータ/バックアップヒータの100%全投入をリセッ
トする機能を備える。
入による液相部の液相温度低下をできるだけ早い時点で
回復させ、加圧器圧力の加圧器圧力設定値に対する変動
幅が小さくなるような加圧器圧力制御装置を提供する。 【解決手段】 核融合炉プラント冷却設備の加圧器制御
装置は、核融合炉内において発生したプラズマ入熱
(2)を冷却材(3)との熱交換により冷却するダイバ
ータカセット(1)の出口温度を検出し、該出口温度を
不完全微分演算して出口温度時間変化率を算出し、該時
間変化率をプラズマ起動用モニタ及びプラズマ停止用モ
ニタで監視し、プラズマ起動を検知した場合には、加圧
器(11)の液相部(11b)を加熱する比例ヒータ
(15)/バックアップヒータ(14)を所定時間10
0%全投入し、プラズマ停止を検知した場合には、比例
ヒータ/バックアップヒータの100%全投入をリセッ
トする機能を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、核融合炉プラント
冷却設備の加圧器圧力制御装置に関する。
冷却設備の加圧器圧力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な核融合プラント冷却設備を図1
に示す。ダイバータカセット1は、核融合炉内において
発生したプラズマ入熱2を1次冷却材3との熱交換によ
り冷却する。1次冷却材3は、冷却材循環ポンプ4によ
り循環させられ、1次熱交換器5により、2次冷却材6
と熱交換をして冷却される。1次熱交換器5と冷却材ポ
ンプ4との間には、熱交換器出口弁7が設置されてい
る。また、1次冷却材を1次熱交換器5から迂回させる
ためのバイパス弁8も設置されている。これらの熱交換
器出口弁7及びバイパス弁8は、プラズマ入熱1の変動
に対してダイバータカセット1のダイバータ入口温度T
iを一定に制御するために、1次熱交換器5へ流入する
1次冷却材3の流量を調節する。なお、ダイバータカセ
ット1の入口及び出口には、各々ダイバータ入口温度T
i及び出口温度Tdを測定するために、ダイバータ入口
温度センサ及び出口温度センサ9及び10が設けられて
いる。
に示す。ダイバータカセット1は、核融合炉内において
発生したプラズマ入熱2を1次冷却材3との熱交換によ
り冷却する。1次冷却材3は、冷却材循環ポンプ4によ
り循環させられ、1次熱交換器5により、2次冷却材6
と熱交換をして冷却される。1次熱交換器5と冷却材ポ
ンプ4との間には、熱交換器出口弁7が設置されてい
る。また、1次冷却材を1次熱交換器5から迂回させる
ためのバイパス弁8も設置されている。これらの熱交換
器出口弁7及びバイパス弁8は、プラズマ入熱1の変動
に対してダイバータカセット1のダイバータ入口温度T
iを一定に制御するために、1次熱交換器5へ流入する
1次冷却材3の流量を調節する。なお、ダイバータカセ
ット1の入口及び出口には、各々ダイバータ入口温度T
i及び出口温度Tdを測定するために、ダイバータ入口
温度センサ及び出口温度センサ9及び10が設けられて
いる。
【0003】ダイバータカセット1と1次熱交換器5と
の間には、加圧器11が設置されており、この加圧器1
1により、1次冷却材3の圧力を、所定の圧力に制御す
るようになっている。加圧器11は、加圧器11の内部
圧力P11を検出する加圧器圧力センサ12と、冷却材ポ
ンプ4の出口の比較的冷たい水を加圧器11内の気相部
11aに噴霧するスプレー弁13と、加圧器11内の液
相部11bを加熱するバックアップヒータ14及び比例
ヒータ15とを備えている。
の間には、加圧器11が設置されており、この加圧器1
1により、1次冷却材3の圧力を、所定の圧力に制御す
るようになっている。加圧器11は、加圧器11の内部
圧力P11を検出する加圧器圧力センサ12と、冷却材ポ
ンプ4の出口の比較的冷たい水を加圧器11内の気相部
11aに噴霧するスプレー弁13と、加圧器11内の液
相部11bを加熱するバックアップヒータ14及び比例
ヒータ15とを備えている。
【0004】上記のような核融合プラント冷却設備にお
ける制御系としては、ダイバータ入口温度Tiを熱交換
器出口弁7及びバイパス弁8により制御する温度制御系
と、加圧器11のスプレー弁13、比例ヒータ15及び
バックアップヒータ14を操作することにより加圧器1
1の内部圧力P11を圧力設定値に制御する圧力制御系と
の二つの制御系があり、本発明は、後者の圧力制御系に
関する。
ける制御系としては、ダイバータ入口温度Tiを熱交換
器出口弁7及びバイパス弁8により制御する温度制御系
と、加圧器11のスプレー弁13、比例ヒータ15及び
バックアップヒータ14を操作することにより加圧器1
1の内部圧力P11を圧力設定値に制御する圧力制御系と
の二つの制御系があり、本発明は、後者の圧力制御系に
関する。
【0005】従来の加圧水型原子炉(PWR)ベースの
加圧器圧力制御系の構成を図4に示す。図4に示すよう
に、従来の制御では、加圧器圧力センサ12により検出
された加圧器圧力P11と予め設定された加圧器圧力設定
値Prefとの偏差が、PID制御装置30に入力され、
この偏差が次の式(1)により比例微分積分演算処理さ
れる。
加圧器圧力制御系の構成を図4に示す。図4に示すよう
に、従来の制御では、加圧器圧力センサ12により検出
された加圧器圧力P11と予め設定された加圧器圧力設定
値Prefとの偏差が、PID制御装置30に入力され、
この偏差が次の式(1)により比例微分積分演算処理さ
れる。
【数1】 ここで、Kp:比例ゲイン、Kd:微分ゲイン、Ti:
積分時間、Td:微分時間、s:ラプラス演算子であ
る。
積分時間、Td:微分時間、s:ラプラス演算子であ
る。
【0006】PID制御装置30による演算処理後の出
力は、バックアップヒータテーブル31、比例ヒータテ
ーブル32及びスプレー弁テーブル33へ送られる。バ
ックアップヒータテーブル31において、PID制御装
置30からの出力が所定の設定値以下になると、バック
アップヒータ14へヒータON信号が出力され、それに
応答して、バックアップヒータ14が作動する。比例ヒ
ータ15は、PID制御装置からの比例ヒータON信号
に応答して作動し、比例ヒータテーブル32におけるP
ID制御装置30の出力の低下に伴い、比例的に出力を
増加させる。また、スプレー弁は、PID制御装置30
からの出力の増加に伴い、スプレー弁13から噴霧され
る水の量を比例的に増加させる。
力は、バックアップヒータテーブル31、比例ヒータテ
ーブル32及びスプレー弁テーブル33へ送られる。バ
ックアップヒータテーブル31において、PID制御装
置30からの出力が所定の設定値以下になると、バック
アップヒータ14へヒータON信号が出力され、それに
応答して、バックアップヒータ14が作動する。比例ヒ
ータ15は、PID制御装置からの比例ヒータON信号
に応答して作動し、比例ヒータテーブル32におけるP
ID制御装置30の出力の低下に伴い、比例的に出力を
増加させる。また、スプレー弁は、PID制御装置30
からの出力の増加に伴い、スプレー弁13から噴霧され
る水の量を比例的に増加させる。
【0007】このように、バックアップヒータ14、比
例ヒータ15及びスプレー弁13は、PID制御装置3
0からの出力の大きさに依存して作動する。2つのヒー
タ14及び15が作動すると、加圧器11の液相部11
bを加熱し、加圧器11の内部の温度を上昇させること
により、加圧器圧力P11を増加させる。一方、スプレー
弁13が作動すると、加圧器11の気相部11aへ冷却
水を噴霧することにより、加圧器11の内部温度を低下
させ、加圧器圧力P11を低下させる。
例ヒータ15及びスプレー弁13は、PID制御装置3
0からの出力の大きさに依存して作動する。2つのヒー
タ14及び15が作動すると、加圧器11の液相部11
bを加熱し、加圧器11の内部の温度を上昇させること
により、加圧器圧力P11を増加させる。一方、スプレー
弁13が作動すると、加圧器11の気相部11aへ冷却
水を噴霧することにより、加圧器11の内部温度を低下
させ、加圧器圧力P11を低下させる。
【0008】上述した従来の加圧水型原子炉ベースの加
圧器圧力制御系において、プラズマ入熱2を図5(e)
に示すように変化させた場合のシュミレーション結果を
図5に示す。加圧器11の加圧器圧力設定値Prefに対
する加圧器圧力P11の変動幅は、図5(c)に示すよう
に、プラズマ起動後の圧力低下と、これに続くディスラ
プションによる圧力低下時が最も大きく、5.7kg/
cm2aとなる。この理由は、プラズマ起動時には、1
次冷却材の温度上昇に伴う膨張により、加圧器11への
1次冷却材3の流入により液相部11bにおける保有水
分量が増加するするため、加圧器11の内部の加圧器圧
力P11が一旦上昇するが、加圧器11内の液相部11b
よりも低温の1次冷却材2の流入により、液相部11b
の温度が低下し、それに伴い加圧器圧力P11も低下する
ためである。このように加圧器圧力が低下すると、1次
冷却材2の圧力が一定に保てず、ダイバータカセット1
におけるプラズマ入熱2の冷却効率が低くなるため、加
圧器11の内部の加圧器圧力P11をなるべく一定に維持
する必要がある。
圧器圧力制御系において、プラズマ入熱2を図5(e)
に示すように変化させた場合のシュミレーション結果を
図5に示す。加圧器11の加圧器圧力設定値Prefに対
する加圧器圧力P11の変動幅は、図5(c)に示すよう
に、プラズマ起動後の圧力低下と、これに続くディスラ
プションによる圧力低下時が最も大きく、5.7kg/
cm2aとなる。この理由は、プラズマ起動時には、1
次冷却材の温度上昇に伴う膨張により、加圧器11への
1次冷却材3の流入により液相部11bにおける保有水
分量が増加するするため、加圧器11の内部の加圧器圧
力P11が一旦上昇するが、加圧器11内の液相部11b
よりも低温の1次冷却材2の流入により、液相部11b
の温度が低下し、それに伴い加圧器圧力P11も低下する
ためである。このように加圧器圧力が低下すると、1次
冷却材2の圧力が一定に保てず、ダイバータカセット1
におけるプラズマ入熱2の冷却効率が低くなるため、加
圧器11の内部の加圧器圧力P11をなるべく一定に維持
する必要がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の加圧水
型原子炉ベースの圧力制御系では、加圧器圧力P11が加
圧器圧力設定値Prefより低下し、PID制御装置30
からの出力が減少方向に変化しない限り、比例ヒータ1
5及びバックアップヒータ14の出力が増加せず、加圧
器圧力P11が一旦上昇するプラズマ起動時には、図5
(a)に示すように、両ヒータの投入の遅れによる加圧
器11内の加圧器圧力P11の低下幅が大きくなるという
問題点があった。
型原子炉ベースの圧力制御系では、加圧器圧力P11が加
圧器圧力設定値Prefより低下し、PID制御装置30
からの出力が減少方向に変化しない限り、比例ヒータ1
5及びバックアップヒータ14の出力が増加せず、加圧
器圧力P11が一旦上昇するプラズマ起動時には、図5
(a)に示すように、両ヒータの投入の遅れによる加圧
器11内の加圧器圧力P11の低下幅が大きくなるという
問題点があった。
【0010】従って、本発明は、このような問題点を解
決するためになされたもので、プラズマ起動後の加圧器
11への1次冷却水の流入による液相部11bの液相温
度低下をできるだけ早い時点で回復させ、加圧器圧力P
11の加圧器圧力設定値Prefに対する変動幅が小さくな
るような加圧器圧力制御装置を提供することを目的とす
る。
決するためになされたもので、プラズマ起動後の加圧器
11への1次冷却水の流入による液相部11bの液相温
度低下をできるだけ早い時点で回復させ、加圧器圧力P
11の加圧器圧力設定値Prefに対する変動幅が小さくな
るような加圧器圧力制御装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1に記載の本発明による核融合炉プラント冷
却設備の加圧器圧力制御装置は、加圧器からの加圧器圧
力を演算処理し、その出力に応じてスプレー弁及びヒー
タを作動させて加圧器の圧力を制御する加圧器圧力制御
装置に、さらに、核融合炉内において発生したプラズマ
入熱を冷却材との熱交換により冷却するダイバータカセ
ットの出口温度を検出し、検出された該出口温度を不完
全微分演算して出口温度時間変化率を算出し、該出口温
度時間変化率をプラズマ起動用モニタ及びプラズマ停止
用モニタで監視し、(1)該プラズマ起動用モニタが該
プラズマ起動を検知した場合に、前記加圧器の液相部を
加熱する前記ヒータを所定時間100%全投入し、
(2)該プラズマ停止用モニタが該プラズマ停止を検知
した場合に、前記ヒータの前記100%全投入をリセッ
トする機能を付加したことを特徴としている。
め、請求項1に記載の本発明による核融合炉プラント冷
却設備の加圧器圧力制御装置は、加圧器からの加圧器圧
力を演算処理し、その出力に応じてスプレー弁及びヒー
タを作動させて加圧器の圧力を制御する加圧器圧力制御
装置に、さらに、核融合炉内において発生したプラズマ
入熱を冷却材との熱交換により冷却するダイバータカセ
ットの出口温度を検出し、検出された該出口温度を不完
全微分演算して出口温度時間変化率を算出し、該出口温
度時間変化率をプラズマ起動用モニタ及びプラズマ停止
用モニタで監視し、(1)該プラズマ起動用モニタが該
プラズマ起動を検知した場合に、前記加圧器の液相部を
加熱する前記ヒータを所定時間100%全投入し、
(2)該プラズマ停止用モニタが該プラズマ停止を検知
した場合に、前記ヒータの前記100%全投入をリセッ
トする機能を付加したことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る加圧器圧力制
御装置を説明する。図2は、本発明による加圧器圧力制
御装置の一実施形態における圧力制御系の構成を示す図
である。本発明においては、プラズマの起動及び停止の
検知は、ダイバータカセット1の出口に設けられたダイ
バータ出口温度センサ10によるダイバータ出口温度T
dの検出値に基づいて行われる。即ち、図2において、
検出されたダイバータ出口温度Tdは、PID制御装置
20へ入力され、そこで次の式(2)により不完全微分
演算される。
御装置を説明する。図2は、本発明による加圧器圧力制
御装置の一実施形態における圧力制御系の構成を示す図
である。本発明においては、プラズマの起動及び停止の
検知は、ダイバータカセット1の出口に設けられたダイ
バータ出口温度センサ10によるダイバータ出口温度T
dの検出値に基づいて行われる。即ち、図2において、
検出されたダイバータ出口温度Tdは、PID制御装置
20へ入力され、そこで次の式(2)により不完全微分
演算される。
【数2】 ここで、K:微分ゲイン、τ:微分時間、s:ラプラス
演算子である。
演算子である。
【0013】PID制御装置20からの出力は、プラズ
マ起動用モニタであるハイモニタ21及びプラズマ停止
用モニタであるローモニタ22へ送られ、出力である温
度時間変化率を監視することにより、プラズマ起動及び
停止が各々検知される。なお、誤動作防止のために、ハ
イモニタ21及びローモニタ22の出口には、各々オン
ディレータイマ23及び24が設置されている。
マ起動用モニタであるハイモニタ21及びプラズマ停止
用モニタであるローモニタ22へ送られ、出力である温
度時間変化率を監視することにより、プラズマ起動及び
停止が各々検知される。なお、誤動作防止のために、ハ
イモニタ21及びローモニタ22の出口には、各々オン
ディレータイマ23及び24が設置されている。
【0014】プラズマ起動時には、ダイバータ出口温度
Tdが上昇し、ハイモニタ22からの出力はONとな
る。ON状態がタイマ設定時間だけ持続すると、オンデ
ィレータイマ23がONとなり、その出力を受けて、フ
リップフロップ25のSETがONになる。フリップフ
ロップ25のSETがONになると、比例ヒータ15及
びバックアップヒータ14が100%出力で投入され
る。両ヒータ14及び15の投入時間は、プラズマ起動
時における1次冷却水2の加圧器11への流入による加
圧器11内の液相部11bの保有水増加分を飽和温度ま
で上昇させるために必要な熱量と、両ヒータ容量とから
算出される。このヒータ投入時間は、オンディレータイ
マ26に設定され、オンディレータイマ26からの出力
は、OR素子27を介して、フリップフロップ25のR
ESETに入力される。
Tdが上昇し、ハイモニタ22からの出力はONとな
る。ON状態がタイマ設定時間だけ持続すると、オンデ
ィレータイマ23がONとなり、その出力を受けて、フ
リップフロップ25のSETがONになる。フリップフ
ロップ25のSETがONになると、比例ヒータ15及
びバックアップヒータ14が100%出力で投入され
る。両ヒータ14及び15の投入時間は、プラズマ起動
時における1次冷却水2の加圧器11への流入による加
圧器11内の液相部11bの保有水増加分を飽和温度ま
で上昇させるために必要な熱量と、両ヒータ容量とから
算出される。このヒータ投入時間は、オンディレータイ
マ26に設定され、オンディレータイマ26からの出力
は、OR素子27を介して、フリップフロップ25のR
ESETに入力される。
【0015】一方、プラズマ停止時にはダイバータ出力
温度Tdが低下し、ローモニタ22からの出力がONと
なり、ON状態が設定時間だけ継続すると、オンディレ
ータイマ24がONとなる。オンディレータイマ24か
らの出力は、OR素子27を介してフリップフロップ2
5のRESETへ入力され、ヒータ全投入中(100%
投入中)においても、プラズマ停止が起これば、ヒータ
全投入を中止するようになっている。
温度Tdが低下し、ローモニタ22からの出力がONと
なり、ON状態が設定時間だけ継続すると、オンディレ
ータイマ24がONとなる。オンディレータイマ24か
らの出力は、OR素子27を介してフリップフロップ2
5のRESETへ入力され、ヒータ全投入中(100%
投入中)においても、プラズマ停止が起これば、ヒータ
全投入を中止するようになっている。
【0016】ここで、従来の加圧水型原子炉ベースの圧
力制御系に、本発明による圧力制御系を付加した場合で
のシュミレーション結果を図3に示す。図3において、
プラズマ入熱の変化パターンは、従来例の図5のシュミ
レーションの場合と同じである。
力制御系に、本発明による圧力制御系を付加した場合で
のシュミレーション結果を図3に示す。図3において、
プラズマ入熱の変化パターンは、従来例の図5のシュミ
レーションの場合と同じである。
【0017】図3(a)に示すように、プラズマ起動が
起こると、上述した制御系によりダイバータ出口温度P
11の温度上昇から素早くプラズマ起動を検知し、比例ヒ
ータ15及びバックアップヒータ14が100%出力で
先行的に投入される。この両ヒータの先行投入により、
図3(d)に示すように、加圧器11内の液相部11b
の温度は、図5(d)の場合と比較して、速やかに加圧
器内の飽和温度にまで上昇し、その結果、図3(c)に
示すように、加圧器圧力P11の加圧器圧力設定値Pref
に対する変動幅は、2.7kg/cm2aまで低減され
る。
起こると、上述した制御系によりダイバータ出口温度P
11の温度上昇から素早くプラズマ起動を検知し、比例ヒ
ータ15及びバックアップヒータ14が100%出力で
先行的に投入される。この両ヒータの先行投入により、
図3(d)に示すように、加圧器11内の液相部11b
の温度は、図5(d)の場合と比較して、速やかに加圧
器内の飽和温度にまで上昇し、その結果、図3(c)に
示すように、加圧器圧力P11の加圧器圧力設定値Pref
に対する変動幅は、2.7kg/cm2aまで低減され
る。
【0018】
【発明の効果】本発明による核原子炉プラント冷却設備
の加圧器圧力制御装置は、加圧器からの加圧器圧力を演
算処理し、その出力に応じてスプレー弁及びヒータを作
動させて加圧器の圧力を制御する加圧器圧力制御装置
に、さらに、核融合炉内において発生したプラズマ入熱
を冷却材との熱交換により冷却するダイバータカセット
の出口温度を検出し、検出された該出口温度を不完全微
分演算して出口温度時間変化率を算出し、該出口温度時
間変化率をプラズマ起動用モニタ及びプラズマ停止用モ
ニタで監視し、(1)該プラズマ起動用モニタが該プラ
ズマ起動を検知した場合に、前記加圧器の液相部を加熱
する前記ヒータを所定時間100%全投入し、(2)該
プラズマ停止用モニタが該プラズマ停止を検知した場合
に、前記ヒータの前記100%全投入をリセットする機
能を付加しているので、ダイバータカセットの出口温度
上昇から素早くプラズマ起動を検知して、ヒータを先行
的に所定時間100%出力で投入することができ、プラ
ズマ起動後、並びに起動後短時間でプラズマ停止が生じ
た場合の圧力低下を抑制することができる。
の加圧器圧力制御装置は、加圧器からの加圧器圧力を演
算処理し、その出力に応じてスプレー弁及びヒータを作
動させて加圧器の圧力を制御する加圧器圧力制御装置
に、さらに、核融合炉内において発生したプラズマ入熱
を冷却材との熱交換により冷却するダイバータカセット
の出口温度を検出し、検出された該出口温度を不完全微
分演算して出口温度時間変化率を算出し、該出口温度時
間変化率をプラズマ起動用モニタ及びプラズマ停止用モ
ニタで監視し、(1)該プラズマ起動用モニタが該プラ
ズマ起動を検知した場合に、前記加圧器の液相部を加熱
する前記ヒータを所定時間100%全投入し、(2)該
プラズマ停止用モニタが該プラズマ停止を検知した場合
に、前記ヒータの前記100%全投入をリセットする機
能を付加しているので、ダイバータカセットの出口温度
上昇から素早くプラズマ起動を検知して、ヒータを先行
的に所定時間100%出力で投入することができ、プラ
ズマ起動後、並びに起動後短時間でプラズマ停止が生じ
た場合の圧力低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般的な核融合プラント冷却設備を示す図で
ある。
ある。
【図2】 本発明による加圧器圧力制御装置の一実施形
態における圧力制御系の構成を示す図である。
態における圧力制御系の構成を示す図である。
【図3】 本発明による加圧器圧力制御装置の一実施形
態における圧力制御系によるシュミレーション結果を示
すグラフである。
態における圧力制御系によるシュミレーション結果を示
すグラフである。
【図4】 従来の加圧水型原子炉ベースの加圧器圧力制
御系の構成を示す図である。
御系の構成を示す図である。
【図5】 従来の圧力水型原子炉ベースの圧力制御系に
よるシュミレーション結果を示すグラフである。
よるシュミレーション結果を示すグラフである。
1…ダイバータカセット、2…プラズマ入熱、3…1次
冷却材、4…冷却材循環ポンプ、5…1次熱交換器、6
…2次冷却材、7…熱交換器出口弁、8…バイパス弁、
9…ダイバータ入口温度センサ、10…ダイバータ出口
温度センサ、11…加圧器、11a…気相部、11b…
液相部、12…加圧器圧力センサ、13…スプレー弁、
14…バックアップヒータ、15…比例ヒータ、20,
30…PID制御装置、21…ハイモニタ、22…ロー
モニタ、23,24,26…オンディレータイマ、25
…フリップフロップ、27…OR素子、31…バックア
ップヒータテーブル、32…比例ヒータテーブル、33
…スプレー弁テーブル、P11…加圧器圧力、Pref…加
圧器圧力設定値、Ti…ダイバータ入口温度、Td…ダ
イバータ出口温度。
冷却材、4…冷却材循環ポンプ、5…1次熱交換器、6
…2次冷却材、7…熱交換器出口弁、8…バイパス弁、
9…ダイバータ入口温度センサ、10…ダイバータ出口
温度センサ、11…加圧器、11a…気相部、11b…
液相部、12…加圧器圧力センサ、13…スプレー弁、
14…バックアップヒータ、15…比例ヒータ、20,
30…PID制御装置、21…ハイモニタ、22…ロー
モニタ、23,24,26…オンディレータイマ、25
…フリップフロップ、27…OR素子、31…バックア
ップヒータテーブル、32…比例ヒータテーブル、33
…スプレー弁テーブル、P11…加圧器圧力、Pref…加
圧器圧力設定値、Ti…ダイバータ入口温度、Td…ダ
イバータ出口温度。
Claims (1)
- 【請求項1】 加圧器からの加圧器圧力を演算処理し、
その出力に応じてスプレー弁及びヒータを作動させて加
圧器の圧力を制御する核融合炉プラント冷却設備の加圧
器圧力制御装置において、さらに、核融合炉内において
発生したプラズマ入熱を冷却材との熱交換により冷却す
るダイバータカセットの出口温度を検出し、検出された
該出口温度を不完全微分演算して出口温度時間変化率を
算出し、該出口温度時間変化率をプラズマ起動用モニタ
及びプラズマ停止用モニタで監視し、(1)該プラズマ
起動用モニタが該プラズマ起動を検知した場合に、前記
加圧器の液相部を加熱する前記ヒータを所定時間100
%全投入し、(2)該プラズマ停止用モニタが該プラズ
マ停止を検知した場合に、前記ヒータの前記100%全
投入をリセットする機能を備えることを特徴とする核融
合炉プラント冷却設備の加圧器圧力制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10133890A JPH11326570A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 核融合炉プラント冷却設備の加圧器圧力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10133890A JPH11326570A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 核融合炉プラント冷却設備の加圧器圧力制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11326570A true JPH11326570A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=15115502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10133890A Withdrawn JPH11326570A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 核融合炉プラント冷却設備の加圧器圧力制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11326570A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013127387A (ja) * | 2011-12-19 | 2013-06-27 | Mitsubishi Electric Corp | 原子炉の加圧器のヒータ制御システム |
-
1998
- 1998-05-15 JP JP10133890A patent/JPH11326570A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013127387A (ja) * | 2011-12-19 | 2013-06-27 | Mitsubishi Electric Corp | 原子炉の加圧器のヒータ制御システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050802 |