JPH11327236A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11327236A
JPH11327236A JP10127509A JP12750998A JPH11327236A JP H11327236 A JPH11327236 A JP H11327236A JP 10127509 A JP10127509 A JP 10127509A JP 12750998 A JP12750998 A JP 12750998A JP H11327236 A JPH11327236 A JP H11327236A
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JP
Japan
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main body
image forming
forming apparatus
force
urging
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JP10127509A
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Inventor
Ichiji Kitajima
一司 北島
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開閉可能な上部本体と下部本体の支持部分の
強度と剛性を高めるとともに、上部本体と下部本体の位
置精度を保証した構成をより簡単且つ小型に実現するこ
とができる画像形成装置を提供すること。 【構成】 装置本体が上部本体9と下部本体15に分割
され、上部本体9は下部本体15に対して開閉可能に支
持され、下部本体15に対して上部本体9を支持する回
転支軸16を装置端部に設け、上部本体9を開き方向に
押し上げる付勢部材18を上部本体9と下部本体15と
の間に有する画像形成装置において、一端が前記回転支
軸16の支持部分と係合し他端が前記付勢部材18と係
合する回転支軸押え部材(補強部材)23を下部本体1
5の端部に設けて下部本体15端部に作用する付勢部材
18の影響を軽減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クラムシェルタイ
プの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタ等の画像形成装置に
は、ジャム処理、プロセスカートリッジの交換、トナー
の補給、現像部或は感光ドラム等の保守点検等の操作を
容易にするため、装置本体を上下に分割し、上部本体を
下部本体に対して開閉可能に構成した方式のものがあ
る。
【0003】斯かる画像形成装置の開閉構造の一例とし
て、装置の一端部に、上部本体と下部本体とを開閉可能
に支持する回転支軸と、その回転支軸を支える支軸保持
部と、上部本体を上方へ開放する際に開放動作を容易に
するための上部本体の重量に打ち勝つような付勢力を発
生する付勢手段と、装置動作時に上部本体を下部本体側
に閉じた状態にしておくための上部本体の開放を止める
ロック部材とを設けたものがある。
【0004】ところで、上部本体を押し上げる付勢部材
としては、気体の圧縮力を利用したガスダンパー、鋼線
の捩り剛性力を利用したトーションバーやコイルバネ等
がある。特に、コイルバネ方式は、比較的大きな力を有
する付勢手段をコンパクトに配置することができ、その
構成も簡単でコスト的にも有利であるため、小型のディ
スクトップ装置に広く用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方式では、付勢部材は一方は上部本体が開いたとき上部
本体の重量と釣り合うよう設定されており、他方は下部
本体に作用しているため、下部本体側のこの部分の強度
アップを図る必要があった。
【0006】図8は上部本体が開いた状態のときに上部
本体に作用する力をモデル化した図であり、図中、Wは
上部本体の各部材の重量の合計値、LW は上部本体の各
部材の重心から上部本体の回転支軸までの距離、fは上
部本体が開いたときに付勢部材が上部本体に加えている
付勢力、Lf は上部本体に作用している付勢力の作用点
から上部本体の回転支持までの距離、θは上部本体が開
いたときの開き角である。
【0007】ここで、上部本体が開いているためには、 W×LW ×cosθ≦f×Lf ×cosθ … (1) なる関係が成り立つ必要がある。
【0008】図9は上部本体が閉じた状態のときに上部
本体に作用する力をモデル化した図であり、図中、FW
は上部本体を閉じたときに付勢部材が上部本体に加えて
いる付勢力、W1 は上部本体を閉じた状態に保持するた
めのレバーの部分に作用している力であり、W2 は上部
本体の回転支軸部に作用している力、L1 は前記レバー
部分から上部本体の回転支軸までの距離である。
【0009】ここで、上部本体の回転支軸周りの釣り合
いを考えると、 W1 ×L1 +W×LW =FW ×Lf … (2) W1 +W+W2 =FW … (3) なる関係が成り立つ。
【0010】次に、下部本体に作用している力を算出す
る。
【0011】装置本体が上部本体と下部本体とに分か
れ、上部本体が下部本体に対して開閉可能な形式の画像
形成装置は比較的小型の装置に用いられている。例え
ば、最大サイズが日本工業規格紙のA4の大きさの原稿
が複写できる小型の画像形成装置を例として前述の各力
の大きさを試算する。
【0012】先ず、上部本体が開いた状態において、上
部本体は以下の各部品から構成され、その各重量は原稿
ガラス10.3N、レンズミラー群10.2N、光学駆
動装置(モータを含む)3.9N、原稿圧着板7.1
N、電源部(操作表示部を含む)14.5N、上部本体
の外装カバー15N、メインモータ駆動装置10N、感
光体と現像器及びクリーニング装置8.3N 上部本体
のフレーム枠体等の構造体47.4Nであり、合計で1
26.7Nになる。
【0013】又、上部本体の開き角は35°、上部本体
の重心から回転支軸までの距離LWは166mm、付勢
力の作用点から回転支軸までの距離Lf は47mmとな
っている。
【0014】上部本体が開いているためには付勢力f
は、前記(1)式より、 f≧W×LW ÷Lf =126.7×166÷47=44
7.5 より447.5N以上必要となる。この付勢力を得るに
は、例えば付勢部材に圧縮コイルバネを使用したとする
と、線径φ2.9mm、中心径18mm、自由長l=1
72mmのSWPB材のバネを51mm圧縮して装置本
体前後に計2本配置することになる。このとき、この圧
縮コイルバネのバネ定数とバネ力は、既知のバネの試算
式からそれぞれ4.405N/mm、224.6Nとな
る。
【0015】次に、上部本体を閉じた状態において、前
記付勢部材である圧縮コイルバネは上部本体の部材に押
されて全長172mmから81mmに縮むため、バネの
力はバネ定数×撓み量=4.405×81=356.8
Nとなり、バネを2本使用しているために付勢力FW
356.8N×2=713.6Nとなる。
【0016】前記力の釣り合い式である(2),(3)
式より回転支軸部に作用している力W2 を求めると、レ
バー部分から上部本体の回転支軸までの距離L1 は41
0mmであるため、 W1 ×410+126.7×166=713.6×47 W1 +126.7+W2 =713.6 よりW2 は556.4Nとなる。
【0017】図10は上部本体が閉じたときの下部本体
に作用する力をモデル化した図である。下部本体に作用
している力f1 とf2 はそれぞれレバーのフック部、回
転支軸部に作用している力で上部本体に作用しているW
1 とW2 の反力であるため、 f1 =W1 =30.5N f2 =W2 =556.4N となる。
【0018】又、Fは付勢部材である圧縮コイルバネが
上部本体側に作用している付勢力FW の反力であるた
め、 F=FW =713.6N となる。
【0019】これらの下部本体に作用している力は上部
本体の重量を支える力であって、特に上部本体と下部本
体の回転支軸及び付勢部材の付勢力を受けている部分に
は上部本体の重量の5〜7倍もの大きな力が作用してい
ることになる。
【0020】従来は、このような大きな力を支え、しか
も、上部本体と下部本体との位置精度を保証するために
は十分に強度のある形状が必要となり、そのため、その
部分は大きな形状となったり、高強度(高剛性)を有す
る材質で構成する必要があり、装置の大型化や複雑化、
製造コストアップ等を招いていた。
【0021】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、開閉可能な上部本体と下部本
体の支持部分の強度と剛性を高めるとともに、上部本体
と下部本体の位置精度を保証した構成をより簡単且つ小
型に実現することができる画像形成装置を提供すること
にある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、装置本体が上部本体と下部
本体に分割され、上部本体は下部本体に対して開閉可能
に支持され、下部本体に対して上部本体を支持する回転
支軸を装置端部に設け、上部本体を開き方向に押し上げ
る付勢部材を上部本体と下部本体との間に有する画像形
成装置において、一端が前記回転支軸の支持部分と係合
し他端が前記付勢部材と係合する補強部材を下部本体の
端部に設けて下部本体端部に作用する付勢部材の影響を
軽減することを特徴とする。
【0023】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記下部本体端部の回転支軸の支持部分を
樹脂材料で構成し、前記補強部材を金属材料で構成した
ことを特徴とする。
【0024】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記補強部材によって下部本体に作用する
付勢力と下部本体の回転支軸部に作用する力との合成力
の上下方向の分力を軽減し、左右方向の分力を下部本体
の回転支軸部の根元部分に作用させることを特徴とす
る。
【0025】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記補強部材によって前記合成力の上下方
向の分力を軽減し、左右方向の分力を下部本体の回転支
軸部の根元部分に作用させることを特徴とする。
【0026】従って、本発明によれば、回転支軸押えで
ある補強部材を下部本体の端部に設け、この補強部材の
一端で上部本体を開き方向に押し上げる付勢部材を受け
ることによって付勢力を支え、他端で上部本体を開閉可
能に支持している回転支軸部分を受けることによってこ
の回転支軸部分に作用している上部本体側への引張力を
支えているため、これらの力の上下方向の分力は打ち消
し合い、その分だけ回転支軸部分に作用する力を軽減す
ることができ、回転支軸部分を支える下部本体側を小型
で簡略化した形状として画像形成装置の小型化と低コス
ト化を実現することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0028】<実施の形態1>図1は本発明の実施の形
態1に係る画像形成装置の概略断面図、図2は同画像形
成装置の側面図(内部構造一部省略)である。
【0029】尚、本実施の形態においては、画像形成装
置の一例として電子写真画像形成プロセスを経て記録媒
体に画像を形成する複写機について説明する。
【0030】図1に示すように、複写すべき原稿1は上
部本体フレーム9の上面に設けられた原稿台ガラス2上
に載置され、原稿圧板2aによって原稿台ガラス2に押
圧される。
【0031】而して、複写動作が開始されると原稿1を
照らす光源3が点灯され、この光源3は矢印a方向へ移
動して原稿1を照射する。
【0032】原稿1から反射した原稿像は光源3と共に
移動するミラー4aで反射し、ミラー4aの1/2の速
度で同方向に移動する折返し反射ミラー対4bで更に反
射した原稿像はレンズ5を通過して固定の反射ミラー群
4cで感光ドラム6に導かれる。即ち、画像情報に応じ
た画像光が感光ドラム6に照射される。
【0033】上記ミラー群4a〜4cの中に置かれたレ
ンズ5は予め設定された倍率位置に移動し、ミラー群4
a〜4cとで複写原稿1の画像を拡大縮小して感光ドラ
ム6上に結像する。
【0034】一方、感光ドラム6は図示矢印方向に回転
しており、一次帯電器6aで予め一様に帯電され、前記
画像光の露光によって感光ドラム6上に潜像が形成さ
れ、この潜像が現像器7によって現像されてトナー像と
して顕画化され、このトナー像は転写帯電器12によっ
て記録媒体としての転写紙に転写される。尚、トナー像
の転写材への転写後に感光ドラム6上に残った残留トナ
ーはクリーニング器8によって除去される。
【0035】このような感光ドラム6、一次帯電器6
a、現像器7及びクリーニング器8はプロセスカートリ
ッジBとして一体にカートリッジ化され、このプロセス
カートリッジBは上部本体9に対して着脱可能に構成さ
れている。
【0036】ここで、現像器7は現像ローラ7aを有し
ており、現像ローラ7aは回転することによってトナー
収納部7bに収納されたトナーを感光ドラム6に供給し
て現像に供する。
【0037】又、クリーニング器8は弾性クリーニング
ブレード8aを有しており、2つのクリーニングブレー
ド8aは感光ドラム6に当接して該感光ドラム6に残留
するトナーを除去する。
【0038】ここで、記録媒体である前記転写紙の搬送
について説明する。
【0039】転写紙を積載した給送カセット10上の最
上位の転写紙は給送手段を構成する不図示の給送ローラ
と分離パットにて1枚ずつ送り出され、所定のタイミン
グで転写紙を感光ドラム6上へ送り出すレジストローラ
11へ搬送され、レジストローラ11で感光ドラム6上
のトナー像とタイミングを合わせて感光ドラム6と転写
帯電器12との間の転写部に搬送され、感光ドラム6上
のトナー像の転写を受ける。
【0040】トナー像が転写された転写紙は搬送ベルト
13によって定着器14に送られ、定着器14によって
トナー像の定着を受ける。尚、定着器14は熱源を有す
る定着ローラ14aに加圧ローラ14bを圧接して構成
され、熱と圧力によって転写紙上のトナー像を転写紙に
固定するものであるとともに、転写紙の搬送手段ともな
っている。
【0041】而して、トナー像が定着された転写紙は定
着器14の出口側に付設された排出ローラ14cによっ
て排出トレイ15c上に排出される。
【0042】以上において、原稿台ガラス2、光源3、
ミラー群4a〜4c、レンズ5等の光学系と、プロセス
カートリッジBと、光学系の可動部材を駆動する駆動源
である不図示のモータ等は上部本体9に取り付けられ、
プロセスカートリッジBと転写紙の搬送手段及び定着器
14の不図示の駆動モータは定着器14の駆動伝達部材
の接続を簡単にするために上部本体9に取り付けられて
いる。
【0043】又、上部本体9及び下部本体15内の各装
置に電気を供給するための電源のメイン基板もスペース
の有効利用の観点から上部本体9の後面側にそれぞれ配
置されている。
【0044】而して、本実施の形態に係る複写機におい
ては、上部本体9を下部本体15に対して開閉可能に結
合して本体を構成している。
【0045】下部本体9と上部本体15を結合する回転
支軸16は、下部本体15に一体的に形成された支軸支
え部17と上部本体9に取り付けられた支軸受け22と
で支持されている。上部本体9を回転支軸16を中心と
して押し上げるための付勢部材18としては一般的にコ
イルバネが用いられ、この付勢部材18の付勢力は回転
支軸16を中心とした上部本体9側の各部材の自重によ
る回転モーメントに打ち勝つような値に設定されてい
る。そして、付勢部材18を収納している収納壁19は
付勢部材18の位置決めガイドとして機能しており、付
勢部材18と指や配線等が接触しないように保護してい
る。尚、この収納壁19は支軸支え部17と連設されて
一体的に下部本体15の端部に形成されている。
【0046】回転支軸押え部材23は下部本体15の支
軸支え部17に沿った形状を有しており、支軸支え部1
7の根元部分に例えば一体的(別体でも可)に形成され
た案内部材28によって付勢部材18の付勢力方向にガ
イドされ、一端は円弧状に成形されて下部本体15の回
転支軸16周りを覆い、他端はL字型に曲げられて付勢
部材18に当接している。これにより、回転支軸押え部
材23は付勢部材18の付勢力の作用方向に対しては回
転支軸16周りの円弧形状部がその力を受け、又、付勢
力の作用と反対方向には案内部材28の一端にて係止さ
れている。ここで、回転支軸押え部材23は強度及び剛
性が十分高い材質(例えば、板金、強化タイプの樹脂材
等)で構成され、図2に示すように装置の前側と奥側に
それぞれ設置されている。
【0047】又、収納壁19の側面に形成された案内溝
20はスライダー21を案内しており、スライダー21
は付勢部材18上に置かれて付勢部材18の蓋をし、付
勢部材18の伸縮に追従して前記案内溝20内を移動す
る。付勢部材18によって押し上げられているスライダ
ー21は、上部本体9に固定された支軸受け22に形成
された突出部22aと当接しており、スライダー21は
付勢部材18の付勢力が上部本体9を開く方向に作用す
る。
【0048】図3は上部本体9が下部本体15に対して
開いた状態の画像形成装置の断面図である。
【0049】この開いた状態において、搬送部にてジャ
ム(紙詰まり)した転写紙を取り除いたり、トナーの補
給、感光ドラム6の交換等のメンテナンス作業を行う。
同図に示すように上部本体9を開けるには、上部本体9
側に取り付けられた軸24を中心としてレバー25を回
転させ、下部本体15側に形成されたレバー係止部26
に形成された角孔27とレバー25との係止状態を解除
すれば良い。
【0050】図4は本実施の形態に係る複写機に作用し
ている主な力を示したもので、それぞれの各力は以下の
通りである。
【0051】W:上部本体フレーム9の各部材の重量の
合計値 FW :付勢部材18が上部本体フレーム9に与えている
付勢力 W1 :上部本体フレーム9を閉じた状態に保持するレバ
ー25部分に作用している力 W2 :上部本体フレーム9の回転支軸16部分に作用し
している力 fa1:下部本体フレーム15に形成されたレバー係止部
26作用している力 fa2:下部本体フレーム15の回転支軸16部分に作用
している力 Fa :付勢部材18が下部本体フレーム15に与えてい
る付勢力 ここで、力の釣り合いの関係から、 fa1=W1 、fa2=W2 、FW =Fa が成立する。
【0052】回転支軸押え部材23は強度及び剛性面で
十分な材質で構成され、案内部材28によって付勢力F
a の方向に動くことが可能であるため、その分力Fav
て回転支軸16の上部を抑えることができる。
【0053】案内部材28と下部本体15の側壁から受
けている力をFah’,Fah”とし、それぞれの部分の摩
擦係数をμ’,μ”とすると、回転支軸押え部材23の
力の釣り合いは、 Fa =μ’・Fah’+μ”・Fah”+Fav となる。
【0054】ここで、μ’・Fah’とμ”・Fah”はF
avに対して十分小さな値であるため、Fa ≒Favと考え
ることができる。
【0055】従って、回転支軸16の部分に作用する鉛
直方向の力Fa3は、 Fa3=fa2−Favと なる。
【0056】これらの値を比較的小型の画像形成装置、
例えば最大サイズがJIS規格紙のA4の大きさの原稿
が複写できる複写機を例にとって試算すると、前述の結
果より上部本体9の重量は126.7Nで、付勢部材1
8の付勢力は上部本体9が下部本体15に対して閉じた
とき713.6Nであり、上部本体9によって下部本体
15の回転支軸16部分に作用している力は前記値の差
の556.4Nとなる。
【0057】従って、本発明を実施した場合の下部本体
15の回転支軸16部分に作用している鉛直方向の力F
a3は、 Fa3=|fa2−Fav|=|556.4−713.6|=
157.2N となり、本発明を実施しない場合と比べて1/3.5と
なる。つまり、回転支軸押え部材23を強度の高い例え
ば板金等で構成すれば下部本体15のこの回転支軸16
部分に作用する力を軽減することができ、従って、下部
本体15の回転支軸16付近の形状を従来に比して強度
及び剛性面でコンパクトに設計することができる。
【0058】更に、回転支軸押え部材23を下部本体1
5に案内している案内部材28を下部本体15の回転支
軸16よりも低い高さ位置に設けることによって、上部
本体9の重量、付勢部材18の付勢力の水平方向の力F
ah’,Fah”の作用点を低くすることが可能となり、下
部本体15の回転支軸部16を倒すモーメント力を軽減
することができ、この倒れによる回転支軸16の位置ズ
レを防ぐこともできる。
【0059】その他、案内部材28は支軸支え部と一体
に形成することもできるため、省スペース、低コストが
実現されるとともに、更に別部品を取り付けないために
リサイクルの面でもメリットが得られる。
【0060】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図5に基づいて説明する。尚、図5は本発明の実
施の形態2に係る画像形成装置の部分断面図であり、本
図においては図1において示したと同一要素には同一符
号を付している。
【0061】本実施の形態では、上部本体9を開閉自在
に支えている下部本体15の回転支軸16周りを支え、
そして、上部本体9の重量を支持している付勢部材18
の付勢力を受けている回転支軸受け部材31が下部本体
15の回転支軸部形状の端部33と下部本体15の外側
に脱着可能に取り付けられたカバー部材32との間に設
置されている。このため、回転支軸受け部材31の取付
性が向上するとともに、この回転支軸受け部材31は回
転支軸16の外側に位置するため、下部本体15の内部
構造物に左右されることなく自由に設置される。
【0062】<実施の形態3>次に、本発明の実施の形
態3を図6に基づいて説明する。尚、図6は本発明の実
施の形態3に係る画像形成装置の部分断面図であり、本
図においても図1において示したと同一要素には同一符
号を付している。
【0063】本実施の形態では、回転支軸受け部材41
が下部本体端部43と下部本体15の外側に取り付けら
れたカバー部材42の間に配置され、この回転支軸受け
部材41は上部本体9の重量を支持している付勢部材1
8の付勢力を受けるとともに、上部本体9を開閉自在に
支持している回転支軸16を支持する形状も有してい
る。このように回転支軸16を直接支持することによっ
て回転支軸受け部材41の材質として強度及び剛性の高
い材質(例えば、板金或は強化樹脂等)を選択すれば、
回転支軸16の位置ズレを一層確実に防ぐことができ
る。
【0064】<実施の形態4>次に、本発明の実施の形
態4を図7に基づいて説明する。尚、図7は本発明の実
施の形態4に係る画像形成装置の部分断面図であり、本
図においても図1において示したと同一要素には同一符
号を付している。
【0065】本実施の形態では、上部本体9を持ち上げ
る付勢部材として、圧縮バネ以外のガスダンパー55を
使用している。
【0066】回転支軸受け部材51は、一端で下部本体
15上の回転支軸16周りを受け、他端部54でガスダ
ンパー55を回転自在に支持し、下部本体15の壁面5
3と該壁面53に取り付けられた固定部材52との間を
下方向に移動可能な状態で保持されている。
【0067】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、回転支軸押えである補強部材を下部本体の端部
に設け、この補強部材の一端で上部本体を開き方向に押
し上げる付勢部材を受けることによって付勢力を支え、
他端で上部本体を開閉可能に支持している回転支軸部分
を受けることによってこの回転支軸部分に作用している
上部本体側への引張力を支えているため、これらの力の
上下方向の分力は打ち消し合い、その分だけ回転支軸部
分に作用する力を軽減することができ、回転支軸部分を
支える下部本体側を小型で簡略化した形状として画像形
成装置の小型化と低コスト化を実現することができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の概
略断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の側
面図である。
【図3】上部本体フレームが下部本体フレームに対して
開いた状態の画像形成装置の断面図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置に作
用している主な力をモデル化した図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の部
分断面図である。
【図6】本発明の実施の形態3に係る画像形成装置の部
分断面図である。
【図7】本発明の実施の形態4に係る画像形成装置の部
分断面図である。
【図8】従来の画像形成装置において上部本体が開いた
状態のときに上部本体に作用する力をモデル化した図で
ある。
【図9】従来の画像形成装置において上部本体が閉じた
状態のときに上部本体に作用する力をモデル化した図で
ある。
【図10】従来の画像形成装置において上部本体が開い
た状態のときに下部本体に作用する力をモデル化した図
である。
【符号の説明】
9 上部本体 15 下部本体 16 回転支軸 18 付勢部材 23 回転支軸押え部材(補強部材) 31 回転支軸受け部材(補強部材) 41 回転支軸受け部材(補強部材) 51 回転支軸受け部材(補強部材) 55 ガスダンパー(付勢部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体が上部本体と下部本体に分割さ
    れ、上部本体は下部本体に対して開閉可能に支持され、
    下部本体に対して上部本体を支持する回転支軸を装置端
    部に設け、上部本体を開き方向に押し上げる付勢部材を
    上部本体と下部本体との間に有する画像形成装置におい
    て、 一端が前記回転支軸の支持部分と係合し他端が前記付勢
    部材と係合する補強部材を下部本体の端部に設けて下部
    本体端部に作用する付勢部材の影響を軽減することを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記下部本体端部の回転支軸の支持部分
    を樹脂材料で構成し、前記補強部材を金属材料で構成し
    たことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記補強部材によって下部本体に作用す
    る付勢力と下部本体の回転支軸部に作用する力との合成
    力の上下方向の分力を軽減し、左右方向の分力を下部本
    体の回転支軸部の根元部分に作用させることを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記補強部材によって前記合成力の上下
    方向の分力を軽減し、左右方向の分力を下部本体の回転
    支軸部の根元部分に作用させることを特徴とする請求項
    3記載の画像形成装置。
JP10127509A 1998-05-11 1998-05-11 画像形成装置 Pending JPH11327236A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007178607A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Brother Ind Ltd 画像形成装置

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JP2007178607A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Brother Ind Ltd 画像形成装置

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