JPH11328202A - 図書管理システム及び図書管理方法並びに図書管理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

図書管理システム及び図書管理方法並びに図書管理プログラムを記録した記録媒体

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JPH11328202A
JPH11328202A JP10133298A JP13329898A JPH11328202A JP H11328202 A JPH11328202 A JP H11328202A JP 10133298 A JP10133298 A JP 10133298A JP 13329898 A JP13329898 A JP 13329898A JP H11328202 A JPH11328202 A JP H11328202A
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JP10133298A
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Hideki Kawasaki
秀基 河崎
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図書館に所蔵される図書を管理する図書管理
システムにおいて、図書情報の更新作業に伴う作業者の
労力低減及び作業時間の短縮を図る。 【解決手段】 携帯端末装置30は、更新対象となる図書
に貼付されたバーコードをバーコードリーダ38で読み取
り、図書特定情報をメモリ34に蓄積する。図書情報管理
装置10は、携帯端末装置30のメモリ34に蓄積された図書
特定情報を、図書特定情報が羅列されたテキスト形式の
ファイル(以下「IDファイル」という)に変換して保
存する。そして、各種図書情報を一括更新する場合に
は、図書情報管理装置10において、IDファイルを読み
込み、IDファイルに記述された図書特定情報に基いて
データベース26が検索され、各種図書情報がモニタ18に
一覧形式で表示される。その後、表示された各種図書情
報を確認し、更新する図書情報を設定して更新処理を実
行すると、設定内容に基づいてデータベース26の一括更
新が実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図書館に所蔵され
る図書を管理する図書管理システムにおいて、特に、図
書情報の更新作業に伴う作業者の労力低減及び作業時間
の短縮を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図書館には、図書を管理する
図書管理システムが導入されている。図書管理システム
では、各図書毎に、部署,所蔵館,配置場所等から構成
される図書情報がデータベースに登録される。図書を特
定するために、各図書には、ユニークな識別番号が付さ
れたバーコードが貼付される。図書情報の参照或いは更
新を行うときには、処理対象となる図書を端末まで運
び、端末に備え付けられたバーコードリーダにより図書
のバーコードが読み取られる。すると、バーコードによ
り特定される識別番号に基づいてデータベースが参照さ
れ、処理対象となる図書の図書情報がモニタ等の画面に
表示される。その後、必要に応じて図書情報の更新が行
われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図書館で
は、古くなった図書の廃棄、或いは、図書の移動等の作
業が不定期に行われる。従来の図書管理システムでは、
かかる作業に伴う図書情報の更新を行うために、処理対
象となる図書を全て端末まで運び、図書に貼付されたバ
ーコードを読み取らなければならない。
【0004】しかしながら、処理対象となる図書が少な
い場合には、特に問題は生じないが、処理対象となる図
書が増えるに従って、作業者の労力が激増する。例え
ば、ある棚に配置されている図書をまとめて他の棚に移
動する場合、処理対象となる図書を一旦端末まで運んで
バーコードを読み取り、その後、図書を移動先の棚まで
運ばなければならない。かかる作業量は、図書館の規模
が大きい場合には、莫大なものとなってしまう。
【0005】そこで、本発明は以上のような従来の問題
点に鑑み、図書情報の更新を行う際に、図書を端末まで
運ぶ労力を削減することで、作業者の労力低減及び作業
時間の短縮が可能な技術を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、各図書に付随する各種図書情報を登録する図
書情報登録手段と、各図書毎に付与された図書特定情報
を収集し、収集した図書特定情報を羅列したファイルを
作成するファイル作成手段と、該ファイル作成手段によ
り作成されたファイルに羅列された図書特定情報に基づ
いて、前記図書情報登録手段に登録された各種図書情報
を検索し、各種図書情報の一覧を表示する図書情報表示
手段と、該図書情報表示手段により表示された各種図書
情報に対して、特定の図書情報を一括して更新する図書
情報更新手段と、を含んで図書管理システムを構成し
た。
【0007】かかる構成によれば、特定の図書に関する
図書情報を更新する場合、ファイル作成手段により、各
図書に付与された図書特定情報が収集され、収集された
図書特定情報が羅列されたファイルが作成される。そし
て、ファイルに羅列された図書特定情報に基いて、図書
情報登録手段が検索され、図書特定情報が特定する図書
に関する各種図書情報の一覧が表示される。表示された
各種図書情報を確認した後、図書情報更新手段により特
定の図書情報が一括更新される。即ち、図書情報の更新
は、図書特定情報が羅列されたファイルに基いて行われ
るため、例えば、更新対象となる図書を運ぶ必要がな
く、作業者の労力低減及び作業時間の短縮が図られる。
【0008】請求項2記載の発明は、前記ファイル作成
手段は、各図書毎に付与された図書特定情報を収集する
携帯型の図書特定情報収集手段と、該図書特定情報収集
手段により収集された図書特定情報を、図書特定情報が
羅列されたファイルに変換する変換手段と、を含んだ構
成とした。かかる構成によれば、図書特定情報が羅列さ
れたファイルを作成する場合、図書が配置されている棚
まで携帯型の図書特定情報収集手段を運んで、その場で
図書特定情報が収集される。そして、変換手段により、
収集された図書特定情報が図書特定情報が羅列されたフ
ァイルに変換される。従って、図書特定情報の収集は、
図書が配置されている棚において行われるため、図書特
定情報の収集が極めて少ない労力で行われる。
【0009】請求項3記載の発明は、前記ファイルは、
テキスト形式のファイルである構成とした。かかる構成
によれば、ファイルはテキスト形式で記述されるため、
作成されたファイルは殆どの電子計算機で読み取られ
る。請求項4記載の発明は、前記図書情報表示手段は、
前記図書特定情報により特定される図書に付随する各種
図書情報を図書情報登録手段から検索し、各種図書情報
の一覧を表示する構成とした。
【0010】かかる構成によれば、更新対象となる図書
の各種図書情報が一覧形式で表示されるので、検索対象
の図書を検索前に確認することができ、図書特定情報の
収集ミス等による更新対象外の図書情報の更新、或い
は、更新漏れ等のミスが防止される。請求項5記載の発
明は、前記図書情報表示手段は、前記図書情報登録手段
を検索する検索範囲を設定する検索範囲設定手段を備
え、該検索範囲設定手段により設定された検索範囲内
で、前記ファイルに羅列された図書特定情報により特定
される図書を除いた図書に付随する各種図書情報を図書
情報登録手段から検索し、各種図書情報の一覧を表示す
る構成とした。
【0011】かかる構成によれば、所定範囲内における
大部分の図書の図書情報が更新対象となる場合には、検
索範囲設定手段により、図書情報登録手段を検索する検
索範囲が設定される。そして、設定された範囲内で、フ
ァイルに羅列された図書特定情報により特定される図書
を除いた図書に関する図書情報が検索され、その検索結
果たる各種図書情報の一覧が表示される。例えば、ある
図書館における2階の南の棚に配置されている図書の大
部分が更新対象となる場合には、更新対象とならない図
書の図書特定情報のみを収集すればよいので、図書特定
情報の収集量を大幅に低減することができ、作業者の労
力低減及び作業時間の短縮がより効率的に行われる。
【0012】請求項6記載の発明は、前記図書情報更新
手段は、前記図書情報表示手段により表示された各図書
毎の各種図書情報の中から、更新対象外となる図書を指
定する図書指定手段を備え、該図書指定手段により指定
された図書を除いた図書の各種図書情報を一括して更新
する構成とした。かかる構成によれば、表示された図書
の図書特定情報の中から、図書指定手段により更新対象
外となる図書が指定され、指定された図書を除いた図書
の各種図書情報が一括して更新される。即ち、更新対象
となる図書を更新作業毎に指定することができるので、
複数の処理を続けて行う場合であっても、毎回図書特定
情報の収集を行う必要がなく、作業者の労力がより低減
する。
【0013】請求項7記載の発明は、各図書に付随する
各種図書情報を登録する図書情報登録工程と、各図書毎
に付与された図書特定情報を収集し、収集した図書特定
情報を羅列したファイルを作成するファイル作成工程
と、該ファイル作成工程により作成されたファイルに羅
列された図書特定情報に基づいて、前記図書情報登録工
程に登録された各種図書情報を検索し、各種図書情報の
一覧を表示する図書情報表示工程と、該図書情報表示工
程により表示された各種図書情報に対して、特定の図書
情報を一括して更新する図書情報更新工程と、を含んで
図書管理方法を構成した。
【0014】かかる構成によれば、特定の図書に関する
図書情報を更新する場合、先ず、ファイル作成工程によ
り、各図書に付与された図書特定情報が収集され、収集
された図書特定情報が羅列されたファイルが作成され
る。そして、ファイルに羅列された図書特定情報に基い
て、図書情報登録工程が検索され、図書特定情報が特定
する図書に関する各種図書情報の一覧が表示される。表
示された各種図書情報を確認した後、図書情報更新工程
により特定の図書情報が一括更新される。即ち、図書情
報の更新は、図書特定情報が羅列されたファイルに基い
て行われるため、図書を実際に運んでその図書特定情報
を読み込む必要がなく、作業者の労力低減及び作業時間
の短縮が図られる。
【0015】請求項8記載の発明は、各図書に付随する
各種図書情報を登録する図書情報登録機能と、各図書毎
に付与された図書特定情報を収集し、収集した図書特定
情報を羅列したファイルを作成するファイル作成機能
と、該ファイル作成機能により作成されたファイルに羅
列された図書特定情報に基づいて、前記図書情報登録機
能に登録された各種図書情報を検索し、各種図書情報の
一覧を表示する図書情報表示機能と、該図書情報表示機
能により表示された各種図書情報に対して、特定の図書
情報を一括して更新する図書情報更新機能と、を実現す
るための図書管理プログラムを記録媒体に記録した。
【0016】ここで、「記録媒体」とは、各種情報を確
実に記録でき、かつ、必要に応じて確実に取り出し可能
なものをいい、紙カード(パンチカード)、紙テープ、
磁気テープ、磁気ディスク、磁気ドラム、ICカード、
CD−ROM等が該当する。かかる構成によれば、図書
情報登録機能と、ファイル作成機能と、図書情報表示機
能と、図書情報更新機能と、を実現するための図書管理
プログラムが記録媒体に記録される。従って、かかるプ
ログラムを記録した記録媒体があれば、一般的な電子計
算機を用いて本発明に係る図書管理システムが容易に構
築される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明を詳述する。図書館に設置された図書管理システ
ムは、図1に示すように、据置型の図書情報管理装置1
0と、図書特定情報収集手段としての携帯型の携帯端末
装置30と、を含んで構成される。
【0018】図書情報管理装置10は、一般的な電子計
算機から構成され、具体的には、中央処理装置(CP
U)12と、メモリ14と、入出力チャネル16と、モ
ニタ18と、キーボード20と、マウス22と、コネク
タ24と、図書情報登録手段、工程及び機能としてのデ
ータベース26と、を含んで構成される。コネクタ24
は、携帯端末装置30からデータを読み込むときに、携
帯端末装置30と電気的に接続される。データベース2
6は、例えば、ハードディスク上に構築され、図書館で
所蔵される各図書の図書情報等が蓄積される。図書情報
とは、例えば、部署、所蔵館、配置場所、取扱区分、禁
帯出区分、公開状態、新着区分等の図書を管理するため
の各種情報の集まりをいう。なお、メモリ14にロード
されたプログラムにより、ファイル作成手段、図書情報
表示手段、図書情報更新手段、変換手段、検索範囲設定
手段、図書指定手段、ファイル作成工程、図書情報表示
工程、図書情報更新工程、ファイル作成機能、図書情報
表示機能、図書情報更新機能が実現される。
【0019】携帯端末装置30は、図書情報管理装置1
0と同様に一般的な電子計算機から構成され、具体的に
は、中央処理装置32と、メモリ34と、入出力チャネ
ル36と、バーコードリーダ38と、コネクタ40と、
を含んで構成される。バーコードリーダ38は、各図書
に貼付されたバーコードを読み取る。バーコードは、図
書館に所蔵された膨大な図書の中から図書を特定するた
めに、各図書毎にユニークな識別番号が付されている。
即ち、図書に貼付されたバーコードを読み取ることで、
データベース26の処理対象となる図書を特定する図書
特定情報が取得できるのである。コネクタ40は、図書
情報管理装置10にデータを伝達するときに、図書情報
管理装置10のコネクタ24と電気的に接続される。
【0020】なお、本実施形態では、携帯端末装置30
から図書情報管理装置10にデータを伝達するために、
コネクタ同士を接続して物理的な情報伝達経路を確立す
る構成を採用しているが、かかる構成に限るものではな
い。即ち、コネクタの代わりに赤外線によりデータの送
受信を行う赤外線送受信装置を設けたり、或いは、フロ
ッピーディスク等の記録媒体を用いてデータの伝達を行
うべく、フロッピーディスクドライブ等を設けてもよ
い。要するに、何らかの手段により、携帯端末装置30
から図書情報管理装置10にデータが伝達できればよ
い。
【0021】次に、かかる構成からなる図書管理システ
ムの作用について、ある棚に配置されている図書をまと
めて他の棚に移動する作業を例にとって説明する。図2
は、図書移動作業の全体の流れを示している。最初に、
移動対象となる図書を特定する図書特定情報の収集を行
う(処理)。即ち、移動対象となる図書が配置されて
いる棚まで携帯端末装置30を持って行き、携帯端末装
置30のバーコードリーダ38により移動対象の図書に
貼付されているバーコードを読み込む。バーコードリー
ダ38により読み込まれたバーコードデータは、入出力
チャネル36を介してCPU32に入力され、ここで図
書特定情報に変換された後、入出力チャネル36を介し
てメモリ34に蓄積される。かかる処理は、移動対象と
なる全ての図書に対して行われる。
【0022】図書特定情報の収集が完了したら、図書特
定情報をテキスト形式のファイル(以下「IDファイ
ル」という)に変換する前処理が行われる(処理)。
即ち、携帯端末装置30を図書情報管理装置10の所ま
で運び、図書情報管理装置10のコネクタ24と携帯端
末装置30のコネクタ40とを接続する。そして、図書
特定情報をIDファイルに変換する変換手段としてのプ
ログラム(以下「変換プログラム」という)を実行し、
携帯端末装置30のメモリ34に蓄積された図書特定情
報をIDファイルに変換する。IDファイルは、ユーザ
の操作により、或いは、自動的に適当なファイル名が付
与され、ハードディスク等に保存される。IDファイル
には、例えば、改行コードを区切り文字として複数の図
書特定情報が記述される。なお、区切り文字としては改
行コードに限らず、電子計算機の機種に依存しない文
字、例えば、タブコード、カンマ、スペース等としても
よい。
【0023】このように、変換プログラムにより図書特
定情報をテキスト形式のIDファイルに変換すること
で、携帯端末装置30で収集された図書特定情報を種々
の図書情報管理装置10で利用することが可能となる。
即ち、携帯端末装置30で収集される図書特定情報は、
携帯端末装置30特有のフォーマットで記述されている
ため、このままでは、特定の図書情報管理装置10でし
か利用することができない。しかし、図書特定情報を殆
どの電子計算機で読み取り可能なテキスト形式のIDフ
ァイルに変換すれば、携帯端末装置30の機種に依存せ
ず、種々の図書情報管理装置10で利用可能となる。な
お、変換プログラムは、簡単なフォーマット変換プログ
ラムであるので、変換プログラムを用意するためのコス
トは微々たるものである。処理及びがファイル作成
手段、工程及び機能に相当する。
【0024】図書の移動に伴う図書情報の更新を行うと
きには、先ず、IDファイルを選択する(処理)。具
体的には、図3に示すように、図書情報管理装置10の
モニタ18に表示されている初期画面において、ファイ
ルメニューから「IDファイルの読み込み」を選択す
る。すると、図4に示すような「テキストの引用」を行
うダイアログボックスが表示される。「テキストの引
用」ダイアログボックスでは、読み込むIDファイルを
直接ファイル名入力枠に入力するか、或いは、ファイル
の場所等を適宜変更して所望のIDファイルを選択す
る。そして、「開く」ボタンを押すと、入力或いは選択
したIDファイルが確定される。
【0025】IDファイルが確定されると、IDファイ
ルに記述される図書特定情報に基づいて、図書情報が蓄
積されるデータベース26の検索が行われ、図5に示す
ような検索結果の一覧が表示される(処理)。なお、
IDファイルのファイル名をタイトルバー等に表示する
ようにしてもよい。検索結果の一覧を表示する処理は、
図6に示すフローチャートに従って行われる。
【0026】ステップ1(図では「S1」と略記する。
以下同様)では、読み込むIDファイルの各種チェック
が行われる。各種チェックでは、存在チェック、フォー
マットチェック、読み込み権チェック等が行われる。か
かるチェックは、本発明に係る図書管理システムを実装
するシステムによって異なる。ステップ2では、各種チ
ェックを行った結果、何らかのエラーが発生したか否か
が判定される。そして、エラーが発生したと判定されれ
ばステップ7へと進み(Yes)、例えば、IDファイ
ルが存在しない場合には、「指定したIDファイルは存
在しません。」等のメッセージが表示される。一方、エ
ラーが発生しないと判定されればステップ3へと進む
(No)。
【0027】ステップ3では、IDファイルから図書特
定情報を1つ読み込む。即ち、区切り文字が改行コード
の場合には、IDファイルから1行分のデータ(改行コ
ードまでのデータ)を読み込むことで、図書特定情報を
1つ読み込む。なお、区切り文字が改行コードでない場
合には、IDファイルから区切り文字までのデータを読
み込み、所定の処理を施すことで図書特定情報が1つ抽
出される。
【0028】ステップ4では、ファイルの終端まで図書
特定情報を読み込んだか否かが判定される。かかる判定
は、例えば、ファイル終端等を検出することで行われ
る。そして、ファイル終端が検出されれば処理を終了し
(Yes)、ファイル終端が検出されなければステップ
5へと進む(No)。ステップ5では、読み込まれた図
書特定情報に基づいて、データベース26の検索が行わ
れる。即ち、図書特定情報をキーとしてデータベース2
6が検索され、図書特定情報により特定される図書に関
する図書情報が取得される。
【0029】ステップ6では、取得された図書情報が、
図7に示すように、所蔵一覧ウインドウの最後尾に追加
される。そして、ステップ3へと戻り、次の図書特定情
報に対する処理が繰り返し実行される。以上説明したス
テップ1〜ステップ7の処理によれば、テキスト形式の
IDファイルに記述された図書特定情報が順次読み出さ
れ、読み出された図書特定情報に基づいて、データベー
ス26が検索され、その検索結果が所蔵一覧ウインドウ
に表示される。即ち、所蔵一覧ウインドウには、移動対
象となる図書の図書情報が一覧形式で表示される。従っ
て、移動対象となる図書情報の確認を行うことができ
る。なお、かかる一連の処理が図書情報表示手段、工程
及び機能に相当する。
【0030】図書情報の更新を行うときには、図7に示
す画面において、更新したい情報を設定する(処理
)。即ち、図書を移動する場合には、図7に示すよう
に、移動先となる図書情報の所蔵館及び配置場所を設定
する。なお、図7に示す画面では、図書情報の所蔵館及
びを「01 附図」に、配置場所を「01/40 開架
1F」に設定した状態を示している。
【0031】このとき、所蔵一覧ウインドウに更新した
くない図書の図書情報が表示されている場合、その図書
情報を更新対象から除外する機能(図書指定手段)が備
えられている。即ち、資料IDが「2970604005」の図書
を更新対象から除外するには、かかる図書をマウス22
の右ボタンで選択すると、図7に示すように、選択した
図書のモードが「取消」に変更される。モードが「取
消」になっている図書は、図書情報の更新時にスキップ
され、その図書情報の更新が禁止される。モードを元に
戻すには、再度同じ図書をマウス22の右ボタンで選択
すればよい。要するに、マウス22の右ボタンによりモ
ードの切換えが行われる。
【0032】なお、モードの切換えは、例えば、メニュ
ーから選択可能にしてもよいし、或いは、資料ID入力
枠から資料IDを直接入力することで行ってもよい。ま
た、更新対象の図書を追加するには、資料ID入力枠か
ら更新対象となる図書の資料IDを直接入力する。この
ような機能を備えることで、所蔵一覧ウインドウに表示
される図書の中から、所望の図書だけを更新対象とする
ことができるので、作業者は図書情報管理装置10の前
に座ったまま、種々の更新作業を続けて行うことが可能
となる。特に、図書館が広い場合には、1つの作業を行
う毎に図書に貼付されたバーコードを読み込むのは大変
であるので、かかる機能は大変有益なものである。
【0033】更新したい情報を設定した後で、「更新」
ボタンを押すと、一括更新処理が実行される(処理
)。即ち、所蔵一覧ウインドウに表示されている図書
のうち、モードが「取消」に設定されていない図書に対
して、データベース26の図書情報が一括更新される。
なお、処理が図書情報更新手段、工程及び機能に相当
する。
【0034】その後、処理と同様な処理が行われ、図
8に示すように、データベース26の更新結果が所蔵一
覧ウインドウに表示される(処理)。かかる一連の処
理によれば、移動対象となる図書を図書情報管理装置1
0まで運ばなくとも、携帯端末装置30によりその場で
図書特定情報が収集される。そして、収集された図書特
定情報に基づいてデータベース26の検索が行われ、そ
の検索結果がモニタ18上に一覧表示される。一覧表示
された検索結果から更新対象とする図書を取捨選択し、
更新内容を設定した後、図書情報の一括更新が行われ
る。従って、従来の図書管理システムに比べて、大幅に
作業者の労力低減及び作業時間の短縮を図ることができ
る。
【0035】また、本発明に係る図書管理システムに
は、処理対象となる図書が多い場合の労力低減を目的と
して、「NOT条件指定」による処理対象の特定機能が
実装される。「NOT条件指定」による処理対象の特定
とは、データベース26を検索する検索範囲を設定し、
設定された検索範囲内において処理対象から除外する図
書を指定することで、処理対象となる図書を特定するこ
とをいう。
【0036】NOT条件指定による処理対象の特定は、
大部分が処理対象となる場合には、処理対象の特定作業
に伴う労力を大幅に低減することができ、図書管理シス
テムの使い勝手を向上することができる。図9は、NO
T条件指定による処理対象の特定処理を示したフローチ
ャートである。
【0037】ステップ10では、検索範囲の設定を行
う。即ち、図10に示すような「NOT条件指定」ダイ
アログボックスにおいて、データベース26に蓄積され
た図書情報の検索範囲の絞り込みを行う条件を入力す
る。かかる条件は、全ての情報に対して設定する必要は
なく、少なくとも1つの情報を入力すればよい。そし
て、条件の入力が完了したら、「検索」ボタンを押す。
なお、ステップ10の処理が検索範囲設定手段に相当す
る。
【0038】ステップ11では、設定された検索範囲に
基づいてデータベース26の検索が行われ、その検索結
果がハードディスクに退避される。なお、検索結果は、
ハードディスクに限らず、メモリ上に退避するようにし
てもよい。ここで、退避した検索結果を削除するには、
図10に示すダイアログボックスの「クリア」ボタンを
押せばよい。
【0039】ステップ12では、検索結果に含まれる図
書情報が所定件数以内か否かが判定される。所定件数
は、ユーザが任意に設定できる。そして、図書情報が所
定件数以内であると判定されればステップ13へと進み
(Yes)、図書情報が所定件数より多いと判定されれ
ばその旨を表示した後、ステップ10へと戻り絞り込み
条件の再入力が行われる(No)。図書情報が所定件数
より多い場合には、例えば、所定件数が1000件に設
定されていれば、「検索結果が1000件を越えまし
た。絞り込み処理を行なって下さい。」のような表示を
行えばよい。
【0040】ステップ13では、読み込むIDファイル
の選択が行われる。IDファイルの選択は、図4に示し
た「テキストの引用」ダイアログボックスにより行われ
るので、その説明は省略する。ステップ14では、読み
込むIDファイルの各種チェックが行われる。なお、各
種チェックは、図6のステップ1と同一処理であるの
で、その説明は省略する。
【0041】ステップ15では、各種チェックを行った
結果、何らかのエラーが発生したか否かが判定される。
そして、エラーが発生したと判定されればステップ20
へと進み(Yes)、例えば、IDファイルが存在しな
い場合には、「指定したIDファイルは存在しませ
ん。」等のメッセージが表示される。一方、エラーが発
生しないと判定されればステップ16へと進む(N
o)。
【0042】ステップ16では、IDファイルから図書
特定情報を1つ読み込む。なお、図書特定情報の読み込
み処理は、図6のステップ3の処理と同一であるので、
その説明は省略する。ステップ17では、読み込まれた
図書特定情報が退避した検索結果に含まれているか否か
が判定される。そして、検索結果に含まれていると判定
されればステップ18へと進み(Yes)、退避された
検索結果から読み込んだ図書特定情報が特定する図書情
報を削除する。一方、検索結果に含まれていないと判定
されればステップ19へと進む(No)。
【0043】ステップ19では、ファイルの終端まで図
書特定情報を読み込んだか否かが判定される。そして、
ファイル終端が検出されればステップ21へと進み(Y
es)、退避された検索結果を所蔵一覧ウインドウに表
示する。一方、ファイル終端が検出されなければステッ
プ16へと進む(No)。以上説明したステップ10〜
ステップ21の処理によれば、大部分の図書情報が更新
対象となる場合には、設定された検索範囲内に包含され
る図書のうち、IDファイルに記述された図書が除外さ
れ、より少ない労力で図書の特定作業を行うことができ
る。従って、作業者の労力低減及び作業時間の短縮をよ
り効果的に達成することができる。この場合、NOT条
件指定による処理対象の特定を行なっていることを明確
にすべく、画面の下部等に「NOT条件指定中」のよう
なメッセージを表示してもよい。
【0044】なお、以上説明した処理は図書の移動処理
であるが、例えば、図書の廃棄処理、受入処理等にも本
発明に係る図書管理システムが適用可能であることは言
うまでもない。このような機能を実現するプログラム
を、例えば、磁気テープ、磁気ディスク、磁気ドラム、
ICカード、CD−ROM等の可搬媒体に記録しておけ
ば、本発明に係る図書管理プログラムを市場に流通させ
ることができる。そして、かかる媒体を取得した者は、
一般的な電子計算機システムを利用して、図書管理シス
テムを容易に構築することが可能となる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1又は請求
項7に記載の発明によれば、図書情報の更新は、図書特
定情報が羅列されたファイルに基いて行われるため、図
書を実際に運ぶ必要はなく、作業者の労力低減及び作業
時間の短縮を図ることができる。
【0046】請求項2記載の発明によれば、図書が配置
されている場所で図書特定情報が収集され、収集された
図書特定情報に基いてファイルが作成されるので、図書
特定情報の収集を極めて少ない労力で行うことができ
る。請求項3記載の発明によれば、ファイルはテキスト
形式で記述されるため、作成されたファイルは殆どの電
子計算機で読み取ることができる。
【0047】請求項4記載の発明によれば、検索対象の
図書を検索前に確認することができるので、図書特定情
報の収集ミス等による更新対象外の図書情報の更新、或
いは、更新漏れ等のミスを防止することができる。請求
項5記載の発明によれば、所定範囲内における大部分の
図書の図書情報が更新対象となる場合には、更新対象と
ならない図書の図書特定情報のみを収集すればよいの
で、図書特定情報の収集量を大幅に低減することがで
き、作業者の労力低減及び作業時間の短縮をより効率的
に行うことができる。
【0048】請求項6記載の発明によれば、更新対象と
なる図書を更新作業毎に指定することができるので、複
数の処理を続けて行う場合であっても、毎回図書特定情
報の収集を行う必要がなく、作業者の労力をより低減す
ることができる。請求項8記載の発明によれば、請求項
1又は請求項7に記載の発明の効果に加えて、本発明に
係る図書管理プログラムを流通させることができる。従
って、かかるプログラムが記録された記録媒体を取得し
た者は、一般的な電子計算機を用いて容易に図書管理シ
ステムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る図書管理システムの構成図であ
る。
【図2】同上におけるデータベースの一括更新処理の流
れを示す図である。
【図3】図書情報管理装置のモニタに表示される画面の
説明図である。
【図4】IDファイルを選択するダイアログボックスの
説明図である。
【図5】データベースの検索結果を表示した画面の説明
図である。
【図6】データベースの検索結果の一覧を表示する処理
のフローチャートである。
【図7】更新対象を除外するモード変更の説明図であ
る。
【図8】更新結果を表示した画面の説明図である。
【図9】NOT条件指定による更新対象特定処理のフロ
ーチャートである。
【図10】検索範囲の設定を行うダイアログボックスの
説明図である。
【符号の説明】
10・・・図書情報管理装置 26・・・データベース 30・・・携帯端末装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各図書に付随する各種図書情報を登録する
    図書情報登録手段と、 各図書毎に付与された図書特定情報を収集し、収集した
    図書特定情報を羅列したファイルを作成するファイル作
    成手段と、 該ファイル作成手段により作成されたファイルに羅列さ
    れた図書特定情報に基づいて、前記図書情報登録手段に
    登録された各種図書情報を検索し、各種図書情報の一覧
    を表示する図書情報表示手段と、 該図書情報表示手段により表示された各種図書情報に対
    して、特定の図書情報を一括して更新する図書情報更新
    手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする図書管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】前記ファイル作成手段は、 各図書毎に付与された図書特定情報を収集する携帯型の
    図書特定情報収集手段と、 該図書特定情報収集手段により収集された図書特定情報
    を、図書特定情報が羅列されたファイルに変換する変換
    手段と、 を含んだ構成である請求項1記載の図書管理システム。
  3. 【請求項3】前記ファイルは、テキスト形式のファイル
    である請求項1又は請求項2に記載の図書管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】前記図書情報表示手段は、前記図書特定情
    報により特定される図書に付随する各種図書情報を図書
    情報登録手段から検索し、各種図書情報の一覧を表示す
    る構成である請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載
    の図書管理システム。
  5. 【請求項5】前記図書情報表示手段は、 前記図書情報登録手段を検索する検索範囲を設定する検
    索範囲設定手段を備え、 該検索範囲設定手段により設定された検索範囲内で、前
    記ファイルに羅列された図書特定情報により特定される
    図書を除いた図書に付随する各種図書情報を図書情報登
    録手段から検索し、各種図書情報の一覧を表示する構成
    である請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の図書
    管理システム。
  6. 【請求項6】前記図書情報更新手段は、 前記図書情報表示手段により表示された各図書毎の各種
    図書情報の中から、更新対象外となる図書を指定する図
    書指定手段を備え、 該図書指定手段により指定された図書を除いた図書の各
    種図書情報を一括して更新する構成である請求項1〜請
    求項5のいずれか1つに記載の図書管理システム。
  7. 【請求項7】各図書に付随する各種図書情報を登録する
    図書情報登録工程と、 各図書毎に付与された図書特定情報を収集し、収集した
    図書特定情報を羅列したファイルを作成するファイル作
    成工程と、 該ファイル作成工程により作成されたファイルに羅列さ
    れた図書特定情報に基づいて、前記図書情報登録工程に
    登録された各種図書情報を検索し、各種図書情報の一覧
    を表示する図書情報表示工程と、 該図書情報表示工程により表示された各種図書情報に対
    して、特定の図書情報を一括して更新する図書情報更新
    工程と、 を含んで構成されたことを特徴とする図書管理方法。
  8. 【請求項8】各図書に付随する各種図書情報を登録する
    図書情報登録機能と、 各図書毎に付与された図書特定情報を収集し、収集した
    図書特定情報を羅列したファイルを作成するファイル作
    成機能と、 該ファイル作成機能により作成されたファイルに羅列さ
    れた図書特定情報に基づいて、前記図書情報登録機能に
    登録された各種図書情報を検索し、各種図書情報の一覧
    を表示する図書情報表示機能と、 該図書情報表示機能により表示された各種図書情報に対
    して、特定の図書情報を一括して更新する図書情報更新
    機能と、 を実現するための図書管理プログラムを記録した記録媒
    体。
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