JPH11330389A - 誘電体メモリの製造方法 - Google Patents
誘電体メモリの製造方法Info
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- JPH11330389A JPH11330389A JP10133153A JP13315398A JPH11330389A JP H11330389 A JPH11330389 A JP H11330389A JP 10133153 A JP10133153 A JP 10133153A JP 13315398 A JP13315398 A JP 13315398A JP H11330389 A JPH11330389 A JP H11330389A
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Abstract
いて、例えばセルサイズを50μm 角以下とするような場
合においても、誘電体膜のウエハ面内での電気的特性の
均一性を高め、信頼性に優れる誘電体メモリを高歩留り
で作製することを可能にする。 【解決手段】 基板上1に、XRuO3 (X:Ca、S
rおよびBaから選ばれる少なくとも 1種)膜や(La
0.5 Sr0.5 )CoO3 膜からなる下部電極2を、ゾル
ゲル法、MOD法、水熱合成法などの液相を用いた成膜
方法を適用して形成する。この下部電極2上に、ペロブ
スカイト構造を有する酸化物からなる誘電体膜4を同様
に液相を用いて成膜し、この誘電体膜4上に上部電極5
を成膜する。
Description
造方法に関する。
ナミック・ランダム・アクセス・メモリ)のICメモリ
では、集積度の向上に伴ってメモリセルの微小化が進め
られていること。このため、十分な電荷を蓄積するため
に、誘電率の高いBaTi03や(Bax Sr1-x )T
iO3 (BSTO)などからなる誘電体の使用が検討さ
れている。
消去ができるものの、電源を切ると記憶データが消えて
しまうという大きな欠点を有している。このため、DR
AMと同様に、高速、大容量、低消費電力を保ちなが
ら、電源を切っても記憶されたデータが消えない不揮発
性を備えた強誘電体メモリ(FRAM(フェロエレクト
リック・ランダム・アクセス・メモリ)が注目されてい
る。
誘電体で置き換え、記憶機能を持たせたものである。図
6に示すようなヒステリシスを有する強誘電体は、自発
的な電気分極を有し、その自発分極が電場をかけること
により方向が反転する結晶である。このような強誘電体
においては、かける電圧の正負を切り換えることによ
り、+または−の電荷を結晶表面に誘起することができ
る。電圧を切っても、この+または−の電荷は保持され
るため、不揮発性とすることができる。この状態を 0と
1に対応させてメモリを構成している。メモリセルは、
例えばシリコン基板上に形成されたCMOSトランジス
タと、その上に形成された強誘電体キャパシタとから構
成される。
ったときの電荷(残留分極Pr)が大きいことから、例え
ばジルコンチタン酸鉛(Pb(Zr,Ti)O3 :PZ
T)やBi化合物であるBi4 Ti3 O12、SrBi2
Ta2 O9 などの強誘電性を示すペロブスカイト型酸化
物が用いられている。また、ペロブスカイト型酸化物か
らなる強誘電体膜の上下に配置される電極には、Pt、
Ir、Ru、Rhなどの貴金属またはこれらの合金や、
強誘電体膜と同一の結晶構造を有する導電性ペロブスカ
イト型酸化物、例えばSrRuO3 や(La0.5 Sr
0.5 )CoO3 などを用いることが検討されている。
上部電極の成膜方法としては、スパッタ法が一般的に採
用されている。ここで、スパッタ法ではターゲットから
スパッタにより叩き出された元素が基板上に堆積する
が、例えばSrとRuではスパッタされる程度(スパッ
タ速度など)が異なるため、完全に量論組成のSrRu
O3 とはならず、局所的に分析するとSrが過剰な部分
やRuが過剰な部分が形成されてしまう。過剰なSrが
存在した場合、例えばPZTの結晶化熱処理により、こ
のSrはPZTと反応してPZT中に固溶し、(Pb,
Sr)(Zr,Ti)O3 を形成する。その結果、キュリ
ー点の低下や残留分極を低下させるというような重大な
結果を招いてしまう。
たBi化合物などの強誘電体やBaTiO3 を主体とし
た誘電体においても、キュリー点の変化、誘電率の減
少、残留分極の減少など、電気的特性に悪影響を及ぼし
ている。さらに、電極構成材料としてBaRuO3 、C
aRuO3 、(La0.5 Sr0.5 )CoO3 などを用い
た場合にも同様であり、BaRuO3 やCaRuO3 で
は未反応のBaやCaが、また(La0.5 Sr0.5 )C
oO3 では未反応のLa、Sr、Coが誘電体の電気特
性に悪影響を及ぼす。
なキャパシタを形成する場合には、上記した組成のミク
ロな不均一性はそれほど問題にはならないが、セルサイ
ズが小さくなるほど問題が顕著に現われる。特に、セル
サイズが50μm 角以下のキャパシタセルを作製した場
合、組成のばらつきは大きな問題となり、具体的には残
留分極、リーク電流、疲労特性、誘電率などの電気的特
性がウエハ面内で不均一となる。実際に用いられるDR
AMやFRAMのセルサイズは10μm 角以下であり、こ
れは深刻な問題である。
体をスパッタ法で成膜する場合においても、誘電体を構
成する元素のスパッタされる速度が異なるため、基板表
面に堆積する誘電体膜の組成が不均一になるという問題
がある。このような誘電体膜の組成のばらつきも電気的
特性の不均一の原因となる。
としてのXRuO3 (XはCa、SrおよびBaから選
ばれる少なくとも 1種)膜や(La0.5 Sr0.5 )Co
O3 膜をスパッタ法で成膜した場合、特にセル面積を50
μm 角以下というように微小化する際に、ペロブスカイ
ト構造を構成しない未反応な成分などが誘電体膜中に固
溶して、誘電体膜の電気的特性がウエハ面内で不均一に
なるというような問題が生じている。さらに、PZTや
BaTiO3 などの誘電体をスパッタ法で成膜する場合
においても、誘電体膜の組成にばらつきが生じ、これも
ウエハ面内での電気的特性の不均一の原因となる。
になされたもので、例えばセルサイズを50μm 角以下と
するような場合においても、誘電体膜のウエハ面内での
電気的特性の均一性を高めることができ、信頼性に優れ
る誘電体メモリを高歩留りで作製することを可能にした
誘電体メモリの製造方法を提供することを目的としてい
る。
製造方法は、請求項1に記載したように、基板上にXR
uO3 (ただし、XはCa、SrおよびBaから選ばれ
る少なくとも 1種の元素を示す)および(La0.5 Sr
0.5 )CoO3 から選ばれる少なくとも 1種の導電性酸
化物を用いた下部電極を、液相を用いることにより成膜
する工程と、前記下部電極上に誘電体膜を成膜する工程
とを具備することを特徴としている。
に請求項2に記載したように、前記誘電体膜を液相を用
いることにより成膜することを特徴としている。またさ
らに、請求項3に記載したように、XRuO3 (ただ
し、XはCa、SrおよびBaから選ばれる少なくとも
1種の元素を示す)および(La0.5 Sr0.5 )CoO
3 から選ばれる少なくとも 1種の導電性酸化物を用いた
上部電極を、前記誘電体膜上に液相を用いることにより
成膜する工程を具備することを特徴としている。
て、液相を用いた成膜工程は例えば請求項6に記載した
ように、例えばゾルゲル法、MOD(メタル・オーガニ
ック・デポジション)法または水熱合成法を適用して実
施される。また、請求項7に記載したように、前記下部
電極を構成する導電性酸化物は厚さが 100nm以下である
ことが好ましい。
組成の均一性に着目して研究を重ねた結果、XRuO3
膜や(La0.5 Sr0.5 )CoO3 膜からなる電極を、
液相を用いることにより成膜した場合、その上に形成し
たキャパシタセルの電気的特性がウエハ面内で均一にな
ることを見出した。一般に、液相の中では構成される元
素が分子レベルのオーダで混合されている。従って、基
板上に液相をコーティングした場合、スパッタ法やCV
D法とは異なり、組成ずれを生じさせることなく、所望
の膜を均一に成膜することができる。
した場合、 6インチウエハ面内でのAサイトのSrとB
サイトのRuのモル比A/Bは、局所的には0.90から1.
40まで変化するが、本発明を適用して液相を用いて成膜
した場合A/B比の変動は少なく、0.95≦A/B≦1.15
と安定している。また、同様な理由でPZTやBSTO
などの誘電体膜も液相を用いて成膜することにより、組
成ずれを生じさせることなく、均一に成膜することがで
きる。また、特に蒸気圧の高いPbを含有するPZTを
スパッタ法で成膜した場合、 6インチウエハ面内でのA
/B比は局所的には0.85から1.70まで変化するが、本発
明を適用して液相を用いて成膜した場合A/B比の変動
は少なく、0.99≦A/B≦1.15と安定している。これは
前述したように液相をコーティングした状態において、
PZTの分子は分子レべルで均一にウエハ面内に存在し
ているため、結晶化熱処理により瞬時にペロブスカイト
構造に変化するためと考えられる。
0.5 Sr0.5 )CoO3 膜からなる下部電極の組成均一
性を高めることによって、過剰なSr、Ba、Ca、L
aなどと誘電体との反応に起因する誘電体膜の電気特性
の低下を抑制することができる。これは誘電体膜のウエ
ハ面内での電気的特性の均一性向上に大きく寄与する。
ることによっても、ウエハ面内での電気的特性の均一性
が向上する。従って、本発明の誘電体メモリの製造方法
によれば、信頼性に優れる誘電体メモリを高歩留りで作
製することが可能となる。
態について説明する。
一実施形態による要部製造工程を示す断面図であり、D
RAMやFRAMなどの誘電体メモリの電荷蓄積部(薄
膜キャパシタ)の製造工程を示している。同図におい
て、1は熱酸化SiO2 膜を形成したSi基板などの半
導体基板、もしくはMgO単結晶基板やSrTiO3 単
結晶基板などからなる基板である。
上側にXRuO3 (ただし、XはCa、SrおよびBa
から選ばれる少なくとも 1種の元素を示す)、および
(La0.5 Sr0.5 )CoO3 から選ばれる少なくとも
1種の導電性ペロブスカイト型酸化物からなる下部電極
2を成膜する。下部電極2の成膜は、液相を用いた成膜
プロセスにより実施される。
れるものではないが、ゾルゲル法、MOD(Metalorgan
ic Decomposition(メタルオーガニック・デポジショ
ン))法、水熱合成法などが適用される。ゾルゲル法やM
OD法は、スピンコーティング、ディップコーティン
グ、スプレーコーティング(噴霧コーティング)などの
コーティング方法と組み合わせて利用される。
であるが、これらの違いは反応過程の違いであり、ゾル
ゲル法では加水分解縮重合反応を用い、MOD法では熱
分解反応が用いられる。ゾルゲル法の場合には、まず液
体状の原料(ゾル)を基板1上にコーティングして縮重
合反応させ、脱水反応および脱アルコール反応によりM
−O−Mの架橋構造が形成される。MOD法の場合には
加水分解反応は起こさず、有機金属化合物を有機溶剤に
溶解させた原料溶液はその状態(混合状態)で基板1上
に塗布される。
O3 膜からなる下部電極2の成膜に、ゾルゲル法とスピ
ンコーティング法の組み合わせを適用する場合につい
て、図2を参照して説明する。まず、液体状の原料(ゾ
ル溶液)を調製する(図2-101)。ゾル溶液としては、
例えばSrRuO3 膜を形成する場合、SrとRuのア
ルコキサイドと溶媒として2-メトキシエタノールなどが
用いられる。
板1上に滴下し、スピンコータにより原料溶液の均一な
被膜を形成する(図2-102)。スピンコーティングで
は、一般に回転数 100〜500rpm程度の低速回転と回転数
3000〜 5000rpm程度の高速回転が用いられる。すなわ
ち、ゾル溶液を滴下した基板を 100〜500rpm程度の低速
回転で 1〜10秒程度回転させることにより、ゾル溶液を
基板表面全体に行き渡らせる。次いで、3000〜 5000rpm
程度の高速回転で10〜30秒程度回転させることにより厚
さの均一な被膜とする。
るために、 150〜 200℃程度の温度で乾燥させる(図2
-103)。さらに、原料溶液中に含まれる有機成分を除去
するために、 300〜 500℃程度の温度で加熱処理する
(図2-104)。膜厚を厚くする場合には、スピンコート
と有機物除去の加熱処理とを交互に繰り返し行う。この
後、酸素中にて 500〜 700℃程度の温度で 1〜60分程度
熱処理することにより結晶化させ(図2-105)、SrR
uO3 膜などのXRuO3 膜や(La0.5 Sr0.5 )C
oO3 膜からなる下部電極2を得る。
r0.5 )CoO3 膜からなる下部電極2の成膜に、MO
D法とスピンコーティング法の組み合わせを適用する場
合には、まず上記した導電性ペロブスカイト型酸化物を
構成する各金属元素を含む有機金属化合物を、それぞれ
有機溶剤に溶解させてMOD用原料溶液を調製する。M
OD用原料溶液としては、例えばSrRuO3 膜を形成
する場合、SrおよびRuの2-エチルヘキサン酸塩やカ
ルボン酸塩などをそれぞれキシレンなどの有機溶剤に所
定の比率で溶解させたものが用いられる。
上に滴下し、スピンコータにより原料溶液の均一な被膜
を形成する。スピンコーティングの条件は、ゾルゲル法
の場合と同様に、 100〜500rpm程度の低速回転と3000〜
5000rpm程度の高速回転とを順に実施して均一な被膜を
形成することが好ましい。MOD法の場合は加水分解反
応は起こさず、その状態(混合状態)で基板1上に塗布
する。
した後、 150〜 250℃程度の低温で乾燥および脱溶剤を
行う。さらに、原料溶液中に含まれる有機成分を除去す
るために、 300〜 500℃程度の温度で加熱処理する。膜
厚を厚くする場合には、スピンコートと有機物除去の加
熱処理とを交互に繰り返し行う。
度で 1〜60分程度熱処理することにより結晶化させ、S
rRuO3 膜などのXRuO3 膜や(La0.5 S
r0.5 )CoO3 膜からなる下部電極2を得る。なお、
MOD法では原料がC、H、Oを多く含むため、結晶化
時の膜の収縮が大きい。従って、比較的厚い膜を形成す
る場合には、原料溶液のコーティング工程と結晶化工程
とを繰り返し実施することが好ましい。
RuO3 膜や(La0.5 Sr0.5 )CoO3 膜の結晶化
は、後述する誘電体膜4の形成原料を例えばスピンコー
ティングした後、その結晶化と同時に行ってもよいが、
誘電体として例えばPZTをスピンオンする場合には、
XRuO3 膜や(La0.5 Sr0.5 )CoO3 膜を予め
結晶化しておくことが好ましい。
OD法をスピンコーティングと組み合わせた場合につい
て説明したが、各原料溶液のコーティングには前述した
ように、ディップコーティング、スプレーコーティング
などを適用することもできる。ただし、原料溶液の被膜
の均一性、ひいてはXRuO3 膜や(La0.5 S
r0. 5 )CoO3 膜の膜厚などの均一性という点から、
スピンコーティングを適用することが望ましい。
る下部電極2を成膜する場合には、Ru膜やRuO2 膜
を具備する基板1を高圧反応容器オートクレーブを用い
て、例えばSr(OH)2 ・ 8H2 O溶液中に保持し、
140℃以上で反応させることによって、SrRuO3 が
合成される。あるいは、Ru膜やRuO2 膜を具備する
基板1をSr2+イオンを含有する溶液中に保持し、Ru
膜やRuO2 膜を負極とすると共に、正極を例えばPt
とし、 120〜 200℃の温度において、これら電極間に1m
A/cm2 程度の電流を流すことによって、負極のRu膜ま
たはRuO2 膜上にSrRuO3 が形成される。X元素
がCaやBaの場合あるいは(La0.5Sr0.5 )Co
O3 膜についても、同様な手法で成膜することができ
る。
RuO3 膜や(La0.5 Sr0.5 )CoO3 膜を下部電
極2として成膜することによって、液相内での分子レベ
ルのオーダでの均一な混合状態に基づいて、組成ずれを
生じさせることなく、膜組成の均一性に優れた下部電極
2が得られる。具体的には、ABO3 で表されるペロブ
スカイト構造を有するXRuO3 または(La0.5 Sr
0.5 )CoO3 のAサイト元素とBサイト元素のモル比
A/Bを、0.95≦A/B≦1.15の範囲とすることができ
る。これはSr、Ba、Ca、Laなどの過剰部分もし
くは未反応部分の発生が抑制されることを意味する。従
って、その上に形成される誘電体膜4との反応が防止さ
れ、結果的に誘電体膜の電気特性の低下、例えば残留分
極の減少、リーク電流の増大、疲労特性の劣化、誘電率
の減少などを抑制することが可能となる。
0.5 )CoO3 膜からなる下部電極2の膜厚は 100nm以
下とすることが好ましい。すなわち、液相を用いて成膜
したXRuO3 膜や(La0.5 Sr0.5 )CoO3 膜上
に、例えば液相を用いてPZTのような誘電体膜4を成
膜、結晶化した場合、下部電極2としての導電性酸化物
と誘電体の結晶化による収縮率が異なるため、例えばS
rRuO3 (SRO)などの導電性酸化物の膜厚が 100
nmより厚いと、導電性酸化物と誘電体の双方の膜に大き
な残留応力が発生し、膜はがれが生じるおそれが強ま
る。キャパシタ部分の成膜時に膜はがれが生じなくと
も、それ以降のインテグレーションにおいて加工時には
がれが生じるおそれが大きい。
導電性酸化物では、このような問題は生じないが、液相
を用いて成膜した導電性酸化物膜上に液相を用いて誘電
体膜を成膜した場合には顕著に現れる。その理由は、ス
パッタ成膜では通常基板加熱しながらSROなどを成膜
するために結晶化熱処理を必要としないか、あるいは室
温でスパッタした後に結晶化熱処理を施しても収縮率は
10%程度以下であるのに対し、液相を用いた場合には収
縮率が 20%程度と大きくなり、さらに大きい場合には 3
0%以上になるためである。
割合の一例を示す。剥離個所は100ケ所の薄膜断面をS
EMにより観察し、剥離している個所の割合で定義し
た。SROの膜厚が 100nm以下で剥離箇所が大幅に減少
し、50nmではさらに減少し、30nm以下でより一層減少し
ていることが分かる。従って、XRuO3 膜や(La
0.5 Sr0.5 )CoO3 膜からなる下部電極2の膜厚は
100nm以下とすることが好ましく、さらに50nm以下とす
ることが好ましく、30nm以下とすることがより一層望ま
しい。
r0.5 )CoO3 膜の加工の難しさから、これらの膜を
薄くする場合には、XRuO3 膜や(La0.5 S
r0.5 )CoO3膜のシート抵抗が高くなり、下部電極
2として良好に動作しなくなるおそれがある。このよう
な場合には、図1(a)に示したように、XRuO3 膜
や(La0.5 Sr0.5 )CoO3 膜の下地として、P
t、Ru、Ir、Rh、RuO2 、IrO2 などからな
る導電層3を形成することができる。
あるが、XRuO3 膜や(La0.5Sr0.5 )CoO3
膜をW膜やMo膜上に直接成膜すると、W膜やMo膜が
酸化されるため、その上にTiN、TiAlN、TiS
iNなどのバリヤ性を有する膜を形成した後に、XRu
O3 膜や(La0.5 Sr0.5 )CoO3 膜からなる下部
電極2を成膜することが好ましい。
3 膜や(La0.5 Sr0.5 )CoO3 膜からなる下部電
極2上に誘電体膜4を成膜する。誘電体膜4には強誘電
性または高誘電性を示す酸化物、例えばABO3 で表さ
れるペロブスカイト構造を有する酸化物が用いられる。
誘電体膜4としてのペロブスカイト型酸化物には、薄膜
キャパシタの使用目的に応じて、誘電体として機能する
種々のぺロブスカイト型酸化物を用いることができる。
えばPb(Zr,Ti)O3 (PZT)や(Pb,L
a)(Zr,Ti)O3 (PLZT)などのPb−Zr
−Ti−O系酸化物、あるいはSrBi2 Ta2 O9 な
どのSr−Bi−Ta−O系酸化物、Bi4 Ti3 O12
などのBi−Ti−O系酸化物、Bi−Sr−Ti−O
系酸化物などの強誘電性ペロブスカイト型酸化物が用い
られる。また、BaリッチなBa1-x Srx TiO3 や
BaTiO3 などのペロブスカイト型酸化物を用い、下
部電極2との格子ミスマッチに起因する歪誘起強誘電性
を利用して、FRAMの電荷蓄積部を構成することもで
きる。一方、DRAMとする場合には、Ba1-x Srx
TiO3 (BSTO)、SrTiO3 (STO)、Ca
TiO3 、PbTiO3 、BaZrO3 、BaSn
O3 、PbZrO3 などの高誘電性ペロブスカイト型酸
化物が用いられる。
化物に、Ca、Sr、La、Nb、Mnなどを添加した
場合においても、同等な効果が得られることは言うまで
もない。また、誘電体膜4の膜厚は特に限定されるもの
ではなく、通常の誘電体メモリと同様に10〜 300nm程度
とすることができる。
る誘電性酸化物からなる誘電体膜4についても、下部電
極2と同様に、ゾルゲル法、MOD法、水熱合成法など
の液相を用いた成膜プロセスを適用して成膜することが
好ましい。ゾルゲル法やMOD法は前述したように、ス
ピンコーティング、ディップコーティング、スプレーコ
ーティングなどのコーティング方法と組み合わせて利用
される。
合わせて誘電体膜4を成膜する場合には、まず液体状の
原料(ゾル溶液)を調製する。代表的な強誘電体である
PZTでは、例えばPbの出発原料として酢酸鉛3水和
物、Zrの出発原料としてジルコニウムテトラプロポキ
シド、Tiの出発原料としてチタンテトライソプロポキ
シドを用い、これらを有機溶剤としての2-メトキシエタ
ノールに所定の比率で溶解させてゾル溶液を調製する。
成した基板1上に滴下し、スピンコータにより原料溶液
の均一な被膜を形成する。スピンコーティングの条件
は、下部電極2の成膜と同様とすることが好ましい。次
いで、原料中に含まれる溶剤成分を除去するために、 1
50〜 200℃程度の温度で乾燥させる。さらに、原料溶液
中に含まれる有機成分を除去するために、 300〜 500℃
程度の温度で加熱処理する。膜厚を厚くする場合には、
スピンコートと有機物除去の加熱処理とを交互に繰り返
し行う。この後、酸素中にて 500〜 700℃程度の温度で
1〜60分程度熱処理することにより結晶化させて、誘電
体膜4を得る。この際の結晶化は、RTA(Rapid Ther
mal Annealing:高速熱処理)を適用してもよいし、また
通常の電気炉熱処理でもかまわない。
組み合わせて誘電体膜4を成膜する場合には、まず上述
したようなペロブスカイト構造を有する誘電性酸化物を
構成する各金属元素を含む有機金属化合物を、それぞれ
有機溶剤に溶解させたMOD用原料溶液を調製する。M
OD用原料溶液としては、例えばPZTを形成する場
合、Pb、Zr、Tiの2-エチルヘキサン酸塩などを使
用し、有機溶剤としてキシレンなどが用いられる。
滴下し、スピンコータにより原料溶液の均一な被膜を形
成する。スピンコーティングの条件は、下部電極2の成
膜と同様とすることが好ましい。次いで、基板1上に形
成したMOD用原料溶液の被膜に対して、 150〜 250℃
程度の低温で乾燥および脱溶剤を行う。さらに、原料溶
液中に含まれる有機成分を除去するために、 300〜 500
℃程度の温度で加熱処理する。膜厚を厚くする場合に
は、スピンコートと有機物除去の加熱処理とを交互に繰
り返し行う。この後、酸素中にて 500〜 700℃程度の温
度で 1〜60分程度熱処理することにより結晶化させて、
誘電体膜4を得る。結晶化にはRTAを適用することが
好ましい。
ロブスカイト構造を有する誘電性酸化物からなる誘電体
膜4を成膜することによって、液相内での分子レベルの
オーダでの均一な混合状態に基づいて、組成ずれを生じ
させることなく、膜組成の均一性に優れた誘電体膜4が
得られる。具体的には、ABO3 で表されるペロブスカ
イト構造を有する誘電性酸化物のAサイト元素とBサイ
ト元素のモル比A/Bを、0.99≦A/B≦1.15の範囲と
することができる。このように、誘電体膜4の組成均一
性を高めることによって、ウエハ面内での誘電体膜4の
電気特性の均一性を向上させることが可能となる。ま
た、誘電体膜4のA/B比を0.99以上1.15以下の範囲と
することによって、結晶化熱処理に伴なう膜はがれの発
生をより一層効果的に抑制することができる。
4上に上部電極5を成膜することによって、DRAMや
FRAMなどの誘電体メモリの電荷蓄積部(薄膜キャパ
シタ)6が作製される。なお、上部電極5にはフォトエ
ッチングプロセス(PEP)などにより電極パターンを
形成する。
O3 膜や(La0.5 Sr0.5 )CoO3 膜で構成しても
よいし、またPt、Ru、Ir、Rh、RuO2 、Ir
O2などを使用することも可能である。特に、上部電極
5についても下部電極2と同様に、液相を用いて成膜す
ることが好ましい。上部電極5を液相を用いて成膜する
ことによって、下部電極2と同様に組成均一性に優れる
XRuO3 電極や(La0.5 Sr0.5 )CoO3 電極が
得られるため、基板1上に形成した微小なキャパシタセ
ルの電気的特性の面内均一性をさらに高めることができ
る。
条件は、前述した下部電極2の成膜条件と同様とする。
上部電極5をXRuO3 膜や(La0.5 Sr0.5 )Co
O3膜で構成する場合、その厚さは下部電極2と同様に
膜はがれを抑制するために、100nm以下とすることが好
ましく、さらに50nm以下とすることが好ましく、望まし
くは30nm以下である。
は、前述したように液相を用いた成膜法に基づいて、X
RuO3 膜や(La0.5 Sr0.5 )CoO3 膜からなる
下部電極2の膜組成の均一性を大幅に高めることがで
き、さらには誘電体膜4自体の組成均一性をも高めるこ
とができる。これら各構成膜の組成均一性を向上させる
ことによって、ウエハ面内での電気的特性の均一性を大
幅に高めることが可能となる。特に、下部電極2の膜組
成の均一性の向上は、Sr、Ba、Ca、Laなどの過
剰部分もしくは未反応部分と誘電体膜4との反応を抑制
し、これにより残留分極の減少というような重大な問題
の発生が回避される。
は、例えばセルサイズを50μm 角以下、さらには10μm
角以下というように微小化する場合に対して特に効果的
である。そして、電極2、5および誘電体膜4の組成均
一性に基づいて、残留分極、リーク電流、疲労特性、誘
電率などの薄膜キャパシタの電気的特性のウエハ面内で
の均一性を高めることができ、よってそれを用いたDR
AMやFRAMなどの誘電体メモリの信頼性や特性など
を向上させることが可能となると共に、誘電体メモリの
製造歩留りを高めることができる。
蓄積部(薄膜キャパシタ)についてのみ説明したが、上
述した実施形態による薄膜キャパシタは例えば図4に示
すように、トランジスタと共にDRAMやFRAMなど
の誘電体メモリを構成するものである。図4は 1ビット
分のFRAM用メモリセルの一構成例を示している。ま
た、図5はその等価回路図である。
2を有するシリコン基板であり、このシリコン基板11
上にはソース13およびドレイン14が設けられ、さら
にゲート酸化膜15を介してゲート電極16が設けられ
ており、これらによってトランジスタ17が構成されて
いる。このトランジスタ17と、トランジスタ17の導
電型チャンネルの図示せぬトランジスタとによって、C
MOSトランジスタ層が構成される。図中18は酸化膜
である。
9を介して、電荷蓄積部(薄膜キャパシタ)20が形成
されている。薄膜キャパシタ20は前述した実施形態の
製造工程に基づいて作製されたものであり、例えば絶縁
層19上にXRuO3 膜や(La0.5 Sr0.5 )CoO
3 膜からなる下部電極2、ペロブスカイト構造を有する
誘電性酸化物からなる誘電体膜4、および下部電極2と
同様な酸化物膜からなる上部電極5が順に形成されてい
る。なお、図中21は絶縁層、22は金属配線層であ
る。
荷蓄積部(薄膜キャパシタ)20は、図5に示すよう
に、ビット線23とワード線24により接続され、 1ビ
ット分のFRAM用メモリセルを構成するものである。
20との位置関係は特に限定されるものではなく、薄膜
キャパシタ20の上方にトランジスタ17を配置するこ
とも可能である。
価結果について述べる。
チSi基板上に、SrRuO3 のゾルゲル用原料溶液と
スピナーとを用いて、SrRuO3 電極(下部電極)を
形成した。原料溶液には市販の濃度 9重量% のSrRu
O3 スピンオン溶液を使用した。スピンコーティングは
500rpm×3sec+ 3000rpm× 15secの条件で行った。
たSrRuO3 原料溶液の被膜を、400℃× 10minの条
件で熱処理して有機成分を除去した。この後 500℃× 6
0minの条件で結晶化熱処理を行うことにより、SrRu
O3 下部電極を形成した。膜厚は約80nmであり、またS
rとRuのモル比(A/B比)は1.00であった。
b(Zr0.52Ti0.48)O3 をスピンオンにより成膜し
た。成膜にはPb1.08(Zr0.52Ti0.48)O3 のスピ
ンオン溶液を用いた。スピンコーティングと 400℃× 1
0minの熱処理を 2回繰り返した後、 600℃× 10minの条
件で結晶化熱処理を行うことによって、PZT誘電体膜
を形成した。膜厚は約80nmであり、またPbと(Zr+
Ti)のモル比(A/B比)は1.05であった。
上に、下部電極と同様にして、SrRuO3 原料溶液の
スピンコーティングと 400℃× 10minの熱処理を行った
後、600℃× 60minの条件で結晶化熱処理を行うことに
よって、SrRuO3 膜を形成した。膜厚は約80nmであ
った。
上に、CVD(化学気相蒸着)法により厚さ 500nmのS
iO2 膜を形成した後、フォトレジストを用いてPEP
で上部電極パターンを形成した。RIEで余分なSrR
uO3 膜を除去した後、レジストをアッシングにより除
去して、50μm 角の上部電極を形成した。
的特性としてリーク電流、残留分極、疲労特性を、測定
電圧3Vで測定、評価した。疲労特性は電圧±3V、パルス
幅 5μsec の矩形波パルスを印加して、1010サイクル後
の 2Prの変化率として求めた。キャパシタセル100pの
電気的特性を評価したところ、リーク電流は(3.1±0.5)
×10-6A/cm2 、残留分極 2Prは25± 2μC/cm2 、疲労
特性はいずれも0%であった。このように、実施例1によ
る薄膜キャパシタは、特性およびその信頼性に優れるも
のであることが確認された。
極および上部電極としてのSrRuO3 膜と誘電体膜と
してのPb(Zr0.52Ti0.48)O3 膜をスパッタ法に
より成膜した後、実施例1と同様なプロセスで上部電極
を50μm 角にパターニングした。この比較例1のキャパ
シタセル100pの電気的特性を、実施例1と同様にして測
定、評価したところ、リーク電流は10-4〜10-6A/cm2 、
残留分極 2Prは16±5μC/cm2 、疲労特性はいずれも
0〜 -51% であり、実施例1に比べて特性が劣ると共
に、そのばらつきも大きいことが確認された。
チSi基板上に、実施例1と同様にして、厚さ80nmのS
rRuO3 膜からなる下部電極を形成した。
rBi2.1 Ta2 O9 (以下、SBTと略す)をスピン
オンにより成膜した。成膜にはSBTの市販のスピンオ
ン溶液を用いた。スピンコーティングを500rpm×3sec+
1500rpm× 30secの条件で行った後、 150℃×5minの条
件で乾燥を行った。さらに、 400℃× 10minの条件でベ
ーキングした後、再度スピンコーティングと乾燥および
ベーキングを行った。この後、酸素中にて 800℃× 1時
間の条件で結晶化熱処理を行うことによって、SBT誘
電体膜を形成した。膜厚は約90nmであった。
様にして、厚さ80nmのSrRuO3膜を形成した。この
上部電極としてのSrRuO3 膜に対して、実施例1と
同様にしてPEPおよびRIEを施し、50μm 角の上部
電極を形成した。
的特性としてリーク電流、残留分極、疲労特性を、実施
例1と同様にして測定、評価した。キャパシタセル100p
の電気的特性を測定、評価したところ、リーク電流は
(2.5±0.5)×10-7A/cm2 、残留分極 2Prは15± 2μC/
cm2 、疲労特性はいずれも0%であった。このように、実
施例2による薄膜キャパシタは、特性およびその信頼性
に優れるものであることが確認された。
部電極としてのSrRuO3 膜と誘電体膜としてのSB
T膜をスパッタ法により成膜した後、実施例2と同様な
プロセスで上部電極を50μm 角にパターニングした。こ
の比較例2のキャパシタセル100pの電気的特性を、実施
例2と同様にして測定、評価したところ、リーク電流は
10-3〜10-7A/cm2 、残留分極 2Prは10± 5μC/cm2 、
疲労特性はいずれも 0〜 -28% であり、実施例2に比べ
て特性が劣ると共に、そのばらつきも大きいことが確認
された。
チSi基板上に、実施例1と同様にして、厚さ80nmのS
rRuO3 膜からなる下部電極を形成した。
(Ba0.5 Sr0.5 )TiO3 (以下、BSTと略す)
をスピンオンにより成膜した。成膜にはBSTの市販の
スピンオン溶液を用いた。スピンコーティングを500rpm
×3sec+ 3000rpm× 20secの条件で行った後、 150℃×
5minの条件で乾燥を行った。さらに、 400℃× 10minの
条件でベーキングした後、再度スピンコーティングと乾
燥およびベーキングを行った。この後、酸素中にて 700
℃× 1時間の条件で結晶化熱処理を行うことによって、
BST誘電体膜を形成した。膜厚は約80nmであり、また
(Ba+Sr)とTiのモル比(A/B比)は 0.995で
あった。
様にして、厚さ60nmのSrRuO3膜を形成した。この
上部電極としてのSrRuO3 膜に対して、実施例1と
同様にPEPおよびRIEを施し、50μm 角の上部電極
を形成した。
的特性として、測定電圧1Vでのリーク電流と比誘電率を
測定、評価した。キャパシタセル100pの電気的特性を測
定、評価したところ、リーク電流は(1.5±0.5)×10-8A/
cm2 、比誘電率は 300±5 であった。このように、実施
例3による薄膜キャパシタは、特性およびその信頼性に
優れるものであることが確認された。
部電極としてのSrRuO3 膜と誘電体膜としてのBS
T膜をスパッタ法により成膜した後、実施例3と同様な
プロセスで上部電極を50μm 角にパターニングした。こ
の比較例3のキャパシタセル100pの電気的特性を、実施
例3と同様にして測定、評価したところ、リーク電流は
10-6〜10-8A/cm2 、比誘電率は 250±50であり、実施例
3に比べて特性が劣ると共に、そのばらつきも大きいこ
とが確認された。
チSi基板上に、まずスパッタ法で厚さ 100nmのPt膜
を形成した。次いで、実施例1と同様に、市販の濃度 3
重量% のSrRuO3 スピンオン溶液とスピナーとを用
いて、Pt膜上にSrRuO3 膜を形成した。スピンコ
ーティングは500rpm×3sec+ 3000rpm×15secの条件で
行った。 400℃× 10minの条件で熱処理して有機成分を
除去した後、 600℃× 30minの条件で結晶化熱処理を行
うことにより、下部電極を形成した。膜厚は約20nmであ
った。
b(Zr0.52Ti0.48)O3 をスピンオンにより成膜し
た。成膜にはPb1.08(Zr0.52Ti0.48)O3 のスピ
ンオン溶液を用いた。スピンコーティングと 400℃× 1
0minの熱処理を 2回繰り返した後、 600℃× 10minの条
件で結晶化熱処理を行うことによって、PZT誘電体膜
を形成した。膜厚は約80nmであった。
上に、下部電極と同様にして、SrRuO3 原料溶液の
スピンコーティングと 400℃× 10minの熱処理を行った
後、600℃× 60minの条件で結晶化熱処理を行うことに
よって、SrRuO3 膜を形成した。膜厚は約20nmであ
った。さらに、このSrRuO3 膜上にスパッタ法で膜
厚 100nmのPt膜を成膜した。
O2 膜を形成した後、フォトレジストを用いてPEPで
上部電極パターンを形成した。RIEで余分なSrRu
O3膜を除去した後、レジストをアッシングにより除去
して、50μm 角の上部電極を形成した。
的特性としてリーク電流、残留分極、疲労特性を、測定
電圧3Vで測定、評価した。疲労特性は電圧±3V、パルス
幅 5μsec の矩形波パルスを印加して、1010サイクル後
の 2Prの変化率として求めた。キャパシタセル100pの
電気的特性を評価したところ、リーク電流は(3.0±0.5)
×10-6A/cm2 、残留分極 2Prは26± 2μC/cm2 、疲労
特性はいずれも0%であった。このように、SRO膜を薄
くした場合でも、実施例1と同様な特性を示すことが確
認された。
モリの製造方法によれば、XRuO3膜や(La0.5 S
r0.5 )CoO3 膜からなる下部電極の組成の面内均一
性を高めることができる。従って、信頼性に優れる誘電
体メモリを高歩留りで作製することが可能となる。
態による要部製造工程を示す断面図である。
ィング法の組み合わせを使用した場合の工程を示す図で
ある。
PZT界面の剥離箇所の割合との関係の一例を示す図で
ある。
誘電体メモリの 1ビット分のメモリセルの一構成例を示
す断面図である。
である。
Claims (7)
- 【請求項1】 基板上に、XRuO3 (ただし、XはC
a、SrおよびBaから選ばれる少なくとも 1種の元素
を示す)および(La0.5 Sr0.5 )CoO3 から選ば
れる少なくとも 1種の導電性酸化物を用いた下部電極
を、液相を用いることにより成膜する工程と、 前記下部電極上に誘電体膜を成膜する工程とを具備する
ことを特徴とする誘電体メモリの製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の誘電体メモリの製造方法
において、 前記誘電体膜を液相を用いることにより成膜することを
特徴とする誘電体メモリの製造方法。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の誘電体メ
モリの製造方法において、 さらに、XRuO3 (ただし、XはCa、SrおよびB
aから選ばれる少なくとも 1種の元素を示す)および
(La0.5 Sr0.5 )CoO3 から選ばれる少なくとも
1種の導電性酸化物を用いた上部電極を、前記誘電体膜
上に液相を用いることにより成膜する工程を具備するこ
とを特徴とする誘電体メモリの製造方法。 - 【請求項4】 請求項1記載の誘電体メモリの製造方法
において、 前記下部電極として、前記XRuO3 および(La0.5
Sr0.5 )CoO3 から選ばれる少なくとも 1種からな
り、かつそのAサイト元素のモル数とBサイト元素のモ
ル数との比A/Bが0.95〜1.15の範囲である導電性酸化
物膜を成膜することを特徴とする誘電体メモリの製造方
法。 - 【請求項5】 請求項2記載の誘電体メモリの製造方法
において、 前記誘電体膜として、ABO3 で表されるペロブスカイ
ト構造を有する酸化物からなり、かつそのAサイト元素
のモル数とBサイト元素のモル数との比A/Bが0.99〜
1.15の範囲である誘電性酸化物膜を成膜することを特徴
とする誘電体メモリの製造方法。 - 【請求項6】 請求項1、請求項2または請求項3記載
の誘電体メモリの製造方法において、 前記液相を用いた成膜工程は、ゾルゲル法、MOD法ま
たは水熱合成法を適用して実施されることを特徴とする
誘電体メモリの製造方法。 - 【請求項7】 請求項1記載の誘電体メモリの製造方法
において、 前記下部電極を構成する導電性酸化物は厚さが 100nm以
下であることを特徴とする誘電体メモリの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13315398A JP3363091B2 (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 誘電体メモリの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13315398A JP3363091B2 (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 誘電体メモリの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11330389A true JPH11330389A (ja) | 1999-11-30 |
| JP3363091B2 JP3363091B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13315398A Expired - Fee Related JP3363091B2 (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 誘電体メモリの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3363091B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100351542B1 (ko) * | 2000-10-09 | 2002-09-05 | 학교법인대우학원 | Chs 공정에 의한 bto계 유전체 박막 제조 방법 |
| JP2012129382A (ja) * | 2010-12-16 | 2012-07-05 | Ricoh Co Ltd | 圧電体素子とプリンターヘッドとインクジェットプリンター |
| JP2012134245A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-07-12 | Ricoh Co Ltd | 電気機械変換素子、電気機械変換素子の製造方法、液滴吐出ヘッド、及び液滴吐出装置 |
| JP2013055174A (ja) * | 2011-09-02 | 2013-03-21 | Ricoh Co Ltd | 酸化物導電性薄膜の処理方法、該処理方法を用いて製造した電子デバイス、液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置 |
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-
1998
- 1998-05-15 JP JP13315398A patent/JP3363091B2/ja not_active Expired - Fee Related
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