JPH11330911A - 積分演算処理方法 - Google Patents
積分演算処理方法Info
- Publication number
- JPH11330911A JPH11330911A JP13087498A JP13087498A JPH11330911A JP H11330911 A JPH11330911 A JP H11330911A JP 13087498 A JP13087498 A JP 13087498A JP 13087498 A JP13087498 A JP 13087498A JP H11330911 A JPH11330911 A JP H11330911A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- threshold value
- integration
- rounding
- rounded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Complex Calculations (AREA)
Abstract
とができ、CPU等に過大な性能を必要とせず、高精度
で積分処理することができる積分演算処理方法を提供す
る。 【解決手段】 センサ1の検出データを信号処理部2で
アナログ/ディジタル変換し、数値演算部3に入力す
る。そして、しきい値th1を設定してこのしきい値内の
データ部分を丸め処理する(ステップS3)。次いで、
丸め処理後のデータを積分演算した後、更に、しきい値
th2を設定してこのしきい値内のデータ部分を丸め処理
する(ステップS4)。更に、この丸め処理後のデータ
を積分演算した後、しきい値th3を設定してこのしきい
値内のデータを丸め処理し(ステップS5)、積分演算
結果として出力する(ステップS6)。
Description
デジタルでサンプリングして2回以上積分する際に、し
きい値を設定して、数値の丸め処理を行い、単純な処理
でかつ高速に積分演算の際に生じる誤差の発散を抑え、
高精度の積分演算が可能となる数値演算の方法に関する
ものである。
波形から、ノイズを除去する方法としては、ノイズ成分
の周波数をカットするようなフィルタを用いるのが一般
的であり、目的の波形が高周波ならばハイパスフィル
タ、低周波ならローパスフィルタを用いる。しかし、こ
れらのアナログフィルタは、目的とする周波数の波形ま
で歪ませてしまうので、目的の精度が得られない場合が
ある。また、確率統計的に既知で時間的に一様なホワイ
トノイズは、平滑化するのがもっとも一般的であり、デ
ジタルフィルタであるカルマンフィルタ等は目的の波形
と誤差を含む波形との最小二乗誤差を小さくするような
処理を行うため、このような系の場合によく利用され
る。
サ)を使用して、加速度(又は角加速度)を測定する
と、図6に示すような結果が得られる。測定方向以外か
らの入力は、他軸感度により誤差として影響するが、こ
れは前述したホワイトノイズとは異なり、確率統計的な
ものではない。センサにより測定された加速度(又は角
加速度)を2階積分して得られる距離(又は角度)に
は、誤差も積分されるために、この誤差が時間とともに
累積し、センサが装着された移動体が停止した後も距離
(又は角度)が変化し、実際には移動していないにも拘
わらず、あたかも移動しているような測定結果が得られ
てしまう。
角速度を求めた結果であり、図8は更に積分処理して角
度を求めた結果を示す。図中、理論値を示してあるが、
誤差の積分に伴い、移動体の停止後も角速度が有意値を
持ち、角度は低下していく。
による結果の方がより大きな誤差となるのは明白である
ため、速度(又は角速度)ではなく、距離(又は角度)
を必要とする場合には、測定値中に含まれる誤差成分を
除去する必要がある。
カルマンフィルタのような高度な数学的手法を使用して
誤差成分を除去しようとすると、複雑なアルゴリズムが
必要であるため、その処理のためには、高速で高価なC
PU(例えば32bit RISC CPU)が必要とな
り、装置コスト及び処理コストが著しく上昇する。
処理することができるように、簡単なアルゴリズムが求
められているが、単に平均化するだけのような単純な手
法を使用すると、高速ではあるが、前述のように目的と
する波形までも歪んでしまうので、所望の精度を得るこ
とができないという難点がある。
のであって、簡素なアルゴリズムで誤差成分を除去する
ことができ、CPU等に過大な性能を必要とせず、高精
度で積分処理することができる積分演算処理方法を提供
することを目的とする。
理方法は、ディジタルデータに対し所定のしきい値を設
定してこのしきい値内のデータ部分を丸め処理する第1
工程と、丸め処理後のデータを積分演算する第2工程
と、を有することを特徴とする。
理方法は、前記積分演算後のデータに対し所定のしきい
値を設定してこのしきい値内のデータ部分を丸め処理す
る第3工程と、更に丸め処理後のデータを積分演算する
第4工程と、を有し、更に、前記第4工程による積分演
算後のデータに対し所定のしきい値を設定してこのしき
い値内のデータ部分を丸め処理する第5工程を有するこ
とが好ましい。
ィジタルデータをx、しきい値をth、αを1未満の正数
としたとき、xをしきい値thで丸める処理を行う関数
F(x、th)は、int(a)を実数aの整数部を示す記
号として、下記数式1及び2により表される。
る上で好ましい。
付の図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明の
実施例方法に使用する装置を示すブロック図である。セ
ンサ1が検出したアナログ信号、例えば、加速度又は角
加速度の信号Sは信号処理部2に入力され、この信号処
理部2において、初期条件の判定及びオフセットの検出
及び除去を行い、更に、アナログ/ディジタル変換器に
より所定のサンプリングタイムでディジタル信号に変換
される。このディジタル信号は数値演算部3に入力さ
れ、所定の積分演算が実施された後、演算結果がディス
プレイ等の外部の出力デバイス4に出力される。
された加速度又は角加速度信号x(ディジタルサンプリ
ングされた測定データ)がデータ受信処理され(ステッ
プS1)、補正処理された後(ステップS2)、しきい
値をth1として数値丸め処理を受ける(ステップS
3)。このデータxの数値丸め処理は下記数式3にて表
され、丸められた数値がfとなる。
示すように、しきい値内のデータが0となる。即ち、図
2に示すように、データがしきい値th内で変動しても、
それはすべて0となり、積分値は0となる。そこで、こ
のfを時間で積分して速度又は角速度を求める(ステッ
プS4)。そして、この積分値を下記数式4にて示すよ
うに、しきい値をth2として丸め処理する。
時間tで積分し、同様にしきい値をth3として関数Fに
より、丸め処理する(ステップS5)。
し(ステップS6)、ディスプレイ等の出力デバイス4
に表示させる。なお、数値演算部3は1個の集積回路
(IC)で構成することができるが、サンプリングを行
う信号処理部2もこのIC内に組み込むことができる。
ては、従来の欠点を解消するために、先ず、センサ1に
より測定された加速度又は角加速度の値xをしきい値th
1を使用して数値的に関数Fにより丸める処理を行う。
この丸め処理は、数式1及び2と、図2に示すように、
しきい値th1内の数値を0にするものであるが、その結
果、図3に示すように、バラツキが小さいデータfにな
る。
更に、しきい値th2を使用して同様の丸め処理を行い、
1階の積分結果とする(ステップS4)。そして、得ら
れたデータgを時間tで積分し、更に、しきい値th3を
使用して同様の丸め処理を行い、2階の積分結果とする
(ステップS5)。
を図4に示す。この図4に示すように、本実施例方法に
より積分処理することにより、理論値と同様のデータを
高精度で得ることができる。これに対し、従来方法によ
り2階積分した結果(図8参照)を図4に合わせて示す
が、この従来方法の場合は、角度一定になり停止してい
る場合に、誤差が時間と共に、増幅されてしまう。従っ
て、図5に角度誤差を示すように、本実施例の場合に
は、停止している場合に極めて小さな誤差が生じるだけ
でこの誤差が増大することはないが、従来の場合は、時
間の経過と共に、誤差が増大していく。
比して誤差が極めて少なく、また、誤差の累積により誤
差の増大が生じない。このため、本実施例方法は演算精
度が極めて高い。特に、移動体が停止している場合に、
上述の効果が顕著である。
ことはもちろんである。例えば、上記実施例において、
丸め処理は数式1及び2により表される関数Fによるも
のであったが、これに限るものではなく、切り捨て又は
切り上げにより丸め処理することも可能である。このよ
うに、誤差を除去するような関数又は演算であれば、本
発明の数値丸め処理に使用することができる。
ンサ1の出力から角速度及び角度を算出する例を示した
が、本発明は2階積分を必要とするあらゆるシステムに
応用できる。例えば、加速度センサを用いて、速度及び
距離を算出する場合にも適用することができる。
ものであるが、1階積分に本発明を適用してもよいこと
は勿論である。但し、1階積分への適用よりも、2階積
分への適用の方が効果は大きい。また、3階積分以上に
本発明を適用した場合は、更に優れた効果が得られる。
よく、種々の方法を使用することができる。
デジタルデータを積分処理する際の誤差が小さく、この
誤差の累積を回避することができるので、極めて高精度
で積分処理することができる。また、センサの出力が0
の場合においても、即ち、移動体が停止している場合に
も、積分後のデータの発散が防止される。しかも、アル
ゴリズムが単純なので、他のアルゴリズムに比べて高速
に演算することができると共に、CPU及びメモリ等の
性能が低くても足り、低コストでデバイスを構成するこ
とができる。
図である。
ある。
タを理論値及び従来データと比較して示すグラフ図であ
る。
フ図である。
図である。
データを示すグラフ図である。
ータを示すグラフ図である。
である。
Claims (5)
- 【請求項1】 ディジタルデータに対し所定のしきい値
を設定してこのしきい値内のデータ部分を丸め処理する
第1工程と、丸め処理後のデータを積分演算する第2工
程と、を有することを特徴とする積分演算処理方法。 - 【請求項2】 前記積分演算後のデータに対し所定のし
きい値を設定してこのしきい値内のデータ部分を丸め処
理する第3工程と、更に丸め処理後のデータを積分演算
する第4工程と、を有することを特徴とする請求項1に
記載の積分演算処理方法。 - 【請求項3】 前記第4工程による積分演算後のデータ
に対し所定のしきい値を設定してこのしきい値内のデー
タ部分を丸め処理する第5工程を有することを特徴とす
る請求項2に記載の積分演算処理方法。 - 【請求項4】 前記第1,第3又は第5工程において、
ディジタルデータをx、しきい値をth、αを1未満の正
数としたとき、xをしきい値thで丸める処理を行う関
数F(x、th)が、int(a)を実数aの整数部を示す
記号として、x/th≧int(x/th)+αの場合に、F
(x、th)=int(x/th)×th+thで表され、x/th
<int(x/th)+αの場合に、F(x、th)=int(x
/th)×thで表されることを特徴とする請求項1乃至3
のいずれか1項に記載の積分演算処理方法。 - 【請求項5】 前記αは0.5であることを特徴とする
請求項4に記載の積分演算処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13087498A JP4097318B2 (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 積分演算処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13087498A JP4097318B2 (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 積分演算処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11330911A true JPH11330911A (ja) | 1999-11-30 |
| JP4097318B2 JP4097318B2 (ja) | 2008-06-11 |
Family
ID=15044721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13087498A Expired - Lifetime JP4097318B2 (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 積分演算処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4097318B2 (ja) |
-
1998
- 1998-05-13 JP JP13087498A patent/JP4097318B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4097318B2 (ja) | 2008-06-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0638811B1 (en) | Estimator of amplitude and frequency of a noisy biased sinusoid from short bursts of samples | |
| US20190296757A1 (en) | Signal processing device | |
| CN109506773B (zh) | 基于数字解码的高精度外差激光干涉振动校准方法 | |
| CN107036589A (zh) | 一种用于mems陀螺仪的角度测量系统及其方法 | |
| CN113405572A (zh) | 传播延迟补偿电路以及计算传播延迟补偿的方法 | |
| JP3282547B2 (ja) | 外力計測装置 | |
| JP4097318B2 (ja) | 積分演算処理方法 | |
| JP3602078B2 (ja) | 人工衛星の姿勢検出装置 | |
| CN111044758A (zh) | 加速度传感器输出值校正方法及加速度传感器 | |
| JP4848803B2 (ja) | 異常診断装置、回転装置及び異常診断方法 | |
| CN111339494A (zh) | 基于卡尔曼滤波的陀螺仪数据处理方法 | |
| JP4223956B2 (ja) | 車輌の車輪の回転速度を測定する方法およびシステム | |
| CN112834774B (zh) | 一种阈值自适应转速信号处理系统及其方法 | |
| JP3169213B2 (ja) | 移動速度検出方法及び装置、車両のすべり角検出装置 | |
| JP4242346B2 (ja) | 変調された信号の包絡線の決定方法 | |
| JP3428524B2 (ja) | タイヤ空気圧検知装置及び車輪速信号周波数検出装置 | |
| JP4572536B2 (ja) | サンプリング式測定装置 | |
| JP2793778B2 (ja) | 角速度センサ | |
| JPH1038575A (ja) | 方位検出装置の高域ノイズ除去方法 | |
| US5210709A (en) | Digital filter for removing dc components | |
| EP0541223A1 (en) | Vehicle-direction detecting apparatus | |
| CN111879981B (zh) | 单音信号过载的补偿方法及装置 | |
| KR100814577B1 (ko) | 자이로 누적 오차의 신호처리 방법 | |
| JP2003018006A (ja) | アナログデジタル変換方法 | |
| JPH05333060A (ja) | オフセット除去装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041116 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071023 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071207 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080311 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20080311 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120321 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120321 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130321 |