JPH1133091A - 光触媒を用いた有機物分解ユニット - Google Patents

光触媒を用いた有機物分解ユニット

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JPH1133091A
JPH1133091A JP10124902A JP12490298A JPH1133091A JP H1133091 A JPH1133091 A JP H1133091A JP 10124902 A JP10124902 A JP 10124902A JP 12490298 A JP12490298 A JP 12490298A JP H1133091 A JPH1133091 A JP H1133091A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光触媒を用い、薄型で面積の広い有機物分解
ユニットを提供する。 【解決手段】 アクリル樹脂からなり、紫外線光源5か
らの紫外線を入射させる導光体3を設ける。この導光体
3の一方の面に光散乱溝9を形成し、もう一方の面にプ
レコート層11を介して光触媒含有層12を形成する。
プレコート層は光触媒によって分解を受けない材質とす
る。光触媒含有層12はプレコート層11と同じ材質の
バインダに、酸化チタンの微粒子を光触媒として含有し
ている。紫外線を受けた光触媒含有層12中の光触媒の
作用により、光触媒含有層12上の有機物又は光触媒含
有層12に接触した空気中の有機物が分解される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光触媒を用いた
有機物分解ユニットに関し、更に詳しくは、薄型で、ロ
ッカー、下駄箱、トイレ、冷蔵庫、操作パネル等に使用
することができ、面積が広く、有機物の分解効率に優れ
た有機物分解ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、酸化チタン、酸化スズ等の光
触媒に紫外線を照射することにより、有機物を分解する
ことができることが知られている。この光触媒を応用し
たものとして、例えば空気清浄機、脱臭機等を挙げるこ
とができる。このような機器は、例えば不織布に光触媒
を付着させ、これに紫外線が照射されるように構成され
ている。このような構成により、光触媒の作用を利用し
て空気の清浄化、脱臭、殺菌等を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の不織布を用いた構成では、紫外線が照射され
ない部分が多く、光触媒及び紫外線を有効に使用してい
るということはできない。また、装置そのものが比較的
大きくなり、ロッカー、下駄箱、トイレ、冷蔵庫等に於
いて使用することはできない。
【0004】本発明はこのような従来技術の問題点に鑑
みて為されたものであり、目的は、薄型で有機物の分解
効率に優れた有機物分解ユニットを提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の有機物分解ユニ
ットは、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)等の紫外
線を透過させる導光体の表面に形成したプレコート層を
有し、プレコート層上には光触媒含有層が形成されてい
る。この構成によれば、光触媒含有層は表面に露出し、
しかもその裏面側、即ち導光体を介して紫外線が照射さ
れるので、光触媒含有層に含有される光触媒は効率よく
空気中の有機物を分解することができる。また、紫外線
も有効に使用される。プレコート層は、導光体がPMM
A等の有機ポリマーで構成されている場合、これが光触
媒含有層に含有される光触媒によって分解されるのを防
止するために設けられている。
【0006】また、導光体を板状とし、その一方の面に
光散乱手段と反射部材とを形成すれば、片側の面のみが
光分解作用を有する有機物分解ユニットが得られる。こ
のような片面のみに光分解作用を有する有機物分解ユニ
ットは、ロッカー、下駄箱、トイレ、冷蔵庫等の内壁に
貼り付けて使用する場合や、また、表面の防汚効果を利
用する操作パネル等に使用するのに適している。
【0007】上記の各構成に於いて、光触媒含有層中の
光触媒による導光体の分解を考慮する必要がない場合に
は、上述のプレコート層は設ける必要がなく、光触媒含
有層は導光体上に直接設けることができる。このような
プレコート層を有していない有機物分解ユニットは、簡
単な製造工程で製造できるという利点を有している。
【0008】また、本発明の有機物分解ユニットは、紫
外線透過性のフィルム上に前述のプレコート層と光触媒
含有層とを形成して光触媒コートフィルムを作成してお
き、これを上記導光体と同様の紫外線透過基板上に貼着
層を介して貼着した構成としてもよい。この構成では、
紫外線透過性のフィルムと貼着層と紫外線透過基板とに
よって導光体が構成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0010】本発明の有機物分解ユニットは、紫外線を
透過させる導光体を有している。導光体の材質は、紫外
線を透過させるものであればよく、ガラス、プラスチッ
ク、これらを貼り合わせたもの等が適しているが、重量
の点でプラスチックが好ましく、中でも、紫外線の透過
率や表面硬度の点でアクリル系のプラスチックが好まし
い。導光体の材質として好ましいプラスチックは、ポリ
メタクリル酸メチル(PMMA)、ポリカーボネート
(PC)、ポリプロピレン(PP)、ポリフッ化エチレ
ン(PTEE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、
ポリメチルペンテン(TPX)及びこれらの組合せから
なるもである。また、プレコート層を設けない有機物分
解ユニットの場合には、光触媒含有層中の光触媒による
分解作用を受けない導光体が好ましく、そのような導光
体の材質として、紫外線透過性の種々のガラスを使用す
ることができる。
【0011】導光体に紫外線を供給する紫外線光源は、
有機物の分解効率の点から、ピーク波長350〜360
nmの紫外線を発するものが好ましい。
【0012】導光体の表面に形成されるプレコート層
は、前述のように光触媒による導光体の分解を防止する
ために設けられている。プレコート層の材質としては、
光触媒による酸化を受けないか又は受け難いことが必要
である。好ましいプレコート材の材質は、ポリフッ化ビ
ニリデン、ポリ四フッ化エチレン、ポリフッ化ビニリデ
ン、直鎖シリコン系ポリマー、ラダー型シリコン系ポリ
マー、シリコン系ゴム、若しくはこれらの混合物、又は
紫外線透過性のガラスである。プレコート層を形成する
方法は特に限定されるものではないが、紫外線透過性ガ
ラス以外の場合はスプレーコーティング、ディップコー
ティング、ローラーコーティング、グラビアコーティン
グ、スピンコーティング、フローコーティング等を採用
することができ、紫外線透過性ガラスの場合は直接導光
体の上に載置又は貼着することができる。
【0013】プレコート層上に形成される光触媒含有層
は、バインダー中に光触媒を含む層である。光触媒含有
層に含有される光触媒は紫外線による光触媒作用により
有機物を分解し得るものであればよく、例えば、酸化チ
タン、酸化スズ、酸化タングステン、及びこれらの混合
物を挙げることができる。光触媒含有層のバインダーと
して使用し得るものとしては、上述のプレコート層に用
いたものと同様のものを挙げることができる。
【0014】本発明の有機物分解ユニットの一実施態様
では、導光体は板状であり、その一方の面に光散乱手段
を有している。光散乱手段は、例えば光散乱溝、円錐状
凹部等を設けることにより、また、反射性インクのドッ
ト印刷、粗面加工等によって形成することができる。板
状の導光体の側面には紫外線光源が配されている。ま
た、導光体の光散乱手段を設けた面側には光反射部材が
設けられる。光散乱手段と光反射部材とによって紫外線
は光散乱手段が設けられている面とは反対側の面から紫
外線が出射される。導光体の光散乱手段が設けられてい
ない側の面にはプレコート層が形成されている。そし
て、プレコート層上には光触媒含有層が形成される。こ
の構成の導光体は板状の導光体の一方の面のみが光分解
作用を有しているため、ロッカー、冷蔵庫等の比較的狭
い場所に貼り付けるなどの方法により使用することがで
きる。また、防汚性を有する操作パネルの使用にも適し
ている。
【0015】また、この構成に於いても、光触媒含有層
中の光触媒による導光体の分解を考慮する必要がない場
合には、上述のプレコート層は設ける必要がなく、光触
媒含有層は導光体上に直接設けることができる。
【0016】本発明の他の実施態様に係る有機物分解ユ
ニットは、紫外線透過性のフィルム上に前述のプレコー
ト層と光触媒含有層とを形成して光触媒コートフィルム
を作成し、この光触媒コートフィルムを紫外線透過基板
上に形成したものである。この構成では、紫外線透過性
のフィルムと紫外線透過基板とによって導光体が構成さ
れる。紫外線透過基板としては、前述の導光体と同様の
ものを用いることができる。
【0017】この構成に於いて用いられるフィルムとし
ては、紫外線透過性を有しているものであれば何れも使
用することができ、例えば、ポリエチレンテレフタタレ
ート(PET)、ポリメタクリル酸メチル(PMM
A)、ポリカーボネート(PC)、ポリプロピレン(P
P)、ポリフッ化エチレン(PTEE)、ポリフッ化ビ
ニリデン(PVDF)、ポリメチルペンテン(TPX)
及びこれらの組合せからを挙げることができる。
【0018】また、本発明では、光触媒コートフィルム
を紫外線透過基板上に貼着層を介して貼着することもで
き、その場合の貼着層としては、紫外線を透過し、しか
も紫外線によって劣化しないものであれば、通常の接着
剤や粘着剤を使用することができる。この構成では、紫
外線透過性のフィルムと貼着層と紫外線透過基板とによ
って導光体が構成される。
【0019】
【実施例】本発明の実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。図1は本発明の一実施例に係る有機物分解
ユニットを用いた装置の概略構成を示しており、図2は
その詳細断面図である。図1の装置は、本実施例の有機
物分解ユニット1に点灯装置2を付加したものである。
本実施例の有機物分解ユニット1は、図2に示すよう
に、板状の導光体3の一つの側面4の側に紫外線光源5
が設けられ、紫外線光源5の外側には、紫外線が漏れな
いようにするとともに、導光体3側とは反対側に照射さ
れる紫外線を導光体3に導くためのリフレクタ6(RW
75CB、きもと製)が設けられている。本実施例で
は、導光体3にはPMMA(560F、旭化成製)を用
いた。また、紫外線光源5として紫外線ランプ(UFL
−30100CCSUV、φ3×120mm、ウシオ電
機製)を用いた。この紫外線光源5から出射される紫外
線は、図4に示すように、350〜360nmの領域に
ピークを有する波長分布を有している。導光体3の側面
4以外の側面には、図1に示すように、紫外線の漏れを
防止するための端面テープ13が貼り付けられている。
【0020】導光体3の一方の面7には紫外線を散乱さ
せて導光体3のもう一方の面8側に出射させるための、
断面がV字型の光散乱溝9が多数設けられている。本実
施例では光散乱溝9が光散乱手段として機能している。
光散乱溝9は機械加工、レーザ加工等によって形成する
ことができる。図3(a)は導光体の平面図であり、光
散乱溝9が設けられる間隔を示している。同図に示すよ
うに、光散乱溝9は等間隔ではなく、紫外線光源5から
遠ざかるに伴って密となるように形成されている。この
ように光散乱溝9を形成することにより、導光体3の面
8から紫外線を均一に出射させることが可能となる。導
光体3の光散乱溝9を形成した面7の側には、面7側か
ら出る紫外線を面8側に反射させるための、ポリエステ
ルシート(E60L、東レ製)からなる白色の反射フィ
ルム10が設けられている。
【0021】なお、本発明の有機物分解ユニットは、図
3(b)に示すように、導光体3の2つの側面に紫外線
光源5を設けた構成とすることもできるが、この場合に
は、導光体3の面8から紫外線を均一に出射させるため
に、同図に示すように、紫外線光源5に近接した部分で
は光散乱溝9が粗となり、紫外線光源5から離れた中央
部分では光散乱溝9が密となるようにすることが好まし
い。
【0022】導光体3の光が出射する面8の上には、プ
レコート層11が形成されている。本実施例では、プレ
コート層11は、低温硬化ラダー型シリコンオリゴマー
のアルコール溶液をスピンナーで均一にコーティングす
ることにより形成した。
【0023】プレコート層11の上には、光触媒含有層
12が設けられている。この光触媒含有層12はプレコ
ート層11と同じ材質であるグラスレジン(低温硬化ラ
ダー型シリコンオリゴマー、昭和電工製)をバインダー
として用い、これに光触媒として粒径9nmのアナター
ゼ型酸化チタン超微粒子(SSP−25、堺化学製)混
合したものを塗布して形成した。
【0024】以上の構成を有する本実施例の有機物分解
ユニット1では、導光体3内から照射される紫外線を受
けた光触媒含有層12中の光触媒の光酸化作用により、
光触媒含有層12上に付着した有機物を分解することが
できる。また、光触媒含有層12に接触した空気中の悪
臭物質等の有機物も分解することができる。
【0025】このような本実施例の有機物分解ユニット
1の効果を確認するため、以下のような有機物の分解実
験を行った。この実験は、光触媒含有層12上に市販の
赤の油性マジックで文字等を書くことにより汚れを形成
し、紫外線光源5を点灯させてこの汚れが退色するまで
の時間を計測したものである。その結果、約3日でマジ
ックで書いた文字がほぼ完全に退色した。以上の結果よ
り、本実施例の有機物分解ユニット1を用いれば、速や
かに有機物を分解することができることが確認できた。
【0026】なお、上記ではプラスチック板を導光体3
として用い、プレコート層11を設けた場合について説
明したが、光触媒による光酸化の影響が少ないプラスチ
ック板を導光体3として使用する場合や、導光体3とし
て光酸化の影響を全く受けない石英ガラス等を使用する
場合には、プレコート層11を設けることなく光触媒含
有層12を導光体3の上面に直接設けてもよい。
【0027】図5は本発明の他の実施例の有機物分解ユ
ニットの断面を示しており、図5では紫外線光源5、リ
フレクタ6等の記載を省略してある。本実施例の有機物
分解ユニットは、紫外線透過性のPETからなるフィル
ム20上にプレコート層11と光触媒含有層12とを順
次形成して光触媒コートフィルム24を得、この光触媒
コートフィルム24をPMMAからなる紫外線透過基板
23上に貼着層21を介して貼着した構成を有してい
る。本実施例では、光触媒コートフィルム24に貼着層
21を既に形成してある市販のもの(F(AC−22
4)、日本曹達(株))を用いた。
【0028】本実施例では、光触媒コートフィルム24
のフィルム20、貼着層21及び紫外線透過基板23に
よって導光体3が構成されている。
【0029】本実施例の有機物分解ユニットを用いて種
々のにおい物質に対する脱臭試験を行った。脱臭試験
は、光触媒含有層12を設けた部分の面積がA4サイズ
の有機物分解ユニットを用い、アクリル密閉ケース(有
効内寸275H×475W×325D、43リットル)
内で、におい相対値を計測することにより行った。にお
い相対値の計測は、ニオイセンサ(新コスモス製、XP
−329S)を用いて行った。
【0030】図6〜図8は、アセトアルデヒド、メチル
メルカプタン及びスチレンについて、本実施例の有機物
分解ユニットを用いた場合の脱臭試験の結果を示してい
る。何れの場合にも、ブランクの場合にはにおい相対値
は殆ど変化しないのに対し、有機物分解ユニットを用い
た場合には、におい相対値の減少が見られ、高い脱臭効
果が見られる。
【0031】図9は、本実施例の有機物分解ユニットの
光触媒含有層12を設けた部分の面積と脱臭効果との関
係を求めるための試験を行った結果を示している。同図
に示すように、ブランクの場合にはにおい相対値は殆ど
変化しないのに対し、有機物分解ユニットの面積が10
cm角、A4サイズ、10cm角+A4サイズと増加す
るに伴い、脱臭効果も増加していることが分かる。
【0032】また、本実施例の有機物分解ユニットの脱
臭効果と市販の活性炭脱臭剤の脱臭効果との比較を、に
おい物質としてアセトアルデヒドを用いて行った。その
結果、本実施例の有機物分解ユニットは、活性炭の吸着
による脱臭の場合よりも高い脱臭効果が得られることが
分かった。
【0033】上記各実施例では何れも導光体が板状のも
のについて説明したが、本発明はこれに限定されず、例
えば、導光体を光ファイバとし、これにプレコート層と
光触媒含有層とを形成して、光ファイバの端部から紫外
線を入射させる構成とすることもできる。このような光
ファイバを用いた構成では、非常に大きな表面積を有す
る有機物分解ユニットを得ることができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の有機物分
解ユニットは広い接触面積を有するので、光触媒機能が
高く、悪臭ガス、油等の有機物を分解し、殺菌作用を発
揮することができ、空気清浄機、脱臭機等に使用するの
に適している。
【0035】また、本発明の本発明の有機物分解ユニッ
トは薄型であるため、ロッカー、下駄箱、トイレ、冷蔵
庫等に邪魔にならずに設置することができる。また、操
作パネル、タッチパネル等の多数の人が触れるものの表
面を常に殺菌し、常に清潔に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有機物分解ユニットを点灯装置ととも
に示した斜視図である。
【図2】図1に於ける有機物分解ユニットの部分断面図
である。
【図3】(a)及び(b)は、それぞれ有機物分解ユニ
ットの導光体に形成される光散乱溝の間隔を示すための
平面図である。
【図4】紫外線光源から照射される紫外線の波長分布を
示すスペクトルである。
【図5】図5は本発明の他の実施例の有機物分解ユニッ
トの断面を示しており、図5では紫外線光源5、リフレ
クタ6等を省略してある。
【図6】アセトアルデヒドについて行った脱臭試験の結
果を示す図である。
【図7】メチルメルカプタンについて行った脱臭試験の
結果を示す図である。
【図8】スチレンについて行った脱臭試験の結果を示す
図である。
【図9】有機物分解ユニットの光触媒含有層を設けた部
分の面積と脱臭効果との関係を求めるための試験の結果
を示す図である。
【符号の説明】
1…有機物分解ユニット 3…導光体 4…側面 5…紫外線光源 6…リフレクタ 9…光散乱溝 10…反射フィルム 11…プレコート層 12…光触媒含有層 13…端面テープ 20…フィルム 21…貼着層 23…紫外線透過基板 24…光触媒コートフィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B01J 35/02 ZAB B01J 35/02 ZABJ G02B 6/00 331 G02B 6/00 331 // F25D 23/00 302 F25D 23/00 302M G02B 1/10 G02B 5/02 A 5/02 1/10 Z

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紫外線を透過させる導光体と、該導光体
    に紫外線を入射させる紫外線光源と、前記導光体の表面
    に形成されたプレコート層と、該プレコート層上に形成
    された光触媒含有層とを備えたことを特徴とする有機物
    分解ユニット。
  2. 【請求項2】 一方の面に光散乱手段を有する板状の導
    光体と、該導光体の側面に配された紫外線光源と、前記
    導光体の前記一方の面側に設けられた光反射部材と、前
    記導光体の他方の面に形成されたプレコート層と、該プ
    レコート層上に形成された光触媒含有層とを備えたこと
    を特徴とする有機物分解ユニット。
  3. 【請求項3】 前記光触媒含有層は、光触媒とバインダ
    ー層とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載
    の有機物分解ユニット。
  4. 【請求項4】 前記光触媒が、酸化チタン、酸化スズ、
    酸化タングステン及びこれらの混合物からなる群から選
    択されるものであることを特徴とする請求項3に記載の
    有機物分解ユニット。
  5. 【請求項5】 前記プレコート層が、ポリフッ化ビニリ
    デン、ポリ四フッ化エチレン、ポリフッ化ビニリデン、
    直鎖シリコン系ポリマー、ラダー型シリコン系ポリマ
    ー、シリコン系ゴム及びこれらの混合物並びに紫外線透
    過性ガラスからなる群から選択されるものである請求項
    1乃至4の何れかに記載の有機物分解ユニット。
  6. 【請求項6】 前記導光体が、ポリメタクリル酸メチ
    ル、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリフッ化エ
    チレン、ポリフッ化ビニリデン、ポリメチルペンテン及
    びこれらの組合せからなるものである請求項1乃至5の
    何れかに記載の有機物分解ユニット。
  7. 【請求項7】 紫外線透過性のフィルム上に前記プレコ
    ート層と前記光触媒含有層とを形成した光触媒コートフ
    ィルムを、紫外線透過基板上に形成した有機物分解ユニ
    ットであって、前記フィルムと前記貼着層と前記紫外線
    透過基板とによって前記導光体が構成されている請求項
    1乃至6記載の有機物分解ユニット。
  8. 【請求項8】 紫外線透過性のフィルム上に前記プレコ
    ート層と前記光触媒含有層とを形成した光触媒コートフ
    ィルムを、紫外線透過基板上に形成した有機物分解ユニ
    ットであって、前記紫外線透過基板が紫外線透過性のガ
    ラス製であり、前記フィルムと前記紫外線透過基板とに
    よって前記導光体が構成されている請求項1乃至5記載
    の有機物分解ユニット。
  9. 【請求項9】 前記光触媒コートフィルムを、紫外線透
    過基板上に貼着層を介して貼着した有機物分解ユニット
    であって、前記フィルムと前記貼着層と前記紫外線透過
    基板とによって前記導光体が構成されている請求項7又
    は8記載の有機物分解ユニット。
  10. 【請求項10】 紫外線を透過させる導光体と、該導光
    体に紫外線を入射させる紫外線光源と、前記導光体の表
    面に形成され光触媒とバインダー層とを有する光触媒含
    有層とを備えたことを特徴とする有機物分解ユニット。
  11. 【請求項11】 一方の面に光散乱手段を有する板状の
    導光体と、該導光体の側面に配された紫外線光源と、前
    記導光体の前記一方の面側に設けられた光反射部材と、
    前記導光体の他方の面に形成され光触媒とバインダー層
    とを有する光触媒含有層とを備えたことを特徴とする有
    機物分解ユニット。
  12. 【請求項12】 前記光触媒が、酸化チタン、酸化ス
    ズ、酸化タングステン及びこれらの混合物からなる群か
    ら選択されるものであることを特徴とする請求項10又
    は11に記載の有機物分解ユニット。
  13. 【請求項13】 前記導光体が紫外線透過性ガラスであ
    る請求項10乃至12の何れかに記載の有機物分解ユニ
    ット。
  14. 【請求項14】 前記紫外線光源から照射される紫外線
    のピーク波長が350nm〜360nmの範囲である請
    求項1乃至13の何れかに記載の有機物分解ユニット。
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