JPH1133145A - ウッド型ゴルフクラブヘッド - Google Patents
ウッド型ゴルフクラブヘッドInfo
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- JPH1133145A JPH1133145A JP9208689A JP20868997A JPH1133145A JP H1133145 A JPH1133145 A JP H1133145A JP 9208689 A JP9208689 A JP 9208689A JP 20868997 A JP20868997 A JP 20868997A JP H1133145 A JPH1133145 A JP H1133145A
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- JP
- Japan
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- center
- gravity
- head
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウッド型ゴルフクラブヘッドに於て、無理な
く容易に設計及び製造ができると共に飛距離性能と方向
性の両方を向上できるようにする。 【解決手段】 フェース面最頂点高さをHとし、フェー
ス面上重心高さをhとし、ヘッド前後幅をDとし、重心
深度をdとしたときに、h/H≦0.65とする。d/D≦
0.35とする。さらに、0.45≦h/Hとし、かつ、0.15≦
d/Dとする。
く容易に設計及び製造ができると共に飛距離性能と方向
性の両方を向上できるようにする。 【解決手段】 フェース面最頂点高さをHとし、フェー
ス面上重心高さをhとし、ヘッド前後幅をDとし、重心
深度をdとしたときに、h/H≦0.65とする。d/D≦
0.35とする。さらに、0.45≦h/Hとし、かつ、0.15≦
d/Dとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はウッド型ゴルフクラ
ブヘッドに関する。
ブヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ウッド型ゴルフクラブヘッド
は、低重心ほど飛距離大となることが知られており、低
重心化の方法として、例えば、特開昭60−259282号、特
開昭61−209676号、特開平6− 23072号等に開示された
高比重合金等の重量物をヘッドの下部に配置したもの
や、特開平5−317465号に開示のヘッド形状を変えたも
の等が公知であった。また、従来より、重心深度が大き
い(深い)ほど方向性が良くなって打球が横方向にそれ
難いと考えられており、例えば、特開昭63−154186号、
特開昭63−267375号、特開平5−103847号等に開示の高
比重合金等の重量物をヘッドの後部に配置したものや、
特開平4− 12773号に開示のヘッドを大型化したもの等
が公知であった。
は、低重心ほど飛距離大となることが知られており、低
重心化の方法として、例えば、特開昭60−259282号、特
開昭61−209676号、特開平6− 23072号等に開示された
高比重合金等の重量物をヘッドの下部に配置したもの
や、特開平5−317465号に開示のヘッド形状を変えたも
の等が公知であった。また、従来より、重心深度が大き
い(深い)ほど方向性が良くなって打球が横方向にそれ
難いと考えられており、例えば、特開昭63−154186号、
特開昭63−267375号、特開平5−103847号等に開示の高
比重合金等の重量物をヘッドの後部に配置したものや、
特開平4− 12773号に開示のヘッドを大型化したもの等
が公知であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、飛距離性能と
方向性の両方を向上させるために、重心を低くすること
と、重心深度を大きくすることの両方を実現しようとす
ると、重心がヘッド下面(ソール面)及びヘッド後方に
近づき過ぎてしまい、ヘッド設計が困難となり、あるい
は、ヘッド設計が不可能となるという問題があった。こ
のような問題をふまえて本発明者等が測定を行ったとこ
ろ、従来のウッド型ゴルフクラブヘッドは、図3からも
明らかなように、フェース面最頂点高さをHとし、フェ
ース面上重心高さをhとし、ヘッド前後幅をDとし、重
心深度をdとしたときに、0.68≦h/H≦0.75かつ0.37
≦d/D≦0.42の範囲内にあることを本発明者等は見つ
けた。
方向性の両方を向上させるために、重心を低くすること
と、重心深度を大きくすることの両方を実現しようとす
ると、重心がヘッド下面(ソール面)及びヘッド後方に
近づき過ぎてしまい、ヘッド設計が困難となり、あるい
は、ヘッド設計が不可能となるという問題があった。こ
のような問題をふまえて本発明者等が測定を行ったとこ
ろ、従来のウッド型ゴルフクラブヘッドは、図3からも
明らかなように、フェース面最頂点高さをHとし、フェ
ース面上重心高さをhとし、ヘッド前後幅をDとし、重
心深度をdとしたときに、0.68≦h/H≦0.75かつ0.37
≦d/D≦0.42の範囲内にあることを本発明者等は見つ
けた。
【0004】そこで、本発明は、上述の問題を解決し
て、無理なく容易に設計及び製造ができると共に飛距離
性能と方向性の両方を向上できるウッド型ゴルフクラブ
ヘッドを提供することを目的とする。
て、無理なく容易に設計及び製造ができると共に飛距離
性能と方向性の両方を向上できるウッド型ゴルフクラブ
ヘッドを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るウッド型ゴルフクラブヘッドは、フ
ェース面最頂点高さをHとし、フェース面上重心高さを
hとし、ヘッド前後幅をDとし、重心深度をdとしたと
きに、h/H≦0.65とすると共に、d/D≦0.35とした
ものである。また、0.45≦h/Hとし、かつ、0.15≦d
/Dとするのが好ましい。
めに、本発明に係るウッド型ゴルフクラブヘッドは、フ
ェース面最頂点高さをHとし、フェース面上重心高さを
hとし、ヘッド前後幅をDとし、重心深度をdとしたと
きに、h/H≦0.65とすると共に、d/D≦0.35とした
ものである。また、0.45≦h/Hとし、かつ、0.15≦d
/Dとするのが好ましい。
【0006】また、フェース面最頂点高さをHとし、フ
ェース面上重心高さをhとし、ヘッド前後幅をDとし、
重心深度をdとしたときに、h/H≦0.60とすると共
に、d/D≦0.30としたものである。また、0.45≦h/
Hとし、かつ、0.15≦d/Dとするのが好ましい。
ェース面上重心高さをhとし、ヘッド前後幅をDとし、
重心深度をdとしたときに、h/H≦0.60とすると共
に、d/D≦0.30としたものである。また、0.45≦h/
Hとし、かつ、0.15≦d/Dとするのが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳説する。
に基づいて詳説する。
【0008】図1と図2は本発明に係るウッド型ゴルフ
クラブヘッドを示し、1はフェース面、2はソール、3
はクラウン部、4はネック部、Hはフェース面最頂点高
さ、hはフェース面上重心高さ、Dはヘッド前後幅、d
は重心深度、Gはヘッド重心である。また、Pはフェー
ス面1の最頂点であり、フェース面1の上端縁5上の最
も高い位置にある。
クラブヘッドを示し、1はフェース面、2はソール、3
はクラウン部、4はネック部、Hはフェース面最頂点高
さ、hはフェース面上重心高さ、Dはヘッド前後幅、d
は重心深度、Gはヘッド重心である。また、Pはフェー
ス面1の最頂点であり、フェース面1の上端縁5上の最
も高い位置にある。
【0009】ここで、フェース面最頂点高さとは、ヘッ
ドを通常のアドレスポジションをとって平坦面F上に置
いた状態(以下通常載置状態という)に於て、その平坦
面Fからフェース面1の最頂点Pまでの高さ寸法のこと
を言うと定義する。また、フェース面上重心高さとは、
通常載置状態に於て、平坦面Fから、ヘッド重心Gから
フェース面1に下ろした垂線6の足7までの高さ寸法の
ことを言うと定義する。また、ヘッド前後幅とは、通常
載置状態に於て、フェース側最前端とバックフェース側
最後端の水平距離のことをいうと定義する。また、重心
深度とは、通常載置状態に於て、フェース側最前端とヘ
ッド重心Gとの水平距離のことをいうと定義する。
ドを通常のアドレスポジションをとって平坦面F上に置
いた状態(以下通常載置状態という)に於て、その平坦
面Fからフェース面1の最頂点Pまでの高さ寸法のこと
を言うと定義する。また、フェース面上重心高さとは、
通常載置状態に於て、平坦面Fから、ヘッド重心Gから
フェース面1に下ろした垂線6の足7までの高さ寸法の
ことを言うと定義する。また、ヘッド前後幅とは、通常
載置状態に於て、フェース側最前端とバックフェース側
最後端の水平距離のことをいうと定義する。また、重心
深度とは、通常載置状態に於て、フェース側最前端とヘ
ッド重心Gとの水平距離のことをいうと定義する。
【0010】しかして、h/H≦0.65とすると共に、d
/D≦0.35とする。ここで、従来より、ウッド型ゴルフ
クラブヘッドは、低重心ほど飛距離大となることが知ら
れており、かつ、重心深度が大きい(深い)ほど方向性
が良くなって打球が横方向にそれ難いと考えられてい
た。ところが、本発明者等が重心深度d等が相違する多
数のヘッドについて種々の実験を行ったところ、d/D
が小さい方が方向性が良くなる(打球が横方向にそれ難
い)ことを本発明者等は発見した。また、従来のウッド
型ゴルフクラブヘッドは、図3のグラフ図から明らかな
ように、0.68≦h/H≦0.75かつ0.37≦d/D≦0.42の
範囲内にあることを本発明者等は見つけた。
/D≦0.35とする。ここで、従来より、ウッド型ゴルフ
クラブヘッドは、低重心ほど飛距離大となることが知ら
れており、かつ、重心深度が大きい(深い)ほど方向性
が良くなって打球が横方向にそれ難いと考えられてい
た。ところが、本発明者等が重心深度d等が相違する多
数のヘッドについて種々の実験を行ったところ、d/D
が小さい方が方向性が良くなる(打球が横方向にそれ難
い)ことを本発明者等は発見した。また、従来のウッド
型ゴルフクラブヘッドは、図3のグラフ図から明らかな
ように、0.68≦h/H≦0.75かつ0.37≦d/D≦0.42の
範囲内にあることを本発明者等は見つけた。
【0011】従って、前記の如くh/H≦0.65としたこ
とにより、打出し角が高くなると共にバックスピン量が
減少して、飛距離性能が向上する。さらに、d/D≦0.
35としたことにより、スウィートスポットよりもトウ側
やヒール側に外して打球した際に、ボールの左右への振
れ角が低減しかつギヤ効果により生じるサイドスピン量
が低下して、方向性が良くなり、ボールを真っ直ぐに飛
ばすことができる。かつ、設計上及び製造上の低重心化
が容易となり、h/Hを小さくすることができる───
即ち、h/H≦0.65という重心高さを容易に実現できる
───。従って、飛距離性能と方向性の両方を向上でき
る。
とにより、打出し角が高くなると共にバックスピン量が
減少して、飛距離性能が向上する。さらに、d/D≦0.
35としたことにより、スウィートスポットよりもトウ側
やヒール側に外して打球した際に、ボールの左右への振
れ角が低減しかつギヤ効果により生じるサイドスピン量
が低下して、方向性が良くなり、ボールを真っ直ぐに飛
ばすことができる。かつ、設計上及び製造上の低重心化
が容易となり、h/Hを小さくすることができる───
即ち、h/H≦0.65という重心高さを容易に実現できる
───。従って、飛距離性能と方向性の両方を向上でき
る。
【0012】また、h/H≦0.60とすると共に、d/D
≦0.30とするのが好ましい。そのようにすれば、飛距離
性能と方向性の両方を一層向上できる。また、ヘッド設
計上及び製造上の制約から、0.45≦h/Hとし、かつ、
0.15≦d/Dとする。なお、、h/H>0.65であると、
飛距離性能が従来のウッド型ゴルフクラブヘッドとあま
り変わらなくなってしまう。また、d/D>0.35である
と、方向性が従来のウッド型ゴルフクラブヘッドとあま
り変わらなくなってしまう上、h/H≦0.60とすること
が設計上及び製造上困難又は不可能となる。
≦0.30とするのが好ましい。そのようにすれば、飛距離
性能と方向性の両方を一層向上できる。また、ヘッド設
計上及び製造上の制約から、0.45≦h/Hとし、かつ、
0.15≦d/Dとする。なお、、h/H>0.65であると、
飛距離性能が従来のウッド型ゴルフクラブヘッドとあま
り変わらなくなってしまう。また、d/D>0.35である
と、方向性が従来のウッド型ゴルフクラブヘッドとあま
り変わらなくなってしまう上、h/H≦0.60とすること
が設計上及び製造上困難又は不可能となる。
【0013】なお、このウッド型ゴルフクラブヘッド
は、ロフト角を6〜15°とし、ライ角を53〜69°とし、
フック角を−2〜+5°とするのが好ましい。また、ロ
フト角を11°とし、ライ角を56°とし、フック角を+2
°とするのが最も望ましい。また、ヘッド体積を 220〜
320ccとするのが好ましい。また、材質及び構造として
は、金属性の中空ヘッド(メタルヘッド)とするのが好
ましく、チタン製のメタルヘッド(チタンヘッド)とす
るのが特に望ましいが、繊維強化樹脂製や木製とするも
自由である。
は、ロフト角を6〜15°とし、ライ角を53〜69°とし、
フック角を−2〜+5°とするのが好ましい。また、ロ
フト角を11°とし、ライ角を56°とし、フック角を+2
°とするのが最も望ましい。また、ヘッド体積を 220〜
320ccとするのが好ましい。また、材質及び構造として
は、金属性の中空ヘッド(メタルヘッド)とするのが好
ましく、チタン製のメタルヘッド(チタンヘッド)とす
るのが特に望ましいが、繊維強化樹脂製や木製とするも
自由である。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例と比較例のウッド型ゴ
ルフクラブヘッドを作製した。ヘッド形状及び大きさ
は、全て住友ゴム工業株式会社製の商品名「TANGE
NTTi」(容積 240cc)と同様とし、ヘッド重量はド
ライバーヘッドの標準的な値 190gとした。また、フェ
ース面最頂点高さHを41mm、ヘッド前後幅Dを87mm、ロ
フトを12°とした。さらに、従来例のヘッドを用意し
た。上記実施例と比較例のヘッド及び従来例のヘッドの
h/Hの値とd/Dの値を次の表1に示す。
ルフクラブヘッドを作製した。ヘッド形状及び大きさ
は、全て住友ゴム工業株式会社製の商品名「TANGE
NTTi」(容積 240cc)と同様とし、ヘッド重量はド
ライバーヘッドの標準的な値 190gとした。また、フェ
ース面最頂点高さHを41mm、ヘッド前後幅Dを87mm、ロ
フトを12°とした。さらに、従来例のヘッドを用意し
た。上記実施例と比較例のヘッド及び従来例のヘッドの
h/Hの値とd/Dの値を次の表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】また、図3は、各ヘッドのh/Hとd/D
の関係を示すグラフ図である。上記表1及び図3から明
らかなように、実施例1〜7は、h/H≦0.65とd/D
≦0.35を充たしており、かつ、0.45≦h/Hと0.15≦d
/Dを充たしている。さらに、実施例1,2,3,4,
7は、h/H≦0.60とd/D≦0.30を充たしている。ま
た、比較例1〜4は、h/H≦0.65とd/D≦0.35の一
方又は両方を充たしていない。また、従来例1〜4は、
h/H≦0.65とd/D≦0.35の両方を充たしていない。
の関係を示すグラフ図である。上記表1及び図3から明
らかなように、実施例1〜7は、h/H≦0.65とd/D
≦0.35を充たしており、かつ、0.45≦h/Hと0.15≦d
/Dを充たしている。さらに、実施例1,2,3,4,
7は、h/H≦0.60とd/D≦0.30を充たしている。ま
た、比較例1〜4は、h/H≦0.65とd/D≦0.35の一
方又は両方を充たしていない。また、従来例1〜4は、
h/H≦0.65とd/D≦0.35の両方を充たしていない。
【0017】実施例1は、チタン合金の単一材料製と
し、低重心化するために、クラウン部と側面部の肉厚を
1.0mmとし、フェース上部の肉厚を 2.5mm、フェース下
部の肉厚を 3.3mmとしてフェース断面を上方へ次第に薄
肉となるテーパ状とした。さらに、ソールは、前部の肉
厚が 1.7mm後部の肉厚が 1.3mmの肉厚分布とした。実施
例2は、ヘッド本体の材料をジュラルミンとし、ソール
に20gの真鍮を嵌込むことにより作製した。各部の肉厚
はクラウン部と側面部とソールを 2.0mm、フェースを
5.5mmとした。
し、低重心化するために、クラウン部と側面部の肉厚を
1.0mmとし、フェース上部の肉厚を 2.5mm、フェース下
部の肉厚を 3.3mmとしてフェース断面を上方へ次第に薄
肉となるテーパ状とした。さらに、ソールは、前部の肉
厚が 1.7mm後部の肉厚が 1.3mmの肉厚分布とした。実施
例2は、ヘッド本体の材料をジュラルミンとし、ソール
に20gの真鍮を嵌込むことにより作製した。各部の肉厚
はクラウン部と側面部とソールを 2.0mm、フェースを
5.5mmとした。
【0018】実施例3,4は、ヘッド本体の材料をジュ
ラルミンとし、フェースに20gの真鍮を嵌込むことによ
り作製し、真鍮の嵌込み位置を相違させてた。実施例3
はフェース中心とフェース下端の中点付近、実施例4は
フェースの下端に真鍮を嵌込んだ。実施例5は、実施例
1と同様の肉厚調整により設計したものであり、クラウ
ン部の重量をソール後側に再配分した。実施例6,7
は、クラウン部の曲率を小さくし、クラウン部が出っ張
らないような形状にした上で、肉厚調整により重量配分
した。
ラルミンとし、フェースに20gの真鍮を嵌込むことによ
り作製し、真鍮の嵌込み位置を相違させてた。実施例3
はフェース中心とフェース下端の中点付近、実施例4は
フェースの下端に真鍮を嵌込んだ。実施例5は、実施例
1と同様の肉厚調整により設計したものであり、クラウ
ン部の重量をソール後側に再配分した。実施例6,7
は、クラウン部の曲率を小さくし、クラウン部が出っ張
らないような形状にした上で、肉厚調整により重量配分
した。
【0019】比較例1は、チタン合金の単一材料製と
し、クラウン部と側面部の肉厚を 1.2mmとし、ソール部
で1.5mm 、フェースで 2.7mm(リブを除く) とした。比
較例2は、クラウン部の曲率を小さくし、クラウン部が
出っ張らないような形状にした。比較例3は、ヘッド本
体の材料をジュラルミンとし、フェースの中心に20gの
真鍮を嵌込むことにより作製した。比較例4は、チタン
合金の単一材料製とし、クラウン部と側面部の肉厚を
1.1mmとし、ソール部で 1.5mm、フェースで 3.0mm(リ
ブを除く) として重心位置を比較例1よりもやや下げ
た。
し、クラウン部と側面部の肉厚を 1.2mmとし、ソール部
で1.5mm 、フェースで 2.7mm(リブを除く) とした。比
較例2は、クラウン部の曲率を小さくし、クラウン部が
出っ張らないような形状にした。比較例3は、ヘッド本
体の材料をジュラルミンとし、フェースの中心に20gの
真鍮を嵌込むことにより作製した。比較例4は、チタン
合金の単一材料製とし、クラウン部と側面部の肉厚を
1.1mmとし、ソール部で 1.5mm、フェースで 3.0mm(リ
ブを除く) として重心位置を比較例1よりもやや下げ
た。
【0020】次に、実施例1〜7と比較例1〜4のヘッ
ドに同一のシャフト(住友ゴム工業株式会社製、商品名
「ファージェクトWT50V510 」)を装着して、スウィ
ングロボットにて打撃試験を行った。打撃時のヘッド速
度を40m/sとし、フェースセンターと、フェースセン
ターの上10mmと、フェースセンターのトウ側20mmの3点
でゴルフボール(住友ゴム工業株式会社製、商品名「D
DH TOUR SPECIAL ROYAL BLUE 」)を打撃し、キャリ
ー、バックスピン、打出角、振れ角、サイドスピン等を
計測した。その結果を次の表2、3、4に示す。
ドに同一のシャフト(住友ゴム工業株式会社製、商品名
「ファージェクトWT50V510 」)を装着して、スウィ
ングロボットにて打撃試験を行った。打撃時のヘッド速
度を40m/sとし、フェースセンターと、フェースセン
ターの上10mmと、フェースセンターのトウ側20mmの3点
でゴルフボール(住友ゴム工業株式会社製、商品名「D
DH TOUR SPECIAL ROYAL BLUE 」)を打撃し、キャリ
ー、バックスピン、打出角、振れ角、サイドスピン等を
計測した。その結果を次の表2、3、4に示す。
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】
【0023】
【表4】
【0024】上記表2より、重心高さが低い実施例1、
2、3、4、6、7(特に実施例2、4、6)の飛距離
が比較例1、3、4に比して大きいことが分かる。これ
は、、重心位置が低いことにより、比較例1、3、4に
比べて重心に対する打球位置が高くなり、打出し角が高
くなると共に、上下方向にギア効果によりバックスピン
が減少したためであると推定できる。このことは、表3
に於て、フェースセンターの上10mmの位置での打撃では
フェースセンターでの打撃よりも打出し角が高くなると
共に、バックスピンが減少しており、結果としてキャリ
ーが伸びていることからも言える。なお、比較例2は、
表2に於てキャリーが 190.7m、表3に於てキャリーが
195.4mとやや大きいが、表4から明らかなように、左
右方向の振れ角の差が 4.2°と大きく、方向性が悪い。
2、3、4、6、7(特に実施例2、4、6)の飛距離
が比較例1、3、4に比して大きいことが分かる。これ
は、、重心位置が低いことにより、比較例1、3、4に
比べて重心に対する打球位置が高くなり、打出し角が高
くなると共に、上下方向にギア効果によりバックスピン
が減少したためであると推定できる。このことは、表3
に於て、フェースセンターの上10mmの位置での打撃では
フェースセンターでの打撃よりも打出し角が高くなると
共に、バックスピンが減少しており、結果としてキャリ
ーが伸びていることからも言える。なお、比較例2は、
表2に於てキャリーが 190.7m、表3に於てキャリーが
195.4mとやや大きいが、表4から明らかなように、左
右方向の振れ角の差が 4.2°と大きく、方向性が悪い。
【0025】また、表4に於て、センターで打撃した場
合とセンターのトウ側20mmの位置で打撃した場合の振れ
角の差は、実施例1、2、3、4、6、7が、比較例
1、2に比べて小さい。また、サイドスピンは、実施例
1、2、3、4、5、6、7が、比較例1、2に比べて
小さい。このことから、重心深度が小さい(浅い)方
が、インパクト時にボールの左右方向の振れ角とサイド
スピン量が小さくなる───即ち方向性が良くなる──
─と言える。
合とセンターのトウ側20mmの位置で打撃した場合の振れ
角の差は、実施例1、2、3、4、6、7が、比較例
1、2に比べて小さい。また、サイドスピンは、実施例
1、2、3、4、5、6、7が、比較例1、2に比べて
小さい。このことから、重心深度が小さい(浅い)方
が、インパクト時にボールの左右方向の振れ角とサイド
スピン量が小さくなる───即ち方向性が良くなる──
─と言える。
【0026】なお、比較例3、4は、振れ角の差とサイ
ドスピンの差が小さいが、表2と表3から明らかなよう
に、キャリーがともに小さいので、飛距離性能が悪いと
いう欠点がある。また、実施例5は、h/H≦0.65とd
/D≦0.35を充たす境界に位置しているが、キャリー
は、比較例3、4よりも大きく、かつ、振れ角は比較例
1、2よりも小さくなっており、飛距離と方向性は比較
的良いと言える。
ドスピンの差が小さいが、表2と表3から明らかなよう
に、キャリーがともに小さいので、飛距離性能が悪いと
いう欠点がある。また、実施例5は、h/H≦0.65とd
/D≦0.35を充たす境界に位置しているが、キャリー
は、比較例3、4よりも大きく、かつ、振れ角は比較例
1、2よりも小さくなっており、飛距離と方向性は比較
的良いと言える。
【0027】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成しているので、
次に記載する効果を奏する。 請求項1記載のウッド型ゴルフクラブヘッドによれ
ば、飛距離性能と方向性の両方を向上できると共に、設
計上の自由度が高くなる。 請求項2記載のウッド型ゴルフクラブヘッドによれ
ば、飛距離性能と方向性の両方を一層向上できると共
に、設計上の自由度が高くなる。 請求項3記載のウッド型ゴルフクラブヘッドによれ
ば、無理なく容易に設計及び製造ができる。
次に記載する効果を奏する。 請求項1記載のウッド型ゴルフクラブヘッドによれ
ば、飛距離性能と方向性の両方を向上できると共に、設
計上の自由度が高くなる。 請求項2記載のウッド型ゴルフクラブヘッドによれ
ば、飛距離性能と方向性の両方を一層向上できると共
に、設計上の自由度が高くなる。 請求項3記載のウッド型ゴルフクラブヘッドによれ
ば、無理なく容易に設計及び製造ができる。
【図1】本発明に係るウッド型ゴルフクラブヘッドの実
施の一形態を示す側面図である。
施の一形態を示す側面図である。
【図2】平面図である。
【図3】グラフ図である。
D ヘッド前後幅 d 重心深度 H フェース面最頂点高さ h フェース面上重心高さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西尾 公良 加古川市加古川町美乃利129−1 サンガ ーデン美乃利1−C (72)発明者 浅野 一夫 神戸市北区ひよどり台3−2,6−103
Claims (3)
- 【請求項1】 フェース面最頂点高さをHとし、フェー
ス面上重心高さをhとし、ヘッド前後幅をDとし、重心
深度をdとしたときに、h/H≦0.65とすると共に、d
/D≦0.35としたことを特徴とするウッド型ゴルフクラ
ブヘッド。 - 【請求項2】 フェース面最頂点高さをHとし、フェー
ス面上重心高さをhとし、ヘッド前後幅をDとし、重心
深度をdとしたときに、h/H≦0.60とすると共に、d
/D≦0.30としたことを特徴とするウッド型ゴルフクラ
ブヘッド。 - 【請求項3】 0.45≦h/Hとされ、かつ、0.15≦d/
Dとされている請求項1又は2記載のウッド型ゴルフク
ラブヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9208689A JPH1133145A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | ウッド型ゴルフクラブヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9208689A JPH1133145A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | ウッド型ゴルフクラブヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1133145A true JPH1133145A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16560451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9208689A Pending JPH1133145A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | ウッド型ゴルフクラブヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1133145A (ja) |
Cited By (13)
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-
1997
- 1997-07-16 JP JP9208689A patent/JPH1133145A/ja active Pending
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