JPH11331558A - ページ位置補正方法、装置および記録媒体 - Google Patents

ページ位置補正方法、装置および記録媒体

Info

Publication number
JPH11331558A
JPH11331558A JP10139868A JP13986898A JPH11331558A JP H11331558 A JPH11331558 A JP H11331558A JP 10139868 A JP10139868 A JP 10139868A JP 13986898 A JP13986898 A JP 13986898A JP H11331558 A JPH11331558 A JP H11331558A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
page
image
reference direction
page image
respect
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10139868A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Ogano
晃 小賀野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP10139868A priority Critical patent/JPH11331558A/ja
Publication of JPH11331558A publication Critical patent/JPH11331558A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ページ画像に対するページ内容部の傾きを自
動的に補正するページ位置補正方法を提供する。 【解決手段】 横書きの文章をページ内容部として有す
るページ画像の場合、主走査方向が横方向であり、副走
査方向が縦方向であるとして主走査方向の1つの直線上
に存在する黒画素の個数を黒化数とし、黒化数の副走査
方向の分布のヒストグラムを求める。また、黒化数が所
定のしきい値以下となるディップ検出幅以上の範囲をデ
ィップDとして求める。さらに、主走査方向、副走査方
向に対してページ画像を様々に傾けて同様のヒストグラ
ムを求め、ディップDの幅が最大となるときのページ画
像の傾き角を取得する。そして、このときの傾き角だけ
ページ画像に対してページ内容部が傾くように補正処理
を行う。これにより、ページ画像に対するページ内容部
の傾きを自動的に補正することが実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ページの画像で
あるページ画像において、ページ画像の内容であるペー
ジ内容部の位置を補正するページ位置補正方法等に関す
る。
【0002】
【発明の背景】デジタルコピー機やデジタル印刷システ
ムでは、書類等の複数のページを含む原稿を主にスキャ
ナを使ってデジタル画像データに変換している。なお、
印刷物の文書情報(テキストデータ)を利用せずにペー
ジの画像を利用するのは、印刷物に図柄等の情報が含ま
れていたり、外字等の特殊な文字がしばしば用いられる
からである。
【0003】スキャナを用いて原稿を読み取る際に原稿
が傾いていると、読み取られた各ページの画像(以下、
「ページ画像」という。)中の文字や図形等(以下、
「ページ内容部」という。)が傾いていたり、ページ内
容部の位置がページ画像の輪郭に対する所定の位置より
ずれてしまう。そして、このページ画像のデータを用い
てコピーやデジタル印刷を行うと印刷物の文字や図柄の
位置が所定の位置からずれてしまうだけでなく製本した
場合にはページ毎に文字の位置や文字列の傾きが変わっ
て装丁の悪い印刷物となってしまう。
【0004】また、多量のページを有する書類や書物を
スキャナによってデジタルデータ化する場合には、一般
に原稿の自動給紙装置を有するスキャナが使われるが、
自動給紙装置の機械的精度に限界があるために各ページ
画像中のページ内容部の位置がばらついてしまう。もち
ろん、オペレータが手作業にて原稿を供給する場合にも
ばらつきは発生する。
【0005】一方、ページ画像中のページ内容部の位置
を適正に保つための対策としてスキャナ本体の機械的精
度を改善する等の方法も考えられるが、この対策では十
分に対応できないのが現状である。
【0006】さらに、原稿自体がコピー等されたもので
ある場合には、原稿の用紙に対するページ内容部の位置
がページ画像のデータを作成する前に既にずれている場
合もある。
【0007】そこで、この発明は上記課題に鑑みなされ
たものであり、ページ画像中のページ内容部の位置ずれ
を自動的に補正することができる方法等を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、2値
画像であるページ画像に対するページ内容部の位置を補
正するページ位置補正方法であって、(a) 基準方向に垂
直な一直線上に存在する画素値が1の画素の個数を黒化
数として求める工程と、(b) 前記基準方向に対する位置
を変えながら前記工程(a)を繰り返し、前記基準方向に
おける黒化数の分布であるヒストグラムを求める工程
と、(c) 前記ヒストグラムからディップを取得する工程
と、(d) 前記基準方向に対する前記ページ画像の向きを
変化させながら前記工程(b)および(c)を繰り返し、前記
ディップの幅の変化を求める工程と、(e) 前記ディップ
の幅が最大となるときの前記ページ画像の向きに基づい
て前記ページ内容部の傾き角を求める工程と、(f) 前記
ページ内容部の傾き角に応じて前記ページ画像を回転補
正する工程とを有する。
【0009】請求項2の発明は、請求項1に記載のペー
ジ位置補正方法であって、前記工程(c)において複数の
ディップを取得し、前記複数のディップのそれぞれに対
して前記工程(d)および(e)を行って前記ページ内容部の
傾き角を複数求め、頻度の高い前記ページ内容部の傾き
角に基づいて前記工程(f)を行う。
【0010】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載のページ位置補正方法であって、(g) 第1方向を基準
方向として前記工程(a)ないし(c)を行い、前記工程(c)
において単位長さ当たりのディップ数を取得する工程
と、(h) 前記第1方向に垂直な第2方向を基準方向とし
て前記工程(a)ないし(c)を行い、前記工程(c)において
単位長さ当たりのディップ数を取得する工程と、(i) 前
記第1方向および前記第2方向のうち、前記工程(g)お
よび(h)において取得される単位長さ当たりのディップ
数の多い方向を基準方向として前記工程(a)ないし(f)を
実質的に行う工程とを有する。
【0011】請求項4の発明は、2値画像であるページ
画像に対するページ内容部の位置を補正するページ位置
補正方法であって、(a) 基準方向に垂直な直線上に存在
する画素値が1の画素の個数を黒化数として求める工程
と、(b) 前記基準方向に対する位置を変えながら前記工
程(a)を繰り返し、前記基準方向における黒化数の分布
であるヒストグラムを求める工程と、(c) 前記ヒストグ
ラムからピークを取得する工程と、(d) 前記基準方向に
対する前記ページ画像の向きを変化させながら前記工程
(b)および(c)を繰り返し、前記ピークの幅の変化を求め
る工程と、(e)前記ピークの幅が最小となるときの前記
ページ画像の向きに基づいて前記ページ内容部の傾き角
を求める工程と、(f) 前記ページ内容部の傾き角に応じ
て前記ページ画像を回転補正する工程とを有する。
【0012】請求項5の発明は、請求項1ないし4のい
ずれかに記載のページ位置補正方法であって、(j) 前記
ページ内容部の位置の検出基準となる注目画像部の検出
領域および前記注目画像部の位置すべき規定位置を準備
する工程と、(k) 前記ページ画像中の前記検出領域にお
いて前記注目画像部の位置を求める工程と、(l) 前記注
目画像部の位置が前記規定位置と一致するように前記ペ
ージ内容部の位置を補正する工程とをさらに有する。
【0013】請求項6の発明は、請求項5に記載のペー
ジ位置補正方法であって、前記工程(k)が、(k-1) 第1
方向を基準方向とし、前記検出領域において前記基準方
向に垂直な一直線上に存在する画素値が1の画素の個数
を黒化数として求める工程と、(k-2) 前記検出領域にお
いて前記基準方向に対する位置を変えながら前記工程(k
-1)を繰り返し、前記基準方向における黒化数の分布で
あるヒストグラムを求める工程と、(k-3) 前記第1方向
に垂直な第2方向を基準方向として前記工程(k-1)およ
び(k-2)を行う工程と、(k-4) 前記第1方向を基準方向
とするヒストグラムと前記第2方向を基準方向とするヒ
ストグラムとに基づいて前記注目画像部の位置を求める
工程とを有する。
【0014】請求項7の発明は、2値画像であるページ
画像に対するページ内容部の位置を補正するページ位置
補正装置であって、(a) 基準方向に垂直な一直線上に存
在する画素値が1の画素の個数を黒化数として求める工
程と、(b) 前記基準方向に対する位置を変えながら前記
工程(a)を繰り返し、前記基準方向における黒化数の分
布であるヒストグラムを求める工程と、(c) 前記ヒスト
グラムからディップを取得する工程と、(d) 前記基準方
向に対する前記ページ画像の向きを変化させながら前記
工程(b)および(c)を繰り返し、前記ディップの幅の変化
を求める工程と、(e) 前記ディップの幅が最大となると
きの前記ページ画像の向きに基づいて前記ページ内容部
の傾き角を求める工程と、(f) 前記ページ内容部の傾き
角に応じて前記ページ画像を回転補正する工程とを少な
くとも実行する制御手段を備える。
【0015】請求項8の発明は、コンピュータに、2値
画像であるページ画像に対するページ内容部の位置を補
正させるプログラムを記録した記録媒体であって、(a)
基準方向に垂直な一直線上に存在する画素値が1の画素
の個数を黒化数として求める工程と、(b) 前記基準方向
に対する位置を変えながら前記工程(a)を繰り返し、前
記基準方向における黒化数の分布であるヒストグラムを
求める工程と、(c) 前記ヒストグラムからディップを取
得する工程と、(d) 前記基準方向に対する前記ページ画
像の向きを変化させながら前記工程(b)および(c)を繰り
返し、前記ディップの幅の変化を求める工程と、(e) 前
記ディップの幅が最大となるときの前記ページ画像の向
きに基づいて前記ページ内容部の傾き角を求める工程
と、(f) 前記ページ内容部の傾き角に応じて前記ページ
画像を回転補正する工程とをコンピュータに実行させる
プログラムを記録している。
【0016】
【発明の実施の形態】<1. 装置構成>図1はこの発
明に係るページ位置補正装置1の構成を示す図である。
ページ位置補正装置1はスキャナで取り込んだ印刷物の
ページの画像であるページ画像のうち、初期設定用のペ
ージ画像に対してオペレータがレジスタマーク(印刷の
際の基準に用いられるマーク)やページ番号表示等が規
定位置に位置するように指示し、その指示に従って他の
全てのページに対して自動的にページ画像中の文字や図
形等のページの内容(ページ内容部)が適正な位置に位
置するように回転、移動、変倍等の補正処理を行うもの
である。
【0017】また、ページ画像に対するページ内容部の
傾きに対しては自動的に補正を行う機能も有している。
【0018】図1に示すようにこのページ位置補正装置
1は通常のコンピュータ・システム(以下、「コンピュ
ータ」という。)を利用する構成となっており、処理命
令を実行するCPU11、実行されるプログラムや処理
されるデータを一時的に格納するRAM12、取り扱う
ページ画像を記憶する画像メモリ13、キーボード21
a、マウス21b、デジタイザ21c等のオペレータか
らの入力を受け付ける入力部21、オペレータへ各種情
報を表示する表示部22、基本プログラム、コンピュー
タをページ位置補正装置として機能させるプログラムや
ページ画像のデータ等を格納しておく固定ディスク3
1、印刷物からページ画像を取得するスキャナ32、記
録媒体9からプログラム等を読み取る読取部33、およ
び他の機器や通信システムと通信を行う通信インターフ
ェイス34等を適宜インターフェイスを介する等してバ
スライン10に接続するようにして有している。
【0019】したがって、このページ位置補正装置1で
は通常のコンピュータと同様、RAM12に記憶されて
いるプログラム12aに従ってCPU11が処理命令を
実行することにより、以下に説明するページ位置補正が
実行される。すなわち、CPU11およびRAM12が
主としてページ画像中のページ内容部の位置の補正動作
を制御する制御手段としての役割を果たしている。
【0020】なお、RAM12に記憶されているプログ
ラム12aは予め記録媒体9から読取部33を介して、
あるいは通信インターフェイス34を介して固定ディス
ク31に読み込まれるようになっており、実行時には固
定ディスク31からRAM12に記憶されるようになっ
ている。記録媒体9は磁気ディスク、光ディスク、光磁
気ディスク等の任意の記録媒体が利用されてよい。ま
た、固定ディスク31にはスキャナ32や通信インター
フェイス34等から複数のページ画像のデータが予め格
納されているものとする。
【0021】<2. 全体動作>次に、このページ位置
補正装置1の全体動作の概略について説明する。
【0022】<2.1 準備設定動作>ページ位置補正装
置1は予め設定された方針に沿ってページ画像中のペー
ジ内容部の位置を適切な位置に自動的に補正するもので
ある。図2および図3はオペレータの指示入力に従うペ
ージ位置補正装置1の準備設定動作を示す流れ図であ
る。
【0023】準備設定動作はページ画像に対してどのよ
うな補正を行うかを予め決定する動作であり、自動補正
動作の前に1つのページ画像に対して行われる処理であ
る。なお、以下の説明では準備設定用のページ画像を
「設定用ページ画像」と呼ぶ。
【0024】準備設定動作では、まず設定用ページ画像
52が画像メモリ13に読み出されて図4に示すように
表示部22に位置決め用補助線51および設定用ページ
画像52が多重表示される(図2:ステップS111、
S114)。位置決め用補助線51はいくつかのパター
ンを用意しておき、ページサイズやページレイアウトに
合わせて最も位置合わせが易しいものを選択して表示で
きるようにしておく。
【0025】図4中、外周の矩形は設定用ページ画像5
2の外形を概念的に示しており、平行斜線が施された領
域は文字、図形等のページの内容であるページ内容部を
示している。また、破線にて示す位置決め用補助線51
は設定用ページ画像52の外形を基準として所定位置に
表示される。そして、このページ位置補正装置1はペー
ジ画像の輪郭に対する(すなわち、位置決め用補助線5
1に対する)ページ内容部の位置ずれや傾き等を自動的
に補正する装置となっている。
【0026】なお、位置決め用補助線51および設定用
ページ画像52を多重表示する際に設定用ページ画像5
2の自動傾き補正が予め初期設定として設定されている
場合(あるいは、オペレータにより指示入力された場
合)には(ステップS112)、設定用ページ画像52
の自動傾き補正が行われる(ステップS113)。自動
傾き補正は、ページ画像中の文字列に基づいてページ内
容部の傾きを自動的に補正する動作であり、詳細は後述
する。
【0027】オペレータに対して設定用ページ画像52
および位置決め用補助線51が多重表示されると、次に
ページ位置補正装置1はオペレータからの注目画像部
(以下、便宜上符号「53」を付して説明する)のパタ
ーン設定を受け付ける(図3:ステップS121)。注
目画像部53とは、ページ内容部の位置の基準として検
出されるマーク等であり、例えば、各ページ画像に含ま
れるページ番号表示や位置決め用のレジスタマークが該
当する。そして、ページ位置補正装置1が注目画像部5
3のパターン設定を受け付けることにより、注目画像部
53を適切に検出する方法が選択される。
【0028】さらに、ページ位置補正装置1はオペレー
タからの注目画像部53の検出領域の入力を受け付ける
(ステップS122)。すなわち、オペレータがマウス
21b等の入力部21を利用して表示部22に表示され
た設定用ページ画像52上の注目画像部53が存在する
領域を入力する。なお、この検出領域は注目画像部53
を含むように範囲指定されて入力される。また、注目画
像部53のパターン設定(ステップS121)において
2つの注目画像部53の検出が設定されている場合に
は、検出領域の入力は2回行われる。
【0029】注目画像部53のパターン設定および検出
領域の設定が完了すると、ページ位置補正装置1は注目
画像部53の存在位置の検出を行って、注目画像部53
の中心位置を表示部22に表示する(ステップS12
3)。注目画像部53の検出は、設定された注目画像部
53のパターンに応じて予め定められており、具体例は
後述する。また、注目画像部53の中心位置とは、注目
画像部53のパターンに応じて定められる注目画像部5
3の存在位置の基準となる点であり、例えば、検出され
た注目画像部53の存在領域の重心や注目画像部53の
特徴的な部分が中心位置となる。
【0030】注目画像部53の中心位置が表示される
と、オペレータが位置決め用補助線51を参照しながら
中心位置の存在すべき位置をキーボード21aによる数
値入力やマウス21b、デジタイザ21cを用いた作業
で指定し、ページ位置補正装置1はこの位置を規定位置
としてオペレータからの入力を受け付けて記憶する(ス
テップS124)。そして、ページ位置補正装置1はこ
の規定位置に基づいて設定用ページ画像52を補正する
(ステップS125)。
【0031】具体例としては、設定用ページ画像52中
のページ番号の表示を囲むようにオペレータが範囲指定
を行うと、ページ番号表示の中心位置にマークが表示さ
れ、このマークが規定位置に位置するように補正処理が
行われる。
【0032】なお、既述のように注目画像部53として
2つ利用される場合もあり、この場合には2つの注目画
像部53の中心位置のそれぞれに対する規定位置がオペ
レータにより指定され、ページ位置補正装置1はこれら
の規定位置に基づいて設定用ページ画像52を補正す
る。
【0033】図5はページ画像の補正(ステップS12
5)におけるページ位置補正装置1の処理の流れを示す
図である。補正には、ページ画像中のページ内容部の大
きさを変更する変倍補正、ページ内容部の文字列等の傾
きを補正する傾き補正、およびページ内容部の位置を平
行移動して補正する位置補正があり、いずれの補正を行
うかは予め注目画像部53のパターン(ステップS12
1)に対応して、あるいはオペレータの初期設定により
定められている。なお、自動傾き補正(図2:ステップ
S113)が行われる場合には変倍補正および位置補正
のみが行われる。
【0034】補正に関するページ位置補正装置1の動作
では、まず変倍補正を行うように設定されているか否か
が確認される(図5:ステップS211)。変倍補正は
倍率を変更するため基準となる注目画像部53が2つ以
上存在することが前提となる。したがって、注目画像部
53がページ番号表示等のように1ページに1つしか存
在しない場合には変倍補正が行われないように設定され
る。
【0035】変倍補正が行われない場合にはページ位置
補正装置1はページ画像に対して位置補正のみを行う
(ステップS212)。すなわち、ページ画像の内容を
ページ画像の輪郭に対して上下左右に平行移動し、注目
画像部53を指定された規定位置に位置させる。なお、
変倍補正を行わない場合であっても自動傾き補正(図
2:ステップS113)により傾き補正をページ画像に
予め施すことが可能である。
【0036】変倍補正が行われる場合には、傾き補正を
行うか否かが確認される(ステップS213)。そし
て、傾き補正が行われる場合にはページ画像に対して変
倍補正、傾き補正および位置補正が全て行われ(ステッ
プS214)、傾き補正が行われない場合には変倍補正
および位置補正のみが行われる(ステップS215)。
なお、傾き補正が行われない場合であっても自動傾き補
正(図2:ステップS113)において予め傾き補正を
行っておくことができる。
【0037】設定用ページ画像52の補正が完了すると
ページ位置補正装置1は補正後の設定用ページ画像52
を表示部22に表示する(図3:ステップS126)。
そして、オペレータはこの表示された画像を見て補正が
適正に行われたか否かを確認する。補正が適正に行われ
ている場合にはページ位置補正装置1における準備設定
動作が完了し、補正が適正でない場合にはオペレータの
指示により注目画像部53のパターン設定(ステップS
121)からの動作を再び実行する(ステップS12
7)。
【0038】<2.2 自動補正動作>次に準備設定動作
の完了後に行われる自動補正動作について説明する。図
6は自動補正動作の流れを示す流れ図である。
【0039】自動補正動作では、まず準備設定動作にお
いて設定された注目画像部53のパターン、検出領域お
よび中心位置の規定位置が準備される(図6:ステップ
S311)。すなわち、これらの設定値がRAM12に
記憶され、CPU11が取り扱うことができる情報とさ
れる。
【0040】次に、自動補正の対象となるページ画像が
読み出される(ステップS312)。ページ画像は情報
量が多いため、専用の画像メモリ13に読み出される。
また、読み出されるページ画像は、例えば、複数ページ
からなる印刷物の最初のページが設定用ページ画像52
として補正されている場合には次のページのページ画像
となる。なお、以下の説明では便宜上自動補正の対象と
なるページ画像に符号「54」を付して説明する。
【0041】ページ画像54が読み出されると、準備設
定動作において設定用ページ画像52に自動傾き補正が
行われている場合には、設定用ページ画像52と同様に
自動傾き補正が行われる(ステップS313、S31
4)。この処理内容は準備設定動作と全く同様であり、
詳細は後述する。
【0042】次に、ステップS311において準備され
ている注目画像部53のパターンおよび検出領域に基づ
いて注目画像部53の中心位置が求められる(ステップ
S315)。すなわち、準備設定動作でオペレータが入
力設定した情報が自動補正動作において流用される。た
だし、検出領域については準備設定動作において設定さ
れた領域に基づいてより広い検出領域が設定される。こ
れは、ページ画像ごとのページ内容部の位置ずれにも対
応するためである。
【0043】注目画像部53の中心位置が求められる
と、予め準備されている規定位置と求められた中心位置
との位置ずれ、すなわち誤差が求められる(ステップS
316)。そして、誤差が許容範囲を超える場合には表
示部22にエラーを表示してオペレータに異常を通知す
る(ステップS318)。注目画像部53の中心位置と
規定位置とが大きくずれている場合にはページ画像54
中のページ内容部がはみ出しているおそれがあるか、自
動補正によりページ内容部がページ画像54からはみ出
してしまうおそれがあるからである。
【0044】注目画像部53の中心位置と規定位置との
誤差が許容範囲内にある場合には、中心位置が規定位置
に位置するようにページ画像54に対して補正が行われ
る(ステップS319)。この補正の処理の流れは図5
に示した処理の流れと全く同様であり、変倍補正、傾き
補正および位置補正のうち準備設定動作において実行さ
れた補正がページ画像54に対して行われる。
【0045】補正が完了すると、補正したページ画像5
4が最後のページに関するものであるか否かが確認され
(ステップS320)、最後のページでない場合にはス
テップS312に戻って次のページ画像54が画像メモ
リ13に読み出され、同様の補正処理が繰り返し行われ
る。
【0046】そして、最後のページのページ画像54の
補正が完了すると、自動補正動作は完了する。
【0047】なお、自動補正動作の実行はオペレータに
よって指示されるようになっていてもよいし、ページ位
置補正装置1の空き時間を利用して適宜開始されるよう
になっていてもよい。また、ページ位置補正装置1の処
理能力が高い場合には補正されたページ画像が必要とな
った時点で補正処理が開始されるようになっていてもよ
い。
【0048】<3. 動作例1>次に、図2、図3、図
5および図6に示した全体動作の具体例として、注目画
像部53としてページ番号表示を利用する場合の補正動
作について説明する。なお、注目画像部53としてペー
ジ番号表示を用いる場合、注目画像部53の個数は1つ
であり、図5に示した補正処理では位置補正(ステップ
S212)のみが行われるように設定されている。ま
た、傾き補正としては図2に示す自動傾き補正(ステッ
プS113)が行われる。
【0049】具体的には、図2中のステップS111、
S113、S114、図3中のステップS121〜S1
27、並びに図5中のステップS212の動作により準
備設定動作が行われ、図6中のステップS311、S3
12、S314〜S320、並びの図5中のステップS
212の動作により自動補正動作が行われる。
【0050】これらの動作の流れの概要については既に
説明した通りであるが、以下に具体的動作として、自動
傾き補正の動作(ステップS113、S314)および
ページ番号表示である注目画像部53の検出動作(ステ
ップS123、S315)について説明する。
【0051】<3.1 自動傾き補正動作>自動傾き補正
はページ画像54(以下、自動補正動作に限定されない
説明において設定用ページ画像52を含む)中の文字列
の並び方に基づいてページ画像54の輪郭に対するペー
ジ内容部の傾きを検出し、さらにページ内容部が適正な
向きとなるように補正する動作である。
【0052】この動作はページ画像54全体を利用して
行われるものであり、ページ番号表示を注目画像部53
とする場合に限定されるものではないが、注目画像部5
3が1つしかない場合であっても傾き補正を行うことが
できるという点で有用な補正処理である。
【0053】図7および図8は自動傾き補正の動作の流
れを示す流れ図である。自動傾き補正では、まず補正の
対象であるページ画像54が画像メモリ13に読み出さ
れる(図7:ステップS411)。なお、ページ画像5
4が多値の画素値を有する場合には予め所定のしきい値
にて2値画像に変換される。したがって、多値画像であ
っても自動傾き補正においては2値画像として取り扱わ
れる。
【0054】次に、値が1、すなわち表示や印刷の際に
黒の画素として扱われる画素が副走査方向に対してどの
ように分布しているかがヒストグラムとして求められる
(ステップS412、主走査方向および副走査方向につ
いては図4参照)。すなわち、副走査方向のある位置を
通る主走査方向を向く1つの直線上に存在する画素値が
1の画素数を黒化数として求め、この黒化数の副走査方
向の分布をヒストグラムとして求める。
【0055】図9は黒化数のヒストグラムを取得する動
作を示す流れ図である。
【0056】副走査方向の黒化数のヒストグラムを取得
する場合、まず副走査方向を基準方向とし、対象となる
2値画像(ステップS412ではページ画像54全体)
上の副走査方向の座標である黒化数取得位置Lを0に初
期化する(ステップS511)。そして、黒化数取得位
置Lにおいて基準方向に垂直な主走査方向を向く直線上
に存在する画素値が1の黒画素の個数を黒化数取得位置
Lにおける黒化数として取得する(ステップS51
2)。
【0057】さらに、黒化数取得位置Lを1画素ずつ副
走査方向側にずらしていくとともに黒化数を求め(ステ
ップS513)、この動作を対象となる2値画像の領域
内で行うことで(ステップS514)副走査方向の黒化
数の分布であるヒストグラムを取得する。
【0058】図10はこのようにして得られるヒストグ
ラムの例を示す図である。図10において横方向は副走
査方向の位置Lを示しており、縦方向は黒化数を表して
いる。したがって、図10に示される縦方向に延びる直
線はそれぞれ副走査方向のある位置(1画素を単位とす
る位置)における主走査方向に存在する黒画素の個数を
示している。なお、図10に例示するヒストグラムは横
書き(副走査方向が文字に対する縦方向であり、横方向
である主走査方向に文字が並ぶレイアウト)の文章を表
すページ画像54に対して得られるヒストグラムであ
る。
【0059】副走査方向の黒化数のヒストグラムが求め
られると、次にこのヒストグラムのピークとディップと
が求められ、これらの数の和N1が求められる(図7:
ステップS413)。なお、N1はピークの数だけであ
ってもよいし、ディップの数だけであっても以後の処理
に利用することができる。
【0060】ここで、ピークとは順次副走査方向に黒化
数を検索していった際に、黒化数が所定のしきい値を超
える副走査方向位置が、予め定められたピーク検出幅以
上連続して存在する範囲をいう。例えば、ピーク検出幅
が5と設定されており、しきい値が図10中に破線にて
示すように設定されているとすると、縦方向に延びる直
線であってしきい値を超えるものが5つ以上連続してい
る(副走査方向の)範囲が1つのピークとして検出され
る。このようにして求められるピークの一部を図10中
に符号Pにて例示す。
【0061】ディップはピークとは逆に順次副走査方向
に黒化数を検索していった際に、黒化数が所定のしきい
値を下回る副走査方向位置が、予め定められたディップ
検出幅以上連続して存在する範囲をいう。例えば、ディ
ップ検出幅が5と設定されており、しきい値が図10中
に破線にて示すように設定されているとすると、縦方向
に延びる直線であってしきい値を下回るものが5つ以上
連続している(副走査方向の)範囲が1つのディップと
して検出される。このようにして求められるディップの
一部を図10中に符号Dにて例示す。
【0062】なお、ピーク検出幅およびディップ検出幅
はページ画像54の画像密度や文字や図形の大きさによ
って適宜設定される。また、黒化数のしきい値もページ
画像54のサイズ、画像密度、レイアウト、白地部の汚
れ具合、文字や図形の量等によって適宜設定される。ピ
ーク検出幅、ディップ検出幅、しきい値の設定は表示部
22に図10に示すヒストグラムを表示することで予め
オペレータが適正値を設定しているものとする。
【0063】また、以下の処理内容においては、黒画素
に基づいてヒストグラムを取得してピークまたはディッ
プを利用する処理となっているが、これは白画素(画素
値が0の画素)に基づいてヒストグラムを求めてディッ
プまたはピークを黒画素の場合と入れ替えて利用するこ
とと同一である。
【0064】副走査方向の黒化数のヒストグラムにおけ
るピークおよびディップの数N1が求められると、N1
をヒストグラム中の副走査方向の長さ(ページ画像54
の縦方向の長さ)で割って単位長さ当たりのピークとデ
ィップの数n1を求める(ステップS414)。これに
より、ページ画像54が横書きの文章を表している場合
には文字列である行の密度に対応した値が求められるこ
とになる。
【0065】副走査方向に対するステップS412〜S
414の処理が完了すると、次に同様の処理が主走査方
向に対しても行われる。すなわち、主走査方向を基準方
向として図9に示す処理を行い、主走査方向の黒化数の
ヒストグラムが求められる(ステップS415)。その
後、ヒストグラム中のピークとディップの数N2(N1
がピークの数だけの時はN2もピークの数を用い、N1
がディップの数だけの時はN2もディップの数を用い
る。)が求められて(ステップS416)単位長さ当た
りのピークとディップの数n2が最終的に求められる
(ステップS417)。
【0066】次に、主走査方向および副走査方向におけ
る単位長さ当たりのピークとディップの数n1、n2を
比較してページ画像54が縦書きの文章を有しているか
横書きの文章を有しているかが判断される。具体的に
は、n1がn2に対して所定の誤差Δnよりも大きい場
合には横書きの文章を有すると判断され(図8:ステッ
プS421)、n2がn1に対して所定の誤差Δnより
も大きい場合には縦書きの文章を有していると判断され
る(ステップS422)。
【0067】そして、n1とn2との差がΔn以下の場
合には縦書き・横書きの判定不能としてエラーを表示し
てオペレータにその旨を通知する(ステップS42
3)。なお、手動方式などの他の補正方法に移行するよ
うになっていてもよい。
【0068】ページ画像54が横書きの文章を有してい
ると判断されると、次に副走査方向のヒストグラムのそ
れぞれのディップを対象にページ内容部の傾き角が求め
られる(ステップS424)。
【0069】図11はディップを基準にページ内容部の
傾き角を求める処理の流れを示す図である。傾き角を求
める処理では、まず副走査方向の黒化数のヒストグラム
からピークと判断される範囲に挟まれたディップを全て
見つけだす(図11:ステップS431)。すなわち、
ディップに隣接するディップは文字列の行と行との間に
対応したディップでない可能性があり適正な傾き角を求
めることができないおそれがあるからである。なお、対
象となるディップが多数存在する場合には演算処理の量
を制限すること目的として数十から数百に制限しても良
い。
【0070】次に、それぞれのディップに対してディッ
プの始まる位置および終わる位置(副走査方向の位置)
を記憶し、各ディップについてディップの始まる位置の
一定量手前から終わる位置の一定量後までの範囲(以
下、「ディップ変化検出幅」という。図10中符号「D
W」にて例示)において、ページ画像54の向きを変え
ながら(ページ画像54を傾けながら)ディップ幅(デ
ィップの存在する範囲の幅)の変化を調べる(ステップ
S432)。すなわち、ページ画像の向きを変えながら
ヒストグラムを求める処理(図7:ステップS412)
とディップを取得する処理(ステップS413)と同様
の処理が繰り返し行われる。なお、ディップ変化検出幅
に用いられる上記一定量は数画素から数十画素の値であ
り、ピーク検出幅より少ない量として予め定められてい
る。
【0071】ここで、ページ画像54を傾ける(向きを
変える)とは傾ける前のページ画像54に対して回転す
ることをいい、傾けたページ画像54に対するヒストグ
ラムは傾ける前のページ画像54の主走査方向や副走査
方向に対して求められる。
【0072】また、ページ画像54を傾けていく最小単
位は傾き補正の誤差の許容値を満足する範囲内に設定し
ておく。例えば、ページ画像54に対するページ内容部
の傾きの許容値が±1゜であるとすると、ページ画像5
4を傾けていく最小単位を1゜以下、例えば、0.1゜
に設定する。これにより、ページ内容部の傾き角を0.
1゜程度の分解能で求めることができる。
【0073】また、ページ画像54を傾ける範囲は、ペ
ージ画像54に対するページ内容部の傾きが発生する範
囲に予め設定しておく。ページ画像54に対するページ
内容部の傾きの発生する範囲は、ページ画像54作成時
のスキャナ等の機械的精度に大きく依存しており、通常
±数゜である。したがって、ディップ幅が最大となる傾
き角がページ画像54を傾ける範囲内で極小値として求
められなかった場合にはページ画像54の作成が正常に
行われておらず、ページ画像54の一部がスキャナの読
み取り領域からはみ出している可能性があるのでエラー
としてオペレータに通知するようにした方がよい。
【0074】さらに、上記説明ではそれぞれのディップ
についてページ画像54を傾けた際のディップ幅の変化
を求めると説明したが、実際の計算においてはページ画
像54を固定しておいて主走査方向および副走査方向を
相対的に傾けてヒストグラムを求める。例えば、図4に
示す横書きの文章を表すページ画像54を時計方向にθ
゜傾けて副走査方向のヒストグラムを求めるという処理
では、主走査方向の(左から右に向かって)n番目の画
素に対して副走査方向の位置を(下から上に向かって)
nsinθだけずらすという処理を行う。ただし、nsinθ
は四捨五入により整数にしておく。
【0075】ページ画像54を傾ける角とディップ幅と
の関係が求まると、各ディップについてディップ幅が最
大となる時のページ画像54の傾き角(ページ画像54
に対するページ内容部の傾き角に相当し、以下、「ディ
ップ幅最大傾き角」という。)を求める(ステップS4
33)。ディップ幅最大傾き角を求めるのは次のような
理由による。
【0076】例えば、横書きの文章がページ画像54に
表されている場合に副走査方向(縦方向)のヒストグラ
ムを求めると文字列の行が存在する範囲でピークが現れ
る。そして、行が主走査方向(横方向)に対して傾けば
傾くほどピークの幅が大きくなり、ピークに挟まれるデ
ィップの幅は狭くなる。したがって、ページ画像54を
様々に傾けていった際にディップの幅が最も大きくなる
とページ画像54中の横書きの文章であるページ内容部
が適正な向きとなっているといえる。なお、ディップ幅
が最大となるときのページ画像54の傾き角はそのディ
ップに対応する行間の傾き角(ページ画像54に対する
ページ内容部の傾き角)と正負を逆にした値となってい
る。このような理由により、各ディップについてディッ
プ幅最大傾き角を求める処理が行われるのである。
【0077】また、ディップ幅が最大となる時の傾き角
を求める処理はピーク幅が最小となる時の傾き角を求め
る処理と実質的に同じである。
【0078】図8中のステップS421、S422にお
いてページ画像54のページ内容部が縦書きの文章を有
していると判断されると、上述のディップ幅最大傾き角
を求める処理(図11:ステップS431〜S433)
の説明において副走査方向と主走査方向とを入れ替えた
処理が行われる(ステップS425)。これにより、主
走査方向の黒化数のヒストグラムについてページ画像5
4を傾けていった際のディップ幅の変化が求められ、各
ディップについてのディップ幅最大傾き角が求められ
る。
【0079】次に、各ディップについて求められたディ
ップ幅最大傾き角の分布をヒストグラム化する(ステッ
プS426)。図12はディップ幅最大傾き角のヒスト
グラムの例を示す図である。図12に示す例では求めら
れたディップ幅最大傾き角を0.5゜ごとに分けて±2
゜の範囲でヒストグラムを求めている。そして、このヒ
ストグラムから最も発生頻度の高いディップ幅最大傾き
角の部分についてディップ幅最大傾き角の平均を求める
(ステップS427)。例えば、図12に示す例では±
0゜〜+0.5゜の範囲に存在するディップ幅最大傾き
角について平均値を求める。このように最も発生頻度の
高い範囲内でのみディップ幅最大傾き角の平均を求める
のは、ページ内容部のレイアウトの影響を受けて例外的
な値となってしまったディップ幅最大傾き角を取り除く
ことを目的としている。
【0080】ディップ幅最大傾き角の平均値が求められ
ると、この平均値だけページ画像54を傾ける(回転す
る)補正を行い(平均値だけページ画像54の輪郭に対
してページ内容部を回転し)、新たなページ画像54を
取得する(ステップS428)。これにより、新たなペ
ージ画像は主走査方向や副走査方向に対してページ内容
部の向きが適正なものとなる。
【0081】<3.2 ページ番号表示の検出動作>次
に、ページ番号表示を注目画像部53とする場合の注目
画像部53の中心位置を求める処理(図3:ステップS
123、図6:ステップS315)について説明する。
なお、以下に説明する動作はページ番号表示を注目画像
部53とする場合に限定されるものではない。
【0082】注目画像部53の中心位置を求める処理は
準備設定動作や自動補正動作において自動傾き補正が行
われた後に行われるものである。図13および図14は
動作例1において行われる注目画像部53の中心位置を
求める動作の流れを示す流れ図である。また、図15は
ページ番号表示である注目画像部53に対する処理を概
念的に示す図である。
【0083】準備設定動作の場合(図3:ステップS1
23)では注目画像部53の中心位置を求める前に、予
めオペレータが表示部22に表示された設定用ページ画
像52(あるいはその部分拡大画像)を見ながらマウス
21b等を用いて注目画像部53のパターンと注目画像
部53の検出領域を入力する(ステップS121、S1
22)。また、確認のために指定された検出領域が表示
部22上に表示される。これにより、ページ位置補正装
置1は注目画像部53がページ番号表示であること、お
よび注目画像部53が設定用ページ画像52中に1箇所
であることを認識し、さらに、注目画像部53検出のた
めの処理を行う領域を特定する。
【0084】自動補正動作の場合(図6:ステップS3
15)は、注目画像部53のパターンとして準備設定動
作における設定(ステップS121)がそのまま用いら
れ、注目画像部53の検出領域としては準備設定動作に
おける設定領域(ステップS122)を所定量広げた領
域が(あるいは、準備設定動作における設定領域をその
まま)用いられる。図15中、「−12−」はページ番
号表示である注目画像部53を示しており、注目画像部
53を囲う枠は注目画像部53の検出領域53aを示し
ている。
【0085】注目画像部53の中心位置を求める動作で
は、まず検出領域の主走査方向における黒化数の分布で
あるヒストグラム531が求められる(図13:ステッ
プS611)。そして、黒化数が予め定められているし
きい値を超える連続した範囲のうち、最大の範囲(以
下、「最大黒化範囲」という。)を求める(ステップS
612)。ただし、黒化数がしきい値を超える範囲同士
の間隔が所定の規定値以下の場合にはこれらの範囲は連
続して存在するものとみなす。ページ番号表示では文字
と文字との間を含めて注目画像部53として認識する必
要があるからである。
【0086】次に、最大黒化範囲の長さと主走査方向の
検出領域の長さとの比m1が算出される(ステップS6
13)。
【0087】さらに、上記ステップS611〜S613
と同様の処理が副走査方向に対しても行われる。すなわ
ち、副走査方向の黒化数のヒストグラム532が求めら
れ、副走査方向について最大黒化範囲の長さと検出領域
の副走査方向の長さとの比m2が算出される。
【0088】2つの値である比m1と比m2とが求めら
れると、これらの比の大小が比較され(図14:ステッ
プS621)、小さい方の値に対応する最大黒化範囲と
大きい方の値に対応する全範囲とにより定められる領域
において、大きい方の値に対応するヒストグラムを再度
求める。
【0089】図15に示す例においてm1>m2である
ものとすると、副走査方向のヒストグラム532におけ
る最大黒化範囲と主走査方向の全範囲とにより定められ
る領域において主走査方向のヒストグラム531aを再
度求める(ステップS622)。そして、ヒストグラム
531aにおける最大黒化範囲を再度求める(ステップ
S623)。この場合においても、黒化数がしきい値を
超える範囲同士の間隔が所定の規定値以下の場合にはこ
れらの範囲は連続して存在するものとみなす。
【0090】一方、m1≦m2である場合には、ステッ
プS622、S623における主走査方向と副走査方向
とを入れ替えた動作が行われる(ステップS624、S
625)。
【0091】以上のようにして主走査方向のヒストグラ
ムおよび副走査方向のヒストグラムにおける最大黒化範
囲が求められると、これらの最大黒化範囲により囲まれ
る領域を注目画像部53の存在領域とみなし、この領域
の重心位置を注目画像部53の中心位置53cとして求
める(ステップS626)。
【0092】この注目画像部53の検出では、ヒストグ
ラムを求め直す処理により、注目画像部53の存在領域
を正確に絞り込むようにしている。例えば、図15に示
した例では、オペレータの指示による検出領域にページ
番号表示以外の画像が含まれている。しかし、このよう
な不要な画像は副走査方向の最大黒化領域には影響を与
えないので副走査方向の最大黒化領域に基づいて主走査
方向のヒストグラムを再度求めることにより、主走査方
向の最大黒化領域からは不要な画像の影響が取り除かれ
る。
【0093】準備設定動作では、以上のようにして求め
られた注目画像部53の中心位置53cや注目画像部5
3の存在領域が表示部22に表示され、オペレータはこ
れらの表示が適正であるか否かを確認した後、中心位置
53cが位置すべき規定位置を指示入力する(図3:ス
テップS124)。また、自動補正動作では、中心位置
53cはその後の補正処理(図6:ステップS319)
に利用される。
【0094】なお、準備設定動作や自動補正動作におい
て求められる注目画像部53の存在領域が検出領域内に
求められなかった場合には、異常の発生がオペレータに
通知されるが、主走査方向や副走査方向の最大黒化範囲
の長さと検出領域の主走査方向幅や副走査方向幅との比
が予め定められた一定の範囲(例えば、±30%以内)
にない場合においても注目画像部53の存在領域が検出
できなかったと判断するようになっていてもよい。
【0095】また、求められた注目画像部53の中心位
置53cが所定の許容範囲内に求められなかった場合に
おいても、異常なページ画像であるとしてオペレータに
通知するようにしてもよい。これにより、ページ内容部
がページ画像からはみ出しているようなページ画像を検
出することができる。
【0096】<3.3 まとめ>動作例1の準備設定動作
では、注目画像部53が1つであることから予め自動傾
き補正を行っておき(図2:ステップS113)、オペ
レータの指示に従って注目画像部53の中心位置を求め
る(図3:ステップS123)。そして、オペレータが
入力する規定位置に基づいて設定用ページ画像52の位
置補正を行うようにしている(ステップS125)。
【0097】一方、自動補正動作では、設定用ページ画
像52以外のページ画像54のそれぞれに対して、自動
傾き補正を行い(図6:ステップS314)、準備設定
動作における設定に従って自動的に注目画像部53の中
心位置を求め(ステップS315)、さらに注目画像部
53を規定位置に移動する位置補正が行われる(ステッ
プS319)。
【0098】このように、この動作例1では準備設定動
作におけるオペレータの指示に従って、他のページ画像
54が自動的に傾き補正および位置補正される。
【0099】なお、準備設定動作における各種設定内容
を記憶しておくことにより、他の印刷物に関するページ
画像54であっても設定用ページ画像52と同様のレイ
アウトである場合には、準備設定動作を経ることなく全
てのページ画像54に対して自動補正動作を行うことが
できる。
【0100】<4. 動作例2>次に、図2、図3、図
5および図6に示した全体動作の他の動作例として、注
目画像部53としてレジスタマークを利用する補正動作
について説明する。注目画像部53としてレジスタマー
クを用いる場合、注目画像部53の個数は2つとなる。
図16は設定用ページ画像52(ページ画像54)中の
レジスタマークのうち、ページ内容部52aに対して対
角方向に位置する2つを注目画像部53(以下の説明に
おいて符号「53」に代えて符号「55」、「56」を
付して説明する。)とする場合の例を示す図である。
【0101】また、2つの注目画像部55、56を利用
する場合には補正動作(図3:ステップS125、図
6:ステップS319)において変倍補正、傾き補正お
よび位置補正を行うことができるので、図2に示す自動
傾き補正(ステップS113)は原則的には行われな
い。
【0102】具体的には、図2中のステップS111、
S114、図3中のステップS121〜S127、並び
に図5中のステップS214またはステップS215の
動作により準備設定動作が行われ、図6中のステップS
311、S312、S315〜S320、並びの図5中
のステップS214またはS215の動作により自動補
正動作が行われる。
【0103】なお、注目画像部が2つであることから、
注目画像部の検出に関する動作(ステップS122〜S
124、S315〜S318)はそれぞれの注目画像部
55、56について繰り返し、あるいは並行して行われ
る。
【0104】注目画像部としてレジスタマークを用いる
場合の準備設定動作では、まず自動傾き補正のない表示
処理が行われる(図2:ステップS111、S11
4)。そして、オペレータから注目画像部のパターン設
定として2つのレジスタマークを利用する旨が入力され
(図3:ステップS121)。これにより、注目画像部
の中心位置を求める動作等がレジスタマーク用に設定さ
れる。
【0105】次に、オペレータから1つ目の注目画像部
55の検出領域55aが入力され(図16参照、ステッ
プS122)、後述する処理により中心位置が求められ
て表示される(ステップS123)。なお、この中心位
置は後述する位置補正や傾き補正の基準となる。
【0106】さらに、オペレータから2つ目の注目画像
部56の検出領域56aが入力される(ステップS12
2)。2つ目の注目画像部56は設定用ページ画像52
中の任意のレジスタマークを指定することができるが、
1つ目の注目画像部55に対して対角方向に位置するも
のが補正の精度を向上させる上で有効である。そして、
1つ目の注目画像部55と同様に中心位置が求められて
表示される(ステップS123)。
【0107】オペレータは中心位置が求められた2つの
注目画像部55、56がオペレータの指示したものであ
ることを確認して、2つの注目画像部55、56の中心
位置が位置すべき規定位置を入力し(ステップS12
4)、確認を行う。
【0108】次に、オペレータは設定用ページ画像52
に施すべき処理の内容を設定入力し、ページ位置補正装
置1は指示された補正内容を実行する(ステップS12
5)。すなわち、オペレータにより変倍補正のみが指示
された場合には位置補正および変倍補正が行われ(図
5:ステップS215)、傾き補正も合わせて指示され
た場合には変倍補正、傾き補正および位置補正が行われ
る(ステップS214)。なお、傾き補正を行わない場
合には予め自動傾き補正(図2:ステップS113)が
行われるようにしてもよい。
【0109】補正が完了すると補正後の設定用ページ画
像52が表示部22に表示され(図3:ステップS12
6)、オペレータが適正な補正が行われたかどうかを確
認する。
【0110】図6に示す自動補正動作では、準備設定動
作において設定された注目画像部のパターン、2つの検
出領域および2つの規定位置等に基づいて設定用ページ
画像52に施された補正と同様の補正が他のページ画像
54について実行される。
【0111】以上のように、レジスタマークを注目画像
部として用いる場合には2つの注目画像部55、56が
利用されるようになっているが、以下にレジスタマーク
を注目画像部とする場合の中心位置の検出動作および2
つの注目画像部を用いる補正動作について具体的に説明
する。
【0112】<4.1 レジスタマークの検出動作>図1
7はレジスタマークを注目画像部とするときの中心位置
を求める様子を説明するための概念図である。図17で
は図16に示す1つ目の注目画像部55を示している。
【0113】注目画像部55の中心位置を求める動作で
は、まず検出領域55a(準備設定動作ではオペレータ
により入力され、自動補正動作では準備設定動作におい
て設定された領域に基づいてより広い領域が検出領域と
される。)における主走査方向の黒化数のヒストグラム
551および副走査方向の黒化数のヒストグラム552
が求められる。
【0114】そして、2つのヒストグラム551、55
2において、予め設定されているしきい値を超えて連続
する範囲である最大黒化範囲が求められる。なお、図1
5に示した例と異なり、ヒストグラムにおける不連続な
部分の許容値はもたせない(あるいは、許容値を小さく
抑える)。すなわち、少しでもしきい値を下回る箇所が
存在すれば連続する範囲とはみなさない。これは、レジ
スタマークが幾何学的形状であり、容易に中心位置を求
めることができることによる。
【0115】そして、ヒストグラム551における最大
黒化範囲中の黒化数が最大の位置を求めるべき中心位置
の主走査方向の位置とし、ヒストグラム552における
最大黒化範囲中の黒化数が最大の位置を求めるべき中心
位置の副走査方向の位置とする。これにより図17に示
す中心位置55cが検出される。
【0116】準備設定動作においてはこのようにして求
められた中心位置55cが表示部22に表示されオペレ
ータが確認を行う。また、自動補正動作では以後の補正
動作に利用される。
【0117】<4.2 補正動作>次に、2つの注目画像
部55、56を用いる場合の補正動作について説明す
る。2つの注目画像部を用いる補正動作には変倍補正お
よび位置補正を行う場合(図5:ステップS215)と
変倍補正、傾き補正および位置補正を行う場合(ステッ
プS214)とがある。
【0118】変倍補正および位置補正を行う補正動作
(ステップS215)では、まず2つの注目画像部5
5、56の中心位置の主走査方向の距離および副走査方
向の距離が2つの規定位置の主走査方向の距離および副
走査方向の距離と等しくなるように、主走査方向および
副走査方向に変倍される。
【0119】さらに、1つ目の注目画像部55の中心位
置55cが対応する規定位置に位置するように画像が平
行移動される。
【0120】なお、この補正動作では傾き補正が行われ
ないが、準備設定動作や自動補正動作において予め自動
傾き補正が行われるようになっていてもよい(図2:ス
テップS113、図6:ステップS314)。
【0121】変倍補正、傾き補正および位置補正を行う
補正動作(ステップS214)では、まず2つの注目画
像部55、56の中心位置間の距離D1が求められ、2
つの規定位置間の距離D2が求められる。そして、
【0122】
【数1】
【0123】により変倍率Mが求められ、ページ画像5
4(以下、自動補正動作に限定しない限り設定用ページ
画像52を含む)に変倍補正が施される。
【0124】また、2つの注目画像部55、56の中心
位置の主走査方向の距離をx、副走査方向の距離をyと
し、2つの規定位置の主走査方向の距離をa、副走査方
向距離をbとすると、2つの中心位置を結ぶ直線が主走
査方向に対してなす角θ1は、
【0125】
【数2】
【0126】により求められ、2つの規定位置を結ぶ直
線が主走査方向に対してなす角θ2は、
【0127】
【数3】
【0128】により求められ、補正すべき傾き角θは、
【0129】
【数4】
【0130】となる。そして、ページ画像54に対して
回転処理を施して2つの中心位置を結ぶ直線と2つの規
定位置を結ぶ直線とが平行になるようにした上で、1つ
目の注目画像部55の中心位置55cが対応する規定位
置に位置するようにページ画像54を平行移動する。
【0131】これにより、ページ画像54には変倍補
正、傾き補正および位置補正が施されて、2つの注目画
像部55、56の中心位置がそれぞれ規定位置に位置す
るようになる。
【0132】<4.3 まとめ>動作例2の準備設定動作
では、注目画像部55、56が2つであり、オペレータ
の指示に従って2つの注目画像部55、56のそれぞれ
の中心位置が求められる(図3:ステップS123)。
そして、オペレータが入力する2つの規定位置に基づい
て設定用ページ画像52の変倍補正および位置補正(図
5:ステップS215)または変倍補正、傾き補正およ
び位置補正(ステップS214)を行うようにしてい
る。
【0133】一方、自動補正動作では、設定用ページ画
像52以外のページ画像54のそれぞれに対して、準備
設定動作における設定に従って自動的に2つの注目画像
部55、56の中心位置を求め(図6:ステップS31
5)、さらに注目画像部55、56が2つの規定位置に
(ほぼ)位置するように変倍補正および位置補正、また
は変倍補正、傾き補正および位置補正を行う(ステップ
S319)。
【0134】このように、この動作例2では準備設定動
作におけるオペレータの指示に従って、他のページ画像
54が自動的に補正される。
【0135】なお、準備設定動作における各種設定内容
を記憶しておくことにより、他の印刷物に関するページ
画像54であっても設定用ページ画像52と同様のレイ
アウトである場合には、準備設定動作を経ることなく全
てのページ画像54に対して自動補正動作を行うことが
できる。
【0136】<5. 変形例>以上、この発明に係る一
の実施の形態であるページ位置補正装置1について説明
してきたが、この発明は上記実施の形態に限定されるも
のではなく、ページ位置補正装置1の動作、構成につい
て様々な変形が可能である。
【0137】例えば、ページ画像54として書籍等の各
ページが保存されている場合に、書籍の見開きの右ペー
ジと左ページとではマージン等のレイアウトが異なる場
合がある。したがって、ページ位置補正装置1に右ペー
ジの場合と左ページの場合との補正の設定(注目画像部
が位置すべき規定位置等)を個別に記憶させておき、こ
れらの設定を交互に利用することで書籍等のページ画像
54に対しても適切な補正処理を行うことができる。
【0138】また、定型的なレイアウトであるページ内
容部を有するページ画像54については、準備設定動作
においてオペレータが設定した注目画像部のパターンや
注目画像部が位置すべき規定位置等を選択肢として分類
して保存しておき、類似するページ画像54を補正する
場合にはオペレータが選択肢を選択するだけで自動補正
動作が実行されるようにしてもよい。
【0139】さらに、上記実施の形態ではコンピュータ
を利用してページ位置補正装置1を構成しているが、専
用の電気回路として構築されていても良い。
【0140】
【発明の効果】請求項1ないし8に記載の発明では、ペ
ージ画像に対してページ内容部が傾いていても、適切に
回転補正することが実現される。
【0141】また、請求項3に記載の発明では、ページ
内容部に含まれる文章の縦書き・横書きを区別すること
なく適切に回転補正を行うことが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る一の実施の形態であるページ位
置補正装置の構成を示す図である。
【図2】準備設定動作の流れを示す流れ図である。
【図3】準備設定動作の流れを示す流れ図である。
【図4】ページ画像および位置決め用補助線が重複表示
された様子を示す図である。
【図5】補正処理の動作の流れを示す流れ図である。
【図6】自動補正動作の流れを示す流れ図である。
【図7】自動傾き補正動作の流れを示す流れ図である。
【図8】自動傾き補正動作の流れを示す流れ図である。
【図9】ヒストグラムを求める動作の流れを示す流れ図
である。
【図10】ヒストグラムの例を示す図である。
【図11】ディップ幅最大傾き角を求める動作の流れを
示す流れ図である。
【図12】ディップ幅最大傾き角の分布の例を示す図で
ある。
【図13】ページ番号表示の位置を検出する動作の流れ
を示す流れ図である。
【図14】ページ番号表示の位置を検出する動作の流れ
を示す流れ図である。
【図15】ページ番号表示の位置を検出する動作の様子
を示す概念図である。
【図16】レジスタマークおよび検出領域の例を示す図
である。
【図17】レジスタマークの位置を検出する動作の様子
を示す概念図である。
【符号の説明】
1 ページ位置補正装置 9 記録媒体 11 CPU 12 RAM 12a プログラム 53、55、56 注目画像部 53a、55c 検出領域 53c、55c 中心位置 54 ページ画像 D ディップ P ピーク S111〜S114、S121〜S127、S311、
S315、S319、S412〜S417、S421〜
S428、S431〜S433、S512〜S514、
S611、S614、S626 ステップ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2値画像であるページ画像に対するペー
    ジ内容部の位置を補正するページ位置補正方法であっ
    て、 (a) 基準方向に垂直な一直線上に存在する画素値が1の
    画素の個数を黒化数として求める工程と、 (b) 前記基準方向に対する位置を変えながら前記工程
    (a)を繰り返し、前記基準方向における黒化数の分布で
    あるヒストグラムを求める工程と、 (c) 前記ヒストグラムからディップを取得する工程と、 (d) 前記基準方向に対する前記ページ画像の向きを変化
    させながら前記工程(b)および(c)を繰り返し、前記ディ
    ップの幅の変化を求める工程と、 (e) 前記ディップの幅が最大となるときの前記ページ画
    像の向きに基づいて前記ページ内容部の傾き角を求める
    工程と、 (f) 前記ページ内容部の傾き角に応じて前記ページ画像
    を回転補正する工程と、を有することを特徴とするペー
    ジ位置補正方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のページ位置補正方法で
    あって、 前記工程(c)において複数のディップを取得し、 前記複数のディップのそれぞれに対して前記工程(d)お
    よび(e)を行って前記ページ内容部の傾き角を複数求
    め、 頻度の高い前記ページ内容部の傾き角に基づいて前記工
    程(f)を行うことを特徴とするページ位置補正方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のページ位置補
    正方法であって、 (g) 第1方向を基準方向として前記工程(a)ないし(c)を
    行い、前記工程(c)において単位長さ当たりのディップ
    数を取得する工程と、 (h) 前記第1方向に垂直な第2方向を基準方向として前
    記工程(a)ないし(c)を行い、前記工程(c)において単位
    長さ当たりのディップ数を取得する工程と、 (i) 前記第1方向および前記第2方向のうち、前記工程
    (g)および(h)において取得される単位長さ当たりのディ
    ップ数の多い方向を基準方向として前記工程(a)ないし
    (f)を実質的に行う工程と、を有することを特徴とする
    ページ位置補正方法。
  4. 【請求項4】 2値画像であるページ画像に対するペー
    ジ内容部の位置を補正するページ位置補正方法であっ
    て、 (a) 基準方向に垂直な直線上に存在する画素値が1の画
    素の個数を黒化数として求める工程と、 (b) 前記基準方向に対する位置を変えながら前記工程
    (a)を繰り返し、前記基準方向における黒化数の分布で
    あるヒストグラムを求める工程と、 (c) 前記ヒストグラムからピークを取得する工程と、 (d) 前記基準方向に対する前記ページ画像の向きを変化
    させながら前記工程(b)および(c)を繰り返し、前記ピー
    クの幅の変化を求める工程と、 (e) 前記ピークの幅が最小となるときの前記ページ画像
    の向きに基づいて前記ページ内容部の傾き角を求める工
    程と、 (f) 前記ページ内容部の傾き角に応じて前記ページ画像
    を回転補正する工程と、を有することを特徴とするペー
    ジ位置補正方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載のペ
    ージ位置補正方法であって、 (j) 前記ページ内容部の位置の検出基準となる注目画像
    部の検出領域および前記注目画像部の位置すべき規定位
    置を準備する工程と、 (k) 前記ページ画像中の前記検出領域において前記注目
    画像部の位置を求める工程と、 (l) 前記注目画像部の位置が前記規定位置と一致するよ
    うに前記ページ内容部の位置を補正する工程と、をさら
    に有することを特徴とするページ位置補正方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のページ位置補正方法で
    あって、 前記工程(k)が、 (k-1) 第1方向を基準方向とし、前記検出領域において
    前記基準方向に垂直な一直線上に存在する画素値が1の
    画素の個数を黒化数として求める工程と、 (k-2) 前記検出領域において前記基準方向に対する位置
    を変えながら前記工程(k-1)を繰り返し、前記基準方向
    における黒化数の分布であるヒストグラムを求める工程
    と、 (k-3) 前記第1方向に垂直な第2方向を基準方向として
    前記工程(k-1)および(k-2)を行う工程と、 (k-4) 前記第1方向を基準方向とするヒストグラムと前
    記第2方向を基準方向とするヒストグラムとに基づいて
    前記注目画像部の位置を求める工程と、を有することを
    特徴とするページ位置補正方法。
  7. 【請求項7】 2値画像であるページ画像に対するペー
    ジ内容部の位置を補正するページ位置補正装置であっ
    て、 (a) 基準方向に垂直な一直線上に存在する画素値が1の
    画素の個数を黒化数として求める工程と、 (b) 前記基準方向に対する位置を変えながら前記工程
    (a)を繰り返し、前記基準方向における黒化数の分布で
    あるヒストグラムを求める工程と、 (c) 前記ヒストグラムからディップを取得する工程と、 (d) 前記基準方向に対する前記ページ画像の向きを変化
    させながら前記工程(b)および(c)を繰り返し、前記ディ
    ップの幅の変化を求める工程と、 (e) 前記ディップの幅が最大となるときの前記ページ画
    像の向きに基づいて前記ページ内容部の傾き角を求める
    工程と、 (f) 前記ページ内容部の傾き角に応じて前記ページ画像
    を回転補正する工程と、を少なくとも実行する制御手段
    を備えることを特徴とするページ位置補正装置。
  8. 【請求項8】 コンピュータに、2値画像であるページ
    画像に対するページ内容部の位置を補正させるプログラ
    ムを記録した記録媒体であって、 (a) 基準方向に垂直な一直線上に存在する画素値が1の
    画素の個数を黒化数として求める工程と、 (b) 前記基準方向に対する位置を変えながら前記工程
    (a)を繰り返し、前記基準方向における黒化数の分布で
    あるヒストグラムを求める工程と、 (c) 前記ヒストグラムからディップを取得する工程と、 (d) 前記基準方向に対する前記ページ画像の向きを変化
    させながら前記工程(b)および(c)を繰り返し、前記ディ
    ップの幅の変化を求める工程と、 (e) 前記ディップの幅が最大となるときの前記ページ画
    像の向きに基づいて前記ページ内容部の傾き角を求める
    工程と、 (f) 前記ページ内容部の傾き角に応じて前記ページ画像
    を回転補正する工程と、をコンピュータに実行させるプ
    ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
JP10139868A 1998-05-21 1998-05-21 ページ位置補正方法、装置および記録媒体 Pending JPH11331558A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10139868A JPH11331558A (ja) 1998-05-21 1998-05-21 ページ位置補正方法、装置および記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10139868A JPH11331558A (ja) 1998-05-21 1998-05-21 ページ位置補正方法、装置および記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11331558A true JPH11331558A (ja) 1999-11-30

Family

ID=15255434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10139868A Pending JPH11331558A (ja) 1998-05-21 1998-05-21 ページ位置補正方法、装置および記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11331558A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008061163A (ja) * 2006-09-04 2008-03-13 Samsung Techwin Co Ltd 撮像装置および撮像方法
JP2011028383A (ja) * 2009-07-22 2011-02-10 Sharp Corp 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、画像処理プログラム、記録媒体
US8358871B2 (en) 2009-02-20 2013-01-22 Avermedia Information, Inc. Method and device for detecting and correcting skewed image data
CN102921595A (zh) * 2012-10-31 2013-02-13 芜湖华烨工业用布有限公司 一种双幅浸胶帆布生产设备及其生产方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008061163A (ja) * 2006-09-04 2008-03-13 Samsung Techwin Co Ltd 撮像装置および撮像方法
US8358871B2 (en) 2009-02-20 2013-01-22 Avermedia Information, Inc. Method and device for detecting and correcting skewed image data
JP2011028383A (ja) * 2009-07-22 2011-02-10 Sharp Corp 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、画像処理プログラム、記録媒体
CN102921595A (zh) * 2012-10-31 2013-02-13 芜湖华烨工业用布有限公司 一种双幅浸胶帆布生产设备及其生产方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4625861B2 (ja) 画像処理装置、画像読取装置、画像形成装置、画像処理方法、制御プログラム、および記録媒体
JP4572248B2 (ja) 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、制御プログラム、記録媒体
JP3594228B2 (ja) 枠消し装置、枠消し方法、およびオーサリング装置
JP4419269B2 (ja) 二次元コード抽出方法
JP4332858B2 (ja) 画像処理装置および印刷装置、画像処理方法
US8331000B2 (en) Image forming apparatus
JP7699952B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
JP4114959B2 (ja) 画像処理方法及び装置
JP4762327B2 (ja) 画像処理装置及び画像形成装置
JPH11341259A (ja) 文書画像の傾き補正方法
JP3443016B2 (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法および記録媒体
JP2010011359A (ja) 画像処理装置、画像形成装置、画像処理装置の制御方法、制御プログラム、記録媒体
JP3582988B2 (ja) 非接触型画像読取装置
JPH11331559A (ja) ページ位置補正方法および装置、ページ位置検出方法、並びに記録媒体
JP2010287178A (ja) 画像処理装置、画像読取装置、複合機、画像処理方法、プログラム、記録媒体
JP2002077566A (ja) 画像補正装置
JP2011166778A (ja) 画像形成装置、画像補正方法およびそのプログラム
JP5683387B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラム及び記録媒体
JPH10191018A (ja) 画像処理方法及び装置
JP4552681B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム
JP2002176548A (ja) 画像入出力装置
JP6984336B2 (ja) 画像形成装置、制御方法及び制御プログラム
JP7310151B2 (ja) マーク選定装置および画像処理装置
JP2010130277A (ja) 画像処理装置および画像形成装置
JP2006235786A (ja) 画像処理装置、および画像処理方法、並びにコンピュータ・プログラム