JPH11332012A - 車両駆動システム - Google Patents

車両駆動システム

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Publication number
JPH11332012A
JPH11332012A JP10131746A JP13174698A JPH11332012A JP H11332012 A JPH11332012 A JP H11332012A JP 10131746 A JP10131746 A JP 10131746A JP 13174698 A JP13174698 A JP 13174698A JP H11332012 A JPH11332012 A JP H11332012A
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JP
Japan
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power
engine
motor
capacitor
power storage
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Application number
JP10131746A
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English (en)
Inventor
Norihiko Akao
憲彦 赤尾
Takahiro Furuhira
貴大 古平
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH11332012A publication Critical patent/JPH11332012A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンとホイールモータを併用する車両駆
動システムにおけるエンジン始動性を向上する。 【解決手段】 補機バッテリ20の電力が、DC/DC
コンバータ32により昇圧されてキャパシタ24に蓄え
られる。キャパシタ24の電力で、ホイールモータ26
がアシスト推進力を発生する。寒冷地等では、補機バッ
テリ20は、エンジン始動に十分な電力をスタータモー
タ18に供給できなくなる。このとき、DC/DCコン
バータ32の回生駆動により、キャパシタ24の電気エ
ネルギで補機バッテリ20の蓄電電力が補給される。補
給終了後の補機バッテリ20の電力を用いてエンジン1
0が始動される。それでもエンジン10を始動不能であ
れば、DC/DCコンバータ32を駆動してキャパシタ
24を充電する。キャパシタ24の電力でエンジン10
を始動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンとアシス
トモータによって車両の推進力を発生する車両駆動シス
テムに関し、特に、システム内のエンジンの始動性の向
上に関する。アシストモータは、例えば、ホイールに設
けられるホイールモータである。
【0002】
【従来の技術】従来より、低公害などの観点から電気自
動車が注目されている。電気自動車の一種に、ホイール
モータ付き車両がある。図1は、ホイールモータ付き車
両の構成の一例を示している。内燃機関であるエンジン
10は、変速機12および車軸14を介してフロントホ
イール16に接続されている。エンジン10の出力によ
りフロントホイール16が駆動される。エンジン10は
スタータモータ18により始動され、スタータモータ1
8は、補機バッテリ20の電力によって駆動される。補
機バッテリ20は、エンジン10の出力で駆動されるオ
ルタネータ19の発電電力によって充電される。
【0003】補機バッテリ20の電力に対してDC/D
Cコンバータ22にて昇圧が行われる。昇圧後の電力は
キャパシタ24に蓄えられる。キャパシタ24からイン
バータを介して左右のホイールモータ26に電力が供給
される。ホイールモータ26のステータは車体側に固定
され、ロータはリアホイール28に固定されている。従
って、ホイールモータ26の出力によりリアホイール2
8が駆動される。
【0004】上記のように、図1のシステムでは、補機
バッテリ20の電力が高圧電力に変換され、変換された
電力を用いてホイールモータ26が駆動される。キャパ
シタ24は、昇圧された電力を一時的に蓄えるためのも
のである。また、車両の減速時には、ホイールモータ2
6が回生制動を行い、回生制動により発電された電力も
キャパシタ24に蓄えられる。
【0005】図1のシステムでは、エンジン10が車両
の主推進力を発生し、ホイールモータ26はアシスト推
進力を発生する。例えば、例えば雪道の上り坂のよう
に、路面の摩擦係数が低い状況においては、フロントホ
イール16がスリップすることがある。このとき、ホイ
ールモータ26のアシスト推進力によりリアホイール2
8が駆動され、車両が安定して走行する。また、ホイー
ルモータ26の回生制動で得られた電力により、ホイー
ルモータ26を駆動できる。このようにして、アシスト
モータとしてのホイールモータ26を設けたことによ
り、車両の運動性能を向上し、また、燃費の向上を図る
ことができる。
【0006】さらに、モータをホイールに直接に取り付
けたことにより、(1)ドライブシャフト等の伝達系部
品およびそのためのスペースを省略でき、伝達損失も少
なくなる、(2)1つのモータの駆動力を左右輪に分配
するのではなく、左右のホイールに独立して駆動力を与
えられるので、従って、左右の駆動力を独立して制御す
ることができ、これにより高い運動性能が得られる、と
いった利点が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図1のシステ
ムには、エンジン始動に関して以下の問題がある。図1
のシステムでは、補機バッテリ20の電力でスタータモ
ータ18が回転し、これによりエンジン10が始動され
る。補機バッテリ20が十分な電力をスタータモータ1
8に供給できるときは、エンジン10も良好に始動でき
る。しかしながら、補機バッテリ20の蓄電量の低下が
生じると、スタータモータ18に十分な電力を供給でき
なくなり、エンジン10の始動も困難になってしまう。
寒冷地ではこのような状況が発生しやすく、また、バッ
テリ性能が低下したときにもこのような状況が発生しや
すい。
【0008】特に、図1のシステムでは、補機バッテリ
20の電力を用いてホイールモータ26が駆動される。
ホイールモータ26が補機バッテリ20の電力を大量に
使う結果、補機バッテリ20の蓄電量が減少することが
ある。この蓄電量の減少が、エンジン始動性の低下を招
く可能性がある。
【0009】参考技術として、特開平5−296128
号公報では、エンジン始動のための専用コンデンサを設
けることによって始動性の向上が図られている。補機バ
ッテリの電力で専用コンデンサが充電され、専用コンデ
ンサの電力でスタータモータが駆動する。補機バッテリ
の電圧値が下がったときは、他のエネルギ源からの電力
を利用して専用コンデンサが充電され、始動性が確保さ
れる。しかしながら、同公報のシステムでは、補機バッ
テリとは別にエンジン始動のための専用コンデンサを設
けなければならず、さらに専用コンデンサの関連装置を
設けなければならないという不利な点がある。また、同
公報のシステムは、ホイールモータのようなアシストモ
ータ付きの駆動システムに関するものではない。
【0010】また別の参考技術として、特開平5−32
8530号公報に記載のハイブリッド自動車では、走行
モータへ電力を供給する高圧バッテリの電力で補機バッ
テリが充電され、補機バッテリからスタータモータに電
力が供給される。電気自動車用の高圧バッテリは補機バ
ッテリよりも相当に大型なので、補機バッテリは、エン
ジン始動に必要な電力を容易に確保することができる。
しかしながら、図1に示したようなシステムでは、補機
バッテリ20の電力を高圧電力に変換してホイールモー
タ26を駆動し、アシスト推進力を生成している。この
ようなシステムは、電気自動車で用いられるような大型
の高圧バッテリを含まない。そのために、同公報のシス
テムと同様の手法では、エンジン始動に必要な補機バッ
テリの蓄電量を確保することはできない。
【0011】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、エンジンと、補機蓄電手段の電力で
駆動するアシストモータとを有する車両駆動システムに
おけるエンジン始動性を向上することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】(1)上記の目的を達成
するため、本発明は、車両の主推進力を発生するエンジ
ンと、車両のアシスト推進力を発生するアシストモータ
と、補機蓄電手段からの供給電力で駆動してエンジンを
始動するスタータモータと、前記補機蓄電手段からの供
給電力を前記アシストモータで要求される電圧へ昇圧変
換する電力コンバータと、前記電力コンバータによって
昇圧された電力を一時的に蓄え、蓄えた電力を前記アシ
ストモータへ供給するモータ用蓄電手段と、を含む車両
駆動システムにおいて、さらに、前記電力コンバータを
制御して回生駆動させ、前記モータ用蓄電手段に蓄えら
れた電力を用いて前記補機蓄電手段へ電力を補給する補
給充電制御手段を含み、補給充電された前記補機蓄電手
段の電力によって前記スタータモータを駆動して前記エ
ンジンを始動することを特徴とする。
【0013】本発明によれば、以前の駆動システムのシ
ステムダウンの時点でモータ用蓄電手段に残っている電
気エネルギが、エンジン始動に利用される。電力コンバ
ータの回生駆動により、モータ用蓄電手段に残っている
電力を用いて補機蓄電手段へ電力が補給される。これに
より、補機蓄電手段の蓄電量が増し、補機蓄電手段が十
分な電力をスタータモータに供給でき、エンジンの始動
性を向上できる。
【0014】ここで特に、本発明が適用されるタイプの
システムでは、上記の如く、補機蓄電手段からの電力の
昇圧を電力コンバータで行うことによってアシストモー
タ駆動電力を得る構成が採用されている。そのため、電
力コンバータによる昇圧後のモータ駆動用の電力を一時
的に蓄える蓄電手段が必要である。このモータ用蓄電手
段に残存している電力が、電力コンバータの回生駆動に
より、エンジンの始動に利用される。従って、部品の追
加や構造の複雑化を必要とせずに、簡単な構成にて、エ
ンジン始動性の向上が実現される。
【0015】好ましくは、前記補給充電制御手段による
前記補機蓄電手段の補給充電は、補給前の前記補機蓄電
手段の電力を用いては前記エンジンを始動できない場合
に行われる。そうではなくて、車両の停止の際にはいつ
も前記補給充電制御手段により補給充電が行われるよう
に構成してもよい。
【0016】好ましくは、前記アシストモータは、ホイ
ールに取り付けられたホイールモータである。前記補機
蓄電手段は補機バッテリである。前記モータ用蓄電手段
はキャパシタまたはコンデンサである。また、前記補給
充電手段は、車両駆動システムの少なくとも一部を制御
する制御装置に一体的に設けられる。
【0017】(2)本発明の好ましい一態様の車両駆動
システムは、前記スタータモータと前記モータ用蓄電手
段とを接続する接続変更手段を含み、補給充電された前
記補機蓄電手段の電力を用いてもまだエンジンを始動で
きない場合に、前記電力コンバータを制御して前記補機
蓄電手段の電力で前記モータ用蓄電手段を充電し、充電
が行われた前記モータ用蓄電手段の電力を前記スタータ
モータに供給して前記エンジンを始動する。
【0018】この態様によれば、補給充電後の補機蓄電
手段を使ってもエンジンを始動できない場合には、逆に
補機蓄電手段の電力を使ってモータ用蓄電手段が充電さ
れる。モータ用蓄電手段は、例えばキャパシタまたはコ
ンデンサであり、補機蓄電手段よりも充電電圧を高くで
きる。従って、高電圧で充電されたモータ用蓄電手段を
使って、エンジンを確実に始動できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
(以下、実施形態という)について、図面を参照し説明
する。図2は、本実施形態の車両駆動システムの構成を
示している。図2において、図1と共通の構成要素に
は、図1と同一の符号が付されている。図1と同様に、
車体のフロント部に搭載されたエンジン10の出力が、
変速機12および車軸14を介してフロントホイール1
6に伝達され、フロントホイール16が駆動される。エ
ンジン10は、スタータモータ18により始動される。
図2ではエンジン10とスタータモータ18が離れて示
されているが、実際にはスタータモータ18はエンジン
10または変速機12と連結されている。スタータスイ
ッチ30が閉じられると、電圧12Vの補機バッテリ2
0からスタータモータ18に電力が供給され、スタータ
モータ18が駆動する。
【0020】DC/DCコンバータ32は、周知の構成
を有するものでよい。ただし、本実施形態では、DC/
DCコンバータ32には、昇圧と降圧の両方の電力変換
を可能な装置が適用される。通常は、DC/DCコンバ
ータ32により補機バッテリ20からの電力の昇圧が行
われ、昇圧側で電力がキャパシタ24に蓄えられる。ま
た、後述するエンジン始動アシスト制御では、DC/D
Cコンバータ32が回生駆動する。これによりキャパシ
タ24の電力の降圧が行われ、降圧後の電力が補機バッ
テリ20に蓄えられる。これは、補機バッテリ20の補
給充電である。
【0021】このように、本実施形態のシステムでは、
DC/DCコンバータ32を内蔵していることから、ホ
イールモータ26を駆動する電力を一時的に蓄えるため
に、上記のキャパシタ24を設ける必要がある。なお、
キャパシタ24の代わりに電界コンデンサを設けること
も好適である。
【0022】キャパシタ24に蓄えられた電力は、イン
バータ34を介して左右のホイールモータ26に供給さ
れる。インバータ34は、複数のスイッチング素子を有
し、キャパシタ24から送られる直流電流を交流電流に
変換する。ホイールモータ26は、例えば3相交流式の
PM同期モータである。ホイールモータ26のステータ
は車両側に固定され、ロータはリアホイール28に固定
されている。従って、ホイールモータ26の出力により
リアホイール28が駆動される。
【0023】システムECU36は、ホイールモータ2
8による図2のパワーアシストシステムを制御してい
る。システムECU36は、ホイールモータ26、キャ
パシタ24、補機バッテリ20およびエンジン10を含
む各種の構成要素およびそれらの要素に設けられたセン
サから入力される信号に基づいて動作する。システムE
CU36は、DC/DCコンバータ32に制御信号を出
力して、昇圧動作または降圧動作を行わせる。また、シ
ステムECU36は、インバータ34のスイッチング動
作を制御する信号を生成し、出力する。ホイールモータ
26に所望のトルクを発生させる交流電流を生成するた
めのスイッチング信号が生成される。また、車両の減速
時には、ホイールモータ26に回生制動を行わせるスイ
ッチング信号が生成される。回生制動により発電された
電力は、キャパシタ24に充電される。さらに、システ
ムECU36は、本発明の補給充電制御手段としても機
能する。また、エンジン10は、図示しないエンジンE
CUにより制御されているが、このエンジンECUがシ
ステムECU36に組み込まれてもよい。
【0024】さらに、図2のシステムには、補機バッテ
リ20の両端の電圧を検出する電圧センサ40と、キャ
パシタ24の両端の電圧を検出する電圧センサ42が設
けられている。電圧センサ40、42の検出信号はシス
テムECU36に送られる。
【0025】また、図2のシステムには、接続切替装置
38が設けられている。接続切替装置38は、本発明の
接続変更手段に相当し、2つのリレースイッチを有す
る。図2の状態では、スタータモータ18が補機バッテ
リ20と接続されている。接続切替装置38が切替動作
を行うと、すなわち、装置38の2つのスイッチが切り
替わると、スタータモータ18はキャパシタ24と接続
される。このようにして、スタータモータ18へ電力を
印可する電源系が、補機バッテリ20とキャパシタ24
の間で切替可能である。接続切替装置38もシステムE
CU36に制御される。
【0026】図2のシステムでは、図1を用いて説明し
たように、エンジン10が車両の主推進力を発生し、ホ
イールモータ26はアシスト推進力を発生する。雪道の
上り坂のような状況では、ホイールモータ26のアシス
ト推進力、つまりリアホイール28の駆動力を利用する
ことで、車両の運動性能を向上できる。キャパシタ24
に蓄えられた電気エネルギがアシスト推進力の発生に使
われると、再びキャパシタ24の充電が行われる。蓄え
られた電力は、次にアシスト推進力が必要になったとき
にまた使われる。また、ホイールモータ26の回生制動
で得られた電力がキャパシタ24に蓄えられ、この電力
を使ってホイールモータ26が駆動される。これによ
り、燃費の向上を図ることができる。
【0027】図3は、本実施形態の車両駆動システムの
全体的な制御を示している。運転者のキー操作によりイ
グニッションスイッチ(図示せず)がオンになると(S
100)、システムECU36が立ち上げられ(S10
1)、エンジン始動制御が行われる(S102)。ここ
ではスタータスイッチ30が閉じられる。補機バッテリ
20からスタータモータ18に電力が供給され、スター
タモータ18が回転し、この回転力によりエンジン10
のクランキングが行われる。周知のように、このとき、
エンジン10には適当な量の燃料が供給され、補機バッ
テリ20の電力を用いたスパークプラグの点火が行われ
る。そして、エンジンが始動したか否かが確認され(S
103)、エンジンが始動していれば、アシストシステ
ム、すなわち、ホイールモータ26に関連するシステム
が立ち上げられる(S105)。そして、走行制御が行
われ(S106)、イグニッションスイッチがオフにな
ったか否かが判断される(S107)。イグニッション
がオフでなければ走行制御が継続され、イグニッション
がオフであれば、全体処理は終了する。
【0028】上記のS103にて、エンジンが始動して
いない場合があり得る。補機バッテリ20が十分な電力
をスタータモータ18に供給できない場合である。寒冷
地やバッテリ性能低下時にはこのような事態が発生しや
すい。また、補機バッテリ20の電力をホイールモータ
26が消費した結果、補機バッテリ20の蓄電量が減少
していることもあり得る。このような場合に、本実施形
態では、システムECU36は、エンジン始動アシスト
モードに移行する(S104)。
【0029】図4は、エンジン始動アシストモード
[1]の制御動作を示している。前回にイグニッション
がオフにされた後、キャパシタ24に蓄えられた電力は
残ったままになっている。システムECU36は、電圧
センサ42の検出信号を基に、キャパシタ24の残電圧
が30Vより大きいか否かを判断する(S200)。残
電圧が30Vより大きければ、システムECU36は、
DC/DCコンバータ32を制御して回生駆動を行わせ
る(S201)。これにより、キャパシタの蓄電エネル
ギを利用して、補機バッテリ20に電力が回生、補給さ
れる。システムECU36は、タイマを監視して、所定
のタイマ時間が経過したか否かを判定する(S20
2)。所定タイマ時間が経過してしまった場合にはS2
03に進む。タイマ時間が経過していなければ、システ
ムECU36は、電圧センサ40の検出信号を基に、補
機バッテリ20の電圧が12Vより高くなったか否かを
判定する(S203)。バッテリ電圧が12V以下であ
れば、コンバータの回生駆動を継続する。バッテリ電圧
が12Vを上回ったら、システムECU36はDC/D
Cコンバータ32を停止する(S204)。そして、再
びスタータモータ18が駆動され、エンジン始動制御が
行われる(S205)。ここでは、一旦開かれていたス
タータスイッチ30が再び閉じられ、補給充電された補
機バッテリ20からスタータモータ18に電流が流れ
る。システムECU36は、エンジン回転数を所定のし
きい回転数と比較することによって、エンジン10が始
動したか否かを判定する(S206)。エンジン回転数
は、エンジン10に設けられた回転センサ(図示せず)
から、直接あるいはエンジンECUを経由して、システ
ムECU36に入力されている。エンジン10が始動し
ていれば、図4の処理を終了し、図3のS105へ進
む。
【0030】図4において、S200の判断がNOのと
き、およびS206の判断がNOのときは、アシストモ
ード[1]によるエンジン始動ができない。そこで、シ
ステムECU36は、S207に進み、エンジン始動ア
シストモード[2]に移行する。
【0031】図5は、エンジン始動アシストモード
[2]の制御動作を示している。システムECU36
は、接続切替装置38のリレースイッチを駆動する(S
300)。これにより、スタータモータ18の接続の切
替が行われ、スタータモータ18はキャパシタ24の両
端と接続される。システムECU36は、DC/DCコ
ンバータ32を制御して、昇圧動作を行わせる。これに
より、図4の回生駆動とは逆に、補機バッテリ20から
の電力の昇圧が行われ、昇圧後の電力がキャパシタ24
に蓄えられる。補機バッテリ20と異なり、キャパシタ
24については、電圧をコントロールして高電圧までの
充電ができる。そこで、キャパシタ24の充電電圧の目
標値を例えば15Vに設定する。システムECU36
は、タイマを監視して、所定のタイマ時間が経過したか
否かを判定する(S302)。所定タイマ時間が経過し
てしまった場合にはS304に進む。タイマ時間が経過
していなければ、システムECU36は、電圧センサ4
2の検出信号を基に、キャパシタ24の電圧が15Vよ
り高くなったか否かを判定する(S303)。キャパシ
タ電圧が15V以下であれば、コンバータ駆動を継続す
る。キャパシタ電圧が15Vを上回ったら、システムE
CU36はDC/DCコンバータ32を停止する(S3
04)。そして、再びスタータモータ18が駆動され、
エンジン始動制御が行われる(S305)。ここでは、
一旦開かれていたスタータスイッチ30が再び閉じられ
る。S300で接続の切替が行われているので、キャパ
シタ24からスタータモータ18に電流が流れる。キャ
パシタ24は、内部抵抗が小さく、大電流を短時間でス
タータモータ18に供給できる。システムECU36
は、エンジン回転数に基づいてエンジンが始動したか否
かを判定する(S306)。エンジンが始動していれ
ば、図5の処理を終了し、図3のS105へ進む。エン
ジンが始動してなければ、S301に戻り、再び、上記
の一連の処理を行う。
【0032】アシストモード[2]では、補機バッテリ
20の電圧12Vよりも高い電圧(例えば15V)でス
タータモータ18を駆動できる。補機バッテリ20によ
りエンジンを始動不能であった場合でも、キャパシタ2
4の高電圧電力でエンジンを始動することができる。バ
ッテリ電圧がどんな状況でも、補機バッテリ20が少し
でもエネルギを持っていれば、コンバータの昇圧機能に
より、バッテリ電圧より高い電圧を作り出せる。この高
電圧の電力を用いてエンジンを始動できる。
【0033】以上のように、本実施形態によれば、補機
バッテリの電力でエンジンを始動できない場合には、キ
ャパシタ24に残っている蓄電エネルギを利用して補機
バッテリ20の蓄電量が増やされる。この蓄電量の補給
により、補機バッテリ20を用いたエンジン始動が可能
になる(アシストモード[1])。
【0034】アシストモード[1]でもエンジンを始動
不能な場合には、今度は逆に補機バッテリ20の電力で
キャパシタ24が充電される。DC/DCコンバータ3
2により昇圧が行われるので、キャパシタ24の電圧は
補機バッテリ20より高い。このキャパシタ24の蓄電
電力を利用してエンジン始動性を確保できる(アシスト
モード[2])。
【0035】このように、本来は、補機バッテリ20の
電力の昇圧をDC/DCコンバータ32で行うことによ
ってホイールモータ駆動電力を得る構成を採用している
ために、駆動電力を一時的に蓄える構成要素としてのキ
ャパシタ24が必要とされている。このキャパシタ24
が、DC/DCコンバータ32とともに、上記の本来の
機能以外の用途であるエンジン始動に効果的に活用さ
れ、これにより、エンジンの始動性が向上している。
【0036】なお、本実施形態では、図3のS103、
S104に示されるように、エンジンを始動不能なとき
にはじめてコンバータの回生駆動が行われた。これに対
し、システムダウン時、すなわち、イグニッションがオ
フにされた時に、毎回、コンバータの回生駆動を行うよ
うにしてもよい。この回生駆動により、キャパシタ24
の残存電気エネルギを用いて補機バッテリ20が充電さ
れる。イグニッションがオンにされたときは、常に、補
給充電が行われた状態の補機バッテリ20を用いてエン
ジン始動が行われる。
【0037】また、本発明は、図2に示した本実施形態
のシステムには限定されず、他のシステムにも同様に本
発明が適用される。
【0038】また、本実施形態に好適に適用可能なDC
/DCコンバータは、例えば、以下のようなものであ
る。ただし、本発明は、下記に例示するDC/DCコン
バータを適用したシステムには限定されない。
【0039】また、本実施形態のDC/DCコンバータ
には、周知のフライバックコンバータやフォワードコン
バータ、その他の適当なコンバータを適用すればよい。
そのようなコンバータを使って、周知の方法に従って、
補機バッテリ側からキャパシタ側への昇圧駆動、または
その逆の回制駆動が行われる。
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、補機蓄
電手段からの電力を高圧電力へ変換してアシストモータ
に供給するシステムにおいて、既存の構成要素である電
力コンバータおよびモータ用蓄電手段を本来の機能のみ
でなくエンジン始動にも効果的に利用することにより、
特に、モータ用蓄電手段に残存している電気エネルギを
活用することにより、簡単な構成でエンジン始動を確実
に行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のホイールモータ付き車両駆動システム
の構成を示す図である。
【図2】 本発明の実施形態のホイールモータ付き車両
駆動システムを示す図である。
【図3】 図2のシステムの全体処理を示すフローチャ
ートである。
【図4】 図3のエンジン始動アシスト処理[1]を示
すフローチャートである。
【図5】 図4のエンジン始動アシスト処理[2]を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
10 エンジン、16 フロントホイール、18 スタ
ータモータ、19 オルタネータ、20 補機バッテ
リ、22,32 DC/DCコンバータ、24キャパシ
タ、26 ホイールモータ、28 リアホイール、30
スタータスイッチ、34 インバータ、36 システ
ムECU、38 接続切替装置、40,42 電圧セン
サ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02M 3/00 H02M 3/00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の主推進力を発生するエンジンと、 車両のアシスト推進力を発生するアシストモータと、 補機蓄電手段からの供給電力で駆動してエンジンを始動
    するスタータモータと、 前記補機蓄電手段からの供給電力を前記アシストモータ
    で要求される電圧の電力へ昇圧変換する電力コンバータ
    と、 前記電力コンバータにより昇圧された電力を一時的に蓄
    え、蓄えた電力を前記アシストモータへ供給するモータ
    用蓄電手段と、 を含む車両駆動システムにおいて、さらに、 前記電力コンバータを制御して回生駆動させ、前記モー
    タ用蓄電手段に蓄えられた電力を用いて前記補機蓄電手
    段へ電力を補給する補給充電制御手段を含み、 補給充電された前記補機蓄電手段の電力によって前記ス
    タータモータを駆動して前記エンジンを始動することを
    特徴とする車両駆動システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両駆動システムにお
    いて、 前記補給充電制御手段による前記補機蓄電手段の補給充
    電は、補給前の前記補機蓄電手段の電力を用いては前記
    エンジンを始動できない場合に行われることを特徴とす
    る車両駆動システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のいずれかに記載の車
    両駆動システムにおいて、 前記スタータモータと前記モータ用蓄電手段とを接続す
    る接続変更手段を含み、 補給充電された前記補機蓄電手段の電力を用いてもまだ
    前記エンジンを始動できない場合に、前記電力コンバー
    タを制御して前記補機蓄電手段の電力で前記モータ用蓄
    電手段を充電し、充電が行われた前記モータ用蓄電手段
    の電力を前記スタータモータに供給して前記エンジンを
    始動することを特徴とする車両駆動システム。
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