JPH11332107A - 発電装置の始動装置 - Google Patents

発電装置の始動装置

Info

Publication number
JPH11332107A
JPH11332107A JP10128784A JP12878498A JPH11332107A JP H11332107 A JPH11332107 A JP H11332107A JP 10128784 A JP10128784 A JP 10128784A JP 12878498 A JP12878498 A JP 12878498A JP H11332107 A JPH11332107 A JP H11332107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
generator
value
frequency
power
reset
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10128784A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Ito
整 伊藤
Takeshi Taniguchi
健 谷口
Masafumi Kokenawa
雅文 苔縄
Shigeto Watanabe
茂人 渡辺
Sotosuke Matsumoto
外左 松本
Takao Ogata
隆雄 緒方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Nishishiba Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Nishishiba Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd, Nishishiba Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP10128784A priority Critical patent/JPH11332107A/ja
Publication of JPH11332107A publication Critical patent/JPH11332107A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数台の発電機を同期させ並列運転して負荷に
給電する動作を短時間に行う発電装置の始動装置を提供
すること。 【解決手段】発電機と原動機と回転数設定器と遮断器と
よりなる発電セットを複数号機備え、これら発電セット
を共通の発電機母線に接続し並列運転して負荷に給電す
る発電装置の始動装置において、発電機と発電機母線の
周波数差が同期投入許容範囲か否かをチェックする周波
数偏差判定器及び位相差判定器と、発電機と発電機母線
の実際の周波数差が設定した周波数差になるように回転
数設定器を制御して発電機周波数を制御する自動同期投
入装置を備え、発電機と発電機母線の周波数を所定周波
数差に制御しつつ、周波数偏差及び位相差が同期投入条
件を満たして時点で発電機を発電機母線に同期投入して
いるので、負荷への給電開始時間を短縮することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数台の発電機によ
る発電装置において、始動指令信号で複数の原動機を始
動して同期させ並列運転して負荷に給電する動作を短時
間で行う発電装置の始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複数台の発電機による発電装置の
給電システムとして図11に示す構成がある。図の給電
システムにおいて、1は商用電力系統,2は受電遮断
器,3は一般負荷,4は連絡遮断器,5は防災負荷,6
は発電機母線連絡遮断器である。7aは1号発電機遮断
器,8aは1号発電機,9aは1号原動機,10aは1
号自動電圧調整器,11aは1号ガバナ,12aは1号
回転数設定器,13aは1号自動同期投入装置,14a
は1号手動回転数下げ接点,15aは1号手動回転数上
げ接点,16aは1号自動回転数下げ接点,17aは1
号自動回転数上げ接点であり、また7bは2号発電機遮
断器,8bは2号発電機,9bは2号原動機,10bは
2号自動電圧調整器,11bは2号ガバナ,12bは2
号回転数設定器,13bは2号自動同期投入装置,14
bは2号手動回転数下げ接点,15bは2号手動回転数
上げ接点,16bは2号自動回転数下げ接点,17bは
2号自動回転数上げ接点であり、18は発電機母線であ
る。
【0003】次に、上記した従来の給電システムの作用
について説明する。従来の給電システムでは、通常時は
商用電力系統から負荷に給電し、商用電力系統が停電し
た場合に商用電力系統を切り離し、防災負荷のみに発電
機から給電するように構成されている。すなわち、通常
時は、1号発電機8a,2号発電機8bは運転せず、遮
断器6,7a,7bは開となっている。一般負荷3と防
災負荷5には遮断器2と遮断器4を閉として商用電力系
統1から給電している。商用電力系統が停電すると遮断
器2と遮断器4を開とする。その後、1号発電機8aと
2号発電機8bを始動し、最初に始動した方の発電機の
発電機遮断器、例えば1号発電機8aが速く始動したと
するなら1号発電機遮断器7aを投入して1号発電機8
aで発電機母線18を充電する。この時遮断器7a投入
前は発電機母線18は停電しているので、1号自動同期
投入装置13aは動作させない。次に、2号自動同期投
入装置13bにより遅れて始動した2号発電機8bの端
子電圧の周波数・位相を発電機母線18の電圧の周波数
・位相に一致させ、遮断器7bを投入して並列運転す
る。その後、遮断器6を投入して防災負荷5に給電す
る。
【0004】ところで、自動電圧調整器10a,10b
は各発電機8a,8bの端子電圧を所定の定電圧に維持
し、またガバナ11a,11bは各原動機9a,9bの
回転数を指令された値に維持する。回転数設定器12
a,12bは各原動機9a,9bの回転数指令値を設定
しガバナに伝達する。各原動機9a,9bの回転数を変
化させる場合、接点14a,14b,15a,15bを
用いる。回転数設定器12a,12bでは前記接点がO
Nした時間に比例して回転数指令値を変化させる。同期
投入のための自動同期投入装置13a,13bの動きは
これら接点と並列に接続されて論理和で動作する接点1
6a,16b,17a,17bにより回転数設定器12
a,12bに伝えられる。
【0005】図12は従来の自動同期投入装置13a,
13bの構成図である。図において、100、101は
周波数検出器、102は周波数の偏差を演算する減算
器、103は周波数偏差の極性と偏差量に応じて回転数
設定器12a,12bの設定値を変化させるパルス演算
器、104は周波数偏差が所定の範囲内に入ったことを
検出する周波数偏差判定器、105は位相差が所定の範
囲に入ったことを検出する位相差判定器、106は周波
数偏差判定器104と位相差判定器105の両出力信号
の論理積を取り、遮断器7a,7bに投入指令を送る投
入指令器である。
【0006】自動同期投入装置13bにより2号発電機
8bを発電機母線18に投入する場合、2号発電機8b
の周波数と発電機母線18の周波数との偏差を検出し、
例えば高い場合であれば、回転数設定器に設定値減の指
令を送るため偏差量に応じた時間だけ接点16bをON
させる。そして,周波数偏差が所定の範囲内(例えば±
0.3Hz以内)に入った場合、両電圧の位相が所定の
範囲(例えば±10deg以内)で一致した瞬間に遮断
器7bを投入させる。逆に、発電機の周波数が発電機母
線の周波数より低かった場合は接点17bを操作して回
転数設定値を大きくし、周波数を所定の偏差内に追い込
む動作を行う。
【0007】もし両電圧の周波数偏差が大きく、また遮
断器の投入時間が無視できないくらい長い場合には、位
相差の許容範囲はそれを考慮して−30〜−10deg
の範囲という値に設定するようにすればよい。設定値を
周波数差と遮断器投入遅れ時間から自動で演算すること
も可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述したように従来の
発電装置の始動装置は、自動同期投入装置で2台の発電
機の周波数と位相差を一致させ、同期投入するシステム
である。しかしながら、このシステムでは同期に長い時
間がかかる場合がある。図13は前述の動作説明におけ
る遮断器7b投入前の遮断器7b両端子間の電圧の時間
による変化を示した波形図であり、同図(a)が2号発
電機と発電機母線すなわち1号発電機の周波数差が比較
的大きい場合の波形図、同図(b)が小さい場合の波形
図である。
【0009】図13に示す電圧の波形の包絡線が零にな
った点が、1号発電機と2号発電機の電圧位相が一致し
たタイミングであり、電圧の波形の包絡線が最大になっ
た点が1号発電機と2号発電機の電圧位相が180de
gずれたタイミングである。位相が所定の範囲で一致し
たタイミングで遮断器を投入する。図13の包絡線の変
化の周期は1号発電機と2号発電機の周波数差に反比例
する。周波数差が大きい場合は周期は短くなり、小さい
場合は長くなる。図13(a)のように周波数差が比較
的大きければ同期投入可能なタイミングは短い周期で繰
り返し発生するため短時間で同期投入が可能である。
【0010】これに対し従来の発電装置の始動装置で用
いられていた自動同期投入装置は周波数差をできるだけ
小さくするように動作していた。図14は同期投入前後
の1号及び2号発電機の回転子の回転位相角の関係の時
間による変化を示した図である。図中の矢印が同期投入
タイミングである。同図(a)が周波数差が大きい場
合、同図(b)が周波数差が小さい場合であり、投入時
の位相角差は両者とも同じにしている。
【0011】また図14は投入前の1号発電機の回転子
位相角を基準に描いている。同期投入後位相角差は振動
しながら減衰して零に至っている。この図14に示すよ
うに周波数差が大きければ、同期投入後の位相振動が振
幅・整定時間ともに大きく長くなっている。周波数差が
同図(a)よりさらに大きくなった場合には同期失敗で
脱調することも考えられる。そのため従来はできるだけ
周波数差を小さくして同期投入するようにしていた。し
かし、自動同期投入装置が自動同期投入前に2台の発電
機の周波数差を非常に小さくしてしまった場合、図13
(b)に示すように位相が一致するのに長い時間がかか
り遮断器の同期投入までに長い時間を要することにな
る。
【0012】非常用の発電装置では停電検出から40秒
程度で防災負荷に給電せねばならないケースがあるが、
例えば2台の発電機の周波数差が0.05Hzに揃って
しまった場合には位相が一致するタイミングは20秒に
1回しか出現しない。したがって、原動機の始動時間を
考慮すると停電検出後40秒以内で給電ができないケー
スが生じる恐れがあった。
【0013】本発明(請求項1乃至請求項6及び請求項
10乃至請求項12対応)は、上記状況を鑑みてなされ
たもので、その目的は複数台の発電機による給電システ
ムにおいて、複数台の発電機を同期させ並列運転して負
荷に給電する動作を短時間に行う発電装置の始動装置を
提供することにある。
【0014】本発明(請求項7乃至請求項9及び請求項
12対応)の他の目的は、同期投入後の複数台発電機の
負荷分担は発電機容量比と同一の負荷分担比とすること
ができる発電機の始動装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1は、発電機と、この発電機を駆動す
る原動機と、この原動機の回転数を制御するガバナと、
このガバナの回転数指令値を設定する回転数設定器と、
前記発電機の出力のON−OFFを行う遮断器とよりな
る発電セットを複数号機備え、これら発電セットを共通
の発電機母線に接続し並列運転して負荷に給電する発電
装置の始動装置において、前記発電機と前記発電機母線
の周波数差が同期投入許容範囲か否かをチェックする周
波数偏差判定器と、前記発電機と前記発電機母線の位相
差が同期投入許容範囲か否かをチェックする位相差判定
器と、前記発電機と前記発電機母線の周波数差を設定す
る周波数差設定器と、前記発電機と前記発電機母線の実
際の周波数差が設定した周波数差になるように前記回転
数設定器に信号を送り当該発電機周波数を制御するパル
ス演算器とよりなる自動同期投入装置を備え、前記発電
機の周波数を前記発電機母線の周波数と所定の周波数差
に制御しつつ、周波数偏差及び位相差が同期投入条件を
満たして時点で、前記遮断器に指令を送って前記発電機
を前記発電機母線に同期投入することを特徴とする。
【0016】本発明の請求項2は、請求項1記載の発電
装置の始動装置において、周波数差設定器は発電機が始
動したときの発電機周波数と発電機母線の周波数を比較
し、発電機周波数が発電機母線周波数より大きいときは
発電機周波数が発電機母線周波数より大きくなるような
周波数差設定値に設定し、発電機周波数が発電機母線周
波数より小さいときは発電機周波数が発電機母線周波数
より小さくなるような周波数差設定値に設定することを
特徴とする。
【0017】本発明の請求項3は、請求項1及び請求項
2記載の発電装置の始動装置において、パルス演算器に
与える周波数差の設定値を周波数差設定器の出力値にす
るか零にするかを切替るスイッチを設け、高速に同期投
入したい場合には周波数差の設定値を周波数差設定器の
値とし、同期投入のショックをできるだけ小さくしたい
場合には零にすることを特徴とする。
【0018】本発明の請求項4は、請求項1乃至請求項
3記載の発電装置の始動装置において、周波数偏差判定
器及び位相差判定器の両方あるいは一方の判定しきい値
として大きな第1の値と小さな第2の値をそれぞれ設定
する第1及び第2の設定器を設け、両設定値を切り替え
て周波数偏差判定器、あるいは位相差判定器に与えるよ
うに構成し、高速に同期投入したい場合には第1の設定
器の値を設定値とし、同期投入のショックをできるだけ
小さくしたい場合には第2の設定器の値を設定値とする
ことを特徴とする。
【0019】本発明の請求項5は、請求項1乃至請求項
4記載の発電装置の始動装置において、各発電セット毎
に回転数設定器の設定値のリセット値を設定するリセッ
ト値設定器と、指令により前記リセット値設定器に設定
されたリセット値で回転数設定器の設定値をリセットす
るリセットスイッチとを設け、発電セット各号機のリセ
ット値はあらかじめ設定した所定の値だけ差を付けて設
定し、発電セット始動時に前記リセットスイッチに指令
を送ってリセット動作を行い、各発電セットの始動時の
周波数に差をつけて始動するようにしたことを特徴とす
る。
【0020】本発明の請求項6は、請求項5記載の発電
装置の始動装置において、リセット値設定器は、所定の
値を設定する代りに、発電機母線の周波数を検出してそ
の値に所定の周波数差を加えた値をリセット値としたこ
とを特徴とする。
【0021】本発明の請求項7は、請求項5乃至請求項
6記載の発電装置の始動装置において、各発電セット毎
に第2のリセット値設定器と第2のリセットスイッチを
設け、前記第2のリセット値設定器のリセット値は各号
機同一とし、同期投入完了後、前記第2のリセットスイ
ッチを動作させ、回転数設定器の設定値を前記第2のリ
セット値設定器のリセット値にリセットすることを特徴
とする。
【0022】本発明の請求項8は、請求項7記載の発電
装置の始動装置において、第2のリセット値設定器の設
定値は各号機のリセット値設定器の設定値の各号機容量
比を組み込んだ平均値とすることを特徴とする。
【0023】本発明の請求項9は、請求項7記載の発電
装置の始動装置において、第2のリセット値設定器の設
定値はリセット値設定器の各号機設定値の最小値とする
ことを特徴とする。
【0024】本発明の請求項10は、請求項4記載の発
電装置の始動装置において、所定の時間を設定するタイ
マを設け、そのタイマにセットされた所定の時間以内で
あれば周波数偏差判定器及び位相差判定器の両方あるい
は一方の判定しきい値として小さな第2の値を設定する
ようにし、所定の時間を経過した後は大きな第1の値を
設定するようにしたことを特徴とする。
【0025】本発明の請求項11は、請求項1乃至請求
項10記載の発電装置の始動装置において、回転数設定
器とパルス演算器に代えて誤差増幅器を用い、この誤差
増幅器の出力信号を直接ガバナの回転数設定値としたこ
とを特徴とする。
【0026】本発明の請求項12は、請求項1乃至請求
項11記載の発電装置の始動装置において、構成要素の
一部をマイクロコンピータのソフトウェアにより実現す
ることを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は本発明の第1実施例(請求項
1対応)の発電装置の始動装置の自動同期投入装置の構
成図である。
【0028】本実施例の自動同期投入装置99a,99
bが図12の従来の自動同期投入装置13a,13bと
異なる構成は、従来の自動同期投入装置の減算器102
に代えて本実施例では加減算器108と周波数差設定器
107を設けた点であり、その他の構成は同一であるの
で、同一構成要素は同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0029】次に、本実施例の作用について説明する。
従来の自動同期投入装置では、同期投入を行う前に発電
機母線の周波数と発電機出力の周波数が一致するように
制御を行っていた。しかし本実施例では、加減算器10
8により周波数検出器101の出力と周波数差設定器1
07の出力を加算し、それから更に周波数検出器100
の出力を減算している、つまり周波数差設定器107と
加減算器108により、発電機出力の周波数は発電機母
線の周波数より周波数差設定器で設定した周波数だけ大
きくなるように制御される。例えば、周波数差設定器で
0.2Hzの周波数差を設定し、発電機母線の周波数が
60.0Hzであれば、発電機出力は60.2Hzで運
転される。周波数差が0.2Hzであれば位相の同期ポ
イントは5秒に1回発生し、早い時期で同期投入が可能
になる。また周波数差は制御で設定されており、脱調等
の危険を生ずるような大きな周波数差に拡大することは
ない。
【0030】このようにすれば、発電機を始動した時
に、例え発電機出力の周波数が発電機母線の周波数と一
致していたとしても、すぐに所定値まで周波数差を拡大
させることができるので、早い同期投入を行うことがで
きる。
【0031】図2は本発明の第2実施例(請求項2対
応)の発電装置の始動装置の自動同期投入装置の構成図
である。本実施例が図1の第1実施例と異なる構成は、
周波数差設定器107に代えて発電機出力の周波数と発
電機母線の周波数から周波数差の設定値を演算する周波
数差演算器109を設けた点であり、その他の構成は同
一であるので、同一構成要素は同一符号を付してその説
明を省略する。
【0032】例えば発電機始動時に発電機母線の周波数
が60.0Hz、発電機出力の周波数が59.6Hzで
あれば図1で説明したように発電機出力の周波数を6
0.2Hzまで上げるには時間がかかる。同じ0.2H
zの周波数差を与えるのであれば、発電機出力の周波数
を59.8Hzにしてやれば短時間に変化させることが
できる。そのためには、周波数差の設定値を−0.2H
zにすればよい。
【0033】本実施例によると、発電機始動時に発電機
出力の周波数と発電機母線の周波数を比較し、発電機出
力の周波数が高ければ、発電機出力の周波数が発電機母
線の周波数より所定の値だけ高くなる周波数差を設定
し、低ければ所定の値だけ低くなる周波数差を設定する
周波数差演算器109を設けたものである。上述したよ
うに、本実施例によると、同期投入を高速化でき始動時
間を短縮することができる。
【0034】図3は本発明の第3実施例(請求項3対
応)の発電装置の始動装置の自動同期投入装置の構成図
である。本実施例が図1の第1実施例と異なる構成は、
図1の周波数差設定器107と加減算器108を接続す
る接続線の途中にスイッチ110を追加して設けた点で
あり、その他の構成は同一であるので、同一構成要素は
同一符号を付してその説明を省略する。
【0035】本実施例は発電装置を非常用専用ではな
く、常用・非常用兼用機とした場合である。非常用発電
装置としては従来技術で説明したように、商用電源が停
電したら2台の発電機を始動し、並列運転してから負荷
を投入する。したがって、同期投入を行うときは無負荷
状態であり、周波数差がある程度大きくて図14(a)
のように位相角変化の過渡現象が発生しても負荷への影
響はない。しかしながら、常用発電装置として運転する
場合、先行発電機が負荷を負って運転中に後行の発電機
が周波数差ありで投入されると、負荷にも位相角変化の
影響が及ぶので問題である。したがって、常用発電装置
として運転する場合には、同期投入時の周波数差はでき
るだけ小さい方がよい。
【0036】本実施例は周波数差設定信号を入り切りす
るスイッチ110を周波数差設定器107と加減算器1
08の間に設け、高速に同期投入したい場合と、周波数
差無しで同期投入したい場合に応じてスイッチ110を
オン・オフするものである。これにより発電装置を常用
あるいは非常用として用いても負荷への影響は考えなく
てよい。したがって、本実施例によると、同期投入を高
速化でき始動時間を短縮することができる。
【0037】図4は本発明の第4実施例(請求項4対
応)の発電装置の始動装置の自動同期投入装置の構成図
である。本実施例が図3の第3実施例と異なる構成は、
第1の周波数偏差設定器111と第2の周波数偏差設定
器112と第1の切換スイッチ113、及び第1の位相
差設定器114と第2の位相差設定器115と第2の切
換スイッチ116を追加して設けた点であり、その他の
構成は同一であるので、同一構成要素は同一符号を付し
てその説明を省略する。
【0038】本実施例は図3の第3実施例と同様に発電
装置を非常用専用ではなく、常用・非常用兼用機とした
場合である。非常用発電装置として、できるだけ同期投
入を高速に行わせることを目標とするなら、同期投入を
許容する周波数偏差や位相差は投入時に脱調しない程度
まで大きくできる。これは非常用では同期投入時は無負
荷であるためである。しかし、常用発電装置として用い
るなら、同期投入時にはできるだけショックが小さいこ
とが望まれる。そのために、同期投入を許容する周波数
偏差や位相差を小さく設定する必要がある。非常用発電
装置用として周波数偏差、位相差を最適に設定すると、
常用発電装置としては問題がある。
【0039】本実施例では非常用として運転する場合の
周波数偏差設定器111と位相差設定器114、あるい
は常用として運転する場合の周波数偏差設定器112と
位相差設定器115を設け、周波数差設定器107の信
号をオン・オフするスイッチ110と連動させて周波数
偏差判定器104、位相差判定器105のしきい値を切
り替えるようにしたものである。
【0040】従って、本実施例では発電装置を常用ある
いは非常用として用いても負荷への影響は考えなくてよ
く、また、同期投入を高速化でき始動時間を短縮するこ
とができる。
【0041】図5は本発明の第5実施例(請求項5対
応)の発電装置の始動装置の構成図である。本実施例が
図11の従来の発電装置の始動装置と異なる構成は、1
号及び2号自動同期投入装置13a、13bに代えて1
号及び2号自動同期投入装置99a,99bを用いたこ
とと、始動制御回路117と1号リセット値設定器11
8a,1号リセットスイッチ119a,2号リセット値
設定器118b,2号リセットスイッチ119bを追加
した点であり、その他の構成は同一であるので、同一構
成要素は同一符号を付してその説明を省略する。
【0042】図に示すように、本実施例の発電装置の始
動装置は1号リセットスイッチ119aがONすると、
リセット値設定器118aはリセット値を1号回転数設
定器12aへ送る。このとき1号リセット値設定器11
8aは1号回転数設定器12aの出力のリセット値を設
定しているので、1号回転数設定器12aの出力はこの
設定されたリセット値に変更される。また2号リセット
値設定器118b、2号リセットスイッチ119bも同
様の動作を行うように構成されている。
【0043】本実施例は非常用専用として用いる。例え
ば、停電を検出すると、始動制御回路117はリセット
スイッチ119a,119bをONさせて回転数設定値
をリセットする。この時リセット値設定器118a,1
18bには許容される範囲で大きな周波数差をつけた値
を設定しておく。例えば1号リセット値設定器には6
0.0Hz、2号リセット値設定器には60.2Hzと
0.2Hzの周波数差を与えておく。さらに自動同期投
入装置99a,99b内の周波数差設定値も0.2Hz
としておく。原動機が始動すれば各発電機はこの周波数
で運転されるので、自動的に5秒に1回という速い周期
で同期ポイントが発生する。始動後にも継続して周波数
差0.2Hzになるよう運転されるので安定した周波数
差を保つことができる。これにより速く始動完了した号
機で発電機母線18を充電し、それに対して遅れて始動
完了した号機を高速で同期投入させることができる。
【0044】第1実施例から第4実施例までは、発電機
始動時の周波数が任意の場合についての構成について述
べたが、上記したように、本実施例ではこれに加えて発
電機始動時の周波数を設定しているので、上記各実施例
よりさらに高速に同期投入が可能になる。また、本実施
例では発電機2台の場合で説明したが、発電機3台以上
であっても本実施例と同様の制御で短時間の発電機始動
を実現できる。
【0045】図6は本発明の第6実施例(請求項6対
応)の発電装置の始動装置の構成図である。本実施例が
図11の従来の発電装置の始動装置と異なる構成は、1
号及び2号自動同期投入装置13a、13bに代えて1
号及び2号自動同期投入装置99a,99bを用いたこ
とと、運転制御装置120と1号リセット値演算器12
1a,1号リセットスイッチ119a,2号リセット値
演算器121b,2号リセットスイッチ119bと、電
流検出器122と、電力検出器123を追加した点であ
り、その他の構成は同一であるので、同一構成要素は同
一符号を付してその説明を省略する。
【0046】一般負荷3の消費電力が小さい場合には1
号発電機8aまたは2号発電機8bのいずれか1台の発
電機で給電する。本実施例では電流検出器122と電力
検出器123により負荷の消費電力を検出し、消費電力
が増加し1台の発電機ではまかなえない量に達した場
合,運転制御装置120はもう1台の発電機を始動し運
転中の発電機に同期投入して並列運転で給電する。この
場合2台目の発電機は短時間のうちに始動しなければ負
荷の増加に対応できず問題である。
【0047】本実施例の発電装置の始動装置は、基本的
には図5の第5実施例と同様の動作で短時間のうちに並
列運転が可能であるが、この場合、先行して負荷に給電
中の発電機の周波数が一定でないことが課題である。こ
れはガバナ11a,11bにはドループ特性があり、負
荷量によって周波数が変動するためである。これに対応
するため、2台目の発電機を始動する場合の回転数設定
値のリセット値は、1号リセット値演算器121aまた
は2号リセット値演算器121bによりその時の発電機
母線周波数に所定の周波数偏差を加えて得られた値とす
るように構成されている。
【0048】このような構成により2台目の発電機は変
動する発電機母線の周波数に追従して、かつ許容される
範囲で大きな周波数差を持つ周波数で始動される。した
がって、発電機母線周波数に所定の周波数差を持った周
波数で運転制御されるため同期投入を短時間のうちに行
うことができる。
【0049】上述したように、本実施例は常用で独立運
転を行う発電装置に関するものであり、また発電機2台
の場合で説明したが、発電機3台以上であっても本実施
例と同様の制御で短時間の始動を実現できる。
【0050】図7は本発明の第7実施例(請求項7対
応)の発電装置の始動装置の構成図である。本実施例が
図5の第5実施例と異なる構成は、始動制御回路117
に代えて新しい始動制御回路124を用いたことと、第
2の1号リセット値設定器125a,第2の1号リセッ
トスイッチ126a,第2の2号リセット値設定器12
5b,第2の2号リセットスイッチ126bを追加した
点であり、その他の構成は同一であるので、同一構成要
素は同一符号を付してその説明を省略する。
【0051】第1実施例から第6実施例までは同期投入
を短時間に行うために両発電機の周波数差を、許容範囲
内でできるだけ大きくする構成としてきたが、この周波
数差の設定値によっては並列運転後の両発電機の負荷バ
ランスが均等にならない可能性がある。ガバナ11a,
11bの速度調停率が同一の場合、両発電機への回転数
設定値が同一でなければ両発電機の負荷分担比は発電機
の容量比と同一にならない。いずれかの発電機に大きな
負荷を負ってしまうことになる。ガバナのドループ量
(100%負荷時の回転数垂下量、例えば1Hz)に比
べ同期投入時の周波数差が無視できない大きさ(例えば
0.3Hz程度)であれば、同期投入して負荷投入した
後の負荷アンバランスが大きくなり、投入できる負荷量
が小さくなる。
【0052】本実施例はこれに対応するもので、同期投
入後の両原動機9a,9bの回転数設定値を設定する第
2の1号リセット値設定器125a,第2の2号リセッ
ト値設定器125bで同一の設定値を設定し、新しい始
動制御回路124では投入される側の発電機の自動同期
投入装置99aまたは99bからの遮断器投入指令が入
力されると、即時または所定時間後に第2のリセットス
イッチ126a及び126bにより、回転数設定器12
a及び12bの回転数設定値を第2のリセット値設定器
125a,125bで設定した値にリセットする構成と
している。これにより同期投入後の負荷分担比を発電機
容量比に一致させることができ、負荷分担のアンバラン
スを防止することができる。上記したように、本実施例
は発電機2台の場合で説明したが、発電機3台以上であ
っても同様の制御で短時間の発電機始動を実現できる。
【0053】図7の第7実施例の第1変形例(請求項8
対応)は、第2の1号リセット値設定器125a及び第
2の2号リセット値設定器125bの設定値を1号リセ
ット値設定器118aと2号リセット値設定器118b
の設定値の平均値としたものである。
【0054】1号発電機と2号発電機に周波数差をつけ
て投入した場合に両原動機の容量が同一でガバナのドル
ープ特性が線形であれば(出力と回転数変化量が比例す
る特性)同期投入後の周波数は投入前周波数の平均値と
なる。
【0055】第7実施例の発電装置の始動装置により同
期投入後に回転数設定値をリセットすると過渡的には周
波数は振動しながら整定する。この過渡的振動を速く減
衰させるためには、外乱量をできるだけ小さくした方が
得策であり、第2のリセット値設定器の設定値は投入前
周波数の平均値に設定するのがよい。これにより過渡現
象を最小化できる。
【0056】また、発電機の台数が3台以上の場合もそ
の台数での平均値とすれば同様の効果を発揮する。発電
機の容量が異なる場合には単純平均ではなく、容量比を
考慮して次の式により平均周波数fM を求めればよい。
fM =(f1 ×P1 +f2 ×P2 …+fn ×Pn )÷
(P1 +P2 …+Pn )
【0057】図7の第7実施例の第2変形例(請求項9
対応)は、第2の1号リセット値設定器125a及び第
2の2号リセット値設定器125bの設定値を1号リセ
ット値設定回路118aと2号リセット値設定器118
bの設定値のいずれか低い方の設定値と同一としたもの
である。
【0058】1号発電機と2号発電機に周波数差をつけ
て投入した場合、ガバナのドループ特性が非線形であれ
ば(出力と回転数変化量が比例しない特性)、同期投入
後の周波数は計算では容易に算出できない。この場合、
同期投入後の過渡的振動を速く減衰させるためには、ガ
バナの制御によりできるだけ速く整定させてやればよ
い。
【0059】通常、原動機には過給器が装備されてお
り、その遅れによりトルクを増加させる応答は遅くな
る。トルクを減少させる応答は燃料を減らすだけで実現
できるので速い。これにより、ガバナの制御応答は回転
数を下げる方向の方が速い。したがって、第2の1号リ
セット値設定器125a及び第2の2号リセット値設定
器125bの設定値を1号リセット値設定器118aと
2号リセット値設定器118bの設定値のいずれか低い
方の設定値と同一とする構成とすれば速やかに過渡振動
を減衰させることができる。
【0060】本実施例は発電機2台の場合で説明した
が、発電機の台数が3台以上の場合もリセット値設定器
の設定値の最も小さい値に第2のリセット値設定器の設
定値を設定してやれば本実施例と同様の効果が得られ
る。
【0061】図8は本発明の第10実施例(請求項10
対応)の発電装置の始動装置の構成図である。本実施例
が図11の従来の発電装置の始動装置と異なる構成は、
1号及び2号自動同期投入装置13a、13bに代えて
1号及び2号自動同期投入装置127a,127bを用
いたことと、回転数指令値を直接ガバナ11a,11b
に出力する構成とした点である。またこの1号自動同期
投入装置127aまたは2号自動同期投入装置127b
が、図1の第1実施例の自動同期投入装置99aまたは
99bと異なる構成は、図9に示すようにパルス演算器
103に代えて誤差増幅器128を用いた点である。本
実施例のその他の構成は図1及び図11と同一であるの
で、同一構成要素は同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0062】図8及び図9において、本実施例ではガバ
ナ9a,9bがアナログ電圧信号で、直接に回転数指令
値を設定できるタイプである場合、図11の従来例で示
した回転数設定器12a,12bを用いずとも回転数指
令値として加減算器108の出力を誤差増幅器128で
増幅して得られる電圧信号を与えてやれば、同期制御中
に発電機と発電機母線の周波数差を所定の設定した値に
制御することができる。このとき誤差増幅器としてはP
ID制御器等を用いることができ、より高速応答で安定
な制御が可能である。
【0063】図10は本発明の第10実施例(請求項1
1対応)の発電装置の始動装置の自動同期投入装置の構
成図である。本実施例が図4の第4実施例と異なる構成
は、タイマ129を追加した点であり、その他の構成は
同一であるので、同一構成要素は同一符号を付してその
説明を省略する。
【0064】本実施例では、同期制御を開始したらタイ
マ129で設定した所定の時間までは、周波数偏差、位
相差の投入許容値として周波数偏差設定器112、位相
差設定器114設定器で設定した小さな値を用い、また
発電機と発電機母線の周波数にも偏差なしで制御を行
う。それで同期投入ができれぱ、シヨツクを小さく押さ
えることができる。タイマ129で設定した所定の時間
を過ぎれば、周波数偏差、位相差の投入許容値として周
波数偏差設定器112、位相差設定器114で設定した
大きな値を用い、また発電機と発電機母線の周波数にも
偏差をつけて高速に同期制御を行うことにより、同期投
入時にシヨツクがでる確率をできるだけ低くするように
構成したものである。
【0065】以上説明した各実施例及びその変形例で
は、構成図中の各々のブロックを独立したハードウェア
として説明したが、本発明はこれに限るものではなく制
御装置の一部又は全部をマイクロコンピュータのソフト
ウェア(請求項12対応)により実現することができ
る。例えば、回転数設定器と自動同期投入装置をマイク
ロコンピュータのソフトウェアにより実現した場合に
は、回転数設定値の変更は接点を介して行う方法ではな
く、個々のプログラム間でデータを受け渡すことになる
が、かかる方法であっても本発明は実現できる。つま
り、本発明の技術思想は、ハードウェア、ソフクウェア
のいずれでも実現できるものであり、その一方のみに拘
束されるものではない。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明(請求項1
乃至請求項6及び請求項10乃至請求項12対応)は、
複数台の発電機による給電システムにおいて、発電装置
始動時に許容される範囲で大きな一定の周波数差をつけ
て発電機を運転することにより同期投入を高速化できる
ので、始動時間を短縮することができる。これにより非
常用発電機では商用電力系統停電時に迅速に防災負荷に
電力を供給することができる。また、常用の発電装置で
は負荷の変動に合わせて発電電力を速やかに対応させる
ことができる。
【0067】さらに、本発明(請求項7乃至請求項9及
び請求項12対応)は、同期投入後の複数台発電機の負
荷分担についても発電機容量比と同一の負荷分担比とす
ることができるので、投入負荷量を最大限に確保するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である発電装置の始動装置
の自動同期投入装置の構成図。
【図2】本発明の第2実施例である発電装置の始動装置
の自動同期投入装置の構成図。
【図3】本発明の第3実施例である発電装置の始動装置
の自動同期投入装置の構成図。
【図4】本発明の第4実施例である発電装置の始動装置
の自動同期投入装置の構成図。
【図5】本発明の第5実施例である発電装置の始動装置
の構成図。
【図6】本発明の第6実施例である発電装置の始動装置
の構成図。
【図7】本発明の第7実施例である発電装置の始動装置
の構成図。
【図8】本発明の第10実施例である発電装置の始動装
置の構成図。
【図9】図8の自動同期投入装置の構成図。
【図10】本発明の第10実施例の変形例である発電装
置の始動装置の自動同期投入装置の構成図。
【図11】従来の発電装置の始動装置を用いた給電シス
テムの構成図。
【図12】図11の自動同期投入装置の構成図。
【図13】従来の発電装置の始動装置の動作を説明する
ための特性図。
【図14】従来の発電装置の始動装置の動作を説明する
ための特性図。
【符号の説明】
1…商用電力系統、2…受電遮断器、3…一般負荷、4
…連絡遮断器、5…防災負荷、6…発電機母線連絡遮断
器、7a…1号発電機遮断器、7b…2号発電機遮断
器、8a…1号発電機、8b…2号発電機、9a…1号
原動機、9b…2号原動機、10a…1号自動電圧調整
器、10b…2号自動電圧調整器、11a…1号ガバ
ナ、11b…2号ガバナ、12a…1号回転数設定器、
12b…2号回転数設定器、13a…1号自動同期投入
装置、13b…2号自動同期投入装置、14a…1号手
動回転数下げ接点、14b…2号手動回転数下げ接点、
15a…1号手動回転数上げ接点、15b…2号手動回
転数上げ接点、16a…1号自動回転数下げ接点、16
b…2号自動回転数下げ接点、17a…1号自動回転数
上げ接点、17b…2号自動回転数上げ接点、18…発
電機母線、99a…1号自動同期投入装置、99b…2
号自動同期投入装置、100,101…周波数検出器、
102…減算器、103…パルス演算器、104…周波
数偏差判定器、105…位相差判定器、106…投入指
令器、107…周波数差設定器、108…加減算器、1
09…周波数差演算器、110…スイッチ、111…第
1の周波数偏差設定器、112…第2の周波数偏差設定
器、113…第1の切換スイッチ、114…第1の位相
差設定器、115…第2の位相差設定器、116…第2
の切換スイッチ、117…始動制御回路、118a…1
号リセット値設定器、118b…2号リセット値設定
器、119a…1号リセットスイッチ、119b…2号
リセットスイッチ、120…運転制御装置、121a,
121b…リセット値演算器、122…電流検出器、1
23…電力検出器、124…新しい始動制御回路、12
5a…第2の1号リセット値設定器、125b…第2の
2号リセット値設定器、126a…第2の1号リセット
スイッチ、126b…第2の2号リセットスイッチ、1
27a…第2の1号自動同期投入装置、127b…第2
の2号自動同期投入装置、128…誤差増幅器、129
…タイマ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 苔縄 雅文 兵庫県姫路市網干区浜田1000番地 西芝電 機株式会社内 (72)発明者 渡辺 茂人 兵庫県姫路市網干区浜田1000番地 西芝電 機株式会社内 (72)発明者 松本 外左 東京都港区海岸1丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 緒方 隆雄 東京都港区海岸1丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電機と、この発電機を駆動する原動機
    と、この原動機の回転数を制御するガバナと、このガバ
    ナの回転数指令値を設定する回転数設定器と、前記発電
    機の出力のON−OFFを行う遮断器とよりなる発電セ
    ットを複数号機備え、これら発電セットを共通の発電機
    母線に接続し並列運転して負荷に給電する発電装置の始
    動装置において、前記発電機と前記発電機母線の周波数
    差が同期投入許容範囲か否かをチェックする周波数偏差
    判定器と、前記発電機と前記発電機母線の位相差が同期
    投入許容範囲か否かをチェックする位相差判定器と、前
    記発電機と前記発電機母線の周波数差を設定する周波数
    差設定器と、前記発電機と前記発電機母線の実際の周波
    数差が設定した周波数差になるように前記回転数設定器
    に信号を送り当該発電機周波数を制御するパルス演算器
    とよりなる自動同期投入装置を備え、前記発電機の周波
    数を前記発電機母線の周波数と所定の周波数差に制御し
    つつ、周波数偏差及び位相差が同期投入条件を満たして
    時点で、前記遮断器に指令を送って前記発電機を前記発
    電機母線に同期投入することを特徴とする発電装置の始
    動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発電装置の始動装置にお
    いて、周波数差設定器は発電機が始動したときの発電機
    周波数と発電機母線の周波数を比較し、発電機周波数が
    発電機母線周波数より大きいときは発電機周波数が発電
    機母線周波数より大きくなるような周波数差設定値に設
    定し、発電機周波数が発電機母線周波数より小さいとき
    は発電機周波数が発電機母線周波数より小さくなるよう
    な周波数差設定値に設定することを特徴とする発電装置
    の始動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1及び請求項2記載の発電装置の
    始動装置において、パルス演算器に与える周波数差の設
    定値を周波数差設定器の出力値にするか零にするかを切
    替るスイッチを設け、高速に同期投入したい場合には周
    波数差の設定値を周波数差設定器の値とし、同期投入の
    ショックをできるだけ小さくしたい場合には零にするこ
    とを特徴とする発電装置の始動装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3記載の発電装置の
    始動装置において、周波数偏差判定器及び位相差判定器
    の両方あるいは一方の判定しきい値として大きな第1の
    値と小さな第2の値をそれぞれ設定する第1及び第2の
    設定器を設け、両設定値を切り替えて周波数偏差判定
    器、あるいは位相差判定器に与えるように構成し、高速
    に同期投入したい場合には第1の設定器の値を設定値と
    し、同期投入のショックをできるだけ小さくしたい場合
    には第2の設定器の値を設定値とすることを特徴とする
    発電装置の始動装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4記載の発電装置の
    始動装置において、各発電セット毎に回転数設定器の設
    定値のリセット値を設定するリセット値設定器と、指令
    により前記リセット値設定器に設定されたリセット値で
    回転数設定器の設定値をリセットするリセットスイッチ
    とを設け、発電セット各号機のリセット値はあらかじめ
    設定した所定の値だけ差を付けて設定し、発電セット始
    動時に前記リセットスイッチに指令を送ってリセット動
    作を行い、各発電セットの始動時の周波数に差をつけて
    始動するようにしたことを特徴とする発電装置の始動装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の発電装置の始動装置にお
    いて、リセット値設定器は、所定の値を設定する代り
    に、発電機母線の周波数を検出してその値に所定の周波
    数差を加えた値をリセット値としたことを特徴とする発
    電装置の始動装置。
  7. 【請求項7】 請求項5乃至請求項6記載の発電装置の
    始動装置において、各発電セット毎に第2のリセット値
    設定器と第2のリセットスイッチを設け、前記第2のリ
    セット値設定器のリセット値は各号機同一とし、同期投
    入完了後、前記第2のリセットスイッチを動作させ、回
    転数設定器の設定値を前記第2のリセット値設定器のリ
    セット値にリセットすることを特徴とする発電装置の始
    動装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の発電装置の始動装置にお
    いて、第2のリセット値設定器の設定値は各号機のリセ
    ット値設定器の設定値の各号機容量比を組み込んだ平均
    値とすることを特徴とする発電装置の始動装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の発電装置の始動装置にお
    いて、第2のリセット値設定器の設定値はリセット値設
    定器の各号機設定値の最小値とすることを特徴とする発
    電装置の始動装置。
  10. 【請求項10】 請求項4記載の発電装置の始動装置に
    おいて、所定の時間を設定するタイマを設け、そのタイ
    マにセットされた所定の時間以内であれば周波数偏差判
    定器及び位相差判定器の両方あるいは一方の判定しきい
    値として小さな第2の値を設定するようにし、所定の時
    間を経過した後は大きな第1の値を設定するようにした
    ことを特徴とする発電装置の始動装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至請求項10記載の発電装
    置の始動装置において、回転数設定器とパルス演算器に
    代えて誤差増幅器を用い、この誤差増幅器の出力信号を
    直接ガバナの回転数設定値としたことを特徴とする発電
    装置の始動装置。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至請求項11記載の発電装
    置の始動装置において、構成要素の一部をマイクロコン
    ピータのソフトウェアにより実現することを特徴とする
    発電装置の始動装置。
JP10128784A 1998-05-12 1998-05-12 発電装置の始動装置 Pending JPH11332107A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10128784A JPH11332107A (ja) 1998-05-12 1998-05-12 発電装置の始動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10128784A JPH11332107A (ja) 1998-05-12 1998-05-12 発電装置の始動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11332107A true JPH11332107A (ja) 1999-11-30

Family

ID=14993381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10128784A Pending JPH11332107A (ja) 1998-05-12 1998-05-12 発電装置の始動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11332107A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011211845A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Mitsubishi Electric Corp 発電機の同期検定方式
JP2014079131A (ja) * 2012-10-12 2014-05-01 Mitsubishi Heavy Ind Ltd エンジン発電機並列運転システムおよびエンジン発電機並列運転方法
US10308338B2 (en) 2015-01-05 2019-06-04 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Device and method for starting internal combustion engine

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011211845A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Mitsubishi Electric Corp 発電機の同期検定方式
JP2014079131A (ja) * 2012-10-12 2014-05-01 Mitsubishi Heavy Ind Ltd エンジン発電機並列運転システムおよびエンジン発電機並列運転方法
US10308338B2 (en) 2015-01-05 2019-06-04 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Device and method for starting internal combustion engine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6862163B2 (en) Method and device for bridging brief power outages in a matrix converter
JP2022043417A (ja) 系統併入装置
JPS623677B2 (ja)
US4870339A (en) Variable-speed power generating system
US4642546A (en) Method and apparatus for operating a load supplied via an intermediate-link converter, especially an asynchronous machine, in the event of a network disturbance
JPH01231698A (ja) 交流励磁発電電動装置
JP3182573B2 (ja) 発電装置の始動装置
KR20160109458A (ko) 모터 보호 계전기 및 이의 모터 기동 방법
JP2002013427A (ja) 発電機用エンジンの回転制御装置
JP4258779B2 (ja) 発電装置
US7528559B2 (en) Synchronous motor field loss recovery
JP3268457B2 (ja) 電力系統の安定化方法及び可変速発電電動機
JP2645144B2 (ja) 電動機の制御装置
JP4154172B2 (ja) 同期機の励磁制御装置
JP2000014197A (ja) 同期発電機の同期化装置及びその同期投入方法
JP2746966B2 (ja) 可変速揚水発電システムの運転制御装置
JPH08265975A (ja) 自励式電力変換器を用いた静止形無効電力補償装置
JP2981604B2 (ja) 自家発電装置の制御装置
SU1264290A1 (ru) Гистерезисный электропривод технологической линии (его варианты)
JPH0158759B2 (ja)
SU1577039A1 (ru) Устройство дл самозапуска электроприемников
JPH0347524B2 (ja)
JPH01198296A (ja) 交流可変速電動機制御装置
JPH11178377A (ja) 誘導電動機の起動方法
JPH06335295A (ja) 可変速発電電動機制御方法および装置