JPH11332110A - 発電プラントの系列負荷制御装置 - Google Patents

発電プラントの系列負荷制御装置

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JPH11332110A
JPH11332110A JP10126959A JP12695998A JPH11332110A JP H11332110 A JPH11332110 A JP H11332110A JP 10126959 A JP10126959 A JP 10126959A JP 12695998 A JP12695998 A JP 12695998A JP H11332110 A JPH11332110 A JP H11332110A
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axis
signal
load
switching
automatic
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JP10126959A
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English (en)
Inventor
Mutsuro Ashihara
睦郎 足原
Hiroji Tomiyama
洋児 富山
Takehiko Hirase
岳彦 平瀬
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手動軸から自動軸へ切替えた場合の系列負荷
信号の変動を抑止する。 【解決手段】 系列負荷制御部21Aの制御切替検出回
路60は、自軸が手動軸から自動軸への切替軸として切
替えた状態を表す制御切替検出信号62をオン信号とし
て出力すると共に、自軸の発電電力信号が自軸の該当す
る軸負荷信号9となったとき、オフ信号の切替検出信号
を出力するように各軸毎に対応して設け、変化率設定制
限回路63は、自軸が他軸の切替軸の制御切替検出回路
60からオン信号の切替検出信号を入力すると、切替軸
の対応する変化率制限回路10に設定された変化率設定
信号を切替軸数を除く自動軸数に応じた割合で切替軸の
上昇、降下の負荷変化率に対応して切替軸を除く全自動
軸全体の上昇、降下の負荷変化率と等しくするように、
新たな変化率設定信号を自軸の変化率制限回路10へ設
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電プラントの系
列負荷制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は、コンバインドサイクル発電プ
ラントの概要を示している。
【0003】図13において、発電機41、蒸気タービ
ン43、空気圧縮機44、ガスタービン46は回転軸4
2により結合されている。
【0004】空気圧縮機44は空気を取り込んで、この
空気を圧縮して燃焼器45へ送る。燃焼器45では、こ
の圧縮された空気と燃料を取り込んで燃焼し、その燃焼
エネルギーによりガスタービン46に回転トルクが与え
られる。ガスタービン46により排出される排気ガスは
高温であり、この排気ガスは再熱蒸気発生器47に取り
込まれ、再熱蒸気発生器47は蒸気を発生する。この蒸
気は蒸気管48により蒸気タービン43に送られ、この
蒸気タービン43に回転トルクが与えられる。
【0005】上記の結果、ガスタービン46と蒸気ター
ビン43により回転軸42に回転トルクが与えられ、回
転軸42が回転し、さらに、発電機41が回転し電気エ
ネルギーが発生する。この電気エネルギーの量は、発電
電力検出器49により発電電力信号50として検出され
る。
【0006】なお、燃焼器45に注入される燃料は燃料
管51により送られ、かつ、燃料調節弁52の燃料調節
弁開度指令信号53によりその量が調整され、燃焼器4
5内の燃焼エネルギーが調整される。
【0007】図14は、コンバインドサイクル発電プラ
ントの系列負荷制御装置の従来の構成図である。
【0008】一般的に、コンバインドサイクル発電プラ
ントでは、図13に示すような設備を複数セット設置し
て運用しており、この図13に示す設備を一般的に
「軸」と呼んでいるため、ここでもこの単位を用いる。
【0009】系列負荷制御部21の減算器2において
は、系列負荷設定信号1と手動軸負荷信号4とを入力
し、それらの差をとり、系列負荷設定信号1のうち自動
軸分に割り振る負荷を自動軸負荷信号7に出力する。割
算器8においては、自動軸負荷信号7を自動軸数信号6
で除し、自動軸1軸あたりに割り振る負荷を軸負荷信号
9として出力する。
【0010】系列負荷制御部21の手動軸負荷設定器3
は、第1軸〜第3軸の各制御切替信号13および発電電
力信号50を入力し、第1軸〜第3軸のうち制御切替信
号13がオフしている軸、つまり手動軸の発電電力信号
50の合計を手動軸負荷信号4として出力する。
【0011】系列負荷制御部21の自動軸数設定器5に
おいては、第1軸〜第3軸の制御切替信号13を入力
し、制御切替信号13がオンしている軸、つまり、自動
軸の軸数を自動軸数信号6として出力する。
【0012】系列負荷制御部21の加算器19は、各軸
の発電電力信号50を合計したものであり、系列負荷制
御部21は各軸の発電電力信号50を制御することによ
り系列負荷信号20を系列負荷設定信号1に一致させる
よう制御するものである。
【0013】変化率制限器10は、自軸の制御切替信号
13がオフのとき、つまり自軸が手動軸であるときには
その軸の軸負荷目標信号17をそのまま軸負荷指令信号
12として出力する。また、変化率制限器10は自動の
制御切替信号13がオンのとき、つまり自軸が自動軸で
あるときには、軸負荷信号9を入力し、軸負荷信号9を
目標値として、変化率設定信号11で設定した変化率で
軸負荷指令信号12を変化させ出力する。
【0014】各軸に対応して設ける軸負荷制御部22内
部では、図15に示すように系列負荷制御部21より与
えられる軸負荷指令信号12を入力し、切替器14にお
いて制御切替信号13がオンのとき、つまり、自軸が自
動軸であるときには、軸負荷指令信号12を軸負荷目標
信号17として出力し、制御切替信号13のがオフのと
き、つまり自軸が手動軸であるときには、軸負荷設定器
15により設定された軸負荷設定信号16を軸負荷目標
信号17として出力する。出力された軸負荷目標信号1
7はタービン制御回路18に入力され、発電電力信号5
0を軸負荷目標信号17に追従させるべく燃料調節弁開
度指令信号53を出力する。
【0015】なお、制御切替信号13がオン状態の場
合、系列負荷制御モードと呼び、系列負荷制御モードの
軸を自動軸と呼ぶ。逆に、制御切替信号13がオフ状態
の場合、単独負荷制御モードと呼び、単独負荷制御モー
ドの軸を手動軸と呼ぶ。
【0016】以下、具体的な数値を用いて、図16を参
照してコンバインドサイクル発電プラントの系列負荷制
御装置の作用を説明する。
【0017】今、第3軸が手動軸、第1軸及び第2軸が
自動軸の状態で、系列負荷設定信号1が300MW、手
勅軸である第3軸の軸負荷設定信号16が50MWであ
るとする。この場合、手動軸負荷信号4には手動軸負荷
設定器3より50MWが出力される。従って、減算器2
の結果である自動軸負荷信号7は250MWとなる。
【0018】次に、自動軸数信号6は自動軸数設定器5
より2が出力され、割算器8の出力である軸負荷信号9
は125MW(250MW/2)となる。次に、第3軸
の変化率制限器10では制御切替信号13がオフしてい
るため、第3軸の軸負荷目標信号17に設定されている
50MWが軸負荷指令信号12として出力される。一
方、第1軸、第2軸の変化率制限器10では、制御切替
信号13がオンしているので、それぞれ第1軸、第2軸
の変化率設定信号11に設定された変化率で軸負荷指令
信号12によって、最終的には125MWとして安定し
ている。
【0019】第3軸の軸負荷制御部22は、制御切替信
号13がオフしているので、軸負荷設定器15からの軸
負荷設定信号16が切替器14で選択され、第3軸発電
電力信号50を50MWとするようにタービン制御回路
18により燃料調節弁開度指令信号53が調整される。
【0020】一方、第1軸、第2軸の軸負荷制御部22
では、制御切替信号13がオンしており、軸負荷目標信
号17としては系列負荷制御部21からの軸負荷指令信
号12が切替器14で選択され、発電電力信号50を軸
負荷指令信号12にすべくタービン制御回路18により
燃料調節弁開度指令信号53が調整される。そして、最
終的に第1軸、第2軸の発電電力信号50が、それぞれ
125MWとなっている。
【0021】したがって、結果として図16の時刻t1
以前のように各軸の発電電力信号50の合計である系列
負荷信号20は300MW(第1軸,125MW、第2
軸,125MW、第3軸,50MW、また、第1軸と第
2軸の合計が250MW)となり、系列負荷設定信号1
に一致することができる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来手
段では、自動軸である系列負荷制御モード運転中の軸数
が手動軸である単独負荷制御モード運転中の軸数より多
く、かつ、系列負荷制御モード運転中軸の負荷と単独負
荷制御モード運転中の軸の負荷が一致していない状態
で、単独負荷制御モード運転中の軸を系列負荷制御モー
ドに切替えた場合、以前から系列負荷制御モード運転し
ていた軸による負荷変化率と、単独負荷制御モードから
系列負荷制御モードに切替えた軸の負荷変化率に相違が
生じ、切替以降、切替軸の負荷が目標値に追従するまで
の系列負荷信号が系列負荷設定信号からずれて変動が生
じるという問題があった。
【0023】具体的には、図16に示すように、時刻t
1に第3軸の制御切替信号13をオンし第3軸を手動軸
から自動軸に切替えると、手動軸負荷信号4は0MW、
自動軸負荷信号7は300MW、自動軸数信号6は3、
軸負荷信号9は100MWとなる。
【0024】第3軸の軸負荷指令信号12は、制御切替
信号13がオンに切替わり、変化率制限器10において
変化率設定信号11に設定した変化率で50MWから軸
負荷設定信号16である100MWへ追従すべく上昇す
る。これに対して、第1軸と第2軸の軸負荷信号9は第
1軸、第2軸の変化率設定信号11で設定された変化率
で125MWから100MWへ降下する。
【0025】各軸の軸負荷制御部22では、制御切替信
号13がオンしているので、該当する軸の軸負荷指令信
号12を目標値として燃料調節弁開度指令信号53を調
整する。各軸の発電電力信号50はいづれも最終的に1
00MWとなり、系列負荷信号20が系列負荷設定信号
1となるように作用する。
【0026】しかし、今、第1軸〜第3軸の変化率設定
信号11がいづれもaMW/分であった場合、第16図
に示すように、第3軸の自動軸への投入タイミング時刻
t1から第1軸、第2軸の発電電力信号50が軸負荷信
号9に追従する時点時刻t2までは、負荷降下率は第1
軸と第2軸の2軸分で変化する(結果的に、第1軸と第
2軸の合計の発電電力信号250MWは、第1軸と第2
軸との合計の200MWの軸負荷信号とへ追従する)。
この場合、負荷変化率は2×aMW/分となり、第3軸
の場合、負荷上昇率は第3軸の変化率のみのaMW/分
で変化するため、合計である系列負荷信号20はaMW
/分で降下する。その後、第3軸発電電力信号50が軸
負荷信号9に追従する時刻t3までの間は、aMW/分
で負荷上昇する。
【0027】従って、第3軸の自動投入タイミング時刻
t1以降、発電電力信号50が目標値に追従する時刻t
3までは、系列負荷信号20が系列負荷設定信号1から
ずれてしまうという問題がある。
【0028】そこで、本発明は、単独負荷制御モードか
ら系列負荷制御モードへの制御モード切替時に生ずる系
列負荷信号と系列負荷設定信号のずれを解消する発電プ
ラントの系列負荷制御装置を提供することを目的とす
る。
【0029】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、全軸
の発電電力信号の合計値である系列負荷信号が全軸の目
標値である系列負荷設定信号となるように各軸に系列負
荷設定信号を所定分担する軸負荷信号を定めるために、
系列負荷設定信号から手動軸である単独負荷制御モード
中の軸の発電電力信号を除外した信号に対して、自動軸
である系列負荷制御モード中の軸に所定分配して軸負荷
信号を出力する指令値配分回路と、いずれかの軸が手動
軸から自動軸への切替えられた場合、指令値配分回路か
ら出力される軸負荷信号に対して所定の変化率設定信号
によって変化率制限をして制限された軸負荷信号を軸負
荷指令信号として出力する各軸毎に設ける変化率制限回
路とを備える系列負荷制御部と、自軸が自動軸のとき自
軸の発電電力信号が対応する軸負荷指令信号となるよう
に燃料調節弁を制御する一方、自軸が手動軸のとき、自
軸の発電電力信号が設定された軸負荷設定信号となるよ
うに燃料調節弁を制御する各軸毎に設ける軸負荷制御部
とを具備する発電プラントの系列負荷制御装置におい
て、系列負荷制御部は、自軸が手動軸から自動軸への切
替軸として切替えた状態を表す制御切替信号をよって検
出した場合、切替検出信号をオン信号として出力すると
共に、自軸の発電電力信号が自軸の該当する軸負荷信号
となったとき、切替検出信号をオフ信号として出力する
各軸毎に設ける制御切替検出回路と、自軸が他軸の切替
軸の制御切替検出回路から切替検出信号のオン信号を入
力した場合に、切替軸の対応する変化率制限回路に設定
された変化率設定信号を切替軸数を除く自動軸数に応じ
た割合で切替軸の上昇または降下の負荷変化率に対応し
て切替軸を除く全自動軸全体の上昇または降下の負荷変
化率と等しくするように所定計算し、得られた新たな変
化率設定信号を自軸の変化率制限回路へ設定する各軸毎
に対応して設ける変化率設定制限回路とを備え、手動軸
を自動軸へ切替えた場合、系列負荷設定信号に対して系
列負荷信号の変動を阻止するようにしたものである。こ
の手段によれば、自軸が手動軸から自動軸へ切替軸とし
て移行するために切替えられたとき、自軸の切替検出信
号がオン信号とされ、自軸の発電電力信号が自軸の該当
する軸負荷信号となったとき自軸の切替検出信号がオフ
信号とされる。そして、自軸の切替検出信号がオン信号
のとき、自軸の変化率設定制限回路へ設定されている変
化率設定信号に対して切替軸を除く自動軸数によって切
替軸の発電電力信号の上昇または降下の負荷変化率に対
応して全自動軸の全発電電力信号との上昇または降下の
負荷変化率が等しくなるように所定計算を行い、得られ
た新たな変化率設定信号が他軸の変化率設定制限回路へ
設定される。この結果、手動軸が自動軸へ切替えられた
際の系列負荷設定信号に対して系列負荷信号がずれると
いう問題が解消できる。
【0030】請求項2の発明は、請求項1記載の発電プ
ラントの系列負荷制御装置において、自軸の変化率設定
制限回路は、他軸の切替軸から切替検出信号のオン信号
を入力したとき、該当切替軸の変化率制限回路に設定さ
れた変化率設定信号を選択する変化率選択回路と、この
変化率選択回路により選択された変化率設定信号に対し
て切替軸を除く自動軸数によって除算を行い得られた新
たな変化率設定信号を切替軸を除く変化率設定制限回路
へ設定する変化率設定分配回路とを有し、切替軸の上昇
または降下の負荷変化率に対応させ切替軸を除く全自動
軸全体の上昇または降下の負荷変化率とを等しくするよ
うにさせて系列負荷設定信号に対して系列負荷信号の変
動を阻止するようにしたものである。この手段によれ
ば、他軸の切替検出信号のオン信号を入力すると、該当
他軸の変化率設定信号が選択され、この変化率設定信号
に対して切替軸を除く自動軸によって除算が行われ、得
られた新たな変化率設定信号が自動軸の変化率設定制限
回路へ設定される。これにより自動軸では新たな変化率
設定信号によって自動軸の発電電力信号が軸負荷設定信
号となるように追従し、切替軸の発電電力信号が軸負荷
設定信号となるように追従する。これにより、手動軸か
ら自動軸へ切替えられた場合に系列負荷信号が系列負荷
設定信号からずれるという不都合が解消できる。
【0031】請求項3の発明は、請求項1記載の発電プ
ラントの系列負荷制御装置において、自軸の変化率設定
制限回路は、変化率制限回路の設定が各軸一律の変化率
設定信号とする場合に、他軸の切替軸の切替検出信号が
オン信号のときに自軸の変化率設定に対して自動軸から
切替軸を除いた軸数によって除算し、得られた新たな変
化率設定信号を変化率制限回路へ設定する変化率設定分
配回路を有し、切替軸の上昇または降下の負荷変化率に
対応させ切替軸を除く全自動軸全体の上昇または降下の
負荷変化率とを等しくするようにさせて系列負荷設定信
号に対して系列負荷信号の変動を阻止するようにしたも
のである。この手段によれば、他軸の切替検出信号のオ
ン信号を入力すると、自軸の変化率設定信号に対して切
替軸を除く自動軸数によって除算が行われ、得られた新
たな変化率設定信号が自動軸の変化率設定制限回路へ設
定される。これにより、自動軸では新たな変化率設定信
号によって自動軸の発電電力信号が軸負荷設定信号とな
るように追従し、切替軸の発電電力信号が軸負荷設定信
号となるように追従する。これにより、手動軸から自動
軸へ切替えられた場合に系列負荷設定信号が系列負荷信
号からずれるという不都合が解消できる。
【0032】請求項4の発明は、全軸の発電電力信号の
合計値である系列負荷信号が全軸の目標値である系列負
荷設定信号となるように各軸の分担する軸負荷信号を定
めるために、系列負荷設定信号に基づいて自動軸である
系列負荷制御モード中の軸に所定分配し、所定分配され
た軸負荷信号に対して変化率設定信号によって変化率制
限をして変化率制限された軸負荷信号を軸負荷指令信号
として出力する各軸毎に設ける変化率制限回路とを備え
る系列負荷制御部と、自軸が自動軸のとき自軸の発電電
力信号が対応する軸負荷指令信号となるように燃料調節
弁を制御する一方、自軸が手動軸のとき、自軸の発電電
力信号が設定された軸負荷設定信号となるように燃料調
節弁を制御する各軸毎に設ける軸負荷制御部とを具備す
る発電プラントの系列負荷制御装置において、系列負荷
制御部は、系列負荷設定信号から手動軸の発電電力信号
である手動軸負荷信号を減算した値に対して自動軸の軸
数を表す自動軸数信号の軸数によって除算して得られる
信号を軸負荷信号として出力する指令値配分回路と、自
軸が手動軸から自動軸へ切替えられ切替軸となり切替え
軸の状態を表の制御切替信号がオン信号となった後に自
軸である切替軸の発電電力信号が自動軸の軸負荷信号と
なったとき制御切替遅延信号をオン信号として出力する
各軸毎に設ける制御切替投入遅延回路と、制御切替遅延
信号がオフ信号となっている軸の発電電力信号を加算し
て、これを手動軸負荷信号として出力する手動軸負荷設
定器と、制御切替遅延信号がオン信号となっている軸数
を算出して自動軸数信号を出力する自動軸数設定器とを
備え、該当切替軸の制御切替遅延信号がオン信号となる
まで、切替軸の上昇または降下の負荷変化率に対応させ
切替軸を除く全自動軸の全体の上昇または降下の負荷変
化率とを等しくするようにさせて系列負荷設定信号に対
して系列負荷信号の変動を阻止するようにしたものであ
る。この手段によれば、自軸が手動軸から自動軸へ移行
して切替軸となった場合、自軸の発電電力信号が自動軸
の軸負荷信号となると制御切替遅延信号がオン信号とし
て出力される。この制御切替遅延信号がオフ信号の間、
切替軸の発電電力信号が手動軸負荷信号とされ、また、
切替軸は自動軸数に含まれない。これによって、切替軸
が手動軸として取り扱われ切替軸の発電電力信号が軸負
荷信号となるように高速で追従し、切替軸の発電電力信
号の増減に応じて軸負荷信号の値が増減して、切替軸の
発電電力信号が軸負荷信号へ移行する。これに対して自
動軸の発電電力信号が軸負荷信号へ移行する変化率とな
るように動作する。これにより、手動軸から自動軸へ切
替えられた場合に系列負荷信号が系列負荷設定信号から
ずれるという不都合が解消できる。
【0033】請求項5の発明は、請求項4記載の発電プ
ラントの系列負荷制御装置において、自軸の制御切替投
入遅延回路は、他軸の自動軸の発電電力信号と自軸の発
電電力信号との偏差信号を算出する偏差算出回路と、こ
の偏差算出回路によって得られた偏差信号が所定値以下
のとき追従検出信号をオン信号として出力する追従検出
回路と、この追従検出回路によって出力される追従検出
信号のオン信号と自軸の制御切替信号のオン信号とによ
って制御切替遅延信号をオン信号として保持出力する一
方、自軸の制御切替信号のオフ信号によって、制御切替
遅延信号のオン信号を解除する信号ホールド回路とを設
けて、自軸が切替軸となっても自軸の発電電力信号が他
軸の自動軸の発電電力信号となるまで制御切替遅延信号
をオフ信号とさせるようにしたものである。この手段に
よれば、自動軸の発電電力信号と切替軸である自軸との
発電電力信号の偏差信号が所定値以下のとき追従検出信
号がオン信号とされ、このオン信号と自軸の制御切替信
号のオン信号とによって制御切替遅延信号がオン信号と
して保持出力され、自軸の制御切替信号のオフ信号によ
って制御切替遅延信号がオフとされる。これにより、請
求項4の作用に加え、制御切替遅延信号が保持出力され
るので、自軸との発電電力信号とに偏差が生じても前記
保持が解除されない。これにより、手動軸から自動軸へ
切替えられた場合に系列負荷信号が系列負荷設定信号か
らずれるという不都合が解消できる。
【0034】請求項6の発明は、請求項4記載の発電プ
ラントの系列負荷制御装置において、自軸の制御切替投
入遅延回路は、他軸の自動軸の発電電力信号と自軸の発
電電力信号との偏差信号を算出する偏差算出回路と、こ
の偏差算出回路によって得られた偏差信号が所定値以下
のとき追従検出信号をオン信号として出力する追従検出
回路と、自軸を除く、他軸の全ての制御切替遅延信号が
オフ信号で、かつ、自軸の制御切替信号がオン信号の場
合、あるいは、自軸の制御切替信号がオン信号で、か
つ、追従検出信号のオン信号のいずれかで制御切替遅延
信号の出力遅延を除外させるための制御切替遅延除外信
号をオン信号として出力する制御切替遅延除外回路と、
この制御切替遅延除外回路から出力される制御切替遅延
除外信号がオン信号の場合、制御切替遅延信号を即座に
オン信号として保持出力する一方、制御切替遅延除外信
号がオフ信号のとき制御切替遅延信号のオン信号を解除
してオフ信号とする信号ホールド回路を設けて、自軸が
切替軸となっても自軸の発電電力信号が他軸の自動軸の
発電電力信号となるまで制御切替遅延信号をオフ信号と
させると共に、全軸が手動軸で、いずれかの軸が自動軸
に切替えたとき、切替軸の制御切替遅延信号を遅延させ
ないでオン信号とするようにしたものである。この手段
によれば、自動軸の発電電力信号と切替軸である自軸と
の発電電力信号の偏差信号が所定値以下のとき追従検出
信号がオン信号とされ、このオン信号と自軸の制御切替
信号のオン信号とによって制御切替遅延信号がオン信号
として保持出力され、自軸の制御切替信号のオフ信号に
よって制御切替遅延信号がオフとされる。これにより、
請求項4の作用に加え、制御切替遅延信号が保持出力さ
れるので、自軸との発電電力信号とに偏差が生じても前
記保持が解除されない。これにより、手動軸から自動軸
へ切替えられた場合に系列負荷信号が系列負荷信号から
ずれるという不都合が解消できる。また、上記に加えて
全軸の全ての制御切替遅延信号がオフ信号の場合で、か
つ、自軸の制御切替信号がオン信号の場合、制御切替遅
延除外信号として制御切替遅延信号のオン信号を除外す
る。これにより、全軸が手動軸で、自軸が自動軸へ移行
する場合、制御切替信号のオン信号で直ちに制御切替遅
延信号がオン信号として出力され、発電電力信号が軸負
荷信号となるように追従させることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0036】図1は、本発明の第1実施の形態を示すコ
ンバインドサイクル発電プラントの系列負荷制御装置の
構成図である。図1において、従来技術を示す図14と
同一符号は、同一部分または相当部分を示し、第1実施
の形態は系列負荷制御部21A内に各軸毎の制御切替検
出回路60を追設すると共に、各軸毎の変化率設定制限
回路63を追設した点に特徴を有している。なお、軸負
荷制御部22は図15と同様の構成となっている。
【0037】ここで、第1軸のための制御切替検出回路
60は、図2に示すように、減算器65と比較器67と
信号ホールド回路69とワンショットタイマ70から構
成されている。
【0038】各軸の制御切替検出回路60では、自軸の
制御切替信号13がワンショットタイマ70へ入力さ
れ、ワンショットタイマ70では制御切替信号13がオ
ンに切替わったとき、つまり、自軸が手動軸から自動軸
に切替わったとき一定時間のワンショット検出信号71
をオンさせる。そして、このワンショット検出信号71
が信号ホールド回路69のa側信号として入力させる。
【0039】次に、減算器65において、自軸の発電電
力信号50と軸負荷信号9の偏差を算出し得られた偏差
信号66を出力し、比較器67により偏差信号66が零
となったことを検出して追従検出信号68として信号ホ
ールド回路69のb側信号へ出力する。
【0040】信号ホールド回路69では、a側の信号で
あるワンショット検出信号71がオンしたときに出力信
号である制御切替検出信号62をオンし、b側の信号で
ある追従検出信号68がオンすると、制御切替検出信号
62をオフとする。この結果、図3に示すように、制御
切替検出信号62は時刻t1に該当自軸が手動軸から自
動軸(切替軸)に切替わったときにオンし、自軸の発電
電力信号50が目標値である軸負荷信号9に追従する時
刻t2にオフとする信号が出力される。
【0041】一方、各軸ごとの変化率設定制限回路63
では、他軸の制御切替検出信号62と第1軸〜第3軸の
変化率設定信号11および自動軸数信号6とを入力し、
他軸の制御切替検出信号62がオンしている場合、該当
自軸が手動軸から自動軸へ切替ったとき、次の式(1)
のように該当する切替軸の変化率設定信号11に対し
て、切替軸以外の自動軸の変化率設定信号は、自動軸数
信号6の数から切替軸の数を除いた軸数で等分した値を
変化率設定信号64として出力する。
【0042】 自動軸の変化率設定信号 =切替軸の変化率設定信号/(自動軸数−切替数) …(1)
【0043】すなわち、図4に示すように切替軸の制御
切替信号13がオンとなっても、切替軸の制御切替検出
信号62がオフしているときは各自軸の変化率設定信号
11をそのまま変化率設定信号64として出力する。自
軸の変化率制限器10では、自軸の制御切替信号13が
オンのときには、入力された軸負荷信号9を目標値と
し、変化率設定信号64による変化率で軸負荷指令信号
12を変化させる。
【0044】切替軸の制御切替検出信号62が時刻t1
にオンとなると、自動軸(切替軸を除く)の変化率設定
信号64が前記式(1)によって算出され、得られた変
化率設定信号が対応する変化率制限器10へ設定され
る。そして、時刻t2に制御切替検出信号62がオフと
なると、自動軸(切替軸を含む)の変化率設定信号は、
各自軸に設定された変化率設定信号がそのまま変化率制
限器10へ設定される。
【0045】ここで、第1軸および第2軸が自動軸で、
第3軸を手動軸から自動軸(切替軸)へ切替えるときを
例に図5を参照して説明する。
【0046】まず、第3軸が手動軸から自動軸へ切替わ
ると、第3軸の制御切替信号13がオンし、図2に示す
制御切替検出回路60と同様の第3軸用の制御切替検出
回路60のショットタイマ70がワンショット検出信号
71を出力し、第3軸の制御切替検出信号62がオンす
る。この際、切替軸でない第1軸及び第2軸において
は、変化率設定制限回路63に入力される制御切替検出
信号62がオフ状態となっている。第1軸及び第2軸の
変化率設定信号は、第3軸の変化率設定信号11に対し
て切替軸である第3軸を除いた自動軸の数=2で割った
値が変化率設定信号64として出力される。
【0047】従って、前記式(1)と同様の式(1a)
のようになる。
【0048】 第1または第2軸の変化率設定信号=第3軸の変化率設定信号/(3−1) =a(MW/分)/2 =a/2(MW/分) …(1a)
【0049】また、第3軸においては、自軸の変化率設
定信号11が示す変化率制限値がそのまま変化率設定信
号64として出力される。つまり、この場合、第1軸と
第2軸の変化率制限器10の変化率設定信号64には、
第3軸の変化率制限器10に設定される変化率設定信号
64の2分の1の値が設定される。
【0050】その他、第3軸の発電電力信号50が軸負
荷信号9に追従すると、図2に示すと同様の第3軸用の
制御切替検出回路60の減算器65により偏差信号66
が0となり、信号ホールド回路69のb側入力がオンし
て制御切替検出信号62がオフとなり、以降は各軸とも
自軸の変化率設定信号11の変化率で軸負荷指令信号1
2を変化することができる。
【0051】例えば、図5のようにに具体的数値で示す
と第3軸が手動軸、第1軸、および第2軸が自動軸の状
態で、系列負荷設定信号1が300MW、手動軸である
第3軸の軸負荷設定信号16および発電電力信号50が
50MW、第1軸、第2軸の発電電力信号50が125
MWの状態から、第3軸が手動軸から自動軸(切替軸)
に切替わった場合を想定する。
【0052】この場合、軸負荷信号9は100MWとな
り、第3軸の変化率設定信号11がaMW/分であれ
ば、第3軸は時刻t1から50MWから100MWにa
MW/分の変化率で上昇し、第1軸、第2軸は125M
Wから100MWへ(a/2)MW/分の変化率で下降
する。この場合に、第1軸と第2軸の軸負荷信号9の合
計は、200MWで両軸の全体の発電電力信号50が2
00MWとなるように追従して下降する。これにより、
負荷の変化は図5に示すように、第3軸の上昇変化率a
MW/分に対応して第1軸と第2軸全体の下降変化率
(a/2)×2=aMW/分となる。従って、自動軸と
切替軸の負荷の変化率を等しくすることができ、時刻t
2に系列負荷信号20と系列負荷設定信号1とが一致し
て、従来の図16に示すずれが解消される。
【0053】このように第1実施の形態によれば、自軸
が手動軸から自動軸へ切替軸として移行するために切替
えられたとき、自軸の切替検出信号がオン信号とされ、
自軸の発電電力信号が自軸の該当する軸負荷信号となっ
たとき自軸の切替信号がオフ信号とされる。そして、自
軸の切替検出信号がオン信号のとき、自軸の変化率設定
制限回路へ設定されている変化率設定信号に対して切替
軸を除く自動軸数によって切替軸の発電電力信号の上昇
または降下の負荷変化率に対応して全自動軸との発電電
力信号との上昇または降下の負荷変化率が等しくなるよ
うに所定計算を行い、得られた新たな変化率設定信号が
他軸の変化率設定制限回路へ設定される。この結果、手
動軸が自動軸へ切替えられた際の系列負荷設定信号に対
して系列負荷信号がずれるという問題が解消できる。
【0054】図6は、本発明の第2実施の形態を示す変
化率設定制限回路の構成図である。
【0055】図6における変化率設定制限回路63は、
図1に示す系列負荷制御部21Aの第1軸用として設け
るもので、変化率設定制限回路63は、割算器8と切替
器14aと切替器14bと自動軸数検出器73と論理和
演算器86とからなっている。
【0056】図示する第1軸の変化率設定制限回路63
では、第2軸の制御切替検出信号62がオンしていると
きには、切替器14aにより第2軸の変化率設定信号1
1を入力して他軸変化率設定信号72として出力する一
方、第2軸の制御切替検出信号62がオフのときには、
切替部4aによって第3軸の変化率設定信号11を他軸
変化率設定信号72として出力する。
【0057】自動軸数検出器73では、自動軸数信号6
が自動軸数検出器73へ入力したとき自動軸数信号6か
ら1を引いた軸数、つまり、切替軸を除いた自動軸数を
自動軸数信号74として出力する。割算器8では、他軸
変化率設定信号72が自動軸数信号74で除算され自動
変化率設定信号75として出力する。
【0058】次に、切替器14bにおいては、第2軸ま
たは第3軸、つまり自軸以外の他軸の制御切替検出信号
62がいづれかがオンのときに、自動変化率設定信号7
5をそのまま第1軸の変化率設定信号64として出力
し、第2軸および第3軸の制御切替検出信号62がいづ
れもオフのときには、第1軸つまり自軸の変化率設定信
号11が第1軸の変変化率設定信号64として出力す
る。
【0059】一例として、第1軸、第2軸が自動軸であ
り、第3軸が手動軸から自動軸(切替軸)へ切替わった
場合について説明する。
【0060】まず、第2軸の制御切替検出信号62はオ
フであるから、切替器14aでは第3軸の変化率設定信
号11が他軸変化率設定信号72として出力される。自
動軸数検出器73では、自動軸数信号6の値の3から1
を引き、つまり、切替後の自動軸数から切替軸を除外し
た自動軸数を求め自動軸数信号74に出力する。割算器
8では、他軸の変化率設定信号72に設定された第3軸
の変化率設定信号11が自動軸数信号74の値の2で除
算され自動変化率設定信号75として出力される。
【0061】第3軸の制御切替検出信号62がオンして
いるので、論理和演算器86の出力がオンとし、自動変
化率設定信号75が切替器14bによって選択される。
第1軸の変化率設定制限回路63の変化率設定信号64
には切替軸である第3軸の変化率設定信号11の値を
「2」で除算した値が設定される。
【0062】第2軸の変化率設定制限回路63でも、同
様に、変化率設定信号64には切替軸である第3軸の変
化率設定信号11の値を「2」で除算した値が設定され
る。また、第3軸の変化率設定制限回路63では、切替
器14bによって自軸以外の制御切替検出信号62がい
づれもオフであるため、自軸の変化率設定信号11がそ
のまま変化率設定信号64として設定される。
【0063】このように第2実施の形態により、自動軸
の変化率設定信号64については、切替軸の変化率設定
信号11を自動軸数信号6の値から切替軸を除いた自動
軸数で割った値に設定すると共に、切替軸では、該当軸
の変化率設定信号11を変化率設定信号64に設定する
ので、切替軸と自動軸の上昇または降下の負荷変化率を
等しくすることができる。
【0064】図7は、本発明の第3実施の形態を示す変
化率設定制限回路の構成図である。
【0065】図7において、第2実施の形態を示す図6
と同一符号は、同一部分または相当部分を示し、第3実
施の形態は、図6から切替器14bを削除し、簡略化し
て点に特徴を有している。
【0066】一般に、各軸に設ける変化率制限器10の
変化率設定信号11は、各軸で固有の値であるが、運転
する負荷の範囲によっては、同一の設定となる。第3実
施の形態では、系列負荷制御部21Aの変化率設定信号
11が同一となる負荷範囲のみで運用する場合に適用
し、回路を簡略化する。
【0067】一例として、第1軸、第2軸が自動軸で、
第3軸が手動軸から自動軸へ切替わった場合について説
明する。
【0068】図7に示す自動軸数検出器73では、自動
軸数信号6の値の3から1を引き、つまり切替後の自動
軸数から切替軸を除外した自動軸数を求め自動軸数信号
74に出力する。割算器8では、第1軸変化率設定信号
11、つまり、自軸の変化率設定信号11が自動軸数信
号74の値に対して「2」で除算され自動変化率設定信
号75として出力される。切替器14bは、第3軸制御
切替検出信号62がオンしているので、自動変化率設定
信号75が切替器14bにより選択され、変化率設定信
号64には、第1軸つまり自軸の変化率設定信号11の
値を「2」で除算した値が設定される。
【0069】この場合、第1軸〜第3軸の変化率設定信
号11は、同一の値が設定されているという前提である
から、自軸の変化率設定信号11の値を除算した値、す
なわち、切替軸の変化率設定信号11の値を「2」で除
算した値となる。第2軸の変化率設定制限回路63Aで
も同様に、変化率設定信号64には切替軸の変化率設定
信号11の値を「2」で除算した値が設定される。ま
た、第3軸の変化率設定制限回路63Aでは、切替器1
4bによって自軸以外の制御切替検出信号62がいづれ
もオフであるため、自軸である第3軸の変化率設定信号
11がそのまま変化率設定信号64として設定される。
【0070】このように第3実施の形態によれば、各軸
の変化率設定信号11の値が同一である場合に、その軸
が自動軸であるときには、変化率設定信号に対して、自
軸の変化率設定信号11を切替軸を除いた自動軸数で割
った値に設定するので、切替軸と自動軸(切替え軸を除
く)の変化率を等しくすることができる。また、第3実
施の形態によれば、第2実施の形態のように、各軸の変
化率設定信号11を入力し切替える必要がないため、回
路が簡略化できる。
【0071】図8は、本発明の第4実施の形態を示すコ
ンバインドサイクル発電プラントの系列負荷制御装置の
構成図である。
【0072】図8において、従来技術を示す図14と同
一符号は、同一部分または相当部分を示し、第4実施の
形態は系列負荷制御部21B内に各軸毎に対応する各制
御切替投入遅延回路76を追設している点に特徴を有し
ている。
【0073】制御切替投入遅延回路76では、該当軸が
手動軸から自動軸(切替軸)に切替わり、制御切替信号
13がオンに変化した後、該当軸の発電電力信号50が
目標値に追従した時点で制御切替遅延信号77をオンす
る。自動軸数設定器5は制御切替遅延信号77がオンし
ている軸の数を自動軸数信号6として出力する。また、
手動軸負荷設定器3では、制御切替遅延信号77がオン
している軸についてその軸の発電電力信号50を入力
し、それらの合計を手動軸負荷信号4に出力する。
【0074】すなわち、図9に示すように該当軸が手動
軸から自動軸へ切替軸として切替ったとき、切替軸の制
御切替信号13が時刻t1にオンとなって、その後、時
刻t2に切替軸の制御切替遅延信号77がオンとなった
とする。かかる場合、手動軸負荷設定器3からの手動軸
負荷信号4では、時刻t2以前、切替軸の発電電力信号
50を含める。つまり、手動軸として、自動軸として扱
わないで、時刻t2以後に手動軸でなく、自動軸として
発電電力信号を含める。これに対応して、自動軸数設定
器5から自動軸数信号6では、時刻t2以前、切替軸の
数を含めず、時刻t2以降に切替軸を含める。
【0075】ここで、図10に基づいて、第3軸が手動
軸、第1軸および第2軸が自動軸の状態で、系列負荷設
定信号1が300MW、手動軸である第3軸の発電電力
信号50が50MW、第1軸、第2軸の発電電力信号5
0が125MWの状態から、第3軸が自動軸に切替わっ
た場合を例に説明する。
【0076】まず、第3軸が時刻t1に自動軸へ切替え
られ、第3軸の制御切替信号13がオンした場合、第3
軸の制御切替投入遅延回路76では、発電電力信号50
が目標値に追従していないので制御切替遅延信号77は
オンとなっていない。この状態で、手動軸負荷設定器3
からは、制御切替遅延信号77がオフであり、第3軸の
発電電力信号50がそのまま手動軸負荷信号4に含ま
れ、50MWが減算器2へ出力される。減算器2では系
列負荷設定信号1から手動軸負荷信号4を減算して得ら
れる自動軸負荷信号7は250MW(300MW−50
MW)となる。そして、自動軸数設定器5からの自動軸
数信号6には第3軸の切替軸が含まれないので割算器8
によって自動軸数信号6の「2」で除算され得られる軸
負荷信号9が125MWとなる。
【0077】第3軸の変化率制限器10においては、制
御切替信号13がオンしているので、入力が軸負荷目標
信号17から軸負荷信号9へ切替えられ、第3軸の発電
電力信号50が50MWから軸負荷信号9の125MW
へ上昇を開始する。
【0078】第3軸の軸負荷制御部22では、図15と
同様に制御切替信号13がオンしているので切替器14
で軸負荷指令信号12が選択され、第3軸の発電電力信
号50は軸負荷指令信号12になるように負荷上昇され
る。
【0079】例えば、第3軸の発電電力信号50が徐々
に上昇して60MWとなると軸負荷信号9は次の式
(2)となる。
【0080】 軸負荷信号=(系列負荷信号−第3軸の発電電力信号)/ 〔自動軸数(切替軸を含めない)〕 =(300−60)/2 =120MW …(2)
【0081】この結果、制御切替信号がオンとなる時刻
t2まで軸負荷信号9が125MWから図示鎖線で示す
ように100MWまで徐々に降下する。これにより、第
1軸、第2軸の発電電力信号50が軸負荷信号9となる
ように追従して降下する。
【0082】その後、第3軸の発電電力信号50が上昇
し、100MWになった時点で手動軸負荷信号4も10
0MWとなり、自動軸負荷信号7が200MW、軸負荷
信号9が100MWとなって、第3軸の発電電力信号5
0が軸負荷信号9に追従する。このt2時点で、制御切
替投入遅延回路76では、第3軸の制御切替遅延信号7
7がオンする。これにより、手動軸負荷信号4が0M
W、自動軸数信号1から3となるため、軸負荷信号9は
100MWとなり、切替時の変動が回避できる。
【0083】このように第3軸の変化率設定信号11を
aMW/分とすれば、第1実施の形態に示す負荷変化も
図5に示したものと同様に変化して、上昇変化率aMW
/分に対応して下降変化率(a/2)×2=aMW/分
となる。この結果、自動軸と切替軸との負荷変化率が等
しくなり、系列負荷信号20と系列負荷設定信号1とが
ほぼ一致し、従来の両信号のずれかが解消される。
【0084】図11は、本発明の第5実施の形態を示す
制御切替投入遅延回路の構成図である。
【0085】図11において、制御切替投入遅延回路7
6は、減算器2aと切替器14cと切替器14dと比較
器67と信号ホールド回路69と論理積演算器87と否
定演算器88とから構成されている。
【0086】第5実施の形態は、第4実施の形態による
制御切替投入遅延回路76の具体的構成を説明するもの
で、図11の制御切替投入遅延回路76における発電電
力信号50が目標値に追従した状態の検出手段として、
自動軸の発電電力信号50と切替軸の発電電力信号50
とが等しくなったことを利用するものである。
【0087】図8に示す系列負荷制御部21Bでは、自
動軸への負荷目標値は均等分配されるので、第5実施の
形態による制御切替投入遅延回路76では、自動軸の最
終的な発電電力信号50は、いづれの軸も等しくなり、
これを検出することにより発電電力信号50が目標値に
追従したことが検出できる。
【0088】図11において、第2軸の制御切替遅延信
号77がオンしているとき、切替器14cにより第2軸
の発電電力信号50が選択され、オフしているときは第
3軸の発電電力信号50が選択され自動軸負荷信号81
として出力される。
【0089】切替器14dでは、第1軸の制御切替遅延
信号77がオンしているときは第1軸の発電電力信号5
0が選択され、オフしているときは自動軸負荷信号81
が選択され自動軸負荷信号81aとして出力される。従
って、自動軸負荷信号81aには自軸以外の自動軸の発
電電力信号50が選択される。
【0090】減算器2aでは、自動軸負荷信号81aと
第3軸つまり自軸の発電電力信号50との差を偏差信号
66として出力される。比較器67には偏差信号66が
入力され偏差信号66が0のとき追従検出信号68が出
力される。つまり、追従検出信号68は第3軸つまり自
軸の発電電力信号50と自軸以外の自動軸の発電電力信
号50との差が0になった場合、言い換えれば自軸の発
電電力信号50と自軸以外の自動軸の発電電力信号50
が等しくなった場合にオンする。この追従検出信号68
と第1軸の制御切替信号13とが論理積演算器87へ入
力され、論理積の成立によってオン信号が信号ホールド
回路69のa信号として出力される。
【0091】信号ホールド回路69では、制御切替信号
13がオンすることにより制御切替遅延信号77が保持
され、制御切替信号13がオフするとb信号がオンし保
持が解かれ、第3軸の制御切替遅延信号77がオフされ
る。この結果、制御切替遅延信号77は、第1軸の制御
切替信号13がオン、つまり、切替軸として切替が行わ
れた後、切替軸の発電電力信号50が目標値に追従した
時点でオンする信号となる。
【0092】ここで、第1軸、第2軸が自動軸、第3軸
が手動軸の状態から、第3軸が手動軸から自動軸(切替
軸)に切替えたときを例に説明する。
【0093】初期の状態では、第1軸及び第2軸の発電
電力信号50は125MW、第3軸の発電電力信号50
は50MWとする。切替器14dでは、第1軸の制御切
替遅延信号77がオンしているので、自動軸負荷信号8
1aには第1軸の発電電力信号50が125MWとして
出力される。また、切替部4cは、第2軸の制御切替遅
延信号77がオンしているので、第2軸の発電電力信号
50を自動軸負荷信号81として出力として切替部4d
へ出力している。減算器2aでは、第1軸の発電電力信
号50の125MWと第3軸の発電電力信号50の50
MWの減算を行う。この場合、偏差75MWであって、
偏差は0になっていないので、追従検出信号68はオフ
のままである。
【0094】その後、負荷制御が進むにつれて、第3軸
の発電電力信号50が増加、これに対して第1軸及び第
2軸の軸負荷信号9が減少して発電電力信号50が追従
して減少していき、これらが100MWに等しくなった
とき偏差信号66が0となり、追従検出信号68がオン
する。
【0095】追従検出信号68がオンし、かつ、第3軸
の制御切替信号13がオンとなると論理積演算器87の
出力がオンし、信号ホールド回路69で保持され第3軸
の制御切替遅延信号77がオンする。信号ホールド回路
69での保持は、制御切替信号13がオフした時点で解
ける。ここで、信号ホールド回路69を使用している理
由は、一度制御切替遅延信号77がオンした後、制御切
替信号13オン中に、自軸と他軸の発電電力信号50に
偏差が生じた場合に制御切替遅延信号77をオフさせな
いためである。
【0096】このように第5実施の形態により、切替軸
の制御切替信号13が出力されても制御切替遅延信号7
7にすぐには出力せず、軸負荷制御が進み自動軸と切替
軸の発電電力信号50が等しくなった時点で制御切替遅
延信号77をオンさせることができ、第4実施の形態に
示したように、自動軸と切替軸との上昇または降下の負
荷変化率は等しくなり、系列負荷信号20と系列負荷設
定信号1とがほぼ一致し、従来のずれは解消される。
【0097】図12は、本発明の第6実施の形態を示す
制御切替投入遅延回路の構成図である。
【0098】図12において、制御切替投入遅延回路7
6Aは、減算器2bと比較器67と信号ホールド回路6
9と否定演算器88a〜88cと論理積演算器87a〜
87cと論理和演算器86とから構成されている。
【0099】第6実施の形態は、図11の制御切替投入
遅延回路76における発電電力信号50が目標値の追従
した状態の検出手段として、切替軸の軸負荷信号9と切
替軸の発電電力信号50とが等しくなったことを利用す
るものである。
【0100】まず、減算器2bでは、第3軸の発電電力
信号50と軸負荷信号9の差を偏差信号66として出力
し、これが零のとき比較器67において追従検出信号6
8がオン信号として出力する。この場合に、第3軸の制
御切替信号13がオンしているときは論理積演算器87
cの出力である制御切替遅延除外信号84がオンし、信
号ホールド回路69で保持され、第3軸の制御切替遅延
信号77がオンする。
【0101】ここで、制御切替投入遅延回路76Aで
は、すべての軸が手動軸の状態で、かつ、図8における
系列負荷設定信号1と手動軸負荷信号4とが等しい状態
から、手動軸が自動軸に切替わった場合、制御切替遅延
信号77を遅延させると、図8の自動軸負荷信号7は0
MWとなり、軸負荷信号9も0MWとなるため、切替軸
の負荷は0MWに向けて降下してしまう。
【0102】そこで、第1軸および第2軸の制御切替遅
延信号77がともにオフの場合、つまり、全軸に自動軸
が無い場合は否定演算器88aと否定演算器88bで反
転されたオン信号によって論理積演算器87aから自動
軸検出信号83をオンとして出力し、さらに、第3軸の
制御切替信号13がオンしたときは、論理積演算器87
bで制御切替遅延除外信号85をオンして、制御切替遅
延信号80をオンすることにより遅延回路を除外して、
制御切替遅延信号77をオンとして出力する。
【0103】ここで、第1軸、第2軸が自動軸、第3軸
が手動軸の状態から、第3軸を自動軸に切替えたときを
例に説明する。
【0104】初期の状態は、第1軸及び第2軸の発電電
力信号50は125MW、第3軸の発電電力信号50は
50MWとする。減算器2bでは、第3軸の発電電力信
号50と第3軸の軸負荷信号9の減算を行う、切替時、
第3軸の発電電力信号50は50MWであり軸負荷信号
9は125MWであるため、偏差は0になっていないの
で追従検出信号68はオフのままである。その後、負荷
制御が進むにつれて、第3軸の発電電力信号50が増
加、軸負荷信号9が減少していき、これらが100MW
に等しくなったとき偏差信号66が0となり追従検出信
号68がオンする。
【0105】第3軸の制御切替信号13はオンしている
ので、論理積演算器87cの出力である制御切替遅延除
外信号84および制御切替遅延除外信号85がオンし、
信号ホールド回路69で保持され第3軸の制御切替遅延
信号77がオンする。信号ホールド回路69での保持
は、制御切替信号13がオフした時点で解ける。ここ
で、信号ホールド回路69を使用している理由は、第5
実施の形態で説明したと同様である。
【0106】この第6実施の形態により、切替軸の制御
切替信号13がオンしても制御切替遅延信号77をすぐ
にはオンさせず、発電電力信号50と軸負荷信号9が等
しくなった時点で制御切替遅延信号77をオンさせるこ
とができ、第4実施の形態に示したように、自動軸と切
替軸との負荷変化率は等しくなり、系列負荷信号20の
系列負荷設定信号1からのずれは解消される。また、全
軸が手動軸でその一つの軸を自動へ切替える場合は、制
御切替信号13を遅延させることなく制御切替遅延信号
77として出力することができる。
【0107】この第6実施の形態によれば、第5実施の
形態のように、各軸の発電電力信号50を入力し切替え
る回路を簡略化できる。
【0108】このように本発明の実施の形態による系列
負荷制御部によれば、以前より系列負荷制御モードであ
った軸に対する変化率に制限を与えることにより、以前
より系列負荷制御モードであった軸と、単独負荷制御モ
ードから系列負荷制御モードへ切り替えられた軸の負荷
変化率を等しくすることができ、単独負荷制御モードか
ら系列負荷制御モードへの制御モード切替後の系列負荷
の系列負荷目標値からのずれを解消させることができ
る。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、自軸の切替検出信号がオン信号のとき、自軸の変
化率設定制限回路へ設定されている変化率設定信号に対
して切替軸を除く自動軸数に応じて所定計算を行い、得
られた新たな変化率設定信号を他軸の変化率設定制限回
路へ設定するので切替軸の発電電力信号の上昇または降
下の変化率に対応して切替軸を除く自動軸全体の発電電
力信号の上昇または降下の変化率を等しくでき、系列負
荷信号が系列負荷設定信号からずれるという問題を解消
できる。
【0110】また、請求項2の発明によれば、他軸の切
替検出信号のオン信号を入力すると、該当他軸の変化率
設定信号を選択し、この変化率設定信号に対して切替軸
を除く自動軸によって除算を行い、得られた新たな変化
率設定信号を自動軸の変化率設定制限回路へ設定するの
で、手動軸から自動軸へ切替えられた場合に系列負荷信
号が系列負荷設定信号からずれるという不都合が解消で
きる。
【0111】また、請求項3の発明によれば、他軸の切
替検出信号のオン信号を入力すると、自軸の変化率設定
信号に対して切替軸を除く自動軸によって除算を行い、
得られた新たな変化率設定信号を自軸の変化率設定制限
回路へ設定するので、手動軸から自動軸へ切替えられた
場合に系列負荷信号が系列負荷設定信号からずれるとい
う不都合が解消できる。
【0112】また、請求項4の発明によれば、自軸が手
動軸から自動軸へ移行して切替軸となり、かつ、自軸の
発電電力信号が自動軸の軸負荷信号となるまでの制御切
替遅延信号がオフ信号の間、切替軸の発電電力信号が手
動軸負荷信号とされ、また、切替軸は自動軸数に含まれ
ないので、切替軸の発電電力信号が軸負荷信号となるよ
うに高速で追従し、切替軸の発電電力信号の増減に応じ
て軸負荷信号の値が増減し、これに対して自動軸の発電
電力信号が軸負荷信号へ追従し、切替軸の変化率に対応
して自動軸の発電電力信号の上昇または降下の変化率が
等しくなるように動作し、手動軸から自動軸へ切替えら
れた場合に系列負荷信号が系列負荷設定信号からずれる
という不都合が解消できる。
【0113】また、請求項5の発明によれば、請求項4
の効果に加え、制御切替遅延信号を保持出力するので、
自軸との発電電力信号とに偏差が生じても前記保持を解
消させない。従って、手動軸から自動軸へ切替えられた
場合に系列負荷信号が系列負荷設定信号からずれるとい
う不都合が解消できる。
【0114】また、請求項6の発明によれば、請求項4
の効果に加え、制御切替遅延信号が保持出力されるの
で、自軸との発電電力信号とに偏差が生じても前記保持
を解消させない。従って、手動軸から自動軸へ切替えら
れた場合に系列負荷信号が系列負荷設定信号からずれる
という不都合が解消できる。また、全軸が手動軸で、自
軸が自動軸へ移行する場合、制御切替信号のオン信号で
直ちに制御切替遅延信号をオン信号として自動軸へ移行
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示すコンバインドサ
イクル発電プラントの系列負荷制御装置の構成図であ
る。
【図2】図1の系列負荷制御部に備える制御切替検出回
路の構成図である。
【図3】図2の制御切替検出回路の作用を示す説明図で
ある。
【図4】図2の変化率設定制限回路の作用を示す説明図
である。
【図5】本発明の第1実施の形態を示すコンバインドサ
イクル発電プラントの系列負荷制御装置の作用図であ
る。
【図6】本発明の第2実施の形態を示す変化率設定制限
回路の構成図である。
【図7】本発明の第3実施の形態を示す変化率設定制限
回路の構成図である。
【図8】本発明の第4実施の形態を示すコンバインドサ
イクル発電プラントの系列負荷制御装置の構成図であ
る。
【図9】図8の系列負荷制御部の作用を示す説明図であ
る。
【図10】本発明の第4実施の形態を示すコンバインド
サイクル発電プラントの系列負荷制御装置の作用図であ
る。
【図11】本発明の第5実施の形態を示す制御切替投入
遅延回路の構成図である。
【図12】本発明の第6実施の形態を示す制御切替投入
遅延回路の構成図である。
【図13】コンバインドサイクル発電プラントの系統図
である。
【図14】従来のコンバインドサイクル発電プラントの
系列負荷制御装置の構成図である。
【図15】図13のコンバインドサイクル発電プラント
の系列負荷制御装置に備える軸負荷制御部の構成図であ
る。
【図16】従来のコンバインドサイクル発電プラントの
系列負荷制御装置の作用を示す図である。
【符号の説明】
1 系列負荷設定信号 2 減算器 3 手動軸負荷設定器 4 手動軸負荷信号 5 自動軸数設定器 6,74 自動軸数信号 7 自動軸負荷信号 8 割算器 9 軸負荷信号 10 変化率制限器 11 変化率設定信号 12 軸負荷指令信号 13 制御切替信号 14a,14b,14c,14d 切替器 15 軸負荷設定器 16 軸負荷設定信号 17 軸負荷目標信号 18 タービン制御回路 19 加算器 20 系列負荷信号 21 系列負荷制御部 22 軸負荷制御部 60 制御切替検出回路 63 変化率設定制限回路 64 変化率設定信号 66 偏差信号 67 比較器 68 追従検出信号 69 信号ホールド回路 70 ワンショットタイマ 71 ワンショット検出信号 72 他軸変化率設定信号 73 自動軸数検出器 75 自動変化率設定信号 76 制御切替投入遅延回路 77 制御切替遅延信号 81 自動軸負荷信号 83 自動軸検出信号 84,85 制御切替遅延除外信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全軸の発電電力信号の合計値である系列
    負荷信号が全軸の目標値である系列負荷設定信号となる
    ように各軸に前記系列負荷設定信号を所定分担する軸負
    荷信号を定めるために、前記系列負荷設定信号から手動
    軸である単独負荷制御モード中の軸の発電電力信号を除
    外した信号に対して、自動軸である系列負荷制御モード
    中の軸に所定分配して前記軸負荷信号を出力する指令値
    配分回路と、いずれかの軸が手動軸から自動軸への切替
    えられた場合、前記指令値配分回路から出力される軸負
    荷信号に対して所定の変化率設定信号によって変化率制
    限をして制限された軸負荷信号を軸負荷指令信号として
    出力する各軸毎に対応して設ける変化率制限回路とを備
    える系列負荷制御部と、自軸が自動軸のとき自軸の発電
    電力信号が対応する前記軸負荷指令信号となるように燃
    料調節弁を制御する一方、自軸が手動軸のとき、自軸の
    発電電力信号が設定された軸負荷設定信号となるように
    燃料調節弁を制御する各軸毎に対応して設ける軸負荷制
    御部とを具備する発電プラントの系列負荷制御装置にお
    いて、 前記系列負荷制御部は、 自軸が手動軸から自動軸への切替軸として切替えた状態
    を表す制御切替信号を検出した場合、切替検出信号をオ
    ン信号として出力すると共に、自軸の発電電力信号が自
    軸の該当する軸負荷信号となったとき、前記切替検出信
    号をオフ信号として出力する各軸毎に対応して設ける制
    御切替検出回路と、 自軸が他軸の切替軸の制御切替検出回路から切替検出信
    号のオン信号を入力した場合に、切替軸の対応する前記
    変化率制限回路に設定された前記変化率設定信号を切替
    軸数を除く自動軸数に応じた割合で切替軸の上昇または
    降下の負荷変化率に対応して切替軸を除く全自動軸全体
    の上昇または降下の負荷変化率と等しくするように所定
    計算し、得られた新たな変化率設定信号を自軸の前記変
    化率制限回路へ設定する各軸毎に対応して設ける変化率
    設定制限回路とを備え、 手動軸を自動軸へ切替えた場合、前記系列負荷設定信号
    に対して前記系列負荷信号の変動を阻止することを特徴
    とする発電プラントの系列負荷制御装置。
  2. 【請求項2】 自軸の前記変化率設定制限回路は、他軸
    の切替軸から切替検出信号のオン信号を入力したとき、
    該当切替軸の変化率制限回路に設定された変化率設定信
    号を選択する変化率選択回路と、この変化率選択回路に
    より選択された変化率設定信号に対して前記切替軸を除
    く自動軸数によって除算を行い得られた新たな変化率設
    定信号を切替軸を除く前記変化率設定制限回路へ設定す
    る変化率設定分配回路とを有し、 切替軸の上昇または降下の負荷変化率に対応させ切替軸
    を除く全自動軸全体の上昇または降下の負荷変化率とを
    等しくするようにさせて前記系列負荷設定信号に対して
    前記系列負荷信号の変動を阻止することを特徴とする請
    求項1記載の発電プラントの系列負荷制御装置。
  3. 【請求項3】 自軸の前記変化率設定制限回路は、前記
    変化率制限回路の設定が各軸一律の変化率設定信号とす
    る場合に、他軸の切替軸の切替検出信号がオン信号のと
    きに自軸の変化率設定に対して自動軸から切替軸を除い
    た軸数によって除算し、得られた新たな変化率設定信号
    を前記変化率制限回路へ設定する変化率設定分配回路を
    有し、 切替軸の上昇または降下の負荷変化率に対応させ切替軸
    を除く全自動軸全体の上昇または降下の負荷変化率とを
    等しくするようにさせて前記系列負荷設定信号に対して
    系列負荷信号の変動を阻止することを特徴とする請求項
    1記載の発電プラントの系列負荷制御装置。
  4. 【請求項4】 全軸の発電電力信号の合計値である系列
    負荷信号が全軸の目標値である系列負荷設定信号となる
    ように各軸の分担する軸負荷信号を定めるために、前記
    系列負荷設定信号に基づいて自動軸である系列負荷制御
    モード中の軸に所定分配し、所定分配された軸負荷信号
    に対して変化率設定信号によって変化率制限をして変化
    率制限された軸負荷信号を軸負荷指令信号として出力す
    る各軸毎に対応して設ける変化率制限回路とを備える系
    列負荷制御部と、自軸が自動軸のとき自軸の発電電力信
    号が対応する軸負荷指令信号となるように燃料調節弁を
    制御する一方、自軸が手動軸のとき、自軸の発電電力信
    号が設定された軸負荷設定信号となるように燃料調節弁
    を制御する各軸毎に設ける軸負荷制御部とを具備する発
    電プラントの系列負荷制御装置において、 前記系列負荷制御部は、 前記系列負荷設定信号から手動軸の発電電力信号である
    手動軸負荷信号を減算した値に対して自動軸の軸数を表
    す自動軸数信号の軸数によって除算して得られる信号を
    前記軸負荷信号として出力する指令値配分回路と、 自軸が手動軸から自動軸へ切替えられ切替軸となり切替
    え軸の状態を表す制御切替信号がオン信号となった後に
    自軸である切替軸の発電電力信号が自動軸の軸負荷信号
    となったとき制御切替遅延信号をオン信号として出力す
    る各軸毎に対応して設ける制御切替投入遅延回路と、 前記制御切替遅延信号がオフ信号となっている軸の発電
    電力信号を加算して、これを前記手動軸負荷信号として
    前記指令値配分回路へ出力する手動軸負荷設定器と、 前記制御切替遅延信号がオン信号となっている軸数を算
    出して前記自動軸数信号を前記指令値配分回路へ出力す
    る自動軸数設定器とを備え、 該当切替軸の制御切替遅延信号がオン信号となるまで、
    切替軸の上昇または降下の負荷変化率に対応させ切替軸
    を除く全自動軸の全体の上昇または降下の負荷変化率と
    を等しくするようにさせて前記系列負荷設定信号に対し
    て前記系列負荷信号の変動を阻止することを特徴とする
    発電プラントの系列負荷制御装置。
  5. 【請求項5】 自軸の前記制御切替投入遅延回路は、他
    軸の自動軸の発電電力信号と自軸の発電電力信号との偏
    差信号を算出する偏差算出回路と、この偏差算出回路に
    よって得られた偏差信号が所定値以下のとき追従検出信
    号をオン信号として出力する追従検出回路と、この追従
    検出回路によって出力される追従検出信号のオン信号と
    自軸の制御切替信号のオン信号とによって制御切替遅延
    信号をオン信号として保持出力する一方、自軸の制御切
    替信号のオフ信号によって、前記制御切替遅延信号のオ
    ン信号を解除する信号ホールド回路とを設けて、 自軸が切替軸となっても自軸の発電電力信号が他軸の自
    動軸の発電電力信号となるまで前記制御切替遅延信号を
    オフ信号とさせることを特徴とする請求項4記載の発電
    プラントの系列負荷制御装置。
  6. 【請求項6】 自軸の前記制御切替投入遅延回路は、他
    軸の自動軸の発電電力信号と自軸の発電電力信号との偏
    差信号を算出する偏差算出回路と、この偏差算出回路に
    よって得られた偏差信号が所定値以下のとき追従検出信
    号をオン信号として出力する追従検出回路と、自軸を除
    く、他軸の全ての制御切替遅延信号がオフ信号で、か
    つ、自軸の制御切替信号がオン信号の場合、あるいは、
    自軸の制御切替信号がオン信号で、かつ、前記追従検出
    信号のオン信号のいずれかで前記制御切替遅延信号の出
    力遅延を除外させるための制御切替遅延除外信号をオン
    信号として出力する制御切替遅延除外回路と、 この制御切替遅延除外回路から出力される制御切替遅延
    除外信号がオン信号の場合、制御切替遅延信号を即座に
    オン信号として保持出力する一方、制御切替遅延除外信
    号がオフ信号のとき前記制御切替遅延信号のオン信号を
    解除してオフ信号とする信号ホールド回路を設けて、 自軸が切替軸となっても自軸の発電電力信号が他軸の自
    動軸の発電電力信号となるまで前記制御切替遅延信号を
    オフ信号とさせると共に、全軸が手動軸で、いずれかの
    軸が自動軸に切替えたとき、切替軸の制御切替遅延信号
    を遅延させないでオン信号とすることを特徴とする請求
    項4記載の発電プラントの系列負荷制御装置。
JP10126959A 1998-05-11 1998-05-11 発電プラントの系列負荷制御装置 Pending JPH11332110A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6880324B2 (en) 2002-11-13 2005-04-19 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. 1-axis type combined cycle plant

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6880324B2 (en) 2002-11-13 2005-04-19 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. 1-axis type combined cycle plant
CN100379949C (zh) * 2002-11-13 2008-04-09 三菱重工业株式会社 单轴型联合循环电站

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