JPH11333561A - 微細接合装置 - Google Patents
微細接合装置Info
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- JPH11333561A JPH11333561A JP11017406A JP1740699A JPH11333561A JP H11333561 A JPH11333561 A JP H11333561A JP 11017406 A JP11017406 A JP 11017406A JP 1740699 A JP1740699 A JP 1740699A JP H11333561 A JPH11333561 A JP H11333561A
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Abstract
するに好適な微細接合装置を提供する。 【解決手段】 微細接合装置を、基台1と加熱ヘッド2
とヘッド駆動部3と制御部4とから構成する。加熱ヘッ
ドは、微小なギャップdを隔てて平行に配置された2つ
の電極22a,22bと、当該電極を介してその両側に
配置されたリボン巻回リール23a及びリボン巻取リー
ル23bと、各リールに巻回され、その一部が電極の先
端部に接触するように配線されたリボン状抵抗発熱体2
4を含んで構成する。ヘッド駆動部としては、ソレノイ
ドの動力を利用するものを用いることができる。制御装
置には、電源部4aと入力部4bとが備えられる。電極
からリボン状抵抗発熱体に通電し、リボン状抵抗発熱体
の抵抗発熱によってICチップ41の入出力端子41a
とコイル51とを接合する。
Description
ドなどの情報担体に搭載されるICチップとコイルの接
続などに好適な微細接合装置に関する。
体は、定期券、運転免許証、テレホンカード、キャッシ
ュカード等の代替品としての使用が検討されており、大
量の使用が見込まれるところから、製造工程をいかに簡
略化し、単価を下げるかが最も重要な技術的課題の1つ
になっている。
解決するため、ICチップの入出力端子(パッド)とコ
イルの両端部とが直接接続されたものを不織布製のフレ
キシブル基体の内部に埋設してフレキシブルICモジュ
ールを得、次いで当該フレキシブルICモジュールの表
裏面にカバーシートを被着して所要の非接触式情報担体
を製造する方法を提案した(特願平9−163614
号)。
子とコイルの両端部とを直接接続したので、ICチップ
を配線基板上に実装し、当該配線基板に形成された電極
端子にコイルの両端部を接続する場合に比べて、非接触
式情報担体を薄形化及び低コスト化することができる。
また、ICチップとコイルの接続体をフレキシブル基体
の内部に埋設したので、微小なICチップ及び低剛性の
コイルの取扱いが容易になり、非接触式情報担体の製造
効率を高めることができる。
に対するコイルの直接接続手段としては、接合部分をボ
ンディングツールにて強圧しつつ、当該ボンディングツ
ールより超音波を発振して、そのエネルギにてICチッ
プに形成された金バンプを溶融して接合するウェッジボ
ンディング法、ICチップの入出力端子に形成されたハ
ンダバンプを低加圧下で加熱溶融して接合するハンダ
法、ICチップの入出力端子に形成された金バンプを低
加圧下で加熱溶融して接合する溶接法、それにICチッ
プの入出力端子に形成されたニッケルバンプとコイルの
心線とを加熱下で接触させて拡散により合金化する拡散
接合法等が考えられる。
ボンディング法によると、コイルの接合部分が強圧を受
けることによって扁平状に変形するので、変形部と非変
形部との境界部からコイルが断線しやすく、また、接合
部分に超音波及び強圧を加えることからICチップにダ
メージを与えやすい。これに対して、ハンダ法や溶接法
それに拡散接合法にはかかる不都合がないので、これら
の接合法は、非接触式情報担体の信頼性、耐久性、生産
性を高める上でより好ましいICチップとコイルの直接
接続方法と言える。
するための加熱ヘッドとしては、接合部分を接合に必要
な温度まで加熱可能な熱源を有するものであれば任意の
ものを用いることができるが、ICチップの熱によるダ
メージを最小限に押え、かつ高い接続効率を得るために
は、極めて短時間のうちに接合部分を所要温度まで加熱
することができ、かつ熱を狭い領域内に集中することが
でき、さらには加熱条件の設定及び維持管理が容易であ
ることが求められる。
されたものであって、その目的は、ICチップの入出力
端子にコイルを直接接続するに好適な微細接合装置を提
供することにある。
解決するため、微細接合装置を、微小なギャップを隔て
て配置された2つの電極を有する加熱ヘッドと、当該加
熱ヘッドを所定の接合位置又は非接合位置に移動するヘ
ッド駆動部と、前記加熱ヘッドを前記所定の接合位置ま
で移動したときに前記2つの電極及び被接合物と接触す
る抵抗発熱体と、前記電極に電力を供給する電源部とか
ら構成した。
手順でICチップの入出力端子にコイルをハンダ付け又
は溶接することができる。即ち、ハンダバンプや金バン
プが形成されたICチップの入出力端子にコイルの端部
を重ねあわせた後、ヘッド駆動部によりコイルの上方よ
り加熱ヘッドを下降して、ICチップ及びコイルの接合
部分に押圧力を作用する。次いで、加熱ヘッドを構成す
る各電極に電源部からの電力を供給して抵抗発熱体に通
電し、当該抵抗発熱体の通電部分に抵抗発熱を起させ
る。この熱によってハンダバンプや金バンプを溶融し、
ICチップの入出力端子とコイルとを接合する。接合完
了後は、ヘッド駆動部により加熱ヘッドを上昇して抵抗
発熱体をコイルから離隔する。
以下の手順でICチップの入出力端子にコイルを拡散接
合することができる。即ち、ニッケルバンプが形成され
たICチップの入出力端子にコイルの端部を重ねあわせ
た後、ヘッド駆動部によりコイルの上方より加熱ヘッド
を下降して、ICチップ及びコイルの接合部分に押圧力
を作用する。次いで、接合ヘッドを構成する各電極に電
源部からの電力を供給して抵抗発熱体に通電し、当該抵
抗発熱体の通電部分に抵抗発熱を起させる。この熱及び
加熱ヘッドの押圧力によってニッケルバンプとコイルの
心線との間に拡散を起こさせ、ICチップの入出力端子
とコイルとを接合する。接合完了後は、ヘッド駆動部に
より接合ヘッドを上昇して抵抗発熱体をコイルから離隔
する。
を隔てて対向に配置された2つの電極の先端部に抵抗発
熱体を接触させ、電極からの電力供給によって抵抗発熱
体を発熱させるので、ギャップを狭小化することによっ
て加熱領域を極めて狭い領域内に限定することができ
る。したがって、例えば100μm程度の微小な領域内
の接合が可能で、ICチップの入出力端子とコイルとの
接合に容易に適用できると共に、ICチップの熱的ダメ
ージを防止できる。
久性を高めて接合作業を効率化するためにリボン状抵抗
発熱体を用いることが特に好ましく、当該リボン状抵抗
発熱体は、前記電極を介してその両側に取り付けられた
リボン巻回リール及びリボン巻取リールに巻回し、その
一部を各電極の先端部に接触させることによって設定で
きる。また、当該リボン状抵抗発熱体は、リボン巻回リ
ール又はリボン巻取リールを駆動することによって長さ
方向に駆動できるようにすることもできる。
により発生した熱が当該抵抗発熱体を伝って通電領域外
に逃げやすいので、加熱領域をさらに狭い領域内に限定
することができる。したがって、より微小な領域内の接
合が可能となり、かつICチップへの熱的影響をより抑
制することができる。また、接合完了後に電極に対する
リボン状抵抗発熱体の接触位置を変更すると、常時清浄
なリボン状抵抗発熱体を接合部に突き当てることができ
るので、接合部への異物の混入が防止できる。即ち、絶
縁被覆を剥離することなく被覆導線を直接入出力端子に
接触させて接合作業を行うと、接合ヘッドから与えられ
る熱によって絶縁被覆が昇華し炭化物が発生するが、こ
の炭化物はリボン状抵抗発熱体の巻き取りによって順次
接合領域外に排出されるので、前回の接合時にリボン状
抵抗発熱体に付着した炭化物が次回の接合時に接合部分
に接触せず、接合部への炭化物の混入を防止できる。し
たがって、コイル接合前の絶縁被覆の剥離が不要とな
り、被覆導線からなるコイルの接合を容易かつ確実に行
うことができる。
通電によって所定温度まで発熱可能なものであれば任意
の素材から成るものを用いることができるが、比抵抗及
び熱伝導率が共に大きく、電力供給部分を速やかに所定
温度まで昇温できて、しかも発熱部分を微小な領域に限
定する効果が大きいことから、高純度の単結晶モリブデ
ンからなるモリブデンリボンを用いることが好ましい。
使用できるようにするため、リボン状抵抗発熱体と接す
る部分に、当該リボン状抵抗発熱体に付着した異物を除
去するための異物除去手段、例えばブラシやナイフエッ
ジを備えることもできる。
対向する部分には、電極に対する被接合物の位置決めを
容易にして接合作業を効率化するため、被接合物を取り
付けて電極に対する当該被接合物の接合位置を調整する
X−Yテーブルを備えることもできる。
の一例を、図1〜図3に基づいて説明する。図1は本例
に係る微小接合装置の全体構成図、図2は接合ヘッド及
びその周辺部分の拡大正面図、図3は接合ヘッドの駆動
部を示す要部断面図である。
小接合装置は、作業テーブル兼用の基台1と、当該基台
1上に取り付けられた加熱ヘッド2及びヘッド駆動部3
並びに制御部4とから基本的に構成されている。
に、絶縁体21に取り付けられ微小なギャップdを隔て
て対向に配置された2つの電極22a,22bと、当該
電極22a,22bを介してその両側に配置されたリボ
ン巻回リール23a及びリボン巻取リール23bと、こ
れらの各リール23a,23bに巻回され、その一部が
前記電極22a,22bの先端部に接触するように配線
されたリボン状抵抗発熱体24と、リボン巻取リール2
3bを駆動するモータ25と、前記各リール23a,2
3bに付設され前記リボン状抵抗発熱体24に付着した
異物を除去する異物除去手段26とを備えて成る。
は、通電によって所定温度まで発熱可能なものであれば
任意の素材から成るものを用いることができるが、比抵
抗及び熱伝導率が共に大きく、電力供給部分を速やかに
所定温度まで昇温できて、しかも発熱部分を微小な領域
に限定する効果が大きいことから、高純度の単結晶モリ
ブデンからなるモリブデンリボンを用いることが特に好
ましい。また、前記異物除去手段26としては、ブラシ
やナイフエッジ等を用いることができ、基台1上への除
去した異物の落下を防止するため、当該異物除去手段2
6の周囲を箱状の異物収納体(図示省略)にて覆うこと
もできる。
に、ピン27aを介してヘッド支持体27に旋回可能に
ピン結合されており、その末端部にはヘッド駆動部3を
連結するためのブラケット28が突設されている。
台1上に設定されたソレノイド31と、当該ソレノイド
31の駆動軸31aに付設されたスプリングやゴム等の
弾性体32と、一端が前記弾性体32を介して前記ソレ
ノイド31の駆動軸31aに連結され、他端が前記ブラ
ケット28にピン結合された連結軸33と、前記ソレノ
イド31をオン・オフするスイッチ34とから成る。な
お、当該スイッチ34としては、手元スイッチを用いる
こともできるしフットスイッチを用いることもできる。
また、当該ヘッド駆動部3には、必要に応じて、前記弾
性体32の弾力を調整するための手段を設けることもで
きる。
設定するための入力部4bを含んで構成される。
主な仕様を列挙する。 1.電圧 0.1〜3.0(V) 2.電流 1〜99(A) 3.出力時間 0.1〜30(mS) 4.モリブデンテープの厚み 20(μm) 5.モリブデンテープの幅 2(mm)。
置を用いたICチップとコイルとの直接接続方法につい
て説明する。
ド)にハンダバンプ又は金バンプが形成されたものを用
い、ハンダバンプ又は金バンプを加熱溶融してコイルを
融接する場合を、図2に基づいて説明する。
符号51はコイルを示している。ICチップ41として
は、入出力端子41aにハンダバンプ又は金バンプ42
が形成されたものが用いられる。一方、コイル51とし
ては、図4(a)に示すように、銅やアルミニウムなど
の良導電性金属材料からなる心線51aの周囲に樹脂な
どの絶縁層51bが被覆された線材から成るもの、又は
図4(b)に示すように、心線51aの周囲に金やハン
ダなどの接合用金属層51cが被覆され、かつ当該接合
用金属層51cの周囲に絶縁層51bが被覆された線材
から成るもの、又は図4(c)に示すように、心線51
aの周囲に絶縁層51bが被覆され、かつ当該絶縁層5
1bの周囲に加熱処理又は溶剤処理によって溶融する融
着層51dが被覆された線材から成るもの等を用いるこ
ともできる。
電工株式会社製の自己融着マグネットワイヤ「ボンドメ
ット線(SSB)」を挙げることができ、この種の線材
を用いると、コイル巻回後に加熱処理又は溶剤処理を施
して融着層51dを溶融することによってコイルの隣接
する線間を結合することができるので、コイルの剛性を
高めることができ、その取り扱いを容易なものにするこ
とができる。また、各線間を結合することにより線間距
離を常に一定にすることができるので、コイルの浮遊容
量が一定になり、通信特性を安定させることができる。
さらに、ICチップ41とコイル51との接合体をカー
ド基体に搭載して非接触ICカードを製造する場合に
は、融着層51dが溶融されたコイル51をカード基体
上におくことだけでコイル51とカード基体との接合を
完了することができるので、非接触ICカードのケーシ
ング作業をより効率化することができる。
被覆された線材を用いる場合には、巻回されたコイルの
線間距離を大きくして浮遊容量の発生を抑制し通信特性
の劣化を防止するため、並びに微細接合装置による絶縁
層51bの剥離範囲を狭い範囲に制限して心線51aと
ICチップ41に形成されたテスト用端子41b(図2
参照)との導通を防止するため、可能な限り絶縁層51
bの膜厚(絶縁層51b及び融着層51dの両者を有す
る場合には総厚)が大きな線材を用いることが好まし
い。例えば、心線の線径が40μmのコイル用被服導線
にあっては、通常5μm前後の膜厚の絶縁層が被覆され
ているが、10μm乃至20μm程度の絶縁層を形成す
ることが好ましい。
を実行するに先立ち、入力部4bを操作して、電源部4
aから加熱ヘッド2への電力供給条件、例えば電流値、
電圧値、電力供給時間等を設定する。即ち、入出力端子
41aに設けられたハンダバンプ42を利用してコイル
51をハンダ付けする場合と、入出力端子41aに設け
られた金バンプ42を利用してコイル51を溶接する場
合とでは、リボン状抵抗発熱体24の加熱条件が異なる
ので、入力部4bを操作して所要の電力供給条件を設定
する。また、電極22a,22bのギャップdが可変に
構成されている場合には、入力部4bを操作して所要の
ギャップdを選択する。
示すように、基台1上の所定位置にICチップ41を位
置決めして載置し、当該ICチップ41の入出力端子4
1a上にコイル51の端部を重ねあわせる。
励磁し、その駆動軸31aを上向きに突出させる。これ
によって、当該駆動軸31aに取り付けられた弾性体3
2及び連結軸33それに加熱ヘッド2に設けられたブラ
ケット28が上昇し、加熱ヘッド2の先端部がピン27
aを中心として基台1側に下降する。このため、リボン
状抵抗発熱体24を介して電極22a,22bが弾性体
32の弾性力によってコイル51に押圧され、ICチッ
プ41の入出力端子41aに対するコイル51の位置決
めが完了する。
bに所定電力を所定時間供給し、電極22a,22bに
接触したリボン状抵抗発熱体24に通電して、リボン状
抵抗発熱体24に抵抗発熱を起させる。この熱によって
コイル51の絶縁層51b(融着層51dを有する線材
を用いた場合には、融着層51dを含む。)を昇華して
除去すると共に、ハンダバンプや金バンプ42を溶融し
て、ICチップ41の入出力端子41aとコイル51と
を接合する。
ノイド31の励磁を断ち、その駆動軸31aを下向きに
吸引させる。これによって、加熱ヘッド2の先端部を上
昇してリボン状抵抗発熱体24をコイル51から離隔す
る。最後に、モータ25を駆動してリボン巻取リール2
3bを所定角度回転し、電極22a,22bに対するリ
ボン状抵抗発熱体24の接触位置を変更する。この過程
において、リボン状抵抗発熱体24が異物除去手段26
と摺動し、リボン状抵抗発熱体24に付着した絶縁層5
1bの燃焼炭化物等が除去される。
を隔てて平行に配置された2つの電極22a,22bの
先端部にリボン状抵抗発熱体24を接触させ、電極22
a,22bからの電力供給によってリボン状抵抗発熱体
24を発熱させるので、加熱領域を極めて狭い領域内に
限定することができ、ICチップ41の入出力端子41
aとコイル51との接合を実現できる。特に、リボン状
抵抗発熱体24としてモリブデンリボンを用いた場合に
は、比抵抗及び熱伝導率が共に大きく、狭い通電領域に
大きな熱量を発生させることができるので、例えば10
0μm又はそれ以下の微小な領域内のハンダ付け又は溶
接が可能となる。また、接合完了後に電極に対するリボ
ン状抵抗発熱体24の接触位置を変更するので、常時清
浄なリボン状抵抗発熱体24を接合部に突き当てること
ができ、接合部への異物の混入が防止できる。さらに、
リボン巻回リール23a及びリボン巻取リール23bに
異物除去手段26を備えて、リボン状抵抗発熱体24に
付着した炭化物等を除去するようにしたので、リボン状
抵抗発熱体24の繰り返し使用が可能となり、ランニン
グコストを引き下げることができる。
ケルバンプが形成されたものを用い、ニッケルバンプと
コイルの心線とを拡散接合する場合を、図5に基づいて
説明する。
符号51はコイルを示している。ICチップ41として
は、入出力端子41aに無電解めっき法にてニッケルバ
ンプ43が形成され、その表面に腐食防止用の金層43
aが、例えばフラッシュめっき法により被覆されたもの
が用いられる。ニッケルバンプの高さは、10〜20μ
mが望ましい。これ以下では熱ダメージが入出力端子の
アルミパッドに及び、これ以上では高さのバラツキが発
生しやすくなって接合の歩留まりが劣化するからであ
る。一方、コイル51としては、上例の場合と同様に、
図4(a)〜(c)に例示されたものを用いることがで
きる。
を実行するに先立ち、入力部4bを操作して、電源部4
aから加熱ヘッド2への電力供給条件を、拡散接合に適
した条件に設定する。また、電極22a,22bのギャ
ップdが可変に構成されている場合には、必要に応じ入
力部4bを操作して所要のギャップdを選択する。
示すように、基台1上の所定位置にICチップ41を位
置決めして載置し、当該ICチップ41の入出力端子4
1a上にコイル51の端部を重ねあわせる。
1の入出力端子41aに対するコイル51の位置決めを
行った後、電源部4aから電極22a,22bに所定電
力を所定時間供給し、電極22a,22bに接触したリ
ボン状抵抗発熱体24に通電して、リボン状抵抗発熱体
24に抵抗発熱を起させる。この熱によってコイル51
の絶縁層51b(融着層51dを有する線材を用いた場
合には、融着層51dを含む。)を昇華して除去すると
共に、ニッケルバンプ43とコイル51の心線51dと
の間に拡散を起こさせて、ICチップ41の入出力端子
41aとコイル51とを接合する。拡散接合法による
と、コイル51の接合部は、図5に示すように略楕円状
に圧潰される。
同じであるので、重複を避けるために説明を省略する。
又、接合の効果も、コイル51の接合部が略楕円状に圧
潰される点を除いて上例の場合と同じであるので、説明
を省略する。
条件を列挙する。 1.チップバンプ 高さ20μmのニッケルバンプ 2.電源条件 電圧 1.3(V) 電流 19(A) 電力 24(W) 3.モリブデンテープ 厚み 20(μm) 幅 2(mm) 4.使用コイル 線径及び線材 線径が40μmの銅線 絶縁層の膜厚 10μm。
強度は約35(g)であり、接合部の引張強度は約31
(g)であった。引張試験の結果、試料の破断は全てコ
イル用線材の断線によるものであり、バンプ42とコイ
ル用線材との接続部、及びバンプ42とアルミパッド間
でのはがれ不良は発生しなかった。このことから、本発
明に係る微細接合装置を利用してICチップの入出力端
子と被覆銅線とを拡散接合すると、引張強度をほとんど
低下させずに良好な接合を実現できることがわかった。
ッド2の駆動源としてソレノイド31を用いたが、他の
動力、例えばモータや形状記憶合金を用いることも勿論
可能である。
ップ41の入出力端子41aにニッケルバンプ42を形
成したが、パラジウムや銅をもってバンプを形成するこ
ともできる。
ップ41の入出力端子41aとコイル51との接合に適
用した場合について説明したが、その他、マイクロパタ
ーン回路のジャンパ接合にも応用することができる。
たが、微小部分の融着を容易にするため、基台1に顕微
鏡を備えることもできる。また、電極22a,22bに
対する被接合物(ICチップ41及びコイル51)の位
置決めを容易にして接合作業を効率化するため、図6に
示すように、被接合物を取り付けて電極22a,22b
に対する当該被接合物の接合位置を調整するためのX−
Yテーブル61を基台1上に備えることもできる。
装置は、微小なギャップを隔てて対向に配置された2つ
の電極の先端部に抵抗発熱体を接触させ、電極からの電
力供給によって抵抗発熱体を発熱させるので、加熱領域
を極めて狭い領域内に限定することができ、ICチップ
に熱的なダメージを与えることなく、ICチップの入出
力端子とコイルとの接合を実現できる。
ある。
る。
ップの入出力端子とコイルとの拡散接合方法を示す要部
断面図である。
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 微小なギャップを隔てて配置された2つ
の電極を有する加熱ヘッドと、当該加熱ヘッドを所定の
接合位置又は非接合位置に移動するヘッド駆動部と、前
記加熱ヘッドを前記所定の接合位置まで移動したときに
前記2つの電極及び被接合物と接触する抵抗発熱体と、
前記電極に電力を供給する電源部とを備えたことを特徴
とする微細融接装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の微細接合装置におい
て、前記抵抗発熱体としてリボン状抵抗発熱体を用い、
当該リボン状抵抗発熱体を前記電極を介してその両側に
取り付けられたリボン巻回リール及びリボン巻取リール
に巻回し、前記リボン巻回リールより引き出され前記リ
ボン巻取リールに巻き取られた前記リボン状抵抗発熱体
の一部を前記各電極の先端部に接触させ、前記リボン巻
回リール又はリボン巻取リールを駆動することによって
前記リボン状抵抗発熱体を長さ方向に駆動できるように
したことを特徴とする微細接合装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の微細接合装置に
おいて、前記抵抗発熱体として、高純度の単結晶モリブ
デンからなるものを用いたことを特徴とする微細接合装
置。 - 【請求項4】 請求項1又は2に記載の微細接合装置に
おいて、前記抵抗発熱体と接する部分に、当該抵抗発熱
体に付着した異物を除去するための異物除去手段を備え
たことを特徴とする微細接合装置。 - 【請求項5】 請求項1に記載の微細接合装置におい
て、前記加熱ヘッドと対向する部分に、前記被接合物を
取り付けて前記電極に対する当該被接合物の接合位置を
調整するX−Yテーブルを備えたことを特徴とする微細
融接装置。
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|---|---|---|---|
| JP01740699A JP3857451B2 (ja) | 1998-01-27 | 1999-01-26 | 微細接合装置 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1404698 | 1998-01-27 | ||
| JP10-14046 | 1998-01-27 | ||
| JP01740699A JP3857451B2 (ja) | 1998-01-27 | 1999-01-26 | 微細接合装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001078684A Division JP3550551B2 (ja) | 1998-01-27 | 2001-03-19 | Icチップとコイルの接続体及びicチップとコイルの接続方法 |
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| JP3857451B2 JP3857451B2 (ja) | 2006-12-13 |
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Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3857451B2 (ja) |
Cited By (7)
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1999
- 1999-01-26 JP JP01740699A patent/JP3857451B2/ja not_active Expired - Lifetime
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