JPH1133363A - 膜モジュール - Google Patents
膜モジュールInfo
- Publication number
- JPH1133363A JPH1133363A JP18997897A JP18997897A JPH1133363A JP H1133363 A JPH1133363 A JP H1133363A JP 18997897 A JP18997897 A JP 18997897A JP 18997897 A JP18997897 A JP 18997897A JP H1133363 A JPH1133363 A JP H1133363A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- membrane
- frame
- fitting groove
- filtration membrane
- filtration
- Prior art date
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- Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ろ過膜を枠体に簡単に取付けることができて
製造コストを低減できる膜モジュールを提供する。 【解決手段】 枠体1の両面にろ過膜2を取着した膜モ
ジュール3である。長方形状の枠体1の両面部にそれぞ
れ全周にわたって環状をしたはめ込み溝部4を形成す
る。枠体1の両面にそれぞれろ過膜2を配置する。ろ過
膜2の外周端部をはめ込み溝部4に挿入すると共に該ろ
過膜2の端部を介してはめ込み溝部4の全周にゴムパッ
キン5をはめ込んでろ過膜2を固定する。
製造コストを低減できる膜モジュールを提供する。 【解決手段】 枠体1の両面にろ過膜2を取着した膜モ
ジュール3である。長方形状の枠体1の両面部にそれぞ
れ全周にわたって環状をしたはめ込み溝部4を形成す
る。枠体1の両面にそれぞれろ過膜2を配置する。ろ過
膜2の外周端部をはめ込み溝部4に挿入すると共に該ろ
過膜2の端部を介してはめ込み溝部4の全周にゴムパッ
キン5をはめ込んでろ過膜2を固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば家庭用小型
合併浄化槽などの汚水浄化槽において用いられて汚水な
どをろ過するための膜モジュールに関するものである。
合併浄化槽などの汚水浄化槽において用いられて汚水な
どをろ過するための膜モジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から汚水浄化槽内に膜モジュールを
設けて汚水をろ過するものが特公平7ー20592号公
報等により知られている。上記膜モジュール3は枠体1
の両面に精密膜と称するろ過膜2を取着して構成してあ
る。従来、ろ過膜2を枠体1の両面に取着するに当たっ
て、図4に示すようにろ過膜2を枠体1に接着剤10に
より接着したり、あるいは図5に示すようにろ過膜2を
枠体1に熱融着11により固着したりしていた。
設けて汚水をろ過するものが特公平7ー20592号公
報等により知られている。上記膜モジュール3は枠体1
の両面に精密膜と称するろ過膜2を取着して構成してあ
る。従来、ろ過膜2を枠体1の両面に取着するに当たっ
て、図4に示すようにろ過膜2を枠体1に接着剤10に
より接着したり、あるいは図5に示すようにろ過膜2を
枠体1に熱融着11により固着したりしていた。
【0003】ところが、上記のようにろ過膜を枠体に接
着剤により接着したり、あるいはろ過膜を枠体に熱融着
により固着したりする従来例にあっては、いずれも、製
造コストが高くなり、また、ろ過膜が一度破壊されてし
まうとろ過膜を密閉性良く枠体に再固定することが困難
となり、枠体は使い捨てになってしまうという問題があ
る。更に、熱融着は特別な工法のため製造工程の安定性
に欠けるという問題がある。
着剤により接着したり、あるいはろ過膜を枠体に熱融着
により固着したりする従来例にあっては、いずれも、製
造コストが高くなり、また、ろ過膜が一度破壊されてし
まうとろ過膜を密閉性良く枠体に再固定することが困難
となり、枠体は使い捨てになってしまうという問題があ
る。更に、熱融着は特別な工法のため製造工程の安定性
に欠けるという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
例の問題点に鑑みて発明したものであって、ろ過膜を枠
体に簡単に取付けることができて製造コストを低減でき
る膜モジュールを提供することを課題とするものであ
る。
例の問題点に鑑みて発明したものであって、ろ過膜を枠
体に簡単に取付けることができて製造コストを低減でき
る膜モジュールを提供することを課題とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の膜モジュールは、枠体1の両面にろ過膜2を
取着した膜モジュール3において、長方形状の枠体1の
両面部にそれぞれ全周にわたって環状をしたはめ込み溝
部4を形成し、枠体1の両面にそれぞれろ過膜2を配置
し、ろ過膜2の外周端部をはめ込み溝部4に挿入すると
共に該ろ過膜2の端部を介してはめ込み溝部4の全周に
ゴムパッキン5をはめ込んでろ過膜2を固定して成るこ
とを特徴とするものである。このような構成とすること
で、ろ過膜2を枠体1に取付けるに当たっては、ろ過膜
2の外周端部を環状をしたはめ込み溝部4に挿入して該
はめ込み溝部4に全周にわたってゴムパッキン5をはめ
込むだけで簡単に取付けることができるものであり、ま
た、ろ過膜2が損傷した場合にはゴムパッキン5を外し
て簡単にろ過膜2の取り換えができるものである。
に本発明の膜モジュールは、枠体1の両面にろ過膜2を
取着した膜モジュール3において、長方形状の枠体1の
両面部にそれぞれ全周にわたって環状をしたはめ込み溝
部4を形成し、枠体1の両面にそれぞれろ過膜2を配置
し、ろ過膜2の外周端部をはめ込み溝部4に挿入すると
共に該ろ過膜2の端部を介してはめ込み溝部4の全周に
ゴムパッキン5をはめ込んでろ過膜2を固定して成るこ
とを特徴とするものである。このような構成とすること
で、ろ過膜2を枠体1に取付けるに当たっては、ろ過膜
2の外周端部を環状をしたはめ込み溝部4に挿入して該
はめ込み溝部4に全周にわたってゴムパッキン5をはめ
込むだけで簡単に取付けることができるものであり、ま
た、ろ過膜2が損傷した場合にはゴムパッキン5を外し
て簡単にろ過膜2の取り換えができるものである。
【0006】また、枠体1の両面側にそれぞれ全周にわ
たって形成した環状をしたはめ込み溝部4のうち一方の
環状をしたはめ込み溝部4aを他方の環状をしたはめ込
み溝部4bの内側にずれて位置するように形成すること
が好ましい。このような構成とすることで、はめ込み溝
部4を枠体1の両面に形成するに当たって、薄い枠体1
の両面にはめ込み溝部4を形成することができ、この結
果膜モジュール3を薄くできるものである。しかして、
膜モジュール3を薄く形成できるということは、複数の
膜モジュール3をある隙間を介して並設する場合、一定
の空間内に並設できる膜モジュール3の数を増やすこと
ができるということを意味する。
たって形成した環状をしたはめ込み溝部4のうち一方の
環状をしたはめ込み溝部4aを他方の環状をしたはめ込
み溝部4bの内側にずれて位置するように形成すること
が好ましい。このような構成とすることで、はめ込み溝
部4を枠体1の両面に形成するに当たって、薄い枠体1
の両面にはめ込み溝部4を形成することができ、この結
果膜モジュール3を薄くできるものである。しかして、
膜モジュール3を薄く形成できるということは、複数の
膜モジュール3をある隙間を介して並設する場合、一定
の空間内に並設できる膜モジュール3の数を増やすこと
ができるということを意味する。
【0007】また、長方形の枠体1の各角部分付近にお
いて環状のはめ込み溝部4の中心線のコーナ部の内側縁
が曲率半径が50mm〜100mmの曲線により形成し
てあることが好ましい。ゴムパッキン5によりろ過膜2
をはめ込み溝部4に押しつける際、長方形の枠体1の各
角部分付近において環状のはめ込み溝部4の中心線のコ
ーナ部の内側縁が曲率半径が50mm〜100mmの曲
線により形成してあるから、コーナ部分においてろ過膜
2に必要以上の張力が作用してろ過膜2が破損しないよ
うにできると共にろ過膜2の有効使用面積も広く確保で
きることになる。
いて環状のはめ込み溝部4の中心線のコーナ部の内側縁
が曲率半径が50mm〜100mmの曲線により形成し
てあることが好ましい。ゴムパッキン5によりろ過膜2
をはめ込み溝部4に押しつける際、長方形の枠体1の各
角部分付近において環状のはめ込み溝部4の中心線のコ
ーナ部の内側縁が曲率半径が50mm〜100mmの曲
線により形成してあるから、コーナ部分においてろ過膜
2に必要以上の張力が作用してろ過膜2が破損しないよ
うにできると共にろ過膜2の有効使用面積も広く確保で
きることになる。
【0008】また、はめ込み溝部4の溝幅が3mm〜6
mm、深さが3mm〜6mmであることが好ましい。こ
のようにすることで、ゴムパッキン5の挿入がしやす
く、また、ろ過膜2をゴムパッキン5によりしっかりと
保持でき、更に、ろ過膜2の膜面積を広く取れると共に
枠体1自体の厚みを薄くできることになる。
mm、深さが3mm〜6mmであることが好ましい。こ
のようにすることで、ゴムパッキン5の挿入がしやす
く、また、ろ過膜2をゴムパッキン5によりしっかりと
保持でき、更に、ろ過膜2の膜面積を広く取れると共に
枠体1自体の厚みを薄くできることになる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明を以下添付図面に示す実施
形態に基づいて説明する。膜モジュール3は枠体1の両
面にろ過膜2を取着して構成してある。枠体1と両面の
ろ過膜2とに囲まれた空間には必要に応じて通水路を有
する膜支持体(図示せず)が内装してある。枠体1には
排水口6が設けてある。
形態に基づいて説明する。膜モジュール3は枠体1の両
面にろ過膜2を取着して構成してある。枠体1と両面の
ろ過膜2とに囲まれた空間には必要に応じて通水路を有
する膜支持体(図示せず)が内装してある。枠体1には
排水口6が設けてある。
【0010】枠体1は外形が長方形状をしており、この
枠体1の表裏両面部にそれぞれ全周にわたって環状をし
たはめ込み溝部4が形成してある。枠体1の表両面部に
はそれぞれろ過膜2が配置され、ろ過膜2の外周端部を
環状をしたはめ込み溝部4に挿入し、このように環状を
したはめ込み溝部4内にろ過膜2の外周端部を挿入した
状態ではめ込み溝部4の全周にゴムパッキン5をはめ込
み、はめ込み溝部4内にはめ込んだゴムパッキン5でろ
過膜2の外周端部をはめ込み溝部4内面に押圧すること
でろ過膜2を枠体1に取付けるものである。
枠体1の表裏両面部にそれぞれ全周にわたって環状をし
たはめ込み溝部4が形成してある。枠体1の表両面部に
はそれぞれろ過膜2が配置され、ろ過膜2の外周端部を
環状をしたはめ込み溝部4に挿入し、このように環状を
したはめ込み溝部4内にろ過膜2の外周端部を挿入した
状態ではめ込み溝部4の全周にゴムパッキン5をはめ込
み、はめ込み溝部4内にはめ込んだゴムパッキン5でろ
過膜2の外周端部をはめ込み溝部4内面に押圧すること
でろ過膜2を枠体1に取付けるものである。
【0011】ここでろ過膜2は精密膜と称されるもの
で、例えばポリオレフィン系のプラスチックでできてい
て無数の微細孔が形成してあり、厚みは50〜100μ
m、孔径が0.1μmであるが、必ずしもこれにのみ限
定されるものでないのは勿論である。枠体1の表裏両面
部にそれぞれ環状のはめ込み溝部4を形成するに当たっ
て、図2のように枠体1の表裏両面側のうち一方の面に
形成した環状のはめ込み溝部4aが、他方の面に形成し
た環状のはめ込み溝部4bの内側にずれて位置するよう
に形成してある。つまり、一方のはめ込み溝部4aが他
方のはめ込み溝部4bよりも小径となっていて、一方の
はめ込み溝部4aが枠体1の表裏両面部のうち一方の面
の内側寄りに形成してあると共に他方のはめ込み溝部4
bが枠体1の表裏両面部のうち他方の面の外側寄りに形
成してある。このようにすることで、枠体1の表裏両面
部にそれぞれ環状のはめ込み溝部4を形成するに当たっ
て、枠体1の厚みをできるだで薄くすることができるも
のである。つまり、枠体1の表裏の同じ位置にそれぞれ
環状のはめ込み溝部4を設ける場合、両側のはめ込み溝
部4a、4bの溝深さの和が枠体1の厚み以上となる
と、はめ込み溝部が貫通してしまって枠体1が内外に分
離してしまう。また、両側のはめ込み溝部4a、4bの
溝深さの和が枠体1の厚み以下であっても、はめ込み溝
部4a、4bの溝底間の距離が短いと枠体1の強度が低
下してしまう。これらの理由により両側にはめ込み溝部
4を設ける場合は枠体1の厚みを厚くする必要がある。
しかしながら、上記のように、枠体1の表裏両面側のう
ち一方の面に形成した環状のはめ込み溝部4aが、他方
の面に形成した環状のはめ込み溝部4bの内側にずれて
位置するように形成することで、両側のはめ込み溝部4
a、4bの溝深さの和が枠体1の厚み以上、又は、両側
のはめ込み溝部4a、4bの溝深さの和が枠体1の厚み
以上の場合ではめ込み溝部4a、4bの溝底間の距離が
短くても、枠体1が内外に分離したり、あるいは、枠体
1の強度低下を招くことがないものであり、この結果、
枠体1の厚みをできるだけ薄くすることができるのであ
る。
で、例えばポリオレフィン系のプラスチックでできてい
て無数の微細孔が形成してあり、厚みは50〜100μ
m、孔径が0.1μmであるが、必ずしもこれにのみ限
定されるものでないのは勿論である。枠体1の表裏両面
部にそれぞれ環状のはめ込み溝部4を形成するに当たっ
て、図2のように枠体1の表裏両面側のうち一方の面に
形成した環状のはめ込み溝部4aが、他方の面に形成し
た環状のはめ込み溝部4bの内側にずれて位置するよう
に形成してある。つまり、一方のはめ込み溝部4aが他
方のはめ込み溝部4bよりも小径となっていて、一方の
はめ込み溝部4aが枠体1の表裏両面部のうち一方の面
の内側寄りに形成してあると共に他方のはめ込み溝部4
bが枠体1の表裏両面部のうち他方の面の外側寄りに形
成してある。このようにすることで、枠体1の表裏両面
部にそれぞれ環状のはめ込み溝部4を形成するに当たっ
て、枠体1の厚みをできるだで薄くすることができるも
のである。つまり、枠体1の表裏の同じ位置にそれぞれ
環状のはめ込み溝部4を設ける場合、両側のはめ込み溝
部4a、4bの溝深さの和が枠体1の厚み以上となる
と、はめ込み溝部が貫通してしまって枠体1が内外に分
離してしまう。また、両側のはめ込み溝部4a、4bの
溝深さの和が枠体1の厚み以下であっても、はめ込み溝
部4a、4bの溝底間の距離が短いと枠体1の強度が低
下してしまう。これらの理由により両側にはめ込み溝部
4を設ける場合は枠体1の厚みを厚くする必要がある。
しかしながら、上記のように、枠体1の表裏両面側のう
ち一方の面に形成した環状のはめ込み溝部4aが、他方
の面に形成した環状のはめ込み溝部4bの内側にずれて
位置するように形成することで、両側のはめ込み溝部4
a、4bの溝深さの和が枠体1の厚み以上、又は、両側
のはめ込み溝部4a、4bの溝深さの和が枠体1の厚み
以上の場合ではめ込み溝部4a、4bの溝底間の距離が
短くても、枠体1が内外に分離したり、あるいは、枠体
1の強度低下を招くことがないものであり、この結果、
枠体1の厚みをできるだけ薄くすることができるのであ
る。
【0012】ここで、長方形の枠体1の各角部分付近に
おいて環状のはめ込み溝部4の内側縁のコーナ部分の曲
線を曲率半径r(図3に示す)が50mm〜100mm
の曲線により形成するものである。すなわち、精密膜よ
りなるろ過膜2を環状のはめ込み溝部4に押しつけた場
合、ゴムパッキン5を環状のはめ込み溝部4に挿入する
ことにより固定すると、はめ込み溝部4のコーナ部分が
直角となっているとこのコーナ部分の付近においてはろ
過膜2に必要以上の張力が作用してろ過膜2が破損する
ものである。そこで、はめ込み溝部4のコーナ部分にア
ールを付けることで、上記ろ過膜2の破損を防止しよう
とするものである。しかして、はめ込み溝部4のコーナ
部分にアールを付けるに当たって、はめ込み溝部4の内
側縁のコーナ部分の曲線の曲率半径rが小さ過ぎると、
ろ過膜2が破壊し、また、曲率半径rが大き過ぎると、
ろ過膜2の破壊はないが、枠体1の一枚当たりの膜面積
が小さくなり充分な膜面積が確保できない。実験をした
結果、はめ込み溝部4の内側縁のコーナ部分の曲線を曲
率半径rが0mm〜50mmの曲線により形成した場合
は、ろ過膜2が破壊されるので採用できないものであ
り、また、はめ込み溝部4の内側縁のコーナ部分の曲線
を曲率半径rを100mm以上の曲線により形成した場
合にはろ過膜2の有効利用できる面積が狭くなって必要
な膜面積を確保できなくなるので好ましくない。これに
対して環状のはめ込み溝部4の内側縁のコーナ部分の曲
線を曲率半径rが50mm〜100mmの曲線により形
成することで、ろ過膜2の破壊がなく、また、膜面積を
充分に確保できることが判明した。
おいて環状のはめ込み溝部4の内側縁のコーナ部分の曲
線を曲率半径r(図3に示す)が50mm〜100mm
の曲線により形成するものである。すなわち、精密膜よ
りなるろ過膜2を環状のはめ込み溝部4に押しつけた場
合、ゴムパッキン5を環状のはめ込み溝部4に挿入する
ことにより固定すると、はめ込み溝部4のコーナ部分が
直角となっているとこのコーナ部分の付近においてはろ
過膜2に必要以上の張力が作用してろ過膜2が破損する
ものである。そこで、はめ込み溝部4のコーナ部分にア
ールを付けることで、上記ろ過膜2の破損を防止しよう
とするものである。しかして、はめ込み溝部4のコーナ
部分にアールを付けるに当たって、はめ込み溝部4の内
側縁のコーナ部分の曲線の曲率半径rが小さ過ぎると、
ろ過膜2が破壊し、また、曲率半径rが大き過ぎると、
ろ過膜2の破壊はないが、枠体1の一枚当たりの膜面積
が小さくなり充分な膜面積が確保できない。実験をした
結果、はめ込み溝部4の内側縁のコーナ部分の曲線を曲
率半径rが0mm〜50mmの曲線により形成した場合
は、ろ過膜2が破壊されるので採用できないものであ
り、また、はめ込み溝部4の内側縁のコーナ部分の曲線
を曲率半径rを100mm以上の曲線により形成した場
合にはろ過膜2の有効利用できる面積が狭くなって必要
な膜面積を確保できなくなるので好ましくない。これに
対して環状のはめ込み溝部4の内側縁のコーナ部分の曲
線を曲率半径rが50mm〜100mmの曲線により形
成することで、ろ過膜2の破壊がなく、また、膜面積を
充分に確保できることが判明した。
【0013】また、はめ込み溝部4にゴムパッキン5を
挿入しやすく、ろ過膜2と枠体1とをしっかりと保持で
きるようにするために、はめ込み溝部4の溝幅及び溝深
さの下限値は3mmとするのがよい。また、枠体1の一
枚当たり固定することができる膜面積を最大限にする意
味から、はめ込み溝部4の溝幅には自ずと上限があり、
その値は6mmがよい。また、枠体1自体の厚みを薄く
し全体の容積を小さくする意味からはめ込み溝部4の溝
の深さの上限値は6mmとするのがよい。この結果、は
め込み溝部4の溝幅が3mm〜6mm、深さが3mm〜
6mmとするのが好ましい。
挿入しやすく、ろ過膜2と枠体1とをしっかりと保持で
きるようにするために、はめ込み溝部4の溝幅及び溝深
さの下限値は3mmとするのがよい。また、枠体1の一
枚当たり固定することができる膜面積を最大限にする意
味から、はめ込み溝部4の溝幅には自ずと上限があり、
その値は6mmがよい。また、枠体1自体の厚みを薄く
し全体の容積を小さくする意味からはめ込み溝部4の溝
の深さの上限値は6mmとするのがよい。この結果、は
め込み溝部4の溝幅が3mm〜6mm、深さが3mm〜
6mmとするのが好ましい。
【0014】しかして、上記のような構成の膜モジュー
ル3は膜分離活性汚泥法による小型合併処理槽などにお
けるろ過膜装置として使用されるものであり、曝気槽な
どの処理槽(図示せず)内に複数の膜モジュール3を一
定間隔を隔てて垂直に配置し、この下方に散気管(図示
せず)を配置し、膜モジュール3の排水口6を排水管
(図示せず)に接続し、排水管にポンプ(図示せず)を
設けるものである。そして、処理槽内の汚水は膜モジュ
ール3の間に散気管から吹き出される曝気用気体により
曝気され、浄化処理される。また排水管に接続したポン
プを運転することで、浄化処理された汚水が膜モジュー
ル3のろ過膜2で精密ろ過されて、枠体1とろ過膜2と
に囲まれた部分に入り、排出口6から排出されるもので
ある。一方、ろ過によりろ過膜2の膜面に付着した汚泥
は、膜モジュール3間を上昇する曝気用気体の気泡のエ
アリフト作用により生じた上昇流により膜面から脱離さ
せられるものである。
ル3は膜分離活性汚泥法による小型合併処理槽などにお
けるろ過膜装置として使用されるものであり、曝気槽な
どの処理槽(図示せず)内に複数の膜モジュール3を一
定間隔を隔てて垂直に配置し、この下方に散気管(図示
せず)を配置し、膜モジュール3の排水口6を排水管
(図示せず)に接続し、排水管にポンプ(図示せず)を
設けるものである。そして、処理槽内の汚水は膜モジュ
ール3の間に散気管から吹き出される曝気用気体により
曝気され、浄化処理される。また排水管に接続したポン
プを運転することで、浄化処理された汚水が膜モジュー
ル3のろ過膜2で精密ろ過されて、枠体1とろ過膜2と
に囲まれた部分に入り、排出口6から排出されるもので
ある。一方、ろ過によりろ過膜2の膜面に付着した汚泥
は、膜モジュール3間を上昇する曝気用気体の気泡のエ
アリフト作用により生じた上昇流により膜面から脱離さ
せられるものである。
【0015】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、枠体の両面にろ過膜を取着した膜モ
ジュールにおいて、長方形状の枠体の両面部にそれぞれ
全周にわたって環状をしたはめ込み溝部を形成し、枠体
の両面にそれぞれろ過膜を配置し、ろ過膜の外周端部を
はめ込み溝部に挿入すると共に該ろ過膜の端部を介して
はめ込み溝部の全周にゴムパッキンをはめ込んでろ過膜
を固定してあるので、ろ過膜を枠体に取付けるに当たっ
ては、ろ過膜の外周端部を環状をしたはめ込み溝部に挿
入して該はめ込み溝部に全周にわたってゴムパッキンを
はめ込むだけで簡単に取付けることができるものであ
り、また、ろ過膜が損傷した場合にはゴムパッキンを外
して簡単にろ過膜の取り換えができるものであり、この
結果、ろ過膜の取付けが容易にできると共に、ろ過膜が
破損した場合でも簡単に取り外して新しいろ過膜を取付
けることができて枠体の再使用ができるものである。
は、上述のように、枠体の両面にろ過膜を取着した膜モ
ジュールにおいて、長方形状の枠体の両面部にそれぞれ
全周にわたって環状をしたはめ込み溝部を形成し、枠体
の両面にそれぞれろ過膜を配置し、ろ過膜の外周端部を
はめ込み溝部に挿入すると共に該ろ過膜の端部を介して
はめ込み溝部の全周にゴムパッキンをはめ込んでろ過膜
を固定してあるので、ろ過膜を枠体に取付けるに当たっ
ては、ろ過膜の外周端部を環状をしたはめ込み溝部に挿
入して該はめ込み溝部に全周にわたってゴムパッキンを
はめ込むだけで簡単に取付けることができるものであ
り、また、ろ過膜が損傷した場合にはゴムパッキンを外
して簡単にろ過膜の取り換えができるものであり、この
結果、ろ過膜の取付けが容易にできると共に、ろ過膜が
破損した場合でも簡単に取り外して新しいろ過膜を取付
けることができて枠体の再使用ができるものである。
【0016】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、枠体の両面側に
それぞれ全周にわたって形成した環状をしたはめ込み溝
部のうち一方の環状をしたはめ込み溝部を他方の環状を
したはめ込み溝部の内側にずれて位置させるように形成
してあるので、はめ込み溝部を枠体の両面に形成するに
当たって、薄い枠体の両面にはめ込み溝部を形成するこ
とができ、この結果膜モジュールを薄くできるものであ
り、また、膜モジュールを薄く形成できるので、複数の
膜モジュールをある隙間を介して並設する場合、一定の
空間内に並設できる膜モジュールの数を増やすことがで
きて、ろ過効率を向上させることができるものである。
記請求項1記載の発明の効果に加えて、枠体の両面側に
それぞれ全周にわたって形成した環状をしたはめ込み溝
部のうち一方の環状をしたはめ込み溝部を他方の環状を
したはめ込み溝部の内側にずれて位置させるように形成
してあるので、はめ込み溝部を枠体の両面に形成するに
当たって、薄い枠体の両面にはめ込み溝部を形成するこ
とができ、この結果膜モジュールを薄くできるものであ
り、また、膜モジュールを薄く形成できるので、複数の
膜モジュールをある隙間を介して並設する場合、一定の
空間内に並設できる膜モジュールの数を増やすことがで
きて、ろ過効率を向上させることができるものである。
【0017】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1または請求項2記載の発明の効果に加えて、
長方形の枠体の各角部分付近において環状のはめ込み溝
部の中心線のコーナ部分が曲率半径が50mm〜100
mmの曲線により形成してあるので、ろ過膜が破壊せ
ず、また、充分な膜面積が確保できるものである。ま
た、請求項4記載の発明にあっては、上記請求項1乃至
請求項3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、はめ
込み溝部の溝幅が3mm〜6mm、深さが3mm〜6m
mであるので、ゴムパッキンの挿入がしやすく、また、
ろ過膜をゴムパッキンによりしっかりと保持でき、更
に、ろ過膜の膜面積を広く取れると共に枠体自体の厚み
を薄くできるものである。
記請求項1または請求項2記載の発明の効果に加えて、
長方形の枠体の各角部分付近において環状のはめ込み溝
部の中心線のコーナ部分が曲率半径が50mm〜100
mmの曲線により形成してあるので、ろ過膜が破壊せ
ず、また、充分な膜面積が確保できるものである。ま
た、請求項4記載の発明にあっては、上記請求項1乃至
請求項3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、はめ
込み溝部の溝幅が3mm〜6mm、深さが3mm〜6m
mであるので、ゴムパッキンの挿入がしやすく、また、
ろ過膜をゴムパッキンによりしっかりと保持でき、更
に、ろ過膜の膜面積を広く取れると共に枠体自体の厚み
を薄くできるものである。
【図1】本発明の膜モジュールの斜視図である。
【図2】同上の枠体の表裏両面部にろ過膜を取付けてい
る部分の拡大断面図である。
る部分の拡大断面図である。
【図3】同上のはめ込み溝部のコーナ部分である。
【図4】従来例の斜視図である。
【図5】他の従来例の斜視図である。
1 枠体 2 ろ過膜 3 膜膜モジュール 4 はめ込み溝部 5 ゴムパッキン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真継 伸 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 山口 重行 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 北村 仁史 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 枠体の両面にろ過膜を取着した膜モジュ
ールにおいて、長方形状の枠体の両面部にそれぞれ全周
にわたって環状をしたはめ込み溝部を形成し、枠体の両
面にそれぞれろ過膜を配置し、ろ過膜の外周端部をはめ
込み溝部に挿入すると共に該ろ過膜の端部を介してはめ
込み溝部の全周にゴムパッキンをはめ込んでろ過膜を固
定して成ることを特徴とする膜モジュール。 - 【請求項2】 枠体の両面側にそれぞれ全周にわたって
形成した環状をしたはめ込み溝部のうち一方の環状をし
たはめ込み溝部を他方の環状をしたはめ込み溝部の内側
にずれて位置させるように形成して成ることを特徴とす
る請求項1記載の膜モジュール。 - 【請求項3】 長方形の枠体の各角部分付近において環
状のはめ込み溝部の内側縁のコーナ部分が曲率半径が5
0mm〜100mmの曲線により形成してあることを特
徴とする請求項1又は請求項2記載の膜モジュール。 - 【請求項4】 はめ込み溝部の溝幅が3mm〜6mm、
深さが3mm〜6mmであることを特徴とする請求項1
乃至請求項3のいずれかに記載の膜モジュール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18997897A JPH1133363A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | 膜モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18997897A JPH1133363A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | 膜モジュール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1133363A true JPH1133363A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16250366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18997897A Withdrawn JPH1133363A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | 膜モジュール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1133363A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7776214B2 (en) | 2005-02-23 | 2010-08-17 | Gs Yuasa Corporation | Membrane element |
| CN108079787A (zh) * | 2017-12-13 | 2018-05-29 | 中欧兴华膜技术(成都)有限公司 | 一种软片膜用缓冲设备及具有该缓冲设备的污水过滤模组 |
| CN108554184A (zh) * | 2018-05-16 | 2018-09-21 | 浙江开创环保科技股份有限公司 | 一种高密度平板膜元件 |
-
1997
- 1997-07-15 JP JP18997897A patent/JPH1133363A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7776214B2 (en) | 2005-02-23 | 2010-08-17 | Gs Yuasa Corporation | Membrane element |
| CN108079787A (zh) * | 2017-12-13 | 2018-05-29 | 中欧兴华膜技术(成都)有限公司 | 一种软片膜用缓冲设备及具有该缓冲设备的污水过滤模组 |
| CN108079787B (zh) * | 2017-12-13 | 2023-12-05 | 中欧兴华膜技术(成都)有限公司 | 一种软片膜用缓冲设备及具有该缓冲设备的污水过滤模组 |
| CN108554184A (zh) * | 2018-05-16 | 2018-09-21 | 浙江开创环保科技股份有限公司 | 一种高密度平板膜元件 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041005 |