JPH11333711A - 研磨ヘッド及びそれを用いた研磨装置 - Google Patents
研磨ヘッド及びそれを用いた研磨装置Info
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- JPH11333711A JPH11333711A JP14028698A JP14028698A JPH11333711A JP H11333711 A JPH11333711 A JP H11333711A JP 14028698 A JP14028698 A JP 14028698A JP 14028698 A JP14028698 A JP 14028698A JP H11333711 A JPH11333711 A JP H11333711A
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Abstract
脱が容易にでき、確実にウエハを搬送し、良好な研磨を
行うことが可能な研磨ヘッド、特に、研磨部材が硬質な
場合においても研磨の均一性を確保することが可能な研
磨ヘッド及びそれを用いた研磨装置を提供する。 【解決手段】内部に段付き構造を有するハウジング(ハ
ウジング内部に別部材により段付き構造が形成されてい
る場合も含む)と、該ハウジングの周辺に固定されたリ
テーナリングと、該リテーナリングにより保持された弾
性体膜と、前記ハウジングと前記リテーナリングと前記
弾性体膜とにより形成される密閉空間に空気を導入し、
或いは密閉空間から空気を吸引する機構と、を備えたこ
とを特徴とする研磨ヘッド。
Description
の半導体を製造するプロセスにおいて実施される半導体
デバイスの平坦化研磨に用いるのに好適なCMP用研磨
ヘッド及びそれを用いた研磨装置に関するものである。
ず進展を続けており、高密度化に伴う様々の障害のいく
つかは、種々の技術、方法により克服されつつある。大
きな課題のひとつとして、グローバルな(比較的大きな
エリアでの)デバイス面の平坦化がある。デバイスの集
積度が上がるにつれ、電極他の更なる積層化は避けられ
ない。リソグラフィの短波長化に付随した、露光時の焦
点深度短縮を考慮すると、少なくとも露光エリア程度の
範囲で、層間層を精度良く平坦化することへの要求は大
きい。また、金属電極層の埋め込みであるいわゆる象嵌
(プラグ、ダマシン)の要求も高く、この場合、積層後
の余分な金属層の除去及び平坦化が必須のものとして要
求される。
に層間層を平坦化する方法が多く出提案、実行されてい
るが、今後さらに必要とされる、より大きなエリアでの
効率的な平坦化技術として注目を集めているのがCMP
(Chemical Mechanical Polishingma またはPlanarizat
ion)とよばれる研磨工程である。CMPは、物理的研
磨に化学的な作用(研磨剤、溶液による溶かし出し)を
併用してウエハの表面凹凸を除いていく工程であり、グ
ローバル平坦化技術の最有力な候補となっている。具体
的には、酸、アルカリなどの研磨物の可溶性溶媒中に研
磨粒(シリカ、アルカリ、酸化セリウムなどが一般的)
を分散させたスラリーと呼ばれる研磨剤を用い、適当な
研磨布でウエハ表面を加圧して相対運動により摩擦する
ことで研磨を進行させる、ウエハ全面において、加圧と
相対運動速度を一様とすることで面内を一様に研磨する
ことが可能になる。
図であり、図5(b)は、概略上面図である。100は
定盤回転駆動装置により回転駆動する定盤(プラテ
ン)、101は「研磨部材」としての研磨パッド、10
2は研磨対象物(ウエハ)、103は研磨ヘッド駆動装
置により回転及び揺動する研磨ヘッド(ホルダ)、10
4は研磨剤(スラリー)供給部、105は研磨剤(スラ
リー)である。
駆動する定盤100上に「研磨部材」としての研磨パッ
ド101が設けられる一方、研磨ヘッド103に「研磨
対象物」であるウエハ102が保持され、このウエハ1
02が研磨パッド101上に接触している。この状態で
定盤100を回転駆動し、研磨ヘッド103に上方から
荷重をかけ、回転させながら定盤100の半径方向に揺
動運動させる。
から研磨剤105を研磨パッド101上に吐出させて、
この研磨剤105をウエハ102の研磨面に供給して、
ウエハ102の最表面を平坦に研磨している。研磨剤1
05は、研磨パッド101で拡散し、研磨パッド101
と、ウエハ102の相対運動に伴って研磨パット101
とウエハ102の間に入り込み、ウエハ102の表面を
研磨する。
101とウエハ102の相対運動による機械的研磨と、
酸、アルカリを溶媒とする研磨剤105の化学的作用が
相乗的に作用して良好な研磨が行われ、ウエハ全面で加
圧と相対運動速度を一様とすることで面内を一様に研磨
することが可能になる。研磨ヘッド103は、一般的
に、不図示のウェハの着脱機構と加圧機構及びウェハの
飛び出し防止用のリテーナリングを備えている。
防止の役割だけでなく、ウェハ102の均一研磨のため
に、研磨パッドの変形をウェハ面に沿う形で幅広く押し
付ける役割も担っている。ウエハの着脱機構と加圧機構
は、種々あり、図3、4に示すように、バッキングフィ
ルムチャック方式、バックサイドプレッシャチャック方
式、バキュームチャック方式、ハイドロチャック方式等
が考案され、採用されている。
面基準ではなく、ウェハ研磨面を基準とした表面基準が
考えられている。以下、各方式について簡単に説明す
る。図3(a)は、バッキングフィルムチャック方式の
概略断面図である。このバッキングフィルムチャック方
式は、研磨ヘッドのバックプレート19に貼り付けられ
た圧縮率の大きなバッキングフィルム18に水を吸着さ
せ、ウェハ17をいわゆる水貼りさせて保持しつつ搬送
を行い、ウエハを研磨する場合は、水貼り保持状態を維
持しつつ、研磨ヘッドに設けられた不図示の加圧機構に
より加圧する方式である。
チャック方式の概略断面図である。このバックサイドプ
レッシャーチャック方式は、搬送する場合は、研磨ヘッ
ドのバックプレート19に設けられた管路14を用い
て、空気を吸引し(真空化し)、ウェハ17を吸着し、
ウエハ17を研磨する場合は、空気吸引から空気を導入
に切り換えて空圧でウェハ17を加圧する方式である。
概略断面図である。このバキュームチャック方式は、搬
送する場合は、研磨ヘッドのバックプレート19に設け
られ管路15を用いて、空気を吸引し(真空化し)、ウ
エハ17を吸着し、ウェハ17を研磨する場合は、吸着
した状態を保持しつつ、不図示の加圧機構により加圧す
る方式である。
略断面図である。このハイドロチャック方式は、前述し
たバックサイドプレッシャー方式の空圧の代わりに液体
を用いて加圧する方式であり、バックサイドプレッシャ
ー方式の場合に生じるウェハ17とバックプレート19
の界面からの空気の漏れによる研磨剤の乾燥を避けるこ
とができるという点で特徴がある。
(a)〜(d)で示したようにバックプレート19を介
して直接的に加圧する方式の他に図4に示すような圧力
室を設けたエアーバック方式も多く採用されている。エ
アーバック方式の例を以下に示す。図4(a)は、第1
のエアーバック方式を示す概略断面図である。
ハウジング19とにより圧力室22が形成され、搬送す
る場合は管路24を用いて、圧力室22内の空気を吸引
し(真空化し)、ウエハ17を吸着し、ウエハ17を研
磨する場合は、圧力室22に空気を導入し、ウエハ裏面
全面に均一に圧力室内の圧力をかける方式である。図4
(b)は、第2のエアーバック方式を示す概略断面図で
ある。
成された弾性体膜23とハウジング19により圧力室2
2が形成され、搬送する場合は管路24を用いて、圧力
室22内の空気を吸引し(真空化し)、弾性体膜に設け
られた孔に対応するウエハの箇所を吸着する。弾性体膜
23がバッキングフィルムである場合は、ウエハを吸着
する役割も果たす。ウエハ17を研磨する場合は、圧力
室22に空気を導入し、弾性体膜23を介して、又は弾
性体膜23に設けられた孔から直接ウエハに圧力室22
内の圧力をかける方式である。
示す概略断面図である。第3のエアーバック方式は、弾
性板バネ16でウエハチャック部材26が保持され、ウ
エハ17とウエハチャック部材26が浮いた状態で圧力
室22からの加圧を受ける方式である。
の従来の吸着、加圧機構には以下に示す問題点があっ
た。まず、バッキングフィルム方式ではバッキングフィ
ルム18とバックプレート19との間にゴミが介在する
と、それがそのまま研磨時に転写され、研磨の均一性に
影響を与える。
直接バックプレート19に貼られるため、皺がより易
く、バッキングフィルム18を均一に貼るのに熟練を要
していた。バッキングフィルム18の均一性は研磨の均
一性に影響を与え、特に、研磨パッドが硬い場合は、バ
ッキングフィルム18の表面状態は研磨の均一性に顕著
な影響を与えるという問題があった。
ェハ17裏面から空気で加圧する方式であるが、空気が
ウェハ17とバックプレート19の界面から漏れ出し、
スラリーを乾燥させ、研磨特性、特に表面の傷等に影響
を与えていた。研磨後にウェハを持ち上げる際の真空吸
着時に管路14にスラリーが入り込むという問題があっ
た。
ハ17をバックプレート19に吸着した状態で研磨する
ので、バックプレート19の形状が研磨状態に反映され
易く、そのため裏面が極めて理想的な面であることが必
要であった。また、前述のようにバックプレート19と
ウェハ17の界面からスラリーを招き易い状況であっ
た。
わりに水を加圧媒体として用いており、スラリーの乾燥
問題を避けることが可能であるが、研磨後水の導入から
空気の吸引に切り換える際に水あるいはスラリーが入り
込む(逆流する)という問題があった。また、水がスラ
リーの濃度を変化させるという問題もあった。エアーバ
ック方式も以下の問題があった。
が充分に保つことができないため、ウエハ17が外れ易
いなどの問題があり、また管路にスラリーが入り込むと
いう問題もあった。第2の方式では、弾性体膜23を介
在させて加圧しても(特に孔が設けられた弾性体膜を使
用した場合)、第1の方式と同様の問題があった。
入による加圧力及び真空度の微妙な調整が必要であり、
その制御は困難であった。第3の方式では、ウェハチャ
ック部材26の空孔を通して真空管路25にスラリー等
の吸引による管詰まりの問題があった。そこで、本発明
はこのような従来の問題点を解決し、簡単な構造で製作
し易く、ウエハの吸着及び離脱が容易にでき、確実にウ
エハを搬送し、良好な研磨を行うことが可能な研磨ヘッ
ド、特に、研磨部材が硬質な場合においても研磨の均一
性を確保することが可能な研磨ヘッド及びそれを用いた
研磨装置を提供することを目的とする。
段付き構造を有するハウジング(ハウジング内部に別部
材により段付き構造が形成されている場合も含む)と、
該ハウジングの周辺に固定されたリテーナリングと、該
リテーナリングにより保持された弾性体膜と、前記ハウ
ジングと前記リテーナリングと前記弾性体膜とにより形
成される密閉空間に空気を導入し、或いは密閉空間から
空気を吸引する機構と、を備えたことを特徴とする研磨
ヘッド(請求項1)」を提供する。
ショア硬さA30〜90の範囲内であることを特徴とす
る請求項1記載の研磨ヘッド(請求項2)」を提供す
る。また、本発明は第三に「前記弾性体膜が、シリコン
ゴム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、又はフッ
素樹脂であることを特徴とする請求項1又2記載の研磨
ヘッド(請求項3)」を提供する。また、本発明は第四
に「研磨部材と研磨ヘッドにより保持された研磨対象物
との間に研磨剤を介在させた状態で、該研磨部材と該研
磨ヘッドとを相対移動させることにより、該研磨対象物
を研磨する研磨装置において、前記研磨ヘッドが請求項
1〜3いずれか記載の研磨ヘッドであることを特徴とす
る研磨装置(請求項4)」を提供する。また、本発明は
第五に「前記研磨対象物の裏面又は前記研磨ヘッドに設
けられた弾性体膜表面を洗浄する機構を備えたことを特
徴とする請求項4記載の研磨装置(請求項5)」を提供
する。
研磨ヘッドを図面を参照しながら説明する。図1(a)
は、本発明の実施形態にかかる研磨ヘッドの構造を示す
概略断面図である。1はリテーナリングを示し、2は圧
力室aであり、3は圧力室bを示し、圧力室bは図に示
すようにハウジング9の一部を抉った領域である。即
ち、圧力室a、bは略凸形状をしている。
び出しを防止するリテーナリング1が設けられ、このリ
テーナリング1は止めネジ8により、ハウジング9に固
定されている。また、弾性体膜6はリテーナリング1に
より保持されている。圧力室a、b(2、3)は、ハウ
ジング9と、リテーナリング1と、リテーナリング1に
より保持された弾性体膜6により形成された密閉された
空間である。
形態として、図1(a)の他に図1(b)、(c)が挙
げられる。リテーナリング1の端面1aは、弾性体膜6
にウエハ7を水貼りした状態で、ウエハ7の研磨面と同
一位置に位置することが理想であるが、ウエハ7は弾性
体膜6に水貼りされており、研磨ヘッドの内側に撓むこ
とができるので、多少ウエハ7の研磨面が端面1aから
出ていても、何等問題は生じない。
ル樹脂、セラミックス、ポリウレタン、エポキシ樹脂、
ABS樹脂、テフロン等が用いられる。弾性体膜6は、
ショア硬さA30〜90の範囲内であることが好まし
く、さらに、より好ましくはショア硬さA50〜80の
範囲内である。弾性体膜が、ショア硬さA30より小さ
いと柔らか過ぎ、またショア硬さA90より大きいと硬
すぎて、ウエハを水貼りした状態で適切に撓むことがで
きない。
膜6は研磨剤と接触する場合があるので、耐薬品性の観
点から、シリコンゴム、ポリエチレンテレフタレート
(PET)フッ素樹脂等が用いられる。PETの場合
は、その表面における水の保持力が弱いので、PETの
上にバッキングフィルム(ロデール社製、商品名:R2
01)を貼り付け、バッキングフィルム上にウエハを水
貼りすることが好ましい。
た管路を示し、この密閉空間への空気の導入による加圧
及び空気の吸引による真空化に対応できるようになって
おり、その制御は、研磨ヘッドを回転、揺動させる、研
磨ヘッド駆動装置を制御する不図示の研磨ヘッド制御機
構(回転数の制御など)に設定されたシーケンスにより
制御される。
後述する弾性体膜6の撓みの起点の位置との関係で決ま
ると考えられる。弾性体膜6の撓みの起点は、ウエハ7
の外周より外側に設定するほうが好ましく、その起点の
位置に対応するハウジング9の位置に管路4、5を設置
する。次に、ウエハの受渡し部から研磨部までの搬送工
程、研磨工程を経て研磨部から受渡し部までの搬送工程
までの説明をする。
研磨時、ウエハの離脱の一連の工程を示す図である。図
2(a)は、図1(a)の研磨ヘッドが研磨対象物、即
ちウェハ7を吸着(保持)する状態を示す図である。図
1(a)に示す研磨ヘッドに設けられた弾性体膜6に水
を吸着し、ウエハ7をいわゆる水貼りする。
引して圧力室a、b(2、3)を真空化すると、ウエハ
7は管路4、5の導入口4a、5aに対応する弾性体膜
6の位置6aを起点にして弾性体膜6は撓み、ハウジン
グ9内部に設けられ、圧力室a、b(2、3)を形成す
る段付きのかどに接する。その際、ウエハは弾性体膜6
に追従して図2(a)に示すように、圧力室bの部分ま
で変形し、研磨ヘッドに吸着される。
b(2、3)の真空度を微調整して適度に撓ませること
は困難であるが、実施の形態にかかる研磨ヘッドは、ハ
ウジング9の内部に段付き構造を形成して、圧力室a、
b(2、3)を凸形状にすることにより、ウエハをその
段付きに接しさせて撓みの限界とすることができるの
で、ウエハ17をなだらかな孤を描くように適度に撓ま
せることができる。
ハが約100%の確率で落ちることはない。これは、単
に弾性体膜膜6に水貼りした状態では、その界面に微少
な空気が入っており、均一な水の層がウエハ7との間に
形成されておらず、ちょっとした外力等によりウエハ7
が弾性体膜膜6から外れてしまうが、約200〜500
μm程度弾性体膜を撓ませることにより、ウエハとの間
の水の層が均一にならされ(微少な空気が消失し)、吸
着力が強化されたと考えられる。
ると、後述するように、ウエハ7は弾性体膜6から外れ
てしまう。そのため、ハウジングに設けられる段付きの
位置、その深さをウエハの大きさも踏まえて適切に設定
必要がある、図2(b)は、ウエハの研磨時の研磨ヘッ
ドの状態を示す図である。
上まで搬送した後、管路4、5を用いて空気を導入し
て、圧力室a、b(2、3)を高圧力状態にして弾性体
膜を介してウエハを研磨パットに押しつける。この状態
でウエハ研磨を行う。この時の圧力室a、b(2、3)
の圧力は30KPa〜60KPa程度が好ましい。
を吸引して、前述した図2(a)の状態にした後、研磨
パッドから研磨ヘッドを上昇させ、研磨装置に設けられ
たウエハ受渡し部に搬送する。図2(c)は、ウェハを
研磨ヘッドから離脱する状態を示す図である。図2
(a)の状態でウエハ離脱部に搬送されたウエハを研磨
ヘッドの管路4、5を用いて、圧力室a、b(2、3)
に空気を導入して高圧にして、圧力室aを膨らませるこ
とにより弾性体膜を撓ませ、その撓みによりウエハを離
脱させる。
10〜30KPa程度が好ましい。なお、研磨パッドに
設けられた弾性体膜7又はその上に貼り付けたバッキン
グフィルムの湿気がなくなるのを防止するために、ウエ
ハ裏面又は、弾性体膜若しくはバッキングフィルムに水
を供給する機構を搬送系におけるウエハの受け渡し部に
設けてもよい。
(吸着面)に付着した状態で、水貼りされた研磨ヘッド
を用いてウエハを研磨すると、研磨の均一性にが失われ
るため、ウェハの離脱後又は吸着前に、ウエハ裏面(吸
着面)を水で洗浄する機構を搬送系におけるウェハの受
渡し部に設けてもよい。
は、図1に示す様な構造であり、ハウジング9と、リテ
ーナリング1とリテーナリングに保持された弾性体膜6
により密閉空間である圧力室a、b(2、3)を形成し
ている。具体的には、圧力室a、b(2、3)は半径7
5mm、高さ200μmの領域からなる圧力室aと、半
径50mm、高さ500μmの領域からなる圧力室bと
からなる。
製のパイプからなり、不図示の空気導入吸引制御装置に
つながっている。この空気導入吸引制御装置は、研磨ヘ
ッドを回転、揺動させる研磨ヘッド駆動装置を制御する
研磨ヘッド制御機構につながっており、それに設定され
ているシーケンスにより制御される。弾性体膜6は、厚
さ200μmのシリコンゴムであり、研磨対象物は、6
インチウエハ7である。
研磨装置に適用した場合のウエハの不図示の受渡し部か
ら研磨部までの搬送工程、研磨工程を経て研磨部から受
渡し部までの搬送工程までの説明をする。先ず、受渡し
部において、研磨ヘッドに設けられたシリコンゴム6の
表面を水で濡らし、ウエハ7を水貼りし、圧力室a、b
(2、3)内の空気を吸引することにより、約−20K
Paまで真空化し、図2(a)に示すような状態にし
た。
は、必ずしも確実に吸着されておらず、搬送時に外れる
という事故が度々発生していたが、本発明にかかる研磨
ヘッドを用いた場合は、確実に吸着され、搬送時に外れ
るという事故はほとんど発生しなかった。次に、この状
態で、ウエハ7を研磨部である研磨パッド101の上に
搬送し、研磨パッド101に押し当てた。その後、図2
(b)に示すように、圧力室a、b(2、3)内に空気
を導入し、圧力室a、b(2、3)内を約50KPaに
した。これは、6インチウェハ面上にかかる圧力に換算
すると、約500g/cm 2であった。
給部104から研磨剤105を供給して、研磨パッド1
01、及び研磨ヘッドを同一回転方向で回転数50rp
mで回転させながら、半径方向に揺動運動をさせつつ、
3分間研磨した後、再度、管路4、5を用いて空気を吸
引して、前述した図2(a)の状態にした後、研磨パッ
ド101から研磨ヘッドを上昇させ、研磨装置に設けら
れたウェハ受渡し部に搬送した。
(2、3)内に空気を導入し、圧力室a、b(2、3)
内を約10KPaにすると、図2(c)に示すようにウ
エハ7を弾性体膜6から離脱することができた。実施例
1の工程により、搬送時のトラブルも無く、良好に研磨
工程を終えることができた。研磨パッドとして硬質のパ
ッドの場合においても研磨均一性(研磨均一性の定義は
(Max-Min)/(Max+Min)である)は±5%程度であっ
た。 〔実施例2〕実施例2の研磨ヘッドは、弾性体膜とし
て、シリコンゴムの代わりに厚さ50μmのPETフィ
ルムにバッキングフィルム(ローデル社製、商品名:R
201)を貼り付けたものを用いた以外は、 実施例1
と同様の構造である。
の圧力室a、b(2、3)の真空度を約−10kPa程
度にした以外は、実施例1と同じ条件でウエハ搬送及び
研磨を行った。実施例2の研磨ヘッドを用いて研磨した
ほうが、実施例1の研磨ヘッドを用いて研磨した場合に
比べて研磨の均一性に関しては、良い結果が得られた
(研磨均一性は±4%であった)。
た状態に維持し、その表面が汚れるのを避けるために、
ウェハの受渡し(交換)部でウェハを離脱させる度に、
バッキングフィルムを洗浄したところ、ウェハの搬送時
に外れるという事故は100回の搬送工程数で1回も生
じなかった。
磨ヘッドは、ウエハの吸着及び離脱が容易にできるの
で、一連の工程がスムーズにでき、スループットに影響
を与えない。また、確実にウエハを搬送し、良好な研磨
を行うことができる。特に、研磨部材が硬質な場合にお
いても研磨の均一性を確保することができる。
る。
着時、研磨時、ウエハの離脱の一連の工程を示す図であ
る。
る。
面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】内部に段付き構造を有するハウジング(ハ
ウジング内部に別部材により段付き構造が形成されてい
る場合も含む)と、 該ハウジングの周辺に固定されたリテーナリングと、 該リテーナリングにより保持された弾性体膜と、 前記ハウジングと前記リテーナリングと前記弾性体膜と
により形成される密閉空間に空気を導入し、或いは密閉
空間から空気を吸引する機構と、を備えたことを特徴と
する研磨ヘッド。 - 【請求項2】前記弾性体膜が、ショア硬さA30〜90
の範囲内であることを特徴とする請求項1記載の研磨ヘ
ッド。 - 【請求項3】前記弾性体膜が、シリコンゴム、ポリエチ
レンテレフタレートフィルム、又はフッ素樹脂であるこ
とを特徴とする請求項1又2記載の研磨ヘッド。 - 【請求項4】研磨部材と研磨ヘッドにより保持された研
磨対象物との間に研磨剤を介在させた状態で、該研磨部
材と該研磨ヘッドとを相対移動させることにより、該研
磨対象物を研磨する研磨装置において、 前記研磨ヘッドが請求項1〜3いずれか記載の研磨ヘッ
ドであることを特徴とする研磨装置。 - 【請求項5】前記研磨対象物の裏面又は前記研磨ヘッド
に設けられた弾性体膜表面を洗浄する機構を備えたこと
を特徴とする請求項4記載の研磨装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14028698A JPH11333711A (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 研磨ヘッド及びそれを用いた研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14028698A JPH11333711A (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 研磨ヘッド及びそれを用いた研磨装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11333711A true JPH11333711A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15265259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14028698A Pending JPH11333711A (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 研磨ヘッド及びそれを用いた研磨装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11333711A (ja) |
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