JPH11333721A - 冷風冷却加工機 - Google Patents
冷風冷却加工機Info
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- JPH11333721A JPH11333721A JP14141398A JP14141398A JPH11333721A JP H11333721 A JPH11333721 A JP H11333721A JP 14141398 A JP14141398 A JP 14141398A JP 14141398 A JP14141398 A JP 14141398A JP H11333721 A JPH11333721 A JP H11333721A
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- Japan
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- tool
- chips
- electromagnet
- air
- sliding surface
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- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 加工により生じる切屑が案内レールとテーブ
ルの間の摺動面に侵入してテーブルの位置精度を悪くし
たり、摺動面を摩耗させたりするのを防止する。 【解決手段】 加工箇所を冷風により冷却する冷風冷却
加工機(例えば研削盤)において、工具Gを覆う工具ガ
ード23の内部の工具の表面に接近した位置に電磁石3
0を設け、電磁石を磁化して周囲の空気中及び回転して
いる工具表面または気孔内に付着している鉄系の切屑を
吸着し、消磁して吸着した切屑を離脱して切屑排出口2
3c付近に落下させて、空気中に浮遊する切屑を減少さ
せる。また、テーブル14の両側に沿って設けた噴射孔
46から噴出されるエアーにより、摺動面13a,13
bの外側を通るエアーカーテンを形成して、空気中を浮
遊する切屑が摺動面に侵入するのを防止する。
ルの間の摺動面に侵入してテーブルの位置精度を悪くし
たり、摺動面を摩耗させたりするのを防止する。 【解決手段】 加工箇所を冷風により冷却する冷風冷却
加工機(例えば研削盤)において、工具Gを覆う工具ガ
ード23の内部の工具の表面に接近した位置に電磁石3
0を設け、電磁石を磁化して周囲の空気中及び回転して
いる工具表面または気孔内に付着している鉄系の切屑を
吸着し、消磁して吸着した切屑を離脱して切屑排出口2
3c付近に落下させて、空気中に浮遊する切屑を減少さ
せる。また、テーブル14の両側に沿って設けた噴射孔
46から噴出されるエアーにより、摺動面13a,13
bの外側を通るエアーカーテンを形成して、空気中を浮
遊する切屑が摺動面に侵入するのを防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工具による工作物
の加工箇所を冷却した空気により冷却するようにした冷
風冷却加工機に関する。
の加工箇所を冷却した空気により冷却するようにした冷
風冷却加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】冷風冷却加工機として、例えば研削盤に
おいては、特開平1−153257公報あるいは特開昭
61−164779号公報に開示されているように、冷
却液の代わりに冷風により冷却を行うようにしたものが
ある。しかしながら、冷風冷却方式の研削盤は、液体に
よる洗浄作用が期待できないので、冷却液を用いたもの
に比して、切屑が砥石面に付着して目詰まりを起こしや
すく、また冷風の風圧によりテーブルやベッド上の切屑
が飛散するという問題がある。
おいては、特開平1−153257公報あるいは特開昭
61−164779号公報に開示されているように、冷
却液の代わりに冷風により冷却を行うようにしたものが
ある。しかしながら、冷風冷却方式の研削盤は、液体に
よる洗浄作用が期待できないので、冷却液を用いたもの
に比して、切屑が砥石面に付着して目詰まりを起こしや
すく、また冷風の風圧によりテーブルやベッド上の切屑
が飛散するという問題がある。
【0003】前述の特開昭61−164779号公報に
おいては、目詰まりを解消するために砥石面に高圧エア
ーを吹き付けることにより切屑を吹き飛ばし、また切屑
の飛散防止のために砥石カバーを研削部の下方まで延長
して切屑受けを設け、更に砥石カバー内に集塵ホースを
接続して切屑を吸入している。
おいては、目詰まりを解消するために砥石面に高圧エア
ーを吹き付けることにより切屑を吹き飛ばし、また切屑
の飛散防止のために砥石カバーを研削部の下方まで延長
して切屑受けを設け、更に砥石カバー内に集塵ホースを
接続して切屑を吸入している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高圧エ
アーの吹付けは騒音が大きいという問題があり、また気
孔のある砥石車の場合は、表面に付着した切屑や連れ周
りする切屑は除去されても、気孔内に侵入した切屑はエ
アー吹付けにより却って気孔内に押し込まれてしまうと
いう問題がある。そこで逆に空気により吸引する方法が
考えられるが、これは吹付けに比してより大きい吸引力
を必要とするため、大きなポンプを必要としてコスト高
となり、騒音も一層大きくなるという新たな問題が生じ
る。また切屑を効率よく吸引するためには吸引口を砥石
車の表面に接触する寸前まで近づけなければ効果は得ら
れず、従って砥石車の摩耗に応じて吸引口の位置を調整
する必要があるので構造が複雑になるという問題も生じ
る。
アーの吹付けは騒音が大きいという問題があり、また気
孔のある砥石車の場合は、表面に付着した切屑や連れ周
りする切屑は除去されても、気孔内に侵入した切屑はエ
アー吹付けにより却って気孔内に押し込まれてしまうと
いう問題がある。そこで逆に空気により吸引する方法が
考えられるが、これは吹付けに比してより大きい吸引力
を必要とするため、大きなポンプを必要としてコスト高
となり、騒音も一層大きくなるという新たな問題が生じ
る。また切屑を効率よく吸引するためには吸引口を砥石
車の表面に接触する寸前まで近づけなければ効果は得ら
れず、従って砥石車の摩耗に応じて吸引口の位置を調整
する必要があるので構造が複雑になるという問題も生じ
る。
【0005】また切屑の飛散については、特開昭61−
164779号の切屑受けは研削点下方に飛散する切屑
には効果はあるものの、砥石車と工作物が接触している
研削点に吹き付けられる冷風は砥石車の上方や研削点の
左右方向にも分散され、切屑は研削点の下方だけでなく
四方に飛散し、特に細かい切屑はしばらくは機械周辺の
空気中を浮遊する。
164779号の切屑受けは研削点下方に飛散する切屑
には効果はあるものの、砥石車と工作物が接触している
研削点に吹き付けられる冷風は砥石車の上方や研削点の
左右方向にも分散され、切屑は研削点の下方だけでなく
四方に飛散し、特に細かい切屑はしばらくは機械周辺の
空気中を浮遊する。
【0006】例えば図9及び図10に示すような従来の
研削盤では、主軸台7を設けた工作物テーブル2はベッ
ドに設けた案内レール1上に摺動面1a,1bを介して
往復動自在に支持されており、この摺動面1a,1bの
防塵構造は、工作物テーブル2の両側下縁に沿って取り
付けたリボン鋼5の先端縁を案内レール1の両側上縁部
に弾性的に押圧させ、その外側を工作物テーブル2の両
側に設けられて下方に延び多少の隙間6aをおいて案内
レール1と対向している防塵カバー6により覆ったもの
としている。このような防塵構造は、空気中を浮遊する
細かい切屑がない冷却液を用いた従来の研削盤では充分
にその機能を発揮する。しかし、上述のように細かい切
屑が空気中を浮遊している冷風冷却研削盤の場合には、
切屑は案内レール1との間に形成される下部の隙間6a
から容易に防塵カバー6内に侵入し、リボン鋼5と案内
レール1の当接部付近に付着する。そしてこのように付
着した切屑はリボン鋼5と案内レール1の相対移動によ
り次第に摺動面1a,1bの間に侵入して工作物テーブ
ル2の位置精度を悪くさせたり、摺動面1a,1bを摩
耗させたりするおそれがある。
研削盤では、主軸台7を設けた工作物テーブル2はベッ
ドに設けた案内レール1上に摺動面1a,1bを介して
往復動自在に支持されており、この摺動面1a,1bの
防塵構造は、工作物テーブル2の両側下縁に沿って取り
付けたリボン鋼5の先端縁を案内レール1の両側上縁部
に弾性的に押圧させ、その外側を工作物テーブル2の両
側に設けられて下方に延び多少の隙間6aをおいて案内
レール1と対向している防塵カバー6により覆ったもの
としている。このような防塵構造は、空気中を浮遊する
細かい切屑がない冷却液を用いた従来の研削盤では充分
にその機能を発揮する。しかし、上述のように細かい切
屑が空気中を浮遊している冷風冷却研削盤の場合には、
切屑は案内レール1との間に形成される下部の隙間6a
から容易に防塵カバー6内に侵入し、リボン鋼5と案内
レール1の当接部付近に付着する。そしてこのように付
着した切屑はリボン鋼5と案内レール1の相対移動によ
り次第に摺動面1a,1bの間に侵入して工作物テーブ
ル2の位置精度を悪くさせたり、摺動面1a,1bを摩
耗させたりするおそれがある。
【0007】上記従来の技術においては、研削盤につい
て述べたが、切削機においても同様な問題を生じるおそ
れがある。本発明は、加工により発生する切屑が工具ガ
ード内から外部の空気中に放出されるのを減らし、また
案内レールとテーブルの間の摺動面に対する防塵機能を
向上させてこのような問題を解決することを目的とす
る。
て述べたが、切削機においても同様な問題を生じるおそ
れがある。本発明は、加工により発生する切屑が工具ガ
ード内から外部の空気中に放出されるのを減らし、また
案内レールとテーブルの間の摺動面に対する防塵機能を
向上させてこのような問題を解決することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】このために、本発明によ
る冷風冷却加工機は、工具により工作物を加工すると共
に、加工箇所に冷風を供給して冷却を行うようにしてな
る冷風冷却加工機において、工具を覆う工具ガードと、
この工具ガードの内部で工具の表面に接近して設けた電
磁石と、この電磁石の下方となる工具ガードの底板に開
口した切屑排出口と、電磁石に対する励磁電流の供給及
び停止を制御して同電磁石への切屑の吸着と同電磁石か
らの切屑の離脱を制御する制御装置を備えたことを特徴
とするものである。制御装置により励磁電流が供給され
ている状態では、電磁石はその周囲の空気中及び回転し
ている工具表面または工具の内部に付着している鉄系の
切屑を吸着して除去し、励磁電流が停止されればそれま
でに吸着した切屑をまとめて離脱して切屑排出口付近に
落下させる。
る冷風冷却加工機は、工具により工作物を加工すると共
に、加工箇所に冷風を供給して冷却を行うようにしてな
る冷風冷却加工機において、工具を覆う工具ガードと、
この工具ガードの内部で工具の表面に接近して設けた電
磁石と、この電磁石の下方となる工具ガードの底板に開
口した切屑排出口と、電磁石に対する励磁電流の供給及
び停止を制御して同電磁石への切屑の吸着と同電磁石か
らの切屑の離脱を制御する制御装置を備えたことを特徴
とするものである。制御装置により励磁電流が供給され
ている状態では、電磁石はその周囲の空気中及び回転し
ている工具表面または工具の内部に付着している鉄系の
切屑を吸着して除去し、励磁電流が停止されればそれま
でに吸着した切屑をまとめて離脱して切屑排出口付近に
落下させる。
【0009】前項の発明の切屑排出口には電磁石から離
脱落下した切屑を吸引排出する吸引管を接続することが
好ましい。このようにすれば切屑排出口付近に落下した
切屑は、吸引管により直ちに外部に排出される。
脱落下した切屑を吸引排出する吸引管を接続することが
好ましい。このようにすれば切屑排出口付近に落下した
切屑は、吸引管により直ちに外部に排出される。
【0010】前2項の発明の制御装置は、工具が工作物
を加工しているときには常に電磁石に励磁電流を供給し
て切屑を吸着し、加工していないときには励磁電流を停
止して吸着されていた切屑を離脱させるようにすること
が好ましい。このようにすれば、電磁石は加工により切
屑が発生しているときに切屑を吸着して除去し、切屑が
発生しないときに切屑を離脱させる。
を加工しているときには常に電磁石に励磁電流を供給し
て切屑を吸着し、加工していないときには励磁電流を停
止して吸着されていた切屑を離脱させるようにすること
が好ましい。このようにすれば、電磁石は加工により切
屑が発生しているときに切屑を吸着して除去し、切屑が
発生しないときに切屑を離脱させる。
【0011】また本発明による冷風冷却加工機は、工具
により工作物を加工すると共に、加工箇所に冷風を供給
して冷却を行うようにしてなる冷風冷却加工機におい
て、ベッドに設けた案内レールに摺動面を介して往復動
自在に支持されたテーブルと、摺動面よりも外方でテー
ブルの両側に沿って形成した流体供給通路と、この流体
供給通路に圧力流体を供給する圧力流体供給装置と、流
体供給通路に連結して形成され摺動面のほゞ全長にわた
り同摺動面よりも外側にカーテン状に作動流体を噴射す
る噴射孔を備えたものとしてもよい。この発明によれ
ば、摺動面の外側には噴射孔から噴出する圧力流体によ
り流体カーテンが形成される。
により工作物を加工すると共に、加工箇所に冷風を供給
して冷却を行うようにしてなる冷風冷却加工機におい
て、ベッドに設けた案内レールに摺動面を介して往復動
自在に支持されたテーブルと、摺動面よりも外方でテー
ブルの両側に沿って形成した流体供給通路と、この流体
供給通路に圧力流体を供給する圧力流体供給装置と、流
体供給通路に連結して形成され摺動面のほゞ全長にわた
り同摺動面よりも外側にカーテン状に作動流体を噴射す
る噴射孔を備えたものとしてもよい。この発明によれ
ば、摺動面の外側には噴射孔から噴出する圧力流体によ
り流体カーテンが形成される。
【0012】前項の発明の圧力流体は、加圧されたエア
ーとしてもよく、あるいは加圧されたエアーとその中に
浮遊する油液の粒子よりなるミストとしてもよい。ミス
トとすればその中の油液の粒子の一部は切屑と接触して
これを取り込む。
ーとしてもよく、あるいは加圧されたエアーとその中に
浮遊する油液の粒子よりなるミストとしてもよい。ミス
トとすればその中の油液の粒子の一部は切屑と接触して
これを取り込む。
【0013】ミストを圧力流体としたものでは、摺動面
よりも外側の部分に形成されて外下向きに傾斜する傾斜
面と、この傾斜面の噴射されたミストが当たる部分より
も外側に摺動面とほゞ平行に形成された溝を更に備えた
ものとすることが好ましい。このようにすれば、ミスト
中の油液及びこれに取り込まれた切屑は傾斜面に当たっ
て付着し、流れ落ちて溝内に入る。
よりも外側の部分に形成されて外下向きに傾斜する傾斜
面と、この傾斜面の噴射されたミストが当たる部分より
も外側に摺動面とほゞ平行に形成された溝を更に備えた
ものとすることが好ましい。このようにすれば、ミスト
中の油液及びこれに取り込まれた切屑は傾斜面に当たっ
て付着し、流れ落ちて溝内に入る。
【0014】また本発明による冷風冷却加工機は、工具
により工作物を加工すると共に、加工箇所に冷風を供給
して冷却を行うようにしてなる冷風冷却加工機におい
て、工具を覆う工具ガードと、この工具ガードの内部で
工具の表面に接近して設けた電磁石と、この電磁石の下
方となる工具ガードの底板に開口した切屑排出口と、電
磁石に対する励磁電流の供給及び停止を制御して同電磁
石への切屑の吸着と同電磁石からの切屑の離脱を制御す
る制御装置と、ベッドに設けた案内レールに摺動面を介
して往復動自在に支持されたテーブルと、摺動面よりも
外方でテーブルの両側に沿って形成した流体供給通路
と、この流体供給通路に圧力流体を供給する圧力流体供
給装置と、流体供給通路に連結して形成され摺動面のほ
ゞ全長にわたり同摺動面よりも外側を通りカーテン状に
圧力流体を噴射する噴射孔を備えたものとしてもよい。
この発明によれば、電磁石は、励磁電流が供給されてい
る状態では周囲の空気中及び回転している工具表面また
は工具内部、例えば研削盤における砥石においては気孔
内に付着している鉄系の切屑を吸着して除去し、励磁電
流が停止されればそれまでに吸着した切屑をまとめて離
脱して切屑排出口付近に落下させ、また摺動面の外側に
は噴射孔から噴出する圧力流体により流体カーテンが形
成される。
により工作物を加工すると共に、加工箇所に冷風を供給
して冷却を行うようにしてなる冷風冷却加工機におい
て、工具を覆う工具ガードと、この工具ガードの内部で
工具の表面に接近して設けた電磁石と、この電磁石の下
方となる工具ガードの底板に開口した切屑排出口と、電
磁石に対する励磁電流の供給及び停止を制御して同電磁
石への切屑の吸着と同電磁石からの切屑の離脱を制御す
る制御装置と、ベッドに設けた案内レールに摺動面を介
して往復動自在に支持されたテーブルと、摺動面よりも
外方でテーブルの両側に沿って形成した流体供給通路
と、この流体供給通路に圧力流体を供給する圧力流体供
給装置と、流体供給通路に連結して形成され摺動面のほ
ゞ全長にわたり同摺動面よりも外側を通りカーテン状に
圧力流体を噴射する噴射孔を備えたものとしてもよい。
この発明によれば、電磁石は、励磁電流が供給されてい
る状態では周囲の空気中及び回転している工具表面また
は工具内部、例えば研削盤における砥石においては気孔
内に付着している鉄系の切屑を吸着して除去し、励磁電
流が停止されればそれまでに吸着した切屑をまとめて離
脱して切屑排出口付近に落下させ、また摺動面の外側に
は噴射孔から噴出する圧力流体により流体カーテンが形
成される。
【0015】
【発明の実施の形態】先ず、図1〜図4に示す実施の形
態の説明をする。この実施の形態は、本発明を通常の円
筒研削盤に適用したものである。図1及び図3に示すよ
うに、研削盤のベッドに一体的に設けた第1案内レール
10a上には、工作物テーブル14が左右の摺動面13
a,13bを介して水平なX方向に往復動可能に案内支
持されている。第1案内レール10aに回転のみ可能に
軸支されてモータ(図示省略)により回転される送りね
じ15は工作物テーブル14の下面に固定されたナット
15aと螺合され、これにより工作物テーブル14はX
方向に往復移動される。工作物テーブル14上には、主
軸17を軸承する主軸台16と心押台18が左右方向に
対向して同軸的に設けられ、工作物Wは主軸17と心押
台18に設けたセンタにより両端が支持されている。主
軸17は主軸台16に設けたモータ17aにより回転駆
動され、これと共に工作物Wも回転される。
態の説明をする。この実施の形態は、本発明を通常の円
筒研削盤に適用したものである。図1及び図3に示すよ
うに、研削盤のベッドに一体的に設けた第1案内レール
10a上には、工作物テーブル14が左右の摺動面13
a,13bを介して水平なX方向に往復動可能に案内支
持されている。第1案内レール10aに回転のみ可能に
軸支されてモータ(図示省略)により回転される送りね
じ15は工作物テーブル14の下面に固定されたナット
15aと螺合され、これにより工作物テーブル14はX
方向に往復移動される。工作物テーブル14上には、主
軸17を軸承する主軸台16と心押台18が左右方向に
対向して同軸的に設けられ、工作物Wは主軸17と心押
台18に設けたセンタにより両端が支持されている。主
軸17は主軸台16に設けたモータ17aにより回転駆
動され、これと共に工作物Wも回転される。
【0016】また図1及び図2に示すように、研削盤の
ベッドに一体的に設けた第2案内レール10b(図2参
照)上には、砥石台20がX方向と直交する水平なY方
向に往復動可能に案内支持されている。第2案内レール
10bによる砥石台20の支持構造は、上述した第1案
内レール10aによる工作物テーブル14の支持構造と
実質的に同じであり、同様の送りねじとナット(何れも
図示省略)により砥石台20はY方向に往復移動され
る。この砥石台20には主軸17と平行な砥石軸22が
軸承されてモータ(図示省略)により回転駆動され、砥
石台20から突出する砥石軸22の一端には砥石車(工
具)Gが取り付けられている。この実施の形態では、工
作物Wの外周面が、砥石車Gの外周面により研削され
る。
ベッドに一体的に設けた第2案内レール10b(図2参
照)上には、砥石台20がX方向と直交する水平なY方
向に往復動可能に案内支持されている。第2案内レール
10bによる砥石台20の支持構造は、上述した第1案
内レール10aによる工作物テーブル14の支持構造と
実質的に同じであり、同様の送りねじとナット(何れも
図示省略)により砥石台20はY方向に往復移動され
る。この砥石台20には主軸17と平行な砥石軸22が
軸承されてモータ(図示省略)により回転駆動され、砥
石台20から突出する砥石軸22の一端には砥石車(工
具)Gが取り付けられている。この実施の形態では、工
作物Wの外周面が、砥石車Gの外周面により研削され
る。
【0017】図1及び図2に示すように、砥石車G側と
なる砥石台20の一側には、工作物W側を除き砥石台2
0を覆う板金製の砥石ガード(工具ガード)23が固定
されている。砥石ガード23の後板23aには、砥石車
Gの中心の後側に板金製のカバー31が設けられてい
る。このカバー31は砥石車Gの横幅より多少大きい四
角い有底筒状で、その底面は砥石車Gの研削面である外
周面に接近しており、その内部には電磁石30が設けら
れている。電磁石30のほゞ真下となる砥石ガード23
の底板23bの後部には、吸引管24が接続される切屑
排出口23cが形成され、切屑排出口23cの前縁には
上方に延びる仕切板23dが形成されている。電磁石3
0に対する励磁電流の供給及び停止は、冷風冷却研削盤
の全体的制御を行う制御装置32により制御される。
なる砥石台20の一側には、工作物W側を除き砥石台2
0を覆う板金製の砥石ガード(工具ガード)23が固定
されている。砥石ガード23の後板23aには、砥石車
Gの中心の後側に板金製のカバー31が設けられてい
る。このカバー31は砥石車Gの横幅より多少大きい四
角い有底筒状で、その底面は砥石車Gの研削面である外
周面に接近しており、その内部には電磁石30が設けら
れている。電磁石30のほゞ真下となる砥石ガード23
の底板23bの後部には、吸引管24が接続される切屑
排出口23cが形成され、切屑排出口23cの前縁には
上方に延びる仕切板23dが形成されている。電磁石3
0に対する励磁電流の供給及び停止は、冷風冷却研削盤
の全体的制御を行う制御装置32により制御される。
【0018】砥石ガード23の上面には冷風供給通路2
5が設けられ、その前端から下方に延びる部分25aの
先端には更に下方に延びて砥石車Gと工作物Wが接触す
る研削点に向かう冷風ノズル26が設けられ、冷風供給
通路25の後部25bは砥石台20側に折曲されてい
る。取付金具29により砥石台20の上面に取り付けら
れた冷風供給管27は、一端部が管継手27aにより冷
風供給通路25の後部25bに連結され、冷風供給装置
28からの冷却された冷風(温度は例えば−30℃)を
冷風供給通路25に供給して冷風ノズル26の先端から
研削点付近に向けて吹き出すようになっている。
5が設けられ、その前端から下方に延びる部分25aの
先端には更に下方に延びて砥石車Gと工作物Wが接触す
る研削点に向かう冷風ノズル26が設けられ、冷風供給
通路25の後部25bは砥石台20側に折曲されてい
る。取付金具29により砥石台20の上面に取り付けら
れた冷風供給管27は、一端部が管継手27aにより冷
風供給通路25の後部25bに連結され、冷風供給装置
28からの冷却された冷風(温度は例えば−30℃)を
冷風供給通路25に供給して冷風ノズル26の先端から
研削点付近に向けて吹き出すようになっている。
【0019】次に、図3及び図4により、第1案内レー
ル10a上に往復動自在に工作物テーブル14を支持す
る摺動面13a,13bの防塵構造の説明をする。摺動
面13a,13bのすぐ外側となる工作物テーブル14
の両側には、長手方向に沿って弾性に富んだ細長いリボ
ン鋼40の上縁部がボルト40aにより固定されてお
り、各リボン鋼40の下縁は第1案内レール10aの両
側上縁部に弾性的に押圧されて、摺動面13a,13b
に外部から切屑が侵入することを防止する機械的シール
が構成されている。リボン鋼40が取り付けられる部分
の多少上方となる工作物テーブル14の両側面に長手方
向に沿って形成された張出し部14aには、防塵カバー
41の上縁部がボルト41cにより取り付けられてい
る。リボン鋼40より下方となる第1案内レール10a
の両側には、外下方に延びる傾斜面12が形成され、そ
の先端は長手方向に延びる突出縁10cとなっている。
防塵カバー41は、Z形の段状部41aにより上部が多
少外側に張り出されてから下方に延び、下縁の内向折曲
部41bは多少の隙間42をおいて第1案内レール10
a両側の突出縁10cと係合し、第1案内レール10a
及び工作物テーブル14との間に空間Rを形成してい
る。
ル10a上に往復動自在に工作物テーブル14を支持す
る摺動面13a,13bの防塵構造の説明をする。摺動
面13a,13bのすぐ外側となる工作物テーブル14
の両側には、長手方向に沿って弾性に富んだ細長いリボ
ン鋼40の上縁部がボルト40aにより固定されてお
り、各リボン鋼40の下縁は第1案内レール10aの両
側上縁部に弾性的に押圧されて、摺動面13a,13b
に外部から切屑が侵入することを防止する機械的シール
が構成されている。リボン鋼40が取り付けられる部分
の多少上方となる工作物テーブル14の両側面に長手方
向に沿って形成された張出し部14aには、防塵カバー
41の上縁部がボルト41cにより取り付けられてい
る。リボン鋼40より下方となる第1案内レール10a
の両側には、外下方に延びる傾斜面12が形成され、そ
の先端は長手方向に延びる突出縁10cとなっている。
防塵カバー41は、Z形の段状部41aにより上部が多
少外側に張り出されてから下方に延び、下縁の内向折曲
部41bは多少の隙間42をおいて第1案内レール10
a両側の突出縁10cと係合し、第1案内レール10a
及び工作物テーブル14との間に空間Rを形成してい
る。
【0020】テーブル14の両側の張出し部14aの下
部の内部には、摺動面13a,13bのほゞ全長にわた
り長手方向に沿って延びる流体供給通路45が形成さ
れ、この流体供給通路45にはほゞ全長にわたり傾斜面
12の中間部に向かって下方に延びるスリット状の噴射
孔46が形成されている。流体供給通路45には加圧エ
アー供給装置(圧力流体供給装置)47からの加圧され
たエアーが供給され、噴射孔46から噴出するエアーは
摺動面13a,13bよりも外側を通るカーテン状とな
って傾斜面12の中間部に当たり、空間R内をリボン鋼
40によりシールされる摺動面13a,13b側と防塵
カバー41側とに分離する。
部の内部には、摺動面13a,13bのほゞ全長にわた
り長手方向に沿って延びる流体供給通路45が形成さ
れ、この流体供給通路45にはほゞ全長にわたり傾斜面
12の中間部に向かって下方に延びるスリット状の噴射
孔46が形成されている。流体供給通路45には加圧エ
アー供給装置(圧力流体供給装置)47からの加圧され
たエアーが供給され、噴射孔46から噴出するエアーは
摺動面13a,13bよりも外側を通るカーテン状とな
って傾斜面12の中間部に当たり、空間R内をリボン鋼
40によりシールされる摺動面13a,13b側と防塵
カバー41側とに分離する。
【0021】次にこの実施の形態の作動の説明をする。
制御装置32は、図5に示すように、冷風冷却研削盤の
起動後に電磁石30に励磁電流を供給してこれを磁化さ
せ(ステップ101)、砥石車Gに所定のY方向プラン
ジ送りを与え、工作物Wに所定のX方向スラスト送りを
与えて、全ての加工工程が終了するまで砥石車Gにより
鉄系の工作物Wの外周面の研削加工を行う(ステップ1
02、ステップ103)。この研削により生じた鉄系の
切屑は、一部は慣性及び重力により底板23b上に落
ち、一部は砥石車G表面または気孔内に付着して共に回
転し、微細なものは砥石車Gにより砥石ガード23内に
生じる空気の流れに乗って浮遊する。磁化された電磁石
30は、その周囲を浮遊する鉄系の切屑及びこれに接近
した砥石車G表面または気孔内に付着して共に回転する
鉄系の切屑を吸着し、これにより砥石ガード23内を浮
遊する切屑及び砥石車G表面または気孔内に付着した切
屑は相当量が除去される。従って目詰まりによる砥石車
Gの切れ味の低下は防止され、また砥石ガード23から
外に出て冷風冷却研削盤周辺の空気中を浮遊する細かい
切屑は減少する。
制御装置32は、図5に示すように、冷風冷却研削盤の
起動後に電磁石30に励磁電流を供給してこれを磁化さ
せ(ステップ101)、砥石車Gに所定のY方向プラン
ジ送りを与え、工作物Wに所定のX方向スラスト送りを
与えて、全ての加工工程が終了するまで砥石車Gにより
鉄系の工作物Wの外周面の研削加工を行う(ステップ1
02、ステップ103)。この研削により生じた鉄系の
切屑は、一部は慣性及び重力により底板23b上に落
ち、一部は砥石車G表面または気孔内に付着して共に回
転し、微細なものは砥石車Gにより砥石ガード23内に
生じる空気の流れに乗って浮遊する。磁化された電磁石
30は、その周囲を浮遊する鉄系の切屑及びこれに接近
した砥石車G表面または気孔内に付着して共に回転する
鉄系の切屑を吸着し、これにより砥石ガード23内を浮
遊する切屑及び砥石車G表面または気孔内に付着した切
屑は相当量が除去される。従って目詰まりによる砥石車
Gの切れ味の低下は防止され、また砥石ガード23から
外に出て冷風冷却研削盤周辺の空気中を浮遊する細かい
切屑は減少する。
【0022】また制御装置32は冷風供給装置28を作
動させて冷風供給管27及び冷風供給通路25を介して
冷風ノズル26に冷風を供給し、この冷風は冷風ノズル
26から砥石車Gと工作物Wが接触する研削点に向けて
噴出されて研削点を冷却する。これにより研削焼けなど
が生じることは防止される。
動させて冷風供給管27及び冷風供給通路25を介して
冷風ノズル26に冷風を供給し、この冷風は冷風ノズル
26から砥石車Gと工作物Wが接触する研削点に向けて
噴出されて研削点を冷却する。これにより研削焼けなど
が生じることは防止される。
【0023】また制御装置32は加圧エアー供給装置4
7を作動させて流体供給通路45に加圧されたエアーを
供給し、このエアーは噴射孔46から空間R内に噴出し
てその内部をリボン鋼40によりシールされる摺動面1
3a,13b側と防塵カバー41側とに分離するエアー
カーテンを形成する。砥石ガード23から外に出て冷風
冷却研削盤周辺の空気中を浮遊する多少の細かい切屑の
一部は、防塵カバー41下部の隙間42から空間R内に
侵入するが、エアーカーテンにより遮られてリボン鋼4
0側に達することはない。従ってこのような切屑がリボ
ン鋼40と第1案内レール10aの当接部付近に付着
し、ひいてはリボン鋼40と第1案内レール10aの相
対移動により次第に摺動面13a,13bの間に侵入す
るおそれはなくなり、このような切屑の侵入による工作
物テーブル14の位置精度の低下及び摺動面の摩耗は防
止される。
7を作動させて流体供給通路45に加圧されたエアーを
供給し、このエアーは噴射孔46から空間R内に噴出し
てその内部をリボン鋼40によりシールされる摺動面1
3a,13b側と防塵カバー41側とに分離するエアー
カーテンを形成する。砥石ガード23から外に出て冷風
冷却研削盤周辺の空気中を浮遊する多少の細かい切屑の
一部は、防塵カバー41下部の隙間42から空間R内に
侵入するが、エアーカーテンにより遮られてリボン鋼4
0側に達することはない。従ってこのような切屑がリボ
ン鋼40と第1案内レール10aの当接部付近に付着
し、ひいてはリボン鋼40と第1案内レール10aの相
対移動により次第に摺動面13a,13bの間に侵入す
るおそれはなくなり、このような切屑の侵入による工作
物テーブル14の位置精度の低下及び摺動面の摩耗は防
止される。
【0024】1つの工作物Wの加工工程が全て終了すれ
ば、制御装置32は電磁石30への励磁電流の供給を停
止して(ステップ104)これを消磁させる。これによ
り、それまで電磁石30に吸着されていた切屑はまとめ
て離脱して切屑排出口23c付近に落下し、吸引管24
により外部に排出される。吸引管24は切屑排出口23
cに落下した切屑を吸引排出するだけであるので、吸引
に要するポンプは小型のもので足り、大きな騒音が生じ
ることもない。この実施の形態では切屑排出口23cの
前縁から上方に延びる仕切板23dを設けたので、一旦
切屑排出口23c付近に落下した切屑が砥石ガード23
内の空気の流れにより再び浮遊することはなく、切屑の
除去排出は効率よく行われる。
ば、制御装置32は電磁石30への励磁電流の供給を停
止して(ステップ104)これを消磁させる。これによ
り、それまで電磁石30に吸着されていた切屑はまとめ
て離脱して切屑排出口23c付近に落下し、吸引管24
により外部に排出される。吸引管24は切屑排出口23
cに落下した切屑を吸引排出するだけであるので、吸引
に要するポンプは小型のもので足り、大きな騒音が生じ
ることもない。この実施の形態では切屑排出口23cの
前縁から上方に延びる仕切板23dを設けたので、一旦
切屑排出口23c付近に落下した切屑が砥石ガード23
内の空気の流れにより再び浮遊することはなく、切屑の
除去排出は効率よく行われる。
【0025】以上に述べた実施の形態では、図5に示す
ように、1つの工作物Wの研削加工を行っている間は連
続して電磁石30を磁化させて切屑を吸着し、研削加工
が全て終了してから励磁電流を停止して吸着されていた
切屑を離脱させるようにしている。しかし、研削量が多
い工作物Wの場合は、図6に示すように、1つの加工工
程が終了するごとに電磁石30への励磁電流を停止して
吸着されていた切屑を離脱させるようにしてもよい。ま
た、粗研削、精研削及び微研削の各工程を有する複数の
工作物Wを連続して加工する際には、図7に示すよう
に、研削量の多い粗研削の終了後に電磁石30への励磁
電流を停止してそれまでに吸着された切屑を離脱させて
除去し、精研削と微研削の終了後に電磁石30への励磁
電流を停止して切屑を除去し、次の工作物Wが残ってい
る限り工作物Wを交換して上記の工程を繰り返すように
してもよい。電磁石30への励磁電流を停止してそれま
でに吸着された切屑を離脱させて除去している間は、砥
石車Gの回転は停止する必要はないが、研削加工は行わ
ない。
ように、1つの工作物Wの研削加工を行っている間は連
続して電磁石30を磁化させて切屑を吸着し、研削加工
が全て終了してから励磁電流を停止して吸着されていた
切屑を離脱させるようにしている。しかし、研削量が多
い工作物Wの場合は、図6に示すように、1つの加工工
程が終了するごとに電磁石30への励磁電流を停止して
吸着されていた切屑を離脱させるようにしてもよい。ま
た、粗研削、精研削及び微研削の各工程を有する複数の
工作物Wを連続して加工する際には、図7に示すよう
に、研削量の多い粗研削の終了後に電磁石30への励磁
電流を停止してそれまでに吸着された切屑を離脱させて
除去し、精研削と微研削の終了後に電磁石30への励磁
電流を停止して切屑を除去し、次の工作物Wが残ってい
る限り工作物Wを交換して上記の工程を繰り返すように
してもよい。電磁石30への励磁電流を停止してそれま
でに吸着された切屑を離脱させて除去している間は、砥
石車Gの回転は停止する必要はないが、研削加工は行わ
ない。
【0026】次に図8に示す変形例の説明をする。この
変形例は、加圧エアー供給装置47から流体供給通路4
5に加圧されたエアーを供給する通路の途中に油液供給
装置47aからの油液を加えて、噴射孔46から空間R
内に噴出される加圧されたエアーを油液の粒子が浮遊す
るミストとし、また第1案内レール10aの摺動面13
a,13bよりも外側に設ける傾斜面12には、噴射孔
46からカーテン状に噴出されるミストが当たる部分よ
りも外側に摺動面13a,13bとほゞ平行に溝12a
を形成し、下方に延びる防塵カバー41の下縁をこの溝
12a内に多少の隙間を設けて挿入したものである。
変形例は、加圧エアー供給装置47から流体供給通路4
5に加圧されたエアーを供給する通路の途中に油液供給
装置47aからの油液を加えて、噴射孔46から空間R
内に噴出される加圧されたエアーを油液の粒子が浮遊す
るミストとし、また第1案内レール10aの摺動面13
a,13bよりも外側に設ける傾斜面12には、噴射孔
46からカーテン状に噴出されるミストが当たる部分よ
りも外側に摺動面13a,13bとほゞ平行に溝12a
を形成し、下方に延びる防塵カバー41の下縁をこの溝
12a内に多少の隙間を設けて挿入したものである。
【0027】この変形例によれば、ミストの中の油液の
粒子の一部は空間R内の空気中に浮遊している切屑と接
触してこれを取り込むことにより切屑の一部を除去する
と共に、ミスト中の油液及びこれに取り込まれた切屑は
傾斜面12に当たって付着し、流れ落ちて溝12a内に
入って溜まり、防塵カバー41の下縁はこの溜まった油
液中に浸される。これにより空気中に浮遊する切屑の一
部は除去され、また防塵カバー41内外のシールも向上
するので、工作物テーブル14の位置精度の低下及び摺
動面の摩耗の防止という効果は一層向上する。なお溝1
2aにはドレン通路12bを設けて切屑を含む油液を回
収し、この油液から切屑を分離除去して再使用するのが
よい。以上に述べた以外の構成及び作用は図1〜図4に
示す実施の形態と同一であるので、詳細な説明は省略す
る。
粒子の一部は空間R内の空気中に浮遊している切屑と接
触してこれを取り込むことにより切屑の一部を除去する
と共に、ミスト中の油液及びこれに取り込まれた切屑は
傾斜面12に当たって付着し、流れ落ちて溝12a内に
入って溜まり、防塵カバー41の下縁はこの溜まった油
液中に浸される。これにより空気中に浮遊する切屑の一
部は除去され、また防塵カバー41内外のシールも向上
するので、工作物テーブル14の位置精度の低下及び摺
動面の摩耗の防止という効果は一層向上する。なお溝1
2aにはドレン通路12bを設けて切屑を含む油液を回
収し、この油液から切屑を分離除去して再使用するのが
よい。以上に述べた以外の構成及び作用は図1〜図4に
示す実施の形態と同一であるので、詳細な説明は省略す
る。
【0028】上記実施の形態では、案内レールとテーブ
ルの間の摺動面に対する防塵機能は、第1案内レール1
0aと工作物テーブル14の間に設けた場合につき説明
したが、この防塵構造は、第2案内レール10bと砥石
台20との間に実施することも可能である。なお、上記
実施の形態は、一形態として研削盤に適用したものを例
示してあるが、フライス盤等の切削加工機に適用するこ
とも可能である。
ルの間の摺動面に対する防塵機能は、第1案内レール1
0aと工作物テーブル14の間に設けた場合につき説明
したが、この防塵構造は、第2案内レール10bと砥石
台20との間に実施することも可能である。なお、上記
実施の形態は、一形態として研削盤に適用したものを例
示してあるが、フライス盤等の切削加工機に適用するこ
とも可能である。
【0029】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、電磁石
は工具表面または工具内部に付着している鉄系の切屑を
吸着して除去するので、例えば工具として砥石車を用い
た場合には目詰まりを防止することができ、工具の切れ
味を長期間良好に維持することができる。また電磁石は
その周囲の空気中に浮遊している鉄系の切屑を吸着して
除去し、これにより工具ガード内から外部に放出されて
空気中を浮遊する切屑が減少するので、案内レールとテ
ーブルの間の摺動面に切屑が侵入してテーブルの位置精
度を悪くしたり、摺動面を摩耗させたりすることがなく
なる。
は工具表面または工具内部に付着している鉄系の切屑を
吸着して除去するので、例えば工具として砥石車を用い
た場合には目詰まりを防止することができ、工具の切れ
味を長期間良好に維持することができる。また電磁石は
その周囲の空気中に浮遊している鉄系の切屑を吸着して
除去し、これにより工具ガード内から外部に放出されて
空気中を浮遊する切屑が減少するので、案内レールとテ
ーブルの間の摺動面に切屑が侵入してテーブルの位置精
度を悪くしたり、摺動面を摩耗させたりすることがなく
なる。
【0030】電磁石から離脱落下した切屑を吸引排出す
る吸引管を切屑排出口に接続した請求項2の発明によれ
ば、切屑排出口付近に落下した切屑は吸引管により直ち
に外部に排出され、再び工具ガード内を浮遊することが
ないので、テーブルの位置精度及び摺動面の摩耗に関す
る前項の効果は一層向上する。
る吸引管を切屑排出口に接続した請求項2の発明によれ
ば、切屑排出口付近に落下した切屑は吸引管により直ち
に外部に排出され、再び工具ガード内を浮遊することが
ないので、テーブルの位置精度及び摺動面の摩耗に関す
る前項の効果は一層向上する。
【0031】制御装置は、工具が工作物を加工している
ときには常に電磁石に励磁電流を供給して切屑を吸着
し、加工していないときには励磁電流を停止して吸着さ
れていた切屑を離脱させるようにした請求項3の発明に
よれば、電磁石は加工により切屑が発生しているときに
切屑を吸着して除去し、切屑が発生しないときに切屑を
離脱させるので、切屑除去の効率が向上する。
ときには常に電磁石に励磁電流を供給して切屑を吸着
し、加工していないときには励磁電流を停止して吸着さ
れていた切屑を離脱させるようにした請求項3の発明に
よれば、電磁石は加工により切屑が発生しているときに
切屑を吸着して除去し、切屑が発生しないときに切屑を
離脱させるので、切屑除去の効率が向上する。
【0032】また、ベッドに設けた案内レールに摺動面
を介して往復動自在に支持されたテーブルと、摺動面よ
りも外方でテーブルの両側に沿って形成した流体供給通
路と、この流体供給通路に圧力流体を供給する圧力流体
供給装置と、この流体供給通路に連結して形成され、摺
動面のほゞ全長にわたり同摺動面よりも外側にカーテン
状に圧力流体を噴射する噴射孔を備えた請求項4の発明
によれば、摺動面の外側に圧力流体による流体カーテン
が形成され、これにより摺動面は外部から遮断されて空
気中を浮遊する切屑の侵入が減少するので、テーブルの
位置精度及び摺動面の摩耗に関する上述の効果は一層向
上する。
を介して往復動自在に支持されたテーブルと、摺動面よ
りも外方でテーブルの両側に沿って形成した流体供給通
路と、この流体供給通路に圧力流体を供給する圧力流体
供給装置と、この流体供給通路に連結して形成され、摺
動面のほゞ全長にわたり同摺動面よりも外側にカーテン
状に圧力流体を噴射する噴射孔を備えた請求項4の発明
によれば、摺動面の外側に圧力流体による流体カーテン
が形成され、これにより摺動面は外部から遮断されて空
気中を浮遊する切屑の侵入が減少するので、テーブルの
位置精度及び摺動面の摩耗に関する上述の効果は一層向
上する。
【0033】前項の圧力流体を加圧されたエアーとした
請求項5の発明によれば、圧力流体の供給及び回収のた
めの構造を簡略化することができる。また圧力流体を加
圧されたエアーとその中に浮遊する油液の粒子よりなる
ミストとした請求項6の発明によれば、空気中に浮遊す
る切屑の一部は油液の粒子と接触してこれに取り込まれ
ることにより除去されるので、テーブルの位置精度及び
摺動面の摩耗に関する上述の効果は更に一層向上する。
請求項5の発明によれば、圧力流体の供給及び回収のた
めの構造を簡略化することができる。また圧力流体を加
圧されたエアーとその中に浮遊する油液の粒子よりなる
ミストとした請求項6の発明によれば、空気中に浮遊す
る切屑の一部は油液の粒子と接触してこれに取り込まれ
ることにより除去されるので、テーブルの位置精度及び
摺動面の摩耗に関する上述の効果は更に一層向上する。
【0034】圧力流体をミストとしたものにおいて、摺
動面よりも外側の部分に形成されて外下向きに傾斜する
傾斜面と、この傾斜面の噴射された圧力流体が当たる部
分よりも外側に摺動面とほゞ平行に形成された溝を更に
備えた請求項7の発明によれば、ミスト中の油液及びこ
れに取り込まれた切屑は溝内に入るので、切屑を含む油
液の回収が容易となる。
動面よりも外側の部分に形成されて外下向きに傾斜する
傾斜面と、この傾斜面の噴射された圧力流体が当たる部
分よりも外側に摺動面とほゞ平行に形成された溝を更に
備えた請求項7の発明によれば、ミスト中の油液及びこ
れに取り込まれた切屑は溝内に入るので、切屑を含む油
液の回収が容易となる。
【0035】また、工具を覆う工具ガードと、この工具
ガードの内部で工具の表面に接近して設けた電磁石と、
この電磁石の下方となる工具ガードの底板に開口した切
屑排出口と、電磁石に対する励磁電流の供給及び停止を
制御して同電磁石への切屑の吸着と同電磁石から切屑排
出口付近への脱落を制御する制御装置と、ベッドに設け
た案内レールに摺動面を介して往復動自在に支持された
テーブルと、摺動面よりも外方でテーブルの両側に沿っ
て形成した流体供給通路と、この流体供給通路に圧力流
体を供給する圧力流体供給装置と、この流体供給通路に
連結して形成され、摺動面のほゞ全長にわたり同摺動面
よりも外側にカーテン状に圧力流体を噴射する噴射孔を
備えた請求項8の発明によれば、電磁石は工具表面また
は工具内部に付着している鉄系の切屑を吸着して除去す
るので目詰まりを防止するとができ、工具の切れ味を長
期間良好に維持することができる。また電磁石はその周
囲の空気中に浮遊している鉄系の切屑を吸着して除去
し、これにより工具ガード内から外部に放出されて空気
中を浮遊する切屑が減少するのに加え、摺動面の外側に
形成される圧力流体の流体カーテンにより摺動面は外部
から遮断されて空気中を浮遊する切屑の侵入が減少する
ので、案内レールとテーブルの間の摺動面に切屑が侵入
してテーブルの位置精度を悪くしたり、摺動面を摩耗さ
せたりするおそれは大幅に減少する。
ガードの内部で工具の表面に接近して設けた電磁石と、
この電磁石の下方となる工具ガードの底板に開口した切
屑排出口と、電磁石に対する励磁電流の供給及び停止を
制御して同電磁石への切屑の吸着と同電磁石から切屑排
出口付近への脱落を制御する制御装置と、ベッドに設け
た案内レールに摺動面を介して往復動自在に支持された
テーブルと、摺動面よりも外方でテーブルの両側に沿っ
て形成した流体供給通路と、この流体供給通路に圧力流
体を供給する圧力流体供給装置と、この流体供給通路に
連結して形成され、摺動面のほゞ全長にわたり同摺動面
よりも外側にカーテン状に圧力流体を噴射する噴射孔を
備えた請求項8の発明によれば、電磁石は工具表面また
は工具内部に付着している鉄系の切屑を吸着して除去す
るので目詰まりを防止するとができ、工具の切れ味を長
期間良好に維持することができる。また電磁石はその周
囲の空気中に浮遊している鉄系の切屑を吸着して除去
し、これにより工具ガード内から外部に放出されて空気
中を浮遊する切屑が減少するのに加え、摺動面の外側に
形成される圧力流体の流体カーテンにより摺動面は外部
から遮断されて空気中を浮遊する切屑の侵入が減少する
ので、案内レールとテーブルの間の摺動面に切屑が侵入
してテーブルの位置精度を悪くしたり、摺動面を摩耗さ
せたりするおそれは大幅に減少する。
【図1】 本発明による冷風冷却加工機の一実施形態を
示す全体平面図である。
示す全体平面図である。
【図2】 図1の2−2断面図である。
【図3】 工作物を取り除いた状態における図1の3−
3断面図である。
3断面図である。
【図4】 図3の摺動面及びその付近の部分拡大断面図
である。
である。
【図5】 図1に示す実施形態の作動の一例を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図6】 図1に示す実施形態の作動の異なる一例を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図7】 図1に示す実施形態の作動の更に異なる一例
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図8】 図1に示す実施形態の変形例を示す図4に相
当する部分拡大断面図である。
当する部分拡大断面図である。
【図9】 従来技術による冷風冷却加工機の図3に相当
する断面図である。
する断面図である。
【図10】 図9に示す従来技術の図4に相当する部分
拡大断面図である。
拡大断面図である。
10a…案内レール(第1案内レール)、12…傾斜
面、12a…溝、13a,13b…摺動面、14…テー
ブル、23…工具ガード(砥石ガード)、23b…底
板、23c…切屑排出口、24…吸引管、30…電磁
石、32…制御装置、45…流体供給通路、46…噴射
孔、47…圧力流体供給装置、G…工具(砥石車)、W
…工作物。
面、12a…溝、13a,13b…摺動面、14…テー
ブル、23…工具ガード(砥石ガード)、23b…底
板、23c…切屑排出口、24…吸引管、30…電磁
石、32…制御装置、45…流体供給通路、46…噴射
孔、47…圧力流体供給装置、G…工具(砥石車)、W
…工作物。
フロントページの続き (72)発明者 勝田 守 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 森田 浩 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 藤田 健一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 小林 靖典 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 工具により工作物を加工すると共に、加
工箇所に冷風を供給して冷却を行うようにしてなる冷風
冷却加工機において、前記工具を覆う工具ガードと、こ
の工具ガードの内部で前記工具の表面に接近して設けた
電磁石と、この電磁石の下方となる前記工具ガードの底
板に開口した切屑排出口と、前記電磁石に対する励磁電
流の供給及び停止を制御して同電磁石への切屑の吸着と
同電磁石からの切屑の離脱を制御する制御装置を備えた
ことを特徴とする冷風冷却加工機。 - 【請求項2】 前記切屑排出口には前記電磁石から離脱
落下した切屑を吸引排出する吸引管を接続してなる請求
項1に記載の冷風冷却加工機。 - 【請求項3】 前記制御装置は、工具が工作物を加工し
ているときには常に前記電磁石に励磁電流を供給して工
具に付着した切屑を吸着し、加工していないときには励
磁電流を停止して吸着されていた切屑を離脱させるよう
にしてなる請求項1または請求項2に記載の冷風冷却加
工機。 - 【請求項4】 工具により工作物を加工すると共に、加
工箇所に冷風を供給して冷却を行うようにしてなる冷風
冷却加工機において、ベッドに設けた案内レールに摺動
面を介して往復動自在に支持されたテーブルと、前記摺
動面よりも外方で前記テーブルの両側に沿って形成した
流体供給通路と、この流体供給通路に圧力流体を供給す
る圧力流体供給装置と、前記流体供給通路に連結して形
成され前記摺動面のほゞ全長にわたり同摺動面よりも外
側にカーテン状に前記圧力流体を噴射する噴射孔を備え
たことを特徴とする冷風冷却加工機。 - 【請求項5】 前記圧力流体は、加圧されたエアーであ
る請求項4に記載の冷風冷却加工機。 - 【請求項6】 前記圧力流体は、加圧されたエアーとそ
の中に浮遊する油液の粒子よりなるミストである請求項
4に記載の冷風冷却加工機。 - 【請求項7】 前記摺動面よりも外側の部分に形成され
て外下向きに傾斜する傾斜面と、この傾斜面の前記噴射
されたミストが当たる部分よりも外側に前記摺動面とほ
ゞ平行に形成された溝を更に備えてなる請求項6に記載
の冷風冷却加工機。 - 【請求項8】 工具により工作物を加工すると共に、加
工箇所に冷風を供給して冷却を行うようにしてなる冷風
冷却加工機において、前記工具を覆う工具ガードと、こ
の工具ガードの内部で前記工具の表面に接近して設けた
電磁石と、この電磁石の下方となる前記工具ガードの底
板に開口した切屑排出口と、前記電磁石に対する励磁電
流の供給及び停止を制御して同電磁石への切屑の吸着と
同電磁石からの切屑の離脱を制御する制御装置と、ベッ
ドに設けた案内レールに摺動面を介して往復動自在に支
持されたテーブルと、前記摺動面よりも外方で前記テー
ブルの両側に沿って形成した流体供給通路と、この流体
供給通路に圧力流体を供給する圧力流体供給装置と、前
記流体供給通路に連結して形成され前記摺動面のほゞ全
長にわたり同摺動面よりも外側にカーテン状に前記圧力
流体を噴射する噴射孔を備えたことを特徴とする冷風冷
却加工機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14141398A JPH11333721A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 冷風冷却加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14141398A JPH11333721A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 冷風冷却加工機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11333721A true JPH11333721A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15291434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14141398A Pending JPH11333721A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 冷風冷却加工機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11333721A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1998
- 1998-05-22 JP JP14141398A patent/JPH11333721A/ja active Pending
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