JPH11334648A - 自動車の衝撃吸収装置 - Google Patents
自動車の衝撃吸収装置Info
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- JPH11334648A JPH11334648A JP10147007A JP14700798A JPH11334648A JP H11334648 A JPH11334648 A JP H11334648A JP 10147007 A JP10147007 A JP 10147007A JP 14700798 A JP14700798 A JP 14700798A JP H11334648 A JPH11334648 A JP H11334648A
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Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】自動車の衝撃吸収装置を設置するときには、吸
収装置自体に要するスペ−スをできるだけ少なくして、
車室空間を大きくすることが重要である。 【解決手段】そこで、前方または後方に張り出した形状
の衝撃力変向部材2を弾性材料で構成し、この部材の両
端を車体の前後方向に配置された骨格部材1の先端部に
結合し、衝撃力変向部材2の近傍における骨格部材1に
エネルギ−吸収手段6を架設したもので、衝撃力変向部
材2の力で骨格部材1が拡開すると、エネルギ−吸収手
段6が作動するものである。
収装置自体に要するスペ−スをできるだけ少なくして、
車室空間を大きくすることが重要である。 【解決手段】そこで、前方または後方に張り出した形状
の衝撃力変向部材2を弾性材料で構成し、この部材の両
端を車体の前後方向に配置された骨格部材1の先端部に
結合し、衝撃力変向部材2の近傍における骨格部材1に
エネルギ−吸収手段6を架設したもので、衝撃力変向部
材2の力で骨格部材1が拡開すると、エネルギ−吸収手
段6が作動するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車の衝撃吸
収装置に関するもので、前後方向に作用する衝撃力の方
向を変換して効果的な衝撃吸収を行う分野に属してい
る。
収装置に関するもので、前後方向に作用する衝撃力の方
向を変換して効果的な衝撃吸収を行う分野に属してい
る。
【0002】
【従来の技術】自動車の衝突や追突に対する衝撃吸収の
手段としては、従来、自動車の前後方向に延びている部
材に塑性変形を行わせて衝撃を吸収している。このよう
な方式の代表的なものとして実開平5−54160号公
報がある。
手段としては、従来、自動車の前後方向に延びている部
材に塑性変形を行わせて衝撃を吸収している。このよう
な方式の代表的なものとして実開平5−54160号公
報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な方式であると、自動車の前後方向に衝撃吸収に必要な
スペ−スを確保する必要がある。したがって、十分な衝
撃吸収をさせるためには、車室の空間が狭くなることと
なり、自動車の居住性を損なうという問題が生じてく
る。さらに、車体の前方に十分なスペ−スがないような
キャブオ−バ型の車体においては前述の問題がより一層
厳しくなり、著しい衝突の場合には車室空間にまで影響
することがある。
な方式であると、自動車の前後方向に衝撃吸収に必要な
スペ−スを確保する必要がある。したがって、十分な衝
撃吸収をさせるためには、車室の空間が狭くなることと
なり、自動車の居住性を損なうという問題が生じてく
る。さらに、車体の前方に十分なスペ−スがないような
キャブオ−バ型の車体においては前述の問題がより一層
厳しくなり、著しい衝突の場合には車室空間にまで影響
することがある。
【0004】
【課題を解決するための手段とその作用】本発明は、以
上に述べた問題点を解決するために提供されたもので、
請求項1の発明は、前方または後方に張り出した形状の
衝撃力変向部材を弾性材料で形成し、この部材の両端を
車体の前後方向に配置された骨格部材の先端部に結合
し、骨格部材の変位でエネルギ−吸収手段を作動させる
ことを特徴とするもので、衝突時の衝撃力は衝撃力変向
部材を介して骨格部材に作用し、それによって生じた骨
格部材の変位によってエネルギ−吸収手段を作動させる
ものである。請求項2の発明は、請求項1において、骨
格部材は左右または上下に対を成すものとされ、衝撃力
変向部材が押し込まれると骨格部材はその間隔が拡大さ
れるように構成し、骨格部材には衝撃力変向部材の近く
にエネルギ−吸収手段が架設されていることを特徴とす
るもので、衝撃力変向部材が対を成す骨格部材を拡開
し、この変位によってエネルギ−吸収手段を作動させる
ものである。
上に述べた問題点を解決するために提供されたもので、
請求項1の発明は、前方または後方に張り出した形状の
衝撃力変向部材を弾性材料で形成し、この部材の両端を
車体の前後方向に配置された骨格部材の先端部に結合
し、骨格部材の変位でエネルギ−吸収手段を作動させる
ことを特徴とするもので、衝突時の衝撃力は衝撃力変向
部材を介して骨格部材に作用し、それによって生じた骨
格部材の変位によってエネルギ−吸収手段を作動させる
ものである。請求項2の発明は、請求項1において、骨
格部材は左右または上下に対を成すものとされ、衝撃力
変向部材が押し込まれると骨格部材はその間隔が拡大さ
れるように構成し、骨格部材には衝撃力変向部材の近く
にエネルギ−吸収手段が架設されていることを特徴とす
るもので、衝撃力変向部材が対を成す骨格部材を拡開
し、この変位によってエネルギ−吸収手段を作動させる
ものである。
【0005】
【発明の実施の形態】図示の発明の実施形態にしたがっ
て本発明を詳しく説明する。この発明は、自動車の前部
および後部のいずれであっても、同じように実施するこ
とができるのであるが、図示の場合は全て前部の実施形
態として例示してある。まず、図1から図3について説
明すると、符号1、1は一対の骨格部材であり、自動車
の前後方向に平行に配置されている。これの具体的な部
材名としては、図示のような梯子型フレ−ムやモノック
ボデ−におけるサイドメンバ等が該当している。衝撃力
変向部材2は前方(後部であれば後方)に張り出した形
状であり、その両端は骨格部材1、1の先端部に結合し
てある。衝撃力変向部材2は、ばね鋼のような弾性材料
で作られており、細長い板を図示のように円弧状に湾曲
させてある。
て本発明を詳しく説明する。この発明は、自動車の前部
および後部のいずれであっても、同じように実施するこ
とができるのであるが、図示の場合は全て前部の実施形
態として例示してある。まず、図1から図3について説
明すると、符号1、1は一対の骨格部材であり、自動車
の前後方向に平行に配置されている。これの具体的な部
材名としては、図示のような梯子型フレ−ムやモノック
ボデ−におけるサイドメンバ等が該当している。衝撃力
変向部材2は前方(後部であれば後方)に張り出した形
状であり、その両端は骨格部材1、1の先端部に結合し
てある。衝撃力変向部材2は、ばね鋼のような弾性材料
で作られており、細長い板を図示のように円弧状に湾曲
させてある。
【0006】骨格部材1、1の先端部に衝撃力変向部材
2を結合する構造としては種々なものが考えられるが、
ここでは衝撃力変向部材2の端部に円筒部3を形成し、
これを骨格部材1の中空内部に挿入し、軸4を円筒部3
に貫通させて軸4を骨格部材1に固定、例えば溶接した
ものである。
2を結合する構造としては種々なものが考えられるが、
ここでは衝撃力変向部材2の端部に円筒部3を形成し、
これを骨格部材1の中空内部に挿入し、軸4を円筒部3
に貫通させて軸4を骨格部材1に固定、例えば溶接した
ものである。
【0007】図1の骨格部材1、1は、梯子型フレ−ム
であり、クロスメンバ5によって結合され、ここから前
側はフレ−ムの間隔が徐々に大きくなっている。エネル
ギ−吸収手段6は、自動車の幅方向でしかも衝撃力変向
部材2の近くに配置されており、両フレ−ム1、1間に
掛け渡したいわゆる「架設」された状態になっている。
エネルギ−吸収手段6は、ロッド7の両端が継ぎ手8、
8を介してフレ−ム1、1にしっかりと結合され、その
中間部に吸収部材9が設置してある。吸収部材9の形式
はいろいろなものが考えられるが、衝撃力を塑性変形の
仕事に置換するものが一般的である。図3のものは、細
長い鉄板10をジグザグ状に折り畳むようにしたもの
で、鉄板10の両側にはロッド7、7がそれぞれ溶接し
てある。なお、継ぎ手8、8は簡略的に図示してある
が、実際にはこの箇所が外れたりしたはならないので、
継ぎ手8、8を大きなコの字型部材で構成し、その内側
にフレ−ム1、1を挿入して軸を貫通させるようにする
のが適している。
であり、クロスメンバ5によって結合され、ここから前
側はフレ−ムの間隔が徐々に大きくなっている。エネル
ギ−吸収手段6は、自動車の幅方向でしかも衝撃力変向
部材2の近くに配置されており、両フレ−ム1、1間に
掛け渡したいわゆる「架設」された状態になっている。
エネルギ−吸収手段6は、ロッド7の両端が継ぎ手8、
8を介してフレ−ム1、1にしっかりと結合され、その
中間部に吸収部材9が設置してある。吸収部材9の形式
はいろいろなものが考えられるが、衝撃力を塑性変形の
仕事に置換するものが一般的である。図3のものは、細
長い鉄板10をジグザグ状に折り畳むようにしたもの
で、鉄板10の両側にはロッド7、7がそれぞれ溶接し
てある。なお、継ぎ手8、8は簡略的に図示してある
が、実際にはこの箇所が外れたりしたはならないので、
継ぎ手8、8を大きなコの字型部材で構成し、その内側
にフレ−ム1、1を挿入して軸を貫通させるようにする
のが適している。
【0008】フレ−ム1、1の前端にはブラケット1
1、11が固定され、それに取り付けた結合部材12、
12を介してバンパ−13が組付けられている。符号1
4は車体の外板、15は前輪である。
1、11が固定され、それに取り付けた結合部材12、
12を介してバンパ−13が組付けられている。符号1
4は車体の外板、15は前輪である。
【0009】以上の実施形態の作動を説明する。衝突事
故が発生したら、バンパ−13が変形しそれと同時に衝
撃力変向部材2が湾曲状態から真っ直ぐになろうとする
ので、フレ−ム1、1の前部は拡開され、それにともな
って吸収部材9はロッド7、7で左右に引っ張られる。
したがって、鉄板10は折り畳まれた状態から鋸歯状あ
るいはほぼ真っ直ぐに引き伸ばされる。上記の衝撃力変
向部材2の変形は、弾性変形であることが重要である。
弾性変形でなければ、衝撃力変向部材2自体が塑性変形
を来たし、したがって、エネルギ−吸収手段6を引き伸
ばす力が発生しないことになるからである。図示はして
いないが、衝撃力変向部材2に主として弾性変形をさせ
るが、一部、当部材2に塑性変形を分担させるという方
式も本発明の一実施形態として掲げることができる。
故が発生したら、バンパ−13が変形しそれと同時に衝
撃力変向部材2が湾曲状態から真っ直ぐになろうとする
ので、フレ−ム1、1の前部は拡開され、それにともな
って吸収部材9はロッド7、7で左右に引っ張られる。
したがって、鉄板10は折り畳まれた状態から鋸歯状あ
るいはほぼ真っ直ぐに引き伸ばされる。上記の衝撃力変
向部材2の変形は、弾性変形であることが重要である。
弾性変形でなければ、衝撃力変向部材2自体が塑性変形
を来たし、したがって、エネルギ−吸収手段6を引き伸
ばす力が発生しないことになるからである。図示はして
いないが、衝撃力変向部材2に主として弾性変形をさせ
るが、一部、当部材2に塑性変形を分担させるという方
式も本発明の一実施形態として掲げることができる。
【0010】吸収部材9の変形例を図4および図5にし
たがって説明する。このものは、ピンをせまい溝の中に
押し通す形式のもので、ロッド7、7がパイプ材で作ら
れてテレスコピックな状態ではまり合っている。内側の
ロッド7に固定したピン16、16が外側のロッド7に
明けた長手方向の溝孔17内に進入させてあり、溝孔1
7にはピン16の直径よりも狭い部分18が設けてあ
り、衝撃力は狭い部分18を拡大させる仕事に変換され
る。
たがって説明する。このものは、ピンをせまい溝の中に
押し通す形式のもので、ロッド7、7がパイプ材で作ら
れてテレスコピックな状態ではまり合っている。内側の
ロッド7に固定したピン16、16が外側のロッド7に
明けた長手方向の溝孔17内に進入させてあり、溝孔1
7にはピン16の直径よりも狭い部分18が設けてあ
り、衝撃力は狭い部分18を拡大させる仕事に変換され
る。
【0011】さらに、他の吸収部材9の変形例を図6お
よび図7にしたがって説明する。このものは、真っ直ぐ
な円筒を蛇腹状に押しつぶす形式のもので、一方のロッ
ド7に円筒型の鋼板製のケ−ス19を溶接し、他方のロ
ッド7をケ−ス19内に進入させてその先端に円盤20
を溶接する。円盤20とケ−ス19の端板21との間に
円筒22が配置され、円筒22内には図示のようにロッ
ド7が貫通している。円筒22はアルミニウムや銅で製
作されている。
よび図7にしたがって説明する。このものは、真っ直ぐ
な円筒を蛇腹状に押しつぶす形式のもので、一方のロッ
ド7に円筒型の鋼板製のケ−ス19を溶接し、他方のロ
ッド7をケ−ス19内に進入させてその先端に円盤20
を溶接する。円盤20とケ−ス19の端板21との間に
円筒22が配置され、円筒22内には図示のようにロッ
ド7が貫通している。円筒22はアルミニウムや銅で製
作されている。
【0012】衝撃力がエネルギ−吸収手段に作用する
と、真っ直ぐな円筒22は円盤20と端板21との間で
長手方向に押しつぶされ、図7のように円筒22は蛇腹
状に変形させられてエネルギ−吸収がなされる。なお、
吸収部材9には、流体の流路抵抗でエネルギ−を吸収す
る原理のものを採用することもできる。最も一般的なも
のは、オイルを充填したシリンダ内を移動するピストン
に制御オリフィスを明けたものである。
と、真っ直ぐな円筒22は円盤20と端板21との間で
長手方向に押しつぶされ、図7のように円筒22は蛇腹
状に変形させられてエネルギ−吸収がなされる。なお、
吸収部材9には、流体の流路抵抗でエネルギ−を吸収す
る原理のものを採用することもできる。最も一般的なも
のは、オイルを充填したシリンダ内を移動するピストン
に制御オリフィスを明けたものである。
【0013】図8は、衝撃力変向部材の変形例であり、
帯状の基板23を普通の構造用鋼板またはFRP(繊維
強化樹脂)で成形し、これにばね鋼製の骨材24を溶接
あるいは接着したものである。
帯状の基板23を普通の構造用鋼板またはFRP(繊維
強化樹脂)で成形し、これにばね鋼製の骨材24を溶接
あるいは接着したものである。
【0014】図9は、衝撃力変向部材2を骨格部材1に
係合させる構造例であり、フレ−ム1の内側に形成した
窪み25に衝撃力変向部材2の端部をはめ込んだもの
で、衝撃力変向部材2の弾力で当部材2の弾力的な保持
がなされている。
係合させる構造例であり、フレ−ム1の内側に形成した
窪み25に衝撃力変向部材2の端部をはめ込んだもの
で、衝撃力変向部材2の弾力で当部材2の弾力的な保持
がなされている。
【0015】図10は、衝撃力変向部材2が左右のロッ
ドメンバ26、27に分割されたもので、両ロッドメン
バは中央の結合ピン28と左右の結合ピン29、30で
フレ−ム1、1に組付けられている。各ピン結合部は軸
運動が許容されており、衝突時に結合ピン28の部分が
押し込まれると、図1の場合と同様にして衝撃力が吸収
される。
ドメンバ26、27に分割されたもので、両ロッドメン
バは中央の結合ピン28と左右の結合ピン29、30で
フレ−ム1、1に組付けられている。各ピン結合部は軸
運動が許容されており、衝突時に結合ピン28の部分が
押し込まれると、図1の場合と同様にして衝撃力が吸収
される。
【0016】先に説明した実施形態では、衝撃力変向部
材は自動車の幅方向に配置されているものであるが、図
11および図12はそれが上下方向に配置された実施形
態である。この場合の車体形式はモノコックボデ−であ
り、車体の外形は符号14で示した二点鎖線で表してあ
る。左右のフロントピラ−31、31の間にクロスメン
バ32、32が上下に配置された状態で溶接され、クロ
スメンバに溶接した骨格部材33、33が前方に伸ばさ
れている。骨格部材33、33の先端部に前述のものと
同様な衝撃力変向部材2が架設され、さらに、同様なエ
ネルギ−吸収手段6が衝撃力変向部材2の近くに架設さ
れている。この実施形態の作動は、図1のものから容易
に理解することができるので、ここでは詳細な説明を省
略した。
材は自動車の幅方向に配置されているものであるが、図
11および図12はそれが上下方向に配置された実施形
態である。この場合の車体形式はモノコックボデ−であ
り、車体の外形は符号14で示した二点鎖線で表してあ
る。左右のフロントピラ−31、31の間にクロスメン
バ32、32が上下に配置された状態で溶接され、クロ
スメンバに溶接した骨格部材33、33が前方に伸ばさ
れている。骨格部材33、33の先端部に前述のものと
同様な衝撃力変向部材2が架設され、さらに、同様なエ
ネルギ−吸収手段6が衝撃力変向部材2の近くに架設さ
れている。この実施形態の作動は、図1のものから容易
に理解することができるので、ここでは詳細な説明を省
略した。
【0017】上述の実施形態は、1次衝突の衝撃エネル
ギ−を吸収することに主眼をおいて構成されているが、
図13の実施形態は、衝突によってエンジン37が移動
させられ、これによって車体の骨格構造が変形させられ
る、いわゆる2次衝突に本発明を適用した場合である。
すなわち、左右のフロントピラ−31、31の間に衝撃
力変向部材2とエネルギ−吸収手段6とを架設したもの
である。部材2と手段6の両端はたとえば溶接でフロン
トピラ−31、31に強固に結合してある。なお、この
構造においては、フロントピラ−31、31を後方へ移
動させようとする力が発生するので、ドア−38の内部
に補強材39が取り付けてある。衝突時、エンジン37
が後方に移動すると、衝撃力変向部材2に突き当たり、
これによってフロントピラ−31、31の間隔が拡大さ
れエネルギ−吸収手段6を作動させる。
ギ−を吸収することに主眼をおいて構成されているが、
図13の実施形態は、衝突によってエンジン37が移動
させられ、これによって車体の骨格構造が変形させられ
る、いわゆる2次衝突に本発明を適用した場合である。
すなわち、左右のフロントピラ−31、31の間に衝撃
力変向部材2とエネルギ−吸収手段6とを架設したもの
である。部材2と手段6の両端はたとえば溶接でフロン
トピラ−31、31に強固に結合してある。なお、この
構造においては、フロントピラ−31、31を後方へ移
動させようとする力が発生するので、ドア−38の内部
に補強材39が取り付けてある。衝突時、エンジン37
が後方に移動すると、衝撃力変向部材2に突き当たり、
これによってフロントピラ−31、31の間隔が拡大さ
れエネルギ−吸収手段6を作動させる。
【0018】図14の実施形態は、衝撃力変向部材2と
エネルギ−吸収手段6とを一つのユニットにしたもので
ある。そのためにブラケット34に軸35、36を用い
て衝撃力変向部材2とエネルギ−吸収手段6をユニット
化し、このブラケット34を骨格部材1、1あるいは3
3、33の先端部に取り付けるのである。
エネルギ−吸収手段6とを一つのユニットにしたもので
ある。そのためにブラケット34に軸35、36を用い
て衝撃力変向部材2とエネルギ−吸収手段6をユニット
化し、このブラケット34を骨格部材1、1あるいは3
3、33の先端部に取り付けるのである。
【0019】特許請求の範囲には記載していないが、上
述の実施形態から得られる構成、作用効果を列記すると
次のとおりである。衝撃力変向部材2とエネルギ−吸収
手段6とを自動車の左右方向あるいは上下方向に接近さ
せて配置しているから、部材2と手段6とをコンパクト
にまとめることが可能となり、車体配置の上で有利であ
る。衝撃力変向部材2とエネルギ−吸収手段6とを図1
3のようにユニット化することにより、衝撃吸収装置の
設置・取り付けが組み立て時に非常に簡単になる。
述の実施形態から得られる構成、作用効果を列記すると
次のとおりである。衝撃力変向部材2とエネルギ−吸収
手段6とを自動車の左右方向あるいは上下方向に接近さ
せて配置しているから、部材2と手段6とをコンパクト
にまとめることが可能となり、車体配置の上で有利であ
る。衝撃力変向部材2とエネルギ−吸収手段6とを図1
3のようにユニット化することにより、衝撃吸収装置の
設置・取り付けが組み立て時に非常に簡単になる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、前方または後方に張り
出した形状の衝撃力変向部材を弾性材料で構成し、この
部材の両端を車体の前後方向に配置された骨格部材の先
端部に結合したから、衝突時や追突時に衝撃力変向部材
の両端に生じる変位で骨格部材を移動させ、これによっ
てエネルギ−吸収手段を作動させることができる。さら
に、骨格部材は左右または上下に対を成しているので、
衝撃力変向部材の変形で生じる力は骨格部材を拡開させ
ることとなり、これによって、骨格部材間に架設された
エネルギ−吸収手段が作動させられるのである。衝撃力
変向部材とエネルギ−吸収手段とは、平常時には通常の
クロスメンバとして存在しているので、衝撃吸収装置と
クロスメンバとを共用化することができて、構造簡素化
にとって有効である。以上のようにして、自動車の幅方
向あるいは上下方向の次元で、衝撃吸収に必要な構造物
の配置ができるので、前述のような車体構成上のスペ−
ス問題を解決し、同時により安全性の高い車体を得るこ
とができる。
出した形状の衝撃力変向部材を弾性材料で構成し、この
部材の両端を車体の前後方向に配置された骨格部材の先
端部に結合したから、衝突時や追突時に衝撃力変向部材
の両端に生じる変位で骨格部材を移動させ、これによっ
てエネルギ−吸収手段を作動させることができる。さら
に、骨格部材は左右または上下に対を成しているので、
衝撃力変向部材の変形で生じる力は骨格部材を拡開させ
ることとなり、これによって、骨格部材間に架設された
エネルギ−吸収手段が作動させられるのである。衝撃力
変向部材とエネルギ−吸収手段とは、平常時には通常の
クロスメンバとして存在しているので、衝撃吸収装置と
クロスメンバとを共用化することができて、構造簡素化
にとって有効である。以上のようにして、自動車の幅方
向あるいは上下方向の次元で、衝撃吸収に必要な構造物
の配置ができるので、前述のような車体構成上のスペ−
ス問題を解決し、同時により安全性の高い車体を得るこ
とができる。
【図1】本発明の実施形態を示す平面図である。
【図2】衝撃力変向部材を骨格部材に結合する箇所の部
分的な正面図である。
分的な正面図である。
【図3】吸収部材の平面図である。
【図4】他の吸収部材の平面図である。
【図5】溝孔の部分を示す側面図である。
【図6】他の吸収部材の横断平面図である。
【図7】図6のものの吸収変形を示す部分的な縦断側面
図である。
図である。
【図8】衝撃力変向部材の変形例を示す部分的な立体図
である。
である。
【図9】衝撃力変向部材と骨格部材との係合状態を示す
部分的な平面図である。
部分的な平面図である。
【図10】他の実施形態を示す平面図である。
【図11】他の実施形態を示す部分的な立体図である。
【図12】図11のものを横から見た簡略的な側面図で
ある。
ある。
【図13】本発明を2次衝突の対応する際の実施形態を
示す部分的な立体図である。
示す部分的な立体図である。
【図14】他の実施形態を示す部分的な平面図である。
2 衝撃力変向部材 1 骨格部材 6 エネルギ−吸収手段
Claims (2)
- 【請求項1】 前方または後方に張り出した形状の衝撃
力変向部材を弾性材料で形成し、この部材の両端を車体
の前後方向に配置された骨格部材の先端部に結合し、骨
格部材の変位でエネルギ−吸収手段を作動させることを
特徴とする自動車の衝撃吸収装置。 - 【請求項2】 請求項1において、骨格部材は左右また
は上下に対を成すものとされ、衝撃力変向部材が押し込
まれると骨格部材はその間隔が拡大されるように構成
し、骨格部材には衝撃力変向部材の近くにエネルギ−吸
収手段が架設されていることを特徴とする自動車の衝撃
吸収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10147007A JPH11334648A (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 自動車の衝撃吸収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10147007A JPH11334648A (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 自動車の衝撃吸収装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11334648A true JPH11334648A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15420460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10147007A Pending JPH11334648A (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 自動車の衝撃吸収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11334648A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002050449A1 (en) | 2000-12-18 | 2002-06-27 | Toray Industries, Inc. | Impact energy absorber |
| DE10336200A1 (de) * | 2003-08-07 | 2005-03-03 | Daimlerchrysler Ag | Fahrerhaus für ein Nutzfahrzeug |
| JP2007137326A (ja) * | 2005-11-21 | 2007-06-07 | Honda Motor Co Ltd | 後部車体構造 |
| US7896428B2 (en) | 2005-01-28 | 2011-03-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle body structure |
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| US12630001B2 (en) | 2022-11-01 | 2026-05-19 | Volvo Truck Corporation | Vehicle with center unit and frame rails |
-
1998
- 1998-05-28 JP JP10147007A patent/JPH11334648A/ja active Pending
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| US12630001B2 (en) | 2022-11-01 | 2026-05-19 | Volvo Truck Corporation | Vehicle with center unit and frame rails |
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