JPH11335032A - エレベータ用ガイドレールの連結構造およびその付設方法 - Google Patents

エレベータ用ガイドレールの連結構造およびその付設方法

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JPH11335032A
JPH11335032A JP14310698A JP14310698A JPH11335032A JP H11335032 A JPH11335032 A JP H11335032A JP 14310698 A JP14310698 A JP 14310698A JP 14310698 A JP14310698 A JP 14310698A JP H11335032 A JPH11335032 A JP H11335032A
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JP
Japan
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guide rails
guide rail
hoistway
elevator
guide
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Pending
Application number
JP14310698A
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English (en)
Inventor
Ryoetsu Kanayama
良悦 金山
Takashi Morinaga
貴志 森永
Shoichi Osako
昭一 大迫
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Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11335032A publication Critical patent/JPH11335032A/ja
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B19/00—Mining-hoist operation
    • B66B19/002—Mining-hoist operation installing or exchanging guide rails

Landscapes

  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガイドレールや継ぎ目板の構造を変えること
なく隣接するガイドレール同士を回動可能に連結できる
エレベータ用ガイドレールの連結構造の提供。 【解決手段】 エレベータ乗り場で一方のガイドレール
2のフランジ部21に継ぎ目板3の一端側を締結すると
ともに、他方のガイドレール1のフランジ部11と継ぎ
目板3の他端側との間にスペーサ7を介設することによ
り、隣接するガイドレール1、2間に段差を形成して、
この状態でガイドレール1、2を1つのボルト6を介し
て仮締めし、これによって、ガイドレール1、2の各端
部が互いに干渉しない状態でガイドレール1、2を回動
可能に連結する。次いで、上方のガイドレール1から揚
重機により順次連ねて吊上げて、ガイドレール1、2を
昇降路内に引き込んで鉛直方向に付設する。これによ
り、複数本のガイドレールを1本ずつ搬入して昇降路内
で組み立てる必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ昇降路
内を昇降するかごあるいはつり合いおもりを案内するエ
レベータ用ガイドレールの連結構造およびその付設方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベータ用ガイドレールの連結
構造として、例えば特開平4−354782号公報に記
載されているように、一方のガイドレールの端部に継ぎ
目板の一端側を締結具を介して締結するとともに、一体
あるいは別体に設けた受け部材およびヒンジピンを介し
て前記の継ぎ目板の他端側を他方のガイドレールに回動
可能に連結するようにしたものが提案されている。ま
た、上記のように1つの締結具を中心に他方のガイドレ
ールを回動可能に連結するために、継ぎ目板の他端側に
締結具を挿通する長穴を形成したり、隣接するガイドレ
ールの少なくとも一方の端部に面取り加工を施すものも
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のエレベータ用ガイドレールの連結構造では、継ぎ目
板の構造そのものが複雑になったり、継ぎ目板の他端側
に通常とは異なる長穴を形成する必要があるため、製作
工程が増えて高価になるという問題があった。また、ガ
イドレールの少なくとも一方の端部に面取り加工を施す
場合も、製作工程が増えて高価になるという問題があっ
た。
【0004】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、ガイドレ
ールや継ぎ目板の構造を変えることなく隣接するガイド
レール同士を回動可能に連結することのできるエレベー
タ用ガイドレールの連結構造を提供することにある。
【0005】また、その第2の目的は、複数本のガイド
レールを効率よく昇降路内に付設することのできるエレ
ベータ用ガイドレールの付設方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、本発明の請求項1に係る発明は、昇降路内に立
設される上下複数本のガイドレールを有するエレベータ
であって、前記ガイドレールの隣接するもの同士を継ぎ
目板と締結具とにより連結するエレベータ用ガイドレー
ルの連結構造において、前記継ぎ目板の一端側を一方の
ガイドレールのフランジ部に当接させて、これらの継ぎ
目板および一方のガイドレールを複数の締結具を介して
締結するとともに、前記継ぎ目板の他端側と他方のガイ
ドレールのフランジ部との間にスペーサを介設すること
によりこれらの隣設するガイドレール間に段差を形成し
て、この状態で前記隣接するガイドレールを1つの締結
具を介して仮締めし、この1つの締結具を中心に回動可
能な状態で前記隣接するガイドレールを連結する構成に
してある。
【0007】上記のように構成した本発明の請求項1に
係る発明では、継ぎ目板の他端側と他方のガイドレール
のフランジ部との間にスペースを介設してこれらの隣接
するガイドレール間に段差を形成することにより、隣接
するガイドレールの各端部が互いに干渉することなくこ
れらのガイドレールを回動可能に連結できるので、この
連結のためにガイドレールや継ぎ目板の構造を変えるこ
とを要せずに済む。
【0008】また、上記第1の目的を達成するため、本
発明の請求項2に係る発明は、昇降路内に立設される上
下複数本のガイドレールを有するエレベータであって、
前記ガイドレールの隣接するもの同士を継ぎ目板と締結
具とにより連結するエレベータ用ガイドレールの連結構
造において、前記継ぎ目板の一端側の表面を一方のガイ
ドレールのフランジ部に当接させて、これらの継ぎ目板
および一方のガイドレールを複数の締結具を介して締結
するとともに、前記継ぎ目板の他端側の背面に他方のガ
イドレールのフランジ部に当接させて、これらの継ぎ目
板および他方のガイドレールを1つの締結具を介して仮
締めし、この1つの締結具を中心に回動可能な状態で前
記隣接するガイドレールを連結する構成にしてある。
【0009】上記のように構成した本発明の請求項2に
係る発明では、継ぎ目板の一端側の表面を一方のガイド
レールを締結するとともに、前記の継ぎ目板の他端側の
背面に他方のガイドレールを締結することにより、隣接
するガイドレールの各端部が互いに干渉することなくこ
れらのガイドレールを回動可能に連結できるので、この
連結のためにガイドレールや継ぎ目板の構造を変えるこ
とを要せずに済む。
【0010】また、上記第2の目的を達成するため、本
発明の請求項3に係る発明は、昇降路内に立設される上
下複数本のガイドレールを有するエレベータであって、
前記ガイドレールの隣接するもの同士を継ぎ目板と締結
具とにより連結するエレベータ用ガイドレールの付設方
法において、前記昇降路に近接する外部箇所で、請求項
1または2に記載の連結構造を用いて前記隣接するガイ
ドレールを回動可能に連結した後、前記隣接するガイド
レールのうちの上方のガイドレールから揚重機により順
次連ねて吊上げて、前記隣接するガイドレールを前記昇
降路内に引き込んで鉛直方向に付設する構成にしてあ
る。
【0011】上記のように構成した本発明の請求項3に
係る発明では、昇降路に近接する外部箇所でガイドレー
ルを回動可能に連結した後、揚重機により順次連ねて吊
上げるようにしたので、昇降路内にガイドレールなどを
1本ずつ搬入して昇降路内で組み立てる必要がなくて済
み、これによって、複数本のガイドレールを効率よく昇
降路内に付設できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエレベータ用ガイ
ドレールの連結構造およびその付設方法の実施の形態を
図に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態に係
るエレベータ用ガイドレールの連結構造を示す側面図、
図2は本実施形態の連結構造を示す平面図、図3は本実
施形態の連結構造を示す断面図、図4は図1〜図3の連
結構造を用いて行なわれるガイドレールの付設方法を説
明する図である。
【0013】図1に示すエスカレータ用ガイドレール
1、2はそれぞれフランジ部11、12および突出部2
1、22からなるとともに、所定の単位長さ(通常4〜
5m)に設定されている。図中には2本のガイドレール
1、2しか示していないが、図3の昇降路8の高さに応
じて、ガイドレール1、2を含む必要な本数のガイドレ
ールを連結して昇降路8内の所定位置に付設して、この
昇降路8を昇降する図示しないかごあるいはつり合いお
もりを案内するようになっている。
【0014】そして本実施形態の連結構造では、長方形
状の鋼板からなり、隣接するガイドレール1、2の連結
部にまたがって設置される継ぎ目板3と、複数のボルト
4、ナット5、および前記のボルト4より長い1本の仮
締めボルト6を含む締結具とが設けられている。継ぎ目
板3の左右側部にはそれぞれ4箇所ずつ(計8箇所)ボ
ルト4を挿通する穴3aが形成されている。ガイドレー
ル1のフランジ部11の端部に前記のボルト4を挿通す
る4つの穴1aが形成され、同様に、他のガイドレール
2のフランジ部21の端部にもボルト4を挿通する4つ
の穴2aが形成されている。
【0015】また、継ぎ目板3の一端側(図1の左半
分)がガイドレール2のフランジ部21の背面に当接さ
れるとともに、これらの継ぎ目板3の一端側およびガイ
ドレール2のフランジ部21が複数組のボルト4および
ナット5により締結されている。継ぎ目板3の他端側
(図1の右半分)とガイドレール1のフランジ部11の
背面との間には所定長さのスペーサ7が介設され、この
状態で継ぎ目板3の他端側およびガイドレール1のフラ
ンジ部21が1組の仮締めボルト6およびナット5によ
り仮締めされている。前記の仮締めボルト6は、ガイド
レール1のフランジ部11に形成された穴1aの1つ
と、前記のスペーサ7と、継ぎ目板3に形成された穴3
aの1つとに挿通されるとともに、この仮締めボルト6
の先端にナット5が螺合している。
【0016】そして本実施形態の付設方法にあっては、
上述した連結構造を用いて次のようにガイドレール1、
2などを昇降路8内に付設するようになっている。すな
わち、図3に示すように昇降路8に近接する外部箇所、
例えばエレベータ最下階の乗り場9にガイドレール1、
2を含む必要な本数のガイドレールを運び入れて、それ
ぞれのフランジ部11、21の各背面が上側になるよう
にガイドレール1、2を寝かし、他のガイドレールも同
様の状態で寝かしておく。次いで、図1に示すように1
番目のガイドレール1と2番目のガイドレール2とを直
列に配し、この状態で継ぎ目板3の一端側を2番目のガ
イドレール2のフランジ部21の背面に当接させて、4
本のボルト4をそれぞれ穴2a、3aに挿通し、各ボル
ト4にナット5を螺合させることにより、継ぎ目板3お
よび2番目のガイドレール2を4組のボルト4、ナット
5を介して締結する。
【0017】次いで、継ぎ目板3の他端側と1番目のガ
イドレール1のフランジ部11の背面との間にスペーサ
7を介設することにより、図1に示すように隣接するガ
イドレール1、2間に段差を形成し、この状態で1本の
仮締めボルト6をガイドレール1のフランジ部11の穴
1a、スペーサ7、および継ぎ目板3の穴3aを挿通し
た状態で、この仮締めボルト6の先端にナット5を螺合
させて仮締めすることにより、1本の仮締めボルト6を
中心に1番目のガイドレール1が回動可能な状態で、隣
接するガイドレール1、2に連結する。このとき、図2
に示すようにガイドレール1、2が側方へずれることな
く直列に配されるとともに、フランジ部11、21がそ
れぞれ上側になるようにガイドレール1、2が乗り場9
に寝かされている状態において、ガイドレール1、2の
各端部間に著しい隙間が生じていない。
【0018】このようにしてエレベータ最下階の乗り場
9でガイドレール1、2を回動可能に連結した後、1番
目のガイドレール1を図示しない揚重機により吊上げて
乗り場出入口8aから昇降路8内に引き込むことによ
り、1本の仮締めボルト6を中心にガイドレール1、2
が相対的に回動可能であるので、図4の二点鎖線
(イ)、(ロ)、(ハ)で示すように1番目のガイドレ
ール1に連結された2番目のガイドレール2も斜めに立
上りながら追従して昇降路8内に引き込まれて吊上げら
れる。
【0019】このとき、2番目のガイドレール2が図4
の実線で示すように水平状態にあるうちに、2番目のガ
イドレール2の後端(図4の左側端部)に3番目のガイ
ドレールを上記のように連結し、1番目のガイドレール
1をさらに吊上げることにより、2番目のガイドレール
2を乗り場出入口8aから昇降路8内に引き込み、同様
にして必要な本数のガイドレールを順次連結して昇降路
8内に引き込んで吊上げる。
【0020】このようにしてガイドレール1、2などを
順次連結しながら昇降路8内で吊上げた後、最上部すな
わち1番目のガイドレール1を昇降路8の所定位置、例
えば図示しない機械室の床に設けた穴に仮固定した状態
で保持する。次いで、図示しない本設または仮設のかご
枠および作業台を昇降路8内に設置し、これらのかご枠
または作業台に作業者が乗り込み、昇降路8内で吊上げ
た一連のガイドレールを昇降路8の下方から順次芯出し
固定する作業を行なう。例えば、ガイドレール1、2の
連結箇所にかご枠および作業台が移動した際、継ぎ目板
3およびガイドレール1の下端から前記の仮締めボルト
6およびスペーサ7を取外した後、継ぎ目板3およびガ
イドレール1の下端を4組のボルト4およびナット5に
より最終的に連結固定する。このように任意の高さ位置
でのガイドレールの芯出し固定と、ガイドレールの連結
箇所での固定作業を昇降路8の下方から順次繰り返して
行ない、最終的にこれらのガイドレールを昇降路8の所
定位置に鉛直状態になるように芯出し固定して付設作業
を終了する。
【0021】このとき、当該連結箇所より下方のガイド
レールに関しては、かご枠または作業台を昇降路8内で
移動させて芯出し固定を行なっており、また、ガイドレ
ールの最上部に関しては昇降路8の上部の任意の位置に
仮固定されていることから、連結された一連のガイドレ
ールが不安定になることはなく、すなわち安全上の問題
はない。
【0022】このように構成した第1の実施形態の連結
構造では、継ぎ目板3の一端側とガイドレール1のフラ
ンジ部11との間にスペーサ7を介設し、隣接するガイ
ドレール1、2間に図1の上下方向に段差を形成するこ
とにより、ガイドレール1、2の端部が互いに干渉する
ことなくこれらのガイドレール1、2を回動可能に連結
できる。したがって、上記のようにガイドレール1、2
を回動可能に連結するためにガイドレール1、2や継ぎ
目板3の構造を変える必要がない。
【0023】また、この第1の実施形態の付設方法で
は、昇降路8に近接する乗り場9で、隣接するガイドレ
ール1、2などを回動可能に連結した後、順次連ねて昇
降路8内で吊上げるようにしたので、ガイドレール1、
2などを1本ずつ搬入して昇降路8内で組み立てる必要
がなくて済み、複数本のガイドレール1、2などを効率
よく昇降路8内に付設できる。
【0024】なお、この第1の実施形態では、ガイドレ
ール1、2をそれぞれ4組のボルト4、ナット5を介し
て継ぎ目板3に連結するようにしたが、必要に応じてボ
ルト4、ナット5の個数を設定することができ、例え
ば、十分な強度が得られる場合にはボルト4、ナット5
の個数を少なくできる。
【0025】図5は本発明の第2の実施形態に係るエレ
ベータ用ガイドレールの連結構造を示す側面図、図6は
本実施形態の連結構造を示す平面図、図7は本実施形態
の連結構造を示す断面図である。なお、図5〜図7にお
いて前述した図1〜図4に示すものと同等のものには同
一符号を付してある。
【0026】図5〜図7に示す本実施形態の連結構造
は、前述した図1〜図3に示す連結構造と比べて、隣接
するガイドレールの突出部が交互に逆方向へ突出した状
態でこれらのガイドレールを連結するように構成した点
が異なっている。例えば、2番目のガイドレール2のフ
ランジ部21が継ぎ目板3の一端側(図5の左半分)の
表面に当接され、このガイドレール2の突出部22が図
5の上方へ突出した状態で、ガイドレール2が4組のボ
ルト4、ナット5を介して継ぎ目板3に締結されてい
る。一方、1番目のガイドレール1のフランジ部11が
継ぎ目板3の他端側(図5の右半分)の背面に当接さ
れ、このガイドレール1の突出部12が図5の下方へ突
出する状態で、ガイドレール1が1本のボルト4を介し
て仮締めされている。
【0027】そして本実施形態の付設方法にあっても、
上述した連結構造を用いて次のようにガイドレール1、
2などを昇降路8内に付設するようになっている。すな
わち、図3に示すように昇降路8に近接する外部箇所、
例えばエレベータ最下階の乗り場9にガイドレール1、
2を含む必要な本数のガイドレールを運び入れて、それ
ぞれの突出部12、22が交互に逆方向へ突出した状態
でガイドレール1、2を寝かし、他のガイドレールも同
様の状態で寝かしておく。次いで、1番目のガイドレー
ル1と2番目のガイドレール2とを直列に配置し、この
状態で継ぎ目板3の一端側の表面を2番目のガイドレー
ル2のフランジ部21の背面に当接させて、4本のボル
ト4をそれぞれ穴2a、3aに挿通し、各ボルト4にナ
ット5を螺合させて、継ぎ目板3および2番目のガイド
レール2を4組のボルト4、ナット5を介して締結す
る。
【0028】次いで、継ぎ目板3の他端側の背面を1番
目のガイドレール1のフランジ部11の背面に当接させ
て、この状態で1本のボルト4をガイドレール1のフラ
ンジ部11の穴1a、継ぎ目板3の穴3aを挿通した状
態で、このボルト4の先端にナット5を螺合させて仮締
めすることにより、1本のボルト4を中心に1番目のガ
イドレール1が回動可能な状態でこれらの隣接するガイ
ドレール1、2を連結する。このとき、1番目のガイド
レール1は、図2に示すように、先に継ぎ目板3に締結
された2番目のガイドレール2に対して直列に配置され
るとともに、ガイドレール1、2の各端部間には著しい
隙間が生じていない。
【0029】このようにしてエレベータ最下階の乗り場
9でガイドレール1、2を回動可能に連結した後、前述
したようにガイドレール1、2を含む必要な本数のガイ
ドレールを順次連結して昇降路8内に引き込んで吊上
げ、最終的に、かご枠または作業台に作業者が乗り込
み、昇降路8内で吊上げた一連のガイドレールを昇降路
8の下方から順次芯出し固定する作業を行なう。
【0030】このとき、ガイドレールの連結箇所にかご
枠および作業台が移動した際、下方のガイドレールを昇
降路8内で固定した後、上方のガイドレールの仮締めに
用いたボルト4を一旦取外して、昇降路8内で吊上げた
一連のガイドレールを鉛直線を軸として180度回転さ
せ、上方のガイドレールの下端を継ぎ目板3の他端側の
表面に当接させて、これらの上方のガイドレールおよび
継ぎ目板3を4組のボルト4、ナット5により最終的に
連結固定する。例えば、2番目のガイドレール2を昇降
路8内で固定した後、1番目のガイドレール1の仮締め
に用いたボルト4を一旦取外して、ガイドレール1を鉛
直線を軸として180度回転させてこのガイドレール1
の下端を継ぎ目板3の他端側の表面に当接させて、これ
らのガイドレール1および継ぎ目板3を4組のボルト
4、ナット5により最終的に連結固定する。このように
任意の高さ位置でのガイドレールの芯出し固定と、ガイ
ドレールの連結箇所での固定作業を昇降路8の下方から
順次繰り返して行ない、最終的にこれらのガイドレール
を昇降路8の所定位置に鉛直状態になるように芯出し固
定して付設作業を終了する。
【0031】このとき、当該連結箇所より下方のガイド
レールに関しては、前述した第1の実施形態で説明した
ように、かご枠または作業台を昇降路8内で移動させて
芯出し固定を行なっており、また、ガイドレールの最上
部に関しては昇降路8の上部の任意の位置に仮固定され
ていることから、連結された一連のガイドレールが不安
定になることはなく、すなわち安全上の問題はない。
【0032】このように構成した第2の実施形態の連結
構造でも、隣接するガイドレール1の突出部12および
ガイドレール2の突出部22が交互に逆方向へ突出した
状態でガイドレール1、2を連結することにより、これ
らのガイドレール1、2の端部が互いに干渉することな
くガイドレール1、2を回動可能に連結できる。したが
って、ガイドレール1、2を回動可能に連結するために
ガイドレール1、2や継ぎ目板3の構造を変える必要が
ない。
【0033】また、この第2の実施形態の付設方法で
も、昇降路8に近接する乗り場9で隣接するガイドレー
ル1、2などを回動可能に連結した後、順次連ねて昇降
路8内で吊上げるようにしたので、ガイドレール1、2
などを1本ずつ搬入して昇降路8内で組み立てる必要が
なくて済み、複数本のガイドレール1、2などを効率よ
く昇降路8内に付設できる。
【0034】なお、この第2の実施形態では、ガイドレ
ール1、2をそれぞれ4組のボルト4、ナット5を介し
て継ぎ目板3に連結するようにしたが、必要に応じてボ
ルト4、ナット5の個数を設定することができ、例え
ば、十分な強度が得られる場合にはボルト4、ナット5
の個数を少なくできる。
【0035】
【発明の効果】以上のように構成したので、本発明の請
求項1および2記載に係る発明は、ガイドレールや継ぎ
目板の構造を変えることなく隣接するガイドレール同士
を回動可能に連結でき、したがって、ガイドレールや継
ぎ目板の製作工程を増やすことを要せずに済むので、製
作費用が比較的安いエレベータ用ガイドレールの連結構
造を提供できるという効果がある。
【0036】また、本発明の請求項3記載に係る発明
は、昇降路内にガイドレールを1本ずつ搬入して昇降路
内で組み立てる必要がないため、複数本のガイドレール
を効率よく昇降路内に付設でき、したがって、ガイドレ
ール付設作業の効率を向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るエレベータ用ガイド
レールの連結構造を示す側面図である。
【図2】第1の実施形態の連結構造を示す平面図であ
る。
【図3】第1の実施形態の連結構造を示す断面図であ
る。
【図4】図1〜図3の連結構造を用いて行なわれるガイ
ドレールの付設方法を説明する図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るエレベータ用ガ
イドレールの連結構造を示す側面図である。
【図6】第2の実施形態の連結構造を示す平面図であ
る。
【図7】第2の実施形態の連結構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1、2 ガイドレール 3 継ぎ目板 4 ボルト 5 ナット 6 仮締めボルト 7 スペーサ 8 昇降路 11 フランジ部 12 突出部 21 フランジ部 22 突出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路内に立設される上下複数本のガイ
    ドレールを有するエレベータであって、前記ガイドレー
    ルの隣接するもの同士を継ぎ目板と締結具とにより連結
    するエレベータ用ガイドレールの連結構造において、 前記継ぎ目板の一端側を一方のガイドレールのフランジ
    部に当接させて、これらの継ぎ目板および一方のガイド
    レールを複数の締結具を介して締結するとともに、前記
    継ぎ目板の他端側と他方のガイドレールのフランジ部と
    の間にスペーサを介設することによりこれらの隣設する
    ガイドレール間に段差を形成して、この状態で前記隣接
    するガイドレールを1つの締結具を介して仮締めし、こ
    の1つの締結具を中心に回動可能な状態で前記隣接する
    ガイドレールを連結するようにしたことを特徴とするエ
    レベータ用ガイドレールの連結構造。
  2. 【請求項2】 昇降路内に立設される上下複数本のガイ
    ドレールを有するエレベータであって、前記ガイドレー
    ルの隣接するもの同士を継ぎ目板と締結具とにより連結
    するエレベータ用ガイドレールの連結構造において、 前記継ぎ目板の一端側の表面を一方のガイドレールのフ
    ランジ部に当接させて、これらの継ぎ目板および一方の
    ガイドレールを複数の締結具を介して締結するととも
    に、前記継ぎ目板の他端側の背面に他方のガイドレール
    のフランジ部に当接させて、これらの継ぎ目板および他
    方のガイドレールを1つの締結具を介して仮締めし、こ
    の1つの締結具を中心に回動可能な状態で前記隣接する
    ガイドレールを連結するようにしたことを特徴とするエ
    レベータ用ガイドレールの連結構造。
  3. 【請求項3】 昇降路内に立設される上下複数本のガイ
    ドレールを有するエレベータであって、前記ガイドレー
    ルの隣接するもの同士を継ぎ目板と締結具とにより連結
    するエレベータ用ガイドレールの付設方法において、 前記昇降路に近接する外部箇所で、請求項1または2に
    記載の連結構造を用いて前記隣接するガイドレールを回
    動可能に連結した後、前記隣接するガイドレールのうち
    の上方のガイドレールから揚重機により順次連ねて吊上
    げて、前記隣接するガイドレールを前記昇降路内に引き
    込んで鉛直方向に付設することを特徴とするエレベータ
    用ガイドレールの付設方法。
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