JPH1133582A - 汚水処理装置 - Google Patents
汚水処理装置Info
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- JPH1133582A JPH1133582A JP19848197A JP19848197A JPH1133582A JP H1133582 A JPH1133582 A JP H1133582A JP 19848197 A JP19848197 A JP 19848197A JP 19848197 A JP19848197 A JP 19848197A JP H1133582 A JPH1133582 A JP H1133582A
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- treatment tank
- aerobic treatment
- chemical
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
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- Activated Sludge Processes (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 散気装置や膜モジュールを好気性処理槽から
引き上げてエア噴出孔や膜モジュールを清掃する必要が
なく、且つ膜モジュール逆洗用の送液を必要としない汚
水処理装置を提供する。 【解決手段】 エア供給源4と散気装置2を連結する送
気管5と、好気性処理槽1内の液面より高い位置に置か
れた薬液筒6に連結される薬液注入管7とが、切り替え
弁(三方コック)8を介して連結されている汚水処理装
置。
引き上げてエア噴出孔や膜モジュールを清掃する必要が
なく、且つ膜モジュール逆洗用の送液を必要としない汚
水処理装置を提供する。 【解決手段】 エア供給源4と散気装置2を連結する送
気管5と、好気性処理槽1内の液面より高い位置に置か
れた薬液筒6に連結される薬液注入管7とが、切り替え
弁(三方コック)8を介して連結されている汚水処理装
置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汚水を好気性処理
するための汚水処理装置に関する。
するための汚水処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】汚水を処理する方法には、細菌などの生
物による汚濁物質分解作用を利用した生物学的処理方法
があり、生物学的処理方法にも酸素を嫌う嫌気性菌によ
って分解する嫌気性処理と、酸素を必要とする好気性菌
による好気性処理の2種類がある。これらのうち、好気
性処理においては、好気性処理槽内に散気装置を設置
し、散気装置に穿設された多数個の小さいエア噴出孔か
ら好気性処理槽内へ気泡状のエアを吹き込んで曝気する
という操作を行う。
物による汚濁物質分解作用を利用した生物学的処理方法
があり、生物学的処理方法にも酸素を嫌う嫌気性菌によ
って分解する嫌気性処理と、酸素を必要とする好気性菌
による好気性処理の2種類がある。これらのうち、好気
性処理においては、好気性処理槽内に散気装置を設置
し、散気装置に穿設された多数個の小さいエア噴出孔か
ら好気性処理槽内へ気泡状のエアを吹き込んで曝気する
という操作を行う。
【0003】図3はこのような好気性処理を行うための
従来の汚水処理装置の例である。この汚水処理装置は、
好気性処理槽aの底部に散気装置bが設置されており、
散気装置bは送気管eでブロワーdと連結されている。
そして散気装置bの上面には複数個のエア噴出孔cが穿
設されている。
従来の汚水処理装置の例である。この汚水処理装置は、
好気性処理槽aの底部に散気装置bが設置されており、
散気装置bは送気管eでブロワーdと連結されている。
そして散気装置bの上面には複数個のエア噴出孔cが穿
設されている。
【0004】また、好気性処理槽aの外には、薬液(次
亜塩素酸ナトリウム等の洗浄剤)が入った薬液筒f、薬
液の送液ポンプpが設置され、送液ポンプpの先端には
薬液注入管hが連結され、薬液注入管hは好気性処理さ
れた汚水から汚泥等を分離させるための膜モジュールi
の内面に接続されている。
亜塩素酸ナトリウム等の洗浄剤)が入った薬液筒f、薬
液の送液ポンプpが設置され、送液ポンプpの先端には
薬液注入管hが連結され、薬液注入管hは好気性処理さ
れた汚水から汚泥等を分離させるための膜モジュールi
の内面に接続されている。
【0005】また、好気性処理された後の処理水から固
形分を分離するために、散気装置bの上に膜モジュール
iが設けられ、膜モジュールiの内部より吸引ポンプで
吸引して処理水を濾過する膜濾過浄化方式が行われるよ
うになっている。
形分を分離するために、散気装置bの上に膜モジュール
iが設けられ、膜モジュールiの内部より吸引ポンプで
吸引して処理水を濾過する膜濾過浄化方式が行われるよ
うになっている。
【0006】そして、ブロワーdから散気装置bへエア
を送るラインと、薬液筒f内の薬液を膜モジュールiへ
送るラインとは別の系統とされている。
を送るラインと、薬液筒f内の薬液を膜モジュールiへ
送るラインとは別の系統とされている。
【0007】しかるに、図3に示す汚水処理装置におい
て、メンテナンスを行うために散気装置bへのエアの供
給を停止するような場合、エア噴出孔cから汚水が逆流
して目詰まりを起こし、散気装置bが正常に機能しなく
なることがある。
て、メンテナンスを行うために散気装置bへのエアの供
給を停止するような場合、エア噴出孔cから汚水が逆流
して目詰まりを起こし、散気装置bが正常に機能しなく
なることがある。
【0008】また、膜モジュールiのような膜濾過浄化
方式を備えた汚水処理装置でも、活性汚泥濃度を高くし
て運転するために汚水の粘度が高くなり、エア噴出孔c
から常時エアを噴出させていても、エア噴出孔cに付着
する汚泥によって目詰まりを起こすことがある。このよ
うな場合、散気装置bを数カ月乃至1年毎に好気性処理
槽aから引き上げ、ブラシなどでエア噴出孔cを清掃す
ることが一般に行われている。
方式を備えた汚水処理装置でも、活性汚泥濃度を高くし
て運転するために汚水の粘度が高くなり、エア噴出孔c
から常時エアを噴出させていても、エア噴出孔cに付着
する汚泥によって目詰まりを起こすことがある。このよ
うな場合、散気装置bを数カ月乃至1年毎に好気性処理
槽aから引き上げ、ブラシなどでエア噴出孔cを清掃す
ることが一般に行われている。
【0009】しかし、そのためにはメンテナンスの度毎
に散気装置bを好気性処理槽aから引き上げなければな
らず、特に図3に示すような膜濾過浄化方式の場合、膜
モジュールiの下部に散気装置bが配置されることが多
いために、散気装置bを取り外して引き上げるのに著し
く困難を伴う。
に散気装置bを好気性処理槽aから引き上げなければな
らず、特に図3に示すような膜濾過浄化方式の場合、膜
モジュールiの下部に散気装置bが配置されることが多
いために、散気装置bを取り外して引き上げるのに著し
く困難を伴う。
【0010】また、エア噴出孔cの目詰まりをブラシで
こするという作業は、手間がかかる上不衛生であり、作
業者に嫌がられている。更にエア噴出孔cの孔径に合わ
せたブラシを備えておかねばならないという不便さもあ
る。
こするという作業は、手間がかかる上不衛生であり、作
業者に嫌がられている。更にエア噴出孔cの孔径に合わ
せたブラシを備えておかねばならないという不便さもあ
る。
【0011】更に、膜濾過浄化方式においても、膜濾過
を長期間続けると膜の目詰まりが発生する。膜の目詰ま
りに対しては、膜を薬液により洗浄する薬液洗浄が有効
とされていて、例えば特公平6−65371号公報に
は、一時的に膜濾過を停止し、膜内に濾過された透過液
の流動方向と逆方向に薬液を流して膜内部より洗浄す
る、いわゆる逆洗と呼ばれる方法が示されている。(図
3に示す汚水処理装置はこの逆洗を行うことのできるも
のである。)
を長期間続けると膜の目詰まりが発生する。膜の目詰ま
りに対しては、膜を薬液により洗浄する薬液洗浄が有効
とされていて、例えば特公平6−65371号公報に
は、一時的に膜濾過を停止し、膜内に濾過された透過液
の流動方向と逆方向に薬液を流して膜内部より洗浄す
る、いわゆる逆洗と呼ばれる方法が示されている。(図
3に示す汚水処理装置はこの逆洗を行うことのできるも
のである。)
【0012】しかしながら、膜は透過抵抗が大きい上、
水深による水圧が作用するので、深い位置にある膜の内
部に薬液を流し込んで逆洗するためには、図3中に示す
ように、薬液筒fの出口に送液ポンプpを設け、送液ポ
ンプpにより薬液に1kgf/cm2 以上の圧力をかけ
て注入する必要がある。そのために設備費、運転費、メ
ンテナンス費等が高価につくという問題がある。
水深による水圧が作用するので、深い位置にある膜の内
部に薬液を流し込んで逆洗するためには、図3中に示す
ように、薬液筒fの出口に送液ポンプpを設け、送液ポ
ンプpにより薬液に1kgf/cm2 以上の圧力をかけ
て注入する必要がある。そのために設備費、運転費、メ
ンテナンス費等が高価につくという問題がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来技術の問題点を解消し、メンテナンスの度毎に散
気装置を引き上げてエア噴出孔の目詰まりを清掃する必
要のない汚水処理装置を提供することを目的とする。
な従来技術の問題点を解消し、メンテナンスの度毎に散
気装置を引き上げてエア噴出孔の目詰まりを清掃する必
要のない汚水処理装置を提供することを目的とする。
【0014】また、好気性処理した汚水を膜濾過浄化方
式により濾過する場合においても、膜モジュールを引き
上げる必要がなく、しかも膜モジュールを逆洗するため
の送液ポンプなど、特別の設備を必要としない汚水処理
装置を提供することを目的とする。
式により濾過する場合においても、膜モジュールを引き
上げる必要がなく、しかも膜モジュールを逆洗するため
の送液ポンプなど、特別の設備を必要としない汚水処理
装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、好気性処理槽を備えた汚水処理装置であ
って、エア供給源と散気装置とを連結する送気管と、好
気性処理槽内の液面より高い位置に置かれた薬液筒に連
結される薬液注入管とが連結されていることを特徴とす
る。
め、本発明は、好気性処理槽を備えた汚水処理装置であ
って、エア供給源と散気装置とを連結する送気管と、好
気性処理槽内の液面より高い位置に置かれた薬液筒に連
結される薬液注入管とが連結されていることを特徴とす
る。
【0016】また、送気管と薬液注入管とが切替弁を介
して連結されていることを特徴とする。
して連結されていることを特徴とする。
【0017】本発明において、送気管、薬液注入管、切
替弁等の材質は特に限定されるものではないが、汚水及
び薬液によって変質や劣化を生じしにくい材質が望まし
く、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ABS樹脂、FRP等の汎用の合成樹脂、ステンレス
鋼、真鍮等の金属材料などが挙げられる。なお、薬液と
しては、例えば次亜塩素酸ナトリウム等の洗浄剤が通常
に用いられる。
替弁等の材質は特に限定されるものではないが、汚水及
び薬液によって変質や劣化を生じしにくい材質が望まし
く、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ABS樹脂、FRP等の汎用の合成樹脂、ステンレス
鋼、真鍮等の金属材料などが挙げられる。なお、薬液と
しては、例えば次亜塩素酸ナトリウム等の洗浄剤が通常
に用いられる。
【0018】また、切替弁としては手動、電動、空気動
等の三方コックが好適に用いられ、その設置位置は好気
性処理槽内の最高液面よりも高いことが好ましい。
等の三方コックが好適に用いられ、その設置位置は好気
性処理槽内の最高液面よりも高いことが好ましい。
【0019】(作用)請求項1記載の本発明は、メンテ
ナンスの際エアの供給を止め、代わって薬液筒の下のコ
ックを開けて、薬液筒と好気性処理槽の液面の高低差に
より、薬液を薬液注入管を通じて送気管に自然流下させ
る。次いで再び薬液筒の下のコックを閉じ、送気管への
エアの供給を開始すると、送気管内の薬液がエア圧によ
って散気装置のエア噴出孔から押し出される。
ナンスの際エアの供給を止め、代わって薬液筒の下のコ
ックを開けて、薬液筒と好気性処理槽の液面の高低差に
より、薬液を薬液注入管を通じて送気管に自然流下させ
る。次いで再び薬液筒の下のコックを閉じ、送気管への
エアの供給を開始すると、送気管内の薬液がエア圧によ
って散気装置のエア噴出孔から押し出される。
【0020】その結果、散気装置のエア噴出孔のまわり
に付着して目詰まりを起こしていた汚泥などの汚濁物質
が薬液により洗浄されて取り除かれるとともに、膜モジ
ュールの外面に付着している汚泥などの汚濁物質が膜モ
ジュールの外面から薬液により洗浄され、取り除かれ
る。
に付着して目詰まりを起こしていた汚泥などの汚濁物質
が薬液により洗浄されて取り除かれるとともに、膜モジ
ュールの外面に付着している汚泥などの汚濁物質が膜モ
ジュールの外面から薬液により洗浄され、取り除かれ
る。
【0021】また、請求項2記載の本発明は、切替弁を
切り替えることにより、薬液とエアの切り替えを一動作
で簡単に行うことができ、且つ自動化が容易である。
切り替えることにより、薬液とエアの切り替えを一動作
で簡単に行うことができ、且つ自動化が容易である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照しながら具体的に説明する。図1は本発明汚
水処理装置の実施の形態を示す模式図で、曝気により好
気性処理を行っている状態、図2は曝気を中止して薬液
による洗浄を行っている状態を示す。
図面を参照しながら具体的に説明する。図1は本発明汚
水処理装置の実施の形態を示す模式図で、曝気により好
気性処理を行っている状態、図2は曝気を中止して薬液
による洗浄を行っている状態を示す。
【0023】汚水処理装置は好気性処理槽1を備え、好
気性処理槽1の底部には散気装置2が設置されている。
散気装置2には、例えばその上面に複数個のエア噴出孔
3が穿設されていて、送気管5により好気性処理槽1の
外に設置されたブロア(エア供給源)4と連結されてい
る。
気性処理槽1の底部には散気装置2が設置されている。
散気装置2には、例えばその上面に複数個のエア噴出孔
3が穿設されていて、送気管5により好気性処理槽1の
外に設置されたブロア(エア供給源)4と連結されてい
る。
【0024】好気性処理槽1の上には、次亜塩素酸ナト
リウム等の洗浄剤が入った薬液筒6が設置され、薬液筒
6からは薬液注入管7が垂設されていて、送気管5と薬
液注入管7とは三方コック8を介して連結されている。
三方コック8は好気性処理槽1の最高液面HLより高い
位置に設置されていて、図示しないアクチュエータによ
り駆動される構造とされている。
リウム等の洗浄剤が入った薬液筒6が設置され、薬液筒
6からは薬液注入管7が垂設されていて、送気管5と薬
液注入管7とは三方コック8を介して連結されている。
三方コック8は好気性処理槽1の最高液面HLより高い
位置に設置されていて、図示しないアクチュエータによ
り駆動される構造とされている。
【0025】また、好気性処理槽1内の散気装置2の上
には、膜モジュール9が設けられている。膜モジュール
9の多数の中空糸膜91は垂直方向両側のフレーム92
により支持され、フレーム92の上下には中空糸膜91
を上下でつなぐモジュールヘッダ93が設けられてい
て、上方のモジュールヘッダ93からポンプにより膜濾
過液を吸収、放流するようにされている。
には、膜モジュール9が設けられている。膜モジュール
9の多数の中空糸膜91は垂直方向両側のフレーム92
により支持され、フレーム92の上下には中空糸膜91
を上下でつなぐモジュールヘッダ93が設けられてい
て、上方のモジュールヘッダ93からポンプにより膜濾
過液を吸収、放流するようにされている。
【0026】次に、この汚水処理装置の作用について説
明する。図1に示す状態においては、三方コック8には
エア供給源4と散気装置2が連結され、薬液注入管7は
送気管5と切り離された位置とされている。エア供給源
4から供給されたエアは送気管5を経て散気装置2のエ
ア噴出孔3から小さい気泡となって汚水中へ噴出され、
汚水が好気性処理される。
明する。図1に示す状態においては、三方コック8には
エア供給源4と散気装置2が連結され、薬液注入管7は
送気管5と切り離された位置とされている。エア供給源
4から供給されたエアは送気管5を経て散気装置2のエ
ア噴出孔3から小さい気泡となって汚水中へ噴出され、
汚水が好気性処理される。
【0027】好気性処理された汚水は気泡とともに好気
性処理槽1内を上方へ移動しつつ、膜モジュール9の外
面から内面へと透過して濾過され、上のモジュールヘッ
ダ93に集まり、図示しないポンプにより吸引されて好
気性処理槽1外へ放流される。
性処理槽1内を上方へ移動しつつ、膜モジュール9の外
面から内面へと透過して濾過され、上のモジュールヘッ
ダ93に集まり、図示しないポンプにより吸引されて好
気性処理槽1外へ放流される。
【0028】しかしながら、好気性処理槽1を長時間運
転すると汚水中の汚泥がエア噴出孔3の周辺に付着して
エア噴出孔3が目詰まりする。また膜モジュール9もそ
の外周に汚泥が付着して目詰まりする。
転すると汚水中の汚泥がエア噴出孔3の周辺に付着して
エア噴出孔3が目詰まりする。また膜モジュール9もそ
の外周に汚泥が付着して目詰まりする。
【0029】そこで、図2に示すように三方コック8を
切り替えて、薬液注入管7と送気管5を連結し、エア供
給源4と散気装置2を切り離すと、薬液は薬液筒6と好
気性処理槽1内の液面の高低差により薬液注入管を自然
流下して、三方コック8の下の送気管5内に溜まる。そ
して送気管5内に薬液がほぼ充満した状態で再び前の位
置に三方コック8を切り替えると、送気管5内に溜まっ
ていた薬液はエアとともにエア噴出孔3から噴出し、エ
ア噴出孔3の周囲に付着していた汚泥等の汚濁物質の粒
子は薬液により溶解されて除去され、目詰まりが清掃さ
れる。
切り替えて、薬液注入管7と送気管5を連結し、エア供
給源4と散気装置2を切り離すと、薬液は薬液筒6と好
気性処理槽1内の液面の高低差により薬液注入管を自然
流下して、三方コック8の下の送気管5内に溜まる。そ
して送気管5内に薬液がほぼ充満した状態で再び前の位
置に三方コック8を切り替えると、送気管5内に溜まっ
ていた薬液はエアとともにエア噴出孔3から噴出し、エ
ア噴出孔3の周囲に付着していた汚泥等の汚濁物質の粒
子は薬液により溶解されて除去され、目詰まりが清掃さ
れる。
【0030】また、エア噴出孔3から噴出する薬液は、
好気性処理槽1内を上昇しながら、気泡の攪拌作用によ
って膜モジュール9の外面に充分接触し、付着していた
汚濁物質の粒子が溶解され除去されて、目詰まりが清掃
される。
好気性処理槽1内を上昇しながら、気泡の攪拌作用によ
って膜モジュール9の外面に充分接触し、付着していた
汚濁物質の粒子が溶解され除去されて、目詰まりが清掃
される。
【0031】このように、上記の汚水処理装置を用いる
ことにより、メンテナンスの度毎に膜モジュール9及び
散気装置2を引き上げてエア噴出孔3の目詰まりをブラ
シで清掃することなしに、任意の時期に三方コック8を
切り替えて、散気装置2のエア噴出孔3及び膜モジュー
ル9の目詰まりを清掃することができる。
ことにより、メンテナンスの度毎に膜モジュール9及び
散気装置2を引き上げてエア噴出孔3の目詰まりをブラ
シで清掃することなしに、任意の時期に三方コック8を
切り替えて、散気装置2のエア噴出孔3及び膜モジュー
ル9の目詰まりを清掃することができる。
【0032】以下に本発明の具体的な実施例について説
明する。 (実施例1)図1に示す構造及び下記に示す諸元を有す
る汚水理装置を用いて、散気装置及び膜モジュールの目
詰まり及びその清掃に関する実験を行った。 〔汚水処理装置の諸元〕 好気性処理槽1:容積1m3 ,最高水位における水深
1.8m 散気装置2:塩化ビニル製で直径2mmのエア噴出孔
3が20個穿設されたもの ブロア:風量60 l/分 送気管5:内径13mmの塩化ビニル管 薬液筒6:薬液面が好気性処理槽1の最高水位HL上
0.7mとなるように設置、なお薬液は次亜塩素酸ナト
リウム 薬液注入管7:内径13mmの塩化ビニル管 三方コック8:各接続部の直径13mmの塩化ビニル
製で、アクチュエータ駆動、好気性処理槽1の最高水位
HL上0.5mに設置
明する。 (実施例1)図1に示す構造及び下記に示す諸元を有す
る汚水理装置を用いて、散気装置及び膜モジュールの目
詰まり及びその清掃に関する実験を行った。 〔汚水処理装置の諸元〕 好気性処理槽1:容積1m3 ,最高水位における水深
1.8m 散気装置2:塩化ビニル製で直径2mmのエア噴出孔
3が20個穿設されたもの ブロア:風量60 l/分 送気管5:内径13mmの塩化ビニル管 薬液筒6:薬液面が好気性処理槽1の最高水位HL上
0.7mとなるように設置、なお薬液は次亜塩素酸ナト
リウム 薬液注入管7:内径13mmの塩化ビニル管 三方コック8:各接続部の直径13mmの塩化ビニル
製で、アクチュエータ駆動、好気性処理槽1の最高水位
HL上0.5mに設置
【0033】実験は、好気性処理槽1への流入量を1.
25m3 /日、膜モジュール9における膜透過水量(=
好気性処理槽1からの放流量)も1.25m3 /日に維
持しつつ、好気性処理槽1内のMLSS濃度を約150
00mg/lとなるように設定し、且つ6か月間この値
を維持するように調整して行った。
25m3 /日、膜モジュール9における膜透過水量(=
好気性処理槽1からの放流量)も1.25m3 /日に維
持しつつ、好気性処理槽1内のMLSS濃度を約150
00mg/lとなるように設定し、且つ6か月間この値
を維持するように調整して行った。
【0034】実験開始6か月後に運転を停止し、散気装
置2を引き上げて目詰まりしているエア噴出孔3の数を
確認後、再度散気装置2を好気性処理槽1内に設置し
た。そして、図2に示すように、モジュールヘッダ93
が露出するように好気性処理槽1内の水位を下げ、三方
コック8を切り替え、薬液筒6内の薬液を薬液注入管7
から流下させ、三方コック8の下の送気管5に充満させ
た。それから再度三方コック8を切り替えてエア供給源
4からのエアの供給を開始し、三方コック8の下の送気
管5内の薬液を押し流し、更に10分間送気した後、好
気性処理槽1の運転を停止して散気装置2を引き上げ、
エア噴出孔3の目詰まり数を調べた。
置2を引き上げて目詰まりしているエア噴出孔3の数を
確認後、再度散気装置2を好気性処理槽1内に設置し
た。そして、図2に示すように、モジュールヘッダ93
が露出するように好気性処理槽1内の水位を下げ、三方
コック8を切り替え、薬液筒6内の薬液を薬液注入管7
から流下させ、三方コック8の下の送気管5に充満させ
た。それから再度三方コック8を切り替えてエア供給源
4からのエアの供給を開始し、三方コック8の下の送気
管5内の薬液を押し流し、更に10分間送気した後、好
気性処理槽1の運転を停止して散気装置2を引き上げ、
エア噴出孔3の目詰まり数を調べた。
【0035】その後水位を元の状態まで戻し、膜モジュ
ール9を吸引して汚水を透過させ、吸引圧力を測定し
た。
ール9を吸引して汚水を透過させ、吸引圧力を測定し
た。
【0036】以上の結果、実験開始6か月後におけるエ
ア噴出孔3の目詰まり数は5個であったが、薬液による
エア噴出孔3の洗浄後、目詰まりは見られなかった。ま
た、実験開始6か月後における膜モジュール9の吸引圧
力は−0.45kgf/cm2 であったが、薬液による
膜モジュール9の洗浄後は−0.12kgf/cm2 ま
で回復した。
ア噴出孔3の目詰まり数は5個であったが、薬液による
エア噴出孔3の洗浄後、目詰まりは見られなかった。ま
た、実験開始6か月後における膜モジュール9の吸引圧
力は−0.45kgf/cm2 であったが、薬液による
膜モジュール9の洗浄後は−0.12kgf/cm2 ま
で回復した。
【0037】(比較例)図3に示す構造の汚水処理装置
を用いて、散気装置及び膜モジュールの目詰まり及びそ
の清掃に関する実験を行った。比較例においては、薬液
によるエア噴出孔cの洗浄を行わず、且つ、薬液筒fの
出口に設けた送液ポンプpによって膜モジュールiの内
面から圧力をかけて薬液を注入し洗浄する以外は、基本
的に実施例と同じ方法により実験を行った。
を用いて、散気装置及び膜モジュールの目詰まり及びそ
の清掃に関する実験を行った。比較例においては、薬液
によるエア噴出孔cの洗浄を行わず、且つ、薬液筒fの
出口に設けた送液ポンプpによって膜モジュールiの内
面から圧力をかけて薬液を注入し洗浄する以外は、基本
的に実施例と同じ方法により実験を行った。
【0038】その結果、実験開始6か月後における散気
装置bのエア噴出孔cの目詰まり数は5個であった。し
かし、この汚水処理装置はエア噴出孔cを洗浄するため
の洗浄装置を有しないので、ブラシを用いてエア噴出孔
cを清掃した。そのためエア噴出孔cの清掃に25分間
を要した。また、実験開始6か月後における膜モジュー
ルiの吸引圧力は−0.47kgf/cm2 であった
が、10分間の薬液による洗浄(逆洗)で−0.15k
gf/cm2 まで回復した。しかしながら、送液ポンプ
pを運転するための電力が必要であった。
装置bのエア噴出孔cの目詰まり数は5個であった。し
かし、この汚水処理装置はエア噴出孔cを洗浄するため
の洗浄装置を有しないので、ブラシを用いてエア噴出孔
cを清掃した。そのためエア噴出孔cの清掃に25分間
を要した。また、実験開始6か月後における膜モジュー
ルiの吸引圧力は−0.47kgf/cm2 であった
が、10分間の薬液による洗浄(逆洗)で−0.15k
gf/cm2 まで回復した。しかしながら、送液ポンプ
pを運転するための電力が必要であった。
【0039】以上の結果をまとめて表1に示す。
【0040】
【表1】
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は上記のような構
成とされているので、膜モジュール及び散気装置を好気
性処理槽から引き上げる必要がなく、清掃作業のための
時間と工数が大幅に削減でき、且つ目詰まりをブラシで
こするという不衛生な作業がなくなり、作業環境が改善
される。
成とされているので、膜モジュール及び散気装置を好気
性処理槽から引き上げる必要がなく、清掃作業のための
時間と工数が大幅に削減でき、且つ目詰まりをブラシで
こするという不衛生な作業がなくなり、作業環境が改善
される。
【0042】また、薬液筒と好気性処理槽の液面の差に
より、薬液を送気管に自然流下させて散気装置のエア噴
出孔の目詰まりを洗浄することができ、従来技術のよう
に膜モジュールを逆洗するための送液ポンプ等を含む設
備費が不要となり、且つ洗浄のための運転費、メンテナ
ンス費も不要となる。
より、薬液を送気管に自然流下させて散気装置のエア噴
出孔の目詰まりを洗浄することができ、従来技術のよう
に膜モジュールを逆洗するための送液ポンプ等を含む設
備費が不要となり、且つ洗浄のための運転費、メンテナ
ンス費も不要となる。
【0043】請求項2記載の本発明は上記のような構成
とされているので、エアと薬液の切り替えを一動作で簡
単に行い、且つ自動化することができる。
とされているので、エアと薬液の切り替えを一動作で簡
単に行い、且つ自動化することができる。
【0044】また、膜モジュール及び散気装置を好気性
処理槽から引き上げる必要がなく、清掃作業のための時
間と工数が大幅に削減でき、且つ目詰まりをブラシでこ
するという不衛生な作業がなくなり、作業環境が改善さ
れる。
処理槽から引き上げる必要がなく、清掃作業のための時
間と工数が大幅に削減でき、且つ目詰まりをブラシでこ
するという不衛生な作業がなくなり、作業環境が改善さ
れる。
【0045】また、薬液筒と好気性処理槽の液面の差に
より、薬液を送気管に自然流下させて散気装置のエア噴
出孔の目詰まりを洗浄することができ、従来技術のよう
に膜モジュールを逆洗するための送液ポンプ等を含む設
備費が不要となり、且つ洗浄のための運転費、メンテナ
ンス費も不要となる。
より、薬液を送気管に自然流下させて散気装置のエア噴
出孔の目詰まりを洗浄することができ、従来技術のよう
に膜モジュールを逆洗するための送液ポンプ等を含む設
備費が不要となり、且つ洗浄のための運転費、メンテナ
ンス費も不要となる。
【図1】本発明汚水処理装置の実施の形態を示す模式図
で、曝気により好気性処理を行っている状態。
で、曝気により好気性処理を行っている状態。
【図2】本発明汚水処理装置の実施の形態を示す模式図
で、曝気を中止して薬液による洗浄を行っている状態。
で、曝気を中止して薬液による洗浄を行っている状態。
【図3】従来技術を示す模式図。
1 好気性処理槽 2 散気装置 3 エア噴出孔 4 エア供給源 5 送気管 6 薬液筒 7 薬液注入管 8 三方コック 9 膜モジュール 91 中空糸膜
Claims (2)
- 【請求項1】 好気性処理槽を備えた汚水処理装置であ
って、エア供給源と散気装置とを連結する送気管と、好
気性処理槽内の液面より高い位置に置かれた薬液筒に連
結される薬液注入管とが連結されていることを特徴とす
る汚水処理装置。 - 【請求項2】 送気管と薬液注入管とが切替弁を介して
連結されていることを特徴とする請求項1記載の汚水処
理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19848197A JPH1133582A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 汚水処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19848197A JPH1133582A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 汚水処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1133582A true JPH1133582A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16391837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19848197A Withdrawn JPH1133582A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 汚水処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1133582A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004008981A (ja) * | 2002-06-10 | 2004-01-15 | Asahi Kasei Corp | 膜分離装置 |
| JP2007136389A (ja) * | 2005-11-21 | 2007-06-07 | Ngk Insulators Ltd | 散気装置 |
| CN116679021A (zh) * | 2023-06-06 | 2023-09-01 | 水利部交通运输部国家能源局南京水利科学研究院 | 一种污染物扩散模型中加注可溶性标记物的方法和系统 |
-
1997
- 1997-07-24 JP JP19848197A patent/JPH1133582A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004008981A (ja) * | 2002-06-10 | 2004-01-15 | Asahi Kasei Corp | 膜分離装置 |
| JP2007136389A (ja) * | 2005-11-21 | 2007-06-07 | Ngk Insulators Ltd | 散気装置 |
| CN116679021A (zh) * | 2023-06-06 | 2023-09-01 | 水利部交通运输部国家能源局南京水利科学研究院 | 一种污染物扩散模型中加注可溶性标记物的方法和系统 |
| CN116679021B (zh) * | 2023-06-06 | 2024-04-19 | 水利部交通运输部国家能源局南京水利科学研究院 | 一种污染物扩散模型中加注可溶性标记物的方法和系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040217 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20041208 |