JPH1133631A - 形鋼用ローラ矯正機のロール交換方法及び装置 - Google Patents
形鋼用ローラ矯正機のロール交換方法及び装置Info
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- JPH1133631A JPH1133631A JP18804097A JP18804097A JPH1133631A JP H1133631 A JPH1133631 A JP H1133631A JP 18804097 A JP18804097 A JP 18804097A JP 18804097 A JP18804097 A JP 18804097A JP H1133631 A JPH1133631 A JP H1133631A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】形鋼用ローラ矯正機のロールをロール交換装置
を用いて交換するとき、迅速かつスムーズに行うと共に
かじりを防止する。 【解決手段】矯正ロールを保持するロール交換装置20
の水平軸21を含む旋回体23の下面の矯正機側および
反矯正機側に支持部材30を設け、支持部材30を昇降
させる昇降装置31を備え、ロール交換装置の水平軸2
1とローラ矯正機の主軸のレベル及び傾きを一致させる
ようにした。
を用いて交換するとき、迅速かつスムーズに行うと共に
かじりを防止する。 【解決手段】矯正ロールを保持するロール交換装置20
の水平軸21を含む旋回体23の下面の矯正機側および
反矯正機側に支持部材30を設け、支持部材30を昇降
させる昇降装置31を備え、ロール交換装置の水平軸2
1とローラ矯正機の主軸のレベル及び傾きを一致させる
ようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、形鋼用ローラ矯正
機のロール交換方法及び装置に関する。
機のロール交換方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に形鋼の矯正は図6に示すように長
手方向上下に交互に配置された多数の矯正ロール13を
持つローラ矯正機によって形鋼40に繰り返し曲げを与
えて行われる。この矯正ロール13の本数は7〜9本用
いられるのが一般的である。また図7に示すように形鋼
40の断面サイズに応じた形状のロール13を用いる。
すなわち、矯正ロール13は、スリーブ12に外嵌し、
スペーサ15、ナット14によって形鋼40の寸法に合
わせてセットされ、キー16でスリーブ12と矯正ロー
ル13とを一体化させた矯正ロールアセンブリーが使用
され、形鋼40のサイズが変わるたびに上記のようにス
リーブ12と一体化した矯正ロールの交換が行われる。
なお、スリーブ12はキー17によって主軸11に固定
される。
手方向上下に交互に配置された多数の矯正ロール13を
持つローラ矯正機によって形鋼40に繰り返し曲げを与
えて行われる。この矯正ロール13の本数は7〜9本用
いられるのが一般的である。また図7に示すように形鋼
40の断面サイズに応じた形状のロール13を用いる。
すなわち、矯正ロール13は、スリーブ12に外嵌し、
スペーサ15、ナット14によって形鋼40の寸法に合
わせてセットされ、キー16でスリーブ12と矯正ロー
ル13とを一体化させた矯正ロールアセンブリーが使用
され、形鋼40のサイズが変わるたびに上記のようにス
リーブ12と一体化した矯正ロールの交換が行われる。
なお、スリーブ12はキー17によって主軸11に固定
される。
【0003】従来、ローラ矯正機の矯正ロール交換は専
用のホイスト等を用いてロール1本ずつ行うのが最も一
般的であった。このようなロール交換は、ロール本数が
多いので、交換に長時間を要し、また交換頻度が多いこ
とから生産性を著しく阻害する要因になっていた。これ
に対して、ロール交換作業の能率を向上させる技術が特
開平6−328132号公報に提案されている。この技
術によれば、新たに取り付けるロール付きスリーブをロ
ール交換装置の保持部分にあらかじめ保持させておき、
矯正機本体側のロールをロール交換装置のもう一方の保
持部分を利用して矯正機の主軸から抜き出し、新旧ロー
ルを保持したままで180°転回して新ロールを矯正機
主軸に差し入れることによって迅速なロール交換が可能
である。このロール交換時に注意すべきことはローラ矯
正機の主軸とロール交換装置の軸レベル及び位置精度
を、ローラ矯正機の主軸と矯正ロールのスリーブのハメ
アイ精度と同等にする必要があり、この精度が悪いと矯
正ロールの装入中に主軸とスリーブ内面が局部的に強く
接触して、カジリ等の問題が発生する。ロール交換装置
が旋回装置を有する場合には、旋回装置のガタ等により
上記ハメアイ精度が狂いやすく、これを改善する必要が
ある。しかし、特開平6−328132号公報にはこの
ことはなんら開示されていない。
用のホイスト等を用いてロール1本ずつ行うのが最も一
般的であった。このようなロール交換は、ロール本数が
多いので、交換に長時間を要し、また交換頻度が多いこ
とから生産性を著しく阻害する要因になっていた。これ
に対して、ロール交換作業の能率を向上させる技術が特
開平6−328132号公報に提案されている。この技
術によれば、新たに取り付けるロール付きスリーブをロ
ール交換装置の保持部分にあらかじめ保持させておき、
矯正機本体側のロールをロール交換装置のもう一方の保
持部分を利用して矯正機の主軸から抜き出し、新旧ロー
ルを保持したままで180°転回して新ロールを矯正機
主軸に差し入れることによって迅速なロール交換が可能
である。このロール交換時に注意すべきことはローラ矯
正機の主軸とロール交換装置の軸レベル及び位置精度
を、ローラ矯正機の主軸と矯正ロールのスリーブのハメ
アイ精度と同等にする必要があり、この精度が悪いと矯
正ロールの装入中に主軸とスリーブ内面が局部的に強く
接触して、カジリ等の問題が発生する。ロール交換装置
が旋回装置を有する場合には、旋回装置のガタ等により
上記ハメアイ精度が狂いやすく、これを改善する必要が
ある。しかし、特開平6−328132号公報にはこの
ことはなんら開示されていない。
【0004】前記ローラ矯正機の主軸と交換ロールのレ
ベル差を解消する交換装置が実開昭59−157724
号公報で提案されている。この装置によれば、走行台車
に長尺のマンドレルをローラ矯正機のラインと直交する
方向に進退可能に取り付け、マンドレル先端に把持した
ロール付のスリーブを軸線方向に押し引きする際に台車
に設けたマンドレル高さ調整機構を作動させてマンドレ
ルと矯正機主軸を常時同軸上とすることが可能である。
しかしながらこの装置ではマンドレルを進退させる部位
にガタが生じやすく、ガタが生じた場合にはロールの移
動量によって荷重作用点が変化するため、ロールの移動
量に応じて、マンドレル高さ調整機構を制御する必要が
ある。さらに、押し引きするロール重量に応じて制御量
を変更する必要があるため制御が複雑になるという問題
があった。またロール交換装置の水平軸の左右のハメア
イ精度を高める手段については何も開示されていない。
ベル差を解消する交換装置が実開昭59−157724
号公報で提案されている。この装置によれば、走行台車
に長尺のマンドレルをローラ矯正機のラインと直交する
方向に進退可能に取り付け、マンドレル先端に把持した
ロール付のスリーブを軸線方向に押し引きする際に台車
に設けたマンドレル高さ調整機構を作動させてマンドレ
ルと矯正機主軸を常時同軸上とすることが可能である。
しかしながらこの装置ではマンドレルを進退させる部位
にガタが生じやすく、ガタが生じた場合にはロールの移
動量によって荷重作用点が変化するため、ロールの移動
量に応じて、マンドレル高さ調整機構を制御する必要が
ある。さらに、押し引きするロール重量に応じて制御量
を変更する必要があるため制御が複雑になるという問題
があった。またロール交換装置の水平軸の左右のハメア
イ精度を高める手段については何も開示されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点を解決するために開発されたもので、形鋼用ロー
ラ矯正機のロール交換を迅速かつスムーズに行うと共に
かじりを防止するロール交換方法及び装置を提供するこ
とを目的とする。
問題点を解決するために開発されたもので、形鋼用ロー
ラ矯正機のロール交換を迅速かつスムーズに行うと共に
かじりを防止するロール交換方法及び装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するためになされたもので、その技術手段は、形鋼
用ローラ矯正機の各主軸から使用済の矯正ロールを引き
抜いてロール交換装置の水平軸に預け、その後ロール交
換装置の水平軸を水平面内で180°旋回し、あらかじ
め水平軸の反矯正機側に装着しておいた新ロールをロー
ラ矯正機の主軸に押し込むロール交換方法において、ロ
ール引き抜きおよび押し込み時に、ローラ矯正機の主軸
とロール交換装置のレベル差を矯正すると共にロール交
換装置軸の傾きをローラ矯正機主軸と一致させるように
調整することを特徴とする形鋼用ローラ矯正機のロール
交換方法である。
解決するためになされたもので、その技術手段は、形鋼
用ローラ矯正機の各主軸から使用済の矯正ロールを引き
抜いてロール交換装置の水平軸に預け、その後ロール交
換装置の水平軸を水平面内で180°旋回し、あらかじ
め水平軸の反矯正機側に装着しておいた新ロールをロー
ラ矯正機の主軸に押し込むロール交換方法において、ロ
ール引き抜きおよび押し込み時に、ローラ矯正機の主軸
とロール交換装置のレベル差を矯正すると共にロール交
換装置軸の傾きをローラ矯正機主軸と一致させるように
調整することを特徴とする形鋼用ローラ矯正機のロール
交換方法である。
【0007】この場合にさらに、前記ロール交換装置の
水平軸の旋回時に矯正機主軸とロール交換装置軸との水
平方向のズレを解消する位置決めを行うこととすれば、
一層精度が向上し好ましい。上記本発明方法を好適に実
施することができる本発明の装置は、形鋼用ローラ矯正
機の矯正ロールをそれぞれ両端部に保持可能な水平軸
と、この水平軸を水平面内で180°旋回させる旋回体
とを備えたロール交換装置において、前記水平軸を含む
旋回体に水平軸の高さと傾斜を調整する昇降装置を設け
たことを特徴とする形鋼用ローラ矯正機のロール交換装
置を提供する。
水平軸の旋回時に矯正機主軸とロール交換装置軸との水
平方向のズレを解消する位置決めを行うこととすれば、
一層精度が向上し好ましい。上記本発明方法を好適に実
施することができる本発明の装置は、形鋼用ローラ矯正
機の矯正ロールをそれぞれ両端部に保持可能な水平軸
と、この水平軸を水平面内で180°旋回させる旋回体
とを備えたロール交換装置において、前記水平軸を含む
旋回体に水平軸の高さと傾斜を調整する昇降装置を設け
たことを特徴とする形鋼用ローラ矯正機のロール交換装
置を提供する。
【0008】前記昇降装置は、前記旋回体の下面の少く
なくとも水平軸両端側位置を支持する複数の装置とし、
ロール交換装置の下部フレーム上に設けると好適であ
る。また、前記昇降装置は、ロール交換装置とは独立
に、地上に設けても良い。さらに、前記旋回体と前記昇
降装置との当接面に、互いに係合して前記水平軸の水平
面内の位置決めを行う凹凸を設けることによって、水平
軸の平面内での方向を迅速に位置決めし、ローラ矯正機
の主軸と一致させることができ好ましい。
なくとも水平軸両端側位置を支持する複数の装置とし、
ロール交換装置の下部フレーム上に設けると好適であ
る。また、前記昇降装置は、ロール交換装置とは独立
に、地上に設けても良い。さらに、前記旋回体と前記昇
降装置との当接面に、互いに係合して前記水平軸の水平
面内の位置決めを行う凹凸を設けることによって、水平
軸の平面内での方向を迅速に位置決めし、ローラ矯正機
の主軸と一致させることができ好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一例を具体的に説明する
と、ロールを装着して保持する水平軸を含む旋回体の下
面の矯正機側および反矯正機側位置に支持部材を設け、
この支持部材を昇降させる昇降装置を設け、ロール引き
抜きおよび押し込み時に上記支持部材を所定ストローク
上昇あるいは下降させて旋回体を適切に支持することに
より、旋回部のガタ、旋回体取付部のフレーム変形等に
起因して生じる矯正機主軸とロール交換装置軸とのレベ
ル差、及びロール交換装置軸の鉛直面内での矯正機主軸
との傾き不一致を解消することができる。
と、ロールを装着して保持する水平軸を含む旋回体の下
面の矯正機側および反矯正機側位置に支持部材を設け、
この支持部材を昇降させる昇降装置を設け、ロール引き
抜きおよび押し込み時に上記支持部材を所定ストローク
上昇あるいは下降させて旋回体を適切に支持することに
より、旋回部のガタ、旋回体取付部のフレーム変形等に
起因して生じる矯正機主軸とロール交換装置軸とのレベ
ル差、及びロール交換装置軸の鉛直面内での矯正機主軸
との傾き不一致を解消することができる。
【0010】本発明では、矯正ロールを矯正機主軸に装
入したり、主軸から抜き取る時に、ロールを保持する水
平軸を有する旋回体を、旋回部とは独立した昇降装置で
昇降自在に支持した状態でロール交換するようにした。
このことにより、ロール交換途中における矯正機主軸と
ロール交換装置軸の高さ変化及び軸の傾きを極めて小さ
くすることができる。従って、複雑な制御をすることな
くロールのスリーブ内面と主軸間およびロールのスリー
ブ内面と交換装置軸間の局部的な面圧増加を防止するこ
とができ、かじりの発生によるロール交換作業時のトラ
ブルを防止することができる。
入したり、主軸から抜き取る時に、ロールを保持する水
平軸を有する旋回体を、旋回部とは独立した昇降装置で
昇降自在に支持した状態でロール交換するようにした。
このことにより、ロール交換途中における矯正機主軸と
ロール交換装置軸の高さ変化及び軸の傾きを極めて小さ
くすることができる。従って、複雑な制御をすることな
くロールのスリーブ内面と主軸間およびロールのスリー
ブ内面と交換装置軸間の局部的な面圧増加を防止するこ
とができ、かじりの発生によるロール交換作業時のトラ
ブルを防止することができる。
【0011】以下図面を参照して本発明の実施の形態を
説明する。先ず図12〜図15を参照して、ロール交換
の全体工程を説明する。図12に示すように、ローラ矯
正機10のロール13を交換するとき、新たに取付ける
べきロール13aを水平軸21の反矯正機側の端部に装
着したロール交換装置20を、ローラ矯正機10に近接
する位置に移動させ、ローラ矯正機10の主軸11とロ
ール交換装置20の水平軸21の中心軸が一致するよう
に位置させる。矢印33はロール交換装置20が近接す
る方向を示している。図13は、ロール交換装置20の
水平軸21を主軸11と中心を一致させ、ロール着脱装
置22を前進させてロール13のロール固定ナット14
を着脱装置22で把持し、矢印34で示すように着脱装
置22をロール抜取り方向に牽引する工程を示してい
る。
説明する。先ず図12〜図15を参照して、ロール交換
の全体工程を説明する。図12に示すように、ローラ矯
正機10のロール13を交換するとき、新たに取付ける
べきロール13aを水平軸21の反矯正機側の端部に装
着したロール交換装置20を、ローラ矯正機10に近接
する位置に移動させ、ローラ矯正機10の主軸11とロ
ール交換装置20の水平軸21の中心軸が一致するよう
に位置させる。矢印33はロール交換装置20が近接す
る方向を示している。図13は、ロール交換装置20の
水平軸21を主軸11と中心を一致させ、ロール着脱装
置22を前進させてロール13のロール固定ナット14
を着脱装置22で把持し、矢印34で示すように着脱装
置22をロール抜取り方向に牽引する工程を示してい
る。
【0012】図14は、ロール13の抜取りを完了した
状況を示しており、ロール交換装置20は矢印35方向
に少し退避する。そして図15に示すように、ロール交
換装置20は、その鉛直軸まわりに矢印36で示すよう
に旋回し、ロール13aをローラ矯正機10の主軸11
と対向する位置に移動させ、ロール13aを主軸11に
押し込んでロール交換を完了する。
状況を示しており、ロール交換装置20は矢印35方向
に少し退避する。そして図15に示すように、ロール交
換装置20は、その鉛直軸まわりに矢印36で示すよう
に旋回し、ロール13aをローラ矯正機10の主軸11
と対向する位置に移動させ、ロール13aを主軸11に
押し込んでロール交換を完了する。
【0013】図4はローラ矯正機10とロール交換装置
20との位置関係を示す側面図である。あるサイズの形
鋼の矯正が完了すると、ローラ矯正機10の主軸11に
組み込まれている使用済の矯正ロール13を抜き取るた
め、ロール交換装置20をローラ矯正機10に近づけ、
ロール交換位置にロール交換装置20を固定する。この
ときロール交換装置20の水平軸21のローラ矯正機側
の部分は、使用済ロール13を抜き取るため空の状態で
ある。一方、水平軸21の反矯正機側には、次に装入す
る新ロール13aが装着されている。このため、ロール
交換装置20は重量アンバランスを生じ、旋回体23の
旋回部26のガタ及びロール交換装置20の下部フレー
ム24の変形により、ロール交換装置軸21は傾いてロ
ール矯正機10の主軸11に対して段差を生ずる。図5
はロール交換中のロール交換装置軸21のたわみに起因
した主軸11とロール交換装置軸21との間の段差18
を示す模式図である。
20との位置関係を示す側面図である。あるサイズの形
鋼の矯正が完了すると、ローラ矯正機10の主軸11に
組み込まれている使用済の矯正ロール13を抜き取るた
め、ロール交換装置20をローラ矯正機10に近づけ、
ロール交換位置にロール交換装置20を固定する。この
ときロール交換装置20の水平軸21のローラ矯正機側
の部分は、使用済ロール13を抜き取るため空の状態で
ある。一方、水平軸21の反矯正機側には、次に装入す
る新ロール13aが装着されている。このため、ロール
交換装置20は重量アンバランスを生じ、旋回体23の
旋回部26のガタ及びロール交換装置20の下部フレー
ム24の変形により、ロール交換装置軸21は傾いてロ
ール矯正機10の主軸11に対して段差を生ずる。図5
はロール交換中のロール交換装置軸21のたわみに起因
した主軸11とロール交換装置軸21との間の段差18
を示す模式図である。
【0014】図8及び図9は、ロール交換時のロール交
換装置20の水平軸21の傾き状態を模式的に示したも
のである。図8はロール交換装置20を矯正機10を結
合する前の状態、図9は結合時の状態を示している。ロ
ーラ矯正機10のロール13を引き抜いて新ロール13
aを装入するために反矯正機側に新ロール13aを積載
している。このことによって、重量アンバランスを生じ
てロール交換装置20の水平軸21が傾き、矯正機10
の主軸11との間に段差を生じると同時に角度差が生じ
る。
換装置20の水平軸21の傾き状態を模式的に示したも
のである。図8はロール交換装置20を矯正機10を結
合する前の状態、図9は結合時の状態を示している。ロ
ーラ矯正機10のロール13を引き抜いて新ロール13
aを装入するために反矯正機側に新ロール13aを積載
している。このことによって、重量アンバランスを生じ
てロール交換装置20の水平軸21が傾き、矯正機10
の主軸11との間に段差を生じると同時に角度差が生じ
る。
【0015】この時の変形量を解析した結果、ロール交
換装置20の下部フレーム24の剛性に起因する変形量
が約3mm、ロール交換装置旋回部26の旋回ベアリン
グ27(図10参照)のガタ等に起因する変形量が約5
mm、旋回体23の剛性に起因する変形量が約2mmで
あることが明らかになった。したがって、下部フレーム
24及び旋回ベアリング27に起因する傾きを防止する
ことによって大幅に傾きを防止することができる。
換装置20の下部フレーム24の剛性に起因する変形量
が約3mm、ロール交換装置旋回部26の旋回ベアリン
グ27(図10参照)のガタ等に起因する変形量が約5
mm、旋回体23の剛性に起因する変形量が約2mmで
あることが明らかになった。したがって、下部フレーム
24及び旋回ベアリング27に起因する傾きを防止する
ことによって大幅に傾きを防止することができる。
【0016】図1は実施例のロール交換装置20の側面
図、図2はその正面図である。車輪25により走行する
下部フレーム24上に旋回部26を備えた旋回体23が
載置されている。旋回体23に矯正ローラを保持する水
平軸21が多数取付けられている。図1では水平軸21
の向って右側は空、向って左側は新ロール13aが装着
されている。
図、図2はその正面図である。車輪25により走行する
下部フレーム24上に旋回部26を備えた旋回体23が
載置されている。旋回体23に矯正ローラを保持する水
平軸21が多数取付けられている。図1では水平軸21
の向って右側は空、向って左側は新ロール13aが装着
されている。
【0017】図1、2に示すロール交換装置20の旋回
体23の下面に支持部材30が取付けられている。この
状態で旋回体23は完全に支持装置21に支承され、ロ
ール交換装置の水平軸21は昇降装置31の上端レベル
精度で決まるレベル精度に保たれる。昇降装置31とし
ては、所定量の昇降が可能であれば油圧でも電動でもよ
い。また、昇降装置31の設置場所として図1,2の例
ではフレームたわみのない車輪直上のロール交換装置の
下部フレーム24上としたが、図11に示すように支持
部材30を昇降させる昇降装置31をロール交換位置の
地上に設けてもよい。
体23の下面に支持部材30が取付けられている。この
状態で旋回体23は完全に支持装置21に支承され、ロ
ール交換装置の水平軸21は昇降装置31の上端レベル
精度で決まるレベル精度に保たれる。昇降装置31とし
ては、所定量の昇降が可能であれば油圧でも電動でもよ
い。また、昇降装置31の設置場所として図1,2の例
ではフレームたわみのない車輪直上のロール交換装置の
下部フレーム24上としたが、図11に示すように支持
部材30を昇降させる昇降装置31をロール交換位置の
地上に設けてもよい。
【0018】この後、ロール着脱装置22を押し出し、
使用済ロール13の端部を引っ掛け、ロール着脱装置2
2をロール交換装置20側へ引き戻すことにより、使用
済ロール13を矯正機10の主軸11から抜き取る。こ
の使用済ロール13を抜き取る間、交換装置20の軸2
1の傾きは旋回体23の剛性に起因する量だけであり、
ローラ矯正機10の主軸11とロール交換装置20の水
平軸21との間にはほとんどレベル差が生じないため、
局部的な面圧増加を抑制し、かじりによるトラブルを防
止することができる。
使用済ロール13の端部を引っ掛け、ロール着脱装置2
2をロール交換装置20側へ引き戻すことにより、使用
済ロール13を矯正機10の主軸11から抜き取る。こ
の使用済ロール13を抜き取る間、交換装置20の軸2
1の傾きは旋回体23の剛性に起因する量だけであり、
ローラ矯正機10の主軸11とロール交換装置20の水
平軸21との間にはほとんどレベル差が生じないため、
局部的な面圧増加を抑制し、かじりによるトラブルを防
止することができる。
【0019】ロール交換装置20の旋回体23を旋回さ
せて新ロール13aをローラ矯正機10の主軸11に装
入する場合も、上記抜き取り時と同様に旋回体昇降装置
31を作動させて、軸間のレベル差を解消し、ロール内
面(スリーブ内面)と軸間の局部的な面圧増加を防ぎ、
装入途中のかじりによるトラブルを防止することができ
る。
せて新ロール13aをローラ矯正機10の主軸11に装
入する場合も、上記抜き取り時と同様に旋回体昇降装置
31を作動させて、軸間のレベル差を解消し、ロール内
面(スリーブ内面)と軸間の局部的な面圧増加を防ぎ、
装入途中のかじりによるトラブルを防止することができ
る。
【0020】さらに図3(a)、(b)に示すように、
支持部材30の下面に設けた凹部あるいは凸部が昇降装
置31の上面に設けた凸部あるいは凹部と噛み合うよう
にすれば、ロール交換装置軸21が矯正機主軸11と水
平方向に若干のズレがあっても、矯正機10の主軸11
とロール交換装置20の水平軸21との水平方向のズレ
を解消することができる。つまり、昇降装置31で支持
部材30を支持する過程で、支持部材30と昇降装置3
1の凹部と凸部が噛み合うように支持部材30が水平方
向に微動するので、ロール交換装置20の水平軸21と
矯正機主軸との水平方向のズレを簡単に解消することが
できる。従って、軸の水平方向のズレによるロール交換
時のかじりを防止することができる。
支持部材30の下面に設けた凹部あるいは凸部が昇降装
置31の上面に設けた凸部あるいは凹部と噛み合うよう
にすれば、ロール交換装置軸21が矯正機主軸11と水
平方向に若干のズレがあっても、矯正機10の主軸11
とロール交換装置20の水平軸21との水平方向のズレ
を解消することができる。つまり、昇降装置31で支持
部材30を支持する過程で、支持部材30と昇降装置3
1の凹部と凸部が噛み合うように支持部材30が水平方
向に微動するので、ロール交換装置20の水平軸21と
矯正機主軸との水平方向のズレを簡単に解消することが
できる。従って、軸の水平方向のズレによるロール交換
時のかじりを防止することができる。
【0021】
【発明の効果】形鋼用ローラ矯正機の各主軸に対向した
水平軸を有する旋回方式のロール交換装置との間でロー
ルを水平方向に押し引きして矯正ロールを交換する場合
に、ロールを装着する水平軸を含む旋回体をその旋回部
とは独立した昇降装置で支持するようにしたので、従来
旋回部のガタ等に起因して発生していた交換装置軸と矯
正機主軸間の最大±10mmの段差を±2mm以下にす
ることができた。また旋回体と昇降装置とを凹凸で噛み
合わせて位置決めするようにしたので、矯正機主軸とロ
ール交換装置との水平方向のズレを解消することがで
き、ロール装入、抜き取り時のロール内面と軸間の局部
的な面圧増加を抑制することが可能となった。従って、
ロール交換中のかじりによるトラブルを防止することが
でき、安定かつ迅速なロール交換ができるようになっ
た。
水平軸を有する旋回方式のロール交換装置との間でロー
ルを水平方向に押し引きして矯正ロールを交換する場合
に、ロールを装着する水平軸を含む旋回体をその旋回部
とは独立した昇降装置で支持するようにしたので、従来
旋回部のガタ等に起因して発生していた交換装置軸と矯
正機主軸間の最大±10mmの段差を±2mm以下にす
ることができた。また旋回体と昇降装置とを凹凸で噛み
合わせて位置決めするようにしたので、矯正機主軸とロ
ール交換装置との水平方向のズレを解消することがで
き、ロール装入、抜き取り時のロール内面と軸間の局部
的な面圧増加を抑制することが可能となった。従って、
ロール交換中のかじりによるトラブルを防止することが
でき、安定かつ迅速なロール交換ができるようになっ
た。
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図3】位置決め拮抗の説明図である。
【図4】矯正機本体とロール交換装置の位置関係を示す
側面図である。
側面図である。
【図5】ロール交換中のロール交換装置軸と主軸との段
差を示す模式図である。
差を示す模式図である。
【図6】形鋼用ローラ矯正機のロール配置を示す正面図
である。
である。
【図7】矯正ロールの構成を示す説明図である。
【図8】ロール交換時のロール交換装置軸の傾き状態を
示す図である。
示す図である。
【図9】ロール交換時のロール交換装置軸の傾き状態を
示す図である。
示す図である。
【図10】ロール交換装置軸の旋回ベアリングを示す図
である。
である。
【図11】本発明の別の実施例を示す側面図である。
【図12】ロール交換工程図である。
【図13】ロール交換工程図である。
【図14】ロール交換工程図である。
【図15】ロール交換工程図である。
10 ローラ矯正機 11 主軸 12 スリーブ 13 ロール(使用済) 13a 新ロール 14 ロール固定ナット 15 スペーサ 16、17 キー 18 ロール交換装置 19 段差 20 ロール交換装置 21 ロール交換装置の水平軸 22 ロール着脱装置 23 旋回体 24 下部フレーム 25 車輪 26 ロール交換装置旋回部 27 旋回ベアリング 30 支持部材 31 昇降装置 32 矢印(抜取り方向) 33 矢印 34 矢印 35 矢印 40 形鋼
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 得丸 豊久 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 伊藤 澄彦 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 竹内 徹 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 永尾 勝 大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立 造船株式会社内 (72)発明者 玉置 昌昭 大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立 造船株式会社内 (72)発明者 三浦 眞義 大阪市此花区桜島1丁目2番23号 ニチゾ ウ桜島エンジニアリング株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 形鋼用ローラ矯正機の各主軸から使用済
の矯正ロールを引き抜いてロール交換装置の水平軸に預
け、その後ロール交換装置の水平軸を水平面内で180
°旋回し、あらかじめ水平軸の反矯正機側に装着してお
いた新ロールをローラ矯正機の主軸に押し込むロール交
換方法において、ロール引き抜きおよび押し込み時に、
ローラ矯正機の主軸とロール交換装置のレベル差を矯正
すると共にロール交換装置軸の傾きをローラ矯正機主軸
と一致させるように調整することを特徴とする形鋼用ロ
ーラ矯正機のロール交換方法。 - 【請求項2】 前記ロール交換装置の水平軸の旋回時に
矯正機主軸とロール交換装置軸との水平方向のズレを解
消する位置決めを行うことを特徴とする請求項1記載の
形鋼用ローラ矯正機のロール交換方法。 - 【請求項3】 形鋼用ローラ矯正機の矯正ロールをそれ
ぞれ両端部に保持可能な水平軸と、該水平軸を水平面内
で180°旋回させる旋回体とを備えたロール交換装置
において、前記水平軸を含む旋回体に水平軸の高さと傾
斜を調整する昇降装置を設けたことを特徴とする形鋼用
ローラ矯正機のロール交換装置。 - 【請求項4】 前記昇降装置は、前記旋回体の旋回部と
は独立に設けたことを特徴とする請求項3記載の形鋼用
ローラ矯正機のロール交換装置。 - 【請求項5】 前記昇降装置は、地上に設けたことを特
徴とする請求項3記載の形鋼用ローラ矯正機のロール交
換装置。 - 【請求項6】 前記旋回体と前記昇降装置との当接面
に、互いに係合して前記水平軸の水平面内の位置決めを
行う凹凸を設けたことを特徴とする請求項3、4又は5
記載の形鋼用ローラ矯正機のロール交換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18804097A JPH1133631A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | 形鋼用ローラ矯正機のロール交換方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18804097A JPH1133631A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | 形鋼用ローラ矯正機のロール交換方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1133631A true JPH1133631A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16216631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18804097A Pending JPH1133631A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | 形鋼用ローラ矯正機のロール交換方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1133631A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103272892A (zh) * | 2013-06-03 | 2013-09-04 | 中冶赛迪工程技术股份有限公司 | 能快速换辊的矫直机 |
| CN103878209A (zh) * | 2014-04-03 | 2014-06-25 | 青岛圣合钢管制品有限公司 | 一种气动式管材自动矫直装置 |
| CN105689453A (zh) * | 2016-04-25 | 2016-06-22 | 安徽省合肥汽车锻件有限责任公司 | 轴类热锻件自动校正装置以及自动校正方法 |
| CN106270014A (zh) * | 2016-08-31 | 2017-01-04 | 太原重工股份有限公司 | 多辊系传动装置、冷矫直机及多辊系传动更换方法 |
| CN106670266A (zh) * | 2017-02-27 | 2017-05-17 | 福建恒劲科博测控技术有限公司 | 一种凸轮轴专用三轴自动矫直机及自动矫直方法 |
| CN111646394A (zh) * | 2020-04-01 | 2020-09-11 | 中冶华天工程技术有限公司 | 一种重载型钢矫直辊翻转锁紧装置 |
| KR20220011387A (ko) * | 2020-07-21 | 2022-01-28 | 김남욱 | 롤포밍기의 롤금형 교체장치 |
-
1997
- 1997-07-14 JP JP18804097A patent/JPH1133631A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040701 |
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Effective date: 20040907 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050104 |