JPH11336501A - タービン動翼 - Google Patents
タービン動翼Info
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- JPH11336501A JPH11336501A JP14350698A JP14350698A JPH11336501A JP H11336501 A JPH11336501 A JP H11336501A JP 14350698 A JP14350698 A JP 14350698A JP 14350698 A JP14350698 A JP 14350698A JP H11336501 A JPH11336501 A JP H11336501A
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Abstract
て、振動の抑制および翼性能の向上とを図ったタービン
動翼を提供する。 【解決手段】本発明に係るタービン動翼は、前縁スナッ
バカバー15a1 ,15b1 を、後縁スナッバカバー1
5a2 ,15b2 よりも、タービン軸の中心を通る半径
方向の外側に向って高く設定したものである。
Description
り、特に制振力を向上させたタービン動翼に関する。
めてその作動流体としての蒸気を超高圧、超高温化する
研究開発が進められており、これに伴ってタービン最終
段落に植設するタービン動翼を長翼化させる研究開発も
同時に行われている。
実質的な仕事をさせる翼有効部は、1mを超える翼高に
なり、これに伴ってルート部(翼根元部)からチップ部
(翼先端部)にかけて蒸気の流線に対応させて翼断面を
変化させていた翼捩りも大きくなる。この翼捩りは、タ
ービン動翼の運転中に発生する遠心力により捩り戻りが
ある。この捩り戻りを巧みに利用してタービン動翼の運
転中に発生する振動を抑制する制振構造形のタービン動
翼が数多く提案されており、そのうち代表的なものとし
て図10に示すものがある。
沿って植設された翼植込み部2と、蒸気に実質的な仕事
をさせる翼有効部3と、翼有効部3の先端部4から一体
に削り出されたスナッバカバー5を備えた構成になって
いる。
2bをタービン軸1の周方向に沿って列状に植設し、翼
有効部3a,3bを、そのルート部からチップ部にかけ
て蒸気の流線に対応させて翼断面を変化させる翼捩りを
加えるとともに、一方の先端部4aのスナッバカバー5
aと隣の先端部4bのスナッバカバー5bとを遊嵌配置
させている。
組立て当初、図11に示すように、一方の先端部4aの
前縁6aから外側に向って突き出した前縁スナッバカバ
ー5a1 と、その後縁7aから前縁スナッバカバー5a
1 と反対の外側に向って突き出た後縁スナッバカバー5
a2 と、隣の先端部4bの前縁6bから外側に向って突
き出た前縁スナッバカバー5b1 と、その後縁7bから
前縁スナッバカバー5b1 の反対の外側に向って突き出
た後縁スナッバカバー5b2 とのうち、一方の前縁スナ
ッバカバー5a1 の端面8aと隣の後縁スナッバカバー
5b2 の端面8bとの間に隙間Dを形成しておき、運転
中、遠心力により翼有効部3a,3bに捩り戻り(以下
アンツイストと記す)が発生すると、図12に示すよう
に、一方の前縁スナッバカバー5a1 の端面8aと隣の
後縁スナッバカバー5b2 の端面8bとを互いに面接触
させている。
方の前縁スナッバカバー5a1 の端面8aと隣の後縁ス
ナッバカバー5b2 の端面8bとを互いに面接触させ、
この面接触に基づく摩擦力を巧みに利用して振動を効果
的に抑制していた。
ッバカバー5a1 の端面8aと隣の後縁スナッバカバー
5b2 の端面8bとの組立て当初の隙間Dは、大き過ぎ
るとアンツイストに基づく面接触をさせることができ
ず、逆に小さ過ぎると面接触に基づく拘束力が強過ぎて
翼有効部3とスナッバカバー5との結合部分に過度な応
力を発生させるので経験上から割り出してその数値を設
定していた。
化に伴ってタービン動翼が従来に較べてより一層長翼化
すると、一方の前縁スナッバカバー5a1 の端面8aと
隣の後縁スナッバカバー5b2 の端面8bとの隙間D
は、従来の寸法を、長翼化の寸法に単に対応させてスケ
ールアップさせただけでは設計値通りの制振効果を発揮
させることができない問題点があった。
翼性能の向上が求められているが、この翼性能の向上の
点からスナッバカバー5を考察してみると、スナッバカ
バー5に幾つかの問題点がある。
ー5との結合部分に応力の増加がある。
バー5の結合部に働く遠心力がより一層増加するととも
に、運転中に発生するアンツイストが加わり、その結合
部分に過度な応力が発生する。このため、タービン動翼
は、図13に示すように、翼有効部3(3a,3b)と
後縁スナッバカバー5a2 (5b2 )との結合部分JP
に遠心力F1 とアンツイストの力F2 が加わって、後縁
スナッバカバー5a2(5b2 )が図示の実線の位置か
ら図示の破線の位置に変位するとともに、パネル振動モ
ードの節VMも図示の一点鎖線のように変化し、高応力
場になり、強度維持と、制振効果とが従来に較べて低く
なる問題点がある。
8aと隣の後縁スナッバカバー5b2 の端面8bとの組
立て当初の隙間Dの設定が難しい。
変形が大きくなるだけでなく、遠心力による翼有効部3
の倒れが従来に較べて大きくなる。すなわち、運転時、
翼有効部3は、タービン軸1の中心を通る半径方向の重
心位置関係、剛性分布、蒸気力等の影響を受けて、例え
ば、図14に示すように、腹側9から背側10の回転R
Vに沿う方向(タービン軸1の周方向)、つまり実線で
示す位置から破線で示す位置に変位し、同時に、前縁ス
ナッバカバー5a1 (5b1 )および後縁スナッバカバ
ー5a2 (5b2 )も実線で示す位置から破線で示す位
置に変位する。このとき、前縁スナッバカバー5a1
(5b1 )および後縁スナッバカバー5a2 (5b2 )
のケーシング11に対する隙間D1 ,D2 は、図15に
示すように、前縁スナッバカバー5a1 (5b1 )の隙
間D1 の方が後縁スナッバカバー5a2 (5b2 )の隙
間D2 に較べて相対的に大きくなる。
運転中の過度現象を考慮し、変形の一番大きい部分、具
体的には後縁スナッバカバー5a2 (5b2 )を基準に
し、その後縁スナッバカバー5a2 (5b2 )のケーシ
ング11に対する隙間が最小となるように設定してい
る。このため、タービン動翼が長翼化すると、ケーシン
グ11に対する前縁スナッバカバー5a1 (5b1 )の
隙間D1 が大きくなり、蒸気漏れが増加し、翼性能を低
下させる要因になる。
に、一方の前縁スナッバカバー5a1 (5b1 )および
後縁スナッバカバー5a2 (5b2 )が実線の位置から
破線の位置に変化すると、隣の後縁スナッバカバー5b
2 との間に段差ができて風損としての損失になり、翼性
能の低下になる。
カバー5に対する侵食現象、すなわちエロージョンがあ
る。このエロージョンは、タービン動翼をスナッバカバ
ー構造にした場合、従来の翼カバーと異なって水滴との
衝突面積が増加するので特有の問題点になる。
大きくなり、蒸気に含まれる水滴のスナッバカバー5へ
の衝突速度も高くなる。また、タービン動翼は、運転
中、図16に示すように、回転RVの方向に対し、隣の
後縁スナッバカバー5b2 の端面8bが一方の前縁スナ
ッバカバー5a1 の端面8aよりも外側に向って変位
し、段差部分12ができる。一方、蒸気STは、軸方向
に沿って流れる際、タービン動翼の遠心力の影響を受け
て軌跡線TRに沿って流れる。このため、段差部分12
には、より多くの水滴が衝突する。
と、前縁スナッバカバー5a1 は、フレッティング現象
が生じ易くなる。このフレッティング現象は、前縁スナ
ッバカバー5a1 を摩耗させ、摩擦力を減退させて制振
能力を低下させる一方、クラックの発生を誘発する要因
になる。
伴って遠心力を低く抑えるために、翼断面、特に先端部
の翼断面の厚みを薄く設計する場合、パネル振動が発生
する。このパネル振動は、既に図13でも説明したよう
に、翼断面の薄い部分、特に後縁部分の翼有効部3と後
縁スナッバカバー5a2 との結合部分JPまで延びるパ
ネル振動モードの節VMを基準に振動が発生する。この
ため、翼有効部3と後縁スナッバカバー5a2 との結合
部分JPは、高応力場になり、クラックを発生させ易い
環境下になっている。
合、スナッバカバー5には、幾つかの問題点があり、何
らかの改善策が必要とされていた。
なされたもので、翼の強度を高い状態に維持させること
と相俟って、振動の抑制および翼性能の向上を図ったタ
ービン動翼を提供することを目的とする。
翼は、上記目的を達成するために、請求項1に記載した
ように、タービン軸の周方向に沿って列状に配置した翼
有効部の先端部の前縁に前縁スナッバカバーを、その後
縁に後縁スナッバカバーを備えたタービン動翼におい
て、一方の前縁スナッバカバーを、隣の後縁スナッバカ
バーよりも、上記タービン軸の中心を通る半径方向の外
側に向って高く設定したものである。
目的を達成するために、請求項2に記載したように、タ
ービン軸の周方向に沿って列状に配置した翼有効部の先
端部の前縁に前縁スナッバカバーを、その後縁に後縁ス
ナッバカバーを備えたタービン動翼において、一方の前
縁スナッバカバーを、隣の後縁スナッバカバーよりも、
上記タービン軸の中心を通る半径方向の内側に向って延
びるように設定したものである。
目的を達成するために、請求項3に記載したように、タ
ービン軸の周方向に沿って列状に配置した翼有効部の先
端部の前縁に前縁スナッバカバーを、その後縁に後縁ス
ナッバカバーを備えたタービン動翼において、隣の後縁
スナッバカバーの厚みを、一方の前縁スナッバカバーの
厚みよりも厚く設定したものである。
目的を達成するために、請求項4に記載したように、隣
の後縁スナッバカバーの厚みを、一方の前縁スナッバカ
バーの厚みよりも、タービン軸の中心を通り半径方向の
内側に向って厚く形成したものである。
目的を達成するために、請求項5に記載したように、タ
ービン軸の周方向に沿って列状に配置した翼有効部の先
端部の前縁に前縁スナッバカバーを、その後縁に後縁ス
ナッバカバーを備えたタービン動翼において、隣の後縁
スナッバカバーの端面の厚みと一方の前縁スナッバカバ
ーの端面の厚みを同一にするとともに、上記後縁スナッ
バカバーおよび上記前縁スナッバカバーのそれぞれの中
間部分に切欠溝部を形成したものである。
目的を達成するために、請求項6に記載したように、後
縁スナッバカバーおよび前縁スナッバカバーのそれぞれ
の中間部分に形成した切欠溝部を、タービン軸の中心を
通る半径方向の内側に形成したものである。
目的を達成するために、請求項7に記載したように、タ
ービン軸の周方向に沿って列状に配置した翼有効部の先
端部の前縁に前縁スナッバカバーを、その後縁に後縁ス
ナッバカバーを備えたタービン動翼において、上記前縁
スナッバカバーおよび上記後縁スナッバカバーのそれぞ
れの上記翼有効部への結合部の厚みを、上記前縁スナッ
バカバーおよび上記後縁スナッバカバーのそれぞれの端
面の厚みよりも厚く形成したものである。
目的を達成するために、請求項8に記載したように、タ
ービン軸の周方向に沿って列状に配置した翼有効部の先
端部に前縁スナッバカバーを、その後縁に後縁スナッバ
カバーを備えたタービン動翼において、上記後縁スナッ
バカバーを、蒸気の下流側に向って上記後縁よりも長く
突き合せて形成したものである。
目的を達成するために、請求項9に記載したように、翼
有効部を、40インチ以上の翼高に形成したものであ
る。
の実施形態を図面および図中に付した符号を引用して説
明する。
実施形態を示す概略斜視図である。
ンチ以上の翼高のものに適用するもので、回転RVの方
向に沿って列状に配置した翼有効部13をタービン軸
(図示せず)に植設する構成になっている。
aの先端部14aおよび隣の翼有効部13bの先端部1
4bのそれぞれには、一体削り出しのスナッバカバー1
5が設けられている。
翼有効部13aの先端部14aにおける前縁15aに
は、外側に向って突き出た前縁スナッバカバー15a1
が設けられ、その後縁16aにも、前縁スナッバカバー
15a1 と反対の外側に向って突き出た後縁スナッバカ
バー15a2 が設けられている。
bにおける前縁15bおよび後縁16bのそれぞれにも
前縁スナッバカバー15b1 および後縁スナッバカバー
15b2 が設けられている。
aにおける前縁スナッバカバー15a1 の端面17aと
隣の翼有効部13bの先端部14bにおける後縁スナッ
バカバー15b2 の端面17bとの間には、図2に示す
ように、一方の翼有効部13aにおける前縁スナッバカ
バー15a1 の端面17aを、隣の翼有効部13bにお
ける後縁スナッバカバー15b2 に較べてタービン軸
(図示せず)の中心を通る半径方向に向って偏差高δcv
として予め高く設定する、いわゆるオフセットになって
いる。
下に述べる理由により設定される。
ナッバカバー15a1 (15b1 )および後縁スナッバ
カバー15a2 (15b2 )は、図3に示すように、組
立て当初、破線の位置に設定していても、運転中になる
と、実線の位置、すなわち腹側18から背側19に向っ
て倒れることが経験的に解っており、前縁スナッバカバ
ー15a1 (15b1 )の運転中の半径方向への延びを
Lleとし、後縁スナッバカバー15a2 (15b2 )
の運転中の半径方向への延びLteとするとき、Lte
>Lleになっている。このため、後縁スナッバカバー
15a2 (15b2 )に対する前縁スナッバカバー15
a1 (15b1 )のオフセットとしての偏差高δcvは、
運転中、前縁スナッバカバー15a1 (15b1 )およ
び後縁スナッバカバー15a2 (15b2 )のそれぞれ
の半径方向への延びLle,Lteを考慮して、
縁スナッバカバー15a1 (15b1 )および後縁スナ
ッバカバー15a2 (15b2 )のそれぞれの隙間CL
l,CLtが、
バカバー15a2 (15b2 )に対し、前縁スナッバカ
バー15a1 (15b1 )を、組立て当初の偏差高δcv
としてタービン軸の中心を通る半径方向の外側(外径
側)に向って高く設定し、運転中にケーシング20に対
し、前縁スナッバカバー15a1 (15b1 )および後
縁スナッバカバー15a2 (15b2 )のそれぞれの隙
間CLl,CLtを、CLl=CLtにするので、蒸気
漏れを少なくさせることができ、風損を少なくさせて翼
性能を向上させることができ、タービン動翼の長翼化を
実現することができる。
スナッバカバー15a2 (15b2)に対し、前縁スナ
ッバカバー15a1 (15b1 )を、偏差高δcvとして
予め高くオフセットしたことで説明したが、翼有効部1
3(13a,13b)が例えば蒸気力により腹側18か
ら背側19に倒れる変位が大きく高応力になる場合、予
め翼断面の重心位置を調整し、翼有効部13(13a,
13b)を積極的に背側19から腹側18に変位させる
場合もある。この場合、偏差高δcvを、上述とは逆に、
δcv=Cle−Cteにし、前縁スナッバカバー15a
1 (15b1 )は、後縁スナッバカバー15a2 (15
b2 )に対し、タービン軸の中心を通る半径方向の内側
(内径側)に向って延びるように設定してもよい。
実施形態を示す概略斜視図である。なお、第1実施形態
の構成部分または対応する部分と同一部分には同一符号
を付す。
ナッバカバー15a2 (15b2 )の端面17bの厚み
Ttを、前縁スナッバカバー15a1 (15b1 )の端
面17aの厚みTlに対し、相対的に厚くしたものであ
る。
に、隣の翼有効部13bから一方の翼有効部13aに向
って流れる蒸気STに水滴が含まれており、この水滴が
遠心力により吹き飛ばされて図示の軌跡線TRに沿って
流れる。このため、後縁スナッバカバー15b2 の端面
17bと前縁スナッバカバー15a1 の端面17aとの
間に段差部分ができ、前縁スナッバカバー15a1 の端
面17aの方が後縁スナッバカバー15b2 の端面17
bよりもタービン軸の中心を通る半径方向の内側(内径
側)に向って突き出ていると、前縁スナッバカバー15
a1 の端面17aが水滴により侵食を受け、フレッティ
ング摩耗を引き起す。
後縁スナッバカバー15a2 (15b2 )の端面17b
の厚みTtを、前縁スナッバカバー15a1 (15b1
)の端面17aの厚みTlよりもタービン軸の中心を
通る半径方向の内側(内径側)に向って厚く設定し、水
滴による前縁スナッバカバー15a1 (15b1 )の侵
食を防止したものである。
ナッバカバー15a2 (15b2 )の端面17bの厚み
Ttを、前縁スナッバカバー15a1 (15b1 )の端
面17aの厚みTlよりもタービン軸の中心を通る半径
方向の内側(内径側)に向って厚くし、前縁スナッバカ
バー15a1 (15b1 )の水滴により侵食を防止した
ので、タービン動翼に安定した運転を行わせることがで
き、タービン動翼の長翼化を実現することができる。
実施形態を示す概略斜視図である。なお、第1実施形態
の構成部分または対応する部分には同一符号を付す。
ナッバカバー15a1 (15b1 )の端面17aおよび
後縁スナッバカバー15a2 (15b2 )の端面17b
のそれぞれの厚みTdを同一にするとともに、前縁スナ
ッバカバー15a1 (15b1 )および後縁スナッバカ
バー15a2 (15b2 )のそれぞれの中間部分に、タ
ービン軸(図示せず)の中心を通る半径方向の内側(内
径側)に向って切欠溝部21a(21b)を形成したも
のである。
縁スナッバカバー15a1 の端面17aと隣の後縁スナ
ッバカバー15b2 の端面17bとの面圧を適正値に確
保することが振動を効果的に抑制する上で重要なポイン
トになっている。
ツイストも増加するが、上述の面圧を適正値にするに
は、端面17a,17bより広い面積を確保するととも
に、前縁スナッバカバー15a1 および後縁スナッバカ
バー15b2 の翼有効部13(13a,13b)との結
合部分の応力低減化も必要となる。さらに、水滴による
侵食防止を考えると、前縁スナッバカバー15a1 およ
び後縁スナッバカバー15b2 には、何らかの対策が必
要とされる。
を考慮したもので、図7に示すように、隣の後縁スナッ
バカバー15b2 の端面17bおよび一方の前縁スナッ
バカバー15a1 の端面17aのそれぞれの厚みTdを
同一にするとともに、隣の後縁スナッバカバー15b2
の中間部分および一方の前縁スナッバカバー15a1の
中間部分におけるタービン軸の中心を通る半径方向の内
側(内径側)のそれぞれに切欠溝部21a,21bを形
成し、中間部分における前縁スナッバカバー15a1 お
よび後縁スナッバカバー15b2 の厚みTcを、端面1
7a,17bにおける厚みTdよりも薄くし、蒸気ST
に含まれる水滴が図示の軌跡線TRに沿って流れる際、
切欠溝部21a,21bから反転させ、隣の後縁スナッ
バカバー15b2 および一方の前縁スナッバカバー15
a1 の面圧確保、強度維持、および侵食防止の保護、強
化を図ったものである。
ナッバカバー15a1 の端面17aおよび後縁スナッバ
カバー15b2 の端面17bのそれぞれの厚みTdを厚
くするとともに、前縁スナッバカバー15a1 および後
縁スナッバカバー15b2 の中間部分におけるタービン
軸の中心を通る半径方向の内側(内径側)に切欠溝部2
1a,21bを形成し、中間部分における厚みTcを、
上述端面17a,17bの厚みTdよりも薄くし、端面
の面圧確保、強度維持、および侵食防止の保護・強化を
図ったので、タービン動翼に安定運転を行わせることが
できる。
実施形態を示す蒸気入口側から見た概略斜視図である。
なお、第1実施形態の構成部分と同一部分または対応す
る部分には同一符号を付す。
ナッバカバー15a1 (15b1 )および後縁スナッバ
カバー15a2 (15b2 )のそれぞれの面圧が充分に
確保されている場合、翼有効部13(13a,13b)
のそれぞれの両側から外側に向って突き出た前縁スナッ
バカバー15a1 (15b1 )および後縁スナッバカバ
ー15a2 (15b2 )の厚みをTeとし、翼有効部1
3(13a,13b)の結合部分までの厚みをTbとす
るとき、Tb>Teにして前縁スナッバカバー15a1
(15b1 )および後縁スナッバカバー15a2 (15
b2 )のそれぞれの端面17a,17bの厚みを薄く
し、スナッバカバー15の軽量化を図ったものである。
バカバー15a1 (15b1 )および後縁スナッバカバ
ー15a2 (15b2 )のそれぞれの端面17a,17
bの厚さTeを薄くし、翼有効部13(13a,13
b)までの結合部分までの厚さTbを厚くしてスナッバ
カバー15の軽量化を図ったので、前縁スナッバカバー
15a1 (15b1 )および後縁スナッバカバー15a
2 (15b2 )と翼有効部13(13a,13b)との
結合部分の強度を高く維持することができる。
実施形態を示す先端部から見た概略平面図である。な
お、第1実施形態の構成部分と同一部分または対応する
部分には同一符号を付す。
ナッバカバー15a2 (15b2 )を、蒸気STの下流
側に向って翼有効部13(13a,13b3)の後縁1
6a(16b)よりも長く突き出させたものである。
バカバー15a2 (15b2 )を、蒸気STの下流側に
向って翼有効部13(13a,13b)の後縁16a
(16b)よりも長く突き出させて形成し、パネル振動
モードの節VMの始点Sを翼有効部13(13a,13
b)の先端部14a(14b)から離したので、翼有効
部13(13a,13b)の先端部14a(14b)の
振動応力を低く抑えることができ、翼有効部13(13
a,13b)と後縁スナッバカバー15a2 (15b2
)との結合部分の強度を高く維持させることができ
る。
ビン動翼は、隣の後縁スナッバカバーに対し、一方の前
縁スナッバカバーを、組立て当初、タービン軸の中心を
通る半径方向の外側に向って高くオフセットさせ、運転
中、翼有効分のアンツイストによ隣の後縁スナッバカバ
ーおよび一方の前縁スナッバカバーとともにケーシング
に対して隙間を少なくさせたので、蒸気漏れおよび風損
を少なくさせ翼性能を向上させることができる。
後縁スナッバカバーの厚みを、一方の前縁スナッバカバ
ーの厚みよりも厚くして蒸気に含まれる水滴による前縁
スナッバカバーへの侵食を防止したので、タービン動翼
に安定運転を行わせることができる。
後縁スナッバカバーおよび前縁スナッバカバーのそれぞ
れの中間部分に切欠溝部を形成し、各スナッバカバーの
端面を厚く、各スナッバカバーの中間部分を比較的薄く
して各スナッバカバーの端面の面圧確保、強度維持およ
び侵食防止の保護、強化を図ったので、タービン動翼に
安定運転を行わせることができる。
スナッバカバーおよび後縁スナッバカバーの翼有効部に
対する結合部分を厚く、前縁スナッバカバーおよび後縁
スナッバカバーの厚みを比較的薄くしたので、その結合
部分の強度を高く維持することができる。
スナッバカバーを、蒸気の下流側に向って翼有効部の後
縁よりも長く突き出させて形成したので、翼有効部の先
端部の振動応力を低く抑えて翼有効部と後縁スナッバカ
バーとの結合部分の強度を高く維持させることができ
る。
す概略斜視図。
ン動翼の部分側面図。
と運転中の状態とを対比させた図。
す概略斜視図。
ン動翼の部分側面図。
す概略斜視図。
ン動翼の部分側面図。
す蒸気入口側から見た概略正面図。
す先端部から見た概略平面図。
斜視図。
スナッバカバーと隣のスナッバカバーとの組立て状態を
示す平面図。
スナッバカバーと隣のスナッバカバーとの組立て状態を
示す平面図。
の運転中の挙動を説明する図。
説明する図。
のケーシングに対する隙間を説明する図。
の端面と隣のスナッバカバーの端面との接触状態を説明
する図。
Claims (9)
- 【請求項1】 タービン軸の周方向に沿って列状に配置
した翼有効部の先端部の前縁に前縁スナッバカバーを、
その後縁に後縁スナッバカバーを備えたタービン動翼に
おいて、一方の前縁スナッバカバーを、隣の後縁スナッ
バカバーよりも、上記タービン軸の中心を通る半径方向
の外側に向って高く設定したことを特徴とするタービン
動翼。 - 【請求項2】 タービン軸の周方向に沿って列状に配置
した翼有効部の先端部の前縁に前縁スナッバカバーを、
その後縁に後縁スナッバカバーを備えたタービン動翼に
おいて、一方の前縁スナッバカバーを、隣の後縁スナッ
バカバーよりも、上記タービン軸の中心を通る半径方向
の内側に向って延びるように設定したことを特徴とする
タービン動翼。 - 【請求項3】 タービン軸の周方向に沿って列状に配置
した翼有効部の先端部の前縁に前縁スナッバカバーを、
その後縁に後縁スナッバカバーを備えたタービン動翼に
おいて、隣の後縁スナッバカバーの厚みを、一方の前縁
スナッバカバーの厚みよりも厚く設定したことを特徴と
するタービン動翼。 - 【請求項4】 隣の後縁スナッバカバーの厚みを、一方
の前縁スナッバカバーの厚みよりも、タービン軸の中心
を通り半径方向の内側に向って厚く形成したことを特徴
とする請求項3記載のタービン動翼。 - 【請求項5】 タービン軸の周方向に沿って列状に配置
した翼有効部の先端部の前縁に前縁スナッバカバーを、
その後縁に後縁スナッバカバーを備えたタービン動翼に
おいて、隣の後縁スナッバカバーの端面の厚みと一方の
前縁スナッバカバーの端面の厚みを同一にするととも
に、上記後縁スナッバカバーおよび上記前縁スナッバカ
バーのそれぞれの中間部分に切欠溝部を形成したことを
特徴とするタービン動翼。 - 【請求項6】 後縁スナッバカバーおよび前縁スナッバ
カバーのそれぞれの中間部分に形成した切欠溝部を、タ
ービン軸の中心を通る半径方向の内側に形成したことを
特徴とする請求項5記載のタービン動翼。 - 【請求項7】 タービン軸の周方向に沿って列状に配置
した翼有効部の先端部の前縁に前縁スナッバカバーを、
その後縁に後縁スナッバカバーを備えたタービン動翼に
おいて、上記前縁スナッバカバーおよび上記後縁スナッ
バカバーのそれぞれの上記翼有効部への結合部の厚み
を、上記前縁スナッバカバーおよび上記後縁スナッバカ
バーのそれぞれの端面の厚みよりも厚く形成したことを
特徴とするタービン動翼。 - 【請求項8】 タービン軸の周方向に沿って列状に配置
した翼有効部の先端部に前縁スナッバカバーを、その後
縁に後縁スナッバカバーを備えたタービン動翼におい
て、上記後縁スナッバカバーを、蒸気の下流側に向って
上記後縁よりも長く突き合せて形成したことを特徴とす
るタービン動翼。 - 【請求項9】 翼有効部を、40インチ以上の翼高に形
成したことを特徴とする請求項1,2,3,5,7また
は8記載のタービン動翼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14350698A JP4051132B2 (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | タービン動翼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14350698A JP4051132B2 (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | タービン動翼 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11336501A true JPH11336501A (ja) | 1999-12-07 |
| JP4051132B2 JP4051132B2 (ja) | 2008-02-20 |
Family
ID=15340322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14350698A Expired - Lifetime JP4051132B2 (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | タービン動翼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4051132B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005214206A (ja) * | 2004-01-31 | 2005-08-11 | United Technol Corp <Utc> | 回転機械用のロータブレード |
| JP2007303440A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Toshiba Corp | タービンおよびタービン動翼 |
| KR100875785B1 (ko) | 2006-10-05 | 2008-12-26 | 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 | 증기 터빈 회전 날개 |
| JP2009250217A (ja) * | 2008-04-11 | 2009-10-29 | Hitachi Ltd | タービン動翼 |
| JP2010065689A (ja) * | 2008-09-08 | 2010-03-25 | General Electric Co <Ge> | 蒸気タービンエンジンの低圧セクション用の蒸気タービン回転動翼 |
| CN101988392A (zh) * | 2009-07-31 | 2011-03-23 | 通用电气公司 | 用于涡轮发动机的转子叶片 |
| JP2011106449A (ja) * | 2009-11-12 | 2011-06-02 | General Electric Co <Ge> | タービン動翼及びロータ |
| JP2015175336A (ja) * | 2014-03-17 | 2015-10-05 | 株式会社東芝 | タービン動翼および蒸気タービン |
-
1998
- 1998-05-25 JP JP14350698A patent/JP4051132B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4051132B2 (ja) | 2008-02-20 |
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