JPH11336630A - 車両用燃料供給装置 - Google Patents

車両用燃料供給装置

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JPH11336630A
JPH11336630A JP14692498A JP14692498A JPH11336630A JP H11336630 A JPH11336630 A JP H11336630A JP 14692498 A JP14692498 A JP 14692498A JP 14692498 A JP14692498 A JP 14692498A JP H11336630 A JPH11336630 A JP H11336630A
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JP
Japan
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motor
fuel
pump
voltage
battery
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JP14692498A
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English (en)
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Mineo Torikai
峰生 鳥飼
Mitsuru Fukuda
充 福田
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Astemo Ltd
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Keihin Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】燃料ポンプを駆動するモータと、バッテリとの
間に、該バッテリから前記モータへの電力供給を制御す
るポンプ駆動回路が介設される車両用燃料供給装置にお
いて、燃料ポンプに改良を加えることなく、低温始動時
にも充分な量および圧力の燃料を供給することを可能と
しつつ、車両搭載エンジンの排気量に対応した量の燃料
を供給可能とする。 【解決手段】モータMおよびポンプ駆動回路1間に、モ
ータMに印加される電圧の上限値を規制する電圧規制手
段25が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料ポンプを駆動
するモータと、バッテリとの間に、該バッテリから前記
モータへの電力供給を制御するポンプ駆動回路が介設さ
れる車両用燃料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる燃料供給装置は、たとえば
特開平6−93934号公報等により既によく知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、四輪車両の
燃料供給装置において燃料ポンプで必要とされる燃料吐
出量は、車両に搭載されるエンジンの排気量に応じて4
0〜150(リットル/時間)であり、従来では、ポン
プ流路およびモータ巻線等を変更することで上記必要吐
出量の幅に対応するようにしている。このため、車両搭
載エンジンにそれぞれ対応してポンプ流路を構成する部
材、もしくはモータ部品を準備しておく必要があり、コ
スト増大につながっている。
【0004】しかもバッテリは、エンジンの通常運転時
には12〜15Vの電圧を発生するが、エンジンの低温
始動時には6〜8Vまでバッテリの出力電圧が低下する
ことがあり、小排気量のエンジンに対応して少量の燃料
を燃料ポンプから得るようにしている場合には、エンジ
ンの低温始動時にエンジンで必要とされる燃料量および
燃料圧力を燃料ポンプから得ることができず、エンジン
の始動が困難となることがある。
【0005】一方、5〜30(リットル/時間)程度の
少量の燃料しか必要としない小排気量のエンジンが搭載
される自動二輪車や、原動機付自転車にも、四輪車両と
同様の燃料供給装置が採用されてきており、この場合、
四輪車両で用いられている燃料ポンプを上記自動二輪車
および原動機付自転車にそのまま用いることができれ
ば、自動二輪車および原動機付自転車専用の燃料ポンプ
を不要として、コスト低減を図ることが可能となる。
【0006】しかるに、自動二輪車および原動機付自転
車のエンジンで必要とする燃料量は、上述のように少量
であり、四輪車両用の燃料ポンプをそのまま用いると、
大幅な過剰吐出となり、燃料戻し量が多くなってシステ
ム効率が劣るものとなり、燃料温度の上昇を招いてしま
う。また流路面積を絞ると、ポンプ効率が低下してしま
うことになり、ポンプ効率が低いままで使用したとして
も、バッテリ電圧が低下する低温始動時には、必要な燃
料量および燃料圧力が得られず、エンジンの始動が困難
となってしまう。
【0007】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、燃料ポンプに改良を加えることなく、低温始
動時にも充分な量および圧力の燃料を供給することを可
能としつつ、車両搭載エンジンの排気量に対応した量の
燃料を供給可能とした車両用燃料供給装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、燃料ポンプを駆動するモー
タと、バッテリとの間に、該バッテリから前記モータへ
の電力供給を制御するポンプ駆動回路が介設される車両
用燃料供給装置において、前記モータおよびポンプ駆動
回路間に、モータに印加される電圧の上限値を規制する
電圧規制手段が設けられることを特徴とする。
【0009】かかる構成によれば、モータに印加される
電圧の上限値が、バッテリの出力電圧にかかわらず電圧
規制手段で規制されるので、燃料ポンプが大容量のもの
であっても、該燃料ポンプからの吐出量の上限値を規制
することができる。したがって、燃料ポンプに改良を加
えることなく燃料ポンプの吐出量を変更することがで
き、排気量の異なる複数種類のエンジンに応じて電圧規
制手段による規制電圧を設定することにより、各種エン
ジンに対応した適切な量の燃料を、システム効率の劣化
を避けるとともに燃料温度の上昇を避けつつ、各エンジ
ンに供給することができ、ポンプ流路やモータ巻線等を
変更するものに比べてコスト低減を図ることができ、四
輪車両用の燃料ポンプを自動二輪車や原動機付自転車に
そのまま用いることができる。しかもエンジンの低温始
動時にはバッテリの出力電圧も低下するのであるが、そ
の低くなったバッテリ電圧が電圧規制手段で規制される
ことなくモータに印加されるので、エンジンの始動に必
要な燃料量および燃料圧力を燃料ポンプから供給するこ
とができる。またモータに印加される電圧の上限値を電
圧規制手段で規制することにより、モータの消費電力を
低減することができるとともに、モータすなわち燃料ポ
ンプの寿命を延ばすことができる。
【0010】また請求項2記載の発明によれば、前記ポ
ンプ駆動回路を収納せしめた収納函内に、前記電圧規制
手段が収納され、請求項3記載の発明によれば、前記燃
料ポンプおよび前記モータが、燃料ポンプのポンプハウ
ジングとモータのモータハウジングとを結合せしめて連
結され、前記電圧規制手段が前記モータハウジング内に
収納される。
【0011】このようにすれば、電圧規制手段を配置す
るための専用のスペースを確保する必要がなく、ポンプ
駆動回路およびモータ間の電気配線構造が単純となる。
【0012】さらに請求項4記載の発明によれば、前記
電圧規制手段がICレギュレータであるので、小さなサ
イズのICレギュレータを用いて、低コスト化を図るこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0014】図1ないし図4は本発明の第1実施例を示
すものであり、図1は燃料供給装置の電気回路構成を示
す図、図2は収納函の外観斜視図、図3は燃料ポンプお
よびモータの縦断面図、図4は燃料ポンプの入力電圧・
吐出量特性図、図5はICレギュレータの電圧調整特性
図である。
【0015】先ず図1において、燃料ポンプPはモータ
Mで駆動されるものであり、車両に搭載されるバッテリ
Bから前記モータMへの電力供給は、ポンプ駆動回路1
により制御される。このポンプ駆動回路1は、ダイオー
ド2、第1リレーコイル3、第1リレースイッチ4、ダ
イオード5、抵抗6、第2リレーコイル7、第2リレー
スイッチ8およびダイオード9で構成されるものであ
り、第1ないし第7接続端子10〜16を備える収納函
17に収納される。
【0016】第1接続端子10には、バッテリBのプラ
ス側端子が接続され、第2接続端子11にはイグニッシ
ョンスイッチ18が接続され、第3接続端子12にはス
タータスイッチ19が接続される。また図示しないエン
ジンに燃料を噴射するためのインジェクタ22の作動を
制御するための電子制御ユニット20にはスタータスイ
ッチ19からの信号が入力されるものであり、この電子
制御ユニット20には第4接続端子13が接続される。
第3接続端子13は、前記インジェクタ22のコイル
(図示せず)に流れる電流を抑えるためのインジェクタ
レジスタ21を介して、インジェクタ22に接続され
る。さらに第5接続端子14はモータMに接続される出
力端子であり、第6接続端子15は電子制御ユニット2
0に接続され、第7接続端子16は接地される。
【0017】収納函17内において、第2および第7接
続端子11,16は、ダイオード2および第1リレーコ
イル3から成る直列回路を介して接続され、第1リレー
コイル3の励磁に応じて導通する第1リレースイッチ
4、ダイオード5、抵抗6および第2リレーコイル7か
ら成る直列回路を介して第1および第6接続端子10,
15間が接続され、第2リレーコイル7の励磁に応じて
導通する第2リレースイッチ8は、第2および第5接続
端子11,14間に接続され、第1リレースイッチ4お
よびダイオード5間は第4接続端子13に接続され、抵
抗6および第2リレーコイル7間に第3接続端子13が
ダイオード9を介して接続される。
【0018】図2において、前記収納函17は、合成樹
脂製の函体23に、該函体23の開口部を塞ぐ合成樹脂
製の蓋体24が、着脱を可能として嵌合、固定されて成
るものであり、蓋体24に一体に設けられるカプラ部2
4aに、第1ないし第7接続端子10〜16が配置され
る。
【0019】このようなポンプ駆動回路1においては、
イグニッションスイッチ18の導通により第1リレーコ
イル3が励磁されるのに応じて第1リレースイッチ4が
導通し、バッテリBからの電流により第2リレーコイル
7が励磁されるとともに電子制御ユニット20に電流が
流れる。これにより第2リレースイッチ8が導通する
が、第2リレーコイル7の励磁は電子制御ユニット20
によってたとえば2秒間に制限されており、バッテリB
からの電力がモータMにたとえば2秒間だけ供給され
る。またスタータスイッチ19が導通すると、電子制御
ユニット20の制御により第2リレーコイル7が励磁さ
れ、バッテリBからの電力が第5接続端子14から出力
されて、モータMが作動することになる。なお、エンジ
ンの始動後にスタータスイッチ19は遮断するが、第1
リレースイッチ4が導通したままであり、電子制御ユニ
ット20により第2リレーコイル7が励磁されたままと
なることにより、モータMにバッテリBから電力が供給
され続ける。
【0020】第5接続端子14およびモータM間には、
モータMに印加される電圧の上限値を規制する電圧規制
手段としてのICレギュレータ25が介設されており、
モータMには、バッテリBの出力電圧にかかわらず上限
値を規制された電圧が印加される。
【0021】図3において、モータMのモータハウジン
グ26は、円筒状に形成されており、たとえばウエスコ
型である燃料ポンプPのポンプハウジング27が、モー
タハウジング26の一端を塞ぐようにして該モータハウ
ジング26に結合される。
【0022】ポンプハウジング27は、外側ハウジング
28と、該外側ハウジング28の外周部との間に仕切り
リング30を挟んで外側ハウジング28に対向する内側
ハウジング29とから成るものであり、モータハウジン
グ26の一端部に軸線まわりの回転を阻止された状態で
嵌合され、モータハウジング26の一端部をかしめて外
側ハウジング28に係合することにより、ポンプハウジ
ング27がモータハウジング26の一端部に結合され
る。
【0023】前記両ハウジング28,29および仕切り
リング30により形成されるポンプ室31にポンプイン
ペラ32が収納され、該ポンプインペラ32の中心部に
モータMの回転軸33が、相対回転を不能として嵌合、
連結される。また外側ハウジング28には、ポンプ室3
1に通じる入口ポート34が設けられ、内側ハウジング
29には、ポンプ室31をモータハウジング26内に通
じさせる出口ポート35が設けられる。
【0024】モータハウジング26の他端部は端子ホル
ダ36で塞がれており、回転軸33は、一端が外側ハウ
ジング28に支持されるとともに、端子ホルダ36に固
定された軸受部材37に他端が支持される固定軸38を
囲繞するものであり、該固定軸38で回転自在に支承さ
れる。
【0025】モータMのロータ39は回転軸33に固定
されており、モータハウジング26の内面には、ロータ
39を囲繞するようにして永久磁石40が固着されてい
る。また回転軸33の他端部には、ロータ39が備える
コイル39aに連なるコンミテータ41が固着されてお
り、該コンミテータ41に弾発的に摺接する一対のブラ
シ42…が端子ホルダ36に設けられたブラシホルダ4
3…で保持される。
【0026】一対のブラシ42…にはチョークコイル4
7…がそれぞれ接続され、両チョークコイル47…は、
端子ホルダ36に設けられるコイルホルダ46…内に収
納される。また端子ホルダ36には、一端を外部に突出
させるようにして給電端子45および接地端子(図示せ
ず)が固着されており、給電端子45は、両コイルホル
ダ46…の一方に収納されるチョークコイル47を介し
て前記両ブラシ42…の一方に接続され、両ブラシ42
…の他方は、両コイルホルダ46…の他方に収納される
チョークコイル47を介して前記接地端子に接続され
る。
【0027】端子ホルダ36の中央部には、回転軸33
および固定軸38と同軸にして外方に突出する燃料出口
管48が一体に設けられており、該燃料出口管48内に
は、燃料ポンプPからモータハウジング26内に吐出さ
れた燃料を燃料出口管48から吐出する方向にだけ流通
することを許容するチェック弁49が設けられており、
軸受部材37には、モータハウジング26内の燃料を燃
料出口管48側に流通させる流通孔37aが設けられ
る。
【0028】このような燃料ポンプPおよびモータMに
あっては、モータMへの印加電圧が増大するのに応じて
回転軸33の回転速度、すなわち燃料ポンプPにおける
ポンプインペラ32の回転速度が増大し、燃料ポンプP
の吐出量が増大する。而して、図4の実線で示すよう
に、エンジンの通常運転時にバッテリBが出力し得る電
圧である12Vの電圧を印加されたときに60(リット
ル/時間)の燃料を吐出可能であるとともに、エンジン
の低温始動時にバッテリBが出力し得る6〜8Vの電圧
印加時にも燃料を吐出可能である四輪車両用の燃料ポン
プPおよびモータMを、エンジンの通常運転時には25
(リットル/時間)の燃料を必要とする自動二輪車の燃
料供給装置に用いる場合には、図5で示す電圧調整特性
を有するICレギュレータ25でモータMに印加する電
圧の上限値を規制する。すなわちバッテリBの出力電圧
にかかわらず、ICレギュレータ25により上限値が9
Vに規制された電圧がモータMに印加されることにな
る。
【0029】而してICレギュレータ25により上限値
が9Vに規制された電圧がモータMに印加されることに
より、自動二輪車におけるエンジンの通常運転時すなわ
ちバッテリBの出力電圧が12Vであっても燃料ポンプ
Pは30(リットル/時間)の燃料を吐出することにな
り、エンジンの低温始動時にバッテリBの出力電圧が6
〜8Vとなっても燃料ポンプPは燃料を吐出することが
可能である。
【0030】次にこの第1実施例の作用について説明す
ると、バッテリBからモータMへの電力供給を制御する
ポンプ駆動回路1と、前記モータMとの間に、モータM
に印加される電圧の上限値を規制するICレギュレータ
25が設けられることにより、モータMに印加される電
圧の上限値が、バッテリBの出力電圧にかかわらずIC
レギュレータ25で規制されるので、燃料ポンプPが大
容量のものであっても、該燃料ポンプPからの吐出量の
上限値を規制することができる。
【0031】したがって、燃料ポンプPに改良を加える
ことなく燃料ポンプPの吐出量を変更することができ、
排気量の異なる複数種類のエンジンに応じてICレギュ
レータ25による規制電圧を設定することにより、各種
エンジンに対応した適切な量の燃料を、システム効率の
劣化を避けるとともに燃料温度の上昇を避けつつ、各エ
ンジンに供給することができ、ポンプ流路やモータ巻線
等を変更するものに比べてコスト低減を図ることがで
き、四輪車両用の燃料ポンプを自動二輪車や原動機付自
転車にそのまま用いることができる。
【0032】しかもエンジンの低温始動時にはバッテリ
Bの出力電圧も低下するのであるが、その低くなったバ
ッテリ電圧がICレギュレータ25で規制されることな
くモータMに印加されるので、エンジンの始動に必要な
燃料を燃料ポンプPから供給することができる。すなわ
ち、図4の鎖線で示すように、たとえば自動二輪車で必
要とする25(リットル/時間)の吐出量となるように
ポンプ流路やモータ巻線等を変更した場合には、エンジ
ンの低温始動時にバッテリBの出力電圧が6〜8Vに低
下したときには、燃料ポンプPからの燃料を得ることが
できず、エンジンの始動が困難となるのに対し、本発明
に従えば、図4の実線で示すように、バッテリBの出力
電圧が6〜8Vに低下しても燃料ポンプPから確実に燃
料を吐出せしめるようにしてエンジンを始動することが
できるのである。
【0033】さらにモータMに印加される電圧の上限値
をICレギュレータ25で規制することにより、モータ
Mの消費電力を低減することができるとともに、モータ
Mすなわち燃料ポンプPの寿命を延ばすことができる。
【0034】また電圧規制手段として用いられるICレ
ギュレータ25は、小さなサイズ(たとえばサンケン電
気株式会社製のICレギュレータSI−3201Sは、
横10mm×縦17mm×厚さ4mm程度の大きさ)で
あるので、電圧規制手段を設置するスペースの確保が容
易であり、かつ燃料ポンプに改良を加える場合に比べて
低コストである。
【0035】図6は本発明の第2実施例を示すものであ
り、ポンプ駆動回路1を収納せしめた収納函17内にお
いて、第2リレースイッチ8および第5接続端子14間
に接続されるようにしてICレギュレータ25が収納さ
れる。
【0036】この第2実施例によれば、ICレギュレー
タ25を配置するための専用のスペースを確保すること
を不要として、ポンプ駆動回路1およびモータM間の電
気配線構造を単純とすることができる。
【0037】図7は本発明の第3実施例を示すものであ
り、モータMでは、コンミテータ41に摺接する一対の
ブラシ42,42の一方が給電端子45にチョークコイ
ル47を介して接続されるとともに他方のブラシ42が
チョークコイル47を介して接地されるのであるが、I
Cレギュレータ25が、給電端子45と、一方のチョー
クコイル47間に設けられるようにしてモータハウジン
グ26内に収納される。
【0038】この第3実施例によっても、上記第2実施
例と同様に、ICレギュレータ25を配置するための専
用のスペースを確保する必要がなく、ポンプ駆動回路1
およびモータM間の電気配線構造が単純となる。しかも
モータハウジング26内を流れる燃料によりICレギュ
レータ25を良好に冷却することができる。
【0039】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0040】たとえば、上記実施例では、電圧規制手段
としてのICレギュレータ25により上限電圧を9Vに
規制したが、電圧規制手段による上限電圧規制値は、燃
料ポンプPの電圧・吐出特性に応じて適宜定めればよ
い。
【0041】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、燃料ポンプに改良を加えることなく燃料ポンプの吐
出量を変更するようにして、各種エンジンに対応した適
切な量の燃料を、システム効率の劣化を避けるとともに
燃料温度の上昇を避けつつエンジンに供給することがで
き、低コストで四輪車両用の燃料ポンプを自動二輪車や
原動機付自転車にそのまま用いることができる。しかも
エンジンの低温始動時にもエンジンの始動に必要な燃料
量および燃料圧力を燃料ポンプから供給することがで
き、モータの消費電力を低減してモータすなわち燃料ポ
ンプの寿命を延ばすことができる。
【0042】また請求項2または3記載の発明によれ
ば、電圧規制手段を配置するための専用のスペースを確
保することを不要として、ポンプ駆動回路およびモータ
間の電気配線構造を単純とすることができ、特に請求項
3記載の発明によれば、モータハウジング内を流れる燃
料により電圧規制手段を良好に冷却することができる。
【0043】さらに請求項4記載の発明によれば、小さ
なサイズのICレギュレータを用いて、低コスト化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の燃料供給装置の電気回路構成を示
す図である。
【図2】収納函の外観斜視図である。
【図3】燃料ポンプおよびモータの縦断面図である。
【図4】燃料ポンプの入力電圧・吐出量特性図である。
【図5】ICレギュレータの電圧調整特性図である。
【図6】第2実施例の燃料供給装置の電気回路構成を示
す図である。
【図7】第3実施例でのモータハウジング内の電気回路
構成を示す図である。
【符号の説明】
1・・・ポンプ駆動回路 17・・・収納函 25・・・電圧規制手段としてのICレギュレータ 26・・・モータハウジング 27・・・ポンプハウジング B・・・バッテリ M・・・モータ P・・・燃料ポンプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料ポンプ(P)を駆動するモータ
    (M)と、バッテリ(B)との間に、該バッテリ(B)
    から前記モータ(M)への電力供給を制御するポンプ駆
    動回路(1)が介設される車両用燃料供給装置におい
    て、前記モータ(M)およびポンプ駆動回路(1)間
    に、モータ(M)に印加される電圧の上限値を規制する
    電圧規制手段(25)が設けられることを特徴とする車
    両用燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 前記ポンプ駆動回路(1)を収納せしめ
    た収納函(17)内に、前記電圧規制手段(25)が収
    納されることを特徴とする請求項1記載の車両用燃料供
    給装置。
  3. 【請求項3】 前記燃料ポンプ(P)および前記モータ
    (M)が、燃料ポンプ(P)のポンプハウジング(2
    7)とモータ(M)のモータハウジング(26)とを結
    合せしめて連結され、前記電圧規制手段(25)が前記
    モータハウジング(26)内に収納されることを特徴と
    する請求項1記載の車両用燃料供給装置。
  4. 【請求項4】 前記電圧規制手段(25)がICレギュ
    レータであることを特徴とする請求項1ないし3のいず
    れかに記載の車両用燃料供給装置。
JP14692498A 1998-05-28 1998-05-28 車両用燃料供給装置 Pending JPH11336630A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011226413A (ja) * 2010-04-21 2011-11-10 Mitsubishi Electric Corp 燃料供給装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011226413A (ja) * 2010-04-21 2011-11-10 Mitsubishi Electric Corp 燃料供給装置

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