JPH1133697A - 金属製ビレットの加熱状態判定方法および装置 - Google Patents
金属製ビレットの加熱状態判定方法および装置Info
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- JPH1133697A JPH1133697A JP9191464A JP19146497A JPH1133697A JP H1133697 A JPH1133697 A JP H1133697A JP 9191464 A JP9191464 A JP 9191464A JP 19146497 A JP19146497 A JP 19146497A JP H1133697 A JPH1133697 A JP H1133697A
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- billet
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- heated
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/25—Process efficiency
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Abstract
(57)【要約】
【課題】金属製ビレットの固相率の良否を効率的かつ正
確に判定するとともに、生産性を向上させることを可能
にする。 【解決手段】加熱状態判定装置10は、搬送ロボット1
6に設けられこの搬送ロボット16で搬送中のビレット
14の温度を検出する熱電対30と、この検出された温
度に基づいて前記ビレット14が所定の固相状態に加熱
されたか否かを判定する判定手段32とを備える。
確に判定するとともに、生産性を向上させることを可能
にする。 【解決手段】加熱状態判定装置10は、搬送ロボット1
6に設けられこの搬送ロボット16で搬送中のビレット
14の温度を検出する熱電対30と、この検出された温
度に基づいて前記ビレット14が所定の固相状態に加熱
されたか否かを判定する判定手段32とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱された金属製
ビレットを成形機に搬送する途上で、前記金属製ビレッ
トの加熱状態を検出するための金属製ビレットの加熱状
態判定方法および装置に関する。
ビレットを成形機に搬送する途上で、前記金属製ビレッ
トの加熱状態を検出するための金属製ビレットの加熱状
態判定方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、金属予備成形品(以下、金属
製ビレットという)を加熱装置を介して半凝固状態に加
熱した後、この金属製ビレットを前記半凝固状態に維持
して成形装置により成形作業を行って、所定の金属成形
品を成形する方法が知られている。
製ビレットという)を加熱装置を介して半凝固状態に加
熱した後、この金属製ビレットを前記半凝固状態に維持
して成形装置により成形作業を行って、所定の金属成形
品を成形する方法が知られている。
【0003】この種の方法に使用される加熱装置は、例
えば、特公平2−7748号公報に開示されているよう
に、回転可能なテーブル上の周囲に絶縁された一連の台
を設けた載置装置上方に、ビレットに対応して複数個の
誘導加熱器を配置しており、この誘導加熱器は、前記テ
ーブルの回転により前記ビレットが誘導加熱器の位置に
導かれたとき、側面が支えられることなしに立っている
状態のビレットのエンタルピーを該ビレットが部分半固
体状態になる水準まで順次上昇させるように構成されて
いる。
えば、特公平2−7748号公報に開示されているよう
に、回転可能なテーブル上の周囲に絶縁された一連の台
を設けた載置装置上方に、ビレットに対応して複数個の
誘導加熱器を配置しており、この誘導加熱器は、前記テ
ーブルの回転により前記ビレットが誘導加熱器の位置に
導かれたとき、側面が支えられることなしに立っている
状態のビレットのエンタルピーを該ビレットが部分半固
体状態になる水準まで順次上昇させるように構成されて
いる。
【0004】ところで、上記の加熱装置から取り出され
たビレットは、成形装置により所定の成形作業が行われ
る。このため、成形装置を介して高品質な成形品を得る
ためには、ビレットを所定の加熱状態、すなわち、所定
の固相率に維持する必要がある。そこで、加熱終了後の
ビレットが所定の固相率に維持されているか否かを検出
するために、従来から種々の作業が行われている。
たビレットは、成形装置により所定の成形作業が行われ
る。このため、成形装置を介して高品質な成形品を得る
ためには、ビレットを所定の加熱状態、すなわち、所定
の固相率に維持する必要がある。そこで、加熱終了後の
ビレットが所定の固相率に維持されているか否かを検出
するために、従来から種々の作業が行われている。
【0005】例えば、加熱完了後のビレットを任意に抜
き取り、このビレットをナイフ等で切断して加熱状態の
良否を判断する方法(以下、第1方法という)や、量産
前に予めビレットに熱電対を挿入しておき、この熱電対
から得られた温度測定結果に基づいて加熱条件を決定す
る方法(以下、第2方法という)や、オペレータの目視
によりビレットの倒れや変形からこのビレットの加熱状
態を判断する方法(以下、第3方法という)等が採用さ
れている。
き取り、このビレットをナイフ等で切断して加熱状態の
良否を判断する方法(以下、第1方法という)や、量産
前に予めビレットに熱電対を挿入しておき、この熱電対
から得られた温度測定結果に基づいて加熱条件を決定す
る方法(以下、第2方法という)や、オペレータの目視
によりビレットの倒れや変形からこのビレットの加熱状
態を判断する方法(以下、第3方法という)等が採用さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
第1方法では、ビレットを抜き取り検査するために、気
温や水温等の外気要因に対してオンラインでフィードバ
ックすることができず、製品品質を安定的に維持するこ
とが困難となってしまう。また、上記の第2方法では、
量産前に予め条件を決定しているため、量産時に定量的
な条件管理を行うことは不可能となってしまう。さらに
また、上記の第3方法では、ビレットの倒れや変形を確
認するために、生産工程を停止させる場合があり、生産
性が著しく阻害されるという問題が指摘されている。
第1方法では、ビレットを抜き取り検査するために、気
温や水温等の外気要因に対してオンラインでフィードバ
ックすることができず、製品品質を安定的に維持するこ
とが困難となってしまう。また、上記の第2方法では、
量産前に予め条件を決定しているため、量産時に定量的
な条件管理を行うことは不可能となってしまう。さらに
また、上記の第3方法では、ビレットの倒れや変形を確
認するために、生産工程を停止させる場合があり、生産
性が著しく阻害されるという問題が指摘されている。
【0007】本発明は、この種の問題を解決するもので
あり、ビレットの加熱状態を簡単かつ確実に検出するこ
とができ、製品品質を安定的に維持するとともに、生産
性の向上が可能な金属製ビレットの加熱状態判定方法お
よび装置を提供することを目的とする。
あり、ビレットの加熱状態を簡単かつ確実に検出するこ
とができ、製品品質を安定的に維持するとともに、生産
性の向上が可能な金属製ビレットの加熱状態判定方法お
よび装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明に係る金属製ビレットの加熱状態判定方法
および装置では、加熱後の金属製ビレットが搬送手段に
より保持されて成形機に搬送されるとともに、この搬送
手段に設けられた温度測定手段により前記金属製ビレッ
トの温度が検出される。次いで、検出された温度に基づ
いて、金属製ビレットが所定の固相状態に加熱されたか
否かが判定される。
めに、本発明に係る金属製ビレットの加熱状態判定方法
および装置では、加熱後の金属製ビレットが搬送手段に
より保持されて成形機に搬送されるとともに、この搬送
手段に設けられた温度測定手段により前記金属製ビレッ
トの温度が検出される。次いで、検出された温度に基づ
いて、金属製ビレットが所定の固相状態に加熱されたか
否かが判定される。
【0009】このため、加熱後の各金属製ビレットが所
定の固相率に加熱されたか否かを、リアルタイムで簡単
かつ確実に検出することができる。さらに、金属製ビレ
ットが所定の固相状態に加熱されていない場合には、前
記金属製ビレットの加熱条件、例えば、出力電圧や加熱
時間が補正される。従って、金属製ビレットの加熱状態
を一層安定して維持することができ、不良率の発生を有
効に低減することが可能になる。
定の固相率に加熱されたか否かを、リアルタイムで簡単
かつ確実に検出することができる。さらに、金属製ビレ
ットが所定の固相状態に加熱されていない場合には、前
記金属製ビレットの加熱条件、例えば、出力電圧や加熱
時間が補正される。従って、金属製ビレットの加熱状態
を一層安定して維持することができ、不良率の発生を有
効に低減することが可能になる。
【0010】また、温度測定手段が、金属製ビレットを
保持するグリップ部材に装着される熱電対を備えてお
り、前記金属製ビレットの温度を簡単な構成で確実に検
出することができる。その際、熱電対は、スプリングを
介して清掃用筒体に進退自在に挿入されており、前記熱
電対が金属製ビレットから退避する際、該熱電対に付着
した付着物が前記清掃用筒体により除去される。これに
より、加熱された金属製ビレットに差し込まれる熱電対
を、常時、清浄に維持することが可能になる。
保持するグリップ部材に装着される熱電対を備えてお
り、前記金属製ビレットの温度を簡単な構成で確実に検
出することができる。その際、熱電対は、スプリングを
介して清掃用筒体に進退自在に挿入されており、前記熱
電対が金属製ビレットから退避する際、該熱電対に付着
した付着物が前記清掃用筒体により除去される。これに
より、加熱された金属製ビレットに差し込まれる熱電対
を、常時、清浄に維持することが可能になる。
【0011】さらにまた、搬送手段が、グリップ部材に
保持されている金属製ビレットの重量を検出する重量検
出手段を備えている。これにより、金属製ビレットの加
熱前後の重量差から前記金属製ビレットの溶け落ち量を
算出して、該金属製ビレットの固相率の良否判定を行う
ことができる。従って、金属製ビレットの温度と共に、
この金属製ビレットの加熱前後における重量差から、該
金属製ビレットが所定の固相率に加熱されたか否かを一
層高精度に検出することが可能になる。
保持されている金属製ビレットの重量を検出する重量検
出手段を備えている。これにより、金属製ビレットの加
熱前後の重量差から前記金属製ビレットの溶け落ち量を
算出して、該金属製ビレットの固相率の良否判定を行う
ことができる。従って、金属製ビレットの温度と共に、
この金属製ビレットの加熱前後における重量差から、該
金属製ビレットが所定の固相率に加熱されたか否かを一
層高精度に検出することが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係る金属製ビレットの加熱状態判定装置10を組み込
む加熱ライン12の概略構成説明図である。
に係る金属製ビレットの加熱状態判定装置10を組み込
む加熱ライン12の概略構成説明図である。
【0013】加熱ライン12は、金属製、例えば、アル
ミニウム製ビレット14をグリップ部材である一対の断
熱材(例えば、セラミックス)15で保持して搬送する
搬送ロボット(搬送手段)16と、この搬送ロボット1
6を介して搬入および搬出される前記ビレット14を誘
導加熱するための誘導加熱装置(加熱手段)18と、前
記搬送ロボット16および前記誘導加熱装置18を駆動
制御するCPU20とを備えている。
ミニウム製ビレット14をグリップ部材である一対の断
熱材(例えば、セラミックス)15で保持して搬送する
搬送ロボット(搬送手段)16と、この搬送ロボット1
6を介して搬入および搬出される前記ビレット14を誘
導加熱するための誘導加熱装置(加熱手段)18と、前
記搬送ロボット16および前記誘導加熱装置18を駆動
制御するCPU20とを備えている。
【0014】誘導加熱装置18は、ビレット14を立位
姿勢で載置する台座22と、この台座22上の前記ビレ
ット14を囲繞するとともに昇降自在な誘導加熱用コイ
ル24と、前記ビレット14の上端部を押圧保持自在な
押さえ部材26とを備え、前記コイル24は、電源を内
蔵する制御器28に接続されている。制御器28は、コ
イル24に低周波から高周波の電流を供給自在である。
姿勢で載置する台座22と、この台座22上の前記ビレ
ット14を囲繞するとともに昇降自在な誘導加熱用コイ
ル24と、前記ビレット14の上端部を押圧保持自在な
押さえ部材26とを備え、前記コイル24は、電源を内
蔵する制御器28に接続されている。制御器28は、コ
イル24に低周波から高周波の電流を供給自在である。
【0015】加熱状態判定装置10は、搬送ロボット1
6の一方の断熱材15に設けられ、この搬送ロボット1
6で搬送中のビレット14の温度をオンラインで検出す
る熱電対(温度測定手段)30と、この熱電対30によ
り検出された温度に基づいて前記ビレット14が所定の
固相状態に加熱されたか否かを判定する判定手段32と
を備える。
6の一方の断熱材15に設けられ、この搬送ロボット1
6で搬送中のビレット14の温度をオンラインで検出す
る熱電対(温度測定手段)30と、この熱電対30によ
り検出された温度に基づいて前記ビレット14が所定の
固相状態に加熱されたか否かを判定する判定手段32と
を備える。
【0016】図1および図2に示すように、熱電対30
は、一方の断熱材15に埋設されてその先端部をビレッ
ト14側に突出して配置されている。熱電対30は、ビ
レット14の温度を検出してCPU20にその温度デー
タを送るとともに、このCPU20は、その機能である
判定手段32を介し、予め設定された最適加熱時の温度
と前記検出温度とを比較して前記ビレット14の固相率
の良否を判定する。
は、一方の断熱材15に埋設されてその先端部をビレッ
ト14側に突出して配置されている。熱電対30は、ビ
レット14の温度を検出してCPU20にその温度デー
タを送るとともに、このCPU20は、その機能である
判定手段32を介し、予め設定された最適加熱時の温度
と前記検出温度とを比較して前記ビレット14の固相率
の良否を判定する。
【0017】このように構成される第1の実施形態に係
る加熱状態判定装置10の動作について、加熱ライン1
2との関連で、図3に示すフローチャートに基づいて以
下に説明する。
る加熱状態判定装置10の動作について、加熱ライン1
2との関連で、図3に示すフローチャートに基づいて以
下に説明する。
【0018】先ず、CPU20では、予めビレット14
を用いて測定した最適加熱時の温度に基づいて、前記ビ
レット14の固相率の良否を判定するための基準温度範
囲を記憶している(ステップS1)。そこで、CPU2
0を介して搬送ロボット16が駆動され、この搬送ロボ
ット16が、ビレット14を誘導加熱装置18を構成す
る台座22上に載置する。
を用いて測定した最適加熱時の温度に基づいて、前記ビ
レット14の固相率の良否を判定するための基準温度範
囲を記憶している(ステップS1)。そこで、CPU2
0を介して搬送ロボット16が駆動され、この搬送ロボ
ット16が、ビレット14を誘導加熱装置18を構成す
る台座22上に載置する。
【0019】誘導加熱装置18では、コイル24および
押さえ部材26が下降され、台座22上のビレット14
をこのコイル24で囲繞するとともに、前記押さえ部材
26が前記ビレット14を台座22側に押圧保持する。
この状態で、制御器28が駆動されてコイル24に電流
が流れることにより、ビレット14が誘導加熱処理され
る(ステップS2)。
押さえ部材26が下降され、台座22上のビレット14
をこのコイル24で囲繞するとともに、前記押さえ部材
26が前記ビレット14を台座22側に押圧保持する。
この状態で、制御器28が駆動されてコイル24に電流
が流れることにより、ビレット14が誘導加熱処理され
る(ステップS2)。
【0020】誘導加熱装置18によるビレット14の誘
導加熱処理が終了した後、コイル24および押さえ部材
26が上昇されるとともに、搬送ロボット16が、加熱
後の前記ビレット14を保持して図示しない成形装置に
搬送する。その際、図2に示すように、搬送ロボット1
6を構成する一対の断熱材15が加熱後のビレット14
を保持すると、一方の前記断熱材15に設けられている
熱電対30の先端が、このビレット14内に所定量だけ
差し込まれる。このため、熱電対30を介して加熱後の
ビレット14の温度が検出され、その温度データがCP
U20に送られる(ステップS3)。
導加熱処理が終了した後、コイル24および押さえ部材
26が上昇されるとともに、搬送ロボット16が、加熱
後の前記ビレット14を保持して図示しない成形装置に
搬送する。その際、図2に示すように、搬送ロボット1
6を構成する一対の断熱材15が加熱後のビレット14
を保持すると、一方の前記断熱材15に設けられている
熱電対30の先端が、このビレット14内に所定量だけ
差し込まれる。このため、熱電対30を介して加熱後の
ビレット14の温度が検出され、その温度データがCP
U20に送られる(ステップS3)。
【0021】CPU20の判定手段32では、ステップ
S4において、熱電対30により検出されたビレット1
4の温度が、予め記憶されている基準温度範囲内にある
か否かが判断される。この検出温度が基準温度範囲内に
あると判断されると(ステップS4中、YES)、ビレ
ット14が所定の固相率に加熱されたと判定され、この
ビレット14が図示しない成形装置に送られる。
S4において、熱電対30により検出されたビレット1
4の温度が、予め記憶されている基準温度範囲内にある
か否かが判断される。この検出温度が基準温度範囲内に
あると判断されると(ステップS4中、YES)、ビレ
ット14が所定の固相率に加熱されたと判定され、この
ビレット14が図示しない成形装置に送られる。
【0022】一方、検出温度が基準温度範囲外であると
判断されると(ステップS4中、NO)、ステップS5
に進んでNG処理が施される。具体的には、ビレット1
4が廃棄されたり、このビレット14が、再度、誘導加
熱装置18による加熱処理に移行される。さらに、ステ
ップS6に進み、制御器28による誘導加熱条件が変更
される。具体的には、制御器28の出力電圧および加熱
時間等の制御条件が補正されることになる。
判断されると(ステップS4中、NO)、ステップS5
に進んでNG処理が施される。具体的には、ビレット1
4が廃棄されたり、このビレット14が、再度、誘導加
熱装置18による加熱処理に移行される。さらに、ステ
ップS6に進み、制御器28による誘導加熱条件が変更
される。具体的には、制御器28の出力電圧および加熱
時間等の制御条件が補正されることになる。
【0023】この場合、第1の実施形態では、搬送ロボ
ット16を構成する一方の断熱材15に温度測定手段と
して熱電対30が装着されており、誘導加熱処理後のビ
レット14を保持して図示しない成形装置に搬送する
際、このビレット14の温度を前記熱電対30を介して
オンラインで直接検出している。そして、熱電対30に
より検出されたビレット14の温度が基準温度範囲と比
較されることにより、前記ビレット14の固相率の良否
が判定される。
ット16を構成する一方の断熱材15に温度測定手段と
して熱電対30が装着されており、誘導加熱処理後のビ
レット14を保持して図示しない成形装置に搬送する
際、このビレット14の温度を前記熱電対30を介して
オンラインで直接検出している。そして、熱電対30に
より検出されたビレット14の温度が基準温度範囲と比
較されることにより、前記ビレット14の固相率の良否
が判定される。
【0024】このため、各ビレット14毎に、リアルタ
イムでそれぞれの固相率の良否を正確かつ容易に検出す
ることができ、前記ビレット14を用いて行われる成形
作業が高品質に遂行されて、製品品質のばらつきを有効
に抑えることが可能になるという効果が得られる。しか
も、加熱ライン12の運転を停止させる必要がなく、所
望の固相率を有するビレット14を効率的に送り出すこ
とができ、生産性を大幅に向上させることが可能にな
る。
イムでそれぞれの固相率の良否を正確かつ容易に検出す
ることができ、前記ビレット14を用いて行われる成形
作業が高品質に遂行されて、製品品質のばらつきを有効
に抑えることが可能になるという効果が得られる。しか
も、加熱ライン12の運転を停止させる必要がなく、所
望の固相率を有するビレット14を効率的に送り出すこ
とができ、生産性を大幅に向上させることが可能にな
る。
【0025】さらにまた、加熱後のビレット14が所定
の固相率を有しない場合には、CPU20が制御器28
の加熱条件をオンラインで変更することができ、製品品
質の安定化が図られる。その際、熱電対30により、順
次検出されるビレット14の加熱温度が低下傾向にある
場合や、前記ビレット14の加熱温度が増加傾向にある
場合には、CPU20により制御器28の出力電圧およ
び加熱時間等を補正することができる。これにより、ビ
レット14を最適加熱時の温度に近づけることができ、
所定の固相率を有する前記ビレット14を効率的にかつ
安定して得ることが可能になる。
の固相率を有しない場合には、CPU20が制御器28
の加熱条件をオンラインで変更することができ、製品品
質の安定化が図られる。その際、熱電対30により、順
次検出されるビレット14の加熱温度が低下傾向にある
場合や、前記ビレット14の加熱温度が増加傾向にある
場合には、CPU20により制御器28の出力電圧およ
び加熱時間等を補正することができる。これにより、ビ
レット14を最適加熱時の温度に近づけることができ、
所定の固相率を有する前記ビレット14を効率的にかつ
安定して得ることが可能になる。
【0026】図4は、本発明の第2の実施形態に係る金
属ビレットの加熱状態判定装置40の概略平面説明図で
ある。なお、第1の実施形態に係る加熱状態判定装置1
0と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その
詳細な説明は省略する。
属ビレットの加熱状態判定装置40の概略平面説明図で
ある。なお、第1の実施形態に係る加熱状態判定装置1
0と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その
詳細な説明は省略する。
【0027】加熱状態判定装置40は、温度測定手段4
2を備え、この温度測定手段42は、一方の断熱材15
に保持される清掃用筒体44と、この筒体44内に進退
自在に配設される熱電対46と、前記熱電対46をビレ
ット14から離間する方向(矢印A方向)に付勢するス
プリング48とを備える。
2を備え、この温度測定手段42は、一方の断熱材15
に保持される清掃用筒体44と、この筒体44内に進退
自在に配設される熱電対46と、前記熱電対46をビレ
ット14から離間する方向(矢印A方向)に付勢するス
プリング48とを備える。
【0028】このように構成される加熱状態判定装置4
0では、加熱後のビレット14が搬送ロボット16を構
成する一対の断熱材15で把持されて図示しない成形装
置に搬送されるとともに、その搬送途上で、熱電対46
が外部押圧手段(図示せず)により矢印B方向に付勢さ
れる。このため、熱電対46は、スプリング48の弾発
力に抗して矢印B方向に移動し、その先端を加熱後のビ
レット14内に所定の長さだけ差し込まれ、このビレッ
ト14の温度を検出する。
0では、加熱後のビレット14が搬送ロボット16を構
成する一対の断熱材15で把持されて図示しない成形装
置に搬送されるとともに、その搬送途上で、熱電対46
が外部押圧手段(図示せず)により矢印B方向に付勢さ
れる。このため、熱電対46は、スプリング48の弾発
力に抗して矢印B方向に移動し、その先端を加熱後のビ
レット14内に所定の長さだけ差し込まれ、このビレッ
ト14の温度を検出する。
【0029】熱電対46で検出された温度データがCP
U20に送られ、検出温度がこのCPU20に予め記憶
されている基準温度範囲と比較される。これにより、加
熱後のビレット14が所定の固相状態にあるか否かが判
定される。
U20に送られ、検出温度がこのCPU20に予め記憶
されている基準温度範囲と比較される。これにより、加
熱後のビレット14が所定の固相状態にあるか否かが判
定される。
【0030】次いで、熱電対46への付勢力が解除され
ると、この熱電対46は、スプリング48の弾発力を介
して矢印A方向に移動する。その際、熱電対46の先端
部、すなわち、測温部は、筒体44内に進入することに
よりクリーニングされる。従って、熱電対46に付着し
たビレット14の溶融部分が自動的かつ確実に除去さ
れ、多数のビレット14に対する温度検出作業が、連続
して高精度に遂行されるという効果が得られる。しか
も、熱電対46が筒体44内を進退することによってク
リーニング処理が自動的に遂行されるため、クリーニン
グ作業自体が一挙に簡素化することになる。
ると、この熱電対46は、スプリング48の弾発力を介
して矢印A方向に移動する。その際、熱電対46の先端
部、すなわち、測温部は、筒体44内に進入することに
よりクリーニングされる。従って、熱電対46に付着し
たビレット14の溶融部分が自動的かつ確実に除去さ
れ、多数のビレット14に対する温度検出作業が、連続
して高精度に遂行されるという効果が得られる。しか
も、熱電対46が筒体44内を進退することによってク
リーニング処理が自動的に遂行されるため、クリーニン
グ作業自体が一挙に簡素化することになる。
【0031】図5は、本発明の第3の実施形態に係る金
属製ビレットの加熱状態判定装置60の概略構成説明図
である。なお、第1および第2の実施形態に係る加熱状
態判定装置10、40と同一の構成要素には同一の参照
符号を付して、その詳細な説明は省略する。
属製ビレットの加熱状態判定装置60の概略構成説明図
である。なお、第1および第2の実施形態に係る加熱状
態判定装置10、40と同一の構成要素には同一の参照
符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0032】加熱状態判定装置60は、搬送ロボット1
6に装着され、断熱材15に保持されたビレット14の
誘導加熱前後の重量を検出するための重量測定器(重量
検出手段)62を備える。
6に装着され、断熱材15に保持されたビレット14の
誘導加熱前後の重量を検出するための重量測定器(重量
検出手段)62を備える。
【0033】このように構成される加熱状態判定装置6
0では、先ず、加熱前のビレット14が搬送ロボット1
6の断熱材15に把持されて誘導加熱装置(図示せず)
側に移送される際、この搬送ロボット16に装着された
重量測定器62が前記加熱前のビレット14の重量を検
出する。次いで、ビレット14が誘導加熱された後、搬
送ロボット16がこの加熱後のビレット14を把持して
図示しない成形装置側に移送するとともに、この移送途
上で、重量測定器62を介して前記加熱後のビレット1
4の重量が測定される。
0では、先ず、加熱前のビレット14が搬送ロボット1
6の断熱材15に把持されて誘導加熱装置(図示せず)
側に移送される際、この搬送ロボット16に装着された
重量測定器62が前記加熱前のビレット14の重量を検
出する。次いで、ビレット14が誘導加熱された後、搬
送ロボット16がこの加熱後のビレット14を把持して
図示しない成形装置側に移送するとともに、この移送途
上で、重量測定器62を介して前記加熱後のビレット1
4の重量が測定される。
【0034】CPU20では、熱電対30から入力され
る加熱後のビレット14の温度データに基づいて前記ビ
レット14が所定の固相状態に加熱されたか否かを判断
する他、重量測定器62から入力される重量データに基
づいて該加熱後のビレット14の固相状態の良否を重ね
て判定する。
る加熱後のビレット14の温度データに基づいて前記ビ
レット14が所定の固相状態に加熱されたか否かを判断
する他、重量測定器62から入力される重量データに基
づいて該加熱後のビレット14の固相状態の良否を重ね
て判定する。
【0035】すなわち、CPU20では、ビレット14
の加熱前後における重量差に基づいてこのビレット14
の溶け落ち量が算出され、この溶け落ち量が、予め測定
および算出された最適加熱時の基準重量範囲と比較され
る。そして、検出された重量差が基準重量範囲内にある
か否かが判断され、この基準重量範囲内にあると判断さ
れると、前記ビレット14が所定の固相率に加熱された
と判定される。
の加熱前後における重量差に基づいてこのビレット14
の溶け落ち量が算出され、この溶け落ち量が、予め測定
および算出された最適加熱時の基準重量範囲と比較され
る。そして、検出された重量差が基準重量範囲内にある
か否かが判断され、この基準重量範囲内にあると判断さ
れると、前記ビレット14が所定の固相率に加熱された
と判定される。
【0036】このように、第3の実施形態では、加熱後
のビレット14の検出温度を、予め記憶された最適加熱
時の基準温度範囲と比較する他、加熱前後の前記ビレッ
ト14の重量差を、予め記憶された最適加熱時の基準重
量範囲と比較する。これにより、ビレット14が所定の
固相率に加熱されたか否かの判定が、一層高精度かつ確
実に遂行されるという効果が得られる。
のビレット14の検出温度を、予め記憶された最適加熱
時の基準温度範囲と比較する他、加熱前後の前記ビレッ
ト14の重量差を、予め記憶された最適加熱時の基準重
量範囲と比較する。これにより、ビレット14が所定の
固相率に加熱されたか否かの判定が、一層高精度かつ確
実に遂行されるという効果が得られる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る金属製ビレ
ットの加熱状態判定方法および装置では、加熱された金
属製ビレットを搬送手段により保持して成形機に搬送す
る途上で、この搬送手段に設けられた温度測定手段を介
して前記加熱後のビレットの温度が検出される。そし
て、検出された温度に基づいて、金属製ビレットが所定
の固相状態に加熱されたか否かの判定が行われる。この
ため、各金属製ビレット毎に所定の固相率であるか否か
をリアルタイムで容易かつ確実に判定することができ、
製品品質にばらつきを生ずることがなく、高品質の製品
を効率的かつ容易に得ることが可能になる。しかも、金
属製ビレットの固相率を判定する際に、ラインの停止を
惹起することがなく、生産性を一層向上させることがで
きる。
ットの加熱状態判定方法および装置では、加熱された金
属製ビレットを搬送手段により保持して成形機に搬送す
る途上で、この搬送手段に設けられた温度測定手段を介
して前記加熱後のビレットの温度が検出される。そし
て、検出された温度に基づいて、金属製ビレットが所定
の固相状態に加熱されたか否かの判定が行われる。この
ため、各金属製ビレット毎に所定の固相率であるか否か
をリアルタイムで容易かつ確実に判定することができ、
製品品質にばらつきを生ずることがなく、高品質の製品
を効率的かつ容易に得ることが可能になる。しかも、金
属製ビレットの固相率を判定する際に、ラインの停止を
惹起することがなく、生産性を一層向上させることがで
きる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る金属製ビレット
の加熱状態判定装置を組み込む加熱ラインの概略構成説
明図である。
の加熱状態判定装置を組み込む加熱ラインの概略構成説
明図である。
【図2】前記第1の実施形態に係る加熱状態判定装置の
概略平面説明図である。
概略平面説明図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る金属製ビレット
の加熱状態判定方法を説明するフローチャートである。
の加熱状態判定方法を説明するフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る金属製ビレット
の加熱状態判定装置の概略平面説明図である。
の加熱状態判定装置の概略平面説明図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る金属製ビレット
の加熱状態判定装置の概略構成説明図である。
の加熱状態判定装置の概略構成説明図である。
10、40、60…加熱状態判定装置 12…加熱ライ
ン 15…断熱材 16…搬送ロボ
ット 18…誘導加熱装置 20…CPU 30、46…熱電対 32…判定手段 42…温度測定手段 44…筒体 48…スプリング 62…重量測定
器
ン 15…断熱材 16…搬送ロボ
ット 18…誘導加熱装置 20…CPU 30、46…熱電対 32…判定手段 42…温度測定手段 44…筒体 48…スプリング 62…重量測定
器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井手籠 隆 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 溝上 清信 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】金属製ビレットを加熱する工程と、 加熱された前記金属製ビレットを搬送手段により保持し
て成形機に搬送するとともに、前記搬送中に該金属製ビ
レットの温度を検出する工程と、 前記検出された温度に基づいて、前記金属製ビレットが
所定の固相状態に加熱されたか否かを判定する工程と、 を有することを特徴とする金属製ビレットの加熱状態判
定方法。 - 【請求項2】請求項1記載の加熱状態判定方法におい
て、前記金属製ビレットが所定の固相状態に加熱されて
いないと判定された際、前記金属製ビレットの加熱条件
を変更する工程を有することを特徴とする金属製ビレッ
トの加熱状態判定方法。 - 【請求項3】金属製ビレットを搬送手段を介し加熱手段
に対して搬入および搬出するとともに、前記加熱手段に
より前記金属製ビレットを加熱した後、該金属製ビレッ
トが所定の固相状態に加熱されたか否かを判定する金属
製ビレットの加熱状態判定装置であって、 前記搬送手段に設けられ、該搬送手段で搬送中の前記金
属製ビレットの温度を検出する温度測定手段と、 前記検出された温度に基づいて、前記金属製ビレットが
所定の固相状態に加熱されたか否かを判定する判定手段
と、 を備えることを特徴とする金属製ビレットの加熱状態判
定装置。 - 【請求項4】請求項3記載の加熱状態判定装置におい
て、前記温度測定手段は、前記搬送手段を構成し前記金
属製ビレットを保持するグリップ部材に装着される熱電
対を備えることを特徴とする金属製ビレットの加熱状態
判定装置。 - 【請求項5】請求項4記載の加熱状態判定装置におい
て、前記温度測定手段は、前記熱電対を前記グリップ部
材に対して進退自在に挿入し該熱電対の先端に付着する
付着物を除去する清掃用筒体と、 前記熱電対を前記清掃用筒体内で進退させるためのスプ
リングと、 を備えることを特徴とする金属製ビレットの加熱状態判
定装置。 - 【請求項6】請求項3記載の加熱状態判定装置におい
て、前記搬送手段は、前記グリップ部材に保持されてい
る前記金属製ビレットの重量を検出する重量検出手段を
備えるとともに、 前記判定手段は、加熱前後の前記金属製ビレットの重量
差に基づいて該金属製ビレットが所定の固相状態に加熱
されたか否かを判定する機能を有することを特徴とする
金属製ビレットの加熱状態判定装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9191464A JPH1133697A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 金属製ビレットの加熱状態判定方法および装置 |
| GB9815311A GB2327765B (en) | 1997-07-15 | 1998-07-14 | Method and apparatus for deciding heated state of metal billet |
| US09/115,262 US6008481A (en) | 1997-07-15 | 1998-07-14 | Method and apparatus for deciding heated state of metal billet |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9191464A JPH1133697A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 金属製ビレットの加熱状態判定方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1133697A true JPH1133697A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16275093
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9191464A Pending JPH1133697A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-16 | 金属製ビレットの加熱状態判定方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1133697A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110614290A (zh) * | 2019-10-23 | 2019-12-27 | 江苏亚太轻合金科技股份有限公司 | 一种挤压用铸棒的自动测温挑选装置 |
| KR102087674B1 (ko) * | 2018-12-05 | 2020-03-11 | 한국생산기술연구원 | 열전대가 장착된 수냉식 빌렛 이송 레일부 및 상기 이송 레일을 갖는 빌렛 가열로 |
-
1997
- 1997-07-16 JP JP9191464A patent/JPH1133697A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102087674B1 (ko) * | 2018-12-05 | 2020-03-11 | 한국생산기술연구원 | 열전대가 장착된 수냉식 빌렛 이송 레일부 및 상기 이송 레일을 갖는 빌렛 가열로 |
| CN110614290A (zh) * | 2019-10-23 | 2019-12-27 | 江苏亚太轻合金科技股份有限公司 | 一种挤压用铸棒的自动测温挑选装置 |
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